JP2013501412A - ワイヤレス情報チャンネルに動的情報を与える方法及び装置 - Google Patents

ワイヤレス情報チャンネルに動的情報を与える方法及び装置 Download PDF

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Abstract

ワイヤレスネットワークシステムが情報チャンネルメッセージ放送を動的に変化させることのできる方法及び装置。1つの態様において、セルラーネットワークシステムは、パイロットチャンネルメッセージの配信を1つ以上のネットワークパラメータに少なくとも一部分基づいて最適化する。ベースステーション及び/又はセルラー装置は、パイロットチャンネルメッセージの配信又は受信をネットワークパラメータに基づいて動的に構成することができる。例えば、そのような柔軟なパイロットチャンネルメッセージの配信は、プライオリティ決めされたパイロットチャンネルメッセージをより頻繁に配信するが、プライオリティの低いメッセージはあまり頻繁に放送しない。適切にイネーブルされたユーザ装置をもつセルラー加入者は、本発明の実施により電力及びアプリケーション性能を改善することができる。更に、ベースステーションは、解放されたセルラーリソースを回収して他のサービスをサポートすることができる。レガシーな加入者は、好都合にも影響を受けない。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般的に、ワイヤレス通信及びデータネットワークの分野に係る。より特定すれば、本発明は、1つの規範的態様において、システム情報の選択されたセグメントを受け取るための方法及び装置に関する。
優先権及び関連出願:本願は、参考としてここにそのまま援用する同じ題名の2009年7月30日に出願された米国特許出願第12/512,761号の優先権を主張する。
著作権:本特許文書の開示の一部分は、著作権保護を受ける資料を含む。著作権所有者は、特許商標庁の特許ファイル又は記録に現れるように特許文書又は特許開示を誰かが複写再現することに異議を唱えるものではなく、著作権の全ての権利は何であれ保存されるものとする。
ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)は、「第3世代」即ち「3G」セルラー電話技術を規範的に実施するものである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)と称される協力団体によりUMTS規格が指定されている。3GPPは、インターナショナルテレコミュニケーションズユニオン(ITU)によって規定された要求に応答して、特に、ヨーロッパ市場をターゲットとする3Gセルラー無線システムとしてUMTSを採用した。ITUは、国際無線及びテレコミュニケーションを標準化し規制する。UMTSへの向上は、第4世代(4G)技術への将来の進化をサポートするものである。
現在関心のある話題は、改善されたシステム容量及びスペクトル効率を通じてパケットデータ送信に対して最適化された移動無線通信システムに向かってUMTSを更に開発することである。3GPPの状況において、この点に関する活動は、“LTE”(長期進化)という一般的な語のもとで要約される。その目的は、とりわけ、最大正味送信速度を将来著しく高め、即ちダウンリンク送信方向に300Mbps程度及びアップリンク送信方向に75Mbps程度の速度に高めることである。
情報及びパイロットチャンネル
情報チャンネル(パイロットチャンネルのような)は、従来技術の多数のセルラー移動無線通信システムに使用されている。このようなチャンネルは、例えば、基本的システム情報を放送するといった有用な情報をユーザ装置(UE)に与える。このような情報は、特に、初期の「ウェイクアップ」及び登録中、ハンドオーバー(即ち、ハンドオフ)に対する潜在的ベースステーション(BS)サービス受け入れの推定中などに重要である。情報(例えば、パイロット)チャンネルメッセージングに対する種々の解決策は、従来技術全体にわたって証明されている。例えば、暫定規格95(IS−95、CDMA)では、ベースステーションの存在を最初に決定し及び/又は多経路補償をサポートするために、パイロットチャンネルが移動装置によって使用される。
不都合なことに、このような情報チャンネルは、他の有用なデータチャンネルに比して帯域巾に関してコストが比較的高い。一般的に述べると、これらのチャンネルは、ネットワークの最も頑健で且つ最も簡単なコード化チャンネルである。(高密度にコード化される)残りのネットワーク帯域巾利用と比べて、情報配布(パイロット)リソースがほとんど利用されていない。あるケースでは、セルラーパイロットチャンネルは、全スペクトルリソースの1/5まで使用する一方、通常の動作中ユーザ装置ポピュレーションには付加的な情報を僅かに与えるか全く与えないかである。
それ故、情報又はパイロットチャンネルリソースをより効率的に割り当てて使用するための改良された方法及び装置が要望される。パイロットチャンネルは、ユーザが使用可能なリソース(スペクトル、電力など)を、考えられる最も効率的な仕方で使用できるように設けられる。しかしながら、パイロットの設計それ自体は、最適には及ばず、従って、このような改良された方法及び装置は、パイロットチャンネル動作に対してスペクトルリソースの「固定」割り当てを実質的に最小にしながらパイロットチャンネルの機能を保持しなければならない(例えば、ウェイクアップをサポートし、ハンドオーバーにサービスし)。
更に、情報又はパイロットチャンネルリソースの不要なデコーディングを最小限とするため、対応する改良が必要であることが認識される。そのような受信器側の改良は、理想的には、トランシーバーハードウェア又はソフトウェアへの実質的な変更を要求してはならない。
本発明は、特に、公共放送システム情報の選択されたセグメントを、パイロット又は他の情報チャンネルなどを経て受信するための改良された装置及び方法を提供することにより、前記要望を満足する。
本発明の第1の態様において、ソフトウェア定義の無線装置が開示される。一実施形態において、この装置は、第1のパイロットチャンネルを受信するように構成された第1のワイヤレスインターフェイスと、1つ以上のデータチャンネルを受信するように構成された少なくとも1つの第2のワイヤレスインターフェイスと、第1のワイヤレスインターフェイスと信号通信する第1のプリアンブル検出器と、1つ以上のデコーディングリソースと、デジタルプロセッサと、このプロセッサとデータ通信する記憶装置であって、コンピュータプログラムを含む記憶装置と、を備えている。デジタルプロセッサによって実行されたときに、プログラムは、第1のプリアンブル検出器からの指示を受け取るのに応答して、第1のパイロットチャンネルをデコードするための1つ以上のデコーディングリソースの第1セットを指定し、そしてその指示が存在しないときは、1つ以上のデータチャンネルをデコードするための1つ以上のデコーディングリソースの第2セットを指定する。
1つの変形例において、この装置は、長期進化(LTE)規格に適合するセルラー電話である。
別の変形例では、第1のワイヤレスインターフェイスは、セルラーインターフェイスであり、そしてこの装置は、更に、WLANインターフェイスを備え、このWLANインターフェイスは、第1のパイロットチャンネルとは異なる高周波チャンネルを経てシステム情報をアクセスする。この装置は、更に、その異なる高周波チャンネルに関連したプリアンブルを検出するための第2のプリアンブル検出器も備えている。
更に別の変形例では、第1のプリアンブル検出器は、ソフトウェア定義の無線装置に対して関心のあるプリアンブルと関心のないプリアンブルとの間を弁別するように構成されたロジックを備えている。例えば、受信したプリアンブルの少なくとも一部分は、少なくとも1つのタグ長さ値(TLV)を含み、そしてソフトウェア定義の無線装置に対して関心のあるプリアンブルと関心のないプリアンブルとの間の弁別は、少なくとも1つのTLVに少なくとも一部分基づいている。或いは又、受信したプリアンブルの少なくとも一部分は、少なくとも1つのポインタを含み、そしてソフトウェア定義の無線装置に対して関心のあるプリアンブルと関心のないプリアンブルとの間の弁別は、少なくとも1つのポインタに少なくとも一部分基づいている。
本発明の第2の態様において、情報チャンネルを経て複数の情報エレメントを効率的に送信する方法が開示される。一実施形態において、この方法は、複数の情報エレメントの各々にエージ関連値を指定し、そして情報チャンネルの各送信に対して、スレッシュホールドエージ値を識別し、送信されるべき複数の情報エレメントのサブセットを(i)スレッシュホールドエージ値及び(ii)各情報エレメントのエージ値に少なくとも一部分基づいて決定し、そしてそのスレッシュホールドエージ値を識別する検出エレメント、情報エレメントのサブセットを識別するポインタ、及び情報エレメントのサブセットを送信することを含む。
ある変形例において、この方法は、セルラーネットワーク内の長期進化(LTE)適合マクロセルにより遂行され、そして情報チャンネルは、パイロットチャンネルである。
別の変形例において、情報チャンネルの各送信は、実質的に周期的なスケジュールに基づいて遂行される。
更に別の変形例において、検出エレメントは、プリアンブルであり、そしてポインタの送信は、プリアンブルの送信後であって、情報エレメントのサブセットの送信前に遂行される。
更に別の変形例において、この方法は、ワイヤレスネットワーク内の1つ以上の受信器が、送信された検出エレメント、ポインタ、及び情報エレメントを受信し、そしてその少なくとも一部分を、各受信器で指定される1つ以上の基準に基づいて選択的にデコードできるようにする。例えば、各受信器で指定される1つ以上の基準は、エージ関連値に関連付けることができる。1つの例において、エージ関連値は、少なくとも第1の値及び第2のより古い値を含む。更に別の例では、エージ関連値は、1つ以上のタイムスタンプである。
本発明の第3の態様において、複数のコントロールチャンネルメッセージを選択的に処理する方法が開示される。一実施形態において、この方法は、選択基準を決定し、第1のプリアンブルに対してコントロールチャンネルを監視し、第1のプリアンブルは、第1のコントロールチャンネルメッセージに対応し、第1のコントロールチャンネルメッセージは、ある値でエンコードされ、そしてそのエンコードされた値が選択基準を満足するときに第1のコントロールチャンネルメッセージに関連した情報エレメントだけをデコードすることを含む。
ある変形例において、エンコードされた値は、プライオリティに関する値であり、そして選択基準は、スレッシュホールドプライオリティ値である。
別の変形例において、エンコードされた値は、コントロールチャンネルメッセージに含まれた1つ以上の情報エレメントのエージに関する値であり、そして選択基準は、スレッシュホールドエージ値である。
更に別の変形例において、エンコードされた値は、コントロールチャンネルメッセージに関連したタイミングインデックスに関する値であり、そして選択基準は、タイミングインデックス値である。
更に別の変形例において、この方法は、更に、第1のコントロールチャンネルメッセージ内に埋め込まれた1つ以上のポインタを使用してそのメッセージ内の複数の情報エレメントの一部分のみを選択的にデコードすることを含む。
更に別の変形例において、エンコードされた値は、ユーザ従属コンテクストに関する値であり、そして選択基準は、ユーザコンテクスト値を含む。例えば、エンコードされた値は、位置関連値であり、そして選択基準は、移動の方向を含む。
本発明の第4の態様において、ベースステーション装置が開示される。一実施形態において、ベースステーション装置は、ワイヤレス情報チャンネルを経て複数の情報エレメントを効率的に送信するように構成され、そしてこの装置は、コンテクスト関連値又はエージ関連値を複数の情報エレメントの各々に指定するように構成された第1ロジックと、検出エレメント及び情報エレメントを送信するように構成された第2ロジックとを備えている。
ある変形例において、ベースステーション装置は、LTEセルラーネットワーク内で動作するように構成されたLTE適合マクロセルであり、そして送信は、ネットワークのパイロットチャンネルを経て行われるように構成される。
別の変形例において、第2ロジックは、更に、少なくとも1つのポインタを送信するように構成され、このポインタは、それに関連したコンテクスト関連値又はエージ関連値の特定の1つを有する情報エレメントに関する情報エレメント内の少なくとも1つの位置を指示する。
更に別の変形例において、コンテクスト関連値又はエージ関連値は、無線アクセス技術(RAT)特有の値を含む。例えば、無線アクセス技術(RAT)特有の値は、(i)UMTS関連値、(ii)WLAN関連値、及び(iii)GSM(登録商標)又はGPRS関連値より成るグループから選択される。
更に別の変形例において、コンテクスト関連値又はエージ関連値は、エージ特有の値を含み、そして第1又は第2ロジックの少なくとも1つは、そのエージ特有の値及び少なくとも1つの選択基準の関係に基づいて送信するための情報エレメントの1つを選択的に含むよう構成される。
