JP2013239043A - バス制御装置、バス制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

バス制御装置、バス制御方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】通信速度の低下を抑制し、かつスレーブアドレスのビット数による制限を超えるスレーブデバイスとマスタデバイスとの通信を可能とする。
【解決手段】バス制御装置では、終了条件検出回路35は終了条件信号を検出し、スイッチ制御回路37は、複数のスレーブバス13〜15のうち、終了条件カウンタ36のカウント値に応じたスレーブバスがマスタバス12と接続されるように、スイッチ31〜34のオンオフを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マスタデバイスが接続されるマスタバスとスレーブデバイスが接続される複数のスレーブバスとの通信を制御するバス制御装置、およびバス制御方法に関する。
近年、デバイス間の情報伝達を行うためのインターフェイスとしてI2C(Inter Integrated Circuit)バスが使用されている。このI2Cバスを使用した接続では、通常、1本のI2Cバスに対して、複数のスレーブデバイスと、これらスレーブデバイスを制御するマスタデバイスとが接続される。
しかしながら、一般的なスレーブデバイスの仕様では選択可能なスレーブアドレスの数に制限があり、その数以上に同種のスレーブデバイスを同一のバスに接続することができない。一方、制御システムの規模の拡大に伴い、スレーブアドレスの数の制限を越えて、スレーブデバイスをバスに接続することが求められている。
そこで、スレーブアドレスの制限を越えるスレーブデバイスを接続する技術として、例えば、特許文献1に開示されているような構成が提案されている。特許文献1に記載の構成では、マスタデバイスがマスタバスに接続され、複数のスレーブバスがそれぞれスイッチを介してマスタバスと接続されている。
特許文献1に記載の構成では、マスタデバイスがスレーブデバイスと通信する場合に、図10に示すような動作を行っている。図10は、特許文献1に開示された従来技術におけるマスタデバイスがスレーブデバイスと通信する場合の動作を示したタイミングチャートである。
すなわち、マスタデバイスからスレーブデバイスに対してデータを送信する場合には、マスタデバイスからマスタバス上にデータの送受信の対象となるスレーブデバイスの論理アドレスを送信する。次に、この論理アドレスを実アドレスとバス番号にデコードし、デコードされたバス番号に基づき、スレーブデバイスが接続されたスレーブバスとマスタバスとが接続されるように、スイッチを制御している。さらに、当該デコードされた実アドレスをスレーブバス上に送信し、当該実アドレスにより特定されるスレーブデバイスに対しデータの送受信を行うようにしている。
特開2000−165421号公報(2000年6月16日公開) 特開2011−138293号公報(2011年7月14日公開)
特許文献1に記載の構成では、マスタデバイスがスレーブデバイスに対してデータを送信する場合には、その前に、スレーブデバイスの論理アドレスからバス番号をデコードして、マスタバスとデータ送信対象のスレーブデバイスが接続されているスレーブバスとが接続されるようにスイッチを制御する必要がある。
このため、マスタデバイスがスレーブデバイスに対してデータの送信を行う時間に加え、論理アドレスをデコードしてスイッチを制御する時間がさらに必要になり、通信速度が低下するという問題点を有している。
さらに、I2Cバスにてマスタデバイスがスレーブデバイスと通信する場合、スレーブアドレスは7ビットしかなく、マスタデバイスは128個を超えるスレーブデバイスと通信することができない。そこで、マスタデバイスが128個を超えるスレーブデバイスと通信できるようにするために、別途バスセレクタを設けることが考えられる。この場合、マスタデバイスがスレーブデバイスと通信する動作は図11に示すものとなる。図11は、特許文献1に開示された従来技術において、バスセレクタを設けた場合における、マスタデバイスがスレーブデバイスと通信する場合の動作を示したタイミングチャートである。
しかしながら、バスセレクタを設けた場合には、図11に示すように、スレーブデバイスと通信する前に、必ずバスセレクタを切り替える操作が必要になる。このため、バスセレクタによりバスの切り替えに要する時間分だけ、通信速度が低下するという問題を招来する。
したがって、本発明は、通信速度の低下を抑制しながら、スレーブアドレスのビット数によって制限される個数を超える個数のスレーブデバイスとマスタデバイスとの通信を可能とするバス制御装置、バス制御方法、プログラムおよび記録媒体の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明のバス制御装置は、マスタデバイスが接続されるマスタバスと、スレーブデバイスがそれぞれ接続される複数のスレーブバスと、オンオフ動作を行い、前記複数のスレーブバスについて、前記マスタバスに接続されるスレーブバスを切り替えるスイッチと、前記マスタデバイスから前記マスタバス上に出力された終了条件信号を検出する終了条件検出部と、前記終了条件検出部にて検出された終了条件信号の数を数える終了条件カウント部と、前記複数のスレーブバスのうち、前記終了条件カウント部のカウント値に応じたスレーブバスが前記マスタバスと接続されるように、前記スイッチのオンオフ動作を制御するスイッチ制御部とを備えていることを特徴としている。
また、本発明のバス制御方法は、マスタバスに接続されたマスタデバイスから前記マスタバス上に出力された終了条件信号を検出する終了条件検出工程と、前記終了条件検出工程にて検出された終了条件信号の数を数える終了条件カウント工程と、スレーブデバイスがそれぞれ接続された前記複数のスレーブバスのうち、前記終了条件カウント工程でのカウント値に応じたスレーブバスが前記マスタバスと接続されるように、前記複数のスレーブバスについて、前記マスタバスに接続されるスレーブバスを切り替える切替え工程とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、終了条件検出部は(終了条件検出工程では)、マスタデバイスからマスタバス上に出力された終了条件信号を検出し、終了条件カウント部は(終了条件カウント工程では)、終了条件検出部(終了条件検出工程)にて検出された終了条件信号の数を数える。スイッチ制御部は(スイッチ制御工程では)、複数のスレーブバスのうち、終了条件カウント部(終了条件カウント工程)のカウント値に応じたスレーブバスがマスタバスと接続されるように、スイッチのオンオフ動作を制御する。
