JP2013211655A - 電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置 - Google Patents

電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013211655A
JP2013211655A JP2012079754A JP2012079754A JP2013211655A JP 2013211655 A JP2013211655 A JP 2013211655A JP 2012079754 A JP2012079754 A JP 2012079754A JP 2012079754 A JP2012079754 A JP 2012079754A JP 2013211655 A JP2013211655 A JP 2013211655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
call
control means
power
supply control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012079754A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Onishi
一三 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
OF Networks Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
OF Networks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, OF Networks Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2012079754A priority Critical patent/JP2013211655A/ja
Publication of JP2013211655A publication Critical patent/JP2013211655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】停電時に音声通信装置に搭載されるバックアップ用バッテリの動作時間を長期化させる。
【解決手段】本発明は、加入者回路手段と、呼制御手段と、商用電源及び予備電源を用いて、加入者回路手段及び呼制御手段に対して給電する電源制御手段と、停電時に、利用者操作により発呼要求信号を呼制御手段に与える発呼要求手段とを備え、呼制御手段が、停電発生を検出すると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電停止を指示するものであり、停電中に、発呼要求信号の検出又は着呼の検出があると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電開始を指示し、通話が終了すると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電停止を指示する停電時給電制御部を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置に関し、例えば、VoIP−TA(Voice Over IP−Terminal Adapter)装置に搭載される電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置に適用し得るものである。
例えば、VoIP−TA装置は、加入者宅に設けられるものであり、加入者宅のアナログ電話機と接続してネットワークを通じてIP通話を行なうものである。
一般的に、VoIP−TA装置は、商用電源AC100で電源供給を受けている。従って、停電が発生すると、VoIP−TA装置への電源が供給されなくなるため、VoIP−TA装置は動作せず、電話機能が使用できなくなってしまう。停電時に電話が不通になることはユーザに不都合を招くことがあり、例えば企業、コールセンタ、防災センタ等には大きな不都合が生じる。
そこで、停電時に電話機能が使用できなくなることを防ぐために、電源部がバックアップ用バッテリを備え、停電が生じると、商用電源からバックアップ用バッテリに切り替えて電源部が給電する技術がある(特許文献1、2参照)。
特許文献1の記載技術は、停電中に着信があった場合に、電源部が、バックアップ用バッテリに切り替えて、音声制御部に給電するというものである。
特許文献2の記載技術は、停電時に、電源部が、音声通信機能の通話動作に必要な回路(例えば特許文献2に記載のコーデック21)のみに給電するというものである。
上記のように、特許文献1及び2は、商用電源からの給電がなくなると、電源部が主信号回路への給電切替を行なうにとどまり、主信号回路は、商用電源供給時でも、バックアップ用バッテリ電源供給時でも、同じ動作を行なっている。
ところで、商用電源からバックアップ用バッテリに切り替えた後は、商用電源が復旧するまでの間、バックアップ用バッテリを用いて給電することになる。
短期間で商用電源が復旧することが分かっていれば、バックアップ用バッテリの容量を大きくする必要はないが、万全を期すために、復旧の長期化を想定することが求められ、大容量のバックアップ用バッテリが用いられている。
特願平7−162564号公報 特開2000−134355号公報
しかしながら、大容量のバックアップ用バッテリが用いられると、バックアップ用バッテリをもつ電源部及びその電源部を搭載するVoIP−TA装置が大きくなってしまい、かつ、装置重量が重くなってしまうという問題点が生じ得る。
