JP2013220920A - Runway girder support structure - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、天井クレーンの走行レール(縦行レール)を支持するランウエイガーダを柱の跳ね出しブラケット等で支持する部分の支持構造の技術分野に属する。 The present invention belongs to a technical field of a support structure of a portion in which a runway girder that supports a traveling rail (longitudinal rail) of an overhead crane is supported by a column jumping bracket or the like.
工場などの大スパン鉄骨造建物(工場建屋)に天井クレーンを設備することは一般的に行われている。天井クレーンとして広く普及しているトロリー式クレーン、或いはホイスト式クレーンは、ランウエイガーダを採用している。
図10に、トロリー式天井クレーンの一例を概念的に示した。建屋の柱1から室内側へ水平に突き出させた跳ね出しブラケット2の上にランウエイガーダ3を載せ架けて支持させ、同ランウエイガーダ3の上フランジ上面に、走行レール4を設置して必要とする長さのランウエイを形成している。前記走行レール4上をクレーンガーダ5のサドル6が走行する。こうして縦行するクレーンガーダ5の長手方向へ横行するトロリーに、巻き上げ機7が設備されている。
It is common practice to install overhead cranes in large span steel structures (factory buildings) such as factories. A trolley type crane or a hoist type crane widely used as an overhead crane employs a runway girder.
FIG. 10 conceptually shows an example of a trolley type overhead crane. The
上記構成の天井クレーン(トロリー式天井クレーン)において、クレーンガーダ5のサドル6がランウエイガーダ3の走行レール4上を走行する際、とりわけトロリーの巻き上げ機7が重量物(吊り荷)を吊った状態で移動する際には、それらの重量負荷により、ランウエイガーダ3は、図11中に少し誇張して符号3’で例示したように、両端支持梁の如く下向きの撓み変形を発生する。因みに、ランウエイガーダ3には、通例、背の高いH形鋼が使用されている。
ランウエイガーダ3が、図11中に符号3’で例示したように両端支持梁の如く下向きの撓み変形を発生すると、同ランウエイガーダ3の端部は必然的に、図12中の右側部分に拡大して例示したように、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの外縁を支点Sとする上向きの反りを発生する。そのためランウエイガーダ3の下側フランジ3aと跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aを接合した垂直なボルト10には、所謂梃子の作用を伴って大きな上向き軸力(引っ張り力)が加えられる。しかも前記の上向き軸力は、クレーンガーダ5のサドル6がランウエイガーダ3の走行レール4上を往復走行する度に、大なり小なりに繰り返してボルト10へ加えられる。その他にも、吊り荷の載荷や除荷に伴う動荷重が作用した際にも繰り返し作用する。そのためボルト10の疲労度は急速に進み、疲労破壊を発生する危険性が大きいので、その対策が重要と考えられている。
In the above-structured overhead crane (trolley type overhead crane), when the
When the
上記の観点で、既往の先行技術を参照すると、先ず下記の特許文献1に開示された発明「クレーンガーダの柱頭固定装置」は、天井クレーンのランウエイガーダの両端を柱頭へ載置し、同ガーダの下フランジと柱頭をボルトで接合するほか、同ガーダの上フランジと溶接したガセットプレートは、上柱とボルト接合する場合、ランウエイガーダの撓みや、関連する動きに追従できず、ガーダの上フランジと溶接したガセットプレートの溶接部分やボルト孔に続く位置に亀裂が入り破損しやすい欠点がある。そこで前記欠点を解消する手段として、ガーダの下フランジと柱頭をボルト接合するボルト孔を長孔とし、また、ガセットプレートと上柱をボルト接合するボルト孔もやはりガーダの長さ方向に長い長孔に形成して解決した構成が認められる。
また、下記の特許文献2に開示された発明「クレーン補剛構造」は、天井クレーンの横行用ボックスガーダにおけるレールの設置箇所では、レール上を走行するトロリーから大きな集中荷重を繰り返し受けて、レール直下の溶接部に疲労亀裂が発生する問題点があるので、これを解決する手段として、前記レールの直下に、コンクリートを設置した構成が認められる。
From the above viewpoint, referring to the past prior art, first of all, the invention “Crane Girder Crest Fixing Device” disclosed in the following
In addition, the invention “crane stiffening structure” disclosed in
上述した二つの先行技術は、天井クレーンのガーダに関する技術的な問題点を提起している。提起した問題箇所(場所)及び発生原因は若干異なるが、部材の疲労破壊を防止する目的の改良提案であるから、一応参考にはなる。
もっとも、本発明の解決課題は、既に、図11及び図12中に符号3’で例示して説明したように、巻き上げ機が重量物(吊り荷)を吊った状態でクレーンが走行し移動する際の重量負荷、或いは載荷や除荷の変化に伴う動的負荷により、ランウエイガーダが両端支持梁の如く下向きの撓み変形を発生し、同ランウエイガーダ3の端部が図12中の右側部分に例示したように、跳ね出しブラケット2上で、その上側フランジ2aの外縁を支点Sとする上向きの反りを発生することに起因する問題点の解決である。即ち、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aと跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aを接合したボルト10に、所謂梃子の作用を伴う大きな上向き軸力が加えられる。しかも前記上向き軸力は、クレーンの動作に伴い繰り返し動的に加えられる。そのためボルト10は、前記の繰り返し荷重に起因する疲労が進み、疲労破壊を起こす虞が大である。
本発明は、上記ボルト10の疲労及び破壊を未然に防止することを解決課題としているが、上記二つの先行技術では決して解決できない。
The above-mentioned two prior arts raise technical problems regarding overhead crane girders. Although the proposed problem location (location) and the cause of its occurrence are slightly different, it is an improvement proposal for the purpose of preventing fatigue failure of members, so it can be used as a reference.
