JP2013515512A - 物体の安定化 - Google Patents

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Abstract

4つの地面係合手段(5c〜8c)(脚末端部など)よりも上側の物体(1)(テーブルなど)を支持するための安定化装置は、少なくとも3つのレバー部品(例えば、4つのテーブル脚(5〜8)またはビーム部(5a〜8a))を相互に接続する相互接続手段(4)を含み、各レバー部品はそれぞれの枢軸(5h〜8h)を有するそれぞれの枢支部(9)によって相互接続手段に接続される。各地面係合手段は3つのレバー部品のうちの1つに取り付けられることができ、あるいは一体化されることができ、地面係合手段のうちの少なくとも1つが第1のレバー部品に接続され且つ少なくとも1つの地面係合手段が第3のレバー部品に接続されている。第1の枢軸および第3の枢軸は、最大で30°の角度で互いに平行であり、30°内で第2の枢軸に対して垂直である。第2のレバー部品は第1および第2の係合領域を有し、第1の係合領域は、平面視で、第2の係合領域に対して第2の枢軸の反対側に位置される。第1のレバー部品は、第2のレバー部品の第2の係合領域と係合される第1の係合領域を含む。第3のレバー部品は、第2のレバー部品の第1の係合領域と係合される第2の係合領域を含む。第1のレバー部品の回動が第2のレバー部品の回動をもたらし、第2のレバー部品の回動が、4つの地面係合手段のゆがみ変位を与えるように第1のレバー部品に対してほぼ反対の方向で第3のレバー部品の回動をもたらす。安定化装置は平らでない地面上で物体の支持を提供する。物体を支持するための少なくとも4つの脚を有する支持機構、および、平らでない表面に適合するテーブルが開示される。

Description

本発明は、自立家具および電気製品などの物体の安定化に関する。
家具の物品(すなわち、テーブル、椅子、および、ベンチ)や家電などの多くの物体は、地面または床と少なくとも4つの接触点で(例えば、脚、脚末端部(feet)、または、車輪などの地面係合手段を使用して)支持される。これらの物体は様々な状況で使用され、多くの場合、物体が立たされる表面は平らではなくあるいは完全に平坦な面ではない。例えば家具が平らでない表面上で揺れ動くのを防止するため、小型テーブルまたはスツールにおいては3つの脚を使用するのが一般的である。これは、直線状の平面を画定するために、物体を揺れ動かすことなく位置決めするためには、3点で十分であるためである。しかしながら、多くの物体、特に平面視で四角形形状を有する物体では3つの脚が望ましくない理由が多く存在し、例えば、上面が正方形または長方形のテーブルでは、各隅の方に位置された4つの脚が一般に好ましく、また、時として、4つを超える脚が望ましく、あるいは更には、大型テーブルにおいては4つを超える脚が必要とされる。それぞれが平坦なテーブルトップに強固に取り付けられて該テーブルトップを支持する等しい長さの4つ以上の脚を使用すると、テーブルの脚末端部が平坦な面内に位置することが制限され、そのため、表面が平らでないと、これらの脚末端部は全てが同時に地面と接触することができない。これにより、テーブルが不安定になって揺れ動き、このことは、小型のテーブルトップを有する4脚テーブルにおいて最も顕著である。
多くの用途は、簡単で頑丈であるが、安定性を提供するために平らでない表面に適合する4つ以上の脚を有することができる支持機構を必要とする。
米国特許第3,814,362号では、4つのL形状の脚を有するテーブルが示されており、各脚の垂直部がテーブルの中心の方に位置され、2つの隣接する脚が互いに固定されるとともにテーブルトップに固定される。隣接する脚の他の対は、互いに固定されるとともに、脚の固定された対の垂直部の下端部に枢動可能に接続され、それにより、枢支部を中心とする相対的な回動が、平らでない表面に対する4つの脚末端部の調整を提供する。相対的な回動は、追加的な機構によって許容されあるいはロックされる。しかしながら、脚の対の相対的な回動は、不整合なあるいは魅力的でない外観をテーブルに提供する可能性があり、追加的なロック機構を動作させるためにユーザの介入が必要とされる。
オーストラリア特許第690688号は、単一の中心支柱を有する4脚テーブルを示している。平面視でL形状またはV形状の2つの部材はそれぞれ、2つの隣り合う脚と、垂直に延在する部分とを含み、すなわち、3つの互いに垂直なビームを含む。各部材は水平ピンによってテーブルステムまたは支柱に対して枢動され、制御リンク部材が中心垂直ピンに枢動可能に装着されあるいは支柱に形成され、制御リンク部材は、両方のL形状またはV形状部材に対して枢動可能に接続され、両方のL形状またはV形状部材が反対方向に回動して床との接触を維持している。各部材の水平ピンおよび制御リンクは、垂直に延在する部分の両端部に接続され、部材の回動を制御リンクを駆動させるあるいは制御リンクによって駆動されるのに適する水平動作へと変換している。しかしながら、このためには、機構がかなりの高さを有する必要があり、そのため、機構の用途が、少なくとも同様にかなりの高さを有する中心ステムまたは支柱が設けられる使用に制限される。また、L形状またはV形状部材は平坦な梱包輸送に適合しない。
フランス公開公報第2 902 619号および第2 902 620号は、正方形または長方形のテーブルの4つのコーナー脚の垂直変位を許容するための機構を示している。開示される構成は、脚が非常に平らでない表面と接触するべく移動されたときであっても、テーブルトップに対して垂直な各脚の角度を維持する(審美的に非常に良好である)。しかしながら、使用されるリンク装置は過大な量の個々のリンクおよびジョイントを含み、そのため、それらが複雑になるとともに、重くなりあるいは脆弱になる。
カナダ特許出願第2,216,869号は、ローリングチェアおよび作業台スツールのための柔軟なベースを示している。各キャスタがT形状アーム14の下端部に装着され、アーム14を(Tのトップバーに沿う)軸24周りに回動可能にベースに固定できる。ベースに対して(Tの垂直バーに沿う)軸34周りに枢動できる追加的なT形状ブリッジ要素26が利用され、トップバーの端部が隣接するキャスタのT形状アーム14と係合する。したがって、機構は、平らでない表面との接触を維持するために、隣接するキャスタの垂直変位を両垂直方向で許容し、それにより、揺れ動きを防止して、安定性を提供する。しかしながら、その構成は、多数の部品と多数のジョイントとを有して複雑である。
米国特許第3,814,362号 オーストラリア特許第690688号 フランス公開公報第2 902 619号 フランス公開公報第2 902 620号 カナダ特許出願第2,216,869号
したがって、本発明の好ましい目的は、簡単な機構を利用して平らでない表面に適合できる4つ以上の脚を有する支持機構を提供することである。
本発明の好ましい目的は、オペレータの介入を必要とすることなく、機構が平らでない表面に合わせて自動調整することである。
本発明の随意的な目的は、オペレータの介入を必要とすることなく機構の過度な関節動を制限するための移動ストッパを提供することである。
本発明の随意的な目的は、脚の任意の垂直に延在する部分ではなく、機構の相互接続部が、仮想的なあるいは概念的なボックス内に設けられ、当該ボックスが、その高さよりもかなり大きい長さの側面を平面視で有することである。
これに鑑みて、本発明の一態様によれば、4つの地面係合手段よりも上側の物体を支持するための安定化装置であって、第1のレバー部品、第2のレバー部品、および、第3のレバー部品を含む少なくとも3つのレバー部品を相互に接続する相互接続手段を含み、各レバー部品がそれぞれの枢軸を有するそれぞれの枢支部によって前記相互接続手段に接続され、
各前記地面係合手段が前記少なくとも3つのレバー部品のうちの1つに取り付けられあるいは一体化されて、少なくとも1つの地面係合手段が前記第1のレバー部品に接続され且つ少なくとも1つの地面係合手段が前記第3のレバー部品に接続されており、
