JP2013506325A - パイロット復調の処理方法及びシステム、基地局、ユーザ装置 - Google Patents

パイロット復調の処理方法及びシステム、基地局、ユーザ装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、パイロット復調の処理方法及びシステム、設定方法、復調方法、基地局及びユーザ装置を開示する。基地局が、制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定することと、UEが共通パイロットを利用して制御情報を復調し、且つユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調することとを含む。本発明によれば、パイロットのオーバーヘッドを下げる目的に達することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は通信分野に関し、特に、パイロット復調の処理方法及びシステム、基地局、ユーザ装置に関する。
現在、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムにおいて、ブロードキャスト情報と制御情報の復調は共通パイロットを介して完了されて、制御情報の伝送の信頼性を保証するために、LTEシステムには、空間周波数ブロック符号(SFBC:Space−Frequency Block Code)の方式を採用して制御データの伝送を行なってもよい、空間周波数ブロック符号と周波数切り替え送信ダイバーシチ(SFBC+FSTD:Space−Frequency Block Code+Frequency Switched Transmit Diversity)とを組合わせる方式を採用して制御データの伝送を行なってもよい。
サービスデータの伝送プロセスにおいて、サービスチャネルは送信ダイバーシチ、空間多重(spatial multiplexing)又はビームフォーミング(BF:Beam Forming)の送信方式を採用してサービスデータの伝送を行なってよい。サービスチャネルが空間多重又は送信ダイバーシチの送信方式を採用する場合、ユーザ装置(UE:User Equipment)はセルの共通パイロットを用いてサービスデータを復調してもよい。サービスチャネルがBF送信方式を採用する場合、UEは既存のユーザ専用パイロットを利用してサービスデータを復調してもよい。
実際の応用において、送信アンテナ数の増加につれて、パイロットのオーバーヘッドも増える。LTEシステムでの4アンテナパイロットパターンを例として、各リソースブロック(RB:Resource Block)においてパイロットによって占められるオーバーヘッドの割合は14.29%であり、このような方式で8アンテナのパイロットに対して拡張する場合、パイロットのオーバーヘッドを増えさせたから、データ伝送用のリソースが相応的に低減し、これによって、システム全体のデータ伝送効率に影響を与える。ユーザ専用パイロットを増やすことでパイロット送信を実現しても、同様に余分のパイロットオーバーヘッドを増やす。4アンテナポートを例として、この時、パイロットのオーバーヘッドは総オーバーヘッドの21.43%を占める。また、サービスチャネルが空間多重(spatial multiplexing)の送信方式を用いてサービスデータを伝送する場合、チャネルが十分な分離性を備えていない場合、パイロットのオーバーヘッドは何も変化しないため、このようなアンテナ数バインディングのパイロットの設計は、具体的な空間チャネルを考慮できなく、柔軟性がよくない、それに、パイロット伝送のオーバーヘッドの増加によりデータの伝送効率を低下させる。
関連技術において、パイロット伝送のオーバーヘッドが大きいことによりデータ伝送の効率低下を招く問題に対して、現在には有効的な解決案はまだ提案されていない。
関連技術において、パイロット伝送のオーバーヘッドが大きいことによりデータ伝送率低下を招く問題に対して、本発明は、パイロットのオーバーヘッドを下げることができるパイロット復調の設定方法を提供する。
関連技術において、パイロット伝送のオーバーヘッドが大きいことによりデータ伝送率低下を招く問題に対して、本発明は、パイロットのオーバーヘッドを下げることができるパイロット復調の復調方法を更に提供する。
関連技術において、パイロット伝送のオーバーヘッドが大きいことによりデータ伝送率低下を招く問題に対して、本発明は、パイロットのオーバーヘッドを下げることができる基地局を更に提供する。
関連技術において、パイロット伝送のオーバーヘッドが大きいことによりデータ伝送率低下を招く問題に対して、本発明は、パイロットのオーバーヘッドを下げることができるユーザ装置を更に提供する。
関連技術において、パイロット伝送のオーバーヘッドが大きいことによりデータ伝送率低下を招く問題に対して、本発明は、パイロットのオーバーヘッドを下げることができるパイロット復調の処理方法を更に提供する。
関連技術において、パイロット伝送のオーバーヘッドが大きいことによりデータ伝送率低下を招く問題に対して、本発明は、パイロットのオーバーヘッドを下げることができるパイロット復調の処理システムを更に提供する。
本発明の技術的方案は以下のように実現される。
本発明は、パイロット復調の設定方法を提供する。当該方法は、基地局が、制御情報を搬送する直交波周波数分割多重(OFDM)シンボルである制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定することを含む。
当該方法は、前記基地局が前記制御シンボルにおいて前記制御情報を伝送するための制御チャネルを搬送することを更に含む。
更に、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔はN個のOFDMシンボルであり、ここで、Nは4又は5又は6又は7である。
同じ又は同じではないOFDMシンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔はM個のサブキャリアであり、ここで、M=3又は4である。
当該方法は、前記基地局がブロードキャスト情報を伝送するためのブロードキャストチャネルとサービスデータを伝送するためのサービスチャネルとをサービスシンボルで搬送させることを更に含む。
前記サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定する場合、当該方法は、前記ユーザ専用パイロットの階層数をサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャネルの階層数と同じように設定し、階層化のユーザ専用パイロットを取得することと、階層化のユーザ専用パイロットを用いてサービスデータと前記ブロードキャスト情報に対して復調を行うこととを更に含む。
当該方法は、前記基地局により前記チャネル識別子に対してスクランブルを行うために、前記基地局が前記ブロードキャストチャネルにチャネル識別子を設定することを更に含む。
更に、前記チャネル識別子は無線ネットワーク一時識別子である。
本発明はパイロット復調の復調方法を更に提供し、当該方法は、
ユーザ装置(UE)が、制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおける設定された共通パイロットを利用して制御情報を復調し、且つ制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおける設定されたユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調することを含む。
当該方法は、前記UEがブロードキャストチャネルのチャネル識別子を利用して前記サービスシンボルにおける搬送されたブロードキャスト情報に対してスクランブル解除を行なってブロードキャスト情報を受信することを更に含む。
本発明はパイロット復調の処理方法を更に提供し、当該方法は、
基地局が、制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定することと、
