JP2013251622A - 状態遷移タイマ設定システム、移動機、移動通信システム及び状態遷移タイマ設定方法 - Google Patents

状態遷移タイマ設定システム、移動機、移動通信システム及び状態遷移タイマ設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動機の消費電力をより効率的に低減する。
【解決手段】状態遷移タイマ設定システムは、移動機1Aのトラフィック量に関する予測情報を取得する取得部13Aと、移動機1Aの状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、取得部13Aによって取得された予測情報に基づいて決定するタイマ決定部14Aと、タイマ決定部14Aによって決定された状態遷移タイマを、移動機1Aに設定するタイマ設定部15Aと、を備える。ここで、状態遷移タイマは、移動機1Aのデータ通信終了時から基地局に対して省電力状態への遷移を要求する遷移要求指示を送信するまでの時間、又は、移動機1Aのデータ通信終了後に移動機1Aが遷移要求指示を送信してから次に移動機1Aが遷移要求指示を送信することが可能な最短送信間隔である。
【選択図】図3

Description

本発明は、移動機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを設定する状態遷移タイマ設定システム、移動機、移動通信システム及び状態遷移タイマ設定方法に関するものである。
非特許文献1の15.6節では、携帯電話などの移動機の消費電力を低減することを目的とした機能であるFast Dormancyについて解説されている。
Harri Holma、Antti Toskala著 「WCDMA for UMTS: HSPA Evolution and LTE」Wiley出版 2010年9月22日
Fast Dormancyが適用された移動機は、データ通信が終了してからある一定時間のタイマ(Fast Dormancy起動タイマ。以降「FD起動タイマ」と呼ぶ)が経過した場合、移動機の状態を通信状態からアイドル状態(省電力状態)へ遷移する。図1は、移動機における状態や消費電力の時系列上の遷移を示した図である。図1において、時刻T1は移動機におけるデータ通信が終了した時点を示し、時刻T2はFD起動タイマが満了する時点を示し、時刻T1と時刻T2との間の時間TはFD起動タイマの期間を示す。
図1(a)に示す通り、移動機は当初は通信状態にあり、時刻T2に通信状態からアイドル状態へ遷移する。また、図1(a)と同じ時系列上での移動機の消費電力の遷移を示した図1(b)に示す通り、アイドル状態へ遷移した移動機の消費電力は、通信状態の移動機の消費電力に比べて小さくなる。
つまり、FD起動タイマを短い時間に設定した場合、移動機はデータ通信が終了してからすぐにアイドル状態へ遷移するため、移動機の消費電力を低減することができる。しかしながら、移動機において、アイドル状態へ遷移後に新規又は再送によるデータ通信の再開が必要になった際、移動機をアイドル状態から通信状態に遷移する必要があり、当該遷移に伴うデータ通信の遅延時間が発生する。
一方、FD起動タイマを長い時間に設定した場合、移動機はデータ通信が終了してからしばらく通信状態を保つ。例えば図1における時刻T1から時刻T2の間で新規又は再送によるデータ通信の再開が必要になった際、移動機は通信状態を保ったままであるので余分な状態遷移に伴うデータ通信の遅延時間が発生せず、接続時間を短縮することができる。しかしながら、移動機はデータ通信が終了してからしばらく通信状態を保つため、移動機の消費電力を大幅に低減できない。よって、FD起動タイマを設定する場合、上述のトレードオフを考慮したタイマ値を設定する必要がある。
一般的に、移動機における通信の使用頻度はユーザや状況によって変動することが想定されるが、従来、すべてのパターンに適したFD起動タイマの設定手段が無かった。例えば、FD起動タイマが短い場合、移動機が頻繁に通信を行うとその都度アイドル状態から通信状態への遷移による遅延が発生するという問題があった。また、基地局と移動機の間に遷移を行うためのトラフィックが発生するため、ネットワーク側に負荷を与えるという問題もあった。一方、例えば、FD起動タイマが長い場合、トラフィック発生後から次の通信を行うまでに時間が空く際に、Fast Dormancy起動までの時間において無駄に大きな電力を消費してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、移動機の消費電力をより効率的に低減することができる状態遷移タイマ設定システム、移動機、移動通信システム及び状態遷移タイマ設定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の状態遷移タイマ設定システムは、移動機のトラフィック量に関する予測情報を取得する取得手段と、移動機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、取得手段によって取得された予測情報に基づいて決定するタイマ決定手段と、タイマ決定手段によって決定された状態遷移タイマを、移動機に設定するタイマ設定手段と、を備える。
また、本発明の移動機は、自機のトラフィック量に関する予測情報を取得する取得手段と、自機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、取得手段によって取得された予測情報に基づいて決定するタイマ決定手段と、タイマ決定手段によって決定された状態遷移タイマを、自機に設定するタイマ設定手段と、を備える。
また、本発明の移動通信システムは、基地局と移動機とを含む移動通信システムであって、基地局は、移動機のトラフィック量に関する予測情報を取得する取得手段と、移動機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、取得手段によって取得された予測情報に基づいて決定するタイマ決定手段と、タイマ決定手段によって決定された状態遷移タイマを、移動機に送信する送信手段と、を備え、移動機は、基地局から状態遷移タイマを受信する受信手段と、受信手段によって受信された状態遷移タイマを、自機に設定するタイマ設定手段と、を備える。
