JP2013257964A - 安全装置 - Google Patents

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JP2013257964A JP2012131744A JP2012131744A JP2013257964A JP 2013257964 A JP2013257964 A JP 2013257964A JP 2012131744 A JP2012131744 A JP 2012131744A JP 2012131744 A JP2012131744 A JP 2012131744A JP 2013257964 A JP2013257964 A JP 2013257964A
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Tadayoshi Onda
忠義 恩田
Naohisa Kamiyama
直久 神山
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】制御装置を不要にして安全装置を簡略化し、安全装置のコストを下げる。
【解決手段】安全装置1は、直流電源2に接続される正常時ライン5と、正常時ライン5に並列接続される転流ライン9と、正常時ライン5に設けられる転流スイッチ6と、転流ライン9に設けられる抵抗8と、抵抗8に直列接続される遮断スイッチ7と、温水タンク4からの熱を直接又は間接に受けて変形し、転流スイッチ6及び遮断スイッチ7を、転流スイッチ6、遮断スイッチ7の順に開極させるバイメタル10と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、異常時に直流電流を遮断する安全装置に関する。
特許文献1は、転流遮断器と、抵抗及び大電流遮断用遮断器と、を並列接続した安全装置を開示している。
この安全装置は、電源(発電機)と負荷(主変圧器)の間に接続されており、異常時には、転流遮断器を開極させて電流を抵抗に転流して電流を減衰させ、この状態で大電流遮断器を開極させることで、アーク放電を抑制し、直流電流を安全に遮断している。
特開平7−161264号公報
しかしながら、上記従来技術の構成は、転流遮断器と大電流遮断用遮断器とを時間差で動作させるための制御装置が必要であり、安全装置のコストを上昇させる要因となっていた。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、制御装置を不要にして安全装置を簡略化し、安全装置のコストを下げることを目的とする。
本発明のある態様によれば、直流電源と負荷との間に接続される安全装置であって、前記直流電源に接続される正常時ラインと、前記正常時ラインに並列接続される転流ラインと、前記正常時ラインに設けられる転流スイッチと、前記転流ラインに設けられる抵抗と、前記抵抗に直列接続される遮断スイッチと、前記負荷からの熱を直接又は間接に受けて変形し、前記転流スイッチ及び前記遮断スイッチを、前記転流スイッチ、前記遮断スイッチの順に開極させる熱変形部材と、を備えたことを特徴とする安全装置が提供される。
上記態様によれば、転流スイッチと遮断スイッチとを時間差で動作させるための制御装置は不要であり、装置のコストを下げることができる。
本発明の実施形態に係る安全装置の電気回路図である。 転流スイッチ及び遮断スイッチの構成図である。 転流スイッチ及び遮断スイッチの構成図である。 転流スイッチ及び遮断スイッチの構成図である。 安全装置の動作を説明するための図である。 安全装置の動作を説明するための図である。 安全装置の動作を説明するための図である。 変形例に係る安全装置の電気回路図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る安全装置1の電気回路図である。
図中、直流電源2は、ハイブリッド車両に搭載される出力電圧が350Vの強電バッテリである。ヒータ3は、通電することによって発熱するシーズヒータ又はPTCヒータ等の電気ヒータである。コスト的にはシーズヒータが好ましい。ヒータ3は、温水タンク4内に配置され、温水タンク4内を流通する冷媒を加熱する。
安全装置1は、これら直流電源2とヒータ3との間に接続されている。安全装置1は、温水タンク4の温度が許容温度範囲を超えて上昇した場合に、直流電源2からヒータ3に流れる電流を遮断する。
