JP2013229800A - 圧電型エキサイタ - Google Patents

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Abstract

【課題】片持ち梁状のビームを備えた圧電型エキサイタにおいて、コンパクトな構成を維持した上で所期の振動特性を確保する。
【解決手段】ビーム20を片持ち梁状に支持するビーム支持部材30の下面に、ベースプレート40が固定された構成とする。その際、ビーム支持部材30におけるビーム20の自由端側の第1端面30aに、ビーム20を構成するシム22の基端部22bが上下方向に撓まないように該基端部22bの左右両端部と係合する左右1対のガイド部30bが、ビーム20の自由端側へ向けて突出するように形成された構成とする。その上で、ビーム支持部材30の左右両側面に、ビーム20の長手方向に延びるリブ30dが、第1端面30aを長手方向に跨ぐように形成された構成とする。これにより、各リブ30dの側方突出量をベースプレート40の各側面壁44の板厚の範囲内に抑えた上で、各ガイド部30bの剛性向上を図る。
【選択図】図5

Description

本願発明は、励振用パネル(例えば液晶ディスプレイのタッチパネル等)を振動させるために、この励振用パネルに取り付けられた状態で使用される圧電型エキサイタに関するものであり、特に、片持ち梁状のビームを備えた圧電型エキサイタに関するものである。
従来より、液晶ディスプレイを備えた携帯用端末等において、そのスピーカとして、液晶ディスプレイのタッチパネルを振動させるように構成されたものが知られている。そして、そのスピーカを駆動するためのアクチュエータとして、片持ち梁状のビームを備えた圧電型エキサイタが知られている。
このような圧電型エキサイタの構成としては、平板状に形成されたシムの上面および/または下面に圧電素子が固定されてなるビームと、このビームを片持ち梁状に支持するビーム支持部材と、このビーム支持部材の下面に固定されたベースプレートとを備えたものが知られている。
そして、この圧電型エキサイタは、そのベースプレートの下面において励振用パネルに貼着等により取り付けられた状態で、圧電素子に電圧が印加されることにより、ビームが上下に撓んで振動し、これにより励振用パネルを振動させるように構成されている。
「特許文献1」には、このような圧電型エキサイタにおけるベースプレートの構成として、ビーム支持部材の下面に沿って延びる底面壁とビーム支持部材の左右両側において立ち上がる左右1対の側面壁とを備えた構成が記載されている。
一方「特許文献2」には、ビーム支持部材におけるビームの自由端側の第1端面に、シムの基端部が上下方向に撓まないように該基端部の左右両端部と係合する左右1対のガイド部が、ビームの自由端側へ向けて突出するように形成された圧電型エキサイタが記載されている。
特開2011−129971号公報 特開2011−155397号公報
片持ち梁状のビームを備えた圧電型エキサイタにおいては、ビームの振動に伴ってビーム支持部材がベースプレートから反力を受けることとなるが、ビームの振幅が大きくなると、ビーム支持部材における第1端面側の端部に大きな反力が集中的に作用することとなる。このため、ビーム支持部材は、その第1端面側の端部がベースプレートから浮き上がるように変位してしまい、ビームの振動を励振用パネルに適切に伝達することができなくなってしまう。また、この浮き上がりによって、ビームの有効長が長くなってしまうため、本来は振動力の大小にかかわらず一定の値に維持されるべき最低共振周波数F0が、振動力の増大に伴って低下してしまい、所期の振動特性が得られなくなってしまう。
これに対し、上記「特許文献2」に記載された圧電型エキサイタのように、ビーム支持部材の第1端面に左右1対のガイド部が形成された構成とすれば、ビームの振動に伴ってビーム支持部材がベースプレートから受ける反力をビームの長手方向に分散させることができる。そしてこれにより、ビーム支持部材における第1端面側の端部に反力が集中的に作用してしまうのを未然に防止ことができる。
しかしながら、このようにビーム支持部材に左右1対のガイド部が形成された構成とした場合には、両ガイド部の左右幅の分だけビーム支持部材およびベースプレートの左右幅が大きくなってしまうので、圧電型エキサイタをコンパクトに構成することができなくなってしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、片持ち梁状のビームを備えた圧電型エキサイタにおいて、コンパクトな構成を維持した上で所期の振動特性を確保することができる圧電型エキサイタを提供することを目的とするものである。
本願発明は、ビーム支持部材の構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る圧電型エキサイタは、
