JP2013241197A - Cap - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、比較的粘度の高い内容物または嫌気性を有する内容物が充填される容器の容器口部に装着されるキャップに関するものである。 The present invention relates to a cap attached to a container mouth of a container filled with a relatively high viscosity content or an anaerobic content.
上述した内容物の使用後、容器内の密閉状態を維持できず容器内に空気が入ると、内容物が乾燥しその劣化を早めるために、容器口部に装着されるキャップには、容器の胴部を圧搾して、容器に内圧を加え適量の内容物を通過させて使用した直後、使用者が手で操作することなく容器内を密閉するものが要求されている。 After the use of the above-mentioned contents, if the sealed state in the container cannot be maintained and air enters the container, the cap is attached to the container mouth portion in order to dry the contents and accelerate its deterioration. Immediately after the body part is squeezed and an internal pressure is applied to the container to pass an appropriate amount of contents, the container is required to be sealed without a manual operation by the user.
そこで、特許文献1には、容器の容器口に嵌合する弁装置に、液体導出孔を開閉する弁体と共にコイルスプリング(一般には金属製)を設け、容器の腹部を圧搾して、容器内を加圧し、弁体を上方に移動させ液体導出孔を開放すると共に、使用後はスプリングの付勢力により弁体を下方に移動させ液体導出孔を閉塞する弁装置が開示されている。 Therefore, in Patent Document 1, a coil device (generally made of metal) and a valve body that opens and closes a liquid outlet hole are provided in a valve device fitted to a container port of a container, and the abdomen of the container is squeezed to , The valve body is moved upward to open the liquid outlet hole, and after use, the valve body is moved downward by the biasing force of the spring to close the liquid outlet hole.
上述したように、特許文献1の発明ではコイルスプリングの付勢力を利用して弁体を下方に移動させて、使用者が操作することなく内容物が吐出する吐出口を閉塞でき、容器内を密閉しているが、弁体を別体として設けなければならず、その構造が複雑であり、しかも、別体であるコイルスプリングの付勢力を適切に作用させるためには、コイルスプリングを弁体が移動する軸線上に配置して取り付ける必要があり、更に作業効率が低下し、ひいてはコスト増となる虞がある。 As described above, in the invention of Patent Document 1, the valve body is moved downward by using the urging force of the coil spring, and the discharge port through which the content is discharged without the user's operation can be closed. Although it is hermetically sealed, the valve body must be provided as a separate body, its structure is complicated, and in order to properly apply the urging force of the separate coil spring, the coil spring is provided with the valve body. However, there is a possibility that the working efficiency is lowered and the cost is increased.
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で、内容物の使用後、使用者が手で操作することなく容器内を密閉状態に維持できるキャップを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such points, and an object thereof is to provide a cap having a simple structure and capable of maintaining the inside of a container in a sealed state without being operated by a user's hand after use of the contents. And
本発明は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、容器口部に嵌合されるキャップ本体を備えたキャップであって、該キャップ本体は、前記容器口部に連通する吐出通路と、該吐出通路内に嵌合して、吐出孔を有するベース部と、該ベース部上に配置され、前記吐出孔からの内容物の吐出だけを許容する逆止弁と、を備え、該逆止弁は、前記吐出通路内に嵌合される円筒部と、該円筒部の内壁面から間隙を形成するように中心に向かって放射状に延びる弾性変形可能な複数の弾性片と、該各弾性片の先端に一体に接続され、前記吐出孔の吐出方向下流側にあって、該吐出孔を開閉する弁部材とから構成されることを特徴とするものである。
請求項1の発明では、内容物の使用時には、容器の胴部を圧搾して容器に内圧を加えれば、容器の内圧により、逆止弁の各弾性片が屈曲すると共に、弁部材がベース部の吐出孔から離れて適量の内容物が吐出孔から外部に吐出される。一方、容器への内圧が解除されると、逆止弁の各弾性片が復元するために、弁部材がベース部の吐出孔を閉塞して容器内を密閉状態に維持し空気の容器内への流入を防ぐことができる。
As a means for solving the above-mentioned problems, the present invention is characterized in that the invention described in claim 1 is a cap including a cap body that is fitted to a container mouth portion, and the cap body includes the container mouth portion. A discharge passage that communicates with the discharge passage, a base portion that fits into the discharge passage and has a discharge hole, and a check valve that is disposed on the base portion and allows only discharge of the content from the discharge hole; The check valve includes a cylindrical portion fitted in the discharge passage, and a plurality of elastically deformable elastic members extending radially toward the center so as to form a gap from the inner wall surface of the cylindrical portion. It comprises a piece and a valve member which is integrally connected to the tip of each elastic piece and which is downstream of the discharge hole in the discharge direction and opens and closes the discharge hole.
