JP2013239909A - 通信システムおよび通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチシャーシリンクアグリゲーションとERPを同時に適用した場合の障害耐性を高めることが可能な通信システムを得ること。
【解決手段】リングネットワーク100,110にはERPが適用され、かつ2台のL2スイッチにより接続され、2台のL2スイッチである境界スイッチ装置がマルチシャーシリンクアグリゲーションを構成している通信システムであって、各リングネットワークにおいて、境界スイッチ装置の間に最短経路となる通常パス602および迂回パス601を設定し、各境界スイッチ装置は、通常パス602で障害が発生していない状態においては、他のリングネットワークに転送すべきフレームを境界スイッチ装置以外のL2スイッチから受信した場合、他のリングネットワークとのリンクまたは通常パス602へ転送し、通常パス602で障害が発生している状態においては、他のリングネットワークとのリンクまたは迂回パス601へ転送する。
【選択図】図5

Description

本発明は、マルチシャーシリンクアグリゲーションとERP(Ethernet(登録商標) Ring Protection)を同時に適用した通信システムに関する。
レイヤ2スイッチで構成されるレイヤ2ネットワークにおける帯域拡張、負荷分散、経路冗長を目的としてリンクアグリゲーションがIEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)で標準化されている。
リンクアグリゲーションは、レイヤ2スイッチ間の複数リンクをLAG(Link Aggregation Group)に所属させて仮想的に単一のリンクとして扱うことで帯域を拡張する技術である。また、トラヒックをLAGに所属する複数リンクに振り分けることで、トラヒックの負荷分散を行うことが可能である。更に、障害発生リンクをLAGから離脱させ、障害発生リンクにトラヒックを振り分けないことで通信を継続させる、経路冗長機能を実現可能である(非特許文献1参照)。
リンクアグリゲーションの拡張技術として、マルチシャーシリンクアグリゲーションがある。マルチシャーシリンクアグリゲーションでは、隣接する2台のレイヤ2スイッチ間でリンク障害情報を共有してレイヤ2スイッチを論理的に1つのレイヤ2スイッチとして扱い、任意のレイヤ2スイッチのリンクをLAGに所属させて、単一リンクとして扱うことが可能である。
ERPは、レイヤ2リングネットワークにおけるループ防止、冗長化技術である。ERPでは、レイヤ2リングネットワークを構成するレイヤ2スイッチにおいて、トラヒックを導通しないブロッキングポートを生成することで論理的なネットワークループを防止している。また、イーサネット(登録商標)OAM(Operation, Administration, and Maintenance)と呼ばれる専用フレームを用いた隣接レイヤ2スイッチ正常性監視とリングトポロジを活かした簡易なブロッキングポート操作により、障害発生時に、最短50ミリ秒でレイヤ2リングネットワークの経路を切替えることが可能である。この経路切り替えにより冗長機能を実現している(非特許文献2参照)。
しかしながら、マルチシャーシリンクアグリゲーションとERPを同時に適用したネットワークにおいては、ネットワーク内の特定箇所で障害が発生した場合、マルチシャーシリンクアグリゲーションによる負荷分散が不能になるという問題があった。また、2重障害の発生時に、宛先装置までの経路上のレイヤ2スイッチにおいてフレームが廃棄されてしまい、宛先装置にフレームが到達しないおそれがある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、マルチシャーシリンクアグリゲーションとERPを同時に適用したネットワークにおける障害耐性を高めることが可能な通信システムおよび通信制御方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のスイッチ装置により形成されたリングネットワークを複数備え、各リングネットワークにはERPが適用され、かつ各リングネットワークは2台のスイッチ装置により他のリングネットワークと接続され、当該2台のスイッチ装置である境界スイッチ装置がマルチシャーシリンクアグリゲーションを構成している通信システムであって、各リングネットワークにおいて、各境界スイッチ装置の間に、最短経路となる通常パス、および当該通常パスとは異なる経路を示す迂回パスを設定し、各境界スイッチ装置は、前記通常パスおよび前記迂回パスの各々における障害発生の有無を監視し、前記通常パスで障害が発生していない状態においては、他のリングネットワークに転送すべきフレームを他の境界スイッチ装置以外のスイッチ装置から受信した場合、受信したフレームを当該他のリングネットワークとのリンクまたは前記通常パスへ転送し、前記通常パスで障害が発生している状態においては、他のリングネットワークに転送すべきフレームを他の境界スイッチ装置以外のスイッチ装置から受信した場合、受信したフレームを当該他のリングネットワークとのリンクまたは前記迂回パスへ転送することを特徴とする。
