JP2013239396A - コンセント - Google Patents

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Hironari Torii
寛成 鳥居
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Abstract

【課題】プラグの差し込み時における感電を防止することが可能なコンセントを提供する。
【解決手段】コンセント10は、本体11、刃受け金具12、扉体13、ロック機構14を具備する。本体11は、プラグPの栓刃P1が挿入された後、栓刃の移動が可能となるように形成された挿入口11cを有する。刃受け金具12は、挿入口に対向して本体内に収容される。扉体13は、本体の挿入口に対して移動が可能となるように設けられ、常時は刃受け金具を覆い、栓刃の移動によって栓刃と刃受け金具との接続を可能とする。ロック機構14は、常時は扉体の移動をロックし、栓刃の挿入によってロックが解除され、扉体の移動を可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、電気的な接続を行うためのプラグが接続されるコンセントに関する。
この種のコンセントは、家屋の壁面等に設置されプラグを接続することによって、各種電気機器が使用されている。一方、プラグの栓刃を挿入する挿入口から塵埃や水等が浸入しないように、挿入口に扉体を設けたコンセントが提案されている。
特開2010−129179号公報 実開平6−56988号公報
この種コンセントの扉体は、プラグを差し込まないときに挿入口を覆っていることから、感電防止の機能を有しているが、プラグ、特に、電気用品安全法に適合するプラグを挿入口に差し込む際には、栓刃が完全に挿入される前、すなわち、栓刃が外部からまだ視認できる状態で、栓刃がコンセントの刃受け金具に接触する。このため、指先等が栓刃に触れた場合には感電する恐れが生じる。これは、扉付のコンセントに限らず、全てのコンセントにおいて、プラグのコンセントへの差し込み時に発生する恐れがあり、この感電を如何にして防止するかが重要な課題になっている。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたもので、プラグの差し込み時における感電を防止することが可能なコンセントを提供しようとするものである。
本発明の実施形態におけるコンセントは、本体、刃受け金具、扉体、ロック機構を具備する。本体は、プラグの栓刃が挿入された後、栓刃の移動が可能となるように形成された挿入口を有する。刃受け金具は、挿入口に対向して本体内に収容される。扉体は、本体の挿入口に対して移動が可能となるように設けられ、常時は刃受け金具を覆い、栓刃の移動によって栓刃と刃受け金具との接続を可能とする。ロック機構は、常時は扉体の移動をロックし、栓刃の挿入によってロックが解除され、扉体の移動を可能とする。
本発明によれば、プラグの差し込み時における感電を防止することが可能なコンセントを提供することができる。
本発明の実施形態であるコンセントの縦断面図。 同じくコンセントを示し、(a)は正面図、(b)は本図1のb−b線に沿う断面図。 同じくコンセントを示し、(a)は刃受け金具の斜視図、(b)はロック機構の斜視図。 同じくコンセントの作動状態を示し、(a)はプラグPを挿入しない不使用時の状態を示す縦断面図、(b)はプラグPを挿入する途中の状態を示す縦断面図、(c)はプラグPを完全に挿入した状態を示す縦断面図、(d)はプラグPの栓刃と刃受け金具を接続した状態を示す縦断面図。 同じくコンセントの変形例を示し、(a)はコンセントの一部を切り欠いて示す斜視図、(b)は遮蔽シートの正面図。
以下、本発明の実施形態について図に従い説明する。
本実施形態は、電気用品安全法に規定される125V、15A仕様のコンセント10を構成するもので、図1に示すように、プラグPの栓刃P1が挿入される挿入口11cを有する本体11、挿入口11cに対向して本体11内に収容される刃受け金具12、本体11の挿入口11cに対して移動が可能となるように設けられる扉体13、常時は扉体13の移動をロックし、栓刃P1の挿入によってロックが解除され、扉体13の移動を可能とするロック機構14等で構成する。なお、本実施形態におけるプラグPは、電気用品安全法に適合するプラグを用いている。