本発明の第5の態様において、コンピュータ読み取り可能な装置が開示される。一実施形態において、この装置は、少なくとも1つのコンピュータプログラムを含む記憶媒体を備え、そのコンピュータプログラムは、ワイヤレスネットワーク内で動作する移動装置上のプロセッサにより実行されたときに、情報チャンネルメッセージ選択基準を決定し、第1プリアンブルに対する情報チャンネルを監視し、第1プリアンブルは、第1メッセージに対応し、第1メッセージは、ある値でエンコードされ、そのエンコードされた値が選択基準を満足するときに第1メッセージに関連した情報エレメントのみをデコードし、そしてそのデコードされたメッセージの少なくとも一部分を移動装置内の別のプロセスに与えるように構成される。
ある変形例において、この装置は、プロセッサとデータ通信するデータ又はプログラムメモリ装置を備え、そして移動装置は、少なくとも1つのセルラーワイヤレスインターフェイスを有する装置である。
本発明の第6の態様において、第1の無線アクセス技術(RAT)と第2のRATとの間の垂直ハンドオーバーを遂行する方法が開示される。一実施形態において、第1及び第2のRATは、カバレージが少なくとも若干重畳し、この方法は、第2のRATによって送信される第1のコントロールチャンネルを監視し、そのチャンネルを経て複数のコントロールメッセージを受け取り、受信器特有の基準に少なくとも一部分基づいて複数のメッセージの一部分のみを選択的にデコードし、そのデコードされたメッセージ部分に少なくとも一部分基づいて第2のRATの適合性を決定し、そしてその決定に少なくとも一部分基づいて第1のRATから第2のRATへのハンドオーバーを実施することを含む。
本発明の他の特徴及び効果は、当業者であれば、添付図面及び規範的実施形態の以下の詳細な説明から直ちに認識されよう。
本発明の1つ以上の態様を具現化するのに有用な第1、第2及び第3の異なる無線アクセス技術(RAT)を提供する規範的異種無線アクセスネットワーク(RAN)のグラフィック表示である。 本発明によるコグニティブパイロットチャンネル(CPC)フレーム及びその成分サブコンポーネント又は「セグメント」のある規範的実施形態のグラフィック表示である。 本発明によるコグニティブパイロットチャンネル(CPC)フレーム及びその成分タグ長さ値(TLV)コンポーネントの別の規範的実施形態のグラフィック表示である。 図2の規範的CPCフレームの送信の第1シーケンスの一実施形態のグラフィック表示で、各後続送信は、コンテクスト情報の1つ以上のセグメントの「回転」又は「シフト」を示す。 図2の規範的CPCフレームの送信の第2シーケンスの一実施形態のグラフィック表示で、各後続送信が本発明の第1の方法によりデクリメントされることを示す。 図2の規範的CPCフレームの送信の第2シーケンスの別の実施形態のグラフィック表示で、各後続送信が本発明の第1の方法によりインクリメントされることを示す。 図2の規範的CPCフレームの送信の第3シーケンスの一実施形態のグラフィック表示で、各後続送信が本発明の第2の方法によりインクリメント又はデクリメントされることを示す。 図2の規範的CPCフレームの送信の第4シーケンスの一実施形態のグラフィック表示で、各後続送信が可変周期性のセグメントを与えることを示す。 図2の規範的CPCフレームの送信の第5シーケンスの一実施形態のグラフィック表示で、各後続送信が種々の適用性のセグメントを与えることを示す。 図2の規範的CPCフレームの送信の第6シーケンスの一実施形態のグラフィック表示で、各後続送信が、各セグメントに取り付けられるタイムスタンプを与え、それにより、ユーザ装置(UE)が本発明によりコンテクスト情報の重要性を決定できるようにすることを示す。 本発明によるハイブリッド型のネットワークベース及びUEベースのエージレベルプライオリティ決めプロセスの一実施形態を示す論理フロー図である。 本発明の方法を実施するためのソフトウェア定義無線(SDR)装置の一実施形態を示す機能的ブロック図である。 図10のSDR装置のソフトウェア定義無線(SDR)サブシステムの一実施形態を更に示す機能的ブロック図である。 本発明により各送信プリアンブルを独特に重み付けするのに使用されるプリアンブル重み付け及び相関シーケンスの一実施形態のグラフィック表示である。 本発明による幾つかの規範的なプリアンブル重み付け、相関シーケンス、及びコンテクスト情報「ヒント」のグラフィック表示である。 本発明の方法を実施するためのベースステーション装置の一実施形態を示す機能的ブロック図である。 本発明により公共放送システム情報の選択されたセグメントを受け取るための一般化プロセスの一実施形態の論理フロー図である。 本発明によりシステム情報を含む経時変化CPCフレームの選択されたセグメントを受け取るプロセスの一実施形態の論理フロー図である。 本発明による垂直ハンドオーバープロセスの一実施形態の論理フロー図である。 本発明による垂直ハンドオーバープロセスの第2の実施形態の論理フロー図である。
全体にわたり同じ部分が同じ参照番号で示された添付図面を参照する。
概略
1つの態様において、本発明は、特に、情報の個々のセグメントを選択的に抽出できるようにシステム情報の公共放送を変更するための方法及び装置を開示する。一実施形態において、公共放送のためのシステム情報の1つ以上のセグメント(例えば、パイロットチャンネル情報)は、ベースステーションにより(パイロットチャンネルを経て)送信されるセグメント化公共放送内にカプセル化される。各セグメントは、セグメント化公共放送内で独特に識別可能である。ベースステーションは、高速検出のための複雑さの低いプリアンブルと、送信セグメント化の印とを与えるのが好都合である。イネーブルされる受信器(例えば、セルラーUE)は、そのデコーディングリソースを、関心のあるセグメントに向ける。
1つの規範的な変形例において、ユーザ装置(UE)は、パイロット情報に対するそのデコーディングリソースを個々の要求に基づいて調整し、従って、全体的なデコーディングリソースを良好に利用する。ベースステーション(BS)に対する相補的な効果として、特に、パイロットチャンネル送信が減少され、それにより、冗長なパイロットチャンネルメッセージングを最小にすることが含まれる。更に、BS及びUEが協力又は協働してパイロットリソースを動的に管理し、変化する使用要求に最良にサービスできるようにする方法が開示される。
本発明の別の態様において、経時変化セグメント化パイロットチャンネルのための方法及び装置が開示される。一実施形態において、成分パイロットチャンネルコンテクスト情報セグメントを独特に識別するための印が設けられる。各セグメント化パイロットチャンネルは、包括的コンテクスト情報の一部分を含み、コンテクスト情報のその一部分は、埋め込まれたコンテクスト情報のプライオリティ決めスキームに基づいて選択される。各UEは、変化する量のデコーディングリソースでセグメント化パイロットチャンネルをデコードするように個々に選択する。1つのそのような具現化において、UEは、そのデコーディング振舞いの基礎を、初期の低複雑さプリアンブルデコーディングに置き、プリアンブルは、セグメント化パイロットチャンネルコンテンツに関する情報を与える。
LTE進歩型アーキテクチャー内で使用するためのコグニティブパイロットチャンネル(CPC)動作のための規範的装置及び方法も開示される。
規範的実施形態の詳細な説明
本発明の規範的実施形態を以下に詳細に説明する。これら実施形態は、主として、第3世代UMTSワイヤレスネットワーク(3G)、より特定すれば、LTEに対する1つの変形(3.9G)及び第4世代LTE−A(4G)ネットワークに関して説明するが、当業者であれば、それに限定されないことが明らかであろう。実際に、本発明の種々の態様は、ここに述べる構成可能なセグメント化公共放送メカニズムから利益が得られるいかなるワイヤレスネットワークにも有用である。
ここに使用する「ワイヤレス」という語は、これに限定されないが、Wi−Fi、ブルーツース、3G(例えば、3GPP、3GPP2及びUMTS)、HSDPA/HSUPA、TDMA、CDMA(例えば、IS−95A、WCDMAなど)、FHSS、DSSS、GSM、PAN/802.15、WiMAX(802.16)、802.20、狭帯域/FDMA、OFDM、PCS/DCS、アナログセルラー、CDPD、衛星システム、ミリメータ波又はマイクロ波システム、アコースティック及び赤外線(即ち、IrDA)を含むワイヤレス信号、データ、通信又は他のインターフェイスを意味する。
更に、ここに使用する「ネットワーク」という語は、これに限定されないが、データネットワーク(MAN、PAN、WAN、LAN、WLAN、マイクロネット、ピコネット、インターネット及びイントラネットを含む)、衛星ネットワーク、セルラーネットワーク、及びtelcoネットワークを含む任意の形式のデータ、テレコミュニケーション又は他のネットワークを一般的に指す。
更に、ここに使用する「セグメント化公共放送情報」「セグメント化公共放送」「セグメント化パイロットチャンネル」及び「コグニティブパイロットチャンネル(CPC)」という語は、ワイヤレス通信ネットワーク又はその一部分において1つ以上の一般化ユーザグループにより受信される任意の形式の送信を指す。このような一般化ユーザグループは、ユーザクラス、契約形式、位置などを含む。セグメント化公共放送は、全てのユーザに関心のあるものではないが、どのユーザにも有用である。従って、そのようなセグメント化公共放送は、特定のユーザに「アドレス」されるものではない。以下の例は、公共放送情報を更に明確にする上で役立つものである。
セグメント化公共放送情報は、ユーザクラス、例えば、加入者のステータスによりセグメント化される。例えば、1つのそのような規範的スキームは、各々異なるサービスが許される「ゴールド」及び「シルバー」ユーザを指定する。従って、「ゴールド」ユーザに対して送信される情報は、「シルバー」ユーザによって受信できず、又、その逆のこともいえる。
セグメント化公共放送情報は、受信のための契約を必要とする。例えば、第3者サービスプロバイダー(即ち、移動ネットワークの運営者とは異なる)は、補足的サービス及びそれに対応するCPCサービスを提供する。Wi−FiTMホットスポットは、そのような第3者サービスプロバイダーの1つの通常の例である。又、補足的サービスを受けることに関心のあるユーザは、それに対応するCPCサービスを受けるように選択することもできる。関心のないユーザは、CPCサービスを単に無視すればよい。
セグメント化公共放送情報は、局所化されてもよいし、又はその利用が地理的に制限されてもよい。例えば、病院は、UEの出力電力を強制的に下げることができる。同様に、セグメント化公共放送情報は、ある方向のみに又は(例えば、ハンドオフを容易にするために)セルの境界のみで有用であってもよい。
セグメント化公共放送、コンテクスト情報のセグメント、及びそれらの各使用などの種々の他の態様は、本開示が与えられれば、当業者に明らかとなろう。
規範的なセルラーネットワークアーキテクチャー
以下の説明において、セルサイト又はベースステーション(BS)として知られた送信ステーションにより各々サービスを受ける無線セルのネットワークを備えたセルラー無線システムについて述べる。無線ネットワークは、複数のユーザ装置(UE)トランシーバに対してワイヤレス通信サービスを提供する。協力して作用するBSのネットワークは、単一のサービスBSによって与えられる無線カバレージより大きなワイヤレスサービスを許す。個々のBSは、リソース管理のための付加的なコントローラを含む別のネットワーク(多くの場合、ワイヤードネットワーク)によって接続され、そしてあるケースでは、他のネットワークシステム(インターネット又はMAN)にアクセスする。
UMTSでは、ベースステーションは、一般的に“NodeB(ノードB)”と称される。UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、UMTS無線ネットワークコントローラ(RNC)と共にNodeBの全体的組織である。ユーザは、多くの典型的な使用ケースにおいてセルラー電話又はスマートホンであるUEを経てUTRANへインターフェイスする。しかしながら、ここで使用する「UE」「クライアント装置」及び「エンドユーザ装置」という語は、これに限定されないが、セルラー電話、スマートホン(例えば、iPhoneTM)、パーソナルコンピュータ、例えば、iMacTM、Mac ProTM、Mac MinTM又はMacBookTM、及びデスクトップであるかラップトップであるか等々に関わらず、ミニコンピュータ、並びに移動装置、例えば、ハンドヘルドコンピュータ、PDA、パーソナルメディア装置(PMD)、例えば、iPodTM、或いはそれらの組み合わせを含む。
LTEネットワークは、その先代のUMTSをベースとしており、3.9Gネットワークと称される。図1は、無線アクセスネットワーク(RAM)に焦点をおいて規範的LTEセルラーシステム100を示している。RANは、3つの無線アクセス技術(RAT)を含む。各RATは、動作が著しく異なる。第1のUE110が、3つの全ネットワークのカバレージ内で動作するように示されている。