平板状に形成されたシムの上面および/または下面に圧電素子が固定されてなるビームと、このビームを片持ち梁状に支持するビーム支持部材と、このビーム支持部材の下面に固定されたベースプレートとを備え、上記ベースプレートの下面において励振用パネルに取り付けられるように構成された圧電型エキサイタにおいて、
上記ベースプレートが、上記ビーム支持部材の下面に沿って延びる底面壁と、上記ビーム支持部材の左右両側において立ち上がる左右1対の側面壁とを備えており、
上記ビーム支持部材における上記ビームの自由端側の第1端面に、上記シムの基端部が上下方向に撓まないように該基端部の左右両端部と係合する左右1対のガイド部が、上記ビームの自由端側へ向けて突出するように形成されており、
上記ビーム支持部材の左右両側面に、上記ビームの長手方向に延びるリブが、該ビーム支持部材の第1端面を上記長手方向に跨ぐように形成されている、ことを特徴とするものである。
上記構成において、「上面」や「下面」等の方向性を示す用語は、圧電型エキサイタを構成する各部材相互間の位置関係を明確にするために便宜上用いたものであって、これにより圧電型エキサイタを実際に使用する際の方向性が限定されるものではない。
上記「リブ」は、ビームの長手方向に延びるように形成され、かつ、ビーム支持部材の第1端面を上記長手方向に跨ぐように形成されていれば、その具体的な形成位置や形成範囲あるいはその断面形状等は特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る圧電型エキサイタにおいては、ビーム支持部材におけるビームの自由端側の第1端面に、ビームを構成するシムの基端部が上下方向に撓まないようにその左右両端部と係合する左右1対のガイド部が、ビームの自由端側へ向けて突出するように形成されているので、ビームの振動に伴ってビーム支持部材がベースプレートから受ける反力をビームの長手方向に分散させることができる。そしてこれにより、ビーム支持部材における第1端面側の端部に反力が集中的に作用してしまうのを未然に防止ことができる。
その上で、本願発明に係る圧電型エキサイタにおいては、ビーム支持部材の左右両側面に、ビームの長手方向に延びるリブが形成されており、その際、これら各リブは、ビーム支持部材の第1端面をビームの長手方向に跨ぐように形成されているので、これら左右1対のリブの存在により左右1対のガイド部の剛性を高めることができる。そして、このようにして剛性を高めることができた分だけ、各ガイド部の左右幅を小さくすることができるので、圧電型エキサイタをコンパクトに構成することができる。
その際、各リブの側方突出量をベースプレートの各側面壁の板厚と同じ値またはそれよりも小さい値に設定すれば、リブを形成したことによって圧電型エキサイタの左右幅が増大してしまうのを未然に防止することができる。また、各リブの側方突出量をベースプレートの各側面壁の板厚よりも大きい値に設定した場合においても、リブを形成したことによって圧電型エキサイタの左右幅が増大する量は、各リブの側方突出量とベースプレートの各側面壁の板厚との差の2倍分に過ぎないので、圧電型エキサイタの左右幅が増大してしまうのを効果的に抑制することができる。
このように本願発明によれば、片持ち梁状のビームを備えた圧電型エキサイタにおいて、コンパクトな構成を維持した上で所期の振動特性を確保することができる。
上記構成において、各リブがビームのシムと略同じ高さ位置に形成された構成とすれば、ビームの振動中心位置に各リブが配置されることとなるので、各ガイド部の剛性を効果的に向上させることができる。
上記構成において、ベースプレートの各側面壁は、その底面壁からある程度の高さで形成されることが、圧電型エキサイタを励振用パネルに取り付けたときの剛性を確保する上で好ましい。その際、ベースプレートの各側面壁が、ビーム支持部材の第1端面の位置においてリブよりも上方まで延びるように形成された構成とすると、各リブと干渉してしまうこととなる。そこで、ベースプレートの各側面壁に、各リブとの干渉を回避するための逃げ部が形成された構成とすれば、ベースプレートの各側面壁の高さを十分に確保することができる。
この場合において、ベースプレートの各逃げ部が、各リブの上側面と係合するように形成された開口部で構成されたものとすれば、各リブと各開口部の上端縁との係合によりビーム支持部材とベースプレートとの上下方向の位置決めを図ることができる。また、このように各逃げ部を開口部で構成することにより、逃げ部を形成したことによるベースプレートの各側面壁の剛性低下を最小限に抑えることができる。
さらに、この場合において、各リブの下側面が、斜め上方へ向けて延びる傾斜面で構成されたものとすれば、各リブを各開口部に嵌め込むことが容易に可能となる。
