JP2013508025A - 減圧を用いるデブリードマン用切除ヘッド、方法、およびシステム - Google Patents
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Abstract
装置、システム、および方法は、減圧を用いて組織の一部を切除ヘッドの中に配置するステップと、組織を切除して組織部位のデブリードマンを行うステップを含む。切除ヘッドは、遠位端と近位端を有するデブリードマン管路を備える。遠位端に隣接するデブリードマン管路の部分は、組織処置領域を構成する。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路の遠位端に形成された組織処置領域への開口部も備える。組織処置領域は、減圧下で開口部を通して組織の一部を受け入れるように構成されている。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路と組織処置領域で結合した選択的に移動可能な切除部材も備える。切除部材は、組織の一部がデブリードマン管路の中にある時に組織部位から組織の一部を切除するための部材である。他の方法、システム、および装置も開示する。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
関連出願
本発明は、合衆国法典第35巻第119条(e)の下に、「Debridement Cutting Heads,Methods,and Systems Employing Reduced Pressure」と題された米国仮特許出願第61/252,371号明細書(2009年10月16日出願)の出願の利益を主張し、この文献はあらゆる目的で参照により本明細書に援用される。
本発明は、合衆国法典第35巻第119条(e)の下に、「Debridement Cutting Heads,Methods,and Systems Employing Reduced Pressure」と題された米国仮特許出願第61/252,371号明細書(2009年10月16日出願)の出願の利益を主張し、この文献はあらゆる目的で参照により本明細書に援用される。
本発明は、一般に、医療処置システムに関し、より詳細には、組織デブリードマンシステムおよび方法に関する。
壊死組織は、創傷治癒を阻害することがある。このような場合、壊死組織を除去するのが望ましいことがある。創傷に生じる壊死組織に対する治療的介入がデブリードマンである。デブリードマンには、例えば、機械的、酵素的または化学的、外科的(sharp)、生物学的(biosurgical)、および自己融解などの多くの一般的方法がある。
非限定的な例示的実施形態によれば、減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除する方法は、遠位端と近位端を有するデブリードマン管路を提供するステップ、デブリードマン管路を介して組織の一部に減圧を加えるステップ、および減圧の印加に応答して組織の一部がデブリードマン管路の遠位端に入るようにするステップを含む。本方法は、また、デブリードマン管路の中で組織部位から組織の一部を切除するステップも含む。
別の非限定的な例示的実施形態によれば、減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除するシステムは、減圧を供給する減圧供給源を備える。本システムは、組織部位に配置され、減圧供給源と選択的に流体連通する切除ヘッドを備える。切除ヘッドは、遠位端と近位端を有するデブリードマン管路を備える。遠位端に隣接するデブリードマン管路の部分は、組織処置領域を構成する。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路の遠位端に形成された組織処置領域への開口部も備える。デブリードマン管路の組織処置領域は、減圧下で開口部を通して組織の一部を受け入れるように構成されている。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路と組織処置領域で結合した切除部材も備える。切除部材は移動可能であり、受け入れ位置と切除位置とを有し、組織の一部がデブリードマン管路の組織処置領域の中にある時に組織部位から組織の一部を切除する。本システムは、切除ヘッドおよび減圧供給源に流体的に接続されるキャニスターを備える。切除された組織は、減圧により、デブリードマン管路からキャニスターの中に吸引される。
別の非限定的な例示的実施形態によれば、減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除する装置は、組織部位に配置される切除ヘッドを備える。切除ヘッドは、遠位端と近位端を有するデブリードマン管路を備える。遠位端に隣接するデブリードマン管路の部分は、組織処置領域を構成する。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路の遠位端に形成された組織処置領域への開口部も備える。デブリードマン管路の組織処置領域は、減圧下で開口部を通して組織の一部を受け入れるように構成されている。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路と組織処置領域で結合した切除部材も備える。切除部材は移動可能であり、受け入れ位置と切除位置とを有し、組織の一部がデブリードマン管路の組織処置領域の中にある時に組織部位から組織の一部を切除する。
別の非限定的な例示的実施形態によれば、減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除する方法は、組織部位に切除ヘッドを当てるステップを含む。切除ヘッドは、遠位端と近位端を有するデブリードマン管路を備える。遠位端に隣接するデブリードマン管路の部分は、組織処置領域を構成する。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路の遠位端に形成された組織処置領域への開口部も備える。デブリードマン管路の組織処置領域は、減圧下で開口部を通して組織の一部を受け入れるように構成されている。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路と組織処置領域で結合した切除部材も備える。切除部材は移動可能であり、受け入れ位置と切除位置とを有し、組織の一部がデブリードマン管路の組織処置領域の中にある時に組織部位から組織の一部を切除する。本方法は、また、切除ヘッドに減圧を供給して、組織の一部がデブリードマン管路の組織処置領域に入るようにするステップ、および切除部材を使用して組織部位から組織の一部を切除するステップも含む。
