JP2013232921A - ワイヤレス通信デバイスのためのインターフェース - Google Patents

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Abstract

【課題】受信アンテナと送信アンテナとを含む複数のアンテナとともに使用するために、デバイスにおけるワイヤレス通信を提供する装置を提供する。
【解決手段】装置400は、送信アンテナ404に結合されている送信パス中に電力増幅器アレンジメント408を備える。電力増幅器アレンジメント408は、例えば、少なくとも2つの増幅器410,414間に結合されているフィルタ412と直列に配列されている少なくとも2つの増幅器410,414、または、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間で別々に配置されている少なくとも2つの増幅器を備える。
【選択図】図4

Description

背景
1.分野
ここで開示した主題事項は、通信に関する。さらに詳細には、ワイヤレス通信インターフェースに関する。
2.情報
ワイヤレス通信システムは、デジタル情報市場において最も一般的な技術のうちの1つに急速になってきている。衛星や、セルラ電話機サービスや、これらに類する他のワイヤレス通信ネットワークは、すでに地球全体に及んでいるかもしれない。さらに、固定もポータブルのいずれも含む多量のデバイス間の接続性を提供するために、さまざまなタイプおよびサイズの新しいワイヤレスシステム(例えば、ネットワーク)が、毎日、加えられている。さらなる通信および情報の共有を促進するために、これらのワイヤレスシステムの多くは、他の通信システムおよびリソースを通して、共に結合されている。実際には、1つよりも多いワイヤレス通信システムと通信するようにいくつかのデバイスが適合されることは珍しくなく、この傾向は高まっているように見える。したがって、このようなワイヤレス環境におけるデバイスは、さまざまな異なる周波数、周波数帯域、周波数チャネル、またはこれらに類するものを通して信号を送信および/または受信する必要がある。
概要
本記述の様態にしたがって、受信アンテナと送信アンテナとを含む装置を提供する。送信アンテナを通したワイヤレス信号の送信の間、受信アンテナと送信アンテナとのうちの少なくとも1つは、それらの間に少なくとも15dBの分離を提供するように適合され、回路は、受信アンテナと送信アンテナとに動作可能に結合され、送信アンテナに結合されている送信パス中に電力増幅器アレンジメントを備えている。
いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に、または、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間で別々に、のいずれかで動作可能に配置されていてもよい少なくとも2つの増幅器を備えていてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、このような増幅器は、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置され、少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、このような増幅器のうちの少なくとも1つは、狭帯域増幅器を含んでいてもよい。他の例示的なインプリメンテーションでは、電力増幅器アレンジメントは、単一の広帯域増幅器を含む。
いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、装置は、スモールフォームファクタデバイスを含んでいてもよい。他の例示的なインプリメンテーションにおいて、装置は、ラージフォームファクタデバイスを含んでいてもよく、送信アンテナを通したワイヤレス信号の送信の間、受信アンテナと送信アンテナのうちの少なくとも1つは、それらの間に少なくとも20dBの分離を提供するように適合されていてもよい。
いくつかの例示的なインプリメンテーションでは、送信アンテナと受信アンテナとのうちの少なくとも1つは、少なくとも2つの異なる、ワイヤレス信号周波数、周波数帯域、および/または周波数チャネルによる動作に選択的に適合可能であってもよい。
いくつかの例示的なインプリメンテーションでは、回路は、受信アンテナに結合されている受信パスを提供してもよく、受信パスも送信パスもデュプレクサを備えていなくてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションでは、周波数ドメインマルチプレクサはダイプレクサを含み、および/または、スイッチは多極多投スイッチを含んでいてもよい。
いくつかの例示的なインプリメンテーションでは、回路は、受信アンテナに結合されている受信パスを提供していてもよく、このような受信パスは、受信アンテナに結合されている受信パススイッチを備えていてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションでは、このような受信パススイッチは、単極多投スイッチを含んでいてもよい。いくつかのインプリメンテーションでは、回路は、電力増幅器アレンジメントに動作可能に結合され得るトランシーバをさらに備えていてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションでは、回路は、トランシーバをさらに備え、回路の送信パスは、トランシーバと電力増幅器アレンジメントとの間で動作可能に結合され得る少なくとも1つの送信パスフィルタをさらに備えていてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、回路は、トランシーバをさらに備えていてもよく、回路の送信パスは、トランシーバと電力増幅器アレンジメントとの間で動作可能に結合され得る送信パスフィルタをさらに備えていてもよい。
本記述の他の態様にしたがった、受信アンテナと送信アンテナとを提供することと、受信アンテナと送信アンテナとに動作可能に結合されている回路を提供することと、送信アンテナに結合されている送信パス中に電力増幅器アレンジメントを備えていることとを含んでいてもよい方法を提供する。方法では、受信アンテナと送信アンテナとのうちの少なくとも1つは、送信アンテナを通したワイヤレス信号の送信の間、それらの間に少なくとも15dBの分離を提供するように適合されていてもよく、回路は、デュプレクサを備えていない。
以下の図面を参照して、限定されていない、および、網羅されていない態様を記述する。ここで、特に規定がない限り、同一の参照番号は、さまざまな図面全体を通して、同一の部分を参照する。
図1は、インプリメンテーションにしたがった、ワイヤレス信号を受信および/または送信する少なくとも1つのワイヤレス通信インターフェースを持つデバイスを含む例示的な環境を図示しているブロック図である。 図2は、例えば、図1の環境において実現され得る、ワイヤレス通信インターフェースを有する例示的なデバイスのいくつかの特徴を図示しているブロック図である。 図3は、デュプレクサと単一のアンテナとを有している、単一帯域のワイヤレス通信インターフェースの一部分のいくつかのコンポーネントを図示している概略図である。 図4は、デュプレクサ、またはこれに類する他の回路を必要とすることなく、複数のアンテナとともに使用するように適合され、そして、例えば、図1および/または図2中のデバイスで実現され得る、例示的なRFフロントエンドのいくつかのコンポーネントを図示している概略図である。 図5は、単一のアンテナと複数のデュプレクサとを有している多帯域RFフロントエンドのいくつかのコンポーネントを図示している概略図である。 図6は、デュプレクサおよび/またはこれに類する他の回路をまったく必要とすることなく、複数のアンテナとともに使用するように適合され、そして、例えば、図1および/または図2中のデバイスで実現され得る、例示的な多帯域のRFフロントエンドのいくつかのコンポーネントを図示している概略図である。 図7は、受信アンテナを適応的に同調させるための、例えば、図1中のデバイスで実現され得る例示的な方法を図示しているフロー図である。 図8は、送信アンテナを適応的に同調させるための、例えば、図1中のデバイスで実現され得る例示的な方法を図示しているフロー図である。
詳細な説明
ここでは、いくつかの例示的なインプリメンテーションを使用して、デバイスにおけるワイヤレス通信を提供する方法および装置を示す。これらの方法および装置は、少なくとも1つの受信アンテナと少なくとも1つの送信アンテナとを含む複数のアンテナとともに使用するように適合されていてもよい。このようなアンテナは、デバイスの一部であってもよく、または、デバイスに動作可能に結合されていてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、このようなアンテナは、1本以上の選択的に同調されるアンテナを含んでいてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、このようなアンテナは、1本以上の共振同調されるアンテナを含んでいてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、1本以上のアンテナに適応的に同調させるために、回路を設けてもよい。
複数のアンテナを有することの1つの潜在的な利益は、デュプレクサ、および/またはこれに類する他の回路を必要とすることなく、受信機パスおよび/または送信機パス中の回路を設計できる点にある。いくつかのインプリメンテーションにおいて、デュプレクサ回路は、例えば、回路またはデバイスに関係する、複雑性や、サイズや、電力や、要件や、コストを増加させ、回路またはデバイスに関係する送信電力レベルを低下させ、回路またはデバイスに関係する受信機感度を劣化等させることがある。したがって、デュプレクサ、またはこれに類する他の回路の使用を避けることは利益となり得る。
例示的なインプリメンテーションにおいて、デュプレクサを必要としない受信パスおよび/または送信パスを使用して、アンテナのそれぞれをトランシーバ(または別個の受信機および送信機)に結合できるように、例えば、(例えば、動作中に)適正なレベルの分離を提供するように送信アンテナおよび受信アンテナが適合される。
以下により詳細に示すように、いくつかの例示的な装置は、送信アンテナに結合されている送信パス中で使用するように適合されている1つの電力増幅器アレンジメントを備えていてもよい。このような電力増幅器アレンジメントは、例えば、単一帯域送信機(または、トランシーバ)とともに使用するように適合され、それらの間に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えていてもよい。このような電力増幅器回路は、例えば、多帯域送信機(または、トランシーバ)間で使用するように適合され、スイッチと周波数ドメインマルチプレサとの間に別々に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えていてもよい。これらの例のいずれの例も、送信パスにおけるデュプレクサの使用を避けることができる。
以下でさらに図示および記述するように、単一帯域および/または多帯域の受信機(またはトランシーバ)の受信パスも、デュプレクサ、またはこれに類する他の回路の使用を避けるように適合されていてもよい。
この明細書全体を通した、「1つの例」、「例」、または「いくつかの例」に対する言及は、特徴および/または例に関連して記述する、特定の特徴、構成、または特性が、主張する主題事項のうちの少なくとも1つの特徴および/または例に含まれることを意味する。したがって、この明細書全体を通したさまざまな場所におけるフレーズ「1つの例において」、「例」、「いくつかの例において」、または「いくつかのインプリメンテーションにおいて」、または、これらに類する他のフレーズの登場は、必ずしも、すべてが同じ特徴、例、および/または限定に言及しているわけではない。さらに、特定の、特徴、構成、または特性を、1つ以上の例および/または特徴に組み合わせてもよい。
ここで記述する方法論は、特定の特徴および/または例にしたがった適用に応じて、さまざまな手段により実現してもよい。例えば、このような方法論は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはこれらを組み合わせたもので実現してもよい。ハードウェアインプリメンテーションにおいて、例えば、処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、電子デバイス、ここで記述する機能を実行するように設計されている他のデバイスユニット、および/またはこれらを組み合わせたもの内で実現してもよい。
