JP2013230215A - 補助装置 - Google Patents

補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013230215A
JP2013230215A JP2012103402A JP2012103402A JP2013230215A JP 2013230215 A JP2013230215 A JP 2013230215A JP 2012103402 A JP2012103402 A JP 2012103402A JP 2012103402 A JP2012103402 A JP 2012103402A JP 2013230215 A JP2013230215 A JP 2013230215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
auxiliary device
link member
contact portions
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012103402A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shigeta
浩司 重田
Bunro Taniguchi
文朗 谷口
Shigezaemon Iwasaki
重左エ門 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012103402A priority Critical patent/JP2013230215A/ja
Publication of JP2013230215A publication Critical patent/JP2013230215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】小型電気機器の導電部に対して接点部を同一の接点荷重で接触し易くした補助装置を提供する。
【解決手段】本発明は、充電用や信号通信用に複数の導電部44を備えた小型電気機器40に対して、導電部44と電気的に接続する複数の接点部10を備えた補助装置1であって、接点部10同士を機械的に接続して接点部10同士を互いに逆向きに相対移動させる連結部15を備えたものである。これによって、本発明は、接点荷重に偏りを生じた際に、接点部10が連結部15を介して相対移動し易くすることができて、複数の導電部44に対して複数の接点部10を略同一の接点荷重で接触し易くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、小型電気機器用の補助装置に関するものである。
従来から、小型電気機器として、電動髭剃り等がある。この種の小型電気機器では内部に二次電池等のバッテリを備える。そして、小型電気機器は、このバッテリを電源に除毛部等のヘッド部を駆動させる。また、この小型電気機器用の補助装置としては、バッテリを充電するための充電スタンドや、前記除毛部を洗浄するための洗浄スタンド等がある。また、補助装置は、充電スタンドと洗浄スタンドとの両機能を兼ね備えた洗浄充電ステーションもある(例えば特許文献1等参照)。この洗浄充電ステーションでは、小型電気機器がかみそりヘッドを有する電気かみそり装置になっている。そして、洗浄充電ステーションは、小型電気機器をかみそりヘッド側から受ける受け装置を有し、この受け装置に、小型電気機器の接触用要素と電気的に接続するための接触用隆起部を備える。洗浄充電ステーションは、受け装置で小型電気機器を受けて、接触用隆起部に接触用要素を機械的に接触させることで、接触用隆起部と接触用要素とを電気的に接続して、前記充電や前記洗浄等を行う。更に、洗浄充電ステーションは、接触用隆起部を夫々個別に圧縮ばねで弾性的に付勢して、接触用隆起部を接触用要素側に向けて突出させている。これによって、洗浄充電ステーションは、接触用隆起部を接触用要素と電気的に接続し易く(機械的に接触し易く)している。
特許第4842398号公報
ところで、補助装置や小型電気機器は、補助装置に対する小型電気機器の設置姿勢(傾き)等の設置状態に違い(バラツキ)を生じたり、部品の組立時や生産時等に寸法誤差(バラツキ)を生じたりすることがある。そして、特許文献1等の従来の補助装置では、前記バラツキが生じると、接触用隆起部毎の接触用要素との接点荷重に偏り(差)を生じ易くなる。このように、接点荷重に差を生じた場合、従来の補助装置は、一部の接触用隆起部が消耗し易くなったり、一部の接触用隆起部が接触用要素と電気的に接続し難くなったり等の問題を生じる恐れがある。
そこで、本発明は、小型電気機器用の補助装置において、前記従来の問題点に鑑みて発明したものである。そして、その目的とするところは、複数の接点部及び導電部を電気的に接続する際に、設置状態の違いや寸法誤差等のバラツキを生じた場合であっても、接点荷重に偏りを生じ難くした補助装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、充電用や信号通信用に複数の導電部を備えた小型電気機器に対して、この導電部と電気的に接続する複数の接点部を備えた補助装置であって、前記接点部同士を機械的に接続してこの接点部同士を互いに逆向きに相対移動させる連結部を備えたものであることを特徴とする。
この補助装置として、前記連結部が、回動自在で且つ前記接点部を支持するリンク部材を備え、前記接点部同士が前記リンク部材を介して前記相対移動するものであることが好ましい。
この補助装置として、前記接点部を三つ以上備え、前記連結部が、回動自在で且つ前記接点部のうち二つの前記接点部を支持してこの接点部同士を前記相対移動させる第1の前記リンク部材と、回動自在で且つ前記第1の前記リンク部材の回動中心を支持する第2の前記リンク部材とを備え、前記第2の前記リンク部材が、他の一つの前記接点部、或いは他の二つの前記接点部を支持する前記第1の前記リンク部材とは別の前記リンク部材を支持して、前記回動中心と、前記他の一つの前記接点部或いは前記別の前記リンク部材とを前記相対移動させるものであることが好ましい。
