JP2013251879A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光部から発光された光をユーザーに認識させやすくした携帯電子機器を提供する。
【解決手段】携帯電話機1は、筐体2と、筐体2における角部に配置される突出部200と、突出部200に対応して形成される貫通孔100と、貫通孔100における内側面の全周にわたって配置される発光面を有する発光部と、を有する。貫通孔100は、窪み部150の窪み面である第1内側面151と、突出部200の内側面である第2内側面201とにより構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯電子機器に関する。
従来、携帯電子機器としての携帯電話機において、発光部を有するタイプが存在する。例えば、このタイプの携帯電話機は、通信部が通信信号を受信した場合に発光する発光部を備える。
そして、ユーザーにおける着信等の認識性を向上させるため、発光部を所定パターンで点滅させる携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1の携帯電話機において、屋外のように明るい場所に置かれた場合、発光部から発光された光が見え難い場合があった。
特開2008−054137号公報
本発明は、発光部から発光された光をユーザーに認識させやすくした携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、本体部と、前記本体部に形成される、凹部、貫通孔、又は溝部と、前記凹部を構成する構成面、貫通孔を構成する構成面、又は前記溝部を構成する構成面に露出して配置される発光面を有する発光部と、を備える携帯電子機器に関する。
また、携帯電子機器において、前記発光面は、前記構成面における一部に形成されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記発光部は、前記構成面に、前記発光面に対向して配置される反射部材と、を備えることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記発光面は、前記構成面の略同一面上に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記発光面は、前記構成面から突出して配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記発光面は、前記構成面から窪んだ位置に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記発光部は、発光体と、前記発光面を有する導光体であって、前記発光体からの光を導光すると共に、導光した光を前記発光面から出光させる導光体と、を備えることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記発光部は、複数の発光体を有することが好ましい。
また、携帯電子機器は、所定のトリガーを受信した場合、前記発光部を構成する前記発光体を発光制御可能に構成される制御部と、を備えることが好ましい。
また、携帯電子機器は、前記発光部とは異なる他の発光部であって、1又は複数の発光体を有する他の発光部を備え、前記制御部は、前記所定のトリガーを受信した場合、前記他の発光部を構成する発光体を発光制御可能に構成されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記発光部を構成する発光体、及び前記他の発光部を構成する発光体のうち、全部又は一部の発光体は、前記発光部及び前記他の発光部の双方に共通の発光体であることが好ましい。
また、携帯電子機器は、前記他の発光部の近傍に配置される照度センサーと、を備え、前記制御部は、前記照度センサーにより検出された検出値に基づいて、前記発光部を発光/非発光させることが好ましい。
また、携帯電子機器は、貫通孔を有する携帯電子機器であって、前記本体部は、筐体と、前記筐体の外縁から突出する突出部と、を備え、前記筐体は、第1面と、前記第1面と対となる第2面と、前記第1面と前記第2面をつなぐ側面と、を有し、前記突出部は、前記側面に連続して配置され、外側面が該突出部の端部に連続する前記側面に比べて前記筐体の外側に突出して配置され、前記貫通孔は、前記第1面側から前記第2面側に貫通し、前記筐体の内側に窪む第1内側面と、前記突出部の内側面である前記筐体の外側に突出する第2内側面と、を構成面とすることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記突出部は、前記第1面に垂直な方向である厚さ方向における長さが、前記第1内側面に対応する位置における前記筐体の前記厚さ方向における長さよりも短いことが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記筐体は、前記第1面側の第1ケース部材と、前記第2面側の第2ケース部材と、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材との間に配置される第3ケース部材と、を有し、前記第1内側面は、前記第1ケース部材、前記第2ケース部材及び前記第3ケース部材にわたって配置位置され、前記第2内側面を有する前記突出部は、前記第3ケース部材に配置され、前記発光面は、前記第3ケース部材に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記突出部は、ストラップ取付部であることが好ましい。
また、携帯電子機器は、前記第1面又は前記第2面における所定方向の一端側に配置される操作部と、を備え、前記突出部は、前記所定方向において、前記一端側と反対の他端側に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記貫通孔は、円筒形状の中空部であることが好ましい。
また、携帯電子機器は、前記凹部、前記貫通孔、又は前記溝部に少なくとも一部が挿入可能な導光部材と、を有することが好ましい。
本発明によれば、発光部から発光された光をユーザーに認識させやすくした携帯電子機器を提供することができる。
図1は、第1実施形態の携帯電話機1における斜視図である。 図2は、第1実施形態の携帯電話機1における正面図である。 図3は、第1実施形態の携帯電話機1における裏面図である。 図4は、第1実施形態の携帯電話機1における側面図である。 図5は、図2における領域Aを示す図である。 図6は、図1における領域Aを示す図である。 図7は、第1実施形態の携帯電話機1における機能ブロック図である。 図8は、第1実施形態の携帯電話機1における作用を説明するフローチャートである。 図9Aは、発光部が発光した状態の第1実施形態における携帯電話機1の正面図である。 図9Bは、発光部が発光した状態の第1実施形態における携帯電話機1の裏面図である。 図9Cは、発光部が発光した状態の第1実施形態における携帯電話機1が平面上に載置された状態を示す斜視図である。 図10Aは、突出部にストラップを取り付けた状態の第1実施形態における携帯電話機1の正面図である。 図10Bは、突出部にストラップを取り付けた状態の第1実施形態における携帯電話機1が落下して突出部から床面に衝突した状態を示す図である。 図11Aは、第2実施形態における携帯電話機1Aの斜視図である。 図11Bは、第3実施形態における携帯電話機1Bの斜視図である。 図12Aは、第4実施形態における携帯電話機1Cの発光部を説明する部分拡大図である。 図12Bは、第5実施形態における携帯電話機1Dの発光部を説明する部分拡大図である。 図12Cは、第6実施形態における携帯電話機1Eの発光部を説明する部分拡大図である。 図13は、第7実施形態における携帯電話機1Fの機能ブロック図である。 図14は、第1実施形態における携帯電話機1の貫通孔に第1光透過部材が挿入された状態を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
図1から図6により、第1実施形態における携帯電話機1(携帯電子機器)の構成について説明する。図1は、第1実施形態の携帯電話機1における斜視図である。図2は、第1実施形態の携帯電話機1における正面図である。図3は、第1実施形態の携帯電話機1における裏面図である。図4は、第1実施形態の携帯電話機1における側面図である。図5は、図2における領域Aを示す図である。図6は、図1における領域Aを示す図である。
図1から図6に示すように、携帯電話機1は、本体部BDと、本体部BDに配置される貫通孔100と、貫通孔100の内側面100Aに露出して配置される発光面321を有する発光部300と、を備える。本体部BDは、筐体2と、突出部200とを備える。
また、具体的には、携帯電話機1は、筐体2と、筐体2における角部に配置される突出部200と、突出部200に対応して形成される貫通孔100と、貫通孔100における内側面100Aの全周にわたって配置される発光面321を有する発光部300と、を有する。貫通孔100は、後述する窪み部150の窪み面である第1内側面151と、突出部200の内側面である第2内側面201とにより構成される。貫通孔100の構成面である内側面100Aは、窪み部150の第1内側面151と、突出部200の第2内側面201とにより構成される。貫通孔100及び発光部300については、後に詳述する。
