JP2013250928A - 設備点検計画支援装置及びプログラム - Google Patents

設備点検計画支援装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013250928A
JP2013250928A JP2012127106A JP2012127106A JP2013250928A JP 2013250928 A JP2013250928 A JP 2013250928A JP 2012127106 A JP2012127106 A JP 2012127106A JP 2012127106 A JP2012127106 A JP 2012127106A JP 2013250928 A JP2013250928 A JP 2013250928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facility
equipment
normal range
feature amount
transition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012127106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5892867B2 (ja
Inventor
Junji Hori
淳二 堀
Satoko Sakagami
聡子 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012127106A priority Critical patent/JP5892867B2/ja
Publication of JP2013250928A publication Critical patent/JP2013250928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5892867B2 publication Critical patent/JP5892867B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】異常予兆検知用のモデルを作成することなく設備に対し点検を実施する優先順位を設定する。
【解決手段】全設備1の設備状態データに基づいて全ての設備1を対象とした特徴量マップを生成するマップ生成部12と、正常範囲設定要求に応じて、正常に稼動している設備1が特徴量マップ上にマッピングされると推測される正常範囲を設定する正常範囲設定部13と、定時処理により収集された各設備1の設備状態データに基づき特徴量マップ上にマッピングされた各設備の位置の遷移を設備1毎に抽出する遷移抽出部14と、位置の遷移に基づき各設備1が徴量マップ上の正常範囲から外れる日時を予測する予測時間算出部15と、その予測日時を参照して各設備1に対し点検を実施する優先順位を設定する優先順位設定部16と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、設備点検計画支援装置及びプログラムに関する。
従来から、散在している複数の契約先施設に設置された冷熱設備等の設備を監視センタから監視する遠隔監視サービスがある。この遠隔監視サービスでは、稼働中の設備の温度、気圧等各設備の稼動の状態を示す設備状態データを各施設から収集している。そして、その設備状態データを解析することにより設備に異常予兆が検知されると、その設備に対して点検が必要と判断される。そして、点検が必要と判断された1又は複数の設備に対する点検スケジュールが生成されると、保守員は、その点検スケジュールに従って当該設備に点検を実施する。
従来では、正常時の設備から出力される実測センサ値(設備状態データ)をもとに設備の正常モデルを作成し、この正常モデルと稼働時において収集した実測センサ値との比較等により設備の異常予兆の検知を行うことで、点検を施す設備を抽出する技術が提案されている(例えば、特許文献1,2)。
特開2005−149137号公報 特開2011−70635号公報
本発明は、異常予兆検知用のモデルを作成することなく設備に対し点検を実施する優先順位を設定することを目的とする。
本発明に係る設備点検計画支援装置は、点検対象となる全ての設備それぞれから当該設備の状態に関する設備状態データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された各設備の設備状態データから得られる各設備の特徴量に基づいて全ての設備を共通の特徴量マップ上にマッピングするマッピング手段と、正常範囲設定要求に応じて、正常に稼動している設備が前記特徴量マップ上にマッピングされると推測される正常範囲を設定する正常範囲設定手段と、前記取得手段により取得された各設備の設備状態データに基づき前記マッピング手段により前記特徴量マップ上にマッピングされた各設備の位置から、前記特徴量マップ上における位置の遷移を設備毎に抽出する遷移抽出手段と、要求に応じて、前記遷移抽出手段により抽出された各設備の遷移に基づいて前記特徴量マップ上に設定された正常範囲から位置が外れるまでに要する予測時間を設備毎に算出する予測時間算出手段と、前記予測時間算出手段により算出された各設備の予測時間を参照して各設備に対し点検を実施する優先順位を設定する優先順位設定手段と、を有するものである。
また、前記優先順位設定手段は、前記正常範囲から位置が外れている設備が存在する場合、その位置が外れている設備に対し、前記正常範囲内に位置する設備より相対的に高い優先順位を設定するものである。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、点検対象となる全ての設備それぞれから当該設備の状態に関する設備状態データを取得する取得手段、前記取得手段により取得された各設備の設備状態データから得られる各設備の特徴量に基づいて全ての設備を共通の特徴量マップ上にマッピングするマッピング手段、正常範囲設定要求に応じて、正常に稼動している設備が前記特徴量マップ上にマッピングされると推測される正常範囲を設定する正常範囲設定手段、前記取得手段により取得された各設備の設備状態データに基づき前記マッピング手段により前記特徴量マップ上にマッピングされた各設備の位置から、前記特徴量マップ上における位置の遷移を設備毎に抽出する遷移抽出手段、要求に応じて、前記遷移抽出手段により抽出された各設備の遷移に基づいて前記特徴量マップ上に設定された正常範囲から位置が外れるまでに要する予測時間を設備毎に算出する予測時間算出手段、前記予測時間算出手段により算出された各設備の予測時間を参照して各設備に対し点検を実施する優先順位を設定する優先順位設定手段、として機能させるためのものである。
