JP2013224204A - Car - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、乗りかごに関する。 Embodiments of the present invention relate to a car.
従来、エレベータは、昇降路内を乗りかごが移動することにより、乗りかごを任意の階床に移動させる。このようなエレベータには、乗りかご内や乗り場に種々の操作盤が設けられている。 Conventionally, an elevator moves a car to an arbitrary floor by moving the car in a hoistway. Such an elevator is provided with various operation panels in a car or at a landing.
ところで、従来技術においては、車椅子利用者等に対する操作性の向上の点でさらなる改善の余地がある。 By the way, in the prior art, there is room for further improvement in terms of improving operability for wheelchair users and the like.
実施形態の乗りかごは、エレベータの乗りかご本体と、操作対象領域とを備える。乗りかご本体は、側板とかご床と天井とを含んで構成される。操作対象領域は、前記乗りかご本体に設けられ、前記エレベータに対する操作の対象となる。前記操作対象領域は、前記乗りかご本体の内部において当該乗りかご本体に対する出入口と対向する面である背面に設けられる。 The car according to the embodiment includes an elevator car body and an operation target area. The car body includes a side plate, a car floor, and a ceiling. The operation target area is provided in the car body and is an operation target for the elevator. The operation target area is provided on a back surface which is a surface facing the entrance / exit to the car body inside the car body.
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る乗りかごの概略構成例を示す模式的斜視図、図2は、実施形態1に係る乗りかごの平面図、図3は、実施形態1に係る乗りかごの模式的な部分断面図、図4は、実施形態1に係るのりかごの内部を表す模式図、図5から図8は、変形例に係るのりかごの内部を表す模式図である。
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a schematic perspective view illustrating a schematic configuration example of a car according to the first embodiment, FIG. 2 is a plan view of the car according to the first embodiment, and FIG. 3 is a schematic diagram of the car according to the first embodiment. FIG. 4 is a typical partial cross-sectional view, FIG. 4 is a schematic view showing the inside of the car according to the first embodiment, and FIGS. 5 to 8 are schematic views showing the inside of the car according to the modification.
本実施形態の乗りかご1は、図1、図2に示すように、エレベータ2に適用される。この乗りかご1が適用されるエレベータ2は、乗りかご本体3が昇降路内を昇降することで任意の目的階の乗り場に移動することができるものである。
The
具体的には、乗りかご1は、乗りかご本体3と、扉装置4と、操作盤5及び操作盤6とを備える。
Specifically, the
