JP2013252786A - 自動二・三輪車用連動ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動二・三輪車用連動ブレーキ装置において、連動ブレーキの作動タイミングを所定の範囲内に定めるとともに後輪の制動力の増加を所定の範囲内に抑制することを容易とする。
【解決手段】連動ブレーキ操作子の操作に応じてマスタピストン33が初期位置から所定ストローク移動した状態ではマスタシリンダ28の液圧室32がリザーバ30とは隔絶され、サブシリンダ29のサブピストン43がマスタシリンダ28からの液圧に応じて作動することによる押圧力が、操作力伝達部材39を介して伝達される後輪ブレーキへの機械的な操作力を抑制する方向で、第2の押圧部材45からイコライザ27Aに及ぶ。
【選択図】 図2
【解決手段】連動ブレーキ操作子の操作に応じてマスタピストン33が初期位置から所定ストローク移動した状態ではマスタシリンダ28の液圧室32がリザーバ30とは隔絶され、サブシリンダ29のサブピストン43がマスタシリンダ28からの液圧に応じて作動することによる押圧力が、操作力伝達部材39を介して伝達される後輪ブレーキへの機械的な操作力を抑制する方向で、第2の押圧部材45からイコライザ27Aに及ぶ。
【選択図】 図2
Description
本発明は、自動二・三輪車用連動ブレーキ装置に関し、特に、液圧の作用に応じて作動する液圧式の前輪ブレーキと、機械的な操作力の入力に応じて作動する機械式の後輪ブレーキと、前記前輪ブレーキおよび前記後輪ブレーキを連動して作動させることを可能とした連動ブレーキ操作子と、該連動ブレーキ操作子の操作に応じて操作力が入力されるイコライザと、前記前輪ブレーキに接続される液圧室が形成されるシリンダ体にマスタピストンが摺動自在に嵌合されるマスタシリンダと、前記イコライザの作動に応じて前記マスタピストンを押圧する第1の押圧部材と、前記後輪ブレーキに機械的な操作力を伝達するようにして前記イコライザに連結される操作力伝達部材とを備え、前記連動ブレーキ操作子が、第1の押圧部材および前記操作力伝達部材の前記イコライザへの連結点間で前記イコライザに連動、連結される自動二・三輪車用連動ブレーキ装置に関する。
通常の自動二輪車および自動三輪車のブレーキ装置は、前輪ブレーキおよび後輪ブレーキがそれぞれ別のブレーキ操作子の操作によって作動する構成となっているが、1つのブレーキ操作子を操作することで前輪ブレーキおよび後輪ブレーキを連動して作動させるようにした連動ブレーキ装置も、たとえば特許文献1で知られている。この特許文献1には、ブレーキペダルの操作によって作動する機械式の後輪ブレーキで生じる反力が、液圧式の前輪ブレーキに接続される第2マスタシリンダの第2マスタピストンに入力され、第2マスタシリンダに液圧室を連通させた第1マスタシリンダの第1マスタピストンが前記ブレーキペダルに連結された構成が開示されている。このものでは、前記後輪ブレーキで生じる反力が所定値以上になると、その反力が反力伝達手段を介して第2マスタシリンダの第2マスタピストンに伝達され、第1および第2マスタシリンダの相互に連通した液圧室の解放状態が第2マスタピストンの前進に応じて解除され、第2マスタシリンダで生じる液圧が作用することで前輪ブレーキがブレーキ作動するとともに、第1マスタシリンダの第1マスタピストンがブレーキペダルをその操作力を弱める側に押圧することになり、それ以降は前輪の制動力を増大する側にブレーキペダルを操作しても後輪の制動力の増加は一定の割合で抑制される。
ところが、上記特許文献1で開示されるように、後輪ブレーキで生じる反力を第2マスタシリンダおよび第1マスタシリンダを介してブレーキペダルに作用させる構成では、構造が複雑になるだけでなく、ブレーキペダルからの入力値も変化し、それに伴って前記反力も変化するので、所定の範囲内に連動ブレーキの作動タイミングを定めるとともに後輪の制動力の増加を抑制することが難しかった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、連動ブレーキの作動タイミングを所定の範囲内に定めるとともに後輪の制動力の増加を所定の範囲内に抑制することを容易とした自動二・三輪車用連動ブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、液圧の作用に応じて作動する液圧式の前輪ブレーキと、機械的な操作力の入力に応じて作動する機械式の後輪ブレーキと、前記前輪ブレーキおよび前記後輪ブレーキを連動して作動させることを可能とした連動ブレーキ操作子と、該連動ブレーキ操作子の操作に応じて操作力が入力されるイコライザと、前記前輪ブレーキに接続される液圧室が形成されるシリンダ体にマスタピストンが摺動自在に嵌合されるマスタシリンダと、前記イコライザの作