JP2013516122A - セル間干渉制御を実現する基地局及びセル間干渉制御方法 - Google Patents

セル間干渉制御を実現する基地局及びセル間干渉制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】セル間干渉レベルを効率的に低減させ、理想的な均衡状態でセル間干渉レベルを調整し、基地局のサービス能力を向上させる。
【解決手段】本発明は、セル間干渉制御方法を開示する。セル内のユーザを、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに分類する。セル端ユーザと、セル中心ユーザに対して、周波数リソースを割り当てる。セル間干渉に応じて、本セル内の周波数リソースの干渉レベルを取得する。隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向を記録する。本セル内の周波数リソースの干渉レベルと、隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、セル間干渉を調整する。本発明は、セル間干渉制御を実現する基地局を更に開示する。
【選択図】図1

Description

本発明は無線通信分野に関し、特に、セル間干渉制御を実現する基地局及びセル間干渉制御方法に関する。
直交波周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)は、次世代無線通信技術の到達点として、無線通信システムにおいてますます優勢となり、複数の規格に採用されている。OFDMシステムの主な技術的特長は、以下の点にある。すなわち、OFDMシステムは、スペクトル効率が高く、帯域幅の拡張性に優れ、マルチパスフェージングに対する抵抗力が強く、スペクトル資源を柔軟に割り当てることができ、空間ダイバーシティ技術(例えば、多入力多出力(MIMO:Multiple−Input Multiple−Output)技術)を実現することができる。
OFDMシステムは、従来の無線セルラーネットワークと同様に、周波数多重化因子(frequency multiplexing factor)を低減することで、周波数スペクトルの利用率を高めている。OFDMシステムでは、セル内干渉は完全に排除される。しかし、共通周波数干渉ソースが近くに位置するにつれて、周波数多重化因子が減少し、これにより、セル間干渉(Inter−Cell Interference)が増加する。
本発明の目的は、OFDMシステム中のセル間干渉レベルを正確かつ適時に低減させ、システムのサービス能力を向上させることが可能な、セル間干渉制御を実現する基地局及びセル間干渉制御方法を提供することにある。
本発明に係るセル間干渉制御方法は、
セル内のユーザを、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに分類し、
セル端ユーザと、セル中心ユーザとに対して、周波数リソースを割り当て、
セル間干渉に応じて、本セル内の周波数リソースの干渉レベルを取得し、
隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向を記録し、
前記本セル内の周波数リソースの干渉レベルと、隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、セル間干渉を調整する。
好ましくは、セル内のユーザを、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに分類し、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに対して、周波数リソースを割り当てるステップは、
セル内の周波数リソースを、複数のリソースサブセットに分類し、
1つのリソースサブセットを、各セル端ユーザに割り当て、
残りのリソースサブセットを、セル中心ユーザに割り当て、
前記リソースサブセットの数は、セル中のセクタ数以上である。
好ましくは、前記セル間干渉を調整するステップは、
セル負荷値を算出し、
セル負荷値と予め設定されたセル負荷閾値を比較し、
セル負荷値が予め設定されたセル負荷閾値以下である場合、本セル内のリソースサブセットを調整し、
セル負荷値が予め設定されたセル負荷閾値より大きい場合、本セル内のリソースサブセットを調整し、セル内のユーザに対応するリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整する。
好ましくは、前記セル負荷値が予め設定されたセル負荷閾値以下である場合、本セル内のリソースサブセットを調整するステップは、
ユーザに割り当てられたリソースサブセットの干渉レベルが、前記リソースサブセットの予め設定された干渉レベル閾値より大きい場合、前記予め設定された干渉レベル閾値より小さい干渉レベルのリソースサブセットを、前記予め設定された干渉レベル閾値より大きい干渉レベルのリソースサブセットに対応するユーザに割り当てる。
好ましくは、前記セル負荷値が予め設定されたセル負荷閾値より大きい場合、本セル内のリソースサブセットを調整し、セル内のユーザに対応するリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整するステップは、
ユーザに割り当てられたリソースサブセットの干渉レベルが、前記リソースサブセットの予め設定された干渉レベル閾値より大きい場合、前記予め設定された干渉レベル閾値より小さい干渉レベルのリソースサブセットを、前記予め設定された干渉レベル閾値より大きい干渉レベルのリソースサブセットに対応するユーザに割り当て、
隣接セル内のセル中心ユーザから本セルに対する干渉の変化動向と、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットとセル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を調整する。
本発明に係るセル間干渉制御を実現する基地局は、
セル内のユーザを、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに分類するユーザタイプ分類モジュールと、
前記セル端ユーザと、セル中心ユーザに対して、周波数リソースを割り当て、セル間干渉に応じて、本セル内の周波数リソースの干渉レベルを取得し、隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向を記録する干渉レベル処理モジュールと、
前記本セル内の周波数リソースの干渉レベルに応じて、本セル内の周波数リソースを調整するリソース制御モジュールと、
隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向に応じて、本セル内のユーザのリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整するパワー制御モジュールとを含む。
好ましくは、前記干渉レベル処理モジュールは、
セル内の周波数リソースを、複数のリソースサブセットに分類し、
1つのリソースサブセットを、各セル端ユーザに割り当て、
残りのリソースサブセットを、セル中心ユーザに割り当て、
前記リソースサブセットの数は、セル中のセクタ数以上である。
好ましくは、前記干渉レベル処理モジュールは、さらに、
リソースサブセットの干渉レベル閾値を予め設定し、
リソースサブセットの干渉レベルと、前記干渉レベル閾値とを比較する。