また、本発明の状態遷移タイマ設定方法は、状態遷移タイマ設定システムにより実行される状態遷移タイマ設定方法であって、状態遷移タイマ設定システムの取得手段が、移動機のトラフィック量に関する予測情報を取得する取得ステップと、状態遷移タイマ設定システムのタイマ決定手段が、移動機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、取得ステップにおいて取得された予測情報に基づいて決定するタイマ決定ステップと、状態遷移タイマ設定システムのタイマ設定手段が、タイマ決定ステップにおいて決定された状態遷移タイマを、移動機に設定するタイマ設定ステップと、を含む。
このような状態遷移タイマ設定システム、移動機、移動通信システム及び状態遷移タイマ設定方法によれば、取得手段により取得された移動機のトラフィック量に関する予測情報に基づいて、タイマ決定手段により状態遷移タイマが決定される。そして、決定された状態遷移タイマが、タイマ設定手段により移動機に設定される。かかる構成を採れば、移動機のトラフィック量に関する予測情報に応じて、動的に状態遷移タイマを決定し、設定することができる。例えば、移動機のトラフィック量が増えることを予測情報が示している場合、状態遷移タイマを長く設定し、データ通信終了後に移動機をしばらく通信状態に保つことで、データ通信の再開時に余分な状態遷移に伴うデータ通信の遅延時間の発生を防ぎ、接続時間を短縮することができる。さらにそれにより、基地局と移動機の間に遷移を行うためのトラフィックの発生が減少し、ネットワーク側の負荷を抑えることができる。また、例えば、移動機のトラフィック量が減ることを予測情報が示している場合、状態遷移タイマを短く設定し、データ通信終了後に移動機をすぐに省電力状態へ遷移させることで移動機の消費電力を低減することができる。このように、データ通信への影響を抑えつつ、移動機の消費電力をより効率的に低減することができる。
また、本発明の状態遷移タイマ設定システム、移動機及び移動通信システムにおいて、予測情報は、移動機における過去の所定の期間のトラフィック量である過去トラフィック量であり、タイマ決定手段は、取得手段によって取得された過去トラフィック量が所定の閾値より大きい場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定し、取得手段によって取得された過去トラフィック量が所定の閾値より小さい場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定する、ことが好ましい。かかる構成を採れば、過去トラフィック量に応じて、動的に状態遷移タイマを決定し、設定することができる。例えば、過去トラフィック量が所定の閾値より大きい場合は、移動機の今後のトラフィック量は大きいことが予測され、状態遷移タイマを長く設定し、データ通信終了後に移動機をしばらく通信状態に保つことで、データ通信の再開時に余分な状態遷移に伴うデータ通信の遅延時間の発生を防ぎ、接続時間を短縮することができる。さらにそれにより、基地局と移動機の間に遷移を行うためのトラフィックの発生が減少し、ネットワーク側の負荷を抑えることができる。また、例えば、過去トラフィック量が所定の閾値より小さい場合は、移動機の今後のトラフィック量は小さいことが予測され、状態遷移タイマを短く設定し、データ通信終了後に移動機をすぐに省電力状態へ遷移させることで移動機の消費電力を低減することができる。このように、データ通信への影響を抑えつつ、移動機の消費電力をより効率的に低減することができる。
また、本発明の状態遷移タイマ設定システム、移動機及び移動通信システムにおいて、予測情報は、移動機において通信を伴う所定のアプリケーションが起動しているか否かを示す起動情報であり、タイマ決定手段は、取得手段によって取得された起動情報が起動していることを示す場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定し、取得手段によって取得された起動情報が起動していないことを示す場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定する、ことが好ましい。かかる構成を採れば、起動情報に応じて、動的に状態遷移タイマを決定し、設定することができる。例えば、起動情報が起動していることを示す場合は、移動機の今後のトラフィック量は大きいことが予測され、状態遷移タイマを長く設定し、データ通信終了後に移動機をしばらく通信状態に保つことで、データ通信の再開時に余分な状態遷移に伴うデータ通信の遅延時間の発生を防ぎ、接続時間を短縮することができる。さらにそれにより、基地局と移動機の間に遷移を行うためのトラフィックの発生が減少し、ネットワーク側の負荷を抑えることができる。また、例えば、起動情報が起動していないことを示す場合は、移動機の今後のトラフィック量は小さいことが予測され、状態遷移タイマを短く設定し、データ通信終了後に移動機をすぐに省電力状態へ遷移させることで移動機の消費電力を低減することができる。このように、データ通信への影響を抑えつつ、移動機の消費電力をより効率的に低減することができる。
また、本発明の状態遷移タイマ設定システム、移動機及び移動通信システムは、状態遷移タイマは、移動機のデータ通信終了時から基地局に対して省電力状態への遷移を要求する遷移要求指示を送信するまでの時間、又は、移動機のデータ通信終了後に移動機が遷移要求指示を送信してから次に移動機が遷移要求指示を送信することが可能な最短送信間隔である、ことが好ましい。このように状態遷移タイマが具体化されることで、移動機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間をより精密に制御することができるため、移動機の消費電力をより効率的に低減することができる。
本発明によれば、移動機の消費電力をより効率的に低減することができる。
