JP2013228498A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外光の影響を低減し、降雨による表示特性の劣化を抑制することが可能な映像表示装置を提供する。
【解決手段】映像表示装置1に設けられたルーバー3は、略平板前面から前方に向かって突出し、表示素子を露出させる開口部2aの周囲を部分的に取り囲むとともに、開口部2aの周囲から外側に延びる庇部3aを有する。また、複数の開口部2aは行列配置され、ルーバー3内の2行2列に配置された4つの開口部2aの中間となる位置に、それぞれ、中間遮光板3bが設けられる。ルーバー3の庇部3aは、開口部2aの周囲上部に沿って上方に突出する弧状に形成された円弧状庇部3aaと、この円弧状庇部3aaの頂部から上方に突き出して形成された突出部3abを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数のR(赤)、G(緑)、B(青)などの発光素子を発光させて表示を行うフルカラーの映像表示装置に関するものである。
一般に、映像表示装置は、発光素子等により構成される表示ユニットを平面上に多数配列することにより構成されている。発光素子として発光ダイオード(LED)が使用されるようになり、発光素子の配置や配列ピッチを任意に設計できることから、用途に応じて様々な解像度や輝度を持つ映像表示装置が構成できるようになった。
一般的に映像表示装置の最小構成単位である表示ユニットには単色あるいは2色あるいは光の三原色であるRGBの発光素子を多数配列した基板の前面に太陽あるいは照明から発せられる外光を遮断し、LEDに直接光線が入射しにくくなるように作用するルーバーを配置したものが知られている。ルーバーには、複数の固体光源に対応する板形状のもの、円形の発光部を持つ単一固体光源に対応した円弧状のものがあり、単一の固体光源に対応する各ルーバーの形状を円弧状とした技術が、従来の文献に記載されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
特開平6−60710号公報 特開平11−73125号公報
従来の映像表示装置では、一つのLEDあるいは複数個のLED集合体の上部に配置する円弧状ルーバー間のギャップから太陽光あるいは室内照明光等の外光が漏れることにより、表示面のコントラストを悪化させ、良好な画質を得ることができないという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、外光が漏れて表示面に入射することがなく、表示コントラストが良好な、表示特性の良い映像表示装置を得ることを目的とする。
この発明に係わる映像表示装置は、平板状の基板、上記基板の前面に配置された複数の固体光源、上記基板の前面に配置され、上記固体光源を露出させる複数の開口部が形成された略平板形状であるルーバーを備え、上記ルーバーは、上記略平板前面から前方に向かって突出し、上記開口部の周囲を部分的に取り囲むとともに、上記開口部の周囲から外側に延びる庇部を備えたものである。
この発明の映像表示装置は、ルーバーに設けた庇部が、開口部の周囲を部分的に覆うだけでなくルーバー開口部の周囲から外側に延びる部分を有しているため、映像表示装置の表示面に入射する外光を広い範囲で遮断することが可能となり、表示特性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1の映像表示装置の表示ユニットの正面図、側面図、断面図である。 本発明の実施の形態1の映像表示装置の真上方向からの外光遮光特性を示す正面図である。 本発明の実施の形態1の映像表示装置の斜め方向からの外光遮光特性を示す正面図である。 本発明の実施の形態1の映像表示装置の降雨時の排水特性を示す正面図である。 本発明の実施の形態2の映像表示装置の表示ユニットの正面図である。 本発明の実施の形態3の映像表示装置の表示ユニットの正面図である。 本発明の実施の形態4の映像表示装置におけるルーバーの庇部変形例を示す正面図である。 本発明の説明に必要な表示ユニットの正面図、側面図、断面図である。 本発明の説明に必要な映像表示装置の正面図であり、真上から外光が入射した場合の遮光特性を示した図である。 本発明の説明に必要な映像表示装置の正面図であり、斜め方向から外光が入射した場合の遮光特性を示した図である。
実施の形態1.