別の非限定的な例示的実施形態によれば、減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除する装置を製造する方法は、組織部位に配置される切除ヘッドを形成するステップを含む。切除ヘッドは、遠位端と近位端を有するデブリードマン管路を備える。遠位端に隣接するデブリードマン管路の部分は、組織処置領域を構成する。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路の遠位端に形成された組織処置領域への開口部も備える。デブリードマン管路の組織処置領域は、減圧下で開口部を通して組織の一部を受け入れるように構成される。切除ヘッドは、また、デブリードマン管路と組織処置領域で結合した切除部材も備える。切除部材は移動可能であり、受け入れ位置と切除位置とを有し、組織の一部がデブリードマン管路の組織処置領域の中にある時に組織部位から組織の一部を切除する。
例示的実施形態の以下の詳細な説明において、その一部を構成する添付の図面を参照する。当業者が本発明を実施することが可能となるようにこれらの実施形態を十分詳細に説明するが、他の実施形態を使用することもでき、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、論理構造、機械的、電気的、および化学的変更を行うことができることが分かる。当業者が本明細書に記載の実施形態を実施することを可能にするのに必要でない詳細を回避するために、説明は当業者に既知の特定の情報を省略することがある。従って、以下の詳細な説明は、限定的な意味に解釈されるべきではなく、非限定的な例示的実施形態の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ定義されるものとする。
ここで主に図1〜図3を参照すると、デブリードマンシステム100、または他の組織除去システム100の非限定的な例示的実施形態は、切除ヘッド102および柄104を備え、これらは減圧供給源106および流体供給源108に流体的に接続される。柄104は切除ヘッド102に接続されており、減圧を用いて組織の一部(例えば、組織の一部116)をデブリードマン管路114の開口部118の中に吸引し、組織部位112から切除することができるように切除ヘッド102を組織部位112の創傷110に当てるのに使用される。デブリードマンシステム100は、減圧および切除ヘッド102を使用して組織部位112のデブリードマンを行う。組織部位112は、骨組織、脂肪組織、筋肉組織、皮膚組織、脈管組織、結合組織、軟骨、腱、靭帯、または他の任意の組織を含む、任意のヒト、動物、または他の生物の身体組織であってもよい。組織部位112の創傷110は、外傷、手術、疾患等を含む様々な原因によるものであってもよい。
切除ヘッド102を組織部位112に当てるとき、切除ヘッド102の一部を形成するデブリードマン管路114は、デブリードマン管路114の遠位端120にある開口部118を通して組織の一部116を受け入れる。一般に開口部118を通って入った時に組織の一部116が存在するデブリードマン管路114の部分は、組織処置領域122である。減圧供給源106からの減圧は、デブリードマン管路114を通って組織部位112に連通し、組織の一部116を組織処置領域122の中に吸引することができる。組織処置領域122で行うことができる処置の例としては、組織の一部116(デブリードマン)もしくは流体(例えば、腹水、滲出液、血液等)の除去、または組織部位112への減圧の印加が挙げられる。本明細書で使用される場合、特記しない限り、「または」は相互の排他性を必要としない。組織の一部116がデブリードマン管路114の組織処置領域122に入った後、切除部材124または切除機構を受け入れ位置から閉鎖位置または切除位置に移動または作動させて、組織部位112から組織の一部116を切除または切断することができる。作動後、切除部材124は受け入れ位置に戻ることができる。
本明細書で使用される「減圧」という用語は、一般に、処置を受ける組織部位の周囲圧力より低い圧力を指す。ほとんどの場合、この減圧は、患者が所在する場所の大気圧より低いであろう。あるいは、減圧は、組織部位112の組織に関連する静水圧より低くてもよい。「真空」および「陰圧」という用語は、組織部位112に加えられる圧力を記載するのに使用され得るが、組織部位112に適用される実際の圧力低下は、通常、完全な真空に関連する圧力低下より著しく小さくてもよい。特記しない限り、本明細書に記載される圧力の値はゲージ圧である。同様に、減圧の増大についての言及は、通常、絶対圧力の低下を意味し、減圧の減少とは、通常、絶対圧力の上昇を意味する。
デブリードマン管路114は、組織処置領域122と延長部126の両方を備えてもよい。組織処置領域122は、デブリードマン管路114の遠位端120に隣接しているか、またはその形成を助け、延長部126はデブリードマン管路114の近位端128に隣接しているか、またはその形成を助ける。延長部126は、任意の長さであってもよく、組織処置領域122と柄104の間に距離127を設けるのに使用されてもよい。距離127は、切除ヘッド102の届く範囲を延ばすことなどの様々な目的に合わせて変えることができる。
デブリードマン管路114の組織処置領域122は、拡大緩衝部130を備えてもよい。拡大緩衝部130は、デブリードマン管路114の延長部126の方に向かって幅(直径)が漸減してもよい。拡大緩衝部130は、様々な目的のいずれかに役立つことができる。例えば、拡大緩衝部130は、切除ヘッド102が当てられる創傷110または組織部位112に切除ヘッド102の遠位端120が擦過傷または損傷を引き起こさないように、弾性または緩衝性を有してもよい。従って、拡大緩衝部130は、組織部位112から組織の一部116を切断するとき、必要に応じて、切除ヘッド102が創傷110または組織部位112と完全に接触することを可能にする。拡大緩衝部130は、また、切除ヘッド102の遠位端120と創傷110または組織部位112との摩擦を防止または低減することもできる。
