JP2013238947A - 基板配線作業支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が配線作業を行う際に、配線する部品のピンを容易に確認することができ、配線ミスや配線漏れを防止することが可能な基板配線作業支援システムを得る。
【解決手段】表示部3の画面上に、作業者が入力した作業番号に対応するCADデータと、配線作業を行うプリント基板の撮影画像を表示すると共に、作業指示情報に基づいて作業者が配線するピンの座標値を取得し、画面上のCADデータ及び撮影画像の両方において、当該ピンをハイライト表示する。さらに、作業者が実際に配線するピンにレーザや可視光等の光を照射する照射装置6aを備え、その照射範囲が表示装置3に表示された拡大画像の基板範囲と対応するように調整する。
【選択図】図20

Description

本発明は、基板上に配置された複数の部品のピン相互間を配線する作業を支援する基板配線作業支援システムに関する。
配線作業を支援するシステムの先行例として、特許文献1には、電気器具の配線を行う作業者に対し、配線に関する情報を表示装置に表示して支援を行う配線作業システムが提示されている。この例では、演算処理部は、指定された電線について電気器具間の配線経路を電気器具の画像と共に表示装置に表示し、また、電線を接続する電気器具のターミナル配線画像をターミナルのピン番号と共に表示装置に表示することにより、作業者が電気器具に電線を配線する際の配線作業を支援している。
このような配線作業支援システムにおいて用いられる配線経路の画像は、CADシステムを使用して作成され、データベースソフトにテーブル形式で格納されている。作業者は、必要な情報を表示装置の画面上に読み出して作業を行う。例えば、配線経路画像に表示された「配線画像拡大」の文字をマウスでクリックすると、配線が行われた状態の写真画像が拡大表示される。なお、配線が行われた状態の写真画像は、予め写真画像テーブルに格納されている。
また、特許文献2には、CADシステムにおけるグラフィック表示装置とテキストファイル表示装置との間のコミュニケーションシステムが提示されている。この先行例では、テキストファイル表示装置において指定した文字列に対応するグラフィックスデータが、グラフィックス表示装置において変化されて、例えば、ハイライト表示やズーム表示やビットアップ表示される。
特開2007−72791号公報 特開平8−16654号公報
従来の配線作業支援システムにおいては、作業者は、表示装置の画面上に表示されたCADデータや写真画像と、手元のプリント基板を見比べながら、配線する部品のピンを探して配線作業を行っていた。このため、ピンの位置を誤る配線ミスや配線漏れ等の不良が発生することがあった。
さらに、配線した後の確認作業においても、表示装置の画面上のCADデータや写真画像と手元のプリント基板を、作業者が目視で比較する必要があり、作業者の負担が大きかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、作業者が配線作業を行う際に、配線する部品のピンを容易に確認することができ、配線ミスや配線漏れを防止することが可能な基板配線作業支援システムを得ることを目的とする。
本発明に係る基板配線作業支援システムは、基板上に配置された複数の部品のピン相互
間を配線する作業を支援する基板配線作業支援システムであって、作業対象の基板を撮影する撮影装置、基板のCADデータ及び配線に関する作業指示情報を作業番号と関連付けて蓄積する記憶装置、画面上に作業番号入力部、CADデータ表示部、基板画像表示部、及び作業指示情報表示部を有する表示装置、作業者が表示装置の作業番号入力部に入力装置を介して入力した作業番号に基づいて配線作業支援を実行する演算制御装置を備え、演算制御装置は、撮影装置により撮影された基板画像を取得する画像入力部と、作業番号入力部に入力された作業番号に対応するCADデータ及び作業指示情報を記憶装置から取得するデータ読込み処理部と、画像入力部が取得した基板画像とデータ読込み処理部が取得した作業番号に対応するCADデータ及び作業指示情報を表示装置に出力する表示処理部と、画像入力部が取得した基板画像から位置合わせマークを認識する画像認識処理部と、画像認識処理部により認識された位置合わせマークをCADデータの位置合わせマークと照合し基板画像上の各ピンの座標値を取得する座標取得処理部と、作業番号に対応する作業指示情報に基づいて作業者が配線するピンの座標値を座標取得処理部から取得し、表示装置に表示されたCADデータ及び基板画像において、当該ピンをハイライト表示するハイライト処理部を有するものである。
本発明に係る基板配線作業支援システムによれば、表示装置の画面上にCADデータを表示するCADデータ表示部と、撮影装置により撮影された基板画像を表示する基板画像表示部を備えており、CADデータ及び基板画像において、作業者が配線する部品のピンをハイライト表示することができるため、作業者は配線する部品のピンを基板上で容易に確認することができ、配線ミスや配線漏れを防止することが可能である。