まず、各LED発光素子に対応したルーバーの円弧状庇部の構造上の改善点について検討する。
図8は、本発明の説明に必要な図であり、ルーバー35に、各LED表示素子2に対応した円弧状庇部35aを備えた表示ユニット200の正面図(図8(a))、側面図(図8(b))、断面図(図8(c))である。この表示ユニット200を縦2台×横2台並べて映像表示装置2000を構成した場合の正面図を図9、図10に示し、それぞれ、真上方向から、斜め方向から外光21が表示面に入射する場合の遮光特性を示す。
図8に示すように、表示ユニット200は、その前面に、ルーバー35が配置され、ルーバー35の平板部3cに設けられた開口部2aからLED発光素子2が露出した構造であり、LED発光素子2は、基板(配線基板)4に行列配置されており、ハウジングケース5に基板4とルーバー35が組み付けられる。従来の例では、図8(a)に示すように、ルーバー35の開口部2aの周囲に、LED発光素子2のそれぞれに対応した円弧状庇部35aが配置されている。また、図9、図10に示すように、映像表示装置2000では、隣り合う表示ユニット200間のギャップ寸法と、円弧状庇部35a間のギャップ寸法が同じ、あるいはほぼ同じとなるように設置されている。
ここで、図9に、図8の各LED表示素子2に対応した円弧状庇部35aを備えた映像表示装置2000を晴れた屋外あるいは明るい照明下での屋内環境に、表示面を鉛直方向に沿うように立てて設置した場合において、太陽光あるいは照明光(光源を符号20で示す。)による外光21が映像表示装置2000に対して鉛直方向下向き(真上方向から)照射されたときの映像表示装置2000の表面状態(遮光特性)を表した、映像表示装置2000の正面図を示す。
また、図10に、図8の各LED表示素子2に対応した円弧状庇部35aを備えた映像表示装置2000に対し、斜め方向から外光21が入射した場合の映像表示装置2000の遮光特性を表す正面図を示す。
図9に示すように、外光21が従来の映像表示装置2000に対して鉛直方向下向きに照射されたとき、映像表示装置2000の表示面には、円弧状庇部35aで遮光された遮光領域22bが暗く、黒っぽく見えるのに対し、複数の円弧状庇部35a間のギャップか
ら外光21が垂直方向に漏れる非遮光領域23aは、外光21が射しこんで明るくなり、白っぽく見えるようになる。
また、図10に示すように、外光21が従来の映像表示装置2000に対して斜め上方向から照射されたとき、映像表示装置2000の表示面には、円弧状庇部35aによる遮光領域22cが現れるとともに、複数の円弧状庇部35a間のギャップから外光21が斜め方向に漏れて非遮光領域23bが生じ、その非遮光領域23bが明るくなり、白っぽく見えるようになる。
図8〜図10を用いて示した従来の映像表示装置2000の外光遮光特性は不十分なものであり、真上または斜め方向からの外光の入射により表示面が白く見える場合があった。よって、屋外あるいは明るい照明下での屋内環境に設置した場合において、太陽光あるいは室内照明光等の外光21が、真上から射す場合も、斜めから射す場合も、隣り合うLED発光素子2の上部に配置する円弧状庇部35a間のギャップ(隙間)から漏れることにより、映像表示装置2000の表示面の暗輝度(非点灯時(黒色)の輝度)が上昇し、点灯時の表示面のコントラスト比(白色点灯時の輝度/非点灯時(黒色)の輝度)が小さくなり、結果的に表示コンテンツの白色と黒色のメリハリが無くなり、映像表示装置の画質を損なうなどの問題を生じていた。
そこで、本発明では、ルーバー前面に前方に突出して設けられる庇部を、固体光源を露出させる開口部2aの上部だけでなく、隣り合う二つの開口部2a間の上部にも中間遮光板として設けることで、真上方向からの外光21の入射をこの中間遮光板によって遮光することを提案する。
さらに、本発明では、斜め方向からの外光21の入射は、従来の円弧状庇部35aに付加的に、垂直に伸びる縦型の突出部を設け、庇部を逆Y字状となるように構成することで防ぐことを提案する。