In the invention of claim 1, when the contents are used, if the body portion of the container is squeezed and an internal pressure is applied to the container, the elastic pieces of the check valve are bent by the internal pressure of the container, and the valve member is the base portion. An appropriate amount of content is discharged from the discharge hole to the outside away from the discharge hole. On the other hand, when the internal pressure to the container is released, each elastic piece of the check valve is restored, so that the valve member closes the discharge hole of the base part and keeps the inside of the container in a sealed state, and into the air container Inflow can be prevented.
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明において、前記各弾性片は、前記円筒部の内壁面から前記吐出通路を横切る方向に延びる横弾性片と、該横弾性片の先端から下方に屈曲して延び、前記弁部材に接続される縦弾性片とから構成されることを特徴とするものである。
請求項2の発明では、各弾性片の復元力(弾性力)を、弁部材の吐出孔周辺の弁座への押圧力に容易に置換することができる。
The invention described in
In the invention of
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した発明において、前記各弾性片の上方に設けられ、前記円筒部を内側からガイドすると共に、内容物の吐出の際各弾性片が当接するガイド部を備えることを特徴とするものである。
請求項3の発明では、ガイド部により円筒部を支持できると共に、容器の内圧により内容物が吐出される際、各弾性片の過剰な変形を抑制することができる。
The invention described in
In the invention of
請求項4に記載した発明は、請求項1〜3のいずれかに記載した発明において、前記キャップ本体に被冠される蓋体を備え、該蓋体には、前記キャップ本体の前記吐出通路の上端を閉塞する閉塞部が形成されることを特徴とするものである。
請求項4の発明では、使用後、蓋体をキャップ本体に被せると、キャップ本体の吐出通路の上端が蓋体の閉塞部で閉塞されるので、キャップ本体の吐出通路内への異物の混入を防ぐと共に、容器内を二重で閉塞するために、容器内の密閉状態を確実に維持することができる。
The invention described in
In the invention of
本発明のキャップによれば、内容物の使用後、容器への内圧が解除されると、キャップ本体に備えた逆止弁の各弾性片が復元するために、弁部材がベース部の吐出孔を閉塞して容器内を密閉状態に維持することができる。 According to the cap of the present invention, when the internal pressure to the container is released after the contents are used, each elastic piece of the check valve provided in the cap body is restored. The inside of the container can be maintained in a sealed state.
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係るキャップ1は、図1に示すように、容器2の容器口部3に嵌合されるキャップ本体4と、該キャップ本体4にヒンジ6を介して連結される蓋体5とから構成される。なお、蓋体5はヒンジ6で連結したものでなくてもよい。
図1に示すように、容器2は、例えばチューブ容器など変形し易い容器であり、その内部に比較的粘度の高い内容物または嫌気性を有する内容物が充填される。容器2は、その胴部を圧搾するなどして内圧を加えることで内容物を外部に吐出させるタイプのものである。容器口部3は、円筒状壁部10と、該円筒状壁部10の上端に接続される水平壁部11と、水平壁部11の径方向略中央に設けられた吐出口12とから構成される。円筒状壁部10の外周面には、外方に突設される環状突条13が形成される。また、容器口部3の円筒状壁部11の環状突条13の上部には、回動規制部14が上下方向に延び、周方向に間隔を開けて複数形成される。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, a cap 1 according to an embodiment of the present invention includes a
