JP2013212038A - 自然エネルギー発電システム、及び配電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】余剰買取方式と全量買取方式の両方式に対応可能な自然エネルギー発電システム及び配電方法を提供する。
【解決手段】変換装置と分電盤とを接続状態とし、前記変換装置と売電電力量計とを非接続状態とし、前記売電電力量計と買電電力量計とを接続状態とし、かつ前記買電電力量計と商用電力系統とを非接続状態とする第1モードと、前記変換装置と前記分電盤とを非接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを非接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを接続状態とする第2モードと、を切替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自然エネルギー発電システム、及びこれを利用した配電方法に関する。
従来より、太陽光発電システムが一般家庭用住宅や産業用施設等に導入されつつある。太陽光発電は、環境負荷を軽減できるメリットがある反面、初期導入費用が高額となるというデメリットがある。
太陽光発電システムをより普及すべく、太陽光発電による電力を電力会社に買取らせる電力買取制度が制定されている。電力買取方式には、余剰買取方式と全量買取方式といった2方式が存在する。
余剰買取方式は、太陽光発電により発電された電力のうち自家消費分を除く余剰分の電力を電力会社に買取らせる方式である(本方式に対応した従来の太陽光発電システムの一例については例えば特許文献1〜3を参照)。一方、全量買取方式は、太陽光発電により発電された電力は一旦全て電力会社に買取らせ、自家消費分の電力は別途系統電力により賄う方式である。
現状、日本国内においては、一般家庭用住宅に適用できる電力買取方式は、余剰買取方式のみ法律上認められている。余剰買取方式に対応した太陽光発電システムの従来例を図5に示す。
図5に示す太陽光発電システム300は、太陽電池アレイ31と、パワーコンディショナ32と、分電盤33と、負荷34と、買電電力量計35と、売電電力量計36を備えている。なお、負荷34は、例えばエアコン、冷蔵庫等の一般家庭で使用される一つまたは複数の電気機器である。
一般家庭用住宅Hの屋根等に設置される太陽電池アレイ31は、複数の太陽電池モジュールを組み合わせることにより構成され、太陽光を受けて直流電力を発電する。太陽電池アレイ31により発電された直流電力はパワーコンディショナ32によって交流電力に変換されて分電盤33に出力される。
分電盤33は、パワーコンディショナ32より入力された交流電力のうち一部を負荷34に供給すると共に、負荷34での消費分を除いた余剰分の交流電力を買電電力量計35及び売電電力量計36を介して商用電力系統100における柱上変圧器100Aへ供給する。売電電力量計36は、余剰分の電力量(即ち、電力会社へ売却する電力量)を計測する。
太陽電池アレイ31の発電量が少なく、負荷34で消費する電力を太陽光発電のみでは賄えない場合、不足分の電力が柱上変圧器100A、売電電力量計36、買電電力量計35及び分電盤33を介して負荷34へ供給される。買電電力量計35は、この商用電力系統100から供給される不足分の電力量(即ち、電力会社から購入する電力量)を計測する。
また、現状、全量買取方式については、工場等の産業用施設に設置された中規模の太陽光発電システムにより実施されている。全量買取方式に対応した太陽光発電システムの従来例を図6に示す。
図6に示す太陽光発電システム400は、太陽電池アレイ41と、パワーコンディショナ42と、売電電力量計43と、買電電力量計44と、分電盤45と、負荷46を備えている。なお、負荷46は、一つまたは複数の産業用機器である。
工場Fの屋根等に設置される太陽電池アレイ41は、太陽光を受けて直流電力を発電する。パワーコンディショナ42は、太陽電池アレイ41により発電された直流電力を交流電力に変換して売電電力量計43を介して商用電力系統100における柱上変圧器100Bへ供給する。売電電力量計43は、パワーコンディショナ42から供給される電力量、即ち電力会社へ売却する太陽光発電により発電された全ての電力量を計測する。
また、商用電力系統100における柱上変圧器100Cから買電電力量計44及び分電盤45を介して負荷46へ電力が供給される。買電電力量計44は、柱上変圧器100Cから供給される電力量(即ち、電力会社から購入する電力量)を計測する。
なお、メガソーラーのような太陽光発電所の場合も、系統を挟んで発電所と消費地(負荷のある場所)が離れているだけであり、発電と消費の相互関係は図6と同じである。
特開2011−61992号公報 特開2011−130638号公報 特開2011−204045号公報
上述したように、現状では、一般家庭用住宅に適用できる電力買取方式としては、余剰買取方式のみが法律上認められており、全量買取方式は認められていない。また、現状の単位電力量当たりの買取金額は、余剰買取方式のほうが全量買取方式に比べて高い。
しかしながら、将来的に、法制度の整備によって一般家庭用住宅にも全量買取方式が適用可能となる可能性があり、単位電力量当たりの買取金額が変動する可能性もある。
