JP2013511781A - 治療プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム - Google Patents
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Abstract
現在の治療プロトコールステップの完了時に患者の治療プロトコールの次のプロトコールステップを判定するための方法。方法は治療プロトコールステップに関連付けられた治療プロトコールテンプレートにアクセスすることを含む。治療プロトコールステップはプロトコールステップに合格する場合又は不合格になる場合を判定するルールを含み、ルールに合格する場合に次に行われるべき第2プロトコールステップを指定する第1臨床決定点と、ルールに合格しない場合に次に行われるべき第3プロトコールステップを指定する第2臨床決定点とを含む。方法は、治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドへの入力を受信すること、治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドに関連付けられたルールに合格したか又はしなかったかを判定すること、第2又は第3プロトコールステップのいずれが次に行われるべきかを自動的に判定することを含む。
Description
本開示は、治療プロトコールテンプレート生成・分岐論理システムに関する。
病院および医療従事者は、医療機器を使用して患者の治療に関わる治療プロトコールをしばしば考案する。しかし、実際の治療は治療プロトコールを考案した従事者以外の技術者または他の医療専門家が行うことが多い。このため技術者および医療従事者双方にとって問題が生じる可能性がある。
例えば、治療プロトコールは、技術者が理解して追っていくことが難しい、数ページの指示書からなることが多い。治療プロトコールの1ページ目に書かれているあるステップが、2ページ目に書かれているステップに技術者がアクセスすることを要求する場合、技術者が正しく追っていくことができなかったり、または次のステップが見つけられなかったりする場合に問題が生じるであろう。
医療従事者にとって、技術者が治療プロトコールに許容できる形で従ったかどうかを確認できなければ問題が生じる。さらに、技術者が治療従事者に該当しない場合、医療従事者がこの事実を確認する簡単な方法はないだろう。
本概要は、以下の詳細な説明で詳しく説明する概念の抜粋を簡潔な形で紹介するために提供される。本概要は請求される主題の重要な特徴もしくは本質的な特性を特定することを意図しているわけではなく、または請求される主題の範囲を決定するときの助けとして使用されることを意図されているわけでもない。
本明細書で開示される一実施形態は、現在の治療プロトコールステップの完了時に患者の治療プロトコールで行うべき次のプロトコールステップを判定する方法に関する。方法は、治療プロトコールテンプレートにアクセスする工程を含む。治療プロトコールテンプレートは基本治療プロトコールの治療プロトコールステップに関連付けられている。治療プロトコールステップは、プロトコールステップに合格する場合または不合格である場合を判定するルールを含む。治療プロトコールステップは、ルールに合格するときに次に行うべき第2プロトコールステップを指定する第1臨床決定点を含み、ルールに合格しないときに次に行うべき第3プロトコールステップを指定する第2臨床決定点を含む。治療テンプレートは、治療プロトコールステップのルールのうちの1つ以上に関連するパラメータフィールドを指定してもよい。方法は治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドへの入力を受信する工程も含む。方法はさらに、受信した入力に基づいて、治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドに関連するルールに成功裏に合格したかまたは合格しなかったかを判定する工程を含む。方法はさらに、パラメータフィールドに関連するルールに合格したかまたは合格しなかったかの判定に応じて、第2または第3のプロトコールステップのうちのどちらを次に行うべきかを自動的に判定する工程を含む。
本明細書で開示する別の実施形態は、次の治療プロトコールステップを現在の治療プロトコールステップのプロトコール治療テンプレートにリンクさせる方法に関する。方法は、医療機器を使用する患者治療のために基本患者治療プロトコールの治療プロトコールステップにアクセスする工程を含む。治療プロトコールステップは、治療プロトコールステップを成功裏に行うために準拠するべき1つ以上のルールを含む。方法は治療プロトコールステップの治療プロトコールテンプレートを生成する工程も含み、治療プロトコールテンプレートは治療プロトコールステップの1つ以上のルールに関連するパラメータフィールドを含む。方法はさらに、治療プロトコールステップおよび生成された治療プロトコールテンプレートを、1つ以上のルールに成功裏に合格するときに次に行うべき第2プロトコールステップを指定する第1臨床決定点にリンクさせる工程を含む。方法は、治療プロトコールステップおよび生成された治療プロトコールテンプレートを、1つ以上のルールにうまく合格しないときに次に行うべき第3プロトコールステップを指定する第2臨床決定点にリンクする工程も含む。
本明細書で開示する別の実施形態はコンピュータシステムに関する。コンピューティングシステムは、患者の治療プロトコールに関連する医療機器を使用して患者を成功裏に治療するために準拠するべき1つ以上のルールを含む複数の臨床決定点を含む患者の治療プロトコールにアクセスするように構成されている第1モジュールと、各治療プロトコールテンプレートが対応する臨床決定点の1つ以上のルールを指定する、臨床決定点それぞれについて治療プロトコールテンプレートを生成するように構成されている治療プロトコールテンプレート生成モジュールと、特定の生成された治療プロトコールテンプレートの1つ以上のルールに成功裏に合格するときにアクセスして従うべき第2プロトコールテンプレートを判定し、特定の生成された治療プロトコールテンプレートの1つ以上のルールにうまく合格しないときにアクセスして従うべき第3プロトコールテンプレートを判定するように構成されている次ステップ論理モジュールと、特定の生成された治療プロトコールテンプレートに関係する情報を受信するための1つ以上の入力モジュールとを含む。
本発明のこれらのおよび他の目的および特徴は、以下の説明および添付の請求項からより完全に明らかになるであろう。または、以下に記載する本発明の実施により習得してもよい。
本発明の以上のおよび他の利点および特徴をさらに明確にするために、本発明のより具体的な説明を、添付の図面に図示されるその特定の実施形態を参照して行う。これらの図面は本発明の例示される実施形態のみを描いており、そのためその範囲の制限とみなしてはならないことは認識される。本発明は添付の図面を使用してさらに具体的かつ詳細に記述され説明される。
本明細書で開示する実施形態は、現在の治療プロトコールステップの完了時に患者の治療プロトコールで行うべき次の治療プロトコールステップに関する。方法は、治療プロトコールステップに関連する治療プロトコールテンプレートにアクセスする工程を含む。方法は、すべてが治療プロトコールテンプレートに関連し、それがさらに治療プロトコール内のプロトコールステップに関連する、ルールをもつパラメータフィールドに臨床および診断情報を電子的に受信するまたは手動で入力する工程も含む。方法はさらに、入力された臨床および診断情報に基づいて、治療プロトコールテンプレートのパラメータに関連するルールにうまく適合している(合格)かまたはうまく適合していない(不合格)かを判定する工程を含む。方法はさらに、第1治療プロトコールステップに関連する第1プロトコール治療テンプレートのパラメータルールにうまく適合しているか、またはうまく適合していないかに基づいて、次に行うべき第2治療プロトコールステップを、第1治療プロトコールステップから自動的に判定する工程を含む。各治療プロトコールステップ内の方法は2つの臨床決定点を作成する。1つの臨床決定点は「パス時ステップ」と呼ばれ、それ自体の治療プロトコールステップとは独立して関連付け/リンクされている。前のプロトコールテンプレート/プロトコールステップのパラメータに関連するルールにうまく適合した(合格)場合、プログラムは「パス時」臨床決定点に関連する治療プロトコールステップを推奨する。治療プロトコールステップ内に関連する第2臨床決定点に同じ方法を採用する。この臨床決定点は「フェイル時ステップ」と呼ばれる。臨床医が関連治療プロトコールテンプレートに臨床および診断情報を入力することによって治療プロトコールステップを行い、テンプレートデータがプログラムで評価されるたびに、プログラムは、構成されているステップ全部が行われるまで、臨床医が行うべき次のステップを判定するために上で挙げた方法論を実行する。
ここで、同じ構造に同じ参照記号を付す図面を参照する。図面は本発明のいくつかの実施形態を図式的および模式的に表したものであり、本発明を制限するものではなく、また必ずしも縮尺通りに描かれているわけではないことは理解される。例えば、第2プロトコール治療ステップなど、明細書および請求項での第1、第2等の要素の言及は、明示的に記載していない限り連続した順番を示唆するものではなく、要素を互いに区別するためのものであることは認識されるであろう。
図1は、本明細書で開示する実施形態を実施してもよいブロック図を示す。ブロック図は治療プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105を含む。いくつかの実施形態では、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105はサーバに配置できる。サーバは他のコンピュータによって使用されるサービスを提供するコンピュータである。例えば、ウェブサーバはウェブページを提示する。サーバを使用することによってサービスまたはドキュメントを中央供給できる。他の実施形態では、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105のサービスは複数のコンピューティングシステムに分散して、ピア・トゥー・ピアでまたは他の方法により共有できる。さらに別の実施形態では、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105は、クラウドコンピューティングシステムのリソースによって実装してもよい。
プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105は、入力として様々な治療プロトコールおよび医療処置に関するルールを受信するように構成されているハードウェアモジュール、ソフトウェアモジュール、またはその2つのいかなる組み合わせであってもよい。医療処置は特定の医療機器を使用した患者治療を含んでもよい。ある特定の実施形態では、医療機器は人工呼吸器であってもよく、治療プロトコールは患者から人工呼吸器を離脱することに関係してもよい。プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105はまた、人工呼吸器など患者につながれる医療機器から操作情報を受信してもよい。プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105はさらに、臨床医向けの簡単な指示ならびに以下でより詳細に説明する検証および他のモニタリングを提供する様々なウェブベースおよび他の種類の治療テンプレートを生成してもよい。さらに、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105は、プロトコールのステップが成功したか成功しなかったか、および現在のステップが成功しているときまたは現在のステップが成功していないときにプロトコールの次のステップをどうするべきかを臨床医に知らせる分岐論理を提供する。
プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105は、ネットワーク110に接続してもよい。コンピュータネットワークとは、相互接続されているコンピュータのグループである。ネットワーク110は、代表的には、複数の広域ネットワークおよびローカルエリアネットワークのうちの少なくとも一方の間の論理的および物理的な接続によって形成されるグローバル・インターネットワークを備えるインターネットを含み、任意で、インターネットを介してアクセスされるインターリンク形式のハイパーテキストドキュメントシステムを備えるワールドワイドウェブ(「Web」)を含むことができる。代わりにまたは追加で、ネットワーク110は、これだけには限らないが、802.xxネットワーク、ブルートゥース・アクセスポイント、無線アクセスポイント、IP(インターネットプロトコル:Internet Protocol)ベースのネットワークまたは同様な他のものなど、1つ以上のセルラーRF(無線周波数:Radio Frequency)ネットワークおよび/または1つ以上の有線および/または無線ネットワークを含む。ネットワーク110はある種類のネットワークを別の種類のネットワークに連結することを可能にするサーバも含んでもよい。一実施形態では、ネットワーク110は病院または他の介護施設のネットワークであってもよい。
図でも示されるように、医療機器120はネットワーク110に接続してもよい。作動しているとき、医療機器120は、医療機器に接続されている患者に医療または他のサービスを提供する。医療機器120は、以下でより詳細に説明するように、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105に対し、従うべき情報を提供する。医療機器120は患者を治療するために医療業界で使用されるあらゆる合理的な医療機器であってもよい。ある特定の実施形態では、医療機器120は、患者の呼吸を助けるために使用される人工呼吸器であってもよい。別の実施形態では、医療機器120は、心臓モニタ、EKG(心電図:Elektrokardiogramm(Electrocardiogram))マシン、EEG(脳波図:Electroencephalogram)マシン、X線マシン、超音波マシン、または患者を治療するための治療プロトコールで使用してもよいあらゆる他の種類の医療機器であってもよいが、これだけに制限されない。医療機器120は、状況が許せば、2つ以上の医療機器の組み合わせも含んでもよい。
ネットワーク110は、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105へのアクセスをユーザ115に与える。いくつかの実施形態では、ユーザ115は治療従事者とすることができる。本明細書で言及される治療従事者とは、医療機器120を使用して患者に医療処置を行うことを認められているあらゆる人または主体である。例えば、ユーザ115は内科医、または医者、看護師、内科医のアシスタント、人工呼吸器の臨床医またはセラピスト、または同様な他の者であることができるだろう。ユーザ115は、コンピューティングシステムのユーザ・インターフェースを使用してローカルまたはリモートでプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105にアクセスしてもよい。したがって、ユーザ115は医療機器120と同じ場所にいる必要はない。
ユーザ115は医療機器120に接続されている患者の評価および治療を助けるためにプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105の機能を利用することができる。これは以下で説明するウェブベースの治療テンプレートを使用して行うことができる。
ここで図2に注目すると、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200の実施形態のより詳細な図が示されており、これは図1のプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム105に対応してもよい。システム200はハードウェア、ソフトウェア、またはそのあらゆる組み合わせに実装できる。システム200がソフトウェアに実装されている場合、システム200のモジュールはコンピュータ可読媒体に格納されて、その機能を行う必要に応じてアクセスされる。さらに、システム200がソフトウェアに実装されている場合、各モジュールに割り当てられるタスクは、ソフトウェアの命令または他の論理機能を実行できるプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)または他の論理デバイスによって実行できる。
図2のシステム200は様々な機能を行う様々なモジュールを示しているが、本明細書で開示する実施形態の精神または本質的な特性を逸脱することなく、モジュールの数およびその機能を変更できることは理解される。すなわち、モジュールの機能は、制限なく、かつ本明細書で提示する発明概念を逸脱することなく、組み合わせまたは分離してもよい。さらに、システム200は単一のコンピューティングシステムに実装してもよく、またはいくつかの異なるコンピューティングシステムに分散してもよいことは認識されるであろう。
プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、治療プロトコール検索モジュール205を含む。治療プロトコール検索モジュール205は、データベース215から治療プロトコールを検索するように構成されている。治療プロトコールは現在医療機器120に接続されている患者の治療に関する治療ガイドラインまたはルールを含む。一実施形態では、ガイドラインまたはルールは、患者から人工呼吸器を離脱するためのものであってもよい。さらに、いくつかの実施形態では、治療プロトコールはガイドラインが作成された日付および情報が取得された場所を含むことができる。
いくつかの実施形態では、治療プロトコールは、治療プロトコールステップをうまく行うために適合するべきまたは合格するべき関連ルールをそれぞれ有する様々な治療プロトコールステップ(本明細書では単にプロトコールステップともいう)を含む。加えて、各治療プロトコールステップは典型的には、2つの独立した臨床決定点または治療の道筋を含むことになる。第1臨床決定点または治療の道筋は、前に「パス時」ステップと呼ばれ、治療プロトコールステップのルールに成功裏に合格するまたは適合するときに次に行われる別の治療プロトコールステップにリンクするか、またはそれを指し示す。同様に、第2臨床決定点または治療の道筋は、前に「フェイル時」ステップと呼ばれ、治療プロトコールステップのルールにうまく合格しないまたは適合しないときに次に行われる、「パス時」ステップとは異なる別の治療プロトコールステップにリンクするか、またはそれを指し示す。
例えば、第1治療プロトコール210は、自分の患者が医療機器120で治療されているとき、例えば人工呼吸器から離脱させようとするときに従うべき一定のルールを望む医者Aによって作成してもよい。第2治療プロトコール211は、自分の患者を人工呼吸器から離脱させようとするときに患者のために従うべき異なるルールセットを望む医者Bによって作成してもよい。加えて、治療プロトコール212のセットは、病院または医師会などの国内規格団体などの機関が作成してもよい。認識されるように、状況が許せば、多数の異なる治療プロトコールは多数の当事者によって作成され、データベース215に格納してもよい。
外部データベースとして示されているが、データベース215はプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200の外部である必要はなく、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200の内部に統合できる。データベース215は治療プロトコール210、211および212のうちの少なくとも一つそのものとすることができ、または検索のために認識可能な形態で情報を提供できるようにフォーマット化された編集物とすることができる。いくつかの実施形態では、データベース215は治療プロトコールを作成した主体によって提供できる。さらに、いくつかの実施形態では、データベース215は新規治療プロトコールの発表と同時に自動的に更新できる。
いくつかの実施形態では、治療プロトコール検索モジュール205は、治療従事者であってもよいユーザ275から直接治療プロトコールを受信する。当該実施形態では、ユーザ275はユーザ・インターフェース(UI)270を使用して、治療プロトコールを直接入力してもよい。
ここで図3に注目すると、医療機器120の一例である人工呼吸器を患者から離脱するための例示的な治療プロトコール300が示されている。図示されるように、治療プロトコール300は様々なプロトコールステップまたは臨床決定点を含む。治療プロトコール300を成功裏に行うためにはステップまたは臨床決定点のすべてを完了することになることは認識されるであろうが、説明しやすくするために、これらのプロトコールステップのうちの3つのみを説明する。例えば、310は、治療プロトコールステップ310が成功裏に行われるかどうかを規定するルール315を含む。加えて、治療プロトコールステップ315は、プロトコールをどのくらいの時間行うかを規定する、時間間隔316を含む。
