JP2013255129A5 - 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム - Google Patents

Description

この課題を解決するため、例えば本発明の画像符号化装置は以下の構成を備える。すなわち、
複数の撮像手段で撮像された画像を符号化する符号化装置であって、
撮像されたフレームに含まれる各ブロックを所定の方向に順に符号化し、ブロック毎の符号化データを生成する符号化手段を備え、
前記符号化手段は、前記複数の撮像手段の内の所定の撮像手段で撮像された所定のフレームを符号化する場合に、前記複数の撮像手段側から被写体側を見たときに前記所定の撮像手段よりも前記所定の方向に位置する１つ以上の撮像手段で得られたフレームを参照する手段を有することを特徴とする。

この特徴説明は、図７と図５の違いを極めて簡潔に表現しており、図７の構成に関してはこれ以上の説明は不要であろう。従って必要なのは、第３と第４の符号化部において、選択可能な視点間予測をどのように切り替えるのかであろう。

Claims (9)

1. 複数の撮像手段で撮像された画像を符号化する符号化装置であって、
   撮像されたフレームに含まれる各ブロックを所定の方向に順に符号化し、ブロック毎の符号化データを生成する符号化手段を備え、
   前記符号化手段は、前記複数の撮像手段の内の所定の撮像手段で撮像された所定のフレームを符号化する場合に、前記複数の撮像手段側から被写体側を見たときに前記所定の撮像手段よりも前記所定の方向に位置する１つ以上の撮像手段で得られたフレームを参照する手段を有する
   ことを特徴とする画像符号化装置。
2. 前記複数の撮像手段は、前記複数の撮像手段側から被写体側を見たときに前記所定の撮像手段よりも前記所定の方向に位置するとともに前記所定の撮像手段の隣に位置する第１の撮像手段と、前記複数の撮像手段側から被写体側を見たときに前記第１の撮像手段よりも前記所定の方向に位置するとともに前記第１の撮像手段の隣に位置する第２の撮像手段とを含み、
   前記符号化手段は、
   前記第１の撮像手段で撮像されたフレームに基づく予測誤差が予め設定された値より小さい場合には、前記第１の撮像手段で撮像されたフレームを参照元として、前記所定の撮像手段で撮像されたフレームに対して視点間予測に基づく符号化を行い、
   前記第１の撮像手段で撮像されたフレームに基づく予測誤差が予め設定された値以上の場合、前記第２の撮像手段で撮像されたフレーム、または、前記所定の撮像手段で撮像された前フレームを参照元として、前記所定の撮像手段で撮像されたフレームを符号化する
   ことを特徴とする請求項１に記載の画像符号化装置。
3. 前記符号化手段は、
   前記第２の撮像手段で撮像されたフレームに基づく予測誤差が前記予め設定された値より小さい場合には、前記第２の撮像手段で撮像されたフレームを参照元として、前記所定の撮像手段で撮像されたフレームに対して視点間予測に基づく符号化を行ない、
   前記第２の撮像手段で撮像されたフレームに基づく予測誤差が前記予め設定された値以上の場合、前記所定の撮像手段で撮像された前フレームの符号化画像を参照元として、前記所定の撮像手段で撮像されたフレームに対して視点内予測に基づく符号化を行う
   ことを特徴とする請求項２に記載の画像符号化装置。
4. 前記符号化手段は、撮像手段からのフレームを、視点間予測するための時間だけ遅延させる遅延手段を有する
   ことを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の画像符号化装置。
5. 複数の撮像手段で撮像された画像を符号化する画像符号化方法であって、
   符号化手段が、撮像されたフレームに含まれる各ブロックを所定の方向に順に符号化し、ブロック毎の符号化データを生成する符号化工程を有し、
   前記符号化工程では、前記複数の撮像手段の内の所定の撮像手段で撮像された所定のフレームを符号化する場合に、前記複数の撮像手段側から被写体側を見たときに前記所定の撮像手段よりも前記所定の方向に位置する１つ以上の撮像手段で得られたフレームを参照する
   ことを特徴とする画像符号化方法。
6. 前記複数の撮像手段は、前記複数の撮像手段側から被写体側を見たときに前記所定の撮像手段よりも前記所定の方向に位置するとともに前記所定の撮像手段の隣に位置する第１の撮像手段と、前記複数の撮像手段側から被写体側を見たときに前記第１の撮像手段よりも前記所定の方向に位置するとともに前記第１の撮像手段の隣に位置する第２の撮像手段とを含み、
   前記符号化工程では、
   前記第１の撮像手段で撮像されたフレームに基づく予測誤差が予め設定された値より小さい場合には、前記第１の撮像手段で撮像されたフレームを参照元として、前記所定の撮像手段で撮像されたフレームに対して視点間予測に基づく符号化を行い、
   前記第１の撮像手段で撮像されたフレームに基づく予測誤差が予め設定された値以上の場合、前記第２の撮像手段で撮像されたフレーム、または、前記所定の撮像手段で撮像された前フレームを参照元として、前記所定の撮像手段で撮像されたフレームを符号化する
   ことを特徴とする請求項５に記載の画像符号化方法。
7. 前記符号化工程では、
   前記第２の撮像手段で撮像されたフレームに基づく予測誤差が前記予め設定された値より小さい場合には、前記第２の撮像手段で撮像されたフレームを参照元として、前記所定の撮像手段で撮像されたフレームに対して視点間予測に基づく符号化を行ない、
   前記第２の撮像手段で撮像されたフレームに基づく予測誤差が前記予め設定された値以上の場合、前記所定の撮像手段で撮像された前フレームの符号化画像を参照元として、前記所定の撮像手段で撮像されたフレームに対して視点内予測に基づく符号化を行う
   ことを特徴とする請求項６に記載の画像符号化方法。
8. 前記符号化工程では、撮像手段からのフレームを、視点間予測するための時間だけ遅延させる
   ことを特徴とする請求項５乃至７のいずれか１項に記載の画像符号化方法。
9. コンピュータに、請求項５乃至８のいずれか１項に記載された符号化方法の工程を実行させるためのプログラム。