拡大緩衝部130の平均幅132(または外径)は、延長部126の平均幅134(または外径)より大きい。拡大緩衝部130の幅132(W1)は、延長部126の幅134(W2)より大きくてもよい(W1>W2)。さらに、幅132(W1)は、幅134(W2)より何倍か大きくてもよい、例えば、W1>1.5W2、W1>2W2、W1>3W2等であってもよい。さらに別の非限定的な例示的実施形態では、デブリードマン管路114の組織処置領域122は、拡大緩衝部130を全く備えていないか、または区別不能、即ち、W1=W2である。
拡大緩衝部130は、1種類以上の弾性材料から形成されてもよい。拡大緩衝部130は、例えば、不透過性または半透過性のエラストマー性材料であってもよい。「エラストマー性」とは、エラストマーの性質を有することを意味する。それは、一般に、ゴム状特性を有するポリマー材料を指す。より具体的には、大部分のエラストマーは100%より大きい極限伸びとかなりの量の弾力性を有する。材料の弾力性とは、弾性変形から回復する材料の能力を指す。拡大緩衝部130を形成し得るエラストマーの例としては、天然ゴム、ポリイソプレン、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ポリブタジエン、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエンモノマー、クロロスルホン化ポリエチレン、多硫化ゴム、ポリウレタン、コポリエステル、およびシリコーンが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
拡大緩衝部130は、組織部位112または組織処置領域122の近傍から飛散することを防止するのに役立つことができる。例えば、組織部位112から組織の一部116を切断するとき、拡大緩衝部130は組織部位112から血液が飛散するのを防止することができる。別の非限定的な例示的実施形態では、拡大緩衝部130は、また、組織部位112に当てられると流体シールを形成し、組織部位112または近傍に加えられる減圧の標的化または増強を助けることもできる。「流体シール」とは、関与する特定の減圧サブシステムによって与えられる所望の部位における減圧を維持するのに十分なシールを意味する。一実施形態では、拡大緩衝部130は組織処置領域122の組織の一部116が視覚的に露出するように透明である。
切除ヘッド102の遠位端120にある開口部118は、組織部位112へのアクセスを提供する。切除ヘッド102の側面136および138ではなく、遠位端120に開口部118を形成すると、組織部位112に減圧を加える経路が直線になり、従って、組織部位112に移送される減圧を調節することによって、組織処置領域122に入る組織の一部116を選択することが容易になる。また、開口部118の直径を変えて、開口部118に入る組織の量を制御することができる。他の実施形態では、開口部118は切除ヘッド102の側面136および138に配置されてもよい。開口部118は、また、テーパ状開口部であることが示されている。このようなテーパ付けは、鋭い縁部を無くすことによって組織部位112の損傷を防止するのに役立つことができる、または組織部位112から組織の一部116を切除するときに飛散を防止するのに役立つことができる。1つの非限定的な例示的実施形態では、開口部118は、組織処置領域122に入る組織の量が制御されるように調節可能であってもよい。開口部118の直径が比較的大きいと、入る組織の量が多くなり、開口部118の直径が比較的小さいと、入る組織の量が少なくなる。1つの非限定的な例示的実施形態では、開口部118は、開口部118としての可変の穴と開口部118のサイズを変更するためのアクチュエータ(明示せず)とでリアルタイムに制御可能であってもよい。この後者の実施形態では、可変の穴である開口部118は、全開の位置と制限された位置との間で変化し得る穴である。
切除部材124は、図1の1つの例示的実施形態に示されている受け入れ位置と、図2の1つの例示的実施形態に示されている閉鎖位置または切除位置との間で移動可能である。受け入れ位置にある時、切除部材124は、実質的にデブリードマン管路114の組織処置領域122の内面142の凹部140に配置されていても、または他に組織の一部116が処置領域122に入るのに十分な間隙がデブリードマン管路114の組織処置領域122に設けられる位置に配置されていてもよい。受け入れ位置から切除位置に移動するように作動させると、切除部材124は組織部位112から組織の一部116を切除または切断する。
切除部材124は多くの形態を取り得るが、非限定的な例示的実施形態には、1枚の刃であることが示されている。しかし、切除部材124は、シャッターのように閉じる2枚の刃、または、切除位置にあるとき、回転して組織処置領域122に入る任意の数の円形刃などの幾つかの形態を取ることができる。1つの具体例では、切除部材124は、切除位置に移動するとき、回転して組織処置領域122に入る4枚の円形刃であってもよい。
柄104に配置されている切除スイッチ144を使用して、切除部材124を受け入れ位置から閉鎖位置に移動させることができる。切除スイッチ144と切除部材124との機械的関係の1つの非限定的な例示的実施例を、図1および図2に示す。この非限定的な例示的実施例では、切除スイッチ144を押すと、ワイヤ146が柄104の方に引かれる。ワイヤ146はプーリー148を通り、ワイヤ146の遠位端150で切除部材124に接続されている。ワイヤ146を柄104の方に引くと、切除部材124はデブリードマン管路114によって画成される組織処置領域122の方に引かれ、それによって図2に示す切除位置に移動する。
切除位置に移動する時、切除部材124は、デブリードマン管路114の内面142の反対側154に接近し、それと接触することができる。切除スイッチ144を解除すると、または非作動位置に移動させると、切除部材124はばね156により付勢されて凹部140に戻る。別の非限定的な例示的実施形態では、切除スイッチ144は、切除部材124に電気的に接続され、電気信号を使用して、ソレノイドまたは他の装置と協働して切除部材124の移動を制御することができる。