図1は、環境100を図示しているブロック図である。環境100は、例示的なインプリメンテーションにしたがった、1つ以上の他のデバイスからワイヤレス信号を受信する、および/または、1つ以上の他のデバイスにワイヤレス信号を送信する、少なくとも1つのワイヤレス通信インターフェースを有している少なくとも1つのデバイス102を含む。
デバイス102は、例えば、主として、可動でありながら、静止していることを意図しているデバイス、または、移動体デバイスを含んでいてもよい。したがって、ここで使用するように、用語「デバイス」、「移動体デバイス」、「移動局」(MS)は互換性があるように使用されることがあることから、それぞれの用語は、ワイヤレス信号を送信および/または受信する、任意の単一のデバイスまたは任意の組み合わせ可能なグループのデバイスに関連することを意図する。
一例として、図1中ではアイコンを使用して図示している、デバイス102は、セルラ電話機、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント、ポータブルコンピューティングデバイス、ナビゲーションユニット、および/または、これらに類するもの、または、これらの任意の組み合わせのような移動体デバイスを含んでいてもよいが、これらに限定されない。さらに、他の例示的なインプリメンテーションでは、デバイス102は、移動的または静的である機械の形態を取っていてもよい。さらなる他の例示的なインプリメンテーションにおいて、デバイス102は、1つ以上の集積回路、回路基板、および/または、別のデバイス中で使用するように動作可能に適合されているこれらに類する形態を取っていてもよい。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、環境100は、デバイス102に関連して通信および/または他の情報処理サービスを提供するように適合されている、さまざまなコンピューティングリソースおよび通信リソースをさらに含んでいてもよい。したがって、環境100は、例えば、少なくとも1つのワイヤレス通信システム104にワイヤレス信号を送信する、および/または、少なくとも1つのワイヤレス通信システム104からワイヤレス信号を受信するように適合されている少なくとも1つのデバイス102を含んでいてもよい任意のシステムまたはこの任意のシステムの一部分を表していてもよい。
図1に図示したように、ワイヤレス通信システム104は、クラウド110によって簡単に表したようなリソースおよび/または他のデバイスと通信するように、ならびに/あるいは、そうでなければ動作可能にアクセスするように適合されていてもよい。例えば、クラウド110は、1つ以上の通信デバイス、通信システム、通信ネットワーク、または通信サービス、および/または、1つ以上の、コンピューティングデバイス、コンピューティングシステム、コンピューティングネットワーク、またはコンピューティングサービス、および/または、これらに類するものまたはこれらの組み合わせたものを含んでいてもよい。
デバイス102は、衛星106またはこれに類する他のリソースからの送信を受信してもよく、および/または、衛星106またはこれに類する他のリソースに信号を送信してもよい。一例として、衛星106は、衛星電話機システムの一部であり得る通信衛星、衛星ポジショニングシステム(SPS)の一部であり得るナビゲーション衛星、および/または、これらに類するものを含んでいてもよいが、これらに限定されない。したがって、衛星106は、1つ以上の送信機、受信機、トランシーバを表すこともある。これらは、何らかの態様でデバイス102と通信するように適合されていてもよい。衛星アイコンを使用して図示したが、「衛星」106は、送信機、受信機、および/またはトランシーバを備えていてもよく、これらは、1つ以上の宇宙ビークル(SV)および/または1つ以上の地上ベースデバイスに関係していてもよいことを、理解すべきである。さらに図示したように、衛星106は、クラウド110を通して表したリソース、および、他のデバイスに動作可能に結合されていてもよい。
さらに図1に図示したように、ワイヤレス通信が、2つ以上のデバイス102の間で生じることがある。例えば、デバイス102のうちの2つ以上ものは、これらの間にワイヤレス信号を受信および/または送信するように適合されていてもよい。
環境100、および/または、ここでのデバイスのうちの1つ以上のものは、例えば、1つ以上のワイヤレス通信ネットワークを使用して、ワイヤレス信号と通信するように適合されていてもよい。例えば、1つ以上のワイヤレス通信ネットワークには、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)や、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)や、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)等のようなものがある。用語「ネットワーク」および「システム」は、ここで、互換性があるように使用していることがある。WWANは、コード分割多元接続(CDMA)ネットワークや、時分割多元接続(TDMA)ネットワークや、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークや、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワークや、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワーク等であってもよい。無線技術の例をいくつか挙げると、CDMAネットワークは、cdma2000、ワイドバンドCDMA(W−CDMA)のような1つ以上の無線アクセス技術(RAT)を実現してもよい。ここで、cdma2000は、IS−95、IS−2000、およびIS−856標準規格にしたがって実現される技術を含んでいてもよい。TDMAネットワークは、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM)(登録商標)、デジタルアドバンスド移動体電話機システム(D−AMPS)、または他の何らかのRATを実現してもよい。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられているコンソーシアムによる文書中に記述されている。Cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられているコンソーシアムによる文書中に記述されている。3GPPおよび3GPP2の文書は、公に入手可能である。例えば、WLANは、IEEE802.11xネットワークを含んでいてもよく、WPANは、ブルートゥース(登録商標)ネットワーク、IEEE802.15xを含んでいてもよい。WWAN、WLAN、および/またはWPANを任意に組み合わせたものに対しても、ここで記述した位置決定技術を使用してもよい。
さらなる例として、いくつかのSPSのうちの任意のものおよび/またはSPSを組み合わせたものとともに、ここで記述した技術を使用してもよい。さらに、衛星と擬似衛星とを組み合わせたもの、または、擬似衛星を利用するポジショニング決定システムとともに、このような技術を使用してもよい。擬似衛星は、例えば、GPS時間と同期されることがあるL帯域(または他の周波数)搬送波信号上で変調されるPNコードまたは(例えば、GPSまたはCDMAセルラ信号に類似した)他のレンジングコードをブロードキャストする地上の送信機を備えていてもよい。遠隔受信機による識別を可能にするように、このような送信機に、一意的なPNコードが割り当てられることがある。トンネル、鉱山、建物、都市の谷間、または他の閉じられたエリアにおけるような、軌道衛星からのGPS信号が入手不可能であるかもしれない状況に、擬似衛星は役立つかもしれない。擬似衛星の別のインプリメンテーションは、無線ビーコンとして知られている。ここで使用する用語「衛星」は、擬似衛星、擬似衛星の均等物、そして場合によっては他のものを含むことを意図している。ここで使用する用語「SPS信号」は、擬似衛星からのSPSと同様な信号、または、擬似衛星の均等物を含むことを意図している。
ここで言及する「グローバルナビゲーション衛星システム」(GNSS)は、共通シグナリングスキームおよび/またはフォーマットにしたがって、同期化されたナビゲーション信号を送信するSVを有するSPSに関連している。このようなGNSSは、例えば、配列中の複数のSVから、地球の表面上の広大な部分における位置に向けてナビゲーション信号を同時に送信する、同期化された軌道中のSVの配列を含んでいてもよい。このような異なるGNSS’は、例えば、米国国防省により運用されているNAVSTARグローバルポジショニングシステム(GPS)と、欧州連合と欧州宇宙機関とによる運用のために欧州衛星ナビゲーションシステムにより開発されている、計画されたGalileoシステムと、ロシア政府により運用されているGlonassシステムと、中国政府により開発されている、計画されたCompassシステムとを含んでもよい。しかしながら、これらは、特定のインプリメンテーションにおいて使用されることがあるGNSS’の例に過ぎないこと、そして、将来実現されるGNSS’を含む他のGNSS’を主張する主題事項から逸脱することなく使用してもよいことを理解すべきである。
特定のGNSS配列のメンバーであるSVは、一般的に、特定のGNSSフォーマットに対して一意的なフォーマットでナビゲーション信号を送信する。したがって、第2のGNSS中のSVにより送信されるナビゲーション信号を捕捉するために、第1のGNSS中のSVにより送信されるナビゲーション信号を捕捉するための技術を変えてもよい。特定の例では、主張する主題事項はこの点に限定されるものではないが、GPSやGalileoやGlonassは、それぞれ、他の2つの名付けられているSPS’とは異なるGNSSを表すことを理解すべきである。しかしながら、これらは、異なるGNSS’に関係するSPS’の例に過ぎず、主張する主題事項はこの点に限定されるものではない。
ワイヤレス通信インターフェースを可能にするために、デバイス102のような1つ以上のデバイスで実現されてもよい、いくつかの例示的な方法および装置をこれから記述する。ワイヤレス通信インターフェースは、性能、サイズ、電力要件、適応性、コスト、ならびに/あるいは、これらに類する他の設計/動作要因および考慮のために、いくつかのデバイスに有益であるかもしれない。
図2の例示的なブロック図中で図示したように、いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、デバイス102は、少なくとも1つのRFフロントエンド202を有しているワイヤレス通信インターフェース200を備えていてもよく、この少なくとも1つのRFフロントエンド202は、少なくとも1つのワイヤレス信号の送信を受信し、これに基づいて、対応する信号を発生させるように適合されていてもよい。インターフェース200は、例えば、少なくとも1つの処理ユニット204、またはこれに類するプロセッサを備えていてもよく、これらは、RFフロントエンド202によって発生された信号を受け入れるように、またはそうでなければ、RFフロントエンド202によって発生された信号にアクセスするように適合されていてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、例えば、このようなデバイスは、メモリ206も備えていてもよく、メモリ206は、処理ユニット204に結合されていてもよく、RFフロントエンド202によって発生された信号に関係するデータを記憶するように適合されていてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、メモリ206はまた、ワイヤレス通信インターフェース200および/またはデバイス102に関係していることがある他のデータおよび/または命令も記憶するように適合されていてもよい。
2本以上のアンテナ214が、ワイヤレス通信インターフェース200の一部として備えられていてもよく、および/または、そうでなければワイヤレス通信インターフェース200に動作可能に結合されていてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、アンテナ214は、デバイス102の一部として設けられていてもよく、および/または、デバイス102に動作可能に結合されていてもよい。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、例えば、1つの周波数(例えば、搬送波周波数)、周波数帯域、(例えば、周波数帯域内の)周波数チャネル、および/または、これらに類するものを通して送信されるワイヤレス信号とともに使用するように動作可能に適合されていてもよい、少なくとも1本のアンテナおよび/またはアンテナの一部分をアンテナ214は含んでいてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、例えば、1つより多い周波数、1つより多い周波数帯域、1つより多い周波数チャネル、および/または、これらに類するものを通して送信されるワイヤレス信号とともに使用するように動作可能に適合されていてもよい、少なくとも1本のアンテナおよび/またはアンテナの一部分をアンテナ214は含んでいてもよい。
