JP2013236565A - 多能性幹細胞を利用した毒性の判定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記工程を含む被検物質の毒性を判定する方法により実現される:
(1)細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が変化した多能性幹細胞を被検物質に暴露する工程、
(2)前記多能性幹細胞の生育機能の異常の有無を確認する工程、及び
(3)前記多能性幹細胞の生育機能に異常をきたした被検物質が毒性を有すると判定する工程。
【選択図】なし
Description
(1)細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が変化した多能性幹細胞を被検物質に暴露する工程、
(2)前記多能性幹細胞の生育機能の異常の有無を確認する工程、及び
(3)前記多能性幹細胞の生育機能に異常をきたした被検物質が毒性を有すると判定する工程。
項2.被検物質の毒性濃度閾値を決定するために行われる項1に記載の方法であって、
前記工程(1)が、細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が低下した多能性幹細胞を、少なくとも2以上の異なる濃度の被検物質に暴露する工程であり、
前記工程(3)が、被検物質が前記多能性幹細胞の生育機能に異常をきたした濃度と、異常をきたさなかった濃度に基づいて該被検物質の毒性濃度閾値を決定する工程である、方法。
項3.前記工程(2)において、細胞の生存率を評価することを含む、項1又は2に記載の方法。
項4.前記多能性幹細胞として、同一濃度の被検物質に暴露された野生型多能性幹細胞に比べて低い生存率を示す多能性幹細胞を選択して使用する、項2に記載の方法。
項5.毒性を有する物質に対する抵抗性を示す、又は感受性を増す細胞機能関連遺伝子を同定するために行われる項1に記載の方法であって、
前記工程(1)が、細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が低下した多能性幹細胞を毒性を有する物質に暴露する工程であり、
前記工程(3)が、前記多能性幹細胞の生存率が、細胞機能関連遺伝子が欠損又は改変されていない細胞よりも低い場合には前記細胞機能関連遺伝子が毒性を有する物質に対して抵抗性を示す遺伝子であると決定し、
前記多能性幹細胞の生存率が、細胞機能関連遺伝子が欠損又は改変されていない細胞よりも高い場合には前記細胞機能関連遺伝子が毒性を有する物質に対して感受性を増す遺伝子であると決定する工程である、方法。
項6.前記細胞機能関連遺伝子が、DNA修復関連遺伝子、アポトーシス関連遺伝子、薬物代謝関連遺伝子、活性酸素除去関連遺伝子、細胞周期調節遺伝子、シグナル伝達遺伝子及び酸素保持に関連する遺伝子からなる群より選択される少なくとも1種である、項1〜5のいずれかに記載の方法。
項7.前記細胞機能関連遺伝子が、シトクロムP450、P53、SOD、ヒストンH2AX、Ku80及びサイトグロビンからなる群より選択される少なくとも1種である、項1〜6のいずれかに記載の方法。
項8.前記多能性幹細胞がiPS細胞又はES細胞である項1〜7のいずれかに記載の方法。
項9.前記被検物質が、メチルニトロソウレア、メチルメタンスルホン酸、メチルコラントレン、ベンツピレン、メルファラン、ジエチルニトロサミン、ベンツアントラセン、リトコリン酸、フォルボールエステル、フェノバルビタール、オカダ酸、チオアセタミド、塩化メタピリレン、ペリレン、ブチルヒドロキシアニソール、カプロラクタム、ジメチルフォルムアミド、フェナントレン、ピレン、ジニトロクロロベンゼン、ジニトロベンゼンスルホン酸、トリニトロクロロベンゼン、オキサゾロン、フルオレセインイソチオシアネート、トルエンジイソシアネート、パラフェニレンジアミン、フォルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、ニッケル、及びコバルトからなる群より選択される少なくとも1種である、項1〜8のいずれかの方法。
本発明は、被検物質の毒性を判定する方法に関し、以下の工程(1)〜(3)を含むことを特徴とする。
(1)細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が変化した多能性幹細胞を被検物質に暴露する工程、
(2)前記多能性幹細胞の生育機能の異常の有無を確認する工程、及び
(3)前記多能性幹細胞の生育機能に異常をきたした被検物質が毒性を有すると判定する工程。
工程(1)について
工程(1)においては、細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が変化した多能性幹細胞を被検物質に暴露する。
工程(1)において被験物質に暴露された多能性幹細胞の生育機能の異常の有無を確認する。
工程(3)においては、多能性幹細胞の生育機能に異常をきたした被検物質が毒性を有すると判定する。
本発明は、前記「被検物質の毒性を判定する方法」を被検物質の毒性濃度閾値を決定するために行うことも可能である。毒性濃度閾値の決定を目的として前記被検物質の毒性を判定する方法を実施する場合、
