JP2013226012A - 蓄電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電池を用いた外部電源の稼働率を向上させる蓄電池管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】HEMS50は、系統電力12等からの電力による鉛蓄電池20の充電及び放電を制御し、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が所定の高温側閾値を超えた場合は鉛蓄電池20の充電を停止し、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が所定の低温側閾値未満となった場合は鉛蓄電池20の放電を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電池の温度に応じて蓄電池の充電及び放電を制御する蓄電池管理システムに関する。
系統電力、太陽光発電、燃料電池又はガスエンジンによる発電装置等から供給された電力の余剰分を蓄え、系統電力等から供給される電力が不足するような場合に、蓄えた電力を供給する蓄電池を用いた外部電源が知られている。
特許文献1に記載の技術では、蓄電池の温度を検出して、蓄電池の温度が高い場合又は低い場合に、蓄電池の充電及び放電を停止させることが提案されている。
特開2010−244918号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、鉛蓄電池及びニッケル水素電池の充電に係る化学反応が発熱反応であり、鉛蓄電池及びニッケル水素電池の放電に係る化学反応が吸熱反応であることを考慮しておらず、蓄電池の温度が高い場合、蓄電池の温度が低い場合のいずれの場合であっても、充電と放電とを停止させるため、蓄電池を用いた外部電源の稼働率を低下させてしまうという問題点があった。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、蓄電池を用いた外部電源の稼働率を向上させる蓄電池管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、蓄えた電力を放電して建物に供給可能な蓄電池と、前記蓄電池の温度を検知する温度検知手段と、系統電力又は他の電源からの電力による前記蓄電池の充電及び前記蓄電池の放電を制御し、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が所定の高温側閾値を超えた場合は前記蓄電池の充電を停止し、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が所定の低温側閾値未満となった場合は前記蓄電池の放電を停止する充放電制御手段とを備えることを特徴としている。
充放電制御手段は、蓄電池の充電及び放電を制御する制御装置であって、例えば、建物内の給電管理及び制御を行うHEMS(Home Energy Management System)等を用いることができる。
また、充放電制御手段は、蓄電池の温度が高温側閾値を超えた場合に充電を停止する。鉛蓄電池及びニッケル水素電池の充電に係る化学反応は反応熱が生じる発熱反応なので、蓄電池の温度が高い場合に充電を継続すると、蓄電池の温度をさらに上昇させてしまうからである。
また、充放電制御手段は、蓄電池の温度が低温側閾値未満となった場合に放電を停止する。鉛蓄電池及びニッケル水素電池の放電に係る化学反応は蓄電池の温度が低下する吸熱反応なので、蓄電池の温度が低い場合に放電を継続すると、蓄電池の温度をさらに低下させてしまうからである。
蓄電池の温度が高い場合でも吸熱反応に係る放電は継続でき、蓄電池の温度が低い場合でも発熱反応に係る充電は継続できる。
また、請求項2に記載の発明のように、前記充放電制御手段は、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記高温側閾値以下となった場合は前記停止した前記蓄電池の充電を再開し、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記低温側閾値以上となった場合は前記停止した前記蓄電池の放電を再開するようにしてもよい。
