JP2013252222A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013252222A
JP2013252222A JP2012128643A JP2012128643A JP2013252222A JP 2013252222 A JP2013252222 A JP 2013252222A JP 2012128643 A JP2012128643 A JP 2012128643A JP 2012128643 A JP2012128643 A JP 2012128643A JP 2013252222 A JP2013252222 A JP 2013252222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
failure
operation error
drying machine
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012128643A
Other languages
English (en)
Inventor
Yan Che
妍 車
Yuichi Takano
裕一 高野
Shinichi Watabiki
伸一 綿引
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2012128643A priority Critical patent/JP2013252222A/ja
Publication of JP2013252222A publication Critical patent/JP2013252222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】動作エラーや故障が生じた場合に迅速に且つ具体的に動作エラーや故障の内容を把握できる表示装置を備えた洗濯乾燥機を提供することにある。
【解決手段】動作エラーや故障が生じた時の動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を記憶手段に記憶させると共に、この動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を表示文字に変換し、この変換された表示文字を洗濯乾燥機の外部表面に設置したフルドット液晶表示画面に表示する。動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を洗濯乾燥機の外部表面に設置したフルドット液晶表示画面に文字として表示するようにしているため、迅速に且つ具体的に動作エラーや故障の内容を把握できる
【選択図】図5

Description

本発明は衣類等を洗濯した後に温風等で乾燥する洗濯乾燥機に関するものであり、特に洗濯、乾燥シーケンスを実行している過程で動作エラーや故障が生じた時にこの動作エラーや故障を表示する表示装置を備えた洗濯乾燥機に関するものである。
洗濯乾燥機による衣類の洗濯、乾燥は予め決められた洗濯、乾燥シーケンスに基づいて実行されている。つまり、この洗濯、乾燥シーケンスは衣類の量、衣類の質、洗濯時間、乾燥時間、洗濯の質等の条件によって自動的に決定されたり、手動的に選択されたりして実行されているものである。
このような洗濯乾燥機において、洗濯、乾燥シーケンスを実行している過程で動作エラーや故障が生じた時には、使用者は自身で動作エラーや故障が生じている原因を取り除いたり、或いは販売店や製造メーカーへ修理を依頼して対応している。
また、サービスマンが故障原因の把握の為に使用者から動作エラーや故障が生じた時の運転状況等の情報を得て点検、修理を行なう場合は、使用者からの聞き取り情報のみでは動作エラーや故障の原因の把握が困難な場合が多いのが実情である。
そして、動作エラーや故障の原因を特定する技術として、例えば特開平6−312082号公報(特許文献1)に記載されている技術は、過去の複数回の洗濯運転の内容を不揮発性メモリに記憶させ、特別なスイッチ操作によって不揮発性メモリの記憶内容を読み出して表示器にエラーコードを表示することを提案している。
特開平6−312082号公報
特許文献1に記載の技術は表示器にセグメント表示方式でエラーコードを表示するものであるため、使用者においてはどんな動作エラーや故障が生じているのか、迅速に且つ具体的に把握することができなかった。このために取り扱い説明書等を参照してエラーコードの内容を調べて対応することが必要となり、使い勝手が良くないという課題があった。
また、使用者による動作エラーや故障の回復が困難な場合はサービスマンによって対応するが、上述したようなセグメント表示方式では動作エラーや故障を生じた時の動作状態量等を複数回に分けて表示するようにされているので、動作エラーや故障の解析に時間がかかり、これもサービスマンにとって使い勝手が良くないという課題があった。
本発明の目的は、動作エラーや故障が生じた場合に迅速に且つ具体的に動作エラーや故障の内容を把握できる表示装置を備えた洗濯乾燥機を提供することにある。