また、特許文献1の記載技術は、発呼処理に関しては考慮されていない。そのため、利用者が積極的に電話を利用することができない。
さらに、特許文献2の記載技術は、停電時に、音声通信機能の通話動作に必要な回路にのみ給電するものであるため、利用者の電話発信が可能である。しかし、着信も発信もしない場合でも、電源部が上記回路に給電が行なうので、バックアップ用バッテリの動作時間が短くなってしまう。
そのため、装置規模を小さくして、停電時に動作させるバックアップ用バッテリの動作時間を長期化するために、発呼又は着呼があった場合にのみ、音声通信機能に必要な回路に給電することができる電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明は、(1)少なくとも、通話時に、接続される電話端末に対して通話用電源を供給して、電話端末との間で通話信号の授受を行なう加入者回路手段と、(2)電話端末と通話相手端末との間の呼制御を行なう呼制御手段と、(3)通常時には、商用電源に基づく動作電源を加入者回路手段及び呼制御手段に対して供給し、停電時には、予め設けられた予備電源に切り替えて動作電源を供給する電源制御手段と、(4)停電時に、利用者操作により発呼要求信号を呼制御手段に与える発呼要求手段とを備え、呼制御手段が、停電発生を検出すると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電停止を指示するものであり、停電中に、発呼要求信号の検出又は着呼の検出があると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電開始を指示し、通話が終了すると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電停止を指示する停電時給電制御部を有することを特徴とする電源制御システムである。
第2の本発明は、(1)少なくとも、通話時に、接続される電話端末に対して通話用電源を供給して、電話端末との間で通話信号の授受を行なう加入者回路手段と、(2)電話端末と通話相手端末との間の呼制御を行なう呼制御手段と、(3)通常時には、商用電源に基づく動作電源を加入者回路手段及び呼制御手段に対して供給し、停電時には、予め設けられた予備電源に切り替えて動作電源を供給する電源制御手段と、(4)停電時に、利用者操作により発呼要求信号を呼制御手段に与える発呼要求手段とを備え、コンピュータを、停電発生を検出すると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電停止を指示するものであり、停電中に、発呼要求信号の検出又は着呼の検出があると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電開始を指示し、通話が終了すると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電停止を指示する停電時給電制御部として機能させることを特徴とする電源制御プログラムである。
第3の本発明は、接続される1又は複数の電話端末のネットワークを介した音声通話を制御する音声通信装置において、(1)少なくとも、通話時に各電話端末に対して通話用電源を供給して、各電話端末との間で通話信号の授受を行なう加入者回路手段と、(2)各電話端末と通話相手端末との間の呼制御を行なう呼制御手段と、(3)通常時には、商用電源に基づく動作電源を加入者回路手段及び呼制御手段に対して供給し、停電時には、予め設けられた予備電源に切り替えて動作電源を供給する電源制御手段と、(4)停電時に、利用者操作により発呼要求信号を呼制御手段に与える発呼要求手段とを備え、呼制御手段が、停電発生を検出すると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電停止を指示するものであり、停電中に、発呼要求信号の検出又は着呼の検出があると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電開始を指示し、通話が終了すると、電源制御手段に対して加入者回路手段への給電停止を指示する停電時給電制御部を有することを特徴とする音声通信装置である。
本発明によれば、発呼又は着呼があった場合にのみ、音声通信機能に必要な回路に給電することができるので、装置規模を大きくすることなく、バックアップ用バッテリの消費電力を削減し、動作時間を長期化することができる。
実施形態のVoIP−TA装置の内部構成を示す内部構成図である。 実施形態に係るSIP終端部による停電時の電源制御処理のフローチャートである。
(A)主たる実施形態
以下では、本発明の電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置の主たる実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態では、通信制御プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を採用して、音声通信を行なうVoIP−TA装置の電源制御システムに、本発明を適用する場合の実施形態を例示する。
(A−1)実施形態の構成
図1は、この実施形態のVoIP−TA装置の内部構成を示す内部構成図である。
図1において、この実施形態のVoIP−TA装置10は、SIP終端部1、発呼ボタン2、電源部3、SLIC(Subscriber Line Interface Circuit)回路部4、電話機コネクタ部5、ネットワークコネクタ部6を少なくとも有して構成される。