本発明の実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムのメニュー画面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムの本体画面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプリント基板配線作業支援システムの本体画面を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態3に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るプリント基板配線作業支援システムの本体画面を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプリント基板配線作業支援システムの本体画面を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るプリント基板配線作業支援システムの本体画面を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態5に係るプリント基板配線作業支援システムにおける照射装置の照射範囲を示す図である。 本発明の実施の形態6に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態6に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れを示す図である。
本発明に係る基板配線作業支援システムの全体構成について、図1を用いて説明する。本発明に係る基板配線作業支援システムは、主にプリント基板上に配置された複数の部品のピン相互間を配線する作業を支援するものであって、演算制御装置1、記憶装置2、表示装置3、入力装置4、撮影装置5、及び照射装置6を備えている。ただし、以下に説明する実施の形態1〜実施の形態4では、照射装置6を含まない構成について示しているが、それらの実施の形態において照射装置6を含む構成とすることもできる。本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能なものである。
演算制御装置1は、作業者が表示装置3の作業番号入力部に入力した作業番号に基づいて、配線作業支援を実行する。作業番号とは、製品毎に、設計データ、製作図面、使用されている部品名、型番等の製作情報が紐づけられて管理されている番号である。演算制御装置1の内部構成は各実施の形態で異なり、それに伴い表示装置3の画面構成も異なるものとなるが、記憶装置2、入力装置4、及び撮影装置5については各実施の形態で同じ構成のものを用いることができる。
本発明に係る基板配線作業支援システムは、ソフトウェアとして例えばデータベースソフトを使用して構築され、表示装置3のシステム画面上に読み出して表示するように構成される。記憶装置2には、データベースとしてCADデータファイル21と作業指示情報データファイル22が設けられ、それぞれ基板のCADデータと、配線に関する作業指示情報を作業番号と関連付けて蓄積している。なお、CADデータファイル21には、一般的なCADシステムで作成されたプリント基板の部品配置や配線パターンが示された二次元画像、プリント基板、部品、配線等の情報で構築されたCADデータが、プリント基板の種類毎に格納される。
表示装置3は、その画面上に、作業番号入力部、CADデータ表示部、基板画像表示部、及び作業指示情報表示部等を有している。入力装置4は、キーボード、マウス、バーコードリーダ等であり、作業者は入力装置4を介して表示装置3の作業番号入力部に作業番号を入力する。撮影装置5は、作業対象のプリント基板を撮影するカメラである。また、照射装置6は、作業対象のプリント基板上において、作業者が配線する(すべき)ピンに、レーザや可視光等の光を照射するものである。以下に、本発明を実施するための実施の形態1〜実施の形態6について、図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図2は、本発明の実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の機能構成を示している。演算制御装置1は、対話部100、表示処理部101、画像入力部102、データ読込み処理部103、画像認識処理部104、座標取得処理部105、及びハイライト処理部106を有している。なお、本実施の形態1における演算制御装置1の構成は、以下に示す実施の形態2〜実施の形態5においても共通のものである。
対話部100は、作業者が入力装置4を介して表示装置3の画面上の作業番号入力部に入力した作業番号を取得する。また、作業番号以外にも、作業者が入力装置4を介して入力した情報は、対話部100によって適宜処理される。画像入力部102は、撮影装置5により撮影された作業対象のプリント基板の基板画像(撮影画像)を取得する。データ読込み処理部103は、表示装置3の画面上の作業番号入力部に入力され、対話部100により取得された作業番号に対応するCADデータ及び作業指示情報を記憶装置2から取得する。
表示処理部101は、画像入力部102が取得した基板画像と、データ読込み処理部103が取得した作業番号に対応するCADデータ及び作業指示情報を、表示装置3に出力する。なお、表示装置3に表示されるCADデータと基板画像は、表示処理部101において、互いに同じ向きになるように処理される。具体的には、CADデータを回転(90°、180°、270°)させる、または表面と裏面を切り替えることにより方向を揃える。