好ましくは、前記リソース制御モジュールは、さらに、
予め設定された干渉レベル閾値より小さい干渉レベルのリソースサブセットを、予め設定された干渉レベル閾値より大きい干渉レベルのリソースサブセットに対応するユーザに割り当てる。
好ましくは、前記基地局は、セル負荷閾値を予め設定し、セル負荷値と、前記セル負荷閾値とを比較する負荷算出モジュールを更に含む。
好ましくは、前記パワー制御モジュールは、さらに、
セル負荷値がセル負荷閾値より大きい場合、隣接セル内のセル中心ユーザから本セルに対する干渉の変化動向と、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、前記本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットとセル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を調整する。
本発明に係るセル間干渉制御を実現する基地局及びセル間干渉制御方法によれば、リソース制御モジュールは、セル内のユーザに、低い干渉レベルのリソースサブセットを割り当てる。パワー制御モジュールは、隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向に応じて、本セル内のユーザのリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整する。これにより、セル間干渉レベルを効率的に低減させ、セル間干渉レベルを理想的な均衡状態に調整し、基地局のサービス能力を向上させる。
本発明に係るセル間干渉制御を実現する基地局の構造を示す図である。 本発明に係る基地局における干渉レベル処理モジュールの構造を示す図である。 本発明に係るセルユーザタイプ分類と、周波数リソース割り当てとを示す図である。 本発明に係るセル中の周波数リソース分類方式を示す図である。 本発明に係るセル間干渉制御方法のフローチャートである。 本発明に係るセルのリソースサブセット調整方法のフローチャートである。 本発明に係るセルのリソースサブセットのパワー調整方法のフローチャートである。 本発明に係るセルのアップリンクパワー制御方法のフローチャートである。 本発明に係るロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムにおけるアップリンク準静的干渉調整方法のフローチャートである。 本発明に係るLTEシステムにおけるダウンリンク準静的干渉調整方法のフローチャートである。
以下、図面と具体的な実施形態を合わせて本発明を更に詳しく説明する。
本発明は、セル間干渉レベルを効率的に低減させ、セル間干渉レベルを理想的な均衡状態に調整することを目的とする。この目的を達成するため、本発明に係る基地局は、リソース制御モジュールと、パワー制御モジュールとを付加的に有する。リソース制御モジュールは、セル内のユーザに割り当てられた周波数リソースを調整する。パワー制御モジュールは、セル内のユーザのリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整する。
本発明の実施形態によれば、セル間干渉制御を実現可能な基地局が開示される。図1に示すように、具体的に、セル間干渉制御を実現可能な基地局は、ユーザタイプ分類モジュール10、干渉レベル処理モジュール20、負荷算出モジュール30、リソース制御モジュール40及びパワー制御モジュール50を含む。
ユーザタイプ分類モジュール10は、セル内のユーザタイプを分類し、これにより、各セル内のユーザを、セル端ユーザとセル中心ユーザとに分類する。セル内において、セル端ユーザが位置する領域をセル端領域と称し、セル中心ユーザが位置する領域をセル中心領域と称する。図3に示すように、各セルには3つのセクタが含まれる。各セクタは、図中、大きい六角形で示される。各セクタ中のハッチング部分aはセル端領域であり、中心の小さい六角形領域bは、セル中心領域である。
干渉レベル処理モジュール20は、各セル内の全周波数リソースを、複数のリソースサブセットに分類する。干渉レベル処理モジュール20は、各セクタ内の各セル端ユーザに、1つのリソースサブセットを割り当てる。干渉レベル処理モジュール20は、セル内のセル中心ユーザに、残りのリソースサブセットを割り当てる。図3に示すように、セル中心ユーザは、セル端ユーザに割り当てられたリソースサブセットを、借リソース(borrowed resource)として使用することができる(図4参照)。
干渉レベル処理モジュール20は、さらに、セル間干渉に応じて、セル間干渉に対応する、セル内のリソースサブセットの干渉レベルを取得する。
図2に示すように、干渉レベル処理モジュール20は、干渉レベル受信サブモジュール21、干渉レベル生成サブモジュール22及び干渉レベル比較サブモジュール23を含む。
干渉レベル受信サブモジュール21は、隣接セルからの干渉レベル情報を受信し、受信した干渉レベル情報に応じて、対応するリソースサブセットを検出する。干渉レベル受信サブモジュール21は、検出したリソースサブセットの干渉レベルを取得し、取得した干渉レベルを干渉レベル比較サブモジュール23に送信する。干渉レベルは、干渉レベル値NILと、干渉レベル値SILとを含む。干渉レベル値NILは、隣接セルから本セルに対する干渉に対応する、リソースサブセットの干渉レベル値である。干渉レベル値SILは、本セルから隣接セルに対する干渉に対応する、リソースサブセットの干渉レベル値である。
干渉レベル生成サブモジュール22は、本セルから隣接セルに対する干渉に応じて、対応するリソースサブセットを検出し、リソースサブセットの干渉レベル値SILを取得する。干渉レベル生成サブモジュール22は、隣接セルから本セルに対する干渉に応じて、対応するリソースサブセットを検出し、リソースサブセットの干渉レベル値NILを取得する。干渉レベル生成サブモジュール22は、SIL及びNILを、干渉レベル比較サブモジュール23に送信する。
干渉レベル比較サブモジュール23は、干渉レベル閾値SIL_thdと、干渉レベル閾値NIL_thdとを予め設定する。干渉レベル閾値SIL_thdは、本セルから隣接セルに対する干渉に対応する、リソースサブセットの干渉レベル閾値である。干渉レベル閾値NIL_thdは、隣接セルから本セルに対する干渉に対応する、リソースサブセットの干渉レベル閾値である。干渉レベル比較サブモジュール23は、現在のSIL情報とSIL_thdとを比較し、現在のNIL情報とNIL_thdを比較し、比較結果を生成する。
干渉レベル処理モジュール20は、リソース制御モジュール40に、比較結果をフィードバックする。
干渉レベル処理モジュール20は、更に、隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の変化動向を記録する。干渉レベル処理モジュール20は、更に、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の変化動向を記録する。干渉レベル処理モジュール20は、パワー制御モジュール50に、記録結果をフィードバックする。
負荷算出モジュール30は、セル負荷閾値を予め設定し、セル負荷値を算出し、セル負荷値とセル負荷閾値とを比較し、比較結果をパワー制御モジュール50に送信する。