一例として、いくつかのインプリメンテーションにおいて、アンテナ214は、少なくとも1本の同調可能なアンテナを含んでいてもよいが、これに限定されない。例えば、アンテナ214は、2005年8月26日に出願された、米国特許出願シリアル番号11/213,464号中に記述されているような、同調可能なアンテナシステム(または、この一部分)を含んでいてもよい。いくつかの同調可能アンテナは、例えば、電圧変動MEMS、電圧変動強誘電性のキャパシタ、切り替えMEMSキャパシタ、ならびに/あるいは、送信アンテナおよび/または受信アンテナの動作周波数を適応するためのこれらに類するものを含んでいてもよい。
この記述のいくつかの態様にしたがって、ワイヤレス信号を送信および受信するために、適合可能であろうとなかろうと、別個のアンテナが設けられていてもよい。適切に分離された別個の送信アンテナおよび受信アンテナを使用することによって、向上した性能をサポートしたり、サイズを縮小したり、コストを減少させたり、動作を簡単にしたり、製造を簡単にしたり、および/または他の有用な利益を提供したりするために、RFフロントエンド202の回路を大きく変えることが可能になる。
例えば、米国特許出願シリアル番号11/213,464において開示したようなアンテナシステムを適合させることにより、ラップトップコンピュータまたはこれに類するもののような「ラージ」フォームファクタデバイスにおいても、移動局またはこれに類するもののような「スモール」フォームファクタデバイスにおいても使用するために、ワイヤレス通信インターフェース200の適合を十分可能にするには、送信アンテナと受信アンテナとの間の分離が適しているかもしれない。米国特許出願シリアル番号11/213,464において開示したように、アンテナシステムを適合させることにより、送信アンテナと受信アンテナとの間の分離は、例えば、スモールフォームファクタデバイスでは約15dBよりも大きく、ラージフォームファクタデバイスでは約20dBよりも大きくすることができる。
結果的に、後続するセクションおよび例において以下に記述したように、RFフロントエンド202の、回路および/または一部分は、アンテナ214によって提供される分離を利用するように設計されていてもよく、それゆえ付加的な利益を提供するように設計されていてもよい。ワイヤレス通信インターフェース200とともに使用するために、他のアンテナおよび/または回路も適合されてもよいことを、当業者は認識するだろう。
図2に図示したように、例えば、コンピュータ読み取り可能媒体210が提供され、処理ユニット204によってアクセスされてもよい。したがって、いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、方法および/または装置は、コンピュータ読み取り可能媒体210全体またはこの一部の形態を取っていてもよく、コンピュータ読み取り可能媒体210は、そこに記憶されているコンピュータ実現可能な命令を含んでいてもよい。少なくとも1つの処理ユニットまたはこれに類する他の回路によって、この命令が実行される場合、ワイヤレス通信インターフェース200の動作および/またはデバイス102によって提供されるかもしれない(示していない)他のサブシステムの動作を、処理ユニット204またはこれに類する他の回路が適合させる、ならびに/あるいは、そうでなければサポートできるように、命令は適合されている。例えば、データおよび/または命令は、コンピュータ読み取り可能媒体210および/またはメモリ206を通して提供されてもよく、処理ユニット204によって実現される場合、データおよび/または命令は、特定の周波数、周波数帯域、周波数チャネル、および/またはこれに類するものを通して信号を受信および/または送信するように、アンテナ214を選択的に同調させることができる。例えば、データおよび/または命令は、コンピュータ読み取り可能媒体210および/またはメモリ206を通して提供されてもよく、処理ユニット204によって実現される場合、データおよび/または命令は、アンテナ214を通して受信されたような、1つ以上の特定のタイプの信号の処理および捕捉を可能にする。
信号受信に関して、処理ユニット204は、例えば、1つ以上の処理ユニット、またはこれに類する回路を含んでいてもよく、1つ以上の処理ユニット、またはこれに類する回路は、アンテナ214のうちの少なくとも1本を通して受信されたワイヤレス信号に基づいてRFフロントエンド202によって発生されたような、受信信号を処理するように適合されていてもよい。例えば、処理ユニット204は、特定のワイヤレス通信標準規格、プロトコル、および/またはこれらに類するものを通して、ワイヤレス信号内で元々エンコードされている情報および/またはワイヤレス信号を通して通信された情報を再生または、そうでなければ識別するように適合されていてもよい。この処理ユニットおよび/またはこれに類するものは、よく知られている。
信号送信に関して、処理ユニット204は、例えば、1つ以上の処理ユニット、またはこれに類する回路を含んでいてもよく、1つ以上の処理ユニット、またはこれに類する回路は、デバイス102中で(示していない)他のサブシステムによって発生されることがある1つ以上の他の信号および/または情報に少なくとも部分的に基づいて、送出信号を発生させるように適合されていてもよい。例えば、処理ユニット204は、ショートメッセージングサービス(SMS)メッセージ、電子メール、画像、トーンまたはサウンド、音声会話等に関する、メモリ206中のデータにアクセスしてもよい。その後、処理ユニット204は、適用可能な送出信号を発生させてもよく、適用可能な送出信号は、RFフロントエンド202に提供されることがあり、または、RFフロントエンド202によってアクセスされることがあり、そしてアンテナ214のうちの少なくとも1つを通して送信され得る対応する送信信号を発生させるために使用されることがある。例えば、デバイス102から送信されるワイヤレス信号を通して通信されることが意図されている情報を、エンコードする、または、そうでなければこの情報に含めるために、処理ユニット204は、特定のワイヤレス通信標準規格、プロトコル、および/またはこれらに類するものを通して、このような送出信号を発生させるように適合されていてもよい。この処理ユニットおよび/またはこれに類するものは、よく知られている。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、処理ユニット204またはこれに類する他のロジックは、例えば、RFフロントエンド202内の、回路および/またはコンポーネントの選択を選択的に適合させるように、またはそうでなければ、この選択を開始するように、適合されていてもよい。この回路および/またはコンポーネントは、ワイヤレス通信をサポートするために、適合可能であっても、選択可能であっても、または適用可能なように選択的に制御されてもよい。したがって、例えば、周波数、周波数帯域、周波数チャネル、および/またはこれらに類するものを選択するように、そして、これに応じてワイヤレス信号を送信および/または受信するのに必要とされるように、アンテナ、回路、コンポーネント、送信パス、受信パス、スイッチ、電力増幅器アレンジメント、および/または、これらに類するものを適合させるように、処理ユニット204は適合されていてもよい。
図2では図示していないが、デバイス102の動作に適するような、そしてワイヤレス通信インターフェース200に動作可能に結合されていてもよい、さまざまな他のサブシステム、メカニズム、論理、および/または回路を、デバイス102は備えていてもよく、これにより情報を送信および/または受信してもよいことを理解すべきである。例えば、デバイス102が、ラップトップコンピュータを含む場合、このようなコンピュータは、1つ以上の中央処理ユニット、増設メモリ、および/またはデータ記憶メカニズム、電源、1つ以上のユーザインターフェースを含んでいてもよい。1つ以上のユーザインターフェースには、ディスプレイ、キーボード、スピーカー、マイクロホン、カメラ等といったものがある。したがって、この例において、ワイヤレス通信インターフェース200は、コンピュータの、サブシステムまたはコンポーネントのうちの1つ以上に動作可能に結合されていてもよい。したがって、このコンピュータは、ワイヤレスリンクを通して、1つ以上の他のデバイス等に送信されることがある情報(例えば、デジタルデータ)を受け入れるように、またはそうでなければ、この情報にアクセスするように適合されていてもよい。同様に、ワイヤレス通信インターフェース200は、ワイヤレスリンクを通して1つ以上の他のデバイスから受信した情報(例えば、デジタルデータ)を提供するように、動作可能に結合されても、そしてそのように適合されてもよい。主張する主題事項から逸脱することなくさまざまな他のタイプのデバイス102とともに使用するために、ワイヤレス通信インターフェース200の類似した適合を提供してもよいことを認識すべきである。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、ワイヤレス通信インターフェース200のすべて、または、この一部は、デバイス102内で、1つ以上の別々に追加された回路、コンポーネント、および/またはサブシステムの形態を取ってもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、ワイヤレス通信インターフェース200のすべて、または、この一部は、他の動作を実行するように適合されているデバイス102内の、回路および/またはサブシステムと一体化されていてもよい。
これから、図3に注目すると、図3は、デュプレクサ304および単一のアンテナ302を有する、単一帯域のワイヤレス通信インターフェースのRFフロントエンド300のいくつかのコンポーネントを図示している概略図である。一例として、デュプレクサ、またはこれに類する他のコンポーネントを組み込むことによって、信号を送信および受信するために単一のアンテナを使用するように、いくつかのワイヤレス通信インターフェース設計を適合させてもよいことを説明するために、RFフロントエンド300を提供する。
この例では、ワイヤレス信号の受信に関して、RFフロントエンド300は、アンテナ302を備えていてもよく、アンテナ302は、単一の周波数、周波数帯域、および/または周波数チャネルを通してワイヤレス信号を受信および送信するように適合されていてもよい。デュプレクサ304は、アンテナ302に接続されており、そして増幅のために、低ノイズ増幅器(LNA)306のような信号増幅器の入力端子に受信信号を提供することによって、ワイヤレス信号の受信をサポートするように適合されてもよい。LNA306の出力端子は、RF表面弾性波(SAW)フィルタ308のようなフィルタの入力端子に接続されていてもよい。SAWフィルタ308の出力端子は、復調器310の入力端子に提供されてもよく、復調器310は、受信ワイヤレス信号に基づいて、対応する復調信号を1つ以上の他の回路に出力してもよい。
この例では、ワイヤレス信号の送信に関して、RFフロントエンド300は、変調器312(例えば、クワッド変調器、またはこれに類するもの)を備えていてもよい。変調器312(例えば、クワッド変調器、またはこれに類するもの)は、アップコンバート(または、そうでなければ修正)され、ワイヤレスリンクを通して送信されることになる入力信号として受信する。変調器312の出力端子は、RF SAWフィルタ314のようなフィルタの入力端子に接続されていてもよい。SAWフィルタ314の出力端子は、電力増幅器(PA)316の入力端子に提供されてもよく、電力増幅器(PA)316は、フィルタリングされた変調信号を増幅して、このようなものをデュプレクサ304に提供してもよい。デュプレクサ304は、送信信号をアンテナ302に提供するように適合されていてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、電力増幅器316は、複数の増幅段を備えていてもよい。例えば、このような電力増幅器は、〜30dBの総利得のために、〜10dBの利得を持つ第2段電力増幅器に直列に結合されている〜20dBの利得を持つ第1段電力増幅器を含んでいてもよい。しかしながら、このような電力増幅器の広帯域ノイズは、総電力増幅器利得および/またはアンテナ分離に依存して、受信機内の他の回路に、漏洩および/またはそうでなければ影響を与えることがある。