本発明の特徴は、動作エラーや故障が生じた時の動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を記憶手段に記憶させると共に、この動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を表示文字に変換し、この変換された表示文字を洗濯乾燥機の外部表面に設置したフルドット液晶表示画面に表示する、ところにある。
本発明によれば、動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を洗濯乾燥機の外部表面に設置したフルドット液晶表示画面に文字として表示するようにしているため、迅速に且つ具体的に動作エラーや故障の内容を把握できるものである。
本発明の表示装置が設置された洗濯乾燥機の正面図である。 図1に示した洗濯乾燥機の洗濯、乾燥シーケンスの一例を示すシーケンス説明図である。 図2aに示した洗濯、乾燥シーケンスの工程内容を示す説明図である。 図1に示す洗濯乾燥機の制御システムの制御ブロックを示す制御ブロック図である。 本発明に使用されるフルドット液晶表示部の表示状態を示しており、初期操作画面を表示した図である。 本発明に使用されるフルドット液晶表示部の表示状態を示しており、記憶手段の内容確認画面を表示した図である。 本発明に使用されるフルドット液晶表示部の表示状態を示しており、動作エラーや故障表示画面を表示した図である。 本発明の一実施例になる洗濯乾燥シーケンスを実行する場合の制御内容を示す制御フローチャート図である。 本発明の一実施例になる動作エラーや故障内容を表示する場合の制御内容を示す制御フローチャート図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
図1は洗濯乾燥機の正面図を示しており、洗濯乾燥機10は本体12内に外槽に内包された回転ドラム14を備え、この回転ドラム14は図示しない電動機によって回転される。また、洗濯に使用する水道水はこれも図示しない給水栓から給水され、外槽内に必要な量の水道水が給水されると回転ドラム14は駆動モータによって回転されて衣類等の洗濯物を洗濯するものである。洗濯が終了すると図示しない排水栓によって外槽内の洗濯水が排水され、その後に回転ドラム14が回転されて脱水が行われる。
洗濯、すすぎ、脱水が終了すると乾燥工程が実行され、図示しないヒータやファンによって温風が回転ドラム14内に吹き込まれ、回転ドラム14内の衣類を乾燥する。この乾燥に際しても回転ドラム14は回転されて衣類の乾燥むらを低減している。
乾燥工程が終了すると、開閉扉16を開けて乾燥した衣類を取り出して洗濯乾燥が終了するものである。以上の洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程は既によく知られた工程であるのでこれ以上の説明は省略する。
洗濯乾燥機10のトップカバー18の正面側の中央部には操作パネル部20が取り付けられており、この操作パネル部20はフルドット液晶表示画面部22と操作ボタン部24とに分離されて構成されている。
この操作パネル部20に設けた操作ボタン部24の各操作ボタンを選択して押し下げることによって洗濯乾燥機10の各シーケンスが実行されるものである。
洗濯乾燥機10の各シーケンスは図2aにある通り、種々のコースが準備されており、これらのコースを各操作ボタンで選択することができる。これらのコースは現在市販されている洗濯乾燥機に設定されているコースと同様のもの、或いは類似のものである。
また、各コースで選ばれたシーケンスは図2bに示すような洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を繰り返すように構成されている。これも同様に現在市販されている洗濯乾燥機に設定されているコースと同様のもの、或いは類似のものである。
洗濯乾燥機10には制御装置が内蔵されており、この制御装置は上述した洗濯乾燥機10の各シーケンスを実行する機能を備えている。
図3は制御装置26の構成を示しており、この制御装置26はワンチップ方式のマイクロコンピュータ28を主体に構成されている。マイクロコンピュータ28は演算ブロック30を備え、この演算ブロック30は機能的に役割が分担されており、制御部32に記憶されたプログラムによって演算部34が入力された情報等に基づいて所定の演算を行ない、この演算結果を出力するものである。
また、制御部32とは別に設けられた不揮発性記憶装置(例えば、フラッシュROM)36は種々のデータが記憶されているものであり、後述する動作エラーや故障の場合の動作状態量が記憶される記憶エリアも割り当てられている。これらの各機能部はバスラインによって相互に接続されており、必要な命令情報や状態情報が伝送されるようになっている。
また,不揮発性記憶装置36には各制御機構の動作状態量が選択されたシーケンスを実行している中で、定期的及び動作エラーや故障が発生した時点の両方で記憶されている。