このような場合、一般家庭用住宅において余剰買取方式と全量買取方式の両方式に対応可能となることへの要望が高くなると考えられる。しかしながら、一般家庭用に導入される現状の太陽光発電システムでは余剰買取方式にしか対応しておらず、両方式に対応できるものではない。
そこで、本発明は、余剰買取方式と全量買取方式の両方式に対応可能な自然エネルギー発電システム及び配電方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の自然エネルギー発電システムは、
自然エネルギーを用いて電力を発電する発電装置と、
前記発電装置により発電された電力を所定の電力へ変換して出力する変換装置と、
電力会社へ売却する電力量を計測し、商用電力系統に接続される売電電力量計と、
前記電力会社から購入する電力量を計測する買電電力量計と、
前記買電電力量計に接続される分電盤と、を備え、
前記変換装置と前記分電盤とを接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを非接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを非接続状態とする第1モードと、
前記変換装置と前記分電盤とを非接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを非接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを接続状態とする第2モードと、
を切替える構成としている。
また、上記構成において、
前記変換装置と前記分電盤の間の接続/遮断を切替える第1開閉器と、
前記変換装置と前記売電電力量計の間の接続/遮断を切替える第2開閉器と、
前記売電電力量計と前記買電電力量計の間の接続/遮断を切替える第3開閉器と、
前記商用電力系統と前記買電電力量計の間の接続/遮断を切替える第4開閉器と、を備え、
前記第1モードでは、前記第1開閉器は閉状態、前記第2開閉器は開状態、前記第3開閉器は閉状態、及び前記第4開閉器は開状態であり、
前記第2モードでは、前記第1開閉器は開状態、前記第2開閉器は閉状態、前記第3開閉器は開状態、及び前記第4開閉器は閉状態である構成としてもよい。
また、上記構成において、ユーザ操作に連動して前記第1開閉器〜前記第4開閉器の開閉状態を第1モード用と第2モード用とで自動的に切替えるモード切替え装置を更に備える構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記第2開閉器〜前記第4開閉器は、閉状態のときに、前記商用電力系統の異常を検知すると、開状態となって接続を遮断する遮断器として動作する構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記変換装置は、前記商用電力系統の異常を検知したとき、前記第2開閉器、前記第3開閉器及び前記第4開閉器の全てが開状態となっている場合は、前記分電盤への電力供給運転が可能となり、それ以外の場合は、前記分電盤及び前記売電電力量計への電力供給運転を停止する機能を有する構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、
前記売電電力量計は、第1電力ラインにより前記商用電力系統における第1変圧器に接続され、
前記買電電力量計は、前記第4開閉器により接続/遮断が切替えられる第2電力ラインにより前記商用電力系統における第2変圧器に接続される構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、
一端が前記売電電力量計に接続される第1電力ラインの他端が、一端が前記買電電力量計に接続されて前記第4開閉器により接続/遮断が切替えられる第2電力ラインの他端と接続され、
前記第1電力ラインと前記第2電力ラインの接続点は前記商用電力系統における変圧器に第3電力ラインによって接続される構成としてもよい。
また、上記構成において、
前記変換装置と前記分電盤の間の接続、もしくは
前記変換装置と前記売電電力量計の間の接続とを選択的に行う第1切替器と、
前記売電電力量計と前記買電電力量計の間の接続、もしくは前記商用電力系統と前記買電電力量計の間の接続とを選択的に行う第2切替器と、を備え、
前記第1モードでは、前記第1切替器は前記変換装置と前記分電盤とを接続し、前記第2切替器は前記売電電力量計と前記買電電力量計とを接続し、
前記第2モードでは、前記第1切替器は前記変換装置と前記売電電力量計とを接続し、前記第2切替器は商用電力系統と前記買電電力量とを接続する構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、ユーザ操作に連動して前記第1切替器及び前記第2切替器の切替え状態を第1モード用と第2モード用とで自動的に切替えるモード切替え装置を更に備える構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記第1切替器は前記変換装置と前記売電電力量計とを接続している場合に、前記第2切替器は前記買電電力量計と前記売電電力量計もしくは前記商用電力系統を接続している場合に、前記商用電力系統の異常を検知すると、接続を遮断する遮断器として動作する構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記変換装置は、前記商用電力系統の異常を検知したとき、前記第1切替器による前記変換装置と前記売電電力量計の接続が遮断され、前記第2切替器による前記買電電力量計と前記売電電力量計及び前記商用電力系統の接続が遮断されている場合は、前記分電盤への電力供給運転が可能となり、それ以外の場合は、前記分電盤及び前記売電電力量計への電力供給運転を停止する機能を有する構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、