前述したように、各治療プロトコールステップは、ルールにうまく適合されるかどうかに応じて辿られる、2つの臨床決定点または治療の道筋を含む。例えば、図3に図示するように、第1決定点317は、ルール315に成功裏に合格するまたは適合する場合に従われ、行われる次のステップは治療プロトコールステップ320である。しかし、ルール315に合格しないまたは適合しない場合、第2決定点318に従って、次のステップは治療プロトコールステップ330である。
プロトコールステップまたは臨床決定点320は、このプロトコールステップまたは臨床決定点に合格するために適合するべきルール325も示す。ルール325に合格するまたは適合する場合、第1決定点326に従って次の治療プロトコールステップに進む。しかし、ルール325に合格しないまたは適合しない場合、第2決定点327に従って次の治療プロトコールステップに進む。
同様に、プロトコールステップまたは臨床決定点330は、このプロトコールステップまたは臨床決定点に合格するために適合するべきルール335も示す。ルール335に合格するまたは適合する場合、第1決定点336に従って次の治療プロトコールステップに進む。しかし、ルール335に合格しないまたは適合しない場合、第2決定点337に従って次の治療プロトコールステップに進む。
図2に戻ると、治療検索モジュール205は、プロトコールテンプレート生成モジュール240およびアラームモジュール250のうちの少なくとも一方に治療プロトコール210、211および212のうちの少なくとも一つを提示する。いくつかの実施形態では、治療プロトコール210、211および212のうちの少なくとも一つは、治療プロトコール210、211および212のうちの少なくとも1つがデータベース215から受信された同じフォーマットまたは実質的に同じフォーマットで、プロトコールテンプレート生成モジュール240に提示される。他の実施形態では、治療プロトコール210、211および212のうちの少なくとも1つのフォーマットは、治療プロトコール210、211および212のうちの少なくとも1つがプロトコールテンプレート生成モジュール240、アラームモジュール250またはその両方に提示される前に修正されてもよい。
プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、医療機器情報検索モジュール220も含む。図示するように、医療機器モジュールは、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200と医療機器225との間のインターフェースとして作用する。医療機器225はあらゆる合理的な医療機器でもよく、医療機器120に対応してもよいことは認識されるであろう。さらに、医療機器225は患者に接続される実際の医療機器を表してもよく、実際の医療機器とプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200との間に接続される様々な他のサブシステムも表してもよいことは認識されるであろう。前述のように、医療機器225はいくつかの実施形態では人工呼吸器であってもよい。
作動しているとき、医療機器225は医療機器情報226を医療機器情報検索モジュール220に提供する。医療機器情報226は、医療機器を識別するメーカーおよびモデルなどの情報を含んでもよい。医療機器情報226は医療機器の様々な動作パラメータを含んでもよい。例えば、医療機器が人工呼吸器である実施形態では、動作パラメータは、人工呼吸器がコンセントにつながれているかどうか、空気流量、またはエアチューブが一部もしくは完全に塞がれているか、を含んでもよい。加えて、医療機器情報226は、医療機器に接続されている患者に関する患者診断情報も含んでもよい。例えば、医療機器が人工呼吸器である実施形態では、患者診断情報は、患者が行っている1分間あたりの呼吸回数、または患者が呼吸をするときに肺にかかる空気圧を含んでもよい。医療機器情報226は、状況が許せば、多数の種類の操作、患者診断、または他の種類の医療機器データを含んでもよいことは認識されるであろう。
医療機器情報検索モジュール220は、医療機器情報226をプロトコールテンプレート生成モジュール240およびアラームモジュール250のうちの少なくとも一方に提示する。いくつかの実施形態では、医療機器情報226は、医療機器情報226が医療機器225から受信された同じフォーマットまたは実質的に同じフォーマットで、プロトコールテンプレート生成モジュール240およびアラームモジュール250に提示される。他の実施形態では、医療機器情報226のフォーマットは、医療機器情報226がプロトコールテンプレート生成モジュール240、アラームモジュール250またはその両方に提示される前に修正されてもよい。
プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200はさらに、患者情報検索モジュール230を含む。患者情報検索モジュールは、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200と患者情報データベース235との間のインターフェースとして作用する。いくつかの実施形態では、患者情報データベース235は、病院または他の介護施設の患者入院システムである。患者情報データベース235は、医療機器225に接続されている患者に関する患者情報236を保持するように構成されている。患者情報236は、氏名、年齢、患者の担当医および同様な他のものなどの識別情報を含んでもよい。加えて、患者情報236は、患者が医療機器225で治療されることになった病気を特定する情報を含んでもよい。患者を治療する上で役立つかもしれない他の関係ある情報も、患者情報236の一部として含んでもよい。図2には図示していないが、医療機器225はまた、患者情報が医療機器225に接続される実際の患者と連繋されるように、患者情報データベース235にアクセスできてもよい。
患者情報検索モジュール230は、患者情報236をプロトコールテンプレート生成モジュール240およびアラームモジュール250のうちの少なくとも一方に提示する。いくつかの実施形態では、患者情報236は、患者情報236がデータベース235から受信された同じフォーマットまたは実質的に同じフォーマットで、プロトコールテンプレート生成モジュール240およびアラームモジュール250に提示される。他の実施形態では、患者情報236のフォーマットは、患者情報236がプロトコールテンプレート生成モジュール240、アラームモジュール250またはその両方に提示される前に修正されてもよい。
前述したように、治療プロトコール210、211および212のうちの少なくとも1つ、医療機器情報226および患者情報236は、プロトコールテンプレート生成モジュール240によって受信される。作動しているとき、プロトコールテンプレート生成モジュール240は、患者の治療のための治療プロトコールテンプレート(本明細書では単に治療テンプレートまたはテンプレートともいう)を生成するように構成されている。治療プロトコールテンプレートは典型的には、基本治療プロトコール210、211または212を満たすために適合するべき様々なルールを含むことになる。
アクセスされる情報または少なくともその情報の一部を使用して、プロトコールテンプレート生成モジュール240は、治療プロトコールの各ステップまたは臨床決定点のための治療プロトコールテンプレートを生成する。例えば、治療プロトコール210の場合、プロトコールテンプレート生成モジュール240は、治療プロトコールの第1ステップまたは臨床決定点のために治療プロトコールテンプレート241Aを生成し、治療プロトコールの第2ステップまたは臨床決定点のために治療プロトコールテンプレート241Bを生成し、このようにプロトコール210のすべてのステップまたは臨床決定点が、それのための治療プロトコールテンプレートを生成されるまで続く。241Cで示される省略符号は、治療プロトコール210が任意の数のステップまたは臨床決定点を持ってもよいため、プロトコールテンプレート生成モジュール240によって生成される任意の数の対応する治療プロトコールテンプレート241があってもよいことを示すためのものである。治療テンプレート241はさらに、データベース245またはプロトコールテンプレート生成モジュール240にアクセスできる何か他のデータベースもしくはメモリに格納してもよい。
同様に、治療プロトコール211の場合、プロトコールテンプレート生成モジュール240は、治療プロトコールの第1ステップまたは臨床決定点のために治療プロトコールテンプレート242Aを生成し、治療プロトコールの第2ステップまたは臨床決定点のために治療プロトコールテンプレート242Bを生成し、このようにプロトコール211のすべてのステップまたは臨床決定点が、それのための治療プロトコールテンプレートを生成されるまで続く。242Cで示される省略符号は、治療プロトコール211が任意の数のステップまたは臨床決定点を持ってもよいため、プロトコールテンプレート生成モジュール240によって生成される任意の数の対応する治療プロトコールテンプレート242があってもよいことを示すためのものである。治療テンプレート242はさらに、データベース245またはプロトコールテンプレート生成モジュール240にアクセスできる何か他のデータベースもしくはメモリに格納してもよい。
いくつかの実施形態では、治療プロトコールテンプレートは、治療プロトコールテンプレートに関連する治療プロトコールステップのルールに関連する様々なパラメータを含むか、または列挙してもよい。パラメータを使用して、ルールに合格しているか合格していないかを使用中にテストする。例えば、ルールは患者が行うべき1分間あたりの一定の呼吸回数を規定してもよい。テンプレートは、1分間あたりの実際の呼吸回数に関する情報をテストするかまたは入力した呼吸パラメータを含むことになるだろう。実際の回数がルールに適合していれば、パラメータは合格である。実際の回数がルールに適合していなければ、パラメータは不合格である。
例えば、再び図3に図示する治療プロトコール300を参照すると、プロトコールテンプレート生成モジュール240は、ステップまたは臨床決定点310のために、ある治療プロトコールテンプレートを生成し、ステップまたは臨床決定点320のために、別の治療プロトコールテンプレートを生成し、ステップまたは臨床決定点330のために、異なる治療プロトコールテンプレートを生成する。認識されるように、具体的に参照番号で指定していない治療プロトコール300のステップまたは臨床決定点も、同様に、それのための治療プロトコールテンプレートが生成される。