本発明によれば、マルチシャーシリンクアグリゲーションとERPを適用している通信システムにおいて、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成しているスイッチ装置間のリンク(通常パス)で障害が発生したとしても、マルチシャーシリンクアグリゲーションによるトラヒック負荷分散を継続することができ、障害耐性を高めた通信システムを実現できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1の通信システムの構成例を示す図である。 図2は、従来の通信システムにおける動作例を示す図である。 図3は、通信障害の一例を示す図である。 図4は、実施の形態1の通信システムにおいてマルチシャーシリンクアグリゲーションを実現するための制御手順の一例を示す図である。 図5は、マルチシャーシリンクアグリゲーションのためのパス設定制御の一例を示す図である。 図6は、通信障害の一例を示す図である。 図7は、実施の形態2の通信システムにおいてマルチシャーシリンクアグリゲーションを実現するための制御手順の一例を示す図である。 図8は、マルチシャーシリンクアグリゲーションのためのパス設定制御の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる通信システムおよび通信制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の通信システムの構成例を示す図である。図1に示したように本実施の形態では、レイヤ2スイッチ(以下、L2スイッチと記載)101〜106,111〜116により構成された通信システムを想定する。各L2スイッチは、ERPを実装しているものとする。
L2スイッチ101〜106はレイヤ2リングネットワーク(以下、リングネットワークと記載)100を形成し、L2スイッチ111〜116はリングネットワーク110を形成している。リングネットワーク100と110は、L2スイッチ103と111の間のリンク121、およびL2スイッチ106と114の間のリンク122で接続されている。リングネットワーク100のL2スイッチ104には通信端末131が接続され、リングネットワーク110のL2スイッチ113には通信端末132が接続されている。通信端末131と132は、リングネットワーク100および110を介してイーサネットフレーム(以下、フレームと記載)を送受信することで互いに通信を行う。L2スイッチ104および113においてERPブロッキングポート(以下、ブロッキングポートと記載)が設定されている。具体的には、L2スイッチ104ではL2スイッチ105との間の物理リンクが接続されているポートをブロックしている。L2スイッチ113ではL2スイッチ116との間の物理リンクが接続されているポートをブロックしている。通信端末から送信されたフレームはブロッキングポートを通過しない。図1では、L2スイッチ104と105の間のリンク、およびL2スイッチ113と116の間のリンクを論理的に未接続な物理リンク(フレームを通過させない物理リンク)として破線で示している。
リングネットワーク100において境界スイッチ装置として動作するL2スイッチ103および106は、マルチシャーシリンクアグリゲーションを実装しており、マルチシャーシリンクアグリゲーション用のリンク障害情報を共有している。同様に、リングネットワーク110において境界スイッチ装置としてL2スイッチ111および114は、マルチシャーシリンクアグリゲーションを実装しており、マルチシャーシリンクアグリゲーション用のリンク障害情報を共有している。また、L2スイッチ103とL2スイッチ111は物理リンク121で接続され、L2スイッチ106とL2スイッチ114は物理リンク122で接続されている。図1に示した通信システムでは、マルチシャーシリンクアグリゲーションを実装しているL2スイッチ103と106が仮想的に1台のL2スイッチとして扱われる。
なお、L2スイッチ間では、ERP隣接監視フレーム(イーサネットOAM Continuity Check)が送受信されている。L2スイッチは、一定時間ERP隣接監視フレームを受信しない場合、隣接するL2スイッチまたは自身と隣接L2スイッチを接続する物理リンクに障害が発生したと判断する。