UEが前記共通パイロットを利用して制御情報を復調し、且つ、前記ユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調することとを含む。
本発明は基地局を更に提供し、前記基地局は、
制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおいて共通パイロットを設定することに用いられる第1設定モジュールと、
制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定し、且つブロードキャスト情報を伝送するためのブロードキャストチャネルとサービスデータを伝送するためのサービスチャネルを前記サービスシンボルで搬送させることに用いられる第2設定モジュールとを含む基地局。
更に、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔はN個のOFDMシンボルであり、ここで、Nは4又は5又は6又は7である。
同じ又は同じではないOFDMシンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔はM個のサブキャリアであり、ここで、M=3又は4である。
本発明はUEを更に提供し、前記UEは、
制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおける設定された共通パイロットを利用して制御情報を復調することに用いられる第1処理モジュールと、
制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおける設定されたユーザ専用パイロットを利用してサービス情報とブロードキャスト情報を復調することに用いられる第2処理モジュールとを含むUE。
本発明に係るパイロット復調の処理システムは、基地局とUEとを含む。
前記基地局は、制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、且つサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定することに用いられ、
制御シンボルにおいて共通パイロットを設定することに用いられる第1設定モジュールと、
サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定し、且つブロードキャストチャネルとサービスチャネルを前記サービスシンボルで搬送させることに用いられる第2設定モジュールとを含む、
前記UEは、前記共通パイロットを利用して制御情報を復調し、且つ前記ユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調することに用いられ、
制御シンボルにおける設定された共通パイロットを利用して制御情報を復調することに用いられる第1処理モジュールと、
サービスシンボルにおいて設定されたユーザ専用パイロットを利用してサービス情報とブロードキャスト情報を復調することに用いられる第2処理モジュールとを含む。
ここで、前記制御シンボルは制御情報を搬送するOFDMシンボルであり、前記サービスシンボルは制御情報を搬送していないOFDMシンボルである。
本発明の上記の少なくとも1つの技術的方案を参照し、サービスシンボルと制御シンボルにおけるパイロットに対してそれぞれ設計を行うことで、パイロットのオーバーヘッドを下げる目的に達する。また、ブロードキャストチャネルとサービスチャネルとのパイロットに対して統一に設計を行うことで、サービスシンボルのパイロット設計を簡単化し、送信ダイバーシチ性能を明らかに低下させない場合に、仮想アンテナのマッピング技術に対してパイロットのオーバーヘッドを低減させる。
は本発明に係る実施形態のパイロット復調の設定方法のフローチャートである。 は本発明に係る実施形態のパイロット復調の復調方法のフローチャートである。 は本発明に係る実施形態の仮想アンテナポートマッピングを採用する送信ダイバーシチの送信スキームである。 は本発明に係る実例1のアンテナポート0のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例1のアンテナポート1のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実施形態のブロードキャスト情報により占められる時間周波数リソースを示す図である。 は本発明に係る実例2のアンテナポート0のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例2のアンテナポート1のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例3のアンテナポート0のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例3のアンテナポート1のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例4のアンテナポート0のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例4のアンテナポート1のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例5のアンテナポート0のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例5のアンテナポート1のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例5のアンテナポート2のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実例5のアンテナポート3のパイロットマッピングパターンを示す図である。 は本発明に係る実施形態の基地局の構造ブロック図である。 は本発明に係る実施形態のユーザ装置の構造ブロック図である。 は本発明に係る実施形態のパイロット復調の処理システムの構造ブロック図である。
本発明に係るパイロット復調の処理方法は、制御情報を搬送する直交波周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルを制御シンボルとして、その個数が物理制御フォーマット指示チャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)により通知され、他のOFDMシンボル(即ち、制御情報を搬送していないOFDMシンボル)をサービスシンボルとして、そして、制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定する。これによって、パイロットによって占められるオーバーヘッドを有効的に低減でき、相応的に、システムのデータ伝送効率を向上させる。以下はパイロットの設定と復調という2つの側面について、本発明に係る処理プロセスを説明する。
図1は本発明に係る実施形態のパイロット復調の設定方法のフローチャートであり、当該プロセスは基地局側での処理であり、図1に示すように、本発明に係るパイロット復調の設定方法は以下のステップを含む。
ステップS101では、基地局は、制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、且つ制御シンボルで制御情報を伝送するための制御チャネルを搬送する。
具体的な実現プロセスにおいて、基地局がまず複数のOFDMシンボルに制御情報を格納し、制御情報を格納するOFDMシンボルの数は、実際の要求に応じて異なるが、これによって、制御情報を搬送するOFDMシンボル、即ち制御シンボルを確定でき、そして、制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、ここで、共通パイロットのパターンは従来技術における各アンテナポートの既存のパイロットパターンを採用して良い。
ステップS103では、基地局は、サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定し、且つブロードキャストチャネルとサービスチャネルとをサービスシンボルで搬送させる。