上記構成において、ベースプレートの底面壁における、ビーム支持部材の第1端面からビームの自由端側に離れた位置に、開口部が形成された構成とした上で、ビームの基端部の下面とビーム支持部材の第1端面とベースプレートの底面壁とで囲まれた空間に接着剤が充填された構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、接着剤の充填により、ビームの振動に伴ってビーム支持部材がベースプレートから受ける反力を効果的に分散させることができる。そしてこれにより、ビームが大きな振幅で振動したような場合においても、ビーム支持部材がベースプレートから剥離してしまうおそれを最小限に抑えることができる。したがって、振動力の増大に伴って最低共振周波数F0が低下して、所期の振動特性が得られなくなってしまうのを未然に防止することができる。その際、接着剤は、その表面張力によって開口部の周囲に充填されることとなるので、接着剤が不用意に広範囲にわたって充填されてしまうことにより最低共振周波数F0がばらついてしまうのを未然に防止することができる。
この場合において、各ガイド部の下面がビーム支持部材の下面よりも上方側に位置する構成とし、各ガイド部の下面とベースプレートの底面壁との間にも接着剤が充填された構成とすれば、ビームの振動に伴ってビーム支持部材がベースプレートから受ける反力の分散効果を一層高めることができる。
その際、この接着剤として弾性系接着剤を用いるようにすれば、大きな表面張力を確保することができるので、これを開口部の周囲に充填することが容易に可能となる。
上記構成において、ビーム支持部材の下面とベースプレートの底面壁とが弾性系接着剤で接着された構成とすれば、ビームの振動に伴ってビーム支持部材がベースプレートから受ける反力の分散効果を十分高めることができる。また、このような構成を採用することにより、圧電型エキサイタに衝撃荷重が作用したような場合においても、接着面が剥離してしまうおそれを最小限に抑えることができる。
(a)は本願発明の一実施形態に係る圧電型エキサイタを上向きに配置した状態で示す側面図、(b)はその平面図 図1(b)のII−II線断面詳細図 図2のIII 方向矢視図 上記圧電型エキサイタの組付けの様子を示す、図2のIV−IV線断面図 上記圧電型エキサイタを斜め上方から見て示す斜視図 上記圧電型エキサイタの組付けの様子を示す、図5の要部詳細図 上記圧電型エキサイタの機能を確認するために行った解析の結果を説明する図であって、(a)は上記圧電型エキサイタの解析モデルの要部を斜め下方から見て示す斜視図、(b)は従来例の解析モデルの要部を斜め下方から見て示す斜視図 (a)は圧電型エキサイタの適正な振動特性を示すグラフ、(b)は上記従来例の振動特性を示すグラフ
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る圧電型エキサイタ10を上向きに配置した状態で示す図であって、(a)が側面図、(b)が平面図である。また、図2は、図1(b)のII−II線断面詳細図であり、図3は、図2のIII 方向矢視図である。
図4は、圧電型エキサイタ10の組付けの様子を示す、図2のIV−IV線断面図である。また、図5は、圧電型エキサイタ10を斜め上方から見て示す斜視図であり、図6は、その組付けの様子を示す、図5の要部詳細図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る圧電型エキサイタ10は、平板状に形成されたシム22の上下両面に圧電素子24がそれぞれ固定されてなるバイモルフ型のビーム20と、このビーム20を片持ち梁状に支持するビーム支持部材30と、このビーム支持部材30の下面30cに固定されたベースプレート40とを備えた構成となっている。
そして、この圧電型エキサイタ10は、そのベースプレート40の下面において、液晶ディスプレイのタッチパネル等の励振用パネル2に貼着等により取り付けられた状態で用いられるようになっている。その際、この圧電型エキサイタ10は、その圧電素子24に電圧が印加されることにより、そのビーム20が上下に撓んで振動し、これにより励振用パネル2を振動させるように構成されている。
ビーム20のシム22は、平面視において長方形の外形形状を有するステンレス鋼板等の金属板であって、その長手方向の寸法が30〜40mm程度(例えば35mm程度)、幅方向の寸法が3〜5mm(例えば4mm程度)程度、厚みが0.2〜0.4mm程度(例えば0.3mm程度)の値に設定されている。
このシム22は、その長手方向の一端部が、ビーム支持部材30に埋設固定されており、これによりビーム20の片持ち支持が行われるようになっている。その際、このシム22の基端部22bは、その最基端部22b1の上面が部分的にビーム支持部材30から露出しており、この露出部分によって圧電型エキサイタ10の第1端子が構成されている。