パワー制御モジュール50は、隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の変化動向と、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間の、パワー上限値の差を調整する。セル負荷値がセル負荷閾値より大きい場合、パワー制御モジュール50は、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間の、パワー上限値の差を調整する。セル負荷値がセル負荷閾値以下である場合、パワー制御モジュール50は、上記パワー上限値の差を調整する必要はなく、本セル内の各ユーザに割り当てられたリソースサブセットのみを調整する。パワー制御モジュール50は、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、以下の8つの手法(1)〜(8)で調整する。
(1)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度より速いとする。この場合、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ増加させる。
(2)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度より遅いとする。この場合、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ減少させる。
(3)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度と一致するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、変更しない。
(4)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度より速いとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ減少させる。
(5)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度より遅いとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ増加させる。
(6)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度と一致するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、変更しない。
(7)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の速度が増加し、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の速度が減少するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ増加させる。
(8)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の速度が減少し、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の速度が増加するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ減少させる。
リソース制御モジュール40は、セル内のリソースサブセットの干渉レベルと、予め設定された干渉レベル閾値との比較結果に応じて、セル内のユーザに割り当てたリソースサブセットを調整する。リソース制御モジュール40は、予め設定された干渉レベル閾値より小さい干渉レベルのリソースサブセットを、予め設定された干渉レベル閾値より大きい干渉レベルのリソースサブセットに対応するユーザに、割り当てる。
セル間干渉を低下させるため、本発明に係る方法は、セル内のユーザが使用するリソースサブセットを調整し、セルのリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整する。図5に示すように、具体的には、この方法は以下のステップを含む。
ステップS1では、セル内のユーザタイプを分類する。
ここで、ユーザタイプは、セル端ユーザとセル中心ユーザとを含む。セル端ユーザが位置するエリアを、セル端領域OCと称する。セル中心ユーザが位置するエリアを、セル中心領域ICと称する。
ステップS2では、セル内の周波数リソースをN個のリソースサブセットに分類する。セル内のユーザに、対応するリソースサブセットを割り当てる。
ここで、セル内のセクタ数は、Mであり、N≧Mである。N個のリソースサブセットのフォーマットは、{Subset1,Subset2,RBSet3,…,RBSetN}であり、複数のリソースサブセットは、互いに重複しない。リソースサブセット数Nは、柔軟に設定可能である。N個のサブバンドセットから、M個のリソースサブセットを、セル中のM個のセクタ中のセル端ユーザの、専用周波数リソースFR_edgeとして選択する。一方、残りのN−M個のリソースサブセットを、セル中の全てのセル中心ユーザの、専用周波数リソースFR_centerとする。本セルに隣接する隣接セル中のセル端専用リソースは、本セルの借リソースFR_borrowとすることができる。セル端ユーザ(CEU:Cell−Edge User)は、セルのセル端専用リソースFR_edgeのみを使用できる。一方、セル中心ユーザ(CCU:Cell−Center User)は、セル端ユーザCEUが占有するリソース以外の全てのリソース(すなわち、セルのセル中心専用リソースFR_center、セルのセル端専用リソースFR_edge、セルの借リソースFR_borrowを含む)を使用できる。各セルのセル中心専用リソースFR_centerは、ゼロであってもよい。即ち、セル内のセル中心ユーザは、全て借リソースを使用しても良い。
ステップS3では、アップリンクチャネル品質情報と、ダウンリンクチャネル品質情報とを取得する。
ここで、端末は、ダウンリンクチャネル品質(DCQ:Downlink Channel Quality)を測定し、当該ダウンリンクチャネル品質を報告する。基地局は、アップリンクチャネル品質(∪CQ:Uplink Channel Quality)を測定する。ここで、ダウンリンクチャネル品質は、搬送波レベル対干渉・雑音比(CINR:Carrier to Interference plus Noise Ratio)、信号対干渉・雑音比(SINR:Signal to Interference plus Noise Ratio)、信号対干渉比(SIR:Signal to Interference Ratio)及び信号対雑音比(SNR:Signal Noise Ratio)等を含む。アップリンクチャネル品質は、SINR、CINR、SIR及びSNRを含む。
ステップS4では、セル負荷閾値LSI_thdを予め設定する。セル負荷値LSI_newを算出する。LSI_newがLSI_thdより大きいかを判断する。
LSI_new>LSI_thdの場合、セル負荷値LSI_newが高いことを示す。この場合、セル内のユーザに割り当てられたリソースサブセットを調整する必要がある。また、このリソースサブセットを使用するセル内のユーザ間のパワー上限値の差を調整する必要がある。即ち、ステップS51に進み、セル内のユーザに割り当てられたリソースサブセットを調整する。同時に、ステップS52に進み、このリソースサブセットを使用するセル内のセル中心ユーザとセル端ユーザとの間のパワー上限値の差を調整する。
