JP2013257965A - 安全装置 - Google Patents

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Tadayoshi Onda
忠義 恩田
Naohisa Kamiyama
直久 神山
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Abstract

【課題】制御装置を不要にして安全装置を簡略化し、安全装置のコストを下げる。
【解決手段】安全装置1は、直流電源2とヒータ3との間に接続され、正常時ライン5と、正常時ライン5に対して並列に設けられる転流ライン8と、直流電源2を正常時ライン5及び転流ライン8のいずれに接続するかを切り替える転流器6と、転流ライン8に直列接続されるスイッチ71と、転流ライン8に接続され、転流ライン8に電流が流れると磁界を発生させてスイッチ71の可動接点を固定接点から離間させ、スイッチ71を開極させるコイル72と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、異常時に直流電流を遮断する安全装置に関する。
特許文献1は、転流遮断器と、抵抗及び大電流遮断用遮断器と、を並列接続した安全装置を開示している。
この安全装置は、電源(発電機)と負荷(主変圧器)との間に接続されており、異常時には、転流遮断器を開極させて電流を抵抗に転流して電流を減衰させ、この状態で大電流遮断器を開極させることで、アーク放電を抑制し、直流電流を安全に遮断している。
特開平7−161264号公報
しかしながら、上記従来技術の構成は、転流遮断器と大電流遮断用遮断器とを時間差で動作させるための制御装置が必要であり、安全装置のコストを上昇させる要因となっていた。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、制御装置を不要にして安全装置を簡略化し、安全装置のコストを下げることを目的とする。
本発明のある態様によれば、直流電源と負荷との間に接続される安全装置であって、正常時ラインと、前記正常時ラインに対して並列に設けられる転流ラインと、前記直流電源を前記正常時ライン及び前記転流ラインのいずれに接続するかを切り替える転流器と、前記転流ラインに直列接続されるスイッチと、前記転流ラインに接続され、前記転流ラインに電流が流れると磁界を発生させて前記スイッチの可動接点を固定接点から離間させ、前記スイッチを開極させるコイルと、を備えたことを特徴とする安全装置が提供される。
上記態様によれば、転流器と遮断器とを時間差で動作させるための制御装置は不要であり、装置のコストを下げることができる。
第1実施形態に係る安全装置の電気回路図である。 転流器の構成及び動作を説明するための図である。 転流器の構成及び動作を説明するための図である。 安全装置の動作を説明するための図である。 安全装置の動作を説明するための図である。 安全装置の動作を説明するための図である。 遮断器の変形例(閉極状態)を示した図である(第2実施形態)。 遮断器の変形例(開極状態)を示した図である(第2実施形態)。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る安全装置1の電気回路図である。
図中、直流電源2は、電気自動車やハイブリッド車両に搭載される出力電圧が350Vの強電バッテリである。ヒータ3は、通電することによって発熱するシーズヒータ又はPTCヒータである。コスト的にはシーズヒータが好ましい。ヒータ3は、温水タンク4内に配置され、温水タンク4内を流通する冷媒を加熱する。
安全装置1は、これら直流電源2とヒータ3との間に接続されている。安全装置1は、温水タンク4の温度が許容温度範囲を超えて上昇した場合に、直流電源2からヒータ3に流れる電流を遮断する。
安全装置1を、電気の流れ方向において、ヒータ3よりも正極側に接続しているのは、電流遮断時に、仮に、安全装置1の構成要素が外部の電気回路に短絡したとしても、直流電源2からヒータ3に電流が流れることがないようにするためである。
安全装置1の構成について説明する。安全装置1は、正常時ライン5と、正常時ライン5に対して並列に設けられる転流ライン8と、正常時ライン5及び転流ライン8に接続する共有ライン9と、直流電源2を正常時ライン5及び転流ライン8のいずれに接続するかを切り替える転流器6と、転流ライン8と共有ライン9とをまたぐように設置される遮断器7とを備える。
転流器6は、可動接点を駆動するアクチュエータとしてのバイメタルを備えるバイメタルスイッチである。転流器6は、温水タンク4の上面に設置される。転流器6は、バイメタルが臨界温度未満であれば直流電源2と正常時ライン5とを接続するが、温水タンク4から受ける熱によってバイメタルの温度が臨界温度に達すると直流電源2と転流ライン8とを接続する。
図2A及び図2Bは転流器6の詳細を示している。
転流器6は、直流電源2に接続する可動接点61と、正常時ライン5に接続する固定接点62と、転流ライン8に接続する固定接点63と、可動接点61の下方に配置されるバイメタル64と、バイメタル64から可動接点61に向けて延びる作動棒65とを備える。