上下1対の圧電素子24は、シム22の上下両面においてビーム支持部材30から露出している部分に貼着されている。これら各圧電素子24は、平面視においてシム22よりもひと回り小さい長方形の外形形状を有している。すなわち、これら各圧電素子24は、その長手方向に関しては、ビーム支持部材30におけるビーム20の自由端側(以下、単に「自由端側」という)の第1端面30aの位置からビーム20の自由端(具体的にはシム22の端縁22a)の近傍までの間の領域に形成されており、その幅方向に関しては、シム22よりもやや狭い範囲内の領域に形成されている。これら各圧電素子24は、その厚みが0.2〜0.4mm程度(例えば0.3mm程度)の値に設定されている。
そして、上側に位置する圧電素子24の上面および下側に位置する圧電素子24の下面には、その全範囲にわたって金属箔26がそれぞれ貼着されている。この金属箔26は、ステンレス鋼や42ニッケル合金等の硬度の高い金属材料により構成されており、その厚みは0.02〜0.04mm程度(例えば0.03mm程度)の値に設定されている。
ビーム支持部材30は、シム22をインサートとして成形された樹脂成形品として構成されている。このビーム支持部材30は、その厚みが1.5〜2.5mm程度(例えば2mm程度)の値に設定されており、その上下両面がシム22の板厚中心に対して略等距離の位置に形成されている。
このビーム支持部材30は、その自由端側の第1端面30aがビーム20の長手方向と直交する鉛直面状に形成されている。そして、この第1端面30aの左右両端部には、自由端側へ向けて突出する左右1対のガイド部30bが形成されている。
これら各ガイド部30bは、側面視において矩形形状を有する鉛直壁として構成されている。その際、これら各ガイド部30bは、その左右方向の厚みが0.08〜0.12mm程度(例えば0.1mm程度)の値に設定されている。また、これら各ガイド部30bは、その外側面がビーム支持部材30の外側面と面一で延びるように形成されている。そして、これら各ガイド部30bは、その内側面においてシム22の基端部22bを包むようにして該基端部22bと上下両側から係合しており、これによりシム22の基端部22bを上下方向に撓ませないようにしている。
これら各ガイド部30bの下面30b1は、ビーム支持部材30の下面30cよりも上方側に位置している。その際の上方変異量は、0.2〜0.4mm程度(例えば0.3mm程度)に設定されている。
ビーム支持部材30の左右両側面には、ビーム20の長手方向に延びるリブ30dが形成されている。これら各リブ30dは、ビーム支持部材30の第1端面30aをビーム20の長手方向に跨ぐように(すなわち各ガイド部30bの外側面の途中位置まで延びるように)形成されている。
これら各リブ30dは、シム22と略同じ高さ位置に形成されている。また、これら各リブ30dは、側面視においてビーム20の長手方向に細長く延びる矩形状に形成されており、その長手方向の中心位置が第1端面30aよりもやや自由端側に位置している。
その際、これら各リブ30dの長さは、各ガイド部30bの自由端側への突出長さよりもやや短い値に設定されている。また、これら各リブ30dの側方突出量は、ベースプレート40の板厚(これについては後述する)よりも僅かに小さい値(例えば0.08mm程度)に設定されている。
これら各リブ30dの上側面30d1は水平面で構成されているが、その下側面30d2は斜め上方へ向けて延びる傾斜面で構成されている。そして、これら各リブ30dは、その先端面がシム22と略同じ高さ位置においてシム22の板厚と略同じ上下幅で形成されている。
また、このビーム支持部材30の左右両側面における各リブ30dよりも基端部側の位置には、左右1対の位置決めキー30eが形成されている。これら各位置決めキー30eは、側面視において上下方向に細長く延びる矩形状に形成されており、その下端面が各リブ30dの上側面30d1と同じ高さに位置している。
さらに、このビーム支持部材30の上面および下面には、ビーム20の長手方向に延びる溝部30fが形成されている。そして、この溝部30fには、ビーム支持部材30の基端部側からU字形のピン60が嵌め込まれるようにして装着されている。このピン60は、その1対の開放端部がビーム20の上下1対の金属箔26にハンダ62によって導通固定されている。そして、このピン60によって圧電型エキサイタ10の第2端子が構成されている。
ベースプレート40は、ビーム支持部材30の下面30cに沿って水平方向に延びる底面壁42と、この底面壁42からビーム支持部材30の左右両側においてその両側壁面に沿って鉛直方向に立ち上がる左右1対の側面壁44とで構成されており、角張った略U字形の断面形状を有している。このベースプレート40は、板厚0.05〜0.2mm程度(例えば0.1mm程度)のステンレス鋼板等の金属板に曲げ加工等を施すことにより形成されている。
このベースプレート40は、各側面壁44の上端縁44aがビーム支持部材30の上面と略同じ高さに位置する略U字形の断面形状を維持したまま、自由端側へビーム20の途中位置まで水平方向に延びるように形成されている。