筐体2は、厚さの薄い略直方体である。筐体2は、第1面としての表面2Aと、第2面としての裏面2Bと、側面2Cとを有する。
本実施形態において、表面2Aは、操作時においてユーザーに対向する面であってユーザーからの押圧操作を受ける面である。表面2Aは、表側の面であり、裏面2Bと対をなす面である。
また、裏面2Bは、ユーザーの指及び手の平に対向して配置される面である。裏面2Bは、ユーザーの指及び手の平に載置される面である。
また、側面2Cは、表面2Aと裏面2Bとをつなぐ側面である。側面2Cは、後述する窪み部150が配置されると共に、突出部200が連続して配置される面である。
筐体2における表面2A側には、ハードキー群11と、タッチスクリーンディスプレイ21と、音入力部24と、音出力部25と、着信発光部350とが配置される。言い換えると、筐体2における表面2A側には、ハードキー群11と、タッチスクリーンディスプレイ21と、マイク用孔部24aと、レシーバ用孔部25aと、着信発光部350とが配置される。
また、筐体2における側面2Cには、インターフェース17と、サイドキー16と、スライドキー19とが配置される。言い換えると、筐体2における側面2Cには、IFカバー17aと、サイドキー16と、スライドキー19とが配置される。
ここで、図1から図4に示すように、携帯電話機1は、第1ケース部材20Aと、第2ケース部材20Bと、第3ケース部材20Cとを備える。
第1ケース部材20Aは、表面2Aを有するケース部材である。第1ケース部材20Aは、上述の通り、ハードキー群11を構成するハードキー11aから11eのキー部材と、タッチスクリーンディスプレイ21と、を外部に露出可能に構成される。また、第1ケース部材20Aは、音入力部24を構成するマイク用孔部24aと、音出力部25を構成するレシーバ用孔部25aとを有する。
また、第1ケース部材20Aは、窪み部150の一部を構成する窪み部150Aを有する。
また、第1ケース部材20Aは、窪み側面である第1内側面151の一部を構成する内側面151Aを有する。
第2ケース部材20Bは、裏面2Bを有するケース部材である。第2ケース部材20Bは、後述するバッテリー50をバッテリー収容部52に収容させるための開口部51を有する。第2ケース部材20Bには、開口部51を閉塞するようにバッテリーカバー20Dが取り付けられる。
また、第2ケース部材20Bは、窪み部150の一部を構成する窪み部150Bを有する。
また、第2ケース部材20Bは、第1内側面151の一部を構成する内側面151Bを有する。
第3ケース部材20Cは、第1ケース部材20Aと第2ケース部材20Bとの間に配置される。第3ケース部材20Cは、側面2Cを有するケースである。
第3ケース部材20Cには、インターフェース17と、サイドキー16と、スライドキー19とが露出して配置される。言い換えると、第3ケース部材20Cには、IFカバー17aと、サイドキー16と、スライドキー19とが露出して配置される。
第3ケース部材20Cは、後述する突出部200を有する。
また、第3ケース部材20Cは、後述する窪み部150の一部を構成する窪み部150Cを有する。
また、第3ケース部材20Cは、第1内側面151の一部を構成する内側面151Cを有する。また、第3ケース部材20Cは、第2内側面201を有する。
図1及び図2に示すように、操作部としてのハードキー群11は、筐体2における表面2A側に配置される。ハードキー群11は、筐体2の長手方向YにおけるY1側の端部側に配置される。ハードキー群11は、筐体2の短手方向Xに沿って略直線状に配置される。
ハードキー群11は、ハードキー11aと、ハードキー11bと、ハードキー11cと、ハードキー11dと、ハードキー11eと、を有する。各ハードキーは、キー部材と、スイッチ部とを有して構成される。
タッチスクリーンディスプレイ21は、文字及び図形を表示可能に構成される。タッチスクリーンディスプレイ21は、所定の機能に対応した文字及び図形等を表示可能に構成される。ここで、図形とは、アイコン、アプリケーションごとに設定された画面等を含む概念である。
タッチスクリーンディスプレイ21は、ディスプレイ21Aと、タッチスクリーン21Bとを有する。
ディスプレイ21Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ21Aは、文字及び図形等を表示する。
タッチスクリーン21Bは、タッチスクリーンディスプレイ21に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン21Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ21に接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン21Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。
サイドキー16は、所定の機能における動作がアサインされている。サイドキー16が押下されて選択された場合、所定の機能においてサイドキー16にアサインされた動作が実行される。本実施形態において、例えば、サイドキー16には、キーロック機能の実行動作がアサインされる。
スライドキー19は、側面に沿って筐体2の長手方向Yにスライド移動可能に構成される。スライドキー19には、位置に応じて所定の機能の起動動作、又は、起動中の機能における所定動作がアサインされる。
コネクタ部としてのインターフェース17は、筐体2の長手方向Yにおける一端であるY1側の端部側に配置される。コネクタ部としてのインターフェース17は、携帯電話機1の長手方向YにおけるY1側の端部側に配置される。
インターフェース17は、不使用時には、IFカバー17aにより覆われている。
インターフェース17は、使用時には、例えば、コードの一端に取り付けられた端子が接続される。
音入力部24は、筐体2における該筐体2の長手方向Yにおける一端側に配置される。音入力部24は、長手方向Yにおいて、ハードキー群11と同じ側の端部であるY1側の端部に配置される。音入力部24は、長手方向Yにおいて、ハードキー群11の外側に配置される。本実施形態において、音入力部24は、短手方向Xの中央部に配置される。
音入力部24は、表面2Aに配置されたマイク用孔部24aと、筐体2の内部に収容配置される通話用マイク24bとを有する。マイク用孔部24aは、通話用マイク24bに対向して配置される。
音出力部25は、筐体2における該筐体2の長手方向Yにおける他端側であるY2側に配置される。
音出力部25は、表面2Aに配置されたレシーバ用孔部25aと、筐体2の内部に配置されるレシーバ25bとを有する。
次いで、携帯電話機1における内部構造について説明する。
本体部BDを構成する筐体2の内部には、通話用マイク24bと、レシーバ25bと、タッチスクリーンディスプレイ21と、キー構造部(不図示)と、回路基板(不図示)と、アンテナ(不図示)と、バッテリー50と、が収容配置される。筐体2の内部には、通話用マイク24bと、レシーバ25bと、ディスプレイ21Aと、キー構造部(不図示)と、回路基板(不図示)と、アンテナ(不図示)と、バッテリー50と、が収容配置される。
通話用マイク24bは、筐体2の長手方向Yにおけるハードキー群11側の端部に配置される。通話用マイク24bは、Y1側の端部に配置される。
レシーバ25bは、筐体2の長手方向Yにおける通話用マイク24bと反対側のY2側の端部側に配置される。レシーバ25bは、筐体2の長手方向Yにおけるハードキー群11側と反対側の端部側に配置される。
ディスプレイ21Aは、例えば、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とを含んで構成される。
キー構造部は、各ハードキーを構成するキー部材と、キーシートと、各ハードキーを構成するスイッチ部が実装されたキー基板と、を有する。
回路基板は、平板状の基板部と、基板部の表面に実装される電子部品及び各種回路ブロックと、基板部の表面に実装される基準電位パターン層とを有する。
基板部に実装される電子部品は、例えば、アンテナが送受信する信号を処理する信号処理部を含む電子部品等である。また、回路ブロックは、例えば、RF(Radio Frequency)回路及び電源回路等である。
本実施形態において、回路基板は、長手方向YにおけるY1側の端部側に偏って配置される。
アンテナは、基台と、基台に上に配置された所定形状のアンテナエレメントとを有して構成される。
アンテナエレメントは、帯状の板金により構成される。アンテナエレメントは、不図示の給電端子を介して回路基板から給電される。これにより、アンテナエレメントは、給電端子を介して回路基板から給電されると共に、回路基板のRFモジュール等と接続される。
バッテリー50は、バッテリー収容部52に収容配置される。
バッテリー50は、バッテリー収容部52に収容配置された状態において、筐体2の長手方向Yにおける一端であるY1側の端部側に配置される。