請求項2に記載の発明によれば、蓄電池の温度が高温側閾値以下となった場合に充電を、蓄電池の温度が低温側閾値以上となった場合に放電を、各々再開できる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が所定の低温側閾値と所定の高温側閾値との間にあるか否かを監視する監視手段をさらに備え、前記監視手段は、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記高温側閾値を超えた場合は前記蓄電池の充電を停止する指令を、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記低温側閾値未満となった場合は前記蓄電池の放電を停止する指令を、前記充放電制御手段に各々送信すると共に、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記高温側閾値以下となった場合は前記蓄電池の充電を再開する指令を、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記低温側閾値以上となった場合は前記蓄電池の放電を再開する指令を、前記充放電制御手段に各々送信し、前記充放電制御手段は、前記監視手段から受信した指令に基づいて前記蓄電池の充電及び放電を制御するようにしてもよい。
請求項3に記載の発明によれば、蓄電池の温度に基づいて、蓄電池の充電及び放電を停止するか否かを判断する監視手段を別途設けることで、充放電制御手段の負荷を低下させることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記監視手段と通信可能な端末をさらに備え、前記監視手段は、前記蓄電池の温度が前記高温側閾値を超えた場合に前記蓄電池の充電の停止を要すること、前記蓄電池の温度が前記低温側閾値未満となった場合に前記蓄電池の放電の停止を要すること、前記蓄電池の温度が前記高温側閾値以下となった場合に前記蓄電池の充電の再開が可能になったこと及び前記蓄電池の温度が前記低温側閾値以上となった場合に前記蓄電池の放電の再開が可能になったことを前記端末に通知するようにしてもよい。これによって、屋外に居るユーザに蓄電池を用いた外部電源の稼動状況を報知できる。
また、請求項5に記載の発明のように、ヒートポンプ給湯器の熱交換器から排出される冷風又は空調手段から供給される冷風を導入して前記蓄電池を冷却する蓄電池冷却手段と、前記ヒートポンプ給湯器が生成した温水、燃料電池の廃熱で生成した温水若しくは内燃機関による発電手段の廃熱で生成した温水又は前記空調手段から供給される温風によって前記蓄電池を加熱する蓄電池加熱手段と、前記蓄電池の温度が所定の高温側閾値を超えた場合は前記蓄電池冷却手段によって前記蓄電池を冷却すると共に、前記蓄電池の温度が所定の低温側閾値未満となった場合は前記蓄電池加熱手段によって前記蓄電池を加熱する蓄電池温度制御手段と、をさらに備えるようにしてもよい。これによって、高温又は低温になった蓄電池を、充電又は放電が可能な温度にすることができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記他の電源は、太陽光発電手段、燃料電池及び前記内燃機関による発電手段の少なくともいずれか1つであるようにしてもよい。これによって、多彩な電源を他の電源として活用することができる。
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、蓄電池の温度が高い場合でも吸熱反応に係る放電は継続でき、蓄電池の温度が低い場合でも発熱反応に係る充電は継続できるので、蓄電池を用いた外部電源の稼働率を向上させる蓄電池管理システムを提供することができるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明によれば、蓄電池の温度が高温側閾値以下となった場合に充電を、蓄電池の温度が低温側閾値以上となった場合に放電を、各々再開できるので、蓄電池を用いた外部電源の稼働率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明によれば、蓄電池の温度に基づいて、蓄電池の充電及び放電を停止するか否かを判断する監視手段を別途設けることで、充放電制御手段の負荷を低下させることができ、蓄電池管理システムの信頼性を向上させることができるという効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、屋外に居るユーザに蓄電池を用いた外部電源の稼動状況を報知でき、当該ユーザに外部電源の稼動状況をいち早く報知できるという効果がある。
請求項5に記載の発明によれば、高温又は低温になった蓄電池を、充電又は放電が可能な温度にすることができ、蓄電池を用いた外部電源の稼働率を向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、多彩な電源を他の電源として活用することができ、蓄電池管理システムの信頼性を向上させることができるという効果がある。