前記売電電力量計は、第1電力ラインにより前記商用電力系統における第1変圧器に接続され、
前記買電電力量計は、前記第2切替器により接続/遮断が切替えられる第2電力ラインにより前記商用電力系統における第2変圧器に接続される構成としてもよい。
また、上記構成において、前記第1電力ラインと前記第2電力ラインのうち少なくとも前記第1電力ラインに遮断器が設けられ、前記遮断器は、系統の異常を検知すると電力ラインを遮断する構成としてもよい。
また、上記構成において、前記変換装置は、前記商用電力系統の異常を検知したとき、前記遮断器が遮断状態となっていれば、分電盤への電力供給運転が可能となる構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、
一端が前記売電電力量計に接続される第1電力ラインの他端が、一端が前記買電電力量計に接続されて前記第2切替器により接続/遮断が切替えられる第2電力ラインの他端と接続され、
前記第1電力ラインと前記第2電力ラインの接続点は前記商用電力系統における変圧器に第3電力ラインによって接続される構成としてもよい。
また、上記構成において、前記第3電力ライン、もしくは前記第1電力ライン及び前記第2電力ラインに遮断器が設けられ、前記遮断器は、系統の異常を検知すると電力ラインを遮断する構成としてもよい。
また、上記構成において、前記変換装置は、前記商用電力系統の異常を検知したとき、前記遮断器が遮断状態となっていれば、分電盤への電力供給運転が可能となる構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記第2モードから前記第1モードへの切替えは1回しか行えない構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記第2モードでの運用中はユーザが勝手に前記第1モードへ切替えることができないようなロック機能を備える構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記分電盤に接続される負荷を更に備える構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記変換装置は、前記発電装置により発電された直流電力を交流電力に変換するインバータ装置を含むパワーコンディショナである構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記発電装置は、太陽光を受けて発電する構成としてもよい。
また、上記構成において、前記変換装置は、前記発電装置により発電された直流電力を所定の直流電力に変換するDC/DCコンバータと、前記所定の直流電力を交流電力に変換するインバータ装置と、を含んだパワーコンディショナであり、
前記パワーコンディショナは、前記発電装置の最大電力点追従制御を実施するストリングパワーコンディショナである構成としてもよい。
また、上記目的を達成するために本発明の配電方法は、
自然エネルギーを用いて発電する電力を所定の電力に変換する変換装置と、負荷に接続された分電盤とを備え、売電電力量計及び買電電力量計を介して商用電力系統に接続されているシステムにおける配電方法であって、
前記変換装置と前記分電盤とを接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを非接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを非接続状態とする第1モードと、
前記変換装置と前記分電盤とを非接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを非接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを接続状態とする第2モードと、
を切替える構成としている。
本発明によると、余剰買取方式と全量買取方式の両方式に対応可能な自然エネルギー発電システム及び配電方法を実現できる。
本発明の第1実施形態に係る太陽光発電システムの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る太陽光発電システムの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る太陽光発電システムの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る太陽光発電システムの別構成を示す図である。 余剰買取方式に対応する太陽光発電システムの従来例を示す図である。 全量買取方式に対応する太陽光発電システムの従来例を示す図である。
(第1実施形態)
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る太陽光発電システムの構成を図1に示す。
