JP2013219927A - 非接触充電用通信方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う機能を有する非接触充電用通信に関し、充電制御状態を充電スタンドと車両間で通信可能とする。
【解決手段】充電スタンドは、複数の振幅値のうちから充電スタンドの充電制御状態に応じた振幅値が設定されたPilotBを電力信号に重畳して車両に伝送する。車両は、充電スタンドから電力信号に重畳されて伝送されてくるPilotBの振幅値を検出し、その振幅値と車両自身の現在の充電制御状態とからその充電制御状態を遷移させる。車両は、複数の振幅値のうちから車両の充電制御状態に応じた振幅値が設定されたPilotAを電力信号に重畳して充電スタンドに伝送する。充電スタンドは、車両から電力信号に重畳されて伝送されてくるPilotAの振幅値を検出し、その振幅値と充電スタンド自身の現在の充電制御状態とからその充電制御状態を遷移させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う機能を有する非接触充電用通信方法およびシステムに関する。
近年、プラグインハイブリット車、EV車(エレクトリックビークル:電気自動車)が急速に発展しており(以下、これらを総称して「車両」と呼ぶ)、車両の充電を行う充電スタンドの普及が見込まれる。このような環境下において、充電時に充電可能な電流の上限値を示す許容電流値を車両に通知したり、車両の充電接続状態や準備状態を判定したり、車両の認証、課金を行ったり、車両固有の情報(例えばバッテリの情報(SOC))をユーザ端末に伝えるといったような、車両と充電スタンド間の通信のニーズが高まると予測される。
車両と充電スタンド間の通信媒体の候補の一つとして、充電制御情報を通信するためのCPLT(Control Pilot:コントロールパイロット)信号を用いたCPLT通信方式が挙げられる。CPLT信号の通信回路構成は規格化されており、IEC(国際電気標準会議)61851−1(FDIS:Final Draft International Standard:最終国際規格案)、SAE(米国自動車技術者協会)J1772作業部会DRAFT等に記載されている。
このCPLT通信方式は、充電スタンドと車両を充電ケーブルによって接続した場合における充電制御情報の通信方式を規定するものである。
CPLT通信方式によって充電制御情報を通知する従来技術としては、コントロールパイロット信号の振幅レベルを変えることによって充電制御情報を通知する技術が知られている。
また、他の従来技術として、コントロールパイロット信号のデューティー比によって充電スタンド側から車両側に充電許容電流値を通知する技術が知られている。
ここで近年、床に埋め込まれた給電部の上に車両を移動することにより、充電ケーブルを接続することなく、非接触で車両に充電を行うことができる非接触充電システムも開発されている。このような非接触充電システムにおいても、充電制御情報を充電スタンドと車両間で通信する必要がある。
しかし、非接触充電システムにおいては、充電ケーブルを用いたCPLT通信方式にように専用の制御線を設けることができない。このため、非接触充電システムにおいて、CPLT通信方式と同等の、充電制御情報を充電スタンドと車両間で通信する技術が求められていた。
特開平11−219414号公報
本発明は、非接触充電において充電制御状態を充電スタンドと車両間で通信可能とすることを目的とする。
態様の一例は、充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う機能を有する非接触充電用通信方法であって、充電スタンドにおいて、複数の振幅値のうちから充電スタンドの充電制御状態に応じた振幅値が設定され、充電スタンドと車両との間で伝送される電力信号の周波数とは異なる第1の周波数で発振する第1のパイロット信号を電力信号に重畳して車両に伝送し、車両から電力信号に重畳されて伝送されてくる第2のパイロット信号の振幅値を検出し、その振幅値と充電スタンド自身の現在の充電制御状態とからその充電制御状態を遷移させ、車両において、複数の振幅値のうちから車両の充電制御状態に応じた振幅値が設定され、電力信号の周波数および第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振する第2のパイロット信号を電力信号に重畳して充電スタンドに伝送し、充電スタンドから電力信号に重畳されて伝送されてくる第1のパイロット信号の振幅値を検出し、その振幅値と車両自身の現在の充電制御状態とからその充電制御状態を遷移させる構成を有する。
本発明によれば、非接触充電システムにおいて、CPLT通信方式と同等の機能を有し、充電制御状態を充電スタンドと車両間で通信する技術を実現することが可能となる。