Fast Dormancyが適用された移動機における状態及び消費電力の時系列上の遷移を示した図である。 本発明の実施形態に係る移動通信システムの概要図である。 本発明の第1実施形態に係る移動機の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る移動機のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る基地局のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る基地局及び移動機の状態遷移の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る基地局及び移動機の状態遷移の別の例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る状態遷移タイマ決定表のテーブル例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る状態遷移タイマ決定表の別のテーブル例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る移動機で実行される状態遷移タイマ設定方法の処理を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る移動機の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る状態遷移タイマ決定表のテーブル例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る移動機で実行される状態遷移タイマ設定方法の処理を示すシーケンス図である。 本発明の第3実施形態に係る基地局及び移動機の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る基地局及び移動機で実行される状態遷移タイマ設定方法の処理を示すシーケンス図である。
以下、図面とともに本発明による状態遷移タイマ設定システム、移動機、移動通信システム及び状態遷移タイマ設定方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図2は、本実施形態に係る基地局2及び移動機1を含む移動通信システム3の概要図である。図2に示すように、移動通信システム3は、基地局2と移動機1とを含んで構成される。図2に示す移動通信システム3に含まれる基地局2と移動機1とはそれぞれ1台であるが、それに限るものではなく、それぞれ複数台であってもよい。基地局2と移動機1とは互いに移動体通信における無線通信を行うことができる。
移動通信システム3、基地局2及び移動機1は、それぞれ具体的には3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格における、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、BTS(Base Transceiver Station)及びUE(User Equipment)に対応する。なお、基地局2は、3GPP規格における無線制御局であるRNC(Radio Network Controller)であってもよいし、BTS及びRNCの両方の機能を併せ持つ装置であってもよい。また、移動通信システム3、基地局2及び移動機1は、それぞれ3GPP規格におけるEPS(Evolved Packet System)、eNodeB(evolved NodeB)及びUEにも対応する。
[第1実施形態]
図3は、第1実施形態に係る移動機1Aの構成を示す機能ブロック図である。図3に示す通り、移動機1Aは、送受信部10A、過去トラフィック量記憶部11A、測定部12A、取得部13A(取得手段)、タイマ決定部14A(タイマ決定手段)、及びタイマ設定部15A(タイマ設定手段)を含んで構成される。なお、取得部13A、タイマ決定部14A及びタイマ設定部15Aは、状態遷移タイマ設定システム(不図示)の構成要素でもある。すなわち、状態遷移タイマ設定システムを構成する各機能ブロックの一部は移動機1Aにあり、一部は他の装置(例えば基地局2等)にある。
移動機1Aは、CPU等のハードウェアから構成されているものである。図4は、移動機1のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示される移動機1Aは、物理的には、図4に示すように、CPU100、主記憶装置であるRAM101及びROM102、テンキーやディスプレイなどの入出力装置103、通信モジュール104、及び補助記憶装置105などを含むコンピュータシステムとして構成されている。
図3に示す移動機1Aの各機能ブロックの機能は、図4に示すCPU100、RAM101等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU100の制御のもとで入出力装置103、通信モジュール104、及び補助記憶装置105を動作させるとともに、RAM101におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
なお、以降の実施形態で説明される移動機1B及び移動機1Cについても、移動機1Aと同様のコンピュータシステム構成である。また、本実施形態では、各実施形態の移動機を総称して移動機1という。
図5は、基地局2のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示される基地局2は、物理的には、図5に示すように、CPU200、主記憶装置であるRAM201及びROM202、キーボードやディスプレイなどの入出力装置203、通信モジュール204、及び補助記憶装置205などを含むコンピュータシステムとして構成されている。
後述の図14に示す基地局2Cの各機能ブロックの機能は、図5に示すCPU200、RAM201等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU200の制御のもとで入出力装置203、通信モジュール204、及び補助記憶装置205を動作させるとともに、RAM201におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。本実施形態では、各実施形態の基地局を総称して基地局2という。
以下、図3に示す移動機1A(又は、状態遷移タイマ設定システム)の各機能ブロックを説明する。
送受信部10Aは、移動機1Aと基地局2等の他の装置との間でデータの送受信を行う。過去トラフィック量記憶部11Aは、送受信部10Aで送受信されるトラフィック量(データ通信量)を測定し、補助記憶装置105等に記憶する。