したがって、マスタデバイスによりマスタバスと接続するスレーブバスとして任意のスレーブバスが選択された場合であっても、マスタデバイスからマスタバス上に出力された終了条件信号により、マスタバスを任意のスレーブバスに接続することができる。これにより、スレーブアドレスおよびバス番号を指定することによってマスタバスと接続するスレーブバスを切り替えるような従来の構成と比較して、マスタバスをいずれかのスレーブバスと接続するまでの速度を速くすることができる。この結果、マスタデバイスとスレーブデバイスとの通信速度を速くすることができる。
また、マスタデバイスからマスタバス上に出力される終了条件信号によって、マスタバスと接続するスレーブバスを切り替える構成であるから、同じスレーブアドレスのスレーブデバイスであっても、異なるスレーブバスに接続されていれば、それらスレーブデバイスを区別して通信することができる。したがって、スレーブアドレスは7ビットであるので、I2Cバスでは、仕様上、アドレスの組み合せは128個しか存在しないものの、マスタデバイスは、128個を超えるスレーブデバイスとの通信、すなわちスレーブアドレスのビット数によって制限される個数を超える個数のスレーブデバイスとの通信が可能となる。
これにより、通信速度の低下を抑制しながら、スレーブアドレスのビット数によって制限される個数を超える個数のスレーブデバイスとマスタデバイスとの通信が可能となる。
上記のバス制御装置において、前記スイッチ制御部は、前記終了条件カウント部のカウント値に応じた分だけ、前記複数のスレーブバスについて、前記マスタバスと接続されるスレーブバスが順次切り替わるように、前記スイッチのオンオフ動作を制御する構成としてもよい。
上記の構成によれば、スイッチ制御部は、終了条件カウント部のカウント値に応じた分だけ、複数のスレーブバスについて、マスタバスと接続されるスレーブバスが順次切り替わるように、スイッチのオンオフ動作を制御する。
したがって、マスタデバイスからマスタバス上に終了条件信号が出力される毎に、マスタバスと接続されるスレーブバスが順次切り替えられる。これにより、マスタバスと接続するスレーブバスの切り替えを迅速に行うことができる。
上記のバス制御装置において、前記スイッチ制御部は、前記マスタデバイスと前記スレーブデバイスとの通信終了後に、前記マスタデバイスから前記マスタバス上に出力される前記終了条件信号についての前記終了条件カウント部のカウント値に応じて、前記複数のスレーブバスについて、前記マスタバスに接続されるスレーブバスが所定の順序にて切り替わるように、前記スイッチのオンオフ動作を制御する構成としてもよい。
上記の構成によれば、スイッチ制御部は、マスタデバイスとスレーブデバイスとの通信終了後に、マスタデバイスからマスタバス上に出力される終了条件信号についての終了条件カウント部のカウント値に応じて、複数のスレーブバスについて、マスタバスに接続されるスレーブバスが所定の順序にて切り替わるように、スイッチのオンオフ動作を制御する。
これにより、マスタデバイスが1つのスレーブバスとのデータの通信を終了して、マスタデバイスから終了条件信号がマスタバスに出力される毎に、自動的に、マスタバスと接続されるスレーブバスが順次切り替えられる。
したがって、マスタデバイスが複数のスレーブバスと接続されている全てのスレーブデバイスを巡回するように通信する場合には、1つのスレーブデバイスとの通信の終了後に、マスタデバイスが、マスタバスと接続するスレーブバスのバス番号を指定する処理、およびマスタデバイスと通信するスレーブデバイスのスレーブアドレスを指定する処理が不要となる。これにより、マスタデバイスが複数のスレーブバスと接続されている全てのスレーブデバイスを巡回するように通信する場合の通信速度を向上することができる。
本発明のバス制御装置は、第1バス制御手段と複数の第2バス制御手段とを備え、前記第1バス制御手段は、マスタデバイスが接続されるマスタバスと、前記第2バス制御手段がそれぞれ接続される複数の第1スレーブバスと、オンオフ動作を行い、前記複数の第1スレーブバスについて、前記マスタバスに接続される第1スレーブバスを切り替える第1スイッチと、前記マスタデバイスから前記マスタバス上に出力された終了条件信号を検出する終了条件検出部と、前記終了条件検出部にて検出された終了条件信号の数を数える終了条件カウント部と、前記複数の第1スレーブバスのうち、前記終了条件カウント部のカウント値に応じた第1スレーブバスが前記マスタバスと接続されるように、前記第1スイッチのオンオフ動作を制御する第1スイッチ制御部とを備え、前記第2バス制御手段は、スレーブデバイスが接続される複数の第2スレーブバスと、前記マスタデバイスから送信される第1のアドレスから、前記複数の第2スレーブバスのうちの制御対象の前記スレーブデバイスが接続される第2スレーブバスを特定する第2のアドレスをデコードするとともに、前記第1のアドレスを制御対象の前記スレーブデバイスを特定する第3のアドレスに変換し、前記マスタデバイスからの前記第1のアドレスの送信に伴って全ての前記第2スレーブバスに前記第3のアドレスを送信するデコード部と、オンオフ動作を行い、前記複数の第2スレーブバスについて、前記第1スレーブバスに接続される第2スレーブバスを切り替える第2スイッチと、前記第2のアドレスに従い、前記第2スイッチのオンオフ動作による前記第1スレーブバスと前記第2スレーブバスとの接続を制御する接続制御部とを備え、所定のビット幅の上位ビットにおいて、前記第3のアドレスのビット列が全てのスレーブデバイスに対して固定のアドレス値を有しており、前記デコード部は、マスタデバイスが前記第1のアドレスの前記上位ビットを送信する間、前記複数の第2スレーブバス全てに、前記第3のアドレスの前記上位ビットとして前記固定のアドレス値を送信し、前記接続制御部は、前記デコード部が前記第3のアドレスを送信後、前記第2のアドレスにより特定される前記第2スレーブバスのみが前記第1スレーブバスとの接続を維持するように前記第2スイッチを制御するとともに、前記第2のアドレスにより特定されない全ての前記第2スレーブバスに対して、前記スレーブデバイスとの通信の終了を示す信号を送信することを特徴としている。
上記の構成によれば、第1バス制御手段において、終了条件検出部は、マスタデバイスからマスタバス上に出力された終了条件信号を検出し、終了条件カウント部は、終了条件検出部にて検出された終了条件信号の数を数える。第1スイッチ制御部は、複数の第1スレーブバスのうち、終了条件カウント部のカウント値に応じた第1スレーブバスがマスタバスと接続されるように、第1スイッチのオンオフ動作を制御する。