図2に戻ると、いくつかの実施形態では、テンプレート241および242は、インターネットまたは何か他のネットワークで送信できるウェブベースのテンプレートとして生成してもよい。したがって、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、ウェブベースのUI270に接続されるインターフェース260を含む。ウェブベースのUI270はコンピュータ上でランするインターネットブラウザであってもよい。UI270およびテンプレート241および242はウェブベースであってもよいため、ユーザ275はプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200から離れた位置にいながら、システムにアクセスできる。
テンプレート241および242のうちの少なくとも一方がウェブベースのテンプレートである実施形態では、テンプレートはウェブベースのUI270上で閲覧できる。医者または何か他の医療専門家であってもよく、ユーザ115に対応してもよいユーザ275は、テンプレート241および242のうちの少なくとも一方にアクセスしてもよい。ユーザ275はテンプレートに規定される治療ガイドラインが完了したかどうかを検証するために、チェックボックスまたは同様な他のものの形でユーザ入力276を提供してもよい。
ここで図4から図8に注目すると、UI270を使用して治療テンプレート241および242などのウェブベースの治療プロトコールテンプレートを生成しているプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200、特にプロトコールテンプレート生成モジュール240の特定の実施形態が示されている。図4に図示されるように、ユーザ275は、患者から人工呼吸器を離脱するために使用されるプロトコールのための新規治療プロトコールテンプレートの作成を助けるために使用される第1画面410にアクセスする。画面410は、前述したように、患者データベース235から収集される患者情報420および患者診断430を含む。加えて、画面410はデータベース215から収集される医者および他の情報440を含む。
作動しているとき、ユーザ275はウィーニング(離脱)トライアルテンプレート画面にアクセスするためにインターフェースエレメント450およびインターフェースエレメント455を選択する。図5はウィーニングトライアルテンプレート画面510を示しており、前に生成した様々な治療テンプレート520を列挙する。図示されるように、ウィーニングトライアルテンプレート画面510は、各治療テンプレート520のテンプレート名、人工呼吸器の情報、トライアル目的、医師情報、対象の年齢層、カテゴリ、作成日および更新日、ならびにステータスを示す。ユーザ275は新規治療テンプレートを作成するためにインターフェースエレメント530を選択してもよい。
ユーザ・インターフェースエレメント530を選択すると、新規治療プロトコールテンプレートを作成するために使用してもよい画面610が開く。ユーザ275は治療プロトコールテンプレートの名称620および人工呼吸器情報630を入力する。ユーザ275はトライアル目的情報640および必要に応じて他の情報も入力してもよい。ユーザはさらにインターフェースエレメント660のうちの1つを選択して、画面を保存してもよく、またはテンプレートに新規パラメータを追加してもよい。
図7は、ユーザに治療プロトコールテンプレートのための新規パラメータを選択して構成させる画面710を示している。図示されるように、カテゴリ720およびパラメータ730はそれらの関連ドロップダウンリストを使用して選択される。選択されたパラメータに関して、さらに様々なルール740を選択してもよい。ルール740はパラメータを階層化するために適合しなければならない値、値の範囲または条件を規定してもよい。例えば、ルールは適合するべきイエス/ノー値または何らかの数値もしくは数値の範囲を規定してもよい。ルールに合格する場合および不合格になる場合に関する追加の記述的情報も、それぞれボックス750および760に規定してもよい。
図8は、パラメータのすべてが治療プロトコールテンプレートに追加されたときの構成画面810を示している。図示されるように、画面810は、パラメータフィールドが関連チェックオフボックス、その関連ルールおよびその現在のステータスを有する状態で様々なパラメータを列挙する。ユーザ275は、必要に応じてパラメータを削除、修正または位置を移動させてもよい。このように、図4から図8に図示されるステップが実施されたとき、治療プロトコールテンプレートが作成されることになる。
再び図2に注目すると、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200が分岐または次ステップ論理モジュール280を含むことが詳細に示されている。分岐または次ステップ論理モジュール280は、データベース235に格納されているまたはプロトコールテンプレート生成モジュール240によって生成された生成済み治療プロトコールテンプレート241および242のうちの少なくとも一方にアクセスするように構成されている。分岐または次ステップ論理モジュール280はさらに、各治療テンプレートを、治療プロトコールテンプレートがカバーするために作成された治療プロトコールの治療プロトコールステップまたは臨床決定点に関連付けるかまたはリンクさせてもよい。次ステップ論理モジュール280は、各治療プロトコールステップを、現在の治療プロトコールステップのルールに合格するときおよびルールに合格しないときに次に行うべきプロトコール治療ステップにリンクさせるかまたは関連付けるようにも構成される。
さらに、分岐または次ステップ論理モジュール280は、各治療プロトコールテンプレートの様々なパラメータフィールドおよびそれらの関連ルールに適合しているかまたは適合していないかを判定するように構成されている。パラメータフィールドに関連するルールに適合している場合、分岐または次ステップ論理モジュール280は、行うべき次の治療プロトコールステップを指定する。次の治療プロトコールステップは関連治療プロトコールテンプレートを有するため、分岐または次ステップ論理モジュール280はそのテンプレートにアクセスするよう推奨する。同様に、パラメータフィールドに関連するルールに適合していない場合、分岐または次ステップ論理モジュール280は、アクセスして従うべき次の治療プロトコールステップおよびその関連テンプレートも指定する。いくつかの実施形態では、分岐または次ステップ論理モジュール280は、現在使用されているものとは異なる治療プロトコールにある、次の治療プロトコールステップを指定してもよい。例えば、患者が最初の呼吸テストに失敗する場合、より集中的な治療プロトコールが必要であろう。当該実施形態では、分岐または次ステップ論理モジュール280は新規プロトコールおよびその関連テンプレートをユーザ275に指定する。このように、分岐または次ステップ論理モジュール280は、治療プロセス中に使用するべき次のプロトコールステップおよび関連プロトコール治療テンプレートをどれにするか一貫して判定してから指定することができる。分岐または次ステップ論理モジュール280が治療プロトコールが完了するまで次のプロトコールステップおよび関連プロトコール治療テンプレートをどれにするかを指定し続けることは認識されるであろう。
認識されるように、ユーザ275が治療プロトコールの次のステップをどれにするべきかを把握するのは難しいことが多いだろう。このことは、パラメータフィールドに関連するルールに適合しない状況では特にそうである。有利なことに、分岐または次ステップ論理モジュール280はこの情報をユーザ275に容易に理解されるような形で自動的に提供する。
ここで図9から図13に注目すると、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200の特定の実施形態、特に分岐または次ステップ論理モジュール280が治療テンプレートをプロトコールに関連付けて、治療プロトコールの道筋の次のステップを判定するところが示されている。図9に図示するように、ユーザ275は人工呼吸器ウィーニングプロトコールの選択を助けるために使用される画面910にアクセスする。画面910は、患者情報920と前述したように患者データベース235から収集される患者診断930とを含む。加えて、画面910は、データベース215から収集される医者および他の情報940を含む。
作動しているとき、ユーザ275は、ウィーニングトライアルプロトコールまたは治療の道筋にアクセスするためにインターフェースエレメント950およびインターフェースエレメント955を選択する。図10はプロトコールシート1010を示しており、様々な治療プロトコール1020を列挙する。図示されるように、プロトコール画面1010は、各治療プロトコール1020のプロトコール名、人工呼吸器情報、プロトコールのトリガー、対象の年齢層、カテゴリ、作成日および更新日、およびステータスを示す。ユーザ275は新規治療テンプレートを作成するためにインターフェースエレメント1030を選択してもよい。
ユーザ・インターフェースエレメント1030を選択すると、治療プロトコールを作成または更新するために使用してもよい画面1110が開く。ユーザ275は治療プロトコールの名称1120を入力し、インターフェースエレメントを使用して人工呼吸器情報1130を選択する。ユーザ275はまた、医者情報1140も入力してもよく、必要に応じて他の情報1150を入力または選択してもよい。ユーザはさらに、インターフェースエレメント1160のうちの1つを選択して、画面を保存したり、または新規ステップをプロトコールに追加したり、または他のプロトコールにリンクさせたりしてもよい。
図12は画面1110で選択したプロトコールの様々なステップと、プロトコールの各ステップに関連する治療テンプレートとを列挙する画面1210を示す。例えば、第1ステップ1220はそれに関連するテンプレート1230を有する。さらに、ステップ1220は1240で、治療テンプレート1230のパラメータおよびルールが成功裏に行われる場合に従うべき次のステップを示す。この場合、次のステップは、現在のプロトコールの1260の後の次のステップである。ステップ1220は1250で、治療テンプレート1230のパラメータおよびルールがうまく行われない場合に従うべき次のステップも示す。この場合、次のステップはプロトコールステップ1220を6時間後に繰り返すことである。