この補助装置として、前記連結部が、平行リンクを有するものであることが好ましい。
この補助装置として、前記小型電気機器を保持する機器保持部と、この機器保持部を前記接点部の相対移動方向に移動させる移動機構部とを備え、前記移動機構部が、前記機器保持部を支持して、前記機器保持部の前記相対移動方向の位置を調整するものであることが好ましい。
この補助装置として、前記連結部を支持する連結基台に、前記機器保持部を設け、前記移動機構部が、前記接点部の電気的な接続時に前記連結基台を前記相対移動方向に揺動させる揺動機構部を有するものであることが好ましい。
この補助装置として、前記移動機構部が、前記連結部を支持する連結基台と別体で前記機器保持部を支持して、前記接点部の電気的な接続時に前記機器保持部を前記小型電気機器側に突出させるものであることが好ましい。
本発明は、前記構成を備えたことで、複数の接点部の相対移動によって、複数の接点部の接点荷重を自動的に最適化し易くする(調整し易くする)ことができる。そのため、本発明は、設置状態や部品の寸法誤差等にバラツキを生じた場合であっても、接点部と導電部とを電気的に接続する際に、複数の接点部の接点荷重を略同一の状態にし易くすることができる。これによって、本発明は、接点荷重の偏りに伴う一部の接点部の接触不良等を生じ難くすることができて、接点部と導電部とを安定して電気的に接続し易くすることができるという効果を奏する。
第1例の補助装置の斜視図である。 同上に小型電気機器を取り付けた状態の斜視図である。 一部を省略した立上り部の断面図である。 連結部の斜視図である。 接点部が導電部に接触した状態の模式的な平面図である。 接点部が導電部に接触した状態の模式的な側面図である。 図5の状態から接点部が相対移動した状態の模式的な平面図である。 機器保持部の構成説明用の模式的な断面図である。 機器保持部の揺動説明用の模式的な断面図である。 第1例の小型電気機器の斜視図である。 第2例の機器保持部の構成説明用の模式的な断面図である。 第3例の連結部の斜視図である。 連結部周辺の模式的な平面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
補助装置1は、小型電気機器40の充電や洗浄等の補助機能の一つ或いは二つ以上を有した装置になっている。そして、補助装置1は、小型電気機器40を脱着自在で取り付けることができて、この取付によって、前記補助機能を小型電気機器40に対して実行可能となる。
小型電気機器40として、例えば、第1実施形態の例(第1例)では、図10に示すように、電気かみそり装置40aになっている。電気かみそり装置40aは、長尺の棒状で使用者が把持可能な機器本体41と、除毛刃(不図示)等を有するかみそりヘッド等のヘッド部42とを備える。ヘッド部42は機器本体41の長手方向の一端に設けてあり、除毛刃等によって、髭等の生体表面の毛を切断する等で除毛することができる。そして、小型電気機器40(電気かみそり装置40a)は、ヘッド部42に電力を供給する二次電池等の電源部(不図示)が、機器本体41内部に設けてあり、この電力の供給によってヘッド部42が駆動する。
機器本体41は、長手方向を軸とした軸周りの外面(外周面)等を形成する部位のうち、背面側部43に、補助装置1との電気的な接続用の導電部44が複数設けてあり、例えば、本例では、三つ設けてある。導電部44は背面側部43から突出する。そして、導電部44は導電性を有しており、例えば、金属等の導電部材で形成してある。
更に、三つの導電部44は、例えば、軸周りの円周方向において、背面側部43上に二つの導電部44が並ぶ。そして、他の一つの導電部44は、前記二つの導電部44の略中間に位置し、且つこれら二つの導電部44よりヘッド部42側にずれて位置する。言い換えると、三つの導電部44は、背面側部43に略正対して視て(背面視)横倒しL字の両端及び二辺の交点に位置する。
また、導電部44は、前記電源部や小型電気機器40の内部回路(不図示)に機器本体41内部で電気的に接続してある。そして、小型電気機器40は、補助装置1に取り付けることで、三つの導電部44のうち、L字の両端に位置する二つの導電部44が、充電用の第1導電部44aとして機能する。更に、小型電気機器40は、L字の二辺の交点に位置する残りの一つの導電部44が、洗浄時や充電時に制御信号等の信号を通信する信号通信(信号伝達)用の第2導電部44bとして機能する。
補助装置1は、小型電気機器40を取り付ける装置本体2と、導電部44に機械的に接触して電気的に接続する複数の接点部10とを備える。補助装置1として、例えば、本例(第1例)では、図1に示すように、充電及び洗浄の両方を行える洗浄スタンドになっている。補助装置1(洗浄スタンド)は、接点部10を導電部44と同数の三つ備える。そして、装置本体2は、図2に示すように、小型電気機器40(電気かみそり装置40a)をヘッド部42側から受けることで、小型電気機器40を取り付けることができる。
以下の説明においては、補助装置1に小型電気機器40を取り付けた図2に示す状態を基準に、機器本体41の周面の背面側(背面側部43側)を後方とし、反対側である正面側を前方とする。そして、機器本体41のヘッド部42側の一端(第1端)側を下方、機器本体41のヘッド部42とは反対側の一端(第2端)側を上方とし、この前後及び上下の両方に略直交する向きを左右とする。
装置本体2は、図1に示すように、上方に開口した箱状になっており、この箱内部にヘッド部42側を差し入れた姿勢で、小型電気機器40が取り付けられる。言い換えると、装置本体2は、上方に開口した箱状の受け部4を有する。そして、装置本体2は、この受け部4で受けた状態でヘッド部42を洗浄する洗浄部(不図示)をさらに有する。これによって、補助装置1は、小型電気機器40を装置本体2に取り付けた(受け部4で受けた)状態で、ヘッド部42の洗浄を行うことができる。