As shown in FIG. 1, the
キャップ本体4は、円板状の天面部17の外周縁から垂設される円筒状胴部18と、該円筒状胴部18より内側で、天面部17の下面から該円筒状胴部18と同心状に垂設される円筒状嵌合部19と、該円筒状嵌合部19より内側で、該円筒状嵌合部19と同心状に天面部17の下面から垂設される下側筒状壁部35と、該下側筒状壁部35と連通して天面部17の上面から上方に延びる上側筒状吐出部20と、該下側筒状壁部35の内部の吐出通路24内に嵌合して、吐出孔22を有する円板状ベース部21と、該円板状ベース部21上に配置され、吐出孔22からの内容物の吐出だけを許容する逆止弁23とを備えている。
The
円筒状胴部18は、その下端が容器2の肩部に接近する程度の長さに形成される。円筒状嵌合部19の下端内周面には、内方に向かって突設される環状突条30が形成される。また、環状突条30の上方には間隔を開けて回動規制部31が内方に向かって突設されている。該回動規制部31は上下方向に延び、周方向に間隔を開けて複数形成される。円筒状嵌合部19と下側筒状壁部35との間に環状シール部32が設けられる。該環状シール部32は天面部17の下面から環状に垂設され、その下端が容器口部3の水平壁部11の上面に密着される。
The
下側筒状壁部35の内側には、天面部17の下面から下側筒状壁部35と同心状に円筒状ガイド部41が垂設される。円筒状ガイド部41の軸方向の長さは下側筒状壁部35の軸方向の長さよりもはるかに短い。また、上側筒状吐出部20は、天面部17の上面から上方に截頭円錐状に延びる第1上側吐出部36と、該第1上側吐出部36の上端から上方に円筒状に延びる第2上側吐出部37とから構成される。第1上側吐出部36内の開口は上方に向かって漸次縮径される。第2上側吐出部37の上部外周面は、先端に向かって先細りとなるテーパ部39が形成される。第2上側吐出部37の外周面には、テーパ部39の基部の位置に外方に突設される環状突部38が形成される。下側筒状壁部35の下端内周面には環状鍔部40が内方に向かって突設される。そして、上側筒状吐出部20及び下側筒状壁部35の内部が容器口部3からの内容物の吐出通路24となる。
Inside the lower
図1及び図2に示すように、キャップ本体4の下側筒状壁部35の環状鍔部40上に、径方向略中央に円形状で上下方向に貫通される吐出孔22を有する円板状ベース部21が配置される。該円板状ベース部21は環状鍔部40によって支持される。該円板状ベース部21の外径は下側筒状壁部35の内径に一致する。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, a disc having a
図1及び図3示すように、円板状ベース部21上には逆止弁23が配置される。該逆止弁23は、キャップ本体4の下側筒状壁部35の内壁面に当接される円筒部46と、該円筒部46の内壁面から間隙49を形成するように中心に向かって放射状に延びる弾性変形可能な複数の弾性片47と、該各弾性片47の先端に一体に接続され円板状ベース部21に設けた吐出孔22の吐出方向下流側にあって、該吐出孔22を開閉する弁部材48と、該弁部材48が着座する、円板状ベース部21の吐出孔22周りの上面に設けた球面状に凹設された弁座45とから構成される。円筒部46と各弾性片47と弁部材48とは合成樹脂製で一体的に形成される。円筒部46の外径は下側筒状壁部35の内径に一致する。円筒部46は円板状ベース部21上で下側筒状壁部35の内壁面に当接されると共に、該円筒部46の上端部が、下側筒状壁部35の内壁面と円筒状ガイド部41の外壁面との間に挟持される。円筒部46の内壁面の上下方向略中間位置から中心に向かって放射状に複数の弾性片47が延びている。弁部材48を支持する各弾性片47は弾性変形可能である。各弾性片47間に間隙49が設けられる。本実施の形態では、弾性片47は周方向に等間隔で8個形成される。各弾性片47は、円筒部46の内壁面の上下方向略中間から略水平方向に延びる横弾性片50と、横弾性片50の先端から横弾性片50に対して略垂直方向に下方に屈曲して延びる縦弾性片51とからなる側面視略L字状に形成される。各弾性片47の縦弾性片51の下端が円板状の弁部材48の外周上縁に上方から接続される。該弁部材48は、円板状ベース部21の吐出孔22よりも大径に形成される。弁部材48の下端外周縁は、円板状ベース部21の吐出孔22周りの上面に設けた弁座45の形状に対応した球面状に形成される。なお、図3(b)に示すように、弁部材48は、円板状ベース部21の弁座45に着座していない状態では、その全体が円筒部46の下端よりも下方に突出するように構成することが弁圧の関係上好ましい。
As shown in FIGS. 1 and 3, a