However, the problem to be solved by the present invention is that the crane travels and moves in a state where the hoisting machine suspends a heavy object (suspended load) as already described with reference to reference numeral 3 'in FIGS. The runway girder generates a downward bending deformation like a support beam at both ends due to a heavy load at the time, or a dynamic load accompanying a change in loading or unloading, and the end of the
The present invention aims to prevent fatigue and breakage of the
本発明の目的は、天井クレーンの巻き上げ機が重量物(吊り荷)を吊った状態で走行し移動する際の重量負荷、或いは載荷や除荷に伴う動的負荷によって、ランウエイガーダが両端支持梁の如く下向きの撓み変形を発生し、跳ね出しブラケット上に支持されたランウエイガーダの端部が上向きの反りを発生する現象、及び前記の現象が繰り返し振動の如く作用することにより、ランウエイガーダの下側フランジと跳ね出しブラケットの上側フランジを接合した垂直姿勢のボルトの疲労が進み、疲労破壊が発生する危険、或いはボルト接合に弛みが発生する危険を未然に防止するべく改良した、ランウエイガーダ支持構造を提供することにある。 The object of the present invention is that the runway girder is supported at both ends by a heavy load when the overhead crane hoisting machine travels and moves in a state where a heavy load (suspended load) is suspended, or a dynamic load accompanying loading or unloading. As shown in the figure below, the end of the runway girder that is bent downward and the end of the runway girder supported on the jumping bracket is warped upward, and the above phenomenon repeatedly acts like vibration, The runway girder support structure has been improved to prevent the risk of fatigue failure due to vertical bolts joining the side flange and the upper flange of the spring-out bracket, and the risk of fatigue failure or loosening of the bolt joints. Is to provide.
上記課題を解決する手段として、請求項1に記載した発明に係るランウエイガーダの支持構造は、
ランウエイガーダ3の端部を載せ架ける支持台2又は30若しくは36の上面に、前記ランウエイガーダ3の端部を載せ架ける支点部材12又は13が設置され、
支持台2又は30若しくは36上の前記支点部材12又は13の上に、ランウエイガーダ3の端部を載せ架け、同ランウエイガーダ3の端部が、前記支点部材12又は13の位置よりもランウエイガーダ3の材軸方向中央寄りの位置に設置した位置ズレ防止手段又は落下防止手段により拘束されている構成を特徴とする。
As a means for solving the above problems, a support structure for a runway girder according to the invention described in
A
An end portion of the
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載したランウエイガーダの支持構造において、支持台の上へ設置した支点部材は、平板材又は棒材若しくはこれらの裁断片のいずれかで成り、これらの支点部材はそれぞれ支持台の上面へ位置を固定し、若しくは拘束して設置されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1に記載したランウエイガーダの支持構造において、ランウエイガーダ3を支持台へ拘束する位置ズレ防止手段又は落下防止手段は、ボルトとナットによる接合、若しくは位置ズレ防止ガイド、又はダボによる位置ズレ防止構造であることを特徴とする。
The invention described in
According to a third aspect of the present invention, in the runway girder support structure according to the first aspect, the positional deviation prevention means or the fall prevention means for restraining the
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載したランウエイガーダの支持構造において、支持台と、その上へ載せ架けたランウエイガーダ3との拘束を、ボルトとナットによる接合、又はダボによる位置ズレ防止構造で行う場合のボルト孔又はダボ孔は、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aに設ける孔、又は跳ね出しブラケット2に設ける孔のいずれかが、ランウエイガーダ3の材軸方向に長い長孔として形成されていることを特徴とする。