第1の枢軸および第3の枢軸は、最大で30°の角度で互いに平行であり、30°内で第2の枢軸に対して垂直であり、
前記第2のレバー部品が第1および第2の係合領域を含み、前記第1の係合領域は、平面視で、前記第2の係合領域に対して前記第2の枢軸の反対側に位置され、
前記第1のレバー部品は、使用時に前記第2のレバー部品の前記第2の係合領域と係合される第1の係合領域を含み、前記第3のレバー部品は、使用時に前記第2のレバー部品の前記第1の係合領域と係合される第2の係合領域を含み、
前記第1のレバー部品の回動が前記第2のレバー部品の回動をもたらし、前記第2のレバー部品の回動が、前記第1のレバー部品に対してほぼ反対の方向で前記第3のレバー部品の回動をもたらして、4つの前記地面係合手段のゆがみ変位を許容し、
それにより、安定化装置が平らでない地面上で物体の支持を提供する、
安定化装置が提供される。
第1および第3の枢軸は、互いに略平行であってもよく、また、第2の枢軸に対して略垂直であってもよい。
最小のあるいは制約された垂直高さの封入体内に機構を設けるために(輸送中および/または動作時)、全ての枢軸が略水平面内に位置されてもよく、また、係合領域は、その同じ水平面内に位置されてもよく、あるいは、機構のビーム部材の深さなどの最小距離分だけ当該水平面から垂直にオフセットされてもよい。そのために、少なくとも3つのレバー部品のうちの1つ以上は、それぞれの枢軸から垂直距離よりも大きい水平距離に係合領域または各係合領域を有していてもよい。そのため、少なくとも3つのレバー部品のうちの1つ以上において、係合領域または各係合領域のそれぞれの枢軸からの水平間隔は、係合領域または各係合領域のそれぞれの枢軸からの垂直間隔より大きくてもよい。
第1のレバー部品が2つの地面係合手段を含んでもよく、第3のレバー部品が2つの地面係合手段を含んでもよい。平面視で、第1のレバー部品は、第1のレバー部品の第1の係合領域に対して第1の枢軸の反対側に位置される地面係合手段と、第1のレバー部品の第1の係合領域と第1の枢軸の同じ側に位置される地面係合手段とを含んでもよく、平面視で、第3のレバー部品は、第3のレバー部品の第2の係合領域に対して第3の枢軸の反対側に位置される地面係合手段と、第3のレバー部品の第2の係合領域と第3の枢軸の同じ側に位置される地面係合手段とを含んでもよい。
これに代えてあるいはこれに加えて、第4の枢軸を有する第4の枢支部によって相互接続手段に接続される第4のレバー部品を含んでもよく、第4の枢軸が30°内で第1および第3の枢軸に対して垂直であり、
第4のレバー部品が第1および第2の係合領域を含み、第1の係合領域は、平面視で、第2の係合領域に対して前記第4の枢軸の反対側に位置され、
第1のレバー部品は、平面視で、第1の係合領域に対して第1の枢軸の反対側に位置される第2の係合領域を含み、
第3のレバー部品は、平面視で、第2の係合領域に対して第3の枢軸の反対側に位置される第1の係合領域を含み、
第4のレバー部品の第1の係合領域が、使用時に、第1のレバー部品の第2の係合領域と係合され、第4のレバー部品の第2の係合領域が、使用時に、第3のレバー部品の第1の係合領域と係合される。
あるいは、第1のレバー部品に接続される少なくとも1つの地面係合手段が単一の地面係合手段であってもよく、第3のレバー部品に接続される少なくとも1つの地面係合手段が単一の地面係合手段であってもよく、少なくとも1つの地面係合手段が第2のレバー部品に接続されてもよい。この場合、第1のレバー部品の地面係合手段は、平面視で、第1のレバー部品の第1の係合領域に対して第1の枢軸の反対側に位置されてもよく、また、第3のレバー部品の地面係合手段は、平面視で、第3のレバー部品の第2の係合領域に対して第3の枢軸の反対側に位置されてもよい。これにより、例えば第1のレバー部品において、第1のレバー部品の第1の係合領域での任意の力が、第1のレバー部品の地面係合手段での任意の力によって生み出される(第1の枢軸周りの)モーメントの少なくとも一部をもたらし、そのため、これらの2つの力が常にほぼ同じ方向で作用し、それにより、物体が地面係合手段によって支持される間に、レバー部品の係合領域に対して連続的に荷重が与えられる。したがって、使用時(すなわち、安定化装置が物体を支持している間)、係合領域の荷重は、逆にならず、または、ゼロを通過して変化せず、これにより、装置の公差が劣って緩いときであっても、自由または制御されない動きを減少してあるいは排除することで、より大きな安定性が提供される。
これに加えてあるいはこれに代えて、第1のレバー部品が単一の地面係合手段を有してもよく、第3のレバー部品が単一の地面係合手段を有してもよく、また、第2のレバー部品が2つの地面係合手段を有してもよい。この場合も先と同様に、使用時にレバー部品の係合領域には連続的に荷重が与えられる。
あるいは、安定化装置は、第4の枢軸を有する第4の枢支部によって相互接続手段に接続される第4のレバー部品を更に含んでもよく、第4の枢軸が30°内で第1および第3の枢軸に対して垂直であり、
第4のレバー部品が第1および第2の係合領域を含み、第1の係合領域は、平面視で、第2の係合領域に対して第4の枢軸の反対側に位置され、
第1のレバー部品は、平面視で、第1の係合領域に対して第1の枢軸の反対側に位置される第2の係合領域を含み、
第3のレバー部品は、平面視で、第2の係合領域に対して第3の枢軸の反対側に位置される第1の係合領域を含み、
第4のレバー部品の第1の係合領域が、使用時に、第1のレバー部品の第2の係合領域と係合され、
第4のレバー部品の第2の係合領域が、使用時に、第3のレバー部品の第1の係合領域と係合され、
第2および第4のレバー部品の各々が、それぞれの単一の地面係合手段を含んでもよい。
各レバー部品のそれぞれの地面係合手段は、それぞれの第1の係合領域とそれぞれの枢軸の同じ側に位置されてもよい。この場合も先と同様に、使用時にレバー部品の係合領域には連続的に荷重が与えられる。
地面係合手段のうちの少なくとも1つは、少なくとも2つの地面係合点を有する地面係合部を含んでもよい。
地面係合部は、当該地面係合部の少なくとも2つの地面係合点間で荷重の分配を可能にするようにそれぞれのレバー部品に関節結合されてもよい。
あるいは、本発明は、物体を支持するための支持機構であって、少なくとも4つの脚と、少なくとも4つの脚を接続する相互接続手段とを含む支持機構を提供してもよい。各脚は、第1の端部および第2の端部を有するビーム部を少なくとも有してもよい。少なくとも4つの脚は、各脚のビーム部の第1の端部が隣り合う脚部のビーム部の第2の端部に隣接するように相互接続手段の周囲に配置されてもよく、例えば、平面視で多角形を形成してもよい。各脚は、それぞれのビーム部の第1の端部と第2の端部との間に位置されるジョイントによって相互接続手段に枢動可能に接続されてもよい。使用時、各脚のビーム部の第1の端部は、隣り合う脚のビーム部の第2の端部と係合して、これらの間で支持反応力を伝え、それにより、1つの脚のビーム部が回動可能に移動されることにより当該ビーム部の第1の端部が上方へ移動するとともに当該ビーム部の第2の端部が下方へ移動すると、当該ビーム部の第1および第2の端部とそれぞれ係合する隣り合う脚がいずれも回動可能に変位し、それにより、一方の隣り合う脚のビームの第1の端部が下方へ移動するとともに、他方の隣り合う脚の第2の端部が上方へ移動する。
それにより、この機構は、平らでない表面に適合できる。4つの脚だけが設けられる場合には、各脚に作用する荷重は、平らでない表面のゆがみの大きさによって実質的に影響されない。
各脚は、ビーム部の一端部から延在する[まさに「アクチュエータ」であってもよい]作動部を更に含んでもよく、また、作動部の先端部の方に地面係合部または地面係合手段を含んでもよい。
各脚のビーム部は、該ビーム部の第1の端部から延在して例えば横方向にあるいは縦方向に突出する突出部を更に含んでもよく、前記突出部が隣り合う脚のビーム部の第2の端部と係合し、それにより、これらの間で支持反応力が伝えられるようになっていてもよい。
