JP2013243037A - 照明装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減可能な照明装置及びその駆動方法を提供する。
【解決手段】照明装置100は、発光素子を有する発光部1と、発光部1に電力を供給して発光部1を駆動する駆動部2と、物理的な明るさを担う波である高周波の基本パルス信号P1を生成して駆動部2に供給する基本パルス信号供給部3と、心理的な明るさを担う波である低周波のフェイク信号P2を生成して駆動部2に供給するフェイク信号供給部4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、LEDなどの発光素子を用いた照明装置及びその駆動方法に関する。
文字や記号などの情報をドットマトリクスによって画像表示する手段として、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)をマトリクス状に配置したマトリクス表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなマトリクス表示装置は、電車内の電光文字表示装置などに広く用いられている。すなわち、複数のLEDがマトリクス状に配置された表示領域を備え、この表示領域に文字や記号などを表示させることにより、ニュースなどの情報を伝えることができる。
また、ブロッカ・ザルツァー(Broca−Sulzer)効果を利用した照明装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。この照明装置によれば、照明用発光ダイオードを周期的にパルス状に発光させることにより、少ない発光量で大きな心理的輝度を得ることができる。そのため、エネルギー消費の小さい照明装置を実現することが可能である。
また、点滅する光点の識別の際,臨界融像頻度は,網膜照度の対数に比例するというフェリーポーター(Ferry-Porter)の法則も知られている。
特開平9−325729号公報 特開2009−146893号公報
しかしながら、従来技術では、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減しようとすると、チラツキ(フリッカ)を感じるという課題があった。看板照明などの照明装置は、電光文字表示装置に比べて長時間利用されるため、チラツキを低減することが重要である。
本発明の目的は、見た目の明るさを維持しつつ、消費電力を削減した場合でもチラツキを低減可能な照明装置及びその駆動方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、発光素子を有する発光部と、前記発光部に電力を供給して前記発光部を駆動する駆動部と、物理的な明るさを担う波である高周波の第1パルス信号を生成して前記駆動部に供給する第1パルス信号供給部と、心理的な明るさを担う波である低周波の第2パルス信号を生成して前記駆動部に供給する第2パルス信号供給部とを備える照明装置が提供される。
また、本発明の他の態様によれば、発光素子を有する発光部を駆動する駆動部が前記発光部に電力を供給して前記発光部を駆動する駆動ステップと、物理的な明るさを担う波である高周波の第1パルス信号を生成して前記駆動部に供給する第1パルス信号供給ステップと、心理的な明るさを担う波である低周波の第2パルス信号を生成して前記駆動部に供給する第2パルス信号供給ステップとを有する照明装置の駆動方法が提供される。
本発明によれば、見た目の明るさを維持しつつ、消費電力を削減した場合でもチラツキを低減可能な照明装置及びその駆動方法を提供することができる。
第1の実施の形態に係る照明装置の模式的ブロック構成図。 第1の実施の形態に係る照明装置に適用される基本パルス信号とフェイク信号の説明図。 ブロッカ・ザルツァー効果の実験結果を示すグラフ。 比較例を説明するための図であって、(a)従来の典型的な波形図、(b)マトリクス表示装置の低消費技術を適用した場合の波形図。 比較例を説明するための図であって、基本パルス信号とフェイク信号の周波数を上げた場合の波形図。 比較例を説明するための図であって、(a)アンケート調査結果を示す図、(b)周波数と見た目の明るさ、チラツキとの関係を示す図。 第1の実施の形態に係る照明装置に適用される基本パルス信号とフェイク信号の波形図。 従来技術と第1の実施の形態とを比較する実験結果を示す図。 第1の実施の形態に係る照明装置の模式的回路ブロック構成図。 第1の実施の形態に係る照明装置に適用されるパルス信号の波形図であって、(a)第1のPWM発生器の出力波形図、(b)第2のPWM発生器の出力波形図。 第1の実施の形態に係る照明装置に適用されるパルス信号の波形例の詳細説明であって、400Hzのパルス信号が5kHz以上の複数の波形の合成波で構成され、高速にスイッチングされている様子を示す図。 第1の実施の形態に係る照明装置の応用例を示す模式的鳥瞰構造図。 第2の実施の形態に係る照明装置の模式的回路ブロック構成図。 第3の実施の形態に係る照明装置の模式的回路ブロック構成図。 第4の実施の形態に係る照明装置の模式的回路ブロック構成図。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各構成部品の厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
以下、図1〜図12を参照して、第1の実施の形態について説明する。
(照明装置)
