JP2013509796A - 復調基準信号マッピング方法、転送方法、及びそれを用いる通信端末装置と復調基準信号転送装置及び受信方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、復調基準信号(DM−RS)マッピング方法、転送方法、及び通信端末装置に関するものであって、特に奇数個のレイヤに対し、異なるDM−RSを転送するに当たって、各レイヤに対するDM−RSの受信信頼度を均一に維持するようにするDM−RSマッピング方法及び転送方法を提供するためのものである。
Description
本発明の実施形態は無線通信システムに関し、特に、多重入力多重出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)アンテナを介して情報を転送及び受信する無線通信システムにおける転送側が受信側にプリコーダー(precoder)の構造を知らせるために使用する復調基準信号(Demodulation Reference Signal;以下、“DM−RS”という)のマッピングまたは転送方法及びそれを用いる通信端末装置に関する。
通信システムが発展するにつれて、事業体及び個人などの消費者は非常に多様な無線端末機を使用するようになった。
現在の3GPP、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE Advanced)等の移動通信システムでは、音声中心のサービスから外れて、映像、無線データなどの多様なデータを送受信できる高速大容量の通信システムとして、有線通信ネットワークに準ずる大容量データを転送できる技術開発が要求されているだけでなく、情報損失を最小化し、システム転送効率を上げることによってシステム性能を向上させることができる適切な誤り検出方式が必須の要素となった。
このような通信システムにおける送信装置が情報を転送するために使用したプリコーダー(Precoder)に対する情報を受信装置に知らせるために復調基準信号またはDM−RSという基準信号を使用するようになる。
一方、送受信側の全てにおいて多重入力多重出力(MIMO)アンテナを用いる通信システムが使われており、ユーザ端末(User Equipment;UE)が信号を受信または送信するレイヤ(Layer)毎に異なるDM−RSが転送されなければならない。
このようなレイヤ毎に異なるDM−RSを転送ブロックまたはリソースブロックにマッピングする過程に対する議論が進行中であるが、明確な仕様が導出されていない。
本発明の目的は、多数のレイヤに対するDM−RS信号をリソースブロックまたは転送ブロックにマッピングして転送する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、各レイヤのDM−RSに対し、均一な受信信頼度を有するようにするDM−RS信号マッピングまたは転送方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、特に奇数個のレイヤのDM−RSに対し、均一な受信信頼度を有するようにするDM−RS信号マッピングまたは転送方法及びそれを用いる通信端末装置を提供することにある。
本発明の一実施形態は、復調基準信号(DM−RS)マッピング方法であって、4個のリソースエレメント(Resource Element;RE)からなる1つのREグループに対し、2個のREには2個のレイヤのDM−RSを重複して割り当てて、残りの2個のREには残りの1つのレイヤのDM−RSを干渉無しで単独に割り当てる非干渉REグループを含み、かつ干渉無しで割り当てられるレイヤを非干渉REグループ毎に交互に割り当てることを特徴とする、DM−RSマッピング方法を提供する。
また、本発明の一実施形態は、復調基準信号(DM−RS)マッピング方法であって、2個のレイヤのDM−RSが重複して転送される4個のリソースエレメント(Resource Element;RE)からなるREグループのうち、REグループに属する4個のRE全てに同一のレイヤのDM−RSが割り当てられる重複REグループを1つ以上含み、4個のRE全てに割り当てられるレイヤを上記重複REグループ毎に交互に割り当てることを特徴とする、DM−RSマッピング方法を提供する。
また、本発明の他の実施形態は、奇数個のレイヤに対するDM−RS転送方法であって、各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして転送することを特徴とする、DM−RS転送方法を提供する。
また、本発明の他の実施形態は、奇数個のレイヤに対するDM−RSを受信する通信端末装置であって、上記通信端末装置は、各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして生成された奇数レイヤに対するDM−RSを受信し、各レイヤで使われたプリコーダー情報を獲得する通信端末装置を提供する。
本発明の他の実施形態は、奇数個のレイヤに対するDM−RSを転送する装置であって、各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして転送するDM−RS転送装置を提供する。
本発明の他の実施形態は、通信端末装置が奇数個のレイヤに対するDM−RSを受信する方法であって、上記通信端末装置は、各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして生成された奇数レイヤに対するDM−RSを受信するステップと、上記各レイヤで使われたプリコーダー情報を獲得するステップとを含むDM−RS受信方法を提供する。
本発明によれば、奇数個のレイヤに対し、それぞれ異なるDM−RSを転送するに当たって、各レイヤに対するDM−RSの受信信頼度を均一に維持するようにするDM−RSマッピング方法及び転送方法を得ることができる。
