JP2013248667A - 板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成するシステムおよび方法 - Google Patents

板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】コンピュータが、ユーザからの要求の受信に応じて、コンピュータで生成される一連の視覚情報図形が順次表示される。演算モデルは、各特定タイプのシミュレーションに対してある数のコンポーネントを有する。図形は、どのコンポーネントが処理されているかに関してユーザの注意を引きつけるよう構成される。各図形は、三つの異なる表示法で表示されるアイコンを有する。第一表示法は、処理されていないコンポーネントを示す。第二表示法は、現在処理されているコンポーネントを示す。また、第三表示法は、以前に処理されたコンポーネントを示す。一連の図形の順序は、各特定のタイプのシミュレーションに対して予め決められており、したがって、演算モデルの生成においてヒューマンエラーを最小限にできる。
【選択図】図3

Description

本発明は、機械工学のコンピュータ支援工学(CAE)解析の演算モデルの生成に関し、特に、板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成するシステムおよび方法に関する。
板状金属成形は、ブランクシートメタルから金属部品を生産するために産業界において長年用いられている。例えば、自動車メーカーや部品サプライヤーは板状金属加工を用いて、多くの部品を生産している。最も使用されているシートメタル成形プロセスのうちの一つは深絞り法である。深絞り法は、特定の形状のパンチをそれに対応するダイにそれらの間に一片のブランクシートメタルを挟んで油圧あるいは機械的にプレスすることを含んでいる。このプロセスから作られる例示的な製品には、限定するものではないが、自動車ボンネット、フェンダー、ドア、自動車用燃料タンク、キッチンシンク、アルミニウム缶などが含まれる。ダイのある領域では、形成される部品や製品の深さは、一般にその直径の半分より大きい。その結果、ブランクは伸延され、したがって、その部品や製品のジオメトリ(形状寸法)に応じて種々の位置において薄肉化される。材料不具合(例えば、割れ、裂け、しわ、くびれ(ネッキング)等)など構造的欠陥がない場合に限って、その部品や製品は良好と言える。
正常に板状金属部品を製造するために、今日の製造の多くでは、コンピュータシミュレーションすなわち数値的シミュレーション(例えばコンピュータ支援エンジニアリング解析(CAE))が用いられている。有用なコンピュータシミュレーション一つは、有限要素解析(FEA)を用いて行われる。有限要素解析(FEA)は、複雑な系に関係する工学問題をモデル化して解くために産業界において広く用いられている、コンピュータで処理される方法である。FEAの名前は、想定されている対象の幾何学的配置(ジオメトリ)を特定する方法に由来する。現代のデジタルコンピュータの登場により、FEAは、FEAのソフトウェアとして実装されている。FEAソフトウェアは、大まかに二つのタイプに分類することができる。暗黙的FEAソフトウェアと明示的FEAソフトウェアとがそれである。暗黙的FEAソフトウェアは、連立一次方程式のシステムを解くために暗黙方程式求解器(ソルバー)を用いる。このようなソフトウェアは、一般的に、静的あるいは疑静的な問題をシミュレートするために用いられる。明示的FEAソフトウェアは、連立方程式を解くのではなく、それぞれが未知であるものをそれらが連立していないものと仮定して明示的に解く。明示的FEAソフトウェアは、通常、方法を安定で正確にするために非常に短い求解(ソリューション)サイクルすなわち時間ステップを必要とする中央差分時間積分を、用いる。明示的FEAソフトウェアは、一般的に、衝突型イベントなど、動力学が重要である、短期間イベントをシミュレートするために用いられる。
板状金属部品の深絞り加工のシミュレートするとき、シミュレーションを行うためには、コンピュータシステムにおいてアプリケーションモジュールに多数のFEAモデルを定義し割り当てる必要がある。一般に、従来技術アプローチでは、ユーザの知識に依存している。したがって、板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成するシステムおよび方法の改良が望まれよう。
