JP2013211803A - 無線端末およびチャネルスキャン方法 - Google Patents

無線端末およびチャネルスキャン方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チャネルスキャンの時間を短縮する。
【解決手段】無線端末の記憶部1は、基地局の位置情報とチャネル情報とを記憶している。測位部2は、無線端末の位置を測位する。算出部3は、記憶部1に記憶された基地局の位置情報と、測位部2が測位した無線端末の位置とに基づいて、無線端末と基地局との間の距離を算出する。スキャン部4は、算出部3が算出した距離に応じて、基地局のチャネルをスキャンする順番を算出し、所定の距離内にある基地局のチャネルをスキャンする。
【選択図】図1

Description

本件は、基地局と無線通信を行う無線端末およびチャネルスキャン方法に関する。
無線LAN(Local Area Network)に代表されるような無線通信システムでは、例えば、移動局は無線通信する基地局を切替える場合、チャネルスキャンと呼ばれる動作をする。
例えば、移動局は、ある通信チャネル(周波数・変調方式)で運用されている基地局と通信しているとする。そして、移動局は、別の場所に移動して、別の通信チャネルで運用されている基地局のエリアに入ったとする。
この場合、移動局は、受信機のチャネルを変化させながら、基地局や他の移動局が発する信号の受信を試みて基地局のチャネル検索を行い、基地局の検索を行う。移動局は、チャネルを発見できた場合、そのチャネルを用いて新しい移動先の基地局と無線通信を行うことができる。
なお、従来、異周波数基地局が多数存在しているシステムにおいても、適切で効率の良いハンドオフを実現することができるようにした方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、余分なチャネル切換を抑制しつつ、利用者にとって快適な視聴を継続的に確保する装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−260448号公報 特開2010−200093号公報
しかし、従来のチャネルスキャンは、チャネルスキャンするチャネル数が多い場合、時間を要してしまうという問題点があった。
例えば、複数の基地局が異なる10個のチャネルを用いて無線通信を行う場合、移動局は、最大で10個のチャネルのチャネルスキャンを実施することになり、チャネルスキャンに要する時間が長くなってしまう。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、チャネルスキャンの時間を短縮することができる無線端末およびチャネルスキャン方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、基地局と無線通信を行う無線端末が提供される。この無線端末は、基地局の位置情報とチャネル情報とを記憶した記憶部と、当該無線端末の位置を測位する測位部と、前記記憶部に記憶された基地局の位置情報と前記測位部が測位した当該無線端末の位置とに基づいて、当該無線端末と基地局との間の距離を算出する算出部と、前記算出部が算出した距離に応じて、基地局のチャネルをスキャンする順番を算出し、所定の距離内にある基地局のチャネルをスキャンするスキャン部と、を有する。
開示の装置および方法によれば、チャネルスキャンの時間を短縮できる。
第1の実施の形態に係る無線端末を説明する図である。 第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。 無線端末の機能ブロック図である。 基地局情報の例を示した図である。 チャネルリストの例を示した図である。 チャネルスキャンの動作を示したフローチャートである。 MSの通信中における動作を説明する図である。 MSの基地局情報の例を示した図である。 MSのチャネルリストの例を示した図である。 MSが同じチャネルの他の基地局へ移動した場合の動作を説明する図である。 MSの基地局情報の例を示した図である。 MSのチャネルリストの例を示した図である。 MSが他のチャネルの基地局へ移動した場合の動作を説明する図である。 MSの基地局情報の例を示した図である。 MSのチャネルリストの例を示した図である。 MSがエリア外に移動した場合の動作を説明する図である。 MSの基地局情報の例を示した図である。 MSのチャネルリストの例を示した図である。 MSが基地局のエリア内に移動した場合の動作を説明する図である。 MSの基地局情報の例を示した図である。 MSのチャネルリストの例を示した図である。 通信が途絶した場合のMSの動作を説明する図である。 MSの基地局情報の例を示した図である。 MSのチャネルリストの例を示した図である。 MSのハードウェアブロックを示した図である。 BSが複数のチャネル候補を有する場合を説明する図である。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る無線端末を説明する図である。図1に示すように、無線端末は、記憶部1、測位部2、算出部3、およびスキャン部4を有している。