画像認識処理部104は、画像入力部102が取得した基板画像から位置合わせマークであるターゲットマークを認識する。具体的には、プリント基板上に複数配置されたターゲットマークの形状、サイズ、位置関係等を画像認識する。座標取得処理部105は、画像認識処理部104により認識されたターゲットマークを、データ読込み処理部103により取得したCADデータのターゲットマークと照合し、基板画像上の各部品の全てのピンの座標値を取得する。
ターゲットマークの照合方法としては、例えば画像認識処理部104は、画像入力部102が取得した基板画像から複数のターゲットマークの位置関係を認識する。座標取得処理部105は、画像認識処理部104により認識された位置関係に該当するCADデータのターゲットマークを抽出し、該ターゲットマークの座標値から基板画像上の各部品のピンの座標値を取得する。
また、ハイライト処理部106は、作業番号に対応する作業指示情報に基づいて、作業者が次に配線するピンの座標値を座標取得処理部105から取得し、表示装置3に表示されたCADデータ及び基板画像において、当該ピンをハイライト表示する。なお、本実施の形態1では、ハイライト処理部106は、表示装置3に表示されたCADデータ及び基板画像の両方において当該ピンをハイライトする構成としたが、作業者が適宜、それらを選択可能なように構成しても良い。
本実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムにおいて、表示装置3に表示される配線作業支援メニュー画面を図3に、本体画面を図4に示す。図3に示すように、配線作業支援メニュー画面31(以下メニュー画面31と略す)は、作業番号を入力する作業番号入力部41、配線作業支援システムの本体画面32を起動する作業開始ボタン42、及びシステムを終了する終了ボタン43を有している。作業者は入力装置4を介して作業番号入力部41に作業番号を入力し、作業開始ボタン42を押下する。これにより対話部100は作業番号を取得し、図4に示す本体画面32が起動される。
本体画面32は、CADデータを表示するCADデータ表示部51と、基板画像表示部である撮影画像表示部52、及び作業指示情報表示部である作業画面表示部53を有している。作業画面表示部53には、作業指示情報データを配線作業リスト61の各項目欄に展開している。配線作業リスト61は、配線元(FROM)の部品のピン番号と配線先(TO)の部品のピン番号を含み、作業者は入力手段4(マウス)により各項目欄を選択可能である。
また、本体画面32は、撮影画像表示部52の表示を更新する処理を行う画像更新ボタン62、配線作業リスト61で選択された部品のピンをハイライト表示する処理を実行するハイライトボタン63、本体画面32を終了してメニュー画面31に戻る処理を行う終了ボタン64を有している。
次に、本実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムにおける処理の流れについて、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップ1(S1)において、作業者がプリント基板配線作業支援システムをパソコン上で起動すると、表示処理部101は表示装置3にメニュー画面31を表示する。
続いて、ステップ2(S2)において、作業者は、キーボードやバーコードリーダ等の入力装置4により、メニュー画面31の作業番号入力部41に作業番号を入力し、ステップ3(S3)で作業開始ボタン42を押下する。この作業開始ボタン42の押下により、本体画面32が起動され、ステップ10(S10)で表示装置3に表示されるが、S10までの間に、以下のステップ4〜ステップ9の処理が行われる。なお、プリント基板配線作業支援システムの本体画面32を起動せずに終了する場合は、メニュー画面31の終了ボタン43を押下する。
S3において、作業開始ボタン42が押下されると、ステップ4(S4)において、対話部100は、作業番号入力部41の入力値を取得し、ステップ5(S5)において、取得した作業番号に対応するCADデータと作業指示情報データの番号を特定する。続いてステップ6(S6)において、データ読込み処理部103は、該当するCADデータと作業指示情報データを、記憶装置2のCADデータファイル21と作業指示情報データファイル22から取得する。
さらに、ステップ7(S7)において、画像入力部102は、撮影装置5から作業対象であるプリント基板の撮影画像を取得し、ステップ8(S8)において、画像認識処理部104は、画像入力部102により取得したプリント基板の撮影画像に含まれるターゲットマークを認識し、その形状やサイズ、位置関係を解析する。続いてステップ9(S9)において、座標取得部105は、S8の解析結果をS6で取得したCADデータに含まれるターゲットマークと照合し、撮影画像中の各部品のピンの座標値を取得し、システム内の記憶領域に保持する。