図1に示すように、蓋体5は、円板状の天面部53と、該天面部53の外周縁から垂設される円筒状胴部54と、該円筒状胴部54より内側で、天面部53から該円筒状胴部54と同心状に垂設される円筒状嵌合部55と、該円筒状嵌合部55より内側に近接して配置され、該円筒状嵌合部55と同心状に垂設される円筒状閉塞部56とから構成される。円筒状胴部54は円筒状嵌合部55よりも軸方向の長さが長く、円筒状嵌合部55は円筒状閉塞部56よりも軸方向の長さが長く構成される。円筒状嵌合部55の下部内周面には内方に向かって突設する環状突部57が形成される。円筒状閉塞部56は、その外径がキャップ本体4の上側筒状吐出部20の第2上側吐出部37の内径に略一致して、キャップ本体4に蓋体5が被冠されると、蓋体5の円筒状閉塞部56がキャップ本体4の上側筒状吐出部20の第2上側吐出部37の上端内部に嵌合される。
As shown in FIG. 1, the
そして本キャップ1の組立に当っては、まず、キャップ本体4に備えた下側筒状壁部35の吐出通路24内に逆止弁23を嵌合する。すなわち、円筒部46を下側筒状壁部35の内壁面に当接させ、円筒部46の上端部を下側筒状壁部35の内壁面と円筒状ガイド部41の外壁面との間に挟持させる。しかる後、円筒部40の下端を押圧しながら、円板状ベース部21をキャップ本体4の下側筒状壁部35の下端に設けた環状鍔部40上に配置できるように押し込む。すると、逆止弁23の各弾性片47の横弾性片50が吐出通路24を横切る方向に延在すると共に、弁部材48が円板状ベース部21の吐出孔22を塞ぐように弁座45に着座する。この結果、逆止弁23は、円板状ベース21の吐出孔22の吐出方向下流側に配置される。また、着座状態では、逆止弁23の各弾性片47は、図3(b)に示す初期状態よりも、その基部(円筒部46との接続部)が屈曲して横弾性片50がやや斜め上方に延在しているので、弁部材48が、各弾性片47の復元力により弁座45に着座する方向に付勢される状態となる。
In assembling the cap 1, first, the
次に、キャップ本体4に蓋体5を被冠する際には、ヒンジ6を折り曲げて蓋体5をキャップ本体4を上方から覆うように被せる。すると、蓋体5の円筒状嵌合部55に設けた環状突部57が、キャップ本体4の上側筒状吐出部20の第2上側吐出部37に設けた環状突部38を乗り越えるように係合すると共に、蓋体5の円筒状閉塞部56がキャップ本体4の上側筒状吐出部20の第2上側吐出部37の上端内部に緊密に嵌合される。
Next, when the
次に、キャップ本体4を容器口部3に装着する際には、キャップ本体4の円筒状嵌合部19に設けた環状突条30が、容器口部3の円筒状壁部10の外周面に設けた環状突条13を乗り越えるように係合する。その結果、容器口部3側の各回動規制部14、14間にキャップ本体4側の各回動規制部31、31が挿入されて互いの相対的な回転が規制される。また、キャップ本体4の下側筒状壁部35が容器口部3の吐出口12内に緊密に挿入されると共に、キャップ本体4に設けた環状シール部32の下端が容器口部3の水平壁部11の上面に密着される。このようにして、本キャップ1の容器口部3への装着が完了する。
Next, when the
そして、図1の状態から内容物を使用する際には、図4に示すように、まず、蓋体5を開いて、キャップ本体4の上側筒状吐出部20を外部に露出させる。その後、容器2の胴部を圧搾して容器2に内圧を加える。すると、容器2の内圧により、逆止弁23の各弾性片47は、その基部が図1の状態よりもさらに屈曲して、横弾性片50が円筒状ガイド部41の下端に当接するまで回動することで、弁部材48が円板状ベース部21の吐出孔22周辺の弁座45から離れる。この結果、円板状ベース部21の吐出孔22が開放されて、適量の内容物が容器口部3内から円板状ベース部21の吐出孔22及び各弾性片47間の間隙49(図3(a)参照)を経由して外部に吐出される。
一方、容器2への内圧が解除されると、逆止弁23の各弾性片47が復元するために、弁部材48が円板状ベース部21の吐出孔22周辺の弁座45に着座して吐出孔22が閉塞される。この時、逆止弁23の弁部材48は、各弾性片47の復元力により吐出孔22周辺の弁座45に着座する方向に付勢される。この結果、使用直後、使用者が手で操作することなく容器2内を密閉して空気の容器2内への流入を防ぐことができる。
Then, when using the contents from the state of FIG. 1, as shown in FIG. 4, first, the
On the other hand, when the internal pressure to the
その後、ヒンジ6を折り曲げて蓋体5をキャップ本体4を上方から覆うように被せれば、蓋体5の円筒状嵌合部55に設けた環状突部57が、キャップ本体4の上側筒状吐出部20の第2上側吐出部37に設けた環状突部38を乗り越えるように係合すると共に、蓋体5の円筒状閉塞部56がキャップ本体4の上側筒状吐出部20の第2上側吐出部37の上端内部に緊密に嵌合される。この結果、キャップ本体5の吐出通路24内への異物の混入を防ぐと共に、容器2内を二重で閉塞することになる。
Thereafter, when the