ここで、ブロードキャストチャネルはブロードキャスト情報を伝送することに用いられ、サービスチャネルはサービスデータを伝送することに用いられる。サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定する場合、下記設定基準を採用してよい。同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔はN個のOFDMシンボルであり、ここで、Nは4又は5又は6又は7であり、同じ又は同じではないOFDMシンボルのユーザ専用パイロットの最小間隔はM個のサブキャリアであり、ここで、M=3又は4である。ここで、各ユーザ専用パイロットの間の相対位置のみを規定し、各ダウンリンク専用の具体的な位置が、各ユーザ専用パイロットの間の相対位置が上記基準を満たすために、要求に応じて柔軟に設定されてよい。
ブロードキャストチャネルに対しては、それにチャネル識別子を設定してよい、例えば、無線ネットワーク一時識別子(RNTI:Radio Network Temporary Indentify)をブロードキャストチャネルの識別子として、そして、基地局によりチャネル識別子に対してスクランブルを行うために、チャネル識別子を基地局及びユーザに送信してよい。
実際の応用において、ブロードキャストチャネル、制御チャネル及びサービスチャネルの伝送方法には差異が存在してもよい。具体的に、ブロードキャストチャネルと制御チャネルは送信ダイバーシチの方式で伝送され、サービスチャネルは送信ダイバーシチ又は空間多重の方式で送信され、ブロードキャストチャネルとサービスチャネルはサービスシンボルで伝送されるはずである。好ましくは、本発明において基地局がサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを階層化のユーザ専用パイロットに設定することは、ユーザ専用パイロットの階層数をサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャネル階層数と同じように設定してよい。即ち、サービスデータは空間多重又は送信ダイバーシチという2つの伝送方式を採用してよい、且つ空間多重のパイロット設計は空間チャネルの分離可能な階層数と関係あり、送信ダイバーシチの場合、仮想アンテナのマッピングの方式を採用してサービスデータの伝送を行なってよいが、制御情報は送信ダイバーシチの伝送方式を採用してよい、且つパイロットがアンテナポート(又は仮想アンテナポート)と関係ある。
上記パイロット設定のスキームを介して、ある程度にパイロットのオーバーヘッドを低減させ、具体的に、送信アンテナが4本である場合に、パイロットのオーバーヘッドの比較は表1に示すようである(制御データは2つのアンテナで伝送される)。
ここで、本発明の改良後のパイロットオーバーヘッドの「0.01」はパイロットを測定するために予め確保されるオーバーヘッド(実際のオーバーヘッドは0.01より小さい)である。そして、表1に示すように、パイロットのオーバーヘッドはチャネルの分離可能な階層数に応じて決められているため、複数のストリームのBFをサポートできて、LTEにより単一ストリームBFのみをサポートする欠点を克服し、関連技術において固定パイロットパターンがアンテナ数のみと関係あることによりパイロット設定の柔軟性が足りない問題を回避する。
明らかに、本発明はサービスシンボルと制御シンボルにおけるパイロットに対してそれぞれ設計を行うことで、パイロットオーバーヘッドを下げる目的に達する。また、ブロードキャストチャネルとサービスチャネルとのパイロットに対して統一に設計を行うことで、サービスシンボルのパイロット設計を簡単化できる。本発明に係るパイロット復調の設定方法を採用して、制御情報は依然として共通パイロットを利用して復調されるが、サービスデータ(ブロードキャスト情報は、サービスシンボルに存在する特別なサービスデータ、即ち各UEにより受信必要なデータとなる)は階層化のユーザ専用パイロットを介して復調される。これによって、送信ダイバーシチ性能を明らかに低下させない場合に、仮想アンテナのマッピング技術に対してパイロットのオーバーヘッドを低減させるので、ブロードキャストチャネルと制御チャネルは相対的に固定の(例えば2アンテナポート、4アンテナポート)仮想アンテナのマッピングの方式を採用して送信ダイバーシチを実現する。ブロードキャストチャネルと制御チャネルはSFBC又はSFBC+PSD(phase shift diversity)でよい、又は他の変形でもよい。ブロードキャストチャネルが位置するRBのパイロットパターンとサービスデータが位置するRBのパイロットパターンが同じである。
図2は本発明に係る実施形態のパイロット復調の復調方法のフローチャートであり、当該プロセスはUE側での処理であり、図2に示すように、本発明に係るパイロット復調の復調方法は以下のステップを含む。
ステップS201では、UEは、制御シンボルにおける設定された共通パイロットを利用して制御情報を復調する。
ステップS203では、UEは、サービスシンボルにおける設定されたユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調する。
また、パイロット復調を行う場合に、パイロット送信の過程において基地局がブロードキャストチャネル識別子に対してスクランブルを行うことができるため、UEは、受信する場合、サービスシンボルにおいて搬送されたブロードキャストチャネルのチャネル識別子に対してスクランブル解除を行う必要があり、例えば、1つの共通のRNTIをブロードキャストチャネルのチャネル識別子とし、当該共通のRNTIが全てのUEにより知られ、各UEが当該共通のRNTIを利用してスクランブル解除の処理を行う。
且つ、受信側において、UEは、各物理アンテナの送信データを得るためにデータを分割する必要がなく、ただパイロットを利用して1つの総合のHnm(nは受信アンテナの番号で、mは送信アンテナのポート番号である)を推定してよい。例えば、Hn1はTx0とTx3の総合チャネル応答に対応し、即ち
そしてAlamoutiデコーディングを行ってよい。これで、UEによりブロードキャスト情報と制御情報に対する受信はLTE2アンテナのダイバーシチ受信の方式、例えば、図3に示すような2仮想アンテナのダイバーシチ受信方式を採用してよい。
上記実施形態によれば、本発明はパイロット復調の処理方法を更に提供し、当該方法は、
基地局が、制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定することと、UEが、共通パイロットを利用して制御情報を復調し、且つ、ユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調することとを含む。
ここで、前記制御シンボルは制御情報を搬送するOFDMシンボルであり、前記サービスシンボルは制御情報を搬送していないOFDMシンボルである。
以下は具体的な実例を組合わせて、本発明に係るパイロット復調の設定及び復調プロセスを説明する。
実例1
図4aはアンテナポート0のパイロットマッピングパターンを示す図であり、図4bはアンテナポート1のパイロットマッピングパターンを示す図である。
図4aに示すように、R はアンテナポート0の共通パイロットを表し、Lはユーザ第0階層専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、即ち、制御シンボルの個数は3個であり、サービスシンボルの個数は11個であり、ここで、制御シンボルは番号がl=0、1、2であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=3〜13であるOFDMシンボルである。且つLはブロードキャストデータとサービスデータとの復調に用いられ、アンテナポート0が第0階層ユーザ専用パイロットをキャリアし、ユーザ専用パイロットの階層数がサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャンネル階層数と同じように設定されるため、基地局が第0階層、第1階層の2つの階層を利用してサービスチャネルのデータ伝送を行う。そして、図4aから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は6個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