S9までの処理が完了後、S10において、表示処理部101は本体画面32(図4)を起動し、CADデータ表示部51にS6で取得したCADデータを表示し、撮影画像表示部52にS7で取得した撮影画像を表示し、作業画面表示部53にS6で取得した作業指示情報データを配線作業リスト61の各項目欄に展開して表示する。CADデータ表示部51に表示されるCADデータは、画像認識処理部104の解析結果に基づいて、撮影画像表示部52に表示される撮影画像と同じ向きになるように表示される。
次に、ステップ11(S11)において、作業者は、本体画面32の作業画面表示部5
3に表示された配線作業リスト61から、配線を行う一方のピン(FROM)もしくは他方のピン(TO)を選択する。続いて、ステップ12(S12)でハイライトボタン63を押下すると、ステップ13(S13)において、ハイライト処理部106は、配線作業リスト61でフォーカスされた項目欄に入力された部品のピン番号を取得し、ステップ14(S14)において、該当する部品のピン座標を座標取得処理部105から取得する。
続いて、ステップ15(S15)において、本体画面32のCADデータ表示部51及び撮影画像表示部52において、該当する部品のピンをハイライト表示する。作業者は、本体画面32のハイライト表示された箇所を確認しながら、手元のプリント基板において配線作業を行う。その後、ステップ16(S16)において、全ての配線が完了した場合(YES)は、終了ボタン64を押下し、本体画面32を終了する。S16において全ての配線が完了していない場合(NO)は、S11に戻り、同様の処理を繰り返す。
また、図6は、本体画面32の撮影画像更新ボタン62を実行した際の処理の流れを示している。図6に示すように、ステップ21(S21)において、作業者が撮影画像更新ボタン62を押下すると、ステップ22(S22)において、画像入力部102は、撮影装置5から作業対象であるプリント基板の撮影画像を取得する。
続いて、図5のS8、S9と同様に、ステップ23(S23)において、画像認識処理部104は、画像入力部102により取得したプリント基板の撮影画像に含まれるターゲットマークを認識し、その形状やサイズ、位置関係を解析する。続いてステップ24(S24)において、座標取得部105は、S23の解析結果に基づいて、図5のS6で取得したCADデータに含まれるターゲットマークと照合し、撮影画像中の各部品のピンの座標値を取得する。その後、ステップ25(S25)において、本体画面32の撮影画像52の表示が更新される。
本実施の形態1に係るプリント基板配線作業支援システムによれば、表示部3の画面上に、作業者が入力した作業番号に対応するCADデータと、配線作業を行うプリント基板の撮影画像を表示すると共に、作業指示情報に基づいて作業者が配線するピンの座標値を取得し、画面上のCADデータ及び撮影画像の両方において、当該ピンをハイライト表示するようにしたので、作業者は配線する部品のピンをプリント基板上で容易に探すことができ、配線した後の確認作業も容易となる。これにより、作業者の負担が大幅に軽減され、配線ミス及び配線漏れを防止することができ、効率の良い配線作業を行うことが可能となる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の機能構成を示している。なお、図7中、図2と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態2における演算制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成に加え、表示装置3に表示されたCADデータ及び撮影画像を、作業者が配線するピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を生成する拡大画像処理部108と、拡大画像処理部108により生成されたCADデータ及び撮影画像いずれかの拡大画像を選択して表示装置3に表示する画面切替処理部107を備えている。
図8は、本実施の形態2における本体画面を示している。なお、図8中、上記実施の形態1の本体画面32(図4)と同様の構成には同一符号を付し説明を省略する。本実施の形態2における本体画面33は、基板画像表示部70、拡大画面表示部71、拡大ボタン72、及び画面切替ボタン73を有している。基板画像表示部70には、拡大画像処理部
108により予め設定された所定の倍率で拡大されたCADデータ及び撮影画像のいずれかが表示される。
また、拡大画面表示部71には、配線作業リスト61でフォーカスされている行の作業位置(ピン)を中心としたCADデータまたは撮影画像の拡大画面を、配線する一方のピン(FROM)と他方のピン(TO)に分けて2画面で表示している。拡大ボタン72は、拡大画面表示部71にCADデータまたは撮影画像の拡大表示を行い、画像切替ボタン73は、基板画像表示部70の表示をCADデータまたは撮影画像に切り替える。すなわち、作業者が画面切替ボタン73を押下することにより、画面切替処理部107により、両者の画面が切り替えられ、基板画像表示部70に表示される。
本実施の形態2に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れは、配線作業支援システムの本体画面33を表示する処理(図5のS10)までは、上記実施の形態1と同様である。ただし、S10において、本体画面33の基板画像表示部70には、S6で取得したCADデータを表示し、拡大画面表示部71はブランク表示とする。その後、終了までの全てのステップの間で、図9及び図10のフローチャートに示す処理を実行することができる。