第1の実施の形態に係る照明装置100は、図1に示すように、LEDなどの発光素子を有する発光部1と、発光部1に電力を供給して発光部1を駆動する駆動部2と、物理的な明るさを担う波である高周波の基本パルス信号P1を生成して駆動部2に供給する基本パルス信号供給部3と、心理的な明るさを担う波である低周波のフェイク信号P2を生成して駆動部2に供給するフェイク信号供給部4とを備える。
(基本パルス信号、フェイク信号)
第1の実施の形態に係る照明装置100に適用される基本パルス信号P1とフェイク信号P2は、図2に示すように表される。マトリクス表示装置の低消費技術では、図2に示すように、基本パルス信号P1とは別に、ブロッカ・ザルツァー効果を発揮させるためのフェイク信号P2を用いる。フェイク信号P2とは、ブロッカ・ザルツァー効果を発揮させるための擬似信号をいう。
例えば、基本パルス信号P1の周波数は500Hz以上である。
また、フェイク信号P2の周波数は80Hz以上である。
また、フェイク信号P2は、基本パルス信号P1のデューティ比よりも小さなデューティ比を有し、且つ基本パルス信号P1のピーク出力値の2倍以上のピーク出力値を有するパルス信号で構成されている。
また、フェイク信号P2は、基本パルス信号P1がローレベルである期間においてハイレベルとなる。
(ブロッカ・ザルツァー効果)
ブロッカ・ザルツァー効果とは、明るさの知覚に関する人間の生理的視覚特性であり、刺激光の持続時間によってその明るさ知覚が変わる現象をいう。例えば、図3に示すように、増分光の輝度を一定に保ちながらその呈示時間を増加させていくと、見た目の明るさ(比較刺激強度)は呈示時間と共に増加し、所定時間経過して極大値を迎えた後に下降し、やがて一定水準となる場合がある。ここで、呈示時間とは、オン・オフの点滅時間に相当する時間である。すなわち、刺激の呈示時間が極短い場合、その見た目の明るさは、物理的な輝度の等しい定常光の明るさを下回るが、刺激の呈示時間が中程度(50〜100ms程度)の場合、その見た目の明るさは、物理的な輝度の等しい定常光の明るさを上回るという現象が生じる。このような現象を発見者に因んでブロッカ・ザルツァー現象と呼ぶ。
ブロッカ・ザルツァー効果の実験結果は、図3に示すように表される。ブロッカ・ザルツァー効果によれば、図3に示すように、周波数20Hz程度で刺激光を呈示した場合、特に高い視覚効果が得られる。
一方、発光素子としてLEDを用いた場合、周波数20Hz程度でLEDを点灯させるとチラツキが生じ、見る者に不快感を与えてしまう。このため、第1の実施の形態に係る照明装置100においては、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減することができるように、図9に示す回路構成を採用している。
(比較例)
比較例を説明するための図であって、従来の典型的な点灯波形は、図4(a)に示すように表され、マトリクス表示装置の低消費技術を適用した場合の波形は、図4(b)に示すように表される。
図4(a)では、一定の電流値(350mA)で点灯させた場合の定常光を例示している。図中に斜線で示される領域の面積(電流値×点灯時間)はトータルの消費電力に相当する。
一方、マトリクス表示装置の低消費技術を適用した場合の点灯波形は、図4(b)に示すように、基本パルス信号P1とは別に、ブロッカ・ザルツァー効果を発揮させるためのフェイク信号P2を用いている。図4(b)の例では、基本パルス信号P1の周波数は200Hz、パルス幅は2.5ms、ピーク出力値は350mAとしている。また、フェイク信号P2のパルス幅は0.5ms、ピーク出力値は700mAとしている。図4(b)中に斜線で示される領域の面積は、図4(a)の場合に比べて小さくなり、消費電力が削減されている。この場合、フェイク信号P2によってブロッカ・ザルツァー効果が発揮されるため見た目の明るさは維持されるものの、チラツキを感じる結果となった。
比較例を説明するための図であって、基本パルス信号P1とフェイク信号P2の周波数を上げた場合の波形例は、図5に示すように表される。
図5の例では、基本パルス信号P1の周波数は400Hz、パルス幅は1.25ms、ピーク出力値は350mAとしている。また、フェイク信号P2のパルス幅は0.25ms、ピーク出力値は700mAとしている。この場合、チラツキは感じなくなるが、見た目の明るさが暗くなってしまった。
比較例を説明するための図であって、アンケート調査結果は、図6(a)に示すように表され、周波数と見た目の明るさ、チラツキとの関係は、図6(b)に示すように表される。
図6(a)の例では、周波数と見た目の明るさ、チラツキとの関係を40名程度にアンケート調査した結果を示している。具体的には、周波数が0Hz,10Hz,100Hz,200Hz,400Hzと変化させた場合について、見た目の明るさが維持されていると感じた回答者の割合と、チラツキを感じなかった回答者の割合を示している。その結果、図6(b)に示すように、周波数を高くするほど見た目の明るさは暗くなり、周波数を低くするほど見た目の明るさは明るくなった(ブロッカ・ザルツァー効果)。一方、周波数を高くするほどチラツキは小さくなり、周波数を低くするほどチラツキは大きくなった(フェリー‐ポーターの法則)。すなわち、見た目の明るさとチラツキは背反する関係にあることが分かった。
