JP2013215080A - Electric power conversion apparatus and work machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パワーモジュール及び冷却機構を備えた電力変換装置及び作業機械に関する。 The present invention relates to a power conversion device and a work machine including a power module and a cooling mechanism.
ハイブリッド型建設機械に、電動機制御用のインバータや、昇圧コンバータ等のパワーモジュールが搭載される。U字状に屈曲した1本の冷却流路をパワーモジュールに熱的に結合させることにより、パワーモジュールの冷却が行われる。同一方向に冷却媒体を流す複数の並行流路を用いる構造も公知である。 A hybrid construction machine is equipped with a power module such as an inverter for controlling an electric motor and a boost converter. The power module is cooled by thermally coupling one cooling channel bent in a U shape to the power module. A structure using a plurality of parallel flow paths for flowing a cooling medium in the same direction is also known.
一般にヒートシンクは、アルミニウムなどの金属材料を砂型鋳造法により作成することが多い。並行流路の径が5mm〜10mm程度と大きい場合、並行流路に対応する部分に中子を配置することにより、並行流路を形成できる。しかしながら5mm以下の、たとえば2〜3mm程度の細い並行流路が必要な場合、中子による形成では、歩留まりが低下し、コストが高くなってしまう。このため量産には不向きである。 Generally, a heat sink is often made of a metal material such as aluminum by a sand casting method. When the diameter of the parallel flow path is as large as about 5 mm to 10 mm, the parallel flow path can be formed by arranging the core in a portion corresponding to the parallel flow path. However, when a thin parallel flow path of 5 mm or less, for example, about 2 to 3 mm is required, the formation by the core decreases the yield and increases the cost. For this reason, it is not suitable for mass production.
本発明のある態様は、電力変換装置に関する。電力変換装置は、パワーモジュールと、パワーモジュールが実装され、パワーモジュールとオーバーラップする実装領域に、冷却媒体を流すための複数の並行流路が形成されたコールドプレートと、を備える。コールドプレートは、第1冷却部材と、第2冷却部材に分割して構成される。第1冷却部材は、パワーモジュールが実装される第1平面と、第1平面の裏面である第2平面と、を有する。第2冷却部材は、第1冷却部材の第2平面と密に接触する第3平面を有する。第1冷却部材の第2平面および第2冷却部材の第3平面の少なくとも一方には、複数の並行流路をなす複数の溝が形成される。 One embodiment of the present invention relates to a power converter. The power conversion device includes a power module, and a cold plate in which a plurality of parallel flow paths for flowing a cooling medium are formed in a mounting region where the power module is mounted and overlaps with the power module. The cold plate is divided into a first cooling member and a second cooling member. The first cooling member has a first plane on which the power module is mounted and a second plane that is the back surface of the first plane. The second cooling member has a third plane that is in intimate contact with the second plane of the first cooling member. A plurality of grooves forming a plurality of parallel flow paths are formed in at least one of the second plane of the first cooling member and the third plane of the second cooling member.
本発明のある態様によれば、細い並行流路を安定的に形成できる。 According to an aspect of the present invention, narrow parallel flow paths can be formed stably.
[実施例1]
図1Aに、実施例1による電力変換装置の斜視図を示す。コールドプレート10の上に、パワーモジュール50A〜50C、51が搭載されている。パワーモジュール50A〜50C、51は、コールドプレート10に熱的に結合し、パワーモジュール50A〜50C、51を冷却する。パワーモジュール50A〜50Cは、それぞれ例えば埋込磁石内蔵型(IPM)モータ駆動用のU相、V相、W相のインバータ回路である。パワーモジュール51は、例えば蓄電モジュール充放電用の昇圧コンバータである。パワーモジュール50A〜50C、51は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等のパワー半導体素子、その駆動回路、及び自己保護回路等を含む。
[Example 1]
FIG. 1A is a perspective view of the power converter according to the first embodiment. Power modules 50 </ b> A to 50 </ b> C and 51 are mounted on the
図1Bに、コールドプレート10の平断面図を示す。コールドプレート10の内部に、冷却媒体を流すための流路が形成されている。以下、流路の構成について説明する。図1Bにおいて、右向きをx軸の正の向きとし、上向きをy軸の正の向きとするxy直交座標系を定義する。
FIG. 1B shows a plan sectional view of the
コールドプレート10のx軸方向負側の縁に、冷却媒体の流入口11及び排出口21が設けられている。流入口11から、x軸の正の向きに、助走路12、テーパ状流路13、及び入側流路14が、この順番に形成されている。助走路12及び入側流路14の幅は一定であり、入側流路14の幅が、助走路12の幅よりも広い。テーパ状流路13の幅は、助走路12から入側流路14に向かって、徐々に広くなっている。流入口11から助走路12に流入した冷却媒介が、テーパ状流路13を経由して入側流路14に流入する。入側流路14は、x軸方向に長い平面形状を有し、x軸の正の向きに冷却媒体を流す。