バッテリー50は、他の構成要素に比べて重い構成要素である。このため、本実施形態において、携帯電話機1における重心は、長手方向YにおけるY1側に偏る。
また、本実施形態において、本体部BDの内部には、後述する発光部300を構成する発光体310及び導光体320と、他の発光部である着信発光部350を構成する着信発光体355とが配置される。
続けて、携帯電話機1における突出部200及び貫通孔100について説明する。
図5及び図6に示すように、携帯電話機1は、本体部BDに配置される貫通孔100を備える。携帯電話機1は、貫通孔100と、貫通孔100の内側面100Aにおける全周に配置される発光面321を有する発光部300と、を備える。
詳細には、携帯電話機1は、表面2A側から裏面2B側に貫通する貫通孔100を有する。
そして、携帯電話機1は、貫通孔100の内側面100Aにおける全周に配置される発光面321を有する発光部300を備える。
貫通孔100は、本体部BDに形成される。貫通孔100は、表面2A側から裏面2B側に貫通する。貫通孔100は、突出部200に対応する位置に表面2A側から裏面2B側に貫通する。貫通孔100は、筐体2における厚さ方向Zにのびるように形成される貫通孔である。本実施形態において、貫通孔100は、円筒形状の中空部である。
貫通孔100は、本体部BDにおける角部(表面2A側からみて右上の角部、図1及び図2参照)に形成される。貫通孔100は、筐体2における角部に形成される。
貫通孔100は、窪み部150と、突出部200とにより形成される。詳細には、貫通孔100は、窪み部150の窪み側面である第1内側面151と、突出部200の内側面である第2内側面とにより形成される。貫通孔100は、窪み部150の窪み側面である第1内側面151と、突出部200の内側面である第2内側面とを、構成面である内側面とする。
詳細には、貫通孔100は、第1ケース部材20Aに形成される内側面151A、第2ケース部材20Bに形成される内側面151B及び第3ケース部材20Cに形成される内側面151Cと、第3ケース部材20Cに形成される第2内側面201と、により形成される。
貫通孔100は、略直方体の筐体の外側に追加して形成された場合に比べ、筐体の内側にずれた位置に形成されている。
貫通孔100は、突出部200に対応する部分が、筐体2に対応する部分に比べて厚さ方向Zにおける長さが短く構成される。言い換えると、貫通孔100は、突出部200に対応する部分が、筐体2に対応する部分に比べて厚さ方向Zにおける厚さが薄く構成される。
貫通孔100は、構成面としての内側面100Aを有する。内側面100Aは、窪み部150の第1内側面151と、突出部200の第2内側面201とにより構成される。
内側面100Aには、発光部300における発光面321が全周にわたって外部に露出して配置される。
発光部300から光が発光されることで、貫通孔100は、光が発光される空間となると共に、表面2A側の端部及び裏面2B側の端部から本体部BDの外部に光を出光させる。
窪み部150は、筐体2における側面に配置される。具体的には、窪み部150は、筐体2における角部(表面2A側からみて右上の角部、図1及び図2参照)に配置される。窪み部150は、突出部200とともに貫通孔100を形成する。
窪み部150は、第1ケース部材20A、第2ケース部材20B及び第3ケース部材20Cにわたって配置される。
窪み部150は、第1ケース部材20Aの窪み部150Aと、第2ケース部材20Bの窪み部150Bと、第3ケース部材20Cの窪み部150Cと、を有する。
窪み部150は、表面2Aに垂直な方向である厚さ方向Zにおける長さが、突出部200の厚さ方向Zにおける長さよりも長い。言い換えると、窪み部150は、表面2Aに垂直な方向である厚さ方向Zにおける厚さが、突出部200の厚さ方向Zにおける厚さよりも厚い。
窪み部150は、筐体2の内側に窪む窪み側面である第1内側面151を有する。
第1内側面151は、後述する突出部200の内側面である第2内側面201とともに貫通孔100を形成する。第1内側面151は、第2内側面201とともに貫通孔100の内側面100Aを形成する。言い換えると、第1内側面151は、貫通孔100の構成面である内側面100Aの一部を構成する。
第1内側面151は、第1ケース部材20Aの内側面151Aと、第2ケース部材20Bも内側面151Bと、第3ケース部材20Cの内側面151Cと、を有する。
突出部200は、窪み部150に対応して配置されると共に、筐体2の側面2Cに連続して配置される。
突出部200は、筐体2における角部(表面2A側からみて右上の角部、図1及び図2参照)に配置される。突出部200は、筐体2における角部から突出して配置される。突出部200における外側面202は、該突出部200の端部に連続する側面2Cに比べて、筐体2の外側に突出して配置される。突出部200は、窪み部150の端部同士をつなぐアーチ状である。突出部200は、一端から他端まで略同じ幅である。
突出部200は、第3ケース部材20Cに配置される。
突出部200は、表面2Aに垂直な方向である厚さ方向Zにおける長さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける長さよりも短い。言い換えると、突出部200は、表面2Aに垂直な方向である厚さ方向Zにおける厚さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける厚さよりも薄い。
突出部200は、第1内側面151に連続して配置される第2内側面201を有する。
第2内側面201は、第3ケース部材20Cに配置される。
第2内側面201は、第1内側面151と連続すると共に、筐体2の外側に突出して配置される。
第2内側面201は、窪み部150の窪み側面である第1内側面151とともに貫通孔100を形成する。第2内側面201は、第1内側面151とともに貫通孔100の内側面100Aを形成する。言い換えると、第2内側面201は、貫通孔100の構成面である内側面100Aの一部を構成する。
発光部300は、貫通孔100の構成面である内側面100Aに露出して配置される発光面321を有する。発光部300は、発光面321から外部に光を出光可能に配置される。
本実施形態において、発光部300は、発光体310と、環状の導光体320と、を備える。
発光体310は、出光面311を有する。発光体310は、出光面311から光を出光可能に構成される。発光体310は、後述する制御部410により発光が制御される。
発光体310は、例えば、LED(Light Emitting Diode)等により構成される。
導光体320は、環状に形成される。導光体320は、リング状に形成される。
導光体320は、入光面322と、発光面321とを有する。
入光面322は、発光部310の出光面311に対向して配置される。入光面322は、発光部310から出光された光を導光体320に入光させる。
発光面321は、導光体320における内面側の部分である。言い換えると、導光体320は、発光面321を有する。
発光面321は、導光体320における内側に、環状に形成される。発光面321は、導光体320の環状における中心に向けて出光するよう、該中心を囲むように配置される。本実施形態において、発光面321は、貫通孔100の内側面100Aと略同一面上となるよう配置される。発光面321は、貫通孔100の内側面100Aと面一となるよう配置される。
導光体320は、発光体310からの光を導光すると共に、導光した光を発光面321から出光させる。導光体320は、入光面322から入光された光を環状方向に導光すると共に、発光面321から出光させる。導光体320は、発光面321から貫通孔100内に光を出光する。導光体320は、発光面321から貫通孔100内に光を発光する。
ここで、貫通孔100は、外部よりも暗い空間を含む。このため、携帯電話機1において、発光部300から発光された光は、外部から認識しやすい。
また、発光面321は、貫通孔100の内側面100Aの全周にわたって配置されている。これにより、ユーザーは、携帯電話機1を表面2A側からみた場合、及び、裏面から見た場合、貫通孔100をどの角度から見ても発光面321又は発光面321から出光した光を視認できる。また、ユーザーは、携帯電話機1を側面2C側から見た場合、貫通孔100の両端部から出光する光を視認することができる。
続けて、図7により、第1実施形態の携帯電話機1における機能ブロック図を説明する。図7は、第1実施形態の携帯電話機1における機能ブロック図である。
第1実施形態における携帯電話機1は、上述の発光部300を構成する発光体310と、着信発光部350を構成する着信発光体355と、通信部400と、制御部410と、を備える。
発光体310は、発光部300を構成する発光体である。発光体310は、制御部410により発光制御される。
後述のように、発光体310は、例えば、通信部400が着呼信号等の所定の通信信号を受信した場合、所定パターンで発光を開始する。そして、発光体310は、例えば、通信部400における呼び出し状態が終了した場合、発光を停止する。
着信発光体355は、着信発光部350を構成する発光体である。着信発光部350は、発光部300とは異なる他の発光部であって、1又は複数の着信発光体355を有する。
