JP2013207627A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが所定領域から退出したか否かを判定する情報処理装置を提供する。
【解決手段】通信部102は、サーバと通信を行う他、図示しないGPS(Global Positioning System)衛星からGPS情報を受信する。通信部は、サーバまたはGPS衛星から受信した情報を制御部104に出力する。なお、通信部から送信される情報には、ユーザ端末を識別するための情報、例えばユーザIDが付与される。所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得する移動情報取得部と、移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定する判定部110と、を備える。
【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
例えば特許文献1に開示されるように、インターネットを利用したソーシャルネットワークサービスの1つとして、ユーザがチェックイン(進入)した場所を他のユーザに報知するサービスが知られている。このようなサービスにより、各ユーザは、他のユーザがどの場所にチェックインしたのかを知ることができる。
特開2011−170689号公報
しかし、上記のサービスは、ユーザがある場所からチェックアウト(退出)しても、当該チェックアウトについては何ら報知することが出来なかった。このため、ユーザのチェックアウトを報知する技術が求められていた。
本開示によれば、所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得する移動情報取得部と、移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定する判定部と、を備える、情報処理装置が提供される。
本開示によれば、所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得することと、移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定することと、を含む、情報処理方法が提供される。
本開示によれば、コンピュータに、所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得する移動情報取得機能と、移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定する判定機能と、を実現させる、プログラムが提供される。
本開示に係る技術は、移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定することができる。
以上説明したように本開示によれば、移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定することができるので、ユーザのチェックアウトを報知することができる。
本開示の第1の実施形態に係るユーザ端末の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るサーバの構成を示すブロック図である。 ユーザ端末の表示部に表示される画像の一例を示す説明図である。 ユーザ端末の表示部に表示される画像の一例を示す説明図である。 ユーザ端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本開示の第2の実施形態に係るユーザ端末の構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施の形態(サーバがユーザのチェックアウトを判定する例)
1−1.ユーザ端末の構成
1−2.サーバの構成
1−3.情報処理システムによる処理
1−4.各種変形例
2.第2の実施の形態(ユーザ端末がユーザのチェックアウトを判定する例)
<1.第1の実施形態>
[1−1.ユーザ端末の構成]
第1の実施形態では、図1に示すユーザ端末200及び図2に示すサーバ100が情報処理システムを構成する。そこで、まず、図1及び図5に基づいて、ユーザ端末200の構成について説明する。
ユーザ端末200は、例えばスマートフォンであり、通信部201、入力操作部202、加速度検出部203、移動方向検出部204、表示部205、制御部206、及び記憶部207を備える。なお、ユーザ端末200はスマートフォンに限られないが、ユーザにより携行されるものであることが好ましい。ユーザ端末200は、例えば、スマートタブレット、携帯電話機、ノートパソコン等であってもよい。
ユーザ端末200は、図5に示すように、ハードウェア構成として、例えば、MPU250、ROM252、RAM254、記録媒体256、通信バス266、入出力インタフェース258、タッチパネル等の操作入力デバイス260、表示デバイス262、通信デバイス264、加速度センサ268、ジャイロセンサ270、及びGPSデバイス272等を備える。ROM252には、ユーザ端末200に、通信部201、入力操作部202、加速度検出部203、移動方向検出部204、表示部205、及び制御部206を実現させるためのプログラムが記憶されている。MPU250は、ROM252に記憶されたプログラムを読みだして実行する。
通信部201は、サーバ100と通信を行う他、図示しないGPS(Global Positioning System)衛星からGPS情報を受信する。通信部201は、サーバ100またはGPS衛星から受信した情報を制御部206に出力する。なお、通信部201から送信される情報には、ユーザ端末200を識別するための情報、例えばユーザIDが付与される。
