JP2013215805A - 鋳造プロセス用の複合コア並びにその製造及び使用方法 - Google Patents

鋳造プロセス用の複合コア並びにその製造及び使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属合金部品を製造するためにシェル鋳型と組合せて鋳造プロセスに使用するのに適した複合セラミックコアを提供する。
【解決手段】コア及び鋳造プロセスは、高度に浸出性の内層を、一般的な合金元素の存在下で内層よりも反応性が低い外層と組合せて使用する。内層は、浸出溶液のための侵入点、並びに鋳造プロセス中に生成する気体状副生成物のための出口を可能にする1以上の中空チャネルを含有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、鋳造プロセス及び材料に関する。特に、本発明は、鋼(ステンレス鋼を含む)、超合金、チタン基合金などの反応性金属合金を鋳造するためのコア及び方法に関する。
金属合金材料は様々な鋳造技術により部品に形成することができる。鋳造技術の注目に値する例はインベストメント鋳造(ロストワックス)プロセスである。インベストメント鋳造では、通例、所望の部品のワックス又はプラスチック型又はパターンを、結合材及び耐火性微粒子状材料を含むスラリー中に浸漬してそのパターン上にスラリー層を形成する。結合材として一般的な材料はシリカ系材料、例えばコロイド状シリカである。通例、耐火性微粒子状材料のスタッココーティングをスラリー層の表面に施した後、スラリー/スタッココーティングを乾燥させる。これら先行する工程を任意の数だけ繰り返して、適切な厚さのシェル鋳型をワックス型の周りに形成し得る。次いで、加熱などによりワックス型をシェル鋳型から除去することができ、その後鋳型を焼成して耐火性微粒子状材料を焼結し適切な強度を達成する。
複雑な空冷用チャネルを有するタービン動翼及び静翼のような中空部品の製造に当たっては、冷却用チャネル及びその他必要な内部構造を画成するためにシェル鋳型内に1以上のコアを配置しなければならない。通例コアは可塑化セラミック混合物を用いて製造され、ダイ又は鋳型内に射出成形又はトランスファー成形した後、焼成又はベーキングによって硬化させる。典型的なセラミック組成物はシリカ及び/又はアルミナを含有する。1以上の焼成コアは次にパターンダイキャビティー内に配置され、そのキャビティーの中にワックス、プラスチック又はその他適切な低融点材料を導入してワックス型を形成する。その後、その内部コアを有する型を使用して上記の通りシェル鋳型を形成することができる。シェル鋳型が完成し、型を選択的に除去してシェル鋳型及びコアが得られたら、そのシェル鋳型に溶融金属を充填することができ、次いでこれを固化させて所望の部品を形成する。その後、鋳型とコアを除去して、先にコアが存在していた1以上の内部通路を有する鋳造部品を得る。シリカ系及びアルミナ系コアの除去は、高い圧力(例えば、約100〜500psi、すなわち約0.7〜3.5MPa)及び温度(例えば、約200℃)のオートクレーブ内で撹拌された苛性溶液(通例NaOH又はKOHの水溶液)を用いる浸出プロセスによって行われ、典型的な処理にはコアの大きさと複雑さに応じて約10〜20時間が必要とされる。
以上のことから、インベストメント鋳造プロセスで使用するシェル鋳型とコアは、シェル鋳型に対する各コアの位置の結果として生じる壁の厚さを含めて必要とされる寸法を部品が確実に有するように充分な強度と完全性を示さなければならないことが理解されよう。ステンレス鋼合金を始めとする反応性材料の中空鋳造品を形成しようとするとき、それらの反応性に起因する別の難問に遭遇する。従来から高いシリカ含量を有する微細な粒子製のコアがその比較的高い浸出率のために使用されて来ている。しかし、シリカは高い温度(例えば、約1200℃)で脆くなり、そのためコアは次第に強度を失い鋳造プロセス中に歪む。またシリカはAl、Ni、Cr、Y、Zrなどの合金元素と反応し、表面劣化ゾーン、内部酸化及びその他の有害な影響を生じ得る。例えば、アルミニウム、ニッケル、クロム、イットリウム及び/又はジルコニウムの酸化及び損失のため高価な鋳造品の廃棄を生じ得る。加えて、酸化反応の生成物はSiOであり、これは鋳込み温度で気体状であり、鋳造品内に捕捉されて気泡欠陥を形成するようになる可能性がある。また、この反応により、コアボディーと金属鋳造品が互いに強固に粘着し得、その結果コアは除去するのがさらに困難になる。