板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成するシステムおよび方法を提供する。本発明の一の面では、ユーザからの要求の受信に応じて、一連のコンピュータで生成される視覚情報図形が順次表示される。この要求は、特定のタイプの深絞り加工シミュレーションに対する演算モデルを生成する要求である。演算モデルは、各特定タイプのシミュレーションに対してある数のコンポーネントを有する。図形は、どのコンポーネントが処理されているかに関してユーザの注意を引きつけるよう構成される。各図形は、三つの異なる表示法で表示されるアイコンを有する。第一表示法は、処理されていないコンポーネントを示す。第二表示法は、現在処理されているコンポーネントを示す。また、第三表示法は、以前に処理されたコンポーネントを示す。一連の図形の順序は、各特定のタイプのシミュレーションに対して予め決められており、したがって、演算モデルの生成においてヒューマンエラーを最小限にできる。
他の面では、第一表示法はコンポーネントを赤く表示するように構成され、第二表示法は黄色点滅で表示するよう構成され、第三表示法は緑で表示するよう構成される。
本発明の目的、特徴および利点は、添付した図面を参照し、以下の本発明の実施の形態の詳細な説明を考察することによって明らかとなろう。
本発明のこれらおよび他の特徴、面および利点は、以下の説明、添付の特許請求の範囲および添付した図面を考慮してより理解されよう。図面は次の通りである。
板状金属部品の深絞り加工のための絞りダイの例示的な構造の断面の立面図を示す概略図である。 板状金属部品の例示的な一連の関連する深絞り加工シミュレーションを示す図形である。 本発明の実施形態にかかる、板状金属部品の深絞り加工シミュレーションに対する演算モデルを生成する例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本発明の一の実施形態にかかる、例示的な視覚情報図形を示す。 本発明の実施形態にかかる、視覚情報図形において概略的アイコンを表示する例示的な一連の表示法を示す。 本発明の実施形態にかかる、視覚情報図形において概略的アイコンを表示する例示的な一連の表示法を示す。 本発明の実施形態にかかる、視覚情報図形において概略的アイコンを表示する例示的な一連の表示法を示す。 本発明の実施形態にかかる、視覚情報図形において概略的アイコンを表示する例示的な一連の表示法を示す。 本発明の実施形態を実現可能である例示的なコンピュータの主要な部品を示す機能ブロック図である。
まず図1を参照して、板状金属ブランクすなわちブランク120(つまり加工前の未加工板状金属プレート)は、上側ダイ・キャビティー110とパンチ130との間のブランクホルダ108上にある。ダイ110が深絞り軸の方向にパンチ130へと押下げられると(矢印140で示す)、ブランク120は板状金属部品へと加工される。ダイ110は、製品設計部分102と、バインダ部分106a〜bと、アデンダム部分104a〜bと、を有する。アデンダム部分104a〜bと設計面部分102との間の境界を、トリムライン103a〜bという。また、アデンダム部分104a〜bとバインダ部分106a〜bとの間の直接的な交点を、理論的パンチ開口ライン105a〜bという。多くの場合、トリムラインは閉じており、一つの板状金属部品を二つ以上のトリムラインによって閉じている(囲んでいる)場合がある。複雑な板状金属部品を加工するには、百を超えるトリムラインを用いる場合もある。
トリミング作業の前の成形プロセスが終了する時点で、製品面には、所望のパターン/形状の板状金属部品がある。バインダ部分は、成形プロセスの際にブランクを保持するよう構成される。アデンダム部分は、製品設計面とバインダ部分との間の緩衝ゾーン言い換えれば推移ゾーンを提供する。ブランクがパンチによって形成された後、板状金属部品は閉じたトリムラインに沿って切り取られる。入念にすなわち適切に定義されたトリムラインによって、メーカーがブランクをその最終構成に直接的にまたは早く変換することができ、これにより、板状金属部品の製造コストを大きく低減できる。
板状金属部品の深絞り加工をシミュレートするために、多くの異なるタイプのシミュレーションが行われる。図2に、例示的な一連のそのようなシミュレーションをリストする。例示的な一連のシミュレーションは、金属成形シミュレーション200である(例えば、板状金属から自動車部品を形成する)。金属成形シミュレーション200は、いくつかのフェーズを有する。1)重力荷重202、2)バインダラッピング204、3)パンチ降下206、4)バインダ・リリース(取り外し)によるスプリングバック208、5)エッジフランジングおよびハミング210である。
図3は、板状金属部品の深絞り生産シミュレーションのための演算モデルを生成する例示的なプロセスを示すフローチャートである。プロセス300は、好ましくはソフトウェアで実行される。プロセスは、他の図面と特に図4および図5A〜図5Dと組み合わせて理解されよう。
プロセス300は「IDLE(アイドル)」状態でスタートし、テスト302においてユーザからの要求が検出されるまで「IDLE」状態である。この要求は、ユーザが特定のタイプの深絞り加工シミュレーションに対する演算モデルを生成しようとしていることを示している。例示的なタイプのシミュレーションは、図2から理解されよう。
