JP2013215673A - 空気浄化器 - Google Patents

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Abstract

【課題】それぞれの旋回流に対応した導入口を形成することで、処理風量を増加させることができるとともに、複数の空気浄化ユニットを積層することで浄化性能を高めることができる空気浄化器を提供すること。
【解決手段】本発明の空気浄化器は、空気浄化ユニット1には、空気浄化機構10Aを有し、空気浄化機構10Aは、導入路20Aと、循環路30Aと、導出路40Aと、集塵路50とを備え、空気浄化ユニット1として、第1空気浄化ユニット100と第2空気浄化ユニット200とを設け、空気の流れに対して、第1空気浄化ユニット100を第2空気浄化ユニット200の下流に配置し、第1導入路用連通路200Xを第2空気浄化ユニット200に設け、第2導出路用連通路100Yを第1空気浄化ユニット100に設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気中の粉塵を除去する空気浄化器に関する。
サイクロン方式で粗塵を捕集する空気清浄機が提案されている(特許文献1)。
特許文献1は、フロントパネルの裏面に、旋回室と粗塵集積室を形成し、旋回室では吸込口から導入した室内空気を垂直面内で高速旋回させ、空気中の粗塵を遠心分離するものである。
また、複数の旋回室を形成した構成が特許文献2で示されている。
特開2006−289170号公報 特表昭60−500487号公報
しかし、特許文献1の構成では、一つの旋回室を構成するには適しているが、吸込口を装置側面に設けるものであり、処理風量を増加させるために複数の旋回室を配置するには制約が生じる。
なお、特許文献2では、複数の旋回室を形成しているが、旋回室への吸入口の方向は特許文献1と同様であり、それぞれの旋回室に対応して吸入口を形成するものではないので、旋回室を複数設けることで処理風量を増加させるには適さない。
そこで本発明は、それぞれの旋回流に対応した導入口を形成することで、処理風量を増加させることができるとともに、複数の空気浄化ユニットを積層することで浄化性能を高めることができる空気浄化器を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の空気浄化器は、空気に含まれる粉塵を分離する空気浄化ユニットと、前記空気浄化ユニットに前記空気を導くファンユニットとを有する空気浄化器であって、前記空気浄化ユニットには、空気浄化機構を有し、前記空気浄化機構は、前記空気を導入する導入路と、前記導入路から導入された前記空気を旋回させる循環路と、前記循環路を旋回する前記空気の一部を導出する導出路と、前記循環路を旋回する前記空気の一部を導出する集塵路とを備え、前記空気浄化ユニットとして、第1空気浄化ユニットと第2空気浄化ユニットとを設け、前記空気の流れに対して、前記第1空気浄化ユニットを前記第2空気浄化ユニットの下流に配置し、前記第1空気浄化ユニットに形成された第1の前記導入路に前記空気を導入する第1導入路用連通路を前記第2空気浄化ユニットに設け、前記第2空気浄化ユニットに形成された第2の前記導出路から前記空気を導出する第2導出路用連通路を前記第1空気浄化ユニットに設けたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の空気浄化器において、前記第1空気浄化ユニットと前記第2空気浄化ユニットとの間に空気導入ユニットを設け、前記空気導入ユニットには、前記第1導入路用連通路と第1の前記導入路とが連通する拡大空間部を設け、前記拡大空間部における前記空気の流れに直交する流路断面積を、前記第1導入路用連通路における前記空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくし、かつ前記第1導入路における前記空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の空気浄化器において、前記第1導入路用連通路における前記空気の流れに直交する流路断面積を、第1の前記導入路における前記空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の空気浄化器において、前記集塵路を前記空気浄化ユニットの側部に配置したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の空気浄化器において、