本発明の実施形態による充電ステーションの構成例を示す図である。 本発明の実施形態による非接触充電方式における充電スタンド側の給電装置と車両側の充電装置の関係を説明する図である。 本発明の実施形態による複数の給電装置のネットワーク構成例を示す図である。 本発明の実施形態による給電装置のシステム構成を示す図である。 本発明の実施形態による充電装置のシステム構成を示す図である。 本発明の実施形態によるパイロット信号の説明図である。 本発明の実施形態による充電制御状態とパイロット信号の関係を説明する表である。 本発明の実施形態による充電制御状態とパイロット信号の関係を説明する図である。 本発明の実施形態の動作シーケンス図である。 本発明の実施形態による充電制御状態とパイロット信号の遷移例を説明する図である。 本発明の実施形態による符号器の構成例を示す図である。 本発明の実施形態による復号器の構成例を示す図である。 本発明の実施形態による符号器の説明図である。 本発明の実施形態による充電許容電流値とデューティー比の関係の説明図である。 本発明の実施形態によるゼロクロスカウントによるデューティー比の判定動作の説明図である。 本発明の実施形態によるゼロクロス検出部の説明図である。 本発明の実施形態による包絡線検波部の説明図である。 本発明の実施形態による閾値決定部の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による充電ステーション1の構成例を示す図である。充電ステーション1は、車両5を複数台同時に充電できる例えば#1〜#4(この数は任意である)の複数の充電スタンド2を備える。各充電スタンド2は、地面下に非接触充電を実施する給電部4を備え、さらにその給電部4を制御するための給電制御部3を備える。このような構成の組合せが、例えば#1〜#4の充電スタンド2ごとに備えられる。
図2は、本発明の実施形態による非接触充電方式における充電スタンド2側の給電装置8と車両5側の充電装置7の関係を説明する図である。充電スタンド2内の給電制御部3と給電部4は給電装置8を構成する。車両5は、図1の例えば#1〜#4のいずれかの充電スタンド2に進入して給電部4の上に停車する。この結果、給電制御部3が車両の進入を検知することによって、非接触充電を開始する。給電装置8内の地面下に設置さている給電部4を構成するコイルと、車両5内の充電装置7に備えられるコイルは、それぞれが十数センチから二十数センチ程度に近接することにより、電磁誘導の原理に基づいて電力信号を伝送し、車両5内のバッテリに充電を行う。このとき、電力信号に重畳させられて、給電装置8と充電装置7の間で、本発明の実施形態の方式に基づいて、充電制御情報が通信される。
図3は、本発明の実施形態による複数の給電装置のネットワーク構成例を示す図である。図1の例えば#1〜#4の各充電スタンド2に対応する例えば#1〜#4の各給電装置8は、充電ステーション1内の通信ネットワーク10によってサーバコンピュータ9と接続される。サーバコンピュータ9は、各給電装置8間の電力分配管理や車両5の利用者の課金情報の管理等を行う。通信ネットワーク10は、例えば、電力線通信(PLC:Power Line Communication)またはローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)による通信ネットワークである。各給電装置8は、サーバコンピュータ9から指定された充電許容電流値を、電力信号への重畳通信によって車両5に通知する。車両5は、通知された充電許容電流値を超えないように充電動作を実施する。充電許容電流値は各給電装置ごとに個別に設定されていてもよい。
図4は、本発明の実施形態による各充電スタンド2ごとに設置される給電装置8(図2)のシステム構成を示す図である。給電装置8は、給電部4と、401〜412の各部分を備える給電制御部3とから構成される(図1または図2参照)。
制御装置401は、図3に示されるサーバコンピュータ9と通信をしながら、給電装置8の全体の制御を行う、例えばマイクロコンピュータである。
商用電源402は、例えば電圧が100または200ボルト、周波数が50または60ヘルツの電源である。電源変換部403は、商用電源402を、電圧を例えば千〜数千ボルト、周波数を150キロヘルツ程度の高周波電源に変換する。電源変換部403にて得られた高周波電源は、整合部404にて力率が改善された後、給電部4(図1または図2参照)のコイルに供給される。電源変換部403での変換動作や整合部404での力率改善動作は、制御装置401によって制御される。
制御装置401は、サーバコンピュータ9(図3)から受信した充電制御情報を通信制御部406に通知する。逆に、制御装置401は、通信制御部406から充電制御情報を受信し、サーバコンピュータ9に送信する。受信した充電制御情報はサーバコンピュータに送信せず、制御装置401が利用することもできる。通信制御部406は、車両5との間で通信される各種充電制御情報の送受信を制御する、例えばマイクロコンピュータである。通信制御部406は、制御装置401から例えば充電許容電流値などの充電制御情報を受け取ると、それを符号器407に出力すると共に、発振器410に対して発振信号の出力を指示する。符号器407は、例えば充電許容電流値などの充電制御情報を符号化して、信号生成部408に出力する。信号生成部408は、発振器410が発振する発振信号を符号器407が出力する符号化された充電制御情報に基づいて変調し、パイロット信号(後述するPilotB)を出力する。このパイロット信号Bは、駆動部409にて所定の電圧まで昇圧された後に、例えばトランスで構成される結合部405を介して、電源変換部403が出力する電力信号に重畳され、整合部404から給電部4を介して車両5側に伝送される。上述の通信制御部406、符号器407、信号生成部408、駆動部409、および発振器410からなる部分は、第1のパイロット信号送信部を構成する。すなわちこの部分は、複数の振幅値のうちから充電スタンド2の充電制御状態に応じた振幅値が設定され、充電スタンド2と車両5との間で伝送される電力信号の周波数とは異なる第1の周波数で発振する第1のパイロット信号(後述するPilotB)を電力信号に重畳して車両5に伝送する機能を有する。