ステップ304においてユーザ要求が検出されると、プロセス300は、演算モデル生成アプリケーションモジュールがインストールされているコンピュータシステム(例えば図6のコンピュータシステム600)に対して機能的に適合しているコンピュータ用モニタに視覚情報図形を表示する。限定するものではないが、例示的な視覚情報図形は、ポップアップウィンドウ、ユーザが演算モデル生成アプリケーションモジュールと対話処理できるコンピュータ用モニタの領域を有する。図4は、複数のアイコン410(図5A〜図5Dを参照して以下により詳細に示す)を表す例示的な視覚情報図形400を示す。アイコンのそれぞれは、特定のタイプのシミュレーションの演算モデルのコンポーネントのうちの一つに対応している。さらに、アイコンは、初めに第一表示法で表示される、つまりまだ処理されていない。
初期設定が完了した後、プロセス300は演算モデルの生成プロセスをスタートする。特に、演算モデルのコンポーネントは、所定の順(例えば演算モデル生成アプリケーションモジュールにおいてプログラムされた順序)で処理される(例えばユーザによって定義される)。ステップ306において、ユーザからの指令に応じて、プロセス300が現在処理されているコンポーネントに対応するアイコンを第二表示法で強調する。プロセス300は、また先に処理されたコンポーネントに対応するアイコンを第三表示法で表示する。第二表示法は、現在処理されているコンポーネントにユーザの注意を引きつけるように構成される。また、第三表示法は、すでに処理されたコンポーネントのためのものである。
ステップ308においては、プロセス300が、強調されたすなわち現在処理されているコンポーネントに演算メッシュ(例えば有限要素解析メッシュ)を関連づけるようにユーザに促す。次に、テスト310においては、演算モデルの他のコンポーネントを処理する必要があるか否かが判断される。「yes」の場合、プロセス300は、ステップ306〜308に戻り、処理すべきコンポーネントがなくなるまでこれらステップが繰り返される。そして、プロセス300は、他のユーザ要求を待つ「IDLE」状態に戻る。
視覚情報図形においてアイコンを表示する三つの異なる表示法を例示するために、例示的な一連の深絞り加工シミュレーションモデル生成を図5A〜図5Dに示す。図5Aは、ダイに対応する第一アイコン501と、板状金属ブランクに対応する第二アイコン502と、パンチに対応する第三アイコン503と、ドロービードに対応する第四アイコン504と、を示している。この例においては、モデル生成の所定の順序は、次のとおりである。a)ダイ、b)ブランク、3)パンチ、4)ドロービード。初めには、アイコン501〜504はすべて第一表示法(細線)で表示される。コンポーネントのどれも処理されていない(つまり、ユーザによって定義されていない、または演算メッシュと関連づけられていない)からである。
次に、第一コンポーネント(ダイ)が処理されているとき、第一アイコン501は図5Bに第二表示法(点線)で強調される。第一コンポーネントが処理された後、図5Cに示すように、第二コンポーネント(板状金属ブランク)が第二表示法で強調されるとともに、先に処理されたコンポーネント(この状況では第一コンポーネント)が、コンポーネントが処理されたすなわち定義されたことを示す第三表示法(太線)で表示される。コンポーネントがすべて処理されるすなわち定義されるまで、一連の視覚情報図形が次のコンポーネント(図示せず)に対して継続される。図5Dは、アイコン501〜504がすべて定義されたことを示しており、したがって、第三表示法で表示されている。
一の実施形態では、第一表示法、第二表示法および第三表示法を、カラーコンピュータモニタの3つの異なる色で構成することができる。他の実施形態では、第二表示法が、現在処理されているコンポーネントを強調するために点滅表示で構成される。当業者には、三つの表示法を表す種々の周知の方法が理解されよう。
一の面において、本発明は、ここに説明した機能を実行可能な一つ以上のコンピュータシステムに対してなされたものである。コンピュータシステム600の一例を、図6に示す。コンピュータシステム600は、プロセッサ604など一つ以上のプロセッサを有する。プロセッサ604は、コンピュータシステム内部通信バス602に接続されている。種々のソフトウェアの実施形態を、この例示的なコンピュータシステムの点から説明する。この説明を読むと、いかにして、他のコンピュータシステムおよび/またはコンピューターアーキテクチャーを用いて、本発明を実行するかが、関連する技術分野に習熟している者には明らかになるであろう。
