JP2013516910A - 送信ギャップを使用可能にするためのアプリケーションレイヤ修正 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図4
Description
本出願は、開示の全体が参照により明確に本明細書に組み込まれる、1)Raveendranらの名義で2010年1月5日に出願された米国仮特許出願第61/292,391号、2)Raveendranらの名義で2010年1月26日に出願された米国仮特許出願第61/298,494号、および3)Raveendranらの名義で2010年3月2日に出願された米国仮特許出願第61/309,534号の利益を主張する。
本開示によるアプリケーションレイヤ内の技法によってホワイトスペースデバイスの送信機を目立たずに静穏化するために、様々な技法を採用することができる。たとえば、各フレームが約33msであることを暗示する30フレーム毎秒(fps)の送信ストリームレートが利用されると仮定する。さらに、(たとえば、図1のホワイトスペースセンサ120による)センスのために、各秒内に10msウィンドウが望まれると仮定する。ホワイトスペースデバイスの送信機(たとえば、図1の送信機116)は、そのような10msセンシングウィンドウの間、静穏化されることになる。そのような10msウィンドウが目立たずに送信機を静穏化するために利用可能になることを可能にするように(すなわち、受信HDTVデバイス上で受信および出力するために送信されているマルチメディア情報に対する途絶が低減されるまたは最小となるように)、ホワイトスペースデバイスの送信機からのコンテンツ(たとえば、マルチメディアコンテンツ)のストリーミングを管理するために、アプリケーションレイヤ技法を採用することが望ましくなる。いくつかの実施形態では、送信機を実際に静穏化することなしにセンスが行われる。
図2に示すように、ビデオエンコーダ111は、受信機(たとえば、図1の受信機125)が、トランスポートストリーム200内の標準フレームを少なくとも1つのフレームにわたるものとして認識するように、そのフレームを「ビッグフレーム」として識別する。ビッグフレームが複数のフレームにわたるとき、標準フレームは実際には単一のフレームのみにわたるので、追加のフレーム(または追加のフレームの少なくとも一部分)が、センスすることのために使用され得る時間の「ヌル」ウィンドウとして利用可能である。たとえば、フレームレートが30fpsであると仮定する。各周期中の29番目のフレームが2つのフレーム周期にわたって受信機125によってバッファされ、利用されるように、各周期中の29番目のフレームを(たとえば、それのヘッダ中で)「ビッグフレーム」として宣言することができる。「ビッグフレーム」としてのフレームのそのような指定はMPEG−2によってサポートされる。このようにして、制御モジュール110は、(たとえば、図1のセンサ120による)センスすることを、各秒における30番目のフレームの発生と同期させることができる。「ビッグフレーム」は29番目のフレーム周期中に送信されたので、30番目のフレーム周期において送信は不要であり、すなわち、29番目のフレームからのデータが30番目のフレーム周期中に使用される。このオプションは、多重化に依存しない符号化ソリューションである。
別のアプリケーションレイヤ技法は、一意のプログラムID上のあらかじめ定義された時間間隔で(たとえば、毎秒10msの時間間隔の間)MPEG−2トランスポートストリームの静止画像ピクチャフラグを送信するビデオエンコーダ111を含む。図3に示すように、このプログラム301は、マルチプレクサ150における多重化のために1次プログラム200よりも高い優先度を有するように設定されることになる。静止画像ピクチャフラグを含んでいるこの優先度がより高いプログラム301を1次プログラム200と多重化することによって、修正トランスポートストリーム302は、静止画像が挿入された、示された、または送信済みであると考えられるときに静止画像フラグを含む。制御モジュール110は、静止画像ピクチャフラグで標示されたストリーム302の一部分と同期した送信機116を静穏化する(およびセンスを開始する)ことができる。静止画像ピクチャフラグを使用することによって、タイミングならびにオーディオを無視することができる。この例では、静止画像は実際送られない。そうではなく、静穏化は、静止画像が送られるであろうタイミングと同期される。したがって、この時点で送信しないことは、モニタ上に表示されるコンテンツに影響を及ぼさない。
その開示が参照により本明細書に明確に組み込まれる、同時に出願された、同一出願人による米国特許出願番号第 号[代理人整理番号第100701号]に開示されている例示的な技法など、(たとえば、トランスポートストリームを修正することによって)送信機を静穏化するための様々な技法がトランスポートレイヤにおいて採用され得る。トランスポートストリームは、たとえば、トランスポートストリーム内でいくつかのNULLパケットを一緒に配列するために、様々な方法で修正され得る。たとえば、トランスポートストリーム中でNULLデータパケットを送ることによって(たとえば、10msの)センシングウィンドウが達成され得る。MPEG−2マルチプレクサは、必要とされる帯域幅を埋め合わせるためにヌルパケットを挿入する。これらのNULLパケットの位置は、たとえば10msの連続期間の間、実際のデータが送られないような方法で修正され得る。
Claims (23)
- ホワイトスペースデバイス中の送信機の目立たない静穏化のための方法であって、
時間のヌルウィンドウを生成するために、アプリケーションレイヤから、前記ホワイトスペースデバイスの前記送信機によって送信されるべきトランスポートストリーム中にデータを挿入することと、
前記トランスポートストリームを送信することと
を備える、方法。 - 前記時間のヌルウィンドウの間、前記送信機を静穏化することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記時間のヌルウィンドウの間、センスすることをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - アプリケーションレイヤから、前記トランスポートストリーム中にデータを前記挿入することは、
前記時間のヌルウィンドウを形成するために、静的ビデオおよび固定ピクチャグループ(GOP)構造をもつダミープログラムを前記トランスポートストリームと多重化することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記時間のヌルウィンドウは、各GOP構造の始端において開始する、