ここで、マルチシャーシリンクアグリゲーションとERPを適用した従来の通信システムの動作、および本実施の形態にかかる発明が解決しようとしている課題について、説明する。なお、図1に示したシステム構成を想定し、通信端末131が通信端末132宛にフレームを送信する場合について説明する。
ネットワーク管理者は、予め、リンクアグリゲーションを設定しておく。図1の構成の場合、まず、L2スイッチ103に対して、あるLAGを作成するよう設定し、次に、作成したLAGに物理リンク121および122が所属するよう設定する。L2スイッチ111および114に対しても同様の手順で、リンクアグリゲーションを設定する。
通信端末131が通信端末132宛のフレームを送信した場合、フレーム転送は図2の通りである。図2は、通信システムにおける動作例を示す図であり、通信端末131が通信端末132宛にフレームを送信する場合の動作を示している。
図2に示したように、通信端末131が送信した通信端末132宛フレームは、L2スイッチ104、101および102を経由してL2スイッチ103に到達する。L2スイッチ103は、受信した通信端末132宛フレームの宛先MACアドレスをキーとして、自身のフレーム転送テーブル(図2の左下に例示した内容のフレーム転送テーブル)を検索し、出力先のリンクを確認する。図示した例では、検索の結果、出力リンクがLAG1であることが判明する。出力リンクがLAG1(リンクアグリゲーショングループ)の場合、L2スイッチ103は、さらに、出力リンクであるLAG1をキーとして自身のリンクアグリゲーションテーブル(図2の右下に例示した内容のリンクアグリゲーションテーブル)を検索し、LAG1に所属しているリンクを確認する。図示した例では、検索の結果、LAG1の所属リンクが物理リンク121および122であることが判明する。所属リンクが判明するとL2スイッチ103は、所定の負荷分散方法により物理リンク121および122のいずれかをフレームの最終的な出力リンクとして選択する。負荷分散方法の1つとしてラウンドロビンがある。ラウンドロビンでは、フレームを物理リンク121と122を交互に出力する(出力リンクがLAG1のフレームを受信するごとに、最終的な出力リンクとして物理リンク121と122を交互に選択する)。また、別の方法として、ハッシュ関数と呼ばれる関数に、フレーム内の宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、宛先ポート番号等の特定フィールド値を入力して得られる出力値を元に、フレームを出力する物理リンクを決定する方法がある。
物理リンク121経由でフレームを受信したL2スイッチ111、および物理リンク122経由でフレームを受信したL2スイッチ114は、マルチシャーシリンクアグリゲーションにより仮想的に1台のL2スイッチとして動作する。物理リンク121および122は1つのリンクとして扱われ、これらの物理リンクで受信したフレームは、L2スイッチ111および114において、宛先MACアドレスをキーとして出力先が決定される。通信端末132宛フレームは、L2スイッチ112および113を経由して、通信端末132に到達する。
このような手順で通信端末から送信されたフレームを転送する従来の通信システムにおいては、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成する2台のL2スイッチ間で障害が発生した場合、トラヒックの負荷分散が継続できないという課題がある。この課題について、図3を用いて説明する。
図3に示した障害、すなわち、L2スイッチ103と106の間の物理リンク301で障害が発生した場合、L2スイッチ103は、L2スイッチ106が送信するERP隣接監視フレームを受信できなくなる。そのため、L2スイッチ103は物理リンク301またはL2スイッチ106で障害が発生したと判断する。同様にL2スイッチ106は物理リンク301またはL2スイッチ106で障害が発生したと判断する。この結果、L2スイッチ103および106は物理リンク301にブロッキングポートを生成する。さらに、L2スイッチ103および106は、障害を検出したことを示すERP制御フレーム(R−APSフレーム)を送信する。このERP制御フレームを受信したL2スイッチ104はポートのブロッキングを解除する。以上の動作により、従来の通信システムでは、障害発生時の経路切り替えとループ防止を実現する。
しかし、物理リンク301で障害が発生した場合、L2スイッチ103と106の間でマルチシャーシリンクアグリゲーションを実現するためのリンク障害情報を送受信することができなくなり、アグリゲーションに必要なリンク障害情報を共有できない。そのため、L2スイッチ103のリンクアグリゲーションテーブルの出力リンク先(所属リンク)から物理リンク122が削除される。この結果、通信端末132宛フレームを受信したL2スイッチ103は、物理リンク121のみを出力リンク先として選択するようになり、トラヒック負荷分散を維持できない。