図1に示す太陽光発電システム100は、太陽電池アレイ11と、パワーコンディショナ12と、分電盤13と、負荷14と、売電電力量計15と、買電電力量計16と、第1開閉器CB1と、第2開閉器CB2と、第3開閉器CB3と、第4開閉器CB4を備えている。なお、開閉器としては、スイッチ、遮断器、及びディスコン等を採用できる。
一般家庭用住宅Hの屋根等に設置される太陽電池アレイ11は、複数の太陽電池モジュールを組み合わせることにより構成され、太陽光を受けて直流電力を発電する。パワーコンディショナ12は、DC/DCコンバータ及びその後段側に設けられるインバータ(いずれも不図示)を備えており、太陽電池アレイ11により発電された直流電力はパワーコンディショナ12によって交流電力に変換される。パワーコンディショナ12は、太陽電池アレイ11から取り出す電力が最大となる動作点への追従制御であるMPPT制御(最大電力点追従制御)を実施するストリングパワーコンディショナである。
第1開閉器CB1は、パワーコンディショナ12と分電盤13の間の接続/遮断(非接続状態)を切替える開閉器である。第2開閉器CB2は、パワーコンディショナ12と売電電力量計15の間の接続/遮断(非接続状態)を切替える開閉器である。第3開閉器CB3は、売電電力量計15と買電電力量計16の間の接続/遮断(非接続状態)を切替える開閉器である。
分電盤13は、負荷14に接続されると共に、買電電力量計16にも接続される。なお、負荷14は、例えばエアコン、冷蔵庫等の一般家庭で使用される一つまたは複数の電気機器である。
一端が売電電力量計15に接続された電力ラインL1の他端が商用電力系統1における柱上変圧器1Aに接続される。また、一端が買電電力量計16に接続された電力ラインL2の他端が商用電力系統1における柱上変圧器1Bに接続される。第4開閉器CB4は、電力ラインL2の接続/遮断(非接続状態)を切替える開閉器となる。
このような本実施形態に係る太陽光発電システム100では、第1開閉器CB1〜第4開閉器CB4を切替えることにより、余剰買取方式に対応するモードと、全量買取方式に対応するモードを切替えることができる。
まず、第1開閉器CB1を閉状態、第2開閉器CB2を開状態、第3開閉器CB3を閉状態、及び第4開閉器CB4を開状態とすることにより、余剰買取方式に対応するモードとなる。
このモードになっている場合、パワーコンディショナ12から第1開閉器CB1を介して分電盤13へ交流電力が入力され、分電盤13は、入力された交流電力の一部を負荷14へ供給し、負荷14での消費分を除いた余剰分の交流電力を買電電力量計16、第3開閉器CB3、売電電力量計15及び電力ラインL1を介して柱上変圧器1Aへ供給する。売電電力量計15は、電力会社へ売却する余剰分の電力量を計測する。
また、太陽電池アレイ11の発電量が少なく、負荷14で消費する電力を太陽光発電のみでは賄えない場合、不足分の電力が柱上変圧器1A、電力ラインL1、売電電力量計15、第3開閉器CB3、買電電力量計16及び分電盤13を介して負荷14へ供給される。買電電力量計16は、この商用電力系統1から供給される不足分の電力量(即ち、電力会社から購入する電力量)を計測する。
一方、第1開閉器CB1を開状態、第2開閉器CB2を閉状態、第3開閉器CB3を開状態、及び第4開閉器CB4を閉状態とすることにより、全量買取方式に対応するモードとなる。
このモードになっている場合、パワーコンディショナ12から出力される交流電力は、第2開閉器CB2、売電電力量計15及び電力ラインL1を介して柱上変圧器1Aへ供給される。売電電力量計15は、パワーコンディショナ12から供給される電力量、即ち電力会社へ売却する太陽光発電により発電された全ての電力量を計測する。
また、柱上変圧器1Bから電力ラインL2、買電電力量計16及び分電盤13を介して負荷14へ電力が供給される。買電電力量計16は、商用電力系統1から供給される電力量(即ち、電力会社から購入する電力量)を計測する。
このように本実施形態に係る太陽光発電システム100によれば、第1開閉器CB1〜第4開閉器CB4の切替えにより、余剰買取方式と全量買取方式の両方式に対応することができ、有用性の高いものとなる。
なお、第1開閉器CB1〜第4開閉器CB4の切替えは、例えば手動により行うようにしてもよい。また、ユーザ操作に連動して第1開閉器CB1〜第4開閉器CB4の開閉状態を余剰買取方式モード用と全量買取方式モード用とで自動的に切替えるモード切替え装置を設けるようにしてもよい。これにより、ユーザの利便性が向上する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る太陽光発電システムの構成を図2に示す。図2に示す太陽光発電システム200は、太陽電池アレイ21と、パワーコンディショナ22と、分電盤23と、負荷24と、売電電力量計25と、買電電力量計26と、第1開閉器CB1〜第4開閉器CB4を備えている。
本実施形態の上記第1実施形態との構成の相違点について述べると、一端が売電電力量計25に接続される電力ラインL3の他端は、一端が買電電力量計26に接続される電力ラインL4の他端に接続点Pにて接続される。第4開閉器CB4は、電力ラインL4の接続/遮断を切替える開閉器である。そして、一端が接続点Pに接続される電力ラインL5の他端は、商用電力系統1における柱上変圧器1Cに接続される。