コンピュータシステム600は、また、メインメモリ608好ましくはランダムアクセスメモリ(RAM)を有しており、そして二次メモリ610を有することもできる。二次メモリ610は、例えば、一つ以上のハードディスクドライブ612、および/またはフレキシブルディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブなどを表わす一つ以上のリムーバブルストレージドライブ614を有することができる。リムーバブルストレージドライブ614は、よく知られている方法で、リムーバブルストレージユニット618を読み取りおよび/またはリムーバブルストレージユニット618に書き込む。リムーバブルストレージユニット618は、リムーバブルストレージドライブ614によって読み取り・書き込みされるフレキシブルディスク、磁気テープ、光ディスクなどを表わす。以下にわかるように、リムーバブルストレージユニット618は、コンピューターソフトウェアおよび/またはデータを内部に記憶しているコンピュータで使用可能な記憶媒体を有している。
代替的な実施形態において、二次メモリ610は、コンピュータプログラムあるいは他の命令をコンピュータシステム600にロードすることを可能にする他の同様な手段を有することもできる。そのような手段は、例えば、リムーバブルストレージユニット622とインタフェース620とを有することができる。そのようなものの例には、プログラムカートリッジおよびカートリッジのインタフェース(ビデオゲーム機に見られるようなものなど)と、リムーバブルメモリチップ(消去可能なプログラマブルROM(EPROM)、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュメモリ、あるいはPROMなど)および関連するソケットと、ソフトウェアおよびデータをリムーバブルストレージユニット622からコンピュータシステム600に転送することを可能にする他のリムーバブルストレージユニット622およびインタフェース620と、が含まれうる。一般に、コンピュータシステム600は、プロセススケジューリング、メモリ管理、ネットワーキングおよびI/Oサービスなどのタスクを行なうオペレーティングシステム(OS)ソフトウェアによって、制御され連係される。
通信用インタフェース624も、また、バス602に接続することができる。通信用インタフェース624は、ソフトウェアおよびデータをコンピュータシステム600と外部装置との間で転送することを可能にする。通信用インタフェース624の例には、モデム、ネットワークインターフェイス(イーサネット(登録商標)・カードなど)、コミュニケーションポート、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)スロットおよびカードなど、が含まれうる。通信用インタフェース624を介して転送されたソフトウェアおよびデータは、通信用インタフェース624によって受信可能な電子信号、電磁気信号、光学信号、あるいは他の信号とできる信号628の態様である。コンピュータ600は、専用のセットの規則(つまりプロトコル)に基づいて、データネットワーク上の他の演算装置と通信する。一般的なプロトコルのうちの一つは、インターネットにおいて一般に用いられているTCP/IP(伝送コントロール・プロトコル/インターネット・プロトコル)である。一般に、通信インタフェース624は、データファイルをデータネットワーク上で伝達される小さいパケットへのアセンブリングを管理し、あるいは受信したパケット元のデータファイルへと再アセンブルする。さらに、通信インタフェース624は、正しい宛先に届くようそれぞれのパケットのアドレス部分に対処し、あるいはコンピュータ600が宛先となっているパケットを他に向かわせることなく受信する。この書類において、「コンピュータプログラム媒体」および「コンピュータで使用可能な媒体」という用語は、リムーバブルストレージドライブ614および/またはハードディスクドライブ612に組み込まれたハードディスクなどの媒体を概ね意味して用いられている。これらのコンピュータプログラム製品は、コンピュータシステム600にソフトウェアを提供する手段である。本発明は、このようなコンピュータプログラム製品に対してなされたものである。
コンピュータシステム600は、また、コンピュータシステム600をアクセスモニタ、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナ、プロッタなどに提供する入出力(I/O)インタフェース630を有することができる。
コンピュータプログラム(コンピュータ制御ロジックともいう)は、メインメモリ608および/または二次メモリ610にアプリケーションモジュール606として記憶される。コンピュータプログラムを、通信用インタフェース624を介して受け取ることもできる。このようなコンピュータプログラムが実行された時、コンピュータプログラムによって、コンピュータシステム600がここに説明した本発明の特徴を実行することが可能になる。詳細には、コンピュータプログラムが実行された時、コンピュータプログラムによって、プロセッサ604が本発明の特徴を実行することが可能になる。したがって、このようなコンピュータプログラムは、コンピュータシステム600のコントローラを表わしている。