着信発光体355は、発光体310と同様に、制御部410により発光制御される。
また、着信発光体355は、発光体310と同様に、例えば、通信部400が着呼信号等の所定の通信信号を受信した場合、所定パターンで発光を開始する。そして、着信発光体355は、例えば、通信部400における呼び出し状態が終了した場合、発光を停止する。
通信部400は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えば、セルラーフォンの通信規格としては、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA、CDMA2000、PDC、GSM(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
通信部400は、外部からの通信信号を受信すると共に、外部に通信信号を送信可能に構成される。
また、通信部400は、所定のトリガー信号を制御部410に出力する。例えば、通信部400は、着呼信号等の外部からの通信信号を受信した場合、所定のトリガー信号を制御部410に出力する。また、通信部400は、呼び出し状態が終了した場合、所定のトリガー信号を制御部410に出力する。呼び出し状態が終了した場合とは、例えば、応答状態に変化した場合、相手先からの終了通知を受信した場合等である。
制御部410は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部410は、通信部400等の他の構成要素が統合されたSoC(System−on−a−chip)等の集積回路であってもよい。制御部410は、携帯電話機1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
制御部410は、発光体310における発光を制御する。制御部410は、発光体310を発光させると共に、発光体310における発光を停止させる。制御部410は、トリガーとしての所定のトリガー信号を受信した場合、発光部300を構成する発光体310を発光制御可能に構成される。制御部410は、所定のトリガー信号を受信した場合、所定の発光パターンで発光するよう発光体310を制御する。
制御部410は、例えば、通信部400から着呼信号等の通信信号を受信した場合に出力されたトリガー信号を受信すると、発光体310を所定の発光パターンで発光させる。そして、制御部410は、通信部400から呼び出し状態が終了した場合に出力されたトリガー信号を受信すると、発光体310の発光を停止させる。
また、制御部410は、着信発光体355における発光を制御する。制御部410は、着信発光体355を発光させると共に、着信発光体355における発光を停止させる。制御部410は、所定のトリガー信号を受信した場合、着信発光部350を構成する着信発光体355を発光制御可能に構成される。制御部410は、所定のトリガー信号を受信した場合、所定の発光パターンで発光するよう着信発光体355を制御する。
制御部410は、上述と同様に、例えば、通信部400から着呼信号等の通信信号を受信した場合に出力されたトリガー信号を受信すると、着信発光体355を所定の発光パターンで発光させる。そして、制御部410は、通信部400から呼び出し状態が終了した場合に出力されたトリガー信号を受信すると、着信発光体355の発光を停止させる。
続けて、図8から図9Cにより、第1実施形態における携帯電話機1の作用について説明する。図8は、第1実施形態の携帯電話機1における作用を説明するフローチャートである。図9Aは、発光部が発光した状態の第1実施形態における携帯電話機1の正面図である。図9Bは、発光部が発光した状態の第1実施形態における携帯電話機1の裏面図である。図9Cは、発光部が発光した状態の第1実施形態における携帯電話機1が平面上に載置された状態を示す斜視図である。
まず、図8に示すように、ステップST1において、通信部400は、外部から通信信号を受信する。具体的には、通信部400は、通信網を介して他の携帯電子機器から通信信号としての着呼信号を受信する。
そして、通信部400は、所定のトリガー信号を制御部410に出力する。
続けて、ステップST2において、通信部400から所定のトリガー信号を受信すると、制御部410は、着信発光体355を所定の発光パターンで発光させる。これにより、着信発光部350は、所定の発光パターンで発光する。
続けて、ステップST3において、制御部410は、同様に、発光体310を所定の発光パターンで発光させる。これにより、発光部300は、所定の発光パターンで発光する。
図9Aに示すように、ユーザーは、携帯電話機1を表面2A側からみた場合、着信発光部350における発光と、発光部300における発光との双方を視認可能である。
ここで、携帯電話機1における周囲が明るい場合、ユーザーが着信発光部350における発光を認識しにくい場合がある。
発光部300は、外部より暗い空間を含む貫通孔100内に向けて光を発光する。これにより、ユーザーは、周囲が明るくても発光部300における発光を認識できる。
上述の通り、携帯電話機1は、発光部300における発光をユーザーに認識させやすく構成される。
また、図9Bに示すように、ユーザーは、携帯電話機1を裏面2B側からみた場合、発光部300における発光を視認可能である。
更に、発光部300は、上述の通り、外部より暗い空間を含む貫通孔100内に向けて光を発光する。これにより、携帯電話機1における周囲が明るい場合、ユーザーは、周囲が明るくても発光部300における発光を認識できる。
上述の通り、携帯電話機1は、発光部300における発光をユーザーに認識させやすく構成される。
また、図9Cに示すように、ユーザーは、平面FL上に載置された携帯電話機1を斜め横からみた場合、着信発光部350における発光と、発光部300における発光との双方を視認可能である。
ユーザーは、発光部300における発光面321からの光を直接に視認する。ここで、発光部300における発光面321は、貫通孔100の内側面100Aの全周に配置されている。そのため、ユーザーは、貫通孔100を中心にどの角度からみても同様に発光面321からの光を直接に視認できる。
また、携帯電話機1の周囲が明るい場合、ユーザーは、着信発光部350における発光を認識しにくい場合がある。
発光部300は、外部より暗い空間を含む貫通孔100内に向けて光を発光する。これにより、ユーザーは、周囲が明るくても発光部300における発光を認識できる。
図9Cにおいて、発光体310から発光された光は、貫通孔100の表面2A側の端部及び裏面2B側の端部から外部に出光する。そのため、ユーザーは、発光部300からの光を好適に認識する。ユーザーは、発光体310からの光を好適に認識する。
また、発光部300から発光された光のうち、貫通孔100における平面FL側から出光する光は、平面FLに照射される。そのため、ユーザーは、平面FL上に照射された光を認識することで、発光部300から発光された光を認識することもできる。
上述の通り、携帯電話機1は、発光部300における発光をユーザーに認識させやすく構成される。
続けて、ステップST4において、制御部410は、通信部400から着信処理が終わったことを示す所定のトリガー信号を受信しない状態(ステップST4、NO)において、処理をステップST4の前に戻す。制御部410は、着信発光部350の着信発光体355、及び発光部300の発光体310の発光を継続させる。
また、制御部410は、通信部400から着信処理が終わったことを示す所定のトリガー信号を受信した場合(ステップST4、YES)、処理をステップST5に進める。
続けて、ステップST5において、制御部410は、発光部300における発光体310の発光を停止させる。
続けて、ステップST6において、制御部410は、着信発光体355の発光を停止させる。
そして、制御部410は、発光制御の処理を終了する。
続けて、図10A及び図10Bにより、ストラップを取り付けた状態の第1実施形態における携帯電話機1について説明する。
図10Aは、突出部にストラップを取り付けた状態の第1実施形態における携帯電話機1の正面図である。図10Bは、突出部にストラップを取り付けた状態の第1実施形態における携帯電話機1が落下して突出部から床面に衝突した状態を示す図である。
図10Aに示すように、突出部200は、ストラップ取付部として機能する。
突出部200は、ストラップを取り付け可能に構成される。例えば、ユーザーは、ストラップの紐を貫通孔100の中空空間に挿入して突出部200に巻き付けるようにして取り付けることで、ストラップを携帯電話機1に取り付けることができる。
ここで、本実施形態において、突出部200は、筐体2における角部に配置されるので、緩衝機能の面から好適であると共に、ストラップ取付の面からも好適な位置に配置される。
また、本実施形態において、突出部200は、側面2Cから筐体2の外側に突出して配置されると共に、貫通孔100は、表面2A側から裏面2B側に貫通する。
これにより、突出部200及び貫通孔100は、それぞれ従来よりも大きく構成される。そして、携帯電話機1は、従来に比べて多くのストラップを取付可能に構成される。突出部200は、ストラップ取付部として好適に機能する。