入力操作部202は、例えばタッチパネルであり、ユーザによる入力操作に応じた入力操作情報を制御部206に出力する。加速度検出部203は、例えば加速度センサ268により実現され、ユーザ端末200に生じた加速度、即ちユーザに生じた加速度を検出する。加速度検出部203は、検出した加速度に関する加速度情報を制御部206に出力する。移動方向検出部204は、例えばジャイロセンサ270により実現され、ユーザ端末200の移動方向、即ちユーザの移動方向を検出する。移動方向検出部204は、検出した移動方向に関する移動方向情報を制御部206に出力する。表示部205は、制御部206から与えられた各種の画像を表示する。
制御部206は、ユーザ端末200の各構成要素を制御する他、以下の処理を行う。即ち、制御部206は、GPS情報に基づいて、ユーザ端末200の現在位置、即ちユーザの現在位置を検出する。制御部206は、ユーザの現在位置に関する現在位置情報を通信部201に出力する。通信部201は、現在位置情報をサーバ100に送信する。
また、制御部206は、加速度情報及び移動方向情報に基づいて、ユーザの移動方向及び当該移動方向への移動距離を検出する。即ち、ユーザは、歩行、または走行することによって振動するので、加速度検出部203は、この振動により生じた加速度を検出することができる。また、移動方向検出部204は、ユーザの歩行または走行による移動方向を検出することができる。したがって、制御部206は、加速度情報及び移動方向情報に基づいて、ユーザの移動方向及び当該移動方向への移動距離を検出することができる。
そして、制御部206は、ユーザの移動方向及び当該移動方向への移動距離に関する移動情報を生成し、通信部201に出力する。通信部201は、移動情報をサーバ100に送信する。したがって、移動情報は、ユーザの移動履歴を示す。なお、制御部206は、ユーザの移動方向が変わる毎に、移動情報を生成する。記憶部207は、ユーザ端末200が上述した処理を行うために必要な各種情報、例えばプログラム等を記憶する。
[1−2.サーバの構成]
次に、図2及び図6に基づいて、サーバ100の構成について説明する。サーバ100は、通信部102、制御部104、及び記憶部106を備える。サーバ100は、図6に示すように、ハードウェア構成として、例えば、MPU150、ROM152、RAM154、記録媒体156、通信バス166、入出力インタフェース158、キーボード等の操作入力デバイス160、表示デバイス162、及び通信デバイス164等を備える。ROM152には、サーバ100に、通信部102及び制御部104を実現させるためのプログラムが記憶されている。MPU150は、ROM152に記憶されたプログラムを読みだして実行する。
通信部(移動情報取得部)102は、1または複数のユーザ端末200と通信を行い、これにより得られた情報を制御部104に出力する。制御部104は、サーバ100の各構成要素を制御する他、判定部110及び通知処理部112としても機能する。判定部110は、移動情報に基づいて、ユーザが所定領域(例えば、ユーザがチェックインを行った施設)から退出(チェックアウト)したか否かを判定する。通知処理部112は、ユーザに対し、チェックアウトを行ったか否かを問い合わせる処理等を行なう。また、制御部104は、ユーザがチェックインした施設を認識する処理等を行なう。記憶部106は、サーバ100が上述した処理を行うために必要な各種情報、例えばプログラムや各種地図情報等を記憶する。この地図情報には、各施設の名称、住所等が記録されている。また、複合施設に関する情報には、複合施設内のテナント施設に関する情報が関連付けられている。
[1−3.情報処理システムによる処理]
[1−3−1.チェックイン処理]
次に、情報処理システムによる処理の手順について説明する。まず、チェックイン処理について説明する。ユーザ端末200の通信部201は、GPS衛星からGPS情報を受信する。通信部201は、GPS情報を制御部206に出力する。制御部206は、GPS情報に基づいて、ユーザ端末200の現在位置、即ちユーザの現在位置を検出する。制御部206は、ユーザの現在位置に関する現在位置情報を通信部201に出力する。通信部201は、ユーザID及び現在位置情報をサーバ100に送信する。
サーバ100の通信部102は、ユーザID及び現在位置情報を受信し、制御部104に出力する。制御部104は、ユーザID、現在位置情報、及び地図情報に基づいて、ユーザの現在位置から所定範囲内に存在する施設を検出する。なお、制御部104は、各種の情報に基づいて施設を絞り込んでもよい。例えば、制御部104は、ユーザの予定に関する情報が与えられている場合には、その予定に基づいて施設を検出してもよい。例えば、制御部104は、ユーザが友人と遊ぶ予定となっている場合、遊戯施設を優先的に検出してもよい。また、制御部104は、ユーザが旅行中または移動中であるという情報が与えられている場合には、駅や空港といった公共交通機関の施設を優先的に検出してもよい。また、制御部104は、時間帯に基づいて施設を検出してもよい。例えば、制御部104は、昼食時の時間帯であれば、飲食施設を優先的に検出してもよい。また、制御部104は、ユーザの友人がユーザの近くに存在する場合、友人が存在する施設を優先的に検出してもよい。また、制御部104は、ユーザが複合施設(複数のテナント施設の集合体、例えば複合商業施設)にチェックインしている場合、テナント施設を優先的に検出してもよい。この場合、複合施設に関する情報とテナント施設に関する情報とが関連付けられていることが好ましい。これにより、制御部104は、テナント施設を容易に検索することができる。
制御部104は、検出された施設がリスト表示された施設リスト情報を生成し、通信部102に出力する。なお、制御部104は、複合施設を構成する施設を検出した場合、複合施設の地図情報を施設リスト情報に含めてもよい。通信部102は、制御部104から与えられた施設リスト情報をユーザ端末200に出力する。