前記工程(1)が、細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が低下した多能性幹細胞を、少なくとも2以上の異なる濃度の被検物質に暴露する工程であり、
前記工程(3)が、被検物質が前記多能性幹細胞の生育機能に異常をきたした濃度と、異常をきたさなかった濃度に基づいて該被検物質の毒性濃度閾値を決定する工程である。
本発明においては、前記「被検物質の毒性を判定する方法」を、毒性を有する物質に対して抵抗性を示す、又は感受性を増す細胞機能関連遺伝子を同定するために実施することもできる。このような目的で前記被検物質の毒性を判定する方法を実施する場合、前記工程(1)が、細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が低下した多能性幹細胞を毒性を有する物質に暴露する工程であり、
前記工程(3)が、前記多能性幹細胞の生存率が、細胞機能関連遺伝子が欠損又は改変されていない細胞(野生型多能性幹細胞)よりも低い場合には前記細胞機能関連遺伝子が毒性を有する物質に対して抵抗性を示す遺伝子であると決定し、
前記多能性幹細胞の生存率が、細胞機能関連遺伝子が欠損又は改変されていない細胞(野生型多能性幹細胞)よりも高い場合には前記細胞機能関連遺伝子が毒性を有する物質に対して感受性を増す遺伝子であると決定する工程である。
上記の被験物質に暴露された多能性幹細胞を、更に分化、発生させて異常を確認することにより、組織レベル、個体レベル等での毒性の判定や毒性濃度閾値の決定を行うことができる。多能性幹細胞を用いた個体発生の方法は従来公知の方法から細胞の種類等に従って適宜選択すればよいが、例えば、ES細胞を被験物質に暴露させた後にマイクロインジェクション等の方法によって受精卵に導入し、胚盤胞まで発生させて偽妊娠マウスの子宮に移植し、個体発生の経過を観察することによって被験物質の分化、発生への影響を解析することができる。組織や個体レベルでの異常は、遺伝子、染色体、外観、代謝機能等を観察することにより確認することができ、被験物質の催奇性、発生毒性、生殖毒性等の解析を行うことができる。
ヒストンH2AX遺伝子欠損マウスES細胞の作製
DNA二重鎖切断は、放射線照射やアルキル化剤により起こる。このとき、ヒストンH2AX遺伝子がリン酸化され、その後、Ku70、Ku80などの遺伝子産物による非相同的な末端結合により修復される経路と、Rad51をはじめとした遺伝子産物による相同組換えによる修復経路がある。ヒストンH2AX遺伝子は、この両方の経路に関与すると考えられている。
H2AX遺伝子に関して野生型(+/+)と、遺伝子欠損型(-/-)のマウスES細胞株を用いて、被検物質に対する細胞毒性を検討した。被検物質として発癌に関する遺伝毒性のある被検物質(発癌のイニシエーターとも呼ばれる)Methyl methanesulfonate (MMS)、Diethylnitrosa mine (DEN)、N-Nitroso-N-Methlurea (MNU)を用いた。
p53遺伝子は、細胞がDNAに損傷を受けたときに細胞の細胞周期を停止してDNA修復に向かわせたり、あるいは細胞にアポトーシスを起こさせたりする遺伝子として知られている。
p53遺伝子欠損ES細胞は、オリエンタル酵母株式会社より入手したp53遺伝子の一方を欠損しているヘテロ型(p53+/-)マウスの雄と雌を交配し、妊娠したマウスから初期胚を取り出して培養し、Teramura, T.,Takihara, T., Kishi, N., Mihara, T., Kawata, N., Takeuchi, H., Takenoshita, M., Matsumoto, K., Saeki, K., Iritani, A., Sagawa, N., Hosoi, Y. (2007) Cloning and Stem Cells, 485-493に記載される方法に従ってマウスES細胞を樹立することによって作製された。更に、これらの細胞株から一部の細胞を取り出して、PCR法で野生型p53遺伝子座の検出を(フォワードプライマー(配列番号5:5'-ATAGGTCGGCGGTTCAT-3');リバースプライマー(配列番号6:5'-CCCGAGTATCTGGAAGACAG-3')にて行い、欠損型p53遺伝子座の検出をフォワードプライマー(配列番号7:5'-ATAGGTCGGCGGTTCAT-3');リバースプライマー(配列番号8:5'-GTATCGCCGCTCCCGATTCG-3')を使用して行い、ES細胞のp53遺伝子型(野生型(+/+)又はホモの欠損型(-/-))を決定した。
マウスp53遺伝子に関して野生型(+/+)と、遺伝子欠損型(-/-)のES細胞株を用いて、被検物質に対する細胞毒性を検討した。被検物質としてMethyl methanesulfonate (MMS)、Diethylnitrosamine (DEN)、N-Nitroso-N-Methlurea (MNU)を用いた。
