JP2013233022A - 車両用給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突による電力ケーブルからの漏電のおそれを低減することができ、かつ、走行中に電力ケーブルが拾う外部電波によるカーラジオの雑音の発生を抑制することができる車両用給電システムを提供する。
【解決手段】本発明は、バッテリ16から供給される直流電流を交流電流に変換する給電用インバータ26と、給電用インバータ26により変換された交流電流の車両外への供給を制御するコントロールボックス28と、バッテリ16、モータ用インバータ8及び給電用インバータ26に接続され、バッテリ16からモータ用インバータ8及び給電用インバータ26への直流電流の供給を切り替えるジャンクションボックス10と、ジャンクションボックス10と給電用インバータ26とを接続する電力ケーブル30とを備え、ジャンクションボックス10は、車両1が走行可能状態である場合に、電力ケーブル30への直流電流の供給を遮断する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用給電システムに係わり、より詳細には、電力供給設備等の外部設備を介することなく、車両のバッテリから家電製品等の車外機器に電力を直接供給可能な車両用給電システムに関する。
従来より、電気自動車やハイブリッド自動車等、バッテリから電気モータに電力を供給し、この電気モータにより車輪を駆動する車両が知られている。
近年、これらの電気自動車やハイブリッド自動車に搭載された、バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムも提案されている。例えば、接続装置を介して車両と住宅内の電力線との間において電力を授受可能なように構成された電力システムが知られている(特許文献1)。
また、自然災害などによる停電時に、駐車スペースに設置された電力供給設備を介して電気自動車のバッテリから外部系統設備に電力を供給するものも知られている(特許文献2)。
特開2008−054439号公報 特開2007−252117号公報
車両のバッテリから電力供給設備等の外部設備を介して車両外へ給電する場合、給電を行う場所が限定されてしまう。外部設備を介さずに任意の場所で、車両のバッテリから家電製品を含む車外機器に電力を直接供給するためには、バッテリから供給される直流電流を商用電源電圧(例えば100V)の交流電流に変換する給電用インバータや、給電用インバータにより変換された交流電流を、コンセントを介して出力するコントロールボックス等の電装品を車両に搭載する必要がある。この場合、コントロールボックスに設けられたコンセントには、家電製品のコンセントプラグが抜き差しされることから、コントロールボックスは乗員がアクセスしやすい位置(例えば車室内)に配置されるのが望ましい。また、コスト低減や電力損失低減等の観点から、給電用インバータとコントロールボックスとを接続するケーブルの長さを短くするため、給電用インバータはコントロールボックスの近傍に配置されることが望ましい。
ところで、バッテリが車両前方のモータルームに配置され、給電用インバータが車両後方の荷室に配置される場合には、車両前方から車両後方にわたって長い電力ケーブルが配索される。バッテリと給電用インバータとを接続する電力ケーブルには、バッテリから高電圧(例えば300V)の電流が通電される。このため、例えば車両の衝突時に、給電用インバータや電力ケーブルが損傷し、給電用インバータ内部の高電圧回路や電力ケーブルの導線が露出すると、これらの露出した高電圧回路や導線への接触、あるいは車体構造への漏電が発生する可能性がある。
また、長い電力ケーブルがアンテナとなって、外部電波を拾い、車両の走行中にカーラジオに雑音が生じるおそれがある。
そこで、本発明は、衝突による電力ケーブルからの漏電のおそれを低減することができ、かつ、走行中に電力ケーブルが拾う外部電波によるカーラジオの雑音の発生を抑制することができる車両用給電システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の車両用給電システムは、車輪を駆動する電気モータと、上記電気モータに電力を供給するバッテリと、上記バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換するモータ用インバータとを有する車両に搭載され、上記バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムであって、上記バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換する給電用インバータと、上記給電用インバータにより変換された交流電流の車両外への供給を制御する制御装置と、上記バッテリ、上記モータ用インバータ及び上記給電用インバータに接続され、上記バッテリから上記モータ用インバータ及び上記給電用インバータへの直流電流の供給を切り替える切替手段と、上記切替手段と前記給電用インバータとを接続する電力ケーブルと、を備え、上記切替手段及び上記給電用インバータのうちの一方が車両前部に配置され、他方が車両後部に配置され、上記切替手段は、上記車両が走行可能状態である場合に、上記電力ケーブルへの直流電流の供給を遮断することを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、切替手段及び給電用インバータが車両の前後に分かれて配置されているため、電力ケーブルが車両の前後間の長い距離にわたって配索される。そして、車両が走行可能状態である場合に、切替手段によって、電力ケーブルへの直流電流の供給が遮断される。これにより、車両の走行中には、長い電力ケーブルに高電圧電流が印加されない。その結果、車両が走行中に衝突しても、電力ケーブルからの漏電のおそれを低減することができる。また、長い電力ケーブルがアンテナとして外部電波を拾っても、車両の走行中は電力ケーブルが電気的に遮断されているため、カーラジオの雑音の発生を抑制することができる。
