JP2013242134A - 燃料ノズルキャップ - Google Patents

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ジョナサン・ドワイト・ベリー
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    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
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Abstract

【課題】燃料ノズルキャップを提供すること。
【解決手段】いくつかの実施形態は、複数の個々のセクタと互いに嵌合して、タービン燃焼器の燃焼器キャップ組立体を形成するように構成される第1の個々のセクタを含み、第1の個々のセクタは、複数の燃料ノズルの第1の燃料ノズルと結合して固定されるように構成され、第1の個々のセクタは、第1の燃料ノズルを囲繞するように構成される第1の実質的に密封されるキャビティを含み、第1の実質的に密封されるキャビティは、冷却空気流を受け入れるように構成される。
【選択図】図1

Description

ここに開示する主題は、ガスタービンエンジンに関し、より具体的にはタービン燃焼器中の燃料ノズルに関する。
ガスタービンエンジンは、燃焼器中で燃料−空気混合物を燃焼させ、次いでその結果得られる熱い燃焼ガスを用いて1つまたは複数のタービンを駆動する。一般に、燃料および空気は、混合されて、燃焼器の1つまたは複数の燃料ノズル内で点火される。従来の燃焼組立体は、燃焼器の燃焼チャンバに晒される面を有する単一のキャップを含むことができる。単一のキャップは、多重の円形状の燃料ノズルを支持するために、大きい円形の開口部を含む。
米国特許出願公開第2013/475,882号公報
残念ながら、既存のキャップ設計は、様々な弱点が許される恐れがある。たとえば、燃焼ダイナミックス(たとえば、流れ外乱、圧力波など)および単一キャップにわたる大きい温度勾配によって、燃焼器のヘッドエンド(head end)内で亀裂および不要な振動が引き起こされる恐れがある。
元々請求した発明と範囲が整合する、いくつかの実施形態を以下に要約する。これらの実施形態は、請求した発明の範囲を限定する意図はなく、むしろこれらの実施形態は、本発明の考えられる形態を簡単の要約するだけであるものと意図される。実際、本発明は、以下に述べる実施形態と同様である、またはそれと異なっている場合がある様々な形態を包含することができる。
第1の実施形態では、システムは、複数の燃料ノズルを有するタービン燃焼器と、複数の燃料ノズルを支持する複数の個々のセクタを有する燃焼器キャップ組立体とを含み、複数の個々のセクタの各セクタが、複数の燃料ノズルのそれぞれの燃料ノズルに取り付けられて固定され、複数の個々のセクタの各セクタが、それぞれの燃料ノズルを囲繞する実質的に密封されるキャビティを有する。
第2の実施形態では、システムは、第1の燃料ノズルと、複数の個々のセクタと互いに嵌合して、タービン燃焼器の燃焼器キャップ組立体を形成するように構成される第1の個々のセクタとを含み、第1の個々のセクタは、第1の燃料ノズルに取り付けられて固定され、第1の個々のセクタは、第1の燃料ノズルを囲繞する第1の実質的に密封されるキャビティを含み、第1の実質的に密封されるキャビティは、冷却空気流を受け入れるように構成される。
第3の実施形態では、システムは、複数の個々のセクタと互いに嵌合して、タービン燃焼器の燃焼器キャップ組立体を形成するように構成される第1の個々のセクタとを含み、第1の個々のセクタは、複数の燃料ノズルの第1の燃料ノズルに結合して固定されるように構成され、第1の個々のセクタは、第1の燃料ノズルを囲繞するように構成される第1の実質的に密封されるキャビティを含み、第1の実質的に密封されるキャビティは、冷却空気流を受け入れるように構成される。
本発明のこれらおよび他の特徴、態様および利点は、添付図面を参照して次の詳細な記述を読んだとき、より良く理解されることになり、図面では、同様の文字は、図面全体にわたって同様の部品を表す。
複数のタービン燃焼器を備えるガスタービンシステムの実施形態の概略図である。 図1のタービン燃焼器の1つに関する実施形態の横断面側面図である。 個々のセクタキャップ組立体を備える燃料ノズルを有するタービン燃焼器の燃料ノズル組立体の実施形態の斜視図である。 個々のセクタキャップ組立体を有する周辺部の燃料ノズルの実施形態の斜視図である。 個々のセクタキャップ組立体を燃料ノズルに装着する構成を示す、個々のセクタキャップ組立体を有する周辺部の燃料ノズルの実施形態の軸方向横断面図である。 個々のセクタキャップ組立体を有する周辺部の燃料ノズルを示す、図2のライン6−6内で取った、タービン燃焼器の実施形態の概略図である。 個々のセクタキャップ組立体を有する周辺部の燃料ノズルを示す、図2のライン6−6内で取った、タービン燃焼器の実施形態の概略図である。 個々のセクタキャップ組立体を有する周辺部の燃料ノズルを示す、図2のライン6−6内で取った、タービン燃焼器の実施形態の概略図である。 個々のセクタキャップ組立体を有する周辺部の燃料ノズルの実施形態の、図6のライン9−9内で取った概略図である。 個々のセクタキャップ組立体を有する周辺部の燃料ノズルの実施形態の、図6のライン9−9内で取った概略図である。
本発明の1つまたは複数の具体的な実施形態を以下に述べる。これらの実施形態を正確に記述することを目指して、実際の実施のすべての特徴は、本明細書に述べない場合がある。いずれもの工学上または設計のプロジェクトにおけるような、いずれものかかる実際の実施の開発の際、実施毎に異なる場合があるシステム関連またはビジネス関連の制約を遵守することなど、開発者の具体的な目標を達成するために、多くの場合、実施に特定して判断しなければならないことを理解すべきである。さらに、そのような開発努力が複雑であり、かつ時間がかかることがあり得るが、それでもやはり、本開示の恩恵を受ける当業者には、設計、組み立ておよび製造の通常の業務になるはずであることを理解すべきである。
本発明の様々な実施形態の要素を提起するとき、数詞がない場合や「前記」などは、要素の1つまたは複数が存在することを意味するものと意図される。用語「含む」や「有する」などは、包括的であると意図され、列挙された要素以外の追加の要素が存在し得ることを意味する。