A cooling
y軸方向に長い複数の並行流路17が、x軸方向に配列している。並行流路17の上流端が、入側均等化構造物22を介して入側流路14に接続されている。入側流路14内を流れる冷却媒体が、入側均等化構造物22を経由して、並行流路17の各々に流入する。並行流路17の各々は、入側流路14から流入した冷却媒体を、y軸の負の向きに流す。
A plurality of
並行流路17の各々の下流端が、出側均等化構造物23を介して出側流路20に接続されている。並行流路17を流れた冷却媒体が、出側均等化構造物23を経由して、出側流路20に流入する。
Each downstream end of the
出側流路20は、x軸方向に長い平面形状を有し、そのx軸方向負側の端部が、排出口21となる。並行流路17から出側流路20に流入した冷却媒体は、x軸の負の向きに流れ、排出口21から、コールドプレート10の外部に排出される。
The outlet-
入側均等化構造物22は、入側緩衝室15と、複数の入側流通孔16とを含む。入側緩衝室15は、x軸方向に長い平面形状を有し、入側流路14の側方に、入側流路14と平行に配置されている。並行流路17の上流端が、入側緩衝室15に接続されている。すなわち、並行流路17の上流端が、入側緩衝室15によって相互に接続されている。
The entry-
入側流通孔16は、x軸方向に離散的に分布し、入側流路14と入側緩衝室15とを接続する。入側流路14の下流側に配置される入側流通孔16の流路断面が、上流側に配置される入側流通孔16の流路断面より大きい。具体的には、x軸の正の側に位置する入側流通孔16ほど、x軸方向の寸法が大きくされている。
The inlet-side circulation holes 16 are discretely distributed in the x-axis direction and connect the inlet-
出側均等化構造物23は、出側緩衝室18と、複数の出側流通孔19とを含む。この形状は、並行流路17の中点を連ねる仮想直線に関して、入側均等化構造物22の形状と線対称である。
The exit
入側流路14、入側緩衝室15、入側流通孔16、出側流路20、出側緩衝室18、及び出側流通孔19の流路断面は長方形であり、並行流路17の流路断面は円形である。
The cross sections of the inlet
パワーモジュール50A、50B、50C、51が、それぞれ4本の並行流路17と重なるように配置されている。パワーモジュール50A、50B、50C、51は、並行流路17と熱的に結合している。並行流路17を流れる冷却媒体によって、パワーモジュール50A、50B、50C、51を効率的に冷却することができる。
The power modules 50 </ b> A, 50 </ b> B, 50 </ b> C, 51 are arranged so as to overlap the four
次に、これら流路の平面形状の寸法の一例について説明する。入側流路14及び出側流路20の幅W1は40mmである。入側流路14と入側緩衝室15との間隔G、及び出側流路20と出側緩衝室18との間隔Gは5mmである。入側緩衝室15及び出側緩衝室18のy方向の寸法W2は、20mmである。並行流路17の各々の長さL1は70mmである。相互に隣り合う並行流路17の中心間距離L2は17.75mmである。入側流路14の上流側から数えて1番目、2番目、3番目、4番目の入側流通孔16のx軸方向の寸法S1、S2、S3、S4は、それぞれ39mm、43mm、54mm、65mmである。
Next, an example of the dimension of the planar shape of these flow paths will be described. The width W1 of the
図2Aに、図1Bの一点鎖線2A−2Aにおける断面図を示す。コールドプレート10内に、入側緩衝室15、並行流路17、及び出側流路20が形成されている。コールドプレート10の厚さH1は25mmである。入側緩衝室15及び出側流路20の高さ(コールドプレート10の厚さ方向の寸法)H2は15mmである。並行流路17の各々の直径Dは3mmである。入側流路14、入側流通孔16、出側緩衝室18、出側流通孔19の高さは、入側緩衝室15の高さH2と同一である。
2A is a cross-sectional view taken along one-
図2Bに、図1Bの一点鎖線2B−2Bにおける断面図を示す。コールドプレート10内に、入側流路14、入側緩衝室15、並行流路17、出側緩衝室18、及び出側流路20が形成されている。入側流通孔16及び出側流通孔19(図1B)は、この断面図に現れていない。
2B is a cross-sectional view taken along one-
上述のコールドプレート10は、例えば鋳造法により作製することができる。コールドプレート10には、例えばアルミニウムを用いることができる。
The above-mentioned
次に、実施例1による電力変換装置の冷却流路の構成を採用することの効果について説明する。入側流路14に複数の並行流路17を直結すると、下流側に配置された並行流路17の流量が相対的に少なくなる。これに対し、実施例1においては、並行流路17が、入側均等化構造物22を介して入側流路14に接続されている。
Next, the effect of adopting the configuration of the cooling flow path of the power conversion device according to the first embodiment will be described. When a plurality of
入側流路14の下流側に位置する入側流通孔16の流路断面積が、上流側に位置する入側流通孔16の流路断面積より大きくなっている。このため、入側緩衝室15内のx軸方向に関する圧力分布が均一に近づく。これにより、複数の並行流路17の流量が均一に近づく。その結果、4つのパワーモジュール50A〜50C、51を均等に冷却することができる。
The flow passage cross-sectional area of the inlet-
1つのパワーモジュールと重なる複数の並行流路17を、1つの並行流路群と考えることができる。例えば、パワーモジュール50Aと重なる4本の並行流路17を第1の並行流路群、パワーモジュール50Bと重なる4本の並行流路17を第2の並行流路群、パワーモジュール50Cと重なる4本の並行流路17を第3の並行流路群、パワーモジュール51と重なる4本の並行流路17を第4の並行流路群と考えることができる。この場合、パワーモジュールを配置すべき位置に対応して、並行流路群を配置すればよい。複数の並行流路17の流量が均一に近づくため、並行流路群ごとの冷却能力のばらつきが小さくなる。
A plurality of
次に、入側緩衝室15を設けたことの効果について説明する。並行流路17を入側流路14に直結し、結合箇所の開口面積を調節することによっても、流量の均一化を測ることが可能であると考えられる。ところが、この構造では、全体の流量(入側流路14を流れる冷却媒体の流量)の変動が、流量の均一化の効果に影響を及ぼす。全体の流量が、ある範囲内であれば、十分な均一化効果が得られるが、全体の流量がその範囲から外れると、十分な均一化効果が得られるとは限らない。
Next, the effect of providing the entry
図3に、実施例1による電力変換装置の入側流路14を流れる全体の流量と、並行流路17を流れる流量との関係のシミュレーション結果を示す。パワーモジュール50A〜50C、51の各々に対応する4本の並行流路17をまとめて1つの並行流路群とし、並行流路群ごとに流量を算出した。図3に示した流路群A、B、C、Dは、それぞれパワーモジュール50A〜50C、51に対応する。
FIG. 3 shows a simulation result of the relationship between the overall flow rate flowing through the inlet-