なお、車両前部は、例えば乗員室の前方であり、車両後部は、例えば乗員室の後方である。また、車両前部は、車両前後方向の中央に配置されたバッテリよりも前方であるとよく、車両後部は、車両前後方向の中央に配置されたバッテリよりも後方であるとよい。
また、本発明において好ましくは、上記切替手段は、上記車両のイグニッションがON状態である場合、及び、シフトレンジがパーキング状態から解除されている場合の一方又は双方の場合に、上記電力ケーブルへの直流電流の供給を遮断する。
車両のイグニッションがON状態である場合、又は、シフトレンジがパーキング状態に設定されている場合を、電力ケーブルへの直流電流の供給を遮断する条件とすれば、車両の走行中の電力ケーブルへの直流電流の供給を遮断することができる。
また、本発明において好ましくは、上記電気モータ、上記モータ用インバータ及び上記切替手段は、車両前部に配置され、上記給電用インバータ及び制御手段は、車両後部に配置される。
前輪駆動車の場合、駆動輪に近い車両前部にモータルームを設け、このモータルームに電気モータ、モータ用インバータ及び切替手段を配置するのが望ましい。一方、給電用インバータ及び制御手段は、車両後部の例えば荷室に配置すれば、制御手段に対する車両外部からの給電操作が容易となる。
また、本発明において好ましくは、上記切替手段は、上記車両のイグニッションがON状態である場合、及び、シフトレンジのパーキング状態が解除されている場合の少なくとも一方の場合において、給電要求操作が実行されたときに、上記電力ケーブルへの直流電流の供給遮断状態を維持する。
このように、車両が走行可能状態であるときに、給電要求操作が行われても、電力ケーブルへの直流電流の供給遮断状態は維持される。このため、走行中に電力ケーブルに高電圧電流が印加されることを防止することができる。
本発明の車両用給電システムによれば、衝突による電力ケーブルからの漏電のおそれを低減することができ、かつ、走行中に電力ケーブルが拾う外部電波によるカーラジオの雑音の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の全体構造を示す概略平面図である。 本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の荷室フロアを示す平面図である。 本発明の実施形態による車両用給電システムのブロック図である。 本発明の実施形態による車両用給電システムの動作を説明するフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、本発明の駐車支援装置の実施形態を説明する。
まず、図1により、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両について説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の全体構造を示す概略平面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両1は、動力源としてモータユニットを搭載する電気自動車である。車両1の車体前部(車室の前方)にあるモータルーム2には、駆動輪4(図1の例では左右の前輪)を駆動するモータユニット6が搭載されている。更に、モータ用インバータ8、ジャンクションボックス10、及び、バッテリチャージャ12が、モータルーム2に配置されている。
また、車体の中央部から後部にかけて、車室フロアの下方に、平面視がほぼT字状となるように形成されたバッテリ搭載フレーム14が設けられている。モータに電力を供給するバッテリ16は、このバッテリ搭載フレーム14上に搭載される。
また、車体の後部左側面には、充電レセプタクル18が設けられている。この充電レセプタクル18は、充電ケーブル20を介してバッテリチャージャ12に接続されている。充電ケーブル20は、車室フロアの下面側において、バッテリ16に沿って配索される。
更に、車両1の車体後部(車室の後方)に、荷室フロア22が設けられている(図1において一部を図示する)。この荷室フロア22の上面側に、凹部24が形成されている。この凹部24の中に、バッテリ16から供給される直流電流を商用電源電圧(例えば100V)の交流電流に変換するインバータ26と、インバータ26により変換された交流電流の車両外への供給を制御する制御装置であるコントロールボックス28とが配置される。インバータ26とジャンクションボックス10とを接続する電力ケーブル30は、充電ケーブル20と共に、車室フロアの下面側において、バッテリ16に沿って配索される。
さらに、図2を参照して、給電システムの電装品の配置の詳細を説明する。図2は、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の荷室フロアを示す平面図である。
図2は、荷室フロア22の凹部24に配置されたインバータ26及びコントロールボックス28を示す平面図である。この図2に示すように、荷室フロア22の上面側には、ほぼ円形の平面形状を有する凹部24が形成されている。この凹部24としては、例えば、従来の車両の荷室フロア22に設けられているスペアタイヤパンを流用することができる。そして、インバータ26及びコントロールボックス28は、凹部24の底面24a上に、車幅方向に並べて配置されている。
