JP2013253022A - 油性固形化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の球状粉末による毛穴隠し効果よりも格段に優れた毛穴隠し効果を有し、さらに、適正な硬さの製剤化が容易であり、色縞が生じず、使用性に優れた油性固形化粧料を提供する。
【解決手段】(a)固形油分を2〜8質量%と、(b)フッ素含有有機機変性粘土鉱物(特には、フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理したフッ素含有カチオン変性粘土鉱物)を2〜15質量%含有する油性固形化粧料。さらに(c)特定のポリエーテル変性シリコーン、(d)粉末成分等を含有してもよい。
【選択図】なし
【解決手段】(a)固形油分を2〜8質量%と、(b)フッ素含有有機機変性粘土鉱物(特には、フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理したフッ素含有カチオン変性粘土鉱物)を2〜15質量%含有する油性固形化粧料。さらに(c)特定のポリエーテル変性シリコーン、(d)粉末成分等を含有してもよい。
【選択図】なし
Description
本発明は油性固形化粧料に関する。さらに詳しくは、毛穴隠し効果、分散性、使用性(柔らかくかつ滑らか)に優れる油性固形化粧料に関する。
ファンデーションやベースメーキャップ(下地)化粧料等においては、キメ・毛穴等を目立たなくする補正効果が求められる。このような毛穴隠し化粧料においては、従来、球状粉末を配合し、粉末の拡散効果により毛穴を隠すことが一般的である(例えば、特許文献1〜4参照)。特に屈折率の高いシリカ等が、仕上がりがマットな感じとなることとも相まって汎用されているが、その毛穴隠し効果に限度がある。そのためこれら球状粉末に勝る毛穴隠し効果が求められている。
なお本発明の(b)成分に相当する成分を化粧料中に配合することが知られているが(例えば、特許文献5〜6参照)、特許文献5で記載の乳化組成物はクリーム状であり、本発明のような油性固形化粧料についての記載や示唆はない。また特許文献6(処方例9)に示す油性ファンデーションも、ワックスを含む系に油ゲル化剤(デキストリン脂肪酸エステル)を配合していることから、ワックスの結晶生成阻害を引き起こして固化できず、クリーム状であると考えられる。
本発明は上記従来の事情に鑑みてなされたもので、従来の球状粉末による毛穴隠し効果よりも格段に優れた毛穴隠し効果を有し、さらに、適度な硬さの製剤化が容易であり、分散性に優れ色縞が生じず、使用性(柔らかさ、滑らかさ)に優れた油性固形化粧料を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、(a)固形油分を2〜8質量%、(b)フッ素含有有機機変性粘土鉱物を2〜15質量%含有する、油性固形化粧料を提供する。
また本発明は、(b)成分が、フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で変性したフッ素含有カチオン変性粘土鉱物である、上記油性固形化粧料を提供する。
また本発明は、さらに(c)下記式(I)で示されるポリエーテル変性シリコーンを0.5〜6質量%含有する、上記油性固形化粧料を提供する。
〔式(I)中、R1は水素原子または炭素原子数1〜6のアルキル基を表し;rは50〜60の数を表し;uは2〜5の数を表し;aは8〜20、bは0〜35の数を表す。〕
また本発明は、さらに(d)粉末成分を含有する、上記油性固形化粧料を提供する。
また本発明は、さらに(d)粉末成分を含有する、上記油性固形化粧料を提供する。
また本発明は、(d)成分の配合量が1〜30質量%である、上記油性固形化粧料を提供する。
本発明により、従来の球状粉末による毛穴隠し効果よりも格段に優れた毛穴隠し効果を有し、さらに、適度な硬さの製剤化が容易であり、分散性に優れ色縞が生じず、使用性(柔らかさ、滑らかさ)に優れた油性固形化粧料が提供される。
以下、本発明について詳述する。
[(a)成分]
(a)成分である固形油分としては、通常、化粧料に用いられる常温で固体〜半固体状を呈する油分であれば、特に限定されるものでないが、融点が50℃程度以上のものが好適に用いられる。具体的には、例えばパラフィンワックス、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、オゾケライト、またはフィッシャートロプシュワックス等の炭化水素系ワックス、また、その他、モクロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス、ミツロウ(ビーズワックス)、ワセリン、硬化ホホバ油、硬化牛脂、コレステロール、フィトステロール、およびそれらの誘導体等が挙げられる。中でも製剤の“発汗”(温度変化などによるワックス結晶の収縮・膨張により、製剤中の油分成分が経時で化粧料表面に油滴として表出すること)防止や収縮防止等の点から、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス等の炭化水素系ワックスが好ましい。(a)成分は1種または2種以上を用いることができる。
(a)成分である固形油分としては、通常、化粧料に用いられる常温で固体〜半固体状を呈する油分であれば、特に限定されるものでないが、融点が50℃程度以上のものが好適に用いられる。具体的には、例えばパラフィンワックス、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、オゾケライト、またはフィッシャートロプシュワックス等の炭化水素系ワックス、また、その他、モクロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス、ミツロウ(ビーズワックス)、ワセリン、硬化ホホバ油、硬化牛脂、コレステロール、フィトステロール、およびそれらの誘導体等が挙げられる。中でも製剤の“発汗”(温度変化などによるワックス結晶の収縮・膨張により、製剤中の油分成分が経時で化粧料表面に油滴として表出すること)防止や収縮防止等の点から、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス等の炭化水素系ワックスが好ましい。(a)成分は1種または2種以上を用いることができる。