前記集塵路の下流に、前記空気から分離した前記粉塵を溜める集塵室と、前記粉塵を分離した前記空気を導出する排気口とを設け、前記集塵室を前記循環路よりも下方に配置し、前記排気口を前記循環路よりも上方に配置したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の空気浄化器において、前記ファンユニットの風量を変更する風量変更手段と、前記風量変更手段による風量変更に応じて、前記第1空気浄化ユニット又は前記第2空気浄化ユニットにおける前記空気浄化機構の前記空気導入又は空気導出を停止する空気浄化機構制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の空気浄化ユニットを積層することができ、浄化性能を高めることができる。
本発明の一実施例の空気浄化器を適用した空気清浄装置の主要構成を示す分解構成図 図1で示した空気浄化ユニットの要部斜視図 本発明の空気浄化器の一実施例による連接した3つの空気浄化機構を構成する第1層ユニットの斜視図 同空気浄化機構を構成する第2層ユニットの斜視図 同空気浄化機構を構成する中間層ユニットの斜視図 同空気浄化機構を構成する第3層ユニットの斜視図 同空気浄化機構を構成する第4層ユニットの斜視図 本発明の一実施例による空気浄化器を示す側面構成図 同空気浄化器に用いる空気浄化ユニットの要部分解斜視図
本発明の第1の実施の形態による空気浄化器は、空気浄化ユニットには、空気浄化機構を有し、空気浄化機構は、空気を導入する導入路と、導入路から導入された空気を旋回させる循環路と、循環路を旋回する空気の一部を導出する導出路と、循環路を旋回する空気の一部を導出する集塵路とを備え、空気浄化ユニットとして、第1空気浄化ユニットと第2空気浄化ユニットとを設け、空気の流れに対して、第1空気浄化ユニットを第2空気浄化ユニットの下流に配置し、第1空気浄化ユニットに形成された第1の導入路に空気を導入する第1導入路用連通路を第2空気浄化ユニットに設け、第2空気浄化ユニットに形成された第2の導出路から空気を導出する第2導出路用連通路を第1空気浄化ユニットに設けたものである。本実施の形態によれば、複数の空気浄化ユニットを積層することができ、浄化性能を高めることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による空気浄化器において、第1空気浄化ユニットと第2空気浄化ユニットとの間に空気導入ユニットを設け、空気導入ユニットには、第1導入路用連通路と第1の導入路とが連通する拡大空間部を設け、拡大空間部における空気の流れに直交する流路断面積を、第1導入路用連通路における空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくし、かつ第1の導入路における空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしたものである。本実施の形態によれば、第1導入路用連通路と第1の導入路とをずれた位置に配置でき、また圧力損失を抑えて、第1空気浄化ユニットに導入する空気量の低下を防止することができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態による空気浄化器において、第1導入路用連通路における空気の流れに直交する流路断面積を、第1の導入路における空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしたものである。本実施の形態によれば、圧力損失を抑えて、第1空気浄化ユニットに導入する空気量の低下を防止することができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3の実施の形態による空気浄化器において、集塵路を空気浄化ユニットの側部に配置したものである。本実施の形態によれば、ファンユニットによる吸込空気量が少ない位置に集塵路を配置することで、ファンユニットによる吸込空気量が多い位置に導出路を配置することができ、浄化性能を高めることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4の実施の形態による空気浄化器において、集塵路の下流に、空気から分離した粉塵を溜める集塵室と、粉塵を分離した空気を導出する排気口とを設け、集塵室を循環路よりも下方に配置し、排気口を循環路よりも上方に配置したものである。