以上の結果より、ヒストンH2AX遺伝子欠損ES細胞とp53遺伝子欠損ES細胞株では同じ被験物質に暴露した場合でもそれぞれ反応傾向が異なることが示された。即ち、被験物質に暴露される細胞の遺伝子型の違いが細胞毒性の感受性に影響を与えることが明らかとなった。従って、野生型細胞を利用する被験物質の毒性評価においては、従来は細胞毒性を生じないとされていた濃度であっても、実際には細胞機能に影響を与えており、毒性が存在する場合もあると考えられる。即ち、本発明の方法により、特定の細胞機能に関連する遺伝子を欠損させた多能性幹細胞を使用し、被検物質に暴露して細胞の生育機能に対する影響を確認することによって、適正な毒性評価ができることが示された。また、このような結果を、欠損又は改変された細胞機能遺伝子が担う既知の細胞機能等に基づいて、被検物質が細胞に対して毒性を生じるメカニズムや、被検物質に対する細胞の防御機構の解明に利用することも可能である。
配列番号2は、ヒストンH2AX(+/+)検出用リバースプライマーである。
配列番号3は、ヒストンH2AX(-/-)検出用フォワードプライマーである。
配列番号4は、ヒストンH2AX(-/-)検出用リバースプライマーである。
配列番号5は、p53(+/+)検出用フォワードプライマーである。
配列番号6は、p53(+/+)検出用リバースプライマーである。
配列番号7は、p53(-/-)検出用フォワードプライマーである。
配列番号8は、p53(-/-)検出用リバースプライマーである。
Claims (8)
- 下記工程を含む被検物質の毒性を判定する方法:
(1)細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が変化した多能性幹細胞を被検物質に暴露する工程、
(2)前記多能性幹細胞の生育機能の異常の有無を確認する工程、及び
(3)前記多能性幹細胞の生育機能に異常をきたした被検物質が毒性を有すると判定する工程。 - 被検物質の毒性濃度閾値を決定するために行われる請求項1に記載の方法であって、
前記工程(1)が、細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が低下した多能性幹細胞を、少なくとも2以上の異なる濃度の被検物質に暴露する工程であり、
前記工程(3)が、被検物質が前記多能性幹細胞の生育機能に異常をきたした濃度と、異常をきたさなかった濃度に基づいて該被検物質の毒性濃度閾値を決定する工程である、方法。 - 前記工程(2)において、細胞の生存率を評価することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記多能性幹細胞として、同一濃度の被検物質に暴露された野生型多能性幹細胞に比べて低い生存率を示す、細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が低下した多能性幹細胞を選択して使用する、請求項2に記載の方法。
- 毒性を有する物質に対する抵抗性を示す、又は感受性を増す細胞機能関連遺伝子を同定するために行われる請求項1に記載の方法であって、
前記工程(1)が、細胞機能関連遺伝子の少なくとも1種が欠損又は改変され、且つ当該細胞機能関連遺伝子が担う細胞機能が低下した多能性幹細胞を毒性を有する物質に暴露する工程であり、
前記工程(3)が、前記多能性幹細胞の生存率が、細胞機能関連遺伝子が欠損又は改変されていない細胞よりも低い場合には前記細胞機能関連遺伝子が毒性を有する物質に対して抵抗性を示す遺伝子であると決定し、
前記多能性幹細胞の生存率が、細胞機能関連遺伝子が欠損又は改変されていない細胞よりも高い場合には前記細胞機能関連遺伝子が毒性を有する物質に対して感受性を増す遺伝子であると決定する工程である、方法。 - 前記細胞機能関連遺伝子が、DNA修復関連遺伝子、アポトーシス関連遺伝子、薬物代謝関連遺伝子、活性酸素除去関連遺伝子、細胞周期調節遺伝子、シグナル伝達遺伝子及び酸素保持に関連する遺伝子からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 前記細胞機能関連遺伝子が、シトクロムP450、P53、SOD、ヒストンH2AX、Ku80及びサイトグロビンからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 前記多能性幹細胞がiPS細胞又はES細胞である請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
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JPH06503967A (ja) * | 1991-01-04 | 1994-05-12 | ベイラー・カレッジ・オブ・メディシン | 腫瘍感受性非ヒト動物 |
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2012
- 2012-05-11 JP JP2012110115A patent/JP2013236565A/ja active Pending
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