開示する実施形態は、タービン燃焼器用の燃焼器キャップ組立体を対象とする。より具体的には、開示する実施形態は、燃料ノズル組立体のそれぞれの燃料ノズルに搭載される複数の個々のセクタ組立体を含むことができる。たとえば、いくつかの実施形態では、燃料ノズル組立体は、中心の燃料ノズルのまわりに配置される複数の周辺部の燃料ノズルを有することができる。複数の周辺部の燃料ノズルは、それぞれ、それぞれの周辺部の燃料ノズルに搭載される個々のセクタ組立体を含むことができる。さらに、個々のセクタ組立体が、互いに(たとえば、隣接する個々のセクタ組立体に)、中心の燃料ノズルに、および燃料ノズル組立体を囲繞するタービン燃焼器のライナに当接することができるようにする形状を、個々のセクタ組立体は、有することができる。いくつかの実施形態では、個々のセクタ組立体は、個々のセクタ組立体と囲繞する構成要素(たとえば、隣接する個々のセクタ組立体、中心の燃料ノズルおよびタービン燃焼器のライナ)との間の界面を向上させるために(たとえば、シールするが、いくらかの動きができるようにする)、フラシール(hula seal)などのシールを含むことができる。このように、個々のセクタ組立体は、燃料ノズル組立体とタービン燃焼器の燃焼チャンバとの間で実質的に連続した燃焼器キャップ組立体を形成することができる。
さらに、以下で詳細に議論するように、シールは、減衰作用をもたらし、タービン燃焼器のヘッドエンド(head end)内の公差を補い、および/または燃焼器キャップ組立体にわたって漏れる空気を減少させるように構成することができる。さらに、個々のセクタ組立体は、高圧冷却空気流などの空気流を受け入れるように構成することができる。このように、タービン燃焼器の燃焼器キャップ組立体は、冷却作用を向上させ、燃焼ダイナミックスの不要な作用を減少させることができる。さらに、いくつかの実施形態では、個々のセクタ組立体は、実質的に密封することができ、それによって、それぞれの個々のセクタ組立体が受け入れる空気流の圧力が高められ、さらに燃焼器キャップ組立体がさらに良く冷却される。
ここで図面を参照すると、図1に、ガスタービンシステム10の実施形態のブロック図を示す。システム10は、コンプレッサ12、タービン燃焼器14およびタービン16を含む。タービン燃焼器14は、それぞれ、燃料ノズル組立体18を含む。各タービン燃焼器14の燃料ノズル組立体18は、燃料ノズルを含み、それらは、天然ガスまたは合成ガスなど、液体燃料および/またはガス燃料をタービン燃焼器14中に送る。以下で詳細に示すように、各タービン燃焼器14が、個々のセクタ組立体を備える燃焼器キャップ組立体を含むことができる。より具体的には、個々のセクタ組立体は、燃料ノズル組立体18のそれぞれの燃料ノズルに搭載することができ、個々のセクタ組立体は、集合して燃焼器キャップ組立体を形成することができる。さらに、個々のセクタ組立体は、燃焼器キャップ組立体を冷却するための空気流を受け入れるように構成することができる。
タービン燃焼器14は、空気−燃料混合物に点火して、それを燃焼させ、次いで熱い加圧された燃焼ガス20(たとえば、排ガス)をタービン16中に送る。タービンブレードが、シャフト22と結合され、そのシャフトは、また、タービンシステム10全体にわたって、いくつかの他の構成要素と結合される。燃焼ガス20がタービン16中でタービンブレードを通過したとき、タービン16は、駆動されて回転し、それによってシャフト22を回転させる。結局のところ、燃焼ガス20は、排気口24を通ってタービンシステム10から流出する。さらに、シャフト22は、負荷26と結合することができ、それは、シャフト22の回転によって作動する。たとえば、負荷26は、発電機、航空機のプロペラなど、タービンシステム10の回転出力によって動力を発生することができる、いずれもの適切な装置とすることができる。
コンプレッサ12の構成要素として、コンプレッサブレードが含まれる。コンプレッサ12内のブレードは、シャフト22と結合され、そしてシャフト22が、上記に述べたように、タービン16によって駆動されて回転したとき、回転することになる。コンプレッサ12内のブレードが回転すると、空気吸気口28からの空気が圧縮されて加圧空気30になる。次いで、加圧空気30は、タービン燃焼器14の燃料ノズル組立体18(たとえば、燃料ノズル)中に送り込まれる。燃料ノズル組立体18の燃料ノズルは、燃料を浪費しないように、または過剰に排出物を生じないように燃焼させる(たとえば、燃料がより完全に燃えるように燃焼させる)ために、適切な混合比になるように加圧空気30と燃料を混合する。以下で議論するように、いくつかの実施形態では、また、加圧空気30は、燃焼器キャップ組立体を冷却するために、各燃焼器14の燃焼器キャップ組立体の個々のセクタ組立体に流れることができる。
図2は、タービン燃焼器14のヘッドエンド54内に燃焼器キャップ組立体52を有する燃料ノズル組立体18を示す、図1のタービン燃焼器14の1つに関する実施形態の概略図である。上記に述べたように、コンプレッサ12は、空気吸気口28から空気を受け入れて、その空気を圧縮し、そしてタービン燃焼器14内で燃焼プロセスにおいて使用するための加圧空気30の流れを生成する。例示する実施形態に示すように、加圧空気30は、タービン燃焼器14と動作可能に結合されるコンプレッサ放出部56によって受け入れられる。矢印58によって示すように、加圧空気30は、コンプレッサ放出部56からタービン燃焼器14のヘッドエンド54に向けて流れる。より具体的には、加圧空気30は、ライナ62とタービン燃焼器14の流れスリーブ64の間のアニュラス(annulus)60を通って流れてヘッドエンド54に達する。加圧空気30は、減圧された空気31(たとえば、空気31の圧力は、加圧空気30より低い)としてヘッドエンド54に到達することができる。理解されることになるように、加圧空気30の圧力は、それが、衝突穴(impingement hole)59によって燃焼器14を冷却したとき(たとえば、衝突によって)、低下する。
いくつかの実施形態では、ヘッドエンド54は、図1に示す燃料ノズル組立体18を支持することができる端部プレート66を含む。例示する実施形態では、燃料ノズル組立体18は、多重の燃料ノズル68を有し、それらは、燃焼器キャップ組立体52の個々のセクタ組立体を含むことができる。燃料供給部70が、燃料72を燃料ノズル68に供給する。さらに、空気流路74(たとえば、図6に示す空気流路180)を通じて、加圧空気30が、タービン燃焼器14のアニュラス60から燃料ノズル68に送られる。燃料ノズル68は、加圧空気30を燃料供給部70から供給される燃料72と混ぜ合わせて空気/燃料混合物を形成する。たとえば、燃料72は、旋回羽根(swirl vane)によって空気流路74中に注入することができる。空気/燃料混合物は、空気流路74から燃焼器キャップ組立体52を通って燃焼チャンバ76中に流れ、そこで、空気/燃料混合物は、点火されて燃焼し、燃焼ガス(たとえば、排ガス)を形成する。図に示すように、燃焼器キャップ組立体52は、燃焼チャンバ76と燃料ノズル68の間に境界を生成する。燃焼ガスは、タービン燃焼器14の尾筒80に向かう方向78に流れる。燃焼ガスは、矢印82によって示すように、尾筒80を通ってタービン16に向かって流れ、そこで、燃焼ガスは、タービン16内のブレードを駆動して回転させる。