また、マイクロコンピュータ28にはタイマー38も設けられており、このタイマー38は入出力演算のための時間計測や、制御プログラムに割り込みをかけるための時間割り込みタイミングに使用される。
更に、入力ポート40と出力ポート42も設けられている。入力ポート40には洗濯乾燥機10の動作状態量を表す信号が入力されている。代表的には、入力回路部44に電源スイッチ46やキー入力48等のディスクリート信号、水位センサ50、振動センサ52、温度センサ54、加速度センサ56等のアナログ信号が入力されている。アナログ信号は入力回路部44に設けられたA/D変換器によってマイクロコンピュータ28で処理できる電圧レベルに規格化されるものである。
出力ポート42には演算部ブロック30によって演算された各制御機構の制御量が出力される。この出力ポート42の出力は出力駆動回路部58に送られ、各制御機構の駆動に適した出力量に変換されて各制御機構に送られるものである。制御機構としては、循環ポンプ60、風呂水ポンプ62、メイン給水弁64、ソフナ給水弁66、水冷除湿弁68、スプレー弁70、駆動モータ72、操作パネル部74、ブザー76等が備えられている。
そして、洗濯乾燥機10の電源スイッチが入ると、洗濯乾燥機10に設けられた整流回路によって家庭用コンセントからの電流が変圧、整流されて制御装置26に通電されて制御可能状態となる。
制御装置26には、キー入力48、水位センサ50、振動センサ52、温度センサ54、加速度センサ56等からの入力信号が与えられ、予め定められたシーケンスプログラムに従い、メイン給水弁64、ソフナ給水弁66、水冷除湿弁68、スプレー弁70、駆動モータ72、表示手段74等の制御機構を制御する。
出力駆動回路部58はマイクロコンピュー28からの指示に従って各制御機構の駆動制御を行い、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を実行する。洗濯が終了すると、マイクロコンピュータ28からの信号で制御機構への駆動信号を停止して電力供給を遮断する。
以上のような洗濯乾燥機10において本発明に関する動作は次の通りであるが、先ず操作パネル部20の構成を図4a乃至図4cに基づいて説明する。
図4aは操作パネル部20に設けたフルドット液晶表示部22の表示状態を示しており、コース設定が終了した後の画面を表示している。
操作パネル部20はその中央付近にフルドット液晶表示部22と操作ボタン部24が設けられている。操作ボタン部24を構成する各操作ボタンはフルドット液晶表示部22の下側と両側に配置されている。
例えば、図面左側には洗濯、洗乾(洗濯と乾燥)、乾燥のコース設定ボタン78が設けられ、下側には予約、洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の個別のモードの操作ボタン80が設けられている。また、洗濯乾燥機10の起動、再起動、停止を行なうスタート/一時停止ボタン82や音声案内を起動する音声ボタン84等も設けられている。これらの操作ボタンは例示的に示したものであり、これ以外に種々の操作ボタンの追加や変更があっても何ら差し支えないものである。
フルドット液晶表示部22はセグメント表示方式ではなく、記号や漢字、ひらがな等の文字が表示されるものであって、制御装置28に設けられた不揮発性記憶装置36に記憶された文字変換テーブルから読み出されて表示されるものである。尚、文字変換テーブルは制御部32に設けられている記憶装置に記憶されていても良いものである。
図4aの表示状態は洗濯コースを選択して15分の洗濯を2回行って30分の洗濯を行なうことを文字によって表示している。
次に、図4bは不揮発性記憶装置36等の記憶手段に記憶されている内容の確認画面を表示したものである。この表示状態は選択されたコースがコードC08で定義されたコースであることを示している。
具体的には(1)標準の洗濯コースが設定されていること、(2)現在のコース進行状態が初期状態(設定された直後)であること、(3)各制御機構の動作時間が0分であること、(4)各制御機構の負荷状態がONであるかOFFであるか等の情報を文字情報によって表示している。尚、表示情報はこれ他に限らず種々のものが設定可能である。
このような表示を行なうようにできれば、例えば洗濯コースを設定した後にスタートボタンを押さずに別の用事を片づけた後に、再びスタートボタンを押す前にどんな設定コースをしたか、記号や漢字、ひらがな等の文字情報で迅速に且つ具体的に確認することができるようになって使い勝手が良いものである。
本実施例では後述するように洗濯乾燥機10を稼働させている状態で動作エラーや故障が発生した時に、これらの動作エラーや故障の種類やその時の時間、制御機構の動作状態量を時系列に順番に不揮発性記憶装置36の記憶エリアに記憶していく構成とされている。
そして、図4cは動作エラーや故障が発生した時の動作エラーや故障の内容情報を画面に表示したものである。この表示状態は動作エラーや故障は発生した時の表示内容を例示的に示したものである。