本体11は、図1に示すように、電気絶縁性を有する合成樹脂で構成された下面を開放した矩形状の上ケース11aと、上面を開放した矩形状の下ケース11bからなり、上ケース11aと下ケース11bのそれぞれの開放面を接合することによって、内部に空間を形成した箱体に構成される。そして、上ケース11aの表面にプラグPの一対の栓刃P1が挿入される一対の挿入口11cが貫通して形成される(図2(a))。なお、本体11には、公知のサポート金具(図示省略)が設けられ、サポート金具によって家屋の壁面等に設置された配線ボックス内に本体11が埋め込んで設置される。
挿入口11cは、プラグPの栓刃P1が挿入された後、栓刃P1の移動が可能となるように形成される。本実施形態では、図1に矢印で示すように、栓刃P1の挿入方向aと略直交する方向bに延びる矩形の長孔形状に形成され、栓刃P1が長孔に沿うスライドによって移動が可能になるように形成される。
本実施形態において長孔の寸法は、電気用品安全法の指定寸法に構成した。すなわち、図2(a)中、左方の長孔の縦寸法l1=8.7mm×2、右方の長孔の縦寸法l2=7mm×2、左右の長孔の幅寸法w1=2.2mmに形成した。これにより、電気用品安全法に適合するプラグPの栓刃P1を挿入することによって、栓刃P1が矢印b方向に長孔の一端から他端(約l1/2とl2/2)にわたって移動できるように構成される。換言すれば、栓刃P1の幅寸法w2(図1)の略、倍の寸法分(約w2×2)、栓刃P1が長孔に沿いスライドすることによって移動ができるように構成される。
刃受け金具12は、導電性を有する黄銅等の短冊状の金属板からなり、図3(a)に示すように、金属板を略U字形状に折り曲げて本体部12aを形成し、本体部12aから延びる二又部分を互いに接触するように折曲して栓刃接触部12bを一体に形成し、その先端部を若干左右に開放して栓刃挿入部12cを一体に形成する。さらに、本体部12aの下端部を外方に向けて折り曲げ、電源接続部12dを一体に形成する。刃受け金具12は、同一形状のものが一対用意される。
上記に構成された一対の刃受け金具12は、図1に示すように、本体11の下ケース11b内に、上ケース11aに形成された一対の挿入口11cの下側に面し、かつ栓刃接触部12bが挿入口11cの上半分に対向するように(図2(b))、すなわち、栓刃接触部12bの長手方向上面が挿入口11cの長孔の長手方向下面と略一致し、かつ栓刃挿入部12cの先端が長孔の縦寸法l1、l2の略中間(約l1/2と約l2/2)に位置するようにして本体11内に収容される。
これにより、挿入口11cから挿入されたプラグPの栓刃P1は、図3(a)に矢印bで示すように、その板面における一側縁部P1−1が、刃受け金具12の栓刃挿入部12cから栓刃接触部12bに挿入されるように構成されてプラグPとコンセント10との電気的な接続がなされる。なお、刃受け金具12の電源接続部12dには、コンセントの設置時に下ケース11bの後面から電源線(図示省略)が導入されて接続される。
扉体13は、本体11の挿入口11cに対して移動が可能となるように設けられるもので、本体11と同様に、電気絶縁性を有する合成樹脂で構成された矩形状をなし剛性を有する薄い板材で構成される。そして、図2(b)に示すように、扉体13の大きさは、縦寸法L1が本体11内面の下辺部11dから、本体11内に収容された状態における刃受け金具12における本体部12aの先端部分にかかるまでの寸法に構成し、横寸法L2は、本体11内面の幅寸法w3と略等しい寸法に構成する。これにより、扉体13は、縦寸法L1が本体11内面の縦寸法L3より小さく形成され、寸法L4(L3−L1)分だけ縦方向(矢印b方向)にスライドができるように構成される。
さらに、扉体13には、プラグPの一対の栓刃P1が挿通される一対の挿通孔13aが形成される。一対の挿通孔13aは、図2(b)に示すように、扉体13の下端部13bが本体11の下辺部11dに位置した状態で、本体11に形成された一対の挿入口11cである長孔の下半分(約l1/2と約l2/2)に略合致する位置で、かつ略合致する大きさの貫通した矩形状の長孔として形成される。