燃焼プロセスの間、燃焼器キャップ組立体52は、燃焼が生じたとき、応力を被る恐れがある。具体的には、加圧空気30は、所定の温度、すなわち約300〜700℃になることがあり、それによって燃焼器キャップ組立体52を熱膨張させる。燃料は、約10〜175℃とすることができ、それによって、燃焼器キャップ組立体52の熱膨張に比べてより小さい大きさで、燃料ノズル68を熱膨張させる。燃料ノズル68および燃焼器キャップ組立体52は、ステンレス鋼、合金または他の適切な材料など、同様の、または異なる材料から構成することができる。さらに、燃焼によって、燃焼器キャップ組立体52が、約1000℃〜1700℃の範囲の温度に、またはそれより高い温度に晒される恐れがある。これらの様々な温度に晒される結果として、燃焼器キャップ組立体52は、かなりの熱応力を被る恐れがある。以下で詳細に述べるように、燃焼器キャップ組立体52を分割すると、たとえば燃焼器キャップ組立体52の異なる構成要素の熱膨張によって生じ得る応力緩和が、実現される可能性がある。より具体的には、燃焼器キャップ組立体52は、燃料ノズル68に取り付けられる、または固定される多重の個々のセクタ組立体を含むことができ、その燃料ノズルは、冷却空気流84を受け入れるように構成され、その冷却空気流は、圧力を加圧空気31より高くすることができる。その結果として、燃焼器キャップ組立体52は、ピストンリングおよび/または浮カラー(floating collar)を含むことができない恐れがある。他の実施形態では、冷却空気流84は、アニュラス60からの加圧空気31、または別のソースからの空気流とすることができる。さらに、多重の個々のセクタ組立体は、互いに、かつフラシールを備えるタービン燃焼器14のライナ62に当接することができ、それによって、燃料ノズル組立体18中の隣接する燃料ノズル68の間で、シールの作用および振動の減衰が向上し、かつ燃焼器キャップ組立体52にわたる加圧空気30の不要な漏れが減少する。また、個々のセクタ組立体間のフラシールによって、燃料ノズル68間でずれを許容し、かつ公差を大きくすることができる。
図3は、燃料ノズル組立体18および燃焼器キャップ組立体52の斜視図であり、そこでは、燃焼器キャップ組立体52が、個々のセクタ組立体100を含む。上記に述べたように、燃焼器キャップ組立体52は、燃料ノズル68の端部102上に配置され、それによって燃料ノズル68が、タービン燃焼器14の燃焼チャンバ76から分離される。例示する実施形態では、燃料ノズル組立体18は、6つの燃料ノズル68を含む。より具体的には、燃料ノズル組立体18は、中心の燃料ノズル104と、中心の燃料ノズル104のまわりに配置される5つの周辺部の燃料ノズル106とを含む。しかし、燃料ノズル組立体18の他の実施形態は、他の数(たとえば、4、5、7、8またはそれより大きい)の燃料ノズル68を含むことができ、周辺部の燃料ノズル106が、中心の燃料ノズル104を囲繞している。
図に示すように、燃料ノズル組立体18の周辺部の燃料ノズル106のそれぞれが、周辺部の燃料ノズル106のそれぞれの、それぞれの端部102のまわりに配置されるそれぞれの個々のセクタ組立体100を含む。さらに、個々のセクタ組立体100のそれぞれが、同様の「パイ形状の(pie−shaped)」または「くさび形状の」構成を有する。このように、個々のセクタ組立体100は、集合して燃焼器キャップ組立体52を形成することができる。より具体的には、各周辺部の燃料ノズル106のまわりに配置される各個々のセクタ組立体100は、周辺部の燃料ノズル106の個々の、それが隣接するセクタ組立体100に当接する。さらに、各個々のセクタ組立体100は、中心の燃料ノズル104に当接する。上記に述べたように、また、各個々のセクタ組立体100は、タービン燃焼器14のライナ62に当接する。このように、各個々のセクタ組立体100の周辺部全体は、別の表面に当接する。さらに、個々のセクタ組立体100のそれぞれの間の界面が、フラシール108を含むことができる。すなわち、個々のセクタ組立体100は、フラシール108を含むことができ、それによって互いの間の界面および接触が向上する。同様に、個々のセクタ組立体100は、フラシール108を含むことができ、それによって中心の燃料ノズル104との界面および接触が向上する。また、フラシール108によって、燃料ノズル組立体18中の燃料ノズル68の間の減衰作用および位置合わせを向上させることができる。また、フラシール108によって、燃料ノズル68の間でいくらかの動き、熱膨張、収縮などを可能にすることができる。さらに、例示する実施形態がフラシール108を示しているが、燃焼器キャップ組立体52の他の実施形態は、リーフシール(leaf seal)、ブラシシール(brush seal)、メタルクロスシール(metal cloth seal)、スプリングシール(spring seal)など、他のタイプのシールを含むことができる。
以下でさらに詳細に議論するように、各個々のセクタ組立体100は、冷却空気流84を受け入れるように構成される。たとえば、冷却空気流84は、空気流路74からの加圧空気31または別のソースからの冷却空気とすることができ、それは、圧力を、加圧空気31と異なるように(たとえば、より高く)することができる。たとえば、冷却空気流84は、コンプレッサ放出部56からの加圧空気30とすることができる。各個々のセクタ組立体100が冷却空気流84を受け入れたとき、冷却空気流84は、個々のセクタ組立体100のそれぞれの前部プレート112を通過する。このように、冷却空気流84は、個々のセクタ組立体100および燃焼器キャップ組立体52を冷却することができる。個々のセクタ組立体100および燃焼器キャップ組立体52を冷却することによって、燃焼チャンバ76とタービン燃焼器14のヘッドエンド54の間の温度勾配を低下させることができ、それによって燃料ノズル組立体18および燃料ノズル68に対する低サイクル疲労および摩耗を減少させることができる。さらに、燃料ノズル組立体18のいくつかの実施形態は、ダイナミックスプレート114を含むことができる。ダイナミックスプレート114は、燃料ノズル組立体18のまわりで燃焼器キャップ組立体52の上流に配置される。理解されることになるように、ダイナミックスプレート114、燃焼器キャップ組立体52、ダイナミックスプレート114を囲繞するライナ62、燃焼器キャップ組立体52および燃料ノズル組立体18の間のボリューム116を調整するために、ダイナミックスプレート114は、燃料ノズル組立体18に沿って調節することができる。ボリューム116を増加させる、または減少させるにつれて、タービン燃焼器14のヘッドエンド54中で減衰させる、または弱くする燃焼ダイナミックスの周波数を調節することができる。