VoIP−TA装置10は、加入者宅に設けられ、接続される加入者の電話機のIP通話を行なうものである。また、VoIP−TA装置10は、商用電源7からAC100Vの電源供給を受けて動作するものである。
ネットワークコネクタ部6は、ネットワークの接続回線と接続するインタフェース部である。ネットワークコネクタ部6は、例えば、光ファイバを終端するONU(Optical Network Unit)や回線接続するADSLモデム装置等と接続して、通信事業者が提供するネットワーク(例えばブロードバンドネットワーク等)と接続を行なうものである。
電話機コネクタ部5は、加入者の電話機(アナログ電話機)と接続するコネクタである。電話機コネクタ部5のポート数は、1個であってもよいし、複数個であってもよい。
SIP終端部1は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インタフェース部等からなる回路装置であり、CPUがROMに格納される処理プログラムを実行することによりSIP処理を行なうものである。
また、SIP終端部1は、図1に示すように、発呼検出部11、着呼検出部12、停電時給電制御部13、SIP処理部14を少なくとも有する。
SIP処理部14は、SIP終端部1の主たる機能であるSIP処理を行なうものである。つまり、SIP処理部14は、ネットワークとの間で授受する信号の通信制御プロトコル(SIP)を終端する。SIP処理部14は、ネットワーク上に存在するSIPサーバとの間で、SIPメッセージを送受信して通信処理を行なう。また、SIP処理部14は、SIPを用いた音声通話の着信検出・発信制御や、SLIC回路部4からの音声信号をパケット化して送信したり又は受信パケットを分解して得た音声信号をSLIC回路部4に与えたりする。
発呼検出部11は、発呼ボタン2からの発呼要求信号を検出すると、停電時給電制御部13に対して発呼検出を通知するものである。
ここで、発呼検出部11は、停電中に、受け取った発呼要求信号のみを検出するものとし、それ以外に発呼要求信号を受信しても処理を制限する。つまり、停電が発生していない通常時に、発呼ボタン2が押下されて、発呼要求信号が発呼検出部11に与えられても、発呼検出部11は発呼要求として検出しない。
また、発呼検出部11による発呼要求信号の検出は、いわゆるソフトウェア処理としてなされる場合を想定して説明する。
着呼検出部12は、ネットワークコネクタ部6を介してネットワークからの受信信号に基づいて着呼を検出すると、停電時制御部13に対して、着呼検出を通知するものである。
なお、図1では、説明便宜上、停電時の着呼検出を明確にするために、着呼検出部12をブロック図に記載しているが、SIP処理部13が既存技術として備えている着呼検出機能をそのまま利用するようにしてもよい。
停電時給電制御部13は、停電時に、電源部3に対して、バックアップ用電源を用いた給電又は給電の停止を指示するものである。停電時給電制御部13は、電源部3から停電検出信号を受け取り、停電発生を認識する。また、停電時給電制御部13は、停電中に、発呼検出部11の発呼検出又は着呼検出部12の着呼検出に基づいて、電源部3に対してバックアップ用電源を用いた給電又は給電の停止を指示する。
つまり、停電中の発呼検出又は着呼検出をトリガとして、SIP終端部1がソフトウェア処理で電源部3に対して電源制御を行なう。
SLIC回路部4は、接続される電話機とのインタフェース回路(加入者回路)であり、音声信号のデジタル/アナログ変換処理、電話機への給電、電話機のベル鳴動、電話機のオンフック/オフフック検出、話中音等各種トーン信号送出機能を実現するものである。
電源部3は、VoIP−TA装置10の構成要素に対して電源を供給するものである。ここでは、電源部3がSIP終端部1及びSLIC回路部4に対して給電する。
電源部3は、通常時には、商用電源7からの交流を直流に変換して、SIP終端部1及びSLIC回路部4に対して動作電源を給電する。また、停電時には、電源部3は、商用電源7からバックアップ用電源に切り替える。そして、電源部3はバックアップ用電源を用いて、SIP終端部1及びSLIC回路部4に対して動作電源を給電する。
このとき、電源部3は、SIP終端部1の処理を実行させるために、SIP終端部1に対して常時給電する。一方、SLIC回路部4の消費電力を低減するために、電源部3は、SIP終端部1の制御の下、発呼時又は着呼時のみ、SLIC回路部4に対して給電する。
電源部3は、図1に示すように、給電監視部31、バッテリ充電部32、バックアップ用電源、商用電源/バックアップ用電源切替部34を少なくとも有する。
給電監視部31は、商用電源7からの電源供給を監視するものであり、電源供給がない場合に、SIP終端部1の停電時制御部13に対して停電検出信号(例えば、アナログのレベル信号等)を通知するものである。
バッテリ充電部32は、バックアップ用電源33に対して充電を行なうものである。
バックアップ用電源33は、停電時に用いられる電源である。例えば、バックアップ用電源33は、充放電可能な2次電池等を適用することができる。なお、バックアップ用電池33の種類は、特に限定されるものではなく、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケルカドミウム蓄電池、ニッケル水素電池等を用いることができる。また、バックアップ用電源33は、例えば、太陽電池、燃料電池等のようなものであってもよい。
商用電源/バックアップ用電源切替部34は、給電監視部31により停電が検出されると、動作電源の給電元を商用電源7からバックアップ用電源33に切り替えるものである。