このような問題を解決するために、本実施の形態の通信システムでは、以下に示す制御を実行し、マルチシャーシリンクアグリゲーションにより仮想的に1台のL2スイッチとして動作しているL2スイッチ間の物理リンクで障害が発生した場合にもトラヒックの負荷分散を継続する。
図4は、実施の形態1の通信システムにおいてマルチシャーシリンクアグリゲーションを実現するための制御手順の一例を示す図である。
図4に示したように、本実施の形態の通信システムでは、マルチシャーシリンクアグリゲーションを実現するための主要な制御として、迂回パスを生成するステップS11と、迂回パスを使用してマルチシャーシリンクアグリゲーションを構成するL2スイッチ間で互いの正常性(すなわち迂回パスの正常性)を確認するステップS12と、通常パス(マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成する2台のL2スイッチ間の物理リンク上に生成された論理リンク)の障害を検出した場合、迂回パスを使用し、負荷分散のために必要な情報(リンク障害情報)の送受信とフレームの送信を行うステップS13と、を実行する。これらの各ステップの詳細について、図5を用いて以下に説明する。なお、図5は、図1に示した通信システムにおける、マルチシャーシリンクアグリゲーションのためのパス設定制御の一例を示す図である。
まず、ステップS11について説明する。マルチシャーシリンクアグリゲーションを実現しているL2スイッチ103および106は、互いを直接接続する物理リンク301上で、リンク障害情報を送受信するためのパスを生成している(通常パス)。また、L2スイッチ103は、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成するペアのL2スイッチ106に対して、通常パス602とは異なる迂回パス601を生成する。具体的には、L2スイッチ102、101、104および105を経由してL2スイッチ106に至るパスを迂回パス601として生成する。なお、迂回パス601の生成方法はここでは問わないものとする。例えば、予めペアとなるL2スイッチ(L2スイッチ106)の情報をユーザが静的にL2スイッチ(L2スイッチ103)に設定した上で、L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)を用いて迂回パスを生成する方法を使用する。
次に、ステップS12について説明する。L2スイッチ103は、ステップS11を実行して迂回パス601を生成すると、迂回パス601の正常性を定期的に監視する。すなわち、迂回パス601を使用してペアのL2スイッチ106に対して、L2スイッチ106および迂回パス601の正常性を確認するために、定期的に制御フレームを送信する動作を開始する。ペアのL2スイッチ106も同様に、ペアのL2スイッチ103に対して、定期的に制御フレームを送信する。L2スイッチ103および106は、ペアのL2スイッチから送信された制御フレーム(正常性確認用の制御フレーム)を迂回パス601から受信した場合、迂回パス601およびペアのL2スイッチが正常であると判断する。正常性確認用の制御フレームを一定期間にわたって受信できない場合には、迂回パス601またはペアのL2スイッチで障害が発生していると判断する。なお、この迂回パス601(およびペアのL2スイッチ)の正常性を確認する動作は、通常パス602(L2スイッチ103と106の間の物理リンク上に生成されたパス)の正常性を確認する動作と同様、すなわち、正常性確認用の制御フレームの送信経路(パス)が異なるだけである。マルチシャーシリンクアグリゲーションを行うL2スイッチ103および106は、通常パス602および迂回パス601の双方に対して正常性確認用の制御フレームを定期的に送信し、両パスの正常性を確認する。なお、通常パス602に正常性確認用の制御フレームを送信する周期と迂回パス601に正常性確認用の制御フレームを送信する周期は異なっていても構わない。
最後に、ステップS13について説明する。L2スイッチ103は、通常パス602で障害が発生したと判断した場合、当該障害が復旧するまでの間、通常パス602に代えて迂回パス601を使用し、ペアのL2スイッチ106との間で負荷分散のために必要な情報(リンク障害情報)を送受信する。また、通信端末132宛のフレームなど、リングネットワーク110側に転送すべきフレームを受信すると、迂回パス601を使用し、物理リンク122経由でリングネットワーク110側に転送すべきフレームを物理リンク122に送信する。ここではL2スイッチ103の動作を説明したが、L2スイッチ106が通常パス602での障害発生を検出した場合の動作も同様である。