(a)成分の配合量は、本発明化粧料全量中に2〜8質量%であり、好ましくは3〜7質量%である。2質量%未満では化粧料を固形形状とするのが難しく、一方、8質量%超では化粧料が硬くなりすぎて容器から手で取り難くなる。
[(b)成分]
(b)成分としてのフッ素含有有機機変性粘土鉱物は、フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で変性したものが好ましく用いられる。
(b)成分としてのフッ素含有有機機変性粘土鉱物は、フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で変性したものが好ましく用いられる。
フッ素含有水膨潤性粘土鉱物としては、下記式(II)で示されるフッ素含有膨潤性層状ケイ酸塩等が好適例として挙げられる。
(Na,K,Li)0.3-1.2(Mg,Li)1.8-3.3[(Al,Si,Mg)3.5-4.5O9.5-10.5](F,OH,O)1.5-2.5 (II)
これらは膨潤型または限定膨潤型の層状ケイ酸塩で、水中で膨潤し薄片状微粉末となって分散する。これらは1種または2種以上を用いることができる。なお、該層状ケイ酸塩中に、本発明の効果を損なわない範囲で他の微量元素(例えば、Fe、Ca、Cr、Ti、Mn、Co、Sn、Cu、Zn、Ag、Ba等)を含有していてもよい。
上記式(II)で示されるフッ素含有膨潤性層状ケイ酸塩として、具体的には、式中の(OH)基の一部〜全部がフッ素で置換された、モンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ベントナイト等の合成のスメクタイト族粘土鉱物が挙げられる。市販品としては、ビーガム(バンダービルド社製)、クニピア(クニミネ工業社製)、ラポナイト(ラポルテ社製)等)、ルーセンタイトSWN(合成スメクタイト。コープケミカル(株)製)、ラポナイトXLG(合成ヘクトライト類似物質。英国、ラポート社製)、ラポナイトRD(合成ヘクトライト類似物質。英国、ラポート社製)、サーマビス(合成ヘクトライト類似物質。独国、ヘンケル社製)、スメクトンSA−1(サポナイト類似物質。クニミネ工業(株)製)等が挙げられる。また、ナトリウムシリシックマイカ、ナトリウムテニオライト、リチウムテニオライトの名で知られる合成フッ素含有雲母も挙げられる。合成フッ素含有雲母としては、NaMg2.5(Si4O10)F2(Na四ケイ素雲母)、NaMg2Li(Si4O10)F2(Naテニオライト)、Na1/3Mg8/3Li1/3(Si4O10)F2(Naヘクトライト)、LiMg2Li(Si4O10)F2(Liテニオライト)、Li1/3Mg8/3Li1/3(Si4O10)F2(Liヘクトライト)等がある。市販品として、ソマシフME−100(合成水膨潤性雲母。コープケミカル(株)製)、SUBMICA E(合成水膨潤性雲母。仏国、LCW社製)、ダイモナイト(合成水膨潤性雲母。トピー工業(株)製)等が挙げられる。
上記フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を変性する第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、下記式(III):
〔式(III)中、R3は炭素原子数10〜22のアルキル基またはベンジル基を表し;R4はメチル基または炭素原子数10〜22のアルキル基を表し;R5とR6はそれぞれ独立に、炭素原子数1〜3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基を表し;Xはハロゲン原子またはメチルサルフェート残基を表す。〕
で表される化合物が好適に用いられる。具体的には、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、セチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、セチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルベヘニルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルステアリルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリド、および上記各化合物のクロリドに代えてブロミド化合物としたもの等、さらにジパルミチルプロピルエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げられる。
で表される化合物が好適に用いられる。具体的には、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、セチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、セチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルベヘニルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルステアリルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリド、および上記各化合物のクロリドに代えてブロミド化合物としたもの等、さらにジパルミチルプロピルエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げられる。