柄104の切除スイッチ144は、柄104に配置され得る幾つかの可能なスイッチの1つに過ぎない。柄104は、医療従事者などの使用者が、組織部位112の処置を行うときに切除ヘッド102を把持または制御する方法を提供する。柄104は、減圧ポート159および流体ポート161を備える。減圧管路158は、減圧ポート159と減圧供給源106を流体的に接続する。流体管路176は、流体供給源108と流体ポート161を流体的に接続する。また、柄104は、柄の中に中間管路157および173を備え、これらはそれぞれ、切除ヘッド102と、減圧ポート159と流体ポート161のいずれかまたはその両方との選択的流体連通を提供する。
柄104は、また、減圧スイッチ160を備えてもよい。減圧スイッチ160は、減圧供給源106から組織処置領域122および組織部位112に加えられる減圧の量を制御する。減圧スイッチ160が矢印162で示される方向に摺動するにつれて、切除ヘッド102の組織処置領域122および組織部位112に加えられる減圧の量が増加する。一例では、柄104の中間管路にある弁(明示せず)は、減圧スイッチ160によって制御され、弁は、減圧スイッチ160の位置に応じて可変に開閉し、切除ヘッド102に移送される減圧の量を決定する。別の例では、減圧スイッチ160は、減圧供給源106によって供給される減圧の量を制御するコントローラ(図示せず)に機械的または電気的に接続されてもよい。
柄104は、また、切除ヘッド102への流体166の供給を制御するのに使用される流体スイッチ164も備える。流体166は、組織部位112の処置を助ける物質を含んでも、または物質自体であってもよい。例えば、流体166は、治癒因子、麻酔剤、増殖因子、抗生物質等を含んでもよい。また、流体166は、組織の一部116のデブリードマンを行う前、行っている時、または行った後に、組織部位112を洗浄するのに使用されてもよい。
流体スイッチ164を押すまたは作動させると、流体166は、組織処置領域122を含むデブリードマン管路114を流通することができ、流体166はそこで組織の一部116を含む組織部位112に接触することができる。流体の流れを流体スイッチ164で制御することができる方法の一例は、柄104の中間管路に、流体スイッチ164を押すと開く弁(明示せず)を使用することである。別の例では、流体スイッチ164を押すと、流体供給源108の弁167が開き、それによって流体166が流体管路176、柄104の中の中間管路173を通り、デブリードマン管路114に流入する。
切除スイッチ144、減圧スイッチ160、および流体スイッチ164には、トグルスイッチ、トリガ、ボタン、スライドスイッチ、または電気スイッチなどの、どのような種類のスイッチを使用してもよい。代替の非限定的な例示的実施形態では、代わりに、柄104のスイッチの全部または一部が、使用者インターフェースを有する別個のコントローラ(図示せず)に配置されてもよい。この代替の実施形態では、減圧の印加、流体166および切除部材124は、コントローラに配置された使用者インターフェースにより制御される。コントローラは、減圧供給源106または流体供給源108を収容するハウジング(図示せず)に備えられてもよい。
デブリードマンシステム100は、また、減圧管路158にキャニスター168も備える。組織部位112から除去される組織の一部116は、組織部位112から切断されると、キャニスター168に送出される。特に、組織部位112から切断される組織の一部116は、減圧供給源106からの減圧により組織処置領域122から離れ、柄104の中間管路157および減圧管路158の少なくとも一部を通って、キャニスター168の中に吸引される。組織の一部116は、キャニスター168の中に堆積した後、廃棄されても、またはさらに医学的検査に使用されてもよい。キャニスター168の中に堆積する組織の一部116または他のいずれかの液体もしくは固体物質は、キャニスター168と減圧供給源106の間に介在する疎水性フィルタ170によって、減圧供給源106の中に吸引されることが実質的に防止される。
1つの非限定的な例示的実施形態では、減圧管路158および流体管路176は、2つ以上のルーメンを有する単一の送出管路に一体化されてもよい。これらのルーメンのうち、1つ以上で減圧供給源106から柄104に減圧を供給してもよく、別の1つ以上のルーメンで流体供給源108から柄104に流体166を供給してもよい。
使用中、デブリードマンシステム100は、柄104を用いて組織部位112に当てられる切除ヘッド102を使用して、組織部位112から望ましくない組織の一部、例えば、組織の一部116を切除する。組織処置領域122を望ましくない組織の一部、例えば、組織の一部116に隣接して配置することにより、切除ヘッド102を組織部位112に当てることができる。例えば、デブリードマン管路114の遠位端120を、組織部位112に当てて、または接して配置することができる。組織処置領域122を組織部位112に隣接して配置した後、減圧スイッチ160を使用して、減圧供給源106からの減圧を組織部位112に加え、望ましくない組織の一部、例えば、組織の一部116を、開口部118を通して、デブリードマン管路114の組織処置領域122の中に吸引することができる。
減圧スイッチ160を可変に移動させて、組織部位112に加えられる減圧の量を変化させることができる。組織部位112に加えられる減圧の量を変化させることにより、開口部118を通して吸引される組織の一部116を必要に応じて増加または減少させることができる。例えば、組織部位112から切除される組織の量を増加させたい使用者は、組織部位112に加えられる減圧の量を増加して、開口部118を通して吸引される組織の一部のサイズ116を増加させることができる。切除スイッチ144を作動させ、切除部材124を作動させることにより、この増加した組織の一部116を組織部位112から切除することができる。逆に、組織部位112から切除される組織の一部116を減少させたい使用者は、組織部位112に加えられる減圧の量を減少した後、切除スイッチ144を作動させることにより、この量が減少した組織を組織部位112から切除することができる。
