JP2013502784A - 通信ネットワークにおける方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、パケット交換通信ネットワーク(10)に対する呼セッション制御ノード(18、200)の方法を提供する。呼セッション制御ノード(18、200)は、発呼処理機能(202)と、着呼処理機能(204)とを備える。方法は、発呼処理機能(202)上で着呼エンティティに対するメッセージ(14)を受信するステップ(100、300)と、着呼エンティティが呼セッション制御ノード(18、200)に登録されるかを発呼処理機能(202)を用いて判定するステップ(106、400)と、着呼エンティティが呼セッション制御ノード(18、200)に登録される場合、インバウンド呼セッション制御機能を通過せずにメッセージ(14)を着呼処理機能(204)にルーティングするステップ(110、500)とを備える。

Description

本発明は、通信ネットワークに関し、特にメッセージを着呼エンティティに転送するパケット交換通信ネットワークにおける方法及び装置に関する。
IPマルチメディアサブシステム(IMS)は、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサービスを配信するアーキテクチャフレームワークである。IMSは、音声通話及びメッセージングを含むインターネットマルチメディアサービスを汎ヨーロッパデジタル移動通信システム(GSM)、無線LAN及びユニバーサル移動通信システム(UMTS)等の種々の無線通信ネットワーク、並びに固定ネットワークに提供する手法を構成する。IMSネットワークにおいて使用されるプロトコルのうちの1つは、セッション開始プロトコル(SIP)である。IMSネットワークで使用される端末をSIP端末と呼ぶ。
図1は、一方のSIPユーザエージェント(SIP UA(A))12から他方のSIP UA(SIP UA(B))38への呼又はSIPセッションを開始するためのIMSネットワーク10における基本信号伝送図を示す。説明を簡単にするために、信号伝送図は、宛先側の端末、すなわちSIP UA(B)38におけるSIP招待メッセージの到着までのSIP信号伝送のみを示す。更に信号伝送図は、ユーザプレーン(メディア転送)を反映しない。
SIP招待メッセージ14は、SIP UA(A)12において開始され、ユーザAのプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)16に送出される。SIP招待メッセージ14は、P−CSCF16からユーザAと関連付けられたサービングCSCF(S−CSCF)18に転送される。
S−CSCFは、そのS−CSCFに登録された加入者(すなわち、ユーザ)の内部データベースを含む。従って、ユーザAのS−CSCF18は、ユーザAのP−CSCF16からSIP招待メッセージを受信する場合、データベースからユーザAの登録データを取得するために、すなわち招待メッセージを登録ユーザと「一致させる」ためにSIP招待メッセージのP asserted−ID(PAI)ヘッダを使用する。
SIP招待メッセージ14は、着呼側、すなわちユーザBを識別するいくつかの情報を更に含む。例えばそのような情報は、ユーザBのパブリックユーザ識別子又はユーザBの電話番号を含んでもよい。宛先側がIMSユーザを示す統一資源識別子(URI)を含むSIP招待メッセージ14において識別される場合、S−CSCF18は以下に説明するようにアウトバウンドルーティングを適用するだろう。宛先側が電話番号で識別される場合、S−CSCF18は、IMSユーザのURI表示を取得するためにE.164番号マッピングノード(ENUM)20と通信するだろう。S−CSCF18による更なる動作は、S−CSCF18からENUM20に送出されたENUMクエリメッセージ22の結果により判定される。宛先側がIMSネットワークの加入者であることを上述のENUMクエリ22へのENUM応答メッセージ24においてENUMがS−CSCF18に示す場合、S−CSCF18は以下に説明するようにアウトバウンドルーティングを適用するだろう。さもなければ、S−CSCF18は、回路交換(CS)ネットワーク(不図示)に対してブレークアウトを実行する。
アウトバウンドルーティングのために、S−CSCF18は、SIP招待メッセージ14をユーザBと関連付けられた問合せCSCF(I−CSCF)26に転送する。I−CSCF26は、管理ドメインの境界に配置されたSIP機能である。そのIPアドレスはドメインネームシステム(DNS)において公開されるため、リモートサーバ(例えば、S−CSCF18)は、それを見つけ且つこのドメインへのSIPメッセージに対する転送ポイントとして使用できる。