コントロールボックス28の筐体としてのコントロールボックスケース28a上面には、車外への電力供給のON/OFFを切り替えるための操作スイッチ28bと、インバータから出力された交流電流を出力する給電端子であるコンセント28cとが設けられている。
車内のコンセント28cには、コンセント28cと車外機器とを接続するための接続手段接続である接続ケーブル34の一端のプラグが差し込まれる。コンセント28aは、商業電源用の規格のコンセントである。接続ケーブルは、商業電源用の規格品であり、例えば、市販のテーブルタップでもよいし、家電製品のプラグコードでもよい。インバータ26から供給された交流電流は、このコンセント28cから、変圧器、インバータ又は周波数変換器といった外部設備を介することなく、家電製品等の車外機器に電力を直接供給される。
次に、図3により、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の電気的構成を説明する。図3は、本発明の実施形態による車両用給電システムのブロック図である。
図3に示すように、ジャンクションボックス10は、バッテリ16、モータ用インバータ10、及びインバータ26に接続され、バッテリ16からモータ用インバータ10及びインバータ26への直流電流の供給を切替える。
モータ用インバータ8は、ジャンクションボックス10を介してバッテリ16から供給される直流電流を交流電流に変換し、モータユニット6に供給する。このモータユニット6により発生される駆動力は、トランスアクスル等の動力伝達機構を介して駆動輪4に伝達される。
バッテリチャージャ12は、充電レセプタクル18から充電ケーブル20を介して供給された電力により、バッテリ16を充電する。即ち、充電スタンド等の外部電源から引き出された充電コードの先端に設けられた充電プラグを、充電レセプタクル18に接続することにより、充電ケーブル20及びバッテリチャージャ12を介してバッテリ16が充電される。
インバータ26は、電力ケーブル30を介してジャンクションボックス10に接続されている。このインバータ26は、バッテリ16からジャンクションボックス10及び電力ケーブル30を介して供給される直流電流を、商用電源電圧(例えば100V)の交流電流に変換し、出力ケーブル32を介してコントロールボックス28に出力する。
コントロールボックス28は、出力ケーブル32を介してインバータ26に接続されており、インバータ26により変換された交流電流の車両外への供給を制御する。
さらに、車両用給電システムは、車両1に搭載された各種システムを制御する車両制御モジュール(VCM:Vehicle Control Module)60によって制御される。車両制御モジュール60には、イグニション(IG:ignition)61から、イグニション61の設定状態を示す信号が入力される。イグニション61がシリンダタイプである場合、車両制御モジュール60は、イグニション61がACC(アクセサリ:accessory)に設定されていときに、車両が走行不能状態であると判断してもよいし、イグニション61がIG(ON、スタート)に設定されているときに、車両が走行不能状態であると判断してもよい。また、イグニション61がプッシュスタートタイプの場合には、車両制御モジュール60は、スタートボタンが押下されてON状態であるときに、走行不能状態と判断するとよい。
また、車両制御モジュール60には、シフトレンジ62からレンジの設定状態を示す信号が入力される。車両制御モジュール60は、シフトレバーがパーキング(P:parking)ポジションに設定されているときに、走行不能状態と判断してもよいし、又は、パーキングボタンが押下されたON状態であるときに、走行不能状態と判断してもよい。さらに、車両制御モジュール60は、イグニション61の設定がON状態であり、かつ、シフトレンジ62がパーキングに設定されている場合にのみ、車両が走行不能状態であると判断してもよい。
また、車両制御モジュール60は、表示装置64に所望の情報を表示させる。表示装置64は、車室内のインスツルメントパネルのメータ内に配置されてもよいし、コントロールボックス28に配置されてもよい。
次に、図4のフローチャートを参照して、本発明の実施形態による車両用給電システムの動作例を説明する。
車両1のバッテリ16から車外機器に給電を行おうとする使用者は、まず、コントロールボックス28に設けた操作スイッチ28bをOFFからONに切り替える操作を行う(S401)。なお、車両制御モジュール60は、コントロールボックス28のコンセント28cに接続ケーブルのプラグが接続されたことの検出を以て、操作スイッチ28bの操作に代えてもよい。コンセント28cへのプラグの着脱は、コンセント28cに着脱センサを設けることによって機械的に又は電気的に検出するとよい。
続いて、車両制御モジュール60は、車両1が走行不能状態であるか否かを判断する(S402)。ここでは、車両制御モジュール60は、車両制御モジュール60は、イグニション61の設定がOFF状態であり、かつ、シフトレンジ62がパーキングに設定されている場合にのみ、車両1が走行不能状態であると判断する。すなわち、車両制御モジュール60は、車両のイグニッション61がON状態である場合、及び、シフトレンジ62のパーキング状態が解除されている場合の少なくとも一方の場合において、切替手段であるジャンクションボックス10において電力ケーブル30への直流電流の供給を遮断する。