記憶部1には、無線端末が無線通信を行う基地局の位置情報とチャネル情報とが記憶される。
例えば、記憶部1は、図1に示すように、基地局ID(ID:Identifier)、位置情報、チャネル情報、および距離の欄を有している。
基地局IDの欄には、無線端末が無線通信を行う基地局のIDが格納される。例えば、無線端末がBS1〜BS5のIDを有する基地局と無線通信を行う場合、基地局IDの欄には、図1の記憶部1に示すように、BS1〜BS5が格納される。
位置情報の欄には、基地局が設置されている位置情報が格納される。例えば、BS1〜BS5の基地局のそれぞれは、位置a〜eに設置されているとする。この場合、位置情報の欄には、図1の記憶部1に示すように、a〜eが格納される。
チャネル情報の欄には、基地局が無線通信を行うチャネルの情報が格納される。例えば、BS1,BS2の基地局は、チャネル1で無線通信を行うとする。BS3の基地局は、チャネル2で無線通信を行うとする。BS4,BS5の基地局は、チャネル3で無線通信を行うとする。この場合、チャネル情報の欄には、図1の記憶部1に示すように、1,1,2,3,3が格納される。
記憶部1に記憶される上記情報は、例えば、予め記憶部1に記憶しておいてもよい。また、無線端末が基地局から受信してもよい。距離の欄については、後述する。
測位部2は、無線端末の位置を測位する。
算出部3は、記憶部1に記憶された基地局の位置情報と、測位部2が測位した無線端末の位置とに基づいて、無線端末と基地局との間の距離を算出する。すなわち、算出部3は、無線端末と記憶部1に記憶されている基地局との距離を算出する。
算出部3は、算出した距離を、例えば、記憶部1に記憶する。例えば、無線端末とBS1との距離は4であったとする。無線端末とBS2との距離は1であったとする。無線端末とBS3との距離は3であったとする。無線端末とBS4との距離は15であったとする。無線端末とBS5との距離は14であったとする。この場合、記憶部1の距離の欄には、図1の記憶部1に示すように、4,1,3,15,14が格納される。なお、上記例では、距離の情報は、記憶部1に記憶するとしたが、別の記憶部に記憶してもよい。
スキャン部4は、算出部3が算出した距離に応じて、基地局のチャネルをスキャンする順番を算出し、所定の距離内にある基地局のチャネルをスキャンする。
例えば、スキャン部4は、無線端末と基地局との距離が短い順に、基地局のチャネルをスキャンする順番を算出する。図1に示す記憶部1の例では、無線端末と基地局との距離は、BS2,BS3,BS1,BS5,BS4の順に短い。従って、スキャン部4は、BS2,BS3,BS1,BS5,BS4の順番を算出することになる。
また、スキャン部4は、例えば、所定の距離‘5’以内にある基地局のチャネルをスキャンする。例えば、上記例の場合、所定の距離‘5’以内にある基地局は、BS2,BS3,BS1である。従って、スキャン部4は、チャネル1,2で基地局のチャネルスキャンを行う。
このように、無線端末の算出部3は、基地局と無線端末との距離を算出する。スキャン部4は、算出部3が算出した距離に応じて、基地局のチャネルをスキャンする順番を算出し、所定の距離内にある基地局のチャネルをスキャンする。これにより、無線端末は、チャネルスキャンするチャネルが、自分との距離が近い基地局のチャネルに絞られ、チャネルスキャンの時間を短縮することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。図2に示すように、無線通信システムは、無線端末11〜16、および基地局21〜25,31を有している。無線端末11〜16は、基地局21〜25と無線通信を行う。基地局21〜25は、基地局31と無線通信を行う。
図2に示す無線通信システムは、例えば、畑などに設置される。無線端末11〜16は、畑で作業する作業者に所持される。なお、基地局21〜23と基地局24,25との間には、道路41が存在している。
無線端末11〜16は、例えば、温度センサ、湿度センサ、加速度センサ、角速度センサ、磁気センサ、土壌水分量を測定するセンサ、土壌の伝導率を測定するセンサ、土壌のpHを測定するセンサ、および放射線量を測定するセンサを有している。また、無線端末11〜16は、例えば、GPS(Global Positioning System)を搭載しており、無線端末11〜16の位置を取得することができる。
無線端末11〜16の取得した情報は、基地局21〜25へ送信される。基地局21〜25は、無線端末11〜16から受信した情報を、基地局31へ送信する。これにより、例えば、畑を管理する管理者は、基地局31が受信した情報により、畑の温度や土壌の状態、または作業者の位置を知ることができる。
なお、基地局21〜25は、無線端末11〜16から受信した情報を、すぐに基地局31へ送信しなくてもよい。例えば、基地局21〜25は、DTN(Delay Tolerant Network)のように、情報を一定数分記憶した後、適切な時間に基地局31へ送信してもよい。
基地局31は、所定の情報を基地局21〜25へ送信する。基地局21〜25は、基地局31から受信した情報を、無線端末11〜16へ送信する。これにより、例えば、畑を管理する管理者は、無線端末11〜16を所持する作業者に、所定の指示を行うことができる。