I−CSCF26は、ホーム加入者サーバ(HSS)28と通信し、ユーザBが登録されるS−CSCFを判定する。HSS28は、その特定のネットワークに登録された全てのユーザの登録情報を含むデータベースを備える。従って、I−CSCF26は、Diameter LIR(Location Information Request)メッセージ30をHSS28に送出し、返信としてユーザBが登録されるS−CSCFを識別するDiameter LIA(Location Information Answer)メッセージ32を受信する。
I−CSCF26は、SIP招待メッセージ14をユーザBのS−CSCF34に転送する。ユーザAのS−CSCF18に類似するユーザBのS−CSCF34は、全てのユーザが登録されるデータベースを備える。SIP招待メッセージ14を受信すると、S−CSCF34は、メッセージにおいて着呼側として識別されたユーザをルックアップし、メッセージ14をユーザBと関連付けられたP−CSCF36に転送する。次にP−CSCF36はメッセージをSIP UA(B)38に転送し、SIP招待メッセージ14のパスが完成する。
従って、第1に、ユーザAのS−CSCF18は、宛先加入者(ユーザB)が属するIMSネットワークに関する知識を有さなくてもよく、これは、sip:joe.bloggs@abb.se等の企業専用のドメインネームを含むSIP招待メッセージ14においてユーザBが識別される場合に特に当てはまることが分かる。第2に、ユーザAのS−CSCF18は、ユーザBのIMSネットワークにおいてユーザBに対応しているS−CSCFの知識を有さない。
第1の問題のために、ユーザAのS−CSCF18は「イーグレスルーティング」を適用する。これは、DNSに接続してユーザBに対応するIMSネットワークのインバウンドプロキシのアドレスを取得するS−CSCF18を伴う。このインバウンドプロキシは、示される例におけるようなI−CSCF26又はユーザBに対応するネットワークのIBCF(Interconnect Border Control Function)であってもよい。IBCFは、種々のIMSネットワーク間で使用される。インバウンドプロキシがIBCFである場合、IBCFは、ユーザBのIMSネットワークにおいて呼をI−CSCFに転送するように取り計らうだろう。
第2の問題のために、ユーザBのネットワークのI−CSCF26は、呼がそのI−CSCF26に到達すると、HSS28(ユーザBの)に接触し、現在ユーザBに対応しているS−CSCFのアドレスを取得するだろう。
呼は、HSS28からI−CSCF26により受信された情報を使用してI−CSCF26からユーザBのS−CSCF34に更にルーティングされるだけであってもよい。ここでS−CSCF34は、着呼を処理してもよい。
従って、第1のユーザから第2のユーザに呼を転送するのに必要な情報を判定するために、相対的に大量の信号伝送が必要であることが分かる。更にこの信号伝送は、システム10において多数の種々のノードを横断するため、呼処理が遅延する。
本発明の目的は、少なくともいくつかの例に対してこの信号伝送を減少することである。
この目的は、独立請求項の教示により達成される。
本発明の第1の態様によると、パケット交換通信ネットワークのための呼セッション制御ノードにおける方法が提供される。呼セッション制御ノードは、発呼処理機能と、着呼処理機能とを備える。方法は、発呼処理機能上で着呼エンティティに対するメッセージを受信するステップを備える。当該方法は、着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録されているかを発呼処理機能により判定するステップと、着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録される場合、インバウンド呼セッション制御機能を通過せずにメッセージを着呼処理機能にルーティングするステップとを更に備える。
本発明の第2の態様によると、パケット交換通信ネットワークのための呼セッション制御ノードが提供される。呼セッション制御ノードは、発呼処理機能と、着呼処理機能と、処理回路網とを備える。発呼処理機能は、着呼エンティティに対するメッセージを受信するように構成される。処理回路網は、着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録されているかを判定するように構成される。着呼処理機能は、着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録されているエンティティと判定された場合、インバウンド呼セッション制御機能を通過せずに発呼処理機能からルーティングされたメッセージを受信するように構成される。
従って、本発明は、メッセージを着呼エンティティに転送する方法及び装置を提供する。メッセージをインバウンド呼セッション制御機能に潜在的に転送する前に着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録されているかを最初に確認することにより、パケット交換通信ネットワークにおける信号伝送が減少し、メッセージを着呼エンティティに送出する際の遅延も軽減できる。