また、第2バス制御手段において、デコード部は、マスタデバイスから送信される第1のアドレスから、複数の第2スレーブバスのうちの制御対象のスレーブデバイスが接続される第2スレーブバスを特定する第2のアドレスをデコードする。また、第1のアドレスを制御対象のスレーブデバイスを特定する第3のアドレスに変換し、マスタデバイスからの第1のアドレスの送信に伴って全ての第2スレーブバスに第3のアドレスを送信する。
接続制御部は、第2のアドレスに従い、第2スイッチのオンオフ動作による第1スレーブバスと第2スレーブバスとの接続を制御する。
ここで、所定のビット幅の上位ビットにおいて、第3のアドレスのビット列が全てのスレーブデバイスに対して固定のアドレス値を有している。
また、デコード部は、マスタデバイスが第1のアドレスの上位ビットを送信する間、複数の第2スレーブバス全てに、第3のアドレスの前記上位ビットとして固定のアドレス値を送信する。
また、接続制御部は、デコード部が第3のアドレスを送信後、第2のアドレスにより特定される第2スレーブバスのみが第1スレーブバスとの接続を維持するように第2スイッチを制御するとともに、第2のアドレスにより特定されない全ての第2スレーブバスに対して、スレーブデバイスとの通信の終了を示す信号を送信する。これにより、マスタデバイスは、第3のアドレスによって特定されるスレーブデバイスと通信することができる。
したがって、第1バス制御手段において、マスタデバイスによりマスタバスと接続する第1スレーブバスとして任意の第1スレーブバスが選択された場合であっても、マスタデバイスからマスタバス上に出力された終了条件信号により、マスタバスを任意の第1スレーブバスに接続することができる。これにより、スレーブアドレスおよびバス番号を指定することによってマスタバスと接続する第1スレーブバスを切り替えるような従来の構成と比較して、マスタバスをいずれかの第1スレーブバスと接続するまでの速度を速くすることができる。この結果、マスタデバイスとスレーブデバイスとの通信速度を速くすることができる。
また、マスタデバイスからマスタバス上に出力される終了条件信号によって、マスタバスと接続する第1スレーブバスを切り替える構成であるから、同じスレーブアドレスのスレーブデバイスであっても、異なる第1スレーブバスに接続されていれば、それらスレーブデバイスを区別して通信することができる。したがって、スレーブアドレスは7ビットであるのでI2Cバスでは、仕様上、アドレスの組み合せは128個しか存在しないものの、マスタデバイスは、128個を超えるスレーブデバイスとの通信、すなわちスレーブアドレスのビット数によって制限される個数を超える個数のスレーブデバイスとの通信が可能となる。
これにより、通信速度の低下を抑制しながら、スレーブアドレスのビット数によって制限される個数を超える個数のスレーブデバイスとマスタデバイスとの通信が可能となる。
本発明の構成によれば、通信速度の低下を抑制しながら、スレーブアドレスのビット数によって制限される個数を超える個数のスレーブデバイスとマスタデバイスとの通信が可能となる。
本発明の実施の形態におけるバス制御装置の構成を示すブロック図である。 図1に示したバス制御装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 本実施の他の形態におけるバス制御装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 本発明のさらに他の実施の形態におけるバス制御装置の構成を示すブロック図である。 図4に示した第2バス制御装置の構成を示すブロック図である。 図4に示したバス制御装置において適用可能な論理アドレスとスレーブデバイスの実アドレス、および当該スレーブデバイスと接続するスレーブバスの何れかを特定するためのバス番号との対応関係の一例を示す説明図である。 図4に示したバス制御装置にて用いられるアドレスデコードテーブルの一例を示す説明図である。 図4に示したバス制御装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図4に示した第2バス制御装置における、マスタデバイスがスレーブデバイスと通信する場合の動作を示すタイミングチャートである。 従来技術におけるマスタデバイスがスレーブデバイスと通信する場合の動作を示すタイミングチャートである。 従来技術においてバスセレクタを設けた場合における、マスタデバイスがスレーブデバイスと通信する場合の動作を示すタイミングチャートである。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
本実施の形態のバス制御装置は、図1に示す構成を備えている。図1は、本発明の実施の形態におけるバス制御装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、バス制御装置1は、マスタデバイス11、マスタバス12、複数本(本実施の形態では4本)のスレーブバス13〜16、複数(本実施の形態では8個)のスレーブデバイス17〜24、およびバス制御装置25を備えている。
マスタデバイス11にはマスタバス12が接続されている。スレーブバス13〜16のそれぞれには、2つのスレーブデバイスが接続されている。すなわち、スレーブバス13にはスレーブデバイス17,18が接続され、スレーブバス14にはスレーブデバイス19,20が接続され、スレーブバス15にはスレーブデバイス21,22が接続され、スレーブバス16にはスレーブデバイス23,24が接続されている。また、各スレーブバス13〜16は、バス制御装置25を介してマスタバス12と接続されている。4本のスレーブバス13〜16には、それぞれ0〜4のバス番号が設定されている。
バス制御装置25は、各スレーブバス13〜16に対応する各スイッチ31〜34、終了条件検出回路(終了条件検出部)35、終了条件カウンタ(終了条件カウント部)36およびスイッチ制御回路(スイッチ制御部)37を備えている。
スイッチ31はマスタバス12とスレーブバス13との間に配置され、スイッチ32はマスタバス12とスレーブバス14との間に配置され、スイッチ33はマスタバス12とスレーブバス15との間に配置され、スイッチ34はマスタバス12とスレーブバス16との間に配置されている。
マスタデバイス11は、マスタバス12と接続するスレーブバス13〜16を切り替える場合に、スレーブバス13〜16を切り替えるための開始条件信号と終了条件信号とを、各スレーブバス13〜16に応じて設定された回数だけ送信する。この場合、データは送信しない。