図4bに示すように、R はアンテナポート1の共通パイロットを表し、Lはユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、即ち、制御シンボルの個数は3個であり、サービスシンボルの個数は11個であり、ここで、制御シンボルは番号がl=0、1、2であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=3〜13であるOFDMシンボルである。ユーザ専用パイロットLとLを利用して第0階層と第1階層とのブロードキャストデータとサービスデータの復調を行い、アンテナポート0のユーザ専用パイロットの階層数は1階層であり、ユーザ専用パイロットの階層数はサービスチャネル中のサービスデータを伝送するチャンネル階層数と同じように設定されるため、基地局は第0階層、第1階層の2つの階層を利用してサービスチャネルのデータ伝送を行う。且つ、図4bから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は6個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルのユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
本実例において、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、サービスデータの伝送階層数は2(アンテナポート0とアンテナポート1がそれぞれサービスチャネルにおける1つの階層を利用してサービスデータを伝送する)であり、サービスシンボルのパイロットが周波数分割多重(FDM:Frequency Division Multiplexing)形式を採用する。送信アンテナの個数は4である場合、サービスデータは送信ダイバーシチの伝送方式を採用し、制御情報は送信ダイバーシチの伝送方式を採用し、物理フォーマット指示チャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)により、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルが3つあることと、サービスデータとブロードキャストデータを伝送するチャネル階層数がすべて2であることとを現在のサブフレームに通知する。これによって、パイロット設定と復調の具体的な実現ステップは以下の通りである。
ステップ1では、送信側(例えば基地局)は、図4aと図4bのパイロットパターンに応じて、パイロットシーケンス(共通パイロットとユーザ専用パイロット)を対応する時間周波数リソースにマッピングする。
ステップ2では、送信側は、サービスシンボルのパイロットパターンに応じて、ブロードキャストデータのリソースマッピングを行い、且つ設定された共通RNTIを利用してスクランブルを行うことで、全てのUEがブロードキャスト情報を受信できるように保証する。ここで、図5はブロードキャスト情報によって占められる時間周波数リソースを示す図であり、この時間周波数位置のデータに対して全てのUEが受信できるように設定する必要がある。
ステップ3では、送信側は、制御シンボルにおける共通パイロットパターンに応じて、制御情報を制御シンボルにマッピングし、且つ、仮想アンテナ又は他の送信ダイバーシチスキームを採用し、例えば、
を採用する。
ステップ4では、サービスシンボルにおいて搬送されたユーザ専用パイロットは、FDMアクセスのパターンを採用し、送信側のサービスデータは2アンテナポート(アンテナポート0とアンテナポート1)のパイロットパターンに応じて、リソースマッピングを行い、図4aと図4bに示すようである。
ステップ5では、UEは、所定のRNTIに応じて、ブロードキャスト情報を受信し、アンテナと帯域幅の関連情報を取得し、そして、アンテナの個数に応じて、制御シンボルのパイロットパターンを確定し、帯域幅に応じて、ダウンリンクによる利用可能なリソースブロックの個数及び帯域幅全体の周波数リソースを確定する。ブロードキャストデータに対して、送信ダイバーシチの伝送方式を採用するため、その階層数は空間チャネルの分離可能な階層数ではなく、送信ダイバーシチ用のアンテナポート(又は仮想ポート)の数である。
ステップ6では、UEは、1番目のOFDMシンボルでPCFICHを検出し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数を確定し、UEは対応するOFDMシンボルで本UEに対応する制御情報を検出し、ここで、ダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を含む。
ステップ7では、UEは、図4aと図4bの示すパイロットパターンに応じて、チャネル推定を行い、そして受信されたDCIに応じて、対応するRBでサービスデータを受信する。
実例2
図6aはアンテナポート0のパイロットマッピングパターンを示す図であり、図6bはアンテナポート1のパイロットマッピングパターンを示す図である。
図6aに示すように、R はアンテナポート0の共通パイロットを表し、L0,1はユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、即ち、制御シンボルの個数は3個であり、サービスシンボルの個数は11個であり、ここで、制御シンボルは番号がl=0、1、2であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=3〜13であるOFDMシンボルである。且つユーザ専用パイロットL0,1を利用して第0階層と第1階層とのブロードキャストデータとサービスデータの復調を行い、ユーザ専用パイロットの階層数がサービスチャネルでのサービスデータを伝送するチャンネル階層数と同じように設定されるため、基地局は第0階層、第1階層の2つの階層を利用してサービスチャネルのデータ伝送を行う。且つ、図6aから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は5個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
図6bに示すように、R はアンテナポート1の共通パイロットを表し、L0,1はユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、即ち、制御シンボルの個数は3個であり、サービスシンボルの個数は11個であり、ここで、制御シンボルは番号がl=0、1、2であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=3〜13であるOFDMシンボルである。且つ、ユーザ専用パイロットL0,1を利用して第0階層と第1階層とのブロードキャストデータとサービスデータの復調を行い、アンテナポート0のユーザ専用パイロットの階層数は2階層であり、ユーザ専用パイロットの階層数がサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャンネル階層数と同じように設定されるため、基地局は第0階層、第1階層の2つの階層を利用してサービスチャネルのデータ伝送を行う。且つ、図6bから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は5個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