次いで、ユーザ端末200の通信部201は、施設リスト情報を受信し、制御部206に出力する。制御部206は、表示部206に施設リスト情報を表示する。ユーザは、自己がチェックインした施設を施設リスト情報から選択する。具体的には、ユーザは、自己がチェックインした施設を示すリストにタッチする。入力操作部202は、ユーザによる入力操作に応じた入力操作情報を制御部206に出力する。制御部206は、入力操作情報及び施設リスト情報に基づいて、ユーザがチェックインした施設、即ちチェックイン施設を認識する。制御部206は、入力操作情報が与えられた時刻をチェックイン時刻とする。次いで、制御部206は、ユーザID、チェックイン施設及びチェックイン時刻に関するチェックイン情報を生成する。
一方、通信部201は、GPS衛星からGPS情報を受信する。通信部201は、GPS情報を制御部206に出力する。制御部206は、GPS情報に基づいて、ユーザの現在位置を検出する。制御部206は、ユーザの現在位置に関する現在位置情報を生成する。次いで、制御部206は、チェックイン情報及び現在位置情報を関連付けて記憶部207に記憶し、通信部201に出力する。通信部201は、ユーザID、チェックイン情報、及び現在位置情報をサーバ100に送信する。
サーバ100の通信部102は、ユーザID、チェックイン情報、及び現在位置情報を受信し、制御部104に送信する。制御部104は、これらの情報を関連付けて記憶部106に記憶する。なお、制御部104は、あるユーザのチェックイン情報がテナント施設へのチェックインを示すチェックイン情報、即ちテナント施設チェックイン情報となる場合には、以下の処理を行う。即ち、制御部104は、地図情報に基づいて、テナント施設を含む複合施設を特定し、記憶部106に記憶された同じユーザのチェックイン情報から、当該特定された複合施設へのチェックインを示すチェックイン情報、即ち複合施設チェックイン情報を検索する。次いで、制御部104は、複合施設チェックイン情報とテナント施設チェックイン情報とを関連付ける。
次いで、制御部104は、各ユーザの最新のチェックイン情報を記憶部106から取得する。制御部104は、最新のチェックイン情報がテナント施設チェックイン情報となる場合、最新のチェックイン情報に関連付けられた複合施設チェックイン情報も取得する。次いで、制御部104は、取得したチェックイン情報を集約することで、チェックインリスト情報を生成する。チェックイン情報は、各ユーザのチェックイン情報がユーザ毎に異なる行に格納されたリストである。なお、制御部104は、チェックイン時刻から現在時刻までの時間が所定時間(例えば3時間)以内のチェックイン情報のみを集約してもよい。また、制御部104は、チェックインリスト情報を構成するチェックイン情報を、チェックイン時刻の降順(現在時刻に近い順)でソートしてもよい。制御部104は、チェックインリスト情報を通信部201に出力し、通信部201は、チェックインリスト情報を各ユーザ端末200に送信する。
ユーザ端末200の通信部201は、チェックインリスト情報を受信し、制御部206に出力する。制御部206は、チェックインリスト情報を構成するチェックイン情報のうち、自ら生成したチェックイン情報、即ちユーザ自身のチェックイン情報をチェックインリスト情報の最上段に配置する。次いで、制御部206は、チェックインリスト情報を表示部205に表示する。
表示例を図3に示す。ユーザ「TK」が複合施設「ライズド」にチェックインした場合、ユーザ「TK」のユーザ端末200には、チェックインリスト情報Aが表示される。図3に示すように、ユーザ「TK」自身のチェックイン情報はチェックインリスト情報Aの最上段に配置される。また、他のユーザのチェックイン情報は、ユーザ「TK」のチェックイン情報の下方に配置される。他のユーザのチェックイン情報については、過去3時間分のチェックイン情報(即ち、チェックイン時刻から現在時刻までの時間が3時間以内のチェックイン情報)が表示される。また、チェックイン時刻そのものではなく、現在時刻とチェックイン時刻との差分が表示される。
その後、ユーザ「TK」が複合施設「ライズド」のテナント施設「XXXX」にチェックインした場合、ユーザ端末200には、チェックインリスト情報Bが表示される。チェックインリスト情報Bは、複合施設「ライズド」へのチェックインを示すチェックイン情報とテナント施設「XXXX」へのチェックインを示すチェックイン情報とが関連付けられている。
[1−3−2.チェックアウト処理]
次に、情報処理システムが行なうチェックアウト処理について説明する。情報処理システムは、チェックアウト処理をユーザ毎に行なう。まず、サーバ100の判定部110は、最新のチェックイン情報及びこのチェックイン情報に関連付けられた現在位置情報を記憶部106から取得する。次いで、判定部110は、最新のチェックイン情報に基づいて、チェックイン施設の広さを判定する。次いで、判定部110は、チェックイン施設の広さに基づいて、距離閾値を設定する。距離閾値は、チェックイン施設が広くなるほど大きくなる。距離閾値は、例えば、以下のように設定されればよい。即ち、判定部110は、チェックイン施設を大型施設、中型施設、小型施設のいずれかに分類する。次いで、判定部110は、チェックイン施設の分類に基づいて、距離閾値を設定する。この場合、施設の分類毎に距離閾値が設定されている。例えば、大型施設に対する距離閾値は500m、中型施設に対する距離閾値は100m、小型施設に対する距離閾値は20mに設定されている。大型施設は例えば複合施設であり、中型施設は例えば映画館であり、小型施設は例えば飲食店である。
次いで、判定部110は、現在位置情報が示すユーザの位置を移動軌跡の起点とする。一方、ユーザ端末200の加速度検出部203は、ユーザに生じた加速度を検出し、検出した加速度に関する加速度情報を制御部206に出力する。また、移動方向検出部204は、ユーザの移動方向を検出し、検出した移動方向に関する移動方向情報を制御部206に出力する。次いで、制御部206は、加速度情報及び移動方向情報に基づいて、ユーザの移動方向及び当該移動方向への移動距離を検出する。