バス制御装置25の終了条件検出回路35は、マスタデバイス11から送信された終了条件信号を検出する。終了条件カウンタ36は、終了条件検出回路35にて検出された終了条件信号の回数、すなわちマスタデバイス11から送信された終了条件の回数をカウントする。スイッチ制御回路37は、終了条件カウンタ36によるカウント値に応じて、各スイッチ31〜34をオンオフ動作させるスイッチ制御信号を出力する。
スイッチ制御回路37は、具体的には、スレーブバス13〜16のうち、終了条件カウンタ36のカウント値に応じたバス番号のスレーブバスがマスタバス12と接続状態となり、それ以外のスレーブバスがマスタバス12と接続の遮断状態なるようにするスイッチ制御信号をスイッチ31〜34に対して出力する。したがって、各スイッチ31〜34は、スイッチ制御信号の指示がスイッチのオン動作であれば、対応するスレーブバスがマスタバス12と接続されるようにオン動作を行う。一方、スイッチ制御信号の指示がスイッチのオフ動作であれば、対応するスレーブバスとマスタバス12との接続が遮断されるように、オフ動作を行う。
上記の構成において、本実施の形態のバス制御装置1の動作について以下に説明する。図2は、バス制御装置1の動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下では、マスタデバイス11がバス番号3のスレーブバス16と通信する場合について説明する。バス制御装置1では、初期状態(初期設定)として、スレーブバス13(バス番号0)に接続されたスイッチ31のみがオンされているものとする。
マスタデバイス11は、スレーブバス16(バス番号3)と通信する場合に、マスタバス12のシリアルデータライン(SDA)およびシリアルクロックライン(SCL)上に開始条件信号51を送信する。次に、マスタバス12のシリアルデータライン(SDA)およびシリアルクロックライン(SCL)上に終了条件信号52を送信する。その後、開始条件信号51の送信動作および終了条件信号52の送信動作を続けて2回繰り返し、合計3回行う。この間、データの送信はしない。
開始条件信号51の送信では、マスタバス12のシリアルクロックライン(SCL)を高レベルに維持した状態で、マスタバス12のシリアルデータライン(SDA)を高レベルから低レベルに変化させる。また、終了条件信号52の送信では、マスタバス12のシリアルクロックライン(SCL)を高レベルに維持した状態で、マスタバス12のシリアルデータライン(SDA)を低レベルから高レベルに変化させる。
上記の合計3回の開始条件信号51および終了条件信号52の送信動作において、終了条件カウンタ36は、終了条件信号52の回数をカウントする。したがって、上記の各開始条件信号51および終了条件信号52の送信動作に応じてスイッチ31〜34が動作し、マスタバス12に接続されるスレーブバスが、スレーブバス13(バス番号0)から、順次、スレーブバス14(バス番号1)、スレーブバス15(バス番号2)、スレーブバス16(バス番号3)に切り替えられる。これにより、マスタバス12は最終的にスレーブバス16(バス番号3)と接続される。
次に、マスタデバイス11からマスタバス12上にスレーブアドレスが送信され、スレーブバス16に接続されているスレーブデバイス23,24のうち、そのスレーブアドレスのスレーブデバイスとマスタデバイス11との通信が可能となる。
なお、マスタバス12がスレーブバス16(バス番号3)と接続されている状態から、さらに開始条件信号51および終了条件信号52の送信動作が行われた場合、初期状態(初期設定)に戻り、マスタバス12はスレーブバス13(バス番号0)と接続される。
上記のように、バス制御装置1では、マスタバス12と接続するスレーブバスとして任意のスレーブバスを選択した場合でも、開始条件信号51および終了条件信号52により、マスタバス12を上記任意のスレーブバスに接続することができる。したがって、スレーブアドレスおよびバス番号を指定することによってマスタバス12と接続するスレーブバスを切り替えるような従来の構成と比較して、マスタバス12をいずれかのスレーブバス13〜16と接続するまでの速度を速くすることができる。
また、終了条件信号52によってマスタバス12と接続するスレーブバスを切り替えることができるので、同じスレーブアドレスのスレーブデバイスであっても、異なるスレーブバスに接続されていれば、それらスレーブデバイスを区別して通信することができる。
また、スレーブアドレスは7ビットであるので、I2Cバスでは、仕様上、アドレスの組み合せは128個しか存在しない。しかしながら、バス制御装置1では、スレーブバス13〜16を切り替えることにより、7ビットのアドレスにて128個を超えるスレーブデバイスとの通信が可能になる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
本実施の形態において、図1に示したマスタデバイス11は、特定のスレーブデバイス17〜24を選択せずに、各スレーブデバイス17〜24を巡回し、順次各スレーブデバイス17〜24と通常の通信(データをやり取りする通信)を行うようになっている。この場合のバス制御装置1の動作を図3に基づいて説明する。図3は、本実施の形態におけるバス制御装置1の動作の一例を示すタイミングチャートである。
バス制御装置1では、初期状態(初期設定)として、スレーブバス13(バス番号0)に接続されたスイッチ31のみがオンされているものとする。
スイッチ31がオンされていることにより、マスタバス12はスレーブバス13と接続される。この場合に、マスタデバイス11は、まずスレーブデバイス17とのデータの通信が可能となる。
その後、マスタデバイス11とスレーブデバイス17との通信が終了し、マスタデバイス11から終了条件信号52がマスタバス12上に送信されると、終了条件検出回路35はその終了条件信号52を検出し、終了条件カウンタ36は終了条件信号52のカウント値を1増加させて1とする。
したがって、スイッチ制御回路37は、スイッチ31をオフにさせ、かつスイッチ32をオンにさせるスイッチ制御信号を出力する。この結果、マスタバス12の接続先がスレーブバス13からスレーブバス14に切り替わり、マスタデバイス11とスレーブデバイス19との通信が可能となる。
その後、マスタデバイス11とスレーブデバイス19との通信が終了し、マスタデバイス11から終了条件信号52がマスタバス12上に送信されると、終了条件検出回路35はその終了条件信号52を検出し、終了条件カウンタ36は終了条件信号52のカウント値を1増加させて2とする。