図3に示したように、ゼロ挿入力(ZIF)トランシーバ320またはこれに類するもののような一体型トランシーバの形態で、LNA306、復調器310、変調器312は備えられていてもよい。
残念ながら、いくつかのインプリメンテーションにおいて、デュプレクサ304を有するRFフロントエンド300のようなRFフロントエンドは、コストがかかりすぎたり、大きすぎたり、複雑すぎたりすることが判明しており、および/または、いくつかのワイヤレス通信インターフェースおよび/またはデバイスに対して望まれるような性能が欠如しているかもしれない。
図4に対する参照をこれから行うと、図4は、デュプレクサまたはこれに類する他の回路を必要とせずに、複数のアンテナとともに使用するように適合されている、例示的な単一帯域PFフロントエンド400のいくつかのコンポーネントを図示している概略図である。そして、この単一帯域PFフロントエンド400は、例えば、ワイヤレス通信インターフェース200中の、および/またはそうでなければデバイス102内のRFフロントエンド202で実現されてもよい。
LNA306、復調器310、および変調器312を提供するために、例えば、トランシーバ320またはこれに類するものを備えていることがある点で、RFフロントエンド400はRFフロントエンド300に類似している。RFフロントエンド400がRFフロントエンド300と異なる所は、別個の受信アンテナ402と送信アンテナ404とが与えられてデュプレクサが必要ないことである。したがって、この記述の態様にしたがうと、別個のアンテナ402および404の間の(例えば、フォームファクタデバイスの場合に、約15dBよりも大きい)適切な分離を別個のアンテナ402および404に提供し、かつ、図示したように、例えば、RFフロントエンド400において付加的にフィルタリングを行うことによって、いくつかの利益が見出されることがある。ワイヤレス信号の送信および受信の双方を行うために、1本のアンテナの使用を可能にするデュプレクサまたはこれに類する他の回路の必要をなくした結果として、このような利益は、例えば、回路複雑性、および/または、受信機ノイズ指数、サイズ、コスト、電力要件等の減少を含むかもしれない。
例えば、RFフロントエンド400では、受信アンテナ402とLNA306との間の受信パス中で、受信パスフィルタ406(例えば、SAWフィルタ、またはこれに類するもの)を提供してもよい。受信機パスフィルタ406は、受信アンテナ402によって受信された、望まれていない信号の少なくとも一部分をフィルタリングして除去するように適合されていてもよい。本記述のいくつかの態様にしたうと、受信アンテナ402および/または送信アンテナ404は、特定の周波数、周波数帯域、周波数チャネル、および/またはこれらに類するものに共振同調させるように適合されていてもよい。さらに、米国特許出願シリアル番号11/213,464号中に開示されているような技術を適用することによって、送信アンテナと受信アンテナとの間の分離は、例えば、より小さいフォームファクタデバイスでは約15dBよりも大きいことがあり、そして、より大きいフォームファクタデバイスでは約20dBよりも大きいことがある。
送信パスに関して、RFフロントエンド400は、例えば、送信パスフィルタ314と送信アンテナ404との間に電力増幅器アレンジメント408を備えていてもよい。電力増幅器アレンジメント408は、第1段増幅器410(例えば、高利得増幅器)を備えていてもよく、第1段増幅器410(例えば、高利得増幅器)は、送信パスフィルタ314の出力端子に接続されている入力端子と、電力増幅器アレンジメントフィルタ412(例えば、SAWフィルタ、またはこれに類するもの)の入力端子に接続されている出力端子とを有しており、電力増幅器アレンジメントフィルタ412は、(図示したように)電力増幅器アレンジメント408の内部にあってもよく、電力増幅器アレンジメント408の外部にあってもよい。
電力増幅器アレンジメントフィルタ412は、例えば、第1段増幅器410を通して生じたかもしれないノイズをフィルタリングして除去するように適合されていてもよい。電力増幅器アレンジメントフィルタ412の出力端子は、第2段増幅器414の入力端子(例えば、低利得増幅器)に接続されていてもよい。第2段増幅器414の出力端子は、送信アンテナ404に提供されてもよい。ここで、例えば、共振同調および/または送信アンテナ404と受信アンテナ402との間に存在する分離の結果として、第2段増幅器414から結果的に得られた信号は、少なくとも部分的にノイズがフィルタリングされていると考えられ得る。
第2段増幅器414よりも高い利得(例えば、いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、〜10dBと比較して〜20dB)を有する第1段増幅器410に関係しているかもしれない広帯域ノイズを少なくとも部分的に阻止するために、電力増幅器アレンジメントフィルタ412を使用してもよい。したがって、受信機内の他の回路に漏洩することがあるノイズ、および/または、そうでない場合、受信機内の他の回路に影響を与えるノイズは、利得がより低い第2段増幅器414にさらに関係していることがある。したがって、図3中の例とは異なり、受信機帯域における送信機の広帯域のノイズの阻止が高いデュプレクサの必要性はないかもしれない。いくつかのインプリメンテーションにおいて、例えば、このようなデュプレクサの一般的な高い挿入損失がある場合、このようなデュプレクサの必要性をなくすことによって、(例えば、〜3dB、または場合によっては、それ以上の)より高い出力電力が可能になるかもしれない。さらに、例えば、アンテナ402と404との間の分離によって、第2段増幅器414のより低い利得に関係する広帯域ノイズをかなり阻止することができる。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、カプラ418またはこれに類するものを通るPA408の出力を検出および/または測定するために、1つ以上のセンサ416および/または417も提供してもよい。適用可能な回路420および/またはこれに類する他のメカニズムを通して1本以上のアンテナを、どのように、適合させるか、および/または、そうでなければ同調させるかを決定するために、センサ416を通したこのような検出は、例えば、送信信号の電力レベルを検出してもよい。センサ417を通したこのような検出は、例えば、アンテナ404から反射された電力レベルを検出してもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、このようなセンサおよび/またはこれに類するもののようなものを使用して、「差分値」を確立してもよい:上記の引用は、このケースを参照している。回路420を通して実現されてもよい例示的な方法を図示している図7および図8に関する後続セクション中で、いくつかの例示的な適応アンテナアレンジメントについての詳細な説明を提供する。例えば、以下の図6で図示したように、多帯域インプリメンテーションにおいて使用するために、このような適応アンテナアレンジメントおよび/またはこの一部分を適合させてもよいことも認識される。
単一の周波数、帯域、および/またはチャネルのワイヤレス通信インターフェースに対して、図4で図示した例示的なインプリメンテーションを使用してもよい。しかしながら、図6に以下に示した例示的な「多帯域」RFフロントエンドの例によってさらに図示したように、技術は、このような「単一帯域」インプリメンテーションに限定されない。
図6について記述する前に、図5に対する参照を行う。図5は、例えば、ワイヤレス信号を受信および送信する際に使用するために適合されている単一のアンテナ504と、複数のデュプレクサ(508、510、および512)とを有している多帯域のRFフロントエンド500のいくつかの特徴を図示している概略図である。
RFフロントエンド500は、トランシーバ502(例えば、無線周波数集積回路(RFIC)、またはこれに類するもの)を備えていてもよく、トランシーバ502(例えば、無線周波数集積回路(RFIC)、またはこれに類するもの)は、送信信号を生成させるように、そして受信信号を処理するように適合されていてもよい。ここで、RFフロントエンド500は、単一のアンテナ504を使用して、さまざまな周波数、周波数帯域、周波数チャネル、および/または、これらに類するものを通して、信号を選択的に送信および/または受信するように適合されていてもよい。
信号を受信することに関して、RFフロントエンド500は、スイッチ506、または、これに類似した他の回路を備えており、スイッチ506、または、これに類似した他の回路は、図示したように、アンテナ504から、他の選択したコンポーネントに向けて受信信号を選択的にルーティングするように適合されていてもよい。一例として、スイッチ506は、単一極で、多投スイッチ(例えば、SP7Tスイッチ)を含んでいてもよい。
ここで、異なる周波数帯域信号について、いくつかの例を提供する。例えば、スイッチ506は、受信した850MHz信号をデュプレクサ508に選択的に提供するように適合され、デュプレクサ508は、受信した850MHz信号を処理して、この処理した信号をトランシーバ502に提供するように接続されていてもよい。同様に、例えば、スイッチ506は、受信した1900MHz信号をデュプレクサ510に選択的に提供するように適合され、デュプレクサ510は、受信した1900MHz信号を処理して、この処理した信号をトランシーバ502に提供するように接続されていてもよい。また同様に、例えば、スイッチ506は、受信した2100MHz信号をデュプレクサ512に選択的に提供するように適合され、デュプレクサ512は、受信した2100MHz信号を処理して、この処理した信号をトランシーバ502に提供するように接続されていてもよい。
図5にさらに図示しているように、スイッチ506は、1つ以上のデュプレクサを使用せずに、いくつかの信号をフィルタ(例えば、SAWフィルタ)に提供するように適合されていてもよい。例えば、受信した900MHz信号は、スイッチ506によって、SAWフィルタ514の入力端子に対して選択的に提供されてもよく、SAWフィルタ514は、その出力端子において、トランシーバ502の入力端子に接続されていてもよい。同様に、例えば、受信した1800MHz信号は、スイッチ506によって、SAWフィルタ516の入力端子に対して選択的に提供されてもよく、SAWフィルタ516は、その出力端子において、トランシーバ502の入力端子に接続されていてもよい。
RFフロントエンド500の送信パスに関して、トランシーバ502は、選択した送信信号を、対応する電力増幅器(PA)の入力端子に提供するように適合されていてもよい。例えば、900MHz送信信号を、トランシーバ502によってPA518の入力端子に提供してもよく、および/または、1800MHz送信信号を、トランシーバ502によってPA520の入力端子に提供してもよい。PA518およびPA520は、スイッチ506に接続されている出力端子を有していてもよく、そして、スイッチ506は、選択された増幅送信信号をアンテナ504に選択的に提供するように適合されていてもよい。デュプレクサ508、510および512は、それぞれ、PA522、524、および526による増幅の後の、850MHz、1900MHz、および2100MHzの送信信号で使用するようにそれぞれ適合されていてもよい。したがって、デュプレクサ508、510、および512は、スイッチ506の各入力端子に接続されている出力端子を有しており、そしてスイッチ506は、選択された増幅送信信号をアンテナ504に選択的に提供するように適合されていてもよい。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、PA518、520、524、および/または526のうちの1つ以上は、複数の増幅段を備えていてもよい。例えば、PAのようなものは、〜10dBを持つ第2段の電力増幅器に直列に結合されて〜20dBの利得を持つ第1段電力増幅器を備えていてもよい。
上記の例で示したように、RFフロントエンドの中には、複数のデュプレクサと電力増幅器とを備えているものもあってもよい。残念なことに、いくつかのインプリメンテーションにおいて、複数のデュプレクサおよび/または電力増幅器を有することは、コストがかかりすぎたり、大きすぎたり、複雑すぎたりすることが判明しており、および/または、いくつかのワイヤレス通信インターフェースおよび/またはデバイスに対して望まれるような性能が欠如しているかもしれない。