According to the fourth aspect of the present invention, in the runway girder support structure according to the third aspect, the restraint between the support base and the
請求項5に記載した発明は、請求項1に記載したランウエイガーダの支持構造において、支持台である跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの上へ支点部材を設置して位置ズレ防止手段又は落下防止手段で拘束するにあたり、同跳ね出しブラケット2のフランジ幅が不足する場合は、必要なフランジ幅を有するリブプレート20を継ぎ足して必要寸法のフランジ幅に拡幅することを特徴とする。
According to the fifth aspect of the present invention, in the runway girder support structure according to the first aspect, a fulcrum member is installed on the
本発明によるランウエイガーダの支持構造によれば、支持台(跳ね出しブラケット2など)の上へ載せ架けたランウエイガーダ3の端部は、例えば図2の右側半分に少し誇張して示したとおり、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの上に設置した支点部材(平鋼板12など)の上に載せ架けているので、双方のフランジ2aと3aは当初から支点部材12の厚さ相当の隙間Cを形成し、位置ズレ防止手段又は落下防止手段であるボルト10(或いは位置ズレ防止ガイドなど、以下同じ。)は、前記隙間Cの範囲内に位置する。
したがって、ランウエイガーダ3が重量負荷や動的負荷によって、図11中に符号3’で例示したように、両端支持梁の如く下向きの撓み変形を発生した場合、同ランウエイガーダ3の端部は当然上向きに反る。けれども図2の右側半分に示したとおり、ランウエイガーダ3の端部は、必ず支点部材12との接点を第一の支点S1として反り、又は同反り形状で振動を発生する。したがって、前記端部の反りや振動形態は、前記支点部材12との接点である支点S1の位置よりもランウエイガーダ3の材軸方向の中央寄りに位置するボルト10は、前記隙間Cの範囲内に位置する。このため同ボルト10へねじ込んだナット11の締め付け力を解放する方向(下向き)の変形となる。そのためランウエイガーダ3の下側フランジ3aを支持台(跳ね出しブラケット2など)へ拘束したボルト10とナット11に対しては、軸力を解放(低減)する挙動にはなるが、決して軸力を増大する挙動にはならない。したがって、ランウエイガーダ3の端部の前記した反りや振動がボルト10の疲労を促進させたり、疲労破壊を発生させる懸念は一切ない。
仮に、上記したランウエイガーダ3へ作用する重量負荷や動的負荷が極めて大きく、よってその端部の反りが図2中に2点鎖線で記載した如く、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aが支持台(跳ね出しブラケット2)の外縁に接して第二の支点S2を発生するような事態に至っても、ボルト10に対する軸力は依然解放された状態を保つのみで、ボルト10を疲労させたり、疲労破壊を促進させる懸念は一切ないのである。
According to the runway girder support structure of the present invention, the end of the
Therefore, when the
If the weight load and dynamic load acting on the
本発明によるランウエイガーダの支持構造は、ランウエイガーダ3の端部を載せ架ける支持台2又は30若しくは36の上面に、先ず前記ランウエイガーダ3の端部を載せ架ける支点部材12又は13が設置される。
支持台2又は30若しくは36上の前記支点部材12又は13の上に、ランウエイガーダ3の端部を載せ架け、同ランウエイガーダ3の端部が、前記支点部材12又は13の位置よりもランウエイガーダ3の材軸方向中央寄りの位置に設置した位置ズレ防止手段又は落下防止手段により拘束された構成とする。
In the support structure of the runway girder according to the present invention, the
An end portion of the
支持台の上へ設置した支点部材は、平板材又は棒材若しくはこれらの裁断片のいずれかで成るものとし、これらの支点部材はそれぞれ、支持台の上面へ位置を固定し若しくは拘束して設置される。
ランウエイガーダ3の下側フランジ3aと支持台とを拘束する位置ズレ防止手段又は落下防止手段は、ボルトとナットによる接合、若しくは位置ズレ防止ガイド、又はダボによる位置ズレ防止構造とする。
支持台と、その上へ載せ架けたランウエイガーダ3の拘束をボルトとナットによる接合、又はダボによる位置ズレ防止構造で実施する場合のボルト孔又はダボ孔は、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aに設ける孔、又は跳ね出しブラケット2に設ける孔のいずれかが、ランウエイガーダ3の材軸方向に長い長孔15として形成される。
支持台である跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの上へ支点部材を設置して位置ズレ防止構造又は落下防止手段で拘束するにあたり、同跳ね出しブラケット2のフランジ幅が不足する場合には、必要なフランジ幅を有するリブプレート20を継ぎ足して必要寸法のフランジ幅に拡幅する。
The fulcrum member installed on the support base is made of either a flat plate, a bar, or a cutting piece thereof, and each of these fulcrum members is installed with its position fixed or constrained on the upper surface of the support base. Is done.