このシステム100は、種々の地理的固定位置にセットされる1つ以上のベースステーションタワー102(エンハンストノードB(eNB)としても知られている)を備えている。このようなeNBは、一般的に、「マクロセル」とも称される。更に、LTE規格は、新規なネットワークエンティティ、即ちeNBの小型バージョンであるホームエンハンストノードB(HeNB)104の動作を規定している。HeNBは、通常、「フェムトセル」とも称され、フェムトセルとは、マクロセルと同様の機能を低能力及びコストで与えるもので、ポータブル対固定である。フェムトセルは、パーソナル使用のために顧客によって購入される。eNBとHeNBとの組み合わせは、ネットワークオペレータからのシームレスな密着したサービスを提供する。ネットワークオペレータは、コアネットワーク106を経てネットワークオペレーションを管理する。統合されたコアネットワークは、認証、アカウンティング及び許可(AAA)サービスを提供し、そしてあるケースでは、外部ネットワークへのアクセスを提供する(例えば、3GPPにより指定されるIPマルチメディアサブシステム(IMS)サービス。
eNB102及びHeNB104の各々は、例えば、ブロードバンドアクセスを経て、コアネットワークに直結される。更に、あるネットワークでは、eNBは、二次アクセスを経て互いに整合する。図1に示すRAN100では、HeNBは、コアネットワークに接続されるが、ネットワークの他のエンティティ(例えば、eNB)にはリンクされない。他のネットワーク実施形態では、HeNB−eNB接続が具現化される。eNBの広いカバレージとは異なり、HeNBは、一般的に、若干の加入者へのサービスを改善することに焦点が当てられる。従って、HeNBは、一般的なポピュレーションに適用されない設定及び制限を有する。そのような非標準的設定は、一般的に、パイロットチャンネル公共放送内で、少なくとも一部分開示される。従って、eNB及びHeNBは、一般的に、異なるパイロットチャンネルペイロード(例えば、コンテクスト情報)を有する。
更に、図1には、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アドホックネットワーク108によって提供されるネットワーク外(out-of-network)サービスも示されている。アドホックネットワークは、上位のエンティティには結合されず、提供されるサービス、認証、許可などが広く変化する。従って、アドホックネットワークは、eNB102又はHeNB104とは著しく異なるパイロットチャンネル情報を有する。
理想的には、重畳するカバレージエリアを有する隣接ベースステーションは、平和的に共存し、イントラセル干渉(ICI)を最小にするように機能しなければならない。従って、UEは、それが重畳サービスの領域に入ると、最適なベースステーション(例えば、送信及び受信電力を最小にするか又は1つ以上の他のパラメータを最適にするベースステーション)を選択する(又はそこへ移行する)ことができる。同様に、混合ネットワーク(即ち、複数のネットワークが共存する)では、UEは、異種ネットワークの使用可能なリソースから効率的に選択を行わねばならない。UEは、全体的なUEデータレートを最大にするために複数の個別ネットワークへのリンクを維持するが、より一般的には、UEは、より強力な無線リンクを選択する(又はそこへの「垂直ハンドオーバー」を遂行するようにトリガーされる)。垂直ハンドオーバーは、典型的なハンドオーバーより著しく複雑である。垂直ハンドオーバーは、一般的に、ある無線アクセス技術から別の無線アクセス技術への完全なシフトを要求する。又、垂直ハンドオーバーは、3GPPの用語で「インター無線アクセス技術(インターRAT)ハンドオーバー」とも称される。
インターRATセル再選択の際に、又は現在ネットワークから「新たな」ネットワークへの垂直ハンドオーバーの間に、UEは、新たなネットワークのための当該コンテクスト情報を得なければならない。この要求に対する典型的な解決策は、UEがコンテクスト情報それ自体を識別し、ネットワークがコンテクスト情報をUEに与え、又はその2つのオプションのハイブリッド組み合わせを含む。第1の解決策では、UEがコンテクスト情報を識別するために、UEは、無線環境をスキャンしなければならない。これは、ハードウェアリソース、バッテリ消費などに関してしばしばコストがかかる。或いは、第2の解決策は、ネットワークがコンテクスト情報を「盲目的」に放送することを要求し、ネットワークは、そのコンテクスト情報の全体を常時与えねばならない。当然ながら、このような盲目的送信は、しばしば浪費であり、そして一般的に非効率的である。
コグニティブ無線
コグニティブ無線とは、特に、干渉を回避するためにワイヤレス通信をインテリジェントに変更するネットワーク又はワイヤレスノードを記述するのに一般的に使用される用語である。コグニティブ無線は、外部及び内部無線環境における多数のファクタ(高周波スペクトル、ユーザの振舞い、ネットワーク状態など)を能動的に監視する。
そのようなコグニティブ無線理論の計算の複雑さは、過去にその実施を不可能にしている。しかしながら、デジタル電子技術の最近の進歩は、近代的なコグニティブ無線開発に大きく貢献した。例えば、いわゆるコグニティブパイロットチャンネル(CPC)に対して顕著なリサーチが既に行われている。従って、進歩型無線ネットワークのための初期の規格は、レガシーな及び将来の無線アクセス技術(LTEを含む)に対してCPCがコンテクストプロビジョニング信号を含まねばならないことを提案した。
このため、本発明の1つの態様は、提案されたコグニティブパイロットチャンネル(CPC)の改良に係る。
本発明の一実施形態において、各UEは、CPCの部分(又はセグメント)を選択的にデコードする。UEが現在CPCに関心がないとき、そのリソースを他のサービス(例えば、データの送信又は受信)に割り当てることができる。本発明でイネーブルされるUE装置のポピュレーションは、大半のCPC送信中に静止状態を保つことができ、各UEは、関心のある情報についてCPCの少なくとも一部分を個々にデコードする。更に、CPCの選択的デコーディングは、包括的CPCコンテクスト情報セットのサブセットであるCPC送信もイネーブルする。
例えば、改良されたCPCのここに例示する一実施形態は、送信のためにコンテクスト情報の変化部分を通して回転する。コンテクスト情報の第1部分は、めったに変化しないが(例えば、セルラーネットワークのパラメータ)、他の部分は、かなり頻繁に変化する(例えば、WLANシステムのロードレベル)。その結果、CPCを新たに取得するUEは、CPC全体をデコードしなければならない。しかしながら、同じセル又は同じ地理的エリアで同じ時間(即ち、RRC_CONNECTED)中キャンピングし(即ち、RRC_IDLE状態)又は動作したUEは、「古い」コンテクスト情報を既にデコードし、そして最新の更新を回復するだけでよい。
更に、改良されたソフトウェア定義無線(SDR)ケーパブルUE装置が開示される。SDR UEは、CPCをデコードするためにその柔軟に指定されるリソースをより多く/より少なく使用するようにそれ自身を動的に構成する。その結果、SDR UEは、無線アクセス技術(例えば、3GPP LTE)により提供されるデータチャンネルをデコードするのにその解放されたリソースを使用することができる。それに対応するSDRケーパブルBS装置も説明する。SDR BSは、変化するプライオリティの情報のセグメントを動的に放送し、ここで、セグメント化された放送情報は、情報のプライオリティに基づいて放送のためにスケジュールされ又は選択される。このように、SDR BSは、UEのポピュレーションへ情報を効率的に配布する。SDR UE及びSDR BSは、相補的であるが、高い効率で独立して動作することもできる(例えば、SDR UEは、非イネーブルのBSから放送を効率的に受信し、SDR BSは、非イネーブルのUEとでパイロットチャンネルリソースを効率的に利用する)。
コグニティブパイロットチャンネル(CPC)及びソフトウェア定義無線(SDR)エンティティに対する前記改良について以下に詳細に述べる。
規範的なコグニティブパイロットチャンネル
CPC動作の現存のモードは、「専用」CPC(CPC)及び「バーチャル」CPC(V−CPC)に分割される。専用CPCは、CPC情報を送信するための専用の物理的チャンネル又は無線リソースに依存する。専用CPCとは対照的に、V−CPCは、1つ以上のジェネリックな無線リソース内のCPCコンテンツをカプセル化する(即ち、V−CPCは、データペイロードとして取り扱われる)。V−CPCは、慣習的な専用CPCより著しく柔軟であり、そしてネットワーク非依存型である(即ち、異なるネットワークに広がるように使用される)。ここで使用する“CPC”及び“V−CPC”という語は、具現化特有の実施形態を示すもので、機能的に交換可能である。
本発明の1つの態様において、パイロットチャンネルメッセージングのための帯域巾を変調又はコントロールするコグニティブパイロットチャンネル(CPC)が開示される。本発明により提供されるパイロットチャンネル動作に対する改良は、CPC及びV−CPCの両方に適用できる。専用CPCについては、解放された専用リソースが、他のサービス(例えば、データ)の送信/受信に使用されてもよいし、或いは電力消費又は処理オーバーヘッドを減少するために「スリープ」に入れられてもよい。V−CPCについては、解放された帯域巾が、典型的に、他のデータサービスのために回収されるが、他の解決策を使用することもできる。
ここで使用する「コンテクスト情報」という語は、特に、ワイヤレスネットワークの1つ以上の観点又は加入者クラスに関する情報を識別するのに有用なデータペイロードを含むが、それに限定されない。コンテクスト情報の規範的な実施形態は、参考としてここにそのまま援用する2009年2月27日に出版された“IEEE Standard for Architectural Building Blocks Enabling Network-Device Distributed Decision Making for Optimized Radio Resource Usage in Heterogeneous Wireless Networks”と題するIEEE P1900.4に記載されている。この出版物は、CWN(複合ワイヤレスネットワーク)、オペレータ、オペレータプロフィール、オペレータ能力、指定チャンネル、指定チャンネルプロフィール、取り締まりルール、SAポリシー、RAN、RANプロフィール、RANコンフィギュレーション、ベースステーション、ベースステーション能力、ベースステーションコンフィギュレーション、ベースステーション測定、セル、セルプロフィール、セル能力、セルコンフィギュレーション、セル測定等を含むコンテクスト情報について述べている。
コンテクスト情報の幾つかの形式は、頻繁に変化するが、コンテクスト情報の他の形式は、全くでなくてもめったに変化しないことが明らかである。例えば、WLANシステムの占有レベル又は構成要素に関するコンテクスト情報は、かなり頻繁に変化する。セルラーネットワークのためのネットワーク特有のコンテクスト情報(例えば、モバイルカントリーコード(MCC))は、全くでなくてもあまり変化しない。
従って、コンテクスト情報の各セグメントは、可変レベルの重要度及び変化の頻度を有する。従って、ここでは、そのような差を受け容れるために送信されるCPCコンテクスト情報を動的に変化させることのできるCPCフレームが開示される。
更に、そのようなユーザコンテクスト依存情報は、ユーザ及びベースステーション両方の関係に基づく。そのような形式のコンテクスト情報は、セル特有のものであり、UEがおそらく移動する方向に依存する。UEは、それがベースステーションに対してある方向に移動し、それがベースステーションのある距離内にあり、又はそれが特定のエリア(例えば、病院)に位置されるなどの知識を必要とする。有用なコンテクスト情報は、方向依存情報、例えば、近傍のRAT、セル、チャンネル、スペクトル制約等の指示を含む。例えば、現在セルにおいて放送される情報のユーザコンテクスト依存セグメントは、隣接セルの無線風景に関する情報のセグメントを含む。この方向性実施形態では、特に、北西、北、北東、東、南東、南、南西、及び西に対するセグメントがある。ベースステーションの南を移動するUEは、ベースステーションの南又はその現在位置の無線風景に関する対応する細部を希望する。そのような方向性コンテクスト情報は、他の方向に移動するか又は比較的安定のままである他のUEでは必要でなく、無視される。同様に、半径方向距離を個別に又は方向と組み合わせて使用して、ユーザコンテクスト依存情報を与えることができる。例えば、別のセル(例えば、マクロセル内で動作するフェムトセル)により完全に包含される小さなセルは、ハンドオーバーを容易にするために半径方向コンテクスト情報を与えることができる。そのような半径方向コンテクスト情報は、UEがセルの境界に非常に接近しない限りデコードされない。
図2には、CPCフレーム200の第1の規範的実施形態が示され、3つの規範的コンポーネント、即ちプリアンブル202、1つ以上のポインタ204、複数のコンテクスト情報206を示している。
第1のCPCフレーム200の規範的実施形態において、関心のある適当なコンテクスト情報206を識別するためにUEに対して一連のポインタ204が設けられる。1つの具現化において、各ポインタ204は、個別の位置を参照するインデックスを与える。例えば、一実施形態において、インデックスは、エージレベルに基づく。このようなエージレベルは、一実施形態では、列挙された値「新規」「最近」「古い」及び「非常に古い」を含むが、必要に応じて、他の値に置き換えられてもよい。当業者であれば、他のインデックスが容易に明らかであり、重要度に基づく段階的変化(例えば、「重要」「否重要」等)、サービスのタイプ(例えば、「lte」「umts」「gprs」「wlan」「wimax」)、ビジネスメソッドに有用なタイプ(例えば、「ゴールド」「シルバー」「vip」)を含む。更に、インデックスの前記例は、一般的に、「質的」又は列挙された変数値であるが、決定論的又は数値変数或いはシステムが適用されてもよいことが明らかであろう(例えば、直線的な数値スケール等に基づいて)。