高含量アルミナ製のコアは不活性であるか又は少なくとも金属合金に対して反応性がより低い傾向がある。しかし、アルミナコアは非常に低い浸出率を有する傾向があり、固化した物品からコアボディーを完全に除去するにはずっと長い浸出操作が必要であることを暗示している。このより長い浸出操作のため、浸出剤が金属鋳造品を攻撃し反応痕を形成し得る。ステンレス鋼の場合、これらの痕は鋳造品のサンドブラストの後でさえ容易に目に見えることが多い。
容易に浸出可能なシリカと殆ど不活性なアルミナの両方を利用する改良された鋳造特性を有する複合セラミックコアを製造するための試みが従来なされて来ている。かかる試みとして、鋳造品の異なる部分に対して異なる材料を使用する多数の接合された複合コアを利用するもの、及びシリカ層を覆うアルミナに富む層混合物の化学的にインサイチュ(原位置)のコーティングがある。前者の例として、米国特許第5498132号は、より微細なセラミック材料を用いて動翼の後縁に使用される部分的なコアを製作し、より粗い材料を用いて前縁キャビティーのための別の部分的なコアを形成することを提案している。これら2つの部分はペースト又はキャストイン(cast-in)プロセスにより互いに接合され、例えば、別々の凸部と凹部の部分を形成し連結した後に焼結する。しかし、このプロセスは、金属合金に対してより反応性が高いより微細な材料(多くの場合シリカ又は類似の極めて浸出性材料)を後縁に使用する。インサイチュコーティングアプローチの一例として、二重層のコアがアルミナ含有ゲルコーティング、フレーム溶射、蒸着、及びその他の様々な方法(各々、それ自身のよく知られている制限がある)によって製造されている。特定の例として、米国特許第3824113号は、シリカに富むコアボディー上に約25μm以下の厚さの層を生成させる化学的インサイチュ法を開示している。コアを最初に、Al、Hf、Y、Mgなどの1種以上の反応性元素を含有する液体金属浴に浸漬する。これらの元素とシリカの反応により所望の表面酸化物層が得られる。このプロセスでは化学的に異なる表面層とシリカに富む内面との間に継ぎ目のない界面が生成するが、浸漬/反応時間が表面層の厚さの制御にとって臨界的に重大であり、また酸化過程を続けるには表面層を通る固体拡散が起こらなければならないので、さらに厚くするための時間は指数的に増大する。さらに、シリカと表面酸化物層は、層の剥落、亀裂、及び/又は分離を生じるのに充分であり得るほどに異なる熱膨張率を有する。
米国特許第5498132号
従来の複合セラミックコアは単一材料のコアより改良された性質を示し得るが、極めて浸出性でかつ一般的な合金元素の存在下で反応性がより低い複合コアを製造することが相変わらず望まれている。上述の問題、欠点又は不利益を少なくとも部分的に克服又は回避することができる改良コアとプロセスが利用できれば望ましいであろう。
本発明は、金属合金部品を製造するためにシェル鋳型と組合せて鋳造プロセスに使用するのに適した複合セラミックコアを提供する。このコアと鋳造プロセスは、高度に浸出性内層を、一般的な合金元素の存在下で内層より反応性が低い外層と組合せて使用する。この内層は、浸出溶液の侵入点と気体状副生成物の出口となる1以上の中空チャネルを含有する。
本発明の第1の態様によると、反応性金属合金から中空鋳造品を鋳造するためにシェル鋳型と組合せて使用するコアが提供される。このコアは焼結微粒子状材料の内層を含み、この内層内に1以上の中空チャネルがある。さらに、内層の表面上に、内層よりも反応性金属合金との反応性が低い1以上の焼結微粒子状材料の外層がある。
本発明の別の態様によると、反応性金属合金の中空鋳造品を鋳造するためにシェル鋳型と組合せて使用されるコアを製造する方法が提供される。この方法は、予備成形体の表面上に焼結微粒子状材料の内層を形成する工程を含んでいる。次いで、内層の表面上に、反応性金属合金との反応性がより低い1以上の焼結微粒子状材料の外層を形成する。予備成形体を複合コアから除去して、内層内に1以上のチャネルを有するコアを得る。内層と外層を一緒に焼結してコアを得る。