また、本実施形態において、貫通孔100は、上述の通り、表面2A側から裏面2B側に貫通する。これにより、突出部200に巻き付けるように取り付けられたストラップの紐は、突出部200の外周に沿ってスムースに移動可能に構成される。これにより、突出部200は、取り付けられたストラップを表面2A側から裏面2B側にスムースに移動させることが可能に構成される。突出部200は、ストラップ取付部として好適に機能する。
また、本実施形態において、突出部200は、厚さ方向Zにおける長さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける長さよりも短い。突出部200は、厚さ方向Zにおける厚さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける厚さよりも薄い。
これにより、取り付けられたストラップは、突出部200に自然に誘導される。突出部200は、取り付けられたストラップの紐の部分を一定の位置に集約させる。突出部200は、ストラップ取付部として好適に機能する。
また、本実施形態において、貫通孔100は、円筒形状の中空部である。
これにより、携帯電話機1において、突出部200におけるストラップの取付部分は、長くなる。更に、携帯電話機1において、ストラップの紐を収容する空間は、広くなる。つまり、携帯電話機1は、突出部200において取付用の紐が重なり合った状態で取り付けられていても該重なり合った取付用の紐を貫通孔100に収容可能に構成される。これにより、突出部200は、より多くのストラップを取付可能に構成される。突出部200は、ストラップ取付部として、より好適に機能する。
また、突出部200がアーチ状であるので、取り付けられたストラップの紐等がスムースに移動する。これにより、携帯電話機1は、短手方向X及び長手方向Yを含む平面方向において、取り付けられたストラップがスムースに移動可能に構成される。
また、携帯電話機1は、多くのストラップが取り付けられて紐が重なり合った状態でも、貫通孔100が円筒状であるため、ストラップが上記平面方向においてスムースに移動可能に構成される。突出部200は、ストラップ取付部として、より好適に機能する。
また、図10Bに示すように、突出部200は、緩衝機能部として機能する。
突出部200は、筐体2の外側に突出しているので、携帯電話機1が落下等した場合に筐体2よりも先に床面又は地面に衝突する。これにより、突出部200は、筐体2への衝撃を緩和する緩衝機能部として機能する。
本実施形態において、突出部200は、筐体2における角部から突出して配置されている。これにより、突出部200は、筐体2から最も突出すると共に、2つの側面から突出している。これにより、突出部200は、落下時に先に床面又は地面に筐体2よりも先に衝突して、緩衝機能部として好適に機能する。
また、本実施形態において、突出部200は、アーチ状である。突出部200における外側面202は、曲面状である。
これにより、突出部200は、床面等との衝突時において一箇所に強い力が加わることを回避すると共に、加えられた衝撃を分散するように構成される。これにより、突出部200は、緩衝機能部として好適に機能する。
また、本実施形態において、突出部200における筐体2側には、貫通孔100が配置されている。
これにより、突出部200が変形した場合でも、貫通孔100があるので、変形した突出部200が筐体2に損傷等を与えることが抑制される。
また、貫通孔100があるので、突出部200に強い衝撃が加えられた場合でも、直接的に筐体2に衝撃が伝達されることが抑制される。
突出部200は、貫通孔100と共に緩衝機能部として好適に機能する。
また、本実施形態において、貫通孔100は、円筒状に中空部である。
これにより、突出部200における第2内側面201も円筒状等の曲面状であるので、突出部200は、外部からの衝撃によって破損しにくいように構成される。
突出部200は、緩衝機能部として機能すると共に、衝撃による破損を抑制可能に構成される。
ここで、突出部200は、全部又は一部が弾性部材により構成されていてもよい。
この場合、突出部200は、緩衝機能部として、より好適に機能する。
ここで、本実施形態において、上述の通り、携帯電話機1は、突出部200に多くのストラップを取付可能に構成される。そして、突出部200に多くのストラップが取り付けられた携帯電話機1は、落下時において突出部200側から床面又は地面に落下やすくなる。
突出部200は、多くのストラップが取り付けられることで、携帯電話機1が落下した場合に、該突出部200を先に床面又は地面に衝突させるよう誘導する機能を奏する。
突出部200は、効果的に緩衝機能を奏するように誘導する誘導機能部として機能する。
ここで、本実施形態において、突出部200は、長手方向Yにおいて、バッテリー50側の端部であるY1側の端部と反対側の端部であるY2側の端部側に配置される。これにより、従来であればバッテリー50側の端部側であるY1側から床面又は地面に落下していたが、突出部200に複数のストラップが取り付けられることで、携帯電話機1が緩衝機能部である突出部200側であるY2側から床面又は地面に落下する場合が増える。突出部200は、効果的に緩衝機能を奏するように誘導する誘導機能部として機能する。
また、本実施形態において、携帯電話機1は、表面2Aにおける長手方向Yの一端側であるY1側に配置される操作部としてのハードキー群11と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて、一端側であるY1側と反対の他端側であるY2側に配置される。
携帯電話機1は、ユーザーに把持される端部側であるY1側と反対側の端部側であるY2側に突出部200を有する。これにより、携帯電話機1は、ユーザーが操作している際に手から落下した場合、落下時に下側を向いて先に床面又は地面に衝突する端部側であるY2側に突出部200を有するので、より緩衝機能に優れる。
また、本実施形態によれば、筐体2の長手方向Yにおける一端側であるY1側に配置されるコネクタ部としてのインターフェース17と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて一端側であるY1側と反対の他端側であるY2側に配置される。
携帯電話機1は、インターフェース17にコード部材としてのコード付きの端子が挿入されると共に、ユーザーがコードを掴んだ状態で落下した場合、突出部200側であるY2側の端部側から落下する。携帯電話機1は、落下時に下側を向いて先に床面又は地面に衝突する端部側であるY2側に突出部200を有するので、より緩衝機能に優れる。
本実施形態によれば、発光部から発光された光をユーザーに認識させやすくした携帯電子機器を提供することができる。また、本実施形態によれば、緩衝機能を有する携帯電子機器を提供することができる。
本実施形態によれば、携帯電話機1は、本体部BDと、本体部BDに配置される貫通孔100と、貫通孔100の内側面100Aに露出して配置される発光面321を有する発光部300と、を備える。
携帯電話機1は、暗い空間を有する貫通孔100の内部で発光する。これにより、携帯電話機1は、発光した光をユーザーに認識させやすく構成される。特に、携帯電話機1は、周囲が明るい場合、発光した光をユーザーに認識させやすく構成される。
携帯電話機1は、発光部300から発光された光を貫通孔100の表面2A側の端部及び裏面2B側の端部から出光させる。これにより、携帯電話機1は、どちらの面がユーザーに向いていても、発光部300から発光した光をユーザーに認識させることが可能に構成される。携帯電話機1は、発光した光をユーザーに認識させやすく構成される。
また、貫通孔100が突出部200に対応して配置されるので、貫通孔100は、外側に突出して配置される。これにより、携帯電話機1は、発光した光をユーザーに認識させやすく構成される。
また、携帯電話機1が机上等の平面上に載置された状態で、発光部300から発光された光であって貫通孔100の端部から出光した光は、平面上に照射される。これにより、携帯電話機1は、平面上に照射された光をユーザーに認識させることができる。携帯電話機1は、発光した光をユーザーに認識させやすく構成される。
また、携帯電話機1において、発光面321は、貫通孔100の内側面100Aに沿って配置される。
これにより、携帯電話機1は、発光部300を本体部BDから突出させることなく、多い方向に光を発光できる。
また、これにより、携帯電話機1は、発光面321の面積を大きくできる。携帯電話機1は、発光した光をユーザーに認識させやすく構成される。
また、本実施形態によれば、発光面321は、内側面100Aの内周における全周に配置される。
これにより、携帯電話機1は、発光部300を本体部BDから突出させることなく、全方向に光を発光できる。携帯電話機1は、発光した光をユーザーに認識させやすく構成される。
また、これにより、携帯電話機1は、発光面321の面積を大きくできる。
また、これにより、携帯電話機1は、ユーザーが貫通孔100を中心にどの角度からみても同様に発光面321からの光を直接に視認できるよう構成される。
携帯電話機1は、発光した光をユーザーに認識させやすく構成される。
また、本実施形態によれば、発光面321は、内側面100Aと略同一面上に配置される。