上記に構成された扉体13は、図1に示すように、上ケース11aの内面両側に一体に形成されたガイドレール11a−1に嵌合され、一対の挿入口11cの下側で、かつ長孔に沿ったスライドによって移動が可能となる。なお、扉体13は、スプリング(図示省略)によって、矢印b方向と逆の方向、すなわち、扉体13の下端部13bと本体11の下辺部11dが接する方向に、常に付勢されている。
上記に構成された扉体13は、プラグPの栓刃P1を挿入しない不使用時の状態(以下「常時」と称す)では、図4(a)に示すように、スプリングの弾力によって下方に移動して扉体13の下端部13bと本体11の下辺部11dが接した状態となる。これにより、扉体13の上半分の面で挿入口11cの上半分を塞いだ状態となり、刃受け金具12を覆っている。同時に、挿入口11cの下半分と扉体13の挿通孔13aが合致している。これにより、プラグPを挿入しない不使用時の状態においては、扉体13によって刃受け金具12が覆われているので、感電を防止することが可能になる。
プラグPをコンセント10に接続するときは、常時、挿入口11cの下半分と扉体13の挿通孔13aが合致しているので、合致した下半分の挿入口11cから扉体13の挿通孔13aを介して本体11内に栓刃P1を挿入することが可能になっている。
また、プラグPの栓刃P1を矢印a方向から挿入口11cに挿入した状態で、扉体13は、図4(c)に示すように、スプリングの弾力に抗して、栓刃P1を矢印b方向に移動させることが可能となっている。そして、栓刃P1を矢印b方向に移動すると、図4(d)に示すように、栓刃P1の一側縁部P1−1が扉体13の挿通孔13aに係合し、扉体13が矢印b方向にスライドによって移動する。
この扉体13の矢印b方向の移動によって、挿通孔13aが上方に移動すると同時に、栓刃P1が刃受け金具12に向けて移動し、栓刃P1の一側縁部P1−1が刃受け金具12の栓刃挿入部12cにガイドされながら栓刃接触部12bに挿入され、挟持されることによって栓刃P1と刃受け金具12の電気的な接続がなされる。
次に、ロック機構14は、常時は扉体13の移動をロックし、栓刃P1の挿入によってロックが解除され、扉体13の移動を可能とするもので、図1に示すように、ロック部材14aを有して構成される。ロック部材14aは、電気絶縁性を有する合成樹脂で構成され、一端に設けられた係合部14bと他端部に設けられた当接部14cからなる略逆L字状をなす形状に構成される。このロック部材14aは、図3(b)に示すように、本体11の下ケース11bの内面両側部に形成されたガイド溝11a−2に沿って、図中矢印c方向にスライドして移動できるように装着されている。
係合部14bは、常時は扉体13の上端部13cに係合する位置に配設され、扉体13の矢印b方向への移動を阻止している(図4(a)(b))。また、当接部14cは、挿入口11cの下半分の位置まで延出して設けられ、挿入口11cに矢印a方向から挿入されたプラグPの栓刃P1の先端が当接できるようになっている。なお、ロック部材14aは、スプリング(図示省略)によって、矢印c方向と逆の方向に常に移動するように付勢されている。
上記構成により、プラグPの栓刃P1を挿入口11cに矢印a方向から扉体13の挿通孔13aを介して本体11内に挿入すると、栓刃P1の先端がロック部材14aの当接部14cに当接し、さらなる栓刃P1の挿入によって当接部14cが押圧され、ロック部材14aがガイド溝11a−2に沿って矢印c方向に移動する。
そして、図4(c)に示すように、栓刃P1が完全に挿入された状態、すなわち、栓刃P1が外部から視認できない状態になった時点、換言すれば、プラグPの端面P2が上ケース11aの表面に隙間なく当接した時点で、ロック機構14の係合部14bと扉体13の上端部13cとの係合が外れ、ロック部材14aと扉体13の係合関係が解除される。これにより、扉体13の矢印b方向へのスライドによる移動が可能となり、栓刃P1の矢印b方向への移動が可能になって、栓刃P1と刃受け金具12との電気的な接続が可能になる。
また、図4(b)に示すように、栓刃P1が外部から視認できる状態、換言すれば、プラグPの端面P2が上ケース11aの表面に当接せず隙間sが存在している状態では、ロック部材14aの係合部14bと扉体13の上端部13cとがまだ係合しており、扉体13のb方向への移動が阻止され、栓刃P1のb方向への移動も阻止され、栓刃P1と刃受け金具12との電気的な接続を行うことはできない。これにより、プラグPの端面P2と上ケース11aの表面との間に隙間sが存在しているときには、栓刃P1に通電がなされていないため、隙間sから栓刃に万一指先等が触れた場合でも感電する恐れがない。
