JP2013247395A - 電荷供給装置、チャージアンプ、チャージアンプ検査システム、センサシステム、および通信システム - Google Patents

電荷供給装置、チャージアンプ、チャージアンプ検査システム、センサシステム、および通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】チャージアンプの検査をより簡単かつ確実に行うことができる検査手段を提供すること。
【解決手段】電荷供給装置100は、電圧VRMが入力される第1の入力端子と、電圧VRPが入力される第2の入力端子と、出力端子とを有し、出力端子と導通させる入力端子を、第1の入力端子と第2の入力端子とで選択的に切り換え可能であるスイッチ108と、一方の電極がスイッチ108の出力端子に接続され、他方の電極がチャージアンプ20の入力端子に接続されるコンデンサ102とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電荷供給装置、チャージアンプ、チャージアンプ検査システム、センサシステム、および通信システムに関する。
センサ出力の微弱な電荷変動を増幅するための手段として、チャージアンプが広く用いられている。例えば、チャージアンプは、加速度や衝撃などの容量変化を検出するための手段、または、光や放射線による励起電子を検出するための手段として、用いられている。下記非特許文献1〜3には、チャージアンプの構成や動作原理について記載されている。また、下記特許文献1には、チャージアンプの性能を向上するための発明が開示されている。チャージアンプの役割は、微小な電荷量を大きな電圧レベルに変換することにある。例えば、10pCの電荷変化を1mVの電圧変化に変換できるチャージアンプにおいては、以下数式(1)により、160dBΩの変換ゲインが得られる。
Figure 2013247395
米国特許第4543536号明細書
"Charge amplifier"、[online]、Wikimedia Foundation、[2012年5月17日検索]、インターネット<http://en.wikipedia.org/wiki/Charge_amplifier> "LTC6240/LTC6241/LTC6242"、[online]、Linear Technology Corporation、[2012年5月17日検索]、インターネット<http://cds.linear.com/docs/Datasheet/624012fe.pdf> "OP AMP APPLICATIONS"、[online]、Analog Devices、[2012年5月17日検索]、インターネット<http://www.analog.com/library/analogDialogue/archives/39-05/Web_Ch4_final.pdf>
巨大な増幅量が得られるチャージアンプにおいては、ノイズに対して非常に敏感であるため、入力信号にノイズが混入しないように考慮する必要がある。例えば、上記チャージアンプにおいて、ノイズによる10pAの電流変化が生じた場合、1mVの電圧変化となって出力信号に表れることとなる。この場合、出力信号においては、入力信号に相当する成分と、ノイズに相当する成分との切り分けが困難になり、したがって、出力信号に基づく処理を正確に行うことができなくなる場合がある。特に、チャージアンプの入力端子に繋がる配線が長いほど、この配線がアンテナとして作用し、入力信号にノイズが混入し易くなる。
一方、このような巨大な増幅量が得られるチャージアンプの検査には、その電流値が極めて微弱である入力信号を、チャージアンプの入力端子に供給する必要がある。例えば、1V電源において160dBΩの変換ゲインを得られるチャージアンプに対し、10μAの電流を供給してしまうと、その出力電圧は1kVとなってしまう。この場合、チャージアンプの出力電圧が、1Vに張り付いてしまうため、チャージアンプの検査を正常に行うことができなくなる。このチャージアンプにおいて、その出力電圧を1V電源の範囲内に納めるためには、10nAの入力信号を、チャージアンプの入力端子に供給する必要がある。
ここで、従来のチャージアンプ検査システムについて説明する。図10は、従来のチャージアンプ検査システムの構成を示す。図10に示すように、従来のチャージアンプ検査システムにおいては、実際に使用するセンサをチャージアンプの入力端子に接続する構成を採用している。センサの代わりに微弱電流を供給する装置を設ける構成も考えられるが、この構成では、ノイズが混入しないように正確な微弱電流をチャージアンプに供給することが困難である。
例えば、従来の検査方法では、加速度や衝撃を検知するシステムを検査する場合、加速度センサや衝撃センサをチャージアンプの入力端子に接続し、センサに対して加速度や衝撃を加えることにより微弱電流を生じさせ、この微弱電流をチャージアンプに供給していた。
また、従来の検査方法では、放射線や光を検知するシステムを検査する場合、放射線センサや光センサをチャージアンプの入力端子に接続し、センサに対して放射線や光を照射することにより微弱電流を生じさせ、この微弱電流をチャージアンプに供給していた。