本発明の実施の形態に係る蓄電池管理システムの一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電池管理システムに含まれるHEMSの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電池管理システムの温度異常の検知から充放電の停止及びユーザへの情報提供までを記した機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電池管理システムの温度異常の検知から蓄電池の冷却又は加熱並びにユーザへの情報提供までを記した機能ブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電池管理システム100の一例を示す概略図である。なお、図1において、実線は電力が供給される電力線を示し、破線は制御に係る情報が通る情報線を示している。
図1では、電力会社による系統電力12が建物10の分電盤14に供給されている。
また、分電盤14には、太陽電池パネル15によって発電された電力も供給されている。太陽電池パネル15以外にも、燃料電池、ガスエンジンによる発電装置又は風力発電装置等による電力が、分電盤14に供給されるようにしてもよい。
分電盤14に供給された電力は、建物10内の電力負荷16A、16B及び16Cに分配される。
また、分電盤14には、双方向インバータ18を介して鉛蓄電池20が接続されており、鉛蓄電池20は、分電盤14に供給された電力の余剰分を充電によって蓄えることができる。
鉛蓄電池20は、起電力が略2Vのセルを所定数組み合わせることにより、所望の電圧及び電流の電力を放電可能に構成されており、希硫酸を主成分とする電解液を含んだ所定数の各セルは電槽に一体に収められることにより、パッケージ化されている。
本実施の形態では、当該パッケージ化された鉛蓄電池20は、必要とされる電圧及び電流に応じて、複数個を備えるようにしてもよい。
また、鉛蓄電池20は、風雨及び直射日光を遮るための保管庫22に収められており、鉛蓄電池20の温度、又は保管庫22内の温度を検知可能な温度センサ24が保管庫22の内部に設けられている。
温度センサ24は、保管庫内の設置状況及びセンサの種類によって、検知する数値は変化し得るが、本実施の形態では、温度センサ24が検知した温度を鉛蓄電池20の温度とみなすものとする。
また、温度センサ24には、サーミスタ、熱電対センサ又は測温抵抗体等のセンサを用いることが可能である。
本実施の形態では、鉛蓄電池20を収めた保管庫22に隣接して、エコキュート(登録商標)等のヒートポンプ給湯器26が設けられている。
保管庫22とヒートポンプ給湯器26とは、ダクト28によって連結されている。ダクト28には、ヒートポンプ給湯器26の冷媒を冷熱源とする冷風を保管庫22の内部に供給するファン30が設けられ、鉛蓄電池20を冷却する必要がある場合は、ファン30を回転させて冷風を保管庫22の内部に送り込む。
また、保管庫22の内部であって、鉛蓄電池20の直下に相当する部分には、ヒートポンプ給湯器26が生成した温水を貯える貯湯タンク32から供給された温水によって鉛蓄電池20を加熱可能な熱交換器34が設けられている。
鉛蓄電池20の温度が低下した場合は、給湯路36に設けられている電磁弁38を開くと共に、ポンプ40を作動させて、熱交換器34に温水を供給する。
なお、熱交換器34の設置箇所は、鉛蓄電池20を加熱可能であれば、鉛蓄電池20の直下でなくてもよく、鉛蓄電池20の側面又は上部に設置するようにしてもよい。
また、保管庫33の内部に冷風を供給し、熱交換器34に温水を供給する装置は、ヒートポンプ給湯器26には限定されず、エアコンから供給される冷風及び温風を保管庫22の内部に導入するようにしてもよいし、燃料電池又は内燃機関であるガスエンジンによる発電装置の廃熱で生成した温水を熱交換器34に供給するようにしてもよい。
分電盤14、双方向インバータ18、温度センサ24及びヒートポンプ給湯器26には建物内の給電管理及び制御を行うHEMS50が接続されている。
HEMS50は、分電盤14に供給されている電力を監視すると共に、双方向インバータ18が有する電圧センサ(図示せず)が検知した鉛蓄電池20の電圧値から鉛蓄電池20の充電量を把握し、鉛蓄電池20の充電量が低下していると判断した場合は、分電盤14に供給されている電力の余剰分(交流)を双方向インバータ18によって鉛蓄電池20の充電が可能な電圧値の直流に変換させ、当該直流で鉛蓄電池20を充電する。
また、建物10で使用する電力が系統電力12等から供給される電力では不足する場合、又は停電によって系統電力12からの電力供給が滞った場合には、鉛蓄電池20が貯えている電力を、双方向インバータ18によって、分電盤14から電力負荷16A〜16Cに供給されている交流と同じ電圧及び周波数の交流に変換して、分電盤14に供給するようにする。