本発明によれば、異常予兆検知用のモデルを作成することなく設備に対し点検を実施する優先順位を設定することができる
本発明に係る設備点検計画支援装置として動作する監視サーバの実施の形態1を示したブロック構成図である。 実施の形態1における監視サーバを形成するサーバコンピュータのハードウェア構成図である。 実施の形態1における正常範囲設定処理を示したフローチャートである。 実施の形態1において用いる特徴量マップの一例を示した図である。 図4に示した特徴量マップ上に正常範囲を設定したときの特徴量マップの一例を示した図である。 実施の形態1における優先順位付け処理を示したフローチャートである。 本発明に係る設備点検計画支援装置として動作する監視サーバの実施の形態2を示したブロック構成図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る設備点検計画支援装置として動作する監視サーバの実施の形態1を示したブロック構成図である。図1には、1又は複数の契約先施設に設置された冷熱設備等の複数の設備1と、各設備1を有する契約先に対して遠隔監視サービスを提供する監視センタ側に設置された監視サーバ10と、が示されている。監視サーバ10は、各設備1と広域ネットワーク(図示せず)を介して接続され、各設備1の温度、圧力等設備の状態に関する設備状態データを収集し、その設備状態データを参照して各設備1の点検を行うための点検の優先順位を設定し、点検スケジュール(点検計画)の作成を支援する。
図2は、本実施の形態における監視サーバ10を形成するサーバコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態において監視サーバ10を形成するサーバコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、サーバコンピュータは、図2に示したようにCPU21、ROM22、RAM23、ハードディスクドライブ(HDD)24を接続したHDDコントローラ25、入力手段として設けられたマウス26とキーボード27、及び表示装置として設けられたディスプレイ28をそれぞれ接続する入出力コントローラ29、通信手段として設けられたネットワークコントローラ30を内部バス31に接続して構成される。
図1に戻り、本実施の形態における監視サーバ10は、データ収集部11、マップ生成部12、正常範囲設定部13、遷移抽出部14、予測時間算出部15、優先順位設定部16、データ記憶部17及びマップ保存部18を有している。データ収集部11は、取得手段として設けられ、点検対象となる全ての設備1それぞれから当該設備の状態に関する設備状態データを取得する。設備状態データというのは、各設備1の状態を表すデータであり、設備1の稼動環境等を示すデータや設備1の内部又は外部に取り付けられたセンサ等により検出されるデータ等が含まれている。収集される設備状態データとしては、例えば冷熱設備の場合、温度(外気温、冷媒温度、吹き出し温度、吸い込み温度)、気圧、冷媒圧力、圧縮機効率、圧縮機周波数、ファン回転数、モータ電流値(トルク)、消費電力、冷媒流速、水流速度(チラー)などである。
マップ生成部12は、マッピング手段として設けられ、データ収集部11により取得された各設備1の設備状態データから得られる各設備1の特徴量に基づいて全ての設備1を共通の特徴量マップ上にマッピングする。正常範囲設定部13は、正常範囲設定手段として設けられ、正常範囲設定要求に応じて、正常に稼動している設備1が特徴量マップ上にマッピングされると推測される正常範囲を設定する。遷移抽出部14は、遷移抽出手段として設けられ、データ収集部11により取得された各設備1の設備状態データに基づきマップ生成部12により特徴量マップ上にマッピングされた各設備1の位置から、特徴量マップ上における位置の遷移を設備1毎に抽出する。予測時間算出部15は、予測時間算出手段として設けられ、優先順位設定要求に応じて、各設備1に優先順位を設定する際、遷移抽出部14により抽出された各設備1の遷移に基づいて特徴量マップ上に設定された正常範囲から位置が外れるまでに要する予測時間を設備毎に算出する。優先順位設定部16は、優先順位設定手段として設けられ、予測時間算出部15により算出された各設備1の予測時間を参照して各設備1に対し点検を実施する優先順位を設定する。データ記憶部17には、データ収集部11により取得された設備状態データが蓄積される。マップ保存部18には、マップ生成部12により生成される特徴量マップが保存される。
監視サーバ10における各構成要素11〜16は、監視サーバ10を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU21で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、データ記憶部17及びマップ保存部18は、HDD24にて実現するが、監視サーバ10からアクセス可能な外部の装置にて実現してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
遠隔監視サービス提供者は、監視対象の設備1の点検を行うために、どの順番で点検を行うかという点検スケジュールを決める必要がある。本実施の形態では、この点検を行う順番を決定する指標として、各設備1が正常な状態ではなくなり点検が必要となる日時を予測して、その予測した日時が現在に近い設備1ほど高い優先順位を付けるようにしたことを特徴としている。まず最初に、各設備1が正常に稼動しているか、あるいは異常予兆が検出される状態であるかを判断するために用いる正常範囲の設定処理について図3に示したフローチャートを用いて説明する。