本実施形態に係る太陽光発電システム200では、第1開閉器CB1〜第4開閉器CB4の切替えにより、余剰買取方式に対応するモードと、全量買取方式に対応するモードを切替えることができる。
まず、第1開閉器CB1を閉状態、第2開閉器CB2を開状態、第3開閉器CB3を閉状態、及び第4開閉器CB4を開状態とすることにより、余剰買取方式に対応するモードとなる。
このモードになっている場合、パワーコンディショナ22から第1開閉器CB1を介して分電盤23へ交流電力が入力され、分電盤23は、入力された交流電力の一部を負荷24へ供給し、負荷24での消費分を除いた余剰分の交流電力を買電電力量計26、第3開閉器CB3、売電電力量計25、電力ラインL3及び電力ラインL5を介して柱上変圧器1Cへ供給する。売電電力量計25は、電力会社へ売却する余剰分の電力量を計測する。
また、太陽電池アレイ21の発電量が少なく、負荷24で消費する電力を太陽光発電のみでは賄えない場合、不足分の電力が柱上変圧器1C、電力ラインL5、電力ラインL3、売電電力量計25、第3開閉器CB3、買電電力量計26及び分電盤23を介して負荷24へ供給される。買電電力量計26は、この商用電力系統1から供給される不足分の電力量(即ち、電力会社から購入する電力量)を計測する。
一方、第1開閉器CB1を開状態、第2開閉器CB2を閉状態、第3開閉器CB3を開状態、及び第4開閉器CB4を閉状態とすることにより、全量買取方式に対応するモードとなる。
このモードになっている場合、パワーコンディショナ22から出力される交流電力は、第2開閉器CB2及び売電電力量計25を介して電力ラインL3へ供給される。
電力ラインL3に供給された電力のうち負荷24での消費分は、第4開閉器CB4により接続されている電力ラインL4、買電電力量計26及び分電盤23を介して負荷24へ供給される。
電力ラインL3に供給された電力のうち負荷24での消費分を除いた電力は、電力ラインL5を介して柱上変圧器1Cへ供給される。
また、電力ラインL3に供給された電力のみでは負荷24の消費分を賄えない場合は、不足分の電力が柱上変圧器1C、電力ラインL5、電力ラインL4、買電電力量計26及び分電盤23を介して負荷24へ供給される。
電力潮流は上記記載の通りとなるが、売電電力量計25は、電力会社へ売却する太陽光発電により発電された全ての電力量を計測し、買電電力量計26は、電力会社から購入する負荷24で消費される電力量を計測する。従って、売電電力量計25及び買電電力量計26の記録結果は、全量買取方式の概念通りとなる。
以上のように本実施形態に係る太陽光発電システム200によっても、第1開閉器CB1〜第4開閉器CB4の切替えにより、余剰買取方式と全量買取方式の両方式に対応することができ、有用性の高いものとなる。
また、本実施形態によれば、全量買取方式に対応するモードの場合(第4開閉器CB4がオン)、電力ラインL3に供給された電力のうち負荷24による消費分を除いた電力が電力ラインL5を介して商用電力系統1へ供給されるので、電力ラインL5に供給される電力を抑えることができる。従って、電力ラインL5の定格電力を低減することができ、コストダウンに繋げることができる。
更に本実施形態であれば、上記第1実施形態に比べ、柱上変圧器及びそれに接続される電力ラインの数を削減でき、コストダウンの効果に繋げることができる。
(第3実施形態)
上述した第1実施形態(図1)または第2実施形態(図2)において、第2開閉器CB2、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4を遮断器として構成してもよい。この場合、第2開閉器CB2、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4は、閉状態のときに、商用電力系統1の異常(停電、配電線の短絡・地絡等)を検知すると、開状態となって接続を遮断する。これにより、商用電力系統1の異常が発生した場合に、第1開閉器CB1を閉状態としてパワーコンディショナから分電盤を介して負荷へ電力を供給したとしても、系統へ電力が逆潮流することを防げるので、系統保守作業員の感電を防止できる。
また、上述した第1実施形態(図1)または第2実施形態(図2)において、パワーコンディショナは、商用電力系統1の異常を検知したとき、第2開閉器CB2、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4の全てが開状態となっている場合は、分電盤への電力供給運転が可能となり、それ以外の場合(即ち第2開閉器CB2、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4の少なくともいずれかが閉状態である場合)は、分電盤及び売電電力量計への電力供給運転を停止する機能を有するようにしてもよい。
これにより、商用電力系統1の異常が発生した場合、第2開閉器CB2、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4の少なくともいずれかが閉状態であれば、パワーコンディショナから分電盤及び売電電力量計への電力供給は停止されるので、系統へ電力が逆潮流することを防げ、系統保守作業員の感電を防止できる。
また、商用電力系統1の異常が発生した場合、第2開閉器CB2、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4の全てが開状態であれば、第1開閉器CB1を閉状態とすることにより、パワーコンディショナから分電盤を介して負荷へ電力を供給できる。このとき、系統へ電力が逆潮流することは防がれるので、系統保守作業員の感電を防止できる。