The misalignment prevention means or the fall prevention means for restraining the
The bolt hole or dowel hole when the restraint of the support base and the
Necessary when installing the fulcrum member on the
以下に、本発明を図示した実施例に基づいて説明する。
図1と図2は、支点部材として平鋼板12を使用したランウエイガーダ支持構造の実施例1を示している。
また、図1の実施例1では、ランウエイガーダ3の端部を載せ架ける支持台として、図10に例示したように建屋の柱1から内向きに水平に突き出るように取り付けた跳ね出しブラケット2を使用している。図示した跳ね出しブラケット2は、一例としてフランジの幅寸が250mmのH形鋼を使用し、その上側フランジ2aの上面に、前記ランウエイガーダ3の端部を載せ架ける支点部材として、例えば幅寸が250mm、厚さ12mm程度の平鋼板12を設置している。平鋼板12は、同上側フランジ2aの幅方向の中央寄り位置へ、跳ね出しブラケット2の材軸方向へ長く配置し、その複数箇所を点付け溶接により、又は連続隅肉溶接で位置決め固定した構成で設置されている。この平鋼板12の中央位置の左右に、両側のランウエイガーダ3、3の端部を若干の隙間(例えば3〜5mm程度)を開けて載せ架けている。
前記平鋼板12の点付け溶接等による位置決め固定の処理は、ランウエイガーダ3上を走行するクレーンガーダ5の重量、及び巻き上げ機7が吊った吊り荷の荷重やその除荷等の動的荷重によりズリ動く懸念の無い程度に、上側フランジ2aへ固定すれば足りる。
但し、支点部材は、上記鋼板に限らず、異種の金属板若しくは硬質のゴム(シリコーンゴムや積層ゴムを含む)や合成樹脂板、高分子材による成形板、又は炭素成形板などのほか、前記材料の複合体による板材、或いは同様な材質の棒材若しくはこれらの裁断片を用いて実施することができる。要するに、支点部材は、ランウエイガーダから負荷される載荷重に耐え得ると共に、耐熱性や耐薬品性を有する材料であれば、いずれでも選択して使用できる。因みにエラストマーであれば、熱硬化性のエポキシ樹脂や熱可塑性エラストマーのオレフィン系が好適であり、プラスチックであればABS樹脂やポロプロピレンなどが好適である。
次に、上記ランウエイガーダ3の下側フランジ3aと、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aとは、支点部材である平鋼板12の外縁から跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aにおける幅方向の両外縁に寄った位置を、位置ズレ防止手段又は落下防止手段、例えば図1に示した実施例ではボルト10とこれにねじ込んだナット11による接合で拘束が行われている。
なお、上記のナット11に関しては、緩み防止の措置として、公知の緩み止めナットを使用するか、或いはダブルナットにすることも好ましい。もっとも位置ズレ防止手段又は落下防止手段としては、上記のボルトとナットによる接合に代えて、後述する拘束手段を実施することができる。
上記実施例の構成によれば、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aと跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aとを拘束したボルト10の周囲には、平鋼板12の厚さに等しい隙間Cにより、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aが上載荷重によって上方へ反る変形を生ずることを許容する自由空間が形成されている。
そこで消音や防振を目的として、上記の隙間(特には跳ね出しブラケット2の上側フランジ2a外縁寄り部分)へ軟質のゴムシート等の材料を挿入して実施するのが好ましい。或いはばね材を挿入して実施することも好ましい。
Hereinafter, the present invention will be described based on illustrated embodiments.
1 and 2 show Example 1 of a runway girder support structure using a
Moreover, in Example 1 of FIG. 1, as a support stand on which the end portion of the
The positioning and fixing process by spot welding of the
However, the fulcrum member is not limited to the above steel plate, but may be a dissimilar metal plate or hard rubber (including silicone rubber and laminated rubber), a synthetic resin plate, a molded plate made of a polymer material, a carbon molded plate, etc. It can be carried out using a plate material made of a composite of materials, a bar material of the same material, or a cut piece thereof. In short, the fulcrum member can be selected and used as long as it can withstand the load applied from the runway girder and has heat resistance and chemical resistance. Incidentally, if it is an elastomer, a thermosetting epoxy resin or an olefin type thermoplastic elastomer is suitable, and if it is a plastic, an ABS resin or polypropylene is suitable.