図6に対してこれから参照を行うと、図6は、デュプレクサ、または、これに類する他の回路をまったく必要とせずに、複数のアンテナとともに使用するように適合されている例示的な多帯域RFフロントエンド600のいくつかのコンポーネント/特徴を図示している概略図である。いくつかのインプリメンテーションにおいて、RFフロントエンド600はより少ない電力増幅器で実現されてもよく、および/または、特定のインプリメンテーションにおいて、単一の広帯域電力増幅器ででさえも可能である。RFフロントエンド600は、例えば、ワイヤレス通信インターフェース200中の、および/または、そうでなければデバイス102内のRFフロントエンド202で実現されてもよい。
RFフロントエンド600は、トランシーバ602(例えば、RFIC、または、これに類するもの)を備えていてもよく、トランシーバ602(例えば、RFIC、または、これに類するもの)は、送信信号を生成させ、受信信号を処理するように適合されていてもよい。ここで、RFフロントエンド600は、少なくとも1つの受信アンテナ604と送信アンテナ606とをそれぞれ使用して、さまざまな選択された周波数、周波数帯域、周波数チャネル、および/または、これらに類するものを通して信号を受信および送信するように適合されていてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、受信アンテナ604および/または送信アンテナ606は、適合可能であり、および/または、そうでなければ同調可能であってもよい。例えば、アンテナの1つ以上は、選択的に共振同調されてもよい。
いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、受信アンテナ604および/または送信アンテナ606は、それぞれ、複数のアンテナを含んでいてもよい。2つ以上の周波数、周波数、帯域周波数チャネル、および/またはこれらに類するものを通したワイヤレス通信を可能にするために、例えば、2本以上の受信アンテナ604を設けてもよく、および/または、2本以上の送信アンテナを設けてもよい。
受信パスに関して、受信アンテナ604は、受信パススイッチ608またはこれに類する他の回路に接続されていてもよく、受信パススイッチ608またはこれに類する他の回路は、受信信号を、選択した受信パスフィルタ(例えば、SAWフィルタ、またはこれに類するもの)に選択的に提供してもよい。一例として、受信パススイッチ608は、多極多投スイッチ(例えば、DP5Tスイッチ)を含んでいてもよい。したがって、例えば、アンテナ604を通して850MHz信号が受信された場合、受信パススイッチ608は、受信した850MHz信号を受信パスフィルタ610に提供するように適合されてもよく、受信パスフィルタ610は、トランシーバ602の適用可能な入力端子に接続されている出力端子を有していてもよい。例えば、アンテナ604を通して1900MHz信号が受信された場合、受信パススイッチ608は、受信した1900MHz信号を受信パスフィルタ612に提供するように適合されてもよく、受信パスフィルタ612は、トランシーバ602の適用可能な入力端子に接続されている出力端子を有していてもよい。同様に、例えば、アンテナ604を通して2100MHz信号が受信された場合、受信パススイッチ608は、受信した2100MHz信号を受信パスフィルタ614に提供するように適合されてもよく、受信パスフィルタ614は、トランシーバ602の適用可能な入力端子に接続されているその出力端子を有していてもよい。例えば、アンテナ604を通して900MHz信号が受信された場合、受信パススイッチ608は、受信した900MHz信号を受信パスフィルタ616に提供するように適合されてもよく、受信パスフィルタ616も、トランシーバ602の適用可能な入力端子に接続されているその出力端子を有していてもよい。最後に、アンテナ604を通して1800MHz信号が受信された場合、受信パススイッチ608は、受信した1800MHz信号を受信パスフィルタ618に提供するように適合されてもよく、受信パスフィルタ618は、トランシーバ602の適用可能な入力端子に接続されている出力端子を有していてもよい。
ここで、この例示的な受信パスでは、図5中の受信パスとは異なって、デュプレクサを使用していない。このようなデュプレクサを除去および/または減少させることは、いくつかの設計およびインプリメンテーションに対して利益になる。
送信パスに関して、トランシーバ602は、複数の異なる送信信号を選択的に発生させるように適合されていてもよい。例えば、上述した受信パスで提供する例示を続けると、トランシーバ602は、850MHz、1900MHz、2100MHz、900MHz、または1800MHzの周波数帯域にわたって、送信信号を選択的に発生させるように適合されていてもよい。したがって、トランシーバ602は、複数の出力端子を有していてもよく、それぞれの出力端子は、特定の周波数帯域に送信信号を提供するように適合されている。図6に図示したように、このような送信信号のうちの1つ以上は、例えば、送信パススイッチ630の対応する入力端子に接続されている出力端子を有する(オプション的な)適用可能な送信パスフィルタの入力端子に提供されてもよい。例えば、送信パスフィルタ(例えば、SAWフィルタ、またはこれに類するもの)620、622、624、626、および/または628のうちの1つ以上のものを設けてもよい。他のインプリメンテーションにおいて、このような送信信号のうちの1つ以上は、トランシーバ602から、送信パススイッチ630の対応する入力端子に直接的に提供されてもよい。
この例示的なインプリメンテーションにおいて、送信パスフィルタ620は、850MHz送信信号をフィルタリングするように適合されていてもよく、送信パスフィルタ622は、1900MHz送信信号をフィルタリングするように適合されていてもよく、送信パスフィルタ624は、2100MHz送信信号をフィルタリングするように適合されていてもよく、送信パスフィルタ626は、900MHz送信信号をフィルタリングするように適合されていてもよく、そして、送信パスフィルタ628は、1800MHz送信信号をフィルタリングするように適合されていてもよい。
この例で図示したように、送信パススイッチ630は、複数の選択可能な出力端子を有していてもよい。ここで、例えば、送信パススイッチ630は2つの出力端子を有しており、出力端子のうちの第1の出力端子は、第1の選択的な増幅器回路632に接続されていてもよく、出力端子のうちの第2の出力端子は、第2の選択的な増幅器回路634に接続されていてもよい。図示したように、選択的な増幅器回路632および634は、増幅器を備えていてもよく、増幅器は、選択された送信信号をさらに増幅する必要があるか否か次第で選択的にバイパスされてもよい。選択的な増幅器回路632および634の出力端子は、送信アンテナ606に接続されている出力端子を有する周波数ドメインマルチプレクサ636(例えば、この例ではダイプレクサ)の入力端子に接続されていてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、単一の増幅器が、増幅器632および634の代わりに置き換わる場合、スイッチ630は、例えば、5つの入力と、広帯域増幅器への単一の出力とを有することがある。先の例示的なインプリメンテーションにおいて、選択的な増幅器回路632は、例えば、1710−1980MHzの動作周波数帯域を持つ低利得PA(G=〜10dB)を含んでいてもよく、選択的な増幅器回路634は、824−915MHzの動作周波数帯域を持つ低利得PA(G=〜10dB)を含んでいてもよい。したがって、ダイプレクサ636は、1710−1980MHzまたは824−915MHzの周波数帯域を選択するように適合されていてもよい。
先の例では、トランシーバ602と送信アンテナ606との間での使用のために、送信パススイッチ630と、選択的な増幅器回路632および634と、周波数ドメインマルチプレクサ636は、電力増幅器アレンジメント640の一部であってもよい。他の例示的なインプリメンテーションにおいて、増幅器アレンジメント640を、単一の広帯域増幅器に置き換えてもよく、単一の広帯域増幅器は、636のようなダイプレクサおよび/またはスイッチの必要性をなくすことができる。図示したように、いくつかのインプリメンテーションにおいて、1つ以上の送信パスフィルタは、電力増幅器アレンジメント640とトランシーバ602との間の送信パスに結合されていてもよい。
いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、トランシーバ602の送信セクションから出た出力電力は、増幅器回路632および634によって提供された利得を通して、調整および/または、そうでなければ確立されてもよい。ここで、受信周波数に入るかもしれない、送信パスにおける広帯域ノイズの潜在性を最小限にしながら、またはそうでなければ低下させながら、電力増幅器の出力(例えば、アンテナポート)において必要な送信電力レベルを実現するために、例えば、低い利得の電力増幅器のケースでは、トランシーバの出力電力は、より高い利得を持つ電力増幅器のケースにおけるよりも高い出力電力に到達することが可能かもしれない。
いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、トランシーバ602は、低位相ノイズをもたらしながら、このような送信信号に約+15dBmの出力電力を提供するように適合されていてもよく、選択的な増幅器回路632および634は、「より低い」(例えば、約10dB)利得増幅器を備えていてもよい。さらに、例えば、アンテナ604および606は、少なくとも、約20dBから約25dBの、またはそれ以上の分離を提供するように適合されていてもよい。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、RFフロントエンド600において、RFフロントエンド600とともに使用するために、(図6には図示していないが、図4に図示している)1本以上の適応アンテナアレンジメントを提供してもよい、またはそうでなければ適合させてもよい。例えば、このような適応アンテナアレンジメントは、カプラまたはこれに類するものを通して、周波数ドメインマルチプレクサ636からの出力を検出および/または測定するように適合されているセンサを(図4に示したように)備えていてもよい。適用可能な回路(例えば、回路420)および/または、これに類する他のメカニズムを通して、1本以上のアンテナをどのように適合させるか、またはそうでなければ同調させるかを決定するために、このような検出は、例えば、送信信号の電力レベルを検出してもよい。
RFフロントエンド600では、例えば、オンチップ増幅器660によって表しているように、1つ以上の第1段増幅器が設けられていてもよく、オンチップ増幅器660は(例えば、この例では、送信パスフィルタ624のような)各送信パスフィタに結合されている出力を有していてもよい。このような第1段増幅器が、トランシーバ602内に設けられていることによって、それぞれのトランシーバの出力における広帯域ノイズ(ここでは、それぞれの出力が、異なるシステム/周波数帯域に関係しているかもしれない)は、各オフチップ送信パスフィルタによって顕著に阻止できるので、デュプレクサは必要ない。代わりに、1つ以上の選択的な増幅器回路632および634を使用してもよい。
したがって、いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、図5のRFフロントエンド500と比較すると、1つまたは2つの選択的な増幅器回路は、5つのPAのものよりも利得が低いかもしれない。しかしながら、デュプレクサの使用を避けることによって、出力電力において〜3dBまたはそれ以上余裕があるかもしれないので、より高くなるかもしれない出力電力を提供するために、より効率性が低い電力増幅器を利用することができる。したがって、デュプレクサの使用を避けることによって、5つの狭帯域電力増幅器すべての周波数帯域をカバーするために、電力増幅器の数を5つから、広帯域周波数応答を提供する1つまたは2つのものに減らすことができる。
この記述のいくつかの態様にしたがうと、デュプレクサの使用をなくすことにより、増幅器とアンテナ606との間の挿入損失をかなり減少させることができる。したがって、アンテナにおいて同じEIRPを依然として維持し、電力消費を減少させながら、より高い送信電力から利益を得ることができ、または代替的に、より低い送信電力で増幅器を使用できる。このような電力増幅器とアンテナとの間の挿入損失の減少は、同じEIRPを提供する複数の増幅器の代わりに、単一の広帯域増幅器(例えば、411)または2つの狭帯域増幅器(例えば、410および414)のインプリメンテーションも可能にする。単一の広帯域増幅器インプリメンテーションに対して、トランシーバ320および/または変調器312は、例えば、オンチップ増幅器413によって表しているような、より高い利得の第1段の増幅を均等物に提供するように適合されていてもよい。オンチップ増幅器413は、送信パスフィルタ314に結合されている出力を有していてもよい。