また、機器本体41は、受け部4(箱)の周壁部のうち背面壁部3に、上方に突出した立上り部6を有する。立上り部6は、図1や図3に示すように、前面6a(機器本体41側の面)が、上端から前方下向きに傾斜した後に後方下向きに傾斜する傾斜面になっている。そして、この傾斜面(前面6a)は、背面壁部3より前方に突出して位置する。また、前面6aの前方下向きの部位(傾斜面の上部側)には、三つの溝部7を有する。
三つの溝部7は各々上下に長尺で、上方に開口し且つ後方に凹んだ形状になっている。そして、三つの溝部7は、略等間隔で左右に並んで設けてある。更に、三つの溝部7のうち、中央の溝部7bが、左右両側の溝部7aに比べて上下に最も長尺に形成してある。そして、中央の溝部7bは下端が、左右両側の溝部7aの下端に比べて下方に位置する。また、溝部7は下端に各々接点部10が配してある。
接点部10は、図4に示すように、有底円筒状で、円筒の軸が前後に沿って位置する。そして、接点部10は円筒の底部が前方側に位置し、円筒の開口が後方側に位置する。更に、接点部10は、この開口の外周縁に、補助装置1の内部回路(不図示)と電気的に接続する端子片13が設けてあり、端子片13は前記外周縁から下方に突出する。そして、接点部10は導電性を有しており、例えば、金属等の導電部材で形成してある。
また、接点部10は、図3に示すように、円筒の底部の前面が、立上り部6の前面6a(傾斜面)より後方に位置する。そして、接点部10は、その前面が、溝部7内で溝部7の後端面より前方或いは溝部7の後端面と略面一に位置する。言い換えると、接点部10は、その前面を立上り部6の前面6aより前方に突出しない位置で、溝部7に配置してある。
更に、小型電気機器40を補助装置1に取り付けた際に、接点部10はその前面が導電部44と前後に対向して位置する。そして、接点部10の前面は、前記取り付けた際に、導電部44と機械的に接触して導電部44と接点部10とを電気的に接続する接点面10aになっている。
左右の溝部7aに夫々設けた(計二つの)接点部10は、第1導電部44aと電気的に接続する充電用の接点部10(第1接点部11)になっている。そして、中央の溝部7bに設けた(計一つの)接点部10は、第2導電部44bと電気的に接続する信号通信用の接点部10(第2接点部12)になっている。
そのため、補助装置1は、小型電気機器40を装置本体2に取り付けることで、接点部10と導電部44とを電気的に接続することができる。これによって、補助装置1は前記内部回路を、小型電気機器40の内部回路や電源部等と電気的に接続することができて、前記電源部の充電や前記洗浄部によるヘッド部42の洗浄等を行うことができる。
また、接点部10は各々、図3や図4に示すように、立上り部6に設けたガイド部8に沿って(ガイドされて)、前後にスライド移動自在になっている。ガイド部8は溝部7の後端面から立上り部6の内部側に突出する。更に、接点部10は各々、図4に示すように、連結部15を介して互いに機械的に接続してあり、互いの前記スライド移動が連結部15を介して連動する。
連結部15は、回動自在のリンク部材16を複数備えており、リンク部材16で各接点部10を支持する。そして、連結部15は、連結基台21(詳細は後述する)に支持されており、連結基台21を介して装置本体2(立上り部6)内部に取り付けてある。更に、連結部15は、回動自在で第1接点部11同士を機械的に接続する第1リンク部材17と、第1リンク部材17の回動中心となるリンク接続子19と、回動自在で第2接点部12とリンク接続子19とを機械的に接続する第2リンク部材18とを備える。
第1リンク部材17は、左右に長尺の棒状になっている。第1リンク部材17は長手方向(左右)の略中央の部位がリンク接続子19と機械的に接続してある。そして、第1リンク部材17は、リンク接続子19に対して回動自在になっており、上下に略直交する仮想平面(第1仮想平面)上で、前後に回動する。
また、第1リンク部材17は、図4や図5に示すように、長手方向の両端に各々、接点取付部20(第1接点取付部20a)の後端が機械的に接続してある。第1接点取付部20aは第1リンク部材17に対して回動自在になっており、第1仮想平面上で前後に回動する。そして、第1接点取付部20aは、前端に第1接点部11が固定してある。
そのため、第1接点部11は、第1接点取付部20aを介して、第1リンク部材17に支持される。そして、第1リンク部材17の回動時には、第1接点取付部20aが第1リンク部材17に対して回動することで、第1接点部11がガイド部8にガイドされながら、前後にスライド移動する。更に、連結部15は、図7に示すように、第1リンク部材17の前記回動時に、二つの第1接点部11のうち、一方を前方にスライド移動させて、残りの一方を後方にスライド移動させる。これによって、第1接点部11は、前記スライド移動が連動する。言い換えると、第1リンク部材17は、回動することで、第1接点部11同士を前後において互いに逆向きに相対移動させる。
また、連結部15は、この相対移動時において、前方に相対移動した側の第1接点部11の接点面10aを、溝部7a(立上り部6の前面6a)より前方に突出させることができる。言い換えると、連結部15は、第1接点部11同士を前後に相対移動させることで、一方の第1接点部11を溝部7aより前方に突出させ、他の一方の第1接点部11を溝部7aより後退させた状態にすることができる。そして、第1接点部11は、ガイド部8にガイドされることで、第1リンク部材17の前記回動時(前記相対移動時)に、第1接点部11同士の接点面10aの面角度が変化し難くなっている。
リンク接続子19は、図3や図4に示すように、上部で第1リンク部材17を回動自在で支持する。更に、リンク接続子19は下部が第2リンク部材18に機械的に接続してある。そして、リンク接続子19は、第2リンク部材18に対して回動自在になっており、左右に略直交する仮想平面(第2仮想平面)上で前後に回動する。