動に応じて前記マスタピストンを押圧する第1の押圧部材と、前記後輪ブレーキに機械的な操作力を伝達するようにして前記イコライザに連結される操作力伝達部材とを備え、前記連動ブレーキ操作子が、第1の押圧部材および前記操作力伝達部材の前記イコライザへの連結点間で前記イコライザに連動、連結される自動二・三輪車用連動ブレーキ装置において、前記連動ブレーキ操作子の非操作状態で前記マスタピストンが初期位置に在る状態では前記液圧室に連通するものの前記連動ブレーキ操作子の操作に応じて前記マスタピストンが前記初期位置から所定ストローク移動した状態では前記液圧室との連通が遮断されるリザーバと、前記マスタシリンダで生じた液圧によって作動するサブピストンを有するサブシリンダと、前記マスタシリンダからの液圧に伴う前記サブピストンの作動に応じた押圧力を前記操作力伝達部材を介して伝達される前記後輪ブレーキへの機械的な操作力を抑制する方向で前記イコライザに及ぼす第2の押圧部材とを備え、第2の押圧部材が、前記連動ブレーキ操作子の前記イコライザへの連結点に関して第1の押圧部材の前記イコライザへの連結点とは反対側で前記イコライザに連結されることを第1の特徴とする。
また本発明は、液圧の作用に応じて作動する液圧式の前輪ブレーキと、レバーを有するとともに該レバーへの機械的な操作力の入力に応じて作動する機械式の後輪ブレーキと、前記前輪ブレーキおよび前記後輪ブレーキを連動して作動させることを可能とした連動ブレーキ操作子と、該連動ブレーキ操作子の操作に応じて操作力が入力されるイコライザと、前記前輪ブレーキに接続される液圧室が形成されるシリンダ体にマスタピストンが摺動自在に嵌合されるマスタシリンダと、前記連動ブレーキ操作子の操作に応じた前記イコライザの作動に応じて前記マスタピストンを押圧する第1の押圧部材と、前記レバーに機械的な操作力を伝達するようにして前記イコライザおよび前記レバー間に設けられる操作力伝達部材とを備え、前記連動ブレーキ操作子が、第1の押圧部材および前記操作力伝達部材の前記イコライザへの連結点間で前記イコライザに連動、連結される自動二・三輪車用連動ブレーキ装置において、前記連動ブレーキ操作子の非操作状態で前記マスタピストンが初期位置に在る状態では前記液圧室に連通するものの前記連動ブレーキ操作子の操作に応じて前記マスタピストンが前記初期位置から所定ストローク移動した状態では前記液圧室との連通が遮断されるリザーバと、前記マスタシリンダで生じた液圧によって作動するサブピストンを有するサブシリンダと、前記マスタシリンダからの液圧に伴う前記サブピストンの作動に応じた押圧力を前記後輪ブレーキがブレーキ力を強める側への前記レバーの回動方向とは逆方向に及ぼすようにして前記レバーに連結される第2の押圧部材とを備えることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記マスタシリンダが有する前記マスタピストンの外径が、前記サブシリンダが有する前記サブピストンの外径よりも大きく設定されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記連動ブレーキ操作子が前記イコライザに直接連結されることを第4の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記連動ブレーキ操作子が乗員の足で操作されるブレーキペダルであり、第1の押圧部材が前記マスタシリンダのマスタピストンに同軸に連結されるピストンロッドであり、第2の押圧部材が前記サブシリンダのサブピストンに同軸に連結されるピストンロッドであり、前記操作力伝達部材が直線状に延びるブレーキロッドであることを第5の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、連動ブレーキ操作子を操作してイコライザが作動すると、操作力伝達部材を介して後輪ブレーキに操作力が伝達されることによって後輪で制動力が発生し、次いでマスタシリンダのマスタピストンを初期位置から所定ストローク移動させるまでイコライザが作動すると、マスタシリンダの液圧室がリザーバと隔絶することによってマスタシリンダで液圧が発生し、その液圧が前輪ブレーキに作用することによって前輪で制動力が発生し、後輪および前輪で連動して制動力が発生することになる。それと同時に、マスタシリンダで生じた液圧がサブシリンダに作用することになり、このサブシリンダからの押圧力がイコライザに作用するが、その作用方向は操作力伝達部材を介して伝達される後輪ブレーキへの機械的な操作力を抑制する方向であるので、後輪で発生する制動力の増加が抑制されることになる。