以下、本発明の一部の実施形態を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加するに当たって、同一の構成要素に対してはたとえ他の図面上に表示されても、できる限り同一の符号を有するようにしていることに留意しなければならない。また、本発明を説明するに当たって、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることができると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
また、本発明の構成要素を説明するに当たって、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものであり、その用語により当該構成要素の本質や順番または順序などが限定されない。どの構成要素が他の構成要素に“連結”、“結合”、または“接続”されると記載された場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結、または接続できるが、各構成要素の間に更に他の構成要素が“連結”、“結合”、または“接続”されることもできると理解されるべきである。
図1は、本発明の実施形態が適用される無線通信システムを図示する。
無線通信システムは、音声、パケットデータなどの多様な通信サービスを提供するために広く配置される。
図1を参照すると、無線通信システムは、端末10(User Equipment;UE)及び基地局20(Base Station;BS)を含む。端末10及び基地局20は以下に説明する実施形態のようなDM−RSマッピング方法が適用される。
本明細書における端末10は、無線通信におけるユーザ端末を意味する包括的な概念であって、WCDMA、LTE、及びHSPAなどでのUE(User Equipment)は勿論、GSM(登録商標)におけるMS(Mobile Station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、無線機器(wireless device)などを全て含む概念として解釈されるべきである。
基地局20またはセル(cell)は一般的に端末10と通信する固定された地点(fixed station)をいい、ノード−B(Node−B)、eNB(evolved Node-B)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(AccessPoint)、リレーノード(Relay Node)等、他の用語で呼ばれることもある
即ち、本明細書における基地局20またはセル(cell)は、CDMAにおけるBSC(Base Station Controller)、WCDMAのNode Bなどがカバーする一部の領域を表す包括的な意味として解釈されるべきであり、メガセル、マクロセル、マイクロセル、ピコセル、フェムトセル、及びリレーノード(Relay node)通信範囲など、多様なカバレッジ領域を全て包括する意味である。
本明細書における端末10及び基地局20は、本明細書で記述する技術または技術的思想を具現するための2つの送受信の主体であり、包括的な意味として使われて、具体的に指定される用語または単語により限定されない。
無線通信システムに適用される多重接続方式には制限がない。CDMA(Code Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、OFDM−FDMA、OFDM−TDMA、OFDM−CDMAなどの多様な多重接続方式を使用することができる。
アップリンク転送及びダウンリンク転送は、互いに異なる時間を使用して転送されるTDD(Time Division Duplex)方式、または互いに異なる周波数を使用して転送されるFDD(Frequency Division Duplex)方式が使用できる。
本発明の一実施形態は、GSM(登録商標)、WCDMA、HSPAを経てLTE(Long Term Evolution)及びLTE−Advancedに発展する非同期無線通信と、CDMA、CDMA−2000、及びUMBに発展する同期式無線通信分野のリソース割当に適用できる。本発明は、特定の無線通信分野に限定または制限されて解釈されてはならず、本発明の事象が適用できる全ての技術分野を含むことと解釈されるべきである。
本発明の実施形態が適用される無線通信システムは、アップリンク及び/またはダウンリンクHARQを支援することができ、リンク適応(link adaptation)のために、CQI(channel quality indicator)を使用することができる。また、ダウンリンクとアップリンク転送のための多重接続方式は互いに異なることがあり、例えば、ダウンリンクはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を使用し、アップリンクはSC−FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)を使用することができることと同一である。
端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(radio interface protocol)の階層は通信システムで広く知られた開放型システム間の相互接続(Open System Interconnection;OSI)モデルの下位3個の階層に基づいて第1階層(L1)、第2階層(L2)、第3階層(L3)に区分され、第1階層に属する物理階層は、物理チャンネル(physical channel)を用いた情報転送サービス(information transfer service)を提供する。