LSI_new≦LSI_thdの場合、セル負荷値LSI_newが低いことを示す。この場合、セル内のユーザに割り当てられたリソースサブセットのみを調整すればよい。即ち、直接ステップS51に進み、セル内のユーザに割り当てられたリソースサブセットを調整すればよい。
ステップS51では、セル内のユーザに割り当てられたリソースサブセットを調整する。図6に示すように、当該ステップは、以下のステップを更に含む。
ステップS511では、リソースサブセットの干渉レベル閾値NIL_thd、SIL_thdを予め設定する。
ここで、NIL_thdは、隣接セルから本セルに対する干渉に対応するリソースサブセットの干渉レベル閾値を示す。SIL_thdは、本セルから隣接セルに対する干渉に対応するリソースサブセットの干渉レベル閾値を示す。
ステップS512では、隣接セルから本セルに対する干渉を検出する。検出した干渉に応じて、対応するリソースサブセットの干渉レベルNIL_newを取得する。
ステップS513では、本セルから隣接セルに対する干渉の情報を受信する。受信した干渉情報に応じて、対応するリソースサブセットの干渉レベルSIL_newを取得する。
ステップS514では、NIL_newとNIL_thdとを比較する。SIL_newとSIL_thdとを比較する。比較結果に応じて、セル内のユーザに割り当てたリソースサブセットを調整する。
NIL_new>NIL_thdの場合、隣接セルから本セルに対する干渉に対応するリソースサブセットの干渉レベルが高いことを示す。
NIL_new≦NIL_thdの場合、隣接セルから本セルに対する干渉に対応するリソースサブセットの干渉レベルが低いことを示す。
SIL_new>SIL_thdの場合、本セルから隣接セルに対する干渉に対応するリソースサブセットの干渉レベルが高いことを示す。
SIL_new≦SIL_thdの場合、本セルから隣接セルに対する干渉に対応するリソースサブセットの干渉レベルが低いことを示す。
サービスを開始するとき、セル中心ユーザに対応するリソースサブセットの干渉レベルが低い場合、セル中心ユーザは、セル中心ユーザ自身に割り当てられたリソースサブセットを呼び出す。あるいは、セル中心ユーザ自身に割り当てられたリソースサブセットの干渉レベルが高い場合、セル中心ユーザは、セル内のセル端ユーザ専用リソースサブセットを呼び出す。あるいは、セル内のセル端専用リソースサブセットの干渉レベルが高い場合、セル中心ユーザは、隣接セルのセル端専用リソースサブセットである、借リソースサブセットを呼び出す。
セル端ユーザに対応するリソースサブセットの干渉レベルが、予め設定された干渉レベル閾値より大きい場合、セル内におけるセル中心ユーザと、セル端ユーザとの割合を再調整する。あるいは、セル中心ユーザとセル端ユーザとに、リソースサブセットを再度割り当てる。すなわち、干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より小さいリソースサブセットを、セル端ユーザに割り当てる。干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より大きいリソースサブセットを、セル中心ユーザに割り当てる。これによって、セル中心ユーザは、干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より小さい他のサブセットを呼び出すことができる。一方、セル端ユーザは、セル端ユーザ自身のセル端専用リソースサブセットを呼び出すことしかできない。
ステップS52では、セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を調整する。図7に示すように、当該ステップは、以下のステップを更に含む。
ステップS521では、ユーザタイプに応じてユーザに割り当てられたリソースサブセットに対して、パワー割り当てを行う。すなわち、セル中心ユーザに割り当てられたリソースサブセットに、相対的に低いパワー上限値の送信パワーを割り当てる。セル端ユーザに割り当てられたリソースサブセットに、相対的に高いパワー上限値の送信パワーを割り当てる。
ステップS522では、セル内のセル中心ユーザとセル端ユーザに割り当てられたリソースサブセットのパワー上限値を測定する。
ステップS523では、ダウンリンクの伝送品質情報(TQI:Transmission Quality Information)を取得する。ダウンリンクチャネル品質(DCQ)に応じて、ダウンリンク変調・符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)をマッピングして生成する。セル内のセル端ユーザとセル中心ユーザとのTQI又はMCS変化動向を記録する。これに応じて、セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を調整する。
ここで、ダウンリンク伝送品質情報は、ブロック誤り率(BLER:Block Error Ratio)、パケット誤り率(PER:Packet Error Ratio)、ビット誤り率(BER:Bit Error Ratio)等の情報を含む。
外部調整された結果、セル端ユーザのTQIが下降し続けるか、セル端ユーザのMCSが上昇し続けるとする。この場合、隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉のレベルが減少したことを示す。
外部調整された結果、セル端ユーザのTQIが上昇し続けるか、セル端ユーザのMCSが下降し続けるとする。この場合、隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉のレベルが増加したことを示す。
外部調整された結果、セル中心ユーザのTQIが下降し続けるか、セル中心ユーザのMCSが上昇し続けるとする。この場合、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉のレベルが減少したことを示す。
外部調整された結果、セル中心ユーザのTQIが上昇し続けるか、セル中心ユーザのMCSが下降し続けるとする。この場合、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉のレベルが増加したことを示す。
上記のように、セル内のセル端ユーザとセル中心ユーザとのTQI又はMCSの変化に応じて、セル内の周波数リソースを使用するユーザ間のパワー上限値の差を調整する。この調整ステップは、具体的には、以下のステップ(1)〜(8)を含む。
(1)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度より速いとする。この場合、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ増加させる。
(2)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度より遅いとする。この場合、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ減少させる。
(3)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度と一致するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、変更しない。
(4)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度より速いとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ減少させる。