なお、第2開閉器CB2、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4の少なくともいずれかが閉状態であっても、パワーコンディショナを自立運転モードに切替えれば、パワーコンディショナに備えられるサービスコンセントから電力供給を受けることは可能である。
(第4実施形態)
図1(第1実施形態)に示す太陽光発電システムの変形例である太陽光発電システムの構成を図3に示す。図3に示す太陽光発電システム110は、図1に示す太陽光発電システム100において第1開閉器CB1及び第2開閉器CB2を第1切替器SW1に、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4を第2切替器SW2に置き換えたものとなる。
第1切替器SW1は、パワーコンディショナ12と分電盤13の間の接続と、パワーコンディショナ12と売電電力量計15の間の接続とを選択的に行う。また、第2切替器SW2は、売電電力量計15と買電電力量計16の間の接続と、商用電力系統1における柱上変圧器1Bと買電電力量計16の間の接続とを選択的に行う。
第1切替器SW1によりパワーコンディショナ12と分電盤13が接続されると共に、第2切替器SW2により売電電力量計15と買電電力量計16が接続された場合、余剰買取方式に対応したモードとなる。一方、第1切替器SW1によりパワーコンディショナ12と売電電力量計15が接続されると共に、第2切替器SW2により柱上変圧器1Bと買電電力量計16が接続された場合、全量買取方式に対応したモードとなる。
また、図2(第2実施形態)に示す太陽光発電システムの変形例である太陽光発電システムの構成を図4に示す。図4に示す太陽光発電システム210は、図1に示す太陽光発電システム200において第1開閉器CB1及び第2開閉器CB2を第1切替器SW1に、第3開閉器CB3及び第4開閉器CB4を第2切替器SW2に置き換えたものとなる。
第1切替器SW1は、パワーコンディショナ22と分電盤23の間の接続と、パワーコンディショナ22と売電電力量計25の間の接続とを選択的に行う。また、第2切替器SW2は、売電電力量計25と買電電力量計26の間の接続と、商用電力系統1における柱上変圧器1Cと買電電力量計26の間の接続とを選択的に行う。
第1切替器SW1によりパワーコンディショナ22と分電盤23が接続されると共に、第2切替器SW2により売電電力量計25と買電電力量計26が接続された場合、余剰買取方式に対応したモードとなる。一方、第1切替器SW1によりパワーコンディショナ22と売電電力量計25が接続されると共に、第2切替器SW2により柱上変圧器1Cと買電電力量計26が接続された場合、全量買取方式に対応したモードとなる。
このように開閉器の代わりに切替器を用いる本実施形態であっても、余剰買取方式と全量買取方式の両方式に対応することができる。
なお、切替器の操作は、例えば手動により行うようにしてもよい。また、ユーザ操作に連動して第1切替器SW1及び第2切替器SW2の切替え状態を余剰買取方式モード用と全量買取方式モード用とで自動的に切替えるモード切替え装置を設けるようにしてもよい。
(第5実施形態)
上述した第4実施形態(図3、図4)についても、第3実施形態と同様の実施形態を適用することが可能である。例えば、第4実施形態において、第1切替器SW1及び第2切替器SW2を遮断器として構成してもよい。この場合、第1切替器SW1はパワーコンディショナと売電電力量計を接続している場合に、第2切替器SW2は買電電力量計と売電電力量計もしくは柱上変圧器を接続している場合に、商用電力系統1の異常を検知すると、接続を遮断する。これにより、商用電力系統1の異常が発生した場合に、第1切替器SW1によりパワーコンディショナと分電盤を接続する状態としてパワーコンディショナから分電盤を介して負荷へ電力を供給したとしても、系統へ電力が逆潮流することを防げるので、系統保守作業員の感電を防止できる。
また、第4実施形態(図3、図4)において、パワーコンディショナは、商用電力系統1の異常を検知したとき、第1切替器SW1によるパワーコンディショナと売電電力量計の接続が遮断され、第2切替器SW2による買電電力量計と売電電力量計及び柱上変圧器の接続が遮断されている場合は、分電盤への電力供給運転が可能となり、それ以外の場合(上記接続の少なくともいずれかが行われている場合)は、分電盤及び売電電力量計への電力供給運転を停止する機能を有するようにしてもよい。
なお、上記接続の少なくともいずれかが行われている場合であっても、パワーコンディショナを自立運転モードに切替えれば、パワーコンディショナに備えられるサービスコンセントから電力供給を受けることは可能である。
(第6実施形態)
また、図3(第4実施形態)に示す構成において、第1切替器SW1及び第2切替器SW2は遮断器の機能は有さず、最低限は電力ラインL1に、好ましくは電力ラインL2にも別途遮断器を設ける構成としてもよい。また、図4(第4実施形態)に示す構成において、第1切替器SW1及び第2切替器SW2は遮断器の機能は有さず、電力ラインL5、もしくは、電力ラインL3及びL4に別途遮断器を設ける構成としてもよい。