図13は、治療プロトコールステップを治療テンプレートに関連付けて、現在のプロトコールステップの後に従う次の治療プロトコールステップを構成するための画面1310を示している。例えば、治療プロトコールステップの名称をボックス1320に入力してもよい。治療プロトコールステップに関連付けるための治療プロトコールテンプレートは、1330で示すように、前述したとおりに前に生成された治療プロトコールテンプレートのドロップダウンリストによって選択してもよい。ボックス1340に臨床目的を入力してもよい。ドロップダウンリストは、1350でパス(合格)時の時間間隔の選択を可能にする。
1360で、ドロップダウンリストは、現在の治療プロトコールステップに関連するルールに成功裏に合格するまたは適合する場合にアクセスされる、現在のプロトコールの次の治療プロトコールの選択を可能にする。1360で指定される治療プロトコールステップは、前述した「パス時」治療プロトコールステップであり、典型的にはパラメータフィールドおよび関連ルールを含むそれに関連する治療プロトコールテンプレートを有することになる。したがって、現在の治療プロトコールステップの治療テンプレートは、次のまたは「パス時」治療プロトコールステップに関連するテンプレートにリンクされる。ボックス1365は、現在の治療プロトコールステップが合格するときに従うべき推奨事項の入力を可能にする。この推奨事項は一般に、1360で指定される治療プロトコールステップに対応する。
1370で、ドロップダウンリストは、現在の治療プロトコールステップがうまく行われない場合の時間間隔の選択を可能にする。1380で、ドロップダウンリストは、現在の治療プロトコールステップに関連するルールにうまく合格しないまたは適合しない場合にアクセスされる現在のプロトコールの次の治療プロトコールステップまたは別のプロトコールの治療プロトコールステップの選択を可能にする。1380で指定される治療プロトコールステップは。前述した「フェイル時」治療プロトコールステップであり、典型的にはパラメータフィールドおよび関連ルールを含むそれに関連する治療プロトコールテンプレートを有することになる。したがって、現在の治療プロトコールステップの治療テンプレートは、次のまたは「フェイル時」治療プロトコールステップに関連するテンプレートにリンクされる。ボックス1385は、現在のステップ治療プロトコールが失敗する場合に従うべき推奨事項の入力を可能にする。この推奨事項は一般に、1380で指定される治療プロトコールステップに対応する。
ここで図14に注目すると、前述したように生成されて治療プロトコールステップに関連付けられており、患者が実際の人工呼吸器につながれているときの臨床処置中に使用される治療プロトコールテンプレート241または242の実施例を示しており、1400で表されている。図示されるように、テンプレート1400は、治療プロトコールステップが成功裏に行われるために満たさなければならない様々なルールを規定する治療パラメータフィールド1410を含む。治療プロトコールテンプレート1400はまた、患者に接続されている人工呼吸器から読み取られる実際の人工呼吸器情報226、ならびに他のソースから取得してもよいまたは臨床医が入力してもよい患者に関する他の実際の診断および臨床情報を表す実値1420も含む。すなわち、実値1420のいくつかは人工呼吸器からパラメータフィールド1410に電子的に自動入力される診断情報である。他の実値1420は、患者の所見または測定データに基づいて治療従事者がパラメータフィールド1410に手動で入力する。さらなる実値1420はプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200の外部ソースから受信してもよい。ユーザ275は評価インターフェースエレメント1425をクリックして、実値1420が、上述したように選択されたパラメータフィールド1410に関連する基本ルールによって規定される限界内にあることをバリデートしてもよい。図示するように、チェックボックス1430はルールにすべて合格しているまたは適合していることを示している。
前述のように、分岐または次ステップ論理モジュール280は、パラメータフィールド1410に関連するルールに実値1420が適合したかどうかを判定するように構成されている。適合している場合、分岐または次ステップ論理モジュール280は、行うべき次の治療プロトコールステップを判定する。同様に、パラメータフィールド1410に関連するルールに適合しなかった場合、分岐または次ステップ論理モジュール280は、行うべき次の治療プロトコールステップを判定する。いくつかの実施形態では、人工呼吸器のモデルおよび担当医などの要因に基づいて新規治療プロトコールを選択してもよい。例えば、患者が最初の呼吸テストに失敗する場合、より集中的な治療プロトコールが必要であろう。
合否に関係なく、分岐または次ステップ論理モジュール280は、ユーザ275が評価結果ボタン1425を選択すると次の治療プロトコールステップおよびその関連テンプレートの推奨事項を提供する。これは、図14の1440で示されている。ユーザ275はさらにこの推奨される治療プロトコールステップおよびその関連テンプレートを選択してもよく、その場合にはUI270でユーザに表示される。
ユーザ275はまた、図15に図示する画面1510にアクセスしてもよい。この画面は、1520からわかるように、行った最後の治療プロトコールステップおよび成功したかどうかを示す。加えて、この画面は1530で、推奨される次の治療プロトコールステップを示し、ユーザ275はこれを選択できる。さらに、現在の治療プロトコールステップのリスト1540も示される。この画面は、次の治療プロトコールステップを行う前に間隔1550、この場合は2時間、が過ぎたときに次の治療プロトコールステップをどれにするかの経過を追うのに有利であろう。
分岐または次ステップ論理モジュール280は著しい利点を提供することは認識されるであろう。例えば、ユーザ275は、それがユーザのために自動で行われるため、治療プロトコールの次のステップをどれにするかを判断する必要がない。このことにより、ユーザ275が複雑な治療プロトコールを手動で追わなければならない必要性がなくなる。
図2に戻ると、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200はレポートモジュール290を含む。作動しているとき、レポートモジュール290は、テンプレート241を利用する時にユーザ275がとるすべてのアクションを追跡して記録するように構成されている。このように、ユーザ275がテンプレート241にて指定される治療プロトコールステップに準拠したかどうかを容易に判定できる。加えて、ユーザ275が治療プロトコールからの逸脱が必要だと判断する状況において、レポートモジュール290はこれを記録して、逸脱が必要だと考えた理由をユーザ275に明記させる。さらに、レポートモジュール290は、説明されていない理由でユーザ275が治療プロトコールから逸脱する状況を記録する。
いくつかの実施形態では、レポートモジュール290を使用して、様々な治療プロトコール210の効果を測定してもよい。前述したように、所与の種類の医療機器120に接続されている同様な状態に置かれている患者について、医者Aと医者Bが異なる治療プロトコール210を指定する場合がよくある。認識されるように、医者Aが指定する治療プロトコールが医者Bが指定する治療プロトコールよりも効果がある場合があるかもしれない。当該情報は医者および病院にとって役立つであろう。しかし、従来、ガイドラインを比較するまたはどれがより効果的かを判定するための容易な方法はなかった。さらに、当該比較データが入手できたとしても、このデータを医者および病院に伝える容易な方法はなかった。
有利なことに、レポートモジュール290は、医療機器120を使用して患者を効果的に治療するためにかかる時間および必要なステップの回数などの測定項目を測定することにより、各医者の治療プロトコールの効果を追跡できる。時間の経過とともに、レポートモジュールはどの治療プロトコールがより効果的かを判定できる。この情報はさらに医者および病院に提供して、最も効果的な治療プロトコールを生成するのに役立ててもよい。
効果的な治療プロトコールに関するこのデータは、多様な病院、保健機関および同様な他のものにわたって収集してもよい。その後にデータを比較して、それぞれについてのベンチマークを判定し互いに比較できる。このように、関係者はどの治療プロトコールが最も効果がありそうか、および自身の治療プロトコールに対してどのような変更を行うことができるかを判断できるようになる。
いくつかの実施形態では、レポートモジュール290はまた、所与の治療プロトコールの結果に関するグラフおよび表を生成するように構成してもよい。当該データは患者を治療するときにユーザ275の役に立つであろう。
再びプロトコールテンプレート生成モジュール240に注目する。前述したように治療プロトコールテンプレート241および242を生成することに加えて、プロトコールテンプレート生成モジュール240は電子医療機器120のチェックのためのテンプレート243も生成できる。
作動しているとき、プロトコールテンプレート生成モジュール240は医療機器情報226にアクセスし、この情報を使用してウェブベースのテンプレート243を生成する。加えて、プロトコールテンプレート生成モジュール240は機器ルールにアクセスするが、これは情報226の一部であってもよく、望ましい動作パラメータを規定する。さらに、上述したように、このテンプレートをUI270に提供して、ユーザ275にテンプレートにアクセスさせてもよい。テンプレート241または242と同様に、テンプレート243はウェブベースであるため、インターネットまたは何か他のネットワークでユーザ275によってリモートで閲覧されてもよい。
図16に移ると、1600で表され、人工呼吸器として実装される医療機器120のテンプレート243の実施例が示されている。テンプレート1600は、人工呼吸器動作パラメータ1610および人工呼吸器225から読み取った実値1620を含む。
加えて、テンプレート1600はチェックボックス1630およびマニュアルデータボックス1640を含む。人工呼吸器をバリデートするために、ユーザ275は必要なボックス1630をチェックして、必要なデータをボックス1640に入力する。ユーザ275はさらに評価結果1650ボタンを選択してもよい。実値1620および手動で入力したデータが許容範囲内にある場合、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は人工呼吸器225をバリデートする。
