JP2013241186A - 開蓋防止機能付き密閉容器 - Google Patents

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JP2013241186A JP2012114248A JP2012114248A JP2013241186A JP 2013241186 A JP2013241186 A JP 2013241186A JP 2012114248 A JP2012114248 A JP 2012114248A JP 2012114248 A JP2012114248 A JP 2012114248A JP 2013241186 A JP2013241186 A JP 2013241186A
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Yoshitaka Matsuda
義孝 松田
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Abstract

【課題】ロック状態を解除しても、樋状の切り残りが発生するようなことがないために衛生的に使用でき、また、蓋の開封や開閉も容易になし得る開蓋防止機能付き密閉容器を提供する。
【解決手段】上端口部の起立壁に、その下端側面からの突部を介して仮巻掛止片が並立に設けられてその間に深溝を有する身と、該深溝に嵌着してその内面で仮巻掛止片と凹凸結合される垂下周壁を有する蓋との組合せからなり、身の突部に薄肉部を介して仮巻掛止片が切り取り可能に接続され、身の仮巻掛止片にそれを切り取る摘みを設け、さらに、身が動揺することなく捉えられ得るように、突部の先端に副摘みを突設し、且つ、身の外周面を真っ直ぐな多数の幅側壁が連続する多角面に形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、プラスチックで成形された身と蓋とからなり、魚介類や山菜等の加工食品を安全に販売するために使用する開蓋防止機能付き密閉容器に関する。
開蓋防止機能付き密閉容器は、消費者において開封されるまで食品の安全性を確保する観点から、流通過程において他人の不正によりまたは不用意に開封されることのないようした蓋付き容器であって、蓋が未開の安全なロック状態において販売されるが、消費者において一旦ロックが解除されると、それ以後、蓋の開閉が支承なく行われる。その一例を図9について説明する。
同図に示すように、従来は、身51と蓋53とのうち、身の上端部に切り取り用として L字形断面の外周L突片57を設けることにより(イ図)、口部起立壁55との間に蓋の垂下周壁59が差し込まれる深溝61を設け、溝内で外周L突片57との凹凸結合により蓋の垂下周壁59の脱出が防止される。
ロック状態を保持する凹凸結合については、身51の外周L突片57にV字形に形成された上下一対の環状凹溝63,64を設け、蓋の垂下周壁59にはそれぞれに対応して環状突条65,66が形成される。そして、ロック解除は、下の環状凹溝64を利用するもので、それに沿って外周L突片57を切り取り得るように摘みが設けられていたから、摘みを引きながら外周L突片57を凹溝64で切り取ると凹凸の結合が無くなり、これでロック状態が解除されるものであった。
しかしながら、上記のような従来の開蓋防止機能付き密閉容器によれば、外周L突片57を切り取ってロック状態を解除すると、その切り残り58が樋状に残存するので(ロ図)、家庭において開封後に汁や汚れがそこに溜まりやすく、また、残った樋内60に蓋の垂下外周壁59が差しに支えるため、蓋の開閉に抵抗となりその開閉操作に支障となることがあった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、ロック状態を解除しても、樋状の切り残りが発生するようなことがないために衛生的に使用でき、また、蓋の開封や開閉も容易になし得る開蓋防止機能付き密閉容器を提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この発明は、上端口部の起立壁に、その下端側面からの突部を介して仮巻掛止片が並立に設けられてその間に深溝を有する身と、該深溝に嵌着してその内面で仮巻掛止片と凹凸結合される垂下周壁を有する蓋との組合せからなり、身の突部に薄肉部を介して仮巻掛止片が切り取り可能に接続され、身の仮巻掛止片にそれを切り取る摘みを設け、さらに、身が動揺することなく捉えられ得るように、突部の先端に副摘みを突設し、且つ、身の外周面を真っ直ぐな多数の幅側壁が連続する多角面に形成したことを特徴とする開蓋防止機能付き密閉容器を提供する。