図2の例では、無線端末11〜16は、チャネル1で基地局21と無線通信することができる。無線端末11〜16は、チャネル2で基地局22と無線通信することができる。無線端末11〜16は、チャネル2で基地局23と無線通信することができる。無線端末11〜16は、チャネル3で基地局24と無線通信することができる。無線端末11〜16は、チャネル4で基地局25と無線通信することができる。
図3は、無線端末の機能ブロック図である。図3に示すように、無線端末11は、アンテナ51、送受信部52、制御部53、測位部54、センサ部55、および記憶部56を有している。
アンテナ51は、制御部53から出力される信号を、基地局21〜25へ無線送信する。また、アンテナ51は、基地局21〜25から無線送信された信号を受信し、送受信部52に出力する。
送受信部52は、送受信部52から出力される信号を無線周波数の信号に変換し、アンテナ51に出力する。また、送受信部52は、アンテナ51で受信された信号の周波数をベースバンド信号の周波数に変換し、制御部53に出力する。
制御部53は、無線端末11の全体の制御を行う。例えば、制御部53は、無線端末11と基地局21〜25との距離を算出したり、基地局21〜25のチャネルスキャンするチャネルを算出したりする。
測位部54は、無線端末11の位置を測位する。測位部54は、例えば、GPSである。
センサ部55は、温度や土壌の状態を測定する。センサ部55は、例えば、上記した各種センサによって形成される。
記憶部56は、データを記憶する。記憶部56は、例えば、基地局21〜25の位置情報や基地局21〜25が無線通信に使用するチャネルの情報を記憶する。また、記憶部56は、例えば、無線端末11がチャネルスキャンするチャネルの情報を記憶する。
なお、図3の記憶部56は、例えば、図1の記憶部1に対応する。測位部54は、例えば、測位部2に対応する。制御部53は、例えば、算出部3およびスキャン部4に対応する。
上記では、無線端末11について説明したが、無線端末12〜16も図3と同様の機能ブロックを有している。
以下では、無線端末11〜16をMS(Mobile Station)1〜MS6と呼ぶことがある。基地局21〜25をBS(Base Station)1〜BS5と呼ぶことがある。また、基地局21〜25を識別するIDをBS1〜B5とすることがある。基地局31をCS(Control Station)と呼ぶことがある。
図4は、基地局情報の例を示した図である。図4に示す基地局情報61は、無線端末11(MS1)が有する基地局情報を示している。基地局情報61は、図3に示した記憶部56に記憶される。基地局情報61は、基地局IDの欄、緯度の欄、経度の欄、高度の欄、チャネルの欄、および距離の欄を有している。
基地局IDの欄には、BS1〜BS5を識別するIDが格納される。
緯度の欄、経度の欄、および高度の欄には、BS1〜BS5が設置されている緯度、経度、および高度が格納される。すなわち、緯度の欄、経度の欄、および高度の欄には、BS1〜BS5の位置情報が格納される。例えば、BS1の緯度、経度、および高度を、x1、y1、およびh1とすると、BS1の緯度の欄、経度の欄、および高度の欄には、基地局情報61に示すように、x1、y1、およびh1が格納される。
チャネルの欄には、BS1〜BS5がMS1〜MS6と無線通信するチャネルが格納される。例えば、BS1は、MS1〜MS6とチャネル1で無線通信するとする。この場合、BS1のチャネルの欄には、基地局情報61に示すように、‘1’が格納される。
上記の基地局IDの欄、緯度の欄、経度の欄、高度の欄、およびチャネルの欄に格納される情報は、記憶部56に予め記憶される。または、これらの情報は、BS1〜BS5を介して、CSから受信するようにしてもよい。次に説明する距離の欄の情報は、MS1の制御部53によって算出され、格納される。
距離の欄には、MS1とBS1〜BS5との間の距離が格納される。MS1の制御部53は、測位部54によって測位されたMS1の位置と、緯度の欄、経度の欄、および高度の欄に記憶されている情報とに基づいて、MS1とBS1〜BS5との間の距離を算出する。
例えば、制御部53は、BS1の緯度の欄、経度の欄、および高度の欄に記憶されている緯度、経度、および高度と、測位部54によって測位されたMS1の緯度、経度、および高度とから、MS1とBS1の距離を算出する。そして、制御部53は、算出した距離をBS1の距離の欄に格納する。制御部53は、BS2〜BS5に対しても同様にしてMS1との距離を算出し、BS2〜BS5の距離の欄に格納する。
上記では、距離の情報を、基地局情報61の距離の欄に格納するようにしたが、基地局情報61とは別に管理してもよい。
上記では、MS1の基地局情報について説明したが、MS2〜MS6も図4と同様の基地局情報を有している。
図5は、チャネルリストの例を示した図である。図5に示すチャネルリスト62は、MS1が有するチャネルリストを示している。チャネルリスト62は、図3に示した記憶部56に記憶される。
チャネルリスト62は、MS1の制御部53がチャネルスキャンするチャネルを示したリストである。例えば、図5の例の場合、制御部53は、チャネル‘2’,‘1’の2つのチャネルでチャネルスキャンを行うことになる。また、制御部53は、チャネルリストの上位にあるチャネルから、チャネルスキャンを行う。図5の例の場合、チャネル‘2’の優先度が最も高く、その次はチャネル‘1’である。