しかしながら、このような従来の検査方法では、実際のセンサを用意する必要があるうえに、所望の電流値の微弱電流を発生させることは困難なため、簡単かつ確実にチャージアンプを検査することができなかった。例えば、加速度センサを用いて所望の電流値の微弱電流を発生させるには、実際に使用する加速度センサをチャージアンプに接続し、加速度センサにおける加速度と電流値との関係を把握したうえで、高い精度で加速度を加速度センサに加える必要があった。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、チャージアンプの検査をより簡単かつ確実に行うことができる検査手段を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明に係る電荷供給装置は、チャージアンプに対して検査用の電荷を供給する電荷供給装置であって、第1の電圧が入力される第1の入力端子と、第2の電圧が入力される第2の入力端子と、出力端子とを有し、前記出力端子と導通させる入力端子を、前記第1の入力端子と前記第2の入力端子とで選択的に切り換え可能である第1のスイッチと、一方の電極が前記第1のスイッチの前記出力端子に接続され、他方の電極が前記チャージアンプの入力端子に接続されるコンデンサとを備えることを特徴とする。
上記電荷供給装置によれば、上記コンデンサ容量をCtとし、上記第2の電圧−上記第1の電圧によって求められる電圧をVCMとした場合、上記第1のスイッチの切り換えを1回行う毎に、Ct*VCMによって求められる電荷量Qtをチャージアンプに印加することができる。さらに、上記チャージアンプが備えるフィードバックコンデンサの容量をCfとした場合、上記チャージアンプからは、(Ct/Cf)*VCMによって求められる出力電圧Voとなる、出力信号を出力させることができる。
上記電荷供給装置により、微弱電流をチャージアンプに供給する場合には、上記コンデンサとして、容量が極めて小さい(すなわち、容量極板の面積が極めて小さい)コンデンサを用いることにより、これを実現することができる。
例えば、電圧VCMを0.1Vとした場合、コンデンサ容量Ctを0.1pFとすることで、10fCという微弱電荷を、チャージアンプに印加することができる。さらに、コンデンサ容量Cfを1pFとすることで、上記出力電圧Voを10mVとすることができる。
したがって、上記電荷供給装置によれば、出力電圧Voを飽和させることなく、第1のスイッチを切り換えるだけといった簡単な制御により、チャージアンプの検査が可能となる。
また、上記電荷供給装置によれば、第1のスイッチの切り換え周波数を調整することにより、チャージアンプに印加する電流として、以下数式(2)によって求められる所望の電流値の電流Itを発生させることができる。
Figure 2013247395
例えば、コンデンサ容量Ctを0.1pFとし、電圧VCMを0.1Vとした場合において、10pAの電流を発生させたい場合は、第1のスイッチの切り換え周波数を、上記数式(2)を変形した以下数式(3)によって求められる周波数fs(1kHz)とすることにより、これを実現することができる。
Figure 2013247395
このように、上記電荷供給装置によれば、実際に使用するセンサを用意する必要がなく、所望の電流値の微弱電流を容易に発生させることができるため、簡単かつ確実にチャージアンプを検査することができる。仮に、実際に使用するセンサがチャージアンプの入力端子に既に接続されていたとしても、チャージアンプの検査に、このセンサを使用する必要はない。さらに、上記電荷供給装置によれば、少なくとも第1のスイッチおよびコンデンサを備えていればよく、簡単な構成であるため、チャージアンプの検査に係るコストを低減することができる。また、上記電荷供給装置によれば、その構成が簡単であるゆえに、チャージアンプの入力端子近傍に設けることができ、さらにはチャージアンプに内蔵することも可能であるため、チャージアンプに供給する入力信号の経路を比較的短くすることができ、したがって、入力信号へノイズが混入し難い構成を実現することができる。
上記電荷供給装置において、前記第1のスイッチは、フローティングされた第3の入力端子をさらに有し、前記出力端子と導通させる入力端子を、前記第1の入力端子と、前記第2の入力端子と、前記第3の入力端子とで選択的に切り換え可能であることが好ましい。
上記構成によれば、チャージアンプの通常動作時(非検査時)において、第1のスイッチを第3の入力端子に切り換えることにより、コンデンサの一方の電極がフローティングされた状態となり、コンデンサの寄生容量に起因するノイズゲインを生じ難くすることができる。
また、上記電荷供給装置において、前記コンデンサと前記チャージアンプとの間の配線上に設けられ、当該配線の接続および切断を選択的に切り換え可能な第2のスイッチをさらに備えることが好ましい。
上記構成によれば、チャージアンプの通常動作時(非検査時)において、第2のスイッチをオフ状態に切り換えることにより、コンデンサとチャージアンプとの間の配線が切断された状態となり、コンデンサの寄生容量に起因するノイズゲインを生じ難くすることができる。
また、上記電荷供給装置において、前記第1のスイッチに第1のパルス信号を供給することにより、前記第1のスイッチにおける前記第1の入力端子の選択と前記第2の入力端子との切り換えを制御するパルス印加器をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第1のパルス信号の周波数を調整することで、第1のスイッチの切り換え周波数を調整することができる。これにより、容易に、所望の電流値の電流Itを発生させることができる。