一方、車両5側から給電部4および整合部404を介して電力信号に重畳されて伝送されてきたパイロット信号(後述するPilotA)は、結合部405を介して受信された後に、フィルタ部411にて抽出される。復号器412は、この抽出されたパイロット信号Aから、充電制御情報を復号して受信し、通信制御部406に出力する。通信制御部406は、復号器412から通知された充電制御情報を、制御装置401に通知する。制御装置401は、通信制御部406から通知された充電制御情報を、図2のサーバコンピュータ9に通知する。上述の結合部405、フィルタ部411、復号器412、および通信制御部406からなる部分は第1のパイロット信号受信部を構成する。すなわちこの部分は、車両5から電力信号に重畳されて伝送されてくる第2のパイロット信号(後述するPilotA)の振幅値を検出し、その振幅値と充電スタンド2自身の現在の充電制御状態とからその充電制御状態を遷移させる機能を有する。
図5は、本発明の実施形態による各車両5ごとに設置される充電装置7(図2参照)のシステム構成を示す図である。
制御装置501は、車両5全体の制御を行う特には図示しない制御装置と通信を行いながら、充電装置7の全体の制御を行う、例えばマイクロコンピュータによって構成される電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)である。
コイル502は、それを搭載する車両5が充電スタンド2の給電部4上に停車したときに(図2参照)、給電部4から電力信号を受信し、整合部503に出力する。整合部503は、コイル502から入力した電力信号のインピーダンスを整合させて、整流部504に出力する。整流部504は、整合部503から入力した電力信号を整流した後に、検出部505に出力する。検出部505は、電力信号を検出し、バッテリ506に出力する。バッテリ506は、整流された電力信号に従って充電される。
整合部503でのインピーダンス整合や検出部505での電力信号の検出動作、またはバッテリ506での充電制御状態の検出等は、制御装置501によって制御される。
給電装置8側からコイル502および整合部503を介して電力信号に重畳されて伝送されてきたパイロット信号(後述するPilotB)は、結合部507を介して受信された後に、フィルタ部513にて抽出される。復号器514は、この抽出されたパイロット信号Bから、例えば充電許容電流値などの充電制御情報を復号して受信し、通信制御部512に出力する。通信制御部512は、充電スタンド2内の給電装置8との間で通信される各種充電制御情報の送受信を制御する、例えばマイクロコンピュータである。通信制御部512は、復号器514から通知された充電制御情報を、制御装置501に通知する。制御装置501は、通信制御部512から通知された充電制御情報に基づいて、バッテリ506への電力信号の充電動作を制御する。上述の結合部507、フィルタ部513、復号器514、および通信制御部512からなる部分は第2のパイロット信号受信部を構成する。すなわちこの部分は、充電スタンド2から電力信号に重畳されて伝送されてくる第1のパイロット信号(後述するPilotB)の振幅値を検出し、その振幅値と車両5自身の現在の充電制御状態とからその充電制御状態を遷移させる機能を有する。
一方、制御装置501は、バッテリ506に対する充電制御状態などを、充電制御情報として通信制御部512に通知する。通信制御部512は、制御装置501から例えば充電制御状態を示す充電制御情報を受け取ると、それを符号器510に出力すると共に、発振器511に対して発振信号の出力を指示する。符号器510は、例えば充電制御状態などの充電制御情報を符号化して、信号生成部509に出力する。信号生成部509は、発振器511が発振する発振信号を符号器510が出力する符号化された充電制御情報に基づいて変調し、パイロット信号(後述するPilotA)を出力する。このパイロット信号Aは、駆動部508にて所定の電圧まで昇圧された後に、例えばトランスで構成される結合部507を介して、電力信号に重畳され、整合部503からコイル502を介して充電スタンド2内の給電装置8側に伝送される。上述の通信制御部512、符号器510、信号生成部509、駆動部508、および発振器511からなる部分は、第2のパイロット信号送信部を構成する。すなわちこの部分は、複数の振幅値のうちから車両5の充電制御状態に応じた振幅値が設定され、電力信号の周波数および第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振する第2のパイロット信号(後述するPilotA)を電力信号に重畳して充電スタンド2に伝送する機能を有する。