図3の横軸は全体流量を単位「L/min」で表し、縦軸は並行流路群の流量を単位「L/min」で表す。全体流量が増加するに従って、各流路群の流量も増加している。全体流量が変動しても、各流路群の流量は、全体の流量の約25%を保っている。このように、全体の流量が変動しても、並行流路17の流量を均一化する十分な効果が得られている。これは、入側緩衝室15を設けたことに起因する。
The horizontal axis in FIG. 3 represents the total flow rate in the unit “L / min”, and the vertical axis represents the flow rate in the parallel flow path group in the unit “L / min”. As the overall flow rate increases, the flow rate of each flow path group also increases. Even if the total flow rate fluctuates, the flow rate of each flow path group maintains about 25% of the total flow rate. Thus, even if the overall flow rate fluctuates, a sufficient effect of equalizing the flow rate of the
上述のように、入側緩衝室15は、冷却媒体の全体の流量の変化に起因する均一化効果の低下を抑制するという効果を有する。さらに、入側緩衝室15を配置することにより、流量を均一化するための最適な各部の寸法と設計寸法とのずれ、製造段階に発生する寸法のばらつき等に起因する均一化効果の低下を抑制することができる。
As described above, the entry-
並行流路17と出側流路20との間にも、入側均等化構造物22と同様の出側均等化構造物23を配置することにより、並行流路17間の流量の均等化効果をより高めることができる。なお、入側にのみ入側均等化構造物22を配置し、出側均等化構造物23は省略してもよい。この場合、並行流路17の下流端が、出側流路20に直接接続される。
By arranging an outlet
上記実施例1では、入側流通孔16を4個配置したが、その他の個数としてもよい。4個以外の個数であっても、相対的に入側流路14の下流側に位置する入側流通孔16の流路断面積を、相対的に入側流路14の上流側に位置する入側流通孔16の流路断面積より大きくされる。これにより、並行流路17の流量を均一化することができる。
In the first embodiment, four inlet-side circulation holes 16 are arranged, but other numbers may be used. Even if the number is other than four, the channel cross-sectional area of the inlet-
実施例1では、1枚のコールドプレート10に4個のパワーモジュール50A、50B、50C、51を搭載したが、搭載されるパワーモジュールの数は4個以外の複数個にしてもよい。また、1つのパワーモジュール内に複数の発熱源が含まれている場合には、1枚のコールドプレート10に1個のパワーモジュールを搭載してもよい。パワーモジュール内で発熱源が一列に配列されている場合には、発熱源が図1Bのx方向に配列するように、パワーモジュールをコールドプレート10に固定すればよい。
[実施例2]
図4に、実施例2による電力変換装置の流路の部分平面図を示す。以下、図1Bに示した実施例1との相違点について説明し、同一の構成については説明を省略する。
In the first embodiment, four
[Example 2]
FIG. 4 is a partial plan view of the flow path of the power conversion device according to the second embodiment. Hereinafter, differences from the first embodiment shown in FIG. 1B will be described, and description of the same configuration will be omitted.
実施例1では、入側流通孔16(図1B)の両側の壁面がほぼ平面であった。実施例2では、入側流通孔16の両側の壁面が湾曲した柱面とされている。入側流通孔16と入側流路14との接続部、及び入側流通孔16と入側緩衝室15との接続部において、流路断面積が最大であり、中央部分において流路断面積が最小である。すなわち、入側流路14から入側緩衝室15に向かって、入側流通孔16の流路断面積が徐々に小さくなり、中間点を過ぎると、徐々に大きくなる。
In Example 1, the wall surfaces on both sides of the inlet-side circulation hole 16 (FIG. 1B) were substantially flat. In the second embodiment, the wall surfaces on both sides of the inlet-
入側流通孔16の両側の壁面を、上述のような曲面にすることにより、乱流の発生を抑制することができる。これにより、圧力損失を低減させることができる。なお、出側流通孔19(図1A)を、実施例2の入側流通孔16と同様の形状にしてもよい。
Generation of turbulent flow can be suppressed by making the wall surfaces on both sides of the inlet-
さらに、並行流路17の上流端が、端部に向かって流路断面積が徐々に大きくなるようにテーパ形状にされている。このような形状にすることにより、並行流路17の上流端においても、圧力損失を低減させることができる。なお、並行流路17の下流端も、上流端と同様にテーパ形状にしてもよい。
Furthermore, the upstream end of the
[実施例3]
図5Aに、実施例3による電力変換装置の断面図を示す。コールドプレート10、パワーモジュール50A〜50C、51の構成は、実施例1または実施例2の構成と同一である。実施例3においては、コールドプレート10、パワーモジュール50A〜50C、51が、筐体30内に収容されている。筐体30は、底面、及び底面の外周部から立ち上がった側面を有する筐体下部30A、及び筐体下部30Aの開口部を塞ぐ上蓋30Bを有する。コールドプレート10は、筐体下部30Aの底面に固定されている。
[Example 3]
FIG. 5A shows a cross-sectional view of the power converter according to the third embodiment. The configurations of the
図5Bに、実施例3の変形例による電力変換装置の断面図を示す。この変形例では、筐体下部30Aの底面内に、冷却流路が形成されている。すなわち、筐体下部30Aの底面がコールドプレート10を兼ねている。このような構成にすることにより、部品点数を削減することができる。
FIG. 5B shows a cross-sectional view of a power conversion device according to a modification of the third embodiment. In this modification, a cooling flow path is formed in the bottom surface of the housing
さらに図5Bの電力変換装置によれば、冷却媒体が、筐体の内部に進入するおそれがないため、電力変換装置の信頼性を高めることができる。 Furthermore, according to the power converter of FIG. 5B, since there is no possibility that the cooling medium enters the inside of the housing, the reliability of the power converter can be improved.