上記フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で変性してカチオン変性粘土鉱物を得る方法としては、例えば、水、アセトン、あるいは低級アルコール等の低沸点溶媒中で、上述のフッ素含有水膨潤性粘土鉱物と第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤を分散攪拌処理し、低沸点溶媒を除去することによって得ることができる。また、フッ素含有水膨潤性粘土鉱物と第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤を配合し、処方中で有機変性させることも可能であり、このようにして得たものも好適に用いることができる。なお、所望により、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤と非イオン性界面活性剤とを併用してもよい。
フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で変性したカチオン変性粘土鉱物は、例えばソマシフMAE(ジメチルジアルキルアンモニウム変性合成フッ素雲母。コープケミカル(株)製)、ソマシフMTE(トリオクチルメチルアンモニウム変性合成フッ素雲母。コープケミカル(株)製)等として市販されており、これらを好適に用いることができる。(b)成分は1種または2種以上を用いることができる。
(b)成分の配合量は、本発明化粧料全量中に2〜15質量%であり、好ましくは5〜10質量%である。2質量%未満では(b)成分を配合することによる効果を奏するのが難しく、一方、15質量%超では化粧料が硬くなりすぎて容器に充填するのが難しい。
本発明は上記(a)成分と(b)成分を必須成分とする固形製剤である。従来、有機変性粘土鉱物を高配合するのは難しく、高配合しようとすると、クリーム基剤では油浮き等が生じやすくなるという欠点があった。本発明では、剤型を固形状とすることや、有機変性粘土鉱物としてフッ素を含有する有機変性粘土鉱物(=(b)成分)を用いたことにより、従来に比べ有機変性粘土鉱物分を高配合することができるとともに、(b)成分による毛穴隠蔽効果を格段に高めることができた。
また、本発明の油性固形化粧料は、容器に充填する際、基剤を加熱して溶解させた状態で容器に流し込み、冷やして固めるが、容器への充填のしやすさの一指標として溶融状態での粘度(=溶融粘度)がある。この溶融粘度が高すぎると容器に平らに流し込むことができず、製造できない。溶融粘度が高すぎるような場合、分散剤(例えばイソステアリン酸等)を配合して溶融粘度をコントロールする等の方策が挙げられる。本発明では、分散剤を別途配合しなくとも溶融粘度の上昇を効果的に抑制することができ、容器への充填容易性の効果も奏する。
なお(b)成分に代えてフッ素を含有しない有機機変性粘土鉱物を用いた場合、著しく増粘してしまい、ワックスの融点以上の条件下でも容器に充填することができない。
本発明では上記必須成分に加えて、さらに、より毛穴隠し効果の向上を図って、(c)下記式(I)で示されるポリエーテル変性シリコーンを配合してもよい。
上記式(I)中、各置換基、符合は以下の意味を表す。
R1は水素原子または炭素原子数1〜6のアルキル基を表す。水素原子が好ましい。
rは50〜60の数を表す。
uは2〜5の数を表す。
aは8〜20の数を表す。
bは0〜35の数を表す。bは0が好ましい。
rは50〜60の数を表す。
uは2〜5の数を表す。
aは8〜20の数を表す。
bは0〜35の数を表す。bは0が好ましい。
(c)成分の具体例として、例えば、PEG−10メチコン、PEG/PPG−18/18ジメチコン等が挙げられる。(c)成分の市販品として、「KF−6017P」、「KF−6043」(いずれも信越化学(株)製)や、「SS−2910」、「5225C FORMULATION AID」(いずれも東レ・ダウコーニング社)等が挙げられる。(c)成分は1種または2種以上を用いることができる。
(c)成分を配合する場合、その配合量は、毛穴隠蔽効果、使用性等の点から、本発明化粧料全量中に0.5〜6質量%とするのが好ましく、より好ましくは0.5〜2質量%である。0.5質量%未満では(c)成分配合の効果を十分に発揮することが難しく、一方、6質量%超では色縞やべたつきを生じやすくなる。
またさらに(d)粉末成分を配合することができる。(d)成分を配合することで毛穴隠蔽効果をより一層高めることができる。粉末成分としては一般に化粧料に配合し得るものであれば特に限定されるものでなく、例えば、球状シリカ、球状ポリエチレン、ポリアミド球状樹脂粉末(ナイロン球状粉末)、架橋型ポリ(メタ)クリル酸メチル球状樹脂粉末等の球状粉末や、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の体質顔料、ジメチコンクロスポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ポリメチルシルセスキオキサン等の高分子シリコーン系粉末、ポリエチレン、ポリメタクリル酸メチルなどが挙げられる。ただしこれら例示に限定されるものでない。(d)成分は1種または2種以上を用いることができる。
(d)成分を配合する場合、その配合量は、毛穴隠蔽効果、使用性等の点から、本発明化粧料全量中に1〜30質量%とするのが好ましく、より好ましくは5〜20質量%である。
なお本発明の固形油性化粧料は、ワックスの結晶生成により固化するものであることから、ワックスの結晶生成阻害を引き起こすような成分は配合しないことが望ましい。このような成分として油ゲル化剤(例えば、デキストリン系の油性高分子(「レオパールKL」;千葉製粉(株)製)等)などが挙げられる。