本実施の形態によれば、集塵室を循環路よりも下方に配置し、排気口を循環路より上方に配置することで、粉塵の分離効果を高め、排気口から粉塵が導出されることを防止することができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5の実施の形態による空気浄化器において、ファンユニットの風量を変更する風量変更手段と、風量変更手段による風量変更に応じて、第1空気浄化ユニット又は第2空気浄化ユニットにおける空気浄化機構の空気導入又は空気導出を停止する空気浄化機構制御手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、ファンユニットの風量に応じて、浄化能力を変更することができ、浄化性能の効率を高めることができる。
以下に、本発明の一実施例による空気浄化器について説明する。
図1は本実施例の空気浄化器の主要構成を示す分解構成図である。
空気浄化器は、空気浄化ユニット1、集塵フィルター2、及びファンユニット3から構成される。ダストボックス4は、空気浄化ユニット1で分離された粉塵を捕集する。ダストボックス4は、空気浄化ユニット1の下方に配置することが好ましい。
空気浄化ユニット1は、集塵フィルター2の上流側に配置される。集塵フィルター2の下流にはファンユニット3が配置される。
ファンユニット3の送風動作によって、空気は、空気浄化ユニット1から集塵フィルター2を通過し、清浄化された空気がファンユニット3から排出される。
比較的質量の大きな粉塵は、空気浄化ユニット1で分離されて捕集され、微粉塵、細菌、及びウイルスなどは集塵フィルター2で捕集される。
集塵フィルター2の上流に空気浄化ユニット1を配置することで、集塵フィルター2の目詰まりを防止し、集塵フィルター2の掃除回数を減少させることができる。
なお、図1では、集塵フィルター2を設けた空気清浄装置で説明したが、集塵フィルター2に代えて、又は集塵フィルター2とともに電気集塵機構を備えたものでもよい。
また、集塵フィルター2を備えずに、空気浄化ユニット1とファンユニット3とで構成することもできる。
本実施例は、空気浄化ユニット1を複数の空気浄化ユニットで構成し、複数の空気浄化ユニットは、空気の流れに対して直列に配置する。
図2は、図1で示した空気浄化ユニット1を構成する一つの空気浄化ユニット100の要部斜視図である。
空気浄化ユニット100は、複数の空気浄化機構10を備えることが好ましい。
図2では、連接した3つの空気浄化機構10A、10B、10Cを斜視図として示している。
本発明の空気浄化器は、1つの空気浄化機構10Aで構成されるが、連接した複数の空気浄化機構で構成されることや、これら連接した複数の空気浄化機構を複数段で構成されることもある。
図2に示す空気浄化機構10Aについて以下に説明する。
空気浄化機構10Aは、空気を導入する導入路20Aと、導入路20Aから導入された空気を旋回させる循環路30Aと、循環路30Aを旋回する空気の一部を導出する導出路40Aと、循環路30Aを旋回する空気の一部を導出する集塵路50とを備えている。また、循環路30Aには、一部の空気の旋回を阻止する仕切壁面60Aを設けている。
導出路40Aにつながる導出口41Aは、循環路30Aの内周壁面31Aに形成している。集塵路50につながる集塵口51は、循環路30Aの外周壁面32Aに形成している。
導出口41Aは、仕切壁面60A内に配置している。集塵口51は、仕切壁面60A外に配置している。循環路30Aにつながる導入路20Aの導入口21Aは、仕切壁面60A外に配置している。
導入口21Aは、平面視で循環路30Aの底壁面33A内に配置している。なお、導入口21Aの少なくとも一部を、平面視で循環路30Aの底壁面33A内に配置していればよい。
図2に示す空気浄化機構10Bについて以下に説明する。
空気浄化機構10Bは、空気を導入する導入路20Bと、導入路20Bから導入された空気を旋回させる循環路30Bと、循環路30Bを旋回する空気の一部を導出する導出路40Bとを備えている。
循環路30Bには、一部の空気の旋回を阻止する仕切壁面60Bを設けている。
導出路40Bにつながる導出口41Bは、循環路30Bの内周壁面31Bに形成している。
導出口41Bは、仕切壁面60B内に配置している。循環路30Bにつながる導入路20Bの導入口21Bは、仕切壁面60B外に配置している。
導入口21Bは、平面視で循環路30Bの底壁面33B内に配置している。なお、導入口21Bの少なくとも一部を、平面視で循環路30Bの底壁面33B内に配置していればよい。