図4は、周辺部の燃料ノズル106の1つの端部102に搭載され、そのまわりに配置される個々のセクタ組立体100の実施形態の斜視図である。いくつかの実施形態では、個々のセクタ組立体100は、溶接継ぎ手または他の固定継ぎ手によって、周辺部の燃料ノズル106に搭載することができる。その結果として、個々のセクタ組立体100は、周辺部の燃料ノズル106に固定される。さらに、個々のセクタ組立体100および周辺部の燃料ノズル106が、タービン燃焼器14内に装着されたとき、個々のセクタ組立体100は、周辺部の燃料ノズル106に対して移動することができない恐れがある。
上記に述べたように、個々のセクタ組立体100は、前部プレート112を有し、それは、タービン燃焼器14の燃焼チャンバ76に晒される。さらに、個々のセクタ組立体100は、側面120を有し、それらは、個々のセクタ組立体100の外側周辺部を形成する。たとえば、個々のセクタ組立体100は、内側半径方向の側面または表面122(たとえば、アーチ型表面)、外側半径方向の側面または表面124(たとえば、アーチ型表面)および横方向の側面または表面126(たとえば、収束する、または放射状に広がる表面)を含む。燃料ノズル組立体18(たとえば、中心の燃料ノズル104および周辺部の燃料ノズル106)および燃焼器キャップ組立体52(たとえば、個々のセクタ組立体100)が組み立てられたとき、各個々のセクタ組立体100のそれぞれの内側半径方向の表面122は、中心の燃料ノズル104に当接する。さらに、横方向の表面126は、隣接する個々のセクタ組立体100のそれぞれの横方向の表面126に当接し、外側半径方向の表面124は、タービン燃焼器14のライナ62に当接する。上記に述べたように、側面120(たとえば、内側半径方向の表面122、外側半径方向の表面124および横方向の表面126)は、それぞれ、1つまたは複数のフラシール108を含むことができる。フラシール108は、側面120とそれぞれの表面との間の界面を向上させるように働き、それらは、側面120に当接する。具体的には、フラシール108は、シール作用を向上させ、さらにまた熱膨張または収縮など、いくらか動くことができるようにする。さらに、フラシール108は、燃料ノズル組立体18中の燃料ノズル間で位置合わせを向上させることができ、さらにまた燃焼ダイナミックスまたは他のソースと関連する振動を減衰させるように役立つことができる。
上記に述べたように、個々のセクタ組立体100は、冷却空気流84を受け入れるように構成され、それは、空気流路からの加圧空気31、コンプレッサ放出部56からの加圧空気30または他の高圧空気流(たとえば、その圧力が加圧空気30より高い)とすることができる。より具体的には、個々のセクタ組立体100の外側半径方向の表面124は、以下で述べるような方法で、冷却空気流84を受け入れるように構成される1つまたは複数の開口128を含む。一実施形態では、冷却空気流84は、矢印130によって示すように、側面120、前部プレート112および周辺部の燃料ノズル106によって形成される個々のセクタ組立体100のキャビティ(たとえば、図5に示すキャビティ148)に流入する。したがって、冷却空気流84は、矢印134によって示すように、前部プレート112中に形成される開口132を通過する。このように、冷却空気流84は、個々のセクタ組立体100および燃焼器キャップ組立体52を冷却することができる。さらに、冷却空気流84は、空気流路74を通ってボリューム116に流入することができ、そこから、冷却空気流84は、個々のセクタ組立体100の背面135(たとえば、前部プレート112に対向する側面)から個々のセクタ組立体100のキャビティに入ることができる。個々のセクタ組立体100および燃焼器キャップ組立体52を冷却することによって、燃焼チャンバ76とタービン燃焼器14のヘッドエンド54との間の熱勾配は、低下させることができ、それによって燃料ノズル組立体18および燃料ノズル68に対する熱応力および摩耗を減少させることができる。
さらにまた、いくつかの実施形態では、個々のセクタ組立体100は、後部プレート136(たとえば、前部プレート112に対向する)を含むことができる。後部プレート136を追加すると、個々のセクタ組立体100のキャビティを実質的に密封することができる。このように、前部プレート112の開口132を通過する冷却空気流84の圧力は、高めることができ、それによって、前部プレート112にわたる圧力低下をさらに大きくすることができる。理解されることになるように、前部プレート112の開口132を通過する冷却空気流84の高められた圧力は、タービン燃焼器14の燃焼チャンバ76内に生成される燃焼ダイナミックスの作用を低下させることに役立つことができる。さらに、個々のセクタ組立体100内の冷却空気流84の高められた圧力は、前部プレート112の開口132を通過する冷却空気流84の流速を速めることができ、それによって、個々のセクタ組立体100および燃焼器キャップ組立体52の冷却作用を増強し、熱応力を減少させる。
図5は、周辺部の燃料ノズル106に個々のセクタ組立体100を搭載する構成を示す、個々のセクタ組立体100を備える周辺部の燃料ノズル106の実施形態の軸方向横断面図である。さらに、例示する実施形態は、キャビティ148を示し、それは、冷却空気流84がそれらに流入することができる(たとえば、空気流路74から)個々のセクタ組立体100および周辺部の燃料ノズル106によって形成される。個々のセクタ組立体100は、いくつかのブラケット150によって周辺部の燃料ノズル106に搭載される。例示する実施形態では、ブラケット150は、A字形状の構成を有する。しかし、他の実施形態は、他の構成を有するブラケット150を有することができる。