具体的には(1)お知らせコードとして動作エラーの一つであるC08で規定される「ドアロック異常」の表示や、(2)この「ドアロック異常」に関する対応策(解除ボタン)を行なうボタンである「スタート/一時停止ボタン」82の表示や、(3)「ドアロック異常」に関する解除方法、例えば、「ドアを閉めて下さい。スタート/一時停止ボタンを押すと運転再開します。」といった具体的な解除方法を文字情報によって表示している。この表示は上述したように文字変換テーブルを利用して文字情報として表示されるが、基本的には一つの動作エラーや故障に関する詳細情報、及び動作エラーをフルドット液晶表示部22の画面に一括して表示するように構成されている。
このように、本実施例によればフルドット液晶表示部22に記号や漢字、ひらがな等の文字が表示される構成とし、洗濯や乾燥のシーケンスの設定情報や、動作エラーや故障が発生した時の内容情報を記憶手段に記憶しておき、操作ボタン或いは内部処理からの表示命令でこの記憶手段に記憶された洗濯や乾燥のシーケンスの設定情報、動作エラーや故障が発生した時の内容情報から必要な情報を読み出し、この読み出された情報に基づいてフルドット液晶表示部22に表示する文字を文字変換テーブルから読み出してフルドット液晶表示部22に転送して表示されるものである。
次に、洗濯乾燥機10の運転開始から運転終了までのシーケンスにおいて本実施例に関係するフローチャートを図5、図6に基づき説明する。一例として、洗濯コースを選択してその工程動作中に動作エラーを発生し、動作エラーの原因を特定した情報をフルドット液晶表示部22に文字情報として表示する場合を説明する。
図5において、ステップ50(以下、“ステップ”を“Sと”省略して表記する)で電源スイッチを押し下げて電源を「入」にしたどうかを判断し、電源が入ったと判断されるとS51に進み、そうでないとS50に戻って電源の状態を監視する。この時フルドット液晶表示部22は何も表示されていない。
電源が入ったと判断されるとS51に進んで、使用者が洗濯コースボタンにより洗濯コースの設定を行い、その後に洗い時間を洗いボタンで設定すると、その時間がフルドット液晶表示部22に表示される。この時のフルドット液晶表示部22の表示状態は図4aに示す状態である。同様にして、すすぎ回数をすすぎボタンで設定し、脱水時間を脱水ボタンで設定する。この場合も、それぞれの設定時間は図4aにあるように表示される。この洗濯コースの設定が完了されると使用者はスタート/一時停止ボタン82を押し下げる。
次に、S52でスタート/一時停止ボタン82の状態を監視しておき、スタート/一時停止ボタン82が入ったと判断されるとS553に進み、そうでないとS52に戻ってスタート/一時停止ボタン82の状態を監視する。スタート/一時停止ボタン82が押されていない状態で選択されたコースの確認を行なう場合は、コース確認ボタン(図示せず)を押し下げると図4bに示されたような表示がフルドット表示部22に文字表示される。
スタート/一時停止ボタン82が入ると、S53に進んで開閉ドア16をロックした後に、S54に進んで洗剤量センシングや衣類の容量測定等を行なって設定された洗濯コースを実行する。
洗濯乾燥機10の洗濯コース実行中には制御装置26に設けられた動作エラーや故障の検出プログラムが所定時間毎に実行されており、洗濯乾燥機10の動作エラーや故障状態を監視している。この検出プログラムの実行によって動作エラーや故障が検出されると動作エラーフラグや故障フラグが活性化(0から1にフラグが変更)される。
制御装置26はこの動作エラーフラグや故障フラグを所定時間毎に監視しており、S55でこのフラグに変更があったと判断するとS56に進み、そうでないとS55に戻って動作エラーフラグや故障フラグを監視する。本実施例では、例えば開閉ドア16の「ドアロック異常」が発生したと想定して説明する。
S55で「ドアロック異常」の動作エラーが検出されると、S56に進んで不揮発性記憶装置36の記憶エリアに「ドアロック異常」の発生時間、「ドアロック異常」の種類、この時の各制御機構の動作状態量等を書き込む。この記憶エリアは時系列な順番で動作エラーや故障の詳細情報を記憶していくようになっている。
S56で「ドアロック異常」に関する詳細情報が記憶されると、S57に進んで各制御機構の動作を停止して洗濯乾燥機10の洗濯コースの実行を停止する。
制御機構の動作を停止する場合は、例えば出力駆動回路58の出力段の前に設けたインヒビット回路の状態を動作状態とは逆の状態に制御することで実行できる。
次に、S58に進んで制御装置26は各制御機構の動作を停止してブザー76を吹鳴して使用者に異常発生を報知すると共に、動作エラーや故障の検出に応じて発生する内部処理による表示命令によってフルドット液晶表示部22に「ドアロック異常」が発生したことを表示する。
この場合、「ドアロック異常」のフラグが活性化されると、これに関連付けられた「ドアロック異常」に対応する操作ボタンの名称や、「ドアロック異常」を復帰させるために必要な対応動作や操作ボタンの操作方法等の情報を読み出し、文字変換テーブルを利用して文字情報に変換する。