以上のように、空気浄化機構10Bでは、集塵路50を空気浄化機構10Aと共用している。従って、循環路30Bを旋回する空気の一部は、循環路30Aに導出され、循環路30Aで循環された後に、集塵路50から導出する。
図2に示す空気浄化機構10Cについて以下に説明する。
空気浄化機構10Cは、空気を導入する導入路20Cと、導入路20Cから導入された空気を旋回させる循環路30Cと、循環路30Cを旋回する空気の一部を導出する導出路40Cとを備えている。
循環路30Cには、一部の空気の旋回を阻止する仕切壁面60Cを設けている。
導出路40Cにつながる導出口41Cは、循環路30Cの内周壁面31Cに形成している。
導出口41Cは、仕切壁面60C内に配置している。循環路30Cにつながる導入路20Cの導入口21Cは、仕切壁面60C外に配置している。
導入口21Cは、平面視で循環路30Cの底壁面33C内に配置している。なお、導入口21Cの少なくとも一部を、平面視で循環路30Cの底壁面33C内に配置していればよい。
以上のように、空気浄化機構10Cでは、集塵路50を空気浄化機構10Aと共用している。従って、循環路30Cを旋回する空気の一部は、循環路30Bに導出され、更に循環路30Aで循環された後に、集塵路50から導出する。
空気浄化機構10A、10B、10Cの空気の流れは、図2の最上段の空気浄化機構に図示する通り、それぞれ旋回流を生じるとともに、一部は導出口41A、41B、41Cから導出され、一部は集塵口51から導出される流れとなる。
図3は本発明の空気浄化器の一実施例による連接した3つの空気浄化機構を構成する第1層ユニットの斜視図、図4は同空気浄化機構を構成する第2層ユニットの斜視図、図5は同空気浄化機構を構成する中間層ユニットの斜視図、図6は同空気浄化機構を構成する第3層ユニットの斜視図、図7は同空気浄化機構を構成する第4層ユニットの斜視図である。
図3から図7を用いて空気浄化ユニット100について説明する。
空気浄化ユニット100は、更に、第1層ユニット110、第2層ユニット120、中間層ユニット125、第3層ユニット130、第4層ユニット140で構成される。
図3に示すように、第1層ユニット110には、導入路20A、20B、20Cの開口を形成している。導入路20A、20B、20Cの開口以外には、開口を形成しないことで、循環路30A、30B、30Cの天壁面34A、34B、34Cと、導出路40A、40B、40Cの封止面42A、42B、42Cを形成する。
図4に示すように、第2層ユニット120には、導入路20A、20B、20C、内周壁面31A、31B、31C、外周壁面32A、32B、32C、仕切壁面60A、60B、60C、及び導出口41A、41B、41Cを形成する。
図5に示すように、中間層ユニット125には、導入路20A、20B、20C、内周壁面31A、31B、31C、外周壁面32A、32B、32C、仕切壁面60A、60B、60C、導入口21A、21B、21C、集塵口51、及び集塵路50の両側壁面を形成する。
中間層ユニット125で形成する仕切壁面60A、60B、60Cは傾斜面としている。
図6に示すように、第3層ユニット130には、外周壁面32A、32B、32C、集塵口51、及び集塵路50の両側壁面を形成する。
図7に示すように、第4層ユニット140には、内周壁面31A、31B、31C、底壁面33A、33B、33C、及び導出路40A、40B、40Cの開口43A、43B、43Cを形成する。
このように、連接した3つの空気浄化機構10A、10B、10Cは、第1層ユニット110、第2層ユニット120、中間層ユニット125、第3層ユニット130、及び第4層ユニット140を順に積層して、循環路30A、30B、30C、導出路40A、40B、40C、及び集塵路50を形成する。
次に、2つの空気浄化ユニットで構成した実施例について説明する。
図8は、本発明の一実施例による空気浄化器を示す側面構成図である。
本実施例では、空気浄化ユニット1として、第1空気浄化ユニット101と第2空気浄化ユニット201とを設けている。
第1空気浄化ユニット101は、空気の流れに対して、第2空気浄化ユニット201の下流に配置している。
第1空気浄化ユニット101には空気浄化機構10Xが、第2空気浄化ユニット201には空気浄化機構10Yが設けられているとして以下に説明する。
なお、第1空気浄化ユニット101には一つの空気浄化機構10Xが、第2空気浄化ユニット201には一つの空気浄化機構10Yが設けられていてもよく、複数の空気浄化機構10X、又は複数の空気浄化機構10Yが設けられていてもよい。