測定部12Aは、移動機1Aの今後のトラフィック量に関する予測情報を作成する。具体的には、測定部12Aは、過去トラフィック量記憶部11Aによって記憶された移動機1Aのトラフィック量に基づき、移動機1Aにおける過去の所定の期間のトラフィック量である過去トラフィック量を測定し、測定結果(過去トラフィック量)を作成する。測定部12Aが測定する過去トラフィック量の例としては、過去10秒間のトラフィック量、過去30秒間のトラフィック量、過去60秒間のトラフィック量等が挙げられる。測定部12Aは、作成した過去トラフィック量を過去トラフィック量記憶部11Aに記憶させてもよい。
取得部13Aは、移動機1Aの今後のトラフィック量に関する予測情報を取得する。具体的には、取得部13Aは、測定部12Aによって測定された過去トラフィック量を、過去トラフィック量記憶部11A又は測定部12Aから取得する。なお、取得部13Aは、外部の装置からネットワークを介して過去トラフィック量(予測情報)を取得してもよい。
タイマ決定部14Aは、移動機1Aの状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、取得部13Aによって取得された予測情報に基づいて決定する。具体的には、タイマ決定部14Aは、取得部13Aによって取得された過去トラフィック量が所定の閾値より大きい場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定し、取得部13Aによって取得された過去トラフィック量が所定の閾値より小さい場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定する。
ここで、省電力状態(アイドル状態)の具体例について説明する。3GPP規格では、RRC(Radio Resource Control)状態遷移として、RRC接続モード(RRC Connected Mode)及びRRCアイドルモード(RRC Idle Mode)が規定されており、RRC接続モードにおいて更に、CELL_DCH(Dedicated Channel)状態、CELL_FACH(Forward Access Channel)状態、CELL_PCH(Cell Paging Channel)状態及びURA_PCH(URA Paging Channel)状態が規定されている。本実施形態における省電力状態とは、例えば、RRCアイドルモード、CELL_FACH状態、CELL_PCH状態及びURA_PCH状態のうち何れか一つ以上の状態である。
ここで、CELL_PCH状態とは、UEには個別チャネルが割り当てられてはおらず、Downlinkは間欠受信でPICH(Paging Indication Channel)を介してPaging Channelを受信し、Uplinkとしてはチャネルを何も有していない状態である。なお、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)はセルレベルでUEの位置を把握している。
続いて、図6を利用して、状態遷移タイマの具体例について説明する。図6は、移動機1及び基地局2の時系列上の状態遷移の例を示す図である。まず、時刻T10に移動機1にて通信データが発生することで、移動機1及び基地局2が通信状態に遷移し、移動機1及び基地局2の間でデータ通信が行われる。そして、時刻T11にデータ通信が終了し、データ通信が終了してからある一定時間のタイマであるFD起動タイマ(矢印Aの期間)が起動し、FD起動タイマが時刻T12に満了する。すると、移動機1は基地局2に対して、時刻T12に無線開放要求であるSCRI(Signaling Channel Release Indication)メッセージを送信し、その応答として、基地局2は移動機1に対して、時刻T13に省電力状態への遷移指示を送信し、移動機1は時刻T14に当該遷移指示を受信する。なお、SCRIについては下記参考文献1の8.1.14節等を参照されたい。
[参考文献1:3GPP TS 25.331 V11.0.0 (2011-12)]
そして、時刻T14に移動機1及び基地局2は通信状態から省電力状態へ遷移する。次に、時刻T15に移動機1にて再度通信データが発生することで、移動機1及び基地局2が通信状態に遷移し、移動機1及び基地局2の間でデータ通信が行われる。当該データ通信が時刻T16に終了し、時刻T16からFD起動タイマが満了する時点を時刻T17とする。
ここで、移動機1には、基地局2よりSCRIの最短送信間隔であるT323タイマが指定されているものとする。T323タイマとは、3GPPで規定されている、移動機1が送信することを許可されている2つのSCRIメッセージの間隔の最小値である。図6において、時刻T12から時刻T18の期間(矢印B)をT323タイマとすると、移動機1は、時刻T12〜時刻T18の期間はSCRIメッセージを送信することができない。続いて、移動機1は基地局2に対して、時刻T18にSCRIメッセージを送信し、その応答として、基地局2は移動機1に対して、時刻T19に省電力状態への遷移指示を送信し、移動機1は時刻T20に当該遷移指示を受信する。
状態遷移タイマは、移動機1のデータ通信終了時から基地局2に対して省電力状態への遷移を要求する遷移要求指示を送信するまでの時間、又は、移動機1のデータ通信終了後に移動機1が遷移要求指示を送信してから次に移動機1が遷移要求指示を送信することが可能な最短送信間隔の何れか一つを含む。つまり、状態遷移タイマは、FD起動タイマ(図6の矢印Aの期間)、又は、T323タイマ(図6の矢印Bの期間)の何れか一つを含む。なお、図1に示す期間Tのように、図6においてデータ通信が終了する時刻T11から移動機1が省電力状態に遷移する時刻T14までの期間をFD起動タイマとしてもよい。
また、図6において、移動機1は、基地局2から省電力状態への遷移指示を受信した時刻T14に、通信状態から省電力状態へ遷移すると説明したが、これに限るものではない。図7は、移動機1及び基地局2及の時系列上の状態遷移の別の例を示す図である。図7に示す通り、移動機1はSCRIメッセージを送信する時刻T12に、通信状態から省電力状態へ遷移してもよい。