上記のようにルーバーに中間遮光板と縦型の突出部を付加的に設けることによって、太陽光あるいは室内照明光等の外光21が、ルーバーの真上方向から照射されても、中間遮光板の影が表示面に残り、また、ルーバーの斜め上方向から照射されても、円弧状の庇部3a及び縦型の突出部により遮蔽された影が表示面に残る為、表示面がより黒く(暗く)なり、その結果、従来の映像表示装置と比較すると表示面の暗輝度(非点灯時(黒色)の輝度)が下がり、点灯時の表示面のコントラスト比(白色点灯時の輝度/非点灯時(黒色)の輝度)が大きくなることにより、表示コンテンツの白色と黒色のメリハリが出てくる為、高画質のフルカラー映像表示装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。図1は本発明の映像表示装置の最小構成単位である表示ユニット10を示す図であり、図1(a)は表示ユニット10の概略正面図、図1(b)は、表示ユニット10の右側面図、図1(c)は、図1(a)の垂直方向の断面であるA−A断面図である。
図1に示すように、表示ユニット10は、LEDあるいは複数個のLED集合体よりなるLED表示素子(固体光源)2が複数個、マトリクス状に配列されてなる基板(配線基板)4と、一つのLED発光素子2に対応する太陽光や照明等からの外光を遮光するルーバー(マトリクスルーバー)3と、ハウジングケース5により主に構成されており、ルーバー3は、略平板形状であり、基部となる平板部3cを有するとともに、LED発光素子2を露出させる開口部2aの周囲(上部)を部分的に取り囲むように平板部3c前面から前方に向かって突出する円弧状庇部3aaとともに、開口部2aの周囲頂部(円弧状庇部3aaの弧状の頂部に相当する位置。)から上方向かつ外側に延びる縦型の突出部(突出部分)3abを有する、逆Y字状の庇部3aを備えたことを特徴としている。
さらに、ルーバー3の複数の開口部2aは行列配置され、ルーバー3内の2行2列に配置された4つの開口部2aの中間となる位置(中央部)に、外光21を遮光する中間遮光
板3bが設けられたことを特徴としている。
ここで、ルーバー3の開口部2aの外周形状が、略円形であるときに、庇部3aが外周の一部を取り囲む円弧状庇部3aaを有する例を示したが、開口部2aの外周形状は円形に限らず、様々な形状となる場合があり、その場合は、庇部3aの形状も開口部外周形状に合わせて変形するものである。
また、LED発光素子2は、3原色であるRGB、3色の砲弾型1in1LED発光素子である。また、発光素子は、発光ダイオードにより構成される。
ルーバー3は、例えばポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂、エポキシ樹脂等に代表される外光遮光性及び耐候性の高い黒色樹脂によって形成されたものである。
次に本発明の実施の形態1による映像表示装置の動作、効果について説明する。図2に示すように、本発明の実施の形態1による図1の表示ユニット10を、縦2台×横2台並べて構成した、映像表示装置1では、この映像表示装置1を晴れた屋外あるいは明るい照明下での屋内環境に設置した場合に、外光21が映像表示装置1に対して鉛直方向下向きに照射されたときの映像表示装置1の表示面には、横方向に離間して並べられた中間遮光板3bの間のギャップに入射した外光21は、中間遮光板3b間のギャップの下部に位置する庇部(円弧状庇部3aaと縦型の突出部3abを有する庇部3aに相当する。縦型ルーバー付き円弧状ルーバー。)3aにより遮蔽され、遮蔽された影によって、表示面のほぼ全領域が遮光領域22aとなり、全体的にルーバー3の暗輝度が下がる(黒っぽくなる)。
また、図3に示すように、太陽光あるいは照明光による外光21が映像表示装置1に対して斜め上方向から照射されたときも、映像表示装置1の表示面には、ルーバー3の隣り合う二つの庇部3aの間のギャップに入射した外光21は、中間遮光板3b間のギャップの下方に形成された庇部3aにより遮蔽され、遮蔽された影によって表示面のほぼ全面が遮光領域22aとなり、ルーバー暗輝度が下がる(黒っぽくなる)。