乗りかご本体3は、側板7とかご床8と天井9とを含んで構成される。乗りかご本体3は、水平方向を区画する側板7と、鉛直方向下側を区画するかご床8と、鉛直方向上側を区画する天井9とにより囲まれた概略箱状に形成される。乗りかご本体3は、四方を囲む側板7のうちの1つの面に出入口10が形成されている。乗りかご本体3は、出入口10に扉装置4が設けられると共に、出入口10の脇のリターンパネル(戸袋、あるいは、袖壁)11に操作盤5が設けられる。
The
扉装置4は、出入口10を開閉するものである。扉装置4は、乗りかご本体3が所定の着床位置に停止している際に開放され、乗りかご本体3に対する乗降を可能とする。
The door device 4 opens and closes the
操作盤5及び操作盤6は、乗りかご本体3内に設けられる。操作盤5及び操作盤6は、この乗りかご本体3内の利用者の種々の操作を受け付けるものである。操作盤5、操作盤6は、利用者による操作入力に応じていわゆる乗りかご本体3の呼び登録等を行うものである。操作盤5、操作盤6は、例えば、乗りかご本体3の行先階の指示操作である呼び操作や扉装置4の開閉操作を受け付ける。操作盤5、操作盤6は、乗りかご本体3の行先階を指示したり扉装置4の開閉操作を行ったりするため、各種押しボタン、あるいは、タッチパネル等が設けられている。操作盤5、操作盤6は、それぞれ制御盤12と電気的に接続されており、利用者の操作入力に応じて乗りかご本体3の呼び登録信号等や開閉信号をエレベータ2が備える制御盤12に送信する。
The
ここでは、操作盤5は、主に一般の標準的な利用者が利用するために設けられた主操作盤である一方、操作盤6は、主に車椅子利用者等が利用するために設けられた副操作盤である。操作盤5は、上述したようにリターンパネル11に設けられている。ここでは、操作盤5は、出入口10に向って右側のリターンパネル11に設けられている。操作盤6の配置については、後で詳細に説明する。
Here, the
上記のような乗りかご1が適用されるエレベータ2は、例えば、利用者により乗りかご本体3内に設けられた操作盤5、操作盤6や乗り場に設けられた操作盤等を介して呼び操作が行われた場合に、制御盤12に呼び登録信号が入力される。そして、エレベータ2は、制御盤12がこの呼び登録信号に応じて乗りかご本体3の呼び登録を行う。そして、制御盤12は、この呼び登録、種々のセンサ、検出器からの出力、乗りかご本体3の現在の移動方向(昇降方向)等に基づいて、乗りかご本体3が合理的に移動しながらそれぞれの呼びに応答するように乗りかご本体3の着床順序を定める。そして、制御盤12は、巻上機等を含んで構成される昇降駆動部13を駆動制御し、乗りかご本体3を目的の階床へと移動させる。これにより、エレベータ2は、乗りかご本体3が昇降路内を鉛直方向上下に昇降移動し、任意の目的階の乗り場に移動する。そして、エレベータ2は、乗りかご本体3が目的階の乗り場に着床し、所定の着床位置に着床したことが検出されると、その後、制御盤12が扉装置4を開放する。これにより、乗り場で待機している利用者は、乗りかご本体3内に乗り込むことが可能となり、また、乗りかご本体3内の利用者は乗り場に降りることが可能となる。
The
そして、本実施形態の乗りかご1は、乗りかご本体3の内部の背面14に設けられ、エレベータ2に対する操作の対象となる操作対象領域15を備えることで、車椅子利用者等に対する操作性の向上を図っている。
The
操作対象領域15は、利用者による呼び操作や扉装置4の開閉操作を受け付けるために、これらの操作において利用者による選択の対象となりうる「行先階」や扉装置4の「開」、「閉」等に対応する数字、文字、記号、点字、図柄等(以下、「操作選択対象」という場合がある。)が表された領域である。言い換えれば、操作対象領域15は、利用者がエレベータ2に対する種々の操作を行う際の選択肢を表した領域である。操作対象領域15は、印刷による表示、7セグメントディスプレイやLEDランプによる表示、タッチパネルに組み合わされた液晶パネルによる画像表示等、様々な表示手法によって操作選択対象が表示される。
The
そして、本実施形態の操作対象領域15は、乗りかご本体3の内部において、背面14に設けられる。ここで、乗りかご本体3の内部の背面14とは、乗りかご本体3の内部において当該乗りかご本体3に対する出入口10と対向する面である。
The
より具体的には、操作対象領域15は、図1、図2、図3に示すように、操作盤6の出入口10側の表面に配置される。
More specifically, the
この操作盤6は、上述したように主に車椅子利用者等が利用するために設けられた副操作盤である。よって、この操作盤6は、乗りかご本体3内の背面14において、鉛直方向に対して車椅子利用者が操作可能な比較的低い位置に設けられている。典型的には、操作盤6は、操作盤5より低い位置に設けられている。また、操作盤6は、乗りかご本体3内の背面14において、水平方向に対してほぼ中央の位置に設けられている。
As described above, the
