JP2013222470A - 情報記録再生装置および情報記録再生方法および情報記録再生システム - Google Patents

情報記録再生装置および情報記録再生方法および情報記録再生システム Download PDF

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敦 根尾
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Abstract

【課題】情報記録媒体に光ディスクを用いるアーカイブ装置において、所望の再生品質を得るために再生レーザパワーを上げて再生を行うと光ディスクの記録膜特性の劣化を促進させ、前記アーカイブ装置に記録される情報の信頼性が損なわれる。
【解決手段】情報記録媒体において、第1の情報記録媒体を第1の再生レーザパワーで再生して、再生中に得られる第1の情報記録媒体品質評価値が予め定めた品質基準値を上回る場合には、第2の再生レーザパワーを用いて前記第1の情報記録媒体に記録される全てのデータの再生し、第2の情報記録媒体に前記再生した全てのデータを記録して複製を生成する
【選択図】 図1

Description

本発明は情報記録再生装置に係り、特に複数の情報記録媒体を具備したアーカイブ装置において各情報記録媒体の経年劣化を抑制し、記録されるデータの信頼性向上に関する。
本技術分野の背景技術として特開2008−108306号公報(特許文献1)がある。この公報には、「S104にて測定されたPRSNRが閾値Psh未満であれば(S105:NO)、再生レーザパワーPwrがΔPだけ高められ(S107)、S104に戻って、再度、PRSNRの測定が行われる。S104からS105の処理は、PRSNRが閾値Psh以上となる(S105:YES)まで繰り返される。そして、PRSNRが閾値Psh以上となったときの再生レーザパワーPwrが当該再生動作時における再生レーザパワーに設定される(S106)。」と記載されている。
特開2008−108306号
光ディスクにおいて記録膜特性の経年劣化により再生時のPRSNRが低下し、再生不可能になる可能性がある。
特許文献1には光ディスク再生開始時に、再生レーザパワーを上げることでPRSNR(Partial Response Signal to Noise Ratio)を向上させ、閾値Psh以上のPRSNRが得られた時点の再生レーザパワーで再生を行う手法が記載されている。
しかし再生レーザパワーを上げて再生を行うと光ディスクの記録膜特性の劣化が懸念され、光ディスクの再生耐久性が損なわれる恐れがあり、特に経年劣化により記録膜特性が悪化した光ディスクに対して特許文献1記載の手法を用いると所望のPRSNRを得るために再生レーザパワーを上げることで、更に記録膜特性の劣化を促進させ、場合によっては光ディスクに記録されたデータを破壊する可能性がある。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、複数の情報記録媒体を具備するアーカイブ装置において、情報記録媒体の経年劣化を抑制するとともに、該アーカイブ装置に記録されたデータの信頼性を向上させることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明では一例として特許請求の範囲記載の構成を用いる。
本発明によれば、情報記録媒体の経年劣化を抑制するとともに、記録されるデータの信頼性を向上させる情報記録再生装置を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1における再生処理のフローチャート 実施例1における品質規格外ディスクの複製処理のフローチャート 実施例1における情報記録再生装置のブロック図 実施例1における情報記録再生ドライブのブロック図 実施例1乃至3における光ディスクのレイアウト 実施例1と3における経年劣化前後の再生レーザパワーと情報記録媒体品質評価値の関係 実施例2における再生処理のフローチャート 実施例2と3における経年劣化前後の再生レーザパワーと情報記録媒体品質評価値の関係 実施例2における情報記録再生装置のブロック図 実施例3におけるホストサーバと情報記録再生装置から構成されるアーカイブ装置のブロック図 実施例3におけるホストサーバのブロック図 実施例3における情報記録再生装置のブロック図 実施例2と3における情報記録媒体別の再生レーザパワー情報 実施例2と3における品質規格外ディスクの複製処理のフローチャート
以下、実施例を図面を用いて説明する。
実施例1のアーカイブ装置の構成ならびに動作を、図面を参照しながら詳述する。
図3は実施例1におけるアーカイブ装置のブロック図である。以下、本実施例では情報記録媒体に光ディスクを、情報記録媒体記録再生ドライブに光ドライブを用いる光ディスクアーカイブ装置として説明するが、本発明を適用可能な情報記録媒体や情報記録再生ドライブはこれらに限られるものではなく、例えばホログラム媒体などに適用しても構わない。
本実施例のアーカイブ装置10は、アーカイブ装置制御部11と、チェンジャー機構12と、光ディスク40を複数収納するラック13と、ホストインタフェース14と、ドライブインタフェース15と、情報記録媒体品質監視部16と、複数の光ドライブ30とで構成される。
光ディスクアーカイブ装置10は、ホストインタフェース14を介してホストコンピュータ20と接続され、記録や再生(以下、記録再生と表記)といった各種のコマンドとコマンドの実行結果と記録再生したデータを送受信する。
ラック13は複数のスロットを備えており、各スロットには1枚ずつ光ディスク40を収納することができる。