図9は、本実施の形態2における拡大画像処理部108の処理の流れを示している。ステップ31(S31)において、作業者は、作業画面表示部53の配線作業リスト61から、配線する一方のピン(FROM)もしくは他方のピン(TO)を選択する。続いてステップ32(S32)で拡大ボタン72を押下すると、図5のS6で取得したCADデータと作業指示情報データから、配線作業リスト61でフォーカスされている行(作業No)のピン(FROM、TO)の座標値を取得し、さらに、ステップ33(S33)において、基板サイズと現在の表示倍率情報を取得する。
続いてステップ34(S34)において、拡大画面表示部71に表示される拡大画像の表示倍率を、例えば基板画像表示部70の画像の5倍、10倍等、予め設定された倍率に設定する。さらに、ステップ35(S35)において、配線するピンの座標を座標取得処理部105から取得し、ステップ36(S36)で、S34で設定した表示倍率で、配線する一方のピン(FROM)と他方のピン(TO)を中心とした拡大画像を、拡大画面表示部71に上下に分けて2画面で表示する。
また、図10は、本実施の形態2における画面切替処理部107の処理の流れを示している。ステップ41(S41)において、作業者が、画像切替ボタン73を押下すると、ステップ42(S42)において、画面切替処理部107は、拡大画面表示部71の拡大画像を初期化(ブランク表示)する。その後、ステップ43(S43)において、基板画像表示部70の表示を変更する。すなわち、CADデータが表示されていた場合には撮影画像に変更し、撮影画像が表示されていた場合にはCADデータに変更する。
本実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、CADデータまたは撮影画像を、配線するピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を表示装置3に表示することができるため、作業者はさらに容易に配線するピンを確認することが可能となる。
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の機能構成を示している。なお、図11中、図2と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態3における演算制御装置1は、上記実施の形態1と同様の構成に加え、CADデータ及び基板画像を重ね合わせて表示装置3に表示する画像重ね合わせ処理部109を備えている。画像重ね合わせ処理部109は、表示装置3に表示されたCADデータ及び基板画像の表示位置及び表示倍率を調整し、各々に含まれるターゲットマークの位置が一致するように重ね合わせた重ね合わせ画像を生成するものである。
図12は、本実施の形態3における本体画面を示している。なお、図12中、上記実施の形態1の本体画面32(図4)と同様の構成には同一符号を付し説明を省略する。本実施の形態3における本体画面34は、基板画像表示部80とプルダウンボタン81を有している。基板画像表示部80には、作業者がプルダウンボタン81で選択した重ね合わせ画像、CADデータ、または撮影画像が表示される。
本実施の形態3に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れは、上記実施の形態1とほぼ同様であるが、本体画面34を表示する処理の前、すなわち図5のS9とS10の間に、図13のフローチャートに示す処理を実行する。
図13は、本実施の形態3における画像重ね合わせ処理部109の処理の流れを示している。ステップ51(S51)において、図5のS6で取得したCADデータと、S8で撮影画像を解析した結果から、両者に含まれるターゲットマークの座標値を照合する。続いて、ステップ52(S52)において、複数のターゲットマーク相互間の距離から、CADデータと撮影画像の表示サイズが同じになるように表示倍率を調整する。
さらに、ステップ53(S53)において、CADデータと撮影画像のターゲットマークが一致するよう両者の位置を補正し、ステップ54(S54)において、CADデータと撮影画像の重ね合わせ画像が生成される。これにより、S10において、基板画像表示部80に重ね合わせ画像が表示される本体画面34(図12)が表示される。
本実施の形態3では、本体画面34のプルダウンボタン81で重ね合わせ画像が選択された場合、ハイライト処理部106は、基板画像表示部80に表示された重ね合わせ画像において、当該ピンをハイライト表示する。また、プルダウンボタン81でCADデータまたは撮影画像を選択して基板画像表示部80に表示した場合、それらの画面上で当該ピンをハイライト表示する。
本実施の形態3によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、CADデータ及び基板画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を表示装置3に表示することができるため、作業者はさらに確実に配線するピンを確認することが可能となる。
実施の形態4.