そして、操作盤6は、乗りかご本体3の内部の背面14から出入口10側に突出して設けられる。ここでは、操作盤6は、背面14に設けられた持ち出し部材16に固定されている。持ち出し部材16は、箱状の構造物であり、基端面が背面14に固定されると共に先端面に操作盤6が設けられる。
The
そして、操作対象領域15は、操作盤6の出入口10側の表面に設けられる。利用者は、エレベータ2に対する種々の操作を行う際に、この操作対象領域15に表されている操作選択対象に触れて当該操作選択対象に対応する押しボタンを押下したり、操作選択対象に対応するタッチパネル上の領域に触れたりする。これに応じて操作盤6は、乗りかご本体3内の利用者のエレベータ2に対する種々の操作を受け付ける。
The
また、本実施形態の乗りかご1は、さらに、図1、図2、図3、図4に示すように、乗りかご本体3の内部も背面14に設けられる表示器17を備える。表示器17は、出入口10側の状態を表すものである。ここでは、表示器17は、鏡面部材18を含んで構成される。鏡面部材18は、表面が鏡面をなし当該鏡面が出入口10の状態を鏡像として映すことで、出入口10側の状態を表す。鏡面は、典型的には、主な可視光線を反射する面である。本実施形態の鏡面部材18は、矩形状に形成され、一枚で背面14のほぼ全面を覆うように設けられる。
In addition, the
この鏡面部材18は、鉛直方向に対して車椅子利用者が操作可能な比較的低い位置、水平方向に対してほぼ中央の位置に矩形状の切り欠き19(図3、図4参照)が形成されている。言い換えれば、切り欠き19は、鏡面部材18本体によって4方が囲われた領域である。上記の持ち出し部材16は、この切り欠き19から露出している背面14に組み付けられる。つまり、操作対象領域15は、切り欠き19の領域、すなわち、背面14において表示器17である鏡面部材18により区画された領域に設けられることとなる。ここでは、持ち出し部材16及び操作盤6は、背面14において鏡面部材18により区画された領域に配置された構造物である。操作対象領域15は、この持ち出し部材16に固定された操作盤6に設けられる。これにより、乗りかご1は、鏡面部材18が設けられた背面14に対して操作対象領域15を適切に配置すると共に、当該操作対象領域15を背面14から出入口10側に突出した位置に設けることができる。
The
上記のように構成される乗りかご1は、操作対象領域15が乗りかご本体3の内部において出入口10に対向する背面14に設けられる。これにより、この乗りかご1は、例えば、車椅子利用者等が乗りかご本体3に乗り込んだ際に、方向転換等をしなくても入ってきてそのまま操作対象領域15を介してエレベータ2に対する操作を行うことができる。この結果、乗りかご1は、車椅子利用者等に対する操作性を向上することができる。
In the
ここでは、乗りかご1は、背面14から出入口10側に突出して設けられる操作盤6の出入口10側の表面に操作対象領域15が配置される。したがって、この乗りかご1は、図4に示すように、例えば、車椅子に座ったままの状態の利用者に対して、操作対象領域15を当該車椅子利用者側に近接させることができる。これにより、乗りかご1は、操作盤6にて車椅子利用者による操作を受け付けやすくすることができる。
Here, in the
さらに、乗りかご1は、乗りかご本体3の内部の背面14に、出入口10側の状態を表す表示器17として、鏡面部材18が設けられる。したがって、この乗りかご1は、車椅子利用者等が乗りかご本体3から降車する際に、方向転換等をしなくても鏡面部材18に映る鏡像によって、後方側、すなわち、出入口10側の状態を把握しながら安全に降車することができる。
Further, the
そして、この乗りかご1は、操作対象領域15と表示器17をなす鏡面部材18とがともに背面14に設けられる。このため、乗りかご1は、例えば、車椅子利用者等が利用するための操作対象領域15(操作盤6)や鏡面部材18が設けられていない乗りかご本体3を、車椅子利用者等に対応した乗りかご本体3にリニューアルする際に交換部品数や作業工数を削減することができる。すなわちこの場合、乗りかご1は、既存の背面14の側板7を取り除いて、操作対象領域15(操作盤6)及び鏡面部材18が組み込まれた状態の側板7を新設の背面14として組み付けることで、車椅子利用者等に対応した乗りかご本体3にリニューアルすることができる。したがって、乗りかご1は、側面の側板7を交換することなく、背面14の側板7を交換することで、車椅子利用者等に対応した乗りかご本体3にリニューアルすることができるので、上記のように交換部品数や作業工数を削減することができる。この結果、乗りかご1は、例えば、作業時間を短縮することができ、リニューアルコストを削減することができる。また、乗りかご1は、既存の側面の側板7をそのまま継続して使用することができるので、リニューアルに際し廃棄物等を削減することができ、地球環境の悪化も抑制することができる。また、この乗りかご1は、背面14が操作対象領域15(操作盤6)と鏡面部材18とでほぼ覆われるので、既存の側面のデザインに対して新設の背面14自体のデザインをあわせる必要性も低いことから、設計の容易化を図ることができる。
