JP2013226643A

JP2013226643A - 開きアセンブリ

Info

Publication number: JP2013226643A
Application number: JP2013088153A
Authority: JP
Inventors: Wei-Min He; 衛民何
Original assignee: Hongfujin Precision Industry Shenzhen Co Ltd; Hon Hai Precision Industry Co Ltd
Current assignee: Hongfujin Precision Industry Shenzhen Co Ltd; Hon Hai Precision Industry Co Ltd
Priority date: 2012-04-25
Filing date: 2013-04-19
Publication date: 2013-11-07
Also published as: TW201343484A; CN103378530A; US20130284992A1

Abstract

【課題】ソケットボックスのカバーを容易に開くことができる開きアセンブリを提供すること。
【解決手段】本発明の開きアセンブリは、閉じられた状態のカバーを開くために用いられ、且つ開き部及び前記開き部を搭載するキャリア部を備える。前記開き部は、連接ロッド及び前記連接ロッドに連接して形成されたフックを備え、前記キャリア部には、少なくとも１つの吊り輪が設けられ、前記連接ロッドは、前記吊り輪を貫通して前記キャリア部に対して移動可能に装着され、前記フックは、前記連接ロッドの移動に伴って前記カバーを開く。
【選択図】図４

Description

本発明は、開きアセンブリに係り、特にソケットボックス（socket box）を開くために用いられる開きアセンブリに関するものである。

従来のチップが実装されている集積回路（ＩＣ）を収容するためのソケットボックスは、その体積が制限されているため、回路基板（ＰＣＢ）との接点が極めて小さい。また、前記ソケットボックスは、一般的には、本体及び前記本体に対して回転可能に連接された２つのカバーを備え、２つの前記カバーをドッキングするように閉鎖することで、前記本体内のＩＣチップをパッケージする。

しかし、前記ソケットボックスのカバーを開いて、ＩＣ（integrated circuit）を取り換える場合、前記回路基板の配線を牽引し易いので、前記回路基板を損傷する問題が度々発生している。また、前記ソケットボックスをシャーシの内部に装入して性能テストを行なう場合、作業員が手によって前記ソケットボックスのカバーを開いて電気素子を交換することは難しい。

そこで、本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、ソケットボックスのカバーを容易に開くことができる開きアセンブリを提供することを目的とする。

上記の課題を解決するために、本発明に係る開きアセンブリは、閉じられた状態のカバーを開くために用いられ、且つ開き部及び前記開き部を搭載するキャリア部を備える。前記開き部は、連接ロッド及び前記連接ロッドに連接して形成されたフックを備え、前記キャリア部には、少なくとも１つの吊り輪が設けられ、前記連接ロッドは、前記吊り輪を貫通して前記キャリア部に対して移動可能に装着され、前記フックは、前記連接ロッドの移動に伴って前記カバーを開く。

従来の技術とは異なり、本発明に係る開きアセンブリは、連接ロッド及びフックを備え、前記連接ロッドはキャリア部の吊り輪を貫通して前記キャリア部に移動可能に装着されているので、前記連接ロッドを移動してその末端のフックを誘導することにより、ソケットボックスのカバーを開くことができる。従って、本発明の開きアセンブリは、構造が簡単であり、体積も小さいので、ＩＣソケットボックスの周りに空間がない場合でも、開きアセンブリをＩＣソケットボックスの上面にセットして、そのカバーを開くことができる。また、開きアセンブリの支持ベースは、カバーの一部を押圧するので、カバーを開く際に、ＩＣソケットボックスが揺れるのを防止できる。

本発明の実施形態に係る開きアセンブリの分解図である。図１に示した開きアセンブリの組立図である。図２に示した開きアセンブリをＩＣソケットボックスの上面にセットして、コンセントボックスのカバーを開く時の状態を示す図である。図２に示した開きアセンブリでＩＣソケットボックスのカバーを開けた状態を示す図である。

図１及び図２に示すように、本発明の実施形態に係る開きアセンブリ１００は、開き部１０及びキャリア部２０を備える。開き部１０は、キャリア部２０に移動可能に搭載されて、ＩＣソケットボックス２００のカバー２１０を開くために用いられる。キャリア部２０は、ＩＣソケットボックス２００の上面に当接するようにセットされて、開き部１０に支持力を提供する。

開き部１０は、金属ロッドを湾曲することにより形成され、連接ロッド１１及びフック１３を備える。連接ロッド１１は、ほぼ楕円状の湾曲部１１１と、湾曲部１１１から連続的に延在する直線部１１２と、を備える。フック１３は、直線部１１２の末端をやや折り曲げることにより形成される。