安全装置1を、電気の流れ方向において、ヒータ3よりも正極側に接続しているのは、電流遮断時に、仮に、安全装置1の構成要素が外部の電気回路に短絡したとしても、直流電源2からヒータ3に電流が流れることがないようにするためである。
安全装置1の構成について説明する。安全装置1は、直流電源2に接続される正常時ライン5と、正常時ライン5に設けられる転流スイッチ6と、正常時ライン5に並列接続し、かつ、遮断スイッチ7及び抵抗8が直列に設けられる転流ライン9と、転流スイッチ6及び遮断スイッチ7を時間差で開極させるためのアクチュエータとしてのバイメタル10及び作動棒11と、を備える。
バイメタル10は、温水タンク4の上面に設置される。温水タンク4から受ける熱によってバイメタル10が臨界温度に達し、変形すると、バイメタル10によって作動棒11が図中上側に押し上げられ、転流スイッチ6及び遮断スイッチ7が順に開極する。
なお、バイメタル10の自己復帰温度は臨界温度よりも低いため、バイメタル10は、温度が臨界温度よりも低くなっても自己復帰温度よりも低くならない限り変形した状態を保ち、転流スイッチ6及び遮断スイッチ7は開極したままである。
図2Aは、転流スイッチ6及び遮断スイッチ7の詳細構成を示している。
転流スイッチ6はバイメタル10の上方に配置される。遮断スイッチ7は転流スイッチ6の上方に配置される。
バイメタル10は、下に凸の椀形状であり、臨界温度に達すると、極短時間のうちに反転し、上に凸の椀形状なる。
作動棒11は、段付きの丸棒形状で、先端部11eと、先端部11eよりも大径の基部11bと、先端部11eと基部11bとの間に形成される段部11sとを備える。
転流スイッチ6は、固定接点61と、固定接点61に対向して配置される可動接点62とを備える。可動接点62には、開口62oが形成されており、開口62oには作動棒11の先端部11eが挿入されている。また、開口62oの下側縁部には、作動棒11の段部62sが接触している。
遮断スイッチ7は、固定接点71と、固定接点71に対向して配置される可動接点72とを備える。可動接点72の下面には、隙間Gをおいて先端部11eが対向している。隙間Gは、転流スイッチ6の可動接点62の下面と作動棒11の段部62sとの距離(本実施形態では0)よりも大きく、バイメタル10が変形することによる作動棒11の最大変位量D(図2C参照)よりも小さい。
なお、作動棒11はバイメタル10に固定されておらず、バイメタル10の上に載置されているだけである。また、作動棒11の重さは転流スイッチ6の可動接点62の重さよりも軽い。これにより、作動棒11が振動しても可動接点62が押し上げられないようにし、転流スイッチ6が誤って開極するのを防止する。
図2Aに示す状態からバイメタル10が変形すると、まず、図2Bに示すように、転流スイッチ6の可動接点62が作動棒11の段部11sによって持ち上げられて固定接点61から離間し、転流スイッチ6が開極する。このとき可動接点62と固定接点61との間に形成される隙間は、可動接点62が固定接点61から絶縁するのに必要な距離よりも大きい。
この状態からさらにバイメタル10が変形すると、上記の通り作動棒11の最大変位量Dが遮断スイッチ7の可動接点72の下面と先端部11eとの間の隙間Gよりも大きいので、先端部11eが可動接点72の下面に接触し、図2Cに示すように、可動接点72が持ち上げられる。これにより、可動接点72が固定接点71から離間し、遮断スイッチ7が開極する。
バイメタル10の変形は極短時間に起こるが、遮断スイッチ7の可動接点72の下面と先端部11eとの間に隙間Gを設けたことにより、遮断スイッチ7は転流スイッチ6よりも僅かに遅れて開極する。
続いて、図3A〜図3Cを参照しながら、上記安全装置1の動作について説明する。
温水タンク4(不図示)の温度が許容温度範囲内にある正常時は、バイメタル10は変形しておらず、転流スイッチ6及び遮断スイッチ7はいずれも閉極している。この状態では、転流スイッチ6の抵抗値が抵抗8の抵抗値よりも小さいので、図3Aに示すように、電流の大部分は正常時ライン5に流れる。
この状態から、温水タンク4の温度が許容温度範囲を超えて上昇すると、バイメタル10の温度が臨界温度に達し、図3Bに示すように、転流スイッチ6が開極する。これにより、正常時ライン5が遮断され、正常時ライン5に流れていた電流は転流ライン9に転流される。
