JP2013238512A - 多チャンネル充放電試験システムとその試験方法 - Google Patents

多チャンネル充放電試験システムとその試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遅延時間を低減して迅速かつスムースな試験遂行を可能とする多チャンネル充放電試験システムとその試験方法とを実現することを目的とする。
【解決手段】複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムであって、複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子はワイアードオア接続とされる多チャンネル充放電試験システムとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、試験プログラムのステップ移行時の遅延時間を低減し、迅速かつスムースな試験遂行を可能とする多チャンネル充放電試験システムとその試験方法とに関する。
図9に示す従来の電池検査装置910は、電源装置911と、接続ケーブル924,925で電源装置911と接続される電池検査台912とを備える。接続ケーブル924,925には電力線と制御線とが含まれる。電源装置911は、電源回生コンバータ913、複数の定電圧電源914、及びコントローラ915を含んで構成される。電源回生コンバータ913は、不図示の外部電源と定電圧電源914とを中継する。外部電源は交流電源等の商用電源である。
電源回生コンバータ913は、検査される電池を充電するときには外部電源からの受電回路として機能し、電池の放電をするときには外部電源に電力を戻すよう機能する。電源回生コンバータ913は、複数の定電圧電源914に共通の電源回生コンバータとして設けられる。
また、定電圧電源914は、外部電源から電源回生コンバータ913を介して供給された電力を調整して出力する。定電圧電源914は、複数の電力出力を生成することができるよう構成され、複数のチャンネルを有する。個々のチャンネルに、昇降圧ユニット917の個々の昇降圧コンバータ928が接続される。昇降圧ユニット917は、複数の昇降圧コンバータ928と、これらの昇降圧コンバータ928を制御するための制御回路929と、を備える。
定電圧電源914の出力は、電池の検査仕様に適合する電圧及び電流よりも高い電圧及び電流を有し、昇降圧ユニット917に供給される。また、定電圧電源914は例えばDC−DCコンバータまたは、絶縁双方向DC−DCコンバータである。
図9に示すように定電圧電源914は複数設けられており、定電圧電源914の数に対応する数のDCリンク線918が設けられて、各定電圧電源914が電源回生コンバータ913にDCリンク線918で接続される。定電圧電源914が例えば5個設けられる場合には、これと同数の5本のDCリンク線918が設けられる。
また、各定電圧電源914は、検査される電池を充電するときには電源回生コンバータ913からDCリンク線918を通じて電力の供給を受け、電池を放電するときにはDCリンク線918を通じて電源回生コンバータ913へと電力を供給する。
また、コントローラ915は、電池検査台912、電源回生コンバータ913及び定電圧電源914を制御する。コントローラ915と電源回生コンバータ913とは第1通信制御線919により接続される。また、定電圧電源914の数に対応する数の第2通信制御線921が設けられて、コントローラ915と定電圧電源914との間は、第2通信制御線921により接続される。
第1通信制御線919及び第2通信制御線921は、DCリンク線918とは別途に設けられる。また、コントローラ915には、データ処理ユニット916が接続される。データ処理ユニット916は、検査台912で得られた電池の電圧、電流、温度等の測定データをコントローラ915を介して収集し記憶する。データ処理ユニット916は、収集されたデータを処理し、付随するディスプレイやプリンタ等の出力手段により出力する。データ処理ユニット916は例えば公知のパソコンである。コントローラ915とデータ処理ユニット916とは、例えばLAN等の公知の方法で接続される。
電池検査台の検査部には、電池の載置位置が載置部として画定される。検査部は、検査対象である電池に接触するための検査用の端子と、その端子からの入力に基づき電流、電圧、及び温度の少なくとも1つを計測してアナログ計測信号を生成する計測回路934と、を各々含む。計測回路934に対応して二次電池等の負荷935が端子を介して接続される。
図9において検査台912には、5つの昇降圧ユニット917及び制御盤が搭載される。制御盤にはリモートI/O992が収容される。リモートI/O992は通信ケーブル925によりコントローラ915に接続される。通信ケーブル925は多チャンネルの同期通信を可能とするデジタル通信線である。電源装置911から検査台912への制御指令の送受信、及び検査台912から電源装置911への測定データの送信が通信ケーブル925を通じて行われる。また、計測回路934とリモートI/O992とはアナログ通信線927により接続される。また、昇降圧ユニット917の各々は、通信線926によりリモートI/O992に接続される。
上述した電池試験装置は、例えば下記特許文献1に開示されている。
特開2012−002796号公報 特開2010−243990号公報 特開2008−048027号公報
従来、電池温度等の管理パラメータを収集して各種データ処理を遂行するコンピュータ(パソコン)とインターフェースボード(IFB)との間はLAN接続とされ、インターフェースボードと各充放電試験コンバータとの間はシリアル通信を行うシリアル通信線(データ通信線)により接続されている。このため、コンピュータまたはインターフェースボードから各充放電試験コンバータへと出力される電池試験の各指示等は、LANまたは/及びシリアル通信線を介して相当程度の通信時間を必要とし、該通信時間に対応する遅延の後、各充放電コンバータへと当該指示等が伝達されていた。このため、遅延に対応する試験対象電池のアイドル(idle)待機時間が生じることとなり、迅速かつスムースな試験遂行の観点から改善の余地があった。
本発明は、上述した問題点に鑑み為された発明であって、試験プログラムのステップ移行時の遅延時間を低減し、迅速かつスムースな試験遂行を可能とする多チャンネル充放電試験システムとその試験方法とを実現することを目的とする。