そこで、第1の実施の形態に係る照明装置100では、チラツキを低減しながら見た目の明るさを上げるため、基本パルス信号P1とフェイク信号P2を個別に調整するようにしている。すなわち、基本パルス信号P1は、物理的な明るさを担う波であるため高周波とした。これにより、チラツキを低減することが可能となる。また、フェイク信号P2は、心理的な明るさを担う波であるため低周波とした。これにより、見た目の明るさを維持することが可能となる。
(波形例)
第1の実施の形態に係る照明装置に適用される基本パルス信号P1とフェイク信号P2の波形例は、図7に示すように表される。図7の例では、基本パルス信号P1の周波数は400Hz、パルス幅は1.25ms、ピーク出力値は350mAとしている。また、フェイク信号P2の周波数は80kz、パルス幅は1.25ms、ピーク出力値は700mAとしている。図7に示すように、フェイク信号P2は、基本パルス信号P1がローレベルである期間においてハイレベルとなる。
図7の例では、基本パルス信号P1の周波数が400Hzである場合を例示しているが、この400Hzという周波数は、チラツキを感じさせないために最低限必要な周波数である。すなわち、より精度よくチラツキを低減するためには、基本パルス信号P1の周波数は400Hz以上、例えば、500Hz以上とするのが望ましい。
また、図7の例では、フェイク信号P2のピーク出力値が700mAである場合を示しているが、フェイク信号P2のピーク出力値は、フェイク信号P2のパルス幅に応じて変更するようになっている。例えば、フェイク信号P2のパルス幅が1/2になったら、フェイク信号P2のピーク出力値は2倍にする。すなわち、フェイク信号P2の面積(電流値×点灯時間)が一定であればよい。ただし、フェイク信号P2のピーク出力値は、LEDの絶対最大定格以下とする。
(実験結果)
図8は、従来技術に係る照明装置と第1の実施の形態に係る照明装置とを比較する実験結果を示す。具体的には、見た目の明るさが同等の場合における消費電力と照度を比較した。従来技術の波形は、図4(a)に示した定常電流波形とし、第1の実施の形態の波形は、図7に例示した波形とする。
図8に示すように、消費電力は、従来技術に係る照明装置によると8.8W、第1の実施の形態に係る照明装置によると6.2Wであった。すなわち、第1の実施の形態に係る照明装置によると、従来技術の70%の消費電力でも、見た目の明るさは同等になることが分かった。
また、照度は、従来技術に係る照明装置によると192lx、第1の実施の形態に係る照明装置によると149lxであった。すなわち、照度計で計測した場合、第1の実施の形態に係る照明装置は、従来技術に係る照明装置に比べて、77%の照度しかないのに、見た目の明るさは同等であることが分かった。
(回路例)
第1の実施の形態に係る照明装置100の模式的回路ブロック構成は、図9に示すように表される。図9中の実線は電力信号の伝送線を主として表し、破線の矢印は制御信号の伝送方向を示す。
保護回路12は、AC電源11からの入力電圧(交流電圧)から後段の回路部を保護する。ノイズフィルター13は、保護回路11を介して入力された入力電圧からノイズ成分を除去する。ノイズ成分が除去された交流電圧は、AC/DCコンバータ14で直流電圧に変換され、DC/DCコンバータ15・25で所定のDC電圧値に変換される。
PWM発生器16は、DC/DCコンバータ15の出力をパルス幅変調して、メインSWPWM信号を発生し、スイッチングDC/DCコンバータ20に供給する。
コンパレータ18は、第1の電流−電圧変換器23,第2の電流−電圧変換器24から出力される電圧を基準電圧発生器17からの基準電圧と比較し、その比較結果をスイッチングDC/DCコンバータ20に供給する。ここで、基準電圧発生器17の基準電圧は、DC/DCコンバータ15のDC出力電圧に対応する。
DC/DCコンバータ25に接続されたタイマー回路26には、パルス信号をONにするタイミングが設定されている。
第1の実施の形態に係る照明装置に適用されるパルス信号の波形であって、第1のPWM発生器27の出力波形は、図10(a)に示すように表され、第2のPWM発生器28の出力波形は、図10(b)に示すように表される。
第1のPWM発生器27は、タイマー回路26のタイミング設定に基づいてパルス幅を制御し、図10(a)に示すように、矩形のパルス信号P11を出力する。同様に、第2のPWM発生器28は、タイマー回路26のタイミング設定に基づいてパルス幅を制御し、図10(b)に示すように、矩形のパルス信号P12を出力する。パルス信号P12は、パルス信号P11がローレベルである期間においてハイレベルとなる。波形合成器29は、第1のPWM発生器27からの出力と第2のPWM発生器28からの出力とを合成して変則PWM信号をスイッチングDC/DCコンバータ20に供給する。
スイッチングDC/DCコンバータ20は、AC/DCコンバータ14に接続された力率改善回路19により力率改善されたDC電圧を、メインSWPWM信号および変則PWM信号によるPWM制御に基づいて、第1の電流−電圧変換器23,第2の電流−電圧変換器24に供給する。
結果として、第1の電流−電圧変換器23,第2の電流−電圧変換器24に接続されたLEDなどの負荷30には、メインSWPWM信号および変則PWM信号によりPWM制御され、定電流化されたパルス信号P31,P32,P33,…が供給される。
このため、第1の実施の形態に係る照明装置100においては、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減することができる。