図に示すように、第1のブラケット152が、個々のセクタ組立体100の内側半径方向の表面122を周辺部の燃料ノズル106と結合する。同様に、第2のブラケット154が、個々のセクタ組立体100の外側半径方向の表面124を周辺部の燃料ノズル106と結合し、第3のブラケット156が、個々のセクタ組立体100の横方向表面126の一方を周辺部の燃料ノズル106と結合し、そして第4のブラケット158が、個々のセクタ組立体100の他方の横方向表面126を周辺部の燃料ノズル106と結合する。上記に述べたように、個々のセクタ組立体100は、周辺部の燃料ノズル106に取り付けられて固定される。たとえば、ブラケット150のそれぞれを、溶接継ぎ手160によって、周辺部の燃料ノズル106および個々のセクタ組立体100のそれぞれの側面120に固定することができる。他の実施形態では、ブラケット150は、ろう付け継ぎ手、ボルト、リベットなどの他の方法によって、周辺部の燃料ノズル106に固定することができる。個々のセクタ組立体100が、周辺部の燃料ノズル106に取り付けられて固定されるので、燃焼器キャップ組立体52は、ピストンリングおよび/または浮カラーを含むことができない恐れがある。言い換えると、個々のセクタ組立体100は、それが支持される燃料ノズル106に対して移動しない、または浮かばない。
図6は、周辺部の燃料ノズル106に搭載され、タービン燃焼器14のヘッドエンド54内に装着される個々のセクタ組立体100の実施形態の概略図である。具体的には、例示する実施形態は、周辺部の燃料ノズル106、およびタービン燃焼器14のライナ62と整合する外側半径方向の表面124と結合される個々のセクタ組立体100の前部プレート112を示す。上記に述べたように、冷却空気流84(たとえば、加圧空気30、加圧空気31または他の空気流)は、個々のセクタ組立体100のキャビティ148に流入し、その後、前部プレート112の開口132を通過し、それによって個々のセクタ組立体100、燃焼器キャップ組立体52および周辺部の燃料ノズル106が冷却される。以下で述べるように、冷却空気流84は、様々な経路を通って(たとえば、空気流路180、ギャップ217およびボリューム218を通って、空気流入口214を通ってなど)個々のセクタ組立体100のキャビティ148に流入することができる。
上記に述べたように、動作の際、周辺部の燃料ノズル106(たとえば、燃料ノズル68)は、アニュラス60からの加圧空気31を燃料供給部70から供給される燃料72と混ぜ合わせて、タービン燃焼器14の燃焼チャンバ76内で燃焼させるための空気/燃料混合物を形成する。たとえば、周辺部の燃料ノズル106は、ライナ62とタービン燃焼器14の流れスリーブ64との間でアニュラス60と動作可能に結合される空気流路180から加圧空気31を受け入れることができる。図に示すように、空気流路180は、第1の部分182および第2の部分184を含み、第1の部分182および第2の部分184は、動作可能に互いに結合される。空気流路180の第1の部分182は、タービン燃焼器14の外壁186(たとえば、ヘッドエンドのケーシング)および内壁188(たとえば、ヘッドエンドのスリーブ)によって画定される。空気流路180の第2の部分184は、周辺部の燃料ノズル106の外側シェル190(たとえば、燃料ノズル68、106の燃焼室チューブ)および内側シェル192(たとえば、中心の燃料供給導管)によって画定される。矢印194によって示すように、加圧空気31は、アニュラス60から、まず空気流路180の第1の部分182を通って上流方向に、次いで空気流路180の第2の部分184を通って下流方向に流れる。その後、加圧空気31は、周辺部の燃料ノズル106の旋回羽根196のまわりを流れる。上記に述べたように、燃料72は、加圧空気31中に旋回羽根196を通じて放出される。具体的には、燃料72は、矢印200によって示すように、周辺部の燃料ノズル106の内側シェル192(たとえば、中心の燃料供給導管)内の燃料経路198を下って流れる。燃料72は、矢印202によって示すように、燃料経路198から旋回羽根196中に進み、そして矢印206によって示すように、旋回羽根196中の燃料ポート204を通じて旋回羽根196から流出する。燃料72は、加圧空気31と混合されて空気/燃料混合物を生成する。空気/燃料混合物は、矢印208によって示すように、燃焼チャンバ76に向かって下流に流れる。
上記に述べたように、燃焼器キャップ組立体52の個々のセクタ組立体106は、燃料ノズル組立体18の周辺部の燃料ノズル106と結合される。図に示すように、個々のセクタ組立体100は、冷却空気流路210から矢印209によって示す冷却空気流84を受け入れることができる。たとえば、例示する実施形態では、冷却空気流路210は、タービン燃焼器14の流れスリーブ64およびタービン燃焼器14のケーシング212によって形成される。上記に述べたように、冷却空気流84は、コンプレッサ放出部54から供給される加圧空気30とすることができる。他の実施形態では、冷却空気流84は、別のソースから供給することができる。さらに、冷却空気流84は、その圧力を、ライナ62および流れスリーブ64を通って流れる(たとえば、矢印194によって示す)加圧空気31より高くすることができる。
矢印209によって示す冷却空気流84は、外側半径方向の表面124中の開口128を通って、冷却空気流路210と動作可能に結合される冷却空気の流入口214から個々のセクタ組立体100のキャビティ148に入る。例示する実施形態は、単一の冷却空気の流入口214を示しているが、他の実施形態は、それより多い冷却空気の流入口214を含むことができる。たとえば、個々のセクタ組立体100は、2、3、4、5、6、7、8またはそれより多い冷却空気の流入口214を有することができる。同様に、燃焼器キャップ組立体52の他の個々のセクタ組立体100は、冷却空気流84を各個々のセクタ組立体100のそれぞれのキャビティ148に流入させるように構成される、単一または多重の冷却空気の流入口214を含むことができる。キャビティ148は、矢印209によって示す冷却空気流84を冷却空気の流入口214から受け入れ、そして矢印216によって示すように、冷却空気流84を上流方向に個々のセクタ組立体100の前部プレート112に向けて導く。さらに、冷却空気84は、前部プレート112中の開口132に向けて導かれる。例示する実施形態では、開口132は、直線の穴である。しかし、以下で議論するように、前部プレート112の他の実施形態は、角度を付けた穴である開口132を有することができる。冷却空気流84が、開口132を通過するとき、空気流84は、前部プレート112、個々のセクタ組立体100および燃焼器キャップ組立体52を冷却するように役立つ。