上記により、プラグPの差し込み時における感電を防止することが可能な扉付のコンセント10が構成される。上記に構成されたコンセント10は、家屋の壁面等に埋め込み設置されて使用される。
次に、上記に構成されたコンセント10の作動につき、図4に従い説明する。まず、プラグPの栓刃P1を挿入しない不使用時には、図4(a)に示すように、扉体13は、挿入口11cの上半分を塞ぎ刃受け金具12を覆っている。同時に、挿入口11cの下半分と扉体13の挿通孔13aが合致し、プラグPの栓刃P1が挿入できる状態になっている。このとき、ロック機構14の係合部14bが扉体13の上端部13cに係合し扉体13の矢印b方向への移動を阻止している。また、当接部14cが挿入口11cの下半分の奥に位置している。
これにより、刃受け金具12は、扉体13によって覆われているので挿入口11cから見ることができず、子供等がいたずらによってピン等を挿入口11cに挿入することが防止され、感電を防止することが可能となる。万一挿入したとしても、挿入口11cの奥に充電部である刃受け金具12が存在しないのでピン等が刃受け金具に接触することがなく、感電を防止することが可能になる。同時に、刃受け金具12への塵埃や水等の浸入を防止することも可能になる。
また、ロック機構14の係合部14bが扉体13の上端部13cに係合し、扉体13の矢印b方向への移動を阻止しているので、挿入したピン等を上方に移動することができない。これにより、ピン等と刃受け金具12との、いたずら等による接触も防ぐことができ、感電を防止することが可能になる。
次に、プラグPをコンセント10に接続するときは、図4(b)に示すように、先ず、プラグPの栓刃P1を下半分の挿入口11cに矢印a方向から扉体13の挿通孔13aを介して、本体11内に栓刃P1を挿入する。そして、さらに矢印a方向に押し込むと、図4(c)に示すように、栓刃P1の先端がロック部材14aの当接部14cに当接し、ロック部材14aがガイド溝11a−2に沿って矢印c方向に移動する。そして、栓刃P1が完全に挿入された状態で、ロック機構14の係合部14bと扉体13の上端部13cとの係合が外れる。
次に、図4(d)に示すように、係合部14bと扉体13との係合が外れた状態で、栓刃P1を矢印b方向に移動させる。これにより栓刃P1の一側縁部P1−1が扉体13の挿通孔13aに係合し、扉体13が矢印b方向にスライドによって移動し、同時に、栓刃P1が刃受け金具12に向けて移動して栓刃P1の一側縁部P1−1が刃受け金具12の栓刃挿入部12cにガイドされながら栓刃接触部12bに挿入され、挟持されることによって栓刃P1と刃受け金具12の電気的な接続がなされる。
この際、図4(b)に示すように、プラグPの端面P2と上ケース11aの表面との間に隙間sが存在しているときには、栓刃P1に通電がなされていない。このため、水に濡れた指等でプラグPを差し込んだとしても感電することを防止することが可能になる。また、隙間sから栓刃に万一直接指先等が触れた場合でも、感電する恐れがなく、プラグの差し込み時における感電を防止することが可能になる。
また、プラグPを引き抜くときは、図4(d)に示す状態から、従来と同様に、単に矢印a方向と逆の方向に引き抜けばよい。これにより、栓刃P1を刃受け金具12から引き抜くことができる。同時に、栓刃P1を引き抜くと、扉体13がスプリングの弾力により矢印b方向と逆の方向に自動的にスライドして元の位置に復帰して刃受け金具12を覆う。
また、同時に、ロック機構14のロック部材14aが、スプリングの弾力により自動的に矢印c方向と逆方向にスライドして元の位置に復帰し、係合部14bが扉体13の上端部13cに係合して扉体13の矢印b方向への移動を阻止する。これにより、上述したプラグPの栓刃P1を挿入しない不使用時の状態に、何ら格別な操作をせず自動的に復帰することができる。
また、本実施形態によれば、栓刃P1を挿入する挿入口11cは、栓刃P1の挿入方向aと略直交する方向bの長孔形状に形成し、栓刃P1の長孔に沿うスライドによって扉体13が移動し、栓刃P1と刃受け金具12とが接続されるようにした。