各脚の作動部がビーム部の第2の端部から延在してもよく、あるいは、各脚の作動部がビーム部の第1の端部から延在してもよい。
各脚の作動部が使用時に略水平であってもよい。この場合、脚のビーム部は地面に近接し、それにより、台座型テーブルが与えられる。あるいは、各脚の作動部が略垂直部を含んでもよく、例えば、作動部は、正方形テーブルの下側で使用される場合には、各隅に典型的な脚を提供することができる。
相互接続手段は、支持されるべき物体に対して直接的にあるいは間接的に接続されてもよい。相互接続手段は、脚のビーム部が枢動可能に接続されるベース部を含んでもよく、および/または、垂直ステムまたは支持部材を含んでもよい。
相互接続手段は、指示を提供するためにテーブルトップに接続されてもよい。すなわち、支持される物体がテーブルトップである。
あるいは、相互接続手段が支持されるべき物体に直接に接続される場合には、相互接続手段は、支持されるべき物体の一部を形成してもよく、あるいは、支持されるべき物体に取り付けられてもよい。例えば4つの脚が設けられる場合には、4つの対応するタブまたは突出部が物体の下面から下方へ延在してもよく(または成形されてもよく)、タブは、ビーム部が接続される相互接続手段となる。この場合、各タブは、脚のビーム部と位置合わせされてもよく、また、例えば四角形の各辺の少なくとも一部を形成してもよい。支持される物体がテーブルトップである場合には、各脚の作動部がそれぞれの略垂直部を含んでもよい。
移動制限部が設けられてもよく、この移動制限部は、動作時に相互接続手段に対して固定されて、各脚のその枢軸周りの回動に対して物理的な制限を提供し、それにより、脚の関節動またはゆがみ変位を制限してもよい。
あるいは、本発明は、平らでない表面に適合可能なテーブルを提供してもよく、テーブルはテーブルトップと少なくとも4つの脚とを含み、少なくとも4つの脚が相互接続手段によってテーブルトップに接続される。前記少なくとも4つの脚のそれぞれは、略水平なビーム部と、地面係合部と、地面係合部をビーム部に接続する作動部とを含んでもよい。各脚のビーム部は第1の端部と第2の端部とを含み、各脚ビーム部の第1の端部が隣り合う脚ビーム部の第2の端部に作用し、各脚は、それぞれのビーム部の第1の端部と第2の端部との間のポイントに位置される枢軸を有するそれぞれの枢支部で相互接続手段に接続される。
各枢軸は、それぞれのビーム部の第1の端部と第2の端部との間の中間に位置されてもよい。各枢軸は使用時に略水平であってもよいが、枢軸は、水平の上側または下側に例えば最大で15°(あるいは、枢軸傾斜の増大は、隣接する脚のビーム部の隣り合う端部間での相対的な動きを高めてしまうが、それ以上)で傾斜されてもよい。
各脚は、ビーム部の第1の端部と第2の端部との間にビーム部主軸を含んでもよい。各脚の枢軸は、好ましくは、使用時にビーム部主軸に対して略垂直であってもよいが、垂直から最大で15°(あるいは、垂直からの逸脱の増大は、機構の効率を低下させてしまうが、それ以上)の逸脱が使用されてもよい。
テーブルが4つの脚を含む場合、これらの脚は、それらのビーム部が平面視で四角形形状を形成するように配置されてもよい。
テーブルが6個の脚を含む場合には、これらの脚は、それらのビーム部が平面視で六角形形状を形成するように配置されてもよい。
4つの脚は平らでないあるいはゆがんだ表面に適合できるため、テーブルが4つの脚を含む場合、相互接続手段は、各脚の枢軸の位置決めを提供する略水平なベース部を含んでもよい。その場合、ビーム部によって形成される四角形形状が正方形または長方形であれば、2つの対向する脚の枢軸が一列状に位置合わせされてもよく、また、隣り合う脚の枢軸が互いに垂直であり、それにより、ベース部が2つの互いに垂直な略水平の軸を効果的に提供する。相互接続手段のベース部が十字形の形状に形成されてもよい。あるいは、相互接続手段のベース部は、平面視で、正方形または長方形の形状に形成されてもよい。
テーブルが移動制限部を含んでもよく、当該移動制限部は、動作時に相互接続手段に対して固定されるとともに、各脚のその枢軸周りの回動に対して物理的な制限を提供し、それにより、脚の関節動またはゆがみ変位を制限する。
相互接続手段は略垂直なステム部を含んでもよく、該ステム部は、テーブルトップに接続されてもよく、あるいは、折り畳みテーブルトップの場合には折り畳み機構に接続されてもよい。
本発明の第1の想定し得る実施形態の斜視図である。 第1の実施形態のベースの下側の部分分解図である。 テーブルが平らでない地面に合わせて調整されるときの本発明の第1の実施形態のベースの部分図である。 第1の実施形態の変形を示す図2に類似する部分分解図である。 折り畳み位置にある図4の機構の部分図である。 本発明の第2の想定し得る実施形態の斜視図である。 第2の実施形態のベースの下側の部分分解図である。 テーブルが平らでない地面に合わせて調整されるときの本発明の第2の実施形態のベースの部分図である。 図6〜図8の機構の簡略化された平面図である。 図6〜図9の機構に対する適合の簡略化された平面図である。 図6〜図9の機構に対する適合の簡略化された平面図である。 図6〜図9の機構に対する適合の簡略化された平面図である。 図6〜図9の機構に対する適合の簡略化された平面図である。 図6〜図9の機構に対する適合の簡略化された平面図である。 本発明の他の想定し得る実施形態の簡略化された平面図である。 本発明の更なる想定し得る実施形態の簡略化された平面図である。 図16の実施形態の変形を示している。 本発明の更に他の想定し得る実施形態を示している。 図18に示される実施形態の斜視図である。 図18および図19の実施形態の断面を示している。 本発明の別の実施形態に係る変形を示すベースの部分図である。
最初に図1を参照すると、4つの地面係合手段または脚末端部5c、6c、7c、8c上で支持されている物体1が示されている。物体は、この例では、垂直部材またはステム3によって支持されるテーブルトップ2を有するテーブルである。ステムの下端部はベース部4に取り付けられ、ベース部4には、4つのレバー部品またはテーブル脚5、6、7および8が接続される。これにより、ステムおよびベース部が全ての脚とテーブルトップとを相互に接続する。また、図2は、ベース部および脚を示すが、下側から見ており、この場合、明確にするためにステムおよびテーブルトップが省かれ、また、1つの脚がベースから離れて分解されている。
各テーブル脚はビーム部5a、6a、7aまたは8aを含み、ビーム部の中央では、各脚がそれ自体の枢軸周りに回動できるようにボルト9が脚をベース部4に枢動可能に接続している。図示のベース部4は4つの部材4a、4b、4cおよび4dから形成されており、この場合、これらの部材は、略水平であり、十字形パターンを成して配置される。これは、これらの部材が4つの脚5、6、7および8の枢軸の位置を提供しており、脚のビーム部(5a、6a、7a、8a)がそれら自体で正方形のレイアウトを成して配置されるからである。4つの脚のレイアウトが長方形であった場合、対向する部材4aおよび4cは、依然として一列状に位置合わせされるが、依然として互いに一列状に位置合わせされる対向する部材4bおよび4cとは異なる長さである。
各テーブル脚のビーム部(5a、6a、7aまたは8a)の一端部はテーブル脚の作動部(5b、6b、7bまたは8bのそれぞれ)に隣接しており、該作動部は、ビーム部の端部から、脚が地面または他の表面と接触するポイントまで延在している。脚末端部(5c、6c、7cまたは8c)がそれぞれの脚の先端部に示される。それぞれの脚末端部は、脚と一体となることができ、地面と接触するために平坦なあるいは好ましくは僅かに凸状の表面のように単純であり、あるいは、脚末端部が用途に適合し得るようにするべく別個に取り付けられる物品とすることができる(例えば、ゴムまたはフェルトなどの異なる地面接触材料を脚に結合することができあるいは交換可能な部品として取り付けることができる)。
ビーム部(5a、6a、7aまたは8a)の反対側の端部に、隣り合う脚(6、7、8または5のそれぞれ)の上面に載置される突出部またはタブ5d、6d、7dまたは8dがある。