すなわち連動ブレーキの状態では、後輪の制動力の増加をマスタシリンダで発生する液圧に伴う押圧力で抑制するので、イコライザに、連動ブレーキ操作子、マスタシリンダのマスタピストンに連なる第1の押圧部材、操作力伝達部材、ならびにサブシリンダのサブピストンに連なる第2の押圧部材を連結した単純な構成で、連動ブレーキの作動タイミングを所定の範囲内に定めるとともに後輪の制動力の増加を所定の範囲内に抑制することを容易に実現することができる。すなわち連動ブレーキの作動と同時に後輪ブレーキの制動力を抑制することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、連動ブレーキ操作子を操作してイコライザが作動すると、操作力伝達部材を介して後輪ブレーキのレバーに操作力が伝達されることによって後輪で制動力が発生し、次いでマスタシリンダのマスタピストンを初期位置から所定ストローク移動させるまでイコライザが作動すると、マスタシリンダの液圧室がリザーバと隔絶することによってマスタシリンダで液圧が発生し、その液圧が前輪ブレーキに作用することによって前輪で制動力が発生し、後輪および前輪で連動して制動力が発生することになる。それと同時に、マスタシリンダで生じた液圧がサブシリンダに作用することになり、このサブシリンダからの押圧力が後輪ブレーキのレバーに作用するが、その作用方向は後輪ブレーキのブレーキ力を強める側とは逆方向であるので、後輪で発生する制動力の増加が抑制されることになる。すなわち連動ブレーキの状態では、後輪の制動力の増加をマスタシリンダで発生する液圧に伴う押圧力で抑制するので、イコライザに、連動ブレーキ操作子、マスタシリンダのマスタピストンに連なる第1の押圧部材および操作力伝達部材を連結し、後輪ブレーキのレバーにサブシリンダのサブピストンに連なる第2の押圧部材を連結した単純な構成で、連動ブレーキの作動タイミングを所定の範囲内に定めるとともに後輪の制動力の増加を所定の範囲内に抑制することを容易に実現することができる。すなわち連動ブレーキの作動と同時に後輪ブレーキの制動力を抑制することができる。
本発明の第3の特徴によれば、マスタピストンの外径がサブピストンの外径よりも大きく設定されるので、サブピストンからイコライザもしくは後輪ブレーキに作用する押圧力が必要以上に大きくなることを回避することができる。
本発明の第4の特徴によれば、連動ブレーキ操作子が前記イコライザに直接連結されるので、部品点数を最小限とすることができる。
さらに本発明の第5の特徴によれば、連動ブレーキ操作子をブレーキペダル、第1および第2の押圧部材をピストンロッド、操作力伝達部材をブレーキロッドとし、連動ブレーキ装置の構成を既存の部品を用いて単純化することができる。
本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1〜図6を参照しながら説明すると、先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFは、フロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、該ヘッドパイプ12から後下がりに延びるメインフレーム13と、該メインフレーム13の後部から下方に垂下されるピボットプレート14と、前記メインフレーム13の後部に連設されて後上がりに延びる左右一対のリヤフレーム15…とを備え、前記フロントフォーク11の下端に前輪WFが軸支され、フロントフォーク11の上部にはバー状の操向ハンドル16が連結される。
前記メインフレーム13の下方には、たとえばシリンダ軸線をわずかに前上がりとして車体フレームFに搭載されるエンジンEが配置される。また前記ピボットプレート14には、スイングアーム17の前端部が支軸18を介して上下に揺動可能に支承されており、スイングアーム17の後端部に後輪WRが軸支され、車体フレームFにおけるリヤフレーム15…およびスイングアーム17間にはリヤクッション19が設けられる。
前記エンジンEのクランクケース20には変速機(図示せず)が内蔵されており、その変速機の出力は後輪WRに伝達され、後輪WRの上方には、タンデム型である乗車用シート21が配置される。
ところで前記前輪WFには、液圧の作用に応じて作動するディスクブレーキである液圧式の前輪ブレーキBFが装着され、前記後輪WRには、機械的な操作力の入力によってレバー22を回動作動せしめることで作動するドラムブレーキである機械式の後輪ブレーキBRが装着される。
前記操向ハンドル16の右端部には、前記前輪ブレーキBFをブレーキ作動させるためのブレーキレバー23が回動操作可能に配設され、前記ピボットプレート14の右側下部には、後輪ブレーキBRを作動せしめるとともに前輪ブレーキBFを連動して作動せしめる連動ブレーキ操作子であるブレーキペダル24が回動可能に取付けられる。