一方、本発明の一実施形態が適用される無線通信システムの一例では、1つの無線フレームは10個のサブフレーム(Subframe)から構成され、1つのサブフレームは2個のスロット(slot)を含むことができる。
データ転送の基本単位はサブフレーム単位となり、サブフレーム単位でダウンリンクまたはアップリンクのスケジューリングがなされる。1つのスロットは時間領域で複数のOFDMシンボルと周波数領域で少なくとも1つの副搬送波を含むことができ、1つのスロットは7個または6個のOFDMシンボルを含むことができる。
例えば、サブフレームは2個のタイムスロットからなると、各タイムスロットは時間領域で7個のシンボルと周波数領域で12個の副搬送波(Subcarrier)を含むことができ、このように1つのスロットとして定義される時間−周波数領域をリソースブロック(Resource Block;RB)と呼ぶことができるが、これに限定されるものではない。
図2は、本発明の実施形態に適用できる転送データの一般的なサブフレーム及びタイムスロット構造を図示する。
3GPP LTEなどにおいて、フレームの送信時間は1.0ms持続時間のTTI(送信時間間隔)に分けられる。“TTI”及び“サブフレーム(sub-frame)”という用語は同一の意味として使われることができ、フレームは10ms長さであって、10個のTTIを含む。
図2bは、本発明の実施形態に係るタイム−スロットの一般的な構造を示す。前述したように、TTIは基本送信単位(basic transmission unit)であって、1つのTTIは同一の長さの2個のタイム−スロット202を含み、各タイム−スロットは0.5msの持続時間を有する。タイム−スロットはシンボルに対する7個のロングブロック(long block:LB)203を含む。LBはサイクリックプリフィックス(cyclic prefixes:CP)204に分離される。総合すれば、1つのTTIまたはサブフレームは14個のLBシンボルを含むことができるが、本明細書はこのようなフレーム、サブフレーム、またはタイム−スロット構造に制限されるものではない。
図2cは、本発明の実施形態に係る1つのサブフレームまたはTTI201の間、1つのリソースブロック(RB)230の構成を示し、各TTIまたはサブフレームは時間領域で14個のLB203に分割される。各LBは1つのシンボルを運搬することができる。
また、20MHzの全体システム帯域幅は、互いに異なる周波数のサブキャリア205に分割または分けられる。図示した例では1つのTTI内の12個の連続するサブキャリアから構成されており、このように時間領域で14個のLBと周波数領域で12個のサブキャリアから構成された領域をリソースブロック(Resource block:RB)と呼ぶことができる。
例えば、1TTI内で10MHzの帯域幅は周波数領域で50個のRBを含むことができる。このようなリソースブロック(RB)を構成する各格子空間はリソースエレメント(Resource Element;以下“RE”という)と呼ぶことができ、上記のような構造のサブフレームの各々には全部で14×12=168個のREが存在することができる。
図3は、3名のUEがある多重ユーザMIMO(MU−MIMO)システムの信号転送例を図示する。
図3に示すように、基地局が3個の端末(UE0、UE1、IE2)に各々プリコーダー(precoder)
,
,
を使用してプリコーディングしたデータ
,
,
を転送する場合である。
,
,
を使用してプリコーディングしたデータ
,
,
を転送する場合である。
また、多重入力多重出力(MIMO)アンテナを使用して信号を転送及び受信するので、転送信号
及び受信信号
はベクトルとして表現される。
及び受信信号
はベクトルとして表現される。
図2において、
及び
は端末(UE)
への伝播チャンネル(propagation channel)及び端末
で信号復元のために使われるポストデコーダ(post-decoder)に対応する行列であり、
は
の推定値またはポストデコーディング(post-decoding)された値を意味する。
及び
は端末(UE)
への伝播チャンネル(propagation channel)及び端末
で信号復元のために使われるポストデコーダ(post-decoder)に対応する行列であり、
は
の推定値またはポストデコーディング(post-decoding)された値を意味する。
図3のように、ポストデコーダー
はプリコーダー
により決まるので、端末(UE)
は基地局が自身のために使用したプリコーダー
を知なければ情報
を復元することができない。
はプリコーダー
により決まるので、端末(UE)
は基地局が自身のために使用したプリコーダー
を知なければ情報
を復元することができない。
このように基地局が端末に如何なるプリコーダーを使用したかに対する情報(
)を転送するために使われるものがDM−RS(Demodulation Reference Signal)であり、DM−RSは以下の図4乃至図6のような方式により転送される。
)を転送するために使われるものがDM−RS(Demodulation Reference Signal)であり、DM−RSは以下の図4乃至図6のような方式により転送される。
一方、MIMOアンテナは多数のレイヤ(Layer)を含み、使われるレイヤの個数によってランク(Rank)1転送(レイヤ数=1)からランク8転送(レイヤ数=8)まで限定される。
一般に、レイヤとは、同時に転送される異なる情報を有する独立した情報のストリーム(Stream)を意味し、ランク(Rank)はレイヤの数または同時に転送できるレイヤの最大数を意味する。
前述したように、送信装置では受信装置に自身が使用したプリコーダーの種類の情報などを転送する必要があり、このためにDM−RSと呼ばれる基準信号を使用するようになり、このようなDM−RSはレイヤに従って異なるように受信装置に伝えられなければならない。
