JP2013219476A - ヘッドセット - Google Patents

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【課題】筐体の外形寸法や製品価格に影響を与えずに、内蔵するアンテナの特性を満たすことができるヘッドセットを提供する。
【解決手段】誘電体材料を用いて形成され且つ第1回路パターン20が形成されると共に電子部品8、8aが実装されて無線通信機部21を構成する基板7と、基板7に形成されたアンテナパターン26を有するアンテナ部28と、バッテリ11と、基板7とバッテリ11とを収納する本体ハウジング4と、本体ハウジング4の表面にスイッチノブ12が配置されると共にスイッチノブ12が操作された際にスイッチノブ12を元の位置に復帰させるための円錐形のコイルスプリング13が設けられた操作スイッチ14とを有するヘッドセット1において、コイルスプリング13が導電性を有し且つアンテナパターン26に常時接触することで、コイルスプリング13をアンテナとして利用する。
【選択図】図1

Description

本発明は無線通信機能を有するヘッドセットに関し、特に筐体の外形寸法や製品価格に影響を与えずに、内蔵するアンテナの特性を満たすための技術に関するものである。
近年、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)技術などの近距離無線通信技術を採用したヘッドセットが増えている(例えば特許文献1参照)。ヘッドセットは使用者が身につけて使用するものであることから、常に小型化が求められている。誘電体材料を用いて形成された基板(回路パターンが形成されると共に電子部品が実装されて無線通信機部を構成する基板)のサイズ縮小から、基板上のパターンとしてエレメントを形成するアンテナ部のアンテナ長を十分に取ることが困難になってきている。チップアンテナなどの独立した部品を追加する又はチップアンテナに置き換えることなしに、すなわち筐体の外形寸法や製品価格に影響を与えずに、内蔵するアンテナの特性を満たすことが困難であった。
特開2011−23848号公報
本発明は筐体の外形寸法や製品価格に影響を与えずに、内蔵するアンテナの特性を満たすことができるヘッドセットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明に係るヘッドセットは、誘電体材料を用いて形成され且つ回路パターンが形成されると共に電子部品が実装されて無線通信機部を構成する基板と、この基板に形成されたアンテナパターンを有するアンテナ部と、バッテリと、上記基板と上記バッテリとを収納する筐体と、この筐体の表面に操作部が配置されると共にこの操作部が操作された際に操作部を元の位置に復帰させるための弾性体が設けられた操作スイッチとを有するヘッドセットにおいて、上記弾性体が導電性を有し且つ上記アンテナパターンに常時接触することを特徴としている。
本発明の上記構成を採用することにより、弾性体(既存の部品)をアンテナとして利用し、特別にチップアンテナなどの部品を追加することなく、アンテナ部のアンテナ長を十分に確保し、アンテナ部の特性を補強、向上することができ、この結果として、筐体の外形寸法や製品価格に影響を与えずに、内蔵するアンテナの特性を満たすことができる。
本発明に係るヘッドセットの実施の形態を示す図であり、(A)は背面図、(B)は(A)のY−Y断面図である。 本発明に係るヘッドセットの実施の形態を示すブロック図である。 本発明に係るヘッドセットの実施の形態が有する基板の斜視図である。 本発明に係るヘッドセットの実施の形態が有する基板の要部断面図である。
以下、本発明に係るヘッドセットの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るヘッドセットの実施の形態を示す図であり、(A)は背面図、(B)は(A)のY−Y断面図である。図1(A)、図1(B)に示すように、実施の形態に係るヘッドセット1は本体部2とイヤホン部3とを備えている。
本体部2は筐体である本体ハウジング4を有している。本体ハウジング4はハウジング本体5とハウジングカバー6とを有している。ハウジング本体5はプラスチックなどの絶縁材料を用いて正面を開口した略四角箱形状に形成され、ハウジングカバー6はプラスチックなどの絶縁材料を用いて略四角平板形状に形成されており、ハウジング本体5の正面開口部にハウジングカバー6が着脱自在に装着されて本体ハウジング4が構成されている。
本体部2は基板7を有している。基板7の一表面にはブルートゥース用LSI(Large Scale Integration)8及びその他IC(Integrated