したがって、スイッチ制御回路37は、スイッチ32をオフにさせ、かつスイッチ33をオンにさせるスイッチ制御信号を出力する。この結果、マスタバス12の接続先がスレーブバス14からスレーブバス15に切り替わり、マスタデバイス11とスレーブデバイス21との通信が可能となる。
以下、同様にして、マスタデバイス11とスレーブデバイスとの通信が終了し、マスタデバイス11から終了条件信号52がマスタバス12上に送信される毎に、マスタバス12の接続先のスレーブバスが順次切り替えられ、順次、マスタデバイス11と各スレーブデバイス21との通信が可能となる。
上記の動作によるマスタデバイス11と通信可能となるスレーブデバイスの順序は次のように設定されている。
1.バス番号0に接続の1番目のスレーブデバイス17
2.バス番号1に接続の1番目のスレーブデバイス19
3.バス番号2に接続の1番目のスレーブデバイス21
4.バス番号3に接続の1番目のスレーブデバイス23
5.バス番号0に接続の2番目のスレーブデバイス18
…………………………………………………
8.バス番号4に接続の2番目のスレーブデバイス24
上記のように、本実施の形態のバス制御装置1では、マスタデバイス11が1つのスレーブバスとのデータの通信を終了して終了条件信号52をマスタバス12に出力する毎に、自動的に、マスタバス12と接続されるスレーブバスが順次切り替えられ、かつマスタデバイス11と通信可能となるスレーブデバイスが順次切り替えられる。
したがって、マスタデバイス11がスレーブバス13〜16と接続されている全てのスレーブデバイス17〜24を巡回するように通信する場合には、1つのスレーブデバイスとの通信の終了後に、マスタデバイス11が、マスタバス12と接続するスレーブバスのバス番号を指定する処理、およびマスタデバイス11と通信するスレーブデバイスのスレーブアドレスを指定する処理が不要となる。これにより、マスタデバイス11がスレーブバス13〜16と接続されている全てのスレーブデバイス17〜24を巡回するように通信する場合の通信速度を向上することができる。
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
本実施の形態のバス制御装置は、図4に示す構成を備えている。図4は、本発明の実施の形態におけるバス制御装置2の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、バス制御装置2は、マスタデバイス11、マスタバス12、複数本(本実施の形態では4本)のスレーブバス(第1スレーブバス)13〜16、複数本(本実施の形態では16(4×4)本)のスレーブバス(第2スレーブバス)13a〜13d,14a〜14d,15a〜15d,16a〜16d、複数のスレーブデバイス、第1バス制御装置(第1バス制御手段)71および第2バス制御装置(第1バス制御手段)61〜64を備えている。なお、図4には複数のスレーブデバイスの一例として、スレーブデバイス101a〜101e,102a〜102e,103a〜103e,104a〜104eを記載している。
第1バス制御装置71は、図1に示したバス制御装置25と同一の構成である。したがって、ここでの詳細な説明は省略する。
第2バス制御装置61〜64は、同一の構成であり、図5に示す構成を備えている。図5は、第2バス制御装置61〜64の構成を示すブロック図である。なお、図5では、便宜上、第2バス制御装置63の構成として示している。
第2バス制御装置63は、アドレスデコードテーブル111、アドレスデコード回路112、スイッチ制御回路(接続制御部)113、終了条件制御回路(接続制御部)114、スイッチ(第2スイッチ)121〜124および終了条件発生回路131〜134を備えている。
スイッチ121〜124および終了条件発生回路131〜134はそれぞれスレーブバス15a〜15dに対応して設けられている。すなわち、スイッチ121および終了条件発生回路131はスレーブバス15aに対応し、スイッチ122および終了条件発生回路132はスレーブバス15bに対応し、スイッチ123および終了条件発生回路133はスレーブバス15cに対応し、スイッチ124および終了条件発生回路134はスレーブバス15dに対応している。
アドレスデコード回路112は、マスタデバイス11からマスタバス12を介して送信されるスレーブデバイスの論理アドレスを、スレーブデバイスの実アドレスに変換するとともに、アドレスデコードテーブル111に基づき、スレーブバスのバス番号を生成する。また、アドレスデコード回路112は、アドレス変換後の実アドレスを全てのスレーブバス15a〜15dに対して、スレーブバス15a〜15d上に設けられたスイッチ121〜124を介して送信するように制御される。
ここで、図6には、バス制御装置2の第2バス制御装置63において適用可能な論理アドレスとスレーブデバイスの実アドレス、および当該スレーブデバイスと接続するスレーブバス15a〜15dの何れかを特定するためのバス番号との対応関係の一例を示す。図6に示すように、7ビットのアドレスデータのうち、実アドレスの上位4ビットは論理アドレスおよびスレーブバスのバス番号に拘らず固定であるのに対し、論理アドレスの上位4ビットはスレーブバスのバス番号に応じて異なっている。言い換えると、論理アドレスの上位4ビットにスレーブバスのバス番号の情報がエンコードされている。一方、実アドレスの下位3ビットは、対応する論理アドレスの下位3ビットと完全に一致している。
この場合、アドレスデコード回路112は、マスタバス12に論理アドレスの上位4ビットが送信されているときには、全てのスレーブバス15a〜15dに所定の固定アドレス(ここでは、“0101”)を送信し、マスタバス12に論理アドレスの下位3ビットが送信されているときには、当該論理アドレスの下位3ビットをそのまま、全てのスレーブバス15a〜15dに対して、実アドレスの下位3ビットとして送信する。さらに、アドレスデコード回路112は、論理アドレスの下位3ビットを送信している間に、アドレスデコードテーブル111を参照して、論理アドレスの上位4ビットから、スレーブバスのバス番号をデコードする。
図7には、バス制御装置2で用いられるアドレスデコードテーブル111の一例を示す。アドレスデコードテーブル111には、スレーブバス15a〜15dのそれぞれにつき、その論理アドレスの上位4ビットと、当該スレーブデバイスと接続するスレーブバス15a〜15dの何れかを特定するためのバス番号との対応関係が記述されている。バス制御装置2では、スレーブデバイスの実アドレスは、アドレスデコードテーブル111を用いることなく、論理アドレスの簡単なアドレス変換により求めるので、論理アドレスの送信と同時に実アドレスを送信することが可能になる。