次いで、制御部206は、ユーザの移動方向及び当該移動方向への移動距離に関する移動情報を生成し、通信部201に出力する。通信部201は、ユーザID及び移動情報をサーバ100に送信する。なお、制御部206は、ユーザの移動方向が変わる毎に、移動情報を生成する。
次いで、サーバ100の通信部102は、移動情報を受信し、判定部110に出力する。判定部110は、移動情報に基づいて、ユーザの移動軌跡を算出する。移動軌跡の起点は上述したとおり、現在位置情報が示すユーザの位置である。判定部110は、移動情報が与えられる毎に、移動軌跡を更新する。
判定部110は、移動軌跡を更新する一方、以下の判定処理を行なう。即ち、判定部110は、ユーザが移動した直線距離、即ち移動軌跡の起点から終点までの距離を算出する。次いで、判定部110は、直線距離が上述した距離閾値以上であるか否かを判定する。判定部110は、直線距離が距離閾値以上であると判定した場合には、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトした可能性があると判定し、その旨の距離判定結果情報を通知処理部114に出力する。一方、判定部110は、直線距離が距離閾値未満であると判定した場合には、判定処理を終了する。その後、判定部110は、直線距離が距離閾値以上となるまで、直線距離の更新及び判定処理を繰り返して行なう。
なお、判定部110は、以下の理由により、ユーザの移動距離(ユーザ端末200により算出される移動距離を加算したもの)ではなく、ユーザが移動した直線距離と距離閾値とを比較する。即ち、ユーザは、チェックイン施設内で動く可能性があるので、ユーザの移動距離は、ユーザがチェックインを継続している場合であっても、ユーザの移動に伴って増加する。したがって、ユーザの移動距離は、ユーザがチェックインを継続している場合であっても、距離閾値以上となる可能性がある。一方、直線距離は、ユーザがチェックインを継続している限り、一定の範囲内に収まるので、距離閾値以上となる可能性が低くなる。そこで、判定部110は、直線距離と距離閾値とを比較する。
通知処理部114は、判定部110から距離判定結果情報が与えられた場合には、チェックイン施設からチェックアウトしたか否かをユーザに問い合わせる旨の問い合わせ情報を生成し、通信部102に出力する。通信部102は、問い合わせ情報をユーザ端末200に送信する。ユーザ端末200の通信部201は、問い合わせ情報を受信し、制御部206に出力する。制御部206は、問い合わせ情報を表示部205に表示する。問い合わせ情報の表示例を図4に示す。図4では、問い合わせ情報の一例として、問い合わせ情報Dが表示されている。問い合わせ情報Dは、チェックイン施設からチェックアウトしたか否かを問い合わせる文章と、「OK」ボタンと、「キャンセル」ボタンとを含む。ユーザは、チェックイン施設からチェックアウトした場合、「OK」ボタンにタッチする。一方、ユーザは、チェックイン施設へのチェックインを継続している場合、「キャンセル」ボタンにタッチする。入力操作部202は、入力操作に応じた入力操作情報を制御部206に出力する。制御部206は入力操作情報に基づいて、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトしたか否かを判定し、判定結果に関するユーザ意思判定情報を通信部201に出力する。通信部201は、ユーザID及びユーザ意思判定情報をサーバ100に送信する。
サーバ100の通信部102は、ユーザ意思判定情報を受信し、判定部110に出力する。判定部110は、ユーザ意思判定情報に基づいて、ユーザがチェックアウトしたか否かを認識する。判定部110は、ユーザがチェックアウトしたと認識した場合、現在時刻をチェックアウト時刻とする。そして、判定部110は、ユーザID、ユーザがチェックアウトしたチェックイン施設、即ちチェックアウト施設、及びチェックアウト時刻に関するチェックアウト情報を生成し、通信部102に出力する。通信部102は、チェックアウト情報を各ユーザ端末200に送信する。一方、判定部110は、ユーザがチェックアウトしていないと認識した場合には、直線距離が距離閾値以上となるまで、上述した直線距離の更新及び判定処理を繰り返して行う。
各ユーザ端末200の通信部201は、チェックアウト情報を受信し、制御部206に出力する。制御部206は、チェックインリスト情報を構成するチェックイン情報のうち、チェックアウト情報に対応する情報(即ち、チェックアウト施設を示すチェックイン情報)をチェックアウト情報で更新する。制御部206は、更新されたチェックインリスト情報を表示部205に表示する。図3に、チェックインリスト情報の一例として、チェックインリスト情報Cを示す。チェックインリスト情報Cでは、ユーザ「TK」の最新のチェックイン情報が、チェックアウト情報で更新されている。
以上により、第1の実施形態に係るサーバ100は、ユーザ端末200から送信された移動情報に基づいて、ユーザが所定領域、例えばチェックイン施設から退出したか否かを判定することができる。したがって、サーバ100は、ユーザが所定領域からチェックアウトした場合には、その旨を他のユーザに報知することができる。例えば、上述したように、サーバ100は、チェックアウト情報を各ユーザ端末200に送信することができる。これにより、各ユーザは、他のユーザのチェックイン情報のみならず、チェックアウト情報を確認することができるので、他のユーザの所在をより正確に把握することができる。
さらに、サーバ100は、ユーザの移動距離に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定するので、ユーザが所定領域から退出したか否かをより正確に判定することができる。
さらに、サーバ100は、ユーザが移動した直線距離が所定の距離閾値以上である場合に、ユーザが所定領域から退出したと判定するので、ユーザが所定領域から退出したか否かをより正確に判定することができる。