(5)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度より遅いとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ増加させる。
(6)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度と一致するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、変更しない。
(7)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の速度が増加し、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の速度が減少するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ増加させる。
(8)隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の速度が減少し、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の速度が増加するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ減少させる。
ここで、セル内におけるセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差は、相対的に遅い速度で調整される。
セル間干渉レベルをさらに制御するため、本発明に係るセル間干渉制御方法によれば、セル内のリソースサブセットを使用するユーザ間のパワー上限値の差を調整しつつ、セルのアップリンクパワーを制御する。図8に示すように、アップリンクパワーの制御は、以下のステップを含む。
ステップJ1では、セル内のユーザに対応するリソースサブセットの送信パワー閾値を設定する。ユーザの送信パワーが送信パワー閾値より小さくなるように制御する。
ここで、セル内のセル端ユーザの送信パワー上限値は、セル内のセル中心ユーザの送信パワー上限値より小さい。
ステップJ2では、セル間干渉レベルに応じて、セル内のリソースサブセットの干渉レベルを取得する。リソースサブセットの干渉レベルに応じて、セル中心ユーザとセル端ユーザとに対応するリソースサブセットの送信パワー閾値を調整する。
ステップJ3では、ユーザに割り当てられたパワーに対して権限を付与する。
ここで、複数のリソースサブセットの送信パワーの合計は、ユーザが送信可能な総パワーの上限値以下である。
本発明の実施形態によれば、LTEシステムにおいてダウンリンク準静的(semi−static)干渉を調整する方法は、以下の4つのプロセスを含む。第1に、セル内の複数のユーザを分類する。第2に、セルの周波数リソースを分類する。第3に、セル間干渉レベルに基づき、ユーザに割り当てられたリソースサブセットを調整する。第4に、セル間干渉レベルに基づき、リソースサブセット間のパワー上限値の差を調整する。図9に示すように、この方法は、具体的には以下のステップを含む。
ステップK1では、ユーザがネットワークにアクセスし、初期パラメータを構成する。
ステップK2では、ユーザUEから報告されたサービスセル(serving cell)の基準信号受信パワー(RSRP:Reference Signal Received Power)と、ユーザUEから報告された隣接セル(neighboring cell)のRSRPとに応じて、ユーザUEタイプを分類する。
ユーザUEのタイプは、セル中心ユーザCCUと、セル端ユーザCEUとを含む。RSRPに応じてユーザUEタイプを分類する方法は、以下の2種類がある。
第1のユーザUEタイプ分類方法によれば、RSRPserving-RSRPneighbor<Threshold1が成立する場合、当該ユーザUEは、セル端ユーザCEUである。成立しない場合、当該ユーザUEは、セル中心ユーザCCUである。
第2のユーザUEタイプ分類方法によれば、数1が成立する場合、当該ユーザUEは、セル端ユーザCEUである。成立しない場合、当該ユーザUEは、セル中心ユーザCCUである。
Figure 2013516122
ここで、ユーザUEタイプの分類は、ユーザUEからサービスセルまでの伝送路とユーザUEから隣接セルまでの伝搬路との間の損失の差と、ユーザUEのチャネル品質情報とに応じて行われてもよい。
ステップK3では、セル中心ユーザ及びセル端ユーザに、周波数リソースを割り当てる。
本ステップでは、図4に示す方式で、セル中心ユーザ及びセル端ユーザに対して周波数リソースが割り当てられる。図4に示すように、例えば、3つのセクタが存在する。周波数リソースを、4つのリソースサブセットに分類する。そのうち、3つのリソースサブセットは、それぞれ、3つのセクタのセル端ユーザの専用リソースサブセットとして割り当てられる。残りの1つのリソースサブセットは、セル内のセル中心ユーザの専用リソースサブセットとして割り当てられる。セル内のセル中心ユーザは、セル内のセル端ユーザに占有されていない、セル端ユーザ専用リソースサブセットを、借りることができる。さらに、セル内のセル中心ユーザは、隣接セルの、全てのセル端ユーザ専用リソースサブセットを、借りることができる。即ち、セル端ユーザ専用リソースサブセットを、借リソースサブセットとして、セル中心ユーザに提供可能である。
ステップK4では、隣接セルのリストをメンテナンスする。N個の隣接セルから、X2インターフェースを介して、ダウンリンク相対ナローバンド伝送パワー(RNTP:Relative Narrow Transmission Power)情報を受信する。隣接セルのダウンリンクRNTP情報に応じて、隣接セルから本セルのリソースサブセットに対する干渉レベルを取得する。
隣接セルのダウンリンク相対ナローバンド伝送パワー(RNTP:Relative Narrow Transmission Power)のフォーマットは、{RNTP,RNTP,RNTP,…,RNTPn3}である。
ステップK5では、セルの現在のダウンリンクスケジューリング及びパワー割り当て情報を集計する。集計されたセルのダウンリンクスケジューリング及びパワー割り当て情報に応じて、ダウンリンクRNTP情報を生成する。生成したダウンリンクRNTP情報を、隣接セルに送信する。
ステップK6では、各リソースサブセットリソースブロック(Resource Block:RB)のRNTP情報を集計する。隣接セルから受信したRNTP情報を処理する。これにより、本セルが使用可能なRNTPを抽出する。本セルのリソースサブセットRBの干渉レベルを取得する。
ステップK7では、セル負荷閾値を予め設定する。セル負荷値を算出する。セル負荷値とセル負荷閾値とを比較し、セル負荷値がセル負荷閾値より大きいかどうかを判断する。セル負荷値がセル負荷閾値より大きい場合、ステップK81とステップK82とに同時に進む。それ以外の場合、ステップK82に直接進む。
ステップK81では、ユーザUEからフィードバックされた肯定確認情報(ACK)/否定確認情報(NACK)に応じて、ダウンリンクのBLER情報を取得する。ユーザUEから報告されたDCQ情報に応じて、ダウンリンクMCSをマッピングする。セル内のセル端ユーザ及びセル中心ユーザのMCS変化動向を集計する。当該MCSの変化動向に応じて、セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を調整する。そして、ステップK9に進む。