スイッチ制御回路113は、スレーブバス15a〜15d毎に1つずつ設けられるスイッチ121〜124のオンオフを制御し、マスタバス12とスレーブバス15a〜15dとの接続を個別に制御する。
具体的には、スイッチ制御回路113は、アドレスデコード回路112が実アドレスを送信する際、全てのスレーブバス15a〜15dに対して実アドレスが送信されるように、全てのスイッチ121〜124をオンする。その後、アドレスデコード回路112からスレーブバスのバス番号を受け取ると、当該バス番号により特定されるスレーブバスに設けられたスイッチのみをオンにし、他のスイッチをオフにする。これにより、当該バス番号により特定されるスレーブバスに対してのみ、マスタバス12との接続を維持する。
終了条件制御回路114は、スレーブバス15a〜15dのそれぞれに対し、スレーブデバイスとの通信の終了を示す信号の送信を個別に制御する。これにより、当該スレーブバスに接続する全てのスレーブデバイスとマスタデバイス11との通信を終了させる。具体的には、終了条件制御回路114は、スレーブバス15a〜15d毎に1つずつ設けられる終了条件発生回路131〜134に対し、終了条件発生のためのトリガ信号を個別に送信する。これにより、終了条件発生回路114が接続するスレーブバスを介したスレーブデバイスとマスタデバイス11との通信を終了させる。
さらに具体的には、終了条件制御回路114は、アドレスデコード回路112からスレーブバスのバス番号を受け取ると、当該バス番号により特定されるスレーブバスを除く全てのスレーブバスと接続する終了条件発生回路に対して、終了条件発生のためのトリガ信号を送信する。終了条件発生回路131〜134のそれぞれは、当該トリガ信号を受け取ると、自身が接続するスレーブバスに対して終了条件を送信し、当該スレーブバスを介したスレーブデバイスとマスタデバイス11との通信を終了させる。
上記の構成において、本実施の形態におけるバス制御装置2の動作について以下に説明する。図8は、バス制御装置2の動作の一例を示すタイミングチャートである。図8では、マスタデバイス11がスレーブバス15a(バス番号20)に接続されているスレーブデバイス103aと通信する場合のバス制御装置2の動作を示す。
バス制御装置2では、初期状態(初期設定)として、第2バス制御装置61(スレーブバス13)に接続されたスイッチ31のみがオンされているものとする。
マスタデバイス11は、スレーブバス15a(バス番号20)に接続されているスレーブデバイス102aと通信する場合に、まず、スレーブバス15a〜15dが接続されている第2バス制御装置63にマスタバス12を接続させる。
このために、マスタバス12のシリアルデータライン(SDA)およびシリアルクロックライン(SCL)上に開始条件信号51を送信する。次に、マスタバス12のシリアルデータライン(SDA)およびシリアルクロックライン(SCL)上に終了条件信号52を送信する。その後、開始条件信号51の送信動作および終了条件信号52の送信動作を続けて1回繰り返し、合計2回行う。この間、データの送信はしない。
上記の合計2回の開始条件信号51および終了条件信号52の送信動作において、終了条件カウンタ36は、終了条件信号52の回数をカウントする。したがって、上記の各開始条件信号51および終了条件信号52の送信動作に応じてスイッチ(第1スチッチ)31〜33が動作し、マスタバス12に接続される第2バス制御装置が、第2バス制御装置61(スレーブバス13)から、順次、第2バス制御装置62(スレーブバス14)、第2バス制御装置63(スレーブバス15)に切り替えられる。これにより、マスタバス12は最終的に第2バス制御装置63(スレーブバス15(バス番号2))と接続される。
次に、第2バス制御装置63は、論理アドレスを設定して、マスタバス12をスレーブバス15a(バス番号20)に接続させ、さらにマスタデバイス11をスレーブバス15a(バス番号20)に接続されているスレーブデバイス102aと通信可能にする。
この場合、第2バス制御装置63は、第1バス制御装置71から送られてくるデータを全てのスレーブバス15a〜15d(バス番号20〜23)へ送信する。そして、論理アドレスに従って、通信しないスレーブバス15b〜15d(バス番号21〜23)へは終了条件信号を送信して通信を終了させる。
その後、マスタデバイス11は、スレーブバス15a(バス番号20)との通信が終了すると、マスタバス12に終了条件信号52を出力する。これにより、第1バス制御装置71の終了条件カウンタ36のカウント値が1増加され、マスタバス12の接続が第2バス制御装置63(スレーブバス15(バス番号2))から第2バス制御装置64(スレーブバス16(バス番号3))に切り替わる。
次に、上記のようにマスタデバイス11がスレーブデバイス103aと通信する場合の第2バス制御装置63の動作について詳細に説明する。図9はマスタデバイス11がスレーブデバイス103aと通信する場合の第2バス制御装置63の動作を示すタイミングチャートである。
先ず、データの送受信が行われていない状態を初期状態として、スイッチ制御回路113は、マスタバス12と全てのスレーブバス15a〜15dが接続されるように、全てのスイッチ121〜124をオンにする。
次に、マスタバス12のシリアルデータライン(SDA)とマスタバス12のシリアルクロックライン(SCL)上に開始条件信号51を送信する。即ち、マスタバス12のシリアルクロックライン(SCL)を高レベルに維持した状態で、マスタバス12のシリアルデータライン(SDA)を高レベルから低レベルに変化させる。このとき、全てのスイッチ121〜124がオンであるので、全てのスレーブバス15a〜15d上にも開始条件信号51が送信される。
次に、マスタデバイス11からマスタバス12のシリアルデータライン上に、開始条件信号51に続く7ビットとして、データ送受信の対象となるスレーブデバイス103aを示す論理アドレス144(ここでは、“0100000”)を送信する。アドレスデコード回路112は、マスタデバイス11から送信された論理アドレスを受信すると、論理アドレス144を実アドレス145に変換し、アドレス変換後の実アドレス145を、全てのスレーブバス15a〜15d上に送信する。
具体的には、例えば、論理アドレスの所定のビット幅の上位ビット(例えば、上位4ビット)を固定アドレスのビット列(ここでは、“0101”)で置換し、当該置換されたアドレス(“0101000”)を実アドレスとしてスレーブバスに送信する。このとき、全てのスイッチ121〜124がオンであるので、全てのスレーブバス15a〜15d上に実アドレスが送信される。さらに、アドレスデコード回路112は、マスタデバイス11から送信された論理アドレス144の所定の上位ビット(“0100”)に基づいて、アドレスデコードテーブル111を参照して、スレーブバス119のバス番号(“00”)を生成し、スイッチ制御回路113と終了条件制御回路114に送信する。