これにより、発光面321は、発光体310が発光していない状態では、違和感無く貫通孔100における内側面100Aの一部を構成し、発光体310が発光した状態では、発光をユーザーに認識させる。
また、本実施形態によれば、発光部300は、発光体310と、発光面321を有する導光体320であって、発光体310からの光を導光すると共に、導光した光を発光面321から出光させる導光体320と、を備える。
これにより、携帯電話機1は、一の発光体のみで広い発光面から光を出光させる。これにより、携帯電話機1は、使用される部品数を少なくすることが可能に構成される。携帯電話機1は、製造コストが低減される。
また、携帯電話機1は、発光体310の位置を自由に設定できる。携帯電話機1は、設計上の自由度が高く構成される。
また、本実施形態によれば、携帯電話機1は、所定のトリガー信号を受信した場合、発光部300を構成する発光体310を発光制御可能に構成される制御部と、を備える。
これにより、携帯電話機1は、所定のイベントが発生した場合に発光部300を所定の発光パターンで発光させることができる。例えば、携帯電話機1は、通信部400が通信信号を受信すると、発光部300を所定の発光パターンで発光させる。そして、発光部300は周囲に比べて暗い貫通孔100内で発光するので、ユーザーは、発光部300における発光を好適に認識する。携帯電話機1は、ユーザーに対する着信通知機能を好適に発揮するよう構成される。
また、本実施形態によれば、携帯電話機1は、発光部300とは異なる他の発光部であって、1又は複数の発光体を有する着信発光部350を備え、制御部410は、所定のトリガー信号を受信した場合、着信発光部350を構成する着信発光体355を発光制御可能に構成される。
これにより、携帯電話機1は、例えば、通信部400が通信信号を受信した場合、発光部300だけでなく、着信発光部350も発光させることが可能である。これにより、携帯電話機1は、ユーザーに対する通知機能をより好適に発揮するよう構成される。
本実施形態において、突出部200は、筐体2から外側に突出して配置される。これにより、突出部200は、緩衝機能部として機能する。
また、貫通孔100は、突出部200と筐体2との間に配置されるので、突出部200における緩衝機能をより向上させる。
また、本実施形態において、突出部200は、ストラップ取付部として機能する。
そして、携帯電話機1において、突出部200は、筐体2の外側に突出し、貫通孔100は、表面2A側から裏面2B側に貫通するので、ストラップ取付部としての突出部200を大きくすることができると共に、ストラップの取付紐を通す孔部である貫通孔100を大きくすることができる。これにより、携帯電話機1は、多くのストラップを取り付け可能に構成される。また、携帯電話機1は、キーホルダー等も取付可能である。
また、本実施形態において、貫通孔100は、表面2A側から裏面2B側に貫通する。これにより、携帯電話機1は、突出部200に巻き付けるように取り付けられたストラップの紐が突出部200の外周に沿ってスムースに移動可能に構成される。これにより、携帯電話機1は、突出部200に取り付けられたストラップを表面2A側から裏面2B側にスムースに移動させることが可能に構成される。また、これにより、携帯電話機1は、操作中にストラップが邪魔ならず、ストラップが取り付けられた状態における操作性が向上される。
また、本実施形態において、突出部200は、効果的に緩衝機能を奏するように誘導する誘導機能部として機能する。
本実施形態において、上述の通り、携帯電話機1は、突出部200に多くのストラップを取付可能に構成される。そして、突出部200に多くのストラップが取り付けられた携帯電話機1は、落下時において突出部200側から床面又は地面に落下やすくなる。
突出部200は、多くのストラップが取り付けられることで、携帯電話機1が落下した場合に、該突出部200を先に床面又は地面に衝突させるよう誘導する機能を奏する。
また、本実施形態において、貫通孔100の構成面である内側面100Aの一部は、筐体2の内側に窪む窪み部150により形成される。
これにより、携帯電話機1は、小型化されている。携帯電話機1は、省スペース化可能に構成される。
また、本実施形態において、筐体2は、厚さの薄い略直方体である。窪み部150は、筐体2における角部に配置される。突出部200は、筐体2における角部に配置される。突出部200は、緩衝機能部としても、ストラップ取付部としても好適な位置に配置されている。携帯電話機1は、緩衝機能に優れると共に、ストラップの取り付け性に優れる。
また、本実施形態において、突出部200は、全部又は一部が弾性部材により構成される。
これにより、突出部200は、緩衝機能部として好適に機能する。携帯電話機1は、より緩衝機能に優れる。
また、本実施形態において、突出部200は、厚さ方向Zにおける長さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける長さよりも短い。突出部200における第2内側面201は、厚さ方向Zにおける長さが、窪み部150における第1内側面151の厚さ方向Zにおける長さよりも短い。
これにより、取り付けられたストラップは、突出部200に自然に誘導される。携帯電話機1は、ストラップの紐、又はストラップ自体が筐体2側に近づきすぎることを規制するよう構成される。これにより、携帯電話機1は、取り付けられたストラップの紐の部分を一定の位置に集約させる。
また、携帯電話機1は、筐体2側に発光体310を配置するよう構成されることで、突出部200における厚さ方向Zの長さを短くすることができる。ここで、本実施形態において、携帯電話機1は、導光体320を用いることで、突出部200における厚さ方向Zにおける長さを短くすると共に、十分な発光を達成している。
また、本実施形態において、筐体2は、表面2A側の第1ケース部材20Aと、裏面2B側の第2ケース部材20Bと、第1ケース部材20Aと第2ケース部材20Bとの間に配置される第3ケース部材20Cと、を有する。窪み部150は、第1ケース部材20A、第2ケース部材20B及び第3ケース部材20Cにわたって配置される。突出部200は、第3ケース部材20Cに配置される。
これにより、携帯電話機1は、簡易に、突出部200における厚さ方向Zの長さを、窪み部150における厚さ方向Zの長さよりも短くすることができる。
また、携帯電話機1は、一体的なケース部材に、窪み部よりも厚さの薄い突出部を形成する場合に比べて、製造上の負担が少なく製造可能に構成される。
また、携帯電話機1は、第3ケース部材20Cのみの設計を変更することで、突出部の大きさ及び形状を簡易に変更可能に構成される。携帯電話機1は、設計上の自由度が高い。
また、本実施形態において、第1内側面151は、第1ケース部材20A、第2ケース部材20B及び第3ケース部材20Cにわたって配置される。
発光面321は、第3ケース部材20Cに配置される。
これより、携帯電話機1は、発光面321を第3ケース部材20Cのみに配置すればよいので、製造負担を低減可能に構成される。
また、本実施形態において、貫通孔100は、円筒形状の中空部である。
これにより、携帯電話機1において、突出部200におけるストラップの取付部分は、長くなる。更に、携帯電話機1において、ストラップの紐を収容する空間は、広くなる。つまり、携帯電話機1は、突出部200において取付用の紐が重なり合った状態で取り付けられていても該重なり合った取付用の紐を貫通孔100に収容可能に構成される。これにより、携帯電話機1は、より多くのストラップを取付可能に構成される。
また、突出部200に取り付けられたストラップの紐等がスムースに移動するので、携帯電話機1は、短手方向X及び長手方向Yを含む平面方向において、取り付けられたストラップがスムースに移動可能に構成される。
また、携帯電話機1は、多くのストラップが取り付けられて紐が重なり合った状態でも、貫通孔100が円筒状であるため、ストラップが上記平面方向においてスムースに移動可能に構成される。
また、貫通孔100が円筒状であるので、突出部200における緩衝機能も向上される。
また、本実施形態において、携帯電話機1は、筐体2における長手方向Yの一端側であるY1側に配置されるバッテリー部材と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて一端側であるY1と反対の他端側であるY2側の端部に配置される。
これにより、携帯電話機1は、Y2側の端部側に配置された突出部200にストラップが取り付けられることで、落下時においてY2側の端部に配置される突出部200から床面又は地面に衝突する可能性が向上するよう構成される。例えば、本実施形態のように、重要な電子部品が実装された回路基板が質量の大きいバッテリーと同じY1側の端部側に配置されている場合、携帯電話機1は、Y1側の端部から床面又は地面に落下して重要な電子部品等が故障することを抑制可能に構成される。上述の通り、突出部200は、多くのストラップを取り付け可能に構成されると共に、多くのストラップが取り付けられた状態で、突出部200から先に床面又は地面に衝突するよう誘導する誘導機能部として機能する。この場合、床面又は地面に衝突した衝撃が突出部200により緩和されるので、重要な電子部品等の破損が更に抑制されるので、より好ましい。