さらに、サーバ100は、所定領域の大きさに基づいて、距離閾値を設定するので、ユーザが所定領域から退出したか否かをより正確に判定することができる。
なお、サーバ100は、ユーザ端末200から与えられた現在位置情報に基づいて、直線距離を算出してもよい。また、サーバ100は、時間帯に応じて距離閾値を変更してもよい。
[1−4.各種変形例]
[1−4−1.第1の変形例]
次に、第1の実施形態の各種変形例について説明する。これらの変形例は、チェックアウト処理が上述した処理(以下、「基本処理」とも称する)と異なるので、チェックアウト処理について説明する。まず、第1の変形例について説明する。
まず、サーバ100は、チェックイン情報に基づいて、ユーザが移動物体(例えば電車や自動車等)にチェックイン(即ち、搭乗)したか否かを判定する。サーバ100は、ユーザが移動物体にチェックインしたと判定した場合には、振動検出要求情報を生成し、通信部102に出力する。通信部102は、振動検出要求情報を、移動物体にチェックインしたユーザのユーザ端末200に送信する。一方、サーバ100は、ユーザが移動物体以外の移設にチェックインしたと判定した場合には、基本処理を行なう。
ユーザ端末200の通信部201は、振動検出要求情報を受信した場合には、振動検出要求情報を制御部206に出力する。制御部206は、加速度検出部203に加速度を検出させる。加速度検出部203は、ユーザに生じた加速度を検出し、検出した加速度に関する加速度情報を制御部206に出力する。制御部206は、加速度情報が与えられた時刻を加速度検出時刻として検出し、加速度検出時刻に関する加速度検出時刻情報及び加速度情報を通信部201に出力する。通信部201は、ユーザID、加速度情報、及び加速度検出時刻情報からなる情報を移動情報としてサーバ100に送信する。ここで、上述したように、ユーザが振動することによってユーザに加速度が生じる。したがって、加速度情報は、ユーザに生じた振動の大きさを示す。この振動は、ユーザの歩行や走行のみならず、ユーザが移動物体にチェックインしている場合にも生じる。
即ち、第1の変形例は、ユーザが移動物体にチェックインした場合に実行される。ユーザが移動物体にチェックインした場合、ユーザが移動物体へのチェックインを継続していても、ユーザの移動距離や直線距離は増加する。そこで、サーバ100は、ユーザが移動物体にチェックインした場合には、第1の変形例に係るチェックアウト処理を行う。
サーバ100の通信部102は、移動情報を受信し、判定部110に出力する。判定部110は、移動情報に基づいて、ユーザに生じた振動のパターンである振動パターンを検出する。この振動パターンは、ユーザが移動物体にチェックインしてからの各時刻と、ユーザに生じた振動の大きさ(加速度の大きさ)との対応関係を示すものである。
判定部110は、ユーザの振動パターンを更新する一方、以下の判定処理を行なう。即ち、判定部110は、ユーザの振動パターンが、移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行したか否かを判定する。なお、この判定の具体的な方法は、例えば、特開2010−198595号公報に開示されている。判定部110は、ユーザの振動パターンが、移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行したと判定した場合には、ユーザが移動物体からチェックアウトした可能性があると判定し、その旨の振動判定結果情報を通知処理部114に出力する。一方、判定部110は、ユーザの振動パターンが、移動物体の振動パターンを維持していると判定した場合には、判定処理を終了する。その後、判定部110は、ユーザの振動パターンが、移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行するまで、振動パターンの更新及び判定処理を繰り返して行なう。第1の変形例では、例えば、ユーザが電車からチェックアウト(降りた)場合に、ユーザが電車からチェックアウトしたと判定されることとなる。
通知処理部114は、判定部110から振動判定結果情報が与えられた場合には、チェックイン施設、即ち移動物体からチェックアウトしたか否かをユーザに問い合わせる旨の問い合わせ情報を生成し、通信部102に出力する。その後の処理は基本処理と同様である。
以上により、サーバ100は、振動パターンに基づいて、ユーザが所定領域である移動物体からチェックアウトしたか否かを判定する。したがって、サーバ100は、ユーザが移動物体にチェックインした場合であっても、ユーザが移動物体からチェックアウトしたか否かをより正確に判定することができる。
[1−4−2.第2の変形例]
第2の変形例は、第1の変形例の判定処理を以下のように変更したものである。即ち、判定部110は、ユーザの振動パターンが所定領域である第1の移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行したという第1の条件が満たされるか否かを判定する。判定部110は、第1の条件が満たされると判定した場合には、ユーザの振動パターンが第2の移動物体の振動パターンに移行したという第2の条件が満たされるか否かを判定する。判定部110は、第2の条件が満たされる場合には、ユーザが第1の移動物体からチェックアウトした可能性があると判定し、その旨の振動判定結果情報を通知処理部114に出力する。一方、判定部110は、第1の条件及び第2の条件のうちいずれかが満たされないと判定した場合には、判定処理を終了する。その後、判定部110は、ユーザの振動パターンが第1の条件及び第2の条件を満たすまで、振動パターンの更新及び判定処理を繰り返して行なう。