一般に、加えられる減圧の量と組織処置領域122に入る組織のサイズの間には直接的な相関がある。減圧の量、従って、組織処置領域122に吸引される組織の量は、組織部位112の硬さ、組織部位112における死んだ組織もしくは壊死組織の量、または特定量の組織を切除する医学的必要性などの様々な要因に基づいて個別に調整することができる。組織部位112から組織の一部116を切除する前、切除している時、または切除した後に、流体スイッチ164を作動させることにより、組織部位112に流体166を供給することができる。ここでも、組織部位112に供給される流体166の量を、流体スイッチ164で制御することができる。
ここで主に図2を参照すると、組織部位112から組織の一部116を切除した後、組織の一部116は、デブリードマン管路114の中を矢印172で示される方向に吸引される。減圧により、組織の一部116は組織処置領域122から減圧管路158の中に、そしてキャニスター168の中に吸引され、そこで組織の一部116は廃棄されても、または医学的検査に使用されてもよい。
ここで主に図4〜図6を参照すると、切除ヘッド202の別の非限定的な例示的実施形態が示されている。切除ヘッド202は、図1〜図3のデブリードマンシステム100などのデブリードマンシステムの一部として使用することができる。切除ヘッド202は柄204に接続されている。
切除ヘッド202は、デブリードマン管路214の組織処置領域222を備え、それは切除ヘッド202の遠位端220に形成された拡大部分または拡大ディスク274を備える。1つの非限定的な例示的実施形態では、延長部226と拡大ディスク274は両方とも実質的に剛性の材料から形成される。さらに、拡大ディスク274の幅232は、延長部226の幅234より大きい。拡大ディスク274の幅232(W3)は、延長部226の幅234(W4)より何倍か大きくてもよく(即ち、W3>W4)、例えば、W3>1.5W4、W3>2W4、W3>3W4等であってもよい。
切除ヘッド202は、また、デブリードマン管路214とは別個の流体供給管路276も備える。流体供給管路276は、図1の流体供給源108などの、減圧供給源から、切除ヘッド202の遠位端220に流体を供給する。流体供給管路276によって供給される流体は、切除ヘッド202の遠位端220から流体供給出口またはポート277を介して放出される。このような場合、図1〜図3に示される実施形態とは対照的に、切除ヘッド202は、デブリードマン管路214とは別個の管路(即ち、流体供給管路276)を介して組織部位に流体を供給することができる。
切除ヘッド202は、また、拡大ディスク274と嵌合可能な弾性カバー278も備える。弾性カバー278を切除ヘッド202の、拡大ディスク274を含む遠位部280に被装することができる。弾性カバー278は、伸張し、弾性ディスク274を越えて延びてもよい。弾性カバー278は、弾性カバー278の遠位端284に穴282を備える。図5に示すように弾性カバー278が遠位部280を被覆するように切除ヘッド202の遠位部280を弾性カバー278の近位開口部286に入れると、開口部218および流体供給ポート277は、穴282を通して露出する(図6参照)。弾性カバー278は、緩衝および飛散防止機能を果たすなどの、図1の拡大緩衝部130と類似の機能を果たす。弾性カバー278は取り外し可能であるため、弾性カバー278は廃棄されても、交換されても、または異なる種類の弾性カバーで代替されてもよい。
その代わりにまたはそれに加えて、弾性カバー278を冷却して使用時に切除ヘッド202に装着しても、または他の方法で冷却してもよい。弾性カバー278の冷却面を使用して鎮痛効果を提供し、患者の快適さを向上させることができる。冷却装置内で冷却され、患者の体温よりずっと低温に冷却することができるゲルなどの材料から弾性カバー278またはその一部を形成することにより、弾性カバー278を冷却してもよい。弾性カバー278内に冷却管路(図示せず)を有する弾性カバー278を形成し、弾性カバー278の冷却管路に冷却媒体を送出して弾性カバー278の温度を低下させる冷却材送出管路に流体的に接続することによって、弾性カバー278を冷却してもよい。
本明細書で使用する場合、「接続される」という用語は、別個の物体を介した接続を含み、また直接接続も含む。「接続される」という用語はまた、同じ材料片から形成される各構成要素によって互いに連続している2つ以上の構成要素も包含する。また、「接続される」という用語は、化学的(例えば、化学結合による)、機械的、熱的、または電気的接続を含むことができる。「流体接続」は、流体が指定された部品間または位置間で連通していることを意味する。
本明細書の非限定的な例示的実施形態は、デブリードマンに関するシステム、装置および方法の用途を示すが、本システム、装置および方法は、生体組織検査用の組織の採取などの他の用途にも使用できることを理解すべきである。主に図1を参照すると、デブリードマンシステム100の切除ヘッド102は、キャニスター168に送出される組織の一部を切除するのに使用することができる。その組織をキャニスター168から取り出して検査に用いることができる。
デブリードマンシステム100は、減圧供給源106から供給される調整された圧力、ならびに切除ヘッド102の寸法により、切除部材124で除去することができる組織116の深さまたは量を制限することができる。例えば、遠位端120からの切除部材124の距離141(図2)は、除去される組織の量に影響を及ぼす。幾つかの非限定的な例示的実施形態では、距離141は、約0.5mm、1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm、15mm、20mm、30mm、またはこれらの間の任意の数値であってもよい。減圧供給源106からの減圧は切除術自体に使用され、壊死組織片の除去のみに使用されるのではないことが分かるであろう。また、提供される減圧は、他の機器または設備を必要とすることなく、組織部位112、例えば、創傷から痂皮およびバイオフィルムを除去する手段を提供することもできる。さらに、デブリードマンシステム100を使用して、生育不能な組織または望ましくない組織を迅速に除去することができる。デブリードマンシステム100は使い捨てであってもよい。