或いは又、図2Aには、CPCフレーム250の第2の規範的実施形態が示され、2つの規範的なコンポーネント、即ちプリアンブル252、及び1つ以上のタグ長さ値(TLV)オブジェクト254を示している。各TLVオブジェクトは、バイナリートークン又はセグメントの名前(タグ)、セグメントの長さ指示(長さ)、及びペイロード(値)を含む。更に、TLVオブジェクトの各々は、ハイアラーキー構造の多数の小さなTLVオブジェクトを含む(即ち、TLVは、「ネスト」状のデータ構造である)。
ポインタスキームと同様に、タグは、TLVコンテンツを明確に識別するのに使用される。例えば、タグは、エージレベルを指示する。そのようなエージレベルは、一実施形態では、列挙された値「新規」「最近」「古い」及び「非常に古い」を含むが、必要に応じて、他の値に置き換えられてもよい。当業者であれば、他のインデックスが容易に明らかであり、重要度に基づく段階的変化(例えば、「重要」「否重要」)、サービスのタイプ(例えば、「lte」「umts」「gprs」「wlan」「wimax」)、ビジネスメソッドに有用なタイプ(例えば、「ゴールド」「シルバー」「vip」)を含む。更に、タグの前記例は、一般的に、「質的」又は列挙された変数値であるが、決定論的又は数値変数或いはシステムが適用されてもよいことが明らかであろう(例えば、直線的な数値スケール等に基づいて)。
図2のポインタスキームについて以下に説明するが、他のスキームに容易に交換することができる(例えば、図2AのTLVスキーム)。更に、以下の説明は、単一プライオリティ決め方法について述べるが、プライオリティ決めの複数の次元が使用されてもよいことが明らかであろう。例えば、第1のUEは、第1のプライオリティ決め(例えば、「新規」「古い」)に関心があるが、第2のUEは、異なるプライオリティ決め(例えば、「lte」のみ又は「西」のみ)に関心がある。更に、UEは、複数のプライオリティ決めを組み合わせてもよく、例えば、第3のUEは、「南」において「新規」「umts」に関心があってもよい。以下に詳細に述べるように、そのような組み合わせは、プリアンブル検出と同程度に早期に表され、そしてプリアンブル検出スキームに対して能動的な変更を必要とする。
図2の規範的なCPCフレーム200は、ポインタ204を使用してコンテクスト情報206へのアクセスを改善するが、他の具現化では他の形式の印が使用されてもよい。例えば、上述した別のTLVパーシングスキームがCPC全体をパースし、そして関心のあるTLVのみをデコードすることができる。1つのこのような実施形態では、UEは、TLVの各々をデコードし、タグ及び長さ値を導出することができる。タグ値に基づいて、UEは、TLVに関心があるかどうか決定することができる。例えば、UEが西に移動しそして方向の更新に関心がある場合には、UEは、「西」であるタグ値をサーチする。その情報を望まない場合には、UEは、望まない情報ブロックをジャンプする(即ち、望まないコンテクスト情報の長さフィールドにより指示されたビット数又はバイト数をスキップする)。ゼロ(0)の長さは、値コンポーネントを指示しない。同様に、あるTLVエントリーは、タグそれ自体の存在だけがUEにとって関心がある(又はない)場合には、単にタグを含むだけである(即ち、長さ又は値を含まない)。
更に、ある実施形態は、CPCフレームを効率的にデコードするためにハイブリッド組み合わせを利用する。例えば、1つのこのようなハイブリッド化実施形態では、ハイアラーキーの上位レベルにおいてセグメントごとにポインタが設けられ、一方、その後のハイアラーキーレベルでは、ネスト状のTLVオブジェクトが使用される。
プリアンブル202は、送信チャンネルにおける公共放送の開始を識別するのに有用な容易に認識可能な信号である。ある実施形態では、プリアンブルは、CPC送信の開始に位置される認識可能な短い指示子を含む。他の実施形態では、プリアンブルは、送信の中央に位置されてもよいし(例えば、GSMで使用されるミッドアンブル)、又は送信の終わりに位置されてもよい。又、プリアンブルは、複数回/複数位置に発生されてもよい。図示されたように、ここに示す実施形態のプリアンブルは、CPC送信の第1部分を含む。しかしながら、他の実施形態では、プリアンブルは、ペイロードから完全に分離されたメッセージでもよい(即ち、ポインタ及び/又はコンテクスト情報)ことが明らかである。
図2の規範的CPCフレーム200、及びコンテクスト情報206のプライオリティ決めで、CPC送信の種々様々なスキームが可能となり、その幾つかの例を以下に詳細に述べる。
コンテクスト情報のシフト
図3を参照すれば、CPCフレームのコンテクスト情報を変更するためのシフト又は回転スキーム300が示されている。時間T1に、第1のCPCフレーム200が送信される。このフレームは、3つの規範的なコンポーネント、即ち(i)プリアンブル202、(ii)1つ以上のポインタ204、及び(iii)コンテクスト情報206の4つのセグメント、を含む。コンテクスト情報は、更に、エージレベルで分類され、そして上述したように、「新規」「最近」「古い」及び「非常に古い」についてポインタを有する。一連のポインタは、コンテクスト情報エントリーの各々に対して出発位置を与える。
その後の次の時間T2に、第1のCPCフレーム200のコンテクスト情報のエージレベルが更新される。従って、「新規」コンテクスト情報は、「新規」ポインタを有し、一方、以前の「新規」コンテクスト情報は、今度は、「最近」ポインタで参照され、等々となる。明瞭化のために、その後の時間T3及びT4も示されている。そのような「スライディングウインドウ」の実施は、本開示が与えられれば、シフトレジスタ、循環バッファなどにより、当業者によって容易に遂行されよう。
経時変化CPCフレーム長さ
図4を参照すれば、CPCフレーム長さを変更するための第1の規範的な経時変化スキーム400が示されている。時間T1に、第1のCPCフレーム200が送信される。第2の送信T2に、第1のCPCフレームのコンテクスト情報がデクリメントされる。コンテクスト情報CI[1]は、送信されない。第3の送信(T3)もデクリメントされる(即ち、CI[2]及びCI[1]の両方が除外される)。完全を期すため、その後のフレーム送信T4、T5及びT6も示されている。
同様に、図4Aに示すように、図4のCPCフレーム長さを変更するための経時変化スキーム450は、デクリメントに対してインクリメントするように変更される。より詳細には、時間T1に、コンテクスト情報全体の第1セグメントを有する第1のCPCフレーム200が送信される。第2の送信T2に、第1のCPCフレームのコンテクスト情報全体の第2セグメントが追加される。第3の送信(T3)は、更に多くの情報を与える。完全を期すために、その後のフレーム送信T4、T5及びT6も示されている。そのような実施形態は、UEが、ある送信を受け取ると共に、それに先行する送信のコンテンツも受け取ることができるようにし、例えば、T3に送信を受け取るUEは、T1及びT2のコンテクスト情報をデコードするように選択することができる。
図5を参照すれば、第1のCPCフレーム200の長さを変更するための第2の経時変化スキーム500が示されている。
時間T1に、第1のCPCフレーム200が送信される。第2の送信時間T2に、第1のCPCフレームのコンテクスト情報がデクリメントされる。「非常に古い」コンテクスト情報は、送信されない。第3の送信(T3)もデクリメントされる。しかしながら、図4に示す第1の経時変化スキームとは異なり、第2の経時変化スキームは、時間T6に、インクリメントからデクリメントへスイッチする。
図6を参照すれば、第1のCPCフレーム200の長さを変更するための経時変化スキーム600の第3の実施形態が示されている。第1及び第2の経時変化スキーム(前記図4及び5)とは異なり、図6のスキームにおける複数のコンテクスト情報206は、周期的な頻度で更に分類され、「各々」「1つおき」「2つおき」「3つおき」などのポインタを有する。この第3のスキームは、コンテクスト情報206の各セグメントに対して個々に選択可能な周期を与える。
時間T1に、「各々」のコンテクスト情報のみを有する第1のCPCフレームが送信される。第2の送信T2において、「各々」及び「1つおき」のコンテクスト情報が送信される。第3の送信において、「各々」及び「2つおき」のコンテクスト情報が送信される。完全を期すために付加的な送信も示されている。
他の周期又は一時的スキームも、本発明と矛盾なく使用できることが明らかである。例えば、「2n−1ごと」のような複雑な周期を使用することができる。これらの周期は、必要があれば、i及びjの整数値間の前記規範的関係において“n”の値をインクリメントすることにより、時間と共に変化させることもできる。
より一般的には、図4、4A、5及び6は、時間と共にフレーム構成を変化させる利益を示す。コンテクスト情報は、新しさの関数として与えられ、即ち、最も新しい情報は、最大数のフレームにおいて利用できねばならず、一方、最も古い情報は、周期的に送信されるだけである。しかしながら、他の状況では他の繰り返しパターンを使用してもよい。例えば、フレーム送信が“M”個のフレームの後に循環的に繰り返される場合には、「新規」情報は、“A”個のフレームに含まれ、「最近」情報は、“B”個のフレームに含まれ、「古い」情報は、“C”個のフレームに含まれ、そして「非常に古い」情報は、“D”個のフレームに含まれ、Dは、C以下であり、Cは、B以下であり、Bは、A以下であり、そしてAは、M以下である。
コンテクスト情報ベースのスキーム
図7を参照すれば、第1のCPCフレーム200の長さを変更するためのコンテクスト情報ベースのスキーム700の一実施形態が示されている。複数のコンテクスト情報206は、機能によって更に分類され、そしてこの例では、“lte”“umts”“gprs”“wlan”などに対するポインタを有する。コンテクスト情報ベースのスキームは、CPC送信をコンテクスト情報206のコンテンツで動的に変更する。
時間T1に、「LTE特有」のコンテクスト情報のみを有する第1のCPCフレームが送信される。第2の送信T2において、「UMTS特有」及び「WLAN特有」のコンテクスト情報のみが送信される。第3の送信において、「GPRS特有」のコンテクスト情報のみが送信される。完全を期すために付加的な送信が示されている。
前記例(図3、4、4A、5、6及び7)は、ネットワークエンティティ(例えば、eNB102)によってプライオリティ決めされるが、コンテクスト情報のプライオリティは、各UE又は別のエンティティ(例えば、UE又はeNBに対するプロキシー)によって独立して決定されてもよいことが明らかである。例えば、情報のプライオリティ(例えば、エージレベル)がネットワークによって単独でコントロールされるネットワークベースのプライオリティ決め実施形態について考える。ネットワークは、コンテクスト情報が「新規」であるか、「最近」であるかなどを内部で決定する。このネットワークベースの実施形態とは対照的に、規範的なUEベースのプライオリティ決め実施形態は、各UE(又はネットワーク内の少なくとも幾つかのUE)を使用して、それ自身に対するコンテクスト情報の適当なプライオリティを個々に決定する。例えば、ネットワークベースステーションは、各コンテクスト情報セグメントのエージレベルを直接指示せず、むしろ、情報が初めて放送されたときを意味する「第1送信時間」を与える。各UEは、UEごとに変化する「新規」「最近」などに対する内部時間スレッシュホールドに基づいて(又はUEのバッテリ電力残量のような他のファクタに基づいて)コンテクスト情報に対する適当な相対的エージレベルを計算する。従って、第1及び第2のUEは、同じ放送を異なる仕方で分類する。
図8は、エージレベルUEベーススキームに使用するためのCPCフレーム送信800の一実施形態を示す。複数のコンテクスト情報206は、その第1送信時間(即ち「生まれた」時間)に対するタイムスタンプで増強される。そのような対は、(CI[X]、T[Y])で表され、CI[X]は、コンテクスト情報であり、そしてT[Y]は、タイムスタンプである。図示されたように、コンテクスト情報CI[1]が時間T11に更新されるときには、それに対応するポインタが値T11で同様に更新される(CI[1]、T[11])を参照)。同様に、CI[2]が時間T12に更新され、等々となる(CI[2]、T[12]を参照)。
ネットワークベース及びUEベースのプライオリティ決めを種々組み合わせて使用することもできる。例えば、1つのハイブリッド型のエージレベルプライオリティ決めスキームは、CPCフレーム内のコンテクスト情報の各セグメントにネットワークがカウンタを指定することを含む。1つ以上のセグメントが更新されるときには、ネットワークベースステーション又は他のエンティティがそれに対応するカウンタをインクリメントする。各UEは、最も最近のカウンタ値(即ち、最後の更新中に読み取られた値)を記憶する内部メモリを有する。CPCフレームを受け取るのに応答して、UEは、そのカウンタをネットワークカウンタ値と比較して、CPC送信がUEにとって関心のあるものかどうか決定する(図8Aを参照)。UEは、そのコンテクスト情報を更新するたびに、その適当なカウンタをインクリメントする。UEは、そのカウンタをネットワークカウンタと比較して、コンテクスト情報が関心のあるものであるかどうか決定する。