テーブルが平らなレベル面の上にある場合には、脚のビーム部(5a、6a、7aおよび8a)は略水平である(あるいは、少なくともそれぞれの隣り合う脚に対する接触点間のラインが平らなレベル面上で30°未満で傾けられる)。例えば脚5の脚末端部5cに上向きに作用する垂直支持力は、脚のビーム部5aを貫通するボルト9の主軸に沿う脚の枢軸周りにモーメントを生じさせる。このモーメントは、隣り合う脚6における垂直力からタブ5dに作用する上向きの力と他の隣り合う脚8のタブ8dから脚5に作用する下向きの力とによって(ビーム部5aの両端部に)形成される結合により実質的にもたらされる。脚末端部5cからの垂直支持力は、ボルト9から下向きに作用する垂直力によって脚5のビーム部5aの中心に実質的にもたらされる。ビーム部5aからの脚の作動部5bの角度は、脚末端部5cとビーム部5aの主軸のラインとの間にオフセットを発生させ、これにより、作動部とボルト位置との間のビーム部5aの部分にねじれ力をもたらすモーメントが提供され、このモーメントは、ボルト9およびベース部材4aからの力によってもたらされる。
しかしながら、脚末端部(5c、6c、7c、8c)の全てが共通の直線状の平面内に位置しない場合(すなわち、1つの脚末端部が、例えば舗装道路から僅かに突出して載置されているレンガなどの障害物上に載置されている場合)、脚は、本質的に、依然として平らなレベル面状況に関して説明した荷重を伝えつつ、ゆがんだ(非直線的に平坦なあるいは平らでない)表面に適合するように調整するあるいは関節動する。例えば、脚末端部5cが他の3つの脚末端部によって描かれる平面よりも上側に載置されていた場合には、脚5は、図3に見られるように、ベース部4に対して時計回りに回動する。これにより、タブ5dがそれを反時計回りに回動させる脚6を押し、それにより、脚末端部6cが押し下げられるとともに、脚5がタブ8dを押し上げ、それにより、脚8が回動して、脚末端部8cが押し下げられる。同様に、6dおよび脚8が脚7およびタブ7dと相互に作用し、それにより、脚7が回動して、脚末端部7cが押し上げられる。これに伴うベース部4に対する脚末端部5c、6c、7cおよび8cの変位により、ベース4に対して脚末端部5cおよび7cが上方へ変位されるとともに脚末端部6cおよび8cが下方へ変位される。対向する脚末端部が共通の垂直方向に移動する。隣り合う脚末端部が反対の垂直方向に移動する。
ベース4、したがってテーブルトップ2は、地面と脚末端部との4つの接触点を通る平均である直線状の平面と平行に位置する。全ての脚末端部が地面と接触する。全ての脚末端部は、同じサイズの4つの脚末端部とほぼ同じ荷重と平均的な直線状の平面上に位置するテーブルの荷重とを支える荷重支持部である。
ステム部または垂直部材3およびテーブルトップ2は、明確にするために図3でも同様に省かれているが、垂直部材およびベース部は、一体の剛性部品であってもよく、あるいは、輸送のためのフラットな包装を可能にするために別個な部品であって互いに強固に接続されて組み付けられる部品であってもよいことに留意されたい。
図4は図1〜図3に示される構成の変形を示しており、この変形において、突出部またはタブは、脚のビーム部と作動部との間の結合部における各脚の下面へと移転され、それにより、隣り合う脚のビーム部の自由端の下面に接触している。機構の動作は前述した図1〜図3の機構の動作に類似し、力およびモーメントも同様である。各脚のビーム部の一端部から延在する作動部の使用により、それぞれの力およびモーメントの方向が動作中に固定され、また、作動部を各ビーム部の反対側の端部へと移動させるだけで結合力(すなわち、ビーム部の両端部の結合力)の方向が逆になる。例えばビーム部5aの両端部の力は、先の例と同様の大きさおよび方向を有するが、本体間で力を伝えるために接触点として使用される実際の表面は異なる。ビーム部5aの自由端に作用する上向きの力は、隣り合う脚6の下面に固定されるタブ6eと、他の隣り合う脚8のビーム部8aの自由端から脚5のタブ5eに作用する下向きの力とによって、ビームの下面に加えられる。
脚がレベル位置から約90°回動することが防止されない場合には、テーブルが地面から持ち上げられるときに、図5に示されるように脚が折り畳み位置へと回動できる。当該技術分野において良く知られるように脚を折り畳み位置でロックできるとともにテーブルトップを折り畳むことができる場合には、床上の非常に小さいフットプリント(footprint)エリアを使用してテーブルを格納できる。
なお、図1〜図3のタブ位置5d、6d、7dおよび8d並びに図4および図5のタブ位置5e、6e、7eおよび8eの両方を一緒に使用することができ、また、機構の脚は依然として折り畳み位置へと回動できる。
あるいは、上下タブを各ビーム部の自由端に設けることができ、それにより、隣り合う脚のビーム部の対向端部の周囲にC形状ヨークを形成することができる。各ビーム部での結合の方向は動作中に固定されるが、追加的な無負荷タブを使用して、脚毎に想定し得る回動動作の大きさを制限し、それにより、機構の関節動を制限するとともに、それが不意に(すなわち、場所を移動させるためにテーブルを持ち上げるときに)折り畳まれることを防止することができる。
同様に、更なる別の手段は、脚の作動部に隣接するビーム部の端部で上下タブを使用することであり、上下タブは、隣り合う脚のビーム部の自由端の周囲にC形状ヨークを形成する。
図6、7および8は、本発明の別の構成を組み込む同様のテーブルを示している。図6は、図1の構成に類似する別の構成を示しており、対応する構成要素には同様の参照符号が与えられている。
テーブル1は、ステムまたは垂直部材3によって支持されるテーブルトップ2を有する。垂直部材3の下端部は水平ベース部4に取り付けられるが、ここでは、ベース部は、図6に見られるように機構の大部分を上側から隠すトップカバー4eを組み込む。図7はベース部および脚を示しており、この場合、1つの脚がベースから離れて分解されるととともに、明確にするためにステムおよびテーブルトップが省かれている。
各脚の作動部(5b、6b、7bおよび8b)は、図1〜図5におけるビーム部の端部とは反対側のビーム部(5a、6a、7aおよび8a)の端部から延在しており、そのため、動作は同じままであるが、各脚の結合(ビーム部材の両端部における略垂直な力)の方向が逆である。
同様に、ビーム部の端部の突出部は、図1〜図3の場合と同様に、作動部とは反対側の端部に示されている。図7において、脚5のビーム部5aの端部の突出部5fは、ビーム部5aの上側でも下側でもなく、ビーム部の断面内にあり、そのため、組み付けると突出部が隠されるようになっている。この場合の突出部5fは、ビーム部8aの一端部(作動部8bに隣接するビーム部8aの端部である)内の止まり穴内で受けられる。この止まり穴は図7では見えないが、同様の突出部8fが同様の止まり穴7g内で受けられる。脚の動作は図1〜図3における動作と同様である。
ベース部4も図1〜図3におけるベース部から変形されているが、機能的には同等である。材料の垂直壁(4a、4b、4cまたは4d)が各脚(5、6、7または8)ごとに設けられる。この中実の、中空の、あるいは、開放したボックス形態は、例えば、組み立てであるいは鋳造で製造できる。それぞれの脚をベースに枢動可能に接続する各ボルト9は、図1〜図3における軸と同様の(それぞれの脚のビーム部に対して垂直な)軸に対して位置合わせされる。例えば、脚8をベースに接続するボルト9は壁4dに受けられる。ボルトを壁にねじ込むことができ、および/または、脚6および7に関して10で示されるようなナットまたはロックナットを使用できる。ビーム部8aの内側対向面に抗して働くように支持部または他の摩耗プレート11が壁4dに取り付けられる(あるいは、逆に、壁4dの表面に抗して働くようにビーム部8aに取り付けることができる)。ロックナットの使用により、機構の時々のメンテナンス調整を行って、激しい使用に伴うあるいは例えば腐食環境または特に摩耗環境における経時的な摩耗を補償できる。