本発明の実施形態によると、メッセージは、呼セッション制御ノードに登録される発呼側又はアプリケーションサーバから発信してもよい。着呼エンティティは、着呼ユーザ又はパブリックサービスであってもよい。
更なる実施形態によると、メッセージは、着呼エンティティの識別子を含んでもよい。あるいは、メッセージは、着呼エンティティの電話番号を含んでもよい。この場合、方法は、クエリメッセージを番号マッピングノードに送出するステップと、番号マッピングノードからURI形式の着呼側の識別子を含む応答メッセージを受信するステップとを更に備える。これらの双方の実施形態において、呼セッション制御ノードは、ローカルデータベースをチェックし、データベースが識別子を含むかを確認してもよい。
本発明の一実施形態によると、番号マッピングモードはE.164番号マッピングノード(ENUM)である。
更なる実施形態において、着呼エンティティは、パケット交換通信ネットワークに登録されなくてもよい。これらの実施形態において、方法は、着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録されていないと判定するステップと、メッセージをインバウンド呼セッション制御機能に転送するステップと、インバウンド呼セッション制御機能からメッセージを受信するステップとを更に備える。着呼エンティティは、呼セッション制御ノードに少なくとも一時的に登録される。
従って、本発明の本実施形態によると、I−CSCFは、少なくとも一時的に着呼エンティティが登録されるメッセージの転送元である同一の呼セッション制御ノードを選択する(又は優先的に選択する)。信号伝送の最適化は、本実施形態において実現され、その更なる信号伝送において、I−CSCFが信号伝送パスから離脱すると、2つの異なるS−CSCF間ではなく単一のS−CSCFの内部で実行される。
別の実施形態において、呼セッション制御ノードは、加入者サーバ(例えば、ホーム加入者サーバ)又は登録エンティティのデータベース(例えば、呼セッション制御ノードのローカルデータベース)をチェックし、着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録されているかを判定する。
更なる実施形態によると、発呼処理機能により受信されたメッセージは、最初のSIP(セッション開始プロトコル)要求メッセージ、例えば(a)SIP招待又はSIP加入等のセッションを確立する最初のSIP要求メッセージ及び(b)SIPオプション又はSIPメッセージ等のセッションを確立しない最初のSIP要求メッセージであってもよい。
本発明の一実施形態によると、パケット交換通信ネットワークは、IPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワークである。本発明の更なる一実施形態によると、呼セッション制御ノードは、サービング呼セッション制御機能(S−CSCF)である。
次に、本発明をより適切に理解し且つ本発明を実施できる方法をより明らかに示すために、例として以下の図面を参照する。
パケット交換通信ネットワークにおける従来の呼開始処理を示す信号伝送図である。 発呼側及び着呼側が同一のサービング呼セッション制御機能に登録されるパケット交換通信ネットワークにおける従来の呼開始処理を示す信号伝送図である。 本発明の実施形態に従ってパケット交換通信ネットワークにおける呼開始処理を示す信号伝送図である。 本発明の実施形態に係る呼セッション制御ノの方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る呼セッション制御ノードを示す概略図である。
小規模のネットワークは、1つ又は少数のサービング呼セッション制御機能(S−CSCF)しか含むことができない。また同様に、小規模のネットワークは、1つ又は少数の問合せCSCF(I−CSCF)及びプロキシCSCF(P−CSCF)しか有することができない。呼がそのようなネットワークの双方の加入者である2人のユーザ間で確立される場合、双方のユーザは同一のS−CSCFに登録され、且つ呼確立信号伝送は発呼された場所と同一のS−CSCFにおいて終了する可能性が高い。図2は、そのような例における従来の方法に対する信号伝送図である。
信号伝送図は、図1に対して説明された信号伝送図に類似し、同一の原理に従う。実際には、信号伝送は処理の大半に同一のことが当てはまるため、主な差異についてのみ本明細書で説明する。
上述したように、発呼側及び着呼側は同一のネットワークS−CSCFに登録される。すなわち、着呼側、つまりユーザBのS−CSCF18は発呼側、つまりユーザAのS−CSCF18でもある。