そのような別のUEベーススキームでは、BSは、「北西」「北」「北東」「東」「南東」「南」「南西」及び「西」に対するCPC送信を与える。各UEは、位置決定を経て(例えば、グローバルポジショニングシステム(GPS)信号を経て、或いは参考としてここにそのまま援用する2008年9月30日に出願された“METHODS AND APPARATUS FOR RESOLVING WIRELESS SIGNAL COMPONENTS”と題する本譲受人の同時係争中の米国特許出願第12/286,646号に説明されたような位置決定ネットワークを経て)BSに対するそれらの位置を内部で決定し、そして適当なコンテクスト情報を適宜にデコードすることができる。例えば、UEがBSの南であると決定することにより、UEは、「南」のCPC送信をデコードするように選択する。同様に、半径方向距離が使用される。例えば、UEがセルのカバレージの「縁」付近にある場合には、「縁」のCPC送信をデコードすることができる。
種々のCPCフレームの前記特定例の各々は、CPCフレームのコンテクスト情報を動的に更新するための広い可能性を例示するに過ぎないことが認識される。各スキームは、他の具現化のために必要に応じて変更することができる。実際に、幾つかのスキームは、本開示が与えられると、当業者により明らかなように、容易に混合し、組み合わせ、又は交換することができる。
規範的なSDRユーザ装置(UE)装置
上述したCPCフレーム200の構成に基づき、ソフトウェア定義無線(SDR)UE装置もここに開示される。SDR UEは、装置、使用及び/又はネットワークの事柄に基づいてCPCを選択的にデコードする。例えば、SDR UEは、それが最近の情報を要求する場合に、考えられる最も早い時間(例えば、初期フレーム取得)に省略形の更新CPCフレームを受け取るようにその無線動作を調整する。或いは又、SDR UEは、それがCPCフレームの全体を要求する場合に、そのような包括的フレームが送信されるまで待機する。一般的に、無線アクセスネットワーク(RAN)に対して新規であるSDR UEは、コンテクスト情報の包括的セットを要求し、一方、RANに以前に接続されたUEは、周期的な更新しか要求しない。
図9を参照すれば、本発明の方法を具現化するのに有用な1つの規範的なクライアント又はUE装置900が示されている。ここに開示する装置は、特に、動的パイロットチャンネル受信を行えるスマートホン、ポータブルコンピュータ、又は移動通信装置のようなUEを含む。パイロットチャンネル受信の構成は、ソフトウェアで遂行されるのが好ましいが、ハードウェア/ファームウェア実施形態も考えられる。
規範的なUE装置は、1つ以上の基板902を備え、これは、更に、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロプロセッサ、プログラマブルロジック装置(PLD)、ゲートアレイ又は複数の処理コンポーネントのような処理サブシステム904と、UE900へ電力を供給する電力管理サブシステム906と、ユーザインターフェイス(UI)サブシステム908と、SDRサブシステム1000とを含む複数の集積回路を備えている。ここで使用する「集積回路(IC)」という語は、プロセス又は基礎的材料(Si、SiGe、CMOS及びGaAsを含むが、これに限定されない)に関わらず、任意の集積レベル(ULSI、VLSI及びLSIを含むが、これに限定されない)を有する任意のタイプの装置を指す。
又、処理サブシステムは、内部キャッシュメモリも備えている。処理サブシステム904は、例えば、SRAM、フラッシュ及びSDRAMコンポーネントを含むメモリより成るメモリサブシステムに接続される。そのメモリサブシステムは、この技術でよく知られたように、データアクセスを容易にするために、1つ以上のDMAタイプのハードウェアを具現化する。
ここに示す電力管理サブシステム(PMS)906は、UEへ電力を供給し、集積回路及び/又は複数の個別電気コンポーネントを含む。1つの規範的なポータブルUE装置では、電力管理サブシステム906は、UE内の充電式バッテリ電源とインターフェイスする。
ユーザインターフェイスサブシステム908は、多数の良く知られたI/Oを備え、これは、キーパッド、タッチスクリーン(例えば、マルチタッチインターフェイス)、LCDディスプレイ、バックライト、スピーカ、及び/又はマイクロホンを含むが、これらに限定されない。しかしながら、あるアプリケーションでは、これらコンポーネントの1つ以上が除去されてもよい。例えば、PCMCIAカード型のUE実施形態は、ユーザインターフェイスがない(それらが物理的及び/又は電気的に結合されるホスト装置のユーザインターフェイスに便乗できるので)。
装置900は、更に、任意の付加的な周辺装置を備え、これは、1つ以上のGPSトランシーバ、又はネットワークインターフェイス、例えば、IrDAポート、ブルーツーストランシーバ、USB、FireWireTM、WiMAXトランシーバなどを含むが、これらに限定されない。しかしながら、これらコンポーネントは、本発明の原理によるUEの動作には必要とされないことが明らかであろう。
図10は、SDRサブシステムアーキテクチャーを含む無線/モデムサブシステム1000の一実施形態を詳細に示す。SDRサブシステムは、3つの個別のコンポーネント、即ち1つ以上のRFフロント端1002、CPCプリアンブル検出器1004、及び複数のデコーディングリソース1006を備えている。ここに示す例では、CPCプリアンブル検出器は、第1のRFフロント端1002A及び複数のデコーディングリソースに作動的に結合される。残りのRFフロント端(1002B、1002C)は、複数のデコーディングリソースに直結される。他の実施形態では、CPCプリアンブル検出器は、1つ以上のRFフロント端に柔軟に結合される。これらコンポーネントの各々は、以下に詳細に説明する。
ここに示す実施形態のRFフロント端1002は、一般に、アンテナと、受信した無線信号をデジタル信号へ変換するのに使用されるアナログ段とを備えている。RFフロント端は、種々様々なフィルタ、増幅器、アナログ/デジタルコンバータ(A/D)、デジタル/アナログコンバータ(D/A)(例えば、直接的又はデルタ/シグマコンバータを含む)、ミクサ、マルチプレクサ、デュープレクサ、ダイプレクサなどを含む。RF受信の非常に特有の性質のために、RFフロント端は、一般的に、非常に限定された動作範囲に適応される。
ある例において、異なる高周波及び/又は無線アクセス技術(RAT)に対して複数のRFフロント端が要求される。例えば、ここに示す実施形態では、SDR UEは、3つの異なるRFフロント端、即ち専用のCPCチャンネル1002Aの受信専用の第1のRFフロント端、並びに他のRATを受信するための複数(2つ)の第2のRFフロント端(1002B、1002C)を有している。第2のRFフロント端は、1つのMIMO(マルチ入力マルチ出力)フロント端及び1つのSISO(単一入力単一出力)フロント端を含むが、他の構成を使用してもよい。ある実施形態では、RFフロント端は、MIMO、SIMO、MISO、及びSISOアンテナの組み合わせをサポートできることが容易に明らかであろう。
更に、第1のRFフロント端は、CPCプリアンブルを受信するのに専用のSISOアンテナであるが、第1のRFフロント端は、考えられるアンテナ組み合わせ(MIMO、SIMO、MISO、SISO等)から選択できることが明らかであろう。実際に、別の実施形態では、CPC検出器1004は、ジェネリックなフロント端リソースのいずれかに自由に結合されてもよい。
CPCプリアンブル検出器1004は、CPCを検出するように特に適応されたコンポーネントである。1つの規範的実施形態において、CPCプリアンブル検出器は、上述したCPCプリアンブル202の存在を検出する相関装置である。プリアンブル検出器は、デジタルドメイン又はアナログドメインのいずれかにおいて動作する(例えば、整合フィルタ)。
ここに示す実施形態では、CPCプリアンブル検出器1004は、デコーディングリソース1006及びRFフロント端1002とは個別のエンティティである。このような実施形態は、プリアンブル検出器が動作のためにデコーディング或いはアンテナリソースを消費しないという点で、本発明に関して特に有用である。他の実施形態では、プリアンブル検出器は、いずれかの他のエンティティ内に包含されて、他の目標を達成するか、又は特に、最小ダイスペース、最小電力消費などを含むファクタを形成することができる。
更に、ある実施形態では、プリアンブル検出器1004は、受信したCPCフレームに対する初期の「シグネチャー」を与えるように構成される。例えば、図11は、CPCプリアンブル検出器に付加的な情報を与えるために、プリアンブルシーケンスにどのようにスケーリングファクタを乗算するかの1つの技術を示す。第1の送信シーケンス1102において、プリアンブルが「同相」で2回送信される。第2の送信1104において、プリアンブルが一度送信され、そして例えば、−1を乗算することにより、次の送信に対して反転される(即ち、位相ずれされる)。従って、CPCプリアンブル検出器は、相関結果(即ち、[1、1]及び[1、−1]として表された)に基づき第1送信と第2送信との間を区別することができる。相関シーケンスは、+1/−1(即ち、BPSK)値より複雑な重みを有し、例えば、より高次のQAMコンステレーションには、回転されたQPSK(+1/−1/+j/−j)を使用することができる。更に、相関シーケンスは、異なるタイミングオフセットを使用して、異なる情報又は情報の部分を伝達することができる。例えば、いわゆるパルス位置変調は、2つの相関ピーク間の距離の情報をエンコードするもので、超ワイドバンドシステムに使用される。他の異なるスキームを使用することもでき、前記のことは、単なる例示に過ぎない。
図11Aは、3つの規範的プリアンブルシーケンス及びその結果得られる解釈を示す。簡単化のため、プリアンブルシーケンスは、2つの可能性(「新規」=[1、1]、「古い」=[1、−1])を有する第1の「エージ」と、2つの可能性(「lte」=[1、1]、「umts」=[1、−1])を有する第2の「機能」とに分割される。受信器は、プリアンブルに対して相関し、そして相関結果に基づいて、コンテクスト情報のコンテンツを決定することができる。
そのような区別は、初期フレーム取得中にCPC送信のコンテクスト情報にUEが関心があるかどうか素早く識別するのに有用である。例えば、1つの規範的な実施形態では、ベースステーションは、プリアンブル印に重み付けすることによりCPCフレームデータへの変更を表すことができる。そのような変更スタンプは、情報更新ごとの2つの直交するプリアンブル間の切り換えと同程度に簡単である(例えば、CPCフレームへの更新がない場合には、重み付けは、同じに保たれる)。別の規範的実施形態では、異なるプリアンブルシーケンスを使用して、種々のプライオリティレベル(例えば、エージレベル、適当可能な機能)を表すか、又はUEに関心のある更に別の変数をエンコードすることができる。プリアンブル検出に対するそのような付加的な複雑さは、CPCプリアンブル検出器の複雑さを増すことを犠牲にして、不要なCPCデコーディングを減少する(従って、電力消費及び/又はオーバーヘッド処理を更に最適化する)ことが明らかであろう。更に、そのような向上されたプリアンブルデコーディング能力は、UE内に選択的に使用され、例えば、UEがスイッチオンされる場合に使用され、又、UEが現在関連しているRANがそのような送信を行える場合だけ使用される。
図10に戻ると、ここに示す実施形態の複数のデコーディングリソース1006は、受け取ったデータをデコードするための装置を含む。一般的に、デコーディングリソースは、処理要素、特定用途向け回路、及び/又は他の通常のコミュニケーション要素、例えば、高速フーリエ変換(FFT)処理、乗算アキュムレート(MAC)ロジック、演算ロジックユニット(ALU)、フローティングポイントロジック等の要素を含む。あるLTE RAT特有の実施形態では、デコーディングリソースは、直交周波数分割多重アクセス/時分割多重アクセス(OFDMA/TDMA)変調スキームのサブキャリアをデコードするための構成可能なFFTベースの計算リソースである。そのようなFFTリソースは、全キャリア帯域巾をポピュレートする複数のサブキャリアのサブセットをデコードするためにサブフレーム時間間隔で柔軟にプログラムされる。時間(即ち、サブフレーム)及び周波数(即ち、サブキャリア)の細分化は、デコーディングリソースの「グリッド」とみなすことができる。