図2を併せて参照して、前記スイングアーム17の右側方には、前記ブレーキペダル24からの操作力が入力されるようにして上下に延びるイコライザ27Aが配置され、前記ピボットプレート14の右側方には、前輪ブレーキBFに接続されるマスタシリンダ28と、該マスタシリンダ28で生じた液圧によって作動するサブシリンダ29とが、前記ピボットプレート14で支持されるようにして固定配置され、前記マスタシリンダ28にはリザーバ30が付設される。
前記ブレーキペダル24は、その踏み込み操作に応じて前記イコライザ27Aが前方側(図2の右方側)に移動するようにして連結点PSIで前記イコライザ27Aに連動、連結されるものであり、この実施の形態では、ブレーキペダル24が前記イコライザ27Aの上下方向中間部の連結点PSIで前記イコライザ27Aに直接連結され、ブレーキペダル24の踏み込み操作によって前記連結点PSIが前進するように前記イコライザ27Aが作動する。また前記ブレーキペダル24と、車体側との間には戻しばね25が設けられる。
前記マスタシリンダ28は、第1のシリンダ体31に、第1のシリンダ体31との間に第1の液圧室32を形成するマスタピストン33が摺動自在に嵌合されて成るものであり、第1の液圧室32に通じる出力ポート34が第1のシリンダ体31に設けられ、その出力ポート34はブレーキホース等の管路35を介して前輪ブレーキBFに接続される。また第1のシリンダ体31の内面には、マスタピストン33が第1の液圧室32の容積を最大とした初期位置(図2で示す位置)にある状態で前記マスタピストン33に第1の液圧室32とは反対側から当接するストッパ31aが設けられる。
前記マスタピストン33には、第1の押圧部材である第1のピストンロッド36が同軸に連結されており、この第1のピストンロッド36は、前記ブレーキペダル24の操作に応じた前記イコライザ27Aの作動に応じて前記マスタピストン33を押圧するようにして前記イコライザ27Aの上端部の連結点P1で該イコライザ27Aに連結される。
前記マスタシリンダ28の第1のシリンダ体31には、前記ブレーキペダル24の非操作状態で前記マスタピストン33が図2で示す初期位置に在る状態では第1の液圧室32に連通するものの前記ブレーキペダル24の操作に応じて前記マスタピストン33が前記初期位置から所定ストローク移動した状態では第1の液圧室32との連通がマスタピストン33で遮断されるようにした解放ポート37が設けられており、この解放ポート37に通じるようにして前記リザーバ30がマスタシリンダ28に付設される。すなわち前記ブレーキペダル24の非操作状態で前記マスタピストン33が初期位置に在る状態では前記リザーバ30が第1の液圧室32に連通するものの前記ブレーキペダル24の操作に応じて前記マスタピストン33が前記初期位置から所定ストローク移動した状態では前記リザーバ30および第1の液圧室32間の連通が遮断される。
第1のピストンロッド36の前記イコライザ27Aへの連結点P1と、前記車体フレームFにおける右側のリヤフレーム15に設けられたブラケット15aとの間にはコイルスプリングであるディレイスプリング38が縮設されており、このディレイスプリング38は、第1のピストンロッド36を押圧する側に向けて前記イコライザ27Aを作動させる操作力に対抗するばね力を発揮する。
前記イコライザ27Aには、前記後輪ブレーキBRに機械的な操作力を伝達する操作力伝達部材であるブレーキロッド39の一端部が連結され、該ブレーキロッド39の他端部は前記後輪ブレーキBRの前記レバー22に連結される。而して前記ブレーキロッド39は、前記ブレーキペダル24の操作に伴う前記イコライザ27Aの作動に応じて牽引されるようにして前記イコライザ27Aに連結されるものであり、前記ブレーキペダル24の前記イコライザ27Aへの連結点PSIを第1のピストンロッド36の前記イコライザ27Aへの連結点P1との間に挟む位置である連結点PSTで前記イコライザ27Aに連結される。すなわち前記ブレーキペダル24は、第1のピストンロッド36および前記ブレーキロッド39の前記イコライザ27Aへの連結点P1,PST間の連結点PSIで前記イコライザ27Aに直接連結されることになる。
前記サブシリンダ29は、第2のシリンダ体41に、第2のシリンダ体41との間に第2の液圧室42を形成するサブピストン43が摺動自在に嵌合されて成るものであり、第2の液圧室42は、マスタシリンダ28の第1の液圧室32に連通管路44を介して連通する。すなわちサブピストン43は、前記マスタシリンダ28で生じた液圧によって押圧されることになる。