図14は、本発明の実施の形態4に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の機能構成を示している。なお、図14中、図2と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態4における演算制御装置1は、上記実施の形態2と同様の拡大画像処理部108と、上記実施の形態3と同様の画像重ね合わせ処理部109を備えている。すなわち、本実施の形態4では、拡大画像処理部108により、CADデータまたは撮影画像を配線するピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を表示装置3に表示することができると共に、画像重ね合わせ処理部109により、CADデータ及び基板画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を生成し、表示装置3に表示することができる。さらに、拡大画像処理部108は、重ね合わせ画像についても、配線されるピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を生成することができる。
図15は、本実施の形態4における本体画面を示している。なお、図15中、上記実施の形態1の本体画面32(図4)と同様の構成には同一符号を付し説明を省略する。本実施の形態4における本体画面35は、上記実施の形態3における本体画面34と同様に、基板画像表示部80とプルダウンボタン81を有している。基板画像表示部80には、作業者がプルダウンボタン81で選択した重ね合わせ画像、CADデータ、または撮影画像が表示される。
また、上記実施の形態2における本体画面33と同様に、拡大画面表示部71、拡大ボタン72を有している。拡大画面表示部71には、配線作業リスト61でフォーカスされている行の作業位置(ピン)を中心としたCADデータまたは撮影画像の拡大画面を、配線する一方のピン(FROM)と他方のピン(TO)に分けて2画面で表示される。
本実施の形態4に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れは、上記実施の形態2及び実施の形態3と同様であるので説明を省略する。本実施の形態4によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、上記実施の形態2及び実施の形態3と同様の効果も得られ、配線作業の確実性をさらに向上することができる。
実施の形態5.
上記実施の形態1〜実施の形態4では、表示装置3の画面上において作業者が配線するピンをハイライト表示することにより、作業者の配線作業を支援する例について説明したが、本発明の実施の形態5ではさらに、作業対象のプリント基板上において、作業者が実際に配線するピンに、レーザや可視光等の光を照射する照射装置6を備えた例について説明する(全体構成図は図1参照)。
図16は、本実施の形態5に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の機能構成を示している。なお、図16中、図14と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態5における演算制御装置1は、照射装置6による光の照射を制御する照射部110と、作業者が配線するピンの座標値をCADデータから取得し、この座標値に基づいて照射装置6からの光が基板上の当該ピンを照射するように照射位置を補正する照射位置補正処理部111を備えている。それ以外の構成は、上記実施の形態4における演算制御装置1(図14)と同様である。
照射位置補正処理部111は、プリント基板上の所定のターゲットマーク、例えば基板の原点(左下)に最も近いターゲットマークに照射装置6の始点をセットし、その始点から作業者が配線するピンまでの距離をそれぞれの座標値から計算して照射位置を決定するものである。
図17は、本実施の形態5における本体画面を示している。なお、図17中、上記実施の形態4の本体画面35(図15)と同様の構成には同一符号を付し説明を省略する。本実施の形態5における本体画面36は、上記実施の形態4における本体画面35と同様の構成に加え、照射位置補正処理部111による処理を実行後、照射部110によりレーザや可視光等の光を照射する照射ボタン90を備えている。
本実施の形態5に係るプリント基板配線作業支援システムの処理の流れは、配線作業支援システムの本体画面36を表示する処理(図5のS10)までは、上記実施の形態1と同様である。それ以降のステップにおいて、図18のフローチャートに示す処理を実行する。
図18は、本実施の形態5における照射位置補正処理部111の処理の流れを示してい
る。ステップ61(S61)において、作業者が予めプリント基板の原点(左下)に最も近いターゲットマークに照射装置6の始点を調整する。続いてステップ62(S62)で作業者が照射ボタン90を押下すると、ステップ63(S63)において照射位置補正処理部111は、配線作業リスト61でフォーカスされた項目欄の部品のピンの番号を取得する。さらに、ステップ64(S64)において、該当するピンの座標値を取得し、始点のターゲットマークから該当ピンまでの移動距離(X,Y)を求め、ステップ65(S65)で照射装置6の照射位置を補正(設定)する。
なお、照射装置6から照射される光は、配線するピンのみをポイント(点)で照射するものであっても良いが、図19に示すように、配線するピンを中心として円状に半径Aの設定値の範囲に照射するものであってもよい。その場合、演算制御装置1には、照射装置6による照射範囲を設定する照射範囲設定部(図示せず)が設けられる。これにより、作業者は、配線するピンを中心として円状に照射される光の照射範囲を変更することができる。
本実施の形態5によれば、上記実施の形態1〜実施の形態4と同様の効果に加え、作業者が実際に配線するピンにレーザや可視光等の光を照射する照射装置6を備えたので、作業者は手元のプリント基板上において配線するピンを容易に確認することができ、配線するピンを間違う配線ミスを防止することができる。
実施の形態6.