チャネルリスト62は、制御部53によって生成される。制御部53は、BS1〜BS5との距離に応じて、チャネルスキャンする順番を算出する。そして、制御部53は、所定の距離内にあるBSのチャネルをチャネルリスト62として生成する。
例えば、制御部53は、BS1〜BS5との距離が近いほど、チャネルスキャンする順番の優先度を高くする。例えば、図4の例において、MS1とBS2との距離が最も近かったとする。次に、MS1とBS1との距離が近かったとする。MS1とBS5との距離が最も遠かったとする。この場合、チャネルスキャンする順番は、BS2,BS1,…,BS5となる。
また、制御部53は、例えば、距離‘5’以内のBSのチャネルをチャネルリスト62として生成するとする。例えば、図4の例において、BS1,BS2が距離‘5’以内にあるとする。この場合、制御部53は、算出したチャネルスキャンする順番のBS2,BS1,…,BS5のうち、距離‘5’以内にあるBS2,BS1のチャネル‘2’,‘1’をチャネルリスト62として生成する。
なお、制御部53は、算出したチャネルスキャンの順番において、同じチャネルが存在する場合、最初に算出したチャネルだけをチャネルリスト62として生成する。例えば、チャネルスキャンするチャネルの順番が、1,2,1,3,4となったとする。また、所定の距離内にあるBSのチャネルは、上位4チャネルで、1,2,1,3とする。この場合、3番目のチャネル1は省略され、チャネルリスト62は、1,2,3となる。すなわち、同じチャネル‘1’を2回チャネルスキャンする必要はないので、制御部53は、同じチャネルを算出した場合、1回目に算出したチャネルだけをチャネルリスト62に登録する。
図6は、チャネルスキャンの動作を示したフローチャートである。
[ステップS1]測位部54は、MS1の位置を測位する。
[ステップS2]制御部53は、測位部54が算出したMS1の位置と、基地局情報61に格納されているBS1〜BS5の位置とに基づいて、MS1とBS1〜BS5との間の距離を算出する。
[ステップS3]制御部53は、チャネルリスト62を生成する。制御部53は、ステップS2で算出した距離に応じて、BS1〜BS5のチャネルをスキャンする順番を算出する。そして、制御部53は、所定の距離内にあるBS1〜BS5のチャネルをチャネルリスト62として生成する。
[ステップS4]制御部53は、変数Nに‘1’を格納する。
[ステップS5]制御部53は、チャネルリスト62のN番目に、チャネルが格納されているか判断する。制御部53は、チャネルリスト62のN番目に、チャネルが格納されている場合、ステップS6へ進む。制御部53は、チャネルリスト62のN番目に、チャネルが格納されていない場合、ステップS11へ進む。
[ステップS6]制御部53は、通信するチャネルを、チャネルリスト62のN番目のチャネルに設定する。
[ステップS7]制御部53は、ステップS6で設定したチャネルで、チャネルスキャンを行う。すなわち、制御部53は、無線通信可能なBS1〜BS5をスキャンする。
[ステップS8]制御部53は、無線通信可能なBS1〜BS5がスキャンできたか判断する。制御部53は、無線通信可能なBS1〜BS5をスキャンできた場合、ステップS10へ進む。制御部53は、無線通信可能なBS1〜BS5をスキャンできなかった場合、ステップS9へ進む。
[ステップS9]制御部53は、変数Nに1を加算する。
[ステップS10]制御部53は、スキャンできたBS1〜BS5のチャネルで、無線通信を開始する。
[ステップS11]制御部53は、MS1は、BS1〜BS5の圏外に存在していると判断する。
上記の動作は、例えば、周期的に行われる。または、測位部54および制御部53は、無線通信しているBS1〜BS5との通信断を検出した場合、上記フローチャートの動作を実行してもよい。すなわち、測位部54および制御部53は、MS1が他のエリアに移動し、無線通信するチャネルが変わった場合、上記フローチャートの動作を実行してもよい。
なお、制御部53は、チャネルリスト62にチャネルが格納されていない場合、チャネルスキャンを実施しない。例えば、制御部53は、N=1の場合で、ステップS5においてチャネルリスト62にチャネルが格納されていないと判断した場合、ステップS11へ進み、処理を終了する。
以下、MS1の動作例について説明する。
図7は、MSの通信中における動作を説明する図である。図7には、無線通信システムが示してある。BS1は、チャネル(図中CH)1でMS1と無線通信することができる。BS2は、チャネル1でMS1と無線通信することができる。BS3は、チャネル2でMS1と無線通信することができる。BS4は、チャネル3でMS1と無線通信することができる。BS5は、チャネル3でMS1と無線通信することができる。図7では、MS1がBS1とチャネル1で無線通信している。
図8は、MSの基地局情報の例を示した図である。図7の例に従えば、MS1の有する基地局情報は、図8に示す基地局情報71のようになる。すなわち、BS1〜BS5のチャネルの欄には、1,1,2,3,3が格納される。