次に、図8及び9を利用して、タイマ決定部14Aが過去トラフィック量に基づいて状態遷移タイマを決定する具体的な処理について説明する。まず、タイマ決定部14Aが過去トラフィック量を比較する対象である「所定の閾値」の具体例として、「過去60秒間で発生したデータ通信が0MB」、「過去60秒間で発生したデータ通信が10KB」、「過去10秒間で発生したデータ通信が5MB」等が挙げられる。次に、「所定の設定時間」の具体例としては、状態遷移タイマがFD起動タイマである場合はFD起動タイマのデフォルト値(例えば10秒)、状態遷移タイマがT323タイマである場合はT323タイマのデフォルト値(例えば60秒)等が挙げられる。図8(a)及び(b)は、それぞれタイマ決定部14Aが状態遷移タイマを決定する際に参照する状態遷移タイマ決定表のテーブル例を示す図である。図8(a)は状態遷移タイマがFD起動タイマである場合の状態遷移タイマ決定表を示し、図8(b)は状態遷移タイマがT323タイマである場合の状態遷移タイマ決定表を示す。図8に示す通り、状態遷移タイマ決定表では、状態遷移タイマの時間を決定する際に参照する時間が記憶されている。
例えば、タイマ決定部14Aは、所定の閾値が「過去60秒間で発生したデータ通信が0MB(過去60秒間通信が発生していない)」であり、状態遷移タイマがFD起動タイマである際に、過去トラフィック量が「過去60秒間で発生したデータ通信が5MB」であった場合、過去トラフィック量が所定の閾値より大きいので、図8(a)の状態遷移タイマ決定表を参照し、所定の設定時間より長い時間である「15秒」をFD起動タイマとして決定する。
また、例えば、タイマ決定部14Aは、所定の閾値が「過去10秒間で発生したデータ通信が5MB」であり、状態遷移タイマがT323タイマである際に、過去トラフィック量が「過去10秒間で発生したデータ通信が1MB」であった場合、過去トラフィック量が所定の閾値より小さいので、図8(b)の状態遷移タイマ決定表を参照し、所定の設定時間より短い時間である「10秒」をT323タイマとして決定する。
他の例として、タイマ決定部14Aは、取得部13Aによって取得された過去トラフィック量が、過去30秒間において例えば3秒以内の間隔で連続して通信が発生していることを示す場合は、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定し、連続して通信が発生していないことを示す場合は、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定してもよい。
図9は、状態遷移タイマ決定表の別のテーブル例を示す図である。図8ではタイマ決定部14Aが参照する時間が2段階構成であったが、図9では複数の段階構成となっている。なお、図8と同様に、図9(a)は状態遷移タイマがFD起動タイマである場合の状態遷移タイマ決定表を示し、図9(b)は状態遷移タイマがT323タイマである場合の状態遷移タイマ決定表を示す。図9の複数の段階構成では、各段階において所定の閾値の範囲と時間とが対応付いている。例えば、図9(a)において、所定の閾値の範囲「過去60秒間で発生したデータ通信が0MB以上1MB未満」と時間「2秒」、所定の閾値の範囲「過去60秒間で発生したデータ通信が1MB以上2MB未満」と時間「8秒」、所定の閾値の範囲「過去60秒間で発生したデータ通信が2MB以上5MB未満」と時間「12秒」、所定の閾値の範囲「過去60秒間で発生したデータ通信が5MB以上」と時間「30秒」が対応付いている。そして、タイマ決定部14Aは、取得部13Aによって取得された過去トラフィック量が該当する所定の閾値の範囲に対応する時間を状態遷移タイマとして決定する。例えば、上述の図9(a)の場合、タイマ決定部14Aは、取得部13Aによって取得された過去トラフィック量が「過去60秒間で発生したデータ通信が3MB」であった場合、FD起動タイマを、図9(a)において所定の閾値の範囲「過去60秒間で発生したデータ通信が2MB以上5MB未満」と対応している「12秒」に決定する。
図3の説明に戻り、タイマ設定部15Aは、タイマ決定部14Aによって決定された状態遷移タイマを、移動機1Aに設定(反映、更新)する。タイマ設定部15Aにより状態遷移タイマが設定されることで、当該状態遷移タイマが移動機1Aにおいて有効となる。そして、移動機1Aにおいて状態遷移タイマが有効になると、当該状態遷移タイマに基づいて移動機1Aの状態が通信状態から省電力状態へ遷移する。
次に、図10を用いて、本実施形態に係る移動機1A(又は、状態遷移タイマ設定システム)における状態遷移タイマ設定方法の処理について説明する。
まず、測定部12Aにより、過去トラフィック量が測定され(ステップSA1)、取得部13Aにより、測定された過去トラフィック量が取得される(ステップSA2、取得ステップ)。次に、タイマ決定部14Aにより、過去トラフィック量が所定の閾値より大きいか否かが判定される(ステップSA3、タイマ決定ステップ)。ステップSA3にて大きくないと判定された場合は、タイマ決定部14Aにより、状態遷移タイマが所定の設定時間より短い時間に決定され(ステップSA4、タイマ決定ステップ)、ステップSA3にて大きいと判定された場合は、タイマ決定部14Aにより、状態遷移タイマが所定の設定時間より長い時間に決定される(ステップSA5、タイマ決定ステップ)。ステップSA4及びステップSA5に続いて、タイマ設定部15Aにより、決定された状態遷移タイマが設定される(ステップSA6、タイマ設定ステップ)。
次に、第1実施形態のように構成された移動機1A(又は、状態遷移タイマ設定システム)の作用効果について説明する。
本実施形態の移動機1A(又は、状態遷移タイマ設定システム)によれば、取得部13Aにより取得された移動機1Aのトラフィック量に関する予測情報に基づいて、タイマ決定部14Aにより状態遷移タイマが決定される。そして、決定された状態遷移タイマが、タイマ設定部15Aにより移動機1Aに設定される。かかる構成を採れば、移動機1Aのトラフィック量に関する予測情報に応じて、動的に状態遷移タイマを決定し、設定することができる。例えば、移動機1Aのトラフィック量が増えることを予測情報が示している場合、状態遷移タイマを長く設定し、データ通信終了後に移動機1Aをしばらく通信状態に保つことで、TCP(Transmission Control Protocol)再送中のデータを取りこぼさず、データ通信の再開時に余分な状態遷移に伴うデータ通信の遅延時間の発生を防ぎ、接続時間を短縮することができる。さらにそれにより、基地局2と移動機1Aの間に遷移を行うためのトラフィックの発生が減少し、ネットワーク側の負荷を抑えることができる。また、例えば、移動機1Aのトラフィック量が減ることを予測情報が示している場合、状態遷移タイマを短く設定し、データ通信終了後に移動機1Aをすぐに省電力状態へ遷移させることで移動機1Aの消費電力を低減することができる。このように、データ通信への影響を抑えつつ、移動機1Aの消費電力をより効率的に低減することができる。