これらの対応方法は動作エラーや故障の種類毎に準備されており、これらは不揮発性記憶装置36に記憶されている。この表示は上述したように文字変換テーブルを利用して文字情報として表示されるが、基本的には一つの動作エラーや故障に関する詳細情報をフルドット液晶表示部22の画面に表示するように構成されている。
この表示状態は図4cにあるように、(1)お知らせコードとして動作エラーの一つであるC08で規定される「ドアロック異常」の表示、(2)この「ドアロック異常」に関する対応ボタン(解除ボタン)である「スタート/一時停止ボタン」82の表示、(3)「ドアロック異常」に関する解除方法、例えば、「ドアを閉めて下さい。スタート/一時停止ボタンを押すと運転再開します。」といった具体的な解除方法を文字情報によって表示している。
次に、S59に進んでエラー解除ボタン、ここではスタート/一時停止ボタン82が押されたどうかを判断し、スタート/一時停止ボタン82が押されればS60に進み、そうでなければS59に戻ってエラー解除ボタンが押されたどうかを監視する。
フルドット液晶表示部22の指示にしたがって開閉ドア16を正規の状態に戻してスタート/一時停止ボタン82を押すと、開閉ドア16を正規の状態に戻してあるので「ドアロック異常」が解消されている状態となって、S60において、制御装置26は停止されていた各制御機構を動作できるように出力駆動回路58等をリセットする。例えば、出力駆動回路58の出力段の前に設けられたインヒビット回路の停止状態を動作状態にリセットするものである。
このインヒビット回路は制御装置26のマイクロコンピュータ28によって制御され、異常発生時に出力駆動回路58から不用意に駆動信号が出力されるのを防止する論理素子からなっている。
S60で各制御機構が駆動可能な状態になると、S61に進んで制御装置26は各制御機構を駆動して洗濯コースの動作を再開し、所定の工程を終了すると運転終了となるものである。
以上が通常の家庭内で行なわれる洗濯乾燥機10の使用状態であり、洗濯や乾燥のシーケンスの動作中に動作エラーや故障が生じた場合に、動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量、動作エラーや故障の解消方法等を洗濯乾燥機の外部表面に設置したフルドット液晶表示画面に文字として表示するようにしているため、迅速に且つ具体的に動作エラーや故障の内容や解消方法を把握できるものである。
次に図6において、サービスマンが動作エラーや故障の原因解明を行なう場合を説明する。使用者による動作エラーや故障の回復が困難な場合はサービスマンによって対応するが、セグメント表示方式では動作エラーや故障を生じた時の動作状態量等を複数回に分けて表示するようにされているので、動作エラーや故障の解析に時間がかかり、サービスマンにとって使い勝手が良くないという不具合があった。
図6にあるように、S62でサービスマンによって動作エラーや故障の解析のための特殊ボタン1が押し下げられたかどうかを判断し、押し下げられた場合はS63に進み、そうでない場合はS62に戻って特殊ボタン1の押し下げを監視する。この特殊ボタン1は洗濯乾燥機10の外観から見えない場所に設けられた専用のボタンであっても良いし、フルドット液晶表示部22の操作ボタン部24の複数(2個以上)のボタンを同時押し下げによって得られる信号の組み合わせであっても良い。以下に述べる特殊ボタン2も同様である。
S62で特殊ボタン1が押されると、S63に進んで不揮発性記憶装置36の所定の記憶エリアに記憶された最新の動作エラーや故障の詳細情報を読み出して、フルドット液晶表示部22に表示する。
この表示は上述したように文字変換テーブルを利用して文字情報として表示されるが、基本的には一つの動作エラーや故障に関する詳細情報をフルドット液晶表示部22の画面に一括して表示するように構成されている。
したがって、詳細情報の表示すべき情報量に応じて文字情報のフォントの大きさが選択されて、或いは文字情報を縮尺、拡大して表示される。フォントの大きさはビットマップ方式であれば必要な枚数だけ準備しておけば良く、また文字情報を縮尺、拡大する場合は文字情報にベクトル情報を与えておけば良いものである。
また、サービスマンにとっては使用者とは異なった詳細情報が必要であり、この点でもフォントの大きさを変えて一つの画面に表示することは動作エラー故障の原因解析の時間を短くできるものである。
次に、S64でサービスマンによって動作エラーや故障の解析のための特殊ボタン2が押し下げられたかどうかを判断し、押し下げられた場合はS65に進み、そうでない場合はS64に戻って特殊ボタン2の押し下げを監視する。
S64で特殊ボタン2が押されると、S65に進んで不揮発性記憶装置36の所定の記憶エリアに記憶された最新の動作エラーや故障の詳細情報より一つ前の動作エラーや故障の詳細情報前を読み出して、フルドット液晶表示部22に表示される。この場合も表示内容はS61と同様の形態で表示される。
尚、特殊ボタン2が押される毎に動作エラーや故障の詳細情報は過去に遡って不揮発性記憶装置36から読み出されて、フルドット液晶表示部22に表示される。