ここで、BLERは、BLER≦10%に維持する必要がある。セル内のセル端ユーザのMCSが上昇し続ける場合、隣接セル内のセル中心ユーザから本セルに対する干渉レベルが減少していることを示す。
本ステップK81は、以下のステップを更に含む。
セル内のセル端ユーザのMCSが下降し続ける場合、隣接セル内のセル中心ユーザから本セルに対する干渉レベルが増加していることを示す。
セル内のセル中心ユーザのMCSが上昇し続ける場合、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉レベルが減少していることを示す。
セル内のセル中心ユーザのMCSが下降し続ける場合、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉レベルが増加していることを示す。
隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度より速いとする。この場合、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ増加させる。
隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度より遅いとする。この場合、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ減少させる。
隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の増加速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の増加速度と一致するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、変更しない。
隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度より速いとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ減少させる。
隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セルのセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度より遅いとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、少しずつ増加させる。
隣接セルのセル中心ユーザから本セルに対する干渉の減少速度が、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉の減少速度と一致するとする。この場合、本セルのセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を、変更しない。
ここで、セル内におけるセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差は、相対的に遅い速度で調整される。
ステップK82では、セル内の各リソースサブセットRB上の干渉レベルと、セル内のセル端ユーザとセル中心ユーザとの実際の割合と、セル端領域が利用可能なリソースサブセット及びセル中心領域が利用可能なリソースサブセットとに応じて、セル内のセル中心ユーザとセル端ユーザとの割合を調整する。
即ち、高い干渉レベルのリソースサブセットを、セル内のセル中心ユーザに割り当てる。低い干渉レベルのリソースサブセットを、セル内のセル端ユーザに割り当てる。
あるいは、上記情報に応じて、セル内のセル中心ユーザに用いられるリソースサブセットと、セル端ユーザに用いられるリソースサブセットの割合を調整する。干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より大きいリソースサブセットを、セル中心ユーザ専用リソースサブセットとして設定する。干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より小さいリソースサブセットを、セル端ユーザの専用リソースとして設定する。その後、ステップK9に進む。
ここで、基地局によるセルのリソースサブセットの調整速度は、セルのパワー調整速度より速い。
ステップK9では、本セルが使用可能な、隣接セルからのRNTP情報に応じて、本セル内のユーザのスケジューリングと、時間周波数リソース割り当てとを行う。
ここで、セル端ユーザCEUは、セル端領域OCのリソースサブセットを優先的に呼び出す。一方、セル中心ユーザCCUは、セル中心領域ICのリソースサブセットを優先的に使用する。セル中心領域ICに、対応するリソースサブセットが無い場合、セル中心ユーザは、セル内のセル端ユーザのリソースサブセットを呼び出す。セル内のセル端ユーザが利用可能なリソースサブセットが無い場合、セル負荷許容範囲内で、借リソースサブセットを呼び出す。即ち、セル端ユーザCEUは、OCRB中のリソースサブセットを優先的に呼び出し、その後、数2中のリソースサブセットを呼び出す。セル中心ユーザCCUは、ICRB中のリソースサブセットを優先的に呼び出し、その後、OCRB中のリソースサブセットを呼び出し、最後に、BCRB中のリソースサブセットを呼び出す。
Figure 2013516122
OCRBは、セル端ユーザの周波数リソースサブセットRBの集合を示す。
BCRBは、セル中心ユーザが借りることができる周波数リソースサブセットRBの集合を示す。
ICRBは、セル中心ユーザの周波数リソースサブセットRBの集合を示す。
数3は、ソースセル(cellId)がセルに送信した、RNTPにおける対応するBITが「1」であるRBリソースブロックの集合を示す。
Figure 2013516122
{cellIDu}は、UEの隣接セルのcellIdの集合である。
Figure 2013516122
セル端ユーザCEUストラテジーを、数5に示す。総数≦数5中の要素の数である。
Figure 2013516122
セル中心ユーザCCUストラテジーは、ICRB→OCRB→BCRBである。
セル端ユーザCEUストラテジーを、数6に示す。
Figure 2013516122
本発明の実施形態によれば、LTEシステムにおいてダウンリンク準静的(semi−static)干渉を調整する方法は、以下の4つのプロセスを含む。第1に、セル内の複数のユーザを分類する。第2に、セルの周波数リソースを分類する。第3に、セル間干渉レベルに基づき、ユーザに割り当てられたリソースサブセットを調整する。第4に、セル間干渉レベルに基づき、リソースサブセット間のパワー上限値の差を調整する。図10に示すように、この方法は、具体的には以下のステップを含む。
ステップL1では、ユーザがネットワークにアクセスし、初期パラメータを構成する。
ステップL2では、ユーザUEから報告されたサービスセルのRSRPと、隣接セルのRSRPとに応じて、ユーザUEタイプを分類する。
ここで、前記ユーザUEタイプは、セル中心ユーザとセル端ユーザを含む。
RSRPに応じてユーザUEタイプを分類する方法は、以下の2種類がある。
a:RSRPserving-RSRPneighbor<Threshold1が成立する場合、当該ユーザUEは、セル端ユーザCEUである。成立しない場合、当該ユーザUEは、セル中心ユーザCCUである。
b:数7が成立する場合、当該ユーザUEは、セル端ユーザCEUである。成立しない場合、当該ユーザUEは、セル中心ユーザCCUである。