In the
また、この乗りかご1は、上記のようなリニューアルに限らず、車椅子利用者等に対応した乗りかご本体3を新たに製造する場合も、操作対象領域15(操作盤6)、鏡面部材18が組み込まれた状態の側板7を一体で背面14として建て込むことができる。この結果、乗りかご1は、組付部品数や作業工数を削減することができ、例えば、作業時間を短縮することができ、製造コストを削減することができる。
Further, the
以上で説明した実施形態に係る乗りかご1によれば、エレベータ2の乗りかご本体3と、操作対象領域15とを備える。乗りかご本体3は、側板7とかご床8と天井9とを含んで構成される。操作対象領域15は、乗りかご本体3に設けられ、エレベータ2に対する操作の対象となる。操作対象領域15は、乗りかご本体3の内部において当該乗りかご本体3に対する出入口10と対向する面である背面14に設けられる。したがって、乗りかご1は、操作対象領域15が乗りかご本体3の内部において出入口10に対向する背面14に設けられることから、車椅子利用者等に対する操作性を向上することができる。
The
なお、以上で説明した乗りかご1は、図5の変形例に示すように、さらに、乗りかご本体3の内部の背面14に手摺り20を備えていてもよい。手摺り20は、例えば、操作盤6の鉛直方向下側に水平方向に沿って設けられる。これにより、乗りかご1は、老人、妊婦等の利用者に対する安全性の向上を図ることができる。この場合も、乗りかご1は、操作対象領域15、鏡面部材18(表示器17)と共に、手摺り20が背面14に設けられることから、リニューアルする際の交換部品数や作業工数、新たに製造する際の組付部品数や作業工数等を削減することができる。
The
また、以上で説明した乗りかご1は、図6の変形例に示すように、操作盤6の出入口10側の表面を鏡面仕上げにするようにしてもよい。すなわちこの場合、操作盤6は、操作対象領域15が設けられている面の表面が鏡面仕上げとなる。これにより、乗りかご1は、操作盤6を表示器17である鏡面部材18と一体的なデザインとすることとができるので、デザイン性を向上することができる。
Further, the
また、以上で説明した乗りかご1は、図7、図8の変形例に示すように、表示器17が複数枚の鏡面部材18を含んで構成されてもよい。図7の例では、表示器17は、長方形に形成された上下二枚の鏡面部材18で構成されている。この場合、背面14において操作対象領域15が設けられる領域は、上下二枚の鏡面部材18によって鉛直方向の上下二辺が区画されている。また図8の例では、表示器17は、長方形に形成された上下二枚の鏡面部材18、及び、略正方形に形成された左右二枚の鏡面部材18、合計四枚の鏡面部材18で構成されている。この場合、背面14において操作対象領域15が設けられる領域は、上下二枚の鏡面部材18によって鉛直方向の上下二辺が区画され、左右二枚の鏡面部材18によって水平方向の左右二辺が区画される。この場合、乗りかご1は、各鏡面部材18の形状を簡略化することができ、例えば、鏡面部材18に切り欠き19(図4参照)等を設ける加工を行うことなく、既製品等の矩形状の鏡面部材18を用いることができる。この結果、乗りかご1は、さらに製造コストを低減することができる。
Further, the
[実施形態2]
図9は、実施形態2に係る乗りかごの概略構成例を示す模式的斜視図である。実施形態2に係る乗りかごは、検出装置、撮像装置、表示装置等を備える点で実施形態1とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。
[Embodiment 2]
FIG. 9 is a schematic perspective view illustrating a schematic configuration example of a car according to the second embodiment. The car according to the second embodiment is different from the first embodiment in that it includes a detection device, an imaging device, a display device, and the like. In addition, about the structure, operation | movement, and effect which are common in embodiment mentioned above, the overlapping description is abbreviate | omitted as much as possible.