本発明の化粧料には、上記成分の他に、本発明の目的・効果を損なわない限りにおいて、通常化粧品に用いられる他の成分を必要に応じて適宜配合することができる。本発明では親油性、油溶性の成分が好適に用いられる。このような成分としては、油溶性高分子(シリコーン系高分子を含む)、アルコール類(少なくとも親油性部分を有する)、液体油脂、エステル油、シリコーン油、液状炭化水素油、油溶性の薬剤や紫外線吸収剤等が挙げられる。ただしこれら例示に限定されるものでない。
油溶性高分子としては、トリメチルシロキシケイ酸、アルキル変性シリコーン、ポリアミド変性シリコーン、POE・メチルポリシロキサン共重合体、シリコーン鎖分岐型POE・メチルポリシロキサン共重合体、架橋型POE・メチルポリシロキサン共重合体、アルキル・POE共変性メチルポリシロキサン共重合体、シリコーン鎖分岐型アルキル・POE共変性メチルポリシロキサン共重合体、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン等が例示される。本発明では長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(ABIL EM90TM;ゴールドシュミット社製)、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(KF6017、KF6026;信越化学工業社製)等のHLB6以下のシリコーン系高分子が分散性のより一層の向上の点から好ましく用いられる。
アルコール類としては、エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコールや、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、アラキルアルコール、バチルアルコール、キミルアルコール、カルナービルアルコール、セリルアルコール、コリヤニルアルコール、ミリシルアルコール、ラクセリルアルコール、エライジルアルコール、イソステアリルグリセリルエーテル、オクチルアルコール、トリアコンチルアルコール、セラキルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、水添ラノリンアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルデカノール等の高級アルコール等が例示される。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が例示される。
エステル油としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が例示される。
シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキサン等の環状ポリシロキサン;3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴムなどが例示される。
液状炭化水素油としては、流動パラフィン等が例示される。
油溶性薬剤としては、油溶性の、美白剤、保湿剤、抗炎症剤、抗菌剤、ホルモン剤、ビタミン類、各種アミノ酸およびその誘導体や酵素、抗酸化剤、育毛剤などの薬剤成分が挙げられる。具体的には、ビタミンA(=レチノール)およびその誘導体(例えば、レチノールアセテート、レチノールパルミテート等)、ビタミンB2誘導体(例えば、リボフラビン酢酸エステル等)、ビタミンB6誘導体(例えば、ピリドキシンジカプリレート、ピリドキシンジパルミテート、ピリドキシンジラウリレート等)、ビタミンD(=カルシフェロール)およびその誘導体(例えば、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェノール等)、ビタミンE(=トコフェロール)およびその誘導体〔例えば、ビタミンEアセテート(=酢酸トコフェロール)等〕、必須脂肪酸〔例えば、リノール酸、リノレイン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、およびこれらを含有する植物抽出エキス(例えばハクシニンなど)等〕、ユビキノン(=補酵素Q10)およびその誘導体、ビタミンK類(例えば、フィロキノン、メナキノン、メナジオン等)、レゾルシン誘導体(例えば、4−アルキルレゾルシノール誘導体および/またはその塩等)、グリチルレチン酸およびその誘導体(例えば、グリチルレチン酸ステアリル等)、油溶性のビタミンC誘導体〔例えば、ビタミンCジパルミテート(=ジパルミチン酸アスコビル)、ステアリン酸アスコルビル等〕、ステロイド化合物(例えば、女性ホルモンや男性ホルモン等)、ニコチン酸ベンジル(育毛剤成分)、トリクロロカルバニリド(殺菌剤成分)、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル(防腐剤成分)、γ−オリザノール(抗酸化剤成分)、ジブチルヒドロキシトルエン(抗酸化剤成分)等が挙げられる。
油溶性紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸(PABA)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート〔=2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート〕、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート、3,4,5−トリメトキシケイ皮酸3−メチル−4−[メチルビス(トリメチルシリキシ)シリル]ブチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、4−(1,1−ジメチルエチル)−4’−メトキシジベンゾイルメタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン、オクトクリレン〔=2−シアノ−3,3−ジフェニル−2−プロペン酸−2−エチルヘキシルエステル〕、ポリシリコン−15〔=ジメチコジエチルベンザルマロネート〕等が挙げられる。