トップカバー4eは、より綺麗に見える形態を提供するためだけでなく、重要な移動制限機構を提供するために、脚のそれぞれのビーム部の上面を覆って延在している。図8は、脚が平らでない地表面との接触を維持するように調整された状態のテーブルの下部の側面図である。図3に関連して説明したように、ゆがんだ表面に適合するためのこの調整は、機構の固有の特徴であり、したがって、ユーザによる任意の調整行為を伴わずに自動的に即座に起こる。しかしながら、そのような取るに足りないゆがみ剛性機構は、例えば機構が好ましくなく脚を配列から外れて回動させることができるようにする、あるいは過度な垂直方向の自由な遊びが止まり穴に設けられていなければ過度な曲げ荷重を止まり穴内の突出部に加えることができるようにする、脚の不必要に大きい関節動作またはゆがみ動作を防止するための移動ストッパの利益を享受し得る。動作中に機構の移動を制限することにより、テーブルを持ち上げて位置を移動させるときに、例えばグループ数に適するように、風雨を避けるために、あるいは、日光浴を楽しむためにカフェテーブルが再配置されるときに、脚が折り畳み位置へと倒れ落ちることも防止される。
図8に見られるように、この移動制限を達成するため、脚5の回動を所望の最大偏位に制限するようにトップカバー4eの下面の高さを選択できる。その所望の最大偏位で、脚のビーム部5aの上面は、物理的な移動限界またはストッパを提供する12で示されるトップカバー4eの下面と接触する。
トップカバー4eは高さを調整することができ、それにより、脚5〜8によって許容される関節動作の大きさを調整することができ、あるいは、脚が図5に示される折り畳み位置と同様の折り畳み位置へと移動できるように脚の大きな動きが許容される。例えば、トップカバー4eは、前述した移動制限ストッパ機能を提供するために、ステム3のベースに第1のロック可能位置を有することができる。第2のロック可能位置は、脚を折り畳み位置に位置付けて保持するためにトップカバー4eを使用できるように提供することができる。動作位置と折り畳み位置との間での脚の動作を容易にするために、トップカバーには第2のロック可能位置よりも上側にスライドするための自由が提供され得る。
トップカバー4eは、脚の動作中のゆがんだ変位または関節動を制限するための移動ストッパとして機能するため、そのような移動ストッパを物理的な干渉によって提供するべく任意の形状を成すことができ、図6〜図8に示されるようにビーム部材の上側ではなくビーム部材の下側に位置されてもよい。
図6〜図8における隠された突出部および止まり穴の位置は、例えば脚8の突出部8fが脚8のビーム部8aの端部に位置される止まり穴になることができ、且つ隣接する脚7の止まり穴7gが作動部7bに隣接するビーム部7aの端部に位置される突出部になることができるように交換できる。
明らかな突出部またはタブを使用する必要はない。各脚のビーム部の一端部は、例えば1つのビーム部材の第1の端部の下面が隣り合う脚のビーム部材の第2の端部の上端部に載置されるなどの任意の機構によって、力および位置を隣り合う脚のビーム部の第2の端部へ伝えることができる。これは、それぞれの第1の端部が隣り合う脚のビーム部材の第2の端部上に載置されるようにそれぞれのビーム部が水平から僅かに曲げられるのと同じくらい単純となり得るものである。その場合、各ビーム部は依然として略水平であることが好ましい。
図9〜図18は、本発明の少なくとも一部の別の構成の概略図である。図9は図1〜図8の構成を概略平面図で示しており、破線で示される長方形ブロック20が図1〜図5のタブ(5d、6d、7d、8dおよび/または5e、6e、7e、8e)または図6〜図8の突出部(5f、6f、7f、8f)およびスロット(5g、6g、7g、8g)を表わしている。あるいは、長方形ブロック20は、隣り合う脚間で力および位置を伝えるために隣り合う脚の両方のスロット内に位置されるプレート(木工作業で使用されるビスケット(biscuit)またはプレートジョイナーのようなものであるが、この場合、プレートおよびスロットは、脚間で角度変化を可能にするように寸法付けられて形成される)を表わすことができる。したがって、長方形ブロック20は、隣り合う脚間の様々な接続を表わすことができる。これらの接続部20は、一般に、そのような接続を形成する際に使用されてもよい各脚のエリアまたは係合領域を表わす。
図9のベース部4は、図6〜図8で使用される構造を成して、ボルト9を位置付け、該ボルト周りで各脚がそのそれぞれの枢軸5h、6h、7hまたは8hを中心に枢動する。各脚をレバー部品と見なすことができ、例えば、図1〜図9のレバー部品または脚5はビーム部5aと作動部5bとを含む。
図10における構成は先の図における態様と同様の態様で動作するが、各脚またはレバー部品5、6、7または8は互いに隣接する4つの単純な直線状の枢動するビーム部を有さない。作動部(5b、6b、7bまたは8b)に最も近い主ビーム部(5a、6a、7aまたは8a)の端部には、主ビーム部に対して垂直に延在するビーム部への短い追加部がある(5i、6i、7iまたは8i)。これはL形状ビーム部を形成し、このL形状ビーム部から各作動部が延在する。各レバー部品はベースに枢動可能に設けられるが、枢軸(5h、6h、7hまたは8h)を提供するボルト9は、各レバー部品間の(破線ブロック20により表わされる)接続がベース4の隅ではなく部分的にベースの側面に沿っているために一列状に位置合わせされない。理想的には、本構成のフットプリントが正方形である場合には、枢軸とレバー部品の各接続部との間の距離が等しい。図10に示される構成における対向するボルト軸(枢軸)間のオフセットは、ロックナット10とベースの中心に位置される任意の固定具(例えば、テーブルステムのための垂直ボルト)との間により多くの空間を与えることにより、ベースのサイズを減少させることができる。
図11における概略構成も図1〜図9における構成に非常に類似しているが、レバー部品または脚5、6、7および8が直線状である(すなわち、各脚のビーム部と作動部とが一列状に位置合わせされている)。ベース4は、各枢軸(5h、6h、7hまたは8h)を位置決めするための部材を利用する図1〜図5に示されるベースに類似するが、図6〜図9のボックス形態と置き換えできる。本構成の動作は、先の構成の動作に類似する。レバー部品は単純な直線部品であるが、レバー部品の先端部の脚末端部は、ベースの両隅を対角的に通過するライン上に位置されず、これにより、ベースが脚末端部のフットプリントと正方形に位置合わせされず、そのため、審美的に望ましくない場合がある。
図12の概略構成も図1〜図9における構成に非常に類似しているが、レバー部品が更に複雑な形状を有する。各レバー部品のビーム部(5a、6a、7aまたは8a)は直線状ではなくあるいは平面視でブーメラン形状であり、そのため、接続部20(すなわち、突出部またはタブまたはレバー部品間の他の接続部)を互いに更に離間させるとともに地面係合手段に更に近づけることができ、それにより、荷重を減らして、各接続部での移動を増大させ、その結果、接続部での所定の公差により引き起こされる機構の望ましくない自由移動の量を減らすことができる。
図13では、各脚の作動部が省かれている。この構成は、機構が脚末端部空間に入り込みあるいは幅広いフットプリントを防ぐため、テーブルベースにおける使用に特に適さない。しかしながら、この構成は、そのような脚末端部空間が必要とされない物体(例えば、家電、コーヒーテーブル、作業台など)の下側で、あるいは、脚が機構の隅から下方へ延在しているテーブルトップの下側でベースとして使用できる。ここで、接続部20(すなわち、突出部またはタブまたはレバー部品間の他の接続部)は、地面係合手段にありあるいは地面係合手段に非常に近接しており、そのため、接続部を互いに可能な限り離間させることができる。
図14においても、脚の作動部が省かれているが、各脚のビーム部の屈曲部は、脚末端部空間が提供され得るように大きな角度を成している。これは、先の図の場合と同様に従来の大きさの脚末端部空間を設けることにより、図13の構成(接続部20が地面係合手段にありあるいは地面係合手段に非常に近接している)をテーブル下での使用に適合させることができる。