I−CSCF26は、ホーム加入サーバ(HSS)28を正常なものとして調べ、ユーザBのS−CSCFを判定する。しかし、ユーザA及びユーザBの双方が同一のS−CSCFに登録されるため、HSS28は、Diameter LIA(Location Information Answer)メッセージにおいて発呼したS−CSCF18を識別する。従って、I−CSCF26は、セッション開始プロトコル(SIP)招待メッセージ14を発信元である同一のS−CSCF18に再度転送する。
次にS−CSCF18は、呼確立処理の着信側のS−CSCFとして動作し、SIP招待メッセージ14をSIP UA(B)38に転送するユーザBのP−CSCF36にメッセージを転送する。ユーザBのP−CSCF36は、ユーザAのP−CSCF16と同一のノードであってもなくてもよい。
従って、ネットワークは、実質的に、ユーザA及びユーザBが別個のネットワークにおいて登録されているか(図1に示されるように)、あるいは同一のネットワークであるが種々のS−CSCFに登録されているかのように動作する。ステートフルプロキシであるI−CSCF26は、SIP招待への全ての応答、並びに非2xx最終応答に対するAck要求(当てはまる場合)及びキャンセル要求/応答(当てはまる場合)を処理しなければならない。言い換えると、I−CSCFは、招待トランザクションの処理に関連した全ての信号伝送メッセージに依然として関わっている(処理をアクティブに維持する)。ステートフルプロキシ、Ack要求及びキャンセル要求は、SIPを知る読者には既知の用語である。更にI−CSCF26は、2つのトランザクション状態モデル(例えば、招待トランザクション状態モデル)、すなわちI−CSCF26が最初のSIP招待メッセージ14を受信した際に開始されたサーバトランザクション状態モデル及びI−CSCF26が最初のSIP招待メッセージ14をS−CSCF18に転送した際に開始されたクライアントトランザクション状態モデルをSIPトランザクションの持続時間全体にわたりアクティブに維持しなければならない。
本発明の実施形態によると、パケット交換ネットワークにおける相対的に少数のS−CSCFは、信号伝送量を減少するために利用される。従って、本明細書において更に詳細に説明されるある特定の例においてリソースを節約する。
図3は、本発明の実施形態に従ってパケット交換通信ネットワークにおける呼開始処理を示す信号伝送図である。図3において、発呼側(ユーザA)及び着呼側(ユーザB)は、同一のパケット交換通信ネットワークの加入者であり、そのネットワークにおいて同一のS−CSCF18に登録される。
SIP招待メッセージ14は、SIP UA(A)12において開始され、ユーザAのP−CSCF16に送出される。SIP招待メッセージ14は、P−CSCF16からユーザAと関連付けられたS−CSCFに転送される。
第1のステップ(図3において「300」と示された)において、SIP招待メッセージ14は、S−CSCF18により受信され、必要に応じてS−CSCF18は、E.164番号マッピングノード(ENUM)20と通信し、着呼側に関する更なる情報を収集してもよい。別の実施形態(不図示)において、S−CSCF18は、SIPアプリケーションサーバ(SIP−AS)からSIP招待メッセージ14を受信してもよい。
SIP招待メッセージ14は、着呼側、すなわちユーザBを識別する情報を含む。例えばそのような情報は、ユーザBのパブリックユーザ識別子又はユーザBの電話番号を含んでもよい。宛先側がユーザを示す統一資源識別子(URI)を含むSIP招待メッセージ14において識別される場合、S−CSCF18は以下に説明するようにアウトバウンドルーティングを適用するだろう。宛先側が電話番号で識別される場合、S−CSCF18は、ユーザのURI表示を取得するためにE.164番号マッピングノード(ENUM)20と通信するだろう。S−CSCF18による更なる動作は、S−CSCF18からENUM20に送出されたENUMクエリメッセージ22の結果により判定される。宛先側がIMSネットワークの加入者であることを上述のENUMクエリ22へのENUM応答メッセージ24においてENUMがS−CSCF18に示す場合、S−CSCF18は以下に説明するようにアウトバウンドルーティングを適用するだろう。さもなければ、S−CSCF18は、回路交換(CS)ネットワーク(不図示)に対してブレークアウトを実行する。