第2リンク部材18は、上下に長尺の棒状になっている。第2リンク部材18は、図4や図6に示すように、長手方向(上下)の略中央の部位が、連結基台21に機械的に接続してある。そして、第2リンク部材18は、連結基台21に対して回動自在になっており、第2仮想平面上で前後に回動する。
また、第2リンク部材18は、長手方向の一端(上端)で、リンク接続子19を回動自在で支持する。これによって、第2リンク部材18は、リンク接続子19及び第1リンク部材17を介して、第1接点部11(第1接点取付部20a)を支持する。そのため、第1接点部11は、第2リンク部材18の前記回動時に、リンク接続子19を第2リンク部材18に対して回動させながらガイド部8にガイドされることで、前後にスライド移動する。
そして、第2リンク部材18は、前記長手方向の反対側の一端(下端)に、第2接点部12用の接点取付部20(第2接点取付部20b)の後端が機械的に接続してある。第2接点取付部20bは、第2リンク部材18に対して回動自在になっており、第2仮想平面上で前後に回動する。
第2接点取付部20bは、前端に第2接点部12が固定してある。そのため、第2接点部12は、第2接点取付部20bを介して、第2リンク部材18に支持される。そして、第2リンク部材18の前記回動時には、第2接点取付部20bが第2リンク部材18に対して回動することで、第2接点部12がガイド部8にガイドされながら、前後にスライド移動する。
そのため、連結部15は、図7に示すように、第2リンク部材18の前記回動時に、第2リンク部材18で第1接点部11と第2接点部12とを連動させてスライド移動させる。すなわち、第2リンク部材18の前記回動時には、第1接点部11と第2接点部12のうち、一方が前方にスライド移動し、残りの一方が後方にスライド移動する。言い換えると、第2リンク部材18は、回動することで、第1接点部11と第2接点部12とを前後において互いに逆向きに相対移動させる。
更に、接点部10は、ガイド部8にガイドされるため、第2リンク部材18の前記回動時(前記相対移動時)に、第1接点部11と第2接点部12との互いの接点面10aの面角度が変化し難くなっている。そして、連結部15は、この相対移動時において、前方に相対移動した側の接点部10の接点面10aを、溝部7(立上り部6の前面6a)より前方に突出させることができる。なお、第1接点部11側を前方に突出するよう第2リンク部材18が回動した際には、第1リンク部材17が第1仮想平面上で回動した場合、例えば、第1接点部11の片方(一方)のみが前方に突出する。また、第1リンク部材17及び第2リンク部材18が互いに回動した場合には、第1接点部11の一方と第2接点部12とが溝部7より前方に突出してもよい。
連結基台21は、図3に示すように、立上り部6内部に設けてある。そして、連結基台21は、図8に示すように、上下に長尺になっている。連結基台21は下部に、図6に示すように、第2リンク部材18が機械的に接続してあり、連結部15(第2リンク部材18)を回動自在で支持する。そして、連結基台21の上部には、図8に示すように、小型電気機器40を保持する機器保持部22が固定してある。
機器保持部22は正面視矩形状で、その前端面22aが、立上り部6の前面6aと略面一或いはその前面6aより後方(立上り部6内部)に位置する。そして、機器保持部22は、機器本体41の被保持部45を保持する。被保持部45は、機器本体41内部の導電部44より第2端側に設けてある。例えば、本例では、機器保持部22が磁石で形成してあり、被保持部45が磁性体で形成してあり、機器保持部22は被保持部45を磁気的に保持する。
そして、機器保持部22は、ヘッド部42側を装置本体2に取り付けた姿勢で、且つ接点部10と導電部44とを電気的に接続した状態で、小型電気機器40(被保持部45)を保持する。言い換えると、補助装置1は、ヘッド部42側を装置本体2に取り付けた状態で、機器本体41の前記第2端側を、接点部10より上方の機器保持部22で保持する。
このように、補助装置1は、連結部15を備えたことで、第1接点部11同士や、両第1接点部11及び第2接点部12を、互いに逆向きに相対移動させることができる。言い換えると、補助装置1は、複数(三つ)の接点部10を互いに連動して前後に相対移動させることができる。そして、補助装置1は、ガイド部8を備えたことで、複数の接点部10の接点面10aの面角度を略一定にして、各接点部10を前後に移動(スライド移動)させることができる。
そして、補助装置1は、導電部44と接点部10とが機械的に接触して、導電部44からの荷重(接点荷重)を受けた際に、接点部10毎の接点荷重が異なる場合、連結部15を介して接点部10が相対移動する。このとき、補助装置1は、連結部15によって、接点面10aの面角度を略一定にしてスライド移動するため、各接点部10の接点荷重を略同一の状態にし易くすることができる。言い換えると、補助装置1は、接点部10同士を連結部15で相対移動自在としたことで、接点部10を後方から弾性的に支持しなくても、複数の接点部10の接点荷重を自動的に最適化し易くする(調整し易くする)ことができる。
これによって、補助装置1は、設置状態の違いや部品の寸法誤差等のバラツキを生じた場合であっても、複数の接点部10の接点荷重を略同一の状態(略均等の状態)にし易くすることができる。そのため、補助装置1は、接点荷重の偏りに伴う一部の接点部10の接触不良等を生じ難くすることができて、接点部10と導電部44とを安定して電気的に接続し易くすることができる。これによって、補助装置1は、小型電気機器40に対して充電や洗浄等の前記補助機能を行い易くすることができる。
また、補助装置1は、接点部10を溝部7に設けたことで、上方から小型電気機器40を受け部4に差し入れて、装置本体2に取り付ける時等において、接点部10が機器本体41に接触する等の取付時の障害を生じ難くすることができる。そして、補助装置1は、前記構成によって、導電部44が機器本体41から突出することになるが、溝部7に導電部44を通過させることで、突出した導電部44と接触等の取付時の障害を生じ難くすることができる。