また、MS1とBS1〜BS5との距離は、BS1,BS2,BS3,BS5,BS4の順に近い。従って、基地局情報71の距離の欄には、例えば、1,2,3,15,14が格納される。
なお、図8の基地局情報71では、図4で説明した基地局情報61に対し、緯度の欄、経度の欄、および高さの欄を、まとめて位置の欄としている。
図9は、MSのチャネルリストの例を示した図である。制御部53は、基地局情報71の距離の欄に基づいて、BS1〜BS5のチャネルをスキャンする順番を算出する。図8に示す基地局情報71の例の場合、スキャンするチャネルの順番は1,1,2,3,3となる。
制御部53は、距離‘5’以内のBSのチャネルをチャネルリストとして生成するとする。図8に示す基地局情報71の例の場合、BS4,BS5の距離は‘5’より大きい。従って、BS4,BS5のチャネル3は、チャネルスキャンから除外され、スキャンする順番は、1,1,2となる。
また、制御部53は、重複するチャネルを除外する。従って、制御部53の生成するチャネルリストは、図9のチャネルリスト72に示すように、1,2となる。
図10は、MSが同じチャネルの他の基地局へ移動した場合の動作を説明する図である。図10では、図7に対し、MS1がBS2のエリアに移動し、BS2と無線通信を行っている。
図11は、MSの基地局情報の例を示した図である。図10の例では、MS1とBS1〜BS5との距離は、BS2,BS3,BS1,BS4,BS5の順に近い。従って、図10の例に従えば、MS1の有する基地局情報は、図11に示す基地局情報73のようになる。例えば、基地局情報73の距離の欄には、3,1,2,14,15が格納される。
図12は、MSのチャネルリストの例を示した図である。制御部53は、基地局情報73の距離の欄に基づいて、BS1〜BS5のチャネルスキャンする順番を算出する。図11に示す基地局情報73の例の場合、スキャンするチャネルの順番は、1,2,1,3,3となる。
制御部53は、距離‘5’以内のBSのチャネルをチャネルリストとして生成するとする。図11に示す基地局情報73の例の場合、BS4,BS5の距離は‘5’より大きい。従って、BS4,BS5のチャネル3は、チャネルスキャンから除外され、スキャンする順番は、1,2,1となる。
また、制御部53は、重複するチャネルを除外する。従って、制御部53の生成するチャネルリストは、図12のチャネルリスト74に示すように、1,2となる。
図13は、MSが他のチャネルの基地局へ移動した場合の動作を説明する図である。図13では、図10に対し、MS1がBS3のエリアに移動し、BS3と無線通信を行っている。
図14は、MSの基地局情報の例を示した図である。図13の例では、MS1とBS1〜BS5との距離は、BS3,BS2,BS1,BS4,BS5の順に近い。従って、図13の例に従えば、MS1の有する基地局情報は、図14に示す基地局情報75のようになる。例えば、基地局情報75の距離の欄には、5,3,2,14,15が格納される。
図15は、MSのチャネルリストの例を示した図である。制御部53は、基地局情報75の距離の欄に基づいて、BS1〜BS5のチャネルスキャンする順番を算出する。図14に示す基地局情報75の例の場合、スキャンするチャネルの順番は、2,1,1,3,3となる。
制御部53は、距離‘5’以内のBSのチャネルをチャネルリストとして生成するとする。図14に示す基地局情報75の例の場合、BS4,BS5の距離は‘5’より大きい。従って、BS4,BS5のチャネル3は、チャネルスキャンから除外され、スキャンする順番は、2,1,1となる。
また、制御部53は、重複するチャネルを除外する。従って、制御部53の生成するチャネルリストは、図15のチャネルリスト76に示すように、2,1となる。
図16は、MSがエリア外に移動した場合の動作を説明する図である。図16では、図13に対し、MS1がBS1〜BS5のエリア外に移動している。
図17は、MSの基地局情報の例を示した図である。図16の例では、MS1とBS1〜BS5との距離は、BS1,BS2=BS5,BS4,BS3(BS2とBS5は同じ距離)の順に近い。従って、図16の例に従えば、MS1の有する基地局情報は、図17に示す基地局情報77に示すようになる。例えば、基地局情報77の距離の欄には、11,12,15,14,12が格納される。
図18は、MSのチャネルリストの例を示した図である。制御部53は、基地局情報77の距離の欄に基づいて、BS1〜BS5のチャネルスキャンする順番を算出する。図17に示す基地局情報77の例の場合、スキャンするチャネルの順番は、1,1,3,3,2または1,3,1,3,2となる。
制御部53は、距離‘5’以内のBSのチャネルをチャネルリストとして生成するとする。図17に示す基地局情報77の例の場合、BS1〜BS5の距離は‘5’より大きい。従って、制御部53の生成するチャネルリストは、図18のチャネルリスト78に示すように、空となる。
図19は、MSが基地局のエリア内に移動した場合の動作を説明する図である。図19では、図16に対し、MS1がBS5のエリア内に移動している。