よって、屋外あるいは明るい照明下での屋内環境に設置した場合において、映像表示装置1の表示面の暗輝度(非点灯時(黒色)の輝度)が下がり、点灯時の表示面のコントラスト比(白色点灯時の輝度/非点灯時(黒色)の輝度)が大きくなり、結果的に表示コンテンツの白色と黒色のメリハリの効いた、高画質の映像を表示することができる。
また、図4に、本発明の映像表示装置1の降雨時の排水特性を示す、雨天時に雨水24が流れ落ちる流路軌跡を示した映像表示装置1の正面図を示す。雨天時に映像表示装置1に雨水24が降り注いだ場合でも、ルーバー3の庇部3a、中間遮光板3bの上部に水滴が溜まることなく、図4のルーバー3の平板部3cに雨水24の流路軌跡25を示すように、庇部3a及び中間遮光板3bの円弧状のルーバー形状に沿って雨水24が流れ落ちていくため、映像表示装置1を点灯させた時も固体光源2からの発光を水滴によって散乱させることなく、高画質の映像を表示させることができる。
なお、ルーバー3は、遮光特性を向上させるため、黒色の樹脂で形成することが望ましい。
また、ルーバー3の前面に透明艶消し塗装、または黒色艶消し塗装を施すことにより、艶消し塗装ではない場合と比較して、表示面が光って見えることを防止できる。
さらに、ルーバー3の前面に親水性塗装を施したことで、表示面に降雨があった場合に、雨粒の形状とならず、滑らかに表示面にそって水が流れる。そのため、良好な表示特性の映像表示装置1が得られる。
また、ルーバー3の背面に親水性塗装を施したことで、ルーバー3の背面に雨水が入り込んだ場合でも、ルーバー3の背面に沿って雨水を流すことができ、基板4とルーバー3、固体光源2との間に雨水が溜まりにくくなり、ルーバー2の前面側に雨水がしみ出しに
くくなる為、固体光源2からの発光を水滴によって散乱させることなく、高画質の映像を表示させることができる。
なお、この実施の形態1では、中間遮光板3bは、図1に示したように、円弧形状のものを例示したが、この形状に限らず、Y字または逆Y字形状、直線的形状とするなど、遮光特性、排水特性が得られる範囲で、様々に変化させて用いることができる。
また、DIP型の砲弾型LED発光素子を例に説明したが、本発明はこれに限らず表面実装型のLED発光素子を採用してもよく、例えば、3原色であるR、G、B、3色のLEDチップが実装された3in1LED発光素子でも同様の効果を得ることができる。
また、この実施の形態1では、図1および図2にて固体光源である砲弾型のLED発光素子2が縦4個×横4個の計16個配列された表示ユニット10を例示して説明したが、本発明はこれに限らず縦横共任意の数の固体光源を配列しても同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
上述の実施の形態1では、中間遮光板3bや縦型の突出部3abを有する庇部3aをルーバー3に設ける例を示したが、この実施の形態2では、図5に、表示ユニット11の正面図を示すように、このルーバー31には、中間遮光板3bを設けず、庇部3aのみをルーバー31の開口部2aの周囲に形成したことを特徴としている。
上述の実施の形態1では、二つの開口部2a間のギャップ領域に、真上方向から外光21が入射することを防止するために、中間遮光板3bが必要であることについて述べたが、例えば、斜め方向からの外光21のみしか想定されない場所に映像表示装置1を設置する場合には、ルーバー31のように、中間遮光板3bを省いた構造としても、斜め方向からの外光を遮断し、良好な表示特性の映像表示装置を得られることができる。
また、設置場所が、真上方向からの外光入射が想定される場所である場合には、開口部2aの周囲上部を囲む円弧状庇部3aaの両端部を、それぞれギャップ領域を狭める方向に張り出すように変化させ、隣り合う円弧状庇部3aa同士の端部がつき合わされる形状とすることにより、真上方向からの外光の入射を防止することができることは言うまでもない。
実施の形態3.