アーカイブ装置制御部11はアーカイブ装置10の動作全般を制御する機能を備えており、チェンジャー機構12を動作させて、ラック13から所定の光ディスク40を取り出し、所定の光ドライブ30まで搬送してロードする。あるいは逆に、所定の光ドライブ30からイジェクトされた光ディスク40を、ラック13の所定のスロットに搬送して収納する。また、ドライブインタフェース15を介して各光ドライブ30は互いに、またアーカイブ装置制御部11と接続されており、アーカイブ装置制御部11は所定の光ドライブ30に対して記録や再生といった各種のコマンドと記録するデータを送信し、コマンドの実行結果と再生したデータおよび後述する情報記録媒体品質評価値を受信する。また、アーカイブ装置制御部11は受信した情報記録媒体品質評価値を情報記録媒体品質監視部16に供給する。
情報記録媒体品質監視部16は、後述する第1の再生レーザパワーを用いて光ディスク40を再生することで得られる第1の情報記録媒体品質評価値をアーカイブ装置制御部11から受信し、該第1の情報記録媒体品質評価値を監視し、予め定めた情報記録媒体品質基準値より悪質な前記第1の情報記録媒体品質評価値を示す光ディスクに対しては、前記第1の情報記録媒体品質評価値よりも良質な第2の情報記録媒体品質評価値が再生可能な第2の再生レーザパワーで前記光ディスクに記録される全データの再生を実行し、ラック13に収納される別の光ディスク40に前記再生したデータを記録し複製を生成するようアーカイブ装置11に制御信号を供給する。これにより、アーカイブ装置10に記録されるデータの信頼性を向上させることが可能となりまた、前記第1の再生レーザパワーは第2の再生レーザパワーに比較して再生時に光ディスクの記録膜特性の劣化を抑制することが可能な特徴を有しているため、光ディスクの経年劣化を抑制することが可能となる。
アーカイブ装置10の詳細な動作については後述する。
図5は実施例1における光ディスク40の構成図である。
光ディスク40は大きく分けて、ディスクIDなどが記録されているリードインエリア41、リードアウトエリア42、ユーザがデータを記録再生するユーザデータエリア43の3つの領域から構成される。
図4は実施例1における光ドライブ30のブロック図である。
本実施例の光ドライブ30は、ドライブ制御部31と、光ピックアップ32と、コントローラインタフェース34と、ディスク回転機構50と、スライダ機構51と、サーボ制御部52と、サーボ信号生成部53と、再生信号生成部54と、再生信号2値化部55と、エンコード部56と、デコード部57と、AFE(Analog Front End)60と、信号品質測定部61と、レーザ制御部62とで構成される。
光ディスク40からの反射光量は光ピックアップ32の光検出器で受光されて電気信号に変換され、AFE60に送られる。
AFE60は光ピックアップからの電気信号の増幅等のアナログ信号処理を実行し、信号品質測定部61とサーボ信号生成部53と再生信号生成部54に供給する。
信号品質測定部61は、AFE60から供給される信号の最短周期信号長の振幅中心情報であるベータ、前記信号の位相エラー情報であるエッジシフト、ジッタ、i-MLSE、および反射光の総和であるプルインエラー信号(以下PEと表記)などを測定して測定結果を生成し、情報記録媒体品質評価値としてドライブ制御部31に供給する。
サーボ信号生成部53は、装着された光ディスク40に好適な検出方法で各種のサーボ信号を選択して生成し、後述する情報記録媒体品質評価値としてドライブ制御部31に供給する。サーボ信号には少なくともフォーカス誤差信号とトラッキング誤差信号とが含まれる。
再生信号生成部54は、波形等化回路とA/Dコンバータとを備えており、AFE60から供給されたアナログの再生信号に対して、所定の波形等化の後、標本化および量子化を行ってデジタル信号に変換し、再生信号2値化部55に供給する。
再生信号2値化部55は、トランスバーサルフィルタと、ビタビ復号回路を備える。再生信号生成部54から供給されたデジタル信号はトランスバーサルフィルタで所定のPRクラスに等化され、ビタビ復号回路で最尤復号を行って、この等化波形を所定の変調規則に基づくNRZI信号に変換する。再生信号2値化部55で生成されたNRZI信号は、デコード部57によってデータの訂正処理などを行って再生データ信号に変換され、コントローラインタフェース34を介してアーカイブ装置制御部11に送られる。再生データは前記ユーザデータエリア43に記録されたユーザデータのみではなく、光ディスクのリードインエリア41に記録されるディスクIDなどの情報も含み、リードインエリアを再生した際に得られる情報、特にディスクIDは情報記録媒体品質評価値として再生データと共にコントローラインタフェース34を介してアーカイブ装置制御部11に送られる。また、デコード部57は訂正処理時に訂正を行った回数を通知する機能を備えており、再生エラーレートを測定することができ、該再生エラーレートも情報記録媒体品質評価値としてコントローラインタフェース34を介してアーカイブ装置制御部11に送られる。
ドライブ制御部31は、光ドライブ30の動作全般を制御する。
再生時のドライブ制御部31はレーザ制御部62を介して光ピックアップ32が所望の再生レーザパワーで発光するよう制御を実行し、サーボ信号生成部53から供給されるサーボ信号を用いて、ディスク回転機構50に装着された光ディスク40の回転制御を行い、スライダ機構51を駆動して光ピックアップ32を光ディスク40の半径方向に変位させるシーク制御及び送り制御を行い、光ピックアップ32の対物レンズを駆動してフォーカス制御およびトラッキング制御を行う。尚、ここでサーボ制御に用いたサーボ信号は情報記録媒体品質評価値としてコントローラインタフェース34を介してアーカイブ装置制御部11に送られる。
記録時のドライブ制御部31はコントローラインタフェース34を介してアーカイブ装置制御部11から送られてきた記録データ信号を、エンコード部56で所定の変調規則によるNRZI信号に変換してドライブ制御部31に供給し、ドライブ制御部31はこのNRZI信号に対応した記録ストラテジ(発光パルス列)に変換し、レーザ制御部62を駆動して所定の光強度およびパルス列でレーザを発光させる。
実施例1のアーカイブ装置の再生動作について説明する。図1は実施例1におけるアーカイブ装置の再生動作処理のフローチャートである。
アーカイブ装置制御部11はホストコンピュータ20から再生命令を受け取ると、再生処理の実行に併せて情報記録媒体品質評価処理を実施する。ここでは光ディスク40のうち、光ディスクMのデータを再生する命令を受け取ったものとする。