図20は、MSの基地局情報の例を示した図である。図19の例では、MS1とBS1〜BS5との距離は、BS5,BS4,BS2,BS1,BS3の順に近い。従って、図19の例に従えば、MS1の有する基地局情報は、図20に示す基地局情報79に示すようになる。例えば、基地局情報79の距離の欄には、12,11,15,2,1が格納される。
図21は、MSのチャネルリストの例を示した図である。制御部53は、基地局情報79の距離の欄に基づいて、BS1〜BS5のチャネルスキャンする順番を算出する。図20に示す基地局情報79の例の場合、スキャンするチャネルの順番は、3,3,1,1,2となる。
制御部53は、距離‘5’以内のBSのチャネルをチャネルリストとして生成するとする。図20に示す基地局情報79の例の場合、BS1〜BS3の距離は‘5’より大きい。従って、BS1〜BS3のチャネル1,2は、チャネルスキャンから除外され、チャネルスキャンする順番は、3,3となる。
また、制御部53は、重複するチャネルを除外する。従って、制御部53の生成するチャネルリストは、図21のチャネルリスト80に示すように、3となる。
図22は、通信が途絶した場合のMSの動作を説明する図である。図22では、図19に対し、MS1がBS2のエリアとBS3のエリアの境界に移動している。
MS1は、チャネル2を用いて、BS3と無線通信を行っていたとする。そして、BS3が故障したとする。この場合、制御部53は、BS3との通信断を検出して、再度チャネルスキャンをする。
図23は、MSの基地局情報の例を示した図である。図22の例では、MS1とBS1〜BS5との距離は、BS3、BS2,BS1,BS4,BS5の順に近い。従って、図22の例に従えば、MS1の有する基地局情報は、図23に示す基地局情報81に示すようになる。例えば、基地局情報81の距離の欄には、5,4,3,12,15が格納される。
図24は、MSのチャネルリストの例を示した図である。制御部53は、基地局情報81の距離の欄に基づいて、BS1〜BS5のチャネルスキャンする順番を算出する。図23に示す基地局情報81の例の場合、スキャンするチャネルの順番は、2,1,1,3,3となる。
制御部53は、距離‘5’以内のBSのチャネルをチャネルリストとして生成するとする。図23に示す基地局情報81の例の場合、BS4,BS5の距離は‘5’より大きい。従って、BS4,BS5のチャネル3は、チャネルスキャンから除外され、チャネルスキャンする順番は、2,1,1となる。
また、制御部53は、重複するチャネルを除外する。従って、制御部53の生成するチャネルリストは、図24のチャネルリスト82に示すように、2,1となる。
制御部53は、チャネルリスト82に基づいて、チャネルスキャンを実施する。しかし、図22で説明したように、BS3は故障しているので、制御部53は、BS3のチャネル2をスキャンすることができない。
制御部53は、2番目のチャネル1でチャネルスキャンを実施する。MS1は、BS2とBS3の境界にいるので、制御部53は、BS2のチャネル1をスキャンすることができる。すなわち、制御部53は、BS2と無線通信を行うことができるようになる。
なお、図22〜図24の動作例では、制御部53は、BS3との通信断を検出して、BS1〜BS5との距離を算出し、チャネルリスト82を生成した。これに対し、制御部53は、通信断を検出したとき、チャネルリスト82を生成しないで、周期的に生成されたチャネルリストでチャネルスキャンを実施するようにしてもよい。
次に、MS1の動作開始例について説明する。まず、ビーコンがある場合の動作について説明する。BS1〜BS5が通信に関わる情報(時間情報、BS1〜BS5のID等)が定期的に送信(ビーコン)される場合、MS1の制御部53は、チャネルリスト62の最上位チャネルに、無線通信するチャネルを設定する。
制御部53は、キャリアセンスまたは受信動作を行って、ビーコンあるいはBS1〜BS5と他のMS2〜MS6の通信パケットの受信を行い、設定したチャネルのBS1〜BS5が存在しているかを確認する。制御部53は、BS1〜BS5を発見できなかった場合は、チャネルリスト62に次のチャネルを設定し、前記と同様の動作を行う。
制御部53は、全てのチャネルを試してもBS1〜BS5を発見できなかった場合は、休止状態に入り、予め定められた契機(例えば、一定時間経過後やBS1の操作など)で、上記の動作を実行する。
制御部53は、BS1〜BS5を発見できた場合は、BS1〜BS5が許可する時間と方法で、BS1〜BS5との通信を試みる。制御部53は、例えば、以下の方法でBS1〜BS5との通信を試みる。
1.IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.15.4で定義されるCAP(Contention Access Period)領域で、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)ベースの通信を試みる。
2.BS1〜BS5にTDMA(Time Division Multiple Access)スロットの割り当て要求を行って、TDMAスロットを取得する。なお、BS1〜BS5毎に予め通信すべきタイムスロットが分かっている場合は、そのスロットを利用する。