上述したように、S−CSCFは、そのS−CSCFに登録された加入者(すなわち、ユーザ)の内部データベースを含む。従って、S−CSCF18は、ユーザAのP−CSCF16からSIP招待メッセージ14を受信する場合、データベースからユーザAの登録データを取得するために、すなわち招待メッセージを登録ユーザと「一致させる」ためにSIP招待メッセージのP−asserted−ID(PAI)ヘッダを使用する。第2のステップ(図3において「400」と示された)において、S−CSCF18は、データベースを更にチェックし、このデータベースが登録ユーザとしてユーザBを含むかを確認する。すなわち、S−CSCF18は、データベースをチェックし、SIP招待メッセージ14のRequest−URI(R−URI)において特定された(又は場合によってはENUM結果メッセージ24において特定された)ユーザが存在するかを確認する。あるいは、S−CSCF18は、HSS(不図示)と直接通信し、着呼エンティティがS−CSCF18に登録されるかを判定してもよい。示された例において、ユーザBは、S−CSCF18に登録されるため、データベースに存在する。
第3のステップ(図3において「500」と示された)において、S−CSCF18は、I−CSCFを通過せずにユーザAと関連付けられたP−CSCF16と同一のノードであってもなくてもよいユーザBと関連付けられたP−CSCF36にSIP招待メッセージ14を転送する。次にP−CSCF36はSIP招待メッセージ14をSIP UA(B)38に転送し、メッセージ転送処理が完了する。
従って、本発明の示された実施形態は、I−CSCFを通過せずに発呼側から着呼側にメッセージを転送する方法を提供する。その結果、信号伝送が減少し(従って、よりリソースに対する要求は少なくなる)、遅延が軽減される。
しかし、本発明は他の状況にも適用可能である。例えば、図3は、SIP招待メッセージが一方のユーザから他方のユーザに転送される例を示すが、本発明は、パケット交換通信ネットワーク10上で転送されるあらゆる種類のメッセージ、例えば(a)SIP招待又はSIP加入等のセッションを確立する最初のSIP要求メッセージ及び(b)SIPオプション又はSIPメッセージ等のセッションを確立しない最初のSIP要求メッセージに適用可能である。
更に本発明は、最初の要求メッセージが着呼側と同一のS−CSCFに登録された発呼側からではなくアプリケーションサーバから発信される場合にも適用可能である。例えばアプリケーションサーバは、SIP招待要求メッセージ(又は上述したような他のメッセージ)を潜在的にはI−CSCFを介してS−CSCFに送出することにより、呼を確立してもよい。次に、このS−CSCFは、発呼処理と同様に挙動を適用する。これは、S−CSCFが招待メッセージを着呼側が登録されるS−CSCFにルーティングしようとすることを意味する。S−CSCFは、図2に示されるように、ENUMクエリを適用したり(適宜)、着呼側のインバウンドI−CSCFを配置したり、招待メッセージをそのI−CSCFに送出したりすることによりこれを実行する。この使用例において、着呼側は、現在アプリケーションサーバから受信したSIP招待を処理することに忙しいS−CSCFと同一のS−CSCFに登録されてもよい。その場合、本発明は、着呼側がこの同一のS−CSCFに偶然登録されるかをこのS−CSCFにチェックさせることにより、更に使用されてもよい。
従って、図3を参照すると、これは、P−CSCF16からではなく、場合によってはI−CSCFを介してアプリケーションサーバからSIP招待メッセージ14(又は他のメッセージ)を受信するS−CSCF18に等しい。その後信号伝送は、図3に対して説明したように進む。
先行するテキストにおいてユーザとして説明された着呼側がS−CSCFに登録されたパブリックサービスであってもよいことは、当業者には更に明らかとなるだろう。パブリックサービスはユーザのようにS−CSCFに登録されるため、着呼エンティティはユーザ又はパブリックサービスであってもよい。
従って、本発明の実施形態によると、発呼処理ノードとして動作するサービング呼セッション制御ノード(例えば、S−CSCF18)は、メッセージを受信し、ローカルデータベースをチェックしてそのメッセージにおいて特定された着呼エンティティがそのサービング呼セッション制御ノードに登録されるかを確認する。着呼エンティティがサービング呼セッション制御ノードに登録される場合、メッセージは、S−CSCFにおいて着呼処理機能に直接転送され、インバウンド呼セッション制御機能を通過せずにそこから着呼エンティティに転送される。
図4は、呼セッション制御ノード(例えば、サービング呼セッション制御機能)において実行される本発明の実施形態に係る方法を示すフローチャートである。説明を簡単にするために、呼セッション制御ノードの外側で実行されるステップを破線で示す。
方法はステップ100において開始し、メッセージは、呼セッション制御ノードの発呼回路網上で受信される。上述したように、一実施形態において、メッセージは、SIP招待、SIP加入、SIPオプション又はSIPメッセージ等のSIP要求メッセージであってもよい。メッセージは、発呼側と関連付けられたP−CSCF又はアプリケーションサーバから受信されてもよい。