図20は、本発明の実施の形態6に係るプリント基板配線作業支援システムにおける演算制御装置の機能構成を示している。なお、図20中、図16と同一、相当部分には同一符号を付している。本実施の形態6に係るプリント基板配線作業支援システムは、作業者が配線するピンを中心として円状に照射される光の照射範囲を変更可能な照射装置6aを備えている。
本実施の形態6における演算制御装置1は、上記実施の形態4(図14)と同様に、表示装置3に表示されたCADデータ及び基板画像のそれぞれを、作業者が配線するピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を生成する拡大画像処理部108と、表示装置3に表示されたCADデータ及び基板画像の表示位置及び表示倍率を調整し、各々に含まれるターゲットマークの位置が一致するように重ね合わせた重ね合わせ画像を生成する画像重ね合わせ処理部109を備えている。
さらに、拡大画像処理部108は、重ね合わせ画像を配線されるピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を生成することもできる。照射範囲照合処理部112は、照射装置6aによる光の照射範囲を、表示装置3に表示される拡大画像の基板範囲と対応するように調整するものである。
本実施の形態6における本体画面は、上記実施の形態5と同様であるので図17を流用して説明する。本体画面36の拡大画面表示部71に表示される拡大画像は、CADデータ、撮影画像、及び重ね合わせ画像のいずれであってもよい。照射範囲照合処理部12は、拡大画面表示部71に表示された拡大画像の基板範囲とほぼ一致する照射範囲となるように、照射装置6aの照射位置を調整し設定する。
本実施の形態6における照射範囲照合処理部112の処理の流れを図21に示す。照合位置補正処理部111による処理後、ステップ71(S71)において、照射範囲照合処理部112は、表示装置3の拡大画面表示部71に表示される拡大画像の表示範囲を、拡大画像処理部108から取得する。続いて、ステップ72(S72)において、照射装置6aによる光の照射範囲を、表示装置3に表示される拡大画像の基板範囲と対応するよう
に設定する。
本実施の形態6によれば、作業者が実際に配線するピンにレーザや可視光等の光を照射する照射装置6aを備え、その照射範囲が表示装置3に表示された拡大画像の基板範囲と対応しているので、作業者は手元のプリント基板上において配線するピンを容易に確認することができ、配線するピンを間違う配線ミスを防止することができる。
本発明は、基板上に配置された複数の部品のピン相互間を配線する作業を支援する基板配線作業支援システムとして利用することができる。
1 演算制御装置、2 記憶装置、3 表示装置、4 入力装置、5 撮影装置、
6、6a 照射装置、
21 CADデータファイル、22 作業指示情報データファイル、
31 メニュー画面、32、33、34、35、36 本体画面、
41 作業番号入力部、42 作業開始ボタン、43 終了ボタン、
51 CADデータ表示部、52 撮影画像表示部、53 作業画面表示部、
61 配線作業リスト、62 撮影画像更新ボタン、63 ハイライトボタン、
64 終了ボタン、70、80 基板画像表示部、71 拡大画面表示部、
72 拡大ボタン、73 画像切替ボタン、81 プルダウンボタン、
90 照射ボタン、100 対話部、101 表示処理部、102 画像入力部、
103 データ読込み処理部、104 画像認識処理部、105 座標取得処理部、
106 ハイライト処理部、107 画面切替処理部、108 拡大画像処理部、
109 画像重ね合わせ処理部、110 照射部、111 照射位置補正処理部、
112 照射範囲照合処理部。

Claims (10)

  1. 基板上に配置された複数の部品のピン相互間を配線する作業を支援する基板配線作業支援システムであって、作業対象の基板を撮影する撮影装置、基板のCADデータ及び配線に関する作業指示情報を作業番号と関連付けて蓄積する記憶装置、画面上に作業番号入力部、CADデータ表示部、基板画像表示部、及び作業指示情報表示部を有する表示装置、作業者が前記表示装置の前記作業番号入力部に入力装置を介して入力した作業番号に基づいて配線作業支援を実行する演算制御装置を備え、
    前記演算制御装置は、前記撮影装置により撮影された基板画像を取得する画像入力部と、前記作業番号入力部に入力された作業番号に対応するCADデータ及び作業指示情報を前記記憶装置から取得するデータ読込み処理部と、前記画像入力部が取得した基板画像と前記データ読込み処理部が取得した作業番号に対応するCADデータ及び作業指示情報を前記表示装置に出力する表示処理部と、前記画像入力部が取得した基板画像から位置合わせマークを認識する画像認識処理部と、前記画像認識処理部により認識された位置合わせマークをCADデータの位置合わせマークと照合し基板画像上の各ピンの座標値を取得する座標取得処理部と、作業番号に対応する作業指示情報に基づいて作業者が配線するピンの座標値を前記座標取得処理部から取得し、前記表示装置に表示されたCADデータ及び基板画像において、当該ピンをハイライト表示するハイライト処理部を有することを特徴とする基板配線作業支援システム。