本発明の任意ではあるが好ましい態様によると、内層の表面上に外層を保持する噛み合い構造が形成される。
本発明の技術的な効果は、コアが比較的高い速度で鋳造品から浸出される能力を有する一方で、反応性金属合金との反応の可能性が低減することである。本発明の別の技術的な効果は、内層から放出される気体状副生成物が鋳造品に入る可能性が低減し、従って部品のコアに近い位置の気泡欠陥が低減することである。
本発明のその他の態様と利点は以下の詳細な説明から明らかとなろう。
図1は、本発明の一実施形態による、シェル鋳型、内層と外層を含むコア、及びコアとシェル鋳型の間のワックス型を含む鋳型アセンブリの断片断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に従って図1の鋳型アセンブリ内でインベストメント鋳造された反応性金属合金の断片断面図である。 図3は、図1と2に示したタイプのコアを製作するための方法の工程を表し、本発明の1つの好ましい態様に従って予備成形体の上に形成されたコアを示す。 図4は、図3のコアの切断線A−Aに沿った断面図である。 図5は、予備成形体を除去した後の図4の断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に従って中空部品のインベストメント鋳造に適した鋳型アセンブリ10の壁部の断片を示す。本発明は、小さい複雑なキャビティーを有する部品をインベストメント鋳造するのに殊に適していると考えられる。本発明の好ましい態様によると、鋳型アセンブリ10は、反応性元素を含有する反応性金属及び金属合金を鋳造するのに特に適合しており、そのような金属及び金属合金の非限定例には鋼(ステンレス鋼を含む)、超合金、チタン基合金、等があるが、本発明は他の合金系でも使用することができると考えられる。特に重要なのは、高温、例えばかかる合金が溶融する鋳造温度、例えば1540℃を超える温度でシリカ(SiO2)と反応する合金元素を含む金属合金である。
本発明で特に重要な合金は、1540℃を超える鋳造温度でシリカと反応性であるアルミニウム及びクロムの1種以上を含有する。例えば、ステンレス鋼におけるクロムの典型的な範囲は概して約12.0重量%以上、より典型的には約16.0〜約20.0重量%であり、アルミニウムは例えば2.0重量%以下でステンレス鋼内に存在し得る。ニッケル基超合金におけるクロムの典型的な範囲は概して約6.0重量%、より典型的には約10.0〜約20.0重量%であり、ニッケル基超合金におけるアルミニウムの典型的な範囲は、通例ノズルで約1.5〜約3.5重量%、動翼合金で4.0〜5.6重量%である。特に重要な合金はまた鋳造温度で反応性であり得る追加の元素も含有し得、その非限定例はニッケル、イットリウム、及びジルコニウムである。これらの元素のいずれかの存否及びその使用量は合金の基本元素及び最終の合金生成物の所望の性質のような様々な要因に依存し、一般にかかる組成物は全て本発明の範囲内である。
図1の鋳型アセンブリ10は、複合セラミックコア12が内層14と1以上の外層16を含む本発明の第1の実施形態の代表例である。内層14の組成は、複雑な形状に製作し得る容易さ、ワックス型の射出中の圧力に耐えるのに充分な室温強度、及び鋳造中の不均一な金属の流れに起因する応力に耐えるのに充分な高温強度のような他の重要な要因に加えて浸出する能力に基づいて選択されるのが好ましい。外層16は内層14の表面上に形成されて内層14と合金元素との反応の可能性を低減する。従って、外層16の組成と特性は、鋳造プロセス中の内層14と溶融金属又は合金(溶湯)とのあらゆる潜在的な反応の最小化に基づいて選択されるのが好ましい。
鋳型アセンブリ10は、図1において、アセンブリ10の最も外側の部材としてシェル鋳型22も含むものとして表されており、コア12はシェル鋳型22によって画成されるキャビティー内にある。シェル鋳型22とコア12との間には、適切に低い融解温度を有するワックス、プラスチック又はその他の適切な材料で形成され得る型又はパターン20が位置している。慣用の技術を使用して、コア12を鋳型22中に組み込むことができる。例えば、コア12をダイに入れることができ、その後コア12の周りにワックスを射出した後得られたワックス−コアアセンブリの周りに浸漬、鋳造、等によりシェル鋳型22を構築することができる。或いは、鋳型12を完全に完成した後シェル鋳型22内にコア12を入れることができよう。様々なたのプロセス選択肢が可能であり、本発明の範囲内である。