例示する実施形態では、また、個々のセクタ組立体100のキャビティ148は、上記に述べたように、空気流路180を通って流れる加圧空気31を受け入れることができる。具体的には、加圧空気31は、矢印220によって示すように、周辺部の燃料ノズル106の外側シェル190(たとえば、燃焼室チューブ)と内壁188(たとえば、ヘッドエンドのスリーブ)の間のギャップ217を通ってボリューム218に流入することができる。ボリューム218から、矢印220によって示す加圧空気30は、個々のセクタ組立体100のキャビティ148中に進むことができる。上記に述べたように、タービン燃焼器14のヘッドエンド54は、ダイナミックスプレート114を含むことができる。図に示すように、ダイナミックスプレート114は、周辺部の燃料ノズル106の外側シェル190(たとえば、燃焼室チューブ)と内壁188(たとえば、ヘッドエンドのスリーブ)の間に配置され、そしてボリューム218のサイズを調節するために移動させることができる。ボリューム218のサイズが調節されるにつれて、タービン燃焼器14のヘッドエンド54内で減衰される振動の周波数および圧力の変動を変えることができる。
上記に述べたように、個々のセクタ組立体100は、周辺部の燃料ノズル106にしっかりと取り付けられる。具体的には、個々のセクタ組立体100の内側周辺部223は、周辺部の燃料ノズル106の外側シェル190(たとえば、燃焼室チューブ)に取り付けられて固定される。例示する実施形態では、内側周辺部223は、溶接継ぎ手224によって外側シェル190に固定される。理解されることになるように、多重の溶接継ぎ手224は、外側シェル190に内側周辺部223を固定するために使用することができる。他の実施形態では、内側周辺部223は、ブラケット150、ろう付け、ボルト止め、リベット止めなどの他の方法によって、周辺部の燃料ノズル106の外側シェル190に取り付けられて固定することができる。
さらに、フラシール108は、個々のセクタ組立体100とタービン燃焼器14のライナ62および外壁188との間に配置される。フラシール108は、多くの機能を果たす。たとえば、フラシール108は、加圧空気31および/または冷却空気流84が個々のセクタ組立体100、ライナ62および外壁186の間から燃焼チャンバ76中に漏れ出さないように実質的に封鎖することができる。さらに、フラシール108は、タービン燃焼器14のヘッドエンド54内の燃料ノズル組立体18および燃焼器キャップ組立体52の公差およびずれをそれほど厳格なものにしないことができる。言い換えると、フラシール108によって、燃料ノズル68の熱膨張および/または収縮など、いくらかの動きができるようにすることができる。さらにまた、フラシール108によって、燃料ノズル68間において、かつタービン燃焼器のヘッドエンド54内で燃焼ダイナミックスと関連する振動をさらに良く減衰させることができるようにすることができる。実際、フラシール108のばね定数は、燃料ノズル68間において、かつタービン燃焼器14のヘッドエンド54内の減衰作用を調節するために選択することができる。さらにまた、フラシール108は、燃料ノズル組立体18および燃焼器キャップ組立体52の装着を簡単化することができる。
例示する実施形態では、個々のセクタ組立体100の外側半径方向の表面124は、第1のフラシール108、226を含む。図に示すように、第1のフラシール226は、タービン燃焼器14の内壁188(たとえば、ヘッドエンドのスリーブ)と整合するように構成される。同様に、タービン燃焼器14のライナ62は、個々のセクタ組立体100の外側半径方向の表面124と整合するように構成される第2のフラシール108、228(たとえば、反転されたフラシール)を含む。しかし、他の実施形態では、タービン燃焼器14の内壁188は、個々のセクタ組立体100の外側半径方向の表面124と整合するように構成されるフラシール108、226(たとえば、反転したフラシール)を含むことができる。同様に、いくつかの実施形態では、個々のセクタ組立体100の外側半径方向の表面124は、タービン燃焼器14のライナ62と整合するように構成されるフラシール108、228を含むことができる。
図7は、周辺部の燃料ノズル106に搭載され、タービン燃焼器14のヘッドエンド54内に装着される個々のセクタ組立体100の実施形態の概略図である。例示する実施形態は、図6に示す実施形態と同様の要素を含み、要素数が同様である。しかし、例示する実施形態では、個々のセクタ組立体100のキャビティ148は、冷却空気流84として、矢印194によって示す加圧空気31を受け入れる。言い換えると、個々のセクタ組立体100は、冷却空気の流入口214(たとえば、そこでは、冷却空気流84が加圧空気30または他の空気流である)から冷却空気流84を受け入れない。たとえば、加圧空気31は、上記で詳細に議論したように、アニュラス60から空気流路180を通り、ギャップ217を通り、ボリューム218を通り、そしてキャビティ148中に個々のセクタ組立体100の背面135を通って流れて、個々のセクタ組立体100のキャビティ148に到達することができる。
さらに、または代替実施形態として、加圧空気31は、個々のセクタ組立体100の外側半径方向の表面124の開口128を通ってキャビティ148に流入することができる。すなわち、加圧空気31は、空気流路180、ギャップ217およびボリューム218を通過して個々のセクタ組立体100の背面135に到達する代わりに、またはそれに加えて、加圧空気31は、外側半径方向の表面124の開口128を通ってキャビティ148に流入することができる。図に示すように、加圧空気31は、矢印221によって示すように、ライナ62中の開口222を通過することができる。いくつかの実施形態では、開口222は、タービン燃焼器14の内壁188(たとえば、ヘッドエンドのスリーブ)中に形成することができる。しかし、タービン燃焼器14の他の実施形態は、開口222を含むことができない場合がある。さらに、個々のセクタ組立体100の例示する実施形態は、1つのフラシール108を含む。具体的には、個々のセクタ組立体100は、第2のフラシール228を含むが、図6に示す第1のフラシール226を含まない。