図6は、本発明の実施形態によるパイロット信号の説明図である。図4の給電部4を構成するコイルと図5の充電装置7内のコイル502との間で伝送される電力信号は、図6のPowerとして示されるように、例えば150キロヘルツ程度の周波数fpwr と千〜数千ボルト程度の電圧値を有する。これに対して、電力信号に重畳されて充電装置7から給電装置8に伝送されるパイロット信号は、図6のPilotAとして示されるように、電力信号の周波数fpwr に対して数十キロヘルツ程度低い(高くてもよい)周波数fpltAと、数十ボルト程度の電圧値を有する。逆に、電力信号に重畳されて給電装置8から充電装置7に伝送されるパイロット信号は、図6のPilotBとして示されるように、電力信号の周波数に対して数十キロヘルツ程度高い(低くてもよい)周波数fpltBと、数十ボルト程度の電圧値を有する。図5の発振器511は、パイロット信号PilotA(以下単に「PilotA」と呼ぶ)を生成するために周波数fpltAを有する信号を発振する。これに対して、図4のフィルタ部411は、結合部405を介して入力される信号から、周波数fpltAを有するPilotAの成分のみを抽出する。逆に、図4の発振器410は、パイロット信号PilotB(以下単に「PilotB」と呼ぶ)を生成するために周波数fpltBを有する信号を発振する。これに対して、図5のフィルタ部513は、結合部507を介して入力される信号から、周波数fpltBを有するPilotBの成分のみを抽出する。なお、PilotAおよびPilotBの各周波数は、電力信号の周波数fpwr に対して、共に低くまたは高くてもよい。
図7および図8は、本発明の実施形態による充電制御状態とパイロット信号の関係を説明する表ならびに図である。本発明の実施形態では、図7の表に示されるように、充電制御状態は、StateA、StateB−1、StateB−2、StateC、StateE、およびStateFの6状態を規定することができる。ただし、充電制御状態は、これらの6状態に限定されるものではなく、適宜追加しまたは削減することができる。StateAは、車両5が充電スタンド2の所定位置(図1の給電部4の位置)に駐車されていないか、駐車されているが車両5がの充電準備が完了していない状態である。StateB−1は、車両5が充電スタンド2の所定位置に駐車し、車両5の充電準備は完了しているが、充電スタンド2の給電準備が完了していない状態である。StateB−2は、車両5が充電スタンド2の所定位置に駐車し、車両5の充電準備が完了し且つ充電スタンド2の給電準備も完了している状態である。StateCは、充電スタンド2が車両2に充電中の状態である。StateEは、充電スタンド2に接続されている電源系統が異常の状態である。StateFは、充電スタンド2が利用不可の状態である。
本発明の実施形態では、図7の表および図8に示されるように、上述の6状態を、PilotAとPilotBの振幅値の組合せによって表現することができる。PilotAおよびPilotBが振幅値として取り得る値は、それらの基準振幅値に対して、150%(パーセント)、100%、50%、および0%の各値である。基準振幅値は、150%の振幅値が出力可能な最大振幅値以下になるように設定される。StateAは、PilotAの振幅値が0%、PilotBの振幅値が100%にレベル調整されることにより表現される。StateB−1は、PilotAおよびPilotBの各振幅値がともに100%にレベル調整されることにより表現される。SateB−2は、PilotAの振幅値が100%、PilotBの振幅値が50%にレベル調整されることにより表現される。StateCは、PilotAおよびPilotBの各振幅値がともに50%にレベル調整されることにより表現される。StateEは、PilotAの振幅値が50%、PilotBの振幅値が0%にレベル調整されることにより表現される。StateFは、PilotAの振幅値が50%、PilotBの振幅値が150%にレベル調整されることにより表現される。
PilotBのレベル調整は、充電スタンド2の給電制御部3内の通信制御部406、符号器407、信号生成部408、駆動部409、および発振器410からなる第1のパイロット信号送信部が行う。この第1のパイロット信号送信部は、充電スタンド2の充電制御状態に応じてレベル調整したPilotBを、充電スタンド2の給電装置8内の給電部4に供給される電力信号に重畳させる。このPilotBの振幅レベルは、車両5の充電装置7内の結合部507、フィルタ部513、復号器514、および通信制御部512からなる第2のパイロット信号受信部にて検出され、その振幅値と車両5自身の現在の充電制御状態とからその充電制御状態が遷移させられる。
逆に、PilotAのレベル調整は、車両5の充電装置7内の通信制御部512、符号器510、信号生成部509、駆動部508、および発振器511からなる第2のパイロット信号送信部が行う。この第2のパイロット信号送信部は、車両5の充電制御状態に応じてレベル調整したPilotAを、車両5の充電装置7内のコイル502で受信されている電力信号に重畳させる。このPilotAの振幅レベルは、充電スタンド2の給電装置8の給電制御部3内の結合部405、フィルタ部411、復号器412、および通信制御部406からなる第1のパイロット信号受信部にて検出され、その振幅値と充電スタンド2自身の現在の充電制御状態とからその充電制御状態が遷移させられる。