本実例において、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、サービスデータの伝送階層数は2(アンテナポート0とアンテナポート1がそれぞれサービスチャネルにおける2つの階層を利用してサービスデータを伝送する)であり、サービスシンボルのパイロットが符号分割多重(CDM:Code Division Multiple)形式を採用する。サービスデータは空間多重の伝送方式を採用し、制御情報は送信ダイバーシチの伝送方式を採用し、UEに対応する空間チャネル分離可能な階層数は2であり、且つこのUEのデータストリームがこの2つの伝送層にマッピングされる。PCFICHは制御情報を伝送するためのOFDMシンボルが3つあることを現在のサブフレームに通知する。これによって、パイロット設定と復調の具体的な実現ステップは以下の通りである。
ステップ1では、送信側は、図6aと図6bのパイロットパターンに応じて、パイロットシーケンス(共通パイロットとユーザ専用パイロット)を対応する時間周波数リソースにマッピングする。
ステップ2では、送信側は、サービスシンボルのパイロットパターンに応じて、ブロードキャストデータのリソースマッピングを行い、且つ設定された共通RNTIを利用してスクランブルを行うことで、全てのUEがブロードキャスト情報を受信できるように保証する。
ステップ3では、送信側は、制御シンボルにおける共通パイロットパターンに応じて、制御情報を制御シンボルにマッピングし、且つ、仮想アンテナのマッピング又は他の送信ダイバーシチスキームを採用する。例えば、SFBC+FSTD:
ステップ4では、サービスシンボルにおける搬送されたユーザ専用パイロットは、CDMアクセスのパターンを採用し、図6aと図6bに示すように、送信側は、ユーザに割り当てた階層数に応じて、対応するプリコーディングを行い、且つ、サービスシンボルのパイロットパターンに応じて、リソースマッピングを行ってよい。
ステップ5では、UEは、所定のRNTIに応じて、ブロードキャスト情報を受信し、アンテナと帯域幅の関連情報を取得し、そして、アンテナの個数に応じて、制御シンボルのパイロットパターンを確定し、帯域幅に応じて、ダウンリンクの利用可能なリソースブロックの個数及び帯域幅全体の周波数リソースを確定し、ブロードキャストデータに対して、送信ダイバーシチの伝送方式を採用するため、その階層数は空間チャネルの分離可能な階層数ではなく、送信ダイバーシチ用のアンテナポート(又は仮想ポート)の数である。
ステップ6では、UEは、1番目のOFDMシンボルでPCFICHを検出し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数を確定し、UEは対応するOFDMシンボルで本UEに対応する制御情報を検出し、ここで、DCIを含む。
ステップ7では、UEは、図6aと図6bに示されるパイロットパターンに応じて、チャネル推定を行い、そして受信されたDCIに応じて、対応するリソースブロックでDCIにおけるプリコーディングマトリックスのインデックス(PMI:Precoding Matrix Indicator)を利用してサービスデータを受信する。
実例3
図7aに示すように、R はアンテナポート0の共通パイロットを表し、L0〜3はユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、即ち制御シンボルの個数は4個であり、サービスシンボルの個数は11個であり、ここで、制御シンボルは番号がl=0、1、2であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=3〜13であるOFDMシンボルである。且つL0〜3は、ユーザ専用パイロットの第0階層、第1階層、第2階層及び第3階層を利用してブロードキャストデータとサービスデータを復調し、アンテナポート0のユーザ専用パイロットの階層数は4階層であり、ユーザ専用パイロットの階層数はサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャンネル階層数と同じように設定されるため、基地局が第0階層、第1階層、第2階層及び第3階層を利用してサービスデータを伝送する。且つ、図7aから明らかに、同一サブ搬送波における隣接ユーザ専用パイロットの間隔は5個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は3個のサブキャリアである。
図7bに示すように、R はアンテナポート1の共通パイロットを表し、L0〜3はユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、即ち制御シンボルの個数は4個であり、サービスシンボルの個数は11個であり、ここで、制御シンボルは番号がl=0、1、2であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=3〜13であるOFDMシンボルである。且つL0〜3は、さらにユーザ専用パイロットの第0階層、第1階層、第2階層及び第3階層を利用してブロードキャストデータとサービスデータを復調し、アンテナポート0のユーザ専用パイロットの階層数は4階層であり、ユーザ専用パイロットの階層数はサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャンネル階層数と同じように設定されるため、基地局は第0階層、第1階層、第2階層及び第3階層を利用してサービスデータを伝送する。且つ、図7bから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は5個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は3個のサブキャリアである。
本実例において、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は3であり、サービスデータの伝送階層数は4(アンテナポート0とアンテナポート1がそれぞれ4つの伝送層を利用してサービスデータを伝送する)であり、サービスシンボルのパイロットは符号分割多重CDM形式を採用する。送信アンテナの個数が8である場合、サービスデータは空間多重の伝送方式を採用し、制御情報とブロードキャスト情報は送信ダイバーシチの伝送方式を採用し、この時、チャネルは4つの分離可能な階層を備える。PCFICHが制御情報を伝送するためのOFDMシンボルが3つあることを現在のサブフレームに通知する。これによって、パイロット設定と復調の具体的な実現ステップは以下の通りである。
ステップ1では、送信側は、図7aと図7bのパイロットパターンに応じて、パイロットシーケンス(共通パイロットとユーザ専用パイロット)を対応する時間周波数リソースにマッピングする。
ステップ2では、送信側は、サービスシンボルのパイロットパターンに応じて、ブロードキャストデータのリソースマッピングを行い、且つ特別な共通RNTIを利用してスクランブルを行うことで、全てのUEがブロードキャスト情報を受信できるように保証する。
ステップ3では、送信側は、制御シンボルにおける共通パイロットパターンに応じて、制御情報を制御シンボルにマッピングし、且つ、仮想アンテナのマッピング又は他の送信ダイバーシチスキームを採用する。例えば、SFBC+FSTD:
ステップ4では、サービスシンボルにおいて搬送されたユーザ専用パイロットは、CDMアクセスのパターンを採用し、図7aと図7bに示すように、この時、4個のリソース要素(RE:Resource Element)は符号分割形式で、4階層のパイロットを多重化し、図面における格グリッドは1個のREを表す。送信側は、ユーザに割り当てた階層数に応じて、対応するプリコーディングを行い、且つ、サービスシンボルのパイロットパターンに応じて、リソースマッピングを行ってよい。
ステップ5では、UEは所定のRNTIに応じて、ブロードキャスト情報を受信し、アンテナと帯域幅の関連情報を取得し、且つ、アンテナの個数に応じて、制御シンボルのパイロットパターンを確定し、帯域幅に応じて、ダウンリンクの利用可能なリソースブロックの個数及び帯域幅全体の周波数リソースを確定する。ブロードキャストデータに対して、送信ダイバーシチの伝送方式を採用するため、その階層数は空間チャネルの分離可能な階層数ではなく、送信ダイバーシチ用のアンテナポート(又は仮想ポート)の数である。