本発明の多チャンネル充放電試験システムは、複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムであって、複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子はワイアードオア接続とされることを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、好ましくは各チャンネルの充放電試験進行状況を収集し、試験プログラムに対応する試験指示を出力するインターフェースボードを備え、試験プログラムの遂行中は、インターフェースボードと各チャンネルとの間のシリアル通信接続に替えて、各チャンネル間はワイアードオアで接続されることを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、さらに好ましくは入出力端子のワイアードオア接続を非活性とするスイッチを備えることを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、さらに好ましくはオペレータから試験プログラムが入力されるコンピュータと、コンピュータから試験プログラムに基づく試験遂行手順が試験開始前に一括指示されるインターフェースボードと、を備え、試験開始時は、インターフェースボードからシリアル通信接続により各チャンネルに指示され、試験進行中は、ワイアードオア接続によりインターフェースボードとの間でシリアル通信することなく、各チャンネルの試験手順が順次進行することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、好ましくは二次電池の温度データを収集するコンピュータを備え、コンピュータと各チャンネルとの間はOR接続とされ、LAN接続とインターフェースボードとシリアル通信線とを介さずに通信することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、さらに好ましくはコンピュータは、二次電池が収納される恒温槽の温度を変化させた場合に、収集した温度データに基づいて全ての二次電池の温度が同一となった場合に、OR接続を介して各チャンネルに充放電試験の指示を出力することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムの試験方法は、複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子はワイアードオア接続とされ、ワイアードオア接続により試験が遂行される工程を有することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムの試験方法は好ましくは、各チャンネルの充放電試験進行状況を収集し、試験プログラムに対応して試験指示を出すインターフェースボードを備え、試験プログラムの遂行中は、インターフェースボードと各チャンネルとの間のシリアル通信接続に替えて、各チャンネル間はワイアードオアで接続され、ワイアードオア接続により試験が遂行される工程を有することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムの試験方法は好ましくは、二次電池の温度データを収集するコンピュータを備え、コンピュータと各チャンネルとの間はOR接続とされ、LAN接続とインターフェースボードとシリアル通信線とを介することなく、OR接続を介した指示により試験が遂行される工程を有することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムの試験方法は、好ましくはコンピュータが、二次電池が収納される恒温槽の温度を変化させる工程と、収集した温度データに基づいて全ての二次電池の温度が同一となった場合に、コンピュータがOR接続を介して各チャンネルに充放電試験の指示を出力する工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムにおいて、複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子がワイアードオア接続とされるとともに、上位の制御コンピュータもワイアードオア接続とされることを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、好ましくは各チャンネルの充放電試験進行状況を収集し、試験プログラムに対応する試験指示を出力するインターフェースボードを備え、試験プログラムの遂行中の試験遂行指示は、インターフェースボードと各チャンネルとの間のシリアル通信接続に替えて、ワイアードオア接続により指示されることを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、さらに好ましくは入出力端子のワイアードオア接続を非活性とするスイッチを備えることを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、さらに好ましくはオペレータから試験プログラムが入力される制御コンピュータと、制御コンピュータから試験プログラムに基づく試験遂行手順が試験開始前に一括指示されるインターフェースボードと、を備え、試験開始時は、インターフェースボードからのシリアル通信接続による開始指示に替えて、ワイアードオア接続を介した開始指示が各チャンネルに入力され、試験進行中は、ワイアードオア接続によりインターフェースボードとの間でシリアル通信することなく、各チャンネルの試験手順が同期されて順次進行することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、さらに好ましくは制御コンピュータは、二次電池の各温度データを収集し、制御コンピュータと各チャンネルとの間はOR接続とされ、制御コンピュータは、LAN接続とインターフェースボードとシリアル通信線とを介さずにOR接続により指示することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムは、さらに好ましくは制御コンピュータは、二次電池が収納される恒温槽の温度を変化させた場合に、収集した温度データに基づいて全ての二次電池の温度が同一となった場合に、OR接続を介して各チャンネルに充放電試験の指示を出力することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムの試験方法は、複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子はワイアードオア接続とされるとともに、上位の制御コンピュータもワイアードオア接続とされ、ワイアードオア接続により試験手順が順次遂行される工程を有することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムの試験方法は、好ましくは各チャンネルの充放電試験進行状況を収集し、試験プログラムに対応して試験指示を出すインターフェースボードを備え、試験プログラムの遂行中は、インターフェースボードと各チャンネルとの間のシリアル通信接続に替えて、各チャンネル間及び制御コンピュータはワイアードオア接続により試験手順が順次遂行される工程を有することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムの試験方法は、好ましくは制御コンピュータは、二次電池の温度データを収集し、制御コンピュータと各チャンネルとの間はOR接続とされ、LAN接続とインターフェースボードとシリアル通信線とを介することなく、OR接続を介した指示により試験が遂行される工程を有することを特徴とする。
また、本発明の多チャンネル充放電試験システムの試験方法は、好ましくは制御コンピュータが、二次電池が収納される恒温槽の温度を変化させる工程と、収集した温度データに基づいて全ての二次電池の温度が同一となった場合に、制御コンピュータがOR接続を介して各チャンネルに充放電試験の指示を出力する工程とを有することを特徴とする。