Circuit)、回路素子などの電子部品8aと、DSP(Digital Signal Processor)内蔵の音声データ処理用LSI9及びその他IC、回路素子などの電子部品9aとが実装され、基板7の反対側の一表面には例えばプッシュスイッチ、タクティルプッシュスイッチ、粘着テープにメタルドームを貼り付けたシート状のスイッチなどの薄小型の押しボタンスイッチ10が実装されており、基板7は押しボタンスイッチ10が実装された一表面が本体ハウジング4の正面側に向くように本体ハウジング4内の上部に収納されている。
本体部2は例えば一次電池、二次電池などの薄小型のバッテリ11を有している。バッテリ11は本体ハウジング4内の下部に収納されている。
本体ハウジング4の正面には操作部であるスイッチノブ12が配置されている。スイッチノブ12はプラスチックなどの絶縁材料を用いて本体ハウジング4の正面を覆うように略四角平板形状に形成されている。スイッチノブ12にはハウジングカバー6の押しボタンスイッチ10に対向する位置に形成された第1小孔6aを貫通して先端を押しボタンスイッチ10に当接させるボス部12aと、ハウジングカバー6の第1小孔6aの上部に形成された第2小孔6bを貫通して先端をハウジングカバー6の内面に引っ掛けるフック部12bと、ハウジングカバー6の外面下部を所定の間隔を置いて覆うようにハウジング本体5の正面下部に上向きに開口して形成されたポケット部5aの内側に嵌入させる係合端部12cとが形成され、ハウジングカバー6の第1小孔6aの下部に形成された円形の浅い凹部6cとスイッチノブ12との間には導電性を有する金属線材を円錐面に沿ってコイル状に巻いて形成した円錐形のコイルスプリング13が設けられており、押しボタンスイッチ10とスイッチノブ12とコイルスプリング13とを含んでスイッチノブ12の押圧操作により押しボタンスイッチ10を開閉する操作スイッチ14が構成されている。
円錐形のコイルスプリング13はスイッチノブ12が押圧操作された際に圧縮されて凹部6c内に嵩張ることなく収納され、押圧解除に伴いスイッチノブ12を押圧操作前の元の位置(図1(B)に示す位置)に復帰させるものである。
イヤホン部3はイヤホンハウジング15を有している。イヤホンハウジング15はハウジング本体16とハウジングカバー17とを有している。ハウジング本体16はプラスチックなどの絶縁材料を用いて両端が開口され且つ一端から他端にわたり3段階に縮径された円筒形状に形成され、ハウジングカバー17はプラスチックなどの絶縁材料を用いて略円盤形状に形成されており、ハウジング本体16の大径側一端開口部にハウジングカバー17が着脱自在に装着されてイヤホンハウジング15が構成されている。
イヤホン部3は例えばダイナミック型の薄小型の電気音響変換器であるトランスデューサ18を一つ有している。トランスデューサ18はイヤホンハウジング15内の大径側一端部に収納されている。
イヤホン部3はイヤホンハウジング15の先端側に着脱自在に嵌着させるイヤーパッド19を有している。イヤーパッド19はイヤホンハウジング15の先端部が外耳道に差し込まれた時にイヤーパッド19の外側面が外耳道の内壁に密着するようにエストラマーなどの弾性材料を用いて耳栓形状(カナル形状)に形成されている。
イヤホン部3はイヤホンハウジング15と一つのトランスデューサ18とイヤーパッド19とを含んで構成されている。
イヤホン部3は本体ハウジング4におけるハウジング本体5の背面上部に形成されたイヤホン部取付孔5bにイヤホンハウジング15におけるハウジング本体16の大径側一端部が内嵌され且つ接着剤やレーザ溶着などで固定され、本体ハウジング4におけるハウジング本体5の背面上部からイヤホンハウジング15におけるハウジング本体16の大径側一端部から先の部分を突出した状態で、本体ハウジング4の背面上部から突出して、本体ハウジング4に一体的に構成されている。
図2は本発明に係るヘッドセットの実施の形態を示すブロック図、図3は本発明に係るヘッドセットの実施の形態が有する基板の斜視図、図4は本発明に係るヘッドセットの実施の形態が有する基板の要部断面図であり、図3に示すように、実施の形態に係るヘッドセット1が有する基板7は、例えばガラスエポキシ樹脂、フッ素樹脂、セラミックスなどの誘電体材料を用いて略矩形平板形状に形成されている。