インベストメント鋳造の分野で公知のように、型20は、図2に示されているように反応性金属合金から鋳造される中空部品24の形状に対応している。型20は、部品24を形成する前にシェル鋳型22から除去される。その組成に応じて、フラッシュ脱ろう、マイクロ波加熱、オートクレーブ処理、及び慣用オーブンでの加熱のような慣用の技術を始めとする様々な技術を使用して型20を除去することができる。
型20を除去した後、シェル鋳型22とコア12によりその間に画成されるキャビティー内に溶湯を注ぎ入れる。図2は、反応性金属合金をシェル鋳型キャビティー内に導入し固化させて部品24を形成した後の鋳型アセンブリ10を概略的に示す。以下に述べる材料は別として、シェル鋳型22とコア12は実質的に慣用のインベストメント鋳造プロセス、及びその他の種類の鋳造プロセスで使用することができ、従って鋳造プロセス自体については詳細に述べない。
本発明の好ましい態様によると、内層14はシリカを含有する鋳型材料からなるが、内層14は他の材料を含むことができると予測できる。シリカは、その高い浸出能力のため一般的にコアに使用される。一実施形態において、内層14は主としてシリカを含有する。この用語は、本明細書で使用する場合、内層14が重量パーセント基準であらゆる他の個々の構成成分より多くのシリカを含有することを意味する。好ましくは、内層14は70.0重量%以上のシリカ、より好ましくは約75.0〜約85.0重量%のシリカを含有する。内層14のその他の可能な構成成分としては、約15.0重量%以下の量のアルミナ(Al23)、並びにその他の構成成分がある。アルミナは、シリカの軟化温度を上昇させ、シリカのクリストバライトへの結晶化を防止し、かつ内層のCTEを上げて外層のCTEに近くするために内層14に添加される。MgO及びY23のような他の酸化物も少量存在することができよう。
上述したように、シリカに富む組成物はその高い浸出能力のために内層14に使用するのに望ましいと考えられる。しかし、シリカは高温でアルミニウム、ニッケル、クロム、イットリウム、ジルコニウム、等アルミニウム、ニッケル、クロム、イットリウム、ジルコニウムなどのある種の元素と反応し、これは部品24の所望の性質に負の影響を及ぼす可能性がある表面劣化効果を起こし得る。これら反応性合金元素の損失はまたコア12と部品24を互いに強固に粘着させる可能性があり、その結果としてコア12は除去するのがより困難になるであろう。反応性合金元素とシリカの酸化反応の生成物は一酸化ケイ素(SiO)であり、これは鋳込み温度で気体状であり、部品24内に捕捉されるようになり、気泡欠陥を形成する可能性がある。加えて、シリカは、鋼、超合金及びチタン合金の注入温度よりずっと低い約1200℃で脆くなり、そのためシリカは鋳造プロセス中に次第に強度を失い、歪むことになる。
外層16は、上記の望ましくない影響に対処するために内層14の表面上に形成される。本発明の特定の実施形態において、外層16は主としてアルミナ(Al23)である。好ましくは、外層16は70.0重量%以上のアルミナ、より好ましくは約75.0〜約85.0重量%のアルミナを含有する。外層16の他の可能な構成成分として、浸出能力を改良し、CTEを下げて内層14のCTEに近づける、約10.0重量%以下の量のシリカ、並びにその他の構成成分、例えば、結晶粒成長抑制剤として機能してAL23の粒度を調節するMgO及びY23がある。アルミナコアは浸出により部品24から除去するのが困難であろうが、鋳造温度でシリカと反応し易い鋳造部品24内の合金元素に対して比較的不活性である。従って、内層14の表面上の外層16の存在は、溶湯中の合金元素との反応に抵抗するコア12の能力を助長する。より稠密な外層16はさらに、内層14から放出される気体状生成物が鋳造品に入り込む可能性を低減し、従ってコア12に近い位置の気泡欠陥を低減する。また、アルミナは鋳造プロセス中に脆くなって歪むことがないので、外層16はコア12を強化する。有効なバリヤー層であるためには、外層16は局部的な厚さの20%以上であるべきであり、内層14を合金元素から保護する目的に好ましい厚さは約30〜約40%であると考えられる。アルミナに富む外層16がコア12の浸出能力に及ぼす負の影響を最小化するために、外層16は局部的な厚さの約50%以下であるのが好ましい。