電池のアイドル待機時間に繋がる遅延時間を低減し、迅速かつスムースな試験遂行を可能とする多チャンネル充放電試験システムとその試験方法とを実現できる。
第一の実施形態の多チャンネル充放電試験システムの概要を説明する図である。 第二の実施形態の多チャンネル充放電試験システムの概要を説明する図である。 第三の実施形態の多チャンネル充放電試験システムについて、パソコン(PC)と各チャンネルCH1乃至CHNとの間のOR接続を説明する図である。 従来の多チャンネル充放電試験システムの構成概要を説明する概念図である。 第三の実施形態の多チャンネル充放電試験システムの構成概要を説明する概念図である。 (a)は、ワイアードオア接続とされた各チャンネルCH1乃至CHN各々の出力端子(OUT)の状態について説明する図であり、(b)は、ワイアードオア接続とされた各チャンネルCH1乃至CHNの入力端子(IN)の状態について説明する図である。 (a)は従来のシリアルデータ通信を介したステップ移行についての各チャンネルの移行タイムチャートを説明する図であり、(b)は本実施形態におけるワイアードオア接続を介したステップ移行についての各チャンネルの移行タイムチャートを説明する図である。 第二の実施形態の多チャンネル充放電試験システムのワイアードオア接続を介した動作について説明するフロー図である。 従来の電池検査装置の構成概要を説明するブロック図である。 第四の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システムの構成概要を説明する図である。 多チャンネル充放電試験システムの動作を順次説明するフロー図である。 多チャンネル充放電試験システムの動作を順次説明するフロー図である。 第五の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システムの構成概要を説明する図である。 第五の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システムの動作概要を順次説明するフロー図である。 第五の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システムの動作概要を順次説明するフロー図である。
本実施形態で説明する多チャンネル充放電試験システムとその試験方法とは、ワイアードオア接続とされた複数のチャンネルの入出力端子接続により、インターフェースボード(IFB)での試験進行調整工程を経ることなく、複数のチャンネル間で試験進行が同期される。
従来、複数のチャンネルで同時に同一の試験を遂行する場合に、試験プログラムのあるステップが完了したチャンネルは、インターフェースボードに当該ステップ完了通知を出力し、全てのチャンネルからの当該ステップ完了通知をインターフェースボードが受領するまでの間は、既に該ステップを完了したチャンネルは待機していた。その後、インターフェースボードが次のステップへの移行信号を、全てのチャンネルに対して同時に出力し、これを受けて全チャンネルが次のステップを同時に開始していた。
この場合、各チャンネルとインターフェースボードとの間は、シリアル通信を行うデータ通信線で接続されているので、当該ステップ完了通知やその後の次のステップ移行指示は、全てシリアル通信を介して行われるため相当程度の通信時間を必要としていた。
一方、本実施形態においては、ワイアードオア接続により複数のチャンネル間が接続されるので、プログラムの次ステップ移行に際してインターフェースボードとの通信を必要とせず、最後のチャンネルの該ステップ完了と同時に、全てのチャンネルが次のステップへの移行を開始することが可能となる。これにより、さらに迅速かつスムースな試験遂行が可能となる。
また、パソコンも含めてワイアードオア接続にすることで、例えば各チャンネルの電池温度データを収集し監視しているパソコンが、電池温度等の移行条件に基づいてステップ移行タイミングを制御することが可能となる。具体的には、各チャンネルの現ステップの完了に加え、各チャンネルの電池温度等のパソコンがモニターしているパラメータがステップ移行条件を充足した場合に、試験プログラムの次ステップに移行するようにワイアードオア構成してもよい。なお、充電試験と放電試験とを共に遂行し得る試験装置が一般的ではあるものの、ここでいう充放電試験システムとは必ずしも充電試験と放電試験とを共に遂行するものに限定されることはなく、充電試験または放電試験の一方のみを遂行する試験システムであってもよい。
(第一の実施形態)
図1は、第一の実施形態の多チャンネル充放電試験システム100の概要を説明する図である。図1においては、本願発明に関係する構成のみを概念的に示し、その他の構成については公知の多チャンネル充放電システムと同様であるので記載を省略している。
図1から理解できるように、多チャンネル充放電試験システム100は、CH1乃至CHNまでのNチャンネル(Nは任意の自然数)130を備え、各チャンネルには対応する二次電池等の充放電試験される不図示の負荷が接続されている。各チャンネルは、例えばコンバータと該コンバータの制御装置等を含んでもよい。
また、上位のインターフェースボード(IFB)110から各チャンネルに対して予め設定された充放電試験プログラムに対応した試験開始信号が指示される。各チャンネルは、インターフェースボード110からの試験開始指示が入力されると、各々対応する二次電池に対して同一の充放電試験を一斉に開始する。
また、試験プログラムによる試験は通常複数のステップから構成されており、各ステップごとに試験の進捗・進行を各チャンネル間で揃えて、同一の進行ステップにより試験が遂行される。
多チャンネル充放電試験システム100は、図1に示すように各チャンネル(を構成する各試験装置)が、ワイアードオア接続120とされた開始指示が入力される入力端子とステップ終了報告が出力される出力端子とを備える。このため、すべてのチャンネルが任意のステップを終了すると同時に、通信遅延なく、全てのチャンネルの入力端子に次のステップの開始指示が同時に入力されることとなる。
従って、試験プログラムの進行中は、インターフェースボード110による試験プログラムの各ステップの進捗管理・調整を受けることなく、各チャンネル間でワイアードオア接続120による試験プログラムの進行ステップが自動的に同期されることとなる。
また、試験プログラムの進行中は、インターフェースボード110と各チャンネルとの間で、各ステップの進捗に関するシリアル通信を行う必要がない。このため、各ステップの進捗に関するシリアル通信に要する時間に対応する遅延を生じることなく、最後のチャンネルが現ステップを完了すると同時に、全てのチャンネルが遅滞なく次のステップに移行することが可能となる。なお、図1においては、全てのチャンネルについて入出力端子をワイアードオア接続とした例を示しているが、一部のチャンネルについてのみワイアードオア接続としてもよい。