CPCプリアンブル検出器1004がCPCフレームの存在を検出すると、モデムサブシステム1000は、CPC送信をデコードするためにデコーディングリソース1006のサブセットを割り当てる。1つの規範的な実施形態において、デコーディングリソースは、CPCデコーディングと、ジェネリックなデータ使用デコーディングとの間で共用される。従って、CPCフレームに対してデコーディングリソースを割り当てると、有用な情報データをデコードするのに利用できるリソースの量が減少される。その結果、サービスの中断を最小にするために、モデムサブシステムは、更に、バッファ能力を与えることが要求される。1つの変形例において、中断されたデータは、CPCデコーディング中にバッファされ、そしてCPCデコーディングが終了(即ち、「キャッチアップ」)されると、デコードされる。或いは又、第2の変形例では、CPCフレームは、バッファされ、そして有用な情報データのデコードにおける小康状態の間に(例えば、有用な情報システムの2つのフレームの送信間に)、即ち日和見的に、デコードされる。
マルチモードシステムでは、複数のタイプのCPCプリアンブル検出器1004、RFフロント端1002及びデコーディングリソース1006が混合され、及び/又は交換される。あるケースでは、1つ以上のコンポーネントの機能が単一のコンポーネントによって遂行される。本開示が与えられれば、種々のRFフロント端、CPCプリアンブル検出器及びデコーディングリソースの多数の考えられる組み合わせが当業者に容易に明らかであろう。
規範的なSDRベースステーション(BS)装置
図12を参照すれば、本発明の方法を実施するサービス提供ベースステーション装置1200の一実施形態が示されている。このベースステーション装置1200は、1つ以上の基板1202を備え、これは、更に、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロプロセッサ、ゲートアレイ、PLD、又は複数の処理コンポーネントのような処理サブシステム1204と、ベースステーション1200へ電力を供給する電力管理サブシステム1206とを含む複数の集積回路を備えている。
図12に示す装置1200の実施形態は、高レベルにおいて、基本的システム情報のセグメント化公共放送を提供するように構成されたモデム回路1208を備えている。そのセグメント化公共放送は、例えば、システム情報(SI)の経時変化放送を含み、システム情報のセグメントは、各々、それに対応するプライオリティに基づいて選択的に送信される。別の実施形態では、セグメントは、二次周波数帯域及び/又はコードドメインなどを経て送信される。モデムサブシステムは、1つ以上のデジタルモデム及び複数のアンテナ無線を備えている。
ブロードバンドアクセス回路1210は、コアネットワーク106及び潜在的に他のネットワークエンティティ(例えば、eNB、HeNB)へのアクセスを与えるように構成される。ブロードバンドアクセスは、例えば、簡単なDSL接続を含む。他の実施形態では、ブロードバンドアクセスは、T1、ISDN、衛星リンク、又はDOCSISケーブルモデムを含む。1つの変形例において、ブロードバンドアクセスは、認証された接続しかサポートせず、従って、ネットワークインフラストラクチャーへのセキュアな且つ許可された接続を保証する。他の変形例では、ブロードバンドアクセスは、他のIPネットワークへの実質的に非認証のアクセスを与え、従って、接続された任意のインターネット又はインターネット(例えば、本発明のWLAN実施形態に有用な)へのワイヤレスゲートウェイを与える。
処理サブシステム1204は、複数のプロセッサ(又はマルチコアプロセッサ)を備えている。ここで使用する「プロセッサ」という語は、一般的に、全ての形式のデジタル処理装置を含むことを意味し、これは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小インストラクションセットコンピュータ(RISC)、汎用(CISC)プロセッサ、マイクロプロセッサ、ゲートアレイ(例えば、FPGA)、PLD、再構成可能な計算ファブリック(RCF)、アレイプロセッサ、セキュアなマイクロプロセッサ、及び特定用途向け集積回路(ASIC)を含むが、これらに限定されない。そのようなデジタルプロセッサは、単一の一体的ICダイに収容されるか又は複数のコンポーネントにわたって分散される。
処理サブシステム1204は、1つ以上のメモリコンポーネントに接続されるのが好ましい。ここで使用する「メモリ」という語は、デジタルデータを記憶するための任意の形式の集積回路又は他の記憶装置を含み、これは、ROM、PROM、EEPROM、DRAM、SDRAM、DDR/2 SDRAM、EDO/FPMS、RLDRAM、SRAM、「フラッシュ」メモリ(例えば、NAND/NOR)、及びPSRAMを含むが、それらに限定されない。図12に示す実施形態のメモリサブシステムは、種々の形態の揮発性(例えば、SRAM、SDRAM)及び不揮発性メモリ、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、及び/又はフラッシュを含む。更に、処理サブシステムは、処理動作を容易にするためにキャッシュも備えている。
ここに示す実施形態では、処理サブシステムは、更に、基本的システム情報のセグメントを決定し、セグメントをプライオリティ決めし、そしてスペクトルリソースを効率的に使用して、セグメントの種々のグループをUEのポピュレーションへ配布するための機能的サブシステム又はモジュールを備えている。これらのサブシステムは、ソフトウェア、ファームウェア及び/又はハードウェアで具現化され、そして処理サブシステムに論理的及び/又は物理的に結合される。
或いは又、別の変形例では、サブシステム又はモジュールは、サブシステムの送信器に直結される。装置のここに示す実施形態では、セグメント化サブシステム、プライオリティ決めサブシステム、及び配布サブシステムが論理的に接続される。
一実施形態において、セグメント化サブシステムは、公共放送情報の1つ以上のセグメントを記憶するために装置1200内に局所化されたデータベース又はメモリ構造体を備えている。そのようなセグメントは、現在UE占有率、現在時間、現在位置などのように、内部装置動作から少なくとも一部分導出される。1つの変形例では、セグメント化サブシステムは、循環バッファ又はシフトレジスタを備えている。別の実施形態では、サブシステムは、集中型ネットワークコントローラへの1つ以上のインターフェイスを備え、集中型ネットワークコントローラは、公共放送情報の1つ以上のセグメントを与える。更に別の実施形態では、公共放送情報のセグメントは、1つ以上の外部装置(例えば、近傍のWLANネットワーク)から質問され又は受け取られるプロパティに関連している。更に別の実施形態では、公共放送情報のセグメントは、環境又は位置的な事柄、例えば、セルが病院の付近で動作すること、に基づいてセットされる。
装置のプライオリティ決めサブシステムは、例えば、ネットワークアクティビティのための監視装置、又はネットワークアクティビティの知識を記憶するためのメモリ装置を備えている。公共放送情報の1つ以上のセグメントにプライオリティを動的に指定するために最適化エンジン(例えば、処理サブシステムにより実行されるコンピュータプログラムとして実施されるアルゴリズム)に入力ネットワークパラメータが与えられる。セグメント化された公共放送情報は、規則的に又は不規則に変化し、従って、最適化エンジンは、必要に応じて、それに対応する変化に応答して実行されるだけである。更に、プライオリティ決めサブシステムは、隣接するベースステーション又は他のネットワークエンティティ(例えば、インターRAT適合ベースステーション、Wi−Fiアクセスポイント)と情報を交換するための1つ以上のインターフェイスも備えている。
装置1200の配布サブシステムは、一実施形態では、公共放送情報の種々のセグメントをUEへ放送するための装置を備えている。一実施形態では、配布サブシステムは、公共放送情報の1つ以上のセグメントを経時変化回転する。別の実施形態では、配布サブシステムは、経時変化送信長さを与える。又、配布サブシステムは、複数の拡散コードを使用し(例えば、CDMAベースのシステム)、或いは他の周波数帯域を使用し(例えば、FDMAベースのシステム)、等々である。更に別の実施形態では、配布サブシステムは、1つ以上のネットワークパラメータに基づいて、変化するセグメント化公共放送を提供する。
図12の装置1200の配布サブシステムは、LTEネットワークのためのCPCフレームを送信するようにされ、公共放送情報のセグメントの少なくともサブセットは、変化するエージレベルのTLVである。1つの規範的な具現化において、CPCフレームは、異なるSDR UE要求に適した可変長さ送信を与えることによりSDR UE電力消費を実質的に最小にするように更に構成される。
方法
本発明により上述されたベースステーション及びUE装置の規範的な動作方法を以下に詳細に説明する。
本発明の規範的な実施形態において、ワイヤレス(例えば、LTEセルラー)無線システムにおける基本的システム情報の1つ以上のセグメントが送信され、そしてスペクトルリソース及び/又は受信器リソースの不必要な使用を最小にするために1つ以上の希望の受信基準に基づいて受信される。
図13には、そのような1つの動作方法が示されている。この方法1300のステップ1302において、SDR UEは、1つ以上の選択基準を識別する。一実施形態において、これらの選択基準は、プリアンブル検出装置内に記憶される。選択基準は、セグメント化コンテクスト情報のプライオリティ決めされたタイプに関連されてもよいし、或いはプライオリティに関わらず、コンテクスト情報のセグメントのタイプに特有のものでもよい。別の実施形態では、これらの基準は、送信時間、更新時間、関連重要度、環境基準、機能的動作等をベースとする。更に別の実施形態では、選択基準は、簡単なプリアンブル検出装置において予想される1つ以上の値をベースとする。1つのそのような変形例では、これらの値は、セグメント化された公共放送のより大きな部分に洞察力を与える印のアレイを含む。
本発明に有用な規範的な選択基準は、(これらに限定されないが)CWN(複合ワイヤレスネットワーク)、オペレータ、オペレータプロフィール、オペレータ能力、指定チャンネル、指定チャンネルプロフィール、取り締まりルール、SAポリシー、RAN、RANプロフィール、RANコンフィギュレーション、ベースステーション、ベースステーション能力、ベースステーションコンフィギュレーション、ベースステーション測定、セル、セルプロフィール、セル能力、セルコンフィギュレーション、セル測定、及びその組み合わせを含む。UEポピュレーションデータ(例えば、装置の能力、サービスを受ける全装置)も考えられる。
SDR UEにより評価される相互関連ネットワーク状態及び移行が複雑で且つ多数あることにより、本開示が与えられると当業者により認識されるように、ほぼ無制限の種々の選択基準が生成される。
更に、上述した選択基準は、実質的にUE中心であるが、ある実施形態では、公共放送メッセージがいつどのようにUEによって受信されるかをベースステーションそれ自体が動的に変更させることが明らかである。例えば、BSは、「キャンピング」UEのためにパイロットチャンネル情報を配信する第1の方法と、「新規到着」UEのためにパイロットチャンネルメッセージを配信する第2の方法を選択する。更に、あるベースステーションは、ここに述べる種々のモードをサポートしないことがあり、その場合、UEは、広く行き渡っている放送スキームに適応しなければならない。
例えば、アクティブな無線リンクで動作しているUEは、パイロットチャンネル更新のために第1タイプのプリアンブルを受信し、これは、種々のサービスに対する非常に最近の変更、又はネットワークの通知に限定される。このような配信は、プリアンブル検出の複雑さを僅かに要求するが、管理的なニーズに対して費やされる付加的なデコーディングリソースが最小であることを保証する。逆に、新規に到着するUEは、送信のセグメントがその新規に到着するUEに適していることを指示する第2タイプのプリアンブルを選択的に受信する。この例では、ベースステーションは、種々のベースステーション要求に適するように第1及び第2の放送タイプの周波数を動的に変更することができる。ここに示す1つの例において、列車の駅に位置するBSは、(例えば、多数のユーザを素早く順応させるために)乗客の積載能力に到達したときに第2タイプのプリアンブルを送信することを選択するが、列車の駅がほぼ閑散としているときは第1タイプのプリアンブルへ切り換える。
更に、1つの実施形態では、BS「コミュニティ」(即ち、直接的又は間接的に協働する2つ以上の指定のBS)は、セグメント化された公共放送コンフィギュレーションを交換するように互いに通信することができる。このような通信は、ワイヤードであるかワイヤレスであるかに関わらず、文字通り、任意のタイプの通信又はネットワークインターフェイスを経て、例えば、DSL又はDOCSISブロードバンド、ミリメータ波リンク、衛星、WiMAXインターフェイスなどを経て、行うことができる。更に、インターベースステーション通信は、セルラーネットワークの現存の通信チャンネルを経て(例えば、既存のUMTS/LTEセルラースペクトル又はチャンネルを経て)サポートされる。
ステップ1304において、SDR UEは、トリガー事象を検出する。1つの規範的な実施形態において、トリガー事象は、CPCプリアンブルの検出である。トリガー事象を検出すると、例えば、後で使用するためのRAMへの公共放送の記憶を開始する。別の実施形態では、トリガー事象を検出すると、現在のデコーディング努力を阻止して、1つ以上の有用なデータリソースを、コンテクスト情報の1つ以上のセグメントの評価に向け直すようにする。