また、本発明に係るチャージアンプは、上記電荷供給装置を備え、前記電荷供給装置が、当該チャージアンプの入力端子に接続されていることを特徴とする。
上記電荷供給装置によれば、上記電荷供給装置と同様の効果を奏する、チャージアンプを提供することができる。
また、本発明に係るチャージアンプ検査システムは、上記電荷供給装置と、チャージアンプの出力信号と、参照電圧とを比較し、その比較結果がパルスで表された第2のパルス信号を出力する比較器とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、第2のパルス信号により、入力信号に応じた出力信号が出力されているか否か、および、出力電圧が所望の電圧(すなわち、参照電圧)レベルまで増幅されているか否かを容易かつ確実に判断することが可能となる。
上記チャージアンプ検査システムにおいて、前記第1のパルス信号に含まれているパルス数と、前記第2のパルス信号に含まれているパルス数とを比較することにより、前記チャージアンプの合否を判断する合否判断手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第1のパルス信号のパルス数と第2のパルス信号のパルス数とを比較するといった簡単な処理により、入力信号に応じた出力信号が出力されているか否か、および、チャージアンプからの出力信号が所望の電圧レベルまで増幅されているか否かを判断することができる。
また、上記チャージアンプ検査システムにおいて、前記参照電圧のレベルを徐々に変化させることによって生じる、前記第2のパルス信号におけるパルス数の変化に基づいて、前記第2のパルス信号のノイズレベルを検出するノイズレベル検出手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、チャージアンプの出力信号に含まれるノイズレベルを簡単かつ確実に検出することができる。
また、上記チャージアンプ検査システムにおいて、前記参照電圧のレベルを徐々に変化させることによって生じる、前記第2のパルス信号におけるパルス数の変化に基づいて、前記チャージアンプによる信号増幅率を検出する信号増幅率検出手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、チャージアンプによる信号増幅率を簡単かつ確実に検出することができる。
また、本発明に係るセンサシステムは、センサと、前記センサからの出力信号を増幅するチャージアンプと、前記チャージアンプによって増幅された前記出力信号に基づいて、予め定められた信号処理を行う信号処理手段と、前記チャージアンプの入力端子に接続された上記電荷供給装置とを備えることを特徴とする。
上記センサシステムによれば、上記電荷供給装置と同様の効果を奏する、センサシステムを提供することができる。
また、本発明に係る通信システムは、外部から送信されてきた信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記信号を増幅するチャージアンプと、前記チャージアンプによって増幅された前記信号に基づいて、予め定められた信号処理を行う信号処理手段と、前記チャージアンプの入力端子に接続された、上記電荷供給装置とを備えることを特徴とする。
上記通信システムによれば、上記電荷供給装置と同様の効果を奏する、通信システムを提供することができる。
本発明によれば、チャージアンプの検査をより簡単かつ確実に行うことができる検査手段を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るチャージアンプ検査システムの構成を示す。 本実施形態に係るチャージアンプが備える帰還回路の構成を示す。 本発明の第2実施形態に係るチャージアンプ検査システムの構成を示す。 本発明の第3実施形態に係るチャージアンプ検査システムの構成を示す。 本発明の第4実施形態に係るチャージアンプ検査システムの構成を示す。 本発明の第4本実施形態に係るチャージアンプ検査システムにおける、信号増幅率の検出方法を概念的に示す。 本発明の第4本実施形態に係るチャージアンプ検査システムにおける、ノイズレベルの検出方法を概念的に示す。 本発明の第5実施形態に係るセンサシステムの構成を示す。 本発明の第6実施形態に係る通信システムの構成を示す。 従来のチャージアンプ検査システムの構成を示す。
本発明に係る実施形態について、図面を参照して以下に説明する。
〔第1実施形態〕
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るチャージアンプ検査システム10の構成を示す。このチャージアンプ検査システム10は、チャージアンプ20(電荷増幅回路)および電荷供給装置100を備えている。ここで、本実施形態では、電荷供給装置100がチャージアンプ20に内蔵されているものとするが、電荷供給装置100をチャージアンプ20の外部に設けることも可能である。
〔チャージアンプ20の構成〕