また、本実施形態の移動機1A(及び状態遷移タイマ設定システム)によれば、予測情報は、移動機1Aにおける過去の所定の期間のトラフィック量である過去トラフィック量であり、タイマ決定部14Aは、取得部13Aによって取得された過去トラフィック量が所定の閾値より大きい場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定し、取得部13Aによって取得された過去トラフィック量が所定の閾値より小さい場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定する、ことが好ましい。かかる構成を採れば、過去トラフィック量に応じて、動的に状態遷移タイマを決定し、設定することができる。例えば、過去トラフィック量が所定の閾値より大きい場合は、移動機1Aの今後のトラフィック量は大きいことが予測され、状態遷移タイマを長く設定し、データ通信終了後に移動機1Aをしばらく通信状態に保つことで、データ通信の再開時に余分な状態遷移に伴うデータ通信の遅延時間の発生を防ぎ、接続時間を短縮することができる。さらにそれにより、基地局2と移動機1Aの間に遷移を行うためのトラフィックの発生が減少し、ネットワーク側の負荷を抑えることができる。また、例えば、過去トラフィック量が所定の閾値より小さい場合は、移動機1Aの今後のトラフィック量は小さいことが予測され、状態遷移タイマを短く設定し、データ通信終了後に移動機1Aをすぐに省電力状態へ遷移させることで移動機1Aの消費電力を低減することができる。このように、データ通信への影響を抑えつつ、移動機1Aの消費電力をより効率的に低減することができる。
また、本実施形態の移動機1A(及び状態遷移タイマ設定システム)によれば、状態遷移タイマは、移動機1Aのデータ通信終了時から基地局2に対して省電力状態への遷移を要求する遷移要求指示を送信するまでの時間(FD起動タイマ)、又は、移動機1Aのデータ通信終了後に移動機1Aが遷移要求指示を送信してから次に移動機1Aが遷移要求指示を送信することが可能な最短送信間隔(T323タイマ)である、ことが好ましい。このように状態遷移タイマが具体化されることで、移動機1Aの状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間をより精密に制御することができるため、移動機1Aの消費電力をより効率的に低減することができる。
[第2実施形態]
次に、図11〜13を利用して、第2実施形態に係る移動機1Bについて説明する。図11は、第2実施形態に係る移動機1Bの構成を示す機能ブロック図である。図11に示す通り、移動機1Bは、アプリケーション監視部16B、取得部13B(取得手段)、タイマ決定部14B(タイマ決定手段)、及びタイマ設定部15B(タイマ設定手段)を含んで構成される。なお、取得部13B、タイマ決定部14B及びタイマ設定部15Bは、状態遷移タイマ設定システム(不図示)の構成要素でもある。すなわち、状態遷移タイマ設定システムを構成する各機能ブロックの一部は移動機1Bにあり、一部は他の装置(例えば基地局2等)にある。
以下、図11に示す移動機1B(又は、状態遷移タイマ設定システム)の各機能ブロックを説明する。
アプリケーション監視部16Bは、移動機1Bにおいて起動中のアプリケーションを監視し、通信を伴う所定のアプリケーションが起動しているか否かを判定する。通信を伴う所定のアプリケーションの具体例としては、ビデオチャット機能を持つアプリケーション等が挙げられる。そして、アプリケーション監視部16Bは、通信を伴う所定のアプリケーションが起動しているか否かを示す起動情報(予測情報)を作成する。
取得部13Bは、アプリケーション監視部16Bによって作成された起動情報を取得する。なお、取得部13Bは、外部の装置からネットワークを介して起動情報を取得してもよい。
タイマ決定部14Bは、取得部13Bによって取得された起動情報が起動していることを示す場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定し、取得部13Bによって取得された起動情報が起動していないことを示す場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定する。
次に、図12を利用して、タイマ決定部14Bが起動情報に基づいて状態遷移タイマを決定する具体的な処理について説明する。図12は、タイマ決定部14Bが状態遷移タイマを決定する際に参照する状態遷移タイマ決定表のテーブル例を示す図である。図12に示す通り、状態遷移タイマ決定表では、起動情報が示す内容と時間とが対応付いて記憶されている。なお、図12(a)は状態遷移タイマがFD起動タイマである場合の状態遷移タイマ決定表を示し、図12(b)は状態遷移タイマがT323タイマである場合の状態遷移タイマ決定表を示す。
例えば、タイマ決定部14Bは、状態遷移タイマがFD起動タイマの際に、取得部13Bによって取得された起動情報が起動していることを示す場合に、図12(a)の状態遷移タイマ決定表を参照し、FD起動タイマとして、所定の設定時間(例えば、デフォルトの10秒)より長い時間である無限大の時間(移動機1が設定できる最大の時間)に決定する(あるいはFast Dormancyを起動しないことに決定する)。
また、例えば、タイマ決定部14Bは、状態遷移タイマがT323タイマの際に、取得部13Bによって取得された起動情報が起動していないことを示す場合に、図12(b)の状態遷移タイマ決定表を参照し、T323タイマとして、所定の設定時間(例えば、デフォルトの60秒)より短い時間である10秒に決定する。
タイマ設定部15Bは、タイマ設定部15Aと同様のため説明を省略する。
次に、図13を用いて、本実施形態に係る移動機1B(又は、状態遷移タイマ設定システム)における状態遷移タイマ設定方法の処理について説明する。