バイメタル64は、臨界温度未満では下側に凸の椀形状をしているが、臨界温度に達すると上側に凸の椀形状に変形する。これにより、バイメタル64が臨界温度未満の状態では図2Aに示すように可動接点61と固定接点62とが接触しているが、バイメタル64が臨界温度以上の状態ではバイメタル64及び作動棒65によって可動接点61が押し上げられ、図2Bに示すように可動接点61と固定接点63とが接触する。
図1に戻り、安全装置1の構成について説明を続けると、遮断器7は、リレーであり、共有ライン9に設けられた可動接点71a及び固定接点71bからなるスイッチ71と、可動接点71aに対向して配置されるコイル72とで構成される。コイル72は、正常時ライン5よりも大きな抵抗値を有し、転流ライン8に接続される。
転流ライン8に電流が流れていない状態では、可動接点71aは固定接点71bと接触し、スイッチ71は閉極する。これに対し、転流ライン8に電流が流れている状態では、コイル72に磁界が発生し、可動接点71aがコイル72に引き寄せられて固定接点71bから離間し、スイッチ71は開極する。
続いて、図3A〜図3Cを参照しながら、第1実施形態に係る安全装置1の動作について説明する。
温水タンク4の温度が許容温度範囲内にある正常時は、転流器6は直流電源2を正常時ライン5に接続している。また、遮断器7のスイッチ71は閉極している。したがって、電流は、図3Aに示すように、正常時ライン5及び共有ライン9を経由して図示しないヒータ3へと流れる。
温水タンク4の温度が許容温度範囲を超えて上昇すると、転流器6のバイメタル64の温度が臨界温度に達し、図3Bに示すように、直流電源2が正常時ライン5から遮断され、転流ライン8に接続される。
これにより、電流が転流ライン8に転流されて、コイル72への通電が開始される。そして、コイル72に発生する磁界によってスイッチ71の可動接点71aがコイル72に引き寄せられて固定接点71bから離間し、図3Cに示すように、スイッチ71が開極する。このとき、コイル72の逆起電力によってスイッチ71に流れる電流はごく僅かであり、スイッチ71が開極する際のアーク放電は抑えられる。
このように、第1実施形態によれば、スイッチ71におけるアーク放電を抑え、直流電流を安全に遮断することが可能である。転流器6と遮断器7とを時間差で動作させるための制御装置は不要であり、装置のコストを下げることができる。
<第2実施形態>
続いて本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は遮断器7の構成のみが第1実施形態と相違する。
図4A及び図4Bは第2実施形態の遮断器7を示している。第1実施形態の遮断器7と異なり、可動接点71aとコイル72との間にはバネ74が介装されており、可動接点71aはバネ74によって固定接点71bに向けて付勢されている。また、可動接点71aと固定接点71bとの接触部位にはバネ77によって付勢された楔形状の絶縁体76が接触している。また、可動接点71aには固定接点1b側に突出する突起75が設けられている。
本構成によれば、コイル72に通電されていない状態では、バネ74の付勢力によって可動接点71aが固定接点71bに押し付けられているので、走行時の振動によって誤ってスイッチ71が開極するのが防止される。
そして、コイル72に通電されて可動接点71aが固定接点71bから離間し、その離間量が突起75の高さよりも高くなると、絶縁体76が可動接点71aと固定接点71bとの間に挿入されるので、スイッチ71が開極する際のアーク放電をより確実に抑えることができる。
さらに、絶縁体76が可動接点71aと固定接点71bとの間に完全に挿入されると、突起75が絶縁体76の端部に係止し、絶縁体76が可動接点71aと固定接点71bとの間から抜け出すのを阻止する。これにより、スイッチ71が再び閉極するのを確実に防止することができる。
なお、突起75は、第2実施形態では可動接点71aに設けているが、固定接点71b又は絶縁体76に設けてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、転流器6を温水タンク4の上面に設置し、温水タンク4の温度が許容温度範囲を超えた場合に転流器6が切り替わる構成であるが、温水タンク4の上面を凹ませて転流器6をヒータ3の近傍に設置し、ヒータ3の温度が許容温度範囲を超えた場合に転流器6が切り替わるようにしてもよい。
また、転流ライン8に抵抗素子(好ましくは、温水タンク4に接触して配置され、温度上昇時に抵抗値が増大するPTCサーミスタ)を設けるようにしてもよい。この構成によれば、転流器6が切り替えられた時にスイッチ71に流れる電流がさらに小さくなり、スイッチ71が開極する際のアーク放電をより確実に抑えることができる。
また、転流器6を、フロートスイッチ、傾斜スイッチで構成し、温水タンク4の水位が下限水位に達した場合や温水タンク4の傾斜が上限角度に達した場合に転流器6が切り替わるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、遮断器7のスイッチ71が共有ライン9に設けられるが、スイッチ71は転流ライン8に直列接続されていればよく、例えば、共有ライン9と転流ライン8との結節点とコイル72との間にスイッチ71を設けるようにしてもよい。
1 安全装置
2 直流電源
3 ヒータ(負荷)
5 正常時ライン
6 転流器
7 遮断器
8 転流ライン
64 バイメタル(転流制御用熱変形部材)
71 スイッチ
71a 可動接点
71b 固定接点
72 コイル
75 突起(抜け止め手段)
76 絶縁体