チャージアンプ20は、入力端子から入力された電荷を増幅し、その電荷量に応じた出力電圧を、出力端子から出力する。チャージアンプ20は、帰還回路22およびオペアンプ24を備えている。チャージアンプ20の入力端子には、オペアンプ24の−入力端子と、帰還回路22の入力端子とが並列に接続されている。チャージアンプ20の出力端子には、オペアンプ24の出力端子と、帰還回路22の出力端子とが並列に接続されている。オペアンプ24の+入力端子は、コモングラウンドVCMに接地されている。
(帰還回路22)
ここで、図2を参照して、帰還回路22の構成の一例について説明する。図2は、本実施形態に係るチャージアンプ20が備える帰還回路22の構成を示す。図2(a)は、本実施形態の帰還回路22の構成(第1の構成例)を示す。図2(b)は、本実施形態の帰還回路22の構成(第2の構成例)を示す。
図2(a)に示す帰還回路22は、帰還抵抗202およびフィードバックコンデンサ204が並列接続された構成となっている。図2(a)に示す帰還回路22は、スイッチ212およびフィードバックコンデンサ204が並列接続された構成となっている。すなわち、図2(a)に示す帰還回路22は、帰還抵抗202の代わりに、スイッチ212を設けた構成となっている。チャージアンプ20には、図2(a)に示す帰還回路22、または、図2(b)に示す帰還回路22の、いずれを用いることもできる。以下、フィードバックコンデンサ204の電荷量をCfと示す。
〔電荷供給装置100の構成〕
電荷供給装置100は、チャージアンプ20に対して検査用の電荷を供給する装置である。電荷供給装置100は、コンデンサ102、電源104、電源106、スイッチ108、およびパルス印加器110を備えている。
(コンデンサ102)
コンデンサ102は、一方の電極がスイッチ108の出力端子に接続され、他方の電極がチャージアンプ20の入力端子に接続されている。以下、コンデンサ102の電荷量をCtと示す。
(電源104、電源106)
電源104は、電圧VRM(第1の電圧)の供給源である。電源106は、電圧VRP(第2の電圧)の供給源である。
(スイッチ108)
スイッチ108は、出力端子、第1の入力端子、および第2の入力端子を備えている。出力端子は、コンデンサ102の上記一方の電極に接続されている。第1の入力端子は、電源104に接続されている。第2の入力端子は、電源106に接続されている。スイッチ108は、出力端子と導通させる入力端子を、第1の入力端子と第2の入力端子とで選択的に切り換え可能となっている。
電荷供給装置100において、第1の入力端子を、アースに接地させる構成とすることもできる。この場合、電荷供給装置100は、電源104が設けられていなくてもよい。また、電荷供給装置100において、第2の入力端子を、コモングラウンドVCMに接地させる構成とすることもできる。この場合、電荷供給装置100は、電源106が設けられていなくてもよい。
(パルス印加器110)
パルス印加器110は、スイッチ108にパルス信号を供給することにより、スイッチ108における第1の入力端子の選択と第2の入力端子の選択との切り換えを制御する。具体的には、パルス印加器110は、オン信号とオフ信号とが交互に出現する周波数fsのパルス信号を、スイッチ108に供給する。この周波数fsは、外部から任意に設定可能となっている。
スイッチ108は、オン信号が供給されると、入力端子の選択が第2の入力端子に切り換わり、オフ信号が供給されると、入力端子の選択が第1の入力端子に切り換わる。そして、スイッチ108において、入力端子の選択が第2の入力端子に切り換えられると、コンデンサ102には、電圧VRPが印加される。また、スイッチ108において、入力端子の選択が第1の入力端子に切り換えられると、コンデンサ102には、電圧VRMが印加される。
〔チャージアンプ検査システム10の動作〕
以下、チャージアンプ20を検査する際の、チャージアンプ検査システム10の動作について順に説明する。
(動作1)パルス印加器110から、スイッチ108へ、オン信号とオフ信号とが交互に出現する周波数fsのパルス信号が供給される。
(動作2)スイッチ108は、上記(動作1)によりオン信号が供給される毎に、第2の入力端子(電圧VRP側の入力端子)に切り換えられる。一方、スイッチ108は、上記(動作1)によりオフ信号が供給される毎に、第2の入力端子(電圧VRM側の入力端子)に切り換えられる。
(動作3)スイッチ108が、第2の入力端子(電圧VRP側の入力端子)に切り換えられる毎に、電荷供給装置100からチャージアンプ20へ、以下数式(4)によって求められる電荷Qtが供給される。
Figure 2013247395
例えば、コンデンサ102の容量Ctが0.1pf、(電圧VRP−電圧VRM)が0.1Vの場合は、電荷Qtは10fCとなる。上記数式(4)により、本実施形態の電荷供給装置100が、電圧VRPおよび電圧VRMを調整することで、電荷Qtを任意に設定できるものであることが分かる。また、電圧VRPおよび電圧VRMの双方に、同相雑音Vnoiseが重畳されていたとしても、上記数式(4)により、この同相雑音Vnoiseは相殺され、除去されることとなる。
(動作4)チャージアンプ20においては、電荷供給装置100から供給された電荷Qtが、帰還回路22が備えるフィードバックコンデンサ204に供給され、その電荷量に応じた出力電圧Vo(以下数式(5)によって求められる)が、出力端子から出力される。