ステップ6では、UEは1番目のOFDMシンボルでPCFICHを検出し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数を確定し、且つPCFICH を介して、制御シンボルのパイロットパターンを確定し、UEは当該パイロットパターンに応じて、対応するOFDMシンボルで本UEに対応する制御情報を検出し、ここで、DCIを含む。
ステップ7では、UEは、図7aと図7bに示されるパイロットパターンに応じて、チャネル推定を行い、そして受信されたDCIに応じて、対応するリソースブロックでDCIにおけるPMIを利用してサービスデータを受信する。
実例4
図8aに示すように、R はアンテナポート0の共通パイロットを表し、Lはユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は2であり、即ち制御シンボルの個数は2個であり、サービスシンボルの個数は12個であり、ここで、制御シンボルはl=0、1であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=2〜13であるOFDMシンボルである。且つLは、さらにブロードキャストデータとサービスデータとの復調に用いられるユーザ専用パイロットを表し、アンテナポート0は第0階層のユーザ専用パイロットをキャリアし、ユーザ専用パイロットの階層数はサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャンネル階層数と同じように設定されるため、基地局は第0階層、第1階層の2つの階層を利用してサービスチャネルのデータ伝送を行う。且つ、図8aから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は6個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
図8bに示すように、R はアンテナポート1の共通パイロットを表し、Lは第1階層のユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は2であり、即ち制御シンボルの個数は2個であり、サービスシンボルの個数は12個であり、ここで、制御シンボルはl=0、1であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=2〜13であるOFDMシンボルである。ユーザ専用パイロットLとLを利用してブロードキャストデータとサービスデータの復調を行い、アンテナポート1は第1階層のユーザ専用パイロットをキャリアし、ユーザ専用パイロットの階層数はサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャンネル階層数と同じように設定されるため、基地局はサービスチャネルの第1階層を利用してサービスデータを伝送する。且つ、図8bから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は6個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
本実例において、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は2であり、サービスデータの伝送階層数は2(アンテナポート0とアンテナポート1がそれぞれサービスチャネルにおける1つの階層を利用してサービスデータを伝送する)であり、サービスシンボルのパイロットはFDM形式を採用する。送信アンテナの個数は4である場合、サービスデータは送信ダイバーシチの伝送方式を採用し、制御情報は送信ダイバーシチの伝送方式を採用し、サービスデータとブロードキャストデータとの階層数はすべて2である。実例1、2、3と異なって、本実例において、PCFICHにより制御情報を伝送するためのOFDMシンボルが2個あることを現在サブフレームに通知する。これによって、パイロット設定と復調の具体的な実現ステップは以下の通りである。
ステップ1では、送信側は、図8aと図8bのパイロットパターンに応じて、パイロットシーケンス(共通パイロットとユーザ専用パイロット)を対応する時間周波数リソースにマッピングし、PCFICHの数値が変わるため、制御シンボルとサービスシンボルとのパイロットパターンもそれと共に変わる。
ステップ2では、送信側は、サービスシンボルのパイロットパターンに応じて、ブロードキャストデータのリソースマッピングを行い、且つ特別な共通RNTIを利用してスクランブルを行うことで、全てのUEがブロードキャスト情報を受信できるように保証する。
ステップ3では、送信側は、制御シンボルにおける共通パイロットパターンに応じて、制御情報を制御シンボルにマッピングし、仮想アンテナ又は他の送信ダイバーシチスキームを採用してよい。例えば、
を採用する。
ステップ4では、サービスシンボルにおいて搬送されたユーザ専用パイロットはFDMアクセスのパターンを採用し、送信側のサービスデータは2アンテナポート(アンテナポート0とアンテナポート1)のパイロットパターンに応じて、リソースマッピングを行い、図8aと図8bに示すようである。
ステップ5では、UEは、所定のRNTIに応じて、ブロードキャスト情報を受信し、アンテナと帯域幅の関連情報を取得し、且つ、アンテナの個数に応じて、制御シンボルのパイロットパターンを確定し、帯域幅に応じて、ダウンリンクの利用可能なリソースブロックの個数及び帯域幅全体の周波数リソースを確定する。ブロードキャストデータに対して、送信ダイバーシチの伝送方式を採用するため、その階層数は空間チャネルの分離可能な階層数ではなく、送信ダイバーシチ用のアンテナポート(又は仮想ポート)の数である。
ステップ6では、UEは、1番目のOFDMシンボルでPCFICHを検出し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数を確定し、UEは対応するOFDMシンボルで本UEに対応する制御情報を検出し、ここで、DCIを含む。
ステップ7では、UEは図8aと図8bに示されるパイロットパターンに応じて、チャネル推定を行い、そして受信されたDCIに応じて、対応するリソースブロックで送信ダイバーシチを受信するアルゴリズムを利用してサービスデータを受信する。
実例5
図9aに示すように、R はアンテナポート0の共通パイロットを表し、L0,1はユーザ専用パイロットを表し、1つのRBにおいて、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は4であり、即ち制御シンボルの個数は4個であり、サービスシンボルの個数は10個であり、ここで、制御シンボルはl=0、1、2、3であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=4〜13であるOFDMシンボルである。L0,1はブロードキャストデータとサービスデータの復調に用いられ、アンテナポート0が2階層のユーザ専用パイロットをキャリアしていて、図9aから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は5個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
図9bに示すように、Rはアンテナポート1の共通パイロットを表し、L0,1はユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は4であり、即ち制御シンボルの個数は4個であり、サービスシンボルの個数は10個であり、ここで、制御シンボルはl=0、1、2、3であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=4〜13であるOFDMシンボルである。ユーザ専用パイロットL0,1はブロードキャストデータとサービスデータとの復調に用いられる。且つ、図9bから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は5個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