図6(a)は、ワイアードオア接続とされた各チャンネルCH1乃至CHN各々の出力端子(OUT)の状態について説明する図であり、図6(b)は、ワイアードオア接続とされた各チャンネルCH1乃至CHNの入力端子(IN)の状態について説明する図である。
図6(a)に示すように試験プログラムの進捗状況について、例えばあるチャンネルで一つのステップが完了した場合にはワイアードオア接続された当該チャンネルの出力端子(OUT)は「H(ハイ)」状態とされ、当該ステップが完了していない場合にはワイアードオア接続された当該チャンネルの出力端子(OUT)は「L(ロー)」状態に維持される。
また、図6(b)に示すようにワイアードオア接続とされた各チャンネルの入力端子(IN)に「H(ハイ)」が入力されると次のステップへの移行指示が為されたこととなるので、各チャンネルにおいて試験プログラムの次のステップを開始させる。一方、ワイアードオア接続とされた各チャンネルの入力端子が「L(ロー)」の場合は、各チャンネルは次のステップに移行せずに待機状態となる。
すなわち、本実施形態においては、同一試験プログラムの同一ステップを完了したチャンネルから順次「H」を出力し、ワイアードオア接続とされた全てのチャンネルの出力端子(OUT)が「H」となると同時に、遅滞無く、図6(b)に示すように当該ワイアードオア接続とされた全てのチャンネルの入力端子(IN)に「H」信号が入力されるので、通信時間及び通信処理時間を要することなく、全チャンネルが速やかに次のステップへ移行することが可能となる。
図7(a)は従来のシリアルデータ通信を介したステップ移行についての各チャンネルの移行タイムチャートを説明する図であり、図7(b)は本実施形態におけるワイアードオア接続を介したステップ移行についての各チャンネルの移行タイムチャートを説明する図である。
図7(a)に示すように、充電プログラムまたは放電プログラムの現在遂行中のステップについて、例えばCH1が完了し待機状態となり、次にCH2が完了し待機状態となり、その後順次各チャンネルが完了し、最後のCHNが完了した通知をインターフェースボード(IFB)がシリアルデータ通信により受信し、その後遅滞なく次のステップの開始コマンドをインターフェースボードがシリアルデータ通信により各チャンネルに送信したとしても、現実に次のステップが開始されるまでには期間「T」を要することとなる。
一方、図7(b)に示すように、本実施形態の多チャンネル充放電試験システム100においては、充電プログラムまたは放電プログラムの現在遂行中のステップについて、例えばCH1が完了し待機状態となり、次にCH2が完了し待機状態となり、その後順次各チャンネルが完了し、最後のCHNが完了した場合には、当該完了の通知信号をCHNが出力するとほぼ同時に遅滞なく次ぎのステップの開始コマンドがワイアードオア接続により全チャンネルに入力指示されることとなるので、現実に次ぎのステップが開始されるまでには期間「T」より短い期間「T」のみを要することとなる。
ここで、期間「T」は実質的に各チャンネルで次ステップ開始指示受信後、現実に開始するまでの準備期間に相当する期間のみであり、期間「T」と期間「T」との差異は、CHNからインターフェースボードへステップ完了の通知をするのに要するシリアルデータ通信時間と、インターフェースボードから各チャンネルに次ステップ開始の指示を伝達するシリアルデータ通信時間とを加えた時間に対応する。シリアルデータ通信による同期制御はソフトで行うので双方向で数msec程度以上となり、この時間だけ各チャンネルのアイドル待機時間が短縮されて速やかなステップ移行が可能となる。
上述したように第一の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システム100においては、充電試験プログラムまたは/及び放電試験プログラム(充放電試験プログラムと総称する)の試験開始以降、各ステップの進捗を同期して試験遂行する場合に、インターフェースボードを介することなく、かつシリアルデータ通信回線を介することなく、ワイアードオア接続により迅速かつスムースに次ステップへの移行を遂行することが可能となる。
また、図示していないが、各チャンネルにおけるワイアードオア接続を活性にするかまたは非活性にするか切り替え可能なスイッチ機構を各チャンネル毎に設けることで、ワイアードオア接続とするチャンネル群を適宜取捨選択し、グループ分けし、適用することが可能となるのでより好ましい。また、第一の実施形態においては、電池温度や電流値や電圧値等の各種管理パラメータは、必要に応じてパソコンが定期的または任意タイミングで収集するように構成することができる。
(第二の実施形態)
図2は、第二の実施形態の多チャンネル充放電試験システム200の概要を説明する図である。図2においては、本願発明に関係する構成のみを概念的に示し、その他の構成については公知の多チャンネル充放電システムと同様であるので記載を省略している。
図2から理解できるように、多チャンネル充放電試験システム200は、CH1乃至CHNまでのNチャンネル(Nは任意の自然数)230を備え、各チャンネルには対応する二次電池等の充放電試験される不図示の負荷が接続されている。各チャンネルは、例えばコンバータと該コンバータの制御装置等を含んでもよい。
図2において、全チャンネル230は、遂行する試験プログラムの種類等に対応してグループ1(231)とグループ2(232)とに分別されており、各グループごとに入出力端子がワイアードオア接続220とされる。
また、上位のインターフェースボード210から各チャンネルに対して予め設定された充放電試験プログラムに対応した試験開始信号が指示される。各チャンネルは、インターフェースボード210からの試験開始指示が入力されると、各々対応する接続された二次電池に対して、グループごとに同一の充放電試験を一斉に開始する。
また、試験プログラムによる試験は通常複数のステップから構成されており、各ステップごとに試験の進行を各チャンネル間で揃えて、グループごとに同一の進行ステップにより試験が遂行される。
また、多チャンネル充放電試験システム200は、各チャンネル(を構成する各試験装置)の開始指示が入力される入力端子とステップ終了指示が出力される出力端子とが、図2に示すようにグループごとにワイアードオア接続220とされるため、グループ内のすべてのチャンネルが任意のステップを終了すると同時に、グループ内の全てのチャンネルの入力端子に次のステップの開始指示が入力されることとなる。
また、試験プログラムの進行中は、インターフェースボード210と各チャンネルとの間で、各ステップの進捗に関するシリアル通信を行う必要がない。このため、各ステップの進捗に関するシリアル通信に要する時間に対応する遅延を生じることなく、グループ内の最後のチャンネルがステップ完了すると同時に、グループ内全てのチャンネルが遅滞なく次のステップに移行することが可能となる。なお、図2においては、グループ内全てのチャンネルについて入出力端子をワイアードオア接続とした例を示しているが、グループ内の一部のチャンネルについてのみワイアードオア接続としてもよい。
また、各チャンネルごとの接続等その他の構成については、第一の実施形態と同一であるので重複を避けるためここでは説明を省略する。