Figure 2013247395
以上説明したように、本実施形態の電荷供給装置100によれば、実際に使用するセンサを用意する必要がなく、所望の電流値の微弱電流を容易に発生させることができる。また、本実施形態の電荷供給装置100によれば、スイッチ108、コンデンサ102、およびパルス印加器110を備えて構成されており、簡単な構成であるため、チャージアンプ20の検査に係るコストを低減することができる。また、本実施形態の電荷供給装置100によれば、チャージアンプ20に内蔵されているため、チャージアンプ20に供給する入力信号の経路を比較的短くすることができ、したがって、上記入力信号へノイズが混入し難い構成を実現することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図3を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係るチャージアンプ検査システム10の構成を示す。
チャージアンプの入力端子における寄生容量が大きいと、ノイズゲインが増大することが知られている。このため、チャージアンプにとっては、上記寄生容量が出来る限り削減されることが好ましい。そこで、第2実施形態に係るチャージアンプ検査システム10においては、チャージアンプの通常動作時(非検査時)において、上記ノイズゲインが生じ難くするために、図3に示す構成を採用している。
図3に示す第2実施形態のチャージアンプ検査システム10は、スイッチ108が、フローティングされた第3の入力端子をさらに備えており、出力端子と導通させる入力端子を、第1の入力端子と、第2の入力端子と、第3の入力端子とで選択的に切り換え可能となっている点で、第1実施形態のチャージアンプ検査システム10と異なる。
チャージアンプの通常動作時(非検査時)において、スイッチ108は、第3の入力端子に切り換えられた状態(図3に示す状態)となる。これにより、コンデンサ102の一方の電極がフローティングされた状態となる。これにより、コンデンサ102は、電荷移動ができなくなるため、容量としての機能を喪失することとなる。これにより、本実施形態のチャージアンプ検査システム10は、電荷供給装置100がチャージアンプ20に接続されつつも、ノイズゲインが生じ難い構成となっている。
〔第3実施形態〕
次に、図4を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図4は、本発明の第3実施形態に係るチャージアンプ検査システム10の構成を示す。
第3実施形態に係るチャージアンプ検査システム10においては、チャージアンプの通常動作時(非検査時)において、上記ノイズゲインがより生じ難くするために、図4に示す構成を採用している。
第3実施形態のチャージアンプ検査システム10は、コンデンサ102とチャージアンプ20との間の配線上に、当該配線の接続および切断を選択的に切り換え可能なスイッチ112をさらに備える点で、第2実施形態のチャージアンプ検査システム10と異なる。
チャージアンプ20の通常動作時(非検査時)において、スイッチ112は、オフ状態(図4に示す状態)となる。これにより、チャージアンプ検査システム10は、コンデンサ102の寄生容量が確実にチャージアンプ20に伝わらなくなる。これにより、本実施形態のチャージアンプ検査システム10は、電荷供給装置100がチャージアンプ20に接続されつつも、ノイズゲインがより生じ難い構成となっている。
なお、本構成を採用する場合、スイッチ112に生じる寄生容量を考慮し、コンデンサ102よりも、寄生容量が小さいスイッチ112を用いることが好ましい。これにより、スイッチ112を設けない構成とするよりも、チャージアンプ20に入力される寄生容量の削減効果を確実に得られるからである。
〔第4実施形態〕
次に、図5〜図7を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。図5は、本発明の第4実施形態に係るチャージアンプ検査システム10の構成を示す。第4実施形態のチャージアンプ検査システム10は、チャージアンプ20の検査結果を判定することが可能な構成を採用している。
第4実施形態のチャージアンプ検査システム10は、比較器130、DA変換器140、および制御装置150をさらに備える点で、第1〜第3実施形態のチャージアンプ検査システム10と異なる。
(比較器130)
比較器130は、その−入力端子がチャージアンプ20の出力端子に接続されており、その+入力端子がDA変換器140の出力端子に接続されている。比較器130は、チャージアンプ20の出力信号とDA変換器140から供給された参照電圧とを比較し、その比較結果がパルスで表されたパルス信号(以下、「第2のパルス信号」と称する。)を出力する。例えば、比較器130は、チャージアンプ20の出力信号において、参照電圧を越えた部分がパルス(Hiレベル)として表された、第2のパルス信号を出力する。
(DA変換器140)
DA変換器140の入力端子は、制御装置150に接続されている。DA変換器140の出力端子は、比較器130の+入力端子に接続されている。DA変換器140の入力端子には、制御装置150から、参照電圧の設定値(デジタル信号)入力される。DA変換器140は、入力された設定値に応じた参照電圧を生成し、生成された参照電圧を、比較器130へ供給する。