アーカイブ装置制御部11は光ディスクMを記録再生する光ドライブ30として光ドライブNを選択し、100において、チェンジャー機構12を駆動して光ディスクMを光ドライブNにロードする。
101において光ディスクMのリードインエリア41を前記第1の再生レーザパワーで再生し、特にディスクIDなどは情報記録媒体品質評価値としてアーカイブ装置制御部11に送られる。
102において光ディスクMのユーザデータエリア43を前記第1の再生レーザパワーで再生し、該再生中にユーザデータエリア43のベータ、エッジシフト、ジッタ、サーボ信号、PEおよびi-MLSEやエラーレートなどの情報記録媒体品質評価値を信号品質測定部61とデコード部57を用いて測定し、該測定された第1の情報記録媒体品質評価値はドライブ制御部31がコントローラインタフェース34を介してアーカイブ装置制御部11に供給される。
103において、アーカイブ装置制御部11は受信した第1の情報記録媒体品質評価値を情報記録媒体品質監視部16に供給する。
104において、情報記録媒体品質監視部16は取得した第1の情報記録媒体品質評価値と予め定めた情報記録媒体品質基準値との比較を行い、該比較結果から再生中の光ディスクMは品質規格外ディスクであるかを判断し、品質規格外ディスクでなければ105の処理を実行し、品質規格外ディスクであれば106の処理を実行する。104における取得した第1の情報記録媒体品質評価値と予め定めた情報記録媒体品質基準値との比較動作の詳細については後述する。
105において、アーカイブ装置制御部11は光ドライブNから光ディスクMをイジェクトさせる。イジェクトされた光ディスクMはチェンジャー機構12によりラック13に搬送され、再生処理は終了する。
106において、アーカイブ装置10は104で品質規格外ディスクと判断した再生中の光ディスクMの複製を別の光ディスク40で生成し、再生動作は終了する。106の詳細な動作は後述する。
前記106の詳細な動作について図2を用いて説明する。
図2は図1に示す106の品質規格外ディスク複製処理のフローチャートである。
まず10601において、104で品質規格外ディスクと設定された光ディスクMをロードしている光ドライブNの再生レーザパワーに前記第2の再生レーザパワーを設定し、該設定した第2の再生レーザパワーを用いて光ディスクMに記録される全データを再生する。
次に後述する交換対象ディスクに設定されていない光ディスクをドライブOにロードし(10602)、ドライブOにロードした光ディスクのリードインエリア41を再生する(10603)。
10604において前記再生した光ディスクMの全データをドライブOにロードした光ディスクに記録し、光ディスクMの複製を別の光ディスクを用いて生成する。また複製した光ディスクに対しては記録後に記録箇所の再生を第1の再生レーザパワーを用いて行うベリファイ処理によって、情報記録媒体品質評価値を測定する。このベリファイ処理は記録する全ての領域に対して行っても良いし、例えば記録されるデータの内、最外周側に記録されるデータに対して行っても良い。これは光ディスクの経年劣化は外周側の方が内周側に比べて起こりやすいことに起因する。なお、本発明はこれらに限られず、情報記録媒体品質評価値を測定する領域は限定されない。測定された情報記録媒体品質評価値はアーカイブ装置制御部11を介して情報記録媒体品質監視部16に供給される。
次に10605において、情報記録媒体品質監視部16は前記複製ディスクの情報記録媒体品質評価値と予め定めた情報記録媒体品質基準値との比較を行い、複製した光ディスクが品質規格外ディスクであるかを判断し、品質規格外ディスクでなければ10607の処理を実行し、品質規格外ディスクであれば10606の処理を実行する。
10605で前記複製した光ディスクが品質規格外ディスクと判断されれば、10606において前記複製した光ディスクを記録または再生を行わない交換対象ディスクに設定して、光ドライブOからイジェクトし、10602の処理に戻る。ここで、交換対象ディスクに設定された光ディスクは一旦チェンジャー機構12を用いてラック13に保管し、交換対象ディスクが一定の枚数に達した時点で新たなディスクと交換しても良いし、交換処理を実行する時期を定期的に決めて行っても良いし、交換対象ディスクにされた時点で新たな光ディスクと交換しても良く、交換する時期については限定されない。
10605で前記複製したディスクが品質規格外ディスクではないと判断されれば、10607において、光ディスクMを交換対象ディスクに設定して、光ディスクMと複製した光ディスクをイジェクトし、チェンジャー機構12を用いてラック13の所定のスロットに搬送して収納し、品質規格外ディスクの複製処理は終了する。
前記104と106の動作について図6を用いて詳細に説明する。
図6は経年劣化前後の光ディスクにおいて、再生レーザパワーと情報記録媒体品質評価値の関係を示す図である。尚、横軸は再生レーザパワー、縦軸は情報記録媒体品質評価値を示し、情報記録媒体品質評価値は値が低いほど、品質が良いことを示す。
608は経年劣化前の光ディスクにおいて、再生レーザパワーと情報記録媒体品質評価値の関係を示し、610は前記第1の再生レーザパワーを示し、611は前記第2の再生レーザパワーを示し、601乃至603は経年劣化前の光ディスクにおける各再生レーザパワーの情報記録媒体品質評価値を示し、特に第1の再生レーザパワー610で再生される602の情報記録媒体品質評価値を第1の情報記録媒体品質評価値とし、第2の再生レーザパワー611で再生される603の情報記録媒体品質評価値を第2の情報記録媒体品質評価値とする。609は経年劣化後の光ディスクにおいて、再生レーザパワーと情報記録媒体品質評価値の関係を示し、604乃至606は経年劣化後の光ディスクにおける各再生レーザパワーの情報記録媒体品質評価値を示し、特に第1の再生レーザパワー610で再生される605の情報記録媒体品質評価値を第1の情報記録媒体品質評価値とし、第2の再生レーザパワー611で再生される606の情報記録媒体品質評価値を第2の情報記録媒体品質評価値とする。607は前記予め定めた情報記録媒体品質基準値を示す。