更に、補助装置1は、機器保持部22の前端面22aが立上り部6の前面6aと略面一或いは立上り部6内部に位置して、機器保持部22が前面6aより前方側に位置しない。そのため、補助装置1は、例えば前記取付時の機器本体41が立上り部6の前面6aの近傍を通る際や導電部44が溝部7に入る際等に、機器保持部22を機器本体41や導電部44に干渉し難くすることができる。これによって、補助装置1は、機器保持部22を前記取付時の障害になり難くすることができる。
ところで、補助装置1は、接点荷重の偏りを抑制して所定の接点荷重で電気的な接続を確保する場合、前記偏りを抑制するために、立上り部6の前面6aと背面側部43との間に、機器本体41を前後に移動可能な空間を要することが好ましい。そして、この空間の相対移動方向(前後)の距離は、前記設置状態によって変動し易い。そのため、機器保持部22を前面6aより前方側に位置しないよう設けた場合、磁石の磁力等の機器保持部22の性能や構成或いは前記設置状態等によっては、機器保持部22での被保持部45の保持が困難になる恐れがある。
そこで、本例では、連結基台21を、図8や図9に示すように、立上り部6(装置本体2)に対して前後(接点部10の相対移動方向)に揺動自在で設けることで、前記設置状態等による保持への影響を軽減している。
具体的には、連結基台21が、揺動機構部(不図示)を介して立上り部6に支持される。そして、連結基台21は、揺動機構部によって、第2仮想平面上で、前後に揺動する。
連結基台21は、例えば、図8に示すような、機器保持部22の前端面22aが立上り部6の前面6aより前方側に突出しない状態から、前方に揺動することで、図9に示すような、機器保持部22(前端面22a)が前面6aより前方側に突出する状態になる。そして、連結基台21は、例えば、この機器保持部22が前面6aより前方側に突出した状態(図9に示す状態)から、後方に揺動することで、機器保持部22が前面6aより前方側に突出しない前記状態(図8に示す状態)になる。以下、機器保持部22が前面6aより前方側に突出しない前記状態(図8に示す状態)を、第1状態とし、連結基台21の機器保持部22が前面6aより前方側に突出した前記状態(図9に示す状態)を、第2状態とする。
また、補助装置1は、例えば、接点部10が導電部44と電気的に接続する(機械的に接触する)ことで、後方側を向く応力が連結基台21の下部側に加わる。これによって、揺動機構部は、連結基台21を第1状態から第2状態に向けて揺動させて、機器保持部22の前端面22aを立上り部6の前面6aより前方に突出させる。言い換えると、揺動機構部は、相対移動方向における機器保持部22の装置本体2に対する位置を調整する移動機構部24になっている。移動機構部24は、接点部10と導電部44との電気的な接続時に、機器保持部22を立上り部6の前方側に移動させる。そして、接点部10は、この揺動時に、連結部15によって前記相対移動することで、導電部44との電気的な接続を確保する(維持する)。
このように、補助装置1は、前記電気的に接続した状態で、機器保持部22を小型電気機器40側に突出させることができて、機器保持部22で被保持部45を保持し易くすることができる。これによって、補助装置1は、前記設置状態等による保持への影響を軽減し易くすることができる。そのため、補助装置1は、複数の接点部10の接点荷重を略同一の状態で、機器保持部22で小型電気機器40(被保持部45)を保持し易くなり、安定した姿勢(設置状態)で前記補助機能を行い易くすることができる。
更に、補助装置1は、連結基台21の前記揺動時に、機器保持部22が被保持部45から所定の距離以内に位置した際等に、機器保持部22と被保持部45との間の磁気的作用等で、機器保持部22を被保持部45に近づける向きに揺動し易くなる。これによって、補助装置1は、第1状態から第2状態に向けて揺動し易くすることができて、機器保持部22で被保持部45を保持し易くすることができる。
もちろん、補助装置1は、機器保持部22を被保持部45に近づけなくても、機器保持部22で被保持部45を保持可能な場合(保持可能な距離に位置する場合)、連結基台21を揺動させなくてもよい。また、補助装置1は、前記電気的な接続時に、例えば過剰な接点荷重を生じた際に、前記揺動によって、接点部10及び連結部15を後退させたり、機器保持部22で機器本体41を前方に押し動かしたりする等で、この過剰な接点荷重を低減させてもよい。この場合、補助装置1は、過剰な接点荷重に伴う接点部10や導電部44の消耗を抑制し易くすることができる。
次に、第2実施形態の例として、第2例を示す。なお、前述の第1例と重複する構成は、同じ符号を付し、重複する説明は省略して、本例(第2例)の特徴等を説明する。
本例では、図11に示すように、機器保持部22が、連結基台21を介さずに立上り部6に取り付けてある。具体的には、機器保持部22が、弾性体26(詳細は後述する)を介して立上り部6内部に取り付けてある。
機器保持部22は磁石で形成してあり、被保持部45は磁性体で形成してある。そして、機器保持部22は、小型電気機器40を装置本体2に取り付けた際に、被保持部45との磁気的作用によって、前方に移動する。これによって、補助装置1は、例えば、図11に示すように、機器保持部22の前端面22aを立上り部6の前面6aより前方側に突出した状態(第2状態)にすることができる。更に、機器保持部22は、弾性体26を介して立上り部6に支持してあるため、弾性体26の弾性力によって、被保持部45(機器本体41)を弾性的に保持する。
また、弾性体26は、例えば、機器保持部22を後方に引っ張る引張ばねになっており、その弾性力によって、機器保持部22を後方に引っ張るよう応力を付与している。そのため、機器保持部22で被保持部45を磁気的に保持した状態では、この応力によって、機器本体41の前記第2端側が、立上り部6側(後方)に移動し易くなっている。これによって、補助装置1は、小型電気機器40の設置姿勢等を調整することができる。更に、機器保持部22は、被保持部45の保持を解除した際に、弾性体26の弾性力によって、立上り部6から突出しない状態(第1状態)になる。