したがって、各レイヤのDM−RSを前述した構造のリソースブロック(RB)に区分可能に割り当てる必要がある。即ち、RBのあるREに各レイヤのDM−RSリソースを割り当てるかを定めなければならず、これをDM−RSパターニング(Patterning)またはDM−RSマッピング(Mapping)と呼ぶことができる。
一方、レイヤ数が2以下のランク1及びランク2転送では、1つのRB毎に、全12個のREにDM−RSを割り当てて、その以上のレイヤ数であるランク3転送以上ではRB毎に、最大24個のREにDM−RSを割り当てる方案が議論できる。
図4乃至図6は、前述したように、DM−RSをパターニングするに当たって、ランク2転送乃至ランク4転送の一実施形態を図示する。
即ち、基地局が特定端末(UE)に転送する、または特定UEが基地局に転送するDM−RSのパターンを図示し、かつUEが受信または送信するレイヤの数が2個または4個の場合に対する図である。
各格子単位はDM−RSがマッピングされるリソースエレメント(Resource Element)、即ちREを、全体ブロックはDM−RSパターンが繰り返される単位としての転送ブロックを表現する。
一方、図4乃至図6に図示された範囲は1つの転送ブロックまたはリソースブロック(RB)全体ではなく、DM−RSが表現される領域のみを限定し図示している。
このようなDM−RSパターンは、全体送信帯域幅(Bandwidth)で1回のみ適用されることができ、また周波数軸では一定パターンが反復できる。
図4乃至図6で、数字は転送されるレイヤのナンバーを意味し、数字が記載されたリソースエレメントはその数字のDM−RSが割り当てられるREを意味する。
図4乃至図6で、1つのREに2つのレイヤ数字が記載されたことは、そのREには2個のレイヤのDM−RSが割り当てられ、かつその2個のレイヤに対するDM−RSはウォルシュコード(Walsh Code)、アダマールコード(Hadamard Code)などの直交コード、ゼドフコード(Zedoff Code)などの準直交コード(Semi-orthogonal Code)、または拡散利得(Spreading gain)を保証するランダムコード(Random Code)などにより区分されることを意味する。以下の実施形態はウォルシュコードを使用してレイヤを区別する場合に対するものであり、前述した他の直交コード、準直交コード、ランダムコードによっても具現できる。
図4は、ランク2転送、即ちレイヤが2個の場合のDM−RSマッピングの一実施形態であって、レイヤ0及び1が各々12個のREに重複して割り当てられており、各レイヤのDM−RSはウォルシュコードとして区分される。
図5は、ランク4転送、即ちレイヤが4個の場合のDM−RSマッピングの一実施形態であって、レイヤ0及び1のDM−RSが各々12個のREに重複して割り当てられており、レイヤ2及び3のDM−RSがレイヤ0/1と隣り合う12個のREに割り当てられており、各REに重複して割り当てられたDM−RSはウォルシュコードとして区分される。
一方、図6はレイヤ0乃至2のような3個のレイヤを基地局がUEに転送したり、またはUEが基地局に3個のレイヤを転送したりする場合、即ちランク3転送に対する図である。
図6のように、ランク3転送の場合にはレイヤ0と1はウォルシュコードに区分されて12個のREに重複して割り当てられており、レイヤ2は他のレイヤと重複無しで12個のREに単独に割当転送されるように設計できる。
しかしながら、図6のようなDM−RSマッピングを用いる場合、レイヤ0とレイヤ1に対するDM−RSがウォルシュコードなどによるコード分割(code division)方式により転送されて相互間の干渉による信頼度の低下を経る可能性がある一方、単独に割当/転送されるレイヤ2に対するDM−RSは他のレイヤに対するDM−RSと干渉を起こさないので、より高い信頼度で受信される。
このように、レイヤ0及び1に対するDM−RSがレイヤ2に対するDM−RSより受信信頼度が低くなれば、レイヤ0及び1の場合は、レイヤ2と比較して、プリコーダー(precoder)の構造を正確に把握する可能性が減少するようになり、これはMIMOシステムの受信側の復号性能の低下が誘発される。
このような問題を克服するには、各レイヤに対するDM−RSが全て同一の受信信頼度を有するようにする必要がある。
即ち、上記の場合において、レイヤ0乃至2が同一の受信信頼度を有するようにする必要がある。
本発明の一実施形態は、基本的に奇数個のレイヤに対するDM−RSマッピングまたは転送方法であって、各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして転送するものである。
図7及び図8は、ランク3転送時、各レイヤに対するDM−RSが同一の受信信頼度を有するようにするDM−RSマッピングまたはパターニングの一実施形態を図示する。
図7及び図8の実施形態では、図示したように、4個のリソースエレメント(Resource Element;RE)からなる1つのREグループに対し、2個のREには2個のレイヤのDM−RSを重複して割り当てて、残りの2個のREには残りの1つのレイヤのDM−RSを干渉無しで単独に割り当てる非干渉REグループを含み、かつ干渉無しで割り当てられるレイヤを各非干渉REグループに交互に割り当てる方式である。
即ち、図7で、4個のリソースエレメント(Resource Element;RE)からなるREグループが1つのRB内で全12個存在し、全てのREグループは2個のREには2個のレイヤのDM−RSを重複して割り当てて、残りの2個のREには残りの1つのレイヤのDM−RSを干渉無しで単独に割り当てる非干渉REグループであり、干渉無しで割り当てられるレイヤはREグループ毎に交互に配置されている。