Figure 2013516122
また、基地局は、ユーザUEからサービスセルまでの伝送路とユーザUEから隣接セルまでの伝搬路との間の損失の差と、ユーザUEのチャネル品質情報とに応じて、ユーザUEのタイプを分類することも可能である。
ステップL3では、セル中心ユーザ及びセル端ユーザに、リソースサブセットを割り当てる。
本ステップでは、図4に示す方式で、セル中心ユーザ及びセル端ユーザに対して周波数リソースが割り当てられる。図4に示すように、例えば、3つのセクタが存在する。周波数リソースを、4つのリソースサブセットに分類する。そのうち、3つのリソースサブセットは、それぞれ、3つのセクタのセル端ユーザの専用リソースサブセットとして割り当てられる。残りの1つのリソースサブセットは、セル内のセル中心ユーザの専用リソースサブセットとして割り当てられる。セル内のセル中心ユーザは、セル内のセル端ユーザに占有されていない、セル端ユーザ専用リソースサブセットを、借りることができる。さらに、セル内のセル中心ユーザは、隣接セルの、全てのセル端ユーザ専用リソースサブセットを、借りることができる。即ち、セル端ユーザ専用リソースサブセットを、借リソースサブセットとして、セル中心ユーザに提供可能である。
ステップL4では、隣接セルのリストCellListをメンテナンスする。n個の隣接セルから、X2インターフェースを介して、アップリンク高干渉インジケータ(HII:High Interference Indicator)情報と、アップリンク干渉オーバーロードインジケータ(OI:Interference Overload Indicator)情報とを受信する。各隣接セルのアップリンクHII情報及びアップリンクOI情報に応じて、隣接セルから本セルのリソースサブセットに対する干渉レベルを取得する。
高干渉インジケータ(HII:High Interference Indicator)情報のフォーマットは、{HII,HII,HII,…,HIIn1}である。干渉オーバーロードインジケータ(OI:Interference Overload Indicator)情報のフォーマットは、{OI,OI,OI,…,OIn2}である。
ステップL5では、隣接セルからのアップリンク干渉レベルを処理する。OI情報を生成する。生成したOI情報を、X2インターフェースを介して、隣接セルに送信する。
基地局は、セルのアップリンク負荷、ダウンリンク負荷、リソースサブセット使用状況及びパワー情報に応じて、アップリンクHII情報を生成する。生成したアップリンクHII情報を、X2インターフェースを介して、隣接セルに送信する。
ステップL6では、セルの各リソースサブセットRBのOI及びHII情報を集計する。隣接セルから送信された、全てのOI及びHII情報を処理する。セルにより生成されたHII情報を処理する。セルが使用可能なOI及びHII情報を取得する。
ここで、OI情報は、各リソースサブセットRBにおける、本セルの隣接セルに対する干渉レベル又は特定の隣接セル間の干渉レベルを反映する。HII情報は、各リソースサブセットRBにおける、隣接セルの本セルに対する干渉レベル又は特定の隣接セル間の干渉レベルを反映する。
ステップL7では、セルの負荷閾値を予め設定する。セル負荷値を算出する。セル負荷値とセル負荷閾値とを比較し、セル負荷値がセル負荷閾値より大きいかどうかを判断する。セル負荷値がセル負荷閾値より大きい場合、ステップL81とステップL82に同時に進む。それ以外の場合、ステップL81に直接進む。
ステップL81では、各リソースサブセットRBの干渉レベルと、セル端ユーザとセル中心ユーザとの実際の割合と、セル端ユーザが利用可能なリソースサブセット及びセル中心ユーザが利用可能なリソースサブセット等の情報に応じて、セル内のセル中心ユーザとセル端ユーザとの割合を調整する。
具体的な調整ステップは、干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より大きいリソースサブセットを、セル内のセル中心ユーザに割り当てる。干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より小さいリソースサブセットを、セル内のセル端ユーザに割り当てる。
本ステップは、上記情報に応じてセルでのセル中心ユーザに用いられるリソースサブセットとセル端ユーザに用いられるリソースサブセットの割合を調整する。干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より大きいリソースサブセットを、セル内のセル中心ユーザに割り当てる。干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より小さいリソースサブセットを、セル内のセル端ユーザに割り当てる。その後、ステップL9に進む。
セル内のセル中心ユーザとセル端ユーザとの数値的割合又はリソース割合の調整は、相対的に中くらいの速度で行われる。
ステップL82では、有効なOI情報に対応するセル内のセル中心ユーザとセル端ユーザとに対応するリソースサブセットのアップリンク送信パワーに対して動的制御を行う。
アップリンク送信パワーに対する動的制御は、本セルから隣接セルに対する干渉レベルを一定の範囲内に制御し、以下のステップを含む。OIで示される干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より大きいリソースサブセットRBの送信パワーを減少させる。OIで示される干渉レベルが予め設定された干渉レベル閾値より小さいリソースサブセットRBの送信パワーを少しずつ増加させる。その後、ステップL9に進む。
本発明に係るセル間干渉制御方法によれば、送信パワーを調整するとともに、MCSに対して対応する調整を行う必要がある。これにより、パワーの変化を一致させる。これにより、無線リンクに対する自己適応性(self−adaptation)を達成する。
ステップL9では、有効なHII情報に応じて、ユーザのスケジューリングを行い、ユーザに対して時間周波数リソース割り当てを行う。
CEUセル端ユーザは、OCRB中のリソースサブセットを優先的に呼び出し、その後、数8中のリソースサブセットを呼び出す。セル中心ユーザCCUは、ICRB中のリソースサブセットを優先的に呼び出し、その後、OCRB中のリソースサブセットを呼び出し、最後に、BCRB中のリソースサブセットを呼び出す。
Figure 2013516122
ここで、OCRBは、セル端ユーザのリソースサブセットRBの集合を示す。
BCRBは、セル中心ユーザが借りることができるリソースサブセットRBの集合を示す。
ICRBは、セル中心ユーザの専用リソースサブセットRBの集合を示す。
数9は、ソースセル(cellId)がセルに送信した、HIIにおける対応するBITが「1」であるRBリソースブロックの集合を示す。
Figure 2013516122
{cellIDu}は、UEの隣接セルcellIdの集合である。
Figure 2013516122
セル端ユーザCEUストラテジーを、数11に示す。総数≦数11中の要素の数である。
Figure 2013516122
セル中心ユーザCCUストラテジーを、数12に示す。
Figure 2013516122
セル端ユーザCEUストラテジーを、数13に示す。
Figure 2013516122