すなわち、機器保持部22は、機器保持部22を前後(前記相対移動方向)に移動させる移動機構部24としての機能の一部を兼ねる。そして、移動機構部24は、機器保持部22の磁石と、弾性体26とで構成されており、この磁石の磁気的作用及び弾性体26の応力(弾性力)を用いて、相対移動方向における機器保持部22の装置本体2に対する位置を調整する。
このように、補助装置1は、例えば前記取付時の機器本体41が立上り部6の前面6aの近傍を通る際や導電部44が溝部7に入る際等に、機器保持部22を第1状態とすることで、機器保持部22を立上り部6より前方に突出し難くすることができる。そして、補助装置1は、被保持部45を保持する際に、移動機構部24によって、機器保持部22を第1状態から第2状態にすることで、機器保持部22で被保持部45を保持し易くすることができる。更に、補助装置1は、機器保持部22で弾性的に被保持部45を保持したことで、設置姿勢等を自動的に調整し易くすることができる。
そのため、補助装置1は、前記設置状態による保持への影響を軽減し易くすることができて、前記磁気的に保持した状態で、接点部10を導電部44と電気的に接続し易くすることができる。これによって、補助装置1は、複数の接点部10の接点荷重を略同一の状態で、機器保持部22で小型電気機器40(被保持部45)を保持し易くなり、安定した姿勢(設置状態)で前記補助機能を行い易くすることができる。
また、弾性体26は、機器保持部22を前方に押す圧縮ばねであってもよい。この場合、補助装置1は、例えば、弾性体26の弾性力に抗して機器保持部22を第1状態にロックするロック部を備え、前記電気的な接続時に、ロック部のロックを解除して、弾性体26の弾性力によって機器保持部22を第2状態にすることが好ましい。
もちろん、移動機構部24は、機器保持部22が移動機構部24の機能の一部を兼ねたものや、弾性体26を用いた構成に限らない。例えば、移動機構部24は、クランク機構や、油圧や空気圧等のピストンや、ウォーム等の歯車組や、ソレノイド等を用いたり、これら構成を組み合わせて用いたりしてもよい。
また、第3実施形態の例として、第3例を示す。なお、前述の各例と重複する構成は、同じ符号を付し、重複する説明は省略して、本例(第3例)の特徴等を説明する。
本例では、図12に示すように、連結部15の構成が第1例と異なる。具体的には、連結部15が、第1リンク部材17及び第2リンク部材18及びリンク接続子19を各々二つ有する。
二つのリンク接続子19は、上下に略同じ高さに位置し、且つ左右に略重なって位置する。そして、リンク接続子19は、前後にずれて位置する。言い換えると、リンク接続子19は、正面視略重なって位置し、側面視及び平面視略平行して並んで位置する。
第1リンク部材17は各々、長手方向が略平行して前後に並んだ状態で配置してある。そして、第1リンク部材17は各々、互いの回動中心(リンク接続子19)が前後に沿った仮想直線上に並んで位置する。この回動中心は各々、軸心が上下に沿って位置し、且つ前記仮想直線に略直交する。
更に、第1リンク部材17は各々、左右の略中央の部位に、異なるリンク接続子19が機械的に接続してある。そのため、第1リンク部材17は夫々、第1仮想平面上で、前後に回動自在になっている。そして、各第1リンク部材17は、左右の同じ側の端部に夫々、同一の第1接点取付部20aが回動自在で機械的に接続してある。
そのため、二つの第1リンク部材17は各々、リンク接続子19に対する回動が、第1接点取付部20aに規制される。これによって、二つの第1リンク部材17は、図13に示すように、互いに前記略平行して並んだ状態を維持して、各々前記異なるリンク接続子19を回動中心として同じ向きに回動する。
すなわち、二つの第1リンク部材17は、回動中心の軸心が略平行して前後に並び且つ同じ向きに回動する平行リンク(第1平行リンク)になっている。そして、第1平行リンクは、二つの第1リンク部材17の左右の同じ側の端部で夫々、同一の第1接点部11を支持している。
そのため、連結部15は、第1平行リンクの回動によって、各第1接点部11を夫々、略平行して左右に並ぶ状態を維持して、前後に相対移動させることができる。そして、各第1接点部11は夫々、前記相対移動に伴い、互いの接点面10aの面角度を維持した状態で正面視の座標を変化させる所謂ワイピング動作を行いながら、互いに前後に相対移動する。これによって、各第1接点部11は夫々、相対移動時に、ガイド部8によるガイド無しでも、接点面10aの傾きを変化し難くすることができる。
二つの第2リンク部材18は、長手方向が略平行して前後に並んだ状態で配置してある。そして、両第2リンク部材18は、互いの回動中心(連結基台21による支持位置)が、前後に沿った仮想直線上に並んで位置する。この回動中心は各々、軸心が左右に沿って位置し、且つリンク接続子19の並ぶ前記仮想直線に略直交する。
更に、二つの第2リンク部材18は各々、左右の略中央の部位が、前後の異なる位置で連結基台21に回動自在で支持してある。そして、二つの第2リンク部材18は、長手方向の同じ側の端部(上端)に夫々、異なるリンク接続子19が回動自在で機械的に接続してある。更に、二つの第2リンク部材18は、長手方向の前記端部の反対側の端部(下端)に、同一の第2接点取付部20bが回動自在で機械的に接続してある。
そのため、二つの第2リンク部材18は、連結基台21に対する回動が、第2接点取付部20b及び第1平行リンクを介した第1接点取付部20a等に規制される。これによって、二つの第2リンク部材18は、図12に示すように、互いに前記略平行して並んだ状態を維持して、各々連結基台21に保持された前記前後の異なる位置を回動中心として回動する。
すなわち、二つの第2リンク部材18は、回動中心の軸芯が略平行して前後に並び且つ同じ向きに回動する平行リンク(第2平行リンク)になっている。そして、第2平行リンクは、長手方向の一端で第2接点部12を支持している。更に、第2平行リンクは、長手方向の反対側の一端で、第1平行リンクを介して第1接点部11を支持している。