Next, the
In addition, regarding said
According to the configuration of the above embodiment, the runway is surrounded by the gap C equal to the thickness of the
Therefore, it is preferable to insert a material such as a soft rubber sheet into the gap (particularly, the portion near the outer edge of the
上記の構成によれば、ランウエイガーダ3が、上載荷重によって図11中に符号3’で例示したように両端支持梁の如く下向きに撓みを生じて、その端部が図2中の右側半分に符号3’で例示したように、支点部材である平鋼板12との接点を支点S1として上向きに反る変形を呈しても、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aと跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aとを拘束したボルト10に関しては、ナット11による締め付け力が抜ける(軽減する)ことはあっても、増大することは決してない。仮に、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aが、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aにおける外縁と接する程に大きく変形して第二の支点S2を生じた場合にも、やはりナット11による締め付け力が抜けた状態のままであって、増大することはない。
要するに、ボルト10による拘束位置が、上述した支点部材たる平鋼板12の厚さに等しい隙間Cで形成された自由空間内に位置するが故の現象及び効果である。よって、ボルト10による拘束位置は、平鋼板12の外縁からできるだけ離れた位置で、構造上許容される限度に跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの幅方向の外縁寄り位置を選択すると、作用効果の実効性がより高い構成となる。
上記の次第であるから、跳ね出しブラケット2上のランウエイガーダ3の下側フランジ3aをボルト10で拘束する場合に設けるボルト孔は、図4に示したように、少なくともランウエイガーダ3の下側フランジ3aに設けるボルト孔を、ランウエイガーダ3の材軸方向に長い長孔15として形成すると、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aの上述した変形を無理なく許容する。また、ボルト10の位置合わせを容易にする構成となって好ましい。ただし、逆に跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aに設けるボルト孔を、ランウエイガーダ3の材軸方向に長い長孔として形成し実施した場合にも同様な作用効果が得られる。
According to the above configuration, the
In short, this is a phenomenon and effect because the restraint position by the
Since it depends on the above, the bolt hole provided when the
本発明の上記支持構造によれば、図11中に符号3’で例示して説明したように、ランウエイガーダ3上を走行し移動するクレーンガーダの重量や吊り荷による負荷、そして、吊り荷の載荷時や除荷時の動的負荷に伴う振動によって、ランウエイガーダ3が両端支持梁の如く下向きの撓み変形を発生し、同ランウエイガーダ3の端部は図2の右側部分に例示したように、跳ね出しブラケット2上で上向きに反る変形を発生する。或いは同様な変形を繰り返す振動を生ずるが、同ランウエイガーダ3の端部は、平鋼板12との接点に支点S1或いはS2を形成して自由空間内を下方へ下がる変形を呈するに過ぎない。したがって、前記の支点S1よりも外寄り(ランウエイガーダ3の材軸方向の中央寄り)に位置するボルト10に対しては、むしろ同ボルト10へねじ込んだナット11の締結力(軸力)を緩める動きを呈するに過ぎない。よって、ランウエイガーダ3の端部が前記した反り変形を生ずること、及び同様な変形を繰り返す振動によって、ボルト10に疲労が進んだり、疲労破壊に進展する懸念は皆無である。
因みに、上記した作用効果の実効性をあらしめる条件として、平鋼板12の厚さ、換言すると、図2中に示した隙間Cの大きさについて説明すると、設計上、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの幅寸が250mmであるとき、Cは0.32mm以上であれば足りると計算されている。よって、前記C値以上の厚さを有する平鋼板12を使用すれば、上記した本発明の作用効果が得られる。したがって、比較的薄い平鋼板12を用いて実施でき、費用的負担が少なく実施できる。
According to the above support structure of the present invention, as illustrated and described with reference to 3 'in FIG. 11, the weight of the crane girder that travels and moves on the
Incidentally, the thickness of the
次に、ランウエイガーダ3の端部の下側フランジ3aが、上記したように上向きに反る変形を発生し、或いは同変形を繰り返す振動を発生することに対して、及びランウエイガーダ3が外気温の影響を受けて材軸方向へ伸縮する熱的現象の対策として、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aをボルト接合するボルト孔は、図4に示したように、ランウエイガーダ3の材軸方向に長い長孔15として形成することが好ましいことは、既に上述したとおりである。かく構成すると、同長孔15によって許容される余裕寸法の範囲でボルト10が遊び、ランウエイガーダ3の前記振動や伸縮現象を吸収できるからである。この意味でも耐荷重性能に無理のない支持構造を提供できる。
上記の場合に、支持台である跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aに設けるボルト孔を、ランウエイガーダ3の材軸方向に長い長孔に形成して実施すること、或いは逆に、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aは丸孔とし、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aに設けるボルト孔を長孔として実施しても、上記同様の作用効果を得ることができる。
Next, the
In the above case, the bolt hole provided in the
次に、図3は、支点部材として丸鋼棒13を使用したランウエイガーダ支持構造の実施例2を示している。
この実施例2に示した構成の基本原理は、上記実施例1と基本的に変わるところはない。そこで支点部材として丸鋼棒13を選択し使用する所以を説明する。