通知処理部114は、判定部110から振動判定結果情報が与えられた場合には、チェックイン施設、即ち第1の移動物体からチェックアウトしたか否かをユーザに問い合わせる旨の問い合わせ情報を生成し、通信部102に出力する。その後の処理は基本処理と同様である。第2の変形例では、例えば、ユーザが電車からチェックアウトし、その後、タクシーにチェックインした場合に、ユーザが電車からチェックアウトしたと判定されることとなる。
以上により、サーバ100は、ユーザの振動パターンが、所定領域である第1の移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行し、さらに第2の移動物体の振動パターンに移行した場合に、ユーザが第1の移動物体から退出したと判定する。したがって、サーバ100は、ユーザが移動物体からチェックアウトしたか否かをより正確に判定することができる。
[1−3−3.第3の変形例]
次に、第3の変形例について説明する。第3の変形例では、サーバ100は、チェックイン情報を移動情報としてチェックアウト処理を行なう。具体的には、サーバ100は、チェックイン情報にもとづいて、チェックイン時刻、即ちユーザが施設にチェックインした時刻を認識する。判定部110は、現時点からチェックイン時刻(進入地点)までの滞在時間を算出する。その後、判定部110は、ユーザの滞在時間を更新する一方、以下の判定処理を行なう。即ち、判定部110は、ユーザの滞在時間が所定の下限時間閾値以上であるか否かを判定する。判定部110は、ユーザの滞在時間が下限時間閾値未満であると判定した場合には、ユーザがチェックイン施設に留まっていると判定し、判定処理を終了する。その後、判定部110は、滞在時間が下限時間閾値以上となるまで、振動パターンの更新及び判定処理を繰り返して行なう。
判定部110は、ユーザの滞在時間が下限時間閾値以上であると判定した場合には、さらに、ユーザの滞在時間が所定の上限時間閾値以上であるか否かを判定する。判定部110は、ユーザの滞在時間が所定の上限時間閾値以上であると判定した場合には、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトしたと判定し、チェックアウト情報を生成する。通信部102は、チェックアウト情報を各ユーザ端末200に送信する。即ち、この場合、サーバ100は、ユーザにチェックアウトの有無を問い合わせることなく(即ち、強制的に)、チェックアウト情報を生成する。一方、サーバ100は、ユーザの滞在時間が上限時間閾値未満であると判定した場合には、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトした可能性があると判定し、その旨の時間判定結果情報を通知処理部112に出力する。なお、上限時間閾値及び下限時間閾値は、施設の種類ごとに設定されることができる。例えば、飲食店に対する下限時間閾値は15分、上限時間閾値は2時間程度とされることができる。また、映画館に対する下限時間閾値は90分、上限時間閾値は4時間程度とされることができる。上限時間閾値及び下限時間閾値は、時間帯によって変更されてもよい。例えば、飲食店に対する下限時間閾値は、昼食時の時間帯では15分、夕食時の時間帯では1時間とされることができる。
通知処理部114は、判定部110から時間判定結果情報が与えられた場合には、チェックイン施設からチェックアウトしたか否かをユーザに問い合わせる旨の問い合わせ情報を生成し、通信部102に出力する。その後の処理は基本処理と同様である。
このように、第3の変形例では、ユーザの滞在時間に基づいて、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトしたか否かが判定される。このように判定可能な理由は以下の通りである。即ち、ユーザの滞在時間は、施設の種類によってある程度予測可能である。例えば、ユーザが飲食店に滞在する時間は、15分〜2時間停止と予測される。したがって、ユーザの滞在時間に基づいて、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトしたか否かを判定することが可能となる。
以上により、第3の変形例に係るサーバ100は、ユーザの滞在時間に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定するので、ユーザが所定領域から退出したか否かをより正確に判定することができる。
さらに、サーバ100は、ユーザの滞在時間が所定の下限時間閾値未満となる場合に、ユーザが所定領域に留まっていると判定するので、ユーザが所定領域から退出したか否かをより正確に判定することができる。
さらに、サーバ100は、ユーザの滞在時間が所定の上限時間閾値以上となる場合に、ユーザが所定領域から退出したと判定するので、ユーザが所定領域から退出したか否かをより正確に判定することができる。
[1−3−4.第4の変形例]
次に、第4の変形例について説明する。ユーザ端末200は、ユーザがチェックイン施設で会計を行った場合には、その旨を示す会計情報を移動情報としてサーバ100に送信する。サーバ100の判定部110は、移動情報が与えられた場合に、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトした可能性があると判定し、その旨の会計判定結果情報を通知処理部112に出力する。通知処理部112は、会計判定結果情報が与えられた場合に、問い合わせ情報を生成する。その後の処理は上述した基本処理と同様である。サーバ100は、この処理によっても、ユーザが所定領域からチェックアウトしたか否かをより正確に判定することができる。
[1−3−5.第5の変形例]