本発明の油性固形化粧料は、特にファンデーション、ベースメーキャップ(下地)、部分用化粧料等として好適に用いられる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれによってなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限りすべて質量%である。
[毛穴隠し効果]
女性専門パネル(10名)により、各試料を顔へ塗布し、その毛穴隠蔽効果につき、下記評価基準に基づき評価した。
(評価基準)
A++:10名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
A+:8〜9名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
A:6〜7名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
B:5名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
C:3〜4名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
D:2名以下が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答。
女性専門パネル(10名)により、各試料を顔へ塗布し、その毛穴隠蔽効果につき、下記評価基準に基づき評価した。
(評価基準)
A++:10名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
A+:8〜9名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
A:6〜7名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
B:5名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
C:3〜4名が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答
D:2名以下が、毛穴の隠蔽効果に優れると回答。
[容器への充填適正]
各試料を溶融状態で容器に流し込み、冷却した充填品の充填適正について、目視により下記評価基準に基づき評価した。
(評価基準)
A+:容器内充填後の試料表面がやや凹面〜平らであった(中味が抜け落ちないためにもやや凹面〜平らの形状が理想的)
A:容器内充填後の試料表面がわずかに盛り上がる程度であった
B:容器内充填後の試料表面が少し盛り上がる程度であった(市販品許容範囲内)
C:容器内充填後の試料表面が盛り上がっていた
D:容器内充填後の試料表面が盛り上がり、かつ表面が波打っていた。
各試料を溶融状態で容器に流し込み、冷却した充填品の充填適正について、目視により下記評価基準に基づき評価した。
(評価基準)
A+:容器内充填後の試料表面がやや凹面〜平らであった(中味が抜け落ちないためにもやや凹面〜平らの形状が理想的)
A:容器内充填後の試料表面がわずかに盛り上がる程度であった
B:容器内充填後の試料表面が少し盛り上がる程度であった(市販品許容範囲内)
C:容器内充填後の試料表面が盛り上がっていた
D:容器内充填後の試料表面が盛り上がり、かつ表面が波打っていた。
[色縞(分散性)]
各試料をステンレス製の容器に移し、オイルバスにて80℃にて溶解状態を保ったまま45rpmで4時間回転させた後の液面の外観を目視により評価した。
(評価基準)
A+:色縞が全くみられなかった
A:色縞がほとんどみられなかった
B:うっすらリング状の色縞がわずかにみられた(市販品許容範囲内)
C:リング状の色縞がみられた
D:明らかにリング状の色縞がみられた。
各試料をステンレス製の容器に移し、オイルバスにて80℃にて溶解状態を保ったまま45rpmで4時間回転させた後の液面の外観を目視により評価した。
(評価基準)
A+:色縞が全くみられなかった
A:色縞がほとんどみられなかった
B:うっすらリング状の色縞がわずかにみられた(市販品許容範囲内)
C:リング状の色縞がみられた
D:明らかにリング状の色縞がみられた。
[使用性(柔らかさ、滑らかさ)]
女性専門パネル(10名)により、各試料を顔へ塗布した際の、試料の柔らかさ、滑らかさにつき、下記評価基準に基づき評価した。
(評価基準)
A+:8名以上が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答
A:6〜7名が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答
B:5名が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答
C:3〜4名が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答
D:2名以下が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答。
女性専門パネル(10名)により、各試料を顔へ塗布した際の、試料の柔らかさ、滑らかさにつき、下記評価基準に基づき評価した。
(評価基準)
A+:8名以上が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答
A:6〜7名が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答