(制御装置150)
制御装置150は、入力パルス信号制御部151、参照電圧レベル設定部152、出力パルス信号取得部153、合否判断部154、ノイズ量検出部155、および増幅量検出部156を備える。
入力パルス信号制御部151は、パルス印加器110を制御することにより、パルス印加器110に任意のパルス信号(以下、「第1のパルス信号」と称する。)を生成させ、生成された入力パルス信号をスイッチ108へ印加させる。例えば、入力パルス信号制御部151は、パルス印加器110に対して、任意の周波数fsや、任意のパルス数を設定することにより、任意の周波数fsのパルス信号や、任意のパルス数のパルス信号を生成するように、パルス印加器110を制御する。
参照電圧レベル設定部152は、DA変換器140に対して、参照電圧の設定値(デジタル信号)を供給する。これに応じて、DA変換機140は、供給された設定値に応じた参照電圧を生成し、生成された参照電圧は、比較器130へ供給されることとなる。
出力パルス信号取得部153は、比較器130から出力されたパルス信号(第2のパルス信号)を取得する。
合否判断部154は、第1のパルス信号に含まれているパルス数と、第2のパルス信号に含まれているパルス数とを比較することにより、チャージアンプ20の合否を判断する。例えば、第1のパルス信号のパルス数が「3」の場合、全パルスのピーク電圧が参照電圧を越えていれば、第2のパルス信号のパルス数は「3」となる。この場合、合否判断部154は、チャージアンプ20の判定を「合格」とする。一方、全パルスのピーク電圧が参照電圧を越えていなければ、第2のパルス信号のパルス数は「2」以下となる。この場合、合否判断部154は、チャージアンプ20の判定を「不合格」とする。
このように、本実施形態のチャージアンプ検査システム10は、入力信号に応じた出力信号が出力されているか否か、および、チャージアンプ20かの出力信号が所望の電圧レベルまで増幅されているか否かを容易に判断することが可能となっている。
ノイズ量検出部155は、上記参照電圧のレベルを徐々に変化させることによって生じる、第2のパルス信号におけるパルス数の変化に基づいて、第2のパルス信号に含まれるノイズのノイズレベルを検出する。
増幅量検出部156は、上記参照電圧のレベルを徐々に変化させることによって生じる、第2のパルス信号におけるパルス数の変化に基づいて、チャージアンプ20による信号増幅率を検出する。
(信号増幅率の検出方法)
ここで、図6を参照して、制御装置150による上記信号増幅率の検出方法について説明する。図6は、本発明の第4本実施形態に係るチャージアンプ検査システム10における、信号増幅率の検出方法を概念的に示す。
例えば、制御装置150は、以下手順により、チャージアンプ20による信号増幅率を検出する。
(手順1)参照電圧レベル設定部152により、上記参照電圧のレベルを、出力信号の最大ピークレベルに近づく方向に徐々に変化させる。
(手順2)上記参照電圧のレベルを変化させる毎に、入力パルス信号制御部151により、第1のパルス信号をチャージアンプ20へ供給し、出力パルス信号取得部153によって、第2のパルス信号を取得する。チャージアンプ20へ供給する第1のパルス信号は、毎回同じものとする。
(手順3)第2のパルス信号を取得する毎に、増幅量検出部156により、その第2のパルス信号に含まれているパルス数をカウントする。
(手順4)上記(手順3)において、ある第2のパルス信号に対するカウント数が「0」となった場合、増幅量検出部156により、直前の第2のパルス信号が得られたときに設定されている参照電圧のレベルを、チャージアンプ20の出力信号における最大ピークレベルと判定する。
(手順5)増幅量検出部156により、上記(手順4)によって得られた最大ピークレベルと、第1のパルス信号の電圧レベルとに基づいて、チャージアンプ20による信号増幅率を算出する。
例えば、図6に示す例では、1〜5回目の計測によって得られた上記パルス数は、順に、「2」、「2」、「2」、「1」、「0」となっている。すなわち、5回目の計測時において、上記パルス数が「0」となっている。この場合、増幅量検出部156は、4回目の計測を行ったときに設定された参照電圧のレベルを、チャージアンプ20の出力信号における最大ピークレベルと判定する。このようにして求められた最大ピークレベルが、適切なものであることは、図6から明らかである。
(ノイズレベルの検出方法)
ここで、図7を参照して、制御装置150による上記ノイズレベルの検出方法について説明する。図7は、本発明の第4本実施形態に係るチャージアンプ検査システム10における、ノイズレベルの検出方法を概念的に示す。
例えば、制御装置150は、以下手順により、チャージアンプ20の出力信号におけるノイズレベルを検出する。
(手順1)参照電圧レベル設定部152により、上記参照電圧のレベルを、出力信号の最大ピークレベルから離れる方向に徐々に変化させる。
(手順2)上記参照電圧のレベルを変化させる毎に、入力パルス信号制御部151により、第1のパルス信号をチャージアンプ20へ供給し、出力パルス信号取得部153によって、第2のパルス信号を取得する。チャージアンプ20へ供給する第1のパルス信号は、毎回同じものとする。