本実施形態の乗りかご201は、図9に示すように、乗りかご本体3と、操作対象領域15とを備えている。この乗りかご201は、操作盤6(図1等参照)、持ち出し部材16(図3等参照)を備えておらず、操作対象領域15が背面14に直接的に設けられている。
As shown in FIG. 9, the
そして、本実施形態の乗りかご201は、さらに、表示器217と、検出装置221と、撮像装置222とを備える。本実施形態の表示器217は、表示装置223を含んで構成される。
The
検出装置221は、利用者による操作対象領域15に対する動作を当該操作対象領域15への接触前に検出するものである。検出装置221は、例えば、操作対象領域15に対する動作を3次元でキャプチャ、検出する種々の3次元モーションセンサ等を用いることができる。検出装置221は、天井9に設けられており、操作対象領域15の付近での利用者の動作を検出することができるように、当該操作対象領域15の近傍に向けて設置されている。検出装置221は、利用者がエレベータ2に対する種々の操作を行う際、例えば、操作対象領域15に表されている操作選択対象を目指して手を動かすような動作を行なった際に、この利用者の手の動きをモーションキャプチャする。そして、検出装置221は、これに応じて乗りかご本体3内の利用者のエレベータ2に対する種々の操作を識別して受け付ける。検出装置221は、制御盤12と電気的に接続されており、利用者の操作入力に応じて乗りかご本体3の呼び登録信号等や開閉信号を制御盤12に送信する。これにより、乗りかご201は、検出装置221が利用者による操作対象領域15に対する動作を当該操作対象領域15への接触前に検出することから、車椅子に座ったままの状態の利用者が容易に操作を行うことができる。
The
撮像装置222は、乗りかご本体3の出入口10側を撮像するものである。撮像装置222は、例えば、CCDカメラなどの種々の撮像装置等を用いることができる。撮像装置222は、天井9に設けられており、出入口10の付近を撮像することができるように、当該出入口10の近傍に向けて設置されている。撮像装置222は、制御盤12と電気的に接続されており、撮像した出入口10側の画像又は映像を制御盤12に送信する。
The
表示器217は、乗りかご本体3の内部の背面14に設けられ、出入口10側の状態を表すものであり、ここでは、表示装置223を含んで構成される。表示装置223は、液晶ディスプレイなどの種々の画像表示装置等を用いることができる。ここでは、表示装置223は、単数、あるいは、複数を組み合わせて背面14のほぼ全面を覆うように設けられる。ここでは、操作対象領域15は、背面14において表示装置223により区画された領域に設けられる。そして、この表示装置223は、制御盤12と電気的に接続されており、撮像装置222によって撮像され、制御盤12から送信される出入口10側の画像又は映像を表示する。
The
これにより、乗りかご201は、乗りかご本体3の内部の背面14に、出入口10側の状態を表す表示器217として、表示装置223が設けられるので、車椅子利用者等が乗りかご本体3から降車する際に出入口10側の状態を把握しながら安全に降車することができる。また、この乗りかご201は、操作対象領域15と表示器217をなす表示装置223がともに背面14に設けられるので、リニューアルする際の交換部品数や作業工数、新たに製造する際の組付部品数や作業工数等を削減することができる。
Thus, the
以上で説明した実施形態に係る乗りかご201は、操作対象領域15が乗りかご本体3の内部において出入口10に対向する背面14に設けられることから、車椅子利用者等に対する操作性を向上することができる。
In the
なお、乗りかご201は、例えば、操作対象領域15に対する操作が行われた場合、言い換えれば、車椅子利用者等により操作がなされたと推定できるような場合に、撮像装置222によって撮像された出入口10側の画像又は映像を表示装置223に表示するようにしてもよい。また、乗りかご201は、例えば、撮像装置222を複数備え、複数の撮像装置222が撮像した出入口10側の画像又は映像を適宜合成して表示装置223に表示するようにしてもよい。
For example, when the operation is performed on the
また、乗りかご201は、例えば、出入口10及び扉装置4を2つ備え、背面14にそのうちの1つが設けられるような場合、背面14側の扉自体に他方の出入口10側の画像又は映像を投影するようにしてもよい。この場合、乗りかご201は、表示装置223にかえて、撮像装置222が撮像した他方の出入口10側の画像又は映像を扉等に投影する投影装置を備え、投影装置から他方の出入口10側の画像又は映像を扉に投影することで、背面14側の扉自体を他方の出入口10側の状態を表す表示器として兼用すればよい。
In addition, for example, when the
なお、上述した実施形態に係る乗りかごは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。本実施形態に係る乗りかごは、以上で説明した各実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。 The car according to the above-described embodiment is not limited to the above-described embodiment, and various changes can be made within the scope described in the claims. The car according to the present embodiment may be configured by appropriately combining the constituent elements of the embodiments and modified examples described above.