図9cに示すように、Rはアンテナポート2の共通パイロットを表し、L0,1はユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は4であり、即ち制御シンボルの個数は4個であり、サービスシンボルの個数は10個であり、ここで、制御シンボルは番号がl=0、1、2、3であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=4〜13であるOFDMシンボルである。ユーザ専用パイロットL0,1はブロードキャストデータとサービスデータとの復調に用いられる。且つ、図9cから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は5個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
図9dに示すように、Rはアンテナポート3の共通パイロットを表し、L0,1はユーザ専用パイロットを表し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は4であり、即ち制御シンボルの個数は4個であり、サービスシンボルの個数は10個であり、ここで、制御シンボルは番号がl=0、1、2、3であるOFDMシンボルであり、サービスシンボルはl=4〜13であるOFDMシンボルである。ユーザ専用パイロットL0,1はブロードキャストデータとサービスデータとの復調に用いられる。且つ、図9dから明らかに、同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔は5個の直交周波数分割多重シンボルであり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔は4個のサブキャリアである。
本実例において、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数は4であり、サービスデータの伝送階層数は2(アンテナポート0とアンテナポート1がすべてサービスチャネルにおける2つの階層を利用してサービスデータを伝送する)であり、サービスシンボルのパイロットは符号分割多重形式(CDM:Code Division Multiple)を採用する。送信アンテナの個数が8である場合、サービスデータは空間多重の伝送方式を採用し、制御情報は送信ダイバーシチの伝送方式を採用し、UEに対応する空間チャネル分離可能な階層数は2であり、且つこのUEのデータストリームがこの2つの伝送層にマッピングされる。PCFICHにより制御情報を伝送するためのOFDMシンボルが4個あることを現在のサブフレームに通知する。これによって、パイロット設定と復調の具体的な実現ステップは以下の通りである。
ステップ1では、送信側は、図9a、図9b、図9c及び図9dのパイロットパターンに応じて、パイロットシーケンス(共通パイロットとユーザ専用パイロット)を対応する時間周波数リソースにマッピングする。
ステップ2では、送信側は、サービスシンボルのパイロットパターンに応じて、ブロードキャストデータのリソースマッピングを行い、且つ設定された共通RNTIを利用してスクランブルを行うことで、全てのUEがブロードキャスト情報を受信できるように保証する。
ステップ3では、送信側は、制御シンボルにおける共通パイロットパターンに応じて、制御情報を制御シンボルにマッピングし、且つ、仮想アンテナのマッピング又は他の送信ダイバーシチスキームを採用する。例えば、SFBC+FSTD:
ステップ4では、サービスシンボルにおいて搬送されたユーザ専用パイロットはCDMアクセスのパターンを採用し、図6aと図6bに示すように、送信側はユーザに割り当てた階層数に応じて、対応するプリコーディングを行い、且つ、サービスシンボルのパイロットパターンに応じてリソースマッピングを行ってよい。
ステップ5では、UEは、所定のRNTIに応じて、ブロードキャスト情報を受信し、アンテナと帯域幅の関連情報を取得し、且つ、アンテナの個数に応じて、制御シンボルのパイロットパターンを確定し、帯域幅に応じて、ダウンリンクの利用可能なリソースブロックの個数及び帯域幅全体の周波数リソースを確定する。ブロードキャストデータに対して、送信ダイバーシチの伝送方式を採用するため、その階層数は空間チャネルの分離可能な階層数ではなく、送信ダイバーシチ用のアンテナポート(又は仮想ポート)の数である。
ステップ6では、UEは、1番目のOFDMシンボルでPCFICHを検出し、制御情報を伝送するためのOFDMシンボルの個数を確定し、UEは対応するOFDMシンボルで本UEに対応する制御情報を検出し、ここで、DCIを含む。
ステップ7では、UEは図9a、図9b、図9c及び図9dに示されるパイロットパターンに応じてチャネル推定を行い、受信されたDCIに応じて、対応するリソースブロックでDCIにおけるPMIを利用してサービスデータを受信する。
図10は本発明に係る実施形態の基地局の構造ブロック図であり、図10に示すように、当該基地局は第1設定モジュール100と第2設定モジュール102を含む。
第1設定モジュール100は、制御シンボルにおいて共通パイロットを設定することに用いられ、ここで、共通パイロットのパターンは従来技術の中の各アンテナポートの既存パイロットパターンを採用してよい。
第2設定モジュール102は、サービスシンボルに応じてユーザ専用パイロットを設定し、且つブロードキャストチャネルとサービスチャネルをサービスシンボルに搬送させることに用いられ、ここで、ブロードキャストチャネルはブロードキャスト情報を伝送することに用いられ、前記サービスチャネルはサービスデータを伝送することに用いられる。ここで、制御シンボルは制御情報を搬送するOFDMシンボルであり、前記サービスシンボルは制御情報を搬送していないOFDMシンボルである。第2設定モジュール102はサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定する場合、下記設定基準を採用して良い。同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔はN個の直交周波数分割多重シンボルであり、ここで、Nは4又は5又は6又は7であり、同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるのユーザ専用パイロットの最小間隔はM個のサブキャリアであり、ここで、M=3又は4である。ここで、各ユーザ専用パイロットの間の相対位置のみを規定し、各ダウンリンク専用の具体的な位置が、各ユーザ専用パイロットの間の相対位置が上記基準を満たすために、要求に応じて柔軟に設定されてよい。且つユーザ専用パイロットの階層数は前記サービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャネル階層数と同じように設定される。
好ましくは、基地局は第3設定モジュール104を更に含んでよい、ブロードキャストチャネルにチャネル識別子を設定し、そして基地局によりチャネル識別子に対してスクランブルを行うために、チャネル識別子を基地局とユーザに送信することに用いられる。例えば、当該チャネル識別子は無線ネットワーク一時識別子であってよい。
図11は本発明に係る実施形態のユーザ装置の構造ブロック図であり、図11に示すように、当該UEは、第1処理モジュール110と第2処理モジュール112を含む。
第1処理モジュール110は、制御シンボルにおける設定された共通パイロットを利用して制御情報を復調することに用いられる。
第2処理モジュール112は、サービスシンボルにおける設定されたユーザ専用パイロットを利用してサービス情報とブロードキャスト情報を復調することに用いられる。ここで、制御シンボルは制御情報を搬送するOFDMシンボルであり、サービスシンボルは制御情報を搬送していないOFDMシンボルである。
好ましくは、当該UEはスクランブル解除モジュール114を更に含んでよい、サービスシンボルにおける搬送されたブロードキャストチャネルのチャネル識別子に対してスクランブル解除を行なってブロードキャスト情報を受信することに用いられる。