メッセージは、着呼エンティティ(例えば、ユーザ又はパブリックサービス)の表示、すなわちメッセージに対する宛先を含む。これは、tel URIを含むR−URI又はSIP URIを含むR−URIの形式であってもよい。R−URIがSIP URIを含む場合、このSIP URIは電話番号を示してもよい。
R−URIのコンテンツ、すなわちR−URIが電話番号を含むか(ステップ101)に依存して、呼セッション制御ノードは、ステップ102においてクエリメッセージ(例えば、ENUMクエリメッセージ)を番号マッピングノード(例えば、ENUM)に送出してもよい。この場合、呼セッション制御ノードは、ステップ104において応答(例えば、ENUM結果メッセージ)を受信する。
呼セッション制御ノードは、次のステップ106において登録ユーザのローカルデータベースをチェックし、ステップ108において受信したメッセージにおいて特定された(又は番号マッピングノードから受信した応答において特定された)着呼エンティティが呼セッション制御ノードの登録ユーザであるかを判定する。あるいは、呼セッション制御ノードは、ステップ106においてHSSと直接通信してもよく、その後着呼エンティティが呼セッション制御ノードの登録ユーザであるかを判定してもよい(ステップ108)。着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録されることをデータベースが示す場合、ステップ100において受信されたメッセージは、ステップ110において呼セッション制御ノードの着呼回路網を介してその着呼側に対して転送される。すなわち、メッセージは、インバウンド呼セッション制御機能を通過せずに内部に着呼回路網に転送される。図3に示されるように、メッセージは、着呼エンティティのP−CSCFに直接転送されてもよい。着呼エンティティがパブリックサービスである場合、メッセージがP−CSCFに転送されずにパブリックサービスに転送されることは、当業者により理解されるだろう。着呼エンティティが非SIP電話をGSM電話等の端末として使用するIMS加入者である場合、メッセージがP−CSCFに転送されるのではなく、この呼を非SIP電話に配信するためにメディアゲートウェイ制御機能(MGCF)に転送されてもよいことは、更に理解されるだろう。
ステップ108において着呼エンティティが呼セッション制御ノードに登録されないことをデータベースのチェックが示す場合、メッセージは、ステップ112において着呼エンティティのネットワークと関連付けられたインバウンド呼セッション制御ノードに対して転送される。メッセージは、着呼エンティティに対応するネットワークのIBCF(Interconnect Border Control Function)を横断してもよく(着呼エンティティが呼セッション制御ノードとは異なるネットワークの加入者である場合)、あるいは横断しなくてもよい(着呼エンティティが呼セッション制御ノードと同一のネットワークの加入者である場合)。
呼セッション制御ノードからメッセージを受信すると、I−CSCFは、HSSと通信し、着呼エンティティがネットワークの登録ユーザであるかを判定する(ステップ114)。例えばI−CSCFは、図1及び図2に対して説明されたようなHSSと通信し(例えば、Diameter Location Information Requests及びDiameter Location Information Answersを使用して)、着呼エンティティが登録されるS−CSCFを判定する。着呼エンティティがネットワーク及び特定のS−CSCFに登録される場合、正常な動作が維持される(ステップ116)。すなわち、図1に対して説明したように、I−CSCFは、メッセージを識別されたS−CSCFに転送する。
着呼エンティティがネットワークに登録されないことがステップ114において判定される場合、HSSは、I−CSCFが着呼エンティティに対して呼(又は他のメッセージ)を処理するS−CSCFを選択するのを容易にする多くの「S−CSCF機能」をI−CSCFに提供する。次にI−CSCFは、呼をこの選択されたS−CSCFにルーティングし、着呼エンティティは、選択されたS−CSCFに一時的に登録される。
本発明の実施形態によると、I−CSCFは、少なくとも一時的に着呼エンティティが登録されるメッセージをステップ112において転送した同一の呼セッション制御ノードを選択する(又は優先的に選択する)(ステップ118)。従って、メッセージは、I−CSCFから呼セッション制御ノードに転送され、ステップ120において着呼回路網を介して呼セッション制御ノードにより受信される。I−CSCFが信号伝送パスから離脱すると、更なる信号伝送が2つの異なるS−CSCF間ではなく単一のS−CSCFの内部で実行されるという信号伝送の最適化が本実施形態において実現される。
図5は、本発明の実施形態に係る呼セッション制御ノード200を概略的に示す。呼セッション制御ノード200は、図3のS−CSCF18又は図4の方法を実行する呼セッション制御ノードとして動作可能である。