この場合、上記遮断器は、系統の異常を検知すると電力ラインを遮断する(切替器はそのままの状態を維持)。
そして、パワーコンディショナは、系統の異常を検知したとき、上記遮断器が遮断状態となっていれば、分電盤への電力供給運転が可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変形が可能である。
例えば、以上の実施形態において、全量買取方式に対応するモードから余剰買取方式に対応するモードへの切替えは1回しか行えないような実施形態を採ってもよい。所謂、屋根貸し事業に適用する場合、屋根貸し期間中は全量買取方式で運用し、当該期間が終了後に家主にシステムが譲渡されてからは余剰買取方式に切替えて運用することとなり、ユーザによる勝手な切り替えを防ぐためである。
また、以上の実施形態において、屋根貸し事業への適用を考慮し、全量買取方式に対応するモードでの運用中はユーザが勝手に余剰買取方式に対応するモードへ切替えることができないようなロック機能を備えるようにしてもよい。
また例えば、上述では太陽光発電システムの実施形態について説明したが、自然エネルギーとして太陽光に限らず、風力、水力や地熱等を用いる発電システムに本発明を適用してもよい。
また、第3及び第5実施形態に示した自家発電システムについては、一般家庭用住宅用途に限定されるものではなく、平常時は全量買取方式での接続を義務付けられている産業用についても好適に用いることが可能である。
1 商用電力系統
1A、1B、1C 柱上変圧器
11、21 太陽電池アレイ
12、22 パワーコンディショナ
13、23 分電盤
14、24 負荷
15、25 売電電力量計
16、26 買電電力量計
100、110、200、210 太陽光発電システム
L1〜L5 電力ライン
P 接続点
CB1 第1開閉器
CB2 第2開閉器
CB3 第3開閉器
CB4 第4開閉器
SW1 第1切替器
SW2 第2切替器
H 一般家庭用住宅
F 工場

Claims (16)

  1. 自然エネルギーを用いて電力を発電する発電装置と、
    前記発電装置により発電された電力を所定の電力へ変換して出力する変換装置と、
    電力会社へ売却する電力量を計測し、商用電力系統に接続される売電電力量計と、
    前記電力会社から購入する電力量を計測する買電電力量計と、
    前記買電電力量計に接続される分電盤と、を備え、
    前記変換装置と前記分電盤とを接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを非接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを非接続状態とする第1モードと、
    前記変換装置と前記分電盤とを非接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを非接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを接続状態とする第2モードと、
    を切替えることを特徴とする自然エネルギー発電システム。
  2. 前記変換装置と前記分電盤の間の接続/遮断を切替える第1開閉器と、
    前記変換装置と前記売電電力量計の間の接続/遮断を切替える第2開閉器と、
    前記売電電力量計と前記買電電力量計の間の接続/遮断を切替える第3開閉器と、
    前記商用電力系統と前記買電電力量計の間の接続/遮断を切替える第4開閉器と、を備え、
    前記第1モードでは、前記第1開閉器は閉状態、前記第2開閉器は開状態、前記第3開閉器は閉状態、及び前記第4開閉器は開状態であり、
    前記第2モードでは、前記第1開閉器は開状態、前記第2開閉器は閉状態、前記第3開閉器は開状態、及び前記第4開閉器は閉状態である、ことを特徴とする請求項1に記載の自然エネルギー発電システム。
  3. ユーザ操作に連動して前記第1開閉器〜前記第4開閉器の開閉状態を第1モード用と第2モード用とで自動的に切替えるモード切替え装置を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の自然エネルギー発電システム。
  4. 前記第2開閉器〜前記第4開閉器は、閉状態のときに、前記商用電力系統の異常を検知すると、開状態となって接続を遮断する遮断器として動作することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自然エネルギー発電システム。
  5. 前記変換装置は、前記商用電力系統の異常を検知したとき、前記第2開閉器、前記第3開閉器及び前記第4開閉器の全てが開状態となっている場合は、前記分電盤への電力供給運転が可能となり、それ以外の場合は、前記分電盤及び前記売電電力量計への電力供給運転を停止する機能を有することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電システム。
  6. 前記売電電力量計は、第1電力ラインにより前記商用電力系統における第1変圧器に接続され、
    前記買電電力量計は、前記第4開閉器により接続/遮断が切替えられる第2電力ラインにより前記商用電力系統における第2変圧器に接続されることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電システム。