あるいは、各レバー部品5、6、7または8の長い屈曲部を作動部と見なすことができ、この場合、作動部の端部は、ビーム部の端部の代わりに、互いに係合する。
図15〜図17に示される機構は、4つの脚末端部の上側の物体のための自由ゆがみ支持の同じ機能を与える。すなわち、4つの地面係合手段が相互接続手段またはベース4に接続され、それにより、地面が平らでなく、地面係合手段が共通の直線状の平面内に位置しないときであっても、相互接続手段に接続される物体を4つの地面係合手段の上側で支持することができる。しかしながら、図15および図16の機構は3つのレバー部品だけを利用する。
図15において、2つのレバー部品16および17は、脚末端部または他の地面係合手段を一端部に有するとともに、第3のレバー部品15に対する接続部(20)を他端に有する。これは各レバー部品を異ならせる。一方、先の図では、各レバー部品を同一にすることができる。しかしながら、第4のレバー部品を省くと、ベース4の一方側がステム3に至るまで開放したままとなり、そのため、ベースを先の形態よりも近接させて積み重ねることができる。
図15における機構の動作は先の図とは異なるが、機能は同じである。図15において、レバー部品15の両端部は、それぞれの地面係合手段を含む作動部である。レバー部品15のビーム部は、それが枢軸15h周りに自由に回動できるようにベースに接続される。それぞれのレバー部品16および17は、それらがそれらのそれぞれの枢軸16hおよび17hを中心に自由に回動できるようにベースに接続される。各々は、接続部20を一端部に有するとともに、地面係合手段を他端部に有する。先の図のレバー部品とは異なり、枢軸とレバー部品(16または17)の地面係合端部との間に第2の接続部は存在しない。そのため、レバー部品16および17においては、各接続手段における力が、地面係合手段における任意の支持力により発生される枢軸周りのモーメントをもたらす。これにより、使用時、接続部に対して常に共通の方向に荷重を与える。すなわち、荷重が逆にならず、そのため、自由な遊びが存在する不安定区域の危険が除去される。接続手段20におけるこれらの力はいずれもレバー部品15に作用し、それにより、荷重分配、自由ゆがみ機能、荷重の釣り合い、並びに、2つの地面係合手段およびレバー部品16および17のそれぞれの地面係合手段の変位を提供する。他の図における機構と同様に、レバー部品は、本質的に、荷重を伝えるとともに相互接続手段(ベース4およびステム3)を介して接続されるテーブルトップなどの物体を支持するために、必要に応じて直線状の平面およびゆがんだ(非直線状に平坦なまたは平らでない)表面の両方に適合するように調整しあるいは関節動する。
図16における機構は、図15を含む先の図とは異なって動作するが、同様の機能を提供する。レバー部品26および27は、左右対称であり、それぞれが2つの地面係合手段を各端部に1つずつ有する。また、これらのレバー部品はそれぞれベース4に(2つの端部間の中間の方へ向けて)接続され、それにより、これらのレバー部品はそれぞれ対応する枢軸26hまたは27hを中心に回動でき、また、それぞれのレバー部品上またはレバー部品内には、一端部の地面係合手段と枢軸26hまたは27hとの間に接続部20が位置される。これらの2つのレバー部品は、相互接続手段(ベース4およびステム3など)によりレバー部品に接続される物体の支持を提供するが、枢軸26hおよび27h周りのベース4の回動によって物体が倒れ落ちることを防止しない。レバー部品25は、本質的には、荷重および変位をレバー部品26および27の接続部に伝えるために接続部を両端部に有するビーム部材である。このレバー部品は、枢軸25hを中心に回動できるようにボルトまたは他の固定具によってベース4に接続される。レバー部品25は、レバー部品26および27が反対方向に回動するときに枢軸25h周りに回動し、それにより、自由なゆがみが許容される。しかしながら、枢軸25hに対するレバー部品25の接続は、レバー部品26および27の回動を互いと同じ方向でロックしあるいは防止する。この機構では、接続部20に対して逆方向で荷重を与えることができ、そのため、図1に示される単一タブ接続形式を使用することができないが、前述した他の形態の接続部のように(上下の)タブの対を使用できる。
図17における機構は、図16における機構に類似する動作モードを有する。第4のレバー部品28(枢軸28hを有する枢支部によってベースに接続される)の付加は、機構を互いに近接して積み重ねることができる度合を制限し得る。しかしながら、レバー部品28はレバー部品25と同じ機能を有しており、これらの2つのレバー部品は、脚末端部を有する(支持)レバー部品26および27と(釣り合い)レバー部品25および28との間の接続部20が荷重反転にもかかわらず単一方向タブとなり得るように並行して作用する。単一方向タブが使用される場合には、レバー部品25のタブは、ベース4およびステム3の軸26hおよび27h周りの一方向での回動をもたらし、また、レバー部品28のタブは、反対方向の同様の回動をもたらす。
図18は、先の実施形態とは異なる製造技術および先の実施形態よりも薄い材料を使用するのに適する本発明の一実施形態の簡略化された平面図である。この実施形態は、例えば、スタンピング加工されて折り曲げられた鋼板の使用を可能にする。機構は、基本的に、図6〜図14の機構と同じ動作を有する。例えば、レバー部品5、6および8間の接続部20は、作動部5bの地面係合手段端部に作用する支持力に起因して枢軸5h周りのモーメントをもたらすようにレバー部品5の結合を提供する。接続部20は、5aおよび6aなどのビーム部が出会うポイントにはない。その代わり、作動部(5b、6b、7bまたは8b)とは反対側の各ビーム部(5a、6a、7aまたは8a)の端部で、付加部(5j、6j、7jまたは8j)が隣り合うレバー部品の作動部(6b、7b、8bまたは5b)と平行に延在している。図18の概略平面図において、各作動部は、作動部の端部が感じの良い審美性のためにベースと位置合わせされて装着される正方形物体の隅と一直線を成して延在するように、ベース4の隅を通るライン上で延在している。結果として、各接続部20の有効位置決めポイントがベースに対して45°の角度を成してラインからオフセットされ、これにより、図示のようにベースの両側の中心からの枢軸(5h、6h、7h、または8h)のオフセットがもたらされる。先と同様に構成の視覚的対称性を向上させるために、随意的にダミー材料片(例えば作動部5bに5kで破線により示される)をレバー部品の作動部に取り付けることができる。そのようなダミー材料片は、全てのレバー部品において使用することができるとともに、汚れが結合部へ落ち込むのを防止するとともに物品が作動部と付加部との間に捕捉されるのを防止するためのカバーを提供するために、隣り合うレバー部品の付加部8jおよび接続部20の上端部を覆って延在するように形成することができる。
図19は、図18の機構の変形の斜視図である。レバー部品の作動部は、作動部の端部がベースの隅と一直線に合わせられるように隣り合うレバー部品の付加部の端部をちょうど越えた箇所に二重屈曲部を含む。これは、略対称な外観を与え、ダミー材料片の必要性を排除するとともに、ベースの両側の中心でレバー部品を枢動できるようにする。
ボルトまたはリベット29が、各作動部(5b、6b、7bまたは8b)を隣り合うレバー部品の付加部(6j、7j、8jまたは5j)と接続するように示されている。この接続方法は、4つのレバー部品の互いに対する十分な位置決めを提供し、それにより、ベース4に対するレバー部品(5、6、7および8)の枢動接続を提供するボルト9を、軸方向の制約がない枢軸を提供する簡単なスタブ(stub)またはピンに置き換えることができるが、ボルトまたはリベットを依然として使用することができる。