[実施例4]
パワーモジュール50A〜50C、51を効率的に冷却するためには、コールドプレート10の並行流路17の径をなるべく小さくし、その個数をなるべく多くすることが有効である。一方、コールドプレート10を鋳造法で一体作成する場合、径が2〜3mm程度の細い並行流路17を安定的に形成すると歩留まりが低下し、コストが高くなってしまう。そこで実施例4では、細い並行流路17が形成可能なコールドプレート10の構造を説明する。
[Example 4]
In order to efficiently cool the
実施例4に係るコールドプレート10の平面断面図は、図1Bのそれと同様である。図6は、コールドプレート10の図1Bの一点鎖線6−6における断面図を示す。コールドプレート10は、第1冷却部材40および第2冷却部材42に分割して形成され、それらは独立して鋳造法により作成される。
A plan sectional view of the
この実施例4では、図5Bと同様に、筐体下部30Aの底面がコールドプレート10を兼ねている場合を説明する。なお、本発明はそれには限定されず、図5Aに示すように、コールドプレート10は、筐体下部30Aの底面に固定されてもよい。
In the fourth embodiment, as in FIG. 5B, a case where the bottom surface of the housing
すでに説明したように、コールドプレート10には、パワーモジュール50A〜50C、51が実装される。そしてコールドプレート10のパワーモジュール50A〜50Cとオーバーラップする実装領域には、冷却媒体を流すための複数の並行流路17が形成される。
As already described, the power modules 50 </ b> A to 50 </ b> C and 51 are mounted on the
第1冷却部材40は、パワーモジュール50A〜50C、51が実装される第1平面P1を有する。また第1冷却部材40は、第1平面P1の裏面であり、実装領域とオーバーラップする第2平面P2を有する。
The
第2冷却部材42は、実装領域とオーバーラップする第1冷却部材40の第2平面P2と密に接触する第3平面P3を有する。
The
第1冷却部材40の第2平面P2には、それぞれがy軸方向に伸延し、互いに平行な複数の溝44が形成される。同様に、第2冷却部材42の第3平面P3には、それぞれがy軸方向に伸延し、互いに平行な複数の溝46が形成される。溝44と46の断面は、半円状となっており、複数の溝44と複数の溝46とは互いに対応する位置に形成される。ひとつの溝44と、それと対応する溝46は、第1冷却部材40の第2平面P2と第2冷却部材42の第3平面P3が密に接触した状態において、断面が実質的に円形の並行流路17を形成する。なお溝44、46は、砂型を用いた鋳造によって形成してもよいし、第1冷却部材40、第2冷却部材42の鋳造後に、研磨、掘削などの機械的な手段によって形成してもよい。
In the second plane P2 of the
図7は、第1冷却部材40を第2平面P2側から見た斜視図である。なお図7において、筐体下部30Aの側壁は省略している。第1冷却部材40は、溝形成部60A、側壁62、入側隔壁64、底面66A、出側隔壁68、流路形成部69を備える。溝形成部60A、側壁62、入側隔壁64、出側隔壁68は、底面66Aからz軸負方向に隆起している。
FIG. 7 is a perspective view of the
溝形成部60Aは、第2平面P2に対応する部分であり、y軸方向に複数の溝44が形成されている。溝44の径は、並行流路17の中央付近で最も細く一定となり、並行流路17の上流端に近づくほど、また下流端に近づくほど大きくなるようにテーパーしている。溝44の最も細い部分の直径は、5mm以下、具体的には2〜3mm程度である。
The
複数の入側隔壁64は、複数の並行流路17が形成される溝形成部60Aの上流側端面P10と所定の間隔W2を隔てて対向する。複数の入側隔壁64は、複数の並行流路17と垂直方向つまりx軸方向に、間隔(入側流通孔16)を隔てて配置される。複数の入側隔壁64と、溝形成部60Aの上流側端面P10と、によって囲まれる領域は、複数の並行流路17の流量を均一に近づける入側緩衝室15を形成する。
The plurality of entry-
複数の出側隔壁68は底面66Aからz軸負方向に隆起して形成される。具体的には、複数の出側隔壁68は、複数の並行流路17が形成される溝形成部60Aの上流側端面P11と所定の間隔W2を隔てて対向する。複数の出側隔壁68は、複数の並行流路17と垂直方向(x軸方向)に、間隔すなわち出側流通孔19を隔てて配置される。複数の出側隔壁68と、溝形成部60Aの下流側端面P11と、により囲まれる領域は、複数の並行流路17の流量を均一に近づける出側緩衝室18を形成する。
The plurality of outlet-
側壁62は、底面66Aの外周に沿って設けられる。側壁62と複数の入側隔壁64によって囲まれる領域は入側流路14を形成する。同様に側壁62と出側隔壁68によって囲まれる領域は出側流路20を形成する。
The
また流路形成部69の内部には、上述のテーパ状流路13が形成される。
In addition, the tapered
パワーモジュールの効率的な冷却の観点からは、パワーモジュールと並行流路17はなるべく近いことが望ましい。そこで本実施例において、複数の溝の中心、言い換えれば第2平面P2は、入側緩衝室15および出側緩衝室18の高さH2の1/2よりもパワーモジュール側に位置している。つまり溝形成部60Aの高さをH3とすると、H3<H2/2が成り立つ。
From the viewpoint of efficient cooling of the power module, it is desirable that the power module and the
図8は、第2冷却部材42を第3平面P3側から見た斜視図である。破線部分62は、図7の側壁62とオーバーラップする箇所を示す。この破線部分62と、第3平面P3において、第1冷却部材40と第2冷却部材42が密に固着される。固着手段は特に限定されないが、一般的なねじ止めを用いてもよい。また気密性を高めるために、第1冷却部材40と第2冷却部材42は、破線部分62に設けられるOリング(不図示)を介して嵌合される。