上記実施例1で説明したが、ランウエイガーダ3の端部が、図2の右側部分に例示したように、跳ね出しブラケット2上で上向きに反る変形を発生するとき、丸鋼棒13と接した支点は、同ランウエイガーダ3の端部をボルト10により拘束した位置よりも、跳ね出しブラケット2の幅方向の中央寄り位置に形成され、同支点よりも跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aにおける外縁寄り位置に隙間Cの自由空間が形成され、ランウエイガーダ3の端部が前記自由空間内で下方へ垂れる変形(反り)を発生する。したがって、ボルト10へねじ込んだナット11の締め付け力による軸力は、軽減されることはあっても、増大することは決してなく、疲労破壊の原因を作ることもない。
つまり、上記の自由空間C内にボルト10が位置するかぎり、ランウエイガーダ3の端部の変形、及び同変形を繰り返す振動によってボルト10に疲労が進んだり、疲労破壊を起こさせる懸念がないことは上述した通りである。
上記作用効果の実効をあらしめる条件として、図2中に示した隙間Cの大きさは、設計上、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの幅寸が250mmであるとき、Cは0.32mm以上であれば足りることも既に説明した。要するに、上記大きさの隙間Cを形成する外径の丸鋼棒13を支点部材として選択し使用すれば、本発明の作用効果を確実に期待できる。
Next, FIG. 3 shows Example 2 of a runway girder support structure using a
The basic principle of the configuration shown in the second embodiment is basically the same as that of the first embodiment. The reason why the
As described in the first embodiment, when the end of the
In other words, as long as the
As a condition for demonstrating the effectiveness of the above action and effect, the size of the gap C shown in FIG. 2 is such that when the width dimension of the
ところで、上記大きさの隙間Cを形成する厚さの平鋼板12を用意することに比較すると、同隙間を形成するに足る外径C’の丸鋼棒13、或いは棒鋼を用意することの方が実際上容易である。こうした実情を考慮して提案したのが、この実施例2である。
即ち、図3に示した実施例2の場合は、上記した外径C’を有する丸鋼棒13を、やはり支持台である跳ね出しブラケット2の上側フランジ2a上における幅方向の中央寄り位置へ材軸方向に配置した構成とされている。そして、前記丸鋼棒13がフランジ2aの上面を転がり動く不具合を防ぐ位置決めの手段(拘束手段)として、同丸鋼棒13に沿ってその両側位置へ平行に密接する配置で、角棒や鋼片等による転がり止め材14が配置されている。この転がり止め材14の複数箇所を点付け溶接などすることにより、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aへ固定した構成とされている。
本実施例2の場合、丸鋼棒13に関しては、上記外径C’を有することが前提条件であるが、転がり止め材14は、当然丸鋼棒13の外径よりは小径又は薄厚でよく、丸鋼棒13の無用な転がりを拘束できる限り、その外径ないし厚さは小さくて良い。また、転がり止めの作用効果さえ発揮すれば、形状の如何は問わない。勿論、転がり止め材14は、丸鋼棒13の長さ方向に同じ長さを有する必要はない。複数の鋼片を丸鋼棒13の長さ方向に沿って配置し、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aへ溶接等により固定して転がり止め作用を奏する構成とすれば良い。
同様な考えを更に展開すれば、丸鋼棒13を使用する代わりに、角鋼棒を使用し、或いは丸鋼棒や角鋼棒を裁断したような鋼片を、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの幅方向の中央寄り位置の材軸方向へ配置し溶接等により固定して支点部材に使用する構成も同様に実施できる。
By the way, as compared with preparing a
That is, in the case of the
In the case of the second embodiment, it is a precondition that the
If the same idea is further developed, instead of using the
図3に示した実施例2のように、丸鋼棒13を支点部材として使用した構成によれば、図11中に符号3’で例示したように、ランウエイガーダ3が両端支持梁の如く下向きの撓み変形を発生し、同ランウエイガーダ3の端部が図2の右側部分に例示したように、跳ね出しブラケット2上で上向きに反る変形を発生した際、又は同変形を繰り返す振動時に、同ランウエイガーダ3の材軸方向に起こるであろう軸線方向への微妙な伸縮移動、或いは気温の寒暖等により発生する熱的伸縮現象に応じて、その支点S1を形成する丸鋼棒13が転がって柔軟に対応することになる。つまり、無用な摩擦や応力を発生する不都合を起こさない利点が得られる。その際には同時に、図4に例示した通り、ボルト10による拘束に使用するボルト孔を長孔15に形成した構成にすると、一層有効に機能する。
According to the configuration in which the
次に、図5A〜Cは、位置ズレ防止ガイドを用いたランウエイガーダ支持構造の実施例3を示している。
この実施例3は、上記のように跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの上へ支点部材12を設置して、その上へランウエイガーダ3の下側フランジ3aの端部を載せ架けた構成において、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aとランウエイガーダ3の下側フランジ3aとは、上記のボルト10とナット11で締結して接合する手段に限らず、ランウエイガーダ3の位置ズレを防止し、或いは落下を防止する程度に拘束したガイド手段で足りることを示す。
即ち、図5Aは、便宜上2種の位置ズレ防止ガイド41、42を拘束手段として併用した構成を示しているが、勿論、いずれか1種の位置ズレ防止ガイド41又は42を拘束手段として採用し実施すれば足りる。
因みに図5Bは、跳ね出しブラケット2の上に架設したランウエイガーダ3の下側フランジ3aの両側面に沿って、同ランウエイガーダ3の振動時に下側フランジ3aの飛び跳ねを拘束して位置ズレを防止し、或いは落下を防止するに足る背の高さを有する平板状の位置ズレ防止ガイド41、41を設置した実施例を示している。
また、図5Cは、跳ね出しブラケット2の上に架設したランウエイガーダ3の下側フランジ3aの両側面に沿って、同ランウエイガーダ3の振動時に、下側フランジ3aの飛び跳ねを拘束する内向きに鉤形の屈曲部を備えた位置ズレ防止ガイド42、42を設置して位置ズレを防止し、或いは落下を防止する構成とした実施例を示している。
Next, FIGS. 5A to 5C show a third embodiment of the runway girder support structure using the misalignment prevention guide.