このベースプレート40には、その左右1対の側面壁44における上記長手方向の基端縁(すなわち自由端側の端縁とは反対側の端縁)の近傍にカシメ爪44cがそれぞれ形成されている。そして、このベースプレート40の底面壁42をビーム支持部材30の下面30cに対して接着剤70で接着した状態で、左右1対のカシメ爪44cをビーム支持部材30の上面に対して左右両側からカシメることにより、ベースプレート40とビーム支持部材30とが強固に固定されるようになっている。
このベースプレート40の各側面壁44は、カシメ爪44cに対して上記長手方向の両側に位置する部分が切欠き部として形成されており、その自由端側に位置する切欠き部44bにビーム支持部材30の各位置決めキー30eが嵌め込まれることにより、ビーム支持部材30をベースプレート40に対して上記長手方向に位置決めするようになっている。
ベースプレート40の各側面壁44は、ビーム支持部材30の各リブ30dよりも上方まで延びるように形成されているが、これら各側面壁44には、各リブ30dとの干渉を回避するための逃げ部として開口部44dが形成されている。
これら各開口部44dは、上記長手方向に各リブ30dよりも長く延びる長円形状を有している。そして、これら各開口部44dの上端縁において各リブ30dの上側面30d1と係合するようになっている。
図4、6に示すように、ビーム支持部材30がベースプレート40に組み付けられる際には、ビーム支持部材30の各リブ30dが、その傾斜面として形成された下側面30d2においてベースプレート40の各側面壁44を押し拡げながら下方へ移動して、ベースプレート40の各開口部44dに嵌め込まれるようになっている。
ベースプレート40の底面壁42には、ビーム支持部材30の第1端面30aから自由端側に離れた位置に開口部42aが形成されている。この開口部42aは、左右方向にやや長い略矩形状に形成されている。
ビーム支持部材30の下面30cとベースプレート40の底面壁42とを接着する接着剤70は、ビーム支持部材30をベースプレート40に組み付ける際に、その底面壁42に予め塗布されるようになっている。この接着剤70としては弾性系接着剤(例えばシリコーン系接着剤等)が用いられている。
また、ビーム20の基端部の上下両面におけるビーム支持部材30の第1端面30aと左右1対のガイド部30bとで囲まれた部分には、接着剤72がそれぞれ塗布されている。この接着剤72としては弾性系接着剤(例えばシリコーン系接着剤等)が用いられている。
さらに、ビーム20の基端部の下面とビーム支持部材30の第1端面30aとベースプレート40の底面壁42とで囲まれた空間には、接着剤72を覆うようにして接着剤74が充填されている。この接着剤74は、各ガイド部30bの下面30b1とベースプレート40の底面壁42との間にも充填されている。その際、ベースプレート40の底面壁42には開口部42aが形成されているので、この接着剤74は、その表面張力によって開口部42aを囲むように充填されることとなる。
この接着剤74は、接着剤70と同一の弾性系接着剤であって、ビーム支持部材30をベースプレート40に組み付ける際に、その底面壁42に予め塗布されるようになっている。ただし、この接着剤74は、ビーム支持部材30をベースプレート40に組み付けた後においても、必要に応じて開口部42aから注入されるようになっている。
ビーム20の上面には、ベースプレート40の自由端側の端縁の近傍からビーム20の自由端の近傍までの間の領域に、平板状のクッション部材50が貼着等により取り付けられている。このクッション部材50は、平面視において圧電素子24よりも僅かに幅の狭い長方形の外形形状を有している。このクッション部材50は、その厚みが0.4〜0.6mm程度(例えば0.5mm程度)の値に設定されている。
図7は、本実施形態に係る圧電型エキサイタ10の機能を確認するために行った解析の結果を説明する図であって、同図(a)は、本実施形態の解析モデルM10の要部を斜め下方から見て示す斜視図であり、同図(b)は、従来例の解析モデルM110の要部を斜め下方から見て示す斜視図である。
同図(a)に示す解析モデルM10は、そのビーム支持部材M30が、圧電型エキサイタ10のビーム支持部材30に対してやや簡略化された外形形状を有している。すなわち、このビーム支持部材M30は、その下面M30cの全領域が平面で構成されており、ビーム支持部材30のように長手方向に延びる溝部30fが形成された構成とはなっていない。
だだし、このビーム支持部材M30における各ガイド部M30bの形状および各リブM30dの形状は、圧電型エキサイタ10のビーム支持部材30の場合と全く同様である。
また、この解析モデルM10のビームM20は、そのシムM22の基端部M22bが単純な矩形状の基端縁形状を有している点で、圧電型エキサイタ10のビーム20と異なっているが、それ以外の構成についてはビーム20の場合と全く同様である。
そして、この解析モデルM10を駆動したときに、そのビーム支持部材M30の下面M30cに生じる応力を解析した。