前記104において、アーカイブ装置10は前記102の処理において再生中に取得した第1の情報記録媒体品質評価値と情報記録媒体品質基準値607を比較し、該第1の情報記録媒体品質評価値が該情報記録媒体品質基準値607を下回っていれば再生した光ディスクは品質規格外ディスクではないと判断し、該情報記録媒体品質評価値が該情報記録媒体品質基準値607を上回っていれば、再生した光ディスクは品質規格外ディスクであると判断する。
図6の602に示されるように経年劣化前の光ディスクにおいては第1の再生レーザパワー610で再生される第1の情報記録媒体品質評価値602は情報記録媒体品質基準値607を下回るが、経年劣化後の光ディスクにおいては第1の再生レーザパワー610で再生すると第1の情報記録媒体品質評価値605に示されるように情報記録媒体品質基準値607を上回ることがある。605に示されるように第1の再生レーザパワー610で再生される第1の情報記録媒体品質評価値が情報記録媒体品質基準値607を上回った場合には、106で第1の再生レーザパワーよりも大きく、第1のレーザパワーで取得される第1の情報記録媒体品質評価値よりも品質の良い第2の情報記録媒体品質評価値を取得可能な第2の再生レーザパワー606で全データの再生を行い、再生した全データを前記品質規格外ディスクと判断した光ディスクとは別の光ディスクであり且つ、前記交換対象ディスクとは別の光ディスク40に記録することで、前記104で品質規格外ディスクと判断した光ディスクの複製ディスクを生成する。
尚情報記録媒体品質基準値607は再生可否を分ける情報記録媒体品質評価値としても良いし、再生可否を分ける情報記録媒体品質評価値からマージンを考慮した値としても良く、情報記録媒体品質基準値607は限定されない。
また前記情報記録媒体品質評価値には前記記載の通りベータ、エッジシフト、ジッタ、i-MLSE、PE、再生エラーレートなどであり、いずれか1つの値を情報記録媒体品質評価値としても良いし、任意の複数を情報記録媒体品質評価値にしてもよく、情報記録媒体品質評価値は限定されない。
また前記104で再生される光ディスクを品質規格外ディスクと判断する際には、再生される情報記録媒体品質評価値の内最も悪質な情報記録媒体品質評価値を前記情報記録媒体品質基準値と比較しても良いし、最外周の情報記録媒体品質評価値を前記情報記録媒体品質基準値と比較しても良いし、再生される情報記録媒体品質評価値の平均値を前記情報記録媒体品質基準値と比較しても良く、品質規格外ディスクと判断する際に用いる情報記録媒体品質評価値の再生される領域は限定されない。
このように通常再生時には光ディスクの記録膜特性の劣化を抑制可能な第1の再生レーザパワーを用いて再生を行うことで、再生による光ディスクの劣化を抑制するとともに、経年劣化した光ディスクに対しては第1の再生レーザパワーで再生される前記第1の情報記録媒体品質評価値よりも品質の良い第2の情報記録媒体品質評価値を再生可能な第2の再生レーザパワーで再生を行い、別の光ディスクで複製を生成することで、アーカイブ装置10が保持するデータの信頼性を向上することができる。
実施例2のアーカイブ装置の構成ならびに動作を、図面を参照しながら詳述する。
図9は実施例2におけるアーカイブ装置のブロック図である。
以下、実施例1と相違する点についてのみ説明し、前記の図と同一の機能を有する部品には同一の符号を付して、その繰り返しの説明は省略する。
実施例2におけるアーカイブ装置10と実施例1におけるアーカイブ装置10との相違点は情報記録媒体監視データベース17が具備された点である。
情報記録媒体監視データベース17は後述する現在の再生レーザパワーと、再生レーザパワー増加量と、増加後の再生レーザパワー、再生レーザパワー限界値をアーカイブ装置10に具備される光ディスク40毎に保持する。情報記録媒体監視データベース17が保持するデータについては後述する。
情報記録媒体監視データベース17が保持するデータについて図13を用いて詳細に説明する。図13は情報記録媒体監視データベース17が保持する1枚の光ディスクについて保持するデータである。1300は光ディスク固有のIDである光ディスクID、1301は初期再生レーザパワー、1302は再生レーザパワー増加量、1303は現在の再生レーザパワー、1304は増加後の再生レーザパワー、1305は再生レーザパワー限界値を示す。1301乃至1305については後述する。
実施例2のアーカイブ装置10の再生処理について説明する。図7は実施例2におけるアーカイブ装置の再生処理のフローチャートである。
実施例2におけるアーカイブ装置10の再生動作が実施例1におけるアーカイブ装置10の再生処理と異なる点は、101と106の動作が削除され、701と706と707と708の処理が追加された点である。
701において、光ディスクMのリードインエリアを再生し、ディスクIDを取得する。取得したディスクIDはアーカイブ装置11を介して情報記録媒体品質監視部16に供給され、情報記録媒体品質監視部16は情報記録媒体監視データベース17にアクセスし、前記供給された光ディスクIDのデータを検索し、該当するディスクID1300に付随する前記初期再生レーザパワー1301、再生レーザパワー増加量1302、現在の再生レーザパワー1303、増加後の再生レーザパワー1304、再生レーザパワー限界値1305を取得する。前記取得した現在の再生レーザパワー1303で再生するよう情報記録媒体品質監視部16はアーカイブ装置11とドライブ制御部31を介してレーザ制御部62に制御信号を供給し、102において、光ドライブNは前記現在の再生レーザパワー1303を用いてユーザデータエリアの再生を実行する。
707では、104で品質規格外光ディスクと判断された光ディスクMにおいて、前記取得した増加後の再生レーザパワー1304と再生レーザパワー限界値1305の比較を行い、増加後の再生レーザパワー1304が再生レーザパワー限界値1305を上回っていれば706の処理を実行し、増加後の再生レーザパワー1304が再生レーザパワー限界値1305を下回っていれば、708の処理を実行する。