また、商用電源/バックアップ用電源切替部34は、バックアップ用電源33に切り替えた後、SLIC回路部4への給電を停止する。さらに、停電中に、商用電源/バックアップ用電源切替部34は、SIP終端部1の停電時給電制御部13からの制御信号に基づいて、SLIC回路部4への給電を行なうものである。
発呼ボタン2は、停電時に、利用者が発信を要求するときに、利用者操作を受けて、発呼要求信号をSIP終端部1に与えるものである。
なお、発呼要求信号がソフトウェア的にSIP終端部1に与えられるものであればよく、例えば、VoIP−TA装置10又は電話機が物理的なボタンを備え、このボタンの押下により、発呼要求信号がSIP終端部1に与えられるようにしても良い。
(A−2)実施形態の動作
次に、この実施形態のVoIP−TA装置10における停電時の電源制御処理の動作について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、実施形態に係るSIP終端部1による停電時の電源制御処理のフローチャートである。
まず、VoIP−TA装置10は商用電源7に接続されて、通常時は、商用電源7からの電源がVoIP−TA装置10に供給される。
通常時のVoIP−TA装置10では、商用電源/バックアップ用電源切替部34は、商用電源7からの交流を直流に変換して、SIP終端部1及びSLIC回路部4に給電する。
このとき、電源部3の給電監視部31は、商用電源7から供給される電圧を監視して給電がなされているか否かを判断する。
そして、停電が発生し、商用電源7からの給電がなくなると、給電監視部31は、SIP終端部1の停電時給電制御部13に停止検出信号を通知する。例えば、停止検出信号はアナログ信号のHighレベル信号、Lowレベル信号であってよく、いずれの信号を停止検出信号とすることができる。
また、商用電源7からの電源供給がなくなると、電源部3の商用電源/バックアップ用電源切替部34は、動作電源を、バックアップ用電源33に切り替える。
このとき、SIP終端部1の停電時給電制御部13に停電検出信号が与えられると(S101)、停電時給電制御部13は、SLIC回路部4への給電を停止するように指示する(S102)。
つまり、電源部3はSIP終端部1に対して常時給電を行なうが、SLIC回路部4に対しては、電源部3は動作電源を供給しない。これにより、停電時に、SLIC回路部4の電力消費をなくすことができるので、VoIP−TA装置100全体の消費電力を抑えることができる。
また、VoIP−TA装置10では、SIP終端部1がVoIP通話の発着信の待ち受けを行なう(S103)。
そして、発呼検出部11が発呼ボタン2からの発呼要求信号を検出する、又は、着呼検出部12が着呼要求を検出すると(S103)、停電時給電制御部13は、電源部3の商用電源/バックアップ用電源切替部34に対して、SLIC回路部4への給電開始を指示する(S104)。
例えば、着呼検出部12は、ネットワークを通じて、SIPサーバから電話機宛の着呼要求信号(例えばINVITEメッセージ)の受信を検出することで、着呼を検出する。
また例えば、発呼検出部11は、発呼ボタン2からの発呼要求信号を検出することで発呼を検出する。例えば、具体的には、発呼ボタン2がSIP終端部1のCPUに接続されており、発呼ボタン2からの発呼要求信号をCPUがソフトウェア動作により検出する。
なお、停電時でない場合、発呼検出部11は、発呼ボタン2からの発呼要求信号を検出しない。
また、SLIC回路部4への給電が開始されると、SLIC回路部4が電話機に対して給電を行ない、着呼時には電話機の鳴動等を行ない、又発呼時にはオンフック検出やトーン送出等を行ない、通話を可能とする。
その後、SIP終端部1において、SIP処理部14が通話終了を検出すると(S105)、停止時給電制御部13が商用電源/バックアップ用電源切替部34に対して、SLIC回路部4への給電停止を指示する(S106)。
これにより、通話を行なっている期間だけ、SLIC回路部4への給電を許容し、それ以外の期間についてSLIC回路部4への給電を制限することができる。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、この実施形態によれば、停電時かつ無通話時には、SLIC回路部の電力消費がなくなるので、VoIP−TA装置全体の消費電力を、従来に比べて低く抑えることができる。
その結果、従来装置と同一容量のバックアップ用電源を搭載するならば、従来装置に比べて、バックアップ用電源を用いた動作時間を延長することができる。
つまり、バックアップ用電源の動作時間を従来よりも長くすることができるので、同じ動作時間を確保するためのバッテリ容量を小さくでき、装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
(B)他の実施形態
(B−1)上述した実施形態では、VoIP−TA装置が、発呼ボタンを実装する場合を例示した。しかし、SIP終端部のCPUが発呼要求信号を検出することができれば、VoIP−TA装置が発呼ボタンを実装していなくてもよい。
例えば、電話機ハンドセットの操作(オンフック/オフフック)と連動するスイッチ(発呼ボタン)を電話機に実装し、スイッチ情報を電話機コネクタ部とは別線でVoIP−TA装置に引き込む。そして、例えばオフフックしたときにスイッチ情報がSIP終端部に与えられるようにすることで、ユーザがスイッチを直接操作しなくても、普通に電話をかける操作をするだけでも、同様の効果を得ることができる。
(B−2)VoIP−TA装置が収容する電話機の数は、複数であってもよい。この場合、発呼検出部又は着呼検出部は、収容する複数の電話機のうち、いずれからの発呼要求又はいずれに対する着呼であれば、停電時給電制御部はSLIC回路部への給電開始又は給電停止を指示する。