上記パイロット復調の処理方法によれば、本発明に係るパイロット復調の処理システムは、図12に示すように、当該システムは基地局120とUE122を含み、ここで、基地局120は図10に示す基地局でよい、UE122は図11に示すUEでよい、ここで説明を省略する。
図10、図11は前の方法に対応する装置であり、装置の作業プロセス及び作業原理は、方法説明部分で詳細に説明されたから、ここで、贅言が不要であり、方法に対応する説明を参照してよい。
つまり、本発明の上記技術的方案を参照して、サービスシンボルと制御シンボルにおけるパイロットに対してそれぞれ設計を行うことで、パイロットのオーバーヘッドを下げる目的に達する。また、ブロードキャストチャネルとサービスチャネルとのパイロットに対して統一に設計を行うことで、サービスシンボルのパイロット設計を簡単化し、送信ダイバーシチ性能を明らかに低下させない場合に、仮想アンテナのマッピング技術に対してパイロットのオーバーヘッドを低減させる。また、本発明は複数アンテナ通信システムにおける復調パイロット(DMRS:Demodulate Reference Signal)の設計に関するため、本発明はより多い送信アンテナによるマルチ入力マルチ出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)システムに適用される。
以上は、本発明の好ましい実施形態に過ぎなく、本発明を制限せず、本分野の当業者に対して、本発明が各種類の変更と変化がある。本発明の主旨精神と原則以内に、いかなる改修、同等入れ替わり、改良等が、本発明の保護範囲以内に含まれるべきである。

Claims (14)

  1. パイロット復調の設定方法であって、
    基地局が、制御情報を搬送する直交波周波数分割多重(OFDM)シンボルである制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定することを含むことを特徴とするパイロット復調の設定方法。
  2. 当該方法は、
    前記基地局が前記制御シンボルにおいて、前記制御情報を伝送するための制御チャネルを搬送することを更に含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔はN個のOFDMシンボルであり、ここで、Nは4又は5又は6又は7であり、
    同じ又は同じではないOFDMシンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔はM個のサブキャリアであり、ここで、M=3又は4であることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  4. 当該方法は、
    前記基地局がブロードキャスト情報を伝送するためのブロードキャストチャネルとサービスデータを伝送するためのサービスチャネルとをサービスシンボルで搬送させることを更に含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定する場合、当該方法は、
    前記ユーザ専用パイロットの階層数をサービスチャネルにおけるサービスデータを伝送するチャネルの階層数と同じように設定し、階層化のユーザ専用パイロットを取得することと、且つ階層化のユーザ専用パイロットを用いてサービスデータと前記ブロードキャスト情報に対して復調を行うこととを更に含むことを特徴とする
    請求項4に記載の方法。
  6. 当該方法は、
    前記基地局により前記チャネルに対してスクランブルを行うために、前記基地局が前記ブロードキャストチャネルにチャネル識別子を設定することを更に含むことを特徴とする
    請求項3に記載の方法。
  7. 前記チャネル識別子は無線ネットワーク一時識別子であることを特徴とする
    請求項6に記載の方法。
  8. パイロット復調の復調方法であって、
    ユーザ装置(UE)が、制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおける設定された共通パイロットを利用して制御情報を復調し、且つ制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおける設定されたユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調することを含むことを特徴とするパイロット復調の復調方法。
  9. 当該方法は、
    前記UEがブロードキャストチャネルのチャネル識別子を利用して前記サービスシンボルにおける搬送されたブロードキャスト情報に対してスクランブル解除を行なってブロードキャスト情報を受信することを更に含むことを特徴とする
    請求項8に記載の方法。
  10. パイロット復調の処理方法であって、
    基地局が、制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定することと、
    UEが前記共通パイロットを利用して制御情報を復調し、且つ、前記ユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調することとを含むことを特徴とするパイロット復調の処理方法。
  11. 基地局であって、
    制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおいて共通パイロットを設定することに用いられる第1設定モジュールと、
    制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定し、且つブロードキャスト情報を伝送するためのブロードキャストチャネルとサービスデータを伝送するためのサービスチャネルを前記サービスシンボルで搬送させることに用いられる第2設定モジュールとを含むことを特徴とする基地局。
  12. 同一サブキャリアにおける隣接ユーザ専用パイロットの間隔はN個のOFDMシンボルであり、ここで、Nは4又は5又は6又は7であり、
    同じ又は同じではない直交周波数分割多重シンボルにおけるユーザ専用パイロットの最小間隔はM個のサブキャリアであり、ここで、M=3又は4であることを特徴とする
    請求項11に記載の基地局。
  13. UEであって、
    制御情報を搬送するOFDMシンボルである制御シンボルにおける設定された共通パイロットを利用して制御情報を復調することに用いられる第1処理モジュールと、
    制御情報を搬送していないOFDMシンボルであるサービスシンボルにおける設定されたユーザ専用パイロットを利用してサービス情報とブロードキャスト情報を復調することに用いられる第2処理モジュールを含むことを特徴とするUE。
  14. 基地局とUEとを含む、パイロット復調の処理システムであって、
    前記基地局は、
    制御シンボルにおいて共通パイロットを設定し、サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定することに用いられ、
    制御シンボルにおいて共通パイロットを設定することに用いられる第1設定モジュールと、
    サービスシンボルにおいてユーザ専用パイロットを設定し、且つブロードキャストチャネルとサービスチャネルを前記サービスシンボルに搬送することに用いられる第2設定モジュールとを含み、
    前記UEは、
    前記共通パイロットを利用して制御情報を復調し、且つ前記ユーザ専用パイロットを利用してサービスデータとブロードキャストデータを復調することに用いられ、
    制御シンボルにおける設定された共通パイロットを利用して制御情報を復調することに用いられる第1処理モジュールと、
    サービスシンボルにおける設定されたユーザ専用パイロットを利用してサービス情報とブロードキャスト情報を復調することに用いられる第2処理モジュールとを含み、
    ここで、前記制御シンボルは制御情報を搬送するOFDMシンボルであり、前記サービスシンボルは制御情報を搬送していないOFDMシンボルであることを特徴とするパイロット復調の処理システム。
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