以上のようにして、本発明の実施形態では、非接触充電システムにおいて、CPLT通信方式と同等の機能を有し、充電制御状態を充電スタンド2と車両5間で通信することが可能となる
図9は、本発明の実施形態の動作シーケンス図、図10は、図9に示される(a)から(f)の各充電制御状態とパイロット信号の関係を説明する図である。
図4において、充電スタンド2の給電装置8内の制御装置401は、起動後、通信制御部406に起動要求を送る(図9のS1)。通信制御部406は、起動後、100%の振幅レベルでパイロット信号B(図6参照。以下「PilotB」と呼ぶ)を出力する(図9のS2)。以上の状態は、図9(a)および図10(a)に示されるStateA、すなわち充電スタンド2が充電を待っている状態であり、PilotBのみが100%の振幅レベルで出力されている状態である。
車両5が充電スタンド2内の充電スペースに駐車すると(図9のS3)、図5に示される車両5内の充電装置7の通信制御部512が、100%の振幅レベルのPilotBを検出する(図9のS4)。この結果、通信制御部512は、応答として100%の振幅レベルのパイロット信号A(図6参照)を出力する(図9のS5)。図4に示される給電装置8内の通信制御部406が、100%の振幅レベルのPilotAを検出する(図9のS6)。図4において、通信制御部406は、StateAの状態において100%の振幅レベルのPilotAを検出したら車両5を検出したとみなし、制御装置401へその旨を通知する(図9のS7)。以上の状態は、図9(b)および図10(b)に示されるStateB−1、すなわち充電スタンド2が車両2を検出しまだ給電準備が完了していない状態であり、PilotBと、それに応答してPilotAの両パイロット信号が100%の振幅レベルで出力されている状態である。
続いて、図4において、制御装置401は、車両5に伝えるべき充電許容電流値を通信制御部406に通知する(図9のS8)。通信制御部406は、制御装置401から通知された充電許容電流値に応じて、PilotBの振幅レベルを50%に調整する(図9のS9)。ここで振幅レベル50%とは、後述するHigh区間の振幅に対するものとする。このとき同時に、図11の構成を有する符号器407において、充電許容電流値に対応するデューティー比が設定される。この結果、信号生成部408はそのデューティー比および50%の振幅レベルでPilotBを発振出力する(図9のS10)。これに対して、車両5側の図5に示される充電装置7において、StateB−1の状態において、通信制御部512がそのPilotBの50%の振幅レベルを検出し(図9のS11)、また、復号器514から通信制御部512に上記デューティー比に対応する充電許容電流値が通知される。この結果、通信制御部512が制御装置501に、充電許容電流値を通知する(図9のS12)。以上の状態は、図9(c)および図10(c)に示されるStateB−2、すなわち車両5が充電準備を完了し、充電スタンド2が給電準備を完了している状態で、双方が充電制御情報を交換中の状態であり、PilotBの振幅レベルが50%に、PilotAの振幅レベルが100%に調整されて出力されている状態である。
制御装置501は、充電許容電流値を受領したことを、通信制御部512に通知するとともに(図9のS13)、上記充電許容電流値を超えないようにバッテリ506に対して充電動作を開始する(図9のS14)。ただしこの時点ではまだ、充電スタンド2内の給電装置8側からの給電はされていない。通信制御部512は、給電装置8に対する了承通知として、PilotBと同じ50%の振幅レベルにPilotAのレベルを調整し(図9のS15)、そのPilotAを出力する(図9のS16)。充電スタンド2側の図4に示される給電装置8において、StateB−2の状態において、通信制御部406は、PilotAがPilotBと同じ50%の振幅レベルになったことを確認し(図9のS17)、電流交渉が完了したことを制御装置401に通知する(図9のS18)。制御装置401は、電源変換部403および整合部404を制御して、給電を開始し(図9のS19)、通信制御部406に充電開始通知を送る(図9のS20)。通信制御部406は、これ以後PilotAの監視を行う(図9のS21)。通信制御部406は、PilotAが受信されている間は、車両5において正常に充電ができているものと判断する。以上の状態は、図9(d)および図10(d)に示されるStateC、すなわち充電スタンド2が車両5に充電中の状態であり、PilotAおよびPilotBの双方が50%の振幅レベルに調整されている状態である。なお、充電中状態において、PilotBの出力が停止されるような状態が実現されてもよい。
車両5側の図5に示される充電装置7において、制御装置501は、バッテリ506を監視して充電が終了したら(図9のS22)、通信制御部512に充電終了通知を送る(図9のS23)。これを受けて、通信制御部512は、給電装置8に対する終了事前通知として、レベルにPilotAの振幅レベルを100%に上げ(図9のS24)、そのPilotAを出力する(図9のS25)。充電スタンド2側の図4に示される給電装置8において、StateCの状態において、通信制御部406は、PilotAの振幅レベルが100%に上がったことを確認し(図9のS26)、車両5における充電の終了を認識する。この状態は、図10(c)と同様の、図9(e)および図10(e)に示されるStateB−2の状態であり、PilotBの振幅レベルが50%に、PilotAの振幅レベルが100%に調整されて出力されている状態である。