(手順3)第2のパルス信号を取得する毎に、ノイズ量検出部155により、その第2のパルス信号に含まれているパルス数をカウントする。
(手順4)上記(手順3)において、ある第2のパルス信号に対するカウント数が、想定値(すなわち、第1のパルス信号に含まれるパルス数)よりも大きくなった場合、ノイズ量検出部155により、その第2のパルス信号が得られたときに設定されている参照電圧のレベルを、チャージアンプ20の出力信号におけるノイズレベルと判定する。
例えば、図7に示す例では、1〜5回目の計測によって得られた上記パルス数は、順に、「2」、「2」、「2」、「2」、「10」となっている。すなわち、5回目の計測時において、上記パルス数が想定値「2」よりも大きくなっている。この場合、ノイズ量検出部155は、5回目の計測を行ったときに設定された参照電圧のレベルを、チャージアンプ20の出力信号におけるノイズレベルと判定する。このようにして求められたノイズレベルが、適切なものであることは、図7から明らかである。
〔第5実施形態〕
次に、図8を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。この第5実施形態では、上述したチャージアンプ検査システムを、センサシステムへ適用する例を説明する。図8は、本発明の第5実施形態に係るセンサシステム800の構成を示す。
図8に示すセンサシステム800は、センシングデバイス802、信号処理回路804、電荷供給装置100、およびチャージアンプ20を備えている。このセンサシステム800は、検出対象(例えば、加速度、衝撃、放射線、光等)の物理量の変化をセンシングデバイス802によって検出し、その検出信号をチャージアンプ20によって増幅し、増幅された検出信号に基づく所定の信号処理を、信号処理回路804によって行うシステムである。センサシステム800において、チャージアンプ20は、上述した実施形態(第1〜4実施形態)と同様のものが用いられている。また、センサシステム800において、電荷供給装置100は、上述した実施形態(第1〜3実施形態のいずれか)と同様のものが用いられている。
これにより、センサシステム800は、センシングデバイス802を使用しなくとも、電荷供給装置100から微弱電荷をチャージアンプ20に供給することにより、チャージアンプ20の検査を、容易に行うことが可能となっている。もちろん、センサシステム800は、電荷供給装置100による通常使用への影響が生じないため、電荷供給装置100を接続したまま、通常使用することが可能となっている。また、センサシステム800は、第4実施形態のチャージアンプ検査システム10と組み合わせて、チャージアンプ20の検査結果を判定することが可能な構成とすることもできる。
〔第6実施形態〕
次に、図9を参照して、本発明の第6実施形態について説明する。この第6実施形態では、上述したチャージアンプ検査システムを、通信システムへ適用する例を説明する。図9は、本発明の第6実施形態に係る通信システム900の構成を示す。
図9に示す通信システム900は、送信装置、通信路908、および受信装置を備えている。送信装置は、信号処理回路902、チャージアンプ904、送信デバイス906を備えている。受信装置は、受信デバイス910、信号処理回路912、電荷供給装置100、およびチャージアンプ20を備えている。
送信装置においては、信号処理回路902が通信データを出力し、その通信データをチャージアンプ904によって増幅し、増幅された通信データを送信デバイス906によって送信する。送信装置から送信された通信データは、通信路908を介して、受信装置へ送信される。
受信装置においては、上記通信データを受信デバイス910が受信し、その通信データをチャージアンプ20によって増幅し、増幅された通信データに基づく所定の信号処理を、信号処理回路912によって行う。
通信システム900において、チャージアンプ20は、上述した実施形態(第1〜4実施形態)と同様のものが用いられている。また、通信システム900において、電荷供給装置100は、上述した実施形態(第1〜3実施形態のいずれか)と同様のものが用いられている。
これにより、通信システム900は、受信デバイス910を使用しなくとも、電荷供給装置100から微弱電荷をチャージアンプ20に供給することにより、チャージアンプ20の検査を、容易に行うことが可能となっている。もちろん、通信システム900は、電荷供給装置100による通常使用への影響が生じないため、電荷供給装置100を接続したまま、通常使用することが可能となっている。また、通信システム900は、第4実施形態のチャージアンプ検査システム10と組み合わせて、チャージアンプ20の検査結果を判定することが可能な構成とすることもできる。
(補足説明)
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上述した実施形態において、電荷供給装置およびチャージアンプの少なくともいずれか一方において、上述した実施形態とは異なる構成のものを採用してもよく、この場合であっても、当該実施形態は、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、チャージアンプを用いて微弱電流を増幅する構成を採用している、各種装置および各種システムに利用可能であり、特に、対象の物理量変化を検出するためのセンサから出力された微弱電流を、チャージアンプを用いて増幅する構成を採用している、各種装置および各種システムに好適に利用可能である。