FIG. 8 is a perspective view of the
以上が実施例4に係るコールドプレート10の構成である。
このコールドプレート10によれば、コールドプレート10を一体形成するのではなく、第1冷却部材40と第2冷却部材42に分割して鋳造するため、細い並行流路17を安定的に形成することができる。
The above is the configuration of the
According to the
図9A〜9Cは、実施例4の変形例に係るコールドプレートの断面図である。図9Aでは、第1冷却部材40側に、断面略円形状の溝44が形成され、第2冷却部材42は平坦である。反対に第2冷却部材42に断面略円形状の溝44を形成し、第1冷却部材40を平坦にしてもよい。
9A to 9C are cross-sectional views of a cold plate according to a modification of the fourth embodiment. In FIG. 9A, a
図9Bは、溝44、溝46はV字型であり、図9Cでは溝44、溝46はコの字型である。図9B、9Cの変形例についても、溝44のみ、あるいは溝46のみに溝を形成してもよい。
9B, the
実施例4のある変形例において、側壁62、入側隔壁64、出側隔壁68、流路形成部69の少なくともひとつは、第2冷却部材42ではなく、第2冷却部材42に一体形成されてもよい。このように、入側流路に対して断面積が小さな並行流路を形成することで、第1冷却部材40と冷却媒体の熱伝導効率を上げることができ、パワーモジュールの冷却効果を向上させることができる。
In a modification of the fourth embodiment, at least one of the
[実施例5]
図10は、実施例5に係るコールドプレートの断面図である。図11は、図10の第2冷却部材を第2平面側側から見た斜視図である。実施例5において、複数の並行流路17の断面形状は、偏平形状を有する。偏平形状は、たとえば図10に示すような長方形であってもよいし、図11に示すように角が丸められた略長方形であってもよい。具体的には、第1冷却部材40の第2平面P2には、対応する並行流路17の断面が偏平形状となるように、複数の溝44が形成される。複数の溝44はそれぞれ、発熱体であるパワーモジュール50A〜50C、51とオーバーラップする箇所に設けてもよい。
[Example 5]
FIG. 10 is a cross-sectional view of the cold plate according to the fifth embodiment. FIG. 11 is a perspective view of the second cooling member of FIG. 10 as viewed from the second plane side. In Example 5, the cross-sectional shape of the plurality of
複数の溝44はそれぞれ、深さが数百μm〜1m程度、幅が数mm〜数cm程度であり、実施例4に比べて断面形状の幅と深さの比であるアスペクト比が大きい。また溝44の断面積は、入側流路のそれよりも小さい。溝44は、鋳造により形成してもよいし、切削により形成してもよい。
Each of the plurality of
実施例5によっても、実施例4と同様の効果を得ることができる。加えて、実施例5では、幅広で浅い溝44を形成すればよいため、鋳造、切削いずれを採用した場合であっても、実施例4よりも加工が容易であるという利点がある。
Also in the fifth embodiment, the same effect as in the fourth embodiment can be obtained. In addition, in the fifth embodiment, since the wide and
なお、実施例5において、図10、図11では、第1冷却部材40側にのみ溝44が形成されるが、第2冷却部材42側にのみ溝46を形成してもよいし、第1冷却部材40に溝44を、第2冷却部材42に溝46を形成してもよい。このように入側流路に対して断面積が小さな並行流路を形成することで、第1冷却部材40と冷却媒体の熱伝導効率を上げ、その結果パワーモジュールの冷却効果を向上させつつ、製作コストを低減できる。
10 and 11, the
また実施例5において、並行流路17の個数は、必ずしもパワーモジュール50A〜50C、51の個数と一致する必要はない。この場合、複数の並行流路17は、パワーモジュール50A〜50Cの場所とは無関係な箇所に設けられてもよい。
In the fifth embodiment, the number of
[実施例6]
図12に、実施例6による作業機械の例としてショベルの平面図を示す。下部走行体71に、旋回軸受け73を介して、上部旋回体70が取り付けられている。上部旋回体70に、エンジン74、メインポンプ75、旋回用電動モータ76、油タンク77、冷却ファン78、座席79、蓄電モジュール80、電動発電機83、電動発電機用インバータ90、旋回用インバータ91、及び蓄電器用コンバータ92が搭載されている。エンジン74は、燃料の燃焼により動力を発生する。エンジン74、メインポンプ75、及び電動発電機83が、トルク伝達機構81を介して相互にトルクの送受を行う。メインポンプ75は、ブーム82等の油圧シリンダに圧油を供給する。
[Example 6]
FIG. 12 is a plan view of an excavator as an example of the work machine according to the sixth embodiment. An
電動発電機83は、エンジン74の動力によって駆動され、発電を行う(発電運転)。発電された電力は、蓄電モジュール80に供給され、蓄電モジュール80が充電される。また、電動発電機83は、蓄電モジュール80からの電力によって駆動され、エンジン74をアシストするための動力を発生する(アシスト運転)。油タンク77は、油圧回路の油を貯蔵する。冷却ファン78は、油圧回路の油温の上昇を抑制する。操作者は、座席79に着座して、ハイブリッド型ショベルを操作する。
The