In this embodiment, the
That is, FIG. 5A shows a configuration in which two kinds of positional deviation prevention guides 41 and 42 are used as a restraining means for convenience, but of course, any one kind of positional deviation prevention guides 41 or 42 is adopted as the restraining means. It is sufficient if it is implemented.
Incidentally, FIG. 5B shows that along the both side surfaces of the
5C shows an inward direction that restrains the jumping of the
次に、図6A、Bは、ダボによる位置ズレ防止構造を拘束手段として実施したランウエイガーダ支持構造の実施例4を示している。
この実施例4の場合は、図6Aに下向きのダボ43を使用した例を示し、図6Bに上向きのダボ43を使用した例を示している。因みに、本実施例で言うダボとは、簡単に言えばネジを有するがナットを使用しないボルト材、或いはねじ切りを一切していない鋼棒などを指している
図6Aの場合は、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aの下面へ垂直下向きに溶接等したダボ43を、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aに開けたダボ孔44へ突き通した構成である。ダボ43の本数は2本以上でも良い。
図6Bの場合は、跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aの上面へ垂直上向きに溶接等した2本のダボ43を、ランウエイガーダ3の下側フランジ3aに開けたダボ孔44へ突き通した構成である。この場合も、ダボ43は1本でも足りる。
ダボ43の背の高さは、ランウエイガーダ3の位置ズレを防止し、或いは飛び跳ねて落下することを防止できる高さであれば良い。
図6A、Bに示した実施例の場合に、ダボ孔44は、ランウエイガーダ3の材軸方向に長い長孔として設けると、上記したようにランウエイガーダ3の変形や伸縮に対する応答性が良く好都合である。
Next, FIGS. 6A and 6B show a fourth embodiment of a runway girder support structure in which a dowel misalignment prevention structure is used as a restraining means.
In the case of the fourth embodiment, FIG. 6A shows an example in which a
In the case of FIG. 6B, the two
The height of the
In the case of the embodiment shown in FIGS. 6A and 6B, if the
次に、図7は、ランウエイガーダ支持構造の実施例5を示している。本実施例の背景を説明すると、次の通りである。
上述した実施例1〜4から理解できるように、本発明は、新設する天井クレーンに実施されることは当然のことであるが、既存する天井クレーンの改修・改築工事としても全く同様に実施することができる。
その場合に、既存する天井クレーンの改修・改築工事として本発明を実施しようとしても、ランウエイガーダ3の支持台である跳ね出しブラケット2の特に上側フランジ2aの幅寸が狭いと、支点部材を設置してボルト等で拘束等を行うことが無理ないし不可能な場合があり得る。その場合の対応策を、この実施例5で示している。
即ち、本実施例5は、上記したように幅寸が小さい跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aについて、本発明を実施するのに必要な幅寸を確保する手段として、同上側フランジ2aの両外縁に沿い、本発明の実施に必要な幅寸を充足させるに足るフランジ幅Aのフランジ部20aを備えたリブプレート20を用いている。つまり、同リブプレート20のフランジ部20aを、上側フランジ2aの両外縁に沿って一体的に継ぎ足して拡幅し、本発明を実施する目的を達成した構成を図7に示している。リブプレート20及びそのフランジ部20aを、上側フランジ2aの両外縁に沿って一体的に継ぎ足す手段としては、継ぎ足し部を連続隅肉溶接で接合するのが最も簡単で実用的である。
Next, FIG. 7 shows Embodiment 5 of the runway girder support structure. The background of the present embodiment will be described as follows.
As can be understood from the first to fourth embodiments described above, the present invention is naturally applied to a newly installed overhead crane, but is also implemented in the same manner as a modification / reconstruction work of an existing overhead crane. be able to.