(B−3)VoIP−TA装置において、停電中に発呼要求があり、SLIC回路部への給電を行なっている場合に、SIP終端部が通話時間を管理し、所定時間以上の通話に対して、SIP終端部が強制的にSLIC回路部への給電停止を指示して、通話を強制終了できるようにしてもよい。
これにより、停電時の長時間通話を強制的に軽減することができる。なお、強制通話終了機能をONとするか又はOFFとする選択設定ができるようにしてもよい。
10…VoIP−TA装置、
1…SIP終端部、11…発呼検出部、12…着呼検出部、13…停電時給電制御部、14…SIP処理部、
3…電源部、31…給電制御部、32…バッテリ充電部、33…バックアップ用電源、34…商用電源/バックアップ用電源切替部、
2…発呼ボタン、4…SLIC回路部、5…電話機コネクタ部、6…ネットワークコネクタ部、7…商用電源。

Claims (3)

  1. 少なくとも、通話時に、接続される電話端末に対して通話用電源を供給して、上記電話端末との間で通話信号の授受を行なう加入者回路手段と、
    上記電話端末と通話相手端末との間の呼制御を行なう呼制御手段と、
    通常時には、商用電源に基づく動作電源を上記加入者回路手段及び上記呼制御手段に対して供給し、停電時には、予め設けられた予備電源に切り替えて動作電源を供給する電源制御手段と、
    停電時に、利用者操作により発呼要求信号を上記呼制御手段に与える発呼要求手段と
    を備え、
    上記呼制御手段が、
    停電発生を検出すると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電停止を指示するものであり、停電中に、上記発呼要求信号の検出又は着呼の検出があると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電開始を指示し、通話が終了すると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電停止を指示する停電時給電制御部を有する
    ことを特徴とする電源制御システム。
  2. 少なくとも、通話時に、接続される電話端末に対して通話用電源を供給して、上記電話端末との間で通話信号の授受を行なう加入者回路手段と、
    上記電話端末と通話相手端末との間の呼制御を行なう呼制御手段と、
    通常時には、商用電源に基づく動作電源を上記加入者回路手段及び上記呼制御手段に対して供給し、停電時には、予め設けられた予備電源に切り替えて動作電源を供給する電源制御手段と、
    停電時に、利用者操作により発呼要求信号を上記呼制御手段に与える発呼要求手段と
    を備え、
    コンピュータを、
    停電発生を検出すると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電停止を指示するものであり、停電中に、上記発呼要求信号の検出又は着呼の検出があると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電開始を指示し、通話が終了すると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電停止を指示する停電時給電制御部として機能させることを特徴とする電源制御プログラム。
  3. 接続される1又は複数の電話端末のネットワークを介した音声通話を制御する音声通信装置において、
    少なくとも、通話時に上記各電話端末に対して通話用電源を供給して、上記各電話端末との間で通話信号の授受を行なう加入者回路手段と、
    上記各電話端末と通話相手端末との間の呼制御を行なう呼制御手段と、
    通常時には、商用電源に基づく動作電源を上記加入者回路手段及び上記呼制御手段に対して供給し、停電時には、予め設けられた予備電源に切り替えて動作電源を供給する電源制御手段と、
    停電時に、利用者操作により発呼要求信号を上記呼制御手段に与える発呼要求手段と
    を備え、
    上記呼制御手段が、
    停電発生を検出すると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電停止を指示するものであり、停電中に、上記発呼要求信号の検出又は着呼の検出があると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電開始を指示し、通話が終了すると、上記電源制御手段に対して上記加入者回路手段への給電停止を指示する停電時給電制御部を有する
    ことを特徴とする音声通信装置。
JP2012079754A 2012-03-30 2012-03-30 電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置 Pending JP2013211655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012079754A JP2013211655A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012079754A JP2013211655A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013211655A true JP2013211655A (ja) 2013-10-10

Family