なお、詳細については説明を省略するが、障害を検出した場合、L2スイッチは、ERPに従ってブロッキングポートの設定変更を行う。通常パス602で障害が発生した場合、図3に示したように、この障害を検出したL2スイッチ103および106は、障害が発生している物理リンク301が接続されているポートをブロッキングポートに設定するとともに、障害が発生したことを他のL2スイッチに通知する。この通知を受けたL2スイッチは、保持しているフレーム転送テーブルを必要に応じて更新する。また、ループ防止のためにポートをブロックしているL2スイッチは、ポートのブロックを解除する。
また、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成しているL2スイッチは、他のリングネットワークに転送すべきフレームを、通常パス602または迂回パス601を介してペアのL2スイッチから受信した場合、受信フレームを自身と他のリングネットワークを接続している物理リンク(物理リンク121または122)上に設定されたパスへ出力して他のリングネットワークへ転送する。例えば、L2スイッチ106は、通信端末132宛のフレームを通常パス602または迂回パス601を介して受信した場合、当該フレームを物理リンク122上に設定されたパスへ出力する。
なお、ブロッキングポートが設定されているL2スイッチ104,113に通信端末131,132が接続されている状態において障害が発生した場合の制御手順を説明したが、ブロッキングポートが設定されていないL2スイッチに通信端末が接続されている場合の制御手順も同様である。
このように、本実施の形態の通信システムでは、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成するペアのL2スイッチ間に、これらのL2スイッチを直接接続する物理リンク上のパス(通常パス)および迂回パスを設定し、これらのL2スイッチは、通常パスおよび迂回パスの正常性を監視し、通常パスで障害を検出した場合、迂回パスを使用し、負荷分散のために必要なリンク障害情報を送受信するとともに負荷分散(トラフィックの分散)を行うこととした。これにより、マルチシャーシリンクアグリゲーションとERPを適用している場合において、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成しているL2スイッチ間のリンク(通常パス)で障害が発生したとしても、マルチシャーシリンクアグリゲーションによるトラヒック負荷分散を継続することができ、障害耐性を高めることができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、マルチシャーシリンクアグリゲーションを実装しているL2スイッチ間の物理リンクで障害が発生した場合に負荷分散が継続できなくなる問題を解決する制御について説明したが、障害発生に伴い実施の形態1の制御を実施後、さらに障害が発生してしまうと、以下の問題が発生する。
すなわち、マルチシャーシリンクアグリゲーションを実装しているL2スイッチ103と106の間の物理リンクでの障害発生に伴い実施の形態1の経路切り替えを実施した後、さらに、別のL2スイッチで障害が発生した場合(2重障害発生時)、フレーム廃棄が発生する。
この問題について図6を用いて説明する。図6は、L2スイッチ103と106の間の物理リンク301で障害が発生しているが、実施の形態1で説明した制御を実行し、L2スイッチ103は通信端末132宛のフレームを物理リンク121および122を使用してトラヒックの負荷を分散している状態でさらに障害が発生した場合の例を示している。図6では、一例として、L2スイッチ105で新たに障害が発生した場合を示している。障害が新たに発生する前の状態では、L2スイッチ103は、通信端末132宛のフレームを物理リンク122からリングネットワーク110へ転送することに決定すると、通信端末132宛フレームをL2スイッチ102へ転送し、このフレームは、L2スイッチ102、101、104、105および106を経由して物理リンク122に到達する。しかし、この状態でL2スイッチ105に障害が発生した場合、通信端末132宛フレームは物理リンク122に到達できず、障害が発生しているL2スイッチ105においてフレーム廃棄が発生する。
このような問題を解決するために、本実施の形態の通信システムでは、以下に示す制御を実行し、2重障害発生時にフレーム廃棄が発生するのを回避する。
図7は、実施の形態2の通信システムにおいてマルチシャーシリンクアグリゲーションを実現するための制御手順の一例を示す図である。