図13に、実施例6によるショベルの部分破断側面図を示す。下部走行体71に、旋回軸受け73を介して上部旋回体70が搭載されている。上部旋回体70は、旋回フレーム70A、カバー70B、及びキャビン70Cを含む。旋回フレーム70Aは、キャビン70C、及び種々の部品の支持構造体として機能する。カバー70Bは、支持構造体70Aに搭載された種々の部品、例えば蓄電モジュール80、蓄電器用コンバータ92等を覆う。キャビン70C内に座席79(図12)が収容されている。
In FIG. 13, the partially broken side view of the shovel by Example 6 is shown. An
旋回用電動モータ76(図12)が、その駆動対象である旋回フレーム70Aを、下部走行体71に対して、時計回り、または反時計周りに旋回させる。上部旋回体70に、ブーム82が取り付けられている。ブーム82は、油圧駆動されるブームシリンダ107により、上部旋回体70に対して上下方向に揺動する。ブーム82の先端に、アーム85が取り付けられている。アーム85は、油圧駆動されるアームシリンダ108により、ブーム82に対して前後方向に揺動する。アーム85の先端にバケット86が取り付けられている。バケット86は、油圧駆動されるバケットシリンダ109により、アーム85に対して上下方向に揺動する。
The turning electric motor 76 (FIG. 12) turns the turning
蓄電モジュール80が、蓄電モジュール用マウント95及びダンパ(防振装置)96を介して、旋回フレーム70Aに搭載されている。蓄電器用コンバータ92は、コンバータ用マウント97及びダンパ98を介して、旋回フレーム70Aに搭載されている。カバー70Bが蓄電モジュール80を覆う。蓄電モジュール80から供給される電力によって、旋回用電動モータ76(図12)が駆動される。また、旋回用電動モータ76は、運動エネルギを電気エネルギに変換することによって回生電力を発生する。発生した回生電力によって、蓄電モジュール80が充電される。
The
図14に、実施例6によるショベルのブロック図を示す。図14において、機械的動力系を二重線で表し、高圧油圧ラインを太い実線で表し、パイロットラインを破線で表す。 In FIG. 14, the block diagram of the shovel by Example 6 is shown. In FIG. 14, the mechanical power system is represented by a double line, the high-pressure hydraulic line is represented by a thick solid line, and the pilot line is represented by a broken line.
エンジン74の駆動軸がトルク伝達機構81の入力軸に連結されている。エンジン74には、電気以外の燃料によって駆動力を発生するエンジン、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関が用いられる。エンジン74は、作業機械の運転中は、常時駆動されている。
The drive shaft of the
電動発電機83の駆動軸が、トルク伝達機構81の他の入力軸に連結されている。電動発電機83は、電動(アシスト)運転と、発電運転との双方の運転動作を行うことができる。電動発電機83には、例えば磁石がロータ内部に埋め込まれた内部磁石埋込型(IPM)モータが用いられる。
The drive shaft of the
トルク伝達機構81は、2つの入力軸と1つの出力軸とを有する。この出力軸には、メインポンプ75の駆動軸が連結されている。
The
エンジン74に加わる負荷が大きい場合には、電動発電機83がアシスト運転を行い、電動発電機83の駆動力がトルク伝達機構81を介してメインポンプ75に伝達される。これにより、エンジン74に加わる負荷が軽減される。一方、エンジン74に加わる負荷が小さい場合には、エンジン74の駆動力がトルク伝達機構81を介して電動発電機83に伝達されることにより、電動発電機83が発電運転される。電動発電機83をアシスト運転するときには、インバータ90から電動発電機83に三相交流電力が供給される。電動発電機83が発電運転されているときには、電動発電機83からインバータ90に三相交流電力が供給される。インバータ90は、制御装置130により制御される。
When the load applied to the
制御装置130は、中央処理装置(CPU)130A及び内部メモリ130Bを含む。CPU130Aは、内部メモリ130Bに格納されている駆動制御用プログラムを実行する。制御装置130は、表示装置135に、各種装置の劣化状態等を表示することにより、運転者の注意を喚起する。
The
メインポンプ75は、高圧油圧ライン116を介して、コントロールバルブ117に油圧を供給する。コントロールバルブ117は、運転者からの指令により、油圧モータ101A、101B、ブームシリンダ107、アームシリンダ108、及びバケットシリンダ109に油圧を分配する。油圧モータ101A及び101Bは、それぞれ図15に示した下部走行体71に備えられた左右の2本のクローラを駆動する。
The
電動発電機83の電気系統の入出力端子が、インバータ90を介して蓄電回路190に接続されている。蓄電回路190は、蓄電モジュール80(図12)及び蓄電器用コンバータ92(図12)を含む。インバータ90は、制御装置130からの指令に基づき、電動発電機83から供給された三相交流電力を直流電力に変換して、蓄電回路190に供給する。または、蓄電回路190から供給された直流電力を三相交流電力に変換して、電動発電機83に供給する。蓄電回路190には、さらに、他のインバータ91を介して旋回モータ76が接続されている。蓄電回路190及びインバータ91は、制御装置130により制御される。
An input / output terminal of the electric system of the
旋回モータ76は、インバータ91からのパルス幅変調(PWM)制御信号により交流駆動され、力行動作及び回生動作の双方の運転を行うことができる。旋回モータ76には、例えばIPMモータが用いられる。IPMモータは、回生時に大きな誘導起電力を発生する。力行動作時には、インバータ91が、蓄電回路190から供給される直流電力を三相交流電力に変換して、旋回モータ76に供給する。回生動作時には、インバータ91が、旋回モータ76から供給される三相交流電力を直流電力に変換して、蓄電回路190に供給する。