まず、アプリケーション監視部16Bにより、起動中のアプリケーションが監視され、起動情報が作成される(ステップSB1)。そして、取得部13Bにより、作成された起動情報が取得される(ステップSB2、取得ステップ)。次に、タイマ決定部14Bにより、取得された起動情報が起動していることを示しているか否かが判定される(ステップSB3、タイマ決定ステップ)。ステップSB3にて起動していることを示していないと判定された場合は、タイマ決定部14Bにより、状態遷移タイマが所定の設定時間より短い時間に決定され(ステップSB4、タイマ決定ステップ)、ステップSB3にて起動していることを示していると判定された場合は、タイマ決定部14Bにより、状態遷移タイマが所定の設定時間より長い時間に決定される(ステップSB5、タイマ決定ステップ)。ステップSB4及びステップSB5に続いて、タイマ設定部15Bにより、決定された状態遷移タイマが設定される(ステップSB6、タイマ設定ステップ)。なお、SB5において、移動機1Bは、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定する代わりに、Fast Dormancyを起動しないように決定してもよい。
次に、第2実施形態のように構成された移動機1B(又は、状態遷移タイマ設定システム)の作用効果について説明する。
本実施形態の移動機1B(及び状態遷移タイマ設定システム)によれば、予測情報は、移動機1Bにおいて通信を伴う所定のアプリケーションが起動しているか否かを示す起動情報であり、タイマ決定部14Bは、取得部13Bによって取得された起動情報が起動していることを示す場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定し、取得部13Bによって取得された起動情報が起動していないことを示す場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定する、ことが好ましい。かかる構成を採れば、起動情報に応じて、動的に状態遷移タイマを決定し、設定することができる。例えば、起動情報が起動していることを示す場合は、移動機1Bの今後のトラフィック量は大きいことが予測され、状態遷移タイマを長く設定し、データ通信終了後に移動機1Bをしばらく通信状態に保つことで、データ通信の再開時に余分な状態遷移に伴うデータ通信の遅延時間の発生を防ぎ、接続時間を短縮することができる。さらにそれにより、基地局2と移動機1Bの間に遷移を行うためのトラフィックの発生が減少し、ネットワーク側の負荷を抑えることができる。また、例えば、起動情報が起動していないことを示す場合は、移動機1Bの今後のトラフィック量は小さいことが予測され、状態遷移タイマを短く設定し、データ通信終了後に移動機1Bをすぐに省電力状態へ遷移させることで移動機1Bの消費電力を低減することができる。このように、データ通信への影響を抑えつつ、移動機1Bの消費電力をより効率的に低減することができる。
[第3実施形態]
次に、図14及び図15を利用して、第3実施形態に係る基地局2C及び移動機1Cを含む移動通信システム3Cについて説明する。図14は、第3実施形態に係る基地局2C及び移動機1Cの構成を示す機能ブロック図である。図14に示す通り、基地局2Cは、送受信部20C、過去トラフィック量記憶部21C、測定部22C、取得部23C(取得手段)、タイマ決定部24C(タイマ決定手段)、及び送信部25C(送信手段)を含んで構成される。また、移動機1Cは、受信部17C(受信手段)、及びタイマ設定部15C(タイマ設定手段)を含んで構成される。なお、取得部23C、タイマ決定部24C及びタイマ設定部15Cは、状態遷移タイマ設定システム(不図示)の構成要素でもある。すなわち、状態遷移タイマ設定システムを構成する各機能ブロックの一部は基地局2Cにあり、一部は移動機1Cにある。
以下、図14に示す基地局2C及び移動機1C(又は、状態遷移タイマ設定システム)の各機能ブロックを説明する。
基地局2Cの送受信部20Cは、基地局2Cと移動機1Cとの間でデータの送受信を行う。過去トラフィック量記憶部21Cは、送受信部20Cで送受信されるトラフィック量(データ通信量)を測定し、補助記憶装置205等に記憶する。
測定部22Cは、移動機1Cの今後のトラフィック量に関する予測情報を作成する。具体的には、測定部22Cは、過去トラフィック量記憶部21Cによって記憶された移動機1Cのトラフィック量に基づき、移動機1Cにおける過去の所定の期間のトラフィック量である過去トラフィック量を測定し、測定結果(過去トラフィック量)を作成する。測定部22Cが測定する過去トラフィック量の例は第1実施形態における測定部12Aが測定する過去トラフィック量と同様である。
取得部23Cは、移動機1Cの今後のトラフィック量に関する予測情報を取得する。具体的には、取得部23Cは、測定部22Cによって測定された過去トラフィック量を取得する。なお、取得部23Cは、外部の装置からネットワークを介して過去トラフィック量(予測情報)を取得してもよい。
タイマ決定部24Cは、移動機1Cの状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマ(FD起動タイマ又はT323タイマ)を、取得部23Cによって取得された予測情報に基づいて決定する。タイマ決定部24Cの具体的な内容は、第1実施形態におけるタイマ決定部14Aと同様のため、説明を省略する。
送信部25Cは、タイマ決定部24Cによって決定された状態遷移タイマを、移動機1Cに送信する。
移動機1Cの受信部17Cは、基地局2Cから状態遷移タイマを受信する。具体的には、移動機1Cは、基地局2Cの送信部25Cによって送信された状態遷移タイマを受信する。
タイマ設定部15Cは、受信部17Cによって受信された状態遷移タイマを、移動機1Cに設定(反映、更新)する。タイマ設定部15Cにより状態遷移タイマが設定されることで、当該状態遷移タイマが移動機1Cにおいて有効となる。そして、移動機1Cにおいて状態遷移タイマが有効になると、当該状態遷移タイマに基づいて移動機1Cの状態が通信状態から省電力状態へ遷移する。
次に、図15を用いて、本実施形態に係る移動通信システム3C(又は、状態遷移タイマ設定システム)における状態遷移タイマ設定方法の処理について説明する。