さらに、車両5側の図5に示される充電装置7において、通信制御部512は、PilotAの出力を停止する(図9のS27)。充電スタンド2側の図4に示される給電装置8において、通信制御部406は、PilotAの停止を検知すると(図9のS28)、充電停止通知を制御装置401に送る(図9のS29)。この結果、制御装置401が、電源変換部403および整合部404を制御して、給電を停止する(図9のS30)。以上の状態は、図10(a)と同様の、図9(f)および図10(f)に示されるStateAの状態であり、PilotBのみが100%の振幅レベルで出力されている状態である。なお、充電完了の場合だけでなく、車両5が異常等により充電を停止したい場合には、PilotAを停止させることでその旨を給電装置8側に通知する。充電スタンド2は、給電側であるため、PilotAの監視の結果、異常があれば自ら給電を停止することができる。逆に、充電スタンド2が異常の状態には、PilotBの振幅レベルが0%または150%にされて、図7に示されるStateEまたはStateFの状態になる。これにより車両5は、充電スタンド2の異常または利用不可を検出することができる。
図11は、本発明の実施形態による図4に示される符号器407または図5に示される符号器510の構成例を示す図である。
デューティー比決定部1101は、例えば図4の通信制御部406から入力した充電許容電流値である充電制御情報に応じて、パイロット信号を第1のパルス電圧で発振する第1の期間と第2のパルス電圧で発振する第2の期間の比であるデューティー比を決定する。
パルス数カウント部1102(カウント部)は、デューティー比決定部1101が決定したデューティー比に対応する第1および第2の期間だけ、例えば図4の発振器410から信号生成部408を介して発振されるパイロット信号のパルス数を順次カウントする動作を繰り返す。
パルス電圧決定部1103(振幅決定部)は、パルス数カウント部1102が順次繰り返しカウントする第1および第2の期間に対応して、それぞれ第1および第2のパルス電圧を順次繰り返し決定する。
以上の構成により、例えば図4の信号生成部408は、パルス電圧決定部1103が決定したパルス電圧で発振するPilotBを生成する。
図4の符号器407または図5の符号器510は、図4の通信制御部406または図5の通信制御部512の現在の充電制御状態に基づいて、信号生成部408が発振するパイロット信号の振幅レベル(パルス電圧)を、前述した各振幅レベル値になるように調整する符号化動作も、上述の図11の構成による符号化動作と併せて実行する。
図12は、本発明の実施形態による復号器の構成例を示す図である。
包絡線検波部1201は、例えば図5のフィルタ部513を介して抽出されるパイロット信号に対して包絡線検波を行うことによって包絡線検波信号を抽出する。
閾値決定部1202は、包絡線検波部1201が抽出した包絡線検波信号に基づいて第1および第2のパルス電圧を分離するための閾値を決定し、その決定された閾値に基づいて、フィルタ部513を介して抽出したパイロット信号から第1および第2の期間に対応する期間をそれぞれ抽出する。
上述の包絡線検波部1201と閾値決定部1202は、パイロット信号から第1および第2の期間に対応する期間をそれぞれ抽出する期間抽出部を構成する。
ゼロクロス検出部1203は、例えば図5のフィルタ部513を介して抽出されるパイロット信号に対して、その電圧値がゼロをクロスするゼロクロスのタイミングを検出し、そのタイミングに対応するゼロクロスパルス列信号を出力する。
ゼロクロス数カウント部1204は、ゼロクロス検出部1203が出力するゼロクロスパルス列信号のパルス数を、閾値決定部1202が抽出した第1および第2の各期間ごとにカウントする。
デューティー比判定部1205は、ゼロクロス数カウント部1204が第1および第2の各期間ごとにカウントしたゼロクロス数の比から、デューティー比を判定する。
電流判定部1206(充電制御情報判定部)は、デューティー比判定部1205が判定したデューティー比に対応する例えば充電許容電流値を判定する。
図13は、本発明の実施形態による符号器の説明図である。例えば充電スタンド2側の図4に示される給電装置8において、符号器407が充電許容電流値を車両5側に通知する場合、本実施形態では、図11のデューティー比決定部1101が、充電許容電流値に応じて、PilotBを第1のパルス電圧V1で発振する第1の期間T1と第2のパルス電圧V2で発振する第2の期間T2の比であるデューティー比T1/(T1+T2)を決定する。この場合、デューティー比と充電許容電流値との関係は、例えば図14(a)に示されるように、電流値の各値(A:アンペア)ごとにデューティー比が決定されてもよいし、図14(b)に示されるように、デューティー比xに基づいて所定の計算式によって電流値が算出されるようにデューティー比が決定されてもよい。