請求項4に記載の方法。 - アプリケーションレイヤから、前記トランスポートストリーム中にデータを前記挿入することは、
静止画像ピクチャが示される前記トランスポートストリームの部分に対応するものとして前記時間のヌルウィンドウを形成するために、前記静止画像ピクチャとしてフラグを付けられた一部分を含むプログラムを前記トランスポートストリームと多重化することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記挿入することは、
前記トランスポートストリームのフレーム周期中に存在する標準フレームを、少なくとも1つのフレーム周期にわたるべきビッグフレームとして宣言することをさらに備え、
前記少なくとも1つのフレーム周期の少なくとも一部分が前記時間のヌルウィンドウを形成する、
請求項1に記載の方法。 - 前記トランスポートストリームは、moving pictures experts group(MPEG)−2トランスポートストリーム、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)トランスポートストリーム、およびトランスポート制御プロトコル(TCP)ストリームのうちの1つを備える、
請求項1に記載の方法。 - ホワイトスペースを介してトランスポートストリーム中でマルチメディアデータを送信するように構成された送信機と、
時間のヌルウィンドウを生成するために、前記トランスポートストリーム中にデータを挿入するように構成されたアプリケーションレイヤエンコーダと、
前記時間のヌルウィンドウの間、前記ホワイトスペース中の信号をセンスするように構成されたホワイトスペースセンサと
を備える、ホワイトスペースデバイス。 - 静的ビデオおよび固定ピクチャグループ(GOP)構造をもつダミープログラムを前記トランスポートストリームと多重化するように構成されたマルチプレクサをさらに備える、
請求項9に記載のデバイス。 - 静止画像ピクチャが示される前記トランスポートストリームの部分に対応するものとして前記時間のヌルウィンドウを形成するために、前記トランスポートストリームを、前記静止画像ピクチャとしてフラグを付けられた一部分を含むプログラムと多重化するように構成されたマルチプレクサをさらに備える、
請求項9に記載のデバイス。 - 前記アプリケーションレイヤエンコーダは、前記トランスポートストリームのフレーム周期中に存在する標準フレームを、少なくとも1つのフレーム周期にわたるべきビッグフレームとして宣言するように構成され、前記少なくとも1つのフレーム周期の少なくとも一部分が前記時間のヌルウィンドウを形成する、
請求項9に記載のデバイス。 - 前記トランスポートストリームは、moving pictures experts group(MPEG)−2トランスポートストリームを備える、
請求項9に記載のデバイス。 - 前記トランスポートストリームがリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)トランスポートストリームを備える、
請求項9に記載のデバイス。 - 前記トランスポートストリームがトランスポート制御プロトコル(TCP)ストリームを備える、
請求項9に記載のデバイス。 - 時間のヌルウィンドウを生成するために、アプリケーションレイヤからトランスポートストリーム中にデータを挿入するための手段と、
ホワイトスペースを介して前記トランスポートストリームを送信するための手段と、
前記時間のヌルウィンドウの間、前記送信するための手段を静穏化するための手段と
を備える、ホワイトスペースシステム。 - アプリケーションレイヤから前記トランスポートストリーム中にデータを挿入するための前記手段は、
前記時間のヌルウィンドウを形成するために、静的ビデオおよび固定ピクチャグループ(GOP)構造をもつダミープログラムを前記トランスポートストリームと多重化するための手段をさらに備える、
請求項16に記載のシステム。 - アプリケーションレイヤから前記トランスポートストリーム中にデータを挿入するための前記手段は、
静止画像ピクチャが示される前記トランスポートストリームの部分に対応するものとして前記時間のヌルウィンドウを形成するために、前記トランスポートストリームを、前記静止画像ピクチャとしてフラグを付けられた一部分を含むプログラムと多重化するための手段をさらに備える、
請求項16に記載のシステム。 - アプリケーションレイヤから前記トランスポートストリーム中にデータを挿入するための前記手段は、
前記トランスポートストリームのフレーム周期中に存在する標準フレームを、少なくとも1つのフレームにわたるべきビッグフレームとして宣言するための手段をさらに備え、
前記少なくとも1つのフレームの少なくとも一部分は、前記時間のヌルウィンドウを形成する、
請求項16に記載のシステム。 - ホワイトスペースデバイスの送信機の目立たない静穏化のためのプログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードは、
時間のヌルウィンドウを生成するために、アプリケーションレイヤからトランスポートストリーム中にデータを挿入するためのプログラムコードと、
ホワイトスペースを介して前記トランスポートストリームを送信するためのプログラムコードと、
前記時間のヌルウィンドウの間、前記ホワイトスペース中の既存の信号をセンスするためのプログラムコードと
を備える、コンピュータ可読媒体。 - 前記時間のヌルウィンドウを形成するために、静的ビデオおよび固定ピクチャグループ(GOP)構造をもつダミープログラムを前記トランスポートストリームと多重化するためのコードをさらに備える、
請求項20に記載の媒体。 - 静止画像ピクチャが示される前記トランスポートストリームの部分に対応するものとして前記時間のヌルウィンドウを形成するために、前記静止画像ピクチャとしてフラグを付けられた一部分を含むプログラムを前記トランスポートストリームと多重化するためのコードをさらに備える、
請求項20に記載の媒体。 - 前記トランスポートストリームのフレーム周期中に存在する標準フレームを、少なくとも1つのフレームにわたるべきビッグフレームとして宣言するためのコードをさらに備え、前記少なくとも1つのフレームの少なくとも一部分は、前記時間のヌルウィンドウを形成する、
請求項20に記載の媒体。
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US61/309,534 | 2010-03-02 | ||
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