他の変形例では、CPCプリアンブルの単なる検出で、コンテクスト情報の評価が開始される。CPCプリアンブルの検出は、CPCコンテクスト情報に関する情報を提示するための基礎として更に使用することができる。このようなエンコードされたプリアンブル情報は、デコーディングリソースを向け直すことなく評価される。
ステップ1306において、SDR UEは、その選択基準に適した1つ以上の受信メッセージを処理して評価する。このために、本発明は、一実施形態において、特に、受信したプリアンブルに対して独特の重みを決定して、送信のコンテクスト情報が使用可能な更新であるかどうか決定する補足的プリアンブル重み決定の使用を予期している。例えば、プリアンブルは少なくとも2つの個別の重みで重み付けされ、その個別の重みは、送信に含まれるコンテクスト情報への変更を指示する。別の例では、プリアンブルは、多数の個別の重みで重み付けされ、各個別の重みは、添付のコンテクスト情報内の1つの代表的なプライオリティレベル(例えば、最も古い又は最も新しい送信)を指示する。他の考えられるプリアンブル検出スキームは、図11及び11Aの前記説明で既に説明された。
このようなプリアンブル分析は、例えば、簡単な整合フィルタ又は相関サブシステムなどに基づいて行われる。この形態において、SDR UEは、進行中の(又は不足の)デコーディングプロセスを実質的に中断せず、到来する受信公共放送が動作のために関心のあるものかどうか容易に決定することができる。プリアンブル分析は、例えば、SDR UEの現在状態を受け容れるために、規則的に又は不規則に変更できることが明らかであろう。
例えば、ジェネリックなデコーディングリソースをもつシステム(例えば、OFDMA/TDMA)を考慮するときには、入念なリソース割り当てが非常に効果的である。例えば、LTEの具現化において、CPC及びV−CPCの両タイプの送信をデコードするためにジェネリックなデコーディングリソースが指定される。パイロットチャンネルデコーディングのためのそのような割り当ては、全体的なSDR UEデータ受信能力を低下させる。従って、CPC及びV−CPCチャンネルの不要なデコーディングを最小にする実質的な利益が、そのような専用の方法及び装置に関連したコストに勝ることが期待される。
リソース割り当ては、例えば、キャリア周波数、タイムスロット、及びパイロットチャンネルの受信専用のコードチャンネルを含む。一実施形態において、本発明のSDR UEは、パイロットチャンネルのデコーディングを遅延させる。例えば、SDR UEは、後でデコーディングするためにRAMへ送信される限定された数のセグメントしか記憶しない。その後の送信において、SDR UEは、他のセグメントを記憶する。UEは、次いで、情報を読み取り、そして必要に応じてパイロットをデコードする。SDR UEは、全公共放送メッセージの受信を時間にわたって拡散する(例えば、コンテクスト情報の4つのセグメントを4つの送信のスパンにわたってデコーディングする)ことにより、公共放送を受信するのに必要な専用リソースを効果的に最小にする。
他の実施形態では、UEは、送信側ベースステーションとの暗黙の合意又は同期を適用することによりそのようなセグメントの受信をコントロールする。1つのそのような具現化において、UEは、ベースステーションにより送信される初期のタイムスタンプをデコードする。その後の放送において、UEは、その後の放送がその内部の初期のタイムスタンプに基づいてデコードするのに望ましいものかどうか決定する。別の実施形態では、マルチモードベースステーションは、パイロットチャンネルを送信し、パイロットチャンネルの各送信は、1つ以上の動作モード(例えば、LTE、UMTS、GPRS、GSM)に適応される。サービスを受けるUEの各々は、その後のパイロットチャンネル送信がそれらの個々の目的に適用できるかどうか個々に決定する。
最後に、図13の方法1300のステップ1308において、UEは、その内部パラメータを更新し、そして通常の動作で進行する。一実施形態において、UEは、異なる選択基準(例えば、「キャンピング」モード選択基準)でステップ1302を再開する。
動作例
図1の規範的な異種ネットワーク100へ戻ると、同じ一般的な付近に3つの個別のRATが位置されており、各RATは、独立したサービスカバレージをアクティブにプロビジョニングする。この異種ネットワークは、第1のLTE eNB102Aと、第2のLTEホームeNodeB(HeNB)104Aと、ワイヤレスLANアクセスポイント108Aとを備えている。WiMAXのためのもののような他のRAT(図示せず)も使用できる(参考としてここにそのまま援用する“IEEE Standard for Local and metropolitan area networks Part 16: Air Interface for Fixed and Mobile Broadband Wireless Access Systems Amendment 2: Physical and Medium Access Control Layers for Combined Fixed and Mobile Operation in Licensed Bands and Corrigendum 1”と題するIEEE規格802.16e−2005)。第1のeNB及び第2のHeNBは、単一のネットワークオペレータのコントロールのもとで動作する。WLAN APは、単一のネットワークオペレータのコントロールの外で動作し、例えば、ホーム又はビジネスユーザによりプライベートに管理される。第1のUE110は、3つの全ネットワークのカバレージ内で動作するように示されている。
図14は、本発明によりCPCフレーム送信を取得するための一般的プロセスの1つの具現化を示す。例示上、図14のプロセス1400及びそれに関連した実施例の以下の説明は、具現化特有の細部を含むが、そのような細部は、明瞭化及び便宜性のために与えられたものに過ぎず、本発明を実施するための要求ではないことが明らかであろう。
以下の説明において、サービス提供LTE RAT(102A、104A)からのCPC放送は、エージレベルによりプライオリティ決めされる経時変化スキームをベースとし(図4について上述した経時変化スキーム400を参照)、そしてサービス提供WAP(108A)からのCPC放送は、コンテクストコンテンツによりプライオリティ決めされる機能的スキームをベースとする(図7について上述したコンテクスト変化スキーム700を参照)。
方法1400のステップ1402において、UE110は、そのCPCプリアンブル検出回路1004を初期化する。例えば、UEは、位置更新への変化、初期のパワーアップ、「スリープ」モードからの退出、「キャンピング」の間にCPC情報を要求する。又、初期化は、垂直ハンドオーバーのケースのように(即ち、異なるネットワークが異なるスキーム及び/又は統治パラメータを有する)、メモリからの1つ以上のスキームの検索を必要に応じて含む。例えば、UEは、LTE RAT102、104がそれらの情報放送を変化する時間情報に基づいてプライオリティ決めする一方、WLANネットワーク108Aがその情報をユーザ密度に基づいてプライオリティ決めすると決定する。
ステップ1404において、UE110は、関心のある「最も古い」情報セグメントをLTEフェムトセル104Aから決定する。例えば、UEは、「新規」又は「最近」のポインタ値を有する情報セグメントしか関心がない。又、UEは、WLAN占有度に基づく情報のみをWLAN AP108から受け取ることを選択する(例えば、「wlan」ポインタ値をもつセグメントのみ)。
ステップ1406において、UE110は、UEトリガーポイント及びUE内にローカル記憶された内部パラメータに基づいて検出をトリガーするように適当なプリアンブルシーケンスをセットする。UEは、相対的なエージレベルを指示するLTEフェムトセルからの第1のプリアンブルを識別すると共に、占有度レベルへの変化を指示するWLAN APからの第2のプリアンプルを識別するためにそのプリアンブル検出回路1004をセットする。
ステップ1408において、UE110は、CPCフレーム送信を受け取る。UEは、CPCフレームが更新に適していると決定すると、ステップ1410を実行する。適していない場合には、UEの状態は、ステップ1408へ戻る(プリアンブルを待機する)。LTE HeNB104Aの動作について、UEは、プリアンブルが変化したことを検証する(即ち、1つ以上の更新されたコンテクスト情報エレメントを指示する)。WAP108Aについては、UEは、プリアンブルが特定のWLAN占有度重みに一致することを検証する。WLANの他のCPCメッセージは破棄される。
ステップ1410において、UE110は、適当な受信CPCフレームの構造をデコードする。CPCフレームの構造は、RAT特有のもので、コンテクスト情報の出発位置をUEに与える。LTEのコンテクスト情報は、ハイアラーキー式に編成されるが、WLANのコンテクスト情報は、TLVベースで、ポインタを与えず、UEは、TLVエントリーを順次にデコードすることにより長さを決定しなければならない。
最後に、ステップ1412において、UE110は、UEに関連するコンテクスト情報にデコーディングリソースを指定し、そしてデコードされたCPC送信に基づいてその内部オペレーションを更新する。
第2ネットワークへの垂直ハンドオーバー
第1の例示的シナリオ(図15)において、SDR UE110は、第1のRAT(LTE eNB102Aによりサービスされる)から第2のRAT(LTE eNB102Aによってサービスされる)への垂直ハンドオーバーを遂行する。LTE HeNBは、専用CPCにサービスし、ここで、CPCは、ポリシー情報、無線リソース選択制約などを含む。
SDR UE110は、LTE HeNB104Aへの新規到着である。UEは、ステップ1502について、「新規」「最近」「古い」及び「非常に古い」を含む包括的情報セットを要求することを決定する。プリアンブルは、独特の識別子(例えば、1つの簡単な拡張スキーム:「新規」=[1、1、1、1]、「最近」=[1、−1、1、−1]、「古い」=[1、1、1、−1]及び「非常に古い」=[1、−1、−1、1])で重み付けされる。SDR UEは、ステップ1504でプリアンブルが「非常に古い」の重み付けシグネチャーで検出されるまで待機する。
SDR UE110は、ステップ1506において、コンテクスト情報の包括的セットを回復する。次いで、UEは、ステップ1508において、その内部ポリシー情報、無線リソース選択制約などを更新する。UEは、HeNB104Aが適当であることを決定すると(ステップ1510)、垂直ハンドオーバーを遂行する(ステップ1512)。
以上の事象シーケンスにおいて、UE110は、CPCがその情報ニーズに適していることを予め確立すると、そのデコーディングリソースの一部分をCPCデコーディングへ転向することしか要求されない。他の全ての時間に、本発明のUEは、LTE eNB102Aによりサービスされる第1のRATとの既存のリンクを、要望又は必要に応じて、維持することができる。
ビジネス方法及びルール
以上のネットワーク装置及び方法は、種々のビジネスモデルに容易に適応されることが認識される。例えば、1つのそのようなモデルでは、サービスプロバイダー/ネットワークオペレータが、例えば、フェムトセル及び/又は移動装置又はハンドセット/UEを含む改良型装置を販売し、リースし、或いは自由に提供する(即ち、報奨プログラムを経て無料で)。適当にイネーブルされるユーザ装置は、改良型パイロットチャンネルメッセージを受信し、及び/又は既存のパイロットチャンネルをより効率的に監視し、従って、ユーザの経験の全知覚クオリティを高めることができる。1つのそのような実施形態では、パイロットチャンネルの専用サブセットが、イネーブルされたUEに割り当てられる。従って、レガシー装置は、全てのパイロットチャンネルを広く監視し続ける(上述したように、非効率的に)が、本発明のイネーブルされた装置は、イネーブルされたチャンネルのサブセットしか監視せず、これは、非常に効率的である(そして電力消費及びリソース割り当てを著しく改善する)。
又、上述したネットワーク装置及び方法は、基礎的なビジネスルールアルゴリズム又は「エンジン」に基づいて動作するように容易に適応させることができる。このビジネスルールエンジンは、例えば、ソフトウェアアプリケーション(及び/又はファームウェア、或いはハードウェア観点)を含み、そして一実施形態では、コアネットワークにおける個別のエンティティとして具現化され、或いはコアネットワーク又は他のネットワークマネージメントプロセス(NMP)に常駐する既存のエンティティ内で具現化される。ルールエンジンは、実際には、金融的観点、ユーザの経験向上などの重要な基準に基づいて動作の判断又はリソースの割り当てを行う際にネットワークオペレータ(又は他の関心のある当事者)を助ける上位層監視プロセスである。
一実施形態において、ビジネスルールエンジンは、1人以上のユーザにリソースを与えることに関連した収入及び/又は利益の影響を考慮するように構成される。従って、規範的なビジネスルールエンジンは、より広い底辺のユーザをサポートし(例えば、比較的簡単であるが大量のパイロットメッセージを供給し)、或いはより広い範囲のサービス(例えば、より広く又はより入り組んだ範囲の機能を有するより複雑なパイロットチャンネルメッセージ)をサポートするようにシステムのパイロットチャンネル振舞いを変更することができる。