この記述のいくつかの態様にしたがった、受信パスフィルタ(例えば、図6の610、612、614、616、618のようなSAWフィルタ)では、(例えば、図5)のデュプレクサ508、510、524と比較して、挿入損失を減少させることができる。例えば、いくつかのインプリメンテーションでは、RFフロントエンド500のノイズ指数と比較して、RFフロントエンド600に関係する受信機のノイズ指数を、1dB程度、減少させることができる。
図7および図8に関連して、1本以上の適応アンテナアレンジメントで実現し得る、いくつかの例示的な方法を以下で記述する。例えば、RFフロントエンド600中に備えられていてもよい、回路420(RFフロントエンド400)および/または類似回路で、これらの例示的な方法を実現してもよい。このような回路は、例えば、ハードウェア(デジタルおよび/またはアナログ)、ファームウェア、および/またはソフトウェアを使用して実現される論理を備えていてもよい。
図7は、例えば、受信アンテナを適合可能に同調させるように、例えば、デバイス102(図1)において実現し得る、例示的な方法700を図示しているフロー図である。
ブロック702において、デバイスの電源が入れられる、またはそうでなければ開始される。ブロック704において、例えば、LUT、受信電力設定、および/または、これらに類するものにしたがって、最初の受信アンテナの同調器の状態が確立される。ブロック706において、受信アンテナの周波数同調を増加させる。
ブロック708において、検出されたまたはそうでなければ測定された、受信信号レベルの振幅が増加しているか否かが決定される。受信信号レベルの振幅が増加している場合、ブロック710において、受信アンテナの周波数同調を、さらに増加させる。ブロック712において、検出されたまたはそうでなければ測定された受信信号レベルの振幅がさらに増加しているか否かが決定される。受信信号レベルの振幅がさらに増加している場合、ブロック710において、再度、受信アンテナの周波数同調をさらに増加させる。ブロック712において決定されたように、受信信号レベルの振幅がさらに増加していなかった場合、ブロック714において、代わりに、受信アンテナの周波数同調を減少させる。このようなプロセスは、静的な環境において、より効率的であり、それゆえ、フェーディング環境シナリオでは実現されることもあれば、実現されないこともある。
ブロック716において、受信信号レベルの振幅が増加しているか否かが決定される。受信信号レベルの振幅が増加している場合、ブロック714において、受信アンテナの周波数同調を、再び、さらに減少させる。ブロック716において決定されたように、受信信号レベルの振幅が増加していなかった場合、代わりに、ブロック710において、受信アンテナの周波数同調を増加させる。
したがって、この例で分かるように、方法700は、ブロック710、712、714、および716にしたがって、連続ベースで(例えば、動的に)受信アンテナを適応的に同調させるように適合させてもよい。他のインプリメンテーションにおいて、受信アンテナは、選択された時間において、および/または、いくつかのイベント等に応じて、適応的に同調させてもよい。
方法700は、例えば、受信アンテナの適応共振同調を提供できる。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、(例えば、メモリ中に記憶されている)ルックアップテーブル、またはこれに類するものに少なくとも部分的に基づいて、最初の受信アンテナの同調器の状態を確立してもよい。方法700は、例えば、この後に、受信機が復調した出力受信信号強度を検出し、最大信号強度に対して同調させるように適合させてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、受信アンテナを同調させるために使用される基準は、測定された信号電力、またはこれに類するもの、ならびに/あるいは、BER、PER、FER、および/またはこれらに類するもののような性能基準を含んでいてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、例えば、検出器/電力計、および/またはこれらに類するものを使用して検出されるので、検出された受信信号電力は、復調されていないと考えられる。いくつかのインプリメンションにおいて、このような検出は、例えば、CDMAパイロット、OFDMパイロット、および/またはこれらに類するもののような、パイロット受信信号に関係していてもよい。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、受信機がアクティブでないときに使用するために、方法700を適合させてもよい。方法700は、例えば、比較的長い時間期間にわたって動作し、受信アンテナを必要に応じて調整して、最適な受信信号レベル、(例えば、BERに基づく)最適な性能、または、これらに類するものを提供するように適合されてもよい。いくつかのインプリメンテーションでは、ドップラーおよび/または他の周波数の不正確さを補償するために、方法700にしたがって受信アンテナを同調させる高速なバリエーションが提供されてもよい。方法700では、同調レートおよび遅延は、特定のシステムまたはネットワークのニーズに基づいて、コンフィギュレーションされてもよいことを認識すべきである。
図8は、例えば、送信アンテナを適応的に同調させるために、例えば、デバイス102(図1)中で実現され得る例示的な方法800を図示しているフロー図である。
ブロック802において、デバイスの電源が入れられる、またはそうでなければ開始される。ブロック804において、例えば、LUT、送信電力設定、および/または、これらに類するものにしたがって、最初の送信アンテナの同調器の状態が確立される。ブロック806において、送信アンテナの周波数同調を増加させる。
ブロック808において、検出されたまたはそうでなければ測定された送信信号レベル(例えば、電力レベル)と、予測される送信信号レベル(例えば、電力レベル)との間の差(例えば、「差分値」)が増加しているか否かが決定される。差分値が増加している場合、ブロック810において、送信アンテナの周波数同調を、さらに増加させる。ブロック812において、差分値がさらに増加しているか否かが決定される。差分値がさらに増加している場合、ブロック810において、再び、送信アンテナの周波数同調を、さらに増加させる。ブロック812において決定されたように、差分値がさらに増加していなかった場合、ブロック814において、代わりに、送信アンテナの周波数同調を減少させる。
ブロック816において、差分値が増加しているか否かが決定される。差分値が増加している場合、ブロック814において、再び、送信アンテナの周波数同調をさらに減少させる。ブロック816において決定されたように、差分値が増加していなかった場合、ブロック810において、代わりに、送信アンテナの周波数同調を増加させる。
したがって、この例で分かるように、方法800は、ブロック810、812、814、および816にしたがって、連続ベースで(例えば、動的に)送信アンテナを適応的に同調させるように適合させてもよい。他のインプリメンテーションにおいて、送信アンテナは、選択された時間において、および/または、いくつかのイベントの結果として等で、適応的に同調させてもよい。
方法800は、例えば、送信アンテナの適応共振同調を提供してもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、図4に図示したように、検出器またはこれに類する他の回路は、送信アンテナに提供される実際の送信電力を測定するように適合されていてもよい。いくつかの例示的なインプリメンテーションにおいて、最初の送信アンテナの同調器の状態は、少なくとも部分的に、(例えば、メモリ中に記憶されている)ルックアップテーブル、あるいはこれに類するものに基づいて、確立されてもよい。方法800では、例えば、送信アンテナは、差分値の少なくとも一部に基づいて、進行中ベースで、最大信号レベルに対して同調されるかもしれない。ここで、例えば、いくつかのインプリメンテーションにおいて、差分値がしきい値を超えるとの決定に少なくとも部分的に基づいて、送信アンテナの同調を調整してもよい。
いくつかのインプリメンテーションにおいて、少なくとも2つの検出器を使用してもよい。例えば、2つの検出器を送信パスで提供してもよく、ここで、それぞれは、異なる「送信方向」に動作可能に結合されている。したがって、例えば、第1の検出器は、送信アンテナに提供される送信信号を測定するように、送信方向に沿って動作可能に結合されていてもよい。そして、第2の検出器は、送信アンテナからの信号の戻りを測定するように、送信方向の反対に動作可能に結合されていてもよい。このようなインプリメンテーションでは、第1の検出器および第2の検出器からの測定値を使用して、「差分値」を確立してもよい。したがって、方法800は、アンテナに向かう電力とアンテナから戻る電力との間の、最大、または、そうでなければ受け入れ可能な差分値(例えば、比)が実現されるまで、送信アンテナを適合させるように適合されていてもよい。
いくつかの例示的なインプリメンテーションにしたがって、さまざまなデバイスおよび/またはシステムで実現し得る技術をここで詳細に説明してきた。さらなる例示として、完全デュプレクス動作のために、電話機/通信デバイスのトランシーバの形態でこのような技術を実現してもよいが、これらに限定されない。このようなインプリメンテーションは、(例えば、30dBの程度の)高利得電力増幅器段と(例えば、図3におけるような)デュプレクサとを使用すること、および/または、いくつかの高利得オフチップ電力増幅器と(例えば、図5におけるような)デュプレクサとを使用すること、を避けることができる。代わりに、(例えば、図6におけるような)RFICトランシーバを使用してもよい。RFICトランシーバでは、出力電力が、例えば、+15dBm程度であるので、比較的単純な低電力SAWフィルタ、または、これに類するものが、受信帯域におけるその広帯域ノイズを阻止でき、そして低利得オフチップ単一広帯域電力増幅器、または2つの低利得のより狭帯域の電力増幅器を使用できる。このようなインプリメンテーションは、フィルタデュプレクサが少ない、またはフィルタデュプレクサがない、あるいは、これに類する他の回路で、アンテナと、低利得電力増幅器との間の結合を可能にする。RFIC受信機の感度が低下することを避けるために、アンテナの分離によって、低利得電力増幅器の広帯域ノイズを十分に阻止できる。図3および図5におけるような、電力増幅器の利得が高い設計では、増幅器利得が、かなり高く、そして、その出力ノイズも、それにしたがってかなり高く、それゆえアンテナ分離は、これを阻止するには、不十分であるかもしれないので、40−45dB程度の、受信機帯域幅における阻止が高いデュプレクサの必要性があるかもしれない。
これまで、例示的な特徴であると現在考えられていることを示し、記述してきたが、主張する主題事項から逸脱することなく、他のさまざまな改良を行って、均等物に置換してもよいことが、当業者により理解されるだろう。さらに、ここで記述した中心的な概念から逸脱することなく、特定の状況を、主張する主題事項の教示に適合させるために、多くの改良を行ってもよい。それゆえ、主張する主題事項は、開示した特定の例に限定されるものではなく、このような主張する主題事項はまた、添付の特許請求の範囲およびこれに均等するものの内にある、すべての態様を含んでもよいことを意図している。
これまで、例示的な特徴であると現在考えられていることを示し、記述してきたが、主張する主題事項から逸脱することなく、他のさまざまな改良を行って、均等物に置換してもよいことが、当業者により理解されるだろう。さらに、ここで記述した中心的な概念から逸脱することなく、特定の状況を、主張する主題事項の教示に適合させるために、多くの改良を行ってもよい。それゆえ、主張する主題事項は、開示した特定の例に限定されるものではなく、このような主張する主題事項はまた、添付の特許請求の範囲およびこれに均等するものの内にある、すべての態様を含んでもよいことを意図している。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]装置において、
受信アンテナと送信アンテナとを含む複数のアンテナと、
前記受信アンテナと前記送信アンテナとに動作可能に結合され、前記送信アンテナに結合されている送信パス中に電力増幅器アレンジメントを備えている回路とを具備し、