具体的には、この解析モデルM10のビーム支持部材M30を、圧電型エキサイタ10のベースプレート40と同様のベースプレート(図示せず)に対して弾性系接着剤を用いて接着し、かつ、このベースプレートの下面(すなわち励振用パネルへの取付け面)を完全に拘束した状態で、その圧電素子M24に電圧を印加してビームM20を振動させた。
同図(a)には、ビームM20の振動により、その振幅が最大になったとき、ビーム支持部材M30の下面M30cに生じる垂直応力の応力分布を解析した結果が示されている。その際、この応力分布を示す等応力度曲線における各垂直応力の数値は、指数表記で示されており、その単位はPaである。また、正の値が圧縮応力であり、負の値が引張応力である。
この解析の結果、最大応力の値は5.3561e6Paおよび−1.1674e6Paであった。
一方、同図(b)に示す従来例の解析モデルM110は、そのビーム支持部材M130に、解析モデルM10のビーム支持部材M30のような左右1対のリブ30dが形成されていない点を除き、ビームM120の構成を含めて、解析モデルM10の場合と全く同様の構成を有している。
この解析モデルM110を、解析モデルM10の場合と同一条件で駆動したときに、そのビーム支持部材M130の下面M130cに生じる応力を解析した。その結果、同図(b)に示すような応力分布が得られた。
この解析の結果、最大応力の値は1.0134e7Paおよび−2.4834e6Paであった。
図7に示す解析結果からも明らかなように、本実施形態の解析モデルM10においては、従来例の解析モデルM110に比して、駆動したときに生じる最大応力の値が大幅に小さくなっている。これは、ビーム支持部材M30の左右両側面に形成された各リブM30dにより各ガイド部M30bの剛性が高められていることによるものと考えられる。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る圧電型エキサイタ10においては、ビーム支持部材30の第1端面30aに、シム22の基端部22bが上下方向に撓まないようにその左右両端部と係合する左右1対のガイド部30bが、自由端側へ向けて突出するように形成されているので、ビーム20の振動に伴ってビーム支持部材30がベースプレート40から受ける反力をビーム20の長手方向に分散させることができる。そしてこれにより、ビーム支持部材30における自由端側の端部に反力が集中的に作用してしまうのを未然に防止ことができる。
その上で、本実施形態に係る圧電型エキサイタ10においては、ビーム支持部材30の左右両側面に、ビーム20の長手方向に延びるリブ30dが形成されており、その際、これら各リブ30dは、ビーム支持部材30の第1端面30aをビーム20の長手方向に跨ぐように形成されているので、これら左右1対のリブ30dの存在により左右1対のガイド部30bの剛性を高めることができる。そして、このようにして剛性を高めることができた分だけ、各ガイド部30bの左右幅を小さくすることができるので、圧電型エキサイタ10をコンパクトに構成することができる。
その際、各リブ30dは、その側方突出量がベースプレート40の各側面壁44の板厚よりも小さい値に設定されているので、これら各リブ30dを形成したことによって圧電型エキサイタ10の左右幅が増大してしまうのを未然に防止することができる。
このように本実施形態によれば、片持ち梁状のビーム20を備えた圧電型エキサイタ10において、コンパクトな構成を維持した上で所期の振動特性を確保することができる。
その際、本実施形態においては、各リブ30dがビーム20のシム22と略同じ高さ位置に形成されているので、ビーム20の振動中心位置に各リブ30dが配置されることとなる。したがって、各ガイド部30bの剛性を効果的に向上させることができる。
本実施形態においては、ベースプレート40の各側面壁44が、リブ30dよりも上方まで延びるように形成されているので、圧電型エキサイタ10を励振用パネル2に取り付けたときの剛性を十分に確保することができる。その際、ベースプレート40の各側面壁44には開口部44dが形成されているので、これらを各リブ30dとの干渉を回避するための逃げ部として用いることができる。
しかも、これら各開口部44dは、各リブ30dの上側面30d1と係合するように形成されているので、ビーム支持部材30とベースプレート40との上下方向の位置決めを図ることができる。また、このように各逃げ部が開口部44dで構成されていることにより、逃げ部を形成したことによるベースプレート40の各側面壁44の剛性低下を最小限に抑えることができる。さらに、圧電型エキサイタ10に衝撃荷重が作用したような場合においても、ビーム支持部材30とベースプレート40との接着面が剥離してしまうおそれを最小限に抑えることができる。
その際、各リブ30dの下側面30d2は、斜め上方へ向けて延びる傾斜面で構成されているので、各リブ30dを各開口部44dに嵌め込むことが容易に可能となる。