B:5名が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答
C:3〜4名が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答
D:2名以下が、柔らかさ、滑らかさに優れると回答。
1.各粉末成分についての毛穴隠蔽効果評価
下記表1に示す試料1〜8を常法により調製した。調製した試料を用いて、上記評価方法に従い、各粉末の毛穴隠蔽効果について評価した。結果を表1に示す。なお表1中、「ジメチルジステアリルアンモニウム変性合成フッ素雲母(*)」は「ソマシフMAE」(コープケミカル(株)製)を用いた。
下記表1に示す試料1〜8を常法により調製した。調製した試料を用いて、上記評価方法に従い、各粉末の毛穴隠蔽効果について評価した。結果を表1に示す。なお表1中、「ジメチルジステアリルアンモニウム変性合成フッ素雲母(*)」は「ソマシフMAE」(コープケミカル(株)製)を用いた。
表1の結果から明らかなように、本発明の(b)成分を用いた試料7では、従来の粉体を用いた場合に比べ、毛穴隠蔽効果に極めて優れることが確認された。
2.実施例1〜12、比較例1〜9
下記表2〜3に示す各試料を常法により調製した。調製した試料を用いて、上記評価方法に従い、各粉末の毛穴隠蔽効果、充填適正、色縞、使用性について評価した。結果を表2〜3に示す。
下記表2〜3に示す各試料を常法により調製した。調製した試料を用いて、上記評価方法に従い、各粉末の毛穴隠蔽効果、充填適正、色縞、使用性について評価した。結果を表2〜3に示す。
なお表2〜3中、「ジメチルジステアリルアンモニウム変性合成フッ素雲母(*)」は「ソマシフMAE」(コープケミカル(株)製)を、「PEG−10ジメチコン(**)」は「KF−6017P」(信越化学(株)製)を、それぞれ用いた。
表2〜3の結果から明らかなように、本発明の試料(実施例1〜12)は毛穴隠蔽効果、充填適正、色縞、使用性について優れた効果が得られた。一方、本発明範囲を逸脱する試料(比較例1〜9)では本発明効果をすべて併せもつことはできなかった。なお(b)成分に代えて、フッ素を含有しない有機機変性粘土鉱物を用いた比較例6では、粘度が上がりすぎて混合できず、試料を製造することができなかったため、各評価を行うことができなかった。
本発明の油性固形化粧料は、従来の球状粉末による毛穴隠し効果よりも格段に優れた毛穴隠し効果を有し、さらに、適度な硬さの製剤化が容易であり、色縞が生じず、使用性(柔らかさ、滑らかさ)にも優れる。
Claims (5)
- (a)固形油分を2〜8質量%、(b)フッ素含有有機機変性粘土鉱物を2〜15質量%含有する、油性固形化粧料。
- (b)成分が、フッ素含有水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で変性したフッ素含有カチオン変性粘土鉱物である、請求項1記載の油性固形化粧料。
- さらに(d)粉末成分を含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の油性固形化粧料。
- (d)成分の配合量が1〜30質量%である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の油性固形化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012128118A JP2013253022A (ja) | 2012-06-05 | 2012-06-05 | 油性固形化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012128118A JP2013253022A (ja) | 2012-06-05 | 2012-06-05 | 油性固形化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013253022A true JP2013253022A (ja) | 2013-12-19 |
Family
ID=49950877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012128118A Pending JP2013253022A (ja) | 2012-06-05 | 2012-06-05 | 油性固形化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013253022A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018123585A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 株式会社 資生堂 | 油中水型乳化化粧料 |
-
2012
- 2012-06-05 JP JP2012128118A patent/JP2013253022A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018123585A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 株式会社 資生堂 | 油中水型乳化化粧料 |
JP2018108952A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-12 | 株式会社 資生堂 | 油中水型乳化化粧料 |
US11540998B2 (en) | 2016-12-28 | 2023-01-03 | Shiseido Company, Ltd. | Water-in-oil emulsion cosmetic |
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