なお、上述した実施の形態1ではルーバー32の庇部3aには円弧状庇部3aaが含まれ、ルーバー32の開口部2aの周囲上部に配置される場合について例示したが、この実施の形態3では、図6に表示ユニット12を示すように、ルーバー32の開口部2aの周囲上部だけでなく、開口部2aの周囲両側に、円弧状庇部3aaの両端部から下向きに延びる延在部(延在部分)3dを付加的に設ける例を示す。円弧状庇部3aaの左右両端部から下方向に延在する縦型ルーバーである延在部3dは、横方向からの外光21を遮断することができ、映像表示装置1の表示特性をさらに向上させることができる。
また、ルーバー32の庇部3aの突出部3abの長さや延長した延在部3dの長さについては、映像表示装置1のコントラストや視野角などの特性に応じて最適化がなされることは言うまでもない。さらに、また、延在部3dは、垂直方向だけに延在させるのではなく、遮光特性、排水特性を損なわない範囲で変形させ、斜め方向に伸びるように、そして、直線状に限らず、曲線状に形成することも可能である。
実施の形態4.
上述の実施の形態1では、ルーバー3の開口部2aの周囲に形成した庇部3aは、円弧状庇部3aaと、円弧の頂部から上方向に突出する突出部3abにより形成され、正面方向から見た場合に逆Y字形状となることを示し、円弧状庇部3aaと突出部3abが平板部3cを介することなく一体に形成された例を示した。
この実施の形態4では、図7に表示ユニット13の表示面拡大図を示し、庇部33aの
変形例を示すように、庇部33aは、ルーバー33の開口部2aの周囲上部を囲む円弧状部分である円弧状庇部3aaと、開口部2aの下端部から下方向に延びる縦型の突出部3eを有していることを特徴としている。図7の庇部33aの場合、正面から観察した形状が逆Y字形状ではなく、円弧状庇部3aaと突出部3eは互いに離間した配置となる。このように、突出部3eは、円弧状庇部3aaと直接的に接続されておらず、平板部3cを介して一体となった状態であるが、斜め方向から入射する外光21を遮断でき、良好な表示特性を得ることが可能となる。
また、図7には、突出部3eは、表示面を正面から見た場合に、開口部2aの下端部から下方向に真っ直ぐ突出した例を示したが、曲線的に折れ曲がった形状とすることや、本数を増やして形成すること、一本の線が途中から分岐したような形状とするなど、設置環境による外光入射方向を考慮して様々に変形させて用いることが可能である。遮光特性、排水特性を維持できる範囲で、このような変形例は、上述した実施の形態1〜3の遮光板にも対応させて用いることが可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることができ、また、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能であることは言うまでもない。
1、2000 映像表示装置
2 LED表示素子(固体光源)
2a 開口部
3、31、32、33、35 ルーバー
3a、33a 庇部
3aa、35a 円弧状庇部
3ab、3e 突出部(突出部分)
3b 中間遮光板
3c 平板部
3d 延在部(延在部分)
4 基板(配線基板)
5 ハウジングケース
10、11、12、13、200 表示ユニット
20 光源
21 外光
22a、22b、22c 遮光領域
23a、23b 非遮光領域
24 雨水
25 流路軌跡。

Claims (9)

  1. 平板状の基板、上記基板の前面に配置された複数の固体光源、上記基板の前面に配置され、上記固体光源を露出させる複数の開口部が形成された略平板形状であるルーバーを備え、上記ルーバーは、上記略平板前面から前方に向かって突出し、上記開口部の周囲を部分的に取り囲むとともに、上記開口部の周囲から外側に延びる庇部を備えたことを特徴とする映像表示装置。
  2. 複数の上記開口部は行列配置され、上記ルーバー内の2行2列に配置された4つの上記開口部の中間となる位置に、外光を遮光する中間遮光板が設けられたことを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
  3. 上記庇部は、上記開口部の周囲上部に沿って上方に突出する弧状に形成されるとともに、この弧状の頂部から上方に突き出して形成された突出部分を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 上記庇部は、両端部から下向きに延びる延在部分を有することを特徴とする請求項3記載の映像表示装置。
  5. 上記ルーバーは、黒色の樹脂で形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の映像表示装置。
  6. 上記ルーバー前面に透明艶消し塗装を施したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の映像表示装置。
  7. 上記ルーバー前面に黒色艶消し塗装を施したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の映像表示装置
  8. 上記ルーバー前面に親水性塗装を施したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の映像表示装置。
  9. 上記ルーバー背面に親水性塗装を施したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項記載の映像表示装置。
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