前記サブピストン43には、第2の押圧部材である第2のピストンロッド45が同軸に連結されており、この第2のピストンロッド45は、前記マスタシリンダ28からの液圧に伴う前記サブピストン43の作動に応じた押圧力を前記ブレーキロッド39を介して伝達される前記後輪ブレーキBRへの機械的な操作力を抑制する方向で前記イコライザ27Aに及ぼすものであり、前記ブレーキペダル24の前記イコライザ27Aへの連結点PSIに関して第1のピストンロッド36の前記イコライザ27Aへの連結点P1とは反対側の連結点P2で前記イコライザ27Aに連結され、この実施の形態では、前記ブレーキロッド39の前記イコライザ27Aへの連結点PSTを前記ブレーキペダル24の前記イコライザ27Aへの連結点PSIとの間に挟む位置の連結点P2で第2のピストンロッド45がイコライザ27Aに連結される。
しかも前記マスタシリンダ28が有する前記マスタピストン33の外径D1は、前記サブシリンダ29が有する前記サブピストン43の外径D2よりも大きく設定される。また第2のシリンダ体41の内面には、サブピストン43が第2の液圧室42の容積を最大とした位置にある状態で前記サブピストン43に第2の液圧室42とは反対側から当接するストッパ41aが設けられる。
このような連動ブレーキ装置においては、ブレーキペダル24の非操作状態ではイコライザ27A、マスタシリンダ28、サブシリンダ29およびブレーキロッド39が図2で示す状態にあり、その状態からブレーキペダル24を操作すると、ブレーキペダル24からイコライザ27Aに入力される操作力が前記ディレイスプリング38のばね力を上回るまでは、図3で示すように、第1のピストンロッド36の連結点P1を支点としてイコライザ27Aが回動し、前記各連結点P1,PSI,PST,P2を通る直線が、ブレーキペダル24の非作用状態では図2および図3においてLBで示す位置に在るのに対して図3のL1で示す位置に変位し、ブレーキロッド39が牽引されることによって後輪ブレーキBRのブレーキ作動が開始され、後輪WRで制動力が発生する。この際、第1のピストンロッド36は作動せず、マスタシリンダ28における第1の液圧室32はリザーバ30に通じたままである。
次いでディレイスプリング38のばね力を上回る操作力がイコライザ27Aに及ぶようにブレーキペダル24を操作すると、前記各連結点P1,PSI,PST,P2を通る直線が図4のL2で示す位置に変位し、ブレーキロッド39がさらに牽引されることによって後輪WRの制動力が増加するとともに、マスタシリンダ28の第1の液圧室32がリザーバ30と隔絶することで第1の液圧室32で液圧が発生し、その液圧が前輪ブレーキBFに作用することによって前輪WFで制動力が発生することになるとともに、マスタシリンダ28の液圧がサブシリンダ29に作用することでサブシリンダ29の第2のピストンロッド45からイコライザ27Aに、前記ブレーキロッド39を介して伝達される前記後輪ブレーキBRへの機械的な操作力を抑制する方向の押圧力が作用することになる。
ブレーキペダル24をさらに操作すると、前記各連結点P1,PSI,PST,P2を通る直線は、図5で示すL3に変位することになり、前輪WFの制動力が増加するとともに、後輪WRの制動力が一定の割合で抑制されつつ増加することになる。
次にこの第1の実施の形態の作用について図6を参照しながら説明すると、ブレーキペダル24の踏み込み操作力を「0」から戻しばね25のばね力に抗して増加させ、その踏み込み操作力がS1に達すると遊びがなくなり、図3で示すようにイコライザ27Aが作動するのに応じて、ブレーキロッド39を介して後輪ブレーキBRに操作力が伝達され、後輪WRで制動力が発生する。次いでブレーキペダル24の踏み込み操作力がS2に達し、ディレイスプリング38のばね力を上回ると、図4で示すようにイコライザ27Aが作動することで第1のピストンロッド36を介してマスタピストン33を押圧すると、マスタシリンダ28で液圧が発生し、その液圧が前輪ブレーキBFに作用することによって前輪WFで制動力が発生し、後輪WRおよび前輪WFで連動して制動力が発生することになる。そしてマスタシリンダ28で液圧が発生すると同時に、図5で示すようにマスタシリンダ28で生じた液圧がサブシリンダ29に作用しているので、後輪WRで発生する制動力の増加が抑制されることになる。
すなわち連動ブレーキ状態となるタイミングに合わせて、後輪WRの制動力の増加をマスタシリンダ28で発生する液圧に伴う押圧力で抑制するので、イコライザ27Aに、ブレーキペダル24、マスタシリンダ28のマスタピストン33に連なる第1のピストンロッド36、ブレーキロッド39、ならびにサブシリンダ29のサブピストンに連なる第2のピストンロッド45を連結した単純な構成で、連動ブレーキの作動タイミングを所定の範囲内に定めるとともに後輪WRの制動力の増加を所定の範囲内に抑制することを容易に実現することができる。すなわち連動ブレーキの作動と同時に後輪ブレーキBRの制動力を抑制することができる。