また、本実施形態において、携帯電話機1は、表面2Aにおける長手方向Yの一端側であるY1側に配置される操作部としてのハードキー群11と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて、一端側であるY1側と反対の他端側であるY2側に配置される。
携帯電話機1は、ユーザーに把持される端部側であるY1側と反対側の端部側であるY2側に突出部200を有する。これにより、携帯電話機1は、ユーザーが操作している際に手から落下した場合、落下時に下側を向いて先に床面又は地面に衝突する端部側であるY2側に突出部200を有するので、より緩衝機能に優れる。
また、本実施形態によれば、携帯電話機1は、筐体2の長手方向Yにおける一端側(Y1側)に配置されるコネクタ部としてのインターフェース17と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて一端側であるY1側と反対の他端側であるY2側に配置される。
携帯電話機1は、インターフェース17にコード部材であるコード付きの端子が挿入されると共に、ユーザーがコードを掴んだ状態で落下した場合、Y2側の端部側である突出部200側から落下する。携帯電話機1は、落下時に下側を向いて先に床面である地面に衝突する端部側であるY2側に突出部200を有するので、より緩衝機能に優れる。
また、本実施形態によれば、インターフェース17に端子が接続された状態において、貫通孔100には、端子から延出するコードが挿通される。
これにより、携帯電話機1は、インターフェース17に端子が接続された状態において邪魔になるコードを好適に収容可能に構成される。
続けて、図11A及び図11Bにより、第2実施形態における携帯電話機1A、及び第3実施形態における携帯電話機1Bについて説明する。
図11Aは、第2実施形態における携帯電話機1Aの斜視図である。図11Bは、第3実施形態における携帯電話機1Bの斜視図である。
第2実施形態における携帯電話機1Aは、第1実施形態における貫通孔100ではなく、凹部130を備える。
第3実施形態における携帯電話機1Bは、第1実施形態における貫通孔100ではなく、溝部としての側面溝部140を備える。
図11Aに示すように、第2実施形態における携帯電話機1Aは、筐体2における角部に配置される凹部130と、凹部130の構成面である内側面130Aに露出して配置される発光面321Aを有する発光部300Aと、を備える。
凹部130は、貫通孔100と同様に、周囲より暗い空間を有するので、携帯電話機1Aは、発光部300Aから発光された光をユーザーに認識させやすく構成される。
図11Bに示すように、第3実施形態における携帯電話機1Bは、筐体2における外縁に形成される側面溝部140と、側面溝部140の内側面140Aに露出して配置される発光面321Bを有する発光部300Bと、を備える。ここで、言い換えると、側面溝部140は、側面2Cに形成される。
側面溝部140は、貫通孔100と同様に、周囲より暗い空間を有するので、携帯電話機1Bは、発光部300Aから発光された光をユーザーが認識させやすく構成される。
また、側面溝部140は、側面2C側が開口している。ユーザーは、携帯電話機1Bを側面からみた場合、発光面321Bからの直接光を視認することができる。これにより、携帯電話機1Bは、発光部300Bから発光された光をユーザーに認識させやすく構成される。
続けて、図12Aから図12Cにより、第4実施形態から第6実施形態における携帯電話機1C、携帯電話機1D及び携帯電話機1Eついて説明する。
図12Aは、第4実施形態における携帯電話機1Cの発光部を説明する部分拡大図である。図12Bは、第5実施形態における携帯電話機1Dの発光部を説明する部分拡大図である。図12Cは、第6実施形態における携帯電話機1Eの発光部を説明する部分拡大図である。
第4実施形態における携帯電話機1Cは、第1実施形態における発光部300ではなく、反射部材500を有する発光部300Cを備える。
第5実施形態における携帯電話機1Dは、第1実施形態における発光部300ではなく、複数の発光体310aからiを有する発光部300Dを備える。
第6実施形態における携帯電話機1Eは、第1実施形態における発光部300及び着信発光部350ではなく、共通の発光体310を有する発光部300E及び着信発光部350Eを備える。
図12Aに示すように、第4実施形態における携帯電話機1Cは、発光部300Cを備える。
発光部300Cは、発光体310と、導光体320Cと、反射部材500と、を備える。
導光体320は、貫通孔100における内周の一部に対応する領域に配置される。導光体320は、貫通孔100の内周における筐体2側の半分の領域に配置される。
発光面321Cは、内側面100Aの内周における一部に配置される。
反射部材500は、貫通孔100の内側面100Aに発光面321Cと対向して配置される。反射部材500は、発光面321Cから出光した光を反射する。
携帯電話機1Cは、発光部300Cにより発光された光を発光面321Cから出光させると共に、出光させた光を反射部材500で反射させる。これにより、携帯電話機1Cは、環状に配置された導光体を有しなくても、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
また、携帯電話機1Cは、使用される部品のコストを低減可能に構成される。また、携帯電話機1Cは、省スペース化可能に構成される。
図12Bに示すように、第5実施形態における携帯電話機1Dは、発光部300Dを備える。
発光部300Dは、発光体310aからiと、発光面321Dを有する光透過性の透過性カバー520と、を備える。発光体310aからiそれぞれは、制御部410からの制御に応じて、所定の発光パターンでそれぞれ発光する。
発光体310aからiは、貫通孔100の内側面100Aに沿って所定間隔で配置される。
透過性カバー520は、内側面100Aに沿う環状の光透過性の部材である。透過性カバー520は、内側の面に形成される発光面321Dを有する。透過性カバー520は、発光体310aからiよりも貫通孔100の中心側に配置される。
発光体310aからiそれぞれから発光された光は、透過性カバー520を透過して、発光面321Dから出光する。
ここで、携帯電話機1Dは、導光体を有しない。また、携帯電話機1Dは、発光体310aからiそれぞれを任意の位置に配置できる。これにより、携帯電話機1Dは、設計上の自由度が高い。
また、携帯電話機1Dは、発光体310aからiそれぞれを異なる発光パターンで発光させることができる。これにより、携帯電話機1Dは、発光部300Dにおける発光パターンのバリエーションを多くすることができ、例えば、イベントの種類及び重要度に応じて、発光パターンを調整可能に構成される。
また、携帯電話機1は、ユーザーの位置に応じて、所定位置の発光体を発光させることで、ユーザーにおける認識性を維持した状態で省電力が可能に構成される。
図12Cに示すように、第6実施形態における携帯電話機1Eは、共通の発光体310Eを有する発光部300E及び着信発光部350Eを備える。
発光部300Eは、共通の発光体としての発光体310Eと、導光体320Cとを備える。
着信発光部350Eは、共通の発光体としての発光体310Eと、導光体610と、を備える。
共通の発光体である発光体310Eは、発光体310Eの導光体320E側に配置される出光面311Eと、着信発光部350Eの導光体610側に配置される出光面312Eと、を有する。
発光体310Eは、出光面311Eから光を出光させると共に、出光面312Eから光を出光させる。
そして、出光面311Eから出光された光は、導光体320Eに導光されて発光部310Eの発光面321から出光する。更に、出光面312Eから出光された光は、入光面611から導光体610に入光すると共に導光体610に導光されて、発光面612から出光する。
携帯電話機1Eは、共通の一の発光体310Eにより、発光部300Eを発光させると共に、着信発光部350Eを発光させる。携帯電話機1Eは、使用される部品のコストを低減可能に構成される。また、携帯電話機1Cは、省電力が可能に構成される。
ここで、携帯電話機1Eは、発光部300E及び着信発光部350Eが複数の発光体を有する場合において、一部の発光体が双方に共通する構成とすることも可能である。
続けて、図13より、第7実施形態における携帯電話機1Fについて説明する。図13は、第7実施形態における携帯電話機1Fの機能ブロック図である。
図13に示すように、第7実施形態における携帯電話機1Fは、発光部300の近傍に配置される照度センサー700を備える。
照度センサー700は、周囲の明るさを測定する。照度センサー700は、検出値を制御部410Fに出力する。
制御部410Fは、第1実施形態と同様に、発光部300及び着信発光部350の発光を制御する。制御部410Fは、照度センサー700により検出された検出値に基づいて、発光部を発光/非発光させる。
具体的には、制御部410Fは、照度センサー700により検出された検出値が所定値以上である場合、発光部300を発光させる。つまり、制御部410Fは、周囲が明るく着信発光部350の発光がユーザーに見え難い場合、発光部300を発光させるよう制御する。