独立型装置として示される減圧供給源106を有するデブリードマンシステム100が示されているが、多くの減圧供給源を使用し得ることを理解すべきである。減圧供給源106は、真空ポンプ、壁面設置型吸引装置(wall−suction)、マイクロポンプ、または他の供給源などの、減圧を供給する任意の装置であってもよい。
本発明およびその利点を特定の非限定的な例示的実施形態に関して開示した。上記の例示的説明は、網羅的であること、または本発明を開示された正確な形態に限定することを意図するものではない。さらに、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、代替、置換、および改変をなし得ることを理解すべきである。いずれか1つの実施形態に関して記載されているいずれかの特徴は、他のいずれかの実施形態にも適用可能であることが分かるであろう。
Claims (39)
- 減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除するシステムであって、
減圧を供給する減圧供給源と;
前記組織部位に配置され、前記減圧供給源と選択的に流体連通する切除ヘッドにおいて、切除ヘッドが:
遠位端と近位端を有するデブリードマン管路において、前記遠位端に隣接する前記デブリードマン管路の部分が組織処置領域を構成するデブリードマン管路と;
前記デブリードマン管路の前記遠位端にある前記組織処置領域への開口部において、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が減圧下で前記開口部を通して前記組織の一部を受け入れるように構成されている開口部と;
前記デブリードマン管路と前記組織処置領域で結合した切除部材において、前記切除部材が受け入れ位置から切除位置に移動可能であり、前記組織の一部が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域の中にある時に前記組織部位から前記組織の一部を切除し、前記切除部材が前記デブリードマン管路の前記遠位端から変位して、切除される組織の量を制御する切除部材と;
を備える切除ヘッドと;
前記切除ヘッドおよび前記減圧供給源に流体的に接続されるキャニスターにおいて、切除された組織が減圧により前記デブリードマン管路から前記キャニスターに吸引されるキャニスターと;
前記キャニスターと前記切除ヘッドとの間に流体連通を提供する送出管路と;
を備えることを特徴とするシステム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
前記デブリードマン管路が前記切除ヘッドの前記近位端に隣接する延長部をさらに備え;
前記デブリードマン管路の前記延長部に接続されている柄であって、前記送出管路と前記切除ヘッドとの間に流体連通を提供する中間管路を備える柄;
をさらに備えることを特徴とするシステム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、前記デブリードマン管路が、前記切除ヘッドの前記近位端に隣接し幅(W2)を有する延長部を備え、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が幅(W1)を有する拡大緩衝部を備え、W1>W2であることを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、前記デブリードマン管路が、前記切除ヘッドの前記近位端に隣接し幅(W2)を有する延長部を備え、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が幅(W1)を有する拡大ディスクを備え、W1>W2であることを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、
前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が幅(W1)を有する拡大ディスクを備え;
前記デブリードマン管路が、前記切除ヘッドの前記近位端に隣接し幅(W2)を有する延長部を備え;
W1>W2であり;
前記切除ヘッドが前記拡大ディスクの少なくとも一部を被覆するように構成された弾性カバーをさらに備え、前記弾性カバーは、前記弾性カバーが前記拡大ディスクに装着されているとき前記開口部を露出させる穴を第1の端部に有する;
ことを特徴とするシステム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、前記開口部がテーパ状開口部であることを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、前記切除部材が刃であり、前記刃が前記受け入れ位置にあるとき、前記刃は凹部に少なくとも部分的に後退しており、前記凹部が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域の内面に配置されていることを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、前記切除ヘッドに接続されている柄をさらに備え、前記柄が第1の位置と第2の位置との間で移動可能な切除スイッチを備え、前記切除スイッチを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させると、前記切除部材が前記受け入れ位置から前記切除位置に移動することを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、前記切除ヘッドに接続されている柄をさらに備え、前記柄が減圧スイッチを備え、前記減圧スイッチが移動するにつれて、前記切除ヘッドに移送される減圧の量が変化することを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、
前記切除ヘッドに流体を供給する流体供給源と;
前記切除ヘッドに接続されている柄において、前記柄が流体スイッチを備え、前記流体が前記流体スイッチに応答して前記流体供給源から前記切除ヘッドに移送される柄と;