本発明の好ましい態様によると、内層14と外層16は、図1〜5に示されているように、内層14の表面に形成された噛み合い構造18により互いに噛み合って連結される。噛み合い構造18は、例えば、主としてシリカからなる内層14と主としてアルミナからなる外層16との熱膨張率(CTE)の差に順応するように設けられる。より一般的にいって、噛み合い構造18の使用は、内層14と外層16のCTEが約50%以上異なる場合特に望ましいと考えられる。噛み合い構造18がないと、鋳造中に剥落及び亀裂が生じ、その結果コア12の損傷が起こる可能性がある。噛み合い構造18は、鋳造プロセス中に外層16を内層14上に保持することができる一連の突起及び/又は窪み、一連のリブ、又はその他の構造形体からなり得るか又は含み得る。また、噛み合い構造18は均一又は不均一な形状であり得る。効果的であるために、噛み合い構造18は好ましくは外層16の局部的な厚さの少なくとも20%突き出る(又は凹む)。さらに、噛み合い構造18は好ましくは(内層14の表面の平面内で)高さとほぼ同じ最大の幅を有する。リブ、溝、又は別の延び出た構造の形態の場合、噛み合い構造18は内層14の大きさと形状により許容される適切な長さを有し得る。有効であるためには、噛み合い構造18はまた外層16を内層14の表面上に保持するのに充分な数だけ存在するべきである。一連の突起又は窪みを利用する一実施形態において、噛み合い構造18は内層14の表面積1平方センチメートル当たり約1の密度を有するべきであると考えられる。リブの形態の噛み合い構造18は比較的に平坦で均一であり得、好ましい幅は外層16の局部的な厚さの約5%〜約10%で、幅はその高さとほぼ同じであると考えられる。
本発明の好ましい態様によると、内層14の内部内に1以上のチャネル28(図5)を製造することによって、コア12の浸出能力が大きく改良される。単一のチャネル28がコア12内に単一の中空空間を画成してもよいし、又はコア12が、例えば、コア12内に多数の別々の中空空間を画成するか又はコア12内に1以上の一連の相互に接続されたチャネルを画成する多数のチャネル28を含有してもよい。各々のチャネル28は好ましくは、開口30(図5)を介してチャネル28内に流入して浸出サイクルを加速することができる浸出溶液と、内層14との接触面積を増大するような大きさに設定される。
1以上のチャネル28は、図3及び4に示されているように1以上の予備成形体26の表面を覆って内層14を形成することによって製造し得る。予備成形体26は、限定されることはないが低融点スズ基合金の鋳造又は黒鉛片の機械加工又はポリマーリソグラフィーのような公知の技術を用いて形成し得る。予備成形体26は、図3の左側部分の予備成形体26に示すように比較的複雑な形状、例えば本体から延び出た多数の枝分れを有していてもよいし、又は図3の残りの2つの予備成形体26に示すように比較的複雑でない形状を有していてもよい。また、同様に図3から明らかなように、コア12及びその内層14と外層16は、各々の予備成形体26の一部分、例えば各々の予備成形体26の本体がコア12から突き出、その結果成形体26の除去後各々のチャネル28が外層16によって画成されるコア12の最も外側の表面で開口30を画成するように形成されるのが好ましい。成形体26は、予備成形ポリマー又は金属板のような様々な材料で製造され得る。成形体26として特に適切な材料は黒鉛であると考えられ、これは充分に加熱されたときに迅速かつきれいに酸化されて図5に示されているように内層14の内部にチャネル28を生成することができるので好ましい。かかる実施形態において、チャネル28によって画成される内層14の内面と、外層16との界面における内層14の外面との間の内層14の厚さは、好ましくは適度な強度と充分な浸出能力の要件を釣り合わせるために局部的な厚さの少なくとも50%であり、好ましい厚さは局部的なコア厚さの約60%〜約70%であると考えられる。部品24の鋳造中に生成する気体状生成物はチャネル28及びその開口30を通って漏れ出し、部品24内の気泡欠陥の可能性を低減することができる。