前記送信アンテナを通したワイヤレス信号の送信の間、前記受信アンテナと前記送信アンテナとのうちの少なくとも1つは、それらの間に少なくとも15dBの分離を提供するように適合されている装置。
[2]前記電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に、または、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間で別々に、のいずれかで動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えている[1]記載の装置。
[3]前記少なくとも2つの増幅器は、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置され、前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている[2]記載の装置。
[4]前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、狭帯域増幅器を含む[3]記載の装置。
[5]前記電力増幅器アレンジメントは、単一の広帯域増幅器を含む[1]記載の装置。
[6]前記装置は、スモールフォームファクタデバイスを含む[1]記載の装置。
[7]前記装置は、ラージフォームファクタデバイスを含み、前記送信アンテナを通した前記ワイヤレス信号の送信の間、前記受信アンテナと前記送信アンテナのうちの少なくとも1つは、それらの間に少なくとも20dBの分離を提供するように適合されている[1]記載の装置。
[8]前記送信アンテナと受信アンテナとのうちの少なくとも1つは、少なくとも2つの異なる、ワイヤレス信号周波数、周波数帯域、または周波数チャネルによる動作に選択的に適合可能である[1]記載の装置。
[9]前記回路は、前記受信アンテナに結合されている受信パスを提供し、前記受信パスも前記送信パスもデュプレクサを備えていない[1]記載の装置。
[10]前記周波数ドメインマルチプレクサは、ダイプレクサを含む[2]記載の装置。
[11]前記スイッチは、多極多投スイッチを含む[2]記載の装置。
[12]前記回路は、前記受信アンテナに結合されている受信パスを提供し、前記受信パスは、前記受信アンテナに結合されている受信パススイッチを備えている[1]記載の装置。
[13]前記受信パススイッチは、単極多投スイッチを含む[12]記載の装置。
[14]前記回路は、前記電力増幅器アレンジメントに結合されているトランシーバをさらに備えている[1]記載の装置。
[15]前記回路は、トランシーバをさらに備え、前記回路の送信パスは、前記トランシーバと前記電力増幅器アレンジメントとの間に結合されている少なくとも1つの送信パスフィルタをさらに備えている[1]記載の装置。
[16]回路において、
トランシーバと、
前記トランシーバを受信アンテナに結合させるように適合されている受信パスと、
前記トランシーバを送信アンテナに結合させるように適合されている送信パスとを具備し、
前記受信パスは、少なくとも1つのフィルタを備え、
前記送信パスは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも2つの増幅器を有する電力増幅器アレンジメントを備えている回路。
[17]前記送信パスは、前記トランシーバと前記電力増幅器アレンジメントとの間に結合されている送信パスフィルタをさらに備えている[16]記載の回路。
[18]前記少なくとも1つのフィルタと前記送信パスフィルタとのうちの少なくとも1つは、表面弾性波(SAW)フィルタを含む[16]記載の回路。
[19]前記トランシーバは、前記受信パスの前記少なくとも1つのフィルタに結合されている増幅器を備えている[16]記載の回路。
[20]回路において、
トランシーバと、
前記トランシーバを受信アンテナに結合させるように適合されている受信パスと、
前記トランシーバを送信アンテナに結合させるように適合されている送信パスとを具備し、
前記受信パスは、受信パススイッチと前記トランシーバとの間に配置されている複数の別個の受信パスフィルタを含み、
前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを備えている回路。
[21]前記電力増幅器アレンジメントは、単一の広帯域増幅器を含む[20]記載の回路。
[22]前記電力増幅器アレンジメントは、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えている[20]記載の回路。
[23]前記2つ以上の増幅器のうちの少なくとも1つは、狭帯域増幅器を含む[22]記載の回路。
[24]前記周波数ドメインマルチプレクサは、ダイプレクサを含む[22]記載の回路。
[25]前記スイッチは、多極多投スイッチを含む[22]記載の回路。
[26]前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている[22]記載の回路。
[27]前記受信パススイッチは、単極多投スイッチを含む[20]記載の回路。
[28]前記送信パスは、前記トランシーバと前記電力増幅器アレンジメントとの間に結合されている少なくとも1つの送信パスフィルタをさらに備えている[20]記載の回路。
[29]方法において、
送信アンテナを通したワイヤレス信号の送信の間、それらの間に少なくとも15dBの分離を提供するように受信アンテナと前記送信アンテナとを動作可能にイネーブルすることと、
前記受信アンテナと前記送信アンテナとに結合され、前記送信アンテナに結合されている送信パス中に電力増幅器アレンジメントを備えている回路を動作させることとを含み、
前記回路は、デュプレクサを備えていない方法。
[30]前記電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に、または、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間で別々に、のいずれかで動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えている[29]記載の方法。
[31]前記少なくとも2つの増幅器は、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置され、前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている[29]記載の方法。
[32]前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、狭帯域増幅器を含む[31]記載の方法。
[33]前記電力増幅器アレンジメントは、単一の広帯域増幅器を含む[29]記載の方法。
[34]スモールフォームファクタデバイス内に、少なくとも前記回路を提供することをさらに含む[29]記載の方法。
[35]ラージフォームファクタデバイス内に、少なくとも前記回路を提供することをさらに含み、
前記送信アンテナを通した前記ワイヤレス信号の送信の間、前記受信アンテナと前記送信アンテナのうちの少なくとも1つは、それらの間に少なくとも20dBの分離を提供するように適合されている[29]記載の方法。
[36]少なくとも2つの異なる、ワイヤレス信号周波数、周波数帯域、または周波数チャネルによる動作のために、前記送信アンテナと前記受信アンテナとのうちの少なくとも1つを選択的に適合させることをさらに含む[29]記載の方法。
[37]前記周波数ドメインマルチプレクサはダイプレクサを含み、および/または、前記スイッチは多極多投スイッチを含む[30]記載の方法。
[38]方法において、
受信パス中で、受信アンテナから第1のワイヤレス信号を受信することと、
送信パスを通して、第2のワイヤレス信号を送信アンテナに送信することと、
前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に少なくとも15dBの分離を提供することとを含み、
前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを有する方法。
[39]前記受信パスおよび/または前記送信パスのうちの少なくとも1つは、デュプレクサを含んでいない[38]記載の方法。
[40]前記電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に、または、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間で別々に、のいずれかで動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えている[38]記載の方法。
[41]前記電力増幅器アレンジメントは、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備え、前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている[38]記載の方法。
[42]前記電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの狭帯域増幅器または単一の広帯域増幅器を含む[38]記載の方法。
[43]装置において、
受信パス中で、受信アンテナから第1のワイヤレス信号を受信する手段と、
送信パスを通して、第2のワイヤレス信号を送信アンテナに送信する手段と、
前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に少なくとも15dBの分離を提供する手段とを具備し、
前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを有する装置。
[44]方法において、
トランシーバにおいて、受信パスからワイヤレス信号を受信することと、
送信パスを通して、前記トランシーバからワイヤレス信号を送信することとを含み、
前記受信パスは、少なくとも1つのフィルタを備え、
前記送信パスは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも2つの増幅器を有する電力増幅器を備えている方法。
[45]方法において、
トランシーバにおいて、受信パスからワイヤレス信号を受信することと、
送信パスを通して、前記トランシーバからワイヤレス信号を送信することとを含み、
前記受信パスは、少なくとも1つのフィルタを備え、
前記送信パスは、少なくとも1つのオフチップ増幅器に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも1つのオンチップ増幅器を有する電力増幅器を備えている方法。
[46]装置において、
受信パスからのワイヤレス信号を、トランシーバで受け取る手段と、
送信パスを通して、前記トランシーバからワイヤレス信号を送信する手段とを具備し、
前記受信パスは、少なくとも1つのフィルタを備え、
前記送信パスは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも2つの増幅器を有する電力増幅器を備えている装置。
[47]方法において、
トランシーバを受信アンテナに結合させるように適合されている受信パス中で、ワイヤレス信号を受信することと、
前記トランシーバを送信アンテナに結合させるように適合されている送信パス中で、ワイヤレス信号を送信することとを含み、
前記受信パスは、受信パススイッチと前記トランシーバとの間に配置されている複数の別個の受信パスフィルタを備え、
前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを備えている方法。
[48]前記受信パスおよび/または前記送信パスのうちの少なくとも1つは、デュプレクサを含んでいない[47]記載の方法。
[49]装置において、
トランシーバを受信アンテナに結合させるように適合されている受信パス中で、ワイヤレス信号を受信する手段と、
前記トランシーバを送信アンテナに結合させるように適合されている送信パス中で、ワイヤレス信号を送信する手段とを具備し、
前記受信パスは、受信パススイッチと前記トランシーバとの間に配置されている複数の別個の受信パスフィルタを含み、
前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを備えている装置。

Claims (49)

  1. 装置において、
    受信アンテナと送信アンテナとを含む複数のアンテナと、
    前記受信アンテナと前記送信アンテナとに動作可能に結合され、前記送信アンテナに結合されている送信パス中に電力増幅器アレンジメントを備えている回路とを具備し、
    前記送信アンテナを通したワイヤレス信号の送信の間、前記受信アンテナと前記送信アンテナとのうちの少なくとも1つは、それらの間に少なくとも15dBの分離を提供するように適合されている装置。