をさらに備えることを特徴とするシステム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、前記切除ヘッドに流体を供給する流体供給源をさらに備え、前記切除ヘッドが流体供給管路をさらに備え、前記流体供給管路が前記組織の一部の処置中に前記組織部位に流体を移送するように構成されていることを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、前記減圧供給源によって供給される減圧が調節可能であり、前記減圧供給源に接続されている減圧コントローラをさらに備え、前記減圧コントローラは前記減圧供給源によって前記切除ヘッドに供給される減圧の量を調節するように操作可能であることを特徴とするシステム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、前記組織処置領域への前記開口部が、全開位置と制限された位置の間で変化し得る可変の穴であることを特徴とするシステム。
- 減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除する方法であって、
遠位端と近位端を有するデブリードマン管路を提供するステップと;
前記デブリードマン管路を介した前記組織の一部への減圧の印加に応答して、前記組織の一部が前記デブリードマン管路の前記遠位端に入るようにするステップと;
前記デブリードマン管路の中で前記組織部位から前記組織の一部を、前記デブリードマン管路の前記遠位端から変位した位置で切除するステップと;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項14に記載の方法において、前記デブリードマン管路の中で前記組織の一部を切除するステップが:
前記デブリードマン管路の前記遠位端に隣接し、切除部材に操作可能に接続されているトリガを作動させるステップと;
前記トリガの作動に応答して、前記切除部材を受け入れ位置から切断位置に移動させるステップと;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項14に記載の方法において、前記デブリードマン管路を介して前記組織の一部に加える前記減圧の量を調節することにより、前記組織の一部がデブリードマン管路の前記遠位端に入る程度を調節するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
- 請求項14に記載の方法において、
前記デブリードマン管路を介して前記組織の一部に加える減圧の量を増加させて、前記デブリードマン管路の前記遠位端に入る前記組織の一部を増加させるステップ;
をさらに含むことを特徴とする方法。 - 請求項14に記載の方法において、
前記デブリードマン管路を介して前記組織の一部に加える減圧の量を減少させて、前記デブリードマン管路の前記遠位端に入る前記組織の一部を減少させるステップ;
をさらに含むことを特徴とする方法。 - 請求項14に記載の方法において、前記デブリードマン管路が切除ヘッドの一部を形成し、前記遠位端に隣接する前記デブリードマン管路の部分が組織処置領域を構成し、前記切除ヘッドが:
前記デブリードマン管路の前記遠位端にある前記組織処置領域への開口部において、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が減圧下で前記開口部を通して前記組織の一部を受け入れるように構成されている開口部と;
前記デブリードマン管路と前記組織処置領域で結合した切除部材であって、前記切除部材が受け入れ位置から切除位置に移動可能であり、前記組織の一部が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域の中にある時に前記組織部位から前記組織の一部を切除する切除部材と;
を備えることを特徴とする方法。 - 請求項14に記載の方法において、前記組織の一部に液体を塗布するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
- 請求項14に記載の方法において、
前記組織の一部を切除した後、減圧を用いて前記組織の一部を除去するステップと;
前記デブリードマン管路の前記遠位端に液体を供給するステップと;
をさらに含むことを特徴とする方法。 - 減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除する装置であって、
前記組織部位に配置される切除ヘッドであって、
遠位端と近位端を有するデブリードマン管路において、前記遠位端に隣接する前記デブリードマン管路の部分が組織処置領域を構成するデブリードマン管路と;
前記デブリードマン管路の前記遠位端に形成された前記組織処置領域への開口部において、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が減圧下にあるとき前記開口部を通して前記組織の一部を受け入れるように構成されている開口部と;
前記デブリードマン管路と前記組織処置領域で結合した切除部材において、前記切除部材が受け入れ位置から切除位置に移動可能であり、前記組織の一部が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域の中にある時に前記組織部位から前記組織の一部を切除する切除部材と;
を備える切除ヘッド;
を備えることを特徴とする装置。 - 請求項22に記載の装置において、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が、幅(W1)を有する拡大ディスクを備え、前記デブリードマン管路が、前記切除ヘッドの前記近位端に隣接し幅(W2)を有する延長部を備え、W1がW2より大きいことを特徴とする装置。
- 請求項22に記載の装置において、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が、幅(W1)を有する拡大緩衝部を備え、前記デブリードマン管路が、前記切除ヘッドの前記近位端に隣接し幅(W2)を有する延長部を備え、W1がW2より大きいことを特徴とする装置。
- 請求項22に記載の装置において、
前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が、幅(W1)を有する拡大ディスクを備え;
前記デブリードマン管路が、前記切除ヘッドの前記近位端に隣接し幅(W2)を有する延長部を備え;
W1がW2より大きく;