The
旋回モータ76の力行動作中は、旋回モータ76が、減速機124を介して、上部旋回体70を旋回させる。この際、減速機124は、回転速度を遅くする。これにより、旋回モータ76で発生した回転力が増大する。また、回生運転時には、上部旋回体70の回転運動が、減速機124を介して旋回モータ76に伝達されることにより、旋回モータ76が回生電力を発生する。この際、減速機124は、力行運転の時とは逆に、回転速度を速める。これにより、旋回モータ76の回転数を上昇させることができる。
During the power running operation of the
レゾルバ122が、旋回モータ76の回転軸の回転方向の位置を検出する。検出結果は、制御装置130に入力される。旋回モータ76の運転前と運転後における回転軸の回転方向の位置を検出することにより、旋回角度及び旋回方向が導出される。
The
メカニカルブレーキ123が、旋回モータ76の回転軸に連結されており、機械的な制動力を発生する。メカニカルブレーキ123の制動状態と解除状態とは、制御装置130からの制御を受け、電磁的スイッチにより切り替えられる。
A
パイロットポンプ115が、油圧操作系に必要なパイロット圧を発生する。発生したパイロット圧は、パイロットライン125を介して操作装置126に供給される。操作装置126は、レバーやペダルを含み、運転者によって操作される。操作装置126は、パイロットライン125から供給される1次側の油圧を、運転者の操作に応じて、2次側の油圧に変換する。2次側の油圧は、油圧ライン127を介してコントロールバルブ117に伝達されると共に、他の油圧ライン128を介して圧力センサ129に伝達される。
The
圧力センサ129で検出された圧力の検出結果が、制御装置130に入力される。これにより、制御装置130は、下部走行体71、旋回モータ76、ブーム82、アーム85、及びバケット86の操作の状況を検知することができる。特に、実施例13によるハイブリッド型ショベルでは、旋回モータ76が旋回軸受け73を駆動する。このため、旋回モータ76を制御するためのレバーの操作量を高精度に検出することが望まれる。制御装置130は、圧力センサ129を介して、このレバーの操作量を高精度に検出することができる。
The detection result of the pressure detected by the
図12に示した電動発電機用インバータ90、旋回用インバータ91、及び蓄電器用コンバータ92には、実施例1〜実施例4のいずれかによる電力変換装置が用いられる。例えば、電動発電機用インバータ90のU相、V相、W相用のパワーモジュールが、それぞれ図1Aに示したパワーモジュール50A、50B、50Cに対応する。パワーモジュール51は、例えば予備用のパワーモジュールである。
For the motor-
実施例1〜実施例3のいずれかによる電力変換装置を用いているため、電動発電機用インバータ90、旋回用インバータ91、及び蓄電器用コンバータ92内のパワーモジュールを、均等に冷却することができる。
Since the power conversion apparatus according to any one of the first to third embodiments is used, the power modules in the
[実施例7]
図15に、実施例7による作業機械の例として荷役作業車両(フォークリフト)の部分破断側面図を示す。実施例7による荷役作業車両は、フォーク211、車輪212、インストルメントパネル213、ハンドル214、レバー215、及び座席216を含む。車台に、走行モータ用インバータ220及び蓄電器用コンバータ221が、ダンパ等を介して搭載されている。走行モータ用インバータ220及び蓄電器用コンバータ221には、実施例1〜実施例7のいずれかの電力変換装置が用いられる。走行モータ用インバータ220は、走行用モータに電力を供給する。蓄電器用コンバータ221は、蓄電器の充放電を行う。
[Example 7]
FIG. 15 is a partially cutaway side view of a cargo handling work vehicle (forklift) as an example of the work machine according to the seventh embodiment. A cargo handling work vehicle according to the seventh embodiment includes a
運転者が、座席216に搭乗し、ハンドル214、複数のレバー215、アクセルペダル、ブレーキペダル、その他の各種スイッチを操作する。これらの操作により、フォーク211の昇降、荷役作業車両の前進と後退、右折と左折等の動作が行われる。これらの動作を組み合わせることにより、荷物の積み降ろし、搬送等を行うことができる。
The driver gets on the
実施例1〜実施例4のいずれかによる電力変換装置を用いているため、走行モータ用インバータ220及び蓄電器用コンバータ221内のパワーモジュールを、均等に冷却することができる。
Since the power conversion device according to any one of the first to fourth embodiments is used, the power modules in the traveling
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。 Although the present invention has been described with reference to the embodiments, the present invention is not limited thereto. It will be apparent to those skilled in the art that various modifications, improvements, combinations, and the like can be made.
