JP2013248359A - 皮膚蛍光測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で皮膚表面からの蛍光を測定し、皮膚の状態を推定することができる測定装置を提供する。
【解決手段】被験者の指3を挟んで保持する上下の半円筒部材2a、2bと、指3の表面に向けて紫外光Laを照射する紫外線LED9と、指3の表面から放出される蛍光Lbのうち紫外領域の成分をカットするフィルタ12と、フィルタ12を透過した可視光領域の光を受光して電気量に変換するフォトダイオード11とを備えた測定プローブ、及びフォトダイオード11からの出力電気量をアナログ又はディジタルの測定値として表示する操作ボックスを備える。
【選択図】図2
【解決手段】被験者の指3を挟んで保持する上下の半円筒部材2a、2bと、指3の表面に向けて紫外光Laを照射する紫外線LED9と、指3の表面から放出される蛍光Lbのうち紫外領域の成分をカットするフィルタ12と、フィルタ12を透過した可視光領域の光を受光して電気量に変換するフォトダイオード11とを備えた測定プローブ、及びフォトダイオード11からの出力電気量をアナログ又はディジタルの測定値として表示する操作ボックスを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、皮膚表面からの蛍光を簡易的に測定することができる皮膚蛍光測定装置に関する。
従来から、皮膚に励起光を照射したときに皮膚から放射される蛍光を測定することによって、皮膚に含まれるコラーゲン又はエラスチンなどの量を推定し、ひいては皮膚の老化度を判定する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の装置は、中心波長が異なる2種類の紫外光を励起光として用いることにより、皮膚に含まれるヘモグロビンやメラニンなどの影響を除去して純粋にコラーゲン又はエラスチンに由来する蛍光の強度を測定できるようなっている。
また、蛍光染色された皮膚表面の蛍光強度の経時変化を高感度ビデオカメラで撮影し、撮影した映像を画像解析することによって皮膚の健康度を判定するシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところが、特許文献1に記載の装置は、2種類の紫外光源を備えなればならない上に、第1の紫外光により励起された蛍光のデータを、第2の紫外光により励起された蛍光のデータで補正しなければならず、装置が複雑で大掛かりなものになってしまうという欠点があった。特許文献2に記載の装置も、高感度ビデオカメラを備えることが必要であり、複雑で大掛かりなものになってしまう。
そこで、本発明は、上記課題を解決するものであり、簡単な構成でありながら、皮膚表面から出射される蛍光の量を測定でき、皮膚の状態を推定することができる皮膚蛍光測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、皮膚の表面を外光が入らないように覆い、皮膚の表面に照射した紫外光によって励起される蛍光のうち可視光領域の光量を電気量に変換して出力する測定プローブと、前記測定プローブに接続され、測定プローブが出力する電気量をアナログ又はディジタルの測定値として表示する表示部を有する操作ボックスと、を備えることを特徴とする皮膚蛍光測定装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の皮膚蛍光測定装置において、前記測定プローブは、皮膚の表面に紫外光を照射するLEDと、前記LEDからの紫外光に励起されて皮膚の表面から出射される光を受ける受光素子と、前記受光素子へ入射する光のうち紫外光領域の光をカットするフィルタと、を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の皮膚蛍光測定装置において、前記LEDは、ピーク波長が350nmの紫外光を出射するものであり、前記フィルタは、420nmより紫外領域寄りの光をカットするものであることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載の皮膚蛍光測定装置において、前記フィルタは、前記測定プローブに対して、着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の皮膚蛍光測定装置において、前記操作ボックスは、前記測定プローブのLEDからの紫外光が標準シートに照射されるときの前記測定プローブの出力値を基準の測定値として校正する校正機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、測定プローブが、励起された蛍光のうち可視光の光量を示す電気量を出力し、操作ボックスの表示部に測定値として表示されるので、簡単な構造でありながら皮膚蛍光を測定し、皮膚の状態を判定することができる。