鋳造プロセスのためのコアの製作において一般に慣用のように、コア12の内層14と外層16は内層14と外層16に望ましいセラミック組成物の粒子を含有する粉末材料から形成される。
組成に加えて、コア12の性質と浸出能力を最適化するためには、粉末のその他の態様も重要又は少なくとも好ましいと考えられる。例えば、外層16のための粉末の粒径は、外層16の強度を増強し、かつ鋳造品の表面仕上げを改良するために、内層14のための粉末の粒径より微細であるのが好ましい。内層14の粉末の粒径は好ましくは少なくとも125μmであり、好ましい粉末は120メッシュの平均粒径を有する。外層16の粉末の粒径は好ましくは約90μmを超えず、好ましい粉末は170メッシュの粒径を有する。
内層14の製造中、粉末をワックス、ポリ酢酸ビニル(PVA)、又は類似のポリマーのような結合材系と混ぜてスラリーを形成する。当技術分野で公知のように、消泡剤、pH調整剤などの追加の添加剤もスラリー中に組み込むことができる。スラリーは、慣用の混合装置を用いる標準的な技術により製造した後、プレス、射出成形、トランスファー成形、又は別の適切な技術のようなプロセスを経て内層14を形成することができる。好ましい結合材は乾燥後のコア14に適度な圧粉体強度を提供し、焼成(焼結)の前又はその間にきれいに焼き尽くされるべきである。内層14上に外層16を形成するための好ましい方法は、外層16のための粉末及び適切な結合材系を含有する適当なスラリーを用いるキャストインプロセスであると考えられる。外層16を設けた後コア12を乾燥し周知の方法に従って焼成するとその結果として、内層14と外層16を形成するのに使用した粉末材料が焼結される。予備成形体26はその組成に応じて焼結中にコア12から除去され得る。成形体26が黒鉛材料で形成される実施形態において、各々の成形体26は焼結後に、例えば約600℃以上の温度で行われる熱サイクル中に除去されるのが好ましく、これにより各々の成形体26が迅速にかつきれいに酸化されて内層14内にチャネル28が生成するので好ましい。
シェル鋳型22は、所望の部品24を鋳造するのに適したいずれかの慣用のセラミック鋳型材料で製造され得、当技術分野でよく知られている慣用の技術を用いて製造され得る。ワックス型20及びシェル鋳型22がコア12の周りに形成され、型20が上記の通り除去された後、得られたシェル鋳型22とコア12によってその間に画成されるキャビティー内に所望の合金の溶湯が注ぎ入れられる。溶融した合金は、インベストメント鋳造のとき従来実施されているようにシェル鋳型22とコア12が高温にあるうちに導入するのが好ましい。鋳造作業及びシェル鋳型22の除去に続いて、慣用の技術を用いて部品24からコア12を除去し得る。内層14が主としてシリカであり、外層16が主としてアルミナである上記実施形態において、コア12の除去は一般に、公知の浸出技術により、例えば、高い圧力(例えば、約100〜500psi、約0.7〜3.5MPa)及び温度(例えば、約200℃)のオートクレーブ中で苛性溶液(通例NaOH又はKOHの水溶液)を用いて達成し得る。浸出溶液はチャネル28及びその開口30を介してコア12の内部に入ることができるので、内層14はチャネル28によって画成されるその内部表面で開始して比較的容易に浸出され、残りの外層16によって画成される中空シェルが残る。外層16は内層14と比較して浸出溶液に曝される表面積が増大しているので、その浸出能力はコア12全体が外層16を形成するのに使用したセラミック材料で形成されている場合に可能であるよりも高まっている。残りの外層16の除去は攪拌によってさらに促進され得る。
特定の実施形態について本発明を説明して来たが、明らかに当業者は他の形態を採用できるであろう。従って、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲によってのみ限定される。