即ち、図7で、左上部→左下部→右上部→右下部の順に第1のREグループ乃至第6のREグループに定義する時、全てのREグループが非干渉グループであり、REグループ順に単独に割り当てられるレイヤは0→1→2→1→1→2などの順に交互に配置する。
図示したように、各REグループは隣り合う4個のREから構成したが、必ず隣り合う必要はなく、上部2個のREと下部2個のREは周波数領域で分離されていることがある。
図7は同一のDM−RSパターンが時間領域で繰り返してパターニングされる実施形態を図示しており、図8は各々のREグループが時間−周波数領域で異なるようにマッピングされる例を図示する。
図7の場合には、各々サブキャリア(縦軸)毎に全ての時間領域で同一のDM−RSを受信するようになるので、電力制御などが均一であるという長所があり、図8の場合には各々サブキャリア(縦軸)毎に時間領域で変化するDM−RSを受信するようになるので、空間ダイバーシティ利得を得ることができるという長所を有する。勿論、本発明の実施形態に係る時間−周波数領域でのDM−RSマッピングは、1つのリソースブロック単位だけでなく、基地局または端末の必要によって時間軸に互いに異なるリソースブロックに亘っても図7または図8の実施形態のように割り当てられることができる。
このように、レイヤ0乃至2に対するDM−RSが交互にレイヤ間の干渉無しで転送されるようにすれば、各レイヤに対するDM−RSは4個のREに亘って他のレイヤに対するDM−RSとの干渉無しで転送され、8個のREに亘っては他のレイヤに対するDM−RSとの干渉を有するように転送される。
図6のような方式では、レイヤ0及びレイヤ1に対するDM−RSが12個のREでレイヤ間の干渉を有するように転送される一方、図7及び図8の実施形態では全てのレイヤで8個のREのみで他のレイヤと干渉を有しながら転送され、残りの4個のREでは干渉無しで転送されることによって、レイヤ0と1のみを考慮するときには、DM−RSの受信信頼度を上げることができる長所がある。
また、レイヤ0乃至2の各々で、同一に8個のREで他のレイヤと干渉を有しながら転送され、残りの4個のREでは干渉無しで転送される均一な構造を有するので、全ての転送レイヤに対するDM−RSが同一の受信信頼度を有することができる。
一方、図7及び図8のように、各レイヤに対するDM−RSがDM−RSを転送するように割り当てられた各REで、1回または数回ずつ交互に干渉無しで転送されるようにする方式は、前述したサイズの転送ブロックサイズ、及び3個のレイヤだけでなく、多様なサイズの転送ブロック及び全ての奇数個のレイヤ転送に適用することができる。
一例として、レイヤ数が5の場合を以下の図9乃至13を参考しつつ説明する。
図9乃至13は、ランク5転送時、各レイヤに対するDM−RSが同一の受信信頼度を有するようにするDM−RSマッピングまたはパターニングの一実施形態を図示する。
図9乃至13のように、レイヤが5個の場合には、図4乃至図6のような1つの転送ブロックまたはリソースブロック(RB)だけでは全てのレイヤで均一な信頼度を有するようにDM−RSマッピングを行うことができず、この場合には転送ブロックが多数のRBで構成されなければならない。
図9乃至図13に示すように、レイヤが5個であるランク5転送の場合には、図9乃至図13に図示された全5個のRBに上記の方式によりDM−RSをマッピングしなければならない。
図9乃至図13のような実施形態では、隣り合う4個のREからなるREグループは2個のケレイヤが干渉を有して配置される2個ずつのREからなる干渉REグループ(例えば、レイヤ0と1とが重複して割り当てられた上部2個のREと、レイヤ2と3とが重複して割り当てられた下部2個のREからなる第1のRBの左上端のREグループのようなグループ)と、2個のレイヤが干渉を有して配置される2個のREと1つのレイヤが他のレイヤ干渉無しで単独に配置される2個のREを含む非干渉REグループ(例えば、レイヤ3と4とが重複して割り当てられた上部2個のREと、レイヤ1が単独に割り当てられた下部2個のREからなる第1のRBの左下端のREグループのようなグループ)に分離し、かつ非干渉グループに単独に割り当てられるレイヤが交互に変化するようにする。
即ち、RB順序によって、左上部→左下部→右上部→右下部の順に見る時、単独に割り当てられるレイヤは3→1→4→2→0→4→3→2などの順になることで、他のレイヤと干渉無しで割り当てられるレイヤを交互に配置される。
図9乃至図13のような場合、5個のRB(第1のRB乃至第5のRB)は、周波数軸に配列、時間軸に配列、または両軸全てに配列できる。
図7乃至図13のような実施形態において、他のレイヤと干渉無しでDM−RSが転送されるREの個数と、他のレイヤと重複してDM−RSが転送されるREの個数を数式で整理すれば、次の通りである。
参考に、本明細書に使われる数式で
はaとbの最小公倍数、
はaより小さい最大整数、
はaより大きい最小整数を意味する。
はaとbの最小公倍数、
はaより小さい最大整数、
はaより大きい最小整数を意味する。
また、1回、2回などの“回数”は該当するREグループの個数と同一の意味として使われる。
まず、転送するレイヤの数字を
といい、
が奇数であれば、各レイヤに対するDM−RSを2個ずつ組み合わせてウォルシュコード(Walsh code)により区分して同一REに転送すれば、各
個のREの内で
個のレイヤのうち、
個のレイヤに対するDM−RSは、他のレイヤに対するDM−RSと重なって転送され、1つのレイヤは重複無しで単一転送される。したがって、各
個のREの内で全てのレイヤに対するDM−RSは重複無しで1回転送される。
といい、
が奇数であれば、各レイヤに対するDM−RSを2個ずつ組み合わせてウォルシュコード(Walsh code)により区分して同一REに転送すれば、各
個のREの内で
個のレイヤのうち、