次に、第5の変形例について説明する。この変形例では、ユーザ端末200は、ユーザの高度を検出する高度検出部(例えば気圧センサ等)を備える。ユーザ端末200は、ユーザの高度に関する高度情報を移動情報としてサーバ100に送信する。サーバ100の判定部110は、ユーザの高度がチェックイン時から所定の変動量以上変動した場合に、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトした可能性があると判定し、その旨の高度判定結果情報を通知処理部112に出力する。通知処理部112は、高度判定結果情報が与えられた場合に、問い合わせ情報を生成する。その後の処理は上述した基本処理と同様である。サーバ100は、この処理によっても、ユーザが所定領域からチェックアウトしたか否かをより正確に判定することができる。
[1−3−6.第6の変形例]
次に、第6の変形例について説明する。ユーザ端末200の制御部206は、加速度検出部203から与えられた加速度情報に基づいて、ユーザの移動速度を検出する。制御部206は、移動速度に関する移動速度情報を移動情報として通信部201に出力する。通信部201は、移動情報をサーバ100に送信する。サーバ100の判定部110は、ユーザの移動速度の大きさが所定の速度閾値以上となった場合に、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトした可能性があると判定し、その旨の速度判定結果情報を通知処理部112に出力する。通知処理部112は、速度判定結果情報が与えられた場合に、問い合わせ情報を生成する。その後の処理は上述した基本処理と同様である。サーバ100は、この処理によっても、ユーザが所定領域からチェックアウトしたか否かをより正確に判定することができる。速度閾値は、施設の大きさによって変更されてもよい。例えば、複合施設に対する速度閾値は、テナント施設に対する速度閾値よりも大きくてもよい。複合施設の方がテナント施設よりも大きいので、ユーザは、複合施設内をテナント施設内よりも早く移動する可能性が高いからである。
なお、上述した基本処理と各変形例とを任意に組み合わせることも可能である。例えば、サーバ100は、基本処理と第3の変形例と第4の変形例とを組み合わせることができる。この場合、サーバ100の判定部110は、直線距離が距離閾値以上となる場合に、ユーザの滞在時間と下限時間閾値及び上限時間閾値とを比較する。そして、判定部110は、ユーザの滞在時間が下限時間閾値以上上限時間閾値未満となる場合に、ユーザ端末200から会計情報が与えられたか否かを判定する。そして、判定部110は、ユーザ端末200から会計情報が与えられた場合に、ユーザがチェックイン施設からチェックアウトした可能性があると判定する。基本処理と各変形例とが組み合わされることで、判定の精度が向上する。
<2.第2の実施の形態>
次に、本開示の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、上述したサーバ100による処理の一部をユーザ端末自身に行わせるものである。即ち、図7に示すように、第2の実施形態に係るユーザ端末300は、通信部301、入力操作部302、加速度検出部303、移動方向検出部304、表示部305、及び制御部306を備える。ユーザ端末300のハードウェア構成はユーザ端末200と同様である。
通信部301、入力操作部302、加速度検出部303、移動方向検出部304、及び表示部305は、第1の実施形態に係る通信部201、入力操作部202、加速度検出部203、移動方向検出部204、表示部205と同様の処理を行なう。ただし、通信部301は、チェックアウト情報等をサーバ100に送信する。
制御部306は、ユーザ端末300の各構成要素を制御し、制御部206と同様の処理を行なう他、移動情報取得部307、判定部308、及び通知処理部309としても機能する。移動情報取得部307は、加速度検出部303及び移動方向検出部304から加速度情報及び移動方向情報を取得し、これらの情報に基づいて、第1の実施形態と同様の移動情報を生成する。そして、移動情報生成部307は、移動情報を判定部308に出力する。判定部308及び通知処理部309は、第1の実施形態に係る判定部110及び通知処理部112と同様の処理を行なう。ただし、通知処理部309は、問い合わせ情報を表示部305に表示する。また、判定部308は、判定部110と同様の処理により生成されたチェックアウト情報を通信部301に出力し、通信部301は、これらの情報をサーバ100に送信する。サーバ100は、第2の実施形態では、チェックイン情報及びチェックアウト情報に基づくチェックインリスト情報の生成、配信等を行なえばよい。
第2の実施形態に係るユーザ端末300は、第1の実施形態と同様の処理を行うことができる。また、ユーザ端末300は、第1の実施形態の各変形例に係る処理も行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得する移動情報取得部と、
前記移動情報に基づいて、ユーザが前記所定領域から退出したか否かを判定する判定部と、を備える、情報処理装置。
(2)
前記移動情報には、ユーザの移動距離に関する情報が含まれ、
前記判定部は、ユーザの移動距離に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定する、前記(1)記載の情報処理装置。
(3)
前記移動情報には、ユーザの移動方向及び前記移動方向への移動距離に関する情報が含まれ、
前記判定部は、ユーザの移動方向及び前記移動方向への移動距離に基づいて、ユーザが移動した直線距離を算出し、前記直線距離が所定の距離閾値以上である場合に、ユーザが前記所定領域から退出したと判定する、前記(2)記載の情報処理装置。
(4)
前記判定部は、前記所定領域の大きさに基づいて、前記距離閾値を設定する、前記(3)記載の情報処理装置。
(5)
前記移動情報には、ユーザに生じた振動に関する情報が含まれ、
前記判定部は、前記移動情報に基づいて、ユーザに生じた振動のパターンである振動パターンを検出し、前記振動パターンに基づいて、ユーザが前記所定領域から退出したか否かを判定する、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(6)