以下、本発明の実施形態に係る皮膚蛍光測定装置について、図1乃至図3を参照して説明する。皮膚蛍光測定装置1は、図1、2に示すように、クリップ状に開閉可能な上下の半円筒部材2a、2bの間に被験者の指3を保持することができる測定プローブ2と、この測定プローブ2にケーブル4を介して接続され、測定プローブ2が出力する電気量をディジタルの測定値として表示する表示パネル5を備えた操作ボックス6とから構成される。
半円筒部材2a、2bの端部には、それぞれつまみ部分2c、2dが突出されて、使用者がつまみ部分2c、2dを操作することにより半円筒部材2a、2bが開閉するようになっている。また、半円筒部材2a、2bの開閉支軸部2eには、閉状態に付勢するコイルスプリング(不図示)が装入されている。
上側の半円筒部材2aには、方形の窓孔7があけられ、この窓孔7を外光が入らないようにして覆う測定ボックス8が固定してある。この測定ボックス8内には、窓孔7方向に向けて紫外光Laを出射する紫外線LED9と、紫外光Laによって励起されて指3の皮膚表面から発せられる蛍光Lbを受光するフォトダイオード11と、フォトダイオード11の下方に配置され蛍光Lbのうち可視光領域の光だけを通過させるフィルタ12とが収納されている。紫外線LED9とフォトダイオード11の間には、紫外光Laが直接フォトダイオード11に入射しないように仕切板13が配置されている。
フィルタ12は、測定ボックス8の側面にあけられたスリット8aを通して抜き差し自在であり、使用者によって容易に取り換えできるようになっている。紫外線LED9は、ピーク波長が350nmの紫外光を出射するものであり、図2に示すフィルタ12は、420nmより紫外領域寄りの光をカットするものである。
操作ボックス6は、図3に示すように、内部に収納した電池(不図示)を電源として紫外線LED9に一定の電流を出力する定電流源14と、定電流源14の出力する電流値を設定する電流設定部15と、電流設定部15が設定する電流値を調節する光量調節つまみ16と、を備える。
使用者が、使用に先だって光量調節つまみ16を操作し、定電流源14から出力される電流値を、紫外線LED9の定格電流の範囲内で増減することにより紫外線LED9から出射される光量を調節することができる。
また、操作ボックス6は、フォトダイオード11からの電流(電気量)を電圧に変換する電流電圧変換部17と、電流電圧変換部17が出力する電圧を校正つまみ18により設定されるゲイン比でゲイン調節するゲイン調整部19と、を備えている。ゲイン調整部19により調整された電圧値が表示パネル5に送られ、4桁の数値としてディジタル表示される。図1では、表示パネル5に「0100」が表示されている。さらに、操作ボックス6には、測定開始ボタン21が備えられている。
次に、使用方法について説明する。フィルタ12としては、上記のように420nmより紫外領域寄りの光をカットするものが装着されており、光量調節つまみ16は、標準の位置に設定されているとする。使用者は、まず、紫外光Laを受けたときに標準の光量の蛍光Lbを出射する校正用シートS(図2参照)を上下の半円筒部材2a、2bの間に挿入し、測定開始ボタン21を押す。これにより、紫外線LED9が紫外光Laを出射し、校正用シートSから蛍光Lbが励起放出され、フィルタ12により420nmより紫外領域寄りの成分をカットされた可視光領域の光がフォトダイオード11に受光される。
フォトダイオード11が受光した光量は、前述のように、電流電圧変換部17、ゲイン調整部19を経て表示パネル5にディジタルの数値(例えば、「0100」)として表示される。このとき、表示値「0100」を基準とすると、校正用シートSからは標準となる量の蛍光Lbが放出されているので、表示値が「0100」になるように、校正つまみ18を操作してゲイン調整部19のゲイン比を調整する。
例えば、表示された値が「0120」であった場合には、ゲイン調整部19のゲイン比を下げるように調整し、逆に表示値が「0080」などのように低かった場合には、ゲイン比を上げるように調整する。
なお、校正用シートSは、人間の皮膚と同様に、紫外光Laにより励起されて蛍光Lbを放出するAGEs(最終糖化産物)を、測定用途に合わせた割合で含ませたものである。例えば、30歳の男性の皮膚に含まれる平均的な濃度のAGEsを含ませたものなどである。
上記のようにして、校正用シートSを用いて測定したときの表示値が「0100」になるように校正した後、校正用シートSを抜き出して被験者の指3を上下の半円筒部材2a、2bの間に挟んで保持し、測定開始ボタン21を押す。