図8は、第二の実施形態の多チャンネル充放電試験システム200のワイアードオア接続を介した動作について説明するフロー図である。そこで、図8に示す各ステップに基づいて、ワイアードオア接続を介した多チャンネル充放電試験システム200の動作について以下に順次説明する。
(ステップS810)
まず、グループ1(231)の各チャンネルに接続される試験対象電池の種類や遂行する試験プログラムに対応して、グループ1(231)をワイアードオア接続とするか否かをオペレータが決定する。
グループ1(231)をワイアードオア接続とする場合にはステップS820へと進み、グループ1(231)をワイアードオア接続としない場合にはステップS830へと進む。
(ステップS820)
グループ1(231)をワイアードオア接続とする。第一の実施形態でも説明したように、各チャンネルの入出力端子のワイアードオア接続を活性とするか非活性とするか選択可能なスイッチが各チャンネル毎または各グループ毎に設けられている。このため、オペレータは、手動でまたは制御パソコンを介して、グループ1(231)のワイアードオア接続を活性とする処理を行う。
(ステップS830)
まず、グループ2(232)の各チャンネルに接続される試験対象電池の種類や遂行する試験プログラムに対応して、グループ2(232)をワイアードオア接続とするか否かをオペレータが決定する。
グループ2(232)をワイアードオア接続とする場合にはステップS840へと進み、グループ2(232)をワイアードオア接続としない場合にはステップS850へと進む。
(ステップS840)
グループ2(232)をワイアードオア接続とする。第一の実施形態でも説明したように、各チャンネルの入出力端子のワイアードオア接続を活性とするか非活性とするか選択可能なスイッチが各チャンネル毎または各グループ毎に設けられている。このため、オペレータは、手動でまたは制御パソコンを介して、グループ2(232)のワイアードオア接続を活性とする処理を行う。
(ステップS850)
試験プログラムを遂行する。上述の各ステップでの動作により、グループ1(231)または/およびグループ2(232)の少なくともいずれか一方がワイアードオア接続されている場合には、当該グループにおける試験プログラムの各ステップ移行期間が短縮されて、試験対象二次電池のアイドル待機時間が短縮されて極めて迅速かつスムースな試験遂行処理が可能となる。
なお、ステップ移行期間とは、典型的には試験電圧や試験電流や試験温度及び試験時間等の各種試験環境や各種パラメータを変化させて複数の二次電池に同一試験を遂行する場合に、試験環境やパラメータを変化させた後の試験を各チャンネル間で同期させて同時に遂行するための、各チャンネル間の調整待機時間である。
(第三の実施形態)
図3は、第三の実施形態の多チャンネル充放電試験システム300について、パソコン(PC)340と各チャンネルCH1乃至CHNとの間のOR接続を説明する図である。
図3に示すように、多チャンネル充放電試験システム300は、パソコン340と各チャンネルCH1乃至CHNとの間をLAN接続やインターフェースボードやシリアルデータ通信接続を介することなく、OR接続とする伝送経路を備える。
このため、パソコン340からの試験プログラム遂行等の各指示は、全CH330を構成する各CH1乃至CHN全てに同時一括して伝達されることとなるので、指示伝達の時間を短縮し、極めて迅速かつスムースに試験を遂行することが可能となる。
ここで、比較のために従来の多チャンネル充放電試験システム400の構成概要と第三の実施形態の多チャンネル充放電試験システムの構成概要とについて説明する。図4は従来の多チャンネル充放電試験システム400の構成概要を説明する概念図であり、図5は第三の実施形態の多チャンネル充放電試験システム500の構成概要を説明する概念図である。
図4において、多チャンネル充放電試験システム400は、オペレータから試験プログラムの入力や試験遂行指示の入力を受けてオペレータとのインターフェースとなるパソコン(PC)440と、パソコン440から試験プログラムに基づく試験手順が指示されるインターフェースボード(IFB)410と、を備える。
また、二次電池460が恒温槽に配置された場合等においては、各電池1乃至電池Nの温度はパソコン440によってモニターされ、各電池1乃至電池Nの検知温度に基づいて試験プログラムの進捗が管理される。典型的には、恒温槽の温度を上昇または降下させて、全ての電池1乃至電池Nの温度が変更後の同一温度となった後、試験開始やステップ開始する電池試験等とできる。
インターフェースボード410は、試験プログラムに含まれる各ステップについて、新たなステップに移行する場合には全てのチャンネルが同期して同時に移行できるように各チャンネルの試験プログラム進捗管理を行う。
より具体的には、例えばCH1からステップ完了の通知をインターフェースボード410が受信したとしても、他の全てのチャンネルから当該ステップ完了の通知を受信するまでは、次のステップへの移行指示を指示しない。そして、全てのチャンネルからの当該ステップ完了の通知を受信したことを確認した後、インターフェースボード410が、全てのチャンネル430に対して一括してシリアルデータ通信により次のステップへの移行を指示する。これにより、各チャンネルに接続されている試験対象の二次電池460に対して、試験プログラムが同時に順次遂行されることとなる。
ここで、図4に示すように従来、パソコン440とインターフェースボード410との間はLAN接続とされ、インターフェースボード410と各チャンネルとの間はシリアルデータ通信接続とされている。このため、上述した試験プログラムの進行管理や指示伝達には相当程度のシリアル通信時間が必要となっており、当該シリアル通信時間に対応した進行遅延が生じていた。すなわち、試験開始や次のステップ開始の準備が整っていたとしても、試験の指示を現実に受信して各チャンネルのコンバータ等が動作開始するまでの間は、各二次電池460がアイドル待機状態となる。
一方、図5に示すように、多チャンネル充放電試験システム500においては、パソコン540と各チャンネルCH1乃至CHNとの間が、OR接続とされた別配線を備える。このため、パソコン540からの指示は、LAN接続やインターフェースボードやシリアル通信接続を介することなくOR接続により同時並列的に伝達されることとなる。
従って、例えばパソコン540が各電池1乃至電池Nの検知温度が同一になったことを把握した後、極めて迅速かつスムースに試験プログラムの開始指示や次のステップへの移行指示が伝達されて、二次電池560のアイドル待機時間を要することなく、迅速な試験遂行が実現されることとなる。
(第四の実施形態)
図10は、第四の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システム1500の構成概要を説明する図である。図10に示すように、パソコン1540からLAN経由でインターフェースボードに指示された試験プログラムは、シリアル通信を介して各チャンネル(CH1)乃至(CHN)に伝達・指示される。
各チャンネル(CH1)乃至(CHN)は、互いにワイアードオア接続とされているものとする。全てのチャンネル(CH1)乃至(CHN)が試験プログラムを受信完了すれば、全てのチャンネル(CH1)乃至(CHN)が一斉に試験プログラムを開始する。