10 アセンブリ
12 コア
14 層
16 層
18 構造
20 型
22 鋳型
24 部品
26 予備成形体
28 チャネル
30 開口

Claims (20)

  1. 反応性金属合金から中空部品を鋳造するためにシェル鋳型と組合せて使用されるコアであって、
    焼結微粒子状材料で形成された内層であり、内層の表面で開口を画成する1以上の内部チャネルを有する内層、及び
    内層の表面上の1以上の外層であり、内層の焼結微粒子状材料よりも反応性金属合金との反応性が低い焼結微粒子状材料で形成された外層
    を含んでなり、チャネルの開口が外層の表面によって画成されされるコアの外面に露出される、コア。
  2. 内層が主としてシリカであり、外層が主としてアルミナである、請求項1記載のコア。
  3. 内層が、チャネルによって画成される内層の内面と、内層と外層の間の界面で画成される内層の外面との間のある厚さを有しており、内層の厚さが局部的なコア厚さの約65%である、請求項1記載のコア。
  4. 外層が局部的なコア厚さの約35%の厚さを有する、請求項1記載のコア。
  5. さらに、内層上に外層を保持する噛み合い構造を内層の表面に含む、請求項1記載のコア。
  6. 噛み合い構造が、外層の厚さの約5%〜約10%の高さ及び高さとほぼ同じ幅を有する一連のリブを含む、請求項5記載のコア。
  7. 噛み合い構造が、外層の厚さの約10%〜約20%の高さ及び高さとほぼ同じ平面内直径を有する一連の突起及び/又は窪みを含む、請求項5記載のコア。
  8. 請求項1記載のコアを使用する、反応性金属合金を鋳造して部品を形成する方法であって、
    コアを包囲するシェル鋳型を準備して、その間にキャビティーを画成し、
    溶融量の反応性金属合金をシェル鋳型のキャビティー内に導入し、
    溶融量を冷却固化させて部品を形成し、
    シェル鋳型を除去し、次いで、
    コア内のチャネル中に浸出溶液を導入することによりコアを部品から浸出させる
    ことを含む方法。
  9. 反応性金属合金から中空部品を鋳造するためにシェル鋳型と組合せてコアを製造する方法であって、
    予備成形体の表面上に微粒子状材料の内層を形成する工程、
    内層よりも反応性金属合金との反応性が低い1以上の微粒子状材料の外層を内層の表面上に形成する工程、及び
    予備成形体を除去して、内層内に1以上のチャネルを、そしてコアの最も外側の表面を画成する外層の表面に露出した開口を画成する工程
    を含む方法。
  10. さらに、予備成形体を除去する工程の前に内層及び外層を焼結してコアを生成することを含む、請求項9記載の方法。
  11. 予備成形体が黒鉛で形成されており、除去する工程中に酸化される、請求項9記載の方法。
  12. 予備成形体及びそれにより形成されるチャネルの各々が本体及び多数の枝分れを含む、請求項9記載の方法。
  13. 内層が、チャネルによって画成される内層の内面と、内層と外層の間の界面で画成される内層の外面との間のある厚さを有しており、内層の厚さが局部的なコア厚さの約65%である、請求項9記載の方法。
  14. 外層が局部的なコア厚さの約35%の厚さを有する、請求項9記載の方法。
  15. 内層が、焼結前にに約120メッシュの粒径を有する微粒子状材料で形成される、請求項9記載の方法。
  16. 外層が、内層の微粒子状材料の粒径より微細な約170メッシュの粒径を有する微粒子状材料で形成される、請求項9記載の方法。
  17. 内層が主としてシリカであり、外層が主としてアルミナである、請求項9記載の方法。
  18. 内層が、外層を内層上に保持するためにその表面上に噛み合い構造(18)を有して形成されている、請求項9記載の方法。
  19. 噛み合い構造が、外層の厚さの約5%〜約10%の高さ及び高さとほぼ同じ幅を有する一連のリブを含む、請求項18記載の方法。
  20. 噛み合い構造が、外層の厚さの約10%〜約20%の高さ及び高さとほぼ同じ幅を有する一連の突起及び/又は窪みを含む、請求項18記載の方法。
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