また、HEMS50は、温度センサ24が検知した温度により、充電中の鉛蓄電池20の温度が高い場合には、ファン30を作動させて、ヒートポンプ給湯器26の冷媒を冷熱源とする冷風を保管庫22に供給する。
また、放電中の鉛蓄電池20の温度が低い場合には、熱交換器34に貯湯タンク32の温水を供給するようにする。
HEMS50は、インターネット等の通信網80を介してサーバ82と通信が可能に構成されている。
サーバ82は、温度センサ24が検知した温度を、HEMS50を介して取得可能で、取得した温度が所定の低温側閾値と所定の高温側閾値との間にあるか否かを監視することができる。
低温側閾値及び高温側閾値は、鉛蓄電池20の特性によって異なるが、一例として、低温側閾値を摂氏0度、高温側閾値を摂氏40度とすることが考えられる。
サーバ82は、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が高温側閾値を超えた場合は、鉛蓄電池20の充電を停止する指令をHEMS50に送信する。
また、サーバ82は、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が低温側閾値未満となった場合は、鉛蓄電池20の放電を停止する指令をHEMS50に送信する。
さらに、サーバ82は、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が高温側閾値以下となった場合は鉛蓄電池20の充電を再開する指令をHEMS50に送信し、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が低温側閾値以上となった場合は鉛蓄電池20の放電を再開する指令をHEMS50に送信する。
HEMS50は、サーバ82ら受信した指令に基づいて鉛蓄電池20の充電及び放電の停止及び再開を各々制御する。
また、サーバ82は、無線通信が可能な通信網84を介して、携帯情報端末86と通信可能であってもよい。
携帯情報端末86と通信可能であれば、サーバ82は、鉛蓄電池20の温度が高温側閾値を超えた場合に鉛蓄電池20の充電の停止を要すること、鉛蓄電池20の温度が低温側閾値未満となった場合に鉛蓄電池20の放電の停止を要すること、鉛蓄電池20の温度が高温側閾値以下となった場合に鉛蓄電池20の充電の再開が可能になったこと及び鉛蓄電池20の温度が低温側閾値以上となった場合に鉛蓄電池20の放電の再開が可能になったことを携帯情報端末86に通知することができる。
なお、本実施の形態では、HEMS50は、通信網80を介してサーバ82と通信可能でなくてもよく、かかる場合では、HEMS50が、温度センサ24が検知した温度に基づいて、鉛蓄電池の充電及び放電の停止及び再開を各々判断し、制御するようにしてもよい。
図2は、本発明の実施の形態に係る蓄電池管理システムに含まれるHEMS50の概略構成を示すブロック図である。
HEMS50は、コンピュータを含んで構成されており、図2に示すように、CPU56、ROM58、RAM60、及び入出力ポート62を備えて、これらがアドレスバス、データバス、及び制御バス等のバス64を介して互いに接続されている。
入出力ポート62には、各種入出力機器として、表示部66、操作部68、及びメモリ70が接続されている。なお、表示部66及び操作部68は一体で構成され、操作部68は、表示部66に設けられたタッチパネルを適用するようにしてもよいし、タッチパネルの他に操作ボタンを備えるようにしてもよい。
メモリ70は、温度センサ24が計測した温度を記憶するのみならず、電力供給に関する各種制御や表示部46に表示するための表示制御等を行うためのプログラム、双方向インバータ18及びヒートポンプ給湯器26を制御するためのプログラム、並びにこれらのプログラムを実行するための各種情報等が記憶されている。
本実施の形態では、メモリ70に記憶されたプログラムをRAM60等に展開してCPU56が実行することにより、電力供給に関する各種制御や表示制御等の制御を行うようになっている。
さらに、入出力ポート62には、分電盤14、双方向インバータ18、温度センサ24、ヒートポンプ給湯器26及び通信網80を介してサーバ82と通信をするための通信インターフェース78が接続されている。
以下、本実施の形態に係る蓄電池管理システムの動作について説明する。
図3は、本実施の形態に係る蓄電池管理システム100の温度異常の検知から充放電の停止及びユーザへの情報提供までを記した機能ブロック図である。
まず、温度センサ34が検知した鉛蓄電池20の温度は、HEMS50に送信される。さらにHEMS50は、温度センサ34が検知した鉛蓄電池20の温度の情報を、通信網80を介して、サーバ82に送信する。