第1の実施の形態に係る照明装置に供給される電流パルス信号の波形例であって、500Hzのパルス信号が5kHz以上の複数の波形の合成波で構成され、高速にスイッチングされている様子は、図11に示すように表される。図11中の丸印は、500Hzのパルス信号P1が5kHz以上の波で構成され、高速にスイッチングされている様子を示している。他の波形も同様である。図11の波形は、PDM波形に対応している。
(応用例)
第1の実施の形態に係る照明装置100の応用例を示す模式的鳥瞰構造は、図12に示すように表される。図12では、ガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどの看板照明200を例示している。図12に示すように、複数本の直管形LED101,102,103が収納器具104に収納されている。収納器具104の開口部は透過板105で覆われた構造となっている。なお、照明装置100は直管形に限定されるものではなく、例えば電球形、シーリングライトやペンダントライトなどであってもよい。
第1の実施の形態によれば、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減可能な照明装置及びその駆動方法を提供することができる。
第1の実施の形態によれば、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減可能な照明装置及びその駆動方法を提供することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態に係る照明装置100の模式的回路構成は、図13に示すように、力率改善回路19を備えていない点を除けば、第1の実施の形態と同じである。力率改善回路19を備えれば、電力損失が増加する等の不具合を回避することができるが、力率改善回路19を備えなければ、その分だけ製品価格を抑えることができる等のメリットがある。いずれかの構成を採用するか、使用目的等に応じて決定すればよい。
第2の実施の形態に係る照明装置によれば、力率改善回路を備えていないため、第1の実施の形態に比べて製品価格を抑えることができる等のメリットがある。
第2の実施の形態によれば、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減可能な照明装置及びその駆動方法を提供することができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態に係る照明装置100の模式的回路構成は、図14に示すように、同期回路31を備えている点を除けば、第1の実施の形態と同じである。
同期回路31は、他の照明装置100の電源と同期をとって、その同期信号をタイマー回路26に供給する。ここで、他の照明装置とは、第3の実施の形態に係る照明装置100と同様の照明装置の場合には、複数個並列に配置可能となる。また、第3の実施の形態に係る照明装置100とは異なる照明装置であっても良い。
タイマー回路26は、同期回路31から供給された同期信号に基づいてタイマー回路26のタイミング設定を変更する。このようにすれば、図12に示すように、複数本の直管LED101,102,103を用いる場合、それぞれの直管LED101,102,103で同期をとることができる。一方、簡単には、複数の照明装置間の同期を敢えて取らない動作モードを実施しても良い。
第3の実施の形態によれば、同期回路を備えているため、複数の照明装置間の位相ずれを回避することができ、より快適な照明装置を提供することが可能である。
第3の実施の形態によれば、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減可能な照明装置及びその駆動方法を提供することができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態に係る照明装置100の模式的回路ブロック構成は、図15に示すように表される。
第4の実施の形態に係る照明装置100は、第2の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせたものである。すなわち、図15に示すように、力率改善回路19を備えず、また同期回路31を備えた構成を採用している。力率改善回路19と同期回路31の機能は既に説明した通りである。
第4の実施の形態に係る照明装置100によれば、力率改善回路を備えていないため、第1の実施の形態に比べて製品価格を抑えることができる等のメリットがある。また、他の照明装置の電源と同期をとる同期回路を備えているため、複数の照明装置を配置し、位相ずれを回避することができ、より快適な照明装置を提供することが可能である。
第4の実施の形態によれば、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減可能な照明装置及びその駆動方法を提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減することが可能な照明装置及びその駆動方法を提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、本発明は第1〜第4の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。例えば、 発光素子はLEDに限らず、応答性が高速なものであれば他の発光素子を用いてもかまわない。例えば、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL:Organic Electro-Luminescence)素子等の有機発光素子や電気化学発光素子(Electro Chemical-Luminescence:ECL)等を用いることができる。