このように、サービスマンが動作エラーや故障の原因解明を行なう場合では、一つの動作エラーや故障を生じた時の動作状態量等の詳細情報をフルドット液晶表示部22に表示するようにされているので、動作エラーや故障の解析の時間が短くなり、サービスマンにとって使い勝手が良くなるものである。
尚、動作エラーや故障を生じた時の動作状態量等の詳細情報が多すぎて、フルドット液晶表示部22では表示しきれない、或いはフォントが小さすぎて判読しづらい場合はパーソナルコンピュータと接続して分かりやすく表示できるようにしても良く、サービスマンの解析を容易にできる効果がある。
パーソナルコンピュータと洗濯乾燥機10の制御装置26を接続する場合は、操作パネル部20の背面側に設けられたUSBコネクタとUSBケーブルを利用して相互に接続してデータ交換を行なうことができる。
また、パーソナルコンピュータと接続すれば、動作エラーや故障を生じた時の動作状態量等の詳細情報を動作エラーや故障の解析の専門部署へ転送することもできるので解析速度を更に上げることが期待できる。
以上述べた通り、本発明によれば、動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を洗濯乾燥機の外部表面に設置したフルドット液晶表示画面に文字として表示するようにしているため、迅速に且つ具体的に動作エラーや故障の内容を把握できるようになる。
10…洗濯乾燥機、12…筺体、14…回転ドラム、16…開閉扉、18…トップカバー、20…操作パネル部、22…ルドット液晶表示部、24…操作ボタン部、26…制御装置、28…マイクロコンピュータ、30…演算ブロック、32…制御部、34…演算部、36…不揮発性記憶装置、38…タイマー、40…入力ポート、42…出力ポート、44…入力回路部、58…出力回路部、78…コース設定ボタン、80…操作ボタン、82…スタート/一時停止ボタン。

Claims (5)

  1. 筺体内部に設けた外槽内に配置された回転ドラムと、
    少なくとも外槽内に水道水を供給する給水栓及び外槽内の洗濯、すすぎ済みの水道水を排水する排水栓、前記回転ドラムを回転する駆動モータ、乾燥空気を前記回転ドラムに供給する加熱源及びファン等よりなる制御機構と、
    前記制御機構を制御するための駆動信号を演算して生成する制御装置と、
    前記制御装置に備えられ、動作エラーや故障が発生した時の動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を記憶する記憶手段と、
    外部の操作ボタン或いは内部処理による表示命令によって、少なくともこの動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等が前記記憶手段から読み出されて文字に変換された文字情報を表示する前記筺体の外部表面に設置されたフルドット液晶表示部と
    よりなることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 筺体内部に設けた外槽内に配置された回転ドラムと、
    少なくとも外槽内に水道水を供給する給水栓及び外槽内の洗濯、すすぎ済みの水道水を排水する排水栓、前記回転ドラムを回転する駆動モータ、乾燥空気を前記回転ドラムに供給する加熱源及びファン等よりなる制御機構と、
    前記制御機構を制御するための駆動信号を演算して生成する制御装置と、
    前記制御装置に備えられ、動作エラーや故障が発生した時の動作エラーや故障の種類、その時の動作状態量等を記憶する第1の記憶手段と、
    前記制御装置に備えられ、前記動作エラーや故障を解除するための解除情報が記憶された第2の記憶手段と、
    外部の操作ボタン或いは内部処理による表示命令によって、少なくともこの動作エラーや故障の種類とその解除情報が前記第1及び前記第2の記憶手段から読み出されて文字に変換された文字情報を表示する前記筺体の外部表面に設置されたフルドット液晶表示部と
    よりなることを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 請求項1或いは請求項2のいずれかに記載の洗濯乾燥機において、
    前記フルドット液晶表示部には一つの動作エラーや故障に関する文字情報が表示されることを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 請求項1或いは請求項2のいずれかに記載の洗濯乾燥機において、
    前記記憶手段に記憶されている前記フルドット液晶表示部に表示される動作エラーや故障に関する情報は文字変換テーブルによって文字情報に変換されることを特徴とする洗濯乾燥機。
  5. 請求項4に記載の洗濯乾燥機において、
    前記記憶手段に記憶されている前記フルドット液晶表示部に表示される動作エラーや故障に関する文字情報は表示される情報量によって文字の大きさが調整されることを特徴とする洗濯乾燥機。