上記の構成によれば、摘みを取って仮巻掛止片を薄肉部に沿って切り取ると、それと一緒に上下の環状凹溝が無くなることから、蓋を開閉することができるようになり、あとに単に凸部が残るだけである。また。このロック解除操作や、その後の蓋の開閉操作の際には、副摘みを同時に摘み取り、あるいは多角で滑り難い外周に手を掛けて都合よく容器の動きを制御できる。
以上説明したように、この発明の開蓋防止機能付き密閉容器によれば、仮巻掛止帯が全体的に切り取られることにより、ロック状態が解除されることになるため、開封後に樋状の切り残りが発生するような不都合がなく、開封後も衛生的に使用でき、また、切残りに蓋の垂下周壁が支えるということもなく副摘みを取ったり、多角外周に手を掛けたりしながらロック解除操作ばかりか開封後における蓋の開閉も容易になし得るという優れた効果がある。
この発明に係る開蓋防止機能付き密閉容器を一部切り欠いて示す平面図である。 図1のA−A線矢視の拡大断面図である。 B−B線矢視の拡大断面図である。 同容器における身であってその一部切り欠いて示す背面図である。 身の多角形態を角度で示す底面説明図である。 身において摘みの有する箇所を断面して示す拡大平面図である。 蓋の直径における縦断面図である。 蓋を開封した状態を示す図2、図3に対応する拡大断面図である。 開蓋前後の状態を(イ)、(ロ)の両図で示す従来例の説明図である。
この発明においては、身1に有する仮巻掛止片27の完全な切り取りや、副摘み7の存在、幅側壁19,19、・・の連続多角面等により操作性が向上するように構成される。
図1ないし図7は、一実施例を示したもので、その開蓋防止機能付き密閉容器Pは、硬質ないし半硬質プラスチックで成形された多角形の身1と、これに嵌る蓋3とからなり、この結合において、開封を阻止する開蓋防止(ロック)機能を具備するために、身1に仮巻掛止片13を、蓋3にそれと結合する垂下周壁16が設けられる。また、身1にそのロック状態を解除する摘み5を有し、その他に副摘み7を具備している。
身1は、四角形が基本となり、その各隅で角が取られて円に近くなる多角形状であって、周壁がやや傾斜しているが、口部に垂直な起立壁9が形成され、起立壁9の下端に環状の突部11を、起立壁9と平行に仮巻掛止片13をそれぞれ設け、該突部11の先部の上端縁に薄肉部15を介し仮巻掛止片13が切り取り可能に接続される。起立壁9と仮巻掛止片13との間には垂下周壁16が差し込まれる深溝14を有し、その内側では仮巻掛止片13に上下二段にV形の環状凹溝17,18が設けられる。
仮巻掛止片13には、内面の一か所に切り取りの始点となる分割のためにV形の切溝20が設けられる。摘み5は、仮巻掛止片13の切り取り用であって、切溝20に力が及びやすく該溝の近傍からそれを越えて時計回りに伏するように横向きに傾斜して突設され、横向きに保持するために、中途に膨大した軸部6を設けるとともに、軸部6を部分接続8により仮掛止片13の上端部に止められる。また、反った先端部を引いて反時計回りに引きながらその部分接続8を切るとともに、切溝20で分割することにより、その仮巻掛止片13を薄肉部15に沿って切り取ることができる。この際に、身1が回動しないように多角の外周面を把握するか、副摘み7を取って制動しながら摘み5の操作を確実になすことができる。
身1の周壁はやや傾斜し、円形に近いけれども横に真っ直ぐな幅側壁19,19、・・の連続として最も美しく感じられる28分割のクリスタル模様の面構成になされている。幅側壁19,19、・・の幅はほぼ同じ寸法であるが、隅部では角が多角に細かく取れるように、比較的幅狭く形成される。その状況を図5に示すと、幅を取る中心からの角度を28分割してあり、各角度α、βは、原則としてα=βであるが、隅部では角度をやや少なく取りβ<αとして曲面に近づけてある。