個のレイヤに対するDM−RSは、他のレイヤに対するDM−RSと重なって転送され、1つのレイヤは重複無しで単一転送される。したがって、各
個のREの内で全てのレイヤに対するDM−RSは重複無しで1回転送される。
1つのリソースブロック(RB)の内で24個のREを使用してDM−RSが転送され、上記で求めた
が24の約数でない場合、1つのRB内では各レイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにすることができない。この場合、以下の<数式1>による個数だけのRB内で全ての各レイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにマッピングできる。マッピング方法は、レイヤが3個の場合と同一である。即ち、2個のレイヤに対するDM−RSずつ組み合わせてマッピングし、かつ
個のレイヤに対するDM−RSが1回ずつ順次に重複無しで転送されるようにマッピングする。
が24の約数でない場合、1つのRB内では各レイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにすることができない。この場合、以下の<数式1>による個数だけのRB内で全ての各レイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにマッピングできる。マッピング方法は、レイヤが3個の場合と同一である。即ち、2個のレイヤに対するDM−RSずつ組み合わせてマッピングし、かつ
個のレイヤに対するDM−RSが1回ずつ順次に重複無しで転送されるようにマッピングする。
上記の方式によりDM−RSをマッピングして転送する場合、<数式1>による個数だけのRBの各々毎に各レイヤに対するDM−RSは以下の<数式2>による回数だけ重複無しで転送され、REに換算すれば以下の<数式3>の個数だけのREで重複無しで転送される。
以上のように、
個のRE毎に各レイヤに対するDM−RSが1回ずつ転送されるので、
毎に各レイヤに対するDM−RSは<数式4>による回数だけ転送される。したがって、各レイヤに対するDM−RSが他のレイヤと重なって転送される回数は<数式5>の通りである。これをREに換算すれば、<数式5>の倍数に該当するREで他のレイヤと重なって転送される。
個のRE毎に各レイヤに対するDM−RSが1回ずつ転送されるので、
毎に各レイヤに対するDM−RSは<数式4>による回数だけ転送される。したがって、各レイヤに対するDM−RSが他のレイヤと重なって転送される回数は<数式5>の通りである。これをREに換算すれば、<数式5>の倍数に該当するREで他のレイヤと重なって転送される。
レイヤ数が3または5の場合(即ち、ランク3転送及びランク5転送)に対し、上記数式を適用して見ると、
であれば、
、即ち4個のRE毎に1つのレイヤに対するDM−RSが重複無しで転送される。
であれば、
、即ち6個のRE毎に1つのレイヤに対するDM−RSが重複無しで転送される。
であれば、
、即ち4個のRE毎に1つのレイヤに対するDM−RSが重複無しで転送される。
であれば、
、即ち6個のRE毎に1つのレイヤに対するDM−RSが重複無しで転送される。
したがって、
であれば12、
であれば30個のRE毎に全てのレイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにマッピング可能である。
であれば12、
であれば30個のRE毎に全てのレイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにマッピング可能である。
図7及び図8のように、
であれば
個、即ち1つのRB内で全てのレイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにマッピング可能であり、
であれば図9乃至13のように
個のRB内で各レイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにマッピング可能である。
であれば
個、即ち1つのRB内で全てのレイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにマッピング可能であり、
であれば図9乃至13のように
個のRB内で各レイヤに対するDM−RSが同一の信頼度を有するようにマッピング可能である。
であれば、1つのRB内で<数式2>により2回だけ各レイヤに対するDM−RSが重複無しで転送され、これをREに換算すれば、4個のREを通じて重複無しで転送される。これは図7及び図8に表示されたものからも分かる。
であれば同一の数式により各5個のRBに対して4回ずつ、総8個のREを通じて重複無しで転送され、これは図9乃至13に図示されたものに対応する。
であれば、各1つのRBに対し、各レイヤに対するDM−RSは一括的に<数式5>により4回または8個のREで他のレイヤに対するDM−RSと重なって転送される。これは、図7及び図8に表示されたものからも分かる。
同一の数式により、
であれば各5個のRBに対し、各レイヤに対するDM−RSは16回または32個のREを通じて他のレイヤのDM−RSと重なって転送され、これは図9乃至13に図示されたものに対応する。
であれば各5個のRBに対し、各レイヤに対するDM−RSは16回または32個のREを通じて他のレイヤのDM−RSと重なって転送され、これは図9乃至13に図示されたものに対応する。
以上のように、各レイヤに対するDM−RSがDM−RSを転送するように割り当てられた各REで1回または数回ずつ交互に他のレイヤのDM−RSと干渉無しで転送されるようにする転送方式は、前述したサイズのRBのサイズ及び3または5個のレイヤだけでなく、多様なサイズのRB及び全ての奇数個のレイヤ転送に適用できる。
図14及び図15は、本発明の他の一実施形態によるDM−RSマッピング方式を図示する。