本発明に係るセル間干渉制御方法によれば、セル間干渉レベルに応じて、セルで干渉が存在するリソースサブセットと、リソースサブセットの干渉程度を検出する。検出結果に応じて、セル内のユーザに割り当てられたリソースサブセットを調整する。セルの負荷が負荷閾値を超えた場合、隣接セル内のセル中心ユーザから本セルに対する干渉の変化動向と、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットと、セル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間の、パワー上限値の差を調整する。これにより、セル間干渉レベルを効率的に低減させ、セル間干渉レベルを理想的な均衡状態に調整することができる。また、システムの全体容量とカバー性能を向上させることができる。また、OFDMシステムのサービス性能を向上させることができる。
上記のものは本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明はこれに限定されず、種々の変更形態および変形形態が当業者によって可能である。また、特許請求の範囲に規定される本発明の趣旨及び範囲に逸脱しない限り、あらゆる変更、均等な置換、および改良が可能であることを理解されたい。

Claims (11)

  1. セル内のユーザを、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに分類し、
    セル端ユーザと、セル中心ユーザとに対して、周波数リソースを割り当て、
    セル間干渉に応じて、本セル内の周波数リソースの干渉レベルを取得し、
    隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向を記録し、
    前記本セル内の周波数リソースの干渉レベルと、隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、セル間干渉を調整する
    セル間干渉制御方法。
  2. セル内のユーザを、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに分類し、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに対して、周波数リソースを割り当てるステップは、
    セル内の周波数リソースを、複数のリソースサブセットに分類し、
    1つのリソースサブセットを、各セル端ユーザに割り当て、
    残りのリソースサブセットを、セル中心ユーザに割り当て、
    前記リソースサブセットの数は、セル中のセクタ数以上である
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記セル間干渉を調整するステップは、
    セル負荷値を算出し、
    セル負荷値と予め設定されたセル負荷閾値を比較し、
    セル負荷値が予め設定されたセル負荷閾値以下である場合、本セル内のリソースサブセットを調整し、
    セル負荷値が予め設定されたセル負荷閾値より大きい場合、本セル内のリソースサブセットを調整し、セル内のユーザに対応するリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整する
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記セル負荷値が予め設定されたセル負荷閾値以下である場合、本セル内のリソースサブセットを調整するステップは、
    ユーザに割り当てられたリソースサブセットの干渉レベルが、前記リソースサブセットの予め設定された干渉レベル閾値より大きい場合、前記予め設定された干渉レベル閾値より小さい干渉レベルのリソースサブセットを、前記予め設定された干渉レベル閾値より大きい干渉レベルのリソースサブセットに対応するユーザに割り当てる
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記セル負荷値が予め設定されたセル負荷閾値より大きい場合、本セル内のリソースサブセットを調整し、セル内のユーザに対応するリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整するステップは、
    ユーザに割り当てられたリソースサブセットの干渉レベルが、前記リソースサブセットの予め設定された干渉レベル閾値より大きい場合、前記予め設定された干渉レベル閾値より小さい干渉レベルのリソースサブセットを、前記予め設定された干渉レベル閾値より大きい干渉レベルのリソースサブセットに対応するユーザに割り当て、
    隣接セル内のセル中心ユーザから本セルに対する干渉の変化動向と、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットとセル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を調整する
    請求項3に記載の方法。
  6. セル内のユーザを、セル端ユーザと、セル中心ユーザとに分類するユーザタイプ分類モジュールと、
    前記セル端ユーザと、セル中心ユーザに対して、周波数リソースを割り当て、セル間干渉に応じて、本セル内の周波数リソースの干渉レベルを取得し、隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向を記録する干渉レベル処理モジュールと、
    前記本セル内の周波数リソースの干渉レベルに応じて、本セル内の周波数リソースを調整するリソース制御モジュールと、
    隣接セルから本セルに対する干渉の変化動向に応じて、本セル内のユーザのリソースサブセット間のパワー上限値の差を調整するパワー制御モジュールと
    を含むセル間干渉制御を実現する基地局。
  7. 前記干渉レベル処理モジュールは、
    セル内の周波数リソースを、複数のリソースサブセットに分類し、
    1つのリソースサブセットを、各セル端ユーザに割り当て、
    残りのリソースサブセットを、セル中心ユーザに割り当て、
    前記リソースサブセットの数は、セル中のセクタ数以上である
    請求項6に記載のセル間干渉制御を実現する基地局。
  8. 前記干渉レベル処理モジュールは、さらに、
    リソースサブセットの干渉レベル閾値を予め設定し、
    リソースサブセットの干渉レベルと、前記干渉レベル閾値とを比較する
    請求項7に記載のセル間干渉制御を実現する基地局。
  9. 前記リソース制御モジュールは、さらに、
    予め設定された干渉レベル閾値より小さい干渉レベルのリソースサブセットを、予め設定された干渉レベル閾値より大きい干渉レベルのリソースサブセットに対応するユーザに割り当てる
    請求項8に記載のセル間干渉制御を実現する基地局。
  10. セル負荷閾値を予め設定し、セル負荷値と、前記セル負荷閾値とを比較する負荷算出モジュール
    を更に含む請求項8に記載のセル間干渉制御を実現する基地局。
  11. 前記パワー制御モジュールは、さらに、
    セル負荷値がセル負荷閾値より大きい場合、隣接セル内のセル中心ユーザから本セルに対する干渉の変化動向と、隣接セル内のセル端ユーザから本セルに対する干渉の変化動向とに応じて、前記本セル内のセル中心ユーザに対応するリソースサブセットとセル端ユーザに対応するリソースサブセットとの間のパワー上限値の差を調整する
    請求項10に記載のセル間干渉制御を実現する基地局。
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