まず、データ収集部11は、点検対象となる全ての設備1それぞれから当該設備の状態に関する設備状態データを定周期的に取得すると、そのデータをデータ記憶部17に蓄積する。
ここで、監視員等による入力指示により正常範囲の設定が要求されると、マップ生成部12は、現時点において最新の全設備1における設備状態データをデータ記憶部17から読み出し、次のようにして全ての設備1を対象に特徴量マップを生成する(ステップ101)。正常範囲の設定要求時に、どの時点の設備状態データを用いるかということが指定されなかった場合には、要求された現時点において最新の設備状態データを用いて点検スケジュールを生成する。要求時に日時が指定された場合には、その指定された日時に該当する設備状態データを用いて正常範囲を設定する。
図4は、この正常範囲設定処理の過程において生成する特徴量マップの一例を示した図である。この特徴量マップの横軸及び縦軸は、設備状態データに含まれる冷媒温度、冷媒圧力などのいずれかのデータ項目により表される特徴量である。あるいは、複数のデータ項目を入力とする演算を行うことでデータ項目を次元圧縮して得られる特徴量としてもよい。なお、本実施の形態では2次元座標を例にして用いるが、特徴量マップの軸数を3軸以上として生成してもよい。マップ生成部12は、各軸の特徴量を各設備1の設備状態データの項目データ値に基づき設備1毎に算出して、特徴量マップ上にマッピングする。全ての設備1に対してマッピングを行うと、図4に例示したように、混合正規分布が表れてくると考えられる。なお、本実施の形態では、設備状態データに含まれる各データ項目を用いて特徴量マップの軸となる特徴量を設定したが、特徴量マップの軸を成す特徴量を決める際に、例えば設備1の製造年等設備機器に関する機器情報を合わせて用いるようにしてもよい。
特徴量マップが生成されると、続いて、正常範囲設定部13は、EM(Expectation Maximization)アルゴリズムや自己組織化マップ(SOM:Self−Organizing Map)などの所定の統計的手法を利用して、特徴量マップ上にマッピングされた設備1を複数のグループに分類する(ステップ102)。このグルーピングした結果の特徴量マップを図5に示す。図5には、各設備1が3グループに分類された例が示されている。本実施の形態では、各設備1をグルーピングする際に設備1を包含する領域をグループ毎に形成するが、この領域により周囲と区切られる範囲を、正常に稼動している設備1が特徴量マップ上にマッピングされると推測される正常範囲として設定する(ステップ103)。
本実施の形態においては、以上のように正常に稼動している設備1が特徴量マップ上にマッピングされると推測される範囲を正常範囲として設定する。そして、設置場所等の特徴量に基づき特徴量マップ上にマッピングされたときに、正常範囲A,B,Cの中にマッピングされる設備1の特徴量は、正常な値を示していると考えられる。但し、後述するように正常範囲A,B,Cの中にマッピングされたからといって、その設備1は必ずしも点検の優先順位が低いとは判断されず、マッピング位置の遷移の状況によっては点検の優先順位が高い(異常予兆有り)と判断される可能性はある。一方、正常範囲A,B,Cの中にマッピングされないと判断される設備1は、現時点において異常又は異常予兆があるとみなす。
続いて、点検計画の立案を支援するための優先順位付け処理を図6に示したフローチャートを用いて説明する。
データ収集部11は、前述したように、点検スケジュールの生成とは無関係に遠隔監視サービスのために、点検対象となる全ての設備1それぞれから当該設備の状態に関する設備状態データを定周期的に取得し、データ記憶部17に蓄積している。そして、マップ生成部12は、設備状態データを取得する度に、あるいは、1日に1回など定時処理的にステップ102で説明した特徴量マップを生成し、マップ保存部18に蓄積している。より具体的には、マップ生成部12は、各設備1の識別情報に対応させて、当該設備1の特徴量マップ上における位置座標データと当該位置にマッピングされたときを示す日時情報との組をマップ保存部18に登録する。この設備状態データの収集とマップ生成の各処理は、定周期的に常時実行されている。
ここで、監視員等による入力指示により優先順位の設定が要求されると、遷移抽出部14は、マップ保存部18に蓄積された特徴量マップ上にマッピングされた各設備1の位置から、特徴量マップ上における各設備1の位置の遷移を抽出する(ステップ111)。より詳細には、遷移抽出部14は、マップ保存部18に蓄積された各設備1の位置座標データと日時情報とを参照することで、各設備1の特徴量マップ上における位置の時系列的な変化を得ることができるので、この位置の時系列的変化を各設備1の特徴量マップ上における位置の遷移として抽出する。なお、正常範囲の設定前に保存した特徴量マップも位置の遷移の抽出対象としてもよい。
なお、前述したように、遷移抽出部14は、監視員等による入力指示により優先順位の設定が要求された時点で各設備1の位置の遷移を抽出するようにしたが、これに限る必要はなく、例えば設備1が据え付けられたタイミング、あるいは季節等定周期的な時節のタイミングをトリガとする要求に応じて遷移を抽出してもよい。
優先順位の設定要求に応じて特徴量マップ上における位置の遷移が設備1毎に抽出されると、予測時間算出部15は、続けて、各設備1が正常範囲設定処理において特徴量マップ上に設定された正常範囲から外れる日時を設備1毎に予測する(ステップ112)。位置の遷移から認識できる特徴量マップ上におけるマッピングされた各位置の間隔や方向を参照して、正常範囲内に位置する設備1の現在位置に対する、現時点以降に収集される設備状態データに基づき特徴量マップ上にマッピングされる位置(現在の位置からの距離及び方向)は、計算により推測できる。従って、特徴量マップ上に設定された正常範囲から外れる日時は予測可能である。予測時間算出部15がこの正常範囲から外れる予測日時を設備1毎に算出すると、優先順位設定部16は、その算出した予測日時順に設備1に対し優先順位を付ける(ステップ113)。すなわち、現在に近い日時が予測された設備1から高い優先順位を付けることになる。