図7乃至図13では、
個のレイヤが交互に単一転送されるようにする方式を説明したが、その代わり、
個のレイヤが順次に2個以上のDM−RS REにマッピングされて転送される方式も可能であり、図9乃至13はこのような実施形態を図示している。
個のレイヤが交互に単一転送されるようにする方式を説明したが、その代わり、
個のレイヤが順次に2個以上のDM−RS REにマッピングされて転送される方式も可能であり、図9乃至13はこのような実施形態を図示している。
図14及び図15による実施形態では、2個のレイヤのDM−RSが重複して転送される4個のREからなるREグループのうち、REグループに属する4個のRE全てに同一のレイヤのDM−RSが割り当てられる重複REグループを1つ以上含み、4個のRE全てに割り当てられるレイヤを上記重複REグループ毎に交互に割り当てる方式である。
すなわち、全てのREグループのREには全て2個のレイヤのDM−RSがウォルシュコードにより区分されて重複転送され、かつREグループに属する4個のRE全てに同一のレイヤのDM−RSが割り当てられる“重複REグループ”に定義する場合、各重複REグループには4個のREの全てに割り当てられるレイヤが順次に変化するようにする。
図面を参照しつつ説明すると、図14及び図15のように、DM−RSのために割り当てられた隣り合う4個のREからなるREグループを1つの回数に定義する時、12個の全てのREグループは“重複REグループ”となる。
図14及び図15で、このような重複REグループは左上部→左下部→右上部→右下部の順に第1のREグループ乃至第6のREグループに定義すれば、各レイヤのDM−RSは順次にグループ内の4個のRE全てで転送されるようにするので、第1グループ(左上端)ではレイヤ0に対するDM−RSを4個のRE全てで転送されるようにし、第2グループ(左中端)ではレイヤ1に対するDM−RSを4個のRE全てで転送されるようにし、第3グループ(左下端)ではレイヤ2に対するDM−RSを4個のRE全てで転送されるようにする。
勿論、各REグループ内のREには4個全て割り当てられるレイヤのDM−RSを除外した他の2個のレイヤのDM−RSが各々2個のREで重複して転送されるようにする。
このような実施形態によれば、REグループを1つの回数に定義する時、各レイヤのDM−RSは<数式2>による回数だけ4個のRE全てで転送され、REグループ内で2個のREを通じて転送される回数は<数式5>の通りである。
図14及び図15のように、ランク3転送の場合、数式に適用して見ると、
であれば、1つのRB内で<数式2>により2回だけ各レイヤに対するDM−RSが4個のRE全てで転送される。
であれば、1つのRB内で<数式2>により2回だけ各レイヤに対するDM−RSが4個のRE全てで転送される。
また、各レイヤに対するDM−RSは一括的に<数式5>により4回だけ1つのREグループ内で2個のREを通じて転送される。
即ち、レイヤ0を例に挙げれば、図14及び図15のように、2回(第1のREグループ及び第4のREグループ)だけ4個のRE全てでDM−RSが転送され、4回(残りのREグループ)だけで2個のREのみで重複して転送される。
結果的に、
であれば各レイヤのDM−RSは全て均一に16個のREで他のレイヤと重複して転送され、したがって、同一の信頼度が確保できるようになる。
であれば各レイヤのDM−RSは全て均一に16個のREで他のレイヤと重複して転送され、したがって、同一の信頼度が確保できるようになる。
図14及び図15のような実施形態の場合、レイヤ毎に異なるレイヤのDM−RSと重複してマッピングされる全体RE個数は<数式6>のように表現される。
本明細書で、“REグループ”、“(非)干渉REグループ”、“重複REグループ”という表現を使用しているが、これは前述した定義に従う限り、他の用語や表現に取り替えることができる。
以上のようなDM−RSマッピング方法またはパターニング方法は、プリコーダーに対する情報を受信装置に知らせるための全ての送信装置に適用することができ、主にダウンリンクにおける送信装置である基地局に適用されるが、場合によって、アップリンクにおける送信装置である端末(UE)にも適用できる。
即ち、一実施形態によれば、奇数個のレイヤに対するDM−RSを受信する通信端末装置であって、通信端末装置は各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして生成された奇数レイヤに対するDM−RSを受信し、各レイヤで使われたプリコーダー情報を獲得する通信端末装置(UE)形態に具現できる。
以上のような実施形態を利用すれば、各レイヤに対するDM−RSの受信信頼度の平準化処理を通じて一部のレイヤに対するDM−RSの受信信頼度が低くてプリコーダーを正確に測定できない問題を解決する。これによって、MIMOシステムの受信性能を増加させることができるという効果がある。
以上、本発明の実施形態を構成する全ての構成要素が1つに結合されるか、結合されて動作することと説明されたが、本発明が必ずこのような実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の目的範囲内であれば、その全ての構成要素が1つ以上に選択的に結合して動作することもできる。また、その全ての構成要素が各々1つの独立的なハードウェアで具現されることができるが、各構成要素のその一部または全部が選択的に組み合わせて1つまたは複数個のハードウェアで組み合わせた一部または全部の機能を遂行するプログラムモジュールを有するコンピュータプログラムとして具現されることもできる。そのコンピュータプログラムを構成するコード及びコードセグメントは本発明の技術分野の当業者により容易に推論できるものである。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータが読取可能な格納媒体(Computer Readable Media)に格納されてコンピュータによって読取され、実行されることによって、本発明の実施形態を具現することができる。コンピュータプログラムの格納媒体としては、磁気記録媒体、光記録媒体、キャリアウェーブ媒体などが含まれることができる。