呼セッション制御ノード200は、発呼処理回路網202と、着呼処理回路網204と、処理回路網205と、呼セッション制御ノードに登録されたユーザのデータベース206とを備える。これらの構成要素は、同一の装置の筐体又は別個の筐体にあってもよい。例えばデータベース206は、発呼処理回路網202、着呼処理回路網204及び処理回路網205と同一のユニットにあってもよく、あるいは別個のサーバ上にあってもよい。
発呼処理回路網202は、呼処理の発信側でネットワークノードからメッセージを受信し、且つ呼処理のその発信側に関連するメッセージを送出するように構成される。例えば発呼処理回路網202は、P−CSCF又はアプリケーションサーバからメッセージを受信し、且つそのメッセージをI−CSCFに転送してもよい。
着呼処理回路網204は、呼処理の着信側に関連するメッセージを送受信するように構成される。例えば着呼処理回路網204は、I−CSCFからメッセージを受信し、それらをP−CSCFに転送してもよい。
データベース206は、呼セッション制御ノード200に登録された全てのユーザのリストを含む。このデータベースは、各々が電話番号またはURIの形式を有する1つ以上のパブリックユーザ識別子を登録ユーザ毎に含む。更にデータベースは、着呼をそのユーザの1つ以上の端末に配信するために使用されてもよい1つ以上の連絡先及びそのユーザに対する呼のためのSIPアプリケーションサーバ(SIP−AS)によるサービスを呼び出すために使用されてもよいデータの集合を登録ユーザ毎に含む。登録ユーザがパブリックサービスを示す場合又は端末が現在offされているユーザに関連する場合、ユーザプロファイルがデータベースにあってもよいが連絡先がないことは、当業者により理解されるだろう。
発呼処理回路網202及び着呼処理回路網204の双方がデータベース206に結合される処理回路網205に結合されるため、受信したメッセージに示された着呼側が呼セッション制御ノード200に登録されるかを判定できる。本発明の実施形態によると、発呼処理回路網202上で受信されたメッセージが呼セッション制御ノードに登録される着呼側に対するものであると判定される場合、メッセージは、I−CSCFに送出されずに発呼処理回路網202から着呼処理回路網204にルーティングされる。
本発明の他の実施形態によると、パケット交換ネットワークに登録されない着呼エンティティは、呼セッション制御ノード200に少なくとも一時的に登録されてもよい(すなわち、エンティティの詳細は、データベース206に含まれてもよい)。そのような一時登録が実行されると、発呼側と着呼エンティティとの間の更なるメッセージは、上述したように、発呼処理回路網202と着呼処理回路網204との間で直接ルーティングされてもよい。
従って、本発明は、メッセージをI−CSCFを通過させずに着呼側に転送する方法及び装置をパケット交換通信ネットワークにおいて提供する。その結果、メッセージ転送処理における信号伝送量が減少し、且つ場合によっては発呼側と着呼側との間の遅延が軽減される。
尚、上述の実施形態は本発明を限定するのではなく例示しており、当業者は、添付の請求の範囲の範囲から逸脱せずに多くの他の実施形態を設計できるだろう。「備える」という用語は、請求の範囲に列挙される要素又はステップ以外の要素又はステップの存在を除外せず、単数形は複数形を除外せず、単一のプロセッサ又は他のユニットは、請求の範囲において詳述されるいくつかのユニットの機能を実現できる。請求の範囲のあらゆる参照記号は、請求の範囲の範囲を限定するものとして解釈されない。

Claims (15)

  1. パケット交換通信ネットワーク(10)のための、発呼処理機能(202)と着呼処理機能(204)とを備える呼セッション制御ノード(18、200)における方法であって、
    前記発呼処理機能(202)上で着呼エンティティに対するメッセージ(14)を受信するステップ(100、300)を備え、
    前記着呼エンティティが前記呼セッション制御ノード(18、200)に登録されているかどうかを前記発呼処理機能(202)により判定するステップ(108、400)と、
    前記着呼エンティティが前記呼セッション制御ノード(18、200)に登録されている場合、インバウンド呼セッション制御機能を通過せずに前記メッセージ(14)を前記着呼処理機能(204)にルーティングするステップ(110、500)と
    を更に備えることを特徴とする方法。
  2. 前記メッセージ(14)は、前記呼セッション制御ノード(18、200)に登録されている発呼側(12)、又は、アプリケーションサーバから発信されたことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記メッセージ(14)は、前記着呼エンティティの識別子を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記メッセージ(14)は、前記着呼エンティティの電話番号を含み、