まず、基地局2Cの測定部22Cにより、過去トラフィック量が測定され(ステップSC1)、取得部23Cにより、測定された過去トラフィック量が取得される(ステップSC2)。次に、タイマ決定部24Cにより、過去トラフィック量が所定の閾値より大きいか否かが判定される(ステップSC3)。ステップSC3にて大きくないと判定された場合は、タイマ決定部24Cにより、状態遷移タイマが所定の設定時間より短い時間に決定され(ステップSC4)、ステップSC3にて大きいと判定された場合は、タイマ決定部24Cにより、状態遷移タイマが所定の設定時間より長い時間に決定される(ステップSC5)。ステップSC4及びステップSC5に続いて、送信部25Cにより、決定された状態遷移タイマが移動機1Cに送信される(ステップSC6)。
次に、移動機1Cの受信部17Cにより、状態遷移タイマが受信され(ステップSC7)、タイマ設定部15Cにより、受信された状態遷移タイマが設定される(ステップSC8)。
次に、第3実施形態のように構成された移動通信システム3C(又は、状態遷移タイマ設定システム)の作用効果について説明する。
本実施形態の移動通信システム3C(又は状態遷移タイマ設定システム)によれば、基地局2C側で過去トラフィック量の記憶や状態遷移タイマの決定がなされる。第1実施形態における移動機1Aと本実施形態の移動機1Cの構成とを比べても明らかな通り、移動機1Cの構成は簡素化され、過去トラフィック量の記憶や測定、状態遷移タイマの決定等の処理負荷や必要とする記憶容量が低減する。それにより、移動機1Cの消費電力をさらに効率的に低減することができる。
なお、第1実施形態〜第3実施形態のように構成された移動機1において、測定したトラフィック量、アプリケーションの通信状況、消費電流量等をアイコンなどでユーザに通知してもよい。
1・1A・1B・1C…移動機、2・2C…基地局、3…移動通信システム、10A…送受信部、11A…過去トラフィック量記憶部、12A…測定部、13A・13B…取得部、14A・14B…タイマ決定部、15A・15B・15C…タイマ設定部、16B…アプリケーション監視部、17C…受信部、20C…送受信部、21C…過去トラフィック量記憶部、22C…測定部、23C…取得部、24C…タイマ決定部、25C…送信部。

Claims (7)

  1. 移動機のトラフィック量に関する予測情報を取得する取得手段と、
    前記移動機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、前記取得手段によって取得された前記予測情報に基づいて決定するタイマ決定手段と、
    前記タイマ決定手段によって決定された状態遷移タイマを、前記移動機に設定するタイマ設定手段と、
    を備える状態遷移タイマ設定システム。
  2. 前記予測情報は、前記移動機における過去の所定の期間のトラフィック量である過去トラフィック量であり、
    前記タイマ決定手段は、前記取得手段によって取得された前記過去トラフィック量が所定の閾値より大きい場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定し、前記取得手段によって取得された前記過去トラフィック量が所定の閾値より小さい場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の状態遷移タイマ設定システム。
  3. 前記予測情報は、前記移動機において通信を伴う所定のアプリケーションが起動しているか否かを示す起動情報であり、
    前記タイマ決定手段は、前記取得手段によって取得された前記起動情報が起動していることを示す場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より長い時間に決定し、前記取得手段によって取得された前記起動情報が起動していないことを示す場合に、状態遷移タイマを所定の設定時間より短い時間に決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の状態遷移タイマ設定システム。
  4. 前記状態遷移タイマは、前記移動機のデータ通信終了時から基地局に対して省電力状態への遷移を要求する遷移要求指示を送信するまでの時間、又は、前記移動機のデータ通信終了後に前記移動機が前記遷移要求指示を送信してから次に前記移動機が前記遷移要求指示を送信することが可能な最短送信間隔である、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の状態遷移タイマ設定システム。
  5. 自機のトラフィック量に関する予測情報を取得する取得手段と、
    自機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、前記取得手段によって取得された前記予測情報に基づいて決定するタイマ決定手段と、
    前記タイマ決定手段によって決定された状態遷移タイマを、自機に設定するタイマ設定手段と、
    を備える移動機。
  6. 基地局と移動機とを含む移動通信システムであって、
    前記基地局は、
    前記移動機のトラフィック量に関する予測情報を取得する取得手段と、
    前記移動機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、前記取得手段によって取得された前記予測情報に基づいて決定するタイマ決定手段と、
    前記タイマ決定手段によって決定された状態遷移タイマを、前記移動機に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記移動機は、
    前記基地局から状態遷移タイマを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された状態遷移タイマを、自機に設定するタイマ設定手段と、
    を備える移動通信システム。
  7. 状態遷移タイマ設定システムにより実行される状態遷移タイマ設定方法であって、
    前記状態遷移タイマ設定システムの取得手段が、移動機のトラフィック量に関する予測情報を取得する取得ステップと、
    前記状態遷移タイマ設定システムのタイマ決定手段が、前記移動機の状態を通信状態から省電力状態へ遷移させるまでの時間に関する状態遷移タイマを、前記取得ステップにおいて取得された前記予測情報に基づいて決定するタイマ決定ステップと、
    前記状態遷移タイマ設定システムのタイマ設定手段が、前記タイマ決定ステップにおいて決定された状態遷移タイマを、前記移動機に設定するタイマ設定ステップと、
    を含む状態遷移タイマ設定方法。
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