図2ないし図4に示すように、基板7の本体ハウジング4背面側に向く一表面には、導電性を有する第1回路パターン20が形成され、第1回路パターン20の所定箇所には基板7の本体ハウジング4背面側に向く一表面に実装されたブルートゥース用LSI8及びその他の電子部品8aが接続されており、第1回路パターン20とブルートゥース用LSI8及びその他の電子部品8aとを含んで無線通信機部21が構成されている。無線通信機部21にはバッテリ11が接続されている。
ブルートゥースは、周知のとおり、接近したデバイス(機器)とデバイスとの間を2.4GHzの周波数帯域を用いて電波での情報のやりとりを行う近距離無線通信技術及び規格であり、ブルートゥース用LSI8は、ブルートゥース無線通信機能を有する例えばスマートホンや携帯電話機との間で、ブルートゥース無線通信により音声の送受信及びその制御と、実施の形態に係るヘッドセット1における各種制御を行う。
第1回路パターン20の所定箇所には基板7の本体ハウジング4背面側に向く一表面に実装された音声データ処理用LSI9及び電子部品9aが接続されており、第1回路パターン20と音声データ処理用LSI9及び電子部品9aとを含んで音声データ処理部22が構成されている。音声データ処理部22にはイヤホン部3に内蔵するトランスデューサ18が接続されている。
ブルートゥース用LSI8と音声データ処理用LSI9とはPCM( Pulse Code Modulation)インターフェースを介して接続されており、音声データ処理用LSI9はブルートゥース用LSI8からPCM出力された音声データ(受話音声信号)を内蔵するDSPへ入力し、DSPからDAC(Digital
to Analog Converter)経由で外部のトランスデューサ18へ出力する。またトランスデューサ18から入力される送話音声信号をADC(Analog
to Digital Converter)経由でDSPが受け取り、DSPでデジタル信号処理を行った後、ブルートゥース用LSI8へPCM入力する。
基板7の本体ハウジング4正面側に向く一表面には、導電性を有する第2回路パターン23が形成され、第2回路パターン23の所定箇所には基板7の本体ハウジング4正面側に向く一表面に実装された押しボタンスイッチ10が接続されており、第2回路パターン23と押しボタンスイッチ10とを含んで操作スイッチ回路部24が構成されている。
基板7の本体ハウジング4正面側に向く一表面にLED素子と、その他IC、回路素子などの電子部品を実装すると共に本体ハウジング4の正面に配置されるハウジングカバー6やスイッチノブ12のLED素子に対向する箇所には透光部を設け、LED素子及びその他の電子部品と透光部とを含んでスイッチノブ12の表面に表示部を構成する場合が多く、この場合、第2回路パターン23の所定箇所にはLED素子及びその他の電子部品が接続され、第2回路パターン23とLED素子及びその他の電子部品とを含んで表示回路部が構成される。
基板7の本体ハウジング4正面側に向く一表面おける例えば外側部などの所定箇所には導電性を有する例えばL字形などの所定形状のアンテナパターン(放射素子:アンテナ素子)26が形成され、基板7内における所定深さの位置には導電性を有するグランド層27がアンテナパターン26と平行して形成されており、アンテナパターン26及びグランド層27と、これらの間に挟まれた基板層7aとを含んで平面型のアンテナ部28が構成されている。
基板7にはグランド層27の所定箇所に形成された小孔23aと基板7とを貫通してスルーホール29が形成されており、スルーホール29の一端部はアンテナパターン26の所定箇所に接続され、スルーホール29の他端部は第1回路パターン20の所定箇所に接続されている。
第1回路パターン20と第2回路パターン23とグランド層27とは他のスルーホールを介して相互に電気的に導通接続されている。
このように無線通信機部21と音声データ処理部22と操作スイッチ回路部24とアンテナ部28とが基板7上に一体的に構成されている。
またコイルスプリング13は本体ハウジング4側の巻終り端部から連続一体に延出された金属線材であるリード部13aを有している。リード部13aはハウジングカバー6の凹部6cの底部分であって、アンテナパターン26の例えば一端部などの所定箇所に対向する位置に形成された第3小孔6dを貫通して先端をアンテナパターン26の例えば一端部などの所定箇所に常時接触させている。これにより、コイルスプリング13にスイッチノブ12が押圧操作された際にスイッチノブ12を押圧操作前の元の位置に復帰させる本来の機能とアンテナ機能とを兼備させている。
リード部13aの先端はアンテナパターン26に対して半田付けで物理的に固定し電気的に接続して、コイルスプリング13とアンテナパターン26とが電気的に確実に導通接続するようにしている。