副摘み7,7は、舌出し状であって、前記摘み5を挟む対角の両隅角において相反する外方に突出され、滑り止めとして下面に複数の突条21,21,21が形成される。したがって、いずれかの副摘み7を摘みながら身1を抑え止め、これで制動しながら摘み5の操作を容易になし得る。また、開封後における蓋3の開閉動作も都合良くなし得る。
身1の底面には、四隅にそれぞれ対象的に糸底27,27,27,27が分けて設けられる。こうすると、言わば4脚となるので、椅子や机等と同じく安定性が良くなる。
蓋3は、周囲の鍔状縁壁25よりも蓋面壁29が低くなるようにその間に傾斜部24が設けてあって、この鍔状縁壁25の下面に垂下周壁16が垂設される。したがって、周囲はリブ構造であって、しかも、この強化部分に身1の起立壁9の一部が密嵌する気密溝12が設けられる。また、垂下周壁16には、前記の環状凹溝17,18に掛かる環状突条22,23が形成される。
蓋面壁29は、リブ構造の周囲から低い位置設定になっているが、全面的に中央部に微小に隆起している凸面に形成される。蓋3は、ロック解除の前後にわたって、身1と気密性の高い密嵌構造を保持するが、温度変化等に伴う内圧の低下や、上からの荷重等に抗する。つまり、蓋面壁29が中央に低く落ち込み状態に見苦しく変形することはない。
図1、図2、図3は、身1に蓋3を組合わせた包装形態で、上記環状凹溝17,18と環状突条22,23とが結合して開蓋防止が有効に機能している状態を示したもので、鍔状縁壁24が身1の仮巻掛止片13の上を抑えるように覆っているため、その仮巻掛止片13が上から不正な者によって剥がされるようなことは決してない。
また、副摘み7を片手でつまみながら、又は、細かく分割された幅側壁19,19、・・に手を掛けながら、他方の手で摘み5を引くことにより仮巻掛止片13を確実に千切り取ることができる(図8)。そのあとには、単に環状の突部11が目立たなく残り、それが樋状である場合とは違って蓋3の開閉に抵抗とはならない。
底面には、四隅にそれぞれ対象的に糸底27,27,27,27が分けて設けられる。こうすると、言わば4脚となるので、椅子や机等と同じく安定性が良くなる。
P 開蓋防止機能付き密閉容器
1 身
3 蓋
5 摘み
6 軸部
7 副摘み
8 部分接続
9 起立壁
11 突部
13 仮巻掛止片
14 深溝
15 薄肉部
16 垂下周壁
19 幅側壁
20 切溝
24 傾斜部
25 鍔状縁壁
27 糸底

Claims (3)

  1. 上端口部の起立壁に、その下端側面からの突部を介して仮巻掛止片が並立に設けられてその間に深溝を有する身と、該深溝に嵌着してその内面で仮巻掛止片と凹凸結合される垂下周壁を有する蓋との組合せからなり、身の突部に薄肉部を介して仮巻掛止片が切り取り可能に接続され、身の仮巻掛止片にそれを切り取る摘みを設け、さらに、身が動揺することなく捉えられ得るように、突部の先端に副摘みを突設し、且つ、身の外周面を真っ直ぐな多数の幅側壁が連続する多角面に形成したことを特徴とする開蓋防止機能付き密閉容器。
  2. 身の底面に、中心から等位の四か所に糸底を分けて設けたことを特徴とする請求項1記載の開蓋防止機能付き密閉容器。
  3. 垂下周壁が垂設される鍔状縁壁に囲まれる中に傾斜部を介して蓋面壁が低く落ち込みに設けられ、この蓋面壁を全体に中央部に行くに微小に高く隆起した凸面に形成してあることを特徴とする請求項1又は2記載の開蓋防止機能付き密閉容器。






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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019182475A (ja) * 2018-04-09 2019-10-24 四国化工機株式会社 食品容器

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