当該バス番号(“00”)を受信すると、スイッチ制御回路113は、
スレーブバス15aと接続するスイッチ121をオンとし、他の全てのスイッチ122〜124をオフとするように、各スイッチ121〜124の制御を行う。この結果、スイッチ制御タイミング147において、マスタバス12とデータ送受信の対象であるスレーブバス15aとの接続のみが維持され、データ送受信の対象ではない他の全てのスレーブバス15b〜15dとの接続は切断される。
一方、終了条件制御回路114は、当該バス番号(“00”)を受信すると、データ送受信の対象ではないスレーブバス15b〜15dのいずれかと接続する終了条件発生回路131〜134のそれぞれに、終了条件発生のためのトリガ信号を送信する。終了条件発生回路131〜134は、当該トリガ信号を受信すると、自身が接続するスレーブバスに終了条件信号を送信し、データの送受信を終了させる。即ち、終了条件発生回路132〜134は、トリガ信号を受信すると、各スレーブバス15b〜15dのシリアルクロックライン(SCL)を高レベルに維持した状態で、シリアルデータライン(SDA)を低レベルから高レベルに変化させ、スレーブバス15b〜15dの何れかと接続するスレーブデバイスとのデータ送受信を終了させる。
これにより、スレーブバス15b〜15dに接続されているスレーブデバイスのそれぞれは、スレーブバス上に送信された実アドレスと自分のアドレスが一致していれば応答しようとするところ、終了条件信号52により強制的に終了させることができる。
一方、データ送受信の対象であるスレーブバス15aと接続する終了条件発生回路131には、当該トリガ信号は送信されず、データの送受信を継続させる。スレーブバス15a上のスレーブデバイス103aは、アドレスデコード回路112から送信された実アドレス(“0101000”)に基づいて、データの送受信対象が自分であることを認識し、マスタデバイス11とスレーブデバイス103aとの間でデータの送受信処理を開始する。
その後、マスタデバイス11とスレーブデバイス103aとの間で、データの送受信が終了すると、マスタデバイス11はマスタバス12を介して終了条件信号52を送信する。アドレスデコード回路112は、マスタデバイス11からの終了条件信号52を受信すると、データの送受信が終了したと判断して、スイッチ制御回路113にトリガ信号を送信する。即ち、スイッチ制御回路113は、マスタバス12と全てのスレーブバス15a〜15dが接続されるように、全てのスイッチ121〜124をオンにし、初期状態に戻す制御を行う。
次に、マスタデバイス11からマスタバス12上にスレーブアドレスが送信され、スレーブバス16に接続されているスレーブデバイス23,24のうち、そのスレーブアドレスのスレーブデバイスとマスタデバイス11との通信が可能となる。
なお、マスタバス12がスレーブバス16(バス番号3)と接続されている状態から、さらに開始条件信号51および終了条件信号52の送信動作が行われた場合、初期状態(初期設定)に戻り、マスタバス12はスレーブバス13(バス番号0)と接続される。
上記のように、バス制御装置1では、マスタバス12と接続するスレーブバスとして任意のスレーブバスを選択した場合でも、開始条件信号51および終了条件信号52により、マスタバス12を上記任意のスレーブバスに接続することができる。したがって、スレーブアドレスおよびバス番号を指定することによってマスタバス12と接続する場合を切り替えるような従来の構成と比較して、マスタバス12をいずれかのスレーブバス13〜16と接続するまでの速度を速くすることができる。
また、終了条件信号52によってマスタバス12と接続するスレーブバスを切り替えることができるので、同じスレーブアドレスのスレーブデバイスであっても、異なるスレーブバスに接続されていれば、それらスレーブデバイスを区別して通信することができる。
また、スレーブアドレスは7ビットあるので、I2Cバスでは、仕様上、アドレスの組み合せは128個しか存在しない。しかしながら、バス制御装置1では、スレーブバス13〜16を切り替えることにより、7ビットのアドレスにて128個を超えるスレーブデバイスとの通信が可能になる。
上記のように、本実施の形態のバス制御装置2では、第1バス制御装置71と第2バス制御装置61〜64とを備え、第1バス制御装置71では、終了条件信号52の回数によりマスタバス12と接続する第2バス制御装置61〜64を選択し、第2バス制御装置61〜64では、マスタデバイス11が通信するスレーブデバイスのスレーブアドレスに基づいて、スレーブバス(スレーブバス13a〜13d,14a〜14d,15a〜15d,16a〜16d)を選択し、かつ目標のスレーブデバイスとの通信を可能にしている。
これにより、マスタデバイス11は128個を超えるスレーブデバイス(例えば128×4=512個のスレーブデバイス)と通信可能であり、かつその通信において高い通信速度を維持することができる。
すなわち、図1に示したバス制御装置1では、スレーブバスの数が多くなると、スレーブバスを切り替えるための開始条件信号51および終了条件信号52の送信回数が多くなる。このため、スレーブバスの数の増加に伴って、通信速度が低下し、従来技術に対して通信速度が速いという優位性が低下していく。しかしながら、バス制御装置2では、スレーブバスの数の増加に伴う通信速度の低下を抑制でき、スレーブバスの数が増加した場合であっても、従来技術に対して通信速度の点において高い優位性を維持することができる。
ここで、バス制御装置25、第1バス制御装置71および第2バス制御装置63の各ブロック、特に終了条件検出回路35、終了条件カウンタ36、スイッチ制御回路37、アドレスデコード回路112、スイッチ制御回路113および終了条件制御回路114は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、バス制御装置25,71,63は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるバス制御装置25,71,63の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記バス制御装置25,71,63に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、バス制御装置25,71,63を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、マスタバスと複数のスレーブバスを介して通信の制御を行なうバス制御装置に利用可能であり、特にI2Cバスを介したデータ送受信において、1つのマスタデバイスと接続可能なスレーブデバイスの数の制限をなくしたバス制御装置に利用可能である。