制御部410Fは、照度センサー700により検出された検出値が所定値未満である場合、発光部300を発光させない。つまり、制御部410Fは、周囲が暗く着信発光部350からの発光がユーザーに見えやすい場合、発光部300を発光させないよう制御する。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、携帯電子機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、携帯電子機器は、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
また、上述の実施形態において、筐体が1つであるストレートタイプの携帯電話機について説明しているが、携帯電子機器は、このような携帯電話機に限定されない。本発明の携帯電子機器として、複数の筐体を有するタイプも含まれる。例えば、携帯電子機器は、2つの筐体が連結部を介して折りたたみ可能に構成された折り畳みタイプであってもよい。また、携帯電子機器は、2つの筐体が重ね合わされた状態から一方の筐体を一方向にスライド移動可能に構成されたスライドタイプであってもよい。また、携帯電子機器は、2つの筐体が重ね合された状態から重ね合わせ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転可能に構成された回転(ターン)タイプであってもよい。また、携帯電子機器は、いわゆる2軸ヒンジタイプであってもよい。
また、上述の実施形態において、ハードキー群11は表面2A側に配置されているが、これに限定されず、裏面2B側に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態において、発光部における発光面が貫通孔等の内側面と面一になるよう構成されているが、発光面の配置は、これに限定されない。
例えば、発光面は、内側面から突出して配置されてもよい。この場合、発光部の視認性及び発光部から発光された光の視認性が向上するので好ましい。
また、発光面は、内側面から窪んだ位置に配置されていてもよい。この場合、ストラップの紐等が発光面に接触しにくいので、発光部の破損等が抑制されるので好ましい。
また、上述の実施形態において、貫通孔100にはコード部材等が挿通されているが、これに限定されない。例えば、貫通孔100には、壁から突出する棒部材が挿通されてもよい。この場合、携帯電話機は、壁掛け可能に構成される。
また、貫通孔100には、所定物を詰めておいてもよい。例えば、貫通孔100には、所定の光透過部材が挿入されてもよい。
例えば、図14により、貫通孔100に光透過性部材が挿入された態様について説明する。図14は、第1実施形態における携帯電話機1の貫通孔に光透過部材が挿入された状態を説明する図である。
図14に示すよう、携帯電話機1は、貫通孔100に一端側が挿入された光透過部材800を有する。
光透過部材800は、発光部300から発光された光を他端側に導光すると共に、導光した光を外周から外部に出光させる。光透過部材800は、発光部300が発光すると、全体が光るように発光する。光透過部材800は、発光体310が発光すると、全体が光るように発光する。
これにより、携帯電話機は、発光部300における発光を更に視認しやすいように構成される。ここで、光透過部材は、色、形状、表面のカット形状及び光透過性を自由に設定できる。また、光透過部材は、他端部から光を集中的に出光するよう構成されることで、ライトとして機能させることもできる。また、光透過部材は、内部に流動体を含ませることで、発光パターンを変えることもできる。また、光透過部材は、柔軟に変形可能な材料で構成されることで、形状を変更可能にすることもできる。
1 携帯電話機
2 筐体
2A 表面(第1面)
2B 裏面(第2面)
2C 側面(第3面)
11 ハードキー群(操作部)
17 インターフェース(コネクタ部)
21 タッチスクリーンディスプレイ
50 バッテリー(バッテリー部材)
100 貫通孔
100A 内側面
150 窪み部
151 第1内側面
200 突出部
201 第2内側面
201 外側面
300 発光部
310 発光体
320 導光体
321 発光面
BD 本体部
X 短手方向
Y 長手方向
Z 厚さ方向

Claims (19)

  1. 本体部と、
    前記本体部に形成される、凹部、貫通孔、又は溝部と、
    前記凹部を構成する構成面、貫通孔を構成する構成面、又は前記溝部を構成する構成面に露出して配置される発光面を有する発光部と、を備える
    携帯電子機器。
  2. 前記発光面は、
    前記構成面における一部に形成される
    請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記発光部は、前記構成面に、前記発光面に対向して配置される反射部材と、を備える
    請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記発光面は、
    前記構成面の略同一面上に配置される
    請求項1から3のいずれかに記載の携帯電子機器。
  5. 前記発光面は、
    前記構成面から突出して配置される
    請求項1から4のいずれかに記載の携帯電子機器。
  6. 前記発光面は、
    前記構成面から窪んだ位置に配置される
    請求項1から3のいずれかに記載の携帯電子機器。
  7. 前記発光部は、
    発光体と、
    前記発光面を有する導光体であって、前記発光体からの光を導光すると共に、導光した光を前記発光面から出光させる導光体と、を備える
    請求項1から6のいずれかに記載の携帯電子機器。
  8. 前記発光部は、
    複数の発光体を有する
    請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 所定のトリガーを受信した場合、前記発光部を構成する前記発光体を発光制御可能に構成される制御部と、を備える
    請求項7又は8に記載の携帯電子機器。
  10. 前記発光部とは異なる他の発光部であって、1又は複数の発光体を有する他の発光部を備え、
    前記制御部は、前記所定のトリガーを受信した場合、前記他の発光部を構成する発光体を発光制御可能に構成される
    請求項9に記載の携帯電子機器。
  11. 前記発光部を構成する発光体、及び前記他の発光部を構成する発光体のうち、全部又は一部の発光体は、前記発光部及び前記他の発光部の双方に共通の発光体である
    請求項10に記載の携帯電子機器。
  12. 前記他の発光部の近傍に配置される照度センサーと、を備え、
    前記制御部は、前記照度センサーにより検出された検出値に基づいて、前記発光部を発光/非発光させる
    請求項11から12のいずれかに記載の携帯電子機器。
  13. 貫通孔を有する携帯電子機器であって、
    前記本体部は、筐体と、前記筐体の外縁から突出する突出部と、を備え、
    前記筐体は、第1面と、前記第1面と対となる第2面と、前記第1面と前記第2面をつなぐ側面と、を有し、
    前記突出部は、前記側面に連続して配置され、外側面が該突出部の端部に連続する前記側面に比べて前記筐体の外側に突出して配置され、
    前記貫通孔は、
    前記第1面側から前記第2面側に貫通し、
    前記筐体の内側に窪む第1内側面と、
    前記突出部の内側面であって前記筐体の外側に突出する第2内側面と、を構成面とする
    請求項1から12のいずれかに記載の携帯電子機器。
  14. 前記突出部は、前記第1面に垂直な方向である厚さ方向における長さが、前記第1内側面に対応する位置における前記筐体の前記厚さ方向における長さよりも短い
    請求項13に記載の携帯電子機器。
  15. 前記筐体は、
    前記第1面側の第1ケース部材と、
    前記第2面側の第2ケース部材と、
    前記第1ケース部材と前記第2ケース部材との間に配置される第3ケース部材と、を有し、
    前記第1内側面は、前記第1ケース部材、前記第2ケース部材及び前記第3ケース部材にわたって配置され、
    前記第2内側面を有する前記突出部は、前記第3ケース部材に配置され、
    前記発光面は、前記第3ケース部材に配置される
    請求項14に記載の携帯電子機器。
  16. 前記突出部は、ストラップ取付部である
    請求項13から15に記載の携帯電子機器。
  17. 前記第1面又は前記第2面における所定方向の一端側に配置される操作部と、を備え、
    前記突出部は、前記所定方向において、前記一端側と反対の他端側に配置される
    請求項13から16のいずれかに記載の携帯電子機器。
  18. 前記貫通孔は、
    円筒形状の中空部である
    請求項1から17のいずれかに記載の携帯電子機器。
  19. 前記凹部、前記貫通孔、又は前記溝部に少なくとも一部が挿入可能な導光部材と、を有する
    請求項1から18のいずれかに記載の携帯電子機器。
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