図11のパルス数カウント部1102は、デューティー比決定部1101が決定したデューティー比に対応する第1の期間T1および第2の期間T2だけ、例えば図4の発振器410から信号生成部408を介して発振されるパイロット信号のパルス数を順次カウントする動作を繰り返す。パルス電圧決定部1103は、パルス数カウント部1102が順次繰り返しカウントする第1の期間T1および第2の期間T2に対応して、それぞれ第1のパルス電圧V1および第2のパルス電圧V2を順次繰り返し決定する。そして、例えば図4の信号生成部408は、第1の期間T1および第2の期間T2ごとに、パルス電圧決定部1103が決定したパルス電圧V1またはV2で図13に示されるように発振するPilotBを生成する。
一方、上記PilotBを受信した車両5内の図5に示される充電装置7側では、復号器514内の図12に示されるゼロクロス検出部1203が、フィルタ部513を介して抽出される例えば図15(a)に示されるPilotBに対して、その電圧値がゼロをクロスするゼロクロスのタイミングを検出する。そして、ゼロクロス検出部1203は、そのタイミングに対応する例えば図15(b)に示されるゼロクロスパルス列信号を出力する。そして、図16に示されるように、図12に示されるゼロクロス数カウント部1204が、ゼロクロス検出部1203が出力するゼロクロスパルス列信号のパルス数を、PilotBのパルス電圧を所定の閾値1201によって高電圧(High)の区間と低電圧(Low)の区間に区分けして得られる第1の期間T1′および第2の期間T2′ごとにカウントする。続いて、図12のデューティー比判定部1205が、ゼロクロス数カウント部1204が第1の期間T1′および第2の期間T2′ごとにカウントしたゼロクロス数の比から、デューティー比T1′/(T1′+T2′)を判定する。そして、図12の電流判定部1206が、デューティー比T1′/(T1′+T2′)に対応する例えば充電許容電流値を、例えば図14に示される関係から判定する。
ここで、上述の閾値1201の決定と第1の期間T1′および第2の期間T2′の区分けは、図12の閾値決定部1202が行う。ここで、電力信号に重畳されるPilotBのパルス電圧の状態は、充電スタンド2と車両5の状態によって変化し得るため、動的に決定することが望ましい。そこで、本実施形態ではまず、図12の包絡線検波部1201が、例えばフィルタ部513から入力されるPilotBに対してピーク値の包絡線を検出する包絡線検波を行い、図17に示されるように、図12のゼロクロス検出部1203が出力するゼロクロスパルス列信号1501のタイミングで包絡線検波信号1502をサンプリングして出力する。この包絡線検波信号1502は、例えば図18に示されるように、例えばPilotBのパルス電圧のHigh区間とLow区間で、振幅値がそれぞれ集中する信号となる。そこで、閾値決定部1202は例えば、包絡線検波部1201が出力する包絡線検波信号において、所定の誤差の範囲内でその振幅値を2つのグループに分類(例えばクラスタリング)し、各グループの振幅の重心値を計算し、さらにそれら2つの重心値の平均値として、閾値1301を決定する。これにより、動的に変化し得る例えばPilotBから、精度良くデューティー比を判定することができる。
以上説明したように、本実施形態では、非接触充電において、充電制御情報の送信側で、電力信号に重畳されるパイロット信号の第1の振幅V1および第2の振幅V2を有する第1の期間T1および第2の期間T2の比であるデューティー比が、例えば充電許容電流値である充電制御情報に基づいて変化させられる。そして、受信側において、受信されたパイロット信号の第1の振幅V1および第2の振幅V2を有する第1の期間T1および第2の期間T2が閾値に基づいて抽出され、各期間ごとのパイロット信号の振幅のゼロクロス数がカウントされる。この場合、振幅V1とV2は大きく異なる値であるため、それら2つの期間T1およびT2は精度良く抽出することができる。さらに、ゼロクロス数の各期間T1およびT2ごとの集計値は、雑音の影響を受けにくく、従って、各ゼロクロス数の比としてデューティー比を精度良く判定することが可能となる。この結果、非接触充電システムにおいて、CPLT通信方式と同等の機能を有し、充電制御情報を充電スタンドと車両間で安定して通信することが可能となる。
そして、本発明の実施形態では、非接触充電システムにおいて、CPLT通信方式における充電制御状態の遷移制御と同等の制御を実現することが可能となり、充電制御状態を充電スタンド2と車両5間で通信することが可能となる。
以上の実施形態の説明では、充電スタンド2から車両5への非接触充電時の電力信号にパイロット信号が重畳される場合を例に説明したが、例えば停電時や屋外活動時等あるいはシェアリング充電制御などにおいて、車両5バッテリ506(図5)の電力を逆に充電スタンド2側に放電させる場合における非接触の電力信号の伝送時にも適用することができる。
1 充電ステーション
2 充電スタンド
3 給電制御部
4 給電部
5 車両
7 充電装置
8 給電装置
9 サーバコンピュータ
10 通信ネットワーク
401、501 制御装置
402 商用電源
403 電源変換部
404 整合部
405、507 結合部
406、512 通信制御部
407、510 符号器
408、509 信号生成部
409、508 駆動部
411、513 フィルタ部
412,514 復号器
1101 デューティー比決定部
1102 パルス数カウント部
1103 パルス電圧決定部
1201 包絡線検波部
1202 閾値決定部
1203 ゼロクロス検出部