また、空気浄化機構10X及び空気浄化機構10Yは、既に説明した空気浄化機構10A、10B、10Cのいずれかと同一構成であり、図8では空気浄化機構10X及び空気浄化機構10Yについての詳細な説明は省略する。
空気浄化機構10Xは、空気を導入する導入路(第1の導入路)20Xと、導入路20Xから導入された空気を旋回させる循環路30Xと、循環路30Xを旋回する空気の一部を導出する導出路40Xと、循環路30Xを旋回する空気の一部を導出する集塵路50Xとを備えている。
また空気浄化機構10Yは、空気を導入する導入路20Yと、導入路20Yから導入された空気を旋回させる循環路30Yと、循環路30Yを旋回する空気の一部を導出する導出路(第2の導出路)40Yと、循環路30Yを旋回する空気の一部を導出する集塵路50Yとを備えている。
第1空気浄化ユニット101には、空気浄化機構10Yの導出路40Yから空気を導出する第2導出路用連通路100Yを設けている。
第2空気浄化ユニット201には、空気浄化機構10Xの導入路20Xに空気を導入する第1導入路用連通路200Xを設けている。
集塵路50X、50Yの下流に、空気から分離した粉塵を溜める集塵室70と、粉塵を分離した空気を導出する排気口52X、52Yとを設けている。
集塵室70は、循環路30X、30Yよりも下方に配置し、排気口52X、52Yは循環路30X、30Yよりも上方に配置している。
第1空気浄化ユニット101と第2空気浄化ユニット201との間には空気導入ユニット300を設けている。
空気導入ユニット300には、第1導入路用連通路200Xと空気浄化機構10Xの導入路20Xとが連通する拡大空間部310を設けている。
また、空気導入ユニット300には、空気浄化機構10Yの導出路40Yと第2導出路用連通路100Yとが連通する連通路320を設けている。
また、空気導入ユニット300には、空気浄化機構10Yの排気口52Yと空気浄化機構10Xの排気口52Xとが連通する排気連通路330を設けている。
拡大空間部310における空気の流れに直交する流路断面積は、第1導入路用連通路200Xにおける空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしている。また、拡大空間部310における空気の流れに直交する流路断面積は、空気浄化機構10Xの導入路20Xにおける空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしている。
また、第1導入路用連通路200Xにおける空気の流れに直交する流路断面積は、空気浄化機構10Xの導入路20Xにおける空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしている。
本実施例による空気浄化器は、ファンユニット3の風量を変更する風量変更手段5と、風量変更手段5による風量変更に応じて、第1空気浄化ユニット101又は第2空気浄化ユニット201における空気浄化機構10X、10Yの空気導入又は空気導出を停止する空気浄化機構制御手段6とを備えている。
空気浄化機構制御手段6は、風量変更手段5による風量変更に応じて制御板7を動作させることで、空気浄化機構10X、10Yの空気導入又は空気導出を停止する。
例えば、制御板7には、位置の変更によって第2導出路用連通路100Y又は導出路40Xを閉塞又は開口する機構を備え、制御板7を第1空気浄化ユニット101の下流側に配置する。
図8に示す2つの空気浄化ユニット100、200を、複数ユニットで形成した構成を図9に示す。
図9は、本実施例による空気浄化器に用いる空気浄化ユニットの要部分解斜視図である。
図9では、空気浄化ユニット100には、空気浄化機構10Xとして、既に説明した3つの連続する空気浄化機構10A、10B、10Cが、左右対称に一列に配置され、更に複数段形成されたものを示し、空気浄化ユニット200には、空気浄化機構10Yとして、既に説明した3つの連続する空気浄化機構10A、10B、10Cと、4つの連続する空気浄化機構10A、10B、10C、10Dとが左右に一列に配置され、更に複数段形成されたものを示している。
空気浄化ユニット100は、第1層ユニット110、第2層ユニット120、中間層ユニット125、第3層ユニット130、及び第4層ユニット140を順に積層して、循環路30A、30B、30C、導出路40A、40B、40C、及び集塵路50Xを形成する。
また、空気浄化ユニット200は、第1層ユニット210、第2層ユニット220、中間層ユニット225、第3層ユニット230、及び第4層ユニット240を順に積層して、循環路30A、30B、30C、30D、導出路40A、40B、40C、40D、及び集塵路50Yを形成する。