これにより、プラグPの単純な直線方向の移動によって作動させることができ、本体11、扉体13、刃受け金具12、ロック機構14等の構成部品は、格別な曲線形状等の特殊な加工を施すことなく構成することができ、構成を簡素化し組み立て作業も簡素化することが可能になる。特に、折り曲げ加工等、加工が煩雑となる刃受け金具12は、栓刃P1の直線的な動きによって接続するようにしたので、従来の一般的な刃受け金具をそのまま使用し、本体11内に金具を単に横にして装着することによって構成することもでき、より一層、構成および組み立て作業を簡素化することが可能になる。
以上本実施形態において、プラグPの栓刃P1を挿入しない不使用時には、挿入口11cを遮蔽シート15によって、覆うように構成してもよい。すなわち、図5(b)に示すように、合成樹脂やゴム等の柔軟性を有する柔らかい材質によって遮蔽シート15を形成し、この遮蔽シート15には、扉体13の挿通孔13aに対応した位置に、それぞれ1本の直線からなる切り込み15a、15aを形成する。切り込み15a、15aの長さは、栓刃P1がスライドして移動する長さより長く形成する。そして、上記に構成された遮蔽シート15を、扉体13に下面に対向して、可動ができないように本体11に固定して設ける。
この構成によれば、プラグPの栓刃P1を挿入しない不使用時には、図5(a)に示すように、挿入口11cおよび挿通孔13aが遮蔽シート15(切り込み15aは閉じている)によって塞ぐことができ、子供等のいたずらをより一層防止することが可能になるとともに、塵埃や水等の浸入をより確実に防止することが可能になる。なお、プラグPを挿入するときには、切り込み15a、15aに対し、栓刃P1の先端を切り込み15a、15aに押し付けることによって、切り込みが押し広げられることにより、栓刃P1を挿入することができ、さらに、栓刃P1は、切り込みに15a、15aに沿って移動することができる。
また、挿入口11cは、プラグPの栓刃P1の挿入方向aと略直交する方向bの長孔形状に形成し、栓刃P1の長孔に沿うスライドによって扉体13が移動し、栓刃P1と刃受け金具12が接続されるようにしたが、プラグPの挿入方向aを軸心として、左右いずれかの方向にプラグを回動させることにより、扉体13および栓刃P1を回動移動し、栓刃P1と刃受け金具12が接続されるように構成してもよい。
また、プラグPをコンセント10に接続するときは、プラグPの栓刃P1を下半分の挿入口11cから扉体13の挿通孔13aを介して、本体11内に栓刃P1を挿入し、次に、挿入した状態で、栓刃P1を矢印b方向に移動させるように構成したが、スプリング等の弾力によって、挿入した状態から栓刃P1を矢印b方向に自動的に移動させるように構成してもよい。これによれば、プラグは従来と同様に、差し込む操作のみでよく、操作性を向上した扉付のコンセントを構成することが可能になる。
また、本実施形態のコンセントは、屋内に設置されるコンセントでも、屋外に設置されるコンセントでもよく、また、埋込形に限らず露出形でも、さらに、1口用でも2口用、3口用でもよく、その口数に限定されない。さらにテーブルタップ等のマルチタップ等であってもよい。さらには、接地付きコンセントであってもよく、特定のコンセントには限定されない。以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
10 コンセント
11 本体
11c 挿入口
12 刃受け金具
13 扉体
14 ロック機構
P プラグ
P1 栓刃

Claims (2)

  1. プラグの栓刃が挿入された後、栓刃の移動が可能となるように形成された挿入口を有する本体と;
    挿入口に対向して本体内に収容された刃受け金具と;
    本体の挿入口に対して移動が可能となるように設けられ、常時は刃受け金具を覆い、栓刃の移動によって栓刃と刃受け金具との接続を可能とする扉体と;
    常時は扉体の移動をロックし、栓刃の挿入によってロックが解除され、扉体の移動を可能とするロック機構と;
    を具備していることを特徴とするコンセント。
  2. 前記本体の挿入口は、プラグの栓刃の挿入方向と略直交する方向の長孔形状に形成され、栓刃の長孔に沿うスライドによって扉体が移動し、栓刃と刃受け金具が接続されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のコンセント。
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