治療プロトコールの実施形態と同様に、レポートモジュール290は人工呼吸器225のトレンドデータを示すグラフおよび表を生成するように構成されている。加えて、レポートモジュール290は、検証が規定された通りに行われたこと、および検証が規定された通りに行われなかった場合には、その理由を記録できる。
プロトコールテンプレート生成モジュール240が、テンプレート241、242および243のいずれもをカスタマイズ可能にしていることは認識されるであろう。すなわち、ユーザ275または誰か他の人もしくは何か他のシステムは、所望する通りにデータフィールドを指定できる。これらのフィールドはさらにプロトコールテンプレート生成モジュール240によって、テンプレート241、242および243のうちの少なくとも1つに自動的に追加される。さらに、当該フィールドは、状況が許せば、プロトコールテンプレート生成モジュール240によって自動的に削除および再配置できる。
再び図2に戻ると、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200が波形生成器255を含むアラームモジュール250も含むことが示されている。作動しているとき、アラームモジュール250は、前述したように様々な入力データを受信するように構成されている。アラームモジュール250はさらにこの入力に基づいて音声および視覚アラームを生成してもよい。例えば、動作パラメータまたは患者診断パラメータが所定の許容レベル未満になると、アラームモジュール250はアラームを生成してもよい。テンプレートと同様に、アラームはプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200から離れているユーザ275にリアルタイムで送信してもよい。アラームモジュール250はさらに、重要度に基づいてユーザ275がアラームに優先順位を付けられるように構成されている。すなわち、他のものよりも重要なパラメータのアラームが、他のアラームよりも前に生成されるように構成されてもよい。
前述のように、アラームモジュール250は波形生成器255を含んでもよい。波形生成器は、患者の肺圧または心拍などの診断パラメータのメカニクス(mechanics)を見るリアルタイムの波形を生成するように構成されている。例えば、人工呼吸器の場合、患者が人工呼吸器に接続されているときに呼吸をする場合、空気を肺に押し込むのにかかる圧力が圧力曲線として示されてもよい。加えて、所与の時点での肺の空気量に関するデータも曲線として示してもよい。このように、波形生成器は、ユーザ275がリアルタイムで肺の健康状態を評価しそれに応じて治療することのできるリアルタイムのウェブベースの波形および他の目視グラフを作成する。波形が許容レベル未満になると、アラームが生成されてもよい。様々な測定可能なデータのあらゆる数の異なる波形を波形生成器255で生成してもよいことは認識されるであろう。
ここで図17に注目すると、現在の治療プロトコールステップの完了時に患者の治療プロトコールで行うべき次のステップを判定するための方法1700のフローチャートが示されている。方法1700は、治療プロトコールテンプレートにアクセスする工程1710を含む。治療プロトコールテンプレートは基本治療プロトコールの治療プロトコールステップに関連付けてもよい。治療プロトコールステップは、治療プロトコールステップが合格する場合または合格しない場合を判定するルールを含んでもよい。治療プロトコールステップは、ルールに合格するときに次に行う第2プロトコールステップを指定する第1臨床決定点を含む。治療プロトコールステップは、ルールに合格しないときに次に行うべき第3プロトコールステップを指定する第2臨床決定点も含む。治療プロトコールテンプレートは、治療プロトコールステップのルールの少なくとも1つに関連する1つ以上のパラメータフィールドを含む。例えば、治療プロトコールテンプレート241Aはプロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200によってアクセスされてもよい。治療プロトコールテンプレート241Aは前述した図14に見られるものなどのパラメータフィールドを含んでもよい。
前述したように、治療プロトコールテンプレート241Aは、図3のプロトコールステップ310などの治療プロトコールステップに関連付けてもよい。前述したように、プロトコールステップ315はプロトコールステップが合格する場合または合格しない場合を判定または規定するルール315を含む。換言すれば、ルール315は、プロトコールステップ310が合格する場合に準拠するべき基準または条件を規定する。基準または条件に準拠しない場合、プロトコールステップ310は合格しない。
同じく前述したように、プロトコールステップ310は、ルール315に合格する場合に従うべき次のプロトコールステップを指定する第1臨床決定点317を含む。プロトコールステップ310は、ルール315に合格しない場合に従うべき次のプロトコールステップを指定する第2臨床決定点318も含む。
方法1700は、治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドへの入力を受信する工程1720を含む。例えば、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、図14に関して前述したように治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドへの入力を受信してもよい。前述のように、入力は医療機器225に関係する診断情報または患者に関係する臨床情報であってもよい。情報は自動的に入力されてもよく、または手動で入力されてもよい。
方法1700はさらに、入力に基づいて、治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドに関連するルールに成功裏に合格しているか、または合格していないかを判定する工程1730を含む。例えば、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、情報に基づいて、治療プロトコールテンプレート241Aのパラメータフィールドに関連するルールに成功裏に合格しているか、または合格していないかを判定してもよい。
方法1700はさらに、パラメータフィールドに関連するルールに合格しているか、または合格していないかの判定に応じて、第2または第3のプロトコールステップのうちのどちらを次に行うべきかを自動的に判定する工程1740を含む。例えば、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、どの治療プロトコールステップ、例えば治療プロトコールステップ320または治療プロトコールステップ330のどちらを次に行うかを、前述したように判定してもよい。
図18は、次の治療プロトコールステップを現在の治療プロトコールステップのプロトコール治療テンプレートにリンクさせるための方法1800を示している。方法1800は、医療機器を使用して患者を治療するための基本患者治療プロトコールの治療プロトコールステップにアクセスする工程1810を含む。治療プロトコールステップは、治療プロトコールステップを成功裏に行うために準拠するべき1つ以上のルールを含む。例えば、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、治療プロトコールステップ1320などの治療プロトコールステップにアクセスしてもよい。
方法1800は、治療プロトコールステップの治療プロトコールテンプレートを生成する工程1820も含む。治療プロトコールテンプレートは治療プロトコールステップの1つ以上のルールに関連するパラメータフィールドを含む。例えば、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200、特にプロトコールテンプレート生成モジュール240は、前述のようにパラメータフィールドを含む治療プロトコールテンプレート241Aを生成してもよい。
方法1800はさらに、治療プロトコールステップおよび生成された治療プロトコールテンプレートを、1つ以上のルールに成功裏に合格するときに次に行うべき第2プロトコールステップを指定する第1臨床決定点にリンクさせる工程1830を含む。例えば、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、治療プロトコールステップを第1臨床決定点にリンクさせてもよい。例えば、図13に図示するように、臨床決定点または「パス時」治療プロトコールステップ1360は、治療プロトコールステップ1320にリンクさせてもよい。治療プロトコールステップ1320のルールに合格する場合、治療プロトコールステップ1360に自動的にアクセスされ、さらにそれに従ってもよい。
方法1800は、治療プロトコールステップおよび生成された治療プロトコールテンプレートを、1つ以上のルールにうまく合格しないときに次に行うべき第3プロトコールステップを指定する第2臨床決定点にリンクさせる工程1840を含んでもよい。例えば、プロトコールテンプレート生成・分岐論理システム200は、治療プロトコールステップを第2臨床決定点にリンクさせてもよい。例えば、図13に図示するように、臨床決定点または「フェイル時」治療プロトコールステップ1380を治療プロトコールステップ1320にリンクさせてもよい。治療プロトコールステップ1320のルールに合格しない場合、治療プロトコールステップ1380に自動的にアクセスされて、さらにそれに従ってもよい。
本発明の実施形態は、以下でさらに詳細に述べるように、例えば、1つ以上のプロセッサおよびシステムメモリなど、コンピュータ・ハードウェアを含む専用または汎用コンピュータを備えてもよい、または利用してもよい。本発明の範囲内の実施形態は、コンピュータ実行可能命令およびデータ構造のうちの少なくとも一方を担持または格納するための物理的および他のコンピュータ可読媒体も含む。当該コンピュータ可読媒体は、汎用または専用コンピュータシステムによってアクセスできるあらゆる利用可能な媒体とすることができる。コンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体(機器)である。コンピュータ実行可能命令を担持するコンピュータ可読媒体は伝送媒体である。このように、制限ではなく例として、本発明の実施形態は少なくとも2つの明確に異なる種類のコンピュータ可読媒体、つまり、一時的ではないコンピュータ記憶媒体(機器)と伝送媒体とを備える。