前記判定部は、前記ユーザの振動パターンが、前記所定領域である移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行した場合に、ユーザが前記所定領域から退出したと判定する、前記(5)記載の情報処理装置。
(7)
前記判定部は、前記ユーザの振動パターンが、前記所定領域である第1の移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行し、さらに第2の移動物体の振動パターンに移行した場合に、ユーザが前記所定領域から退出したと判定する、前記(6)記載の情報処理装置。
(8)
前記移動情報には、ユーザが前記所定領域に進入した進入時点に関する情報が含まれ、
前記判定部は、前記進入時点から現時点までの滞在時間に基づいて、ユーザが前記所定領域から退出したか否かを判定する、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記判定部は、前記滞在時間が所定の下限時間閾値未満となる場合に、ユーザが前記所定領域に留まっていると判定する、前記(8)記載の情報処理装置。
(10)
前記判定部は、前記滞在時間が所定の上限時間閾値以上となる場合に、ユーザが前記所定領域から退出したと判定する、前記(8)または(9)記載の情報処理装置。
(11)
所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得することと、
前記移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定することと、を含む、情報処理方法。
(12)
コンピュータに、
所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得する移動情報取得機能と、
前記移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定する判定機能と、を実現させる、プログラム。
100 サーバ
102 通信部
110 判定部
112 通知処理部
200、300 ユーザ端末
307 移動情報取得部
308 判定部
309 通知処理部

Claims (12)

  1. 所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得する移動情報取得部と、
    前記移動情報に基づいて、ユーザが前記所定領域から退出したか否かを判定する判定部と、を備える、情報処理装置。
  2. 前記移動情報には、ユーザの移動距離に関する情報が含まれ、
    前記判定部は、ユーザの移動距離に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記移動情報には、ユーザの移動方向及び前記移動方向への移動距離に関する情報が含まれ、
    前記判定部は、ユーザの移動方向及び前記移動方向への移動距離に基づいて、ユーザが移動した直線距離を算出し、前記直線距離が所定の距離閾値以上である場合に、ユーザが前記所定領域から退出したと判定する、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部は、前記所定領域の大きさに基づいて、前記距離閾値を設定する、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記移動情報には、ユーザに生じた振動に関する情報が含まれ、
    前記判定部は、前記移動情報に基づいて、ユーザに生じた振動のパターンである振動パターンを検出し、前記振動パターンに基づいて、ユーザが前記所定領域から退出したか否かを判定する、請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、前記ユーザの振動パターンが、前記所定領域である移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行した場合に、ユーザが前記所定領域から退出したと判定する、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、前記ユーザの振動パターンが、前記所定領域である第1の移動物体の振動パターンからユーザの歩行時の振動パターンに移行し、さらに第2の移動物体の振動パターンに移行した場合に、ユーザが前記所定領域から退出したと判定する、請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記移動情報には、ユーザが前記所定領域に進入した進入時点に関する情報が含まれ、
    前記判定部は、前記進入時点から現時点までの滞在時間に基づいて、ユーザが前記所定領域から退出したか否かを判定する、請求項1記載の情報処理装置。
  9. 前記判定部は、前記滞在時間が所定の下限時間閾値未満となる場合に、ユーザが前記所定領域に留まっていると判定する、請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記判定部は、前記滞在時間が所定の上限時間閾値以上となる場合に、ユーザが前記所定領域から退出したと判定する、請求項8記載の情報処理装置。
  11. 所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得することと、
    前記移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定することと、を含む、情報処理方法。
  12. コンピュータに、
    所定領域に進入したユーザの移動履歴に関する移動情報を取得する移動情報取得機能と、
    前記移動情報に基づいて、ユーザが所定領域から退出したか否かを判定する判定機能と、を実現させる、プログラム。


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