1204 ゼロクロス数カウント部
1205 デューティー比判定部
1206 電流判定部

Claims (6)

  1. 充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う機能を有する非接触充電用通信方法であって、
    前記充電スタンドにおいて、
    複数の振幅値のうちから前記充電スタンドの充電制御状態に応じた振幅値が設定され、前記充電スタンドと前記車両との間で伝送される電力信号の周波数とは異なる第1の周波数で発振する第1のパイロット信号を前記電力信号に重畳して前記車両に伝送し、
    前記車両から前記電力信号に重畳されて伝送されてくる第2のパイロット信号の振幅値を検出し、該振幅値と前記充電スタンド自身の現在の充電制御状態とから該充電制御状態を遷移させ、
    前記車両において、
    前記複数の振幅値のうちから前記車両の充電制御状態に応じた振幅値が設定され、前記電力信号の周波数および前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振する前記第2のパイロット信号を前記電力信号に重畳して前記充電スタンドに伝送し、
    前記充電スタンドから前記電力信号に重畳されて伝送されてくる前記第1のパイロット信号の振幅値を検出し、該振幅値と前記車両自身の現在の充電制御状態とから該充電制御状態を遷移させる、
    ことを特徴とする非接触充電用通信方法。
  2. 前記複数の振幅値は、前記第1または第2のパイロット信号の基準振幅値に対して150パーセント、100パーセント、50パーセント、および0パーセントの各振幅値である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の非接触充電用通信方法。
  3. 前記充電制御状態は、前記車両が前記充電スタンドの所定位置に駐車されていないか、駐車されているが前記車両の充電準備が完了していない状態、前記車両が前記充電スタンドの所定位置に駐車され前記車両の充電準備は完了しているが前記充電スタンドの給電準備が完了していない状態、前記車両が前記充電スタンドの所定位置に駐車され前記車両の充電準備が完了し且つ前記充電スタンドの給電準備も完了している状態、前記充電スタンドが前記車両に充電中の状態、前記充電スタンドに接続されている電源系統が異常の状態、または前記充電スタンドが利用不可の状態のいずれかの状態である、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の非接触充電用通信方法。
  4. 充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う機能を有する非接触充電用通信システムであって、
    前記充電スタンドに、
    複数の振幅値のうちから前記充電スタンドの充電制御状態に応じた振幅値が設定され、前記充電スタンドと前記車両との間で伝送される電力信号の周波数とは異なる第1の周波数で発振する第1のパイロット信号を前記電力信号に重畳して前記車両に伝送する第1のパイロット信号送信部と、
    前記車両から前記電力信号に重畳されて伝送されてくる第2のパイロット信号の振幅値を検出し、該振幅値と前記充電スタンド自身の現在の充電制御状態とから該充電制御状態を遷移させる第1のパイロット信号受信部と、
    を備え、
    前記車両に、
    前記複数の振幅値のうちから前記車両の充電制御状態に応じた振幅値が設定され、前記電力信号の周波数および前記第1の周波数とは異なる第2の周波数で発振する前記第2のパイロット信号を前記電力信号に重畳して前記充電スタンドに伝送する第2のパイロット信号送信部と、
    前記充電スタンドから前記電力信号に重畳されて伝送されてくる前記第1のパイロット信号の振幅値を検出し、該振幅値と前記車両自身の現在の充電制御状態とから該充電制御状態を遷移させる第2のパイロット信号受信部と、
    を備える、
    ことを特徴とする非接触充電用通信システム。
  5. 前記複数の振幅値は、前記第1または第2のパイロット信号の基準振幅値に対して150パーセント、100パーセント、50パーセント、および0パーセントの各振幅値である、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の非接触充電用通信システム。
  6. 前記充電制御状態は、前記車両が前記充電スタンドの所定位置に駐車されていないか、駐車されているが前記車両の充電準備が完了していない状態、前記車両が前記充電スタンドの所定位置に駐車され前記車両の充電準備は完了しているが前記充電スタンドの給電準備が完了していない状態、前記車両が前記充電スタンドの所定位置に駐車され前記車両の充電準備が完了し且つ前記充電スタンドの給電準備も完了している状態、前記充電スタンドが前記車両に充電中の状態、前記充電スタンドに接続されている電源系統が異常の状態、または前記充電スタンドが利用不可の状態のいずれかの状態である、
    ことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の非接触充電用通信システム。
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