キャリア部２０は、金属材料の部品であり、不規則形状の本体部２１と、支持ロッド２２と、支持ベース２３と、を備える。本体部２１の頂端は、下方へ少し凹んで略弧状を呈する。つまり、本体部２１は、Ｕ字状ロッド２１１と、Ｕ字状ロッド２１１の開口部を密封する弧状ロッド２１２と、により構成される。Ｕ字状ロッド２１１の左右両側には、それぞれ２つの吊り輪２１３が装着されている。支持ロッド２２は、Ｕ字状ロッド２１１の底部の中間点からＵ字状ロッド２１１に対して垂直に延伸するように構成されている。支持ベース２３は、支持ロッド２２に連接されている円盤状の部品である。

開き部１０の連接ロッド１１の湾曲部１１１は、２対の吊り輪２１３がそれぞれ貫通している。これにより、連接ロッド１１は、吊り輪２１３内でキャリア部２０の本体部２１に対して上下に移動可能になる。

ＩＣソケットボックス２００のカバー２１０は、並列する２つの板状体により構成されている。また、各板状体の２つの短辺の一端には、突出部２１４がそれぞれ設けられている。カバー２１０を完全に閉鎖した後、２つの板状体の突出部２１４は互いに当接される。

以下、図３及び図４を共に参照しながら、本発明の開きアセンブリ１００により、ＩＣソケットボックス２００のカバー２１０を開く時の動作原理について詳細に説明する。

具体的には、キャリア部２０の支持ベース２３をカバー２１０の一方側の板状体の上面の中央部或いは縁に設置して、この支持ベース２３を支点として、開き部１０の湾曲部１１１を吊り輪２１３内でＩＣソケットボックス２００に向けて移動させる。この時、フック１３は、カバー２１０の他方側の板状体の側辺の突出部２１４の底面に係止された後、開き部１０の連接ロッド１１をカバー２１０から離れる方向へ誘導する（持ち上げる）。これにより、フック１３は、カバー２１０の前記他方側の板状体を開く。

上記の実施形態から分かるように、本発明の開きアセンブリ１００は、構造が簡単であり、体積も小さいので、ＩＣソケットボックス２００の周りに空間がない場合でも、開きアセンブリ１００をＩＣソケットボックス２００の上面にセットして、そのカバー２１０を開くことができる。また、開きアセンブリ１００の支持ベース２３は、カバー２１０の一部を押圧するので、カバー２１０を開く際に、ＩＣソケットボックス２００が揺れるのを防止できる。

以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形又は修正が可能であり、該変形又は修正も本発明の特許請求の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。

１０開き部
１１連接ロッド
１３フック
２０キャリア部
２１本体部
２２支持ロッド
２３支持ベース
１００開きアセンブリ
１１１湾曲部
１１２直線部
２００ＩＣソケットボックス
２１０カバー
２１１Ｕ字状ロッド
２１２弧状ロッド
２１３吊り輪
２１４突出部

Claims

閉じられた状態のカバーを開くために用いられ、且つ開き部及び前記開き部を搭載するキャリア部を備え、
前記開き部は、連接ロッド及び前記連接ロッドに連接して形成されたフックを備え、
前記キャリア部には、少なくとも１つの吊り輪が設けられ、
前記連接ロッドは、前記吊り輪を貫通して前記キャリア部に対して移動可能に装着され、
前記フックは、前記連接ロッドの移動に伴って前記カバーを開くことを特徴とする開きアセンブリ。
前記連接ロッドは、楕円状の湾曲部及び前記湾曲部から連続的に延在する直線部を備え、
前記フックは、前記直線部の末端をやや折り曲げることにより形成されていることを特徴とする請求項１に記載の開きアセンブリ。
前記キャリア部は、Ｕ字状ロッドと、支持ロッドと、支持ベースと、を備え、前記Ｕ字状ロッドの左右両側には２つの吊り輪がそれぞれ装着され、前記支持ロッドは、前記Ｕ字状ロッドの底部の中間点から前記Ｕ字状ロッドに対して垂直に延在し、前記支持ベースは、前記支持ロッドに連接されていることを特徴とする請求項１または２に記載の開きアセンブリ。
前記開き部及び前記キャリア部は、金属材料によりそれぞれ製造されていることを特徴とする請求項１から３の何れか一項に記載の開きアセンブリ。