集塵路50X、50Yは、空気浄化ユニット100、200の両側部に配置している。
以上のように本実施例による空気浄化器によれば、複数の空気浄化ユニット100、200を積層することができ、浄化性能を高めることができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、拡大空間部310における空気の流れに直交する流路断面積を、第1導入路用連通路200Xにおける空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくし、かつ第1導入路21Xにおける空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしたことで、第1導入路用連通路200Xと第1の導入路20Xとをずれた位置に配置でき、また圧力損失を抑えて、第1空気浄化ユニット101に導入する空気量の低下を防止することができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、第1導入路用連通路200Xにおける空気の流れに直交する流路断面積を、第1の導入路20Xにおける空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしたことで、圧力損失を抑えて、第1空気浄化ユニット101に導入する空気量の低下を防止することができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、ファンユニット3による吸込空気量が少ない位置に集塵路50X、50Yを配置することで、ファンユニット3による吸込空気量が多い位置に導出路40X、40Yを配置することができ、浄化性能を高めることができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、集塵路50X、50Yを循環路30X、30Yよりも下方に配置し、排気口52X、52Yを循環路30X、30Yより上方に配置することで、粉塵の分離効果を高め、排気口52X、52Yから粉塵が導出されることを防止することができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、ファンユニット3の風量に応じて、浄化能力を変更することができ、浄化性能の効率を高めることができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、仕切壁面60A、60B、60Cによって循環する空気の一部が遮られ、仕切壁面60A、60B、60C内に配置した導出口41A、41B、41Cから空気を導出しやすくなるため、導入される空気量を増加することができ、また集塵口51を仕切壁面60A外に配置することで、集塵口51は旋回する空気流の外周に位置するため、質量の大きな粉塵を集塵路50に導くことができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、導入口21A、21B、21Cから導入される空気が旋回しやすく、スムーズな旋回を行わせることができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、限られた平面内で空気浄化器の最小単位を構成することができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、空気から分離された粉塵を確実に集塵室70で捕集することができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、排気口52を設けることで、集塵路50に空気の流れを生じさせることができ、粉塵を確実に循環路30Aから導出することができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、循環路30A、30B、30C、導出路40A、40B、40C、及び集塵路50を構成しやすく、空気浄化器の製造を容易に行うことができる。
また本実施例による空気浄化器によれば、中間層ユニット125によって循環路30A、30B、30Cの断面積を増加させることができるとともに傾斜面を形成することによって空気を旋回しやすくすることができるため、循環する空気量を増加することができる。
本発明は、特にフィルターを備えた空気清浄機において適している。
1 空気浄化ユニット
2 集塵フィルター