そのため、第2接点部12及び第1接点部11は、第2平行リンクの回動によって、接点面10aの面角度を維持した状態で正面視の座標を変化させる所謂ワイピング動作を行いながら、前後にスライド移動する。これによって、第2接点部12及び第1接点部11は、前記スライド移動時に、ガイド部8によるガイド無しでも、接点面10aの面角度を変化し難くすることができる。
このように、補助装置1は、平行リンクを有する連結部15で複数の接点部10(第1接点部11及び第2接点部12)を支持したことで、複数の接点部10を前記ワイピング動作を行わせながら、相対移動させることができる。これによって、補助装置1は、複数の接点部10をスムーズに相対移動し易くすることができて、複数の接点部10の接点荷重を略同一にし易くすることができる。
なお、本発明は、前述の各実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことや、各例の構成を組み合わせて用いることが可能である。例えば、補助装置1は、充電可能で洗浄可能な洗浄スタンドに限らず、充電可能で洗浄不可能な充電スタンドや、充電不可能で洗浄可能な洗浄スタンド等であってもよい。また例えば、補助装置1は、ヘッド部42を上方に向けた姿勢や斜めに傾けた姿勢等で、小型電気機器40を立てた状態で保持するもの等であってもよい。
また例えば、補助装置1は、前述のように小型電気機器40を立てた状態で保持するスタンド装置に限らず、小型電気機器40を寝かせた姿勢等の長手方向を横向きとした状態で保持するものであってもよい。
また、補助装置1は、充電可能で洗浄可能な場合、例えば、充電と洗浄とのうち一方のみを行ったり、充電と洗浄とを所定の順番等で個別に行ったり、充電と洗浄とを平行して行ったり等する。そして、平行して行う場合には、例えば、同時に開始したり、一方が先に開始したり、同時に終了したり、一方が先に終了したり等する。更に、充電可能で洗浄可能な補助装置1では、前述の条件を複数有する場合、充電と洗浄とを前述の条件のいずれで行うかを使用者が選択可能なものが好ましい。もちろん、前述の条件や補助機能を複数有する場合では、補助装置1や小型電気機器40が、前述の条件のいずれで行うかや補助機能のいずれを行うかを判断や選択等する、或いは使用者に選択させるものであってもよい。
また例えば、小型電気機器40は、背面側部43の反対側(正面側部)等の周面を形成する他の部位に導電部44を設けて、この部位から導電部44が突出するもの等であってもよい。この場合、補助装置1は、例えば、小型電気機器40を保持した状態で導電部44を設けた部位に対向する壁部(例えば正面壁部等)に、立上り部6や接点部10等を設けたものになる。また例えば、小型電気機器40は、電気かみそり装置40aに限らず、髪等の体毛を切断するバリカンや、毛を引き抜く挟持爪や熱により毛を切断する発熱体をヘッド部42に有した他の除毛装置等であってもよい。また例えば、小型電気機器40は、前述の電気かみそり装置40a等の除毛装置に限らず、ブラシをヘッド部42に有した所謂歯ブラシ等の口腔衛生装置等であってもよい。これらの場合、補助装置1は、補助機能が充電や洗浄のみに限らず、ヘッド部42を冷却する冷却機能や、ヘッド部42を乾燥させる乾燥機能や、静電霧化水や紫外線等を用いた殺菌や除菌機能等であってもよい。
また例えば、補助装置1は、機器本体41が把持し易いように導電部44を設けた部位(例えば背面側部43)に曲面を有する場合、第1接点部11を前後に相対移動等可能で且つ接点面10aを左右中央側に傾けて配置してもよい。また例えば、補助装置1は、機器保持部22が磁気的作用を用いて保持するものに限らず、機器保持部22としてアームやフック等を設ける等で、機械的に機器本体41を保持してもよい。この場合、補助装置1は、アームやフック等を立上り部6の側方に設けて、機器本体41を左右の側面側部側を保持してもよい。更にこの場合、補助装置1は、アームやフック等を立上り部6より前方に予め突出して設けあってもよく、保持する際に、移動機構部24で相対移動方向における立上り部6に対する前記位置を調整してもよい。
また例えば、補助装置1は、接点部10の数が、四つ以上や二つであってもよい。もちろん、補助装置1は、接点部10の数が、小型電気機器40の導電部44と同数でなくてもよい。また例えば、補助装置1は、第2接点部12(信号通信用の接点部10)を導電部44との電気的な接続で小型電気機器40の取付を検知する検知部等として用いてもよい。また例えば、補助装置1は、連結部15が、第1リンク部材17を二つ有し且つ第2リンク部材18を一つ有する等で、一部のみに平行リンクを有してもよい。また例えば、導電部44は、背面側部43等の機器本体41や立上り部6の前面6a等であるその取付面に対して突出しないものであってもよい。
1 補助装置
2 装置本体
10 接点部
11 第1接点部
12 第2接点部
15 連結部
16 第1リンク部材(第1のリンク部材)
18 第2リンク部材(第2のリンク部材)
20 連結基台
22 機器保持部
24 移動機構部
40 小型電気機器
41 機器本体
44 導電部
44a 第1導電部
44b 第2導電部
45 被保持部

Claims (7)

  1. 充電用や信号通信用に複数の導電部を備えた小型電気機器に対して、この導電部と電気的に接続する複数の接点部を備えた補助装置であって、
    前記接点部同士を機械的に接続してこの接点部同士を互いに逆向きに相対移動させる連結部を備えたものであることを特徴とする補助装置。
  2. 前記連結部が、回動自在で且つ前記接点部を支持するリンク部材を備え、
    前記接点部同士が前記リンク部材を介して前記相対移動するものであることを特徴とする請求項1に記載の補助装置。
  3. 前記接点部を三つ以上備え、
    前記連結部が、回動自在で且つ前記接点部のうち二つの前記接点部を支持してこの接点部同士を前記相対移動させる第1の前記リンク部材と、回動自在で且つ前記第1の前記リンク部材の回動中心を支持する第2の前記リンク部材とを備え、