サーバ82では、受信した鉛蓄電池20の温度が、高温側閾値を超えているか、又は低温側閾値未満かを判定する。
サーバ82は、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が高温側閾値を超えていると判定した場合、充電を停止する指令をHEMS50に送信する。
また、サーバ82は、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が低温側閾値未満であると判定した場合、放電を停止する指令をHEMS50に送信する。
HEMS50は、鉛蓄電池20が充電中にサーバ82から充電を停止する指令を受信した場合は、受信した指令に基づき、鉛蓄電池20の充電を停止する制御をする。
また、HEMS50は、鉛蓄電池20が放電中にサーバ82から放電を停止する指令を受信した場合は、受信した指令に基づき、鉛蓄電池20の放電を停止する制御をする。
さらにサーバ82は、鉛蓄電池20の充電又は放電の停止を要する旨を携帯情報端末86に送信することにより、ユーザに情報を提供する。
なお、温度センサが検知した鉛蓄電池の温度が高温側閾値以下、又は低温側閾値以上になった場合は、サーバ82は、鉛蓄電池20の充電又は放電を再開する指令をHEMS50に送信し、HEMS50はサーバ82から受信した指令に基づいて、鉛蓄電池20の充電又は放電を制御する。
続いて、本実施の形態において、鉛蓄電池20の冷却又は加熱をする場合について説明する。図4は、本実施の形態に係る蓄電池管理システム100の温度異常の検知から蓄電池20の冷却又は加熱並びにユーザへの情報提供までを記した機能ブロック図である。
図4のうち、鉛蓄電池20が充電中又は放電中の場合に、HEMS50がサーバ82から受信した指令に基づき、鉛蓄電池20の充電又は放電を各々制御するところまで及び携帯情報端末86に対して情報提供をする部分は、図3の場合と共通なので、説明を省略する。
サーバ82から鉛蓄電池20の充電又は放電を停止する指令を受信した場合、HEMS50は、ヒートポンプ給湯器26等の熱源に対して、鉛蓄電池20を冷却又は加熱する要求を送信する。
例えば、サーバ82から鉛蓄電池20の充電を停止する指令を受信した場合は、鉛蓄電池20の温度が高温側閾値を超えている場合であるから、HEMS20は、ファン30を回転させて保管庫22の内部に冷風を導入するようにヒートポンプ給湯器26等の熱源に要求する。
また、サーバ82から鉛蓄電池20の放電を停止する指令を受信した場合は、鉛蓄電池20の温度が低温側閾値未満の場合であるから、HEMS50は、電磁弁38を開き、ポンプ40を作動させて、貯湯タンク32の温水を熱交換器34に供給するようにヒートポンプ給湯器26に要求する。
要求を受けたヒートポンプ給湯器26等の熱源は、冷風又は温水を供給して、鉛蓄電池20を冷却又は加熱するようにする。
なお、図4の場合も、図3の場合と同様に、温度センサが検知した鉛蓄電池の温度が高温側閾値以下、又は低温側閾値以上になった場合は、サーバ82は、鉛蓄電池20の充電又は放電を再開する指令をHEMS50に送信し、HEMS50はサーバ82から受信した指令に基づいて、鉛蓄電池20の充電又は放電を制御する。
さらに、図4の場合では、HEMS50は、サーバ82から鉛蓄電池20の充電又は放電を再開する指令を受信した場合、鉛蓄電池20の冷却又は加熱を停止するようにヒートポンプ給湯器26等の熱源に要求する。
なお、図3及び図4の場合、サーバ82は、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が、高温側閾値を超えた場合、又は低温側閾値未満となった場合であれば、鉛蓄電池20が充電中又は放電中でなくても、鉛蓄電池20の充電又は放電を停止する指令をHEMS50に送信している。
しかしながら、HEMS50からサーバ82に、鉛蓄電池20が充電中又は放電中であることを通知可能であれば、サーバ82は、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が高温側閾値を超えた場合でかつ鉛蓄電池20が充電中の場合に当該充電を停止する指令をHEMS50に送信し、温度センサ24が検知した鉛蓄電池20の温度が低温側閾値未満となった場合でかつ鉛蓄電池20が放電中に場合に当該放電を停止する指令をHEMS50に送信するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る蓄電池管理システムによれば、鉛蓄電池を用いた外部電源の稼働率を向上させると共に、鉛蓄電池の温度が適正となるように制御することができる蓄電池管理システムを提供することができる。