また、パソコン1540は、試験対象試料である電池群1560の温度等の監視データを収集し、監視している。このため、例えば電池群1560の各電池全ての温度が所定の温度になることを、次の試験ステップへの移行条件としている場合には、パソコン1540が電池群1560の温度が全て所定温度になったことを認識した後、OR接続を介して速やかに全チャンネル530に、次のステップへの移行指示を伝達することが可能となる。
すなわち、LAN通信やシリアル通信を介さずに、パソコン1540から直接各チャンネル(CH1)乃至(CHN)に対して、同時並行的に次ステップへの移行指示を伝達できるので、遅滞ないステップ移行が可能となる。
また、例えばパソコン1540における監視データをステップ移行の条件としない場合には、ワイアードオア接続とされた各チャンネル(CH1)乃至(CHN)間で、遅滞なくかつ同期したステップ移行が可能となるので好ましい。
図11と図12とは、多チャンネル充放電試験システム1500の動作を順次説明するフロー図である。そこで、図11と図12とに示す各ステップに基づいて、多チャンネル充放電試験システム1500の動作について順次以下に説明する。
(ステップS1110)
オペレータが試験プログラムの各ステップ移行パラメータをパソコンに入力する。試験プログラムのステップ移行パラメータには、例えば試験対象電池の温度や試験電圧値や試験電流値や試験時間等がある。また、放電するか充電するか等の試験条件もパソコンに入力する。
一つの試験プログラムについて例えば10ステップ(試験環境や試験条件を変えた10の段階)が存在する場合には、当該10ステップ分の移行条件や移行パラメータについてパソコンにデータを入力する。
パラメータとしては、各ステップごとに例えば放電試験か充電試験か、試験電圧値、試験電流値、ステップ移行電圧、ステップ移行電流、時間等であってもよい。
(ステップS1120)
パソコンはインターフェースボードを介して移行パラメータを各チャンネル(の制御部等)へと順次伝送する。例えば、入力された10ステップ分のパラメータ等のデータを各チャンネルへと送出する。
(ステップS1130)
各チャンネルにおいては、インターフェースボードから10ステップ分の移行パラメータを全て受信読み込み完了したチャンネルは、ワイアードオア出力OUTを「H」とする。
(ステップS1140)
全チャンネルで受信読み込み完了し、すべてのチャンネルからのワイアードオア出力OUTが「H」となった場合には、ステップS1150へと進む。また、全チャンネルでの受信読み込みがまだ完了しておらず、ワイアードオア出力OUTがまだ「H」となっていないチャンネルが存在する場合には、このステップで待機する。
(ステップS1150)
ワイアードオア接続INからの指示入力により、ワイアードオア接続とされた全チャンネルで一斉同時に試験プログラムを開始する。試験プログラムの開始後、各チャンネルはワイアードオア出力OUTを「L」へとリセットする。
すなわち、ワイアードオア接続とされたすべてのチャンネルの出力OUTがすべて「H」となると同時に、当該ワイアードオア接続とされたすべてのチャンネルの入力INに試験ステップ開始の指示が自動的に入力されるので、待機時間なく迅速な試験ステップ開始が遂行される。
(ステップS1160)
試験プログラムの現在のステップが完了したチャンネルから順次ワイアードオア出力OUTを「H」にする。すなわち、試験プログラムの次ステップへの移行条件をクリアしたチャンネルは、ワイアードオア出力OUTを「H」にする。
(ステップS1170)
全チャンネルが現ステップを完了したらステップS1180へと進み、現ステップをまだ完了していないチャンネルが存在すればステップS1160へと戻る。
すなわち、全チャンネルが次ステップへの移行条件をクリアしたらステップS1180へと進み、次ステップへの移行条件をクリアしていないチャンネルが存在すればステップS1160へと戻る。
(ステップS1180)
試験プログラムの全てのステップを完了した場合、すなわち試験プログラムを全て完了した場合には、このフローを終了する。試験プログラムの遂行すべきステップがまだ残存している場合には、ステップS1190へと進む。
(ステップS1190)
ワイアードオア接続INからの指示入力により全チャンネルで同時一斉に次のステップを開始する。またステップ移行後、各チャンネルはワイアードオア出力OUTを「L」へとリセットする。また、ステップS1160へと進む。
また、試験ステップの移行報告をシリアル通信とLANを経由して各チャンネルからパソコンへと伝送する。
(第五の実施形態)
図13は、第五の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システム1300の構成概要を説明する図である。第五の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システム1300は、図13に示すように、パソコン1340と各チャンネル(CH1)乃至(CHN)とは、互いにワイアードオア接続とされている。
すなわち図13に示すように、パソコン1340のワイアードオア接続1350と全チャンネル1330のワイアードオア接続1120とは、電気的に配線接続されている。このため、多チャンネル充放電試験システム1300は、全チャンネル1330のワイアードオア接続1120による自動的なステップ同期進行に対し、パソコン1340が監視・管理する試験条件を加えて、ステップ同期進行を遅滞なく進行することが可能となる。
図14と図15とは、第五の実施形態にかかる多チャンネル充放電試験システム1300の動作概要を順次説明するフロー図である。そこで、図14と図15とに基づいて、多チャンネル充放電試験システム1300の動作概要について順次以下に説明する。
(ステップS1310)
オペレータが試験プログラムの各ステップ移行パラメータをパソコンに入力する。試験プログラムのステップ移行パラメータには、例えば試験対象電池の温度や試験電圧値や試験電流値や試験時間等がある。また、放電するか充電するか等の試験条件もパソコンに入力する。
一つの試験プログラムについて例えば10ステップ(試験環境や試験条件を変えた10の段階)が存在する場合には、当該10ステップ分の移行条件や移行パラメータについてパソコンにデータを入力する。
パラメータとしては、各ステップごとに例えば放電試験か充電試験か、試験電圧値、試験電流値、ステップ移行電圧、ステップ移行電流、時間等であってもよい。
(ステップS1320)
パソコンはインターフェースボードを介して移行パラメータを各チャンネル(の制御部等)へと順次伝送する。例えば、入力された10ステップ分のパラメータ等のデータを各チャンネルへと送出する。
また、パソコンのワイアードオア出力OUTを当初は「L」にセットする。これにより、試験プログラムの当初の開始指示はパソコンの支配を受けないこととなる。
(ステップS1330)
各チャンネルにおいては、インターフェースボードから10ステップ分の移行パラメータを全て受信読み込み完了したチャンネルは、ワイアードオア出力OUTを「H」とする。
(ステップS1340)