また、以上で記載された“含む”、“構成する”、または“有する”などの用語は、特別に反対になる記載がない限り、該当構成要素が内在できることを意味するものであるので、他の構成要素を除外するのでなく、他の構成要素を更に含むことができることと解釈されるべきである。技術的または科学的な用語を含んだ全ての用語は、異に定義されない限り、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者により一般的に理解されることと同一の意味を有する。事前に定義された用語のように、一般的に使われる用語は関連技術の文脈上の意味と一致するものと解釈されるべきであり、本発明で明らかに定義しない限り、理想的であるとか、過度に形式的な意味として解釈されない。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施形態は本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施形態により本発明の技術思想の範囲が限定されるのではない。本発明の保護範囲は請求範囲により解釈されなければならず、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
本特許出願は、2009年11月2日付で韓国に出願した特許出願番号第10−2009−0105184号に対し、米国特許法119(a)条(35U.S.C§119(a))により優先権を主張し、その全ての内容は参考文献として本特許出願に併合される。併せて、本特許出願は、米国以外の国家に対しても上記と同一の理由により優先権を主張すれば、その全ての内容は参考文献として本特許出願に併合される。
Claims (12)
- 復調基準信号(DM−RS)マッピング方法であって、
4個のリソースエレメント(Resource Element;RE)からなる1つのREグループに対し、2個のREには2個のレイヤのDM−RSを重複して割り当てて、残りの2個のREには残りの1つのレイヤのDM−RSを干渉無しで単独に割り当てる非干渉REグループを含み、かつ干渉無しで割り当てられるレイヤを非干渉REグループ毎に交互に割り当てることを特徴とする、DM−RSマッピング方法。 - 前記重複して割り当てられる2個のREを通して転送されるDM−RSはウォルシュコードにより区分されることを特徴とする、請求項1に記載のDM−RSマッピング方法。
- 転送するレイヤの数字を
という時、以下の数式による個数だけのリソースブロック(Resource Block;RB)にDM−RSがマッピングされることを特徴とする、請求項1に記載のDM−RSマッピング方法。
- 各レイヤに対してDM−RSが干渉無しで単独に割り当てられる前記非干渉REグループまたは転送回数の個数は以下の数式により定まることを特徴とする、請求項3に記載のDM−RSマッピング方法。
- 各レイヤに対してDM−RSが他のレイヤのDM−RS信号と重複して割り当てられるREグループまたは転送回数の個数は以下の数式により定まることを特徴とする、請求項4に記載のDM−RSマッピング方法。
- 復調基準信号(DM−RS)マッピング方法であって、
2個のレイヤのDM−RSが重複して転送される4個のリソースエレメント(Resource Element;RE)からなるREグループのうち、REグループに属する4個のRE全てに同一のレイヤのDM−RSが割り当てられる重複REグループを1つ以上含み、4個のRE全てに割り当てられるレイヤを前記重複REグループ毎に交互に割り当てることを特徴とする、DM−RSマッピング方法。 - 転送するレイヤの数字を
という時、以下の数式による個数だけのリソースブロック(Resource Block;RB)にDM−RSがマッピングされることを特徴とする、請求項6に記載のDM−RSマッピング方法。
- 各レイヤに対し、4個のRE全てでDM−RSが割り当てられる前記重複REグループまたは転送回数の個数は以下の数式により定まることを特徴とする、請求項7に記載のDM−RSマッピング方法。
- 奇数個のレイヤに対するDM−RS転送方法であって、
各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして転送することを特徴とする、DM−RS転送方法。 - 奇数個のレイヤに対するDM−RSを受信する通信端末装置であって、
前記通信端末装置は各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして生成された奇数レイヤに対するDM−RSを受信し、各レイヤで使われたプリコーダー情報を獲得することを特徴とする、通信端末装置。 - 奇数個のレイヤに対するDM−RSを転送する装置であって、
各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして転送することを特徴とする、DM−RS転送装置。 - 通信端末装置が奇数個のレイヤに対するDM−RSを受信する方法であって、
前記通信端末装置は、各レイヤのDM−RSに対する受信信頼度が同一になるように、各レイヤのDM−RSを1つ以上の転送ブロック(RB)のREにマッピングして生成された奇数レイヤに対するDM−RSを受信するステップと、
前記各レイヤで使われたプリコーダー情報を獲得するステップと、
を含むことを特徴とする、DM−RS受信方法。
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