以上のようにして、優先順位設定部16が各設備1に付ける優先順位を決定すると、例えば、決定した優先順位をディスプレイ28に表示するなどして保守員や監視員に提示する。あるいは、決定した優先順位についての情報をネットワークを介して外部に提供してもよい。
本実施の形態によれば、各設備1に対し、特徴量マップ上における正常範囲から外れる日時を予測し、その予測日時に近い順に点検を実施する優先順位を付けるようにした。これにより、現時点において正常な状態であると認識されている設備1に対しても、異常予兆が検出されるであろうと推測される日時(つまり、正常範囲から外れると推測される予測日時)を参照して点検スケジュールを生成することができる。
なお、特徴量マップ上において当初から正常範囲から外れている設備1が存在する場合には、その設備1に対しては現時点で正常範囲に含まれている設備1より相対的に高い優先順位を設定して、早期点検が実施できるようにしてもよい。また、マッピング位置の遷移の方向や位置が急激に変化しているなど、特徴量マップ上でのマッピング位置の遷移が異常な傾向を示している設備1に対しては、異常な傾向を示していない設備1より相対的に高い優先順位を設定して、早期点検が実施できるようにしてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1における監視サーバ10は、設備1に対して点検の優先順位を設定したが、本実施の形態においては、監視サーバ10に点検スケジュールを生成する機能を設けるようにした。
図7は、本実施の形態における監視サーバ10の実施の形態2を示したブロック構成図である。図7において、実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付け、説明を適宜省略する。図7に示した監視サーバ10は、図1に示した監視サーバ10に点検計画生成部19を追加した構成を有している。また、本実施の形態における監視サーバ10のハードウェア構成は、実施の形態1と同じでよい。
本実施の形態における監視サーバ10において、優先順位を設定するまでの処理は実施の形態1と同じでよい。すなわち、実施の形態1と同様にして優先順位設定部16が各設備1に付ける優先順位を決定すると、点検計画生成部19は、その優先順位を参照して点検スケジュールを生成する。すなわち、基本的には、優先順位の高い設備1から順に点検を実施するようにスケジュールする。ただ、保守点検員が施設を巡回して各設備1の点検を実施するため、各設備1の設置場所等の情報も参照して点検スケジュールを生成してもよい。
以上のようにして点検スケジュールが立案されると、保守点検員は、この点検スケジュールに従って契約先の施設を巡回して、設備1の点検を実施する。
1 設備、10 監視サーバ、11 データ収集部、12 マップ生成部、13 正常範囲設定部、14 遷移抽出部、15 予測時間算出部、16 優先順位設定部、17 データ記憶部、18 マップ保存部、19 点検計画生成部、21 CPU、22 ROM、23 RAM、24 ハードディスクドライブ(HDD)、25 HDDコントローラ、26 マウス、27 キーボード、28 ディスプレイ、29 入出力コントローラ、30 ネットワークコントローラ、31 内部バス。

Claims (3)

  1. 点検対象となる全ての設備それぞれから当該設備の状態に関する設備状態データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された各設備の設備状態データから得られる各設備の特徴量に基づいて全ての設備を共通の特徴量マップ上にマッピングするマッピング手段と、
    正常範囲設定要求に応じて、正常に稼動している設備が前記特徴量マップ上にマッピングされると推測される正常範囲を設定する正常範囲設定手段と、
    前記取得手段により取得された各設備の設備状態データに基づき前記マッピング手段により前記特徴量マップ上にマッピングされた各設備の位置から、前記特徴量マップ上における位置の遷移を設備毎に抽出する遷移抽出手段と、
    要求に応じて、前記遷移抽出手段により抽出された各設備の遷移に基づいて前記特徴量マップ上に設定された正常範囲から位置が外れるまでに要する予測時間を設備毎に算出する予測時間算出手段と、
    前記予測時間算出手段により算出された各設備の予測時間を参照して各設備に対し点検を実施する優先順位を設定する優先順位設定手段と、
    を有することを特徴とする設備点検計画支援装置。
  2. 前記優先順位設定手段は、前記正常範囲から位置が外れている設備が存在する場合、その位置が外れている設備に対し、前記正常範囲内に位置する設備より相対的に高い優先順位を設定することを特徴とする請求項1に記載の設備点検計画支援装置。
  3. コンピュータを、
    点検対象となる全ての設備それぞれから当該設備の状態に関する設備状態データを取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された各設備の設備状態データから得られる各設備の特徴量に基づいて全ての設備を共通の特徴量マップ上にマッピングするマッピング手段、
    正常範囲設定要求に応じて、正常に稼動している設備が前記特徴量マップ上にマッピングされると推測される正常範囲を設定する正常範囲設定手段、
    前記取得手段により取得された各設備の設備状態データに基づき前記マッピング手段により前記特徴量マップ上にマッピングされた各設備の位置から、前記特徴量マップ上における位置の遷移を設備毎に抽出する遷移抽出手段、
    要求に応じて、前記遷移抽出手段により抽出された各設備の遷移に基づいて前記特徴量マップ上に設定された正常範囲から位置が外れるまでに要する予測時間を設備毎に算出する予測時間算出手段、