  7. 一端が前記売電電力量計に接続される第1電力ラインの他端が、一端が前記買電電力量計に接続されて前記第4開閉器により接続/遮断が切替えられる第2電力ラインの他端と接続され、
    前記第1電力ラインと前記第2電力ラインの接続点は前記商用電力系統における変圧器に第3電力ラインによって接続されることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1に記載の自然エネルギー発電システム。
  8. 前記変換装置と前記分電盤の間の接続、もしくは
    前記変換装置と前記売電電力量計の間の接続とを選択的に行う第1切替器と、
    前記売電電力量計と前記買電電力量計の間の接続、もしくは前記商用電力系統と前記買電電力量計の間の接続とを選択的に行う第2切替器と、を備え、
    前記第1モードでは、前記第1切替器は前記変換装置と前記分電盤とを接続し、前記第2切替器は前記売電電力量計と前記買電電力量とを接続し、
    前記第2モードでは、前記第1切替器は前記変換装置と前記売電電力量計とを接続し、前記第2切替器は前記商用電力系統と前記買電電力量計とを接続する、ことを特徴とする請求項1に記載の自然エネルギー発電システム。
  9. 前記売電電力量計は、第1電力ラインにより前記商用電力系統における第1変圧器に接続され、
    前記買電電力量計は、前記第2切替器により接続/遮断が切替えられる第2電力ラインにより前記商用電力系統における第2変圧器に接続され、
    前記第1電力ラインと前記第2電力ラインのうち少なくとも前記第1電力ラインに遮断器が設けられ、前記遮断器は、系統の異常を検知すると電力ラインを遮断することを特徴とする請求項8に記載の自然エネルギー発電システム。
  10. 一端が前記売電電力量計に接続される第1電力ラインの他端が、一端が前記買電電力量計に接続されて前記第2切替器により接続/遮断が切替えられる第2電力ラインの他端と接続され、
    前記第1電力ラインと前記第2電力ラインの接続点は前記商用電力系統における変圧器に第3電力ラインによって接続され、
    前記第3電力ライン、もしくは前記第1電力ライン及び前記第2電力ラインに遮断器が設けられ、前記遮断器は、系統の異常を検知すると電力ラインを遮断することを特徴とする請求項8に記載の自然エネルギー発電システム。
  11. 前記第2モードから前記第1モードへの切替えは1回しか行えないことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電システム。
  12. 前記分電盤に接続される負荷を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電システム。
  13. 前記変換装置は、前記発電装置により発電された直流電力を交流電力に変換するインバータ装置を含むパワーコンディショナであることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電システム。
  14. 前記発電装置は、太陽光を受けて発電することを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電システム。
  15. 前記変換装置は、前記発電装置により発電された直流電力を所定の直流電力に変換するDC/DCコンバータと、前記所定の直流電力を交流電力に変換するインバータ装置と、を含んだパワーコンディショナであり、
    前記パワーコンディショナは、前記発電装置の最大電力点追従制御を実施するストリングパワーコンディショナであることを特徴とする請求項14に記載の自然エネルギー発電システム。
  16. 自然エネルギーを用いて発電する電力を所定の電力に変換する変換装置と、負荷に接続された分電盤とを備え、売電電力量計及び買電電力量計を介して商用電力系統に接続されているシステムにおける配電方法であって、
    前記変換装置と前記分電盤とを接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを非接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを非接続状態とする第1モードと、
    前記変換装置と前記分電盤とを非接続状態とし、前記変換装置と前記売電電力量計とを接続状態とし、前記売電電力量計と前記買電電力量計とを非接続状態とし、かつ前記買電電力量計と前記商用電力系統とを接続状態とする第2モードと、
    を切替えることを特徴とする配電方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015104308A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 榮欣國際貿易有限公司 循環式電力供給システム
JP2015192567A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 京セラ株式会社 電力配線切換方法、電力配線切換装置、および電力制御装置
JP2018057164A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 ニチコン株式会社 分散型電源システム

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