このように構成された実施の形態に係るヘッドセット1を使用する場合、ヘッドセット1を一方の外耳に装着すると共にヘッドセット1の電源をオンにする。ヘッドセット1はイヤホン部3を一方の外耳道に挿入することにより、イヤホン部3を介して本体部2が一方の耳介に保持され、一方の外耳に装着することができる。ヘッドセット1は本体部2の正面に配置されたスイッチノブ12を押圧操作することにより、押しボタンスイッチ10が閉じられ、電源オン信号が生成され、スルーホール29を介して無線通信機部21に入力され、バッテリ11電源がブルートゥース用LSI8経由で基板7上に一体的に構成された無線通信機部21、音声データ処理部22、アンテナ部28の各部にそれらに対応した電圧に変換されて供給され、電源オン状態となる。
ヘッドセット1の電源オン状態において、例えばスマートホンからブルートゥース無線通信により送信される受話音声信号をアンテナ部28が受信する。すると受話音声信号はスルーホール29を介して無線通信機部21に伝送され、ブルートゥース用LSI8において周波数変換、増幅、復調などの信号処理が施された後、音声データ処理部22経由でトランスデューサ18へ出力され、トランスデューサ18により音声出力(再生)される。これにより、ヘッドセット1使用者はヘッドセット1を装着した一方の耳で相手側の音声を聞くことができる。ヘッドセット1への音声入力は、ヘッドセット1使用者が声を出す時に耳内で発生する音声をトランスデューサ18で拾うことにより行われる。送話音声信号は音声データ処理部22経由で無線通信機部21に入力され、ブルートゥース用LSI8において増幅、変調、周波数変換などの信号処理が施された後、スルーホール29を介してアンテナ部28に伝送され、アンテナ部28から送信される。送信された送話音声信号はブルートゥース無線通信によりスマートホンで受信され、電話回線網を通じて相手側に伝えられる。これにより、ヘッドセット1使用者の音声が相手側で聞くことができる。このようにヘッドセット1は一つのトランスデューサ18だけを使用してハンズフリー通話を実現する。
このように一つのトランスデューサ18だけで全二重通話方式の双方向通話を行う際、トランスデューサ18から出力される受話音声は耳の中で回り込んでエコーとなって再びトランスデューサ18によって拾われるためエコーを生じるが、音声データ処理用LSI9ではトランスデューサ18から回り込む受話音声に埋もれた送話音声を抽出するために、適応フィルタ(エコーキャンセラ)を使用してエコーを除去するデジタル信号処理を行う。また耳内で発生する音声はコモリがちで自然な音声に近い送話音声信号を得にくい(耳内で発生する音声は、口から出された音声に比べて高域が減退し、音質が低下する傾向にある。)ため、音声データ処理用LSI9では高域補正としてイコライジング調整処理を行い、コモリがちな耳内音声の特性を改善する。さらに音声データ処理用LSI9ではエコーの除去と同時にノイズキャンセラを使用してノイズを除去するデジタル信号処理も行われている。すなわち音声データ処理用LSI9では一つのトランスデューサ18だけで全二重通信方式の双方向通話を行う時に、通話の明瞭性を高める。なお、ブルートゥース用LSI8にDSPを内蔵し、音声データ処理用LSI9が施す音声データ処理をブルートゥース用LSI8に内蔵するDSPにて行う場合もある。この場合、無線通信機部21が音声データ処理部22の音声データ処理機能を併せ持ち、基板7サイズをさらに縮小することができ、それに伴い本体ハウジング4のさらなる小型化を図ることができる。
上記から明らかなように、実施の形態に係るヘッドセット1は、誘電体材料を用いて形成され且つ第1回路パターン20が形成されると共に電子部品としてのブルートゥース用LSI8及びその他の電子部品8aが実装されて無線通信機部21を構成する基板7と、この基板7に形成されたアンテナパターン26を有するアンテナ部28と、バッテリ11と、基板7とバッテリ11とを収納する筐体としての本体ハウジング4と、この本体ハウジング4の正面に操作部としてのスイッチノブ12が配置されると共にこのスイッチノブ12が押圧操作された際にスイッチノブ12を元の位置に復帰させるための弾性体としての円錐形のコイルスプリング13が設けられた操作スイッチ14とを有するヘッドセット1において、コイルスプリング13が導電性を有し且つアンテナパターン26に常時接触することで、ヘッドセット1は使用者が身につけて使用するものであることから、常に小型化が求められており、それに伴う基板7のサイズ縮小から、基板7上のパターンとしてエレメントを形成するアンテナ部28のアンテナ長(アンテナパターン26長)を十分に取ることが困難であっても、コイルスプリング13(既存の部品)をアンテナとして利用し、特別にチップアンテナなどの部品を追加することなく、コイルスプリング13により、例えばアンテナ部28の足らないアンテナ長を補い、アンテナ部28のアンテナ長を十分に確保し、アンテナ部28の特性を補強、向上することができ、この結果として、本体ハウジング4の外形寸法や製品価格に影響を与えずに、内蔵するアンテナの特性を満たすことができる。