全チャンネルで受信読み込み完了し、すべてのチャンネルからワイアードオア出力OUTが「H」となった場合には、ステップS1350へと進む。また、全チャンネルでの受信読み込みがまだ完了しておらず、ワイアードオア出力OUTがまだ「H」となっていないチャンネルが存在する場合には、このステップで待機する。
(ステップS1350)
ワイアードオア接続INからの指示入力により、ワイアードオア接続とされた全チャンネルで一斉同時に試験プログラムを開始する。試験プログラムの開始後、各チャンネルはワイアードオア出力OUTを「L」へとリセットする。また、パソコンのワイアードオア出力OUTを「H」にセットする。
すなわち、ワイアードオア接続とされたすべてのチャンネルの出力OUTがすべて「H」となると同時に、当該ワイアードオア接続とされたすべてのチャンネルの入力INに試験ステップ開始の指示が自動的に入力されるので、待機時間なく迅速な試験ステップ開始が遂行される。
(ステップS1360)
試験プログラムの現在のステップが完了したチャンネルから順次ワイアードオア出力OUTを「H」にする。すなわち、試験プログラムの次ステップへの移行条件をクリアしたチャンネルは、ワイアードオア出力OUTを「H」にする。
また、パソコンで監視・管理する電池温度が全て移行条件をクリアしたら、パソコンのワイアードオア出力OUTを「L」にする。パソコンは、例えば試験対象電池の温度が、予め設定された室温25℃一定に所定時間だけ安定した場合に、当該電池の次ステップ移行条件がクリアされたと判断することができる。
(ステップS1370)
全チャンネルが現ステップを完了したらステップS1380へと進み、現ステップをまだ完了していないチャンネルが存在すればステップS1360へと戻る。
すなわち、全チャンネルが次ステップへの移行条件をクリアしたらステップS1380へと進み、次ステップへの移行条件をクリアしていないチャンネルが存在すればステップS1360へと戻る。
(ステップS1380)
試験プログラムの全てのステップを完了した場合、すなわち試験プログラムを全て完了した場合には、このフローを終了する。試験プログラムの遂行すべきステップがまだ残存している場合には、ステップS1390へと進む。
(ステップS1390)
ワイアードオア接続INからの指示入力により全チャンネルで同時一斉に次のステップを開始する。またステップ移行後、各チャンネルはワイアードオア出力OUTを「L」へとリセットする。また、パソコンのワイアードオア出力OUTを「H」にリセットする。
また、試験ステップの移行報告をシリアル通信とLANを経由して各チャンネルからパソコンへと伝送する。また、ステップS1360へと進む。
上述の各実施形態で例示した多チャンネル充放電試験システム100,200,300,1500,1300等は、各実施形態での説明に限定されるものではなく、各実施形態で説明する技術思想の範囲内かつ自明な範囲内で、適宜その構成や動作及び動作方法等を変更することができる。また、説明の便宜上各実施形態ごとに個別に説明しているが、各実施形態の構成を適宜組み合わせて適用し、またその動作も適宜組み合わせてアレンジしてもよい。
本発明の多チャンネル充放電試験システムは、多チャンネルタイプの充放電装置のチャンネル間同期制御方法として広く適用できる。
100・・多チャンネル充放電試験システム、110・・インターフェースボード、120・・ワイアードオア接続、130・・全CH。

Claims (20)

  1. 複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子はワイアードオア接続とされる
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  2. 請求項1に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    前記各チャンネルの充放電試験進行状況を収集し、試験プログラムに対応する試験指示を出力するインターフェースボードを備え、
    前記試験プログラムの遂行中は、前記インターフェースボードと前記各チャンネルとの間のシリアル通信接続に替えて、前記各チャンネル間はワイアードオアで接続される
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    前記入出力端子の前記ワイアードオア接続を非活性とするスイッチを備える
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    オペレータから試験プログラムが入力されるコンピュータと、前記コンピュータから前記試験プログラムに基づく試験遂行手順が試験開始前に一括指示されるインターフェースボードと、を備え、
    前記試験開始時は、前記インターフェースボードからシリアル通信接続により前記各チャンネルに開始指示され、
    試験進行中は、前記ワイアードオア接続により前記インターフェースボードとの間でシリアル通信することなく、前記各チャンネルの試験手順が順次進行する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  5. 請求項1に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    前記二次電池の各温度データを収集するコンピュータを備え、
    前記コンピュータと前記各チャンネルとの間はOR接続とされ、LAN接続とインターフェースボードとシリアル通信線とを介さずに通信する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  6. 請求項5に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    前記コンピュータは、前記二次電池が収納される恒温槽の温度を変化させた場合に、収集した前記温度データに基づいて全ての前記二次電池の温度が同一となった場合に、前記OR接続を介して前記各チャンネルに充放電試験の指示を出力する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  7. 複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、
    複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子はワイアードオア接続とされ、前記ワイアードオア接続により試験が遂行される工程を有する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システムの試験方法。
  8. 請求項7に記載の多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、
    前記各チャンネルの充放電試験進行状況を収集し、試験プログラムに対応して試験指示を出すインターフェースボードを備え、
    前記試験プログラムの遂行中は、前記インターフェースボードと前記各チャンネルとの間のシリアル通信接続に替えて、前記各チャンネル間はワイアードオアで接続され、前記ワイアードオア接続により試験が遂行される工程を有する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システムの試験方法。