  2. 前記電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に、または、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間で別々に、のいずれかで動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えている請求項1記載の装置。
  3. 前記少なくとも2つの増幅器は、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置され、前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている請求項2記載の装置。
  4. 前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、狭帯域増幅器を含む請求項3記載の装置。
  5. 前記電力増幅器アレンジメントは、単一の広帯域増幅器を含む請求項1記載の装置。
  6. 前記装置は、スモールフォームファクタデバイスを含む請求項1記載の装置。
  7. 前記装置は、ラージフォームファクタデバイスを含み、前記送信アンテナを通した前記ワイヤレス信号の送信の間、前記受信アンテナと前記送信アンテナのうちの少なくとも1つは、それらの間に少なくとも20dBの分離を提供するように適合されている請求項1記載の装置。
  8. 前記送信アンテナと受信アンテナとのうちの少なくとも1つは、少なくとも2つの異なる、ワイヤレス信号周波数、周波数帯域、または周波数チャネルによる動作に選択的に適合可能である請求項1記載の装置。
  9. 前記回路は、前記受信アンテナに結合されている受信パスを提供し、前記受信パスも前記送信パスもデュプレクサを備えていない請求項1記載の装置。
  10. 前記周波数ドメインマルチプレクサは、ダイプレクサを含む請求項2記載の装置。
  11. 前記スイッチは、多極多投スイッチを含む請求項2記載の装置。
  12. 前記回路は、前記受信アンテナに結合されている受信パスを提供し、前記受信パスは、前記受信アンテナに結合されている受信パススイッチを備えている請求項1記載の装置。
  13. 前記受信パススイッチは、単極多投スイッチを含む請求項12記載の装置。
  14. 前記回路は、前記電力増幅器アレンジメントに結合されているトランシーバをさらに備えている請求項1記載の装置。
  15. 前記回路は、トランシーバをさらに備え、前記回路の送信パスは、前記トランシーバと前記電力増幅器アレンジメントとの間に結合されている少なくとも1つの送信パスフィルタをさらに備えている請求項1記載の装置。
  16. 回路において、
    トランシーバと、
    前記トランシーバを受信アンテナに結合させるように適合されている受信パスと、
    前記トランシーバを送信アンテナに結合させるように適合されている送信パスとを具備し、
    前記受信パスは、少なくとも1つのフィルタを備え、
    前記送信パスは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも2つの増幅器を有する電力増幅器アレンジメントを備えている回路。
  17. 前記送信パスは、前記トランシーバと前記電力増幅器アレンジメントとの間に結合されている送信パスフィルタをさらに備えている請求項16記載の回路。
  18. 前記少なくとも1つのフィルタと前記送信パスフィルタとのうちの少なくとも1つは、表面弾性波(SAW)フィルタを含む請求項16記載の回路。
  19. 前記トランシーバは、前記受信パスの前記少なくとも1つのフィルタに結合されている増幅器を備えている請求項16記載の回路。
  20. 回路において、
    トランシーバと、
    前記トランシーバを受信アンテナに結合させるように適合されている受信パスと、
    前記トランシーバを送信アンテナに結合させるように適合されている送信パスとを具備し、
    前記受信パスは、受信パススイッチと前記トランシーバとの間に配置されている複数の別個の受信パスフィルタを含み、
    前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを備えている回路。
  21. 前記電力増幅器アレンジメントは、単一の広帯域増幅器を含む請求項20記載の回路。
  22. 前記電力増幅器アレンジメントは、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えている請求項20記載の回路。
  23. 前記2つ以上の増幅器のうちの少なくとも1つは、狭帯域増幅器を含む請求項22記載の回路。
  24. 前記周波数ドメインマルチプレクサは、ダイプレクサを含む請求項22記載の回路。
  25. 前記スイッチは、多極多投スイッチを含む請求項22記載の回路。
  26. 前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている請求項22記載の回路。
  27. 前記受信パススイッチは、単極多投スイッチを含む請求項20記載の回路。
  28. 前記送信パスは、前記トランシーバと前記電力増幅器アレンジメントとの間に結合されている少なくとも1つの送信パスフィルタをさらに備えている請求項20記載の回路。
  29. 方法において、
    送信アンテナを通したワイヤレス信号の送信の間、それらの間に少なくとも15dBの分離を提供するように受信アンテナと前記送信アンテナとを動作可能にイネーブルすることと、
    前記受信アンテナと前記送信アンテナとに結合され、前記送信アンテナに結合されている送信パス中に電力増幅器アレンジメントを備えている回路を動作させることとを含み、
    前記回路は、デュプレクサを備えていない方法。
  30. 前記電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に、または、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間で別々に、のいずれかで動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えている請求項29記載の方法。
  31. 前記少なくとも2つの増幅器は、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置され、前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている請求項29記載の方法。
  32. 前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、狭帯域増幅器を含む請求項31記載の方法。
  33. 前記電力増幅器アレンジメントは、単一の広帯域増幅器を含む請求項29記載の方法。
  34. スモールフォームファクタデバイス内に、少なくとも前記回路を提供することをさらに含む請求項29記載の方法。
  35. ラージフォームファクタデバイス内に、少なくとも前記回路を提供することをさらに含み、
    前記送信アンテナを通した前記ワイヤレス信号の送信の間、前記受信アンテナと前記送信アンテナのうちの少なくとも1つは、それらの間に少なくとも20dBの分離を提供するように適合されている請求項29記載の方法。
  36. 少なくとも2つの異なる、ワイヤレス信号周波数、周波数帯域、または周波数チャネルによる動作のために、前記送信アンテナと前記受信アンテナとのうちの少なくとも1つを選択的に適合させることをさらに含む請求項29記載の方法。
  37. 前記周波数ドメインマルチプレクサはダイプレクサを含み、および/または、前記スイッチは多極多投スイッチを含む請求項30記載の方法。
  38. 方法において、
    受信パス中で、受信アンテナから第1のワイヤレス信号を受信することと、
    送信パスを通して、第2のワイヤレス信号を送信アンテナに送信することと、
    前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に少なくとも15dBの分離を提供することとを含み、
    前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを有する方法。
  39. 前記受信パスおよび/または前記送信パスのうちの少なくとも1つは、デュプレクサを含んでいない請求項38記載の方法。
  40. 前記電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に、または、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間で別々に、のいずれかで動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備えている請求項38記載の方法。
  41. 前記電力増幅器アレンジメントは、スイッチと周波数ドメインマルチプレクサとの間に動作可能に配置されている少なくとも2つの増幅器を備え、前記少なくとも2つの増幅器のうちの少なくとも1つは、選択的にバイパスされるように適合されている請求項38記載の方法。
  42. 前記電力増幅器アレンジメントは、少なくとも2つの狭帯域増幅器または単一の広帯域増幅器を含む請求項38記載の方法。
  43. 装置において、
    受信パス中で、受信アンテナから第1のワイヤレス信号を受信する手段と、
    送信パスを通して、第2のワイヤレス信号を送信アンテナに送信する手段と、
    前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に少なくとも15dBの分離を提供する手段とを具備し、
    前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを有する装置。
  44. 方法において、
    トランシーバにおいて、受信パスからワイヤレス信号を受信することと、
    送信パスを通して、前記トランシーバからワイヤレス信号を送信することとを含み、
    前記受信パスは、少なくとも1つのフィルタを備え、
    前記送信パスは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも2つの増幅器を有する電力増幅器を備えている方法。
  45. 方法において、
    トランシーバにおいて、受信パスからワイヤレス信号を受信することと、
    送信パスを通して、前記トランシーバからワイヤレス信号を送信することとを含み、
    前記受信パスは、少なくとも1つのフィルタを備え、
    前記送信パスは、少なくとも1つのオフチップ増幅器に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも1つのオンチップ増幅器を有する電力増幅器を備えている方法。
  46. 装置において、
    受信パスからのワイヤレス信号を、トランシーバで受け取る手段と、
    送信パスを通して、前記トランシーバからワイヤレス信号を送信する手段とを具備し、
    前記受信パスは、少なくとも1つのフィルタを備え、
    前記送信パスは、少なくとも2つの増幅器間に結合されているフィルタと直列に配置されている少なくとも2つの増幅器を有する電力増幅器を備えている装置。
  47. 方法において、
    トランシーバを受信アンテナに結合させるように適合されている受信パス中で、ワイヤレス信号を受信することと、
    前記トランシーバを送信アンテナに結合させるように適合されている送信パス中で、ワイヤレス信号を送信することとを含み、
    前記受信パスは、受信パススイッチと前記トランシーバとの間に配置されている複数の別個の受信パスフィルタを備え、
    前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを備えている方法。
  48. 前記受信パスおよび/または前記送信パスのうちの少なくとも1つは、デュプレクサを含んでいない請求項47記載の方法。
  49. 装置において、
    トランシーバを受信アンテナに結合させるように適合されている受信パス中で、ワイヤレス信号を受信する手段と、
    前記トランシーバを送信アンテナに結合させるように適合されている送信パス中で、ワイヤレス信号を送信する手段とを具備し、
    前記受信パスは、受信パススイッチと前記トランシーバとの間に配置されている複数の別個の受信パスフィルタを含み、
    前記送信パスは、電力増幅器アレンジメントを備えている装置。
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