図7に示したように、本実施の形態の通信システムでは、マルチシャーシリンクアグリゲーションを実現するための主要な制御として、迂回パスの制御フレーム不達により多重障害を検出するステップS21と、リンクアグリゲーションテーブルからペアのL2スイッチに所属する物理リンクを削除するステップS22と、リンクアグリゲーション対向L2スイッチ(他のリングネットワーク側の対向L2スイッチ)に対してリンクアグリゲーション(LA)解除を指示するステップS23と、LA解除指示を受信したL2スイッチがリンクアグリゲーションテーブルからLA解除指示に対応する物理リンクを削除するステップS24と、を実行する。これらの各ステップの詳細について図8を用いて以下に説明する。
なお、図8は、図1に示した通信システムにおける、マルチシャーシリンクアグリゲーションのためのパス設定制御の一例を示す図である。図8は、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成するL2スイッチ103と106間の物理リンク301で障害が発生したことに伴い実施の形態1で説明した制御を実行し、迂回パス601を使用している状態において、迂回パス601を形成しているL2スイッチ(図示の例ではL2スイッチ105)が故障した場合を示している。
まず、ステップS21について説明する。L2スイッチ103は、迂回パス601を使用して制御フレームを送受信している状態において、一定時間制御フレームを受信しなくなった場合、迂回パス601で障害が発生したと判断し、通常パス障害(迂回パス601の使用を開始する原因となった障害)と併せて多重障害(2重障害)を検出する。
次に、ステップS22について説明する。L2スイッチ103は、多重障害を検出した後、保持しているリンクアグリゲーションテーブルから、ペアのL2スイッチ106とリングネットワーク110との間の物理リンク122を削除する。これにより通信端末132宛フレームの出力リンクとして物理リンク122が選択されなくなるため、フレーム廃棄が発生しなくなる。すなわち、リングネットワーク110側の通信端末(例えば通信端末132)宛のフレームの出力先(出力リンク)として物理リンク121が必ず選択されるようになるので、障害が発生しているL2スイッチ105へフレームが転送されることがなくなり、このL2スイッチ105でフレームが廃棄されることもなくなる。
次に、ステップS23について説明する。L2スイッチ103は、リンクアグリゲーション対向L2スイッチであるL2スイッチ111に対して、リンクアグリゲーション解除を指示する。
最後に、ステップS24について説明する。リンクアグリゲーション解除指示を受信したL2スイッチ111は、保持しているリンクアグリゲーションテーブルから、自身のペアであるL2スイッチ114とリングネットワーク100との間の物理リンク122を削除する。この処理により、リングネットワーク110からリングネットワーク100側へ転送すべきフレーム(例えば、通信端末132から送信される通信端末131宛フレーム)の出力先リンクとして物理リンク122が選択されなくなるため、障害が発生しているL2スイッチ105でフレームが廃棄されなくなる。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成しているL2スイッチは、迂回パスを使用して負荷分散を行っている状態において迂回パスにおける障害発生を検出した場合、ペアのL2スイッチと他のリングネットワークとの間の物理リンクをリンクアグリゲーションテーブルから削除することによりマルチシャーシリンクアグリゲーションのための経路設定を解除し、さらに、他のリングネットワーク側の対向L2スイッチに対し、マルチシャーシリンクアグリゲーションのための経路設定解除を指示することとした。また、他のリングネットワーク側の対向L2スイッチからマルチシャーシリンクアグリゲーションのための経路設定解除を指示された場合、ペアのL2スイッチと他のリングネットワークとの間の物理リンクをリンクアグリゲーションテーブルから削除することによりマルチシャーシリンクアグリゲーションのための経路設定を解除することとした。これにより、負荷分散を継続することはできないが、障害が発生しているL2スイッチでフレームが廃棄されてしまう可能性を低くすることができ、通信を維持できる。
なお、実施の形態1,2では、マルチシャーシリンクアグリゲーションを構成しているL2スイッチが障害を検出した場合の動作について説明したが、検出した障害が復旧した場合には、設定を元に戻して障害検出前の動作に復帰する。例えば、図8に示した状態(2重障害が発生している状態)においていずれか一方の障害が復旧した場合、L2スイッチは、ペアのL2スイッチと他のリングネットワークとの間の物理リンクを、保持しているリンクアグリゲーションテーブルの所属リンクに再登録する。また、リンクアグリゲーション対向L2スイッチに対して、リンクアグリゲーション再設定を指示する。再設定指示を受けたL2スイッチは、ペアのL2スイッチと他のリングネットワークとの間の物理リンクを、保持しているリンクアグリゲーションテーブルの所属リンクに再登録する。これにより、マルチシャーシリンクアグリゲーションによる負荷分散を再開できる。