Claims (6)

  1. 直流電源と負荷との間に接続される安全装置であって、
    正常時ラインと、
    前記正常時ラインに対して並列に設けられる転流ラインと、
    前記直流電源を前記正常時ライン及び前記転流ラインのいずれに接続するかを切り替える転流器と、
    前記転流ラインに直列接続されるスイッチと、
    前記転流ラインに接続され、前記転流ラインに電流が流れると磁界を発生させて前記スイッチの可動接点を固定接点から離間させ、前記スイッチを開極させるコイルと、
    を備えたことを特徴とする安全装置。
  2. 請求項1に記載の安全装置であって、
    前記転流器は、前記負荷から直接又は間接に受ける熱に応じて前記直流電源を前記正常時ライン及び前記転流ラインのいずれに接続するかを切り替える、
    ことを特徴とする安全装置。
  3. 請求項2に記載の安全装置であって、
    前記転流器は、前記負荷からの熱を直接又は間接に受けて臨界温度に達すると変形する転流制御用熱変形部材を備え、前記転流制御用熱変形部材が変形していない状態では前記直流電源と前記正常時ラインとを接続し、前記転流制御用熱変形部材が変形している状態では前記直流電源と前記転流ラインとを接続する、
    ことを特徴とする安全装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の安全装置であって、
    前記スイッチの前記可動接点と前記固定接点との接触部位に向けて付勢される絶縁体を備え、
    前記可動接点が前記固定接点から離間すると前記可動接点と前記固定接点との間に前記絶縁体が挿入されるように構成される、
    ことを特徴とする安全装置。
  5. 請求項4に記載の安全装置であって、
    前記可動接点と前記固定接点との間に挿入された前記絶縁体が前記可動接点と前記固定接点との間から抜け出すのを防止する抜け止め手段を前記可動接点、前記固定接点又は前記絶縁体に設けた、
    ことを特徴とする安全装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の安全装置であって、
    前記安全装置は、電流の流れ方向において、前記負荷よりも正極側に接続される、
    ことを特徴とする安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102015202221A1 (de) 2015-02-09 2016-08-11 Robert Bosch Gmbh Automatische Kurzschlusstrennvorrichtung

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