図8は、周辺部の燃料ノズル106に搭載され、タービン燃焼器14のヘッドエンド54内に装着される個々のセクタ組立体100の実施形態の概略図である。例示する実施形態は、図6に示す実施形態と同様の要素を含み、要素数が同様である。さらに、個々のセクタ組立体100の例示する実施形態は、後部プレート136を含み、それは、溶接継ぎ手240によって、周辺部の燃料ノズル106の外側シェル190(たとえば、燃焼室チューブ)に固定することができる。このように、個々のセクタ組立体100のキャビティ148は、燃料ノズル68、106に対して実質的に密封される、および/またはシールされる。すなわち、キャビティ148は、周辺部の燃料ノズル106の前部プレート112、後部プレート136、横方向の側面126、外側半径方向の表面124、内側半径方向の表面122および外側シェル190(たとえば、燃焼室チューブ)によって実質的に密封される。その結果として、個々のセクタ組立体100内で、冷却空気流84の高められた圧力を維持する、または高めることができる。上記に述べたように、冷却空気流84は、その圧力を、アニュラス60および空気流路180を通って流れる加圧空気30より高くすることができる。その結果として、実質的に密封される個々のセクタ組立体100は、加圧空気30(たとえば、上記に述べたように、ボリューム218内で流れる)がキャビティ148内でより高圧の冷却空気流84と混合されないように、封鎖することができる。このように、冷却空気流84は、個々のセクタ組立体100内で高められた圧力を維持することができ、それによって、燃焼器キャップ組立体52および燃料ノズル組立体18がさらに良く冷却され、個々のセクタ組立体100の前部プレート112にわたる圧力低下がさらに高められる。
図9および10は、周辺部の燃料ノズル106に搭載される個々のセクタ組立体100の前部プレート112の実施形態の概略図である。たとえば、図9は、個々のセクタ組立体100の前部プレート112を示し、そこでは、前部プレート112中の開口132が、角度を付けた穴である。いくつかの実施形態では、角度を付けた穴である開口132を有する前部プレート112は、吹き出しプレートとして働くことができる。図10に、2つの前部プレート112(たとえば、第1の前部プレート280および第2の前部プレート282)を有する個々のセクタ組立体100の実施形態を示す。図に示すように、2つの前部プレート112のそれぞれが、矢印270によって示す冷却空気流84を、矢印134によって示すように、キャビティ148から燃焼チャンバ76に流すように構成される開口132を有する。たとえば、第1の前部プレート280は、衝突プレートとすることができ、第2の前部プレート282は、吹き出しプレートとすることができる。すなわち、第1の前部プレート280は、第2の前部プレート282に、矢印270によって示す冷却空気流84を衝突させることができる。
上記で詳細に述べたように、開示する実施形態は、タービン燃焼器14用の燃焼器キャップ組立体52を対象とする。より具体的には、開示した実施形態は、燃料ノズル組立体18の燃料ノズル68に搭載される複数の個々のセクタ組立体100を含む。たとえば、いくつかの実施形態では、燃料ノズル組立体18は、中心の燃料ノズル104のまわりに配置される周辺部の燃料ノズル106を含む。周辺部の燃料ノズル106は、それぞれ、それぞれの周辺部の燃料ノズル106に搭載される個々のセクタ組立体100を含むことができる。さらに、個々のセクタ組立体100は、個々のセクタ組立体100の外側周辺部全体が、互いに(たとえば、隣接する個々のセクタ組立体100に)、中心の燃料ノズル106に、および燃料ノズル組立体18を囲繞するライナ62に当接することができるようにする形状を有することができる。いくつかの実施形態では、個々のセクタ組立体100は、個々のセクタ組立体100と囲繞する構成要素(たとえば、隣接する個々のセクタ組立体100、中心の燃料ノズル106およびタービン燃焼器14のライナ62)との間の界面を向上させるために、フラシール108をさらに含む。このように、個々のセクタ組立体100は、燃料ノズル組立体18とタービン燃焼器14の燃焼チャンバ76との間で実質的に連続する燃焼器キャップ組立体52を形成することができる。さらに、フラシール108は、タービン燃焼器14のヘッドエンド54内で減衰させる、公差を補う、たとえば燃料ノズル68の熱膨張または収縮などの動きを可能にする、および/または燃焼器キャップ組立体52にわたって空気漏れを減少させるように構成することができる。さらに、個々のセクタ組立体100は、冷却空気流84を受け入れるように構成され、それは、高圧冷却空気流とすることができる。たとえば、冷却空気流84は、ライナ62と燃焼器14の流れスリーブ64との間のアニュラス60からの加圧空気31、またはコンプレッサ放出部のケース56からの加圧空気30とすることができる。このように、タービン燃焼器14の燃焼器キャップ組立体52は、冷却作用を向上させ、燃焼ダイナミックスの不要な作用を低下させることができる。さらに、いくつかの実施形態では、個々のセクタ組立体100は、実質的に密封することができ、それによって、各個々のセクタ組立体100が受け入れる冷却空気流84の圧力を高め、さらに燃焼器キャップ組立体52をもっと良く冷却する。
この書面による明細書は、本発明を開示するために、かつ、また、当業者が、いずれもの装置またはシステムを製造し使用する、およびいずれもの組み込まれた方法を実施することを含む、本発明を実施することをできるようにするために、最良の形態を含む実施例を使用している。本発明の特許性がある範囲は、請求項によって定義され、当業者に思い浮かぶ他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例は、それらが請求項の文字通りの意味と違わない構造上の要素を有する場合、またはそれらが請求項の文字通りの意味と実質的な差が無い同等の構造上の要素を含む場合、請求項の範囲内に含まれるものと意図される。
10 ガスタービンシステム
12 コンプレッサ
14 タービン燃焼器
16 タービン
18 燃料ノズル組立体
20 燃焼ガス
22 シャフト
24 排気口
26 負荷
28 空気吸気口
30 加圧空気
31 減圧された空気、加圧空気
52 燃焼器キャップ組立体
54 ヘッドエンド
56 コンプレッサ放出部
58 矢印
59 衝突穴
60 アニュラス
62 ライナ
64 流れスリーブ
66 端部プレート
68 燃料ノズル
70 燃料供給部
72 燃料
74 空気流路
76 燃焼チャンバ
78 方向
80 尾筒
82 矢印
84 冷却空気流
100 セクタ組立体
102 端部
104 中心の燃料ノズル
106 周辺部の燃料ノズル
108 フラシール
112 前部プレート
114 ダイナミックスプレート
116 ボリューム
120 側面
122 内側半径方向の側面または表面
124 外側半径方向の側面または表面
126 横方向の側面または表面
128 開口
130 矢印
132 開口
134 矢印