In that case, even if the present invention is to be implemented as a renovation / renovation work for an existing overhead crane, a fulcrum member is installed if the width of the
That is, in the fifth embodiment, both outer edges of the
上記のようにして跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aについて、リブプレート20のフランジ部20aを、上側フランジ2aの両外縁に沿って一体的に継ぎ足して拡幅した後に、同上側フランジ2aの上面に支点部材を設置し、その上にランウエイガーダ3の端部を載せ架け、ボルト10等により拘束することは、上記の各実施例と同じである。
As described above, the
次に、図8A、Bは、天井クレーンを設置する建屋が鉄筋コンクリート造で、ランウエイガーダ3の支持台が、鉄筋コンクリート造壁35の内面側へ突き出された鉄筋コンクリート造のブラケット(以下、RCブラケットという。)36である場合のランウエイガーダ支持構造を示している。
図示した構成の基本は、上記の各実施例1〜3と多く共通する。但し、上記跳ね出しブラケット2の上側フランジ2aに代わるものとして、RCブラケット36の水平な上面に、支持プレート37が載置されている。この支持プレート37は、詳しく図示することは省略したが、RCブラケット36の上面へ一体的に打ち込む方法、又はアンカーボルト若しくはアンカープラグをRCブラケットの上面へ植え込んで取り付ける方法等で設置されている。支持プレート37は、その上面に上記実施例で説明したボルト10(又は上記図6Bに示したダボ43でも可)に該当する上向きのボルト38を備えている。
支持プレート37の上面へ支点部材12を設置し固定した上で、同支点部材12の上へランウエイガーダ3の端部を載せ架け、同ランウエイガーダ3の下側フランジに設けたボルト孔を上記のボルト38へ通し、上方からナット39をねじ込み拘束した構成である。この図8Bを正面方向に見ると、およそ図1〜図3に示した構成になっている。
なお、本実施例の支持プレート37には、その上面に、上記実施例3で説明し図5に示した位置ズレを防止する手段、或いは落下を防止する程度に拘束するガイド手段を好適に採用し実施することができる。
Next, in FIGS. 8A and 8B, the building in which the overhead crane is installed is reinforced concrete, and the support of the
The basic configuration shown in the figure is much in common with each of the first to third embodiments. However, a
After the
In addition, the
また、図9は、ランウエイガーダ3の支持台が、建屋の柱1に沿ってその内側に並立された鉄骨造の組柱30の柱頭である場合の実施例を示している。符号31は建屋の柱1に沿ってその内側へ組柱30を並立させる繋ぎ材である。
この組柱30の柱頭にランウエイガーダ3の端部を、上記した本発明のランウエイガーダ支持構造として支持させる構成については、種々な実施態様を適用できるが、卑近な構成例としては、図8Bの構成を採用して実施することができる。
即ち、組柱30の柱頭へ支持プレート37を設置し、同支持プレート37の上に支点部材12を設置し固定した上で、同支点部材12の上へランウエイガーダ3の端部を載せ架ける。そして、同ランウエイガーダ3の下側フランジ3aと支持プレート37とを、ボルト38及びナット39で拘束した構成とされる。
Moreover, FIG. 9 has shown the Example in case the support stand of the
Although various embodiments can be applied to the configuration in which the end portion of the
That is, the
以上に本発明を図示した実施例に基づいて説明したが、もとより本発明は実施例の構成に限定されるものではない。いわゆる当業者が必要に応じて行うであろう設計変更その他の応用、改変の範囲まで含むことを念のため申し添える。 Although the present invention has been described based on the illustrated embodiment, the present invention is not limited to the configuration of the embodiment. I would like to remind you that it includes the scope of design changes and other applications and modifications that will be performed by those skilled in the art as needed.
1 柱
2 跳ね出しブラケット(支持台)
2a 上側フランジ
3 ランウエイガーダ
3a 下側フランジ
10、38 ボルト
12 平鋼板(支点部材)
13 鋼棒(支点部材)
15 長孔(ボルト孔)
20 リブプレート
20a フランジ
30 組柱(支持台)
36 RCブラケット(支持台)
41 、42 位置ズレ防止ガイド
43 ダボ
44 ダボ孔
1
13 Steel bar (fulcrum member)
15 Long hole (bolt hole)
20
36 RC bracket (support)
41, 42 Misalignment prevention guide 43
Claims (5)
支持台上の前記支点部材の上に、ランウエイガーダの端部を載せ架け、同ランウエイガーダが、前記支点部材の位置よりもランウエイガーダの材軸方向中央寄りの位置に設置した位置ズレ防止手段若しくは落下防止手段により拘束されている構成を特徴とする、ランウエイガーダの支持構造。 On the upper surface of the support base on which the end of the runway girder is mounted, a fulcrum member for mounting the end of the runway girder is installed,
An end portion of the runway girder is mounted on the fulcrum member on the support base, and the runway girder is installed at a position closer to the center of the runway girder in the material axis direction than the position of the fulcrum member or A runway girder support structure, characterized by being constrained by a fall prevention means.
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