なお、本実施の形態では、鉛蓄電池について説明したが、鉛蓄電池と同様に充電が発熱反応で放電が吸熱反応であるニッケル水素電池等の他の蓄電池にも本実施の形態に係る蓄電池管理システムは適応可能である。
10 建物
12 系統電力
15 太陽電池パネル(太陽光発電手段)
20 鉛蓄電池(蓄電池)
24 温度センサ(温度検知手段)
26 ヒートポンプ給湯器
50 HEMS(充放電制御手段)
82 サーバ(監視手段)
86 携帯情報端末(端末)
100 蓄電池管理システム

Claims (6)

  1. 蓄えた電力を放電して建物に供給可能な蓄電池と、
    前記蓄電池の温度を検知する温度検知手段と、
    系統電力又は他の電源からの電力による前記蓄電池の充電及び前記蓄電池の放電を制御し、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が所定の高温側閾値を超えた場合は前記蓄電池の充電を停止し、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が所定の低温側閾値未満となった場合は前記蓄電池の放電を停止する充放電制御手段と、
    を備えた蓄電池管理システム。
  2. 前記充放電制御手段は、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記高温側閾値以下となった場合は前記停止した前記蓄電池の充電を再開し、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記低温側閾値以上となった場合は前記停止した前記蓄電池の放電を再開する請求項1に記載の蓄電池管理システム。
  3. 前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が所定の低温側閾値と所定の高温側閾値との間にあるか否かを監視する監視手段をさらに備え、
    前記監視手段は、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記高温側閾値を超えた場合は前記蓄電池の充電を停止する指令を、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記低温側閾値未満となった場合は前記蓄電池の放電を停止する指令を、前記充放電制御手段に各々送信すると共に、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記高温側閾値以下となった場合は前記蓄電池の充電を再開する指令を、前記温度検知手段が検知した前記蓄電池の温度が前記低温側閾値以上となった場合は前記蓄電池の放電を再開する指令を、前記充放電制御手段に各々送信し、
    前記充放電制御手段は、前記監視手段から受信した指令に基づいて前記蓄電池の充電及び放電を制御する請求項1又は2に記載の蓄電池管理システム。
  4. 前記監視手段と通信可能な端末をさらに備え、
    前記監視手段は、前記蓄電池の温度が前記高温側閾値を超えた場合に前記蓄電池の充電の停止を要すること、前記蓄電池の温度が前記低温側閾値未満となった場合に前記蓄電池の放電の停止を要すること、前記蓄電池の温度が前記高温側閾値以下となった場合に前記蓄電池の充電の再開が可能になったこと及び前記蓄電池の温度が前記低温側閾値以上となった場合に前記蓄電池の放電の再開が可能になったことを前記端末に通知する請求項4に記載の蓄電池管理システム。
  5. ヒートポンプ給湯器の熱交換器から排出される冷風又は空調手段から供給される冷風を導入して前記蓄電池を冷却する蓄電池冷却手段と、
    前記ヒートポンプ給湯器が生成した温水、燃料電池の廃熱で生成した温水若しくは内燃機関による発電手段の廃熱で生成した温水又は前記空調手段から供給される温風によって前記蓄電池を加熱する蓄電池加熱手段と、
    前記蓄電池の温度が所定の高温側閾値を超えた場合は前記蓄電池冷却手段によって前記蓄電池を冷却すると共に、前記蓄電池の温度が所定の低温側閾値未満となった場合は前記蓄電池加熱手段によって前記蓄電池を加熱する蓄電池温度制御手段と、
    をさらに備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電池管理システム。
  6. 前記他の電源は、太陽光発電手段、燃料電池及び前記内燃機関による発電手段の少なくともいずれか1つである請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓄電池管理システム。
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