また前記マスタシリンダ28が有する前記マスタピストン33の外径D1が、前記サブシリンダ29が有する前記サブピストン43の外径D2よりも大きく設定されるので、サブピストン34からイコライザ27Aに作用する押圧力が必要以上に大きくなることを回避することができる。この際、前記サブピストン43の外径D2ならびに第2のピストンロッド45のイコライザ27Aへの連結点P2を適宜定めることによって、図6で示すように、前輪制動力の発生量と後輪制動力の抑制量とを等しくし、全体の制動力が操作力に比例するように設定して優れた操作性を得ることもできる。
またブレーキペダル24が前記イコライザ27Aに直接連結されるので、部品点数を最小限とすることができる。特にこの実施の形態のようにスイングアーム17の後端部に後輪WRが軸支され、後輪ブレーキBRのレバー22およびイコライザ27Aがブレーキロッド39で連結されている場合に、ブレーキペダル24およびイコライザ27A間にリンク機構等が介設されていると、スイングアーム17の揺動がイコライザ27Aに影響を及ぼす可能性があるので、スイングアーム17の揺動による影響を小さく抑えるためにはブレーキペダル24がイコライザ27Aに直接連結されるのが望ましい。
さらに前輪ブレーキBFおよび後輪ブレーキBRを連動して作動させることを可能とした連動ブレーキ操作子がブレーキペダル24であり、マスタシリンダ28からイコライザ27Aに押圧力を及ぼす第1の押圧部材がマスタシリンダ28のマスタピストン33に同軸に連結される第1のピストンロッド36であり、サブシリンダ29からイコライザ27Aに押圧力を及ぼす第2の押圧部材がサブシリンダ29のサブピストン43に同軸に連結される第2のピストンロッド45であり、イコライザ27Aから後輪ブレーキBRに操作力を機械的に伝達する操作力伝達部材がブレーキロッド39であるので、連動ブレーキ装置の構成を既存の部品を用いて単純化することができる。
本発明の第2の実施の形態について図7を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
上下に延びるイコライザ27Bの上下方向中間部に設定される連結点PSIにブレーキペダル24(第1の実施の形態参照)が直接連結され、出力ポート34が前輪ブレーキBF(第1の実施の形態参照)に接続されるようにしたマスタシリンダ28が有するマスタピストン33に同軸に連なる第1のピストンロッド36は、前記イコライザ27Bの上端部の連結点P1で該イコライザ27Bに連結される。また後輪ブレーキBRに機械的な操作力を伝達するブレーキロッド39の一端部は、前記イコライザ27Bの下端部の連結点PSTで該イコライザ27Bに連結され、このブレーキロッド39の他端部は後輪ブレーキBRのレバー22に連結される。
前記マスタシリンダ28には、該マスタシリンダ28の液圧を受圧するサブシリンダ29が接続されており、このサブシリンダ29が有するサブピストン43に同軸に連なる第2のピストンロッド45は、前記マスタシリンダ28からの液圧を受圧することに伴う前記サブピストン43の作動に応じた押圧力を前記後輪ブレーキBRがブレーキ力を強める側への前記レバー22の回動方向とは逆方向(すなわち後輪ブレーキBRのブレーキ力を抑制する方向)に及ぼすようにして前記レバー22に連結される。
この第2の実施の形態によれば、ブレーキペダル24を操作してイコライザ27Bが作動すると、ブレーキロッド39を介して後輪ブレーキBRに操作力が伝達されることによって後輪WRで制動力が発生し、次いでマスタシリンダ28のマスタピストン33を初期位置から所定ストローク移動させるまでイコライザ27Bが作動すると、マスタシリンダ28の第1の液圧室32がリザーバ30と隔絶することによってマスタシリンダ28で液圧が発生し、その液圧が前輪ブレーキBFに作用することによって前輪WFで制動力が発生し、後輪WRおよび前輪WFで連動して制動力が発生することになる。それと同時にマスタシリンダ28で生じた液圧がサブシリンダ29に作用することになり、このサブシリンダ29からの押圧力が後輪ブレーキBRのレバー22に作用するが、その作用方向は後輪ブレーキBRのブレーキ力を強める側とは逆方向であるので、後輪WRで発生する制動力の増加が抑制されることになる。すなわち連動ブレーキ状態では、後輪WRの制動力の増加をマスタシリンダ28で発生する液圧に伴う押圧力で抑制するので、イコライザ27Bに、ブレーキペダル24、マスタシリンダ28のマスタピストン33に連なる第1のピストンロッド34およびブレーキロッド39を連結し、後輪ブレーキBRのレバー22にサブシリンダ29のサブピストン43に連なる第2のピストンロッド45を連結した単純な構成で、連動ブレーキ状態となるタイミングで後輪WRの制動力の増加を抑制することを容易に実現することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施の形態では自動二輪車について説明したが、本発明は自動三輪車にも適用可能である。また機械式の後輪ブレーキBRは、ドラムブレーキに限定されるものではなく、機械的な操作力の入力に応じてブレーキ作動するものであればよい。さらに連動ブレーキ操作子もブレーキペダル24に限定されるものではなく、ブレーキレバーであってもよい。