車両制御モジュール60は、車両1が走行不能状態であると判断した場合(S402で「no」の場合)、表示装置64に、給電できない理由として、イグニション61の設定がON状態である旨、及び、シフトレンジ62がパーキングから解除されている旨を表示させる。例えば、表示装置64に、「IGキーをOFFにし、レンジをPに設定してください」と表示させるとよい。かかる表示に基づいて、使用者は、給電を行うために必要な、表示された操作を行うことができる。
なお、車両制御モジュール60は、イグニション61の設定がON状態である場合に、車両1が走行可能状態であると判断してもよい。その場合、表示装置64に、「IGキーをOFFにしてください」と表示するとよい。また、車両制御モジュール60は、シフトレンジ62がパーキングから解除されている場合に、車両1が走行可能状態であると判断してもよい。その場合、表示装置64に、「レンジをPに設定してください」と表示するとよい。
続いて、車両制御モジュール60は、ジャンクションボックス10において電力ケーブル30への直流電流の供給を遮断する(S405)。これにより、車両の走行中には、電力ケーブル30に高電圧電流が印加されない。このため、車両が走行中に衝突しても、電力ケーブル30からの漏電のおそれを低減することができる。また、電力ケーブルがアンテナとして外部電波を拾っても、車両の走行中は電力ケーブル30が電気的に遮断されているため、カーラジオの雑音の発生を抑制することができる。
一方、イグニション61の設定がON状態であり、かつ、シフトレンジ62がパーキングに設定されている場合(S402で「yes」の場合)、車両制御モジュール60は、車両が走行不能状態と判断する。その場合、車両制御モジュール60は、ジャンクションボックス10において、バッテリ16と給電用インバータ26とを接続させる(S403)。これにより、給電用インバータ26への給電ルート(電力ケーブル30)に高電圧電流が通電される。
そして、車両制御モジュール60は、コントロールボックス28の操作スイッチ28bがONからOFFに切り替えられるまで(S404)、ジャンクションボックス10に、電力ケーブル30に高電圧電流を通電させる。
上述の実施形態においては、本発明を特定の条件で構成した例について説明したが、本発明は種々の変更及び組み合わせを行うことができ、これに限定されるものではない。上述の実施形態では、電気自動車の例について説明したが、本発明は電気自動車に限定されない。本発明は、ハイブリッド車のような車両にも適用することができる。
また、上述の実施形態では、車両前部に切替手段を配置し、車両後部に給電用インバータを配置した例を説明したが、本発明では、車両後部に切替手段を配置し、車両前部に給電用インバータを配置してもよい。
1 車両
2 モータルーム
4 駆動輪
6 モータユニット
8 モータ用インバータ
10 ジャンクションボックス
12 バッテリチャージャ
14 バッテリ搭載フレーム
16 バッテリ
18 充電レセプタクル
20 充電ケーブル
22 荷室フロア
24 凹部
24a 底面
26 インバータ
28 コントロールボックス
28a コントロールボックスケース
28b 操作スイッチ
28c コンセント
30 電力ケーブル
32 出力ケーブル
60 車両制御装置(VCM)
61 イグニション(IG)
62 シフトレンジ
63 絶縁抵抗モニタ

Claims (4)

  1. 車輪を駆動する電気モータと、上記電気モータに電力を供給するバッテリと、上記バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換するモータ用インバータとを有する車両に搭載され、上記バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムであって、
    上記バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換する給電用インバータと、
    上記給電用インバータにより変換された交流電流の車両外への供給を制御する制御装置と、
    上記バッテリ、上記モータ用インバータ及び上記給電用インバータに接続され、上記バッテリから上記モータ用インバータ及び上記給電用インバータへの直流電流の供給を切り替える切替手段と、
    上記切替手段と前記給電用インバータとを接続する電力ケーブルと、
    を備え、
    上記切替手段及び上記給電用インバータのうちの一方が車両前部に配置され、他方が車両後部に配置され、
    上記切替手段は、上記車両が走行可能状態である場合に、上記電力ケーブルへの直流電流の供給を遮断する
    ことを特徴とする車両用給電システム。
  2. 上記切替手段は、上記車両のイグニッションがON状態である場合、及び、シフトレンジがパーキング状態から解除されている場合の一方又は双方の場合に、上記電力ケーブルへの直流電流の供給を遮断する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用給電システム。
  3. 上記電気モータ、上記モータ用インバータ及び上記切替手段は、車両前部に配置され、
    上記給電用インバータ及び制御手段は、車両後部に配置される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用給電システム。
  4. 上記切替手段は、上記車両のイグニッションがON状態である場合、及び、シフトレンジのパーキング状態が解除されている場合の少なくとも一方の場合において、給電要求操作が実行されたときに、上記電力ケーブルへの直流電流の供給遮断状態を維持する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用給電システム。
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