各作動部の端部のタブは、脚末端部5c、6c、7cまたは8cへと曲げられて示されている。また、図19では、機構が関節動されて示されている。すなわち、脚末端部5cおよび7cがレベル位置から上昇されるとともに、脚末端部6cおよび8cがレベル位置から下降される。トップカバーを図8に示されるような機構のための関節動(または移動)制限部として使用できるが、図20に示されるように別の制限機構を使用することができる。
図20は、(作動部5bと一直線に合わせられる)機構の1つの隅から見た図であり、接続部20で切断された断面を伴っている。機構がレベル位置にあると(すなわち、4つの全ての地面係合手段が直線状の平面内に位置する場合)、各レバー部品の作動部は隣り合うレバー部品の付加部6jと平行である。機構が図示のように(図19の場合と同じ方向で)関節動されると、レバー部品がボルトまたはリベット9を通るそれらの枢軸を中心に回動し、それにより、1つのレバー部品の作動部7bおよび隣接するレバー部品の付加部6jの角度変化が、これら2つの部品間で制限ストッパを提供する干渉が生じるまで引き起こされる。この状況において、接続部20のリベット29は、レバー部品の安定性を付加することができる。
図には4つの脚だけが示されているが、幾つかの用途では、特に大型テーブル、例えば直径が1.5メートルを超える円形テーブルでは、より多くの脚を設けることが望ましい可能性がある。
レバー部品の作動部の端部にある単一の脚末端部の地面係合手段は、脚末端部(または、地面係合点)を両端部に有し且つ中央に枢支部を有する枢動可能に装着されたビーム(または地面係合部)に代用され得る。この形態の地面係合手段が図21に示されており、この例では、地面係合手段が脚末端部36および37を有するビーム35である。ビーム35は、枢軸を有するボルト38または他の回動ジョイントによってレバー部品の作動部5bに接続される。使用時、ビームは、レバー部品の地面係合手段における荷重を地面との2つの接触点にわたって(すなわち、2つの脚末端部にわたって)分配できるようにするが、機構のレバー部品への入力は、2つの脚末端部の平均高さで2つの脚末端部間のライン上にあり且つ2つの脚末端部における全荷重を支持する単一のポイントであることが効果的である。そのような地面係合手段の使用により、先の図に示される4つのレバー部品を有する同じ機構を依然として利用しつつ、脚末端部の数を最大で8個まで増大させることができる。全ての脚末端部を、移動限界および機構の地面クリアランスに至るまで、任意の不規則な輪郭の表面と接触したままにすることができる。図13のレバー部品5、6、7および8の端部でのそのような地面係合手段の使用により、脚末端部空間が必要とされるテーブルのためにその機構を使用することができる。
あるいは、先の図の機構を4個よりも多い任意の偶数の脚に適合させることができる。例えば、6個の脚機構を設けることができ、その場合、脚のビーム部が六角形レイアウトを成して配置されてもよい。全ての脚末端部が共通の直線状の平面内に位置されない場合には、脚の相対的な動作が機構によって規定される状態で、全ての脚末端部が地面と接触しなくてもよい。しかしながら、少なくとも4つの脚の脚末端部は常に地面と接触し、その場合、一般に3つの脚だけが常に平らでない表面と接触するオフィスチェアの5つの固定脚の良く知られた使用と同様に、付加的な脚が補助的な支持を提供する。
脚のビーム部は、平面視で多角形を成して配置される。図1〜8では、ビーム部が正方形を形成し、任意の4脚テーブルにおいては、それらの脚が何らかの形態の四角形を形成する。例えば、長方形テーブルの場合には、各脚の脚末端部を、隅へと延在する作動部ではなく、テーブルトップのそれぞれの側の中央の下側に位置させることができる。ビーム部によって形成される四角形の形状は、長方形のテーブルトップの比率に適合するように変形させることができる。すなわち、機構のビーム部がひし形の形態を成すことができる。
機構は地面に近接して示されてきた。しかしながら、(脚のビーム部が回動可能に接続される)ベース部4をテーブルトップ2の下方へ至るまでの任意の高さに位置させることができる。このとき、脚の作動部は、ベース部の高さから地面(または、地面と係合するための脚末端部)へと下方へ延在する略垂直部を組み込む必要がある。機構の所定のゆがみ変位のための各脚末端部の横方向変位は、地面よりも上側の脚の(ボルト9に沿う)枢軸の高さに対する平面視での脚末端部から脚の枢軸までの長さによって決定される。そのため、ベース部が地面に近接して位置されればされるほど、脚末端部の横方向変位が少なくなり、それにより、機構の動作の容易さが向上される。また、脚の略垂直部の長さが長ければ長いほど、脚の角度変化および対応する審美的にマイナスの効果が大きくなるが、これには、脚の略垂直部を垂直から更に曲げることによって対抗することができる。
ベース部は、図1〜5では十字形状構造として、図6〜8では正方形構造として示されている。しかしながら、ベース部は、それが機構の動作により必要に応じて脚の枢軸を位置決めする場合には、任意の形態をとることができる。前述したように、4つの脚があるバージョンの機構のビーム部を任意の四角形形状に配置することができるが、異なる数の脚を使用するときには他の多角形が形成される。
前述した機構は、主にテーブルに適用されるが、トロリー、作業台、椅子、冷蔵庫、および、洗浄機を含む他の物体の支持に適用することができる。

Claims (28)

  1. 4つの地面係合手段よりも上側の物体を支持するための安定化装置であって、第1のレバー部品、第2のレバー部品、および、第3のレバー部品を含む少なくとも3つのレバー部品を相互に接続する相互接続手段を含み、各レバー部品がそれぞれの枢軸を有するそれぞれの枢支部によって前記相互接続手段に接続され、
    各前記地面係合手段が前記少なくとも3つのレバー部品のうちの1つに取り付けられあるいは一体化されて、少なくとも1つの地面係合手段が前記第1のレバー部品に接続され且つ少なくとも1つの地面係合手段が前記第3のレバー部品に接続されており、
    第1の枢軸および第3の枢軸は、最大で30°の角度で互いに平行であり、30°内で第2の枢軸に対して垂直であり、
    前記第2のレバー部品が第1および第2の係合領域を含み、前記第1の係合領域は、平面視で、前記第2の係合領域に対して前記第2の枢軸の反対側に位置され、
    前記第1のレバー部品は、使用時に前記第2のレバー部品の前記第2の係合領域と係合される第1の係合領域を含み、前記第3のレバー部品は、使用時に前記第2のレバー部品の前記第1の係合領域と係合される第2の係合領域を含み、
    前記第1のレバー部品の回動が前記第2のレバー部品の回動をもたらし、前記第2のレバー部品の回動が、前記第1のレバー部品に対してほぼ反対の方向で前記第3のレバー部品の回動をもたらして、4つの前記地面係合手段のゆがみ変位を許容し、
    それにより、安定化装置が平らでない地面上で物体の支持を提供する、
    安定化装置。
  2. 前記少なくとも3つのレバー部品のうちの1つ以上は、それぞれの前記枢軸から垂直距離よりも大きい水平距離に前記係合領域または各前記係合領域を有している、請求項1に記載の安定化装置。
  3. 前記第1のレバー部品が2つの地面係合手段を含み、前記第3のレバー部品が2つの地面係合手段を含む、請求項1に記載の安定化装置。
  4. 平面視で、前記第1のレバー部品は、前記第1のレバー部品の前記第1の係合領域に対して前記第1の枢軸の反対側に位置される地面係合手段と、前記第1のレバー部品の前記第1の係合領域と前記第1の枢軸の同じ側に位置される地面係合手段とを含み、
    平面視で、前記第3のレバー部品は、前記第3のレバー部品の前記第2の係合領域に対して前記第3の枢軸の反対側に位置される地面係合手段と、前記第3のレバー部品の前記第2の係合領域と前記第3の枢軸の同じ側に位置される地面係合手段とを含む、
    請求項3に記載の安定化装置。
  5. 第4の枢軸を有する第4の枢支部によって前記相互接続手段に接続される第4のレバー部品を含み、前記第4の枢軸が30°内で前記第1および第3の枢軸に対して垂直であり、
    前記第4のレバー部品が第1および第2の係合領域を含み、前記第1の係合領域は、平面視で、前記第2の係合領域に対して前記第4の枢軸の反対側に位置され、