22・・・レバー
24・・・連動ブレーキ操作子であるブレーキペダル
27A,27B・・・イコライザ
28・・・マスタシリンダ
29・・・サブシリンダ
30・・・リザーバ
31・・・シリンダ体
32・・・液圧室
33・・・マスタピストン
36・・・第1の押圧部材である第1のピストンロッド
39・・・操作力伝達部材であるブレーキロッド
43・・・サブピストン
45・・・第2の押圧部材である第2のピストンロッド
BF・・・前輪ブレーキ
BR・・・後輪ブレーキ
D1・・・マスタピストンの外径
D2・・・サブピストンの外径
P1・・・第1の押圧部材のイコライザへの連結点
PSI・・・連動ブレーキ操作子のイコライザへの連結点
PST・・・操作力伝達部材のイコライザへの連結点
24・・・連動ブレーキ操作子であるブレーキペダル
27A,27B・・・イコライザ
28・・・マスタシリンダ
29・・・サブシリンダ
30・・・リザーバ
31・・・シリンダ体
32・・・液圧室
33・・・マスタピストン
36・・・第1の押圧部材である第1のピストンロッド
39・・・操作力伝達部材であるブレーキロッド
43・・・サブピストン
45・・・第2の押圧部材である第2のピストンロッド
BF・・・前輪ブレーキ
BR・・・後輪ブレーキ
D1・・・マスタピストンの外径
D2・・・サブピストンの外径
P1・・・第1の押圧部材のイコライザへの連結点
PSI・・・連動ブレーキ操作子のイコライザへの連結点
PST・・・操作力伝達部材のイコライザへの連結点
Claims (5)
- 液圧の作用に応じて作動する液圧式の前輪ブレーキ(BF)と、機械的な操作力の入力に応じて作動する機械式の後輪ブレーキ(BR)と、前記前輪ブレーキ(BF)および前記後輪ブレーキ(BR)を連動して作動させることを可能とした連動ブレーキ操作子(24)と、該連動ブレーキ操作子(24)の操作に応じて操作力が入力されるイコライザ(27A)と、前記前輪ブレーキ(BF)に接続される液圧室(32)が形成されるシリンダ体(31)にマスタピストン(33)が摺動自在に嵌合されるマスタシリンダ(28)と、前記イコライザ(27A)の作動に応じて前記マスタピストン(33)を押圧する第1の押圧部材(36)と、前記後輪ブレーキ(BR)に機械的な操作力を伝達するようにして前記イコライザ(27A)に連結される操作力伝達部材(39)とを備え、前記連動ブレーキ操作子(24)が、第1の押圧部材(36)および前記操作力伝達部材(39)の前記イコライザ(27A)への連結点(P1,PST)間で前記イコライザ(27A)に連動、連結される自動二・三輪車用連動ブレーキ装置において、前記連動ブレーキ操作子(24)の非操作状態で前記マスタピストン(33)が初期位置に在る状態では前記液圧室(32)に連通するものの前記連動ブレーキ操作子(24)の操作に応じて前記マスタピストン(33)が前記初期位置から所定ストローク移動した状態では前記液圧室(32)との連通が遮断されるリザーバ(30)と、前記マスタシリンダ(28)で生じた液圧によって作動するサブピストン(43)を有するサブシリンダ(29)と、前記マスタシリンダ(28)からの液圧に伴う前記サブピストン(43)の作動に応じた押圧力を前記操作力伝達部材(39)を介して伝達される前記後輪ブレーキ(BR)への機械的な操作力を抑制する方向で前記イコライザ(27A)に及ぼす第2の押圧部材(45)とを備え、第2の押圧部材(45)が、前記連動ブレーキ操作子(24)の前記イコライザ(27A)への連結点(PSI)に関して第1の押圧部材(36)の前記イコライザ(27A)への連結点(P1)とは反対側で前記イコライザ(27A)に連結されることを特徴とする自動二・三輪車用連動ブレーキ装置。
- 液圧の作用に応じて作動する液圧式の前輪ブレーキ(BF)と、レバー(22)を有するとともに該レバー(22)への機械的な操作力の入力に応じて作動する機械式の後輪ブレーキ(BR)と、前記前輪ブレーキ(BF)および前記後輪ブレーキ(BR)を連動して作動させることを可能とした連動ブレーキ操作子(24)と、該連動ブレーキ操作子(24)の操作に応じて操作力が入力されるイコライザ(27B)と、前記前輪ブレーキ(BF)に接続される液圧室(32)が形成されるシリンダ体(31)にマスタピストン(33)が摺動自在に嵌合されるマスタシリンダ(28)と、前記連動ブレーキ操作子(24)の操作に応じた前記イコライザ(27B)の作動に応じて前記マスタピストン(33)を押圧する第1の押圧部材(36)と、前記レバー(22)に機械的な操作力を伝達するようにして前記イコライザ(27B)および前記レバー(22)間に設けられる操作力伝達