1 バス制御装置
2 バス制御装置
11 マスタデバイス
12 マスタバス
13〜16 スレーブバス(第1スレーブバス)
13a〜13d スレーブバス(第2スレーブバス)
14a〜14d スレーブバス(第2スレーブバス)
15a〜15d スレーブバス(第2スレーブバス)
16a〜16d スレーブバス(第2スレーブバス)
17〜24 スレーブデバイス
31〜34 スイッチ(第1スチッチ)
35 終了条件検出回路(終了条件検出部)
36 終了条件カウンタ(終了条件カウント部)
37 スイッチ制御回路(スイッチ制御部)
51 開始条件信号
52 終了条件信号
61〜64 第2バス制御装置(第2バス制御手段)
71 第1バス制御装置(第1バス制御手段)
101a〜101e スレーブデバイス
102a〜102e スレーブデバイス
103a〜103e スレーブデバイス
104a〜104e スレーブデバイス
111 アドレスデコードテーブル
112 アドレスデコード回路(デコード部)
113 スイッチ制御回路(接続制御部)
114 終了条件制御回路(接続制御部)
121〜124 スイッチ(第2スイッチ)
131〜134 終了条件発生回路

Claims (7)

  1. マスタデバイスが接続されるマスタバスと、
    スレーブデバイスがそれぞれ接続される複数のスレーブバスと、
    オンオフ動作を行い、前記複数のスレーブバスについて、前記マスタバスに接続されるスレーブバスを切り替えるスイッチと、
    前記マスタデバイスから前記マスタバス上に出力された終了条件信号を検出する終了条件検出部と、
    前記終了条件検出部にて検出された終了条件信号の数を数える終了条件カウント部と、
    前記複数のスレーブバスのうち、前記終了条件カウント部のカウント値に応じたスレーブバスが前記マスタバスと接続されるように、前記スイッチのオンオフ動作を制御するスイッチ制御部とを備えていることを特徴とするバス制御装置。
  2. 前記スイッチ制御部は、前記終了条件カウント部のカウント値に応じた分だけ、前記複数のスレーブバスについて、前記マスタバスと接続されるスレーブバスが順次切り替わるように、前記スイッチのオンオフ動作を制御することを特徴とする請求項1に記載のバス制御装置。
  3. 前記スイッチ制御部は、前記マスタデバイスと前記スレーブデバイスとの通信終了後に、前記マスタデバイスから前記マスタバス上に出力される前記終了条件信号についての前記終了条件カウント部のカウント値に応じて、前記複数のスレーブバスについて、前記マスタバスに接続されるスレーブバスが所定の順序にて切り替わるように、前記スイッチのオンオフ動作を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のバス制御装置。
  4. 第1バス制御手段と複数の第2バス制御手段とを備え、
    前記第1バス制御手段は、
    マスタデバイスが接続されるマスタバスと、
    前記第2バス制御手段がそれぞれ接続される複数の第1スレーブバスと、
    オンオフ動作を行い、前記複数の第1スレーブバスについて、前記マスタバスに接続される第1スレーブバスを切り替える第1スイッチと、
    前記マスタデバイスから前記マスタバス上に出力された終了条件信号を検出する終了条件検出部と、
    前記終了条件検出部にて検出された終了条件信号の数を数える終了条件カウント部と、
    前記複数の第1スレーブバスのうち、前記終了条件カウント部のカウント値に応じた第1スレーブバスが前記マスタバスと接続されるように、前記第1スイッチのオンオフ動作を制御する第1スイッチ制御部とを備え、
    前記第2バス制御手段は、
    スレーブデバイスが接続される複数の第2スレーブバスと、
    前記マスタデバイスから送信される第1のアドレスから、前記複数の第2スレーブバスのうちの制御対象の前記スレーブデバイスが接続される第2スレーブバスを特定する第2のアドレスをデコードするとともに、前記第1のアドレスを制御対象の前記スレーブデバイスを特定する第3のアドレスに変換し、前記マスタデバイスからの前記第1のアドレスの送信に伴って全ての前記第2スレーブバスに前記第3のアドレスを送信するデコード部と、
    オンオフ動作を行い、前記複数の第2スレーブバスについて、前記第1スレーブバスに接続される第2スレーブバスを切り替える第2スイッチと、
    前記第2のアドレスに従い、前記第2スイッチのオンオフ動作による前記第1スレーブバスと前記第2スレーブバスとの接続を制御する接続制御部とを備え、
    所定のビット幅の上位ビットにおいて、前記第3のアドレスのビット列が全てのスレーブデバイスに対して固定のアドレス値を有しており、
    前記デコード部は、マスタデバイスが前記第1のアドレスの前記上位ビットを送信する間、前記複数の第2スレーブバス全てに、前記第3のアドレスの前記上位ビットとして前記固定のアドレス値を送信し、
    前記接続制御部は、前記デコード部が前記第3のアドレスを送信後、前記第2のアドレスにより特定される前記第2スレーブバスのみが前記第1スレーブバスとの接続を維持するように前記第2スイッチを制御するとともに、前記第2のアドレスにより特定されない全ての前記第2スレーブバスに対して、前記スレーブデバイスとの通信の終了を示す信号を送信することを特徴とするバス制御装置。
  5. マスタバスに接続されたマスタデバイスから前記マスタバス上に出力された終了条件信号を検出する終了条件検出工程と、
    前記終了条件検出工程にて検出された終了条件信号の数を数える終了条件カウント工程と、
    スレーブデバイスがそれぞれ接続された前記複数のスレーブバスのうち、前記終了条件カウント工程でのカウント値に応じたスレーブバスが前記マスタバスと接続されるように、前記複数のスレーブバスについて、前記マスタバスに接続されるスレーブバスを切り替える切替え工程とを備えていることを特徴とするバス制御方法。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載のバス制御装置の前記の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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