    前記第1のレバー部品は、平面視で、前記第1の係合領域に対して前記第1の枢軸の反対側に位置される第2の係合領域を含み、
    前記第3のレバー部品は、平面視で、前記第2の係合領域に対して前記第3の枢軸の反対側に位置される第1の係合領域を含み、
    前記第4のレバー部品の前記第1の係合領域が、使用時に、前記第1のレバー部品の前記第2の係合領域と係合され、前記第4のレバー部品の前記第2の係合領域が、使用時に、前記第3のレバー部品の前記第1の係合領域と係合される、
    請求項3または4に記載の安定化装置。
  6. 前記第1のレバー部品に接続される前記少なくとも1つの地面係合手段が単一の地面係合手段であり、
    前記第3のレバー部品に接続される前記少なくとも1つの地面係合手段が単一の地面係合手段であり、
    少なくとも1つの地面係合手段が前記第2のレバー部品に接続される、
    請求項1に記載の安定化装置。
  7. 前記第1のレバー部品が単一の地面係合手段を有し、前記第3のレバー部品が単一の地面係合手段を有し、
    前記第2のレバー部品が2つの地面係合手段を有する、
    請求項1または6に記載の安定化装置。
  8. 第4の枢軸を有する第4の枢支部によって前記相互接続手段に接続される第4のレバー部品を更に含み、前記第4の枢軸が30°内で前記第1および第3の枢軸に対して垂直であり、
    前記第4のレバー部品が第1および第2の係合領域を含み、前記第1の係合領域は、平面視で、前記第2の係合領域に対して前記第4の枢軸の反対側に位置され、
    前記第1のレバー部品は、平面視で、前記第1の係合領域に対して前記第1の枢軸の反対側に位置される第2の係合領域を含み、
    前記第3のレバー部品は、平面視で、前記第2の係合領域に対して前記第3の枢軸の反対側に位置される第1の係合領域を含み、
    前記第4のレバー部品の前記第1の係合領域が、使用時に、前記第1のレバー部品の前記第2の係合領域と係合され、
    前記第4のレバー部品の前記第2の係合領域が、使用時に、前記第3のレバー部品の前記第1の係合領域と係合され、
    前記第2および第4のレバー部品の各々が、それぞれの単一の地面係合手段を含み、
    各レバー部品のそれぞれの前記地面係合手段は、それぞれの前記第1の係合領域に対してそれぞれの前記枢軸の反対側に位置される、
    請求項1または6に記載の安定化装置。
  9. 前記地面係合手段のうちの少なくとも1つは、少なくとも2つの地面係合点を有する地面係合部を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の安定化装置。
  10. 前記地面係合部は、当該地面係合部の少なくとも2つの地面係合点間で荷重の分配を可能にするようにそれぞれの前記レバー部品に関節結合される、請求項9に記載の安定化装置。
  11. 物体を支持するための支持機構であって、少なくとも4つの脚と、前記少なくとも4つの脚を接続する相互接続手段とを含み、各脚は、第1の端部および第2の端部を有するビーム部を少なくとも有し、
    前記少なくとも4つの脚は、各脚の前記ビーム部の前記第1の端部が隣り合う脚の前記ビーム部の前記第2の端部に隣接するように前記相互接続手段の周囲に配置され、各脚は、それぞれの前記ビーム部の前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置されるジョイントによって前記相互接続手段に枢動可能に接続され、
    各脚の前記ビーム部の前記第1の端部は、使用時に隣り合う前記脚の前記ビーム部の前記第2の端部と係合して、これらの間で支持反応力を伝え、それにより、1つの脚の前記ビーム部が回動可能に移動されることにより当該ビーム部の前記第1の端部が上方へ移動するとともに当該ビーム部の前記第2の端部が下方へ移動すると、当該ビーム部の前記第1および第2の端部とそれぞれ係合する隣り合う前記脚がいずれも回動可能に変位し、それにより、一方の隣り合う脚の前記ビームの前記第1の端部が下方へ移動するとともに、他方の隣り合う脚の前記第2の端部が上方へ移動する、
    支持機構。
  12. 前記各脚が作動部を更に含み、当該作動部は、前記ビーム部の一端部から延在するとともに、前記作動部の先端部の方に地面係合部を含む、請求項11に記載の支持機構。
  13. 各脚の前記ビーム部は、前記ビーム部の前記第1の端部から延在する突出部を更に含み、前記突出部が隣り合う前記脚の前記ビーム部の前記第2の端部と係合し、それにより、これらの間で支持反応力が伝えられるようになっている、請求項11に記載の支持機構。
  14. 各脚の前記作動部が前記ビーム部の前記第2の端部から延在する、請求項12に記載の支持機構。
  15. 各脚の前記作動部が前記ビーム部の前記第1の端部から延在する、請求項12に記載の支持機構。
  16. 各脚の前記作動部が使用時に略水平である、請求項12、14または15のいずれか一項に記載の支持機構。
  17. 各脚の前記作動部が略垂直部を含む、請求項12、14または15のいずれか一項に記載の支持機構。
  18. 前記相互接続手段は、支持されるべき物体に対して直接的にあるいは間接的に接続される、請求項11または12に記載の支持機構。
  19. 前記物体がテーブルトップである、請求項18に記載の支持機構。
  20. 移動制限部を更に含み、当該移動制限部は、動作時に前記第1の部品に対して固定されるとともに、各脚のその枢軸周りの回動に対して物理的な制限を提供し、それにより、脚の関節動またはゆがみ変位を制限する、請求項11に記載の支持機構。
  21. 平らでない表面に適合可能なテーブルであって、テーブルトップと少なくとも4つの脚とを含み、当該少なくとも4つの脚が相互接続手段によって前記テーブルトップに接続され、
    前記少なくとも4つの脚のそれぞれは、略水平なビーム部と、地面係合部と、前記地面係合部を前記ビーム部に接続する作動部とを含み、
    各脚の前記ビーム部が第1の端部と第2の端部とを含み、各脚ビーム部の前記第1の端部が隣り合う前記脚ビーム部の前記第2の端部に作用し、
    各脚は、それぞれの前記ビーム部の前記第1の端部と前記第2の端部との間のポイントに位置される枢軸を有するそれぞれの枢支部で前記相互接続手段に接続される、
    テーブル。
  22. 前記各脚は、前記ビーム部の前記第1の端部と前記第2の端部との間にビーム部主軸を含み、各脚の前記枢軸は、略水平であるとともに、前記ビーム部主軸に対して垂直である、請求項21に記載のテーブル。
  23. 4つの脚を含み、これらの脚は、それらのビーム部が平面視で四角形形状を形成するように配置される、請求項21または22に記載のテーブル。
  24. 6個の脚を含み、これらの脚は、それらのビーム部が平面視で六角形形状を形成するように配置される、請求項21または22に記載のテーブル。
  25. 前記相互接続手段は、各脚の前記枢軸の位置決めを提供する略水平なベース部を含み、前記脚の前記ビーム部によって形成される四角形形状が正方形または長方形であり、2つの対向する前記脚の枢軸が一列状に位置合わせされ、隣り合う脚の前記枢軸が互いに垂直であり、それにより、前記ベース部が2つの互いに垂直な略水平の軸を効果的に提供する、請求項23に記載のテーブル。
  26. 前記相互接続手段の前記ベース部は、平面視で、十字形、正方形、または、長方形の形状に形成される、請求項21または25に記載のテーブル。
  27. 移動制限部を更に含み、当該移動制限部は、動作時に前記相互接続手段に対して固定されるとともに、各脚のその枢軸周りの回動に対して物理的な制限を提供し、それにより、前記脚の関節動またはゆがみ変位を制限する、請求項21に記載のテーブル。
  28. 前記相互接続手段が略垂直なステム部を含む、請求項21に記載のテーブル。
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