3 ファンユニット
4 ダストボックス
5 風量変更手段
6 空気浄化機構制御手段
7 制御板
10 空気浄化機構
10A 空気浄化機構
10B 空気浄化機構
10C 空気浄化機構
10X 空気浄化機構
10Y 空気浄化機構
20A 導入路
20B 導入路
20C 導入路
20X 導入路
20Y 導入路
21A 導入口
21B 導入口
21C 導入口
21X 第1導入路
30A 循環路
30B 循環路
30C 循環路
30X 循環路
30Y 循環路
31A 内周壁面
31B 内周壁面
31C 内周壁面
32A 外周壁面
32B 外周壁面
32C 外周壁面
33A 底壁面
33B 底壁面
33C 底壁面
40A 導出路
40B 導出路
40C 導出路
40X 導出路
40Y 導出路
41A 導出口
41B 導出口
41C 導出口
50 集塵路
50X 集塵路
50Y 集塵路
51 集塵口
60A 仕切壁面
60B 仕切壁面
60C 仕切壁面
70 集塵室
100 空気浄化ユニット
101 第1空気浄化ユニット
100Y 第2導出路用連通路
110 第1層ユニット
120 第2層ユニット
125 中間層ユニット
130 第3層ユニット
140 第4層ユニット
200 空気浄化ユニット
201 第2空気浄化ユニット
200X 第1導入路用連通路
210 第1層ユニット
220 第2層ユニット
225 中間層ユニット
230 第3層ユニット
240 第4層ユニット
300 空気導入ユニット
310 拡大空間部

Claims (6)

  1. 空気に含まれる粉塵を分離する空気浄化ユニットと、前記空気浄化ユニットに前記空気を導くファンユニットとを有する空気浄化器であって、前記空気浄化ユニットには、空気浄化機構を有し、前記空気浄化機構は、前記空気を導入する導入路と、前記導入路から導入された前記空気を旋回させる循環路と、前記循環路を旋回する前記空気の一部を導出する導出路と、前記循環路を旋回する前記空気の一部を導出する集塵路とを備え、前記空気浄化ユニットとして、第1空気浄化ユニットと第2空気浄化ユニットとを設け、前記空気の流れに対して、前記第1空気浄化ユニットを前記第2空気浄化ユニットの下流に配置し、前記第1空気浄化ユニットに形成された第1の前記導入路に前記空気を導入する第1導入路用連通路を前記第2空気浄化ユニットに設け、前記第2空気浄化ユニットに形成された第2の前記導出路から前記空気を導出する第2導出路用連通路を前記第1空気浄化ユニットに設けたことを特徴とする空気浄化器。
  2. 前記第1空気浄化ユニットと前記第2空気浄化ユニットとの間に空気導入ユニットを設け、前記空気導入ユニットには、前記第1導入路用連通路と第1の前記導入路とが連通する拡大空間部を設け、前記拡大空間部における前記空気の流れに直交する流路断面積を、前記第1導入路用連通路における前記空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくし、かつ前記第1の導入路における前記空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の空気浄化器。
  3. 前記第1導入路用連通路における前記空気の流れに直交する流路断面積を、第1の前記導入路における前記空気の流れに直交する流路断面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気浄化器。
  4. 前記集塵路を前記空気浄化ユニットの側部に配置したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の空気浄化器。
  5. 前記集塵路の下流に、前記空気から分離した前記粉塵を溜める集塵室と、前記粉塵を分離した前記空気を導出する排気口とを設け、前記集塵室を前記循環路よりも下方に配置し、前記排気口を前記循環路よりも上方に配置したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の空気浄化器。
  6. 前記ファンユニットの風量を変更する風量変更手段と、前記風量変更手段による風量変更に応じて、前記第1空気浄化ユニット又は前記第2空気浄化ユニットにおける前記空気浄化機構の前記空気導入又は空気導出を停止する空気浄化機構制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の空気浄化器。
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