10 チャージアンプ検査システム
20 チャージアンプ
22 帰還回路
24 オペアンプ
100 電荷供給装置
102 コンデンサ
104 電源
106 電源
108 スイッチ(第1のスイッチ)
110 パルス印加器
112 スイッチ(第2のスイッチ)
130 比較器
140 DA変換器
150 制御装置
151 入力パルス信号制御部
152 参照電圧レベル設定部
153 出力パルス信号取得部
154 合否判断部(合否判断手段)
155 ノイズ量検出部(ノイズレベル検出手段)
156 増幅量検出部(信号増幅率検出手段)
202 帰還抵抗
204 フィードバックコンデンサ
212 スイッチ
800 センサシステム
802 センシングデバイス
804 信号処理回路
900 通信システム
902 信号処理回路
904 チャージアンプ
906 送信デバイス
908 通信路
910 受信デバイス
912 信号処理回路

Claims (11)

  1. チャージアンプに対して検査用の電荷を供給する電荷供給装置であって、
    第1の電圧が入力される第1の入力端子と、第2の電圧が入力される第2の入力端子と、出力端子とを有し、前記出力端子と導通させる入力端子を、前記第1の入力端子と前記第2の入力端子とで選択的に切り換え可能である第1のスイッチと、
    一方の電極が前記第1のスイッチの前記出力端子に接続され、他方の電極が前記チャージアンプの入力端子に接続されるコンデンサと
    を備えることを特徴とする電荷供給装置。
  2. 前記第1のスイッチは、
    フローティングされた第3の入力端子をさらに有し、前記出力端子と導通させる入力端子を、前記第1の入力端子と、前記第2の入力端子と、前記第3の入力端子とで選択的に切り換え可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電荷供給装置。
  3. 前記コンデンサと前記チャージアンプとの間の配線上に設けられ、当該配線の接続および切断を選択的に切り換え可能な第2のスイッチをさらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の電荷供給装置。
  4. 前記第1のスイッチに第1のパルス信号を供給することにより、前記第1のスイッチにおける前記第1の入力端子の選択と前記第2の入力端子との切り換えを制御するパルス印加器をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電荷供給装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電荷供給装置を備え、
    前記電荷供給装置が、当該チャージアンプの入力端子に接続されている
    ことを特徴とするチャージアンプ。
  6. 請求項4に記載の電荷供給装置と、
    前記チャージアンプの出力信号と、参照電圧とを比較し、その比較結果がパルスで表された第2のパルス信号を出力する比較器と
    を備えることを特徴とするチャージアンプ検査システム。
  7. 前記第1のパルス信号に含まれているパルス数と、前記第2のパルス信号に含まれているパルス数とを比較することにより、前記チャージアンプの合否を判断する合否判断手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のチャージアンプ検査システム。
  8. 前記参照電圧のレベルを徐々に変化させることによって生じる、前記第2のパルス信号の変化に基づいて、前記第2のパルス信号のノイズレベルを検出するノイズレベル検出手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項6または7に記載のチャージアンプ検査システム。
  9. 前記参照電圧のレベルを徐々に変化させることによって生じる、前記第2のパルス信号の変化に基づいて、前記チャージアンプによる信号増幅率を検出する信号増幅率検出手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載のチャージアンプ検査システム。
  10. センサと、
    前記センサからの出力信号を増幅するチャージアンプと、
    前記チャージアンプによって増幅された前記出力信号に基づいて、予め定められた信号処理を行う信号処理手段と、
    前記チャージアンプの入力端子に接続された、請求項1から4のいずれか一項に記載の電荷供給装置と
    を備えることを特徴とするセンサシステム。
  11. 外部から送信されてきた信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記信号を増幅するチャージアンプと、
    前記チャージアンプによって増幅された前記信号に基づいて、予め定められた信号処理を行う信号処理手段と、
    前記チャージアンプの入力端子に接続された、請求項1から4のいずれか一項に記載の電荷供給装置と
    を備えることを特徴とする通信システム。
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