以上説明したように、本発明の実施の形態に係るキャップ1では、特に、キャップ本体4は、容器口部3に連通する吐出通路24と、該下側筒状壁部35の吐出通路24内に嵌合して、吐出孔22を有する円板状ベース部21と、該円板状ベース部21上に配置され、吐出孔22からの内容物の吐出だけを許容する逆止弁23とを備え、該逆止弁23は、下側筒状壁部35の吐出通路24内に嵌合される円筒部46と、該円筒部46の内壁面から間隙49を形成するように中心に向かって放射状に延びる弾性変形可能な複数の弾性片47と、該各弾性片47の先端に一体に接続され吐出孔22の吐出方向下流側に配置され、該吐出孔22を開閉する弁部材48とから構成される。これにより、内容物の使用時には、容器2の胴部を圧搾して容器2に内圧を加えれば、容器2の内圧により、逆止弁23の各弾性片47が基部から屈曲すると共に弁部材48が円板状ベース部21の吐出孔22から離れて適量の内容物が吐出孔22から外部に吐出される。一方、容器2への内圧が解除されると、逆止弁23の各弾性片47が復元するために、弁部材48が円板状ベース部21の吐出孔22を塞ぎ容器2内を密閉して空気の容器2内への流入を防ぐことができる。
As described above, in the cap 1 according to the embodiment of the present invention, in particular, the
また、本発明の実施の形態に係るキャップ1では、キャップ本体4に被冠される蓋体5を備え、該蓋体5には、キャップ本体4の上側筒状吐出部20の第2上側吐出部37の上端内部に嵌合する円筒状閉塞部56が形成されるので、使用後、キャップ本体4に蓋体5を被せることで、キャップ本体5の吐出通路24内への異物の混入を防ぐと共に、容器2内を二重で閉塞するために、容器2内の密閉状態を確実にすることができる。
Further, the cap 1 according to the embodiment of the present invention includes a
1 キャップ,2 容器,3 容器口部,4 キャップ本体,5 蓋体,6 ヒンジ,20 上側筒状吐出部,21 円板状ベース部,22 吐出孔,23 逆止弁,24 吐出通路,35 下側筒状壁部,41 円筒状ガイド部,45 弁座,46 円筒部,47 弾性片,48 弁部材,49 間隙 50 横弾性片,51 縦弾性片,56 円筒状閉塞部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cap, 2 Container, 3 Container mouth part, 4 Cap main body, 5 Lid body, 6 Hinge, 20 Upper cylindrical discharge part, 21 Disc-shaped base part, 22 Discharge hole, 23 Check valve, 24 Discharge passage, 35 Lower cylindrical wall portion, 41 cylindrical guide portion, 45 valve seat, 46 cylindrical portion, 47 elastic piece, 48 valve member, 49
Claims (4)
該キャップ本体は、前記容器口部に連通する吐出通路と、
該吐出通路内に嵌合して、吐出孔を有するベース部と、
該ベース部上に配置され、前記吐出孔からの内容物の吐出だけを許容する逆止弁と、を備え、
該逆止弁は、前記吐出通路内に嵌合される円筒部と、該円筒部の内壁面から間隙を形成するように中心に向かって放射状に延びる弾性変形可能な複数の弾性片と、該各弾性片の先端に一体に接続され、前記吐出孔の吐出方向下流側にあって、該吐出孔を開閉する弁部材とから構成されることを特徴とするキャップ。 A cap having a cap body fitted to the container mouth,
The cap body includes a discharge passage communicating with the container mouth portion,
A base portion fitted into the discharge passage and having a discharge hole;
A check valve disposed on the base portion and allowing only discharge of contents from the discharge hole,
The check valve includes a cylindrical portion that is fitted into the discharge passage, a plurality of elastic pieces that are radially deformable and extend radially toward the center so as to form a gap from the inner wall surface of the cylindrical portion, A cap characterized by comprising a valve member that is integrally connected to the tip of each elastic piece and that is downstream of the discharge hole in the discharge direction and opens and closes the discharge hole.
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