135 背面
136 後部プレート
148 キャビティ
150 ブラケット
152 第1のブラケット
154 第2のブラケット
156 第3のブラケット
158 第4のブラケット
160 溶接継ぎ手
180 空気流路
182 第1の部分
184 第2の部分
186 外壁
188 内壁
190 外側シェル
192 内側シェル
194 矢印
196 旋回羽根
198 燃料経路
200 矢印
202 矢印
204 燃料ポート
206 矢印
208 矢印
209 矢印
210 冷却空気流路
212 ケーシング
214 冷却空気の流入口
216 矢印
217 ギャップ
218 ボリューム
220 矢印
221 矢印
222 開口
223 内側周辺部
224 溶接継ぎ手
226 第1のフラシール
228 第2のフラシール
240 溶接継ぎ手
270 矢印
280 第1の前部プレート
282 第2の前部プレート

Claims (20)

  1. システムであって、
    タービン燃焼器を含み、前記タービン燃焼器は、
    複数の燃料ノズルと、
    前記複数の燃料ノズルを支持する複数の個々のセクタを含む燃焼器キャップ組立体であって、前記複数の個々のセクタの各セクタが、前記複数の燃料ノズルのそれぞれの燃料ノズルに取り付けられて固定され、前記複数の個々のセクタの各セクタが、前記それぞれの燃料ノズルを囲繞する実質的に密封されるキャビティを有する、燃焼器キャップ組立体とを含む、システム。
  2. 前記複数の燃料ノズルは、前記タービン燃焼器の中心軸のまわりに配置される複数の周辺部の燃料ノズルを含み、
    各周辺部の燃料ノズルは、前記複数の個々のセクタの1つに取り付けられて固定される、請求項1記載のシステム。
  3. 前記複数の燃料ノズルは、中心の燃料ノズルのまわりに配置される前記複数の周辺部の燃料ノズルを含む、請求項2記載のシステム。
  4. 前記複数の個々のセクタの各セクタの前記実質的に密封されるキャビティは、冷却空気流を送るように構成される冷却剤流入口および冷却剤流出口を有する、請求項1記載のシステム。
  5. 前記複数の個々のセクタの各セクタが、前記タービン燃焼器の燃焼チャンバと向かい合う前部プレートを有し、
    前記前部プレートは、前記冷却剤流出口を有する、請求項4記載のシステム。
  6. 前記複数の個々のセクタの各セクタが、前記タービン燃焼器のライナに当接する、請求項1記載のシステム。
  7. 前記複数の個々のセクタの各セクタと前記タービン燃焼器の前記ライナとの間に配置される少なくとも1つのフラシールを含む、請求項6記載のシステム。
  8. 前記複数の個々のセクタの各セクタが、前記複数の燃料ノズルの中心の燃料ノズルに当接する、請求項1記載のシステム。
  9. 前記複数の個々のセクタの各セクタと前記中心の燃料ノズルとの間に配置される少なくとも1つのフラシールを含む、請求項8記載のシステム。
  10. 前記複数の個々のセクタの各セクタが、くさび形状の外側周辺部を含み、
    前記複数の個々のセクタの各セクタが、前記複数の個々のセクタの少なくとも2つの隣接するセクタに当接し、
    少なくとも1つのフラシールが、前記複数の個々のセクタの互いに当接するセクタの各ペアの間に配置される、請求項1記載のシステム。
  11. 前記複数の個々のセクタの各セクタが、第1の前部プレートおよび第2の前部プレートを含み、
    前記複数の個々のセクタの各セクタが、冷却空気流を受け入れて、前記冷却空気流を前記第1および第2の前部プレートの開口を通じて導くように構成され、
    前記第1の前部プレートは、前記第2の前部プレートに、前記冷却空気流を衝突させるように構成される、請求項1記載のシステム。
  12. 前記タービン燃焼器を有するタービンエンジンを含む、請求項1記載のシステム。
  13. システムであって、
    第1の燃料ノズルと、
    複数の個々のセクタと互いに嵌合して、タービン燃焼器の燃焼器キャップ組立体を形成するように構成される第1の個々のセクタであって、前記第1の個々のセクタは、前記第1の燃料ノズルに取り付けられて固定され、前記第1の個々のセクタは、前記第1の燃料ノズルを囲繞する第1の実質的に密封されるキャビティを含み、前記第1の実質的に密封されるキャビティは、冷却空気流を受け入れるように構成される、第1の個々のセクタとを含む、システム。
  14. 前記第1の個々のセクタは、くさび形状の外側周辺部を含み、
    前記第1の燃料ノズルは、円形の外側周辺部を有し、
    前記第1の個々のセクタは、前記第1の燃料ノズルに前記くさび形状の外側周辺部を備え付けるように、前記円形の外側周辺部を囲繞する、請求項13記載のシステム。
  15. 前記第1の個々のセクタは、前記タービン燃焼器の燃焼チャンバに向かい合うように構成される前部プレートを有し、
    前記前部プレートは、前記冷却空気流を前記燃焼チャンバ中に送るための複数の冷却流出口を有する、請求項14記載のシステム。
  16. 前記第1の燃料ノズルは、少なくとも1つの旋回羽根を有する空気導管を含み、
    前記第1の燃料ノズルは、燃料流を、前記空気導管を通過する空気流中に送り出すように構成される少なくとも1つの燃料流出口を含む、請求項14記載のシステム。
  17. 前記第1の個々のセクタは、少なくとも1つのフラシールを有する外側周辺部を含む、請求項13記載のシステム。
  18. 前記システムは、前記燃焼器キャップ組立体、タービン燃焼器またはタービンエンジンを含み、前記第1の燃料ノズルおよび前記第1の個々のセクタを有する、請求項13記載のシステム。
  19. システムであって、
    複数の個々のセクタと互いに嵌合して、タービン燃焼器の燃焼器キャップ組立体を形成するように構成される第1の個々のセクタであって、前記第1の個々のセクタは、複数の燃料ノズルの第1の燃料ノズルと結合して固定されるように構成され、前記第1の個々のセクタは、前記第1の燃料ノズルを囲繞するように構成される第1の実質的に密封されるキャビティを含み、前記第1の実質的に密封されるキャビティは、冷却空気流を受け入れるように構成される、第1の個々のセクタを含む、システム。
  20. 前記複数の個々のセクタを含む前記燃焼器キャップ組立体を含み、
    前記複数の個々のセクタの各セクタが、前記複数の燃料ノズルのそれぞれの燃料ノズルの円形の外側周辺部を囲繞するように構成されるくさび形状の外側周辺部および円形の内側周辺部を含む、請求項19記載のシステム。
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