前記切除ヘッドが、前記拡大ディスクの少なくとも一部を被覆するように構成された弾性カバーをさらに備え、前記弾性カバーは、前記弾性カバーが前記拡大ディスクに装着されているとき前記開口部を露出させる穴を第1の端部に有する;
ことを特徴とする装置。 - 請求項22に記載の装置において、前記開口部がテーパ状開口部であることを特徴とする装置。
- 請求項22に記載の装置において、前記切除部材が刃であり、前記刃が前記受け入れ位置にあるとき、前記刃は凹部に少なくとも部分的に後退しており、前記凹部が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域の内面に配置されていることを特徴とする装置。
- 請求項22に記載の装置において、前記切除ヘッドに接続されている柄をさらに備え、前記柄が第1の位置と第2の位置との間で移動可能な切除スイッチを備え、前記切除スイッチを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させると、前記切除部材が前記受け入れ位置から前記切除位置に移動することを特徴とする装置。
- 請求項22に記載の装置において、
前記切除ヘッドに接続されている柄をさらに備え、前記柄が第1の位置と第2の位置の間で移動可能な減圧スイッチを備え、前記減圧スイッチが前記第1の位置と前記第2の位置の間で移動するにつれて、前記切除ヘッドに移送される減圧の量が変化することを特徴とする装置。 - 請求項22に記載の装置において、前記切除ヘッドが流体供給管路をさらに備え、前記流体供給管路が前記組織の一部の処置中に流体供給源から前記組織部位に流体を移送するように操作可能であることを特徴とする装置。
- 請求項30に記載の装置において、前記切除ヘッドに接続されている柄をさらに備え、前記柄が第1の位置と第2の位置の間で移動可能な流体スイッチを備え、前記流体スイッチが前記第1の位置から前記第2の位置に移動すると、流体供給源からの流体が前記流体供給源から前記切除ヘッドに移送されることを特徴とする装置。
- 請求項22に記載の装置において、前記組織処置領域への前記開口部が、全開位置と制限された位置の間で変化し得る可変の穴であることを特徴とする装置。
- 減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除する方法であって、
前記組織部位に切除ヘッドを当てるステップであって、前記切除ヘッドが:
遠位端と近位端を有するデブリードマン管路において、前記遠位端に隣接する前記デブリードマン管路の部分が組織処置領域を構成するデブリードマン管路と;
前記デブリードマン管路の前記遠位端に形成された前記組織処置領域への開口部において、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が減圧下で開口部を通して前記組織の一部を受け入れるように構成されている前記開口部と;
前記デブリードマン管路と前記組織処置領域で結合した切除部材であって、前記切除部材が受け入れ位置から切除位置に移動可能であり、前記組織の一部が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域の中にある時に前記組織部位から前記組織の一部を切除する切除部材と;
を備えるステップと;
前記切除ヘッドに減圧を供給して、前記組織の一部が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域に入るようにするステップと;
前記切除部材を使用して前記組織部位から前記組織の一部を切除するステップと;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項33に記載の方法において、前記組織部位から前記組織の一部を切除するステップが、スイッチを第1の位置から第2の位置に移動させて、前記切除部材を前記受け入れ位置から前記切除位置に移動させるステップを含むことを特徴とする方法。
- 請求項34に記載の方法において、供給される減圧を用いて、前記組織部位から切除された前記組織の一部をキャニスターの中に吸引するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
- 減圧を用いて患者の組織部位から組織の一部を切除する装置を製造する方法であって、
前記組織部位に配置される切除ヘッドを形成するステップであって、前記切除ヘッドが:
遠位端と近位端を有するデブリードマン管路において、前記遠位端に隣接する前記デブリードマン管路の部分が組織処置領域を構成するデブリードマン管路と、
デブリードマン管路の前記遠位端に形成された前記組織処置領域への開口部において、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域が、減圧下で前記開口部を通して前記組織の一部を受け入れるように構成されている開口部と、
前記デブリードマン管路と前記組織処置領域で結合した切除部材であって、前記切除部材が受け入れ位置から切除位置に移動可能であり、前記組織の一部が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域の中にある時に前記組織部位から前記組織の一部を切除する切除部材と、
を備えるステップ;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項36に記載の方法において、
第1の端部に穴を有する弾性カバーを提供するステップと;
前記開口部が前記穴を通して露出するように、前記デブリードマン管路の前記組織処置領域を前記弾性カバーで被覆するステップと;
をさらに含むことを特徴とする方法。 - 請求項36に記載の方法において、前記切除ヘッドを形成するステップが、前記切除部材が前記デブリードマン管路の前記組織処置領域の内面の凹部の中に延びるように前記切除部材を前記切除ヘッドに接続するステップを含む方法。
- 請求項36に記載の方法において、前記切除ヘッドを形成するステップが:
前記切除ヘッドの延長部を形成するステップと;
柄を形成するステップと;
前記柄を前記切除ヘッドの前記延長部に接続するステップと;
をさらに含む方法。
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