本実施形態においては、ビーム支持部材30の下面30cとベースプレート40の底面壁42との固定が、弾性系接着剤からなる接着剤70を用いた接着によって行われているので、ビーム20の振動に伴ってビーム支持部材30がベースプレート40から受ける反力の分散効果を十分高めることができ、かつ、圧電型エキサイタ10に衝撃荷重が作用したような場合においても、接着面が剥離してしまうおそれを最小限に抑えることができる。
その際、この接着剤70は、ビーム支持部材30の下面30cとベースプレート40の底面壁42との間で薄く引き延ばされており、両部材は広い面積で貼り合わされた状態となっているので、弾性系接着剤を用いたことによる最低共振周波数F0におけるQ値の低下を実用上問題ないレベルに抑えることができる。
また本実施形態においては、ベースプレート40の底面壁42における、ビーム支持部材30の第1端面30aから自由端側に離れた位置に、開口部42aが形成された構成となっており、そして、ビーム20の基端部の下面とビーム支持部材30の第1端面30aとベースプレート40の底面壁42とで囲まれた空間には接着剤74が充填されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、接着剤74の充填により、ビーム20の振動に伴ってビーム支持部材30がベースプレート40から受ける反力を効果的に分散させることができる。そしてこれにより、ビーム20が大きな振幅で振動したような場合においても、ビーム支持部材30がベースプレート40から剥離してしまうおそれを最小限に抑えることができる。
その際、接着剤74は、その表面張力によって開口部42aの周囲に充填されることとなるので、接着剤74が不用意に広範囲にわたって充填されてしまうことにより最低共振周波数F0がばらついてしまうのを未然に防止することができる。しかも、この接着剤74として弾性系接着剤が用いられているので、大きな表面張力を確保することができる。したがって、この接着剤74を開口部42aの周囲に充填することが容易に可能となる。
しかも本実施形態においては、各ガイド部30bの下面30b1がビーム支持部材30の下面30cよりも上方側に位置しており、各ガイド部30bの下面30b1とベースプレート40の底面壁42との間にも接着剤74が充填されているので、上記反力の分散効果を一層高めることができる。
この接着剤74は、接着剤70と同一の弾性系接着剤であるので、ビーム支持部材30をベースプレート40に組み付ける際に、その底面壁42に予め塗布しておくことができる。また、ビーム支持部材30をベースプレート40に組み付けた後においても、最低共振周波数F0の調整等のために接着剤74を開口部42aから適量を注入することも可能である。その際、接着剤74として紫外線硬化型の接着剤を用い、注入された接着剤74に対して、開口部42aを介して紫外線を照射することにより、その硬化を図るようにすることも可能である。そして、このようにすることにより生産性の向上を図ることができる。
さらに本実施形態においては、ビーム20の基端部の上下両面におけるビーム支持部材30の第1端面30aと左右1対のガイド部30bとで囲まれた部分に、弾性系接着剤からなる接着剤72がそれぞれ塗布されているので、U字形のピン60の開放端部とビーム20の上下1対の金属箔26とがハンダ62によって導通固定されている部分に無理な外力が作用しないようにすることができる。また、このような接着剤72を塗布しておくことにより、最低共振周波数F0がばらついてしまうのを未然に防止する効果を一層高めることができる。
したがって本実施形態によれば、図8(b)に示すように、振動力の増大に伴って最低共振周波数F0が低下して、所期の振動特性が得られなくなってしまうのを未然に防止することができる。そして、図8(a)に示すように、振動力の大小にかかわらず最低共振周波数F0を一定の値に維持することができる。
上記実施形態においては、各リブ30dの側方突出量が、ベースプレート40の各側面壁44の板厚よりも小さい値に設定されているものとして説明したが、各側面壁44の板厚よりも大きい値に設定された構成とすることも可能である。このようにした場合においても、リブ30dを形成したことによって圧電型エキサイタ10の左右幅が増大する量は、各リブ30dの側方突出量とベースプレート40の各側面壁44の板厚との差の2倍分に過ぎないので、圧電型エキサイタ10の左右幅が増大してしまうのを効果的に抑制することができる。
上記実施形態においては、各リブ30dの長さが、各ガイド部30bの自由端側への突出長さよりもやや短い値に設定されているものとして説明したが、これよりも長い値または短い値に設定された構成とすることも可能である。その際、より長い値に設定すれば、ガイド部30bの剛性をさらに高めることが可能である。