    前記第2の前記リンク部材が、他の一つの前記接点部、或いは他の二つの前記接点部を支持する前記第1の前記リンク部材とは別の前記リンク部材を支持して、前記回動中心と、前記他の一つの前記接点部或いは前記別の前記リンク部材とを前記相対移動させるものであることを特徴とする請求項2に記載の補助装置。
  4. 前記連結部が、平行リンクを有するものであることを特徴とする請求項2又は3に記載の補助装置。
  5. 前記小型電気機器を保持する機器保持部と、この機器保持部を前記接点部の相対移動方向に移動させる移動機構部とを備え、
    前記移動機構部が、前記機器保持部を支持して、前記機器保持部の前記相対移動方向の位置を調整するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の補助装置。
  6. 前記連結部を支持する連結基台に、前記機器保持部を設け、
    前記移動機構部が、前記接点部の電気的な接続時に前記連結基台を前記相対移動方向に揺動させる揺動機構部を有するものであることを特徴とする請求項5に記載の補助装置。
  7. 前記移動機構部が、前記連結部を支持する連結基台と別体で前記機器保持部を支持して、前記接点部の電気的な接続時に前記機器保持部を前記小型電気機器側に突出させるものであることを特徴とする請求項5に記載の補助装置。
JP2012103402A 2012-04-27 2012-04-27 補助装置 Pending JP2013230215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103402A JP2013230215A (ja) 2012-04-27 2012-04-27 補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103402A JP2013230215A (ja) 2012-04-27 2012-04-27 補助装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013230215A true JP2013230215A (ja) 2013-11-14

Family

ID=49677274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012103402A Pending JP2013230215A (ja) 2012-04-27 2012-04-27 補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013230215A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018174621A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 日本電気株式会社 充電装置及び充電ユニット
EP3533356A1 (en) 2017-10-13 2019-09-04 Maxell Izumi Co., Ltd. Electric shaver cleaning system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018174621A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 日本電気株式会社 充電装置及び充電ユニット
EP3533356A1 (en) 2017-10-13 2019-09-04 Maxell Izumi Co., Ltd. Electric shaver cleaning system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8851912B2 (en) Power socket having an electromagnetic pop-up mechanism
US8834190B2 (en) Electrical connector with latch
US20130040482A1 (en) Electrical connector with side-mounted latch
CN105643671B (zh) 电动剃刀
US20150270729A1 (en) Battery charger
US20120162925A1 (en) Card tray ejection mechanism and electronic device using the same
KR101753691B1 (ko) 이동형 로봇용 도킹 스테이션
US9721735B2 (en) Multi-function charger
JP2013230215A (ja) 補助装置
CN103782474A (zh) 电动剃刀和充电器之间的保持构造
KR20130019200A (ko) 전기차량의 배터리 충전용 인터페이스장치
US9031398B2 (en) Wireless camera apparatus and wireless camera device
CN209378310U (zh) 颈部按摩器
CN103441390B (zh) 可快速更换插脚的电源插头及具有该电源插头的电子设备
CN214540387U (zh) 一种显影盒
CN209500543U (zh) 颈部按摩器
KR101627460B1 (ko) 회전형 휴대단말기 충전시스템
JP5887042B1 (ja) コネクタ
KR20130001081A (ko) 전원 접속기구
KR101883937B1 (ko) Ssd 용 소켓장치
JP2012055122A (ja) 充電器
CN107069283A (zh) 一种车体电连接器
CN2826674Y (zh) 塑壳断路器的动触头
CN220272915U (zh) 一种滑轨供电结构
CN104167333B (zh) 一种小型断路器