JP2012128643A 2012-06-06 2012-06-06 洗濯乾燥機 Pending JP2013252222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012128643A JP2013252222A (ja) 2012-06-06 2012-06-06 洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012128643A JP2013252222A (ja) 2012-06-06 2012-06-06 洗濯乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013252222A true JP2013252222A (ja) 2013-12-19

Family

ID=49950262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012128643A Pending JP2013252222A (ja) 2012-06-06 2012-06-06 洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013252222A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018040187A1 (zh) * 2016-08-31 2018-03-08 无锡小天鹅股份有限公司 衣物处理装置
CN109208240A (zh) * 2018-10-29 2019-01-15 青岛海尔洗衣机有限公司 用于洗衣机的控制方法
CN114059274A (zh) * 2020-07-30 2022-02-18 青岛海尔洗衣机有限公司 洗涤设备的运行控制方法及装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018040187A1 (zh) * 2016-08-31 2018-03-08 无锡小天鹅股份有限公司 衣物处理装置
CN109208240A (zh) * 2018-10-29 2019-01-15 青岛海尔洗衣机有限公司 用于洗衣机的控制方法
CN114059274A (zh) * 2020-07-30 2022-02-18 青岛海尔洗衣机有限公司 洗涤设备的运行控制方法及装置
CN114059274B (zh) * 2020-07-30 2024-02-13 青岛海尔洗衣机有限公司 洗涤设备的运行控制方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013252222A (ja) 洗濯乾燥機
KR20170033685A (ko) 의류처리장치의 제어방법
JP2002085888A (ja) ランドリー機器制御システム及びランドリー機器
US11078613B2 (en) Laundry handling apparatus and control method therefor
US10934653B2 (en) Laundry treatment apparatus
CN105496331B (zh) 洗碗机及其控制方法
US11085138B2 (en) Device for handling laundry, and control method thereof
US20190040563A1 (en) Laundry treatment device and method for controlling same
KR102099177B1 (ko) 의류처리장치의 제어방법
US10927492B2 (en) Laundry processing apparatus and control method thereof
JP2016022284A (ja) 洗濯機及び洗濯乾燥機
US20190071810A1 (en) Laundry handling apparatus and control method therefor
JP4987829B2 (ja) 洗濯機
KR100499489B1 (ko) 세탁기의 제어 방법
KR101960308B1 (ko) 의류처리장치
KR20230157124A (ko) 세탁물 처리기기
JP7517790B2 (ja) 衣類処理装置
JPH1147486A (ja) 洗濯機
KR102437907B1 (ko) 세탁물처리장치 및 제어방법
CN116411451A (zh) 衣物处理设备控制方法、衣物处理设备及存储介质
JPH11169585A (ja) 機器の制御装置
KR102316085B1 (ko) 의류처리장치의 제어방법
KR920010401B1 (ko) 드럼 세탁기의 구김 방지 방법
CN114481537A (zh) 洗衣机加热控制方法、装置、设备及介质
KR20050021833A (ko) 세탁기 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151006