  9. 請求項7に記載の多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、
    前記二次電池の温度データを収集するコンピュータを備え、
    前記コンピュータと前記各チャンネルとの間はOR接続とされ、LAN接続とインターフェースボードとシリアル通信線とを介することなく、前記OR接続を介した指示により試験が遂行される工程を有する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システムの試験方法。
  10. 請求項9に記載の多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、
    前記コンピュータが、前記二次電池が収納される恒温槽の温度を変化させる工程と、
    収集した前記温度データに基づいて全ての前記二次電池の温度が同一となった場合に、前記コンピュータが前記OR接続を介して前記各チャンネルに充放電試験の指示を出力する工程とを有する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  11. 複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子がワイアードオア接続とされるとともに、
    上位の制御コンピュータも前記ワイアードオア接続とされる
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  12. 請求項11に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    前記各チャンネルの充放電試験進行状況を収集し、試験プログラムに対応する試験指示を出力するインターフェースボードを備え、
    前記試験プログラムの遂行中の試験遂行指示は、前記インターフェースボードと前記各チャンネルとの間のシリアル通信接続に替えて、前記ワイアードオア接続により指示される
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  13. 請求項11または請求項12に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    前記入出力端子の前記ワイアードオア接続を非活性とするスイッチを備える
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  14. 請求項11乃至請求項13のいずれか一項に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    オペレータから試験プログラムが入力される制御コンピュータと、前記制御コンピュータから前記試験プログラムに基づく試験遂行手順が試験開始前に一括指示されるインターフェースボードと、を備え、
    前記試験開始時は、前記インターフェースボードからのシリアル通信接続による開始指示に替えて、前記ワイアードオア接続を介した開始指示が前記各チャンネルに入力され、
    試験進行中は、前記ワイアードオア接続により前記インターフェースボードとの間でシリアル通信することなく、前記各チャンネルの試験手順が同期されて順次進行する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  15. 請求項11に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    前記制御コンピュータは、前記二次電池の各温度データを収集し、
    前記制御コンピュータと前記各チャンネルとの間はOR接続とされ、前記制御コンピュータは、LAN接続とインターフェースボードとシリアル通信線とを介さずに前記OR接続により指示する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  16. 請求項15に記載の多チャンネル充放電試験システムにおいて、
    前記制御コンピュータは、前記二次電池が収納される恒温槽の温度を変化させた場合に、収集した前記温度データに基づいて全ての前記二次電池の温度が同一となった場合に、前記OR接続を介して前記各チャンネルに充放電試験の指示を出力する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
  17. 複数の二次電池に対して同時並行に充放電試験を遂行する多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、
    複数チャンネルのうち少なくとも一部の各チャンネルについて、試験遂行の指示が伝達される入出力端子はワイアードオア接続とされるとともに、上位の制御コンピュータも前記ワイアードオア接続とされ、
    前記ワイアードオア接続により試験手順が順次遂行される工程を有する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システムの試験方法。
  18. 請求項17に記載の多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、
    前記各チャンネルの充放電試験進行状況を収集し、試験プログラムに対応して試験指示を出すインターフェースボードを備え、
    前記試験プログラムの遂行中は、前記インターフェースボードと前記各チャンネルとの間のシリアル通信接続に替えて、前記各チャンネル間及び前記制御コンピュータは前記ワイアードオア接続により試験手順が順次遂行される工程を有する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システムの試験方法。
  19. 請求項17に記載の多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、
    前記制御コンピュータは、前記二次電池の温度データを収集し、
    前記制御コンピュータと前記各チャンネルとの間はOR接続とされ、LAN接続とインターフェースボードとシリアル通信線とを介することなく、前記OR接続を介した指示により試験が遂行される工程を有する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システムの試験方法。
  20. 請求項19に記載の多チャンネル充放電試験システムの試験方法において、
    前記制御コンピュータが、前記二次電池が収納される恒温槽の温度を変化させる工程と、
    収集した前記温度データに基づいて全ての前記二次電池の温度が同一となった場合に、前記制御コンピュータが前記OR接続を介して前記各チャンネルに充放電試験の指示を出力する工程とを有する
    ことを特徴とする多チャンネル充放電試験システム。
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