本発明に係る照明装置は、見た目の明るさを維持しつつ消費電力を削減した場合でもチラツキを低減することが必要な種々の照明装置に利用することができる。例えば、ガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどの看板照明として利用するのが効果的である。
1…発光部
2…駆動部
3…基本パルス信号供給部(第1パルス信号供給部)
4…フェイク信号供給部(第2パルス信号供給部)
19…力率改善回路
31…同期回路
100…照明装置
P1…基本パルス信号(第1パルス信号)
P2…フェイク信号(第2パルス信号)

Claims (20)

  1. 発光素子を有する発光部と、
    前記発光部に電力を供給して前記発光部を駆動する駆動部と、
    物理的な明るさを担う波である高周波の第1パルス信号を生成して前記駆動部に供給する第1パルス信号供給部と、
    心理的な明るさを担う波である低周波のフェイク信号を生成して前記駆動部に供給するフェイク信号供給部と
    を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1パルス信号の周波数は500Hz以上であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第2パルス信号の周波数は80Hz以上であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記第2パルス信号は、前記第1パルス信号のデューティ比よりも小さなデューティ比を有し、且つ前記第1パルス信号のピーク出力値の2倍以上のピーク出力値を有するパルス信号で構成されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記フェイク信号は、前記第1パルス信号がローレベルである期間においてハイレベルとなることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  6. 前記第1パルス信号の周波数は400Hz、パルス幅は1.25ms、ピーク出力値は350mAであることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  7. 前記第2パルス信号の周波数は80Hz、パルス幅は1.25ms、ピーク出力値は700mAであることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  8. 更に、力率を改善する力率改善回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  9. 更に、他の照明装置の電源と同期をとる同期回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  10. 複数本の直管LEDを用いる場合、それぞれの直管LEDで同期をとることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  11. 発光素子を有する発光部を駆動する駆動部が前記発光部に電力を供給して前記発光部を駆動する駆動ステップと、
    物理的な明るさを担う波である高周波の第1パルス信号を生成して前記駆動部に供給する第1パルス信号供給ステップと、
    心理的な明るさを担う波である低周波の第2パルス信号を生成して前記駆動部に供給する第2パルス信号供給ステップと
    を有することを特徴とする照明装置の駆動方法。
  12. 前記第1パルス信号の周波数は500Hz以上であることを特徴とする請求項11に記載の照明装置の駆動方法。
  13. 前記第2パルス信号の周波数は80Hz以上であることを特徴とする請求項11に記載の照明装置の駆動方法。
  14. 前記第2パルス信号は、前記第1パルス信号のデューティ比よりも小さなデューティ比を有し、且つ前記第1パルス信号のピーク出力値の2倍以上のピーク出力値を有するパルス信号で構成されることを特徴とする請求項11に記載の照明装置の駆動方法。
  15. 前記第2パルス信号は、前記第1パルス信号がローレベルである期間においてハイレベルとなることを特徴とする請求項11に記載の照明装置の駆動方法。
  16. 前記第1パルス信号の周波数は400Hz、パルス幅は1.25ms、ピーク出力値は350mAであることを特徴とする請求項11に記載の照明装置の駆動方法。
  17. 前記第2パルス信号の周波数は80Hz、パルス幅は1.25ms、ピーク出力値は700mAであることを特徴とする請求項11に記載の照明装置の駆動方法。
  18. 更に、力率を改善する力率改善ステップを有することを特徴とする請求項11に記載の照明装置の駆動方法。
  19. 更に、他の照明装置の電源と同期をとる同期ステップを有することを特徴とする請求項11に記載の照明装置の駆動方法。
  20. 複数本の直管LEDを用いる場合、それぞれの直管LEDで同期をとることを特徴とする請求項19に記載の照明装置の駆動方法。
JP2012115436A 2012-05-15 2012-05-21 照明装置及びその駆動方法 Pending JP2013243037A (ja)

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