コンピュータ記憶媒体(機器)は、RAM、ROM、EEPROM(電気的に内容を書き換えることができるROM:Electrically Erasable and Programmable ROM)、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置、または所望のプログラムコード手段をコンピュータ実行可能命令またはデータ構造の形で格納するために使用でき、汎用または専用コンピュータによってアクセスできるあらゆる他の媒体を含む。
「ネットワーク」とは、コンピュータシステムおよび/またはモジュールおよび/または他の電子機器の間で電子データの転送を可能にする1つ以上のデータリンクと定義される。情報をネットワークまたは他の通信接続(有線、無線、または有線もしくは無線の組み合わせのいずれか)でコンピュータに転送または提供する場合、コンピュータはその接続を伝送媒体として適切にみなす。伝送媒体は、所望のプログラムコード手段をコンピュータ実行可能命令またはデータ構造の形で担持するために使用でき、汎用または専用コンピュータによってアクセスできるネットワークおよびデータリンクのうちの少なくとも一方を含むことができる。以上の組み合わせもコンピュータ可読媒体の範囲に含むべきである。
さらに、様々なコンピュータシステムコンポーネントに到達すると、コンピュータ実行可能命令またはデータ構造の形のプログラムコード手段は伝送媒体からコンピュータ記憶媒体(機器)に自動的に転送できる(またはその逆も然り)。例えば、ネットワークまたはデータリンクで受信されるコンピュータ実行可能命令またはデータ構造はネットワークインターフェースモジュール(例、「NIC(ネットワーク・インターフェース・カード:Network Interface Card)」)内のRAMにバッファーでき、その後最終的には、コンピュータシステムのRAMおよびコンピュータシステムのより揮発性の低いコンピュータ記憶媒体(機器)のうちの少なくとも一方に転送できる。このように、コンピュータ記憶媒体(機器)は伝送媒体も(またはさらには主に)利用するコンピュータシステムコンポーネントに含むことができる。
コンピュータ実行可能命令は、例えば、プロセッサで実行したときに、汎用コンピュータ、専用コンピュータまたは専用処理装置に一定の機能もしくは機能のグループを行わせる命令およびデータを備える。コンピュータ実行可能命令は、例えば、バイナリやアセンブリ言語などの中間フォーマット命令、またはさらにはソースコードであってもよい。主題は構造的な特徴および方法論的な行為のうちの少なくとも一方に固有の言語で説明してきたが、添付の請求項に定義される主題は必ずしも前述の説明された特徴または行為に制限されるものではないことは理解されるべきである。むしろ、説明された特徴および行為は請求項を実施する例示的な形態として開示される。
当業者は、本発明がパーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、メッセージプロセッサ、ハンドヘルド型デバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのまたはプログラム可能な家電、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、携帯電話、PDA、ペイジャー、ルータ、スイッチおよび同様な他のものを含め、多くの種類のコンピュータシステム構成によりネットワークコンピューティング環境で実施してもよいことを認識するであろう。本発明は、ネットワークにより(有線データリンク、無線データリンク、または有線と無線データリンクとの組み合わせのいずれかにより)リンクされているローカルおよびリモートコンピュータシステムがともにタスクを行う分散型システム環境でも実施してもよい。分散型システム環境において、プログラムモジュールはローカルおよびリモートのメモリ記憶装置の両方に配置してもよい。本発明は標準的なクラウドコンピューティングリソースを使用してクラウドコンピューティング環境で実施してもよい。
図19および以下の考察は、本発明を実装してもよい適切なコンピューティング環境の簡単な概要を提供することを意図している。要求されないが、本発明はプログラムモジュールなど、ネットワーク環境のコンピュータによって実行されるコンピュータ実行可能命令の一般的な状況において説明する。一般に、プログラムモジュールは特定のタスクを行い、または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む。コンピュータ実行可能命令、関連データ構造およびプログラムモジュールは、本明細書で開示する方法の工程を実行するためのプログラムコード手段の例を表す。当該実行可能命令または関連データ構造の特定のシーケンスは、当該ステップで説明される機能を実施するための対応する行為の例を表す。
図19を参照すると、本発明を実装する例示的なシステムは従来のコンピュータ1920として汎用コンピューティング機器を含み、これは処理装置1921、システムメモリ1922およびシステムメモリ1922を含む様々なシステムコンポーネントを処理装置1921に連結するシステムバス1923を含む。しかし、携帯電話がより高度になるにつれて、従来のコンピュータ1920について図示されるコンポーネントの多くを組み込むようになってきていることに留意するべきである。したがって、比較的わずかな調整で、主に入出力デバイスに関しては、従来のコンピュータ1920の説明は携帯電話にも同様に適用される。システムバス1923は、多様なバスアーキテクチャのいずれかを使用したメモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バスおよびローカルバスを含め数種類のバス構造のうちのいずれであってもよい。システムメモリは読取専用メモリ(ROM)1924とランダムアクセスメモリ(RAM)1925とを含む。基本入出力システム(BIOS:Basic Input/Output System)1926は、起動中など、コンピュータ1920内のエレメント間の情報の転送を助ける基本ルーチンを内蔵しており、ROM1924に格納してもよい。
コンピュータ1920は、磁気ハードディスク1939からの読み出し/磁気ハードディスク1939からの読み出しへの書き込みをするための磁気ハードディスクドライブ1927、取り外し可能磁気ディスク1929からの読み出し/取り外し可能磁気ディスク1929への書き込みをするための磁気ディスクドライブ1928、およびCD−ROMまたは他の光学媒体などの取り外し可能光学ディスク1931からの読み出し/取り外し可能光学ディスク1931への書き込みのための光学ディスクドライブ30も含んでもよい。磁気ハードディスクドライブ1927、磁気ディスクドライブ1928および光学ディスクドライブ1930は、それぞれハードディスクドライブ・インターフェース1932、磁気ディスクドライブ・インターフェース1933および光学ドライブ・インターフェース1934によってシステムバス1923に接続されている。ドライブおよびそれらの関連コンピュータ可読媒体は、コンピュータ1920のコンピュータ実行可能命令、データ構造、プログラムモジュールおよび他のデータの不揮発性記憶装置を提供する。本明細書で説明する例示的な環境は磁気ハードディスク1939、取り外し可能磁気ディスク1929および取り外し可能光学ディスク1931を採用しているが、磁気カセット、フラッシュメモリカード、デジタルバーサタイルディスク、ベルヌーイ・カートリッジ、RAM、ROMおよび同様な他のものを含め、データを格納するための他の種類のコンピュータ可読媒体を使用することもできる。
1つ以上のプログラムモジュールを備えるプログラムコード手段は、オペレーティングシステム1935、1つ以上のアプリケーションプログラム1936、他のプログラムモジュール1937およびプログラムデータ1938を含め、ハードディスク1939、磁気ディスク1929、光学ディスク1931、ROM1924またはRAM1925に格納してもよい。ユーザはキーボード1940、ポインティングデバイス1942、またはマイクロホン、ジョイスティック、ゲームパッド、パラボラアンテナ、スキャナまたは同様な他のものなど、他の入力デバイス(図示せず)からコマンドおよび情報をコンピュータ1920に入力してもよい。これらのおよび他の入力デバイスはシステムバス1923に連結されているシリアルポート・インターフェース1946を介して処理装置1921に接続されることが多い。あるいは、入力デバイスは、パラレルポート、ゲームポートまたはユニバーサルシリアルバス(USB)など、他のインターフェースによって接続してもよい。モニタ1947または他の表示装置も、ビデオアダプタ1948などのインターフェースを介してシステムバス1923に接続される。モニタに加えて、パーソナルコンピュータは典型的には、スピーカおよびプリンタなど、他の周辺出力デバイス(図示せず)を含む。
コンピュータ1920は、リモートコンピュータ1949aおよび1949bなどの1つ以上のリモートコンピュータとの論理接続を使用してネットワーク化された環境で動作してもよい。リモートコンピュータ1949aおよび1949bはそれぞれ別のパーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイスまたは他の共通ネットワークノードであってもよく、図19ではメモリ記憶装置1950aおよび1950bならびにその関連アプリケーションプログラム1936aおよび1936bしか図示していないが、典型的にはコンピュータ1920に関係して前述したエレメントの多くまたは全部を含む。図19に図示する論理接続は、ここでは制限ではなく例として提示されているローカルエリアネットワーク(LAN)1951および広域ネットワーク(WAN)1952を含む。当該ネットワーキング環境はオフィス内または企業内コンピュータネットワーク、イントラネットおよびインターネットにおいて一般的である。
LANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ1920はネットワーク・インターフェースまたはアダプタ1953を介してローカルネットワーク1951に接続される。WANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ1920は、インターネットなどの広域ネットワーク1952での通信を確立するためのモデム1954、無線リンクまたは他の手段を含んでもよい。内部または外部であってもよいモデム1954は、シリアルポート・インターフェース1946を介してシステムバス1923に接続される。ネットワーク化された環境では、コンピュータ1920に関して図示されるプログラムモジュール、またはその一部は、リモートメモリ記憶装置に格納してもよい。図示されるネットワーク接続は例示的なものであり、広域ネットワーク1952での通信を確立する他の手段を使用してもよいことは認識されるであろう。