    前記予測時間算出手段により算出された各設備の予測時間を参照して各設備に対し点検を実施する優先順位を設定する優先順位設定手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2012127106A 2012-06-04 2012-06-04 設備点検計画支援装置及びプログラム Active JP5892867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012127106A JP5892867B2 (ja) 2012-06-04 2012-06-04 設備点検計画支援装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012127106A JP5892867B2 (ja) 2012-06-04 2012-06-04 設備点検計画支援装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013250928A true JP2013250928A (ja) 2013-12-12
JP5892867B2 JP5892867B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=49849498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012127106A Active JP5892867B2 (ja) 2012-06-04 2012-06-04 設備点検計画支援装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5892867B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016088180A1 (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 東京電力ホールディングス株式会社 設備の保守管理方法
JP2022078082A (ja) * 2016-05-09 2022-05-24 ストロング フォース アイオーティ ポートフォリオ 2016,エルエルシー 産業用のモノのインターネットのための方法およびシステム
US11755878B2 (en) 2016-05-09 2023-09-12 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc Methods and systems of diagnosing machine components using analog sensor data and neural network
US11774944B2 (en) 2016-05-09 2023-10-03 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc Methods and systems for the industrial internet of things
US11838036B2 (en) 2016-05-09 2023-12-05 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc Methods and systems for detection in an industrial internet of things data collection environment

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH028999A (ja) * 1988-02-16 1990-01-12 Westinghouse Electric Corp <We> 修理の優先順位決定方法
JP2002366397A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Omron Corp メンテナンス時期決定装置、メンテナンス時期決定方法、およびメンテナンス時期決定システム
US20030135349A1 (en) * 2000-07-04 2003-07-17 Osamu Yoshie System for diagnosing facility apparatus, managing apparatus and diagnostic apparatus
JP2005241089A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Mitsubishi Electric Corp 機器診断装置、冷凍サイクル装置、機器診断方法、機器監視システム、冷凍サイクル監視システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH028999A (ja) * 1988-02-16 1990-01-12 Westinghouse Electric Corp <We> 修理の優先順位決定方法
US20030135349A1 (en) * 2000-07-04 2003-07-17 Osamu Yoshie System for diagnosing facility apparatus, managing apparatus and diagnostic apparatus
JP2002366397A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Omron Corp メンテナンス時期決定装置、メンテナンス時期決定方法、およびメンテナンス時期決定システム
JP2005241089A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Mitsubishi Electric Corp 機器診断装置、冷凍サイクル装置、機器診断方法、機器監視システム、冷凍サイクル監視システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016088180A1 (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 東京電力ホールディングス株式会社 設備の保守管理方法
JPWO2016088180A1 (ja) * 2014-12-01 2017-04-27 東京電力ホールディングス株式会社 設備の保守管理方法