ソフトウェアを用いて発明が実行される実施形態において、ソフトウェアをコンピュータプログラム製品に記憶でき、リムーバブルストレージドライブ614、ハードドライブ612あるいは通信用インタフェース624を用いてコンピュータシステム600へとロードすることができる。アプリケーションモジュール606は、プロセッサ604によって実行された時、アプリケーションモジュールによって、プロセッサ604がここに説明した本発明の機能を実行する。
所望のタスクを達成するために、I/Oインタフェース630を介したユーザ入力によってあるいはよることなしに、一つ以上のプロセッサ604によって実行することができる一つ以上のアプリケーションモジュール606を、メインメモリ608に、ロードすることもできる。動作においては、少なくとも一つのプロセッサ604がアプリケーションモジュール606のうちの一つが実行されると、結果が演算されて二次メモリ610(つまりハードディスクドライブ612)に記憶される。演算モデル生成(例えば有限要素解析モデル)の状況は、テキストあるいはグラフィック表現で、I/Oインタフェース630を介してユーザに報告される。
本発明を具体的な実施形態を参照しながら説明したが、これらの実施形態は単なる例示であって、本発明を限定するものではない。開示した例示的な実施形態に対する種々の変更あるいは変形を、当業者は思いつくであろう。例えば、一つの特定タイプの深絞り加工シミュレーション(スリーピースエアドロー)を説明し例示したが、他のタイプを例えばトグルドロー、トリミングなどを用いることもできる。つまり、発明の範囲は、ここで開示した具体的で例示的な実施形態に限定されず、当業者が容易に想到するあらゆる変更が、本願の精神および認識範囲そして添付の特許請求の範囲の権利範囲に含まれる。
110 ダイ
102 製品設計部分
103a〜b トリムライン
104a〜b アデンダム部分
105a〜b 理論的パンチ開口ライン
106a〜b バインダ部分
108 ブランクホルダ
120 ブランク
130 パンチ
400 視覚情報図形
501〜504 アイコン
618 リムーバブルストレージユニット
622 リムーバブルストレージユニット
610 2次メモリ
612 ハードディスクドライブ
614 リムーバブルストレージドライブ
620 インタフェース
608 メインメモリ(RAM)
606 モジュール
604 プロセッサ
602 バス
624 通信インタフェース
630 I/Oインタフェース

Claims (12)

  1. 板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成する方法であって、
    コンピュータが、
    (a)ユーザから、演算モデル生成アプリケーションモジュールがインストールされているコンピュータシステムにおいて特定タイプの深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成する要求を受け取るステップであって、該演算モデルは前記特定タイプの深絞り加工シミュレーションにおいて要求される複数のコンポーネントを含んでおり、該コンポーネントは所定の順に生成されるステップと、
    (b)コンピュータシステムに対して機能的に適合しているコンピュータ用モニタに、複数のアイコンを表している視覚情報図形を表示するステップであって、それぞれのアイコンは前記コンポーネントのうちの一つに対応しており、前記アイコンは第一表示法で表示されるステップと、
    (c)ユーザからの指令の受信に応じて前記視覚情報図形におけるコンポーネントうちの現在処理されているコンポーネントに対応するアイコンを第二表示法で強調し、以前に強調されていたアイコンを第三表示法で表示するステップと、
    (d)演算メッシュを現在処理されているコンポーネントと関連づけるようにユーザに促すステップと、
    (e)所定の順に前記コンポーネントがすべて処理されるまたはそれぞれの演算メッシュに関連づけられるまでステップ(c)〜(d)を繰り返し、その結果前記演算モデルが生成されるステップと、
    を実行する方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記演算モデルは有限要素解析モデルである方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記視覚情報図形は、ユーザが演算モデルを生成するのを支援するよう構成される方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、前記視覚情報図形はポップアップウィンドウである方法。