本発明は、その精神または本質的な特性を逸脱することなく、他の特定の形態で具現してもよい。説明する実施形態はあらゆる点において単なる例示的なものであり、制限的なものと考えるべきではない。そのため、本発明の範囲は前述の説明ではなく、添付の請求項によって示される。請求項の意味および等価物の範囲内に入るすべての変更は請求の範囲内に含まれることになる。
Claims (20)
- 現在の治療プロトコールステップの完了時に、患者の治療プロトコールにおいて行われるべき次のプロトコールステップを判定するための方法であって、前記方法は、
治療プロトコールテンプレートにアクセスすることであって、前記治療プロトコールテンプレートは基本患者治療プロトコールの治療プロトコールステップに関連付けられており、前記治療プロトコールステップは前記プロトコールステップに合格する場合または合格しない場合を判定するルールを含み、前記治療プロトコールステップは前記ルールに合格する場合に次に行われるべき第2プロトコールステップを指定する第1臨床決定点を含むとともに、前記ルールに合格しない場合に次に行われるべき第3プロトコールステップを指定する第2臨床決定点を含み、前記治療プロトコールテンプレートは前記治療プロトコールステップのルールのうちの少なくとも1つに関連付けられた1つ以上のパラメータフィールドを含む、前記アクセスすること、
前記治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドへの入力を受信すること、
受信された入力に基づいて、前記治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドに関連付けられたルールに成功裏に合格しているか、または合格していないかを判定すること、
前記パラメータフィールドに関連付けられたルールに合格しているか、または合格していないかを判定することに応答して、前記第2プロトコールステップまたは第3プロトコールステップのうちのどちらが次に行われるべきかを自動的に判定すること
を含む方法。 - 前記第2治療プロトコールステップに関連付けられた第2治療プロトコールテンプレートにアクセスすることであって、前記第2治療プロトコールステップは、前記第2プロトコールステップに合格するまたは失敗する場合を判定するルールを含み、前記第2治療プロトコールステップは、第2ルールに合格する場合に行われるべき第4プロトコールステップおよび前記ルールに合格しない場合に行われるべき第5プロトコールステップを指定し、前記第2治療プロトコールテンプレートは前記第2治療プロトコールステップのルールのうちの少なくとも1つに関連付けられた1つ以上のパラメータフィールドを含む、前記アクセスすること、
前記第2治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドへの入力を受信すること、
受信された入力に基づいて、前記第2治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドに関連付けられたルールに成功裏に合格しているかまたは合格していないかを判定すること、
前記パラメータフィールドに関連付けられたルールに合格しているかまたは合格していないかを判定することに応答して、前記第4プロトコールステップまたは第5のプロトコールステップのうちのどちらが次に行われるべきかを自動的に判定すること
をさらに含む、請求項1の方法。 - 前記パラメータフィールドに受信された入力は、基本治療プロトコールに関連付けられた医療機器に接続されている患者に関係する臨床患者情報、前記医療機器に関係する情報、前記基本治療プロトコールに関係する他の臨床または診断情報のうちの少なくとも1つであり、前記入力は前記パラメータフィールドに自動的に受信され、または前記パラメータフィールドに手動で入力される、請求項1の方法。
- 前記医療機器は人工呼吸器であり、基本治療プロトコールは人工呼吸器ウィーニングプロトコールである、請求項3の方法。
- 前記治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドは、基本治療プロトコールに関係する臨床および診断情報を示すユーザ入力を手動で受信するように構成された1つ以上のユーザ入力ブロックを含む、請求項1の方法。
- 前記第3治療プロトコールステップは、前記ルールに合格しないときに前記治療プロトコールステップおよびその関連治療プロトコールテンプレートが繰り返されるように、前記治療プロトコールステップと同じである、請求項1の方法。
- プロセッサで実行したときに、コンピューティングシステムに請求項1の方法を行わせるコンピュータ可読命令を格納しているコンピュータ可読記憶媒体。
- 次の治療プロトコールステップを現在の治療プロトコールステップのプロトコール治療テンプレートにリンクさせる方法であって、前記方法は、
医療機器を使用する患者治療のための基本患者治療プロトコールの治療プロトコールステップにアクセスすることであって、前記治療プロトコールステップは前記治療プロトコールステップを成功裏に行うために従うべき1つ以上のルールを含む、前記アクセスすること、
前記治療プロトコールステップの治療プロトコールテンプレートを生成することであって、前記治療プロトコールテンプレートは前記治療プロトコールステップの1つ以上のルールに関連付けられたパラメータフィールドを含む、前記生成すること、
前記治療プロトコールステップおよび生成された治療プロトコールテンプレートを、前記1つ以上のルールに成功裏に合格する場合に次に行われるべき第2プロトコールステップを指定する第1臨床決定点にリンクさせること、
前記治療プロトコールステップおよび前記生成された治療プロトコールテンプレートを、前記1つ以上のルールに成功裏に合格しない場合に次に行われるべき第3プロトコールステップを指定する第2臨床決定点にリンクさせること
を含む方法。 - 前記生成された治療プロトコールテンプレートのパラメータフィールドに関連付けられたルールに成功裏に合格する場合に、前記第2治療プロトコールステップにアクセスする前に経過するべき時間量を示す第1時間間隔を、前記生成された治療プロトコールテンプレートに関連付けること、
前記生成された治療プロトコールテンプレートの前記パラメータフィールドに関連付けられたルールに成功裏に合格しない場合に、前記第3治療プロトコールステップにアクセスする前に経過するべき時間量を示す第2時間間隔を、前記生成された治療プロトコールテンプレートに関連付けること
をさらに含む、請求項8の方法。 - 前記医療機器は人工呼吸器であり、前記治療プロトコールは人工呼吸器ウィーニングプロトコールである、請求項8の方法。
- 生成された治療プロトコールテンプレートにアクセスすること、
前記医療機器に関係する診断情報を受信すること、
前記医療機器に接続されている患者に関係する臨床患者情報を受信すること、
受信した診断情報および臨床患者情報に基づいて、前記第2治療プロトコールステップまたは第3治療プロトコールステップおよびそれぞれのプロトコール治療テンプレートのうちのどれらに次にアクセスするべきかを判定すること
をさらに含む、請求項8の方法。 - 前記第2治療プロトコールステップおよび前記第3治療プロトコールステップはそれぞれ、前記第2治療プロトコールステップまたは第3治療プロトコールステップの1つ以上のルールに関連付けられている1つ以上のパラメータフィールドを含む治療プロトコールテンプレートに関連付けられている、請求項8に記載の方法。
- 前記第2治療プロトコールステップまたは第3治療プロトコールステップは、前記生成された治療プロトコールテンプレートに関連付けられた前記治療プロトコールステップの治療プロトコールと同じ治療プロトコールの次の臨床決定点を指定し、または異なる治療プロトコールの臨床決定点を指定する、請求項8の方法。
- プロセッサで実行したときに、コンピューティングシステムに請求項8の方法を行わせるコンピュータ可読命令を格納しているコンピュータ可読物理的記憶媒体。
- コンピュータシステムであって、
患者の治療プロトコールにアクセスするように構成された第1モジュールであって、前記患者の治療プロトコールは前記患者の治療プロトコールに関連付けられた医療機器を使用して患者を成功裏に治療するために従うべき1つ以上のルールを含む複数の臨床決定点を含む、前記第1モジュールと、
前記臨床決定点のそれぞれについて治療プロトコールテンプレートを生成するように構成された治療プロトコールテンプレート生成モジュールであって、各治療プロトコールテンプレートは、対応する臨床決定点の1つ以上のルールを指定する、前記治療プロトコールテンプレート生成モジュールと、
特定の生成された治療プロトコールテンプレートの1つ以上のルールに成功裏に合格する場合にアクセスして従うべき第2プロトコールテンプレートを判定し、前記特定の生成された治療プロトコールテンプレートの1つ以上のルールに成功裏に合格しない場合にアクセスして従うべき第3プロトコールテンプレートを判定するように構成された次ステップ論理モジュールと、
前記特定の生成された治療プロトコールテンプレートに関係する情報を受信する1つ以上の入力モジュールと
を備えるコンピュータシステム。 - 前記医療機器は人工呼吸器である、請求項15に記載のコンピュータシステム。
- 受信された情報が所定の許容レベル未満であるときにアラームを提供するように構成されたアラームモジュールをさらに備える、請求項15に記載のコンピュータシステム。
- 受信された情報の少なくとも一部のメカニクス示すリアルタイム波形を生成するように構成された波形生成器をさらに備える、請求項15に記載のコンピュータシステム。
- 前記生成された治療プロトコールテンプレートにユーザから受信される入力を追跡し、前記生成された治療プロトコールテンプレートで指定されるルールからの逸脱があるかどうかを報告するように構成されたレポートモジュールをさらに備える、請求項15に記載のコンピュータシステム。
- 受信された情報は、前記治療プロトコールに関連付けられた医療機器に接続されている患者に関係する患者情報、または前記医療機器に関係する情報のうちの少なくとも1つである、請求項15に記載のコンピュータシステム。
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