以上で説明した背面14の側板7は、複数に分割されていてもよい。この場合、鏡面部材18等も背面14の側板7に合わせて複数に分割されていてもよい。
The
以上で説明した実施形態、変形例に係る乗りかごによれば、操作性を向上することができる。 According to the car which concerns on embodiment described above and a modification, operativity can be improved.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1、201 乗りかご
2 エレベータ
3 乗りかご本体
4 扉装置
5、6 操作盤
7 側板
8 かご床
9 天井
10 出入口
11 リターンパネル
12 制御盤
13 昇降駆動部
14 背面
15 操作対象領域
16 持ち出し部材
17、217 表示器
18 鏡面部材
19 切り欠き
221 検出装置
222 撮像装置
223 表示装置
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,201
Claims (5)
前記乗りかご本体に設けられ、前記エレベータに対する操作の対象となる操作対象領域とを備え、
前記操作対象領域は、前記乗りかご本体の内部において当該乗りかご本体に対する出入口と対向する面である背面に設けられることを特徴とする、
乗りかご。 An elevator car body comprising a side plate, a car floor and a ceiling;
An operation target area that is provided in the car body and is an operation target for the elevator;
The operation target area is provided on a back surface that is a surface facing an entrance to the car body inside the car body,
Ride car.
前記操作対象領域は、前記背面において前記表示器により区画された領域に設けられる、
請求項1に記載の乗りかご。 Provided on the back surface, comprising an indicator that represents the state of the entrance / exit side,
The operation target area is provided in an area partitioned by the display unit on the back surface.
The car according to claim 1.
請求項1又は請求項2に記載の乗りかご。 The indicator includes a mirror member whose surface is a mirror surface and the mirror surface reflects the state of the entrance / exit as a mirror image.
The passenger car according to claim 1 or claim 2.
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の乗りかご。 The operation target region is provided on the surface on the entrance side of the operation panel that protrudes from the back surface to the entrance side and receives an operation on the elevator.
The car according to any one of claims 1 to 3.
前記出入口側を撮像する撮像装置とを備え、
前記表示器は、前記撮像装置によって撮像された前記出入口側の画像又は映像を表示する表示装置を含む、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の乗りかご。 A detection device for detecting an operation on the operation target area by a user before contacting the operation target area and receiving an operation on the elevator;
An imaging device for imaging the entrance / exit side,
The display includes a display device that displays an image or video on the entrance / exit side imaged by the imaging device,
The car according to any one of claims 1 to 4.
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A02 | Decision of refusal |
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