706の詳細な動作については後述する。
708において、情報記録媒体品質監視部16は増加後の再生レーザパワー1304を現在のレーザパワー1303に、増加後の再生レーザパワー1304に再生レーザパワー増加量1302を加算した値を新たな増加後の再生レーザパワー1304として更新するよう情報記録媒体監視データベース17を更新し、更新後の現在の再生レーザパワー1303で再生するようアーカイブ装置11とドライブ制御部31を介してレーザ制御部62に制御信号を供給し、102の処理に戻る。
前記706の詳細な動作について図14を用いて説明する。
図14は図7に示す706の品質規格外ディスク複製処理のフローチャートである。
実施例2における品質規格外ディスク複製処理706が実施例1における品質規格外ディスク複製処理106と異なる点は、10601と10603の処理が削除され、70602と70603と70608と70609の処理が追加された点である。
まず、70601において品質規格外ディスクと判断された光ディスクMをロードしている光ドライブNの再生レーザパワーに情報記録媒体監視データベース17に保存される光ディスクMの光ディスクID1300に付随する増加後の再生レーザパワー1304を設定し、該設定した再生レーザパワーを用いて光ディスクMに記録される全データを再生する。
70603において、ドライブOにロードした光ディスクのリードインエリアを再生し、ディスクIDを取得する。取得したディスクIDはアーカイブ装置11を介して情報記録媒体品質監視部16に供給され、情報記録媒体品質監視部16は情報記録媒体監視データベース17にアクセスし、前記供給された光ディスクIDのデータを検索し、該当するディスクID1300に付随する前記初期再生レーザパワー1301、再生レーザパワー増加量1302、現在の再生レーザパワー1303、増加後の再生レーザパワー1304、再生レーザパワー限界値1305を取得する。
70608では、10605で品質規格外ディスクであると判断された複製した光ディスクにおいて70603で取得した増加後の再生レーザパワー1304と再生レーザパワー限界値1305の比較を行い、増加後の再生レーザパワー1304が再生レーザパワー限界値1305を上回っていれば10606の処理を実行し、増加後の再生レーザパワー1304が再生レーザパワー限界値1305を下回っていれば、70609の処理を実行する。
70609において、情報記録媒体品質監視部16は複製した光ディスクについて、増加後の再生レーザパワー1304を現在のレーザパワー1303に、増加後の再生レーザパワー1304に再生レーザパワー増加量1302を加算した値を新たな増加後の再生レーザパワー1304として更新するよう情報記録媒体監視データベース17を更新し、更新後の現在の再生レーザパワー1303で複製した光ディスクを再生するようアーカイブ装置11とドライブ制御部31を介してレーザ制御部62に制御信号を供給し、前記更新後の現在の再生レーザパワー1303を用いて複製光ディスクの再生を行い、情報記録媒体品質評価値を取得して10605の処理に戻る。
前記104と706と707と708の動作について図8を用いて詳細に説明する。
図8は経年劣化前後の光ディスクにおいて、再生レーザパワーと情報記録媒体品質評価値の関係を示す図である。尚、横軸は再生レーザパワー、縦軸は情報記録媒体品質評価値を示し、情報記録媒体品質評価値は値が低いほど、品質が良いことを示す。
826は経年劣化前の光ディスクにおいて、再生レーザパワーと情報記録媒体品質評価値の関係を示し、801乃至810は経年劣化前の光ディスクにおける各再生レーザパワーの情報記録媒体品質評価値を示し、827は経年劣化後の光ディスクにおいて、再生レーザパワーと情報記録媒体品質評価値の関係を示し、811乃至820は経年劣化後の光ディスクにおける各再生レーザパワーの情報記録媒体品質評価値を示し、821は初期再生レーザパワー1301を示し、822は初期再生レーザパワー1301に再生パワー増加量1302を加算した第2の再生レーザパワーを示し、823は第2の再生レーザパワー822に再生レーザパワー増加量1302を加算した第3の再生レーザパワーを示し、824は第3の再生レーザパワー823に再生レーザパワー増加量1302を加算した第4の再生レーザパワーを示し、825は再生レーザパワー限界値1305を示し、607は前記予め定めた情報記録媒体品質基準値を示す。
アーカイブ装置10は一度も品質規格外ディスクと判断されていない光ディスクに対しては、初期再生レーザパワー1301が現在の再生レーザパワー1303に設定され、現在の再生レーザパワー1303に再生レーザパワー増加量1302が加算された値が増加後の再生レーザパワー1304に設定されている。実施例2においては、初期再生レーザパワー1301で再生される803と813の情報記録媒体品質評価値を第1の情報記録媒体品質評価値とし、第2の再生レーザパワーで再生される804と814の情報記録媒体品質評価値を第2の情報記録媒体品質評価値として、以降、初期再生レーザパワー1301にN度再生レーザパワー増加量1302を加算したレーザパワーを第Nの再生レーザパワーとして、第Nの再生レーザパワーで再生される情報記録媒体品質評価値を第Nの情報記録媒体品質評価値とする。
前記104においてアーカイブ装置10は前記102で再生中に取得した第Nの情報記録媒体品質評価値と情報記録媒体品質基準値607を比較し、該第Nの情報記録媒体品質評価値が該情報記録媒体品質基準値607を下回っていれば再生した光ディスクは品質規格外ディスクではないと判断し、該第Nの情報記録媒体品質評価値が該情報記録媒体品質基準値607を上回っていれば、再生した光ディスクは品質規格外ディスクであると判断する。