部材(39)とを備え、前記連動ブレーキ操作子(24)が、第1の押圧部材(36)および前記操作力伝達部材(39)の前記イコライザ(27B)への連結点(P1,PST)間で前記イコライザ(27B)に連動、連結される自動二・三輪車用連動ブレーキ装置において、前記連動ブレーキ操作子(24)の非操作状態で前記マスタピストン(33)が初期位置に在る状態では前記液圧室(32)に連通するものの前記連動ブレーキ操作子(24)の操作に応じて前記マスタピストン(33)が前記初期位置から所定ストローク移動した状態では前記液圧室(32)との連通が遮断されるリザーバ(30)と、前記マスタシリンダ(28)で生じた液圧によって作動するサブピストン(43)を有するサブシリンダ(29)と、前記マスタシリンダ(28)からの液圧に伴う前記サブピストン(43)の作動に応じた押圧力を前記後輪ブレーキ(BR)がブレーキ力を強める側への前記レバー(22)の回動方向とは逆方向に及ぼすようにして前記レバー(22)に連結される第2の押圧部材(47)とを備えることを特徴とする自動二・三輪車用連動ブレーキ装置。
- 前記マスタシリンダ(28)が有する前記マスタピストン(33)の外径(D1)が、前記サブシリンダ(29)が有する前記サブピストン(43)の外径(D2)よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1または2記載の自動二・三輪車用連動ブレーキ装置。
- 前記連動ブレーキ操作子(24)が前記イコライザ(27A,27B)に直接連結されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二・三輪車用連動ブレーキ装置。
- 前記連動ブレーキ操作子(24)が乗員の足で操作されるブレーキペダルであり、第1の押圧部材が前記マスタシリンダ(28)のマスタピストン(33)に同軸に連結されるピストンロッドであり、第2の押圧部材(45)が前記サブシリンダ(29)のサブピストン(43)に同軸に連結されるピストンロッドであり、前記操作力伝達部材(39)が直線状に延びるブレーキロッドであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二・三輪車用連動ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012129454A JP2013252786A (ja) | 2012-06-07 | 2012-06-07 | 自動二・三輪車用連動ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012129454A JP2013252786A (ja) | 2012-06-07 | 2012-06-07 | 自動二・三輪車用連動ブレーキ装置 |
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JP2013252786A true JP2013252786A (ja) | 2013-12-19 |
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ID=49950696
Family Applications (1)
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JP2012129454A Pending JP2013252786A (ja) | 2012-06-07 | 2012-06-07 | 自動二・三輪車用連動ブレーキ装置 |
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JP (1) | JP2013252786A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3539857A1 (en) | 2018-03-12 | 2019-09-18 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddled vehicle |
-
2012
- 2012-06-07 JP JP2012129454A patent/JP2013252786A/ja active Pending
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EP3539857A1 (en) | 2018-03-12 | 2019-09-18 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddled vehicle |
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