10 コールドプレート
11 流入口
12 助走路
13 テーパ状流路
14 入側流路
15 入側緩衝室
16 入側流通孔
17 並行流路
18 出側緩衝室
19 出側流通孔
20 出側流路
21 排出口
22 入側均等化構造物
23 出側均等化構造物
30 筐体
30A 筐体下部
30B 上蓋
40 第1冷却部材
42 第2冷却部材
44 溝
46 溝
P1 第1平面
P2 第2平面
P3 第3平面
60 溝形成部
62 側壁
64 入側隔壁
66 底面
68 出側隔壁
69 流路形成部
50A、50B、50C、51 パワーモジュール
70 上部旋回体
70A 旋回フレーム
70B カバー
70C キャビン
71 下部走行体
73 旋回軸受け
74 エンジン
75 メインポンプ
76 旋回用電動モータ
77 油タンク
78 冷却ファン
79 座席
80 蓄電モジュール
81 トルク伝達機構
82 ブーム
83 電動発電機
85 アーム
86 バケット
90 電動発電機用インバータ
91 旋回用インバータ
92 蓄電器用コンバータ
95 蓄電モジュール用マウント
96 ダンパ(防振装置)
97 コンバータ用マウント
98 ダンパ
107 ブームシリンダ
108 アームシリンダ
109 バケットシリンダ
115 パイロットポンプ
116 高圧油圧ライン
117 コントロールバルブ
122 レゾルバ
123 メカニカルブレーキ
124 減速機
125 パイロットライン
126 操作装置
127、128 油圧ライン
129 圧力センサ
130 制御装置
130A CPU
130B 内部メモリ
135 表示装置
190 蓄電回路
101A、101B 油圧モータ
211 フォーク
212 車輪
213 インストルメントパネル
214 ハンドル
215 レバー
216 座席
220 走行モータ用インバータ
221 蓄電器用コンバータ
DESCRIPTION OF
97 Converter mount 98
Claims (8)
前記パワーモジュールが実装され、前記パワーモジュールとオーバーラップする実装領域に、冷却媒体を流すための複数の並行流路が形成されたコールドプレートと、
を備え、
前記コールドプレートは、
前記パワーモジュールが実装される第1平面と、前記第1平面の裏面である第2平面と、を有する第1冷却部材と、
前記第1冷却部材の前記第2平面と密に接触する第3平面を有する第2冷却部材と、
に分割して構成され、前記第1冷却部材の前記第2平面および前記第2冷却部材の前記第3平面の少なくとも一方には、前記複数の並行流路をなす複数の溝が形成されることを特徴とする電力変換装置。 A power module;
A cold plate in which a plurality of parallel flow paths for flowing a cooling medium is formed in a mounting region where the power module is mounted and overlaps with the power module;
With
The cold plate is
A first cooling member having a first plane on which the power module is mounted and a second plane that is the back surface of the first plane;
A second cooling member having a third plane in intimate contact with the second plane of the first cooling member;
A plurality of grooves forming the plurality of parallel flow paths are formed in at least one of the second plane of the first cooling member and the third plane of the second cooling member. The power converter characterized by this.
前記複数の並行流路が形成される部分の上流側端面と所定の間隔を隔てて対向する複数の入側隔壁であって、それぞれが前記複数の並行流路と垂直方向に間隔を開けて配置される複数の入側隔壁を有し、
前記複数の入側隔壁と、前記複数の並行流路が形成される部分の上流側端面と、により囲まれる領域は、前記複数の並行流路の流量を均一に近づける入側緩衝室を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。 At least one of the first cooling member and the second cooling member is
A plurality of inlet-side partition walls facing the upstream end face of the portion where the plurality of parallel flow paths are formed at a predetermined interval, each spaced apart in the vertical direction from the plurality of parallel flow paths A plurality of entry side bulkheads,
The region surrounded by the plurality of inlet-side partition walls and the upstream end face of the portion where the plurality of parallel flow paths are formed forms an inlet buffer chamber that makes the flow rates of the plurality of parallel flow paths uniform. The power conversion device according to claim 1, wherein the power conversion device is a power conversion device.
前記複数の並行流路が形成される部分の下流側端面と所定の間隔を隔てて対向する複数の出側隔壁であって、それぞれが前記複数の並行流路と垂直方向に間隔を開けて配置される複数の出側隔壁を有し、
前記複数の出側隔壁と、前記複数の並行流路が形成される部分の下流側端面と、により囲まれる領域は、前記複数の並行流路の流量を均一に近づける出側緩衝室を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。 At least one of the first cooling member and the second cooling member is
A plurality of outlet bulkheads facing a downstream end face of a portion where the plurality of parallel flow paths are formed with a predetermined interval, each spaced apart in the vertical direction from the plurality of parallel flow paths Having a plurality of outlet partitions,
A region surrounded by the plurality of outlet partitions and the downstream end face of the portion where the plurality of parallel flow paths are formed forms an output buffer chamber that makes the flow rates of the plurality of parallel flow paths uniform. The power conversion device according to claim 1, wherein the power conversion device is a power conversion device.
前記パワーモジュールが実装され、前記パワーモジュールとオーバーラップする実装領域に、冷却媒体を流すための複数の並行流路が形成されたコールドプレートと、
を備え、
前記コールドプレートは、
前記パワーモジュールが実装される第1平面と、前記第1平面の裏面である第2平面と、を有する第1冷却部材と、
前記第1冷却部材の前記第2平面と密に接触する第3平面を有する第2冷却部材と、
に分割して構成され、前記第1冷却部材の前記第2平面および前記第2冷却部材の前記第3平面の少なくとも一方には、前記複数の並行流路をなす複数の溝が形成されることを特徴とする作業機械。 A power module;
A cold plate in which a plurality of parallel flow paths for flowing a cooling medium is formed in a mounting region where the power module is mounted and overlaps with the power module;
With
The cold plate is
A first cooling member having a first plane on which the power module is mounted and a second plane that is the back surface of the first plane;
A second cooling member having a third plane in intimate contact with the second plane of the first cooling member;
A plurality of grooves forming the plurality of parallel flow paths are formed in at least one of the second plane of the first cooling member and the third plane of the second cooling member. A working machine characterized by
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