この時、転流スイッチ6の抵抗値が無限大となって、転流スイッチ6には電流が流れないので、転流スイッチ6でのアーク放電は抑制される。
バイメタル10がさらに変形すると、図3Cに示すように、遮断スイッチ7が開極するが、転流ライン9には抵抗8が設けられており、遮断スイッチ7に流れる電流は小さいので、遮断スイッチ7でのアーク放電は抑えられ、遮断スイッチ7を安全に開極させることができる。
このように、本実施形態によれば、直流電流を安全に遮断することが可能である。転流スイッチ6と遮断スイッチ7とを時間差で動作させるための制御装置は不要であり、装置のコストを下げることができる。
また、本実施形態では、遮断スイッチ7が転流スイッチ6の上方に位置し、且つ、温水タンク4の上面において、遮断スイッチ7の設置スペースと転流スイッチ6の設置スペースが少なくとも部分的に重複している。これにより、安全装置1の設置スペースの効率化を図っている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、バイメタル10を温水タンク4の上面に設置し、温水タンク4の温度が許容温度範囲を超えた場合に転流スイッチ6及び遮断スイッチ7が開極する構成であるが、温水タンク4の上面を凹ませてバイメタル10をヒータ3の近傍に設置し、ヒータ3の温度が許容温度範囲を超えた場合に転流スイッチ6及び遮断スイッチ7が開極するようにしてもよい。
また、遮断スイッチ7は抵抗8に直列接続されていればよく、図4に示すように、抵抗8よりも下流側に設けてもよい。なお、図4に示す例では、正常時ライン5と転流ライン9との下流側結節点よりも下流側に遮断スイッチ7を設けているが、正常時ライン5と転流ライン9との下流側結節点と抵抗8との間に遮断スイッチ7を設けてもよい。
また、抵抗8に代えて、温度に応じて抵抗値が変化するPTCサーミスタ、コンデンサを用いてもよい。
1 安全装置
2 直流電源
3 ヒータ(負荷)
5 正常時ライン
6 転流スイッチ
7 遮断スイッチ
8 抵抗
9 転流ライン
10 バイメタル(熱変形部材)
11 作動棒(作動部材)

Claims (5)

  1. 直流電源と負荷との間に接続される安全装置であって、
    前記直流電源に接続される正常時ラインと、
    前記正常時ラインに並列接続される転流ラインと、
    前記正常時ラインに設けられる転流スイッチと、
    前記転流ラインに設けられる抵抗と、
    前記抵抗に直列接続される遮断スイッチと、
    前記負荷からの熱を直接又は間接に受けて変形し、前記転流スイッチ及び前記遮断スイッチを、前記転流スイッチ、前記遮断スイッチの順に開極させる熱変形部材と、
    を備えたことを特徴とする安全装置。
  2. 請求項1に記載の安全装置であって、
    前記安全装置は、電流の流れ方向において、前記負荷よりも正極側に接続される、
    ことを特徴とする安全装置。
  3. 請求項1又は2に記載の安全装置であって、
    前記熱変形部材の変形を受けて変位する作動部材を備え、
    前記遮断スイッチの可動接点と前記作動部材との間に形成される前記作動部材の変位方向の隙間は、前記転流スイッチの可動接点と前記作動部材との間に形成される前記作動部材の変位方向の隙間よりも大きく、かつ、前記作動部材の最大変位量よりも小さい、
    ことを特徴とする安全装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の安全装置であって、
    遮断スイッチの設置スペースと前記転流スイッチの設置スペースとが少なくとも部分的に重複していることを特徴とする安全装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の安全装置であって、
    前記負荷は、温水タンク内に配置された電気ヒータであり、
    前記熱変形部材は、前記温水タンク外に配置されたバイメタル部材であることを特徴とする安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018537241A (ja) * 2015-12-18 2018-12-20 ロレアル 毛髪処置用デバイス

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