制御部53は、BS1〜BS5と通信可能状態になったら、基地局情報61を受信し、周期的にチャネルリスト62を生成する。そして、制御部53は、測位部54およびセンサ部55の取得した情報を定期的にCSに送信する。
制御部53は、移動するなどして、BS1〜BS5のエリアから外れてしまった場合、周期的に生成されたチャネルリスト62に基づいて、チャネルスキャンを実施する。または、制御部53は、新たにチャネルリスト62を生成して、チャネルスキャンを実施する。
次に、ビーコンがない場合の動作について説明する。BS1〜BS5がビーコンを送信しない場合、MS1は、チャネルを切替えて、BS1〜BS5との通信を試みる。
1.MS1の制御部53は、BS1〜BS5との通信方法がCSMAの場合、キャリアセンスを行うなどして他に通信中のMS2〜MS6が存在しないことが分かったら、BS1〜BS5へデータ送信(例えば、位置情報、センサ情報、または制御信号など)を行う。そして、制御部53は、BS1〜BS5からのACK(ACKnowledge)やその他のデータの受信の有無によって、BS1〜BS5の存在確認を行う。
制御部53は、定められた回数、データ送信を行っても、返信がなかった場合、そのチャネルで運用しているBS1〜BS5は存在しないものとして、次のチャネルに切替える。
2.MS1〜MS6とBS1〜BS5との間の送受信タイミングが予め定められている場合には、制御部53は、割り当てられた時間にデータ送信を行い、上記1.と同様に、BS1〜BS5の存在確認とデータ通信とを同時に行う。なお、測位部54がGPSの場合、GPSの基準時刻を用いれば、MS1〜MS6とBS1〜BS5との間の時間同期を正確に行うことができる。
制御部53は、BS1〜BS5と通信可能状態になったら、基地局情報61を受信し、周期的にチャネルリスト62を生成する。そして、制御部53は、測位部54およびセンサ部55の取得した情報を定期的にCSに送信する。
制御部53は、移動するなどして、BS1〜BS5のエリアから外れてしまった場合、周期的に生成されたチャネルリスト62に基づいて、チャネルスキャンを実施する。または、制御部53は、新たにチャネルリスト62を生成して、チャネルスキャンを実施する。
図25は、MSのハードウェアブロックを示した図である。図25に示すように、MS1は、プロセッサ91、メモリ92、無線部93、GPS94、センサ95、およびバス96を有している。
プロセッサ91には、バス96を介して、メモリ92、無線部93、GPS94、およびセンサ95が接続され、装置全体を制御している。
メモリ92には、プロセッサが実行するOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムが格納される。また、メモリ92には、プロセッサ91による処理に必要な各種データが格納される。プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)である。
無線部93は、BS1〜BS5と無線通信を行う。例えば、無線部93は、プロセッサ91によって処理されたデジタル信号をD/A(Digital to Analog)変換し、D/A変換した信号の周波数をアップコンバートしてBS1〜BS5に送信する。また、無線部93は、例えば、BS1〜BS5から受信した信号の周波数をダウンコンバートし、A/D(Analog to Digital)変換する。A/D変換された信号は、プロセッサ91によって所定の処理が施される。
GPS94は、MS1の現在位置を測定する。センサ95は、温度や土壌の状態を検出する。
図3に示す送受信部52は、例えば、無線部93によってその機能が実現される。制御部53は、例えば、プロセッサ91によってその機能が実現される。測位部54は、例えば、GPS94によってその機能が実現される。センサ部55は、例えば、センサ95によってその機能が実現される。記憶部56は、メモリ92によってその機能が実現される。
このように、MS1の制御部53は、BS1〜BS5とMS1との距離を算出する。制御部53は、算出した距離に応じて、BS1〜BS5のチャネルをスキャンする順番を算出し、所定の距離内にあるBS1〜BS5のチャネルをスキャンする。これにより、MS1は、チャネルスキャンするチャネルが、自分との距離が所定の範囲内にあるBS1〜BS5のチャネルに絞られ、チャネルスキャンの時間を短縮することができる。
また、制御部53は、距離が近いBS1〜BS5のチャネルから、チャネルスキャンを実施するので、チャネルの発見が早くなり、チャネルスキャンの時間を短縮することができる。
なお、上記では、BS1〜BS5のそれぞれは、1つのチャネルでMS1〜MS6と無線通信するとした。例えば、図4の例では、BS1は、チャネル1でMS1〜MS6と無線通信し、BS2は、チャネル2でMS1〜MS6と無線通信し、BS5は、チャネル4でMS1〜MS6と無線通信するとした。
これに対し、BS1〜BS5のそれぞれは、複数のチャネル候補を有し、その候補の中から1つのチャネルを選択し、MS1〜MS6と無線通信を行う場合がある。この場合、制御部53は、距離の近いBS1〜BS5の優先度の高いチャネルの順に、チャネルスキャンする順番を算出する。
図26は、BSが複数のチャネル候補を有する場合を説明する図である。図26には、BS1〜BS3の基地局情報101が示してある。