また、2つのレイヤ2リングネットワークを含んで構成された通信システムについて説明したが、3つ以上のレイヤ2リングネットワークを含んだ構成としてもよい。
以上のように、本発明にかかる通信システムは、ERPおよびマルチシャーシリンクアグリゲーションを実装したレイヤ2スイッチで構成されるリングネットワークを含んだ通信システムとして有用である。
100,110 レイヤ2リングネットワーク
101〜106,111〜116 L2スイッチ
121,122,301 物理リンク
131,132 通信端末
601 迂回パス
602 通常パス

Claims (4)

  1. 複数のスイッチ装置により形成されたリングネットワークを複数備え、各リングネットワークにはERPが適用され、かつ各リングネットワークは2台のスイッチ装置により他のリングネットワークと接続され、当該2台のスイッチ装置である境界スイッチ装置がマルチシャーシリンクアグリゲーションを構成している通信システムであって、
    各リングネットワークにおいて、各境界スイッチ装置の間に、最短経路となる通常パス、および当該通常パスとは異なる経路を示す迂回パスを設定し、
    各境界スイッチ装置は、前記通常パスおよび前記迂回パスの各々における障害発生の有無を監視し、前記通常パスで障害が発生していない状態においては、他のリングネットワークに転送すべきフレームを他の境界スイッチ装置以外のスイッチ装置から受信した場合、受信したフレームを当該他のリングネットワークとのリンクまたは前記通常パスへ転送し、前記通常パスで障害が発生している状態においては、他のリングネットワークに転送すべきフレームを他の境界スイッチ装置以外のスイッチ装置から受信した場合、受信したフレームを当該他のリングネットワークとのリンクまたは前記迂回パスへ転送することを特徴とする通信システム。
  2. 前記境界スイッチ装置は、前記通常パスおよび前記迂回パスの双方で障害が発生していることを検出した場合、マルチシャーシリンクアグリゲーションの設定を解除することにより、他のリングネットワークに転送すべきフレームを受信した場合には当該フレームを当該他のリングネットワークとのリンクへ常に転送するように設定し、さらに、当該リンクで接続されたスイッチ装置に対してマルチシャーシリンクアグリゲーションの設定を解除するよう指示することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 複数のスイッチ装置により形成されたリングネットワークを複数備え、各リングネットワークにはERPが適用され、かつ各リングネットワークは2台のスイッチ装置により他のリングネットワークと接続され、当該2台のスイッチ装置である境界スイッチ装置がマルチシャーシリンクアグリゲーションを構成している通信システムで実行する通信制御方法であって、
    各リングネットワークにおいて、各境界スイッチ装置の間に、最短経路となる通常パス、および当該通常パスとは異なる経路を示す迂回パスを設定するパス設定ステップと、
    各境界スイッチ装置が、前記通常パスおよび前記迂回パスの各々における障害発生の有無を監視し、前記通常パスで障害が発生していない状態においては、他のリングネットワークに転送すべきフレームを他の境界スイッチ装置以外のスイッチ装置から受信した場合、受信したフレームを当該他のリングネットワークとのリンクまたは前記通常パスへ転送し、前記通常パスで障害が発生している状態においては、他のリングネットワークに転送すべきフレームを他の境界スイッチ装置以外のスイッチ装置から受信した場合、受信したフレームを当該他のリングネットワークとのリンクまたは前記迂回パスへ転送するフレーム転送ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  4. 前記境界スイッチ装置が、前記通常パスおよび前記迂回パスの双方で障害が発生していることを検出した場合、マルチシャーシリンクアグリゲーションの設定を解除することにより、他のリングネットワークに転送すべきフレームを受信した場合には当該フレームを当該他のリングネットワークとのリンクへ常に転送するように設定し、さらに、当該リンクで接続されたスイッチ装置に対してマルチシャーシリンクアグリゲーションの設定を解除するよう指示する設定変更ステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の通信制御方法。
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