    前記方法は、
    クエリメッセージ(22)を番号マッピングノード(20)に送出するステップ(102)と、
    前記番号マッピングノード(20)からURI形式の前記着呼側の識別子を含む応答メッセージ(24)を受信するステップ(104)と
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  5. 前記判定するステップ(108)は、データベース(206)が前記識別子を含むかどうかを判定することを含むことを特徴とする請求項3又は4記載の方法。
  6. 前記着呼エンティティは、前記パケット交換通信ネットワーク(10)には登録されず、
    前記方法は、
    前記着呼エンティティが前記呼セッション制御ノード(18、200)に登録されていないと判定するステップ(108)と、
    前記メッセージ(14)をインバウンド呼セッション制御機能(26)に転送するステップ(112)と、
    前記インバウンド呼セッション制御機能(26)から前記メッセージ(14)を受信するステップと
    を更に備え、
    前記着呼エンティティは、前記呼セッション制御ノード(18、200)に少なくとも一時的に登録されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記着呼エンティティが前記呼セッション制御ノードに登録されているかどうかを前記発呼処理機能(202)により判定する前記ステップ(108)は、
    登録エンティティの加入者サーバ(28)又はデータベース(206)をチェックすることを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記着呼エンティティは、着呼ユーザ(38)又はパブリックサービスであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. パケット交換通信ネットワーク(10)のための呼セッション制御ノード(18、200)であって、
    着呼エンティティに対するメッセージ(14)を受信するように構成された発呼処理機能(202)を備え、
    前記着呼エンティティが前記呼セッション制御ノード(18、200)に登録されているかどうかを判定するように構成された処理回路網(205)と、
    前記着呼エンティティが前記呼セッション制御ノード(18、200)に登録されたエンティティと判定された場合、インバウンド呼セッション制御機能を通過せずに前記発呼処理機能(202)からルーティングされた前記メッセージ(14)を受信するように構成された着呼処理機能(204)と、
    をさらに備えることを特徴とする呼セッション制御ノード。
  10. 前記メッセージ(14)は、前記呼セッション制御ノード(18、200)に登録されている発呼側(12)、又は、アプリケーションサーバから発信されたことを特徴とする請求項9記載の呼セッション制御ノード。
  11. 前記メッセージ(14)は、前記着呼エンティティの識別子を含むことを特徴とする請求項9又は10記載の呼セッション制御ノード。
  12. 前記メッセージ(14)は、前記着呼エンティティの電話番号を含み、
    前記発呼処理機能(202)は、クエリメッセージ(22)を番号マッピングノード(20)に送出し、前記番号マッピングノード(20)からURI形式の前記着呼側の識別子を含む応答メッセージ(24)を受信するように構成されていることを特徴とする請求項9又は10記載の呼セッション制御ノード。
  13. 前記着呼処理機能(204)は、データベース(206)が前記識別子を含むと判定された場合、前記発呼処理機能(202)から内部にルーティングされた前記メッセージ(14)を受信するように構成されていることを特徴とする請求項11又は12記載の呼セッション制御ノード。
  14. 前記着呼エンティティは、前記パケット交換通信ネットワーク(10)に登録されず、前記発呼処理機能(202)は、前記メッセージ(14)をインバウンド呼セッション制御機能(26)に転送するように構成され、前記着呼処理機能(204)は、前記インバウンド呼セッション制御機能(26)から前記メッセージ(14)を受信するように構成され、前記着呼エンティティは、前記呼セッション制御ノード(18、200)に少なくとも一時的に登録されることを特徴とする請求項9から13のいずれか1項に記載の呼セッション制御ノード。
  15. 前記着呼エンティティは、着呼ユーザ(38)又はパブリックサービスであることを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の呼セッション制御ノード。
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