JP2022078082A (ja) * 2016-05-09 2022-05-24 ストロング フォース アイオーティ ポートフォリオ 2016,エルエルシー 産業用のモノのインターネットのための方法およびシステム
US11755878B2 (en) 2016-05-09 2023-09-12 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc Methods and systems of diagnosing machine components using analog sensor data and neural network
US11774944B2 (en) 2016-05-09 2023-10-03 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc Methods and systems for the industrial internet of things
US11797821B2 (en) 2016-05-09 2023-10-24 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc System, methods and apparatus for modifying a data collection trajectory for centrifuges
US11838036B2 (en) 2016-05-09 2023-12-05 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc Methods and systems for detection in an industrial internet of things data collection environment
US11836571B2 (en) 2016-05-09 2023-12-05 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc Systems and methods for enabling user selection of components for data collection in an industrial environment

Also Published As

Publication number Publication date
JP5892867B2 (ja) 2016-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5787831B2 (ja) 設備点検計画支援装置及びプログラム
US11067973B2 (en) Data collection system, abnormality detection method, and gateway device
JP5892867B2 (ja) 設備点検計画支援装置及びプログラム
JP6050599B2 (ja) 装置の動作監視のための方法およびシステム
JP5260343B2 (ja) プラント運転状態監視方法
JP5855036B2 (ja) 設備点検順位設定装置
JP7040851B2 (ja) 異常検知装置、異常検知方法及び異常検知プログラム
EP3584657B1 (en) Risk assessment device, risk assessment method, and risk assessment program
JP6817974B2 (ja) 計算機システム
US20150268072A1 (en) Sensor assignment apparatus and sensor diagnostic apparatus
KR102047850B1 (ko) 컴퓨터의 유체 역학 시스템들 및 그것의 사용 방법들
EP3584656A1 (en) Risk assessment device, risk assessment method, and risk assessment program
JP5490277B2 (ja) プラント運転状態監視方法
JPWO2016170574A1 (ja) 運用管理システム及び運用管理方法
JP2014049010A (ja) 点検保全データ検証装置、点検保全データ検証システムおよび点検保全データ検証方法
JP2015169989A (ja) 設備点検順位設定装置及びプログラム
JP2016177676A (ja) 診断装置、診断方法、診断システムおよび診断プログラム
KR20130065844A (ko) 지능형 빌딩 에너지 설비 효율 관리 시스템 및 그 방법
JP7329753B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および、学習装置
US11269314B2 (en) Plant evaluation device, plant evaluation method, and program
JP2007026134A (ja) 異常判定装置
JP2019096348A (ja) 管理システム、管理装置、管理方法および管理プログラム
JP5490278B2 (ja) プラント運転状態監視方法
CA3070670C (en) A method and system for automatic detection of inefficient household thermal insulation
JP2019091243A (ja) 診断支援プログラム、診断支援装置及び診断支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141016

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20141016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5892867

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250