813に示されるように第1の再生レーザパワー821で再生される第1の情報記録媒体品質評価値が情報記録媒体品質基準値607を上回った場合には、707で第1の再生レーザパワー821に再生レーザパワー増加量1302を加算した第2の再生レーザパワー822を算出し、該算出した第2の再生レーザパワー822と再生レーザパワー限界値825を比較する。図8に示す通り、前記算出した第2の再生レーザパワー822が再生レーザパワー限界値825を下回っていれば、算出した第2の再生レーザパワー822を現在の再生レーザパワーに設定し、ディスクの再生を行う。ここで、前記104において品質規格外ディスクと判断した際の現在の再生レーザパワー1303が図8に示される第3の再生レーザパワー823として設定されていた場合、第3の再生レーザパワー823に再生レーザパワー増加量1302を加算した第4の再生レーザパワー824は再生レーザパワー限界値825を上回る。第4の再生レーザパワー824に示されるように、現在の再生レーザパワー1303に再生レーザパワー増加量1302を加算した増加後の再生レーザパワー1304が再生レーザパワー限界値1305を上回る場合には、アーカイブ装置10は算出した第4の再生レーザパワーで前記品質規格外ディスクに記録された全データの再生を行い、再生したデータを品質規格外ディスクと判断した光ディスクとは別の光ディスク40に記録することで、前記104で品質規格外ディスクと判断した光ディスクのデータの複製を生成する。
尚、再生レーザパワー限界値を下回る第(N−1)の再生レーザパワーと、該第(N−1)の再生レーザパワーに再生レーザパワー増加量1302を加算した前記再生レーザパワー限界値1305を上回る第Nの再生レーザパワーにおいて、第Nの再生レーザパワーで再生される第Nの情報記録媒体品質評価値は、第(N−1)の再生レーザパワーで再生される第(N−1)の情報記録媒体品質評価値と前記情報記録媒体品質基準値607よりも良質な値が取得されるように、再生レーザパワー限界値1305と再生レーザパワー増加量1302は設定される。
このように品質規格外と判断された光ディスクに対して、段階的に再生レーザパワーを増加させて再生を行うことで、再生による光ディスクの劣化を抑制するとともに、再生レーザパワー限界値を予め定めておいて、増加させた再生レーザパワーが前記再生レーザパワー限界値を上回る再生レーザパワーである場合には、該増加させた再生レーザパワーで再生を行い、別の光ディスクで複製を生成することで、アーカイブ装置10が保持するデータの信頼性を向上することができる。
実施例3では本発明を、少なくとも1台の実施例1乃至2記載のアーカイブ装置を情報記録再生装置として相互に接続して構成されるアーカイブ装置に適用した場合の実施例について説明する。
実施例3のアーカイブ装置の構成ならびに動作を、図面を参照しながら詳述する。
以下、実施例1乃至2と相違する点についてのみ説明し、前記の図と同一の機能を有する部品には同一の符号を付して、その繰り返しの説明は省略する。図10は実施例3におけるアーカイブ装置1000のブロック図である。
ホストサーバ1003はアーカイブ装置1000の動作全般を制御する機能を備えており、バス1002を介して所定のホストコンピュータ1001から供給される命令コマンドに従ってアーカイブ装置1000内部に具備される所定の情報記録再生装置1006にデータを記録再生する。また情報記録再生装置1006の記録再生中、情報記録再生装置1006は記録再生したデータと記録再生の際に得られる情報記録媒体品質評価値をIF1004を介してホストサーバ1003に供給する。ここで、情報記録再生装置1006は実施例1記載のアーカイブ装置を用いても良いし、実施例2記載のアーカイブ装置を用いても良いし、あるいは実施例1と2記載のアーカイブ装置を両方用いても良い。但し、実施例3で用いられる情報記録再生装置1006は情報記録媒体品質監視部16と情報記録媒体監視DB17は具備されない。実施例3で用いられる情報記録再生装置1006については後述する。
図11はホストサーバ1003の構成図である。
ホストサーバ1003はアーカイブ装置制御部100301と、情報記録媒体品質監視部16と情報記録媒体監視DB17と、インターフェース100304と、インターフェース100305で構成される。
アーカイブ装置制御部100301はインターフェース100305を介して供給されるホストコンピュータ1001からの命令コマンドに従って、アーカイブ装置制御信号と記録データをインターフェース100304を介してアーカイブ装置1000に供給し、アーカイブ装置1000から100304を介して供給される情報記録媒体品質評価値を情報記録媒体品質監視部16に、再生データをインターフェース100305を介してホストコンピュータに供給する。
図12は実施例3における情報記録再生装置1006の構成図である。本実施例における情報記録再生装置が実施例1記載のアーカイブ装置と相違する点は、情報記録媒体品質監視部16と情報記録媒体監視DB17を具備しない点と、アーカイブ装置制御部11に代わり情報記録再生装置制御部100601が具備された点である。
情報記録再生装置制御部100601は情報記録再生装置1006の動作全般を制御する機能を備えており、チェンジャー機構12を動作させて、ラック13から所定の光ディスク40を取り出し、所定の光ドライブ30まで搬送してロードする。あるいは逆に、所定の光ドライブ30からイジェクトされた光ディスク40を、ラック13の所定のスロットに搬送して収納する。また、ドライブインタフェース15を介して各光ドライブ30は互いに、また情報記録再生装置制御部100601と接続されており、情報記録再生装置制御部100601は所定の光ドライブ30に対してホストサーバ1003から供給されるアーカイブ装置制御信号に従って、記録や再生といった各種のコマンドと記録するデータを光ドライブ30に送信し、コマンドの実行結果と再生したデータおよび情報記録媒体品質評価値を受信する。また、情報記録再生装置制御部100601は受信した情報記録媒体品質評価値をインターフェース14を介してホストサーバ1003に供給する。