これにより、再び紫外線LED9から出射される紫外光Laによって指3の皮膚から蛍光Lbが放出され、420nm以上の紫外領域の成分をカットされた可視光領域の光量が表示パネル5に表示される。
例えば、表示された値が標準値「0100」より低い場合には、被験者のAGEs量が少ないことになり、皮膚の健康度が高く、皮膚年齢的にも若いことが推定できる。逆の場合には、皮膚の健康度が低く、皮膚年齢が標準よりも高いことが推定できる。
なお、校正操作を行ったときに、表示パネル5の表示値が過大である場合には、フォトダイオード11の受光量が多すぎてフォトダイオード11が飽和していることが考えられるので、フィルタ12を、より広い紫外領域をカットするもの(例えば、400nm以上をカット)に取り換える操作を行う。また、場合によっては、フィルタ12を取り換えることに加えて、光量調節つまみ16を調節して定電流源14から紫外線LED9に送出する電流値を下げて、紫外線LED9が出射する光量を減少させる操作を行う。
逆に、表示値が過小である場合には、フォトダイオード11の受光量が少なすぎることが考えられ、蛍光Lb量の正確な測定が外光などのノイズによって妨げられるので、フィルタ12を、特定範囲の紫外線領域のみをカットするもの(帯域カットフィルタ)に取り換える操作を行う。また、場合によっては、フィルタ12の取り換えに加えて、光量調節つまみ16を調節して定電流源14から紫外線LED9に送出する電流値を上げて、紫外線LED9が出射する光量を増加させる操作を行う。
以上のように、本皮膚蛍光測定装置1は、従来装置に比べて簡単な構造でありながら、比較的簡単に皮膚表面からの蛍光を測定して皮膚の健康度などの種々の項目を判定することができる。
1 皮膚蛍光測定装置
2 測定プローブ
3 指(皮膚)
5 表示パネル(表示部)
9 紫外線LED(LED)
11 フォトダイオード(受光素子)
12 フィルタ
18 校正つまみ
19 ゲイン調整部
La 紫外光
Lb 蛍光
S 校正用シート(標準シート)
2 測定プローブ
3 指(皮膚)
5 表示パネル(表示部)
9 紫外線LED(LED)
11 フォトダイオード(受光素子)
12 フィルタ
18 校正つまみ
19 ゲイン調整部
La 紫外光
Lb 蛍光
S 校正用シート(標準シート)
Claims (5)
- 皮膚の表面を外光が入らないように覆い、皮膚の表面に照射した紫外光によって励起される蛍光のうち可視光領域の光量を電気量に変換して出力する測定プローブと、
前記測定プローブに接続され、測定プローブが出力する電気量をアナログ又はディジタルの測定値として表示する表示部を有する操作ボックスと、を備えることを特徴とする皮膚蛍光測定装置。 - 前記測定プローブは、
皮膚の表面に紫外光を照射するLEDと、前記LEDからの紫外光に励起されて皮膚の表面から出射される光を受ける受光素子と、前記受光素子へ入射する光のうち紫外光領域の光をカットするフィルタと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の皮膚蛍光測定装置。 - 前記LEDは、ピーク波長が350nmの紫外光を出射するものであり、前記フィルタは、420nmより紫外領域寄りの光をカットするものであることを特徴とする請求項2に記載の皮膚蛍光測定装置。
- 前記フィルタは、前記測定プローブに対して、着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の皮膚蛍光測定装置。
- 前記操作ボックスは、前記測定プローブのLEDからの紫外光が標準シートに照射されるときの前記測定プローブの出力値を基準の測定値として校正する校正機能を有することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の皮膚蛍光測定装置。
Priority Applications (1)
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JP2012136333A JP2013248359A (ja) | 2012-05-30 | 2012-05-30 | 皮膚蛍光測定装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2012
- 2012-05-30 JP JP2012136333A patent/JP2013248359A/ja active Pending
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