例えば、一例において、パイロットチャンネル割り当ての評価は、種々の異なる割り当てオプションに関連したコスト増加、収入及び/又は利益を分析することを含む。あるケースでは、ネットワークプロバイダーは、新規なサービス要求が比較的稀なものであると決定し、従って、パイロットチャンネルは、あまり重要でなくなる。他のケースでは、ネットワークプロバイダーは、新規なユーザ及びサービスが頻繁にセルに出入りすると決定し(例えば、セルを1日数回横断しそして多数の異なるユーザを短い時間間隔で運搬する前記通勤者又は乗客用列車のケース)、従って、より多くのパイロットチャンネルリソースの割り当てを要求する。これらの「ビジネスルール」は、例えば、リソース要求時に課せられ、次いで、ある期間中(又は再評価をトリガーする事象が発生するまで)維持されるか、或いは周期的又はスケジュールモデルに基づいて(例えば、1日のうちの数時間、1週間のうちの数日、休日などの間に)維持される。
別の実施形態では、あるタイプのコンテクスト情報は、取引及び/又は会計方法から制限され、又はそれに対して有利とされる(例えば、「ゴールド」「シルバー」「vip」)。例えば、より多くの金銭を支払おうとする加入者は、高級なサービスに内々関与することができる。プレミア付き加入者は、「ゴールド」又は「vip」コンテクスト情報を受け取り、一方、プレミアの少ない加入者は、「シルバー」コンテクスト情報を受ける。例えば、ワイヤレスホットスポットは、「vip」ユーザのためのリソースの使用しか準備しない。これらのプレミアグループに加入しないユーザは、コンテクスト情報をデコードできない。
更に別の実施形態では、コグニティブパイロットチャンネルは、関心のある1つ以上の近傍のサービスを広告するのに使用される。このような広告は、例えば、料金ベースの契約サービスとして直接的な利益となるか、或いは例えば、顧客を望ましいエリアに引き付けたりUEハンドセットの知覚価値を高めたりといった間接的な利益となる。
本開示が与えられれば、リソースの動的な割り当てを実施するための無数の他のスキームが当業者に明らかであろう。
本発明の幾つかの態様を、方法ステップの特定のシーケンスに関して説明したが、これらの説明は、本発明の広い方法の例示に過ぎず、特定の用途で要求されるように変更できることが認識される。ある環境のもとでは、あるステップは、不要とされ又はオプションとされる。更に、ここに開示した実施形態に、あるステップ又は機能を追加してもよいし、又は2つ以上のステップの実行順序を入れ替えてもよい。このような変更は、全て、ここに開示され請求される発明に包含されると考えられる。
前記説明は、本発明の新規な特徴を種々の実施形態に適用して示し、記述しそして指摘したが、例示した装置又は方法の形態及び細部の種々の省略、置き換え及び変更が、本発明から逸脱せずに、当業者によってなされることを理解されたい。以上の説明は、本発明を実施するために現在考えられる最良の態様である。この説明は、これに限定されることを意味するものではなく、本発明の一般的な原理の例示とみなすべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲を参照して決定されるべきである。
100:LTEセルラーシステム
102:エンハンストNodeB(eNB)
104:ホームエンハンストNodeB(HeNB)
106:コアネットワーク
108:アドホックネットワーク
110:第1のUE
200:CPCフレーム
202、252:プリアンブル
204:ポインタ
206、254:コンテクスト情報
900:UE装置
902:基板
904:処理サブシステム
906:電力管理サブシステム
908:ユーザインターフェイス(UI)サブシステム
1000:SDRサブシステム
1002:RFフロント端
1004:CPCプリアンブル検出器
1006:デコーディングリソース
1200:ベースステーション装置
1202:基板
1204:処理サブシステム
1206:電力管理サブシステム
1208:モデム回路
1210:ブロードバンドアクセス回路

Claims (32)

  1. 情報チャンネルを経て複数の情報エレメントを効率的に送信する方法において、
    前記複数の情報エレメントの各々に第1の値を指定し、
    前記情報チャンネルの各送信に対して、
    第2の値を識別し、
    前記第1及び第2の値に少なくとも一部分基づいて送信されるべき前記複数の情報エレメントのサブセットを決定することを含む前記方法。
  2. 前記第2の値を識別する検出エレメント、及び前記情報エレメントのサブセットを識別するポインタを送信することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記検出エレメントは、プリアンブルを含み、前記ポインタの送信は、前記プリアンブルの送信後であって前記情報エレメントのサブセットの送信前に遂行される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記方法は、ワイヤレスネットワーク内の1つ以上の受信器が、送信された検出エレメント、ポインタ及び情報エレメントを受信し、その少なくとも一部分を、前記受信器の各1つで指定される1つ以上の基準に基づいて選択的にデコードすることができるようにする、請求項2に記載の方法。
  5. 前記受信器の各1つで指定される1つ以上の基準は、前記第1の値に関連する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記1つ以上の第1の値は、少なくとも第1のエージ値及び第2の古い値を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記1つ以上のエージ関連値は、1つ以上のタイムスタンプである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法は、ワイヤレスネットワーク内の1つ以上の受信器が、送信された検出エレメント、ポインタ及び情報エレメントを受信し、その少なくとも一部分を、前記受信器の各1つで指定される1つ以上の基準に基づいて選択的にデコードすることができるようにする、請求項2に記載の方法。
  9. 前記第1の値は、プライオリティに関連した値を含み、そして前記第2の値は、各送信の最小プライオリティを指定する値を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1の値は、エージに関連した値を含み、前記第2の値は、各送信の最大エージを指定する値を含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1の値は、位置に関連した値を含み、前記第2の値は、各送信の方向を含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1の値は、装置タイプに関連した値を含み、前記第2の値は、各送信の特定装置タイプを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記方法は、セルラーネットワーク内の長期進化(LTE)適合マクロセルにより遂行され、そして前記情報チャンネルは、パイロットチャンネルを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記方法は、ワイヤレスローカルエリアネットワークアクセスポイント(AP)により遂行される、請求項1に記載の方法。
  15. 前記情報チャンネルの各送信は、実質的に周期的なスケジュールに基づき遂行される、請求項1に記載の方法。
  16. 情報チャンネルを経て複数の情報エレメントを効率的に送信するように構成されたワイヤレスベースステーションにおいて、
    前記複数の情報エレメントの各々に第1の値を指定するように構成された第1装置と、
    前記情報チャンネルの各送信に対して、
    第2の値を識別し、
    前記第1及び第2の値に少なくとも一部分基づいて送信されるべき前記複数の情報エレメントの少なくとも一部分を決定し、及び
    前記第2の値を識別する検出エレメント及び前記情報エレメントの少なくとも一部分を識別する情報エレメントを送信する、
    ように構成された第2装置とを備えた前記ワイヤレスベースステーション。
  17. 複数のコントロールチャンネルメッセージを選択的に処理する方法において、
    選択基準を決定し、
    第1のプリアンブルに対するコントロールチャンネルを監視し、該第1のプリアンブルは、第1のコントロールチャンネルメッセージに対応し、該第1のコントロールチャンネルメッセージは、値でエンコードされ、
    前記エンコードされた値が前記選択基準を満足するときに前記第1のコントロールチャンネルメッセージに関連した情報エレメントのみをデコードすることを含む前記方法。
  18. 前記エンコードされた値は、プライオリティに関連した値であり、そして前記選択基準は、スレッシュホールドプライオリティ値を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記エンコードされた値は、前記コントロールチャンネルメッセージに含まれた1つ以上の情報エレメントのエージに関連した値であり、前記選択基準は、スレッシュホールドエージ値を含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記エンコードされた値は、前記コントロールチャンネルメッセージに関連したタイミングインデックスに関連した値であり、前記選択基準は、タイミングインデックス値を含む、請求項17に記載の方法。
  21. 前記第1のコントロールチャンネルメッセージ内に埋め込まれた1つ以上のポインタを使用して、そのメッセージ内の複数の情報エレメントの一部分のみを選択的にデコードすることを更に含む、請求項17に記載の方法。
  22. 前記エンコードされた値は、ユーザ従属コンテクストに関連した値であり、前記選択基準は、ユーザコンテクスト値を含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記エンコードされた値は、位置に関連した値であり、前記選択基準は、移動の方向を含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記方法は、セルラーネットワーク内の長期進化(LTE)適合マクロセルにより遂行され、前記情報チャンネルは、パイロットチャンネルを含む、請求項17に記載の方法。
  25. 前記方法は、ワイヤレスローカルエリアネットワークアクセスポイント(AP)により遂行される、請求項17に記載の方法。
  26. 前記情報チャンネルの各送信は、実質的に周期的なスケジュールに基づき遂行される、請求項17に記載の方法。
  27. ワイヤレス情報チャンネルを経て複数の情報エレメントを効率的に送信するように構成されたベースステーション装置において、
    送信器と、
    プロセッサと、
    コンピュータプログラムが記憶された記憶媒体と、
    を備え、前記プログラムは、前記プロセッサにより実行されたときに、
    前記複数の情報エレメントの各々に第1の値を指定し、及び
    検出エレメント及び前記情報エレメントを送信するように構成された、前記ベースステーション装置。
  28. 前記ベースステーション装置は、LTEセルラーネットワーク内で動作するように構成されたLTE適合マクロセルを備え、前記送信は、ネットワークのパイロットチャンネル上で生じるように構成される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記コンピュータプログラムは、更に、少なくとも1つのポインタを送信するように構成され、このポインタは、それに関連したコンテクスト関連値又はエージ関連値の特定の1つを有する情報エレメントに関する情報エレメント内の少なくとも1つの位置を指示する、請求項27に記載の装置。
  30. 前記情報エレメントは、無線アクセス技術(RAT)特有の値を含むコンテクスト関連値又はエージ関連値を含む、請求項27に記載の装置。
  31. 前記情報エレメントは、(i)UMTS関連値、(ii)WLAN関連値、及び(iii)GSM又はGPRS関連値より成るグループから選択された無線アクセス技術(RAT)特有の値を含む、請求項30に記載の装置。
  32. 受信器と、
    プロセッサと、
    コンピュータプログラムが記憶された記憶媒体と、
    を備え、前記プログラムは、前記プロセッサにより実行されたときに、
    情報チャンネルメッセージ選択基準を決定し、
    第1のプリアンブルに対する情報チャンネルを監視し、その第1のプリアンブルは、第1のメッセージに対応し、この第1のメッセージは、値でエンコードされ、
    前記エンコードされた値が前記選択基準を満足するとき前記第1のメッセージに関連した情報エレメントをデコードし、
    前記デコードされたメッセージの少なくとも一部分を移動装置内の別のプロセスに与えるように構成された、
    移動装置。
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