  2. 前記表示装置に表示される作業指示情報は、配線元のピン番号と配線先のピン番号を含む配線作業リストであり、作業者が配線するピンを前記配線作業リストから選択すると、前記ハイライト処理部は該当するピンをハイライト表示することを特徴とする請求項1記載の基板配線作業支援システム。
  3. 前記演算制御装置は、前記表示装置に表示されたCADデータ及び基板画像を、作業者が配線するピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を生成する拡大画像処理部と、前記拡大画像処理部により生成されたCADデータ及び基板画像いずれかの拡大画像を選択して前記表示装置に表示する画面切替処理部を備え、前記ハイライト処理部は、前記表示装置に表示された拡大画像において、当該ピンをハイライト表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板配線作業支援システム。
  4. 前記演算制御装置は、前記表示装置に表示されたCADデータ及び基板画像の表示位置及び表示倍率を調整し、各々に含まれる前記位置合わせマークの位置が一致するように重ね合わせた重ね合わせ画像を生成する画像重ね合わせ処理部を備え、前記ハイライト処理部は、前記表示装置に表示された重ね合わせ画像において、当該ピンをハイライト表示することを特徴とする請求項1記載の基板配線作業支援システム。
  5. 前記演算制御装置は、前記表示装置に表示された重ね合わせ画像を、作業者が配線するピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を生成する拡大画像処理部を備え、前記ハイライト処理部は、前記表示装置に表示された重ね合わせ画像の拡大画像において、当該ピンをハイライト表示することを特徴とする請求項4記載の基板配線作業支援システム。
  6. 作業対象の基板上において作業者が配線するピンに光を照射する照射装置を備え、前記演算制御装置は、前記照射装置による光の照射を制御する照射部と、作業者が配線するピンの座標値をCADデータから取得し、この座標値に基づいて前記照射装置からの光が当該ピンを照射するように照射位置を補正する照射位置補正処理部を備えたことを特徴とする請求項1記載の基板配線作業支援システム。
  7. 前記照射位置補正処理部は、基板上の所定の位置合わせマークを前記照射装置の始点とし、その始点から作業者が配線するピンまでの距離をそれぞれの座標値から計算して照射位置を決定することを特徴とする請求項6記載の基板配線作業支援システム。
  8. 前記照射装置は、作業者が配線するピンを中心として円状に照射される光の照射範囲を変更可能であり、前記演算制御装置は、前記照射装置による照射範囲を設定する照射範囲設定部を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の基板配線作業支援システム。
  9. 前記照射装置は、作業者が配線するピンを中心として円状に照射される光の照射範囲を変更可能であり、前記演算制御装置は、前記表示装置に表示されたCADデータ及び基板画像のそれぞれを、作業者が配線するピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を生成する拡大画像処理部と、前記照射装置による光の照射範囲を前記表示装置に表示される拡大画像の基板範囲と対応するように調整する照射範囲照合処理部を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の基板配線作業支援システム。
  10. 前記照射装置は、作業者が配線するピンを中心として円状に照射される光の照射範囲を変更可能であり、前記演算制御装置は、前記表示装置に表示されたCADデータ及び基板画像の表示位置及び表示倍率を調整し、各々に含まれる前記位置合わせマークの位置が一致するように重ね合わせた重ね合わせ画像を生成する画像重ね合わせ処理部と、前記表示装置に表示された重ね合わせ画像を、配線されるピンを中心として所定の倍率で拡大した拡大画像を生成する拡大画像処理部と、前記照射装置による光の照射範囲を前記表示装置に表示される拡大画像の基板範囲と対応するように調整する照射範囲照合処理部を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の基板配線作業支援システム。
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