例えば、BS1は、チャネル1,2でMS1〜MS6と無線通信を行うことができるとする。優先度は、チャネル2よりチャネル1が高いとする。また、BS2は、チャネル5,4でMS1〜MS6と無線通信を行うことができるとする。優先度は、チャネル4よりチャネル5が高いとする。また、BS3は、チャネル3,2でMS1〜MS6と無線通信を行うことができるとする。優先度は、チャネル2よりチャネル3が高いとする。また、MS1とBS1〜BS3との距離は、2,3,4とする。
この場合、制御部53は、BS1〜BS3のチャネルをスキャンする順番を、1,2,5,4,3,2と算出する。なお、1番目と2番目のチャネル1,2は、MS1との距離が最も近いBS1のチャネルである。3番目と4番目のチャネル5,4は、MS1との距離が2番目に近いBS2のチャネルである。5番目と6番目のチャネル3,2は、MS1との距離が最も遠いBS3のチャネルである。
BS1〜BS3の距離は、所定の距離‘5’以内にあり、チャネル2は重複しているので、制御部53は、1,2,5,4,3の順でチャネルをスキャンする。
すなわち、制御部53は、距離の近い基地局BS1〜BS3の順で、各BS1〜BS3の優先度の高いチャネルの順にチャネルをスキャンする順番を算出する。
また、BS1〜BS3間の距離が所定値以下の場合には、BS1〜BS3内のチャネル候補よりも、BS1〜BS3自体の選択を優先してもよい。
例えば、BS1とBS2との間の距離が所定値以下で、BS2とBS3との間の距離が所定値より大きいとする。この場合、制御部53は、BS1,BS2の選択を優先し、チャネルスキャンする順番を1,5,2,4,3,2と算出する。なお、1番目のチャネル1は、BS1の最も優先度の高いチャネルである。2番目のチャネル5は、BS2の最も優先度の高いチャネルである。3番目のチャネル2は、BS1の2番目に優先度の高いチャネルである。4番目のチャネル4は、BS2の2番目に優先度の高いチャネルである。5番目と6番目のチャネル3,2は、MS1との距離が最も遠いBS3のチャネルである。
1 記憶部
2 測位部
3 算出部
4 スキャン部

Claims (9)

  1. 基地局と無線通信を行う無線端末において、
    基地局の位置情報とチャネル情報とを記憶した記憶部と、
    当該無線端末の位置を測位する測位部と、
    前記記憶部に記憶された基地局の位置情報と前記測位部が測位した当該無線端末の位置とに基づいて、当該無線端末と基地局との間の距離を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した距離に応じて、基地局のチャネルをスキャンする順番を算出し、所定の距離内にある基地局のチャネルをスキャンするスキャン部と、
    を有することを特徴とする無線端末。
  2. 前記スキャン部は、基地局との距離が近い順に、基地局のチャネルをスキャンする順番を算出することを特徴とする請求項1記載の無線端末。
  3. 前記スキャン部は、スキャンする順番を算出した所定の距離内にある基地局のチャネルを記憶したテーブルを備え、前記テーブルに記憶したチャネルでチャネルスキャンを実施することを特徴とする請求項1または2に記載の無線端末。
  4. 前記算出部は、当該無線端末と基地局との間の距離を周期的に算出し、
    前記スキャン部は、前記テーブルを周期的に更新する、
    ことを特徴とする請求項3記載の無線端末。
  5. 前記算出部は、現在無線通信している基地局との通信断を検出した場合、当該無線端末と基地局との間の距離を算出し、
    前記スキャン部は、現在無線通信している基地局との通信断を検出した場合、前記テーブルを更新し、更新した前記テーブルのチャネルに基づいてチャネルスキャンを実施する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の無線端末。
  6. 前記スキャン部は、前記テーブルにチャネルが記憶されていない場合、チャネルスキャンを実施しないことを特徴とする請求項3乃至5に記載の無線端末。
  7. 基地局が複数のチャネルのうちの1つのチャネルを選択して無線通信を行う場合、
    前記スキャン部は、距離の近い基地局の順で、各基地局の優先度の高いチャネルの順にチャネルをスキャンする順番を算出することを特徴とする請求項1乃至6に記載の無線端末。
  8. 前記スキャン部は、基地局間の距離が所定値より小さい場合、その基地局の順番を優先することを特徴とする請求項7記載の無線端末。
  9. 基地局と無線通信を行う無線端末のチャネルスキャン方法において、
    前記無線端末の位置を測位し、
    基地局の位置情報とチャネル情報とを記憶した記憶部に記憶された基地局の位置情報と測位部が測位した前記無線端末の位置とに基づいて、前記無線端末と基地局との間の距離を算出し、
    算出した距離に応じて基地局のチャネルをスキャンする順番を算出し、所定の距離内にある基地局のチャネルをスキャンする、
    ことを特徴とするチャネルスキャン方法。
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