再生処理は、情報記録再生装置1006に図3に示すアーカイブ装置10を用いる場合は図1に従い、情報記録再生装置1006に図9に示すアーカイブ装置10を用いる場合は図7に従う。その際、106や706の処理における複製ディスクの生成は、前記品質規格外ディスクと判断された光ディスク40が格納される前記情報記録再生装置1006内部に格納される品質規格外ディスクと判断されていない別の光ディスク40を用いても、前記品質規格外ディスクと判断された光ディスク40が格納される前記情報記録再生装置1006とは別の前記情報記録再生装置1006に格納される品質規格外ディスクと判断されていない別の光ディスク40を用いても良い。
このように少なくとも1台の実施例1乃至2記載のアーカイブ装置を情報記録再生装置として相互に接続して構成されるアーカイブ装置において、該アーカイブ装置を制御するホストサーバに情報記録媒体品質監視部と情報記録媒体監視データベースが具備されることで、各情報記録再生装置には光ディスクの監視部とデータベースを持つことが不要となり、アーカイブ装置に具備される全光ディスクの再生レーザパワーをホストサーバが各光ディスクの品質に合わせて一元管理することが可能となる。
10・・・アーカイブ装置
11・・・アーカイブ装置制御部
12・・・チェンジャー機構
13・・・ラック
14・・・ホストインタフェース
15・・・ドライブインタフェース
16・・・情報記録媒体品質監視部
17・・・情報記録媒体監視データベース
20・・・ホストコンピュータ
31・・・ドライブ制御部
32・・・光ピックアップ
34・・・コントローラインタフェース
40・・・光ディスク
50・・・ディスク回転機構
51・・・スライダ機構
53・・・サーボ信号生成部
54・・・再生信号生成部
55・・・再生信号2値化部
56・・・エンコード部
57・・・デコード部
60・・・AFE
61・・・信号品質測定部
62・・・レーザ制御部
1000・・・アーカイブ装置
1001・・・ホストコンピュータ
1002・・・バス
1003・・・ホストサーバ
1004・・・インターフェース
1005・・・バス
1006・・・情報記録再生装置
100301・・・アーカイブ装置制御部
100304・・・インターフェース
100305・・・インターフェース
100601・・・情報記録再生装置制御部

Claims (11)

  1. 複数の情報記録媒体に情報の記録および再生が可能な情報記録再生装置であって、
    前記情報記録媒体にレーザを照射して情報の記録および再生可能で、かつ再生中に情報記録媒体の品質をあらわす値である情報記録媒体品質評価値を測定可能である複数の情報記録再生ドライブと、
    前記情報記録媒体品質評価値の結果に応じて前記情報記録再生ドライブの再生時の再生レーザパワーを制御可能な情報記録媒体品質監視部と、を有し、
    前記情報記録再生ドライブは、第1の情報記録媒体を第1の再生レーザパワーで再生して、前記再生中に取得可能な第1の情報記録媒体品質評価値を前記情報記録媒体品質監視部に供給し、
    前記情報記録媒体品質監視部は前記第1の情報記録媒体品質評価値と予め定めた品質基準値を比較して、前記第1の情報記録媒体品質評価値が前記品質基準値よりも悪品質であれば、
    前記情報記録媒体品質監視部は、前記情報記録再生ドライブが前記第1の情報記録媒体品質評価値よりも良質な品質を示す第2の情報記録媒体品質評価値を再生可能な第2の再生レーザパワーで前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを再生し、第2の情報記録媒体に前記第2の再生レーザパワーを用いて再生したデータを記録して複製を生成するように前記情報記録再生ドライブに制御信号を供給し、
    前記情報記録再生ドライブは、前記情報記録媒体品質監視部の制御信号に従って、前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを前記第2の再生レーザパワーを用いて再生して、前記第2の再生レーザパワーを用いて再生したデータを前記第2の情報記録媒体に記録して複製を生成することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 請求項1記載の情報記録再生装置であって、
    前記情報記録媒体品質監視部は前記第1の情報記録媒体品質評価値と予め定めた品質基準値を比較し、
    前記第1の情報記録媒体品質評価値が前記品質基準値よりも悪品質であれば、前記第2の再生レーザパワーと予め定めた再生レーザパワー限界値を比較し、
    前記第2の再生レーザパワーが前記再生レーザパワー限界値を下回っていれば、
    前記情報記録媒体品質監視部は、前記情報記録再生ドライブが第2の再生レーザパワーを用いて前記第1の情報記録媒体の再生を行うように前記情報記録再生ドライブに制御信号を供給し、
    前記情報記録再生ドライブは、前記情報記録媒体品質監視部の制御信号に従って、第1の情報記録媒体の再生を実行して、
    前記第2の再生レーザパワーが前記再生レーザパワー限界値を上回っていれば、
    前記情報記録媒体品質監視部は、前記情報記録再生ドライブが前記第2の再生レーザパワーで前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを再生し、前記第2の情報記録媒体に前記第2の再生レーザパワーを用いて再生したデータを記録して複製を生成するように前記情報記録再生ドライブに制御信号を供給し、
    前記情報記録再生ドライブは、前記情報記録媒体品質監視部の制御信号に従って、前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを前記第2の再生レーザパワーを用いて再生して、前記第2の再生レーザパワーを用いて再生したデータを前記第2の情報記録媒体に記録して複製を生成することを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の情報記録再生装置であって、
    前記第2の情報記録媒体で複製を生成した後は、前記第1の情報記録媒体への記録または再生を禁止することを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 請求項1記載の情報記録再生装置であって、