上記実施形態においては、各リブ30dが、その先端面においてシム22の板厚と略同じ上下幅で形成されているものとして説明したが、これよりも大きい上下幅または小さい上下幅で形成された構成とすることも可能である。その際、より大きい上下幅に設定すれば、ガイド部30bの剛性をさらに高めることが可能である。
上記実施形態においては、ベースプレート40の底面壁42に形成された開口部42aが、左右方向にやや長い略矩形状に形成されているものとして説明したが、これ以外の形状(例えば、左右方向にやや長い長円形状や楕円形状等)に形成された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、ビーム20がバイモルフ型のビームとして構成されている場合について説明したが、モノモルフ型や積層型のビームとして構成されている場合においても、上記実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
2 励振用パネル
10 圧電型エキサイタ
20 ビーム
22 シム
22a 端縁
22b 基端部
22b1 最基端部
24 圧電素子
26 金属箔
30 ビーム支持部材
30a 第1端面
30b ガイド部
30b1、30c 下面
30d リブ
30d1 上側面
30d2 下側面
30e 位置決めキー
30f 溝部
40 ベースプレート
42 底面壁
42a 開口部
44b 切欠き部
44c カシメ爪
44d 開口部
44 側面壁
44a 上端縁
50 クッション部材
60 ピン
62 ハンダ
70、72、74 接着剤
M10 解析モデル
M20 ビーム
M22 シム
M22b 基端部
M24 圧電素子
M30 ビーム支持部材
M30b ガイド部
M30c 下面
M30d 各リブ

Claims (9)

  1. 平板状に形成されたシムの上面および/または下面に圧電素子が固定されてなるビームと、このビームを片持ち梁状に支持するビーム支持部材と、このビーム支持部材の下面に固定されたベースプレートとを備え、上記ベースプレートの下面において励振用パネルに取り付けられるように構成された圧電型エキサイタにおいて、
    上記ベースプレートが、上記ビーム支持部材の下面に沿って延びる底面壁と、上記ビーム支持部材の左右両側において立ち上がる左右1対の側面壁とを備えており、
    上記ビーム支持部材における上記ビームの自由端側の第1端面に、上記シムの基端部が上下方向に撓まないように該基端部の左右両端部と係合する左右1対のガイド部が、上記ビームの自由端側へ向けて突出するように形成されており、
    上記ビーム支持部材の左右両側面に、上記ビームの長手方向に延びるリブが、該ビーム支持部材の第1端面を上記長手方向に跨ぐように形成されている、ことを特徴とする圧電型エキサイタ。
  2. 上記各リブが、上記シムと略同じ高さ位置に形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の圧電型エキサイタ。
  3. 上記ベースプレートの各側面壁が、上記ビーム支持部材の第1端面の位置において上記リブよりも上方まで延びるように形成されており、
    上記ベースプレートの各側面壁に、上記各リブとの干渉を回避するための逃げ部が形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の圧電型エキサイタ。
  4. 上記ベースプレートの各逃げ部が、上記各リブの上側面と係合するように形成された開口部で構成されている、ことを特徴とする請求項3記載の圧電型エキサイタ。
  5. 上記各リブの下側面が、斜め上方へ向けて延びる傾斜面で構成されている、ことを特徴とする請求項4記載の圧電型エキサイタ。
  6. 上記ベースプレートの底面壁における、上記ビーム支持部材の第1端面から上記ビームの自由端側に離れた位置に、開口部が形成されており、
    上記ビームの基端部の下面と上記ビーム支持部材の第1端面と上記ベースプレートの底面壁とで囲まれた空間に接着剤が充填されている、ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の圧電型エキサイタ。
  7. 上記各ガイド部の下面が、上記ビーム支持部材の下面よりも上方側に位置しており、
    上記各ガイド部の下面と上記ベースプレートの底面壁との間にも上記接着剤が充填されている、ことを特徴とする請求項6記載の圧電型エキサイタ。
  8. 上記接着剤として、弾性系接着剤が用いられている、ことを特徴とする請求項7記載の圧電型エキサイタ。
  9. 上記ビーム支持部材の下面と上記ベースプレートの底面壁とが、弾性系接着剤で接着されている、ことを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の圧電型エキサイタ。
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