  5. 請求項3に記載の方法であって、前記視覚情報図形は、ユーザと演算モデル生成アプリケーションモジュールとの間の対話型セッションが可能であるコンピュータ用モニタの領域である方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、前記第一表示法は、処理されていないコンポーネントに対応するアイコンを示すよう構成される方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、前記第二表示法は、現在処理されているコンポーネントの作業にユーザの注意を引きつけるよう構成されている方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、前記第三表示法は、既に処理されたコンポーネントに対応するアイコンを示すよう構成される方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、前記特定タイプの深絞り加工シミュレーションは、重力荷重、バインダラッピング、パンチ降下、スプリングバックまたはエッジフランジングを有している方法。
  10. 請求項1に記載の方法であって、前記複数のコンポーネントには、ダイ、板状金属ブランク、パンチおよびドロービードが含まれる方法。
  11. 板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成するシステムであって、
    入出力(I/O)インタフェースと、
    演算モデル生成アプリケーションモジュールに関するコンピュータ読取り可能なコードを記憶しているメモリと、
    前記メモリに連結される少なくとも一つのプロセッサであって、該少なくとも一つのプロセッサがメモリ内のコンピュータ可読コードを実行して、これにより、前記演算モデル生成アプリケーションモジュールに、
    (a)ユーザから、特定タイプの深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成する要求を受け取るステップであって、該演算モデルは前記特定タイプの深絞り加工シミュレーションにおいて要求される複数のコンポーネントを含んでおり、該コンポーネントは所定の順に生成されるステップと、
    (b)前記システムに対して機能的に適合しているコンピュータ用モニタに、複数のアイコンを表している視覚情報図形を表示するステップであって、それぞれのアイコンは前記コンポーネントのうちの一つに対応しており、前記アイコンは第一表示法で表示されるステップと、
    (c)ユーザからの指令に応じて前記視覚情報図形におけるコンポーネントうちの現在処理されているコンポーネントに対応するアイコンを第二表示法で強調し、以前に強調されていたアイコンを第三表示法で表示するステップと、
    (d)演算メッシュを現在処理されているコンポーネントと関連づけるようにユーザに促すステップと、
    (e)所定の順に前記コンポーネントがすべて処理されるまたはそれぞれの演算メッシュに関連づけられるまでステップ(c)〜(d)を繰り返し、その結果前記演算モデルが生成されるステップと、
    を行わせるシステム。
  12. 方法に基づいて板状金属部品の深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成する命令を有する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記方法は、コンピュータが、
    (a)ユーザから、演算モデル生成アプリケーションモジュールがインストールされているコンピュータシステムにおいて特定タイプの深絞り加工シミュレーションのための演算モデルを生成する要求を受け取るステップであって、該演算モデルは前記特定タイプの深絞り加工シミュレーションにおいて要求される複数のコンポーネントを含んでおり、該コンポーネントは所定の順に生成されるステップと、
    (b)コンピュータシステムに対して機能的に適合しているコンピュータ用モニタに、複数のアイコンを表している視覚情報図形を表示するステップであって、それぞれのアイコンは前記コンポーネントのうちの一つに対応しており、前記アイコンは第一表示法で表示されるステップと、
    (c)ユーザからの指令に応じて前記視覚情報図形におけるコンポーネントうちの現在処理されているコンポーネントに対応するアイコンを第二表示法で強調し、以前に強調されていたアイコンを第三表示法で表示するステップと、
    (d)演算メッシュを現在処理されているコンポーネントと関連づけるようにユーザに促すステップと、
    (e)所定の順に前記コンポーネントがすべて処理されるまたはそれぞれの演算メッシュに関連づけられるまでステップ(c)〜(d)を繰り返し、その結果前記演算モデルが生成されるステップと、
    を実行する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
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