    前記第2の再生レーザパワーは、前記第1の再生レーザパワーよりも大きいことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 複数の情報記録媒体に情報の記録および再生が可能な情報記録再生方法であって、
    第1の情報記録媒体を第1の再生手段で再生するステップと、
    前記再生中に取得可能な第1の情報記録媒体品質評価値と予め定めた品質基準値を比較するステップと、
    前記第1の情報記録媒体品質評価値が前記品質基準値よりも悪品質であれば、前記第1の情報記録媒体品質評価値よりも良質な品質を示す第2の情報記録媒体品質評価値を再生可能な第2の再生手段で前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを再生し、第2の情報記録媒体に前記再生した第2の再生手段でデータを記録して複製を生成するステップと、
    有することを特徴とする情報記録再生方法。
  6. 請求項5記載の情報記録再生方法であって、
    前記比較するステップにおいて、前記第1の情報記録媒体品質評価値が前記品質基準値よりも悪品質であれば、第2の再生手段を予め定めた再生手段限界条件に照らし合わせるステップと、を有し、
    前記第2の再生手段が前記再生手段限界条件を満たしていれば、前記比較後は第2の手段を用いて前記第1の情報記録媒体の再生を行い、
    前記第2の再生手段が前記再生手段限界条件を満たしていなければ、前記第2の再生手段で前記第1の情報記録媒体に記録された全てのデータを再生し、
    前記第2の情報記録媒体に前記第2の再生手段で再生したデータを記録して複製を生成することを特徴とする情報記録再生方法。
  7. 請求項5または請求項6記載の情報記録再生方法であって、
    前記題2の情報記録媒体で複製を生成した後は、前記第1の情報記録媒体への記録または再生を禁止することを特徴とする情報記録再生方法。
  8. 複数の情報記録再生装置とサーバよりなる情報記録再生システムであって、
    前記サーバは、複数の情報記録再生装置と接続可能であり、情報記録媒体品質監視部を有し、
    前記情報記録再生装置は、前記情報記録媒体にレーザを照射して情報の記録および再生可能で、かつ再生中に情報記録媒体の品質をあらわす値である情報記録媒体品質評価値を測定可能な複数の情報記録再生ドライブを有し、
    前記情報記録再生ドライブは、第1の情報記録媒体を第1の再生レーザパワーで再生して、前記再生中に取得可能な第1の情報記録媒体品質評価値を前記情報記録媒体品質監視部に供給し、
    前記情報記録媒体品質監視部は前記第1の情報記録媒体品質評価値と予め定めた品質基準値を比較して、前記第1の情報記録媒体品質評価値が前記品質基準値よりも悪品質であれば、
    前記情報記録媒体品質監視部は、前記情報記録再生ドライブが前記第1の情報記録媒体品質評価値よりも良質な品質を示す第2の情報記録媒体品質評価値を再生可能な第2の再生レーザパワーで前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを再生し、第2の情報記録媒体に前記第2の再生レーザパワーを用いて再生したデータを記録して複製を生成するように前記情報記録再生ドライブに制御信号を供給し、
    前記情報記録再生ドライブは、前記情報記録媒体品質監視部の制御信号に従って、前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを前記第2の再生レーザパワーを用いて再生して、前記第2の再生レーザパワーを用いて再生したデータを第2の情報記録媒体に記録して複製を生成することを特徴とする情報記録再生システム。
  9. 請求項8記載の情報記録再生システムであって、
    前記情報記録媒体品質監視部は、前記第1の情報記録媒体品質評価値と予め定めた品質基準値を比較し、
    前記第1の情報記録媒体品質評価値が前記品質基準値よりも悪品質であれば、前記第2の再生レーザパワーと予め定めた再生レーザパワー限界値を比較し、
    前記第2の再生レーザパワーが前記再生レーザパワー限界値を下回っていれば、
    前記情報記録媒体品質監視部は、前記情報記録再生ドライブが第2の再生レーザパワーを用いて前記第1の情報記録媒体の再生を行うように前記情報記録再生ドライブに制御信号を供給し、
    前記情報記録再生ドライブは前記情報記録媒体品質監視部の制御信号に従って、第1の情報記録媒体の再生を実行して、
    前記第2の再生レーザパワーが前記再生レーザパワー限界値を上回っていれば、
    前記情報記録媒体品質監視部は、前記情報記録再生ドライブが前記第2の再生レーザパワーで前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを再生し、前記第2の情報記録媒体に前記第2の再生レーザパワーを用いて再生したデータを記録して複製を生成するように前記情報記録再生ドライブに制御信号を供給し、
    前記情報記録再生ドライブは、前記情報記録媒体品質監視部の制御信号に従って、前記第1の情報記録媒体に記録されるデータを第2の再生レーザパワーを用いて再生して、前記第2の再生レーザパワーを用いて再生したデータを第2の情報記録媒体に記録して複製を生成することを特徴とする情報記録再生システム。
  10. 請求項8または請求項9記載の情報記録再生システムであって、
    前記第2の情報記録媒体で複製を生成した後は、前記第1の情報記録媒体への記録または再生を禁止することを特徴とする情報記録再生システム。
  11. 請求項8記載の情報記録再生システムであって、
    前記第2の再生レーザパワーは、前記第1の再生レーザパワーよりも大きいことを特徴とする情報記録再生システム。
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