また、スイッチノブ12が押圧操作された際にスイッチノブ12を元の位置に復帰させるための弾性体は、圧縮された時に本体ハウジング4の浅い凹部6c内に嵩張ることなく収納されるような円錐形のコイルスプリング13であることで、本体ハウジング4の薄型化にも対応可能な構成とすることができる。
また、本体ハウジング4に一体化したイヤホン部3を備えており、アンテナパターン26は基板7のイヤホン部3側とは反対側にある一表面に形成し、スイッチノブ12は本体ハウジング4のイヤホン部3側とは反対側にある一表面に配置し、コイルスプリング13がアンテナパターン26とスイッチノブ12の間に介在することで、アンテナパターン26及びコイルスプリング13を人体(頭部)から離し、アンテナパターン26及びコイルスプリング13が人体の影響を受けて感度低下を発生するのを防止することができる。
以上、本発明に係る実施の形態を説明したが、本発明はそれに限定されず本発明の要旨を変更しない範囲内で種々変更実施することができる。例えば、実施の形態では本体ハウジングに一体化したイヤホン部を備えたが、本体ハウジングに対して別体に構成したイヤホン部を備え、本体部とイヤホン部とをケーブルを介して物理的且つ電気的に接続してもよい。また、実施の形態ではイヤホン部に内蔵する一つのトランスデューサ18だけで全二重通信方式の双方向通話を行うようにしたが、トランスデューサはイヤホン部にイヤホン用とマイクロホン用に2つ内蔵してもよいし、マイクロホン用のトランスデューサはイヤホン部を一体化した本体ハウジングに内蔵したり、別体のイヤホン部をケーブルを介して接続した本体ハウジングに内蔵してもよい。また、実施の形態ではアンテナパターンと第1回路パターンとをスルーホールを用いて接続したが、スルーホールに代えて金属ピンなどを用いてもよい。また、実施の形態では無線通信機を構成する基板にパッチアンテナを構成したが、他の実施の形態では逆Fアンテナなど他の平面型のアンテナ部を構成してもよい。また、実施の形態ではスイッチノブが押圧操作された際にスイッチノブを元の位置に復帰させるための弾性体として円錐形のコイルスプリングを用いたが、他の実施の形態では金属板で形成され且つリード部が延出形成された板バネを用いてもよい。また、他の実施の形態ではグランド層と第1回路パターンや第2回路パターンの間に他のグランド層が介装されていてもよい。
なお、本発明はブルートゥース技術などの近距離無線通信技術を採用したヘッドホンにも適用することができる。
1 ヘッドセット
3 イヤホン部
4 本体ハウジング(筐体)
7 基板
8、8a 電子部品
11 バッテリ
12 スイッチノブ(操作部)
13 コイルスプリング(弾性体)
14 操作スイッチ
20 第1回路パターン(回路パターン)
21 無線通信機部
26 アンテナパターン
28 アンテナ部

Claims (3)

  1. 誘電体材料を用いて形成され且つ回路パターンが形成されると共に電子部品が実装されて無線通信機部を構成する基板と、この基板に形成されたアンテナパターンを有するアンテナ部と、バッテリと、上記基板と上記バッテリとを収納する筐体と、この筐体の表面に操作部が配置されると共にこの操作部が操作された際に操作部を元の位置に復帰させるための弾性体が設けられた操作スイッチとを有するヘッドセットにおいて、
    上記弾性体が導電性を有し且つ上記アンテナパターンに常時接触することを特徴とするヘッドセット。
  2. 上記弾性体は円錐形のコイルスプリングであることを特徴とする請求項1に記載のヘッドセット。
  3. 上記筐体に一体化したイヤホン部を備えており、上記アンテナパターンは上記基板の上記イヤホン部側とは反対側にある一表面に形成され、上記操作部は上記筐体の上記イヤホン部側とは反対側にある一表面に配置され、上記弾性体が上記アンテナパターンと上記操作部の間に介在することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドセット。
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