ID=49529146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012079754A Pending JP2013211655A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013211655A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015173360A (ja) * 2014-03-11 2015-10-01 株式会社ナカヨ 柔軟な停電対応機能を有する電話システム
JP2015177280A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 西日本電信電話株式会社 ゲートウェイ装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03196746A (ja) * 1989-12-26 1991-08-28 Toshiba Corp 無線電話装置
JP2005079904A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Saxa Inc 電話システム
JP2009267769A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Panasonic Corp コードレス電話機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03196746A (ja) * 1989-12-26 1991-08-28 Toshiba Corp 無線電話装置
JP2005079904A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Saxa Inc 電話システム
JP2009267769A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Panasonic Corp コードレス電話機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015173360A (ja) * 2014-03-11 2015-10-01 株式会社ナカヨ 柔軟な停電対応機能を有する電話システム
JP2015177280A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 西日本電信電話株式会社 ゲートウェイ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6804536B1 (en) Wireless communications interface
US9300815B2 (en) Power backup system
US20070223455A1 (en) Method of switching between VoIP call and traditional call
CN102104667B (zh) 手机及其挂机的方法
KR20050060989A (ko) 공중 전화망 백업 기능을 가진 브이 오 아이 피단말에서의 호 대기 서비스 방법 및 그 장치
JP2013211655A (ja) 電源制御システム、電源制御プログラム及び音声通信装置
US7123606B2 (en) Voice over IP device capable of auto-selectively dialing up public switch telephone or internet phone and the method thereof
US9444933B2 (en) Communication apparatus, method of controlling the same, and storage medium
TWI293525B (ja)
JP4238595B2 (ja) 電話システム
CN103391379A (zh) 具有待机状态支持的家庭网关
GB2422268A (en) Voice channel availability in an IP telephone exchange
JP4603417B2 (ja) 停電対応パケット電話システム
KR20060061803A (ko) 게이트웨이 장치, 내선전화 교환 시스템 및 내선전화 교환방법
JP6853089B2 (ja) 交換機及び携帯機器の充電制御方法
CN101867662A (zh) 用户通话的高阻监听装置和方法
JP4474128B2 (ja) 電話システム
US7085589B1 (en) Multifunction telephone and multifunction telephone switching system using the same
JP3480686B2 (ja) コードレス電話機
WO2004049655A1 (en) System and method for voice over ip communication
CN202197343U (zh) 一种基于局端呼叫转接业务的固话总机系统
JP6043241B2 (ja) 通信装置の動作制御方法及び通信装置
JP2000165478A (ja) 通信機器
KR20020087689A (ko) 음성 인터넷 프로토콜 게이트웨이를 위한 아날로그 전화회선 자동 